JP2001526420A - 内部cmos基準発生器および電圧調整器 - Google Patents

内部cmos基準発生器および電圧調整器

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    • G05F3/247Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations wherein the transistors are of the field-effect type only with compensation for device parameters, e.g. channel width modulation, threshold voltage, processing, or external variations, e.g. temperature, loading, supply voltage producing a voltage or current as a predetermined function of the supply voltage

Abstract

(57)【要約】 本発明の一実施形態は、システム電圧レベルを有するシステム電圧源から基準電圧を有する基準信号を得るための、基準発生器および電圧回路(110)を含んでおり、基準電圧レベルは、システム電圧レベルの変化および温度変化に実質的に影響されない。回路(110)は、電圧基準サブ回路(112)、電圧調整器サブ回路(114)、電圧トランスレータサブ回路(116)、フィルタサブ回路(118)、および出力サブ回路(120)を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の属する分野) 本発明は、主に、電圧調整目的に用いられる回路に関する。具体的には、本発
明は、システム電圧源から基準電圧信号を得、基準電圧信号を調整することによ
り、システム電圧レベルの変化、環境温度の変化、および回路構成部品のプロセ
スに関連する変化、に実質的に影響されない回路、に関する。
【0002】 (先行技術の詳細な説明) 電子システムは典型的には、その電子的サブシステム用のシステム電圧レベル
Vddを提供する、システム電圧源を含んでいる。電子サブシステムのなかには
、システム電圧レベルVddに等しくない特に安定した電圧レベルを提供する電
圧源を必要とするものもある。例えば、携帯型コンピュータにおいて用いられて
いるフラッシュメモリ部品のような半導体メモリ記憶システムは、基準電圧が所
定の許容レベル以内に保たれていない場合、性能に悪影響が出る。
【0003】 先行技術の中には、システム電圧源から基準電圧信号を得るための多種多様な
方法や回路デバイスが存在する。電圧レベルを調整するための方法および回路デ
バイスにも色々なものがある。
【0004】 図1は、先行技術の1例としての電圧調整器回路10の模式図である。回路1
0は、以下を含む:システム電圧源12と;電圧源12に接続された1つの端子
およびノード16に接続された反対側の端子を含む第1の抵抗器14ならびに接
地された1つの端子およびノード16に接続された反対側の端子を有する第2の
抵抗器18、を含む分圧器と;ノード16に接続された基準入力22、フィード
バック入力24、システム電圧源12に接続された電力入力28、および出力2
6を有する演算増幅器(OP−Amp)20と;OP−Ampの出力26に接続
されたベース32、接地されたコレクタ36、およびエミッタ34を有する第1
のバイポーラートランジスタ30と;エミッタ34に接続された1つの端子を有
し、かつ反対側の端子を有するバイアス抵抗器38と;バイアス抵抗器38の反
対側の端子に接続されたベース42、システム電圧源12に接続されたエミッタ
44、およびノード47に接続されたコレクタ46、を有する第2のバイポーラ
ートランジスタ40と;ノード48に接続された1つの端子および接地された反
対側の端子を有する負荷抵抗器50と;ノード48に接続された1つの端子およ
び接地された反対側の端子を有するコンデンサ52。回路10は、端子47およ
び端子48の間に出力基準電圧Vrを発生する。Op−Amp20のフィードバ
ック入力24は端子48に接続されている。スイッチ54は、端子47と端子4
8とを選択的に接続する。
【0005】 分圧器は、システム電圧源12に応答して、ソース基準電圧レベルVrefを
ノード16において発生する。Op−Amp20は、入力22において受信され
たソース基準電圧レベルVref、およびフィードバック入力24において受信
された出力電圧基準レベルVrに応答して、出力電圧レベルVOを出力26にお
いて発生する。ここで電圧レベルVOは、ソース基準電圧レベルVrefと出力
電圧基準レベルVRとの間の差に比例している。出力電圧レベルVOは、Vre
f<VRの場合は増加し、Vref>VRの場合は減少する。
【0006】 トランジスタ40は、p−n−pタイプのバイポーラートランジスタであり、
アクティブモードのときには、トランジスタ40を通るコレクタ電流IC2は、
トランジスタ40のベース接点にかかっている正バイアスVEB1が減少するに
つれて増加する。
【0007】 Vref=Vrのとき、Op−Ampの出力26において提供される出力電圧
レベルVOは閾レベルにあり、トランジスタ40はアクティブ領域にあり、そし
てノード47およびノード48間の出力基準電圧レベルVrは約3.3ボルトで
ある。電力供給の変化によりシステム電圧レベルVddが増加した場合、出力端
子において発生する出力電圧基準レベルVrは増加する。それに応答して、Op
−Ampの出力26において提供される出力電圧レベルVOは増加し、その結果
、トランジスタ40を通るコレクタ電流IC2が減少し、出力電圧基準レベルV
rが減少し、これによりVddの増加は補償される。
【0008】 システム電圧レベルVddが減少する場合、出力端子において発生する出力電
圧基準レベルVrは減少する。それに応答して、Op−Ampの出力26におい
て提供される電圧レベルVOは減少し、その結果電圧レベルVEB1が減少し、
VEB1が減少した結果トランジスタ40を通るコレクタ電流IC2が増加し、
出力電圧基準レベルVrが増加し、これによりVddの減少が補償される。この
技術が有する問題は、VrefおよびVdd間の比例関係により、Vddの変動
がVrefを変化させることである。このことによりVrはVddの変化に追随
する。一例としては、Vddが10%降下した場合、VrefもVrと同様に1
0%降下する。
【0009】 一般的に、システム電圧レベルVddの変動は、電力供給の変化およびその他
の同様の影響により生じ得る。基準発生器により発生された基準電圧レベルの変
動は、環境温度の変化によりしばしば発生する。例えば、電子システムの環境温
