JP2001527738A - 共鳴マクロソニック合成(rms)エネルギー変換 - Google Patents

共鳴マクロソニック合成(rms)エネルギー変換

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JP2001527738A JP53448298A JP53448298A JP2001527738A JP 2001527738 A JP2001527738 A JP 2001527738A JP 53448298 A JP53448298 A JP 53448298A JP 53448298 A JP53448298 A JP 53448298A JP 2001527738 A JP2001527738 A JP 2001527738A
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ティモシー エス. ルーカス
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マクロソニックス コーポレーション
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    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23CMETHODS OR APPARATUS FOR COMBUSTION USING FLUID FUEL OR SOLID FUEL SUSPENDED IN  A CARRIER GAS OR AIR 
    • F23C15/00Apparatus in which combustion takes place in pulses influenced by acoustic resonance in a gas mass
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
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Abstract

(57)【要約】 音響共鳴器(2)と、共鳴器内で定在波を生成するパルス燃焼装置と、交流発電機(16)とを備えるエネルギー変換装置について開示する。交流発電機(16)は、音響的に駆動された機械的振動を電力に変換するように共鳴器(2)に結合されている。

Description

【発明の詳細な説明】 共鳴マクロソニック合成(RMS)エネルギー変換 発明の背景 (1)発明の分野 本発明は、特に発電に適用することのできる、エネルギー変換のためにパルス 燃焼駆動または熱音響駆動される共鳴マクロソニック合成(RMS)共鳴器に関 する。 (2)関連技術の記載 発電のために考案された非常に様々な技術が先行技術より明らかである。特に 関心が持たれるのは、発電のために液体または気体の燃料を燃焼するように設計 された技術である。 燃料の化学ポテンシャル・エネルギーを、交流発電機を駆動するために使用さ れる機械エネルギーに変換する、多くの種類の内燃機関が使用されている。しか し、内燃機関は、頻繁な定期的メンテナンスを必要とし、変換効率が低い。現在 、タービンは、天然ガスなどの燃料を最も効率的に電力に変換する。タービン技 術に固有の、設計および製造の高度さは、その初期コストおよび運転コストの両 方に反映されている。 発電手段としての定在音波の分野にいくらかの努力が向けられている。たとえ ば、熱音響駆動された定在波の振動圧力を使用して、交流発電機を駆動し電力を 生成することがSwiftによって提案された(G.W.Swift、「熱音響 エンジン(Thermoacoustic Engines)」、J.Acou st.Soc.Am.84、1166(1988年))。この方法は、音響共鳴 器の開放端部にピストンを結合し、振動するピストンによって線形交流発電機を 駆動できるようにすることによって行われる。ピストンは、仕切板やベローなど のガス・シールを必要とし、このようなガス・シールは信頼性の問題を生じさせ る。移動するピストンによって、定在波から抽出することのできるダイナミック ・フォースも制限され、それによって熱音響発電機の効率が制限される。 定在波の発電への他の応用例がSwiftによって報告されており、この場合 、熱音響駆動液体ナトリウム定在波エンジンの磁気流体力学的効果が使用される (G.W.Swift、「熱音響エンジン(Thermoacoustic E ngines)」、J.Acoust.Soc.Am.84、1169(198 8年))。 定在音波に関連して発電が提案されている他の研究分野はパルス燃焼(PC) である。PC分野は、磁気流体力学的効果とは異なり、発電手段としてはほとん ど注目されていないようである。前世紀には、PC分野でかなりの研究開発が行 われている。まず、1920年代の初めに、Nikola Teslaの米国特 許第1,329,559号に記載されているように、パルス燃焼器が、発電ター ビンを駆動する手段として注目された。