JP2002001845A - 台紙付きラベルの製造装置 - Google Patents

台紙付きラベルの製造装置

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JP2002001845A
JP2002001845A JP2000183929A JP2000183929A JP2002001845A JP 2002001845 A JP2002001845 A JP 2002001845A JP 2000183929 A JP2000183929 A JP 2000183929A JP 2000183929 A JP2000183929 A JP 2000183929A JP 2002001845 A JP2002001845 A JP 2002001845A
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guide roller
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Yukio Takase
幸雄 高瀬
Masaki Hieda
正樹 稗田
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Gunze Ltd
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Gunze Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 通常のラベル製造と、鏡像ラベル製造
と、既製の離型紙付きのラベルに印刷、ラベル用紙のカ
ットを行なうラベル製造とを1つの装置で出来る台紙付
きラベルの製造装置を提供する。 【解決手段】 ラベル用紙の巻出し装置11と、プリン
タ6と、接着剤塗布装置20と、ダイカット装置30
と、離型紙送り出し装置52と、台紙付きラベルの引取
り装置とを備え、プリンタで印刷後送り出されたラベル
用紙が接着剤塗布装置内を走行する方向を反転させる第
1のガイドローラ群10、12、13、14、18を、
周囲に配置し、ダイカット装置内を走行する方向を反転
させる第2のガイドローラ群48、46、40、42を
ダイカット装置の周囲に配置し、第1のガイドローラ群
及び第2のガイドローラ群を選択的に使用可能に構成し
又、ラベル巻取り装置及び離型紙送り出し装置を選択的
に使用可能に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はラベルの製造装置に関す
る。詳しくは、裏面に粘着性接着剤を塗布し、離型紙を
貼合わせたタックラベルの製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、裏面に粘着性接着剤を塗布し、離
型紙を貼合わせたタックラベルの製造装置としては、ラ
ベル用紙から成る連続のシートを巻出機から巻出し、プ
リンタへ供給してシートの片面にマークや文字等を印刷
する。次いで、ホットメルト樹脂から成る接着剤を溶融
し塗布する接着剤塗布装置により反対面にホットメルト
樹脂から成る接着剤を塗布し、その接着剤を塗布した面
に離型紙の連続シートを貼合わせる。次に、ダイカット
装置に供給してラベル用紙を所定の形にカットし、離型
紙付きのラベルを巻取機により巻取る一連の装置を備え
るものがある。
【0003】又、透明なラベル用紙の片面にマークや文
字等の鏡像、すなわち、裏返しの形を印刷し、その印刷
した面に接着剤を塗布する。そして、その接着剤塗布面
に離型紙の連続シートを貼合わせ、次にダイカット装置
に供給してラベル用紙を所定の形にカットスル。このよ
うにして、離型紙付きのラベルを巻取機により巻取る一
連の装置を備えるものもある。
【0004】又、予めラベル用紙と離型紙とが粘着性接
着剤を介して貼り合わされた既製の連続シートを巻出機
から巻出し、プリンタへ供給してシートの片面にマーク
や文字等を印刷する。次に、ダイカット装置に供給して
ラベル用紙を所定の形にカットし、離型紙付きのラベル
を巻取機により巻取る一連の装置を備えるものがある。
【0005】ラベルの種類は多種多様であり、ニーズに
対応するためにはこれらの各種のラベル製造装置を用意
する必要がある。しかし、設置機種を増やすことは、設
備費、要員、メンテナンス、稼働率のいずれの点からも
コストアップの要因となり、改善策が望まれていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題に
鑑み、ラベル用紙に印刷、離型紙の貼付、ラベル用紙の
カットを行なう通常のラベル製造と、ラベル用紙に鏡像
印刷、離型紙の貼付、ラベル用紙のカットを行なう通常
の鏡像ラベル製造と、既製の離型紙付きのラベルに印
刷、ラベル用紙のカットを行なうラベル製造とを1つの
装置で行なうことの出来る台紙付きラベルの製造装置を
提供しようとする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、ラベル用紙の巻出し装置と、プリンタと、接着剤
塗布装置と、ダイカット装置と、離型紙送り出し装置
と、台紙付きラベルの引取り装置とを備え、該プリンタ
で印刷され、該プリンタから送り出されたラベル用紙が
接着剤塗布装置内を走行する方向を反転させる第1のガ
イドローラ群を、該接着剤塗布装置の周囲に配置し、且
つ、該ダイカット装置内を走行する方向を反転させる第
2のガイドローラ群を該ダイカット装置の周囲に配置