度の変化は、0℃〜95℃の範囲にわたり得る。基準電圧レベルの変動はまた、
基準発生器の回路構成部品のプロセスに関連する変化によっても起こり得る。相
補型金属酸化膜半導体(CMOS)技術を用いて作成された基準発生器回路は、
基準発生器の回路部品のプロセスに関連する変化に起因する電圧変動に特に影響
を受けやすい。これは部分的には、NチャネルおよびPチャネルのトランジスタ
は、異なる温度下では異った動作をすることが知られているためである。
【0010】 必要とされているのは、システム電圧レベルVddを有するシステム電圧源か
ら基準電圧を有する基準信号を得、基準信号を調整し、これにより基準電圧レベ
ルがシステム電圧レベルVddおよび電流負荷の変化に実質的に影響されない、
回路である。
【0011】 また、相補型金属酸化膜半導体(CMOS)技術を用いて作成された回路も必
要である。
【0012】 さらに、基準信号の電圧レベルが、回路部品のプロセス特性および温度特性に
より生じる回路部品の挙動の変化に実質的に影響されない回路、も必要である。
【0013】 (発明の要旨) 本発明の目的は、システム電圧レベルを有するシステム電圧源から、基準電圧
を有する基準信号を得るための回路であって、基準電圧レベルがシステム電圧レ
ベルの変化および温度変化に実質的に影響されないように基準電圧レベルを調整
するための回路を提供することである。
【0014】 簡潔に言えば、本開示における好ましい本発明の実施形態は、システム電圧レ
ベルを有するシステム電圧源から基準電圧を有する基準信号を得、基準電圧レベ
ルを調整する回路を含む。本回路は、出力サブ回路、基準発生器サブ回路、調整
器サブ回路、トランスレータサブ回路、およびローパスフィルタサブ回路、を含
む。
【0015】 システム電圧源に接続された出力サブ回路は、電圧制御信号に応答し、基準電
圧レベルがシステム電圧レベル以下になるような基準信号を発生するように、動
作する。基準発生器サブ回路は、基準信号に応答して、温度変化および基準信号
の変化に実質的に影響されることのない主要電圧レベルを発生するように、動作
する。
【0016】 基準発生器サブ回路は以下を含む: 基準信号を受信するように接続されたソ
ース、接地されたゲート、および主要電圧レベルが発生される場所である第1の
ノードに接続されたドレインを有するpチャネルの第1のトランジスタと;基準
信号を受信するよう接続された第1の端子および第1のノードに接続された第2
の端子を有する抵抗器と;基準信号を受信するよう接続されたゲート、第1のノ
ードに接続されたドレイン、および第2のノードに接続されたソースを有する、
Nチャネルの第2のトランジスタ。基準発生器サブ回路はまた、基準信号を受信
するよう接続されたゲート、第1のノードに接続されたドレイン、および第2の
ノードに接続されたソースを有し、主要電圧レベルを調整するために用られる少
なくとも1つのトリムトランジスタを、有し得る。
【0017】 調整器サブ回路は、基準信号を受信するよう接続されたソース、第1のノード
に接続されたゲート、および電圧制御信号が発生される場所である第3のノード
に接続されたドレインを有する、第4のトランジスタを含む。調整器サブ回路は
また、第3のノードに接続されたドレイン、第2のノードに接続されたソース、
および入来信号に対応するゲートを含む、別のトランジスタをも含む。調整器サ
ブ回路は、基準信号および主要電圧レベルに応答し、電圧制御信号を発生するよ
うに動作する。トランスレータサブ回路はシステム電圧源に接続され、電圧制御
信号を増幅する機能をもつ。ローパスフィルタサブ回路は、電圧制御信号からジ
ッターを除去するのに用いられる。出力サブ回路は、電圧制御信号を受信するよ
う接続されたゲート、システム電圧源に接続されたソース、および基準信号が提
供される場所である出力端子に接続されたドレインを有する、出力トランジスタ
を含む。
【0018】 本発明の利点は、基準信号の電圧レベルが、電圧源のシステム電圧レベルVd
dの変化に実質的に影響されないことである。
【0019】 別の利点は、基準電圧レベルが、回路部品のプロセス特性および温度特性に起
因する回路部品の挙動の変化に実質的に影響されることがないことである。
【0020】 本発明の前述およびその他の目的、特徴および利点は、幾つかの図面に言及す
る、以下の好適な実施形態の詳細な説明により、明らかになるであろう。
【0021】 (好適な実施形態の詳細な説明) 図面を参照して、図2は、本発明の原理によるCMOS基準発生器および電圧
調整回路110を示す。回路110は、基準発生器サブ回路112、電圧調整器
サブ回路114、電圧トランスレータサブ回路116、RCフィルタサブ回路1
18、出力サブ回路120、および電力保存サブ回路121、を含む。
【0022】 基準発生器サブ回路112は、基準信号VRを受信するよう接続されたゲート
124、ノード128に接続されたドレイン126、およびノード132に接続
されたソース130を有するトランジスタ122、を含む。サブ回路112はま
た、基準信号VRを受信するよう接続された第1の端子およびノード128に接
続された第2の端子を有する、抵抗器134を含む。サブ回路112はさらに、
基準信号VRを受信するよう接続されたソース138、接地されたゲート139
、および主要基準ノード142に接続されたドレイン140、を有するトランジ
スタ136、を含む。
【0023】 調整器サブ回路114は、基準信号VRを受信するよう接続されたソース15
2、基準ノード142に接続されたゲート153、およびノード156に接続さ
れたドレイン154を有する、トランジスタ150を含む。サブ回路114はま
た、ノード156に接続されたドレイン160、ノード164に接続されたゲー
ト162、およびノード132に接続されたソース166を有する、トランジス
タ158を含む。
【0024】 電力保存サブ回路121は、ノード132に接続されたドレイン169、リセ
ット信号rstを受信するよう接続されたゲート170、および接地されたソー
ス171を有する、トランジスタ168を含む。サブ回路121はまた、トラン
ジスタ168のゲート170に接続されたノード164に接続されたゲート17
4、ノード178に接続されたドレイン176、および接地されたソース180
を有する、トランジスタ172を含む。
【0025】 電圧トランスレータサブ回路116は、システム電圧レベルVddを提供する
システム電圧源185に接続されたソース184、接地されたゲート186、お
よびノード190に接続されたドレイン188を有する、トランジスタ182を
含む。サブ回路116はまた、ノード156に接続されたゲート194、ノード
190に接続されたドレイン196、およびノード178に接続されたソース1
