JP2001526301A - 抗細菌作用を有する食器洗剤 - Google Patents

抗細菌作用を有する食器洗剤

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、どのようにも芳香化することができ、洗浄性能に優れ、皮膚適合性であり、温度安定性であり、貯蔵安定性であり、そして環境適合性である、特に適合性の高い手作業用食器洗剤に関する。この洗剤は、湿った洗浄用タオル、スポンジおよびブラシを用いて湿った作業表面、台所用品に濃縮形態で適用したときに、特別の抗細菌活性を有する。この洗剤は、抗細菌作用を有する1またはそれ以上のカルボン酸および/またはカルボン酸塩を、陰イオン界面活性剤および/または非イオン界面活性剤および/またはベタイン界面活性剤からなる界面活性剤混合物に添加することによって得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、濃縮形態で使用したときに抗細菌活性を示し、即ち細菌増殖を抑制
し、さらに、未希釈形態で使用したときに多数の細菌を相当な程度まで死滅させ
る食器洗剤に関する。
【0002】 (背景技術) 健康に対する最も過小評価されている危険の1つは、台所の衛生状態である。
病原細菌が、特に卵、生肉および生魚の処理後に、作業表面および台所用具(例 えば、まな板)で増殖することができ、従って重大な危険を示す。
【0003】 通常の食器洗剤を用いて制細菌作用を達成しようとすると、抗細菌活性を測定
するための試験は、直ちに、多数の手作業用食器洗剤が、濃縮形態で使用したと
きであっても適当な増殖抑制作用または微生物破壊作用を持たないことを示す。
【0004】 湿ったふき取りスポンジ、布またはブラシを用いて、湿った作業表面または台
所用具に濃縮生成物を適用すると、必然的に、手作業用食器洗剤の希釈につなが
り、従って抗細菌活性がさらに低下することになる。
【0005】 現在、DGHM(Deutsche Gesellschaft fuer Hygiene und Mikrobiologie)の
「定量懸濁試験」による手作業用食器洗剤配合物の抗細菌活性の試験、即ち、滅
菌剤のための認められた試験(実際的に関連する予め決めた接触時間の後に生存 している微生物の数を、使用濃度の関数として測定する)は、多数の防腐剤含有 の配合物が、50%希釈後に使用したときであっても、適当な制細菌活性を現わ
すことがないことを示した。
【0006】 ここに、本発明が指向する課題は、50%希釈した後であっても、細菌に対す
る明らかな増殖抑制作用、さらに破壊作用をなお有するであろう、手作業用の食
器洗剤を提供することであった。
【0007】 さらに、最近の手作業用食器洗剤は、特別の特性スペクトル(優れた洗浄力、 皮膚適合性、温度および貯蔵安定性ならびに環境適合性を含む)を有することも 期待される。
【0008】 抗細菌食器洗剤は従来技術から既知である。使用される制細菌成分には、特に
トリクロサン(2,4,4'-トリクロロ-2'-ヒドロキシジフェニルエーテル)、天 然のまたはいわゆる「天然同一(nature-identical)」の抽出物、例えばオレンジ
皮の抽出物、パイン(松)油、ゲラニオール、ネロールなどが含まれる。
【0009】 環境的および経済的に妥当な量のトリクロサン(triclosan)の使用は、100 %濃度では充分な抗細菌活性を導くが、50%濃度で抗細菌特性を試験すると、
細菌増殖に対する抑制効果が不充分であることを示す。
【0010】 比較的大量の天然または天然同一の抽出物を導入すると、芳香の問題が、活性
成分の均一導入に関する問題に加えて生じる。これは、臭気の強い抽出物を、開
発者により要求される芳香の方向に過剰芳香化することが困難または不可能であ
るためである。
【0011】 少量を使用したときには、その制細菌活性は、手作業用の食器洗剤を湿ったふ
き取り布、スポンジまたはブラシを用いて適用したときに、細菌増殖の適当な抑
制を確保するのに充分ではない。
【0012】 他の活性物質、例えば、クロラミンT(トルエンスルホン酸クロラミドナトリ ウム塩)、GermallR 115(イミダゾリジニル尿素)、ギ酸ナトリウム、2-フェノキ
シエタノール、1-フェノキシ-2-プロパノール、2-フェノキシ-1-プロパノー
ルなどは、特に50%濃度では、充分な抗細菌活性を現わさなかった。
【0013】 従って、従来技術において提案されている組成物のどれも、容易に芳香化しう
る高性能の皮膚適合性の、温度および貯蔵安定性の特に環境適合性の手作業用食