し、該第1のガイドローラ群及び第2のガイドローラ群
を選択的に使用可能に構成した台紙付きラベルの製造装
置である。
【0008】更に、本発明の要旨とするところは、ラベ
ル用紙の巻出し装置と、プリンタと、接着剤塗布装置
と、ダイカット装置と、離型紙送り出し装置と、台紙付
きラベルの引取り装置とを備え、該接着剤塗布装置がラ
ベル用紙の表裏いづれの面にも選択的に接着剤を付着さ
せることが出来るように移動可能な接着剤付与ヘッドを
備え、該ダイカット装置内を走行する方向を反転するガ
イドローラ群を該ダイカット装置の周囲に配置し、且
つ、該ガイドローラ群を選択的に使用可能に構成した台
紙付きラベルの製造装置である。
【0009】又、本発明の要旨とするところは、前記ダ
イカット装置の前後に台紙付きラベルの巻取り装置及び
離型紙送り出し装置を配置し、該ラベル巻取り装置及び
該離型紙送り出し装置を選択的に使用可能に構成したこ
とを特徴とする台紙付きラベルの製造装置である。
【0010】又、本発明の要旨とするところは、ラベル
用紙巻出し装置と、プリンタと、接着剤塗布装置と、ダ
イカット装置と、離型紙送り出し装置と、台紙付きラベ
ルの引取り装置とを備え、前記ラベル用紙巻出し装置か
ら繰り出されたラベル用紙が該プリンタ内を走行する方
向を反転させるガイドローラ群を該プリンタの周囲に配
置した台紙付きラベルの製造装置である。
【0011】又、本発明の要旨とするところは、ラベル
用紙巻出し装置と、プリンタと、接着剤塗布装置と、ダ
イカット装置と、離型紙送り出し装置と、台紙付きラベ
ルの引取り装置とを備え、該プリンタが前記ラベル用紙
の表裏いづれの面にも選択的に印刷することが出来るよ
うに移動可能な印刷ヘッドを備えた台紙付きラベルの製
造装置である。
【0012】更に、本発明の要旨とするところは、前記
ラベル用紙巻出し装置と、前記プリンタと、前記接着剤
塗布装置と、前記ダイカット装置と、前記離型紙送り出
し装置と、前記台紙付きラベルの引取り装置とが1の基
盤に配置されていることを特徴とする請求項1乃至6の
いずれかに記載の台紙付きラベルの製造装置である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の装置を用いて得られる台
紙付きラベルは、離型紙から成る台紙の上に単葉ラベル
が1個又は複数個並べて貼られた台紙付きラベルであ
る。本発明のラベル製造装置で製造される台紙付きラベ
ルの構成を図1、2に示す。図1(a)は本発明のラベ
ル製造装置で製造される台紙付きラベルの代表的な形態
を示す要部斜視図である。図1(a)において、台紙付
きラベル13aは長尺のテープ状の形状をしており、長
尺のテープ状の離型紙15aの上に単葉ラベル17aが
並んで配されている。単葉ラベル17aの各々の裏面3
3aには粘着性の接着剤が塗布されている。又、単葉ラ
ベル17aの各々には文字や図形等の印刷模様35aが
印刷されている。単葉ラベル17aの各々は切れ目19
aによって切り離されており、一枚づつ離型紙15aよ
り剥がして使用出来る。
【0014】図1(b)は台紙付きラベルの他の代表的
な形態を示す要部斜視図である。図1(b)において、
台紙付きラベル13bは長尺のテープ状の形状をしてお
り、長尺のテープ状の離型紙15bの上に単葉ラベル1
7bが間をおいて並んで配されている。このような単葉
ラベル17bの配置は、まず、印刷された長尺のテープ
状のラベル用紙をテープ状の離型紙に貼り付けた後、所
定の形にラベル用紙のみをダイカット装置により打ち抜
くことによって得られる。
【0015】又、図1(c)のような離型紙15cとラ
ベル用紙80cとが同時にミシン目19c状に打ち抜か
れた形態の台紙付きラベルも本発明のラベル製造装置で
製造される。又、台紙付きの長尺のラベルが台紙の幅よ
り狭い幅を有し、且つ、隣接の単葉のラベルの間に隙間
があるように配されている場合に、図1(d)のよう
に、離型紙15dとラベル用紙80dを同時に打ち抜
き、台紙付きの単葉のラベル17dを、それを取り巻く
台紙付きのラベルカス83dにはめ込んで分離しないま
まにした形態の台紙付きラベルも本発明の台紙付きラベ
ルの製造装置で製造することが出来る。
【0016】又、ラベル用紙は裏表いずれかの面に印刷
される。図2(a)、(b)においては、単葉ラベル1
7aの表面21aに印刷インキ23aがあり、表面21
aに印刷がなされている。裏面には粘着性の接着剤25
aが塗布されている。
【0017】一方、図2(a’)、(b’)において
は、透明なラベル用紙19aから成る単葉ラベル17c
の裏面27cに印刷インキ23cがあり、裏面27cに
印刷がなされている。裏面27cには感圧接着剤25c
も塗布されている。尚、図2(a’)の印刷のパターン
は点線で示してあるが、これは、印刷インキ23cが透
明なラベル用紙19cを透視して見えていることを表
す。図2(c’)はラベル用紙19cの裏面27c即ち
印刷面側からみた印刷のパターンを示す。このようにし
て見る印刷のパターンは、本来の形を鏡に写してみたと
きの形である鏡像となっている。この態様により、単葉
ラベル17cが対象物に貼られたとき、像が正常に見
え、且つ印刷面が裏面27cにあって、貼られたラベル
の表面21cがこすられても印刷面が直接手に触れるこ
とがないので、印刷インキがこすられて模様がかすれる
トラブルが防止される。
【0018】本発明は、図1、2で示されるような、各
種のラベルに対応出来る台紙付きラベルの製造装置に関
する。