現在行われている応用研究の大部分は、 熱または推進スラストを生成することに関する。このような応用例については、 パルス燃焼器は、その自続燃焼サイクルと、固有の単純さと、汚染物質の発生が 少ないことのために、常にかなり魅力的である。Putnam、Belles、 およびKentfieldは、パルス燃焼分野における多数の態様および応用例 を示すパルス燃焼器開発の歴史を包括的にまとめている(A.A.Putnam 、F.E.Belles、およびJ.A.C.Kenftield、「パルス燃 焼(Pulse Combustion)」、Prog.Energy Com bust.Sci.12、43〜79(1986年))。PC研究分野では、ガ ス研究機関(Gas Research Institute)、サンディア燃 焼研究室(Sandia Combustion Labs)や様々な大学など の機関で顕著な努力が非常に活発になされている。 要約すると、ピストン作動交流発電機を駆動して電力を生成する手段として熱 音響エンジンが提案されている。しかし、この概念にはある種の最適化、実用的 な改良、および簡略化が必要である。しかし、PC駆動定在波を発電手段として 使用する実用的なシステムの開発にほほとんど努力が向けられていない。ガス・ タービンなどの現在の技術と比べて、PC発電機は極めて単純な燃料電気変換シ ステムを形成する。 発明の概要 本発明の目的は、振動運動を使用して交流発電機が駆動されるパルス燃焼(P C)駆動音響共鳴器を提供することである。 本発明の他の目的は、共鳴マクロソニック合成(RMS)共鳴器をPC室とし て使用して、所与の燃料消費量に対する音響反力を最大にし、それによって燃料 電気変換効率を向上させることである。 本発明の他の目的は、同調誘導を行うと共に、燃焼反応物質を予熱し予混合す ることによってPCの出力密度を高くすることである。 本発明の他の目的は、天然ガスなどの燃料を電力に変換する比較的廉価な技法 を提供することである。 本発明の他の目的は、必要な最適化および実用的な改良を熱音響発電機に加え ることである。 本発明の上記およびその他の目的は、添付の明細書および図面から明らかにな ると思われる。明細書および図面全体にわたって、同じ参照符号は同じ部品を指 す。 図面の簡単な説明 図1は、本発明に係るパルス燃焼発電機の断面図である。 図2は、図1の共鳴器2に対応する基本モードのピーク圧力分布のグラフ表現 である。 図3は、本発明のためのある利点を有するRMS共鳴器によって生成すること のできる圧力時間波形のグラフ表現である。 図4は、共鳴器上の音響駆動ダイナミック・フォースを増大させる共鳴器幾何 形状を有する本発明に係るパルス燃焼発電機の断面図である。 図5は、図4の共鳴器32に対応する基本モードのピーク圧力分布のグラフ表 現である。 図6は、同調誘導圧縮器および反応物予圧縮混合を有する本発明に係るパルス 燃焼発電機の断面図である。 図7は、図6の誘導圧縮器に関連する静圧および動圧のグラフ表現である。 図8は、本発明に係る熱音響駆動発電機の断面図である。 好ましい態様の詳細な説明 燃焼室(共鳴器)の音響駆動構造振動は通常、PC動作の不要な副産物である 。この不要な効果を最小限に抑えるためにかなりの研究がなされている。これに 対して、本発明は、共鳴器全体を定在波の動圧に応答して前後に駆動できるよう にすることによって、上記の振動を、電力を生成する手段として使用する。 図1は、本発明の態様を示す。この態様では、RMS共鳴器2が設けられ、こ の共鳴器はバネ3および5によって静止状態の周囲環境に弾性に取り付けられ、 したがって、円柱軸zに沿って、制限されずに自由に振動する。共鳴器2は、剛 性端壁26、環状排気口24、環状排気プレナム25、任意選択の絞り弁14、 点火プラグ22、および弁ヘッド4を有する。弁ヘッド4は、燃料酸化剤プレナ ム6、燃料吸込み口8、酸化剤吸込み口10、および反応物吸入弁12を備える 。 共鳴器2に剛性に接続された電機子18と電機子18に弾性に接続された固定 子20とを備える交流発電機16が、共鳴器2に接続される。この弾性接続はバ ネ28およびダンパ30として概略的に示されている。固定子という用語は、本 明細書では、固定子20が静止状態であることを意味するためには使用されない 。逆に、固定子20は、制限されずに自由に振動することも、または剛性に拘束 することもできる。任意選択で、電機子18を共鳴器2にバネ取り付けし、固定 子20、電機子18、および共鳴器2の相対振動位相をさらに制御することがで きる。 パルス燃焼器を始動するための多数の方法が存在し、点火プラグ22は1つの そのような手法を形成する。動作時に、点火プラグ22は火花を生成し、それに よって共鳴器2内部で燃料と酸化剤の混合物の燃焼を開始させる。この最初の燃 焼によって、周知の自続PCサイクルが開始する。自続PCサイクルは、共鳴器 2内部の、結果として得られる振動圧力によって駆動される。