98を有する、トランジスタ192を含む。サブ回路116はさらに、ノード1
90に接続されたゲート202、ノード206に接続されたドレイン204、お
よびノード178に接続されたソース208を有する、トランジスタ200を含
む。さらに、サブ回路116は、システム電圧源185に接続されたソース21
2、接地されたゲート214、およびノード206に接続されたドレイン216
を有する、トランジスタ210を含む。
【0026】 RCフィルタサブ回路118は、接地されたゲート220、ノード206に接
続されたソース222、およびノード226に接続されたドレイン224を有す
る、トランジスタ218を含む。サブ回路218はまた、接地された一方の端子
およびノード226に接続された他方の端子を有する、コンデンサ228を含む
。一実施形態において、コンデンサ228は、ドレインおよびソースの両方が接
地されたNMOSトランジスタとして作成され、これによりトランジスタのゲー
トと本体との間にキャパシタンスが提供される。
【0027】 出力サブ回路120は、ノード226に接続されたゲート232、システム電
圧源185に接続されたソース234、およびノード238に接続されたドレイ
ン236を有する、トランジスタ230を含む。
【0028】 図示された実施形態において、トランジスタ122、144、158、168
、172、192、200および228はNチャネルのCMOSトランジスタで
あり、トランジスタ136、150、182、210、220および230はP
チャネルのCMOSトランジスタであり、そしてシステム電圧源185により提
供されるシステム電圧レベルVddは、5Vにほぼ等しい。しかし、システム電
圧レベルVddは、Vddが回路110により発生された基準電圧信号の電圧レ
ベルVrよりも高い限り、5V以外であり得る。
【0029】 トランジスタ158は、トランジスタ150よりもずっと小さいサイズとなる
よう選択され、その結果、トランジスタ150がOFF状態の場合に、トランジ
スタ158がノード156を0Vにほぼ等しい電圧レベルに維持することにより
、ノード156は浮動せず、これにより既知の電圧レベルが維持される。トラン
ジスタ150は、トランジスタ158よりも数百倍大きい。例えば、トランジス
タ150が300/1のサイズであって、トランジスタ158が1/8のサイズ
であってもよい。トランジスタ158のサイズは非常に小さいので、電流をほと
んど消費せず、大型の抵抗器のような機能をする。
【0030】 コンデンサ242は、下記にさらに説明するように、タンクコンデンサとして
作用し、ノード238において発生した基準信号Vrからノイズを除去する。抵
抗器240およびコンデンサ242は、本発明の一部分ではないことに留意され
たい。
【0031】 (動作状態) 電力保存モードにおいて、リセット信号に応答する電力保存サブ回路121は
、回路110が使用されていないときに回路110の消費電力を低減する機能を
もつ。サブ回路121の電力保存モードについては、回路110のアクティブ動
作について以下に説明した後に説明する。回路110の動作中において、リセッ
ト信号は、電圧レベルがシステム電圧源185のシステム電圧レベルVddにほ
ぼ等しい、ハイ(HIGH)論理状態にある。回路110が非動作状態の間に、
リセット信号は、電圧レベルがほぼゼロであるロー(LOW)論理状態にされる
。リセット信号がハイ論理状態にされるとき、トランジスタ168およびトラン
ジスタ172はオンになり、ノード132およびノード178における電圧は接
地電位へ引き下げられる。
【0032】 出力サブ回路120は、システム電圧源185において提供されているシステ
ム電圧レベルVddから、基準信号Vrを得る。以下にさらに説明する通り、ゲ
ート232において受信された電圧制御信号により出力サブ回路120のトラン
ジスタ230がオンになる場合、ノード238において提供される基準信号Vr
の電圧レベルは、システム電圧レベルVddからトランジスタ230にかかる電
圧降下を引いたものにほぼ等しい。出力回路120は、以下にさらに説明される
通り、調整器サブ回路114の出力から、トランスレータサブ回路116および
RCフィルタサブ回路118を介して受信される電圧制御信号に応答して、基準
信号Vrの電圧レベルを変更するように動作する。
【0033】 基準信号Vrの電圧レベルは、回路110の構成部品のプロセス関連特性およ
び温度特性に起因する回路部品の挙動の変化に実質的に影響されず、また、シス
テム電圧源185のシステム電圧レベルVddの変動によって実質的に影響され
ることがない。システム電圧レベルVddの変動は、システム電源(図示せず)
の変動などの要因に起因し得る。
【0034】 基準発生器サブ回路112は、出力サブ回路120の出力端子において発生さ
れた基準信号Vrに応答し、ノード142において主要基準電圧レベルVr’を
起こすように動作する。ノード142における主要基準電圧レベルVr’は、回
路110の環境中の温度変化、回路110の構成部品のプロセスに関連する変化
およびシステム電圧レベルVddの変化に起因する基準信号Vrの変動に関わら
ず、実質的に一定のままである。例えば、回路110を擁する電子システムの環
境中の温度変化は、0℃〜95℃の範囲にわたり得る。回路110を作成するの
に用いられるNチャネルおよびPチャネルのトランジスタは、様々な温度制約下
において異なって動作することで知られている。プロセスに関連する変化として
は、回路110の部品を製造するのに用いられるプロセス技術の変化による、デ
バイス特性の変化が含まれる。
【0035】 基準発生器サブ回路112のトランジスタ136は、Pチャネルのトランジス
タであり、ゲート139が接地されているため、常時オン状態である。サブ回路
121のトランジスタ168がオンになるのと同時にノード132が接地電位ま
で引き下げられるとき、サブ回路112のトランジスタ122およびトランジス
タ144は、上述のようにオンになる。抵抗器134およびトランジスタ122
、136、および144の接続により、基準信号Vrの電圧レベルは異なる。例
えば、基準電圧レベルVrが3.3Vのとき、基準ノード142における電圧レ
ベルは2Vである。トランジスタ122は、サイズが小さいトリムトランジスタ
であり、所望であれば基準信号Vrの電圧レベルを低下させるために用いられる
。あるいは、トランジスタ122をサブ回路122から取り除いても、本発明の
趣旨から逸脱しない。
【0036】 本発明の原理に従って、抵抗器134の抵抗値R1ならびにトランジスタ13
6およびトランジスタ144のサイズは、ノード142における電圧レベルVr
’が基準信号Vrの電圧レベルの変動、温度変化、および回路110の要素のプ
ロセスに関連する特性変化に関わらず実質的に一定に維持されるように、選択さ