【0019】本発明の台紙付きラベルの製造装置(以下
ラベル製造装置とも称する)の態様を図を用いて説明す
る。図3の本発明の台紙付きラベル製造装置2は、基盤
4に、ラベル用紙の巻出し装置11、プリンタ6、接着
剤塗布装置20、ダイカット装置30が配されている。
更に、プリンタ6で印刷されてそのプリンタから送り出
されたラベル用紙が接着剤塗布装置20内を走行する方
向を反転させる第1のガイドローラ群を構成するガイド
ローラ10、12、13、14、18が、該接着剤塗布
装置20の周囲に配置されている。又、ダイカット装置
30内を走行するラベル用紙の方向を反転させる第2の
ガイドローラ群を構成するガイドローラ48、46、4
0、42をそのダイカット装置30の周囲に配置し、更
に又、ラベル引取り装置50、51、ラベルカス巻取り
装置54、55、及び離型紙送り出し装置52、53が
配置された構成となっており、該第1のガイドローラ群
及び第2のガイドローラ群を選択的に使用することによ
り複数方式のラベル製造方式を可能にするラベル製造装
置となっている。
【0020】プリンタ6には巻出し装置11が内蔵され
ていて、その巻出し装置11にはラベル用紙の巻体8が
装着される。ラベル用紙としては、紙、プラスチック、
透明プラスチック、合成紙、発泡プラスチックシート
紙、PET紙、織物テープ等が長尺のシート状で、又一
般的にはロール体の形で使用される。本発明のラベル製
造装置は離型紙付きラベル用紙、離型紙無しのラベル用
紙のいずれにも対応出来る。
【0021】プリンタ6は巻出し装置11から繰り出さ
れる長尺のラベル用紙の上面に順次マークや字体を印刷
する。プリンタ6の印刷の方式としては、凸版、凹版等
の通常の印刷方式や、インクジェット、熱転写(サーマ
ルプリント)、静電印刷等の方式を用いることが出来
る。
【0022】印刷されたラベル用紙は、接着剤を塗布す
るために接着剤塗布装置20へと送られる。本発明にお
けるラベルの接着剤はホットメルト性を有する粘着性の
接着剤が用いられる。接着剤塗布装置20はホットメル
トガン22を備え、接着剤を加熱溶融して、ガンの先端
のノズルから吐出してラベル用紙の表面に塗布する。
尚、本発明においては、接着剤を溶剤に溶解し、その溶
液をキスローラ等を用いてラベル用紙に塗布する態様も
可能であるが、その場合は本図とは異なる接着剤塗布装
置を用いる。
【0023】印刷されたラベル用紙を接着剤塗布装置2
0に導く経路は2通りがある。1つはラベル用紙の印刷
された面に接着剤を塗布する経路であり、この経路をと
るために第1のガイドローラ群を構成するガイドローラ
10、12、18が配置されている。他の1つはラベル
用紙の印刷された面の裏面に接着剤を塗布する経路であ
り、この経路をとるために第1のガイドローラ群を構成
するガイドローラ10、18、13が配置されている。
【0024】次いで、ラベル用紙は、接着剤が塗布され
た後、その接着剤の塗布面に離型紙が貼り合わせられ、
その後、ダイカット装置30に供給される。ラベル用紙
の接着剤の塗布面に離型紙を貼り合わせた後、ラベル用
紙を切断するため、接着剤の塗布面に対応させてラベル
用紙の経路を選択する必要がある。そこで、第2のガイ
ドローラ群を構成するガイドローラ14、48、46、
40がダイカット装置30の周囲に配置されている。
【0025】ダイカット装置30は、上方に備えられた
カットダイが下降して、離型紙を残してラベル用紙のみ
を打ち抜くように構成されている。次いで、ラベル用紙
のみが打ち抜かれた離型紙付きラベル用紙を巻き取るた
め、巻取り手段を備えたラベル引取り装置50、51が
配置されている。ラベル引取り装置50、51はラベル
用紙の走行方向に対応して選択的に使用される。ラベル
カスを巻取るためにラベルカス巻取り装置54、55が
配置されている。ラベルカス巻取り装置54、55はラ
ベル用紙の走行方向に対応して選択的に使用される。
尚、ラベルカスは巻き取らずに引き取って本装置の外部
に排出してもよいが、その場合はラベルカス巻取り装置
にかえてラベルカス引取り装置が用いられる。
【0026】台紙付きのラベルが図1(a)のように、
台紙の幅と同じ幅を有し、且つ、隣接の単葉のラベル同
士が隙間なく配されている場合には、ラベルカスは発生
しない。但し、離型紙とラベル用紙を貼り合わせた後端
部をトリミングする態様の場合はトリミングのカスが発
生する。
【0027】又、ダイカットは、離型紙とラベル用紙を
同時にミシン目状に打ち抜いてもよい。この場合もトリ
ミングのカス以外はラベルカスは発生しない。
【0028】長尺の台紙付きのラベルは巻取り装置によ
り巻き取って巻き体にしてもよいが、ダイカット装置か
ら引き取りロールで引き取った後、定尺に順次切断し
て、単葉ラベルが所定の枚数貼られている短冊状の台紙
付きのラベルとして、その短冊状の台紙付きのラベルを
まとめて束にしてもよい。
【0029】ラベルが、図1(b)のように台紙の幅よ
り狭い幅を有し、且つ、隣接の単葉のラベルの間に隙間
があるように配されている場合にも、離型紙とラベル用
紙を同時に打ち抜く態様をとることが出来る。この場合
には単葉の台紙付きのラベルを、それを取り巻く台紙付
きのラベルカスにはめ込まれて分離しないままにダイカ
ット装置から引き取ってもよい。
【0030】本発明のラベル製造装置はこのようにプリ
ンタ6、接着剤塗布装置20、第1のガイドローラ群を
構成するガイドローラ10、12、13、14、18、
第2のガイドローラ群を構成するガイドローラ14、4
8、46、40、ダイカット装置30、ラベル引取り装