始動後、点火プラ グを停止することができ、PCシステムはその固有共鳴振動数で動作する。 共によく知られている図1の点火タイミング制御回路7や回転弁など、他の方 法を使用して共鳴振動数を変動させることができる。可変同調共鳴器ブランチを 使用して共鳴振動数を変動させることもできる。たとえば、可変同調ブランチは 、一端が燃焼共鳴器内に開放し、他端が同調ピストンを備える幅の狭い円柱形チ ューブを備えることができる。燃焼室の共鳴振動数は、チューブ内で同調ピスト ンを摺動させることによって変動させることができる。 燃焼生成物は環状ポート24を通って共鳴器2から出る。環状ポート24は、 設計排気流量を支持するのに十分な流れ面積を有さなければならない。図2は、 共鳴器2の長さに沿った基本モードのピーク圧力分布を示す。この図で、zは共 鳴器の軸対称軸であり、幅の狭い端部ではz=0であり、幅の広い端部ではz= Lである。ポート24は共鳴器2の壁内の任意の場所に配置することができるが 、この好ましい配置は、図2に示す基本モードの圧力ノードに対応し、ポート2 4を通る動圧の伝達を最小限に抑える傾向がある。動圧は、ポート24を通して 伝達された場合、後述のように、もはや使用可能な力に変換することができなく なる。一般に、排気口の配置は、共鳴器の内動圧を最大にするように選択すべき である。ポート24は任意選択の絞り弁14を備えるか、または弁を横切る圧力 差に応答して開くリード弁や板弁などの圧縮機型吐出し弁を備えることができる 。 定在波が確立されると、その振動圧力が共鳴器2の内壁にダイナミック・フォ ースを加え、共鳴器2が剛体としてz方向に沿って音響振動数で振動する。電機 子18は共鳴器2に取り付けられ、したがって、共鳴器と共に振動するように設 定される。この結果電機子18と固定子20が相対運動することにより、発電機 のトポロジに応じて電力が生成される。好ましい態様では、固定子20は静止状 態ではなく、電機子18の運動に対してある位相角で自由に移動する。交流発電 機16は、ボイス・コイル交流発電機でも、内容全体が参照として本明細書に組 み入れられる米国特許第5,174,130号に示された可変磁束形交流発電機 でも、内容全体が参照として本明細書に組み入れられる米国特許第5,389, 844号に示された交流発電機でも、または他の多数の線形交流発電機でもよい 。使用できるが文字どおりの電機子および固定子を含まない他の設計には圧電交 流発電機と磁歪交流発電機とが含まれる。交流発電機の選択は、動作振動数、共 鳴器の振動変位振幅、機械的力と電力との間の変換効率を含む特定の設計要件を 反映する。 電機子18と固定子20との間にバネ28およびダンパ30として示された弾 性取付け装置の特性は、システムの変換効率に影響を与える。システムの動力学 特性をモデル化し、システム内のすべての可動質量、バネ、および減衰を検討す ることによって、最適な力率を求めることができる。この特定の分析モデルは、 システムによって使用される交流発電機の種類を反映する。 ポート24、プレナム25、および任意選択の絞り弁14から排気流に与えら れる抵抗は、平均圧力P0に影響を与え、図2に示すように、この平均圧力に動 圧が重ね合わされる。平均圧力P0に影響を与える他の因子には、吸込み口流体 抵抗、流動率、共鳴器幾何形状が含まれる。絞り弁14を使用して排気流抵抗を 調整し、したがって、平均圧力P0を変動させることができる。排気口流体抵抗 を増大させるとP0が増加し、排気口流体抵抗を減少させるとP0が低下する。所 与の電力入力の場合、P0を増加させると一般に、ピーク-ピーク動圧が増し、そ れによって共鳴器に対するダイナミック・フォースが大きくなり、その結果電力 出力が増大する。したがって、燃料電気変換効率を最大にするには、負ピーク圧 力−Pが反応物供給圧力を超えて新鮮な反応物の取込みを妨害することのないか ぎり平均圧力P0をできるだけ高くすべきである。吐出し弁とポート24とを組 み合わせて使用する場合、弁システムの流れ面積と、弁のバネ負荷がもしあれば 、この負荷との両方がP0に影響を与える。別法として、圧縮機型動的吐出し弁 をz=0に位置させることができ、この場合、吐出し圧力が高くなり、排気流量 が減少する。 本発明の好ましい態様は、図1および図2に示すように共鳴器の第1の縦モー ドを使用して、前述のように反力を最大にし、したがって燃料電気変換効率を最 大にする。別法として、ベローなどの可撓性シールを含む共鳴器2に剛性壁26 を弾性に取り付け、壁26が共鳴器2とは独立に振動することを可能にすること ができる。共鳴器2を剛性に拘束し、同時に壁26が動音圧に応答してz軸に沿 って振動することを可能にし、それによって交流発電機16の電機子18を駆動 することができる。また、本発明の範囲内でヘルムホルツ型共鳴器を使用し、図 1および図4の場合と同様に共鳴器に交流発電機を接続することができる。 共鳴器の設計は、本発明を最適化する上で重要な役割を果たす。選択される特 定の共鳴器設計は、所与の音響電力入力に対して実現できる動圧振幅を決定し、 したがって、本発明の燃料電機変換効率を決定する上で重要な役割を果たす。