れる。また、温度およびプロセスの変化によるノード142における電圧レベル
Vr’への影響が最小になるように、回路110の構成部品の特性は、抵抗器1
34およびトランジスタ122、136、および144用の適切な抵抗値および
トランジスタサイズを決定する際に考慮される、。温度およびプロセスの変動は
、抵抗器134、トランジスタ136およびトランジスタ144を適切に設計す
ることにより、補償される。これらの素子が異なる温度特性を有しているため、
補償が可能である。
【0037】 温度が上昇するにつれて、トランジスタ150のVtは降下する。ノード14
2における電圧が一定のである場合、トランジスタ150はオンになり、その結
果基準電圧Vrは降下する。温度上昇の間Vrを一定に維持するために、ノード
142における主要基準電圧Vr’は上昇して、トランジスタ150のVtの降
下を補償する。トランジスタ136のpチャネルおよびトランジスタ124のn
チャネルを通る電流は、温度が上昇するにつれ減少するが、降下速度はトランジ
スタのサイズに依存する。抵抗器R1に関しては、R1を通る電流は、温度が高
くなればなるほど増加する。トランジスタ136およびトランジスタ124、お
よび抵抗器R1のサイズが比例して変化する場合にはノード142における電圧
は変化しないが、これらの異なる素子における温度に起因する電流の変化率は、
変化するであろう。
【0038】 トランジスタ136およびトランジスタ124および抵抗器R1のサイズを比
例的に変更することにより、室温において必要なVr’が維持され、かつVr’
の上昇がpチャネルトランジスタ150のVtの降下を補償するように、ノード
142の電流が温度とともに変化するような、サイズの組み合わせが確定され得
る。
【0039】 製造プロセスがわずかに変化したとき、基準電圧Vrは比較的一定にとどまら
なければならない。一例としては、プロセスが速い側へずれることによりトラン
ジスタのゲート長が狭くなってトランジスタ電流を増加させ且つトランジスタの
トリガ電圧閾値を減少させた場合、基準電圧Vrは変化するべきではない。
【0040】 製造プロセスによりトランジスタがより高速に動作させられる場合、トランジ
スタ150のVtは降下し、ノード142上のVr’が同じ値とすれば、このこ
とによりノード156における電圧は増加し、この結果ノード190における電
圧は減少し、ノード206およびノード232における電圧は増加する。その後
、トランジスタ230はオフになりその結果Vrはさらに降下する。この電圧降
下を補償するために、ノード142における電圧は上昇する必要がある。
【0041】 トランジスタ136のゲート長は最小値となるよう選択されるが、トランジス
タ124のゲート長は最小値よりも405倍幅広となるよう選択される。これに
よりトランジスタ136は、トランジスタ124よりもポリゲートのサイズ変化
に敏感となる。従って、ポリゲートが狭くなると、トランジスタ136を通る電
流は、トランジスタ124よりも速いペースで上昇し、その結果ノード142に
おける電圧が上昇する。このことにより、トランジスタ150のVtの降下(お
よび電流の増加)は補償される。
【0042】 製造プロセスが、遅い側へずれた場合、上記と反対のことが生じ、Vrは変化
しない。すなわち、トランジスタ電流は減少し、トランジスタのトリガ電圧閾値
は増加し、その結果基準電圧Vrは変化しない。
【0043】 1つの実施形態において、抵抗器134の抵抗値R1は4Kオームであり、ト
ランジスタ122およびトランジスタ136のサイズはそれぞれ20/4および
13/0.7である。この実施形態において、システム電圧源185のシステム
電圧レベルVddが5Vから4.5Vへ変化する場合、基準ノード142におけ
る主要基準電圧レベルVr’は0.02〜0.05ボルトしか変動しない。サブ
回路114およびサブ回路120は、Vddの変動の結果ノード142における
電圧が変動するのを防ぐ。
【0044】 調整器サブ回路114は、基準信号Vrおよび基準ノード142において発生
した主要電圧レベルVr’に応答し、トランスレータサブ回路116およびRC
フィルタサブ回路118を介して出力サブ回路120のトランジスタ230のゲ
ート232へ提供される電圧制御信号を発生するように動作する。調整器サブ回
路114は、ノード142における主要基準電圧レベルVr’および基準信号V
rの基準電圧レベルに応答して、ノード156において電圧を起こす。ソース1
52において提供される基準信号Vrの電圧レベルが、トランジスタ150のゲ
ート153に提供される基準ノード142における電圧レベルVr’よりも1V
t高いレベルまで増加するとき、サブ回路114のトランジスタ150はオンに
なる。例えば、システム電圧レベルVddが4.5Vから5.5Vまで変化した
場合、基準信号Vrの電圧レベルは増加し、これによりトランジスタ150のソ
ース152の電位は増加し、かつ基準信号Vrの電圧レベルはトランジスタ12
2の伝導量の増加により電圧Vr’を低減させる。これにより、トランジスタ1
22のコンダクタの増加による電圧Vr’は低減し、その結果トランジスタ15
0の励振は増加する。
【0045】 トランジスタ150がオンになるとき、トランジスタ150はトランジスタ1
58よりもずっと大きなサイズを有するため、ノード156における電圧レベル
は急速に上昇する。トランジスタ150がアクティブモードで動作するため、ト
ランジスタ150の励振は、トランジスタ150のゲート/ソース間のバイアス
により制御される。トランジスタ150の励振が増加するとき、ノード156に
おける電圧レベルは、基準信号Vrからトランジスタ150にかかる電圧降下を
引いた電圧レベルに等しい最大値まで増加する。従って、ノード156における
電圧レベルは、ノード142において発生される主要基準電圧レベルVr’およ
び基準信号Vrの出力電圧レベルの関数である、トランジスタ150の励振によ
り調節される。サブ回路114は、トランスレータサブ回路116およびRCフ
ィルタサブ回路118を介して、出力サブ回路120のトランジスタ230のゲ
ート232に提供される電圧制御信号を、ノード156において提供すると言い
得る。
【0046】 電圧トランスレータサブ回路116は、ノード156において発生した電圧制
御信号をトランスレートするよう動作し、これにより電圧トランスレータサブ回
路116は、基準信号Vrの電圧レベルからではなくシステム電圧源185から
描いている。トランジスタ230はその電圧源をVdd185から受け取るため
、ノード232に位置するトランジスタ230のゲートは、同じ電源で動作しな
くてはならない。そうしないと、トランジスタ230は「オン」および「オフ」
されることができない。これが、トランスレータサブ回路116を設ける理由で
ある。