置50、51、ラベルカス巻取り装置54、55、及び
離型紙送り出し装置52、53を適宜配置することによ
り、異なるラベルの製造の方式を1基のコンパクトな装
置で行なうことが出来る。しかも、製造の方式の切換え
は、ラベル用紙のシートの走行方向を変えることで極め
て容易な操作で、且つ迅速に行なうことが出来る。
【0031】本発明の台紙付きラベルの製造装置2によ
り各種方式の台紙付きラベルを製造する態様を以下に詳
述する。
【0032】図4はラベル用紙への印刷の態様を示す模
式図である。プリンタ6へラベル用紙60が供給され、
ラベル用紙60の印刷面62に所定のマーク23等が印
刷される。矢印はラベル用紙60の走行方向である。
尚、図4においてはプリンタ6は位置だけを示してい
る。
【0033】図5は本発明の台紙付きラベルの製造装置
2を用い、ラベル用紙に所定の記事、マーク等が印刷さ
れ、その裏面に接着剤が塗布され、そこに離型紙が貼ら
れたラベルを製造する場合の態様である。図5におい
て、ラベル用紙60aの巻体8aが巻出し装置11に保
持されている。巻出し装置11はプリンタ6に内蔵され
ている。巻体8aから巻き出されたラベル用紙60aは
プリンタ6に供給され、表面に印刷される。符号62a
はラベル用紙の印刷された面である。印刷されたラベル
用紙は、ガイドローラ10を経てラベル用紙の走行方向
を反転させる案内ローラから成るガイドローラ18で走
行方向を矢印Aの方向から矢印Bの方向へ反転させて、
接着剤塗布装置20に供給される。接着剤塗布装置20
に備えられたホットメルトガン22により、ラベル用紙
の印刷された面の裏側の印刷されていない面64aに粘
着性ホットメルト接着剤が吐出され塗布される。次いで
ラベル用紙はガイドローラ13、14、48を経て矢印
Cの方向へ走行し、ガイドローラ46、40から成る走
行反転手段50により走行方向を矢印Cの方向から矢印
Dの方向へ反転させてダイカット装置30へ供給され
る。一方、一対の把持ローラから構成されたガイドロー
ラ40に、離型紙72aが供給され、ラベル用紙の接着
剤塗布面65aに貼り付けられ、離型紙とラベル用紙が
積層されたシート67aがダイカット装置30に供給さ
れる。ダイカット装置30は通過するシート67aに対
して上方に刃型32を備え、シート67aの上面のラベ
ル用紙のみを所定の形に打ち抜く。ダイカットされたシ
ート67aは長尺の台紙付きのラベルとなり、ガイドロ
ーラ42より送り出され、ラベル69aとラベルカス7
1aとに分けられて、それぞれ巻取り手段を備えたラベ
ル引取り装置55、ラベルカス巻取り装置51により巻
き取られる。
【0034】図6は、図5のラベル製造の態様における
プリンタ6によるラベル用紙60aへの印刷の態様を示
す模式図である。図6においてプリンタ6へラベル用紙
60aが供給され、ラベル用紙の印刷面62aにマーク
90aが印刷される。矢印はラベル用紙60aの走行方
向である。印刷されたラベル用紙60aはガイドローラ
10を経てラベル用紙の走行方向を反転させる案内ロー
ラから成るガイドローラ18で走行方向を反転させた
後、ホットメルトガン22により、ラベル用紙の印刷さ
れた面の裏側の印刷されていない面64aに粘着性ホッ
トメルト接着剤92が塗布され、粘着面92が形成され
る。次いでラベル用紙は幾多のローラを経て、ガイドロ
ーラ40で走行方向を変えてダイカット装置30へ供給
される。一方、一対の把持ローラから構成されたガイド
ローラ40に、離型面94をもつ離型紙72aが供給さ
れ、ラベル用紙の接着剤塗布面65aに貼り付けられ、
離型紙とラベル用紙が積層されたシート67aがダイカ
ット装置30に供給される。尚、図6においてはプリン
タ6及びダイカット装置30の形状は省略して位置のみ
を示す。
【0035】図7は本発明の台紙付きラベルの製造装置
2を用い、ラベル用紙に所定の記事、マーク等を印刷
し、その印刷面に接着剤を塗布し、そこに離型紙を貼っ
たラベルを製造する場合の態様である。即ち、バックプ
リントフィルムを用いたラベルを製造する場合の態様で
ある。このような態様で製造されたラベルは、所定の物
品に貼りつけられたとき、外表面に印刷面がないので、
手でこすられたりしても印刷インクの剥離等が生ぜず印
刷の耐久性に優れる。即ち、印刷面を保護するためのラ
ミネートフィルムの使用が不要となる。この場合、ラベ
ル用紙は透明であり、印刷は逆のパターン即ち、鏡像印
刷を行なう。
【0036】図7において、ラベル用紙9bの巻体8b
が巻出し装置11に保持されている。巻体8bから巻き
出されたラベル用紙60bはプリンタ6に供給され、表
面に印刷される。符号62bはラベル用紙の印刷された
面である。印刷されたラベル用紙は、ガイドローラ12
により走行方向を直角に曲げられ図の下方に走行し、接
着剤塗布装置20に供給される。接着剤塗布装置20に
備えられたホットメルトガン22により、ラベル用紙の
印刷された面62bに粘着性ホットメルト接着剤が吐出
され塗布される。次いでラベル用紙は一対の把持ローラ
から構成されたガイドローラ42により走行方向を直角
に曲げられ矢印D´の方向へ走行する。一方、ガイドロ
ーラ42に、離型紙74bが供給され、ラベル用紙の接
着剤塗布面65bに貼り付けられ、離型紙とラベル用紙
が積層されたシート67bがダイカット装置30に供給
される。ダイカット装置30は通過するシート67bに
対して上方に刃型32を備え、シート67bの上面のラ
ベル用紙のみを所定の形に打ち抜く。ダイカットされた