特 定の所定の波形を有する非衝撃超高動圧を得るためのRMS共鳴器は、米国特許 第5,515,684号および米国特許第5,319,938号とそれらの分割 出願および継続出願に記載されており、これらの特許および出願はその内容全体 が参照として本明細書に組み入れられる。 RMS共鳴器は、超高動圧を生成するだけでなく、波形合成から得られる他の 利点も提供する。たとえば、図3は、|−P|>|+P|を与えるRMS共鳴器 波形を示す。この場合、|−P|=P0+(−P)および|+P|=(+P)− P0である。この波形は、パルス燃焼器がより高い平均圧力P0で動作し、しかも 、反応物流が妨害されないように負ピーク圧力−Pを反応物供給圧力よりも低く 維持することを可能にする。前述のように、より高いP0値で動作すると、燃料 電機エネルギー変換効率が向上する。当業者には、RMS共鳴器が本発明に多数 の機能拡張を施し、これらの機能拡張がすべて本発明の範囲内であるとみなされ ることは理解されると思われる。 P0を最大にするために考慮すべき他の点は、図1の吸入弁12の配置である 。共鳴器2の小直径端は、所与のP0値について最大の動圧を与え、したがって 、最低の負ピーク圧力−Pを与える。したがって、この弁配置は、PCが最高の P0値で動作し、上記で引用したすべての利点を与えることを可能にする。任意 選択で、基本モードの動圧が存在する共鳴器の壁内の他の任意の位置に弁を配置 することができる。 図4は、その縦対称性が、基本モードの圧力分布によって生成される共鳴器上 の音響力を増大させる、RMS共鳴器32を使用する本発明の態様を示す。共鳴 器32の曲率はD(z)=Dth+k[sin(πz/L)]によって決定される 。この場合、Dは直径であり、Dthはのど直径または開始直径であり、zは共鳴 器32の軸対称軸であり、kは重み係数であり、Lは共鳴器の総軸長である。別 法として、共鳴器32の曲率は、双曲線関数、放物線関数、楕円関数を含む他の 任意の数の関数によって記述することができ、これらの関数はすべて、それぞれ の異なる力特性を与える。 共鳴器32は、バネ35および37によって静止状態の周囲環境に弾性に取り 付けられ、したがって、円柱軸zに沿って制限されずに自由に振動する。音響サ イクル当たり2燃焼イベントを可能にし、それによってPC発電機の出力密度を 高くする互いに同一の弁ヘッド34が共鳴器32の各端部に取り付けられる。別 法として、図4のパルス燃焼器は、出力密度が低くなることを犠牲にして、1つ の弁ヘッドをのみを用いて動作することができる。共鳴器32は環状排気口39 および環状排気プレナム38を有し、これらの機能は図1の環状排気口24およ び環状排気プレナム25と同一である。上記で図1に関して説明したように共鳴 器32のz軸振動を電力に変換する発電機40が概略的に示されている。 図5は、共鳴器32の長さに沿った基本モードのピーク圧力分布を示し、この 場合、zは共鳴器の軸対称軸であり、+Pは正ピーク圧力であり、−Pは負ピー ク圧力である。基本モードの場合、内側表面積の局部z成分は、圧力と面積の局 部積がすべて、同じz軸方向を有する共鳴器壁上の力を常に生成するように方向 付けされる。この条件は、ピーク圧力分布のどこで数学符号が変化しても、それ に応じてdr/dzの数学符号が変化するかぎり維持される。共鳴器32の場合 、この条件はz=L/2で生じる。この場合、Lは共鳴器の長さである。z=L /2だけでなく、dr/dzの符号とピーク圧力分布の符号を両方一緒に変更す る一連のz値がある。 共鳴器32の相対寸法は、最大最小直径比を変更することによって、音響的に 加えられる力をさらに増大させるように調整することができる。共鳴器32の場 合、最大直径はz=L/2で生じ、最小直径はz=0およびz=Lで生じ、これ らの場合、直径=Dthである。たとえば、共鳴器32の最大/最小直径比が1. 7から始まり、係数7で増加する場合、力は係数40だけ増大する。この場合、 Dthで測定されるピーク−ピーク動圧はどちらの場合でも同じままであると仮定 する。 いくつかの環境の下では、まず、空気または所与の酸化剤を加圧しながら強制 的に共鳴器に送り込んでおかないかぎり、反応物に点火することはできない。こ れと同じ始動方法が本発明でも使用される。 本発明の他の始動方式は、PC発電機が一時的に音響圧縮機として動作するよ うに交流発電機を始動モータとして使用することである。始動モードでは、モー タに交流電圧が加えられ、モータは次いで共鳴器を前後に駆動し、それによって 共鳴器の基本共鳴モードを励起する。弁がこの機械駆動動圧に応答し、反応物が 燃焼室に引き込まれ、その時点で、生成された火花によってPCサイクルが開始 する。急にモータから交流発電機モードに切り換わることを回避するには、点火 の直前にモータをオフに切り換えることができる。PCサイクルが開始した後、 モータが再び交流発電機モードに切り換えられ、前述のように電力が生成される 。 