【0047】 サブ回路116のトランジスタ182は、Pチャネルのトランジスタであり、
ゲート186が接地されているため、常時オン状態である。上述のようにノード
156における電圧レベルが増加するとき、サブ回路116のトランジスタ19
2の励振は増加する。トランジスタ192の励振が増加するとき、ノード190
における電圧レベルは減少するかまたは接地電圧まで引き下げられる。ノード1
90における電圧レベルは、ノード190における電圧レベルがノード156に
おける電圧レベルの反転であることを除き、ノード156における電圧レベルに
追従する。すなわち、ノード156における電圧レベルが増加するとき、ノード
190における電圧レベルは減少する。上述した通り、ノード156における電
圧レベルは0Vから基準信号Vrの電圧レベルの範囲をとる一方、ノード190
における電圧レベルがゼロとシステム電圧レベルVddとの間の範囲にある。
【0048】 同様に、ノード206において発生される電圧レベルは、ノード206におけ
る電圧がノード190における電圧レベルの反転であることを除き、ノード19
0における電圧レベルに追従する。トランジスタ210は常時オン状態であり、
ノード206における電圧レベルを、システム電圧レベルVddからトランジス
タ210にかかる電圧降下を引いたものに等しくなるように励振する、抵抗器の
ように動作する。ノード190における電圧レベルが増加するとき、トランジス
タ200の励振は増加し、ノード206における電圧レベルは接地電位まで引き
下げられる。トランジスタ192の励振が増加するとき、ノード190における
電圧レベルは接地電位まで引き下げられ、その結果トランジスタ200の励振は
減少し、ノード206における電圧レベルは電圧レベルVddに引き上げられる
。そのため、ノード206における電圧レベルは、ほぼ0Vに等しい第1の電圧
レベルとシステム電圧レベルVddに等しい第2の電圧レベルとの間の範囲内に
ある。ノード206において発生した信号は、ノード156において発生した電
圧制御信号のトランスレート後の信号であり、ただし、ノード156は0からV
rまで変化する一方で、ノード206は0からVddに変化する点において異な
る。ノード206における電圧が増加するとき、出力サブ回路120のトランジ
スタ230の励振は減少する。
【0049】 電圧調整器回路114により発生されたノード156における電圧制御信号は
、システム電圧源185のシステム電圧レベルVddが増加し始めるとき、トラ
ンジスタ150が一時的にオンになった後再度オフになることにより基準信号V
rの電圧レベルを一定に保つため、振動する。次に、基準信号Vrの電圧レベル
が増加し続けるにつれ、トランジスタ150は、オンとオフを繰返し続け、その
結果ノード156における電圧制御信号は、振動する。この振動はノード190
およびノード206に同様に影響を及ぼし、最終的には基準信号Vrの電圧レベ
ルに望ましくない影響を及ぼす。
【0050】 RCフィルタサブ回路118は、ノード206において発生されるトランスレ
ート後の電圧制御信号の高周波成分がノード226まで通過するのを防ぐ一方で
、信号の低周波成分を通過させる、ローパスフィルタとして動作する。サブ回路
118のトランジスタ218は、接地されたゲート220を有するPチャネルの
CMOSトランジスタであるため抵抗器として働くので、常時オン状態である。
トランジスタ218は、非常に小さなサイズであり、コンデンサ228とともに
RC回路を形成するように設計される。
【0051】 出力サブ回路120は、トランスレータサブ回路116およびRCフィルタサ
ブ回路118を介してトランジスタ230のゲート232へ提供される、調整器
サブ回路114により発生された電圧制御信号に応答し、基準信号の電圧Vrを
変更するように動作する。調整器回路114がソース152において基準信号V
rの電圧レベルの増加を検出した場合、その基準信号Vrの電圧レベルの増加を
補償するため、トランジスタ150の励振は増加し、トランジスタ230のゲー
ト232において提供される電圧制御信号の電圧レベルは増加してトランジスタ
230の励振を減少させる。調整器回路114がソース152において基準信号
Vrの電圧レベルの減少を検出した場合、その基準信号Vrの電圧レベルの降下
を補償するため、トランジスタ150の励振は減少し、トランジスタ230のゲ
ート232において提供される電圧制御信号の電圧レベルは、減少してトランジ
スタ230の励振を増加する。
【0052】 例えば、システム電圧源185のシステム電圧レベルVddが4.5Vから5
.5Vへ変化した場合、基準信号Vrの出力電圧レベルはシステム電圧レベルV
ddからトランジスタ230にかかる電圧降下を引いたものに等しいので、ノー
ド238において発生した基準信号Vrの電圧レベルは増加する。上述の通り、
このような基準信号Vrの電圧レベルの増加は、以下を含む回路挙動影響の原因
となる:(1)トランジスタ150の励振が増加する;(2)ノード156にお
ける電圧レベルが基準信号Vrの電圧レベル方向に引き上げられ、これにより電
圧制御信号の電圧レベルが増加する;(3)トランジスタ192の励振が増加す
る;(4)ノード190における電圧レベルが接地方向に引き下げられる;(5
)トランジスタ200の励振が減少する;(6)ノード206における電圧レベ
ルがVdd方向に引き上げられる;(7)トランジスタ230の励振が、トラン
ジスタ230のソースおよびゲート間のバイアスの減少のため減少し、これによ
り基準信号Vrの電圧レベルがそれ以上増加するのが妨げられる。要するに、シ
ステム電圧レベルVddが増加するにつれ、ずっと遅い割合ではあるが基準信号
Vrの電圧レベルも増加する。
【0053】 回路110はまた、出力ノード238から得られる負荷電流の増加も補償する
。負荷電流が増加するとき、基準信号Vrの電圧レベルが減少してトランジスタ
150をオフにする傾向がある。これが原因となってノード156およびノード
206の電位は降下し、従ってトランジスタ230のゲート232における電圧
が低下し、これによりトランジスタ230の励振を増加し、基準信号Vrの出力
電圧レベルがこれ以上減少するのを防ぐ。
【0054】 上記に述べた通り、電力保存サブ回路121の電力保存モードは、回路110
が使用されていないときの消費電力の低減を可能にする。リセット信号がロー(
LOW)の場合、電力保存サブ回路121のトランジスタ168およびトランジ
スタ172はオフになり、ノード132およびノード178には電流は流れない
。そのためノード156の電位は、Vrとほぼ等しい電圧レベルまで上がる。ノ
ード206における電圧レベルは、Vddとほぼ等しい電圧レベルまで上がる。
そのため、ノード226における電圧はVddまで増加し、トランジスタ230
はオフになる。調整器の全消費電流量はゼロになる。