シート67bは長尺の台紙付きのラベルとなり、ガイド
ローラ40より送り出され、ラベル69bとラベルカス
71bとに分けられて、それぞれ巻取り手段を備えたラ
ベル引取り装置54、ラベルカス巻取り装置50により
巻き取られる。
【0037】図8は、図7のラベル製造の態様における
プリンタ6によるラベル用紙60bへの印刷の態様を示
す模式図である。図6においてプリンタ6へ透明なラベ
ル用紙60bが供給され、ラベル用紙の印刷面62bに
マーク90bが印刷される。マーク90bは正常な像を
反転させた鏡像となっている。印刷されたラベル用紙6
0bはガイドローラ12を経てホットメルトガン22に
より、ラベル用紙の印刷された面に粘着性ホットメルト
接着剤が塗布され粘着面92bが形成される。次いでラ
ベル用紙はガイドローラ42で走行方向を変えてダイカ
ット装置30へ供給される。一方、一対の把持ローラか
ら構成されたガイドローラ42に、離型面94bをもつ
離型紙72bが供給され、離型紙とラベル用紙が積層さ
れたシート67bがダイカット装置30に供給される。
このシートにおいては、マーク90bは透明なラベル用
紙を透過して正常な像に見える。
【0038】次に、本発明のラベル製造装置を用い、予
め接着剤が塗布され離型紙が貼られたラベル用紙に所定
の記事、マーク等を印刷し、ラベルを製造する場合の態
様を図9に示す。
【0039】図9において、予め接着剤が塗布され離型
紙が貼られたラベル用紙60cの巻体8cが巻出し装置
11に保持されている。巻体8cから巻き出されたラベ
ル用紙60cはプリンタ6に供給され、表面に印刷され
る。符号62cはラベル用紙の印刷された面である。印
刷されたラベル用紙は、ガイドローラ12により走行方
向を直角に曲げられ図の下方に走行し、接着剤塗布装置
20を通過するが接着剤塗布は行なわない。次いでラベ
ル用紙はガイドローラ18で走行方向を矢印B´の方向
から矢印Cの方向へ変えて走行し、ガイドローラ46と
ガイドローラ40から成る走行反転手段50により走行
方向を矢印Cの方向から矢印Dの方向へ反転させてダイ
カット装置30へ供給される。ダイカット装置30は上
方に刃型32を備え、通過する離型紙が貼られ印刷され
たラベル用紙のシート67cの上面のラベル用紙のみを
所定の形に打ち抜く。ダイカットされたシート67cは
長尺の台紙付きのラベルとなり、ガイドローラ42より
送り出され、ラベル69cとラベルカス71cとに分け
られて、それぞれ巻取り手段を備えたラベル引取り装置
54、ラベルカス巻取り装置50により巻き取られる。
【0040】図10は、図9のラベル製造の態様におけ
るプリンタ6によるラベル用紙60cへの印刷の態様を
示す模式図である。図10においてプリンタ6へラベル
用紙60cが供給され、ラベル用紙の印刷面62cにマ
ーク90cが正常な像で印刷される。ラベル用紙60c
は 粘着面92cを持つラベル紙63cと、離型面94
bをもつ離型紙72bとが既に貼り合わされたものから
成っている。印刷されたラベル用紙60cは図6と同じ
ような走行経路を経てダイカット装置30を通る。途中
で接着剤塗布は行なわれない。
【0041】本発明のラベル製造装置はこのような態様
により図5乃至10に示される異なるラベルの製造の方
式を1基のコンパクトな装置で行なうことが出来る。し
かも、製造の方式の切換えは、ラベル用紙や、離型紙と
貼り合わされたラベル用紙のシートの走行方向を変える
ことで極めて容易な操作で、且つ迅速に行なうことが出
来る。
【0042】本発明のラベル製造装置は、ダイカット装
置の前後にガイドローラ、ラベル引取り装置、ラベルカ
ス巻取り装置、及び離型紙送り出し装置を配置すること
が好ましいが、ダイカット装置の片側のみにラベル印取
り装置、ラベルカス巻き取り装置、及び離型紙送り出し
装置を配置し、シートの走行方向を案内ガイド、ガイド
ローラを適宜配置して変えて、異なるラベルの製造方式
に対応することも出来る。
【0043】尚、本発明のラベル製造装置において、ガ
イドローラ等に、場合によってはシートの接着剤塗布面
がじかに接触することがある。このような箇所の部材に
はテフロン(登録商標)のように粘着しない材質を用い
る。
【0044】本発明に用いるダイカット装置は、シート
の走行方向の正逆いずれの方向に対しても順次加工が出
来れば、平板打ち抜きタイプ、ロータリータイプのいず
れのタイプであってもよい。刃型の価格、刃型の納期、
刃型の交換のしやすさ、複雑な打ち抜き形状への対応、
セッティングの容易さ、の各点では平板打ち抜きタイプ
が好ましい。又、ラベルカスは巻取り装置で引取って巻
取ってもよいが、巻取らずに把持ロールで引取って箱に
落とし込んでもよい。
【0045】本発明の他の態様を図11に示す。図11
においては、ラベル用紙8pが巻き出し装置11pから
巻き出され、プリンタ6pに供給されて印刷される。プ
リンタ6pはインクジェットのヘッド96pと、ベース
板90pを備える。ヘッド96pと、ベース板90pは
走行するラベル用紙8pを間にして配置される。ラベル
用紙8pはベース板90pに接して走行し、これにより
ラベル用紙8pの走行を安定させる。ヘッド96pと、
ベース板90pは場合に応じてそれぞれ符号96q、9
0qの位置に可逆的に移動可能となっている。印刷面の
裏面に接着剤を塗布するラベルの製造の場合はインクジ
ェットのヘッドを符号96qの位置に配置し、ベース板
を90qの位置に配置し、図の下方から印刷する。印刷
されたラベル用紙60pは次いでガイドローラ12pを