前述のように、P0値が大きいと、PC発電機の効率および出力密度が高くな る。図6は、本発明の他の態様を示し、この態様は、誘導ラミング用の同調誘導 圧縮機によってはるかに高いP0値を生成する。図6の態様では、反応物の予熱 および完全な予混合も行う。これらの特徴により、反応物が完全に燃焼するため 効率が高まると共に、高振動数動作のための高燃焼速度が促進される。 図6では、共鳴器42が設けられ、共鳴器42の内部幾何形状は、形および機 能が図4の共鳴器32に類似している。共鳴器42は、バネ53、55、57、 および59によって静止状態の周囲環境に弾性に取り付けられ、したがって、円 柱軸zに沿って制限されずに自由に振動する。共鳴器42は点火プラグ43、環 状排気口44、および環状排気プレナム46を有し、これらの機能は図4の環状 排気口39および環状排気プレナム38と同一である。同調プレナム50、第1 段弁52、および第2段弁54からなる互いに同一の音響誘導圧縮機48が共鳴 器42の各端部に取り付けられる。プレナム50は、共鳴器42とほぼ同じ共鳴 振動数を有するように構成される。互いに同一の熱交換機カウリング56は燃料 吸込み口58および酸化剤吸込み口60を備える。カウリング56を共鳴器42 に剛性に取り付ける必要はないが、少なくともカウリング56と共鳴器42でシ ールを形成し反応物漏れを防止しなければならない。カウリング56を、共鳴器 42と共に振動する必要のないように弾性に取り付けた場合、熱を絶縁すると共 に雑音を抑制することができる。また、図の2つのそれぞれの開口部ではなく、 燃料および酸化剤用の単一の吸込み口を各カウリングに設けることができる。 多くの交流発電機トポロジーは、共鳴器42の周りに巻き付くように環状に構 成することができる。たとえば、図6は、共鳴器42の周りに環状に巻かれた可 変磁歪交流発電機45を示す。交流発電機45は、共鳴器42のフランジ62に 剛性に接続された環状電機子47と、環状バネ51および環状リンケージ61を 介して電機子47に弾性に取り付けられた環状固定子49と、環状固定子49内 の駆動コイル65と、駆動コイル・リード線67とを有する。交流発電機45は 、図1の交流発電機16が共鳴器2のz軸振動に応答したのと同様に共鳴器42 のz軸振動に動的に応答する。 図7は、様々な圧縮段階の動圧・静圧関係を示す。動作時に、点火プラグ43 によってパルス燃焼駆動定在波が開始される。反応物流は、吸込み口圧力Pinle t-1 の吸込み口58および60を通過し、カウリング56を通過し、そこで反応 物が共鳴器42の壁から熱を取り込み、ある程度の流れ混合を受ける。発電機アセ ンブリ全体が振動することによって、同調プレナム50の基本共鳴が励起される 。この結果得られる同調プレナム50内部の動圧によって、加熱された反応物が カウリング56から弁52を通って同調プレナム50に引き込まれ、それによっ て反応物が平均プレナム圧力P0-plenumに圧縮される。同調プレナム50内部で 、反応物はさらに、初期乱弁流による混合を受け、次いで循環音響粒子変位によ る混合を受ける。 プレナム50内部の動圧は、反応物を再び平均プレナム圧力P0-plenumからプ レナム吐出し圧力Pinlet-1に圧縮し、この時点で、反応物はプレナム50から 第2段弁54を通って共鳴器42に吐出される。プレナムのピーク音圧と共鳴器 42の最小音圧とが重なり合うことにより、第2段弁54がサイクル当たり1回 だけ開き、それによって、加熱され混合された反応物が共鳴器42に吐出され、 そこで燃焼される。反応物が弁54を通過することによって、さらに混合が誘導 される。図7に示すこのプロセスの結果として、誘導圧縮機48による圧力上昇 のために平均共鳴器圧力P0-resが上昇する。 必要に応じて追加の誘導圧縮機段を設けることにより、はるかに高いP0-res 値が得られる。カウリング56は音響共鳴にも有用であり、追加の動圧ブースト を行うことができる。 共鳴器プレナム50の音響設計には配慮が必要である。図7に示すように、プ レナムの定在波と共鳴器の定在波との間の位相は圧縮プロセスに必須である。プ レナムの共鳴は2つの駆動源、すなわち第2段弁54を開くこととプレナム全体 の振動運動によって駆動される。プレナム幾何形状を設計する際には、この2つ の 駆動源の重ね合せを考慮しなければならない。プレナム共鳴振動数が共鳴器の共 鳴振動数に等しい場合、プレナム設計では、弁の方をより弱い駆動源にすべきで ある。 同調圧縮機プレナムまたは同調エンジン・プレナムおよびパルス燃焼器の当業 者には、図6の態様に対する多数の改良が想起されると思われる。たとえば、プ レナムを共鳴器の第2高調波に同調させることができ、その場合、第2段弁は単 一の駆動源として機能し、誘導ラミングのための適切な位相が生成される。さら に、第1段弁領域と第2段弁領域との比を使用してP0-plenum、したがってP0- res を大きくすることができる。