【0055】 図3は、本発明の別の実施形態による基準発生器および電圧調整器回路の模式
図である。図示の回路は、回路110の要素(図1)に加え、さらにトランジス
タ250およびトランジスタ260を含む。トランジスタ250は、トランジス
タ122と並列に接続され、第1の補助基準信号Vr1を受信するよう接続され
たゲート252、ノード142に接続されたドレイン254、およびノード13
2に接続されたソース256、を有する。同様に、トランジスタ260は、トラ
ンジスタ122およびトランジスタ250の両方に並列に接続され、第2の補助
基準信号Vr2を受信するよう接続されたゲート262、ノード142に接続さ
れたドレイン264、およびノード132に接続されたソース266、を有する
。補助基準信号Vr1および補助基準信号Vr2は、回路110により発生され
る基準信号Vrの電圧レベルの微調整の際にトリム効果を得るために基準信号V
rに加えて使用可能な、補助基準電圧を提供する。
【0056】 トランジスタ122、250、および260の各々でオンになっているものは
、ノード142において主要基準電圧レベルVr’を降下させ、その結果基準信
号Vrの電圧レベルに影響を及ぼす。例えば、トランジスタ122をオンするだ
けで、ノード142における電圧レベルVr’は2.0Vとなり、これにより基
準信号Vrは3.3Vから3.1Vまで降下する。次にトランジスタ250を追
加的にオンすると、基準ノード142の電圧レベルは1.9Vとなり、これによ
り基準信号Vrの電圧は3.1V未満に低減される、といった具合である。さら
なるトランジスタを同様にトランジスタ122と並列に接続し、さらなる補助基
準電圧を受信するよう接続することにより、所望の基準信号Vrの電圧レベルを
得かつ制御し得る。
【0057】 必要に応じて、トランジスタ122、トランジスタ250およびトランジスタ
260のゲート端子へ供給される補助基準信号Vr1およびVr2は、ソフトウ
ェアによりコントロールされることにより、基準信号Vrに対応する電圧レベル
を表すデジタル値がレジスタ中(図示せず)に格納され、そしてレジスタに格納
されている値がソフトウェアによって変更されるにつれ、異なる電圧レベルの基
準信号Vrが生成され得る。
【0058】 図4は、回路110(図1)のさらに別の実施形態を示す。この実施形態にお
いて、Nチャネルの制動トランジスタ270は、システム電圧源185に接続さ
れたゲート272、基準ノード142に接続されたドレイン274、およびノー
ド132に接続されたソース276、を有する。制動トランジスタ270のサイ
ズは小さく選択され、回路110が動作している間、オンのままである。1つの
実施形態において、制動トランジスタ270のサイズは2/10である。制動ト
ランジスタ270を回路110へ追加することによる効果を、図5を参照しなが
ら以下に説明する。
【0059】 図5は、時間304の関数としての電圧302のグラフ300を示している。
このグラフは、回路110(図2)の動作を示しており、システム電圧源185
(図2)のシステム電圧レベルVddの変動に応答しての基準信号Vrの電圧レ
ベルの調整、をより良く示している。傾き306は、システム電圧レベルVdd
の変化率を時間の関数として示しており、傾き308は基準信号Vrの変化率を
時間の関数として表している。図示のように、基準信号Vrは、電圧レベルが2
.9Vであるポイント310まで、かなり一貫してシステム電圧レベルVddに
追従している。回路110の調整器サブ回路114は、ポイント310における
2.9Vの電圧レベルまで実効的に調整を行っておらず、基準信号Vrの電圧レ
ベルはシステム電圧レベルVddに実質的に追従している。しかし、図3中の3
10に対応する時間の後は、システム電圧レベルVddが変化する間、基準信号
Vrはほとんど一定のままである。例えば、システム電圧レベルVddが約22
0マイクロ秒の間に3Vから5.5Vへ変化するとき、基準信号Vrの電圧レベ
ルは2.9Vから約3.4Vへと変化している。この変化は0.5Vの変化であ
るのに対し、システム電圧源185のシステム電圧レベルVddに起こった変化
は2.5Vである。そのため、基準信号の調整は、基準信号Vrの電圧レベルが
2.9Vに達した後のみに開始し、その後基準信号Vrは、システム電圧レベル
Vddが有意に増加するのにも拘わらずほとんど一定の状態で維持される。
【0060】 図5において、Vddが3Vから5.5Vに変化することにより、基準電圧V
rは2.9Vから3.4Vへ変化する。トランジスタ270(図4に図示)は、
このVr上の変化量をもっと低い値へ低減するよう設計される。トランジスタ2
70のゲートはVddに接続されているため、より高いVdd値において(例:
5.5V)より多くの電流がトランジスタ270を通って流れ、その結果、より
高いVdd値においてノード142における電圧は減少する。この(より高いV
dd値における)より高いノード142電圧は、Vrを低減する。トランジスタ
270を適切なサイズにすることにより、Vddが3Vから5.5Vへ変化する
間、基準電圧Vrは同じ値(例:3.3V)に留まるであろう。トランジスタ2
70のサイズが非常に大きい場合、VrはVdd=5.5Vのとき3V未満にな
り得る。図5のグラフに示されたデータは、回路110は50mAを取り出す負
荷を励振していると仮定したものである。すなわち、R1 240の抵抗値は6
6オームである。図5aは、図5と同種の情報を示すが、6600オームの負荷
を用いて0.5mAを取り出している。320に示されているように、調整器サ
ブ回路が調整を行っていないときには、VrはVddにさらに密接に追従する。
【0061】 図6は、先行技術の電圧発生器および調整器回路の適用例を示す。この特定の
適用例は、コントローラ半導体デバイス310、電圧調整器および発生器回路3
12およびフラッシュメモリユニット322を含む、半導体(または不揮発性)
記憶システム324である。コントローラ310は、フラッシュメモリユニット
322の動作を制御する。その動作中において、コントローラ310は、Vr信
号(一般には3.3V)を調整器回路312を用いてフラッシュユニット322
へ供給する。後者は、本明細書中の図1に示した先行技術の回路の動作と類似し
ている。図6において、調整器回路312は、部分的にはコントローラ中に、か
つ部分的にはコントローラ310の外部に存在するように示されている。
【0062】 具体的には、バイポーラトランジスタデバイス314、抵抗器316、バイポ
ーラトランジスタデバイス318およびコンデンサは、調整器回路312中であ
るがコントローラ310の外部に含まれた形で示されている。これらの構成部品
は、例えば、システム312が配置され得るカード上のスペースを占める。