経て接着剤塗布装置20pに供給される。接着剤塗布装
置20pに備えられたホットメルトガン22pにより、
ラベル用紙の印刷された面の裏側の印刷されていない面
に粘着性ホットメルト接着剤が塗布される。次いでラベ
ル用紙は一対の把持ローラから構成されたガイドローラ
42pにより走行方向を直角に曲げられる。一方、ガイ
ドローラ42pに、離型紙74pが供給され、ラベル用
紙の接着剤塗布面65pに貼り付けられ、離型紙とラベ
ル用紙が積層されたシート67pがダイカット装置30
pに供給され、ダイカット装置30は通過するシート6
7bに対して上方に刃型32を備え、ラベル用紙を所定
の形に打ち抜く。ダイカットされたシート67pは長尺
の台紙付きのラベルとなり、ガイドローラ40pより送
り出され、ラベル69pとラベルカス71pとに分けら
れて、それぞれラベル巻取り装置54p、ラベルカス巻
取り装置50pにより巻き取られる。
【0046】鏡像印刷された印刷面に接着剤塗布するラ
ベルの製造の場合はインクジェットのヘッドを符号96
pの位置に配置し、ベース板を90pの位置に配置し、
上方から印刷する。印刷されたラベル用紙60pの以降
の経路は上記の印刷面の裏面に接着剤を塗布するラベル
の製造の場合と同様である。
【0047】図11のラベル製造装置を用い、予め接着
剤が塗布され離型紙が貼られたラベル用紙に所定の記
事、マーク等を印刷し、ラベルを製造する場合には、予
め接着剤が塗布され離型紙が貼られたラベル用紙のシー
トを巻出し装置11にセットし符号102のように巻き
出す。このとき離型紙の貼られた面101が上方になる
ようにシートを巻き出す。次いでシートはプリンタ6p
に供給され、下方からラベル用紙に印刷される。以降の
経路は上記の印刷面の裏面に接着剤を塗布するラベルの
製造の場合と同様である。予め接着剤が塗布され離型紙
が貼られたラベル用紙への印刷を上方から行なう他の装
置の態様も可能である。この場合は、以降の経路及び/
又は、ホットメルトガンの位置を印刷面にあわせて配置
する。
【0048】このように、ラベル製造装置のプリンタ
が、走行するシートに対して表裏いずれの面にも印刷可
能なように選択的に移転配置可能なヘッドを備えること
により異なるラベルの製造の方式を1基のコンパクトな
装置で行なうことが出来る。しかも、製造の方式の切換
えは、選択的に移転配置可能なプリンタのヘッドの配置
を変えることで極めて容易な操作で、且つ迅速に行なう
ことが出来る。
【0049】本発明の他の態様を図12に示す。図12
においては、ラベル用紙8dが巻き出し装置11dから
巻き出され、プリンタ6dに供給されて印刷される。プ
リンタ6dはインクジェットのヘッド96dと、ベース
板90dを備える。ヘッド96dと、ベース板90dは
走行するラベル用紙60dを間にして配置される。印刷
面の裏面に接着剤を塗布するラベルの製造の場合は走行
するラベル用紙60dをガイドローラ112とガイドロ
ーラ94dによりその走行方向を矢印Eの方向から矢印
Fの方向へ反転させ、プリンタ6dに供給し、インクジ
ェットのヘッドを符号96dの位置に配置し、上方から
印刷する。印刷されたラベル用紙60dは次いでガイド
ローラ92d、98、110、12dを経て接着剤塗布
装置20dに供給される。以降のラベル用紙の走行経路
及び離型紙の貼り合わせ位置は図7と同様であり、最後
にラベル69dとラベルカス71dとに分けられて、そ
れぞれラベル巻取り装置54d、ラベルカス巻取り装置
50dにより巻き取られる。
【0050】鏡像印刷された印刷面に接着剤塗布するラ
ベルの製造の場合は、図13のようにラベル用紙8eが
巻き出し装置11dから巻き出され、走行するラベル用
紙100eをガイドローラ92dからプリンタ6dに供
給して印刷し、ガイドローラ94dはそのまま通過して
ガイドローラ12dを経て接着剤塗布装置20dに供給
される。以降のラベル用紙の走行経路は及び離型紙の貼
り合わせ位置は印刷面の裏面に接着剤を塗布する場合と
同様であり、最後にラベル69eとラベルカス71eと
に分けられて、それぞれラベル巻取り装置54d、ラベ
ルカス巻取り装置50dにより巻き取られる。
【0051】予め接着剤が塗布され離型紙が貼られたラ
ベル用紙に所定の記事、マーク等を印刷し、ラベルを製
造する場合には、予め接着剤が塗布され離型紙が貼られ
たラベル用紙のシートを巻出し装置11dにセットし符
号102eのように巻き出す。このとき離型紙の貼られ
た面101eが上方になるようにシートを巻き出す。以
降のラベル用紙の走行経路は及び離型紙の貼り合わせ位
置は上記の場合と同様であり、最後にラベル69eとラ
ベルカス71eとに分けられて、それぞれラベル巻取り
装置54d、ラベルカス巻取り装置50dにより巻き取
られる。
【0052】このように、ラベル製造装置のプリンタ
が、走行するシートの方向をプリンタに供給する前に反
転ローラで選択的に反転させることにより、異なるラベ
ルの製造の方式を1基のコンパクトな装置で行なうこと
が出来る。しかも、製造の方式の切換えは、反転ローラ
で走行するシートの方向を選択的に反転させることによ
り極めて容易な操作で、且つ迅速に行なうことが出来
る。
【0053】本発明の又更に他の態様においては、図1
4のように接着剤塗布装置20sが走行するシートに対
して表裏いずれの面にも接着剤塗布可能なように可逆的
に移転配置可能なホットメルト接着剤樹脂吐出ヘッド2
2sを備えることによりプリンタ6sにより印刷された
ラベル用紙の印刷面の裏面のいずれの面にも選択的に接