さらに、カウリング56内部の反応物の予混合 が安全上の理由で好ましくない場合、反応物を誘導圧縮機まで分離状態に維持す る個別の酸化剤カウリングおよび燃料カウリングを使用することができる。同様 に、個別の燃料配管および酸化剤配管を、共鳴器42の外部に環状に巻き、それ によって高温の共鳴器壁に熱接触するように配置することができる。 気体燃料供給圧力が十分に高い場合、誘導圧縮機48を使用して酸化剤のみを 圧縮することができ、共鳴器42内の典型的なガス分布板を介して燃料を供給す ることができる。 PCの代替策として、本発明の定在音波を熱音響的に駆動することができる。 前述のように、熱音響駆動発電機に関する現在の提案では、音響共鳴器の開放端 部にピストンを結合し、振動するピストンによって線形交流発電機を駆動できる ようにする必要がある。このピストンは、仕切板やベローなどのガス・シールを 必要とし、このようなガス・シールは信頼性の問題を生じさせる。このシステム によって生成されるダイナミック・フォースは、音圧振幅によって制限されると 共にピストンの表面積によって制限される。 本発明は、ピストンの表面積によって制限されるのではなく、共鳴器の内側表 面積全体を使用し、したがって非常に大きなダイナミック・フォースを生成する ことができる。さらに、RMS共鳴器の使用により、極めて高い動圧を生成する ことによって所望のダイナミック・フォースが増大する。 図8は、本発明の熱音響駆動態様を示す。熱音響エンジンの原則に関する説明 は、G.W.Swift著「熱音響エンジン(Thermoacoustic Engines)」、J.Acoust.Soc.Am.84、1169(19 88年)に記載されている。図8で、熱板スタック64を有する剛性の壁付き共 鳴器63は、熱音響エンジンの分野でよく知られているように原動機モードで動 作する。共鳴器63はバネ72および74によって静止状態の周囲環境に弾性に 取り付けられ、したがって、円柱軸zに沿って制限されずに自由に振動する。定 在波音波を駆動するのに十分なプレート・スタックに沿って温度勾配が生成され るように、熱が熱交換機66に加えられ熱交換機68で抽出される。定在波が確 立されると、その振動圧力が共鳴器63の壁にダイナミック・フォースを加え、 このようなダイナミック・フォースに応答して共鳴器63が剛体としてz方向に 沿って音響振動数で振動する。前述のように、共鳴器32のz軸振動を電力に変 換する発電機70が概略的に示されている。 熱音響エンジン分野は十分に発展しており、当業者には、図8の態様を実施す るための多数の方法および技術が示唆されると思われる。例えば、2つのプレー ト・スタックの使用は任意選択である。また、プレート・スタックをRMS共鳴 器と共に使用することにより、所望の波形のための高圧力振幅が得られると共に 、前述のすべての利点が得られる。さらに、図8の態様に使用される熱源には、 前述の種類のPC発電機の廃熱、他のプロセスの廃熱、燃料の直接的な燃焼、太 陽エネルギーなどを含めることができる。 上記の説明には多数の仕様が含まれるが、これらを本発明の範囲に対する制限 とみなすべきではなく、むしろ好ましい態様の例示とみなすべきである。したが って、本発明の範囲は特定のパルス燃焼器設計や熱音響設計に制限されない。 本発明は、電力が必要な場合には常に適用することができる。本発明のPC態 様を局部電力グリッド振動数に振動数ロックすることは、たとえば、点火タイミ ング、回転弁などの作動弁のタイミング、または可変同調共鳴器ブランチを用い て行うことができる。このようにして、発生した電力を局部グリッドにリンクす ることができる。交流発電機からのAC出力は他の振動数またはDCに変換する ことができる。PC発電機は、現在ガス・タービンが使用されている機械的ハズ ミ車にエネルギーを蓄積する電源を含め、ハイブリッド電気車両用の搭載電源と して使用することができる。本発明は様々な電力出力要件向けの寸法にすること ができる。 PC関連文献には、気体燃料または液体燃料の使用、燃料分配器ヘッド、使用 される弁の数、弁付き燃焼器およびアレオ弁付き燃焼器、複数の燃焼器、燃料と 酸化剤との混合、フラッパとテスラ弁と回転弁とを含む弁形式を含め、様々なパ ルス燃焼器の設計および拡張態様が示されている。これらの概念の多くは、以下 の文献に記載されている:A.A.Putnam、F.E.Belles、およ びJ.A.C.Kentfield著「パルス燃焼(Pulse Combus tion)」、Prog.Energy Combust.Sci.12、43 (1986年)、J.C.Griffiths、E.J.Weber著「パルス 燃焼バーナーの設計(The Design of Pulse Combus tion Burners)」、Research Bulletin 107 、American Gas Association Laboratori es(1969年)、P.S.Vishwanath著「パルス燃焼応用法の高 度開発技術(Advancement of Developmental T echnology for Pulse Combustion Appli cations)」、Gas Research Institute Rep ort No.GRI−85/0280(1985年)。