【0063】 一方、図7は図6と同じ適用例を示すが、本発明の実施形態であるCMOS電
圧発生器および調整器110を用いている。すなわち、半導体記憶システム35
0は、フラッシュメモリユニット322によって用いられる基準電圧Vrを調整
器110を用いて起こす、コントローラ半導体デバイス352を含む。フラッシ
ュメモリユニット322は、図2に示す抵抗型負荷RLとして作用する複数のフ
ラッシュメモリチップ326、328、...、330を含む。
【0064】 調整器110は、コントローラ352中に丸ごと収まっており、Vddに応答
して、ここからフラッシュメモリユニット322によって用いられるVrを発生
する。図6と図7を比較すると、部品点数がより少なくてすむのは図7のシステ
ム350であるのは明らかである。すなわち、図6中のシステムのトランジスタ
314およびトランジスタ318、抵抗器316およびコンデンサ320は、図
7のシステムから除かれている。これにより、本発明を用いたシステムを製造す
るコストはより少額になる。さらに、上記に挙げた構成部品を無くすことにより
、カードを電気的に設計するのがより容易になり、そのことによりさらに製造コ
ストが低減される。さらに、上述の通り、フラッシュユニット322へ供給され
ている基準電圧Vrを実質的に一定に維持する一方で、図7のシステムにより許
容されるVddのダイナミックレンジはより大きくなる。その上、このようにダ
イナミックレンジの許容量が大きいことにより、本発明を用いたシステムは、V
ddを発生する電池をより長い時間使用することができる。なぜならば、電池が
使用されると、時間が経つにつれて、電池が発生する電圧レベルは減少するから
であり、先行技術の調整器は、一般には4.5V未満である電圧レベルを許容す
ることができなかったからである。一方、本発明では、電池が発生する電圧が4
.5V未満になった場合でも電池を使用することができ、これにより電池の寿命
はより長くなる傾向になる。
【0065】 本発明を特定の実施形態について特に図示および説明したが、本発明の変更お
よび改変は必ずや当業者に明らかになることが予期される。従って、本明細書中
の請求の範囲は、このような変更および改変を本発明の真の趣旨および範囲内に
属するものとして含んでいると解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、バイポーラー接合トランジスタおよび演算増幅器を用いて作成された
、先行技術の電圧調整器回路の模式図である。
【図1a】 図1aは、バイポーラー接合トランジスタおよび演算増幅器を用いて作成され
た、先行技術の電圧調整器回路の模式図である。
【図2a】 図2aは、本発明の実施形態によるCMOS基準電圧発生器および電圧調整器
回路の模式図である。
【図2b】 図2bは、本発明の実施形態によるCMOS基準電圧発生器および電圧調整器
回路の模式図である。
【図2c】 図2cは、本発明の実施形態によるCMOS基準電圧発生器および電圧調整器
回路の模式図である。
【図3a】 図3aは、本発明のさらに別の実施形態による、CMOS基準電圧発生器およ
び電圧調整器回路の模式図である。
【図3b】 図3bは、本発明のさらに別の実施形態による、CMOS基準電圧発生器およ
び電圧調整器回路の模式図である。
【図3c】 図3cは、本発明のさらに別の実施形態による、CMOS基準電圧発生器およ
び電圧調整器回路の模式図である。
【図4a】 図4aは、本発明のさらに別の実施形態による、CMOS基準電圧発生器およ
び電圧調整器回路の模式図である。
【図4b】 図4bは、本発明のさらに別の実施形態による、CMOS基準電圧発生器およ
び電圧調整器回路の模式図である。
【図4c】 図4cは、本発明のさらに別の実施形態による、CMOS基準電圧発生器およ
び電圧調整器回路の模式図である。
【図5】 図5は、図2、図3および図4の回路により提供される出力基準電圧信号を、
時間の関数として例示するグラフである。
【図5a】 図5aは、図2、図3および図4の回路により提供される出力基準電圧信号を
、時間の関数として例示するグラフである。
【図6】 図6は、先行技術の電圧調整器回路の使用を、不揮発性メモリデバイスおよび
制御回路を用いたシステムとともに例示する。
【図7】 図7は、制御デバイスおよび不揮発性メモリデバイスを有するシステムにおけ
る、CMOS基準電圧発生器および調整器の好適な実施形態の使用方法を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW Fターム(参考) 5B025 AD09 AE06 AE08 5H410 BB04 CC02 DD02 EA11 EB37 FF03 FF25 5H420 BB12 CC02 DD02 EA14 EB37 FF03 FF25 【要約の続き】

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準電圧レベルを有する基準信号を、システム電圧レベルを
    有するシステム電圧源から得、該基準電圧レベルを調整するための回路であって
    、該回路は、 該基準信号に応答し、該基準電圧レベルの変化および温度変化に実質的に影響
    されない主要基準電圧レベルを有する主要基準信号を発生するように動作する、
    基準発生器回路と、 該主要基準信号および該基準信号に応答し、電圧制御信号を発生するように動
    作する調整器回路と、 該電圧制御信号に応答し、該システム電圧源に接続され、該基準電圧を発生す
    るように動作し、該電圧制御信号を増幅するための、トランスレータ回路とを備
    え、 該基準信号の該基準電圧は、該システム電圧レベルならびに温度およびプロセ
    ス変化に実質的に影響されない、回路。
  2. 【請求項2】 前記システム電圧源および前記トランスレータ回路に接続さ
    れ、前記基準信号を起こすように動作する出力回路をさらに備えた、請求項1に
    記載の基準信号を得るための回路。
  3. 【請求項3】 前記出力回路が、前記電圧制御信号に対するジッター効果を
    低減する、ローパスフィルタ手段をさらに包含する、請求項2に記載の基準信号
    を得るための回路。
  4. 【請求項4】 前記出力回路手段が、前記電圧制御信号を受信するよう接続
    されたゲート、前記システム電圧源に接続されたソース、および前記基準信号が
    提供される場所である出力端子に接続されたドレイン、を有する出力トランジス
    タ、 を包含する、請求項1に記載の基準信号を得るための回路。
  5. 【請求項5】 前記基準発生器回路は、前記基準信号に接続されたゲート端
    子、該基準信号を受信するよう接続されたドレイン端子、および前記基準電圧が
    発生される場所である主要基準ノードにおいて前記基準回路に接続されたソース