着剤を塗布することが出来る。
【0054】図14は本発明の台紙付きラベルの製造装
置2sを用い、ラベル用紙に所定の記事、マーク等を印
刷し、その印刷面に接着剤を塗布し、そこに離型紙を貼
ったラベルを製造する場合の態様である。即ち、バック
プリントフィルムを用いたラベルを製造する場合の態様
である。図14において、巻体8sから巻き出されたラ
ベル用紙60sはプリンタ6sに供給され、表面に印刷
される。符号62sはラベル用紙の印刷された面であ
る。印刷されたラベル用紙は、ガイドローラ12sによ
り走行方向を直角に曲げられ図の下方に走行し、接着剤
塗布装置20に供給される。接着剤塗布装置20sに備
えられたホットメルトガン22sにより、ラベル用紙の
印刷された面62sに粘着性ホットメルト接着剤が吐出
され塗布される。次いでラベル用紙は一対の把持ローラ
から構成されたガイドローラ42sにより走行方向を直
角に曲げられダイカット装置30sの方向へ走行する。
一方、ガイドローラ42に、離型紙74sが供給され、
ラベル用紙の接着剤塗布面に貼り付けられ、離型紙とラ
ベル用紙が積層されたシート67sがダイカット装置3
0sに供給される。ダイカットされたシート67sは長
尺の台紙付きのラベルとなり、ガイドローラ40sより
送り出され、ラベル69sとラベルカス71sとに分け
られて、それぞれラベル巻取り装置54、ラベルカス巻
取り装置50により巻き取られる。
【0055】図15は本発明の台紙付きラベルの製造装
置2sを用い、ラベル用紙に所定の記事、マーク等が印
刷され、その裏面に接着剤が塗布され、そこに離型紙が
貼られたラベルを製造する場合の態様である。図15に
おいて、巻体8tがから巻き出されたラベル用紙60t
はプリンタ6sに供給され、表面に印刷される。符号6
2tはラベル用紙の印刷された面である。印刷されたラ
ベル用紙は、ガイドローラ12sを経て接着剤塗布装置
20sに供給される。接着剤塗布装置20sに備えられ
たホットメルトガン22sにより、ラベル用紙の印刷さ
れた面の裏側の印刷されていない面に粘着性ホットメル
ト接着剤が吐出され塗布される。次いでラベル用紙は第
2方向決めローラ48sを経て、第3方向決めローラ4
6sとガイドローラ40sから成る走行反転手段50s
により走行方向を反転させてダイカット装置30sへ供
給される。一方、一対の把持ローラから構成された第1
ガイドローラ40sに、離型紙72tが供給され、ラベ
ル用紙の接着剤塗布面に貼り付けられ、離型紙とラベル
用紙が積層されたシートがダイカット装置30sに供給
される。ダイカットされたシート67tは長尺の台紙付
きのラベルとなり、ガイドローラ42sより送り出さ
れ、ラベル69tとラベルカス71tとに分けられて、
それぞれラベル巻取り装置55s、ラベルカス巻取り装
置51sにより巻き取られる。
【0056】ラベル製造装置2sを用い、予め接着剤が
塗布され離型紙が貼られたラベル用紙に所定の記事、マ
ーク等を印刷し、ラベルを製造する場合は図15に示す
態様に準じて加工を行なうことが出来る。
【0057】図14、15に示されるこのような態様に
よっても、異なる方式のラベルの製造を1基のコンパク
トな装置で行なうことが出来る。しかも、製造の方式の
切換えは、可逆的に移転配置可能な吐出ヘッドの配置を
変えることで容易な操作で行なうことが出来る。
【0058】
【発明の効果】本発明の台紙付きラベルの製造装置はプ
リンタ、接着剤塗布装置、ダイカット装置、ガイドロー
ラ群、ラベル引取り装置、ラベルカス引取り装置、及び
離型紙送り出し装置を適宜配置することにより、異なる
方式の台紙付きのラベルの製造を1基のコンパクトな装
置で行なうことが出来る。しかも、製造の方式の切換え
は、ガイドローラを利用してラベル用紙のシートの走行
方向を変えること等で容易な操作で、且つ迅速に行なう
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラベルの構成を示す要部斜視図である。
【図2】印刷面の裏面に接着剤を塗布するタイプのラベ
ルの構成を示す正面図、側面図である。又、印刷面に接
着剤を塗布するタイプのラベルの構成を示す正面図、側
面図、及び印刷面から見た鏡像を示す図である。
【図3】本発明の台紙付きラベルの製造装置の正面配置
図である。
【図4】本発明の台紙付きラベルの製造装置に配された
プリンタによるラベル用紙への印刷の態様を示す模式図
である。
【図5】本発明の台紙付きラベルの製造装置による、印
刷面の裏面に接着剤を塗布するタイプのラベルの製造の
態様を示す正面配置図である。
【図6】本発明の台紙付きラベルの製造装置に配された
プリンタによる、印刷面の裏面に接着剤を塗布するタイ
プのラベル用紙への印刷の態様を示す模式図である。
【図7】本発明の台紙付きラベルの製造装置による、印
刷面に接着剤を塗布するタイプのラベルの製造の態様を
示す正面配置図である。
【図8】本発明の台紙付きラベルの製造装置に配された
プリンタによる、印刷面に接着剤を塗布するタイプのラ
ベル用紙への印刷の態様を示す模式図である。
【図9】本発明の台紙付きラベルの製造装置による、離
型紙が貼り合わされたラベル用紙を用いるラベルの製造
の態様を示す正面配置図である。
【図10】本発明の台紙付きラベルの製造装置に配され
たプリンタによる、離型紙が貼り合わされたタイプのラ
ベル用紙への印刷の態様を示す模式図である。
【図11】本発明の他の台紙付きラベルの製造装置によ
る、各種の方式のラベルの製造の態様を示す正面配置図
である。