これらの文献の全内容 はすべて、参照として本明細書に組み入れられる。当業者には、現在利用可能な PC設計情報の本発明への適用が示唆されると思われる。 したがって、本発明の範囲は、例示された態様によって決定されるものではな く、添付の請求の範囲およびその等価物によって決定されるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GM,GW,HU,ID,IL ,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC, LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,M K,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO ,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ, TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,Y U,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.a)音響共鳴器と、 b)該共鳴器内で定在波を生成するパルス燃焼手段と、 c)交流発電機とを備え、 d)該交流発電機が、音響駆動された機械的振動を電力に変換するように該共 鳴器に結合されているエネルギー変換装置。 2.パルス燃焼手段が、反応物を共鳴器に送り込む少なくとも1つの吸込み口 と、排気ガスを該共鳴器から逃す排気口とを備える請求項1記載のエネルギー変 換装置。 3.パルス燃焼手段が燃料に点火する手段をさらに備える請求項2記載のエネ ルギー変換装置。 4.点火手段が、共鳴器内の領域に火花を散らす点火装置を備え、該領域が燃 料を含む請求項3記載のエネルギー変換装置。 5.共鳴器に結合されたピストンをさらに備え、該ピストンが定在波の動圧に よって機械的移動を行うように駆動され、該ピストンが交流発電機に結合されて いる請求項1記載のエネルギー変換装置。 6.交流発電機が共鳴器に取り付けられ、該共鳴器が移動することによって該 交流発電機の少なくとも一部が移動する請求項1記載のエネルギー変換装置。 7.交流発電機が電機子および固定子を備え、少なくとも1つの部分が、該固 定子に対して相対移動するように取り付けられた該電機子を含む請求項6記載の エネルギー変換装置。 8.電機子が共鳴器に剛性に接続され、かつ固定子に弾性に接続されている、 請求項7記載のエネルギー変換装置。 9.共鳴器が、円柱軸を有し、かつ該共鳴器の円柱軸に沿って容易に移動でき るように支持されている、請求項8記載のエネルギー変換装置。 10.電機子が、共鳴器に弾性に接続され、かつ該固定子に弾性に接続される 請求項7記載のエネルギー変換装置。 11.共鳴器が、円柱軸を有し、かつ該共鳴器の円柱軸に沿って容易に移動で きるように支持されており、それによって該共鳴器全体が、パルス燃焼手段によ って生成される定在波に応答して振動する請求項1記載のエネルギー変換装置。 12.エネルギー変換装置であって、 a)音響共鳴器と、 b)該共鳴器内に反応物を導入し、この反応物に点火してパルス燃焼を行う手 段を含む、該共鳴器内で定在波を生成する手段とを備え、 c)該共鳴器が、円柱軸を有し、該円柱軸に沿って振動移動するように取り付 けられ、該パルス燃焼による該定在波が該共鳴器の振動移動を駆動するものであ り、 d)互いに対して相対移動するように取り付けられた電機子および固定子を有 する交流発電機を備え、 e)該電機子が、該共鳴器の音響駆動された機械的振動を該電機子の移動、し たがって電力に変換するように該共鳴器に取り付けられているエネルギー変換装 置。 13.a)音響共鳴器と、 b)該共鳴器内で定在波を生成する熱音響手段と、 c)交流発電機とを備え、 d)該交流発電機が、該共鳴器の音響駆動された機械的振動を電力に変換する ように該共鳴器に取り付けられており、 e)該共鳴器が、円柱軸を有し、かつ該共鳴器の円柱軸に沿って容易に移動で きるように支持されており、それによって該共鳴器全体が、該熱音響手段によっ て生成される定在波に応答して振動するエネルギー変換装置。 14.交流発電機が電機子および固定子を備え、該電機子が、該固定子に対し て相対移動するように取り付けられている、請求項13記載のエネルギー変換装 置。 15.電機子が、共鳴器に剛性に接続され、かつ固定子に弾性に接続されてい る請求項14記載のエネルギー変換装置。 16.共鳴器が、縦対称軸を有し、かつ該共鳴器の縦対称軸に沿って容易に移 動できるように支持されている請求項15記載のエネルギー変換装置。 17.電機子が、共鳴器に弾性に接続され、かつ固定子に弾性に接続されてい る請求項14記載のエネルギー変換装置。 18.