    端子を有する、第1のトランジスタをさらに含み、該第1のトランジスタは前記
    基準電圧レベルを前記基準電圧レベルの変化に関わらず実質的に一定に維持し、
    前記システム電圧レベルが減少するとき該第1のトランジスタを通る前記電流は
    減少し、これにより前記主要電圧基準レベルおよび該基準電圧レベルは上昇する
    、 請求項1に記載の基準信号を得るための回路。
  6. 【請求項6】 前記基準発生器回路が、接地端子に接続されたゲート端子、
    前記基準信号を受信するよう接続されたソース端子、および前記主要基準ノード
    に接続されたドレイン端子、を有する第2のトランジスタをさらに含む、請求項
    5に記載の基準信号を得るための回路。
  7. 【請求項7】 前記基準発生器回路が、前記基準信号を受信するよう接続さ
    れた第1の端子および前記主要基準ノードに接続された第2の端子、を有する抵
    抗器をさらに含む、請求項6に記載の基準信号を得るための回路。
  8. 【請求項8】 前記第1のトランジスタが40/4のサイズを有するNMO
    Sトランジスタであり、前記第2のトランジスタは27/0.55のサイズを有
    するPMOSトランジスタである、請求項7に記載の基準信号を得るための回路
  9. 【請求項9】 補助基準信号を受信するよう接続されたゲート端子、前記主
    要基準ノードに接続されたドレイン端子、および第2のノードにおいて前記第1
    のトランジスタの前記ソース端子に接続されたソース端子、を有する少なくとも
    1つの補助トリムトランジスタをさらに備え、該補助トリムトランジスタは前記
    主要電圧レベルを調節する、請求項7に記載の基準信号を得るための回路。
  10. 【請求項10】 前記補助基準信号がソフトウェアにより制御される、請求
    項9に記載の基準信号を得るための回路。
  11. 【請求項11】 前記基準電圧レベルが、前記ソース電圧レベルが3.5V
    から5.5Vへ変化するとき、実質的に3Vから3.5Vの範囲内で変化する、
    請求項1に記載の基準信号を得るための回路。
  12. 【請求項12】 前記基準信号を受信して0mAから60mAの間の電流を
    得るように接続された負荷回路を使用するための回路であって、このような電流
    の変化に対して前記基準電圧レベルは0.1V未満で変化する、請求項1に記載
    の基準信号を得るための回路。
  13. 【請求項13】 前記第2のノードが、第1の電力保存トランジスタのソー
    スに接続されている、請求項7に記載の基準信号を得るための回路。
  14. 【請求項14】 0℃から90℃の温度変化に対し、前記基準電圧レベルは
    0.1V未満しか変化しない、請求項1に記載の基準信号を得るための回路。
  15. 【請求項15】 前記調整器回路手段が、前記基準信号を受信するよう接続
    されたソース、前記主要基準ノードに接続されたゲート、および前記電圧制御信
    号が発生される場所である第3のノードに接続されたドレイン、を有する第3の
    トランジスタを含む、請求項7に記載の基準信号を得るための回路。
  16. 【請求項16】 前記調整器回路手段が、前記第3のノードに接続されたソ
    ース、前記システム電圧源に接続されたゲート、および前記第2のノードに接続
    されたドレイン、を有する第4のトランジスタをさらに含む、請求項15に記載
    の基準信号を得るための回路。
  17. 【請求項17】 前記トランスレータサブ回路が、 前記システム電圧源に接続されたソース、接地されたゲート、および第4のノ
    ードに接続されたドレイン、を有する第5のトランジスタと、 前記第3のノードに接続されたゲート、該第4のノードに接続されたドレイン
    、および第5のノードに接続されたソース、を有する第6のトランジスタと、 該システム電圧源に接続されたソース、接地されたゲート、および第6のノー
    ドに接続されたドレイン、を有する第7のトランジスタと、 該第4のノードに接続されたゲート、該第6のノードに接続されたドレイン、
    および該第5のノードに接続されたソース、を有する第8のトランジスタと、 を包含する、請求項15に記載の基準信号を得るための回路
  18. 【請求項18】 前記第5のノードが、接地電位レベルとほぼ等しい電位に
    維持される、請求項17に記載の基準信号を得るための回路。
  19. 【請求項19】 前記第5のノードが、第2の電力保存トランジスタのドレ
    インに接続されている、請求項17に記載の基準信号を得るための回路。
  20. 【請求項20】 前記第2のノードに接続されたドレイン、リセット信号を
    受信するよう接続されたゲート、および接地されたソース、を有する第1の電力
    保存トランジスタと、 該リセット信号を受信するよう接続されたゲート、前記第5のノードに接続さ
    れたドレイン、および接地されたソース、を有する第2の電力保存トランジスタ
    と、 を含む電力保存サブ回路をさらに備える、請求項17に記載の基準信号を得る
    ための回路。
  21. 【請求項21】 前記ローパスフィルタ手段が、 接地されたゲート、前記第6のノードに接続されたソース、および第7のノー
    ドに接続されたドレイン、を有するトランジスタと、 接地された1つの端子および該第7のノードに接続された反対側の端子、を有
    するコンデンサと、 を包含する、請求項3に記載の基準信号をための回路。
  22. 【請求項22】 前記第2のトランジスタが、前記ソース電圧源に接続され
    たn型ウェル領域を含み、これにより前記ソース電圧レベルが増加するとき前記
    第3のトランジスタはオン状態になりかつ前記基準電圧レベルは減少する、請求
    項15に記載の基準信号を得るための回路。
  23. 【請求項23】 前記第3のトランジスタが、前記ソース電圧源に接続され
    たn型ウェル領域を含み、これにより前記ソース電圧レベルが増加するとき該第
    3のトランジスタはオフ状態になりかつ前記主要基準電圧レベルは増加する、請
    求項15に記載の基準信号を得るための回路。
  24. 【請求項24】 前記システム電圧源に接続されたゲート端子、前記主要基
    準ノードに接続されたドレイン端子、および前記第2のノードに接続されたソー
    ス端子、を有する制動トランジスタをさらに備え、該制動トランジスタは、前記
    基準電圧レベルの変化率を前記システム電圧レベルの変化率よりも実質的に小さ
    くする、請求項7に記載の基準信号を得るための回路。
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