【図12】本発明の更に他の台紙付きラベルの製造装置
による、印刷面の裏面に接着剤を塗布するタイプのラベ
ルの製造の態様を示す正面配置図である。
【図13】図8の台紙付きラベルの製造装置による、印
刷面に接着剤を塗布するタイプのラベルの製造の態様を
示す正面配置図である。
【図14】本発明の又更に他の台紙付きラベルの製造装
置による、印刷面に接着剤を塗布するタイプのラベルの
製造の態様を示す正面配置図である。
【図15】図10の台紙付きラベルの製造装置による、
印刷面の裏面に接着剤を塗布するタイプのラベルの製造
の態様を示す正面配置図である。
【符号の説明】
2、2p、2d、2s;台紙付きラベルの製造装置 4;基盤 6、6p、6d、2s;プリンタ 8、8a、8b、8c、8d、8e、8s、8t;巻体 10;案内子 11、11d、11p;巻出し装置 12、12s;ガイドローラ 13a、13b、69a、69b、69c、69d、6
9e、69s、69t;ラベル 14、18;ガイドローラ 15a、15b、72a、72b、72d、72p、7
2e、72s、72t;離型紙 20、20p、20d、20s;接着剤塗布装置 22、22p、22d、22s;ホットメルトガン 30、30s;ダイカット装置 40、40s;ガイドローラ 42、42s;ガイドローラ 50、51;ラベル引取り装置 50p、50d、50s;ラベル巻取り装置 54、55、54p、54d、54s;ラベルカス巻取
り装置 52、52s、53、53p、53d;離型紙送り出し
装置 60a、60b、60p、60d、60e、60s、6
0t;ラベル用紙 46、46s;ガイドローラ 48、48s;ガイドローラ 71a、71b、71c、71d、71e、71s、7
1t;ラベルカス 92d、94d;ガイドローラ 112;ガイドローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラベル用紙の巻出し装置と、プリンタ
    と、接着剤塗布装置と、ダイカット装置と、離型紙送り
    出し装置と、台紙付きラベルの引取り装置とを備え、該
    プリンタで印刷され、該プリンタから送り出されたラベ
    ル用紙が接着剤塗布装置内を走行する方向を反転させる
    第1のガイドローラ群を、該接着剤塗布装置の周囲に配
    置し、且つ、該ダイカット装置内を走行する方向を反転
    させる第2のガイドローラ群を該ダイカット装置の周囲
    に配置し、該第1のガイドローラ群及び第2のガイドロ
    ーラ群を選択的に使用可能に構成した台紙付きラベルの
    製造装置。
  2. 【請求項2】 ラベル用紙の巻出し装置と、プリンタ
    と、接着剤塗布装置と、ダイカット装置と、離型紙送り
    出し装置と、台紙付きラベルの引取り装置とを備え、該
    接着剤塗布装置がラベル用紙の表裏いづれの面にも選択
    的に接着剤を付着させることが出来るように移動可能な
    接着剤付与ヘッドを備え、該ダイカット装置内を走行す
    る方向を反転するガイドローラ群を該ダイカット装置の
    周囲に配置し、且つ、該ガイドローラ群を選択的に使用
    可能に構成した台紙付きラベルの製造装置。
  3. 【請求項3】 前記ダイカット装置の前後に台紙付きラ
    ベルの巻取り装置及び離型紙送り出し装置を配置し、該
    ラベル巻取り装置及び該離型紙送り出し装置を選択的に
    使用可能に構成したことを特徴とする請求項1又は2に
    記載の台紙付きラベルの製造装置。
  4. 【請求項4】 ラベル用紙巻出し装置と、プリンタと、
    接着剤塗布装置と、ダイカット装置と、離型紙送り出し
    装置と、台紙付きラベルの引取り装置とを備え、前記ラ
    ベル用紙巻出し装置から繰り出されたラベル用紙が該プ
    リンタ内を走行する方向を反転させるガイドローラ群を
    該プリンタの周囲に配置した台紙付きラベルの製造装
    置。
  5. 【請求項5】 ラベル用紙巻出し装置と、プリンタと、
    接着剤塗布装置と、ダイカット装置と、離型紙送り出し
    装置と、台紙付きラベルの引取り装置とを備え、該プリ
    ンタが前記ラベル用紙の表裏いづれの面にも選択的に印
    刷することが出来るように移動可能な印刷ヘッドを備え
    た台紙付きラベルの製造装置。
  6. 【請求項6】 前記ラベル用紙巻出し装置と、前記プリ
    ンタと、前記接着剤塗布装置と、前記ダイカット装置
    と、前記離型紙送り出し装置と、前記台紙付きラベルの
    引取り装置とが1の基盤に配置されていることを特徴と
    する請求項1乃至6のいずれかに記載の台紙付きラベル
    の製造装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103085339A (zh) * 2011-10-31 2013-05-08 株式会社宫腰 标签拔模方法及其装置
JP2014058124A (ja) * 2012-09-18 2014-04-03 Casio Electronics Co Ltd ラベル作製方法およびラベル作製装置
US8708015B2 (en) 2010-02-22 2014-04-29 Lintec Corporation Label manufacturing device and label printer

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