共鳴器が、縦対称軸を有し、かつ該共鳴器の縦対称軸に沿って容易に移 動できるように支持され、それによって該共鳴器全体が、該熱音響手段によって 生成される定在波に応答して振動する請求項13記載のエネルギー変換装置。 19.エネルギー変換装置であって、 a)音響共鳴器と、 b)該共鳴器内で定在波を生成する熱音響手段とを備え、 c)該共鳴器が、円柱軸を有し、該円柱軸に沿って振動移動するように取り付 けられており、該定在波が該共鳴器の振動移動を駆動するものであり、 d)互いに対して相対移動するように取り付けられた電機子および固定子を有 する交流発電機を備え、 e)該電機子が、該共鳴器の音響駆動された機械的振動を該電機子の移動、し たがって電力に変換するように該共鳴器に取り付けられているエネルギー変換装 置。 20.a)音響共鳴器と、 b)(1)パルス燃焼手段、および(2)該共鳴器内で定在波を生成する熱音 響手段の内の一方と、 c)交流発電機とを備え、 d)該交流発電機が、音響駆動された機械的振動を電力に変換するように該共 鳴器に取り付けられており、 e)該共鳴器が、流体を含むチャンバを有し、該チャンバが、共鳴モードで駆 動され、かつ該チャンバが、少なくとも該チャンバの内壁構成を含み非正弦非衝 撃波形を合成するような調和位相および振幅を生成する手段を有するエネルギー 変換装置。 21.a)z軸として定義された円柱軸と、音響共鳴器の内壁から該z軸まで の垂直距離として定義された半径rとを有する音響共鳴器と、 b)(1)パルス燃焼手段、および(2)該共鳴器内で定在波を生成する熱音 響手段の内の一方と、 c)交流発電機とを備え、 d)該交流発電機が、音響駆動された機械的振動を電力に変換するように該共 鳴器に結合されており、 e)該共鳴器が、該z軸に沿ったピーク圧力分布の圧力ノードの近くでdr/ dzがゼロになるような内部形状を有するエネルギー変換装置。 22.音響共鳴器と熱接触するように位置決めされた導管をさらに備え、該反 応物の少なくとも1つの成分が、該音響共鳴器に送り込まれる前に予熱されるよ うに該導管を通過する請求項2記載のエネルギー変換装置。 23.反応物の少なくとも1つの成分を、音響共鳴器に送り込む前に予熱する ように、該音響共鳴器に取り付けられた共鳴プレナムをさらに備える請求項2記 載のエネルギー変換装置。 24.反応物の少なくとも1つの成分を、音響共鳴器に送り込む前に予熱する ように、該音響共鳴器に取り付けられた共鳴プレナムをさらに備える請求項22 記載のエネルギー変換装置。 25.共鳴器が、円柱軸を有し、かつ該共鳴器の円柱軸に沿って容易に移動で きるように支持されており、それによって該共鳴器全体が、パルス燃焼手段によ って生成される定在波に応答して振動する請求項22記載のエネルギー変換装置 。 26.共鳴器が、円柱軸を有し、かつ該共鳴器の円柱軸に沿って容易に移動で きるように支持されており、それによって該共鳴器全体が、パルス燃焼手段によ って生成される定在波に応答して振動する請求項23記載のエネルギー変換装置 。 27.共鳴プレナムが、音響共鳴器とほぼ同じ共鳴振動数を有するように構成 されている請求項26記載のエネルギー変換装置。 28.排気ガスがエネルギー変換装置に結合される請求項2記載のエネルギー 変換装置。 29.排気ガスが熱音響エネルギー変換装置に熱結合され、該熱音響エネルギ ー変換装置が、 (a)音響共鳴器と、 (b)該排気ガスから熱を受け取るように熱結合された熱交換機を含む、該共 鳴器内で定在波を生成する熱音響手段と、 (c)交流発電機とを備え、 (d)該交流発電機が、該共鳴器の音響駆動された機械的振動を電力に変換す るように該共鳴器に取り付けられている、請求項2記載のエネルギー変換装置。 30.a)該共鳴器に取り付けられた共鳴プレナムと、 b)該共鳴プレナムと該共鳴器とを連通させる少なくとも1つの吸込み口と、 c)該反応物の少なくとも1つの成分を該共鳴プレナムに送り込む共鳴プレナ ム吸込み口とをさらに備え、 d)該共鳴プレナムが内部に定在波を有し、それによって該反応物の該少なく とも1つの成分が、該共鳴器に進入する前に音響圧縮される、請求項2記載のエ ネルギー変換装置。 31.a)反応物の第1および第2の成分のうちの少なくとも一方を音響共鳴 器に送り込む前に予熱しておくために該第1および第2の成分のうちの該少なく とも一方が通過する、該音響共鳴器と熱接触するように位置決めされた導管と、 b)該共鳴器に取り付けられた共鳴プレナムと、 c)該共鳴プレナムと該共鳴器とを連通させる該少なくとも1つの吸込み口と 、 d)該第1および第2の成分のうちの少なくとも一方を該共鳴プレナムに送り 込む共鳴プレナム吸込み口とをさらに備え、 e)該共鳴プレナムが内部に定在波を有し、該共鳴プレナムに送り込まれる該 第1および第2の成分のうちの該少なくとも一方が、該共鳴器に進入する前に音 響圧縮される、請求項2記載のエネルギー変換装置。
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