器洗剤(湿ったふき取り布、スポンジおよびブラシを用いて湿った作業表面およ び台所用具に濃縮形態で適用したときに、特定の抗細菌活性を示す)として適当 ではない。
【0014】 容易に芳香化しうる高性能の皮膚適合性の、温度および貯蔵安定性の特に環境
適合性の生成物(濃縮形態で使用したときに良好な抗細菌活性を有する)は、脂肪
アルコールエーテルスルフェート、所望による脂肪アルコールスルフェート、ア
ルキルポリグリコシドおよびベタインの混合物を、カルボン酸またはカルボン酸
塩と共に使用することによって得ることができる。
【0015】 (発明の開示) 即ち、本発明は、陰イオン界面活性剤および/または非イオン界面活性剤およ
び/またはベタイン界面活性剤からなる界面活性剤混合物を含有する抗細菌性の
手作業用食器洗剤であって、抗細菌活性を有する1またはそれ以上のカルボン酸
および/またはカルボン酸塩を含有することを特徴とする洗剤に関する。
【0016】 また本発明は、1またはそれ以上のカルボン酸および/またはカルボン酸塩を
、手作業用食器洗剤中の抗細菌成分として使用することに関する。
【0017】 (発明を実施するための最良の形態) 本発明の手作業用食器洗剤の特別の利点は、台所衛生に関係するヘルペスウイ
ルス(このウイルスにより、食器およびガラス製品は、感染性の人が使用したと きに容易に汚染されうる)に対するその好ましい抗細菌活性にある。
【0018】 本発明におけるカルボン酸およびカルボン酸塩は、具体的には、安息香酸(フ ェニルギ酸)、乳酸(2-ヒドロキシプロピオン酸)、サリチル酸(2-ヒドロキシ安
息香酸)、ソルビン酸(2,4-ヘキサジエン酸)またはこれらの混合物および/ま たはこのような酸のナトリウム、カリウム、マグネシウムまたはカルシウム塩お
よびこれらの混合物である。
【0019】 驚くべきことに、特に適する抗細菌剤は、安息香酸および/またはそのナトリ
ウム塩、サリチル酸および/またはそのナトリウム塩、乳酸および/またはその
ナトリウム塩ならびに2またはそれ以上のカルボン酸および/またはその塩の混
合物であることがわかった。安息香酸が特に適している。
【0020】 適当な細菌増殖の抑制および高い微生物破壊率を確保するためには、抗細菌剤
を、0.1〜8重量%の濃度、好ましくは0.5〜6重量%の濃度、さらに好まし
くは1〜4重量%の濃度で使用しなければならない。
【0021】 さらに、驚くべきことに、イミダゾリジニル尿素、例えば GermallR 115と共 にカルボン酸および/またはカルボン酸塩を混合して使用すると、カルボン酸お
よび/またはカルボン酸塩の使用量を、好ましい制細菌特性にどのような悪影響
を及ぼすこともなく劇的に減少させうることがわかった。カルボン酸および/ま
たはカルボン酸塩を混合して使用するときには、適当な量は、0.05〜2重量 %、好ましくは0.1〜1重量%、さらに好ましくは0.2〜0.5重量%である 。この場合、イミダゾリジニル尿素の使用量は、0.05〜2重量%、好ましく は0.1〜1.5重量%、さらに好ましくは0.2〜1重量%である。
【0022】 さらに、カルボン酸および/またはカルボン酸塩を含有する食器洗浄配合物は
、4〜6、好ましくは4.5〜5.5、さらに好ましくは4.9〜5.3の範囲の最
終生成物のpH値において、最大の貯蔵安定性と共に最大の抗細菌活性を現わす
ことが、本発明により見い出された。
【0023】 適当な界面活性剤混合物は、具体的には、陰イオンおよび非イオン界面活性剤
の混合物である。しかし、混合物におけるベタイン界面活性剤の追加使用が、多
くの応用に対して極めて適するようになりうる。界面活性剤は、0.4〜50重 量%、好ましくは1〜45重量%、さらに好ましくは3〜42重量%、最も好ま
しくは5〜40重量%の合計量で使用する。
【0024】 本発明における陰イオン界面活性剤は、脂肪族スルフェート、例えば脂肪アル
コールスルフェート、脂肪アルコールエーテルスルフェート、ジアルキルエーテ
ルスルフェート、モノグリセリドスルフェート、ならびに脂肪族スルホネート、
例えばアルカンスルホネート、オレフィンスルホネート、エーテルスルホネート
、n-アルキルエーテルスルホネート、エステルスルホネートおよびリグニンス ルホネートである。また、脂肪酸シアナミド、スルホコハク酸エステル、脂肪酸
イセチオネート、アシルアミノアルカンスルホネート(脂肪酸タウリド)、脂肪酸
サルコシネート、エーテルカルボン酸およびアルキル(エーテル)ホスフェートを
、本発明の目的に使用することもできる。
【0025】 脂肪アルコールエーテルスルフェートが、本発明の目的に特に好ましい。脂肪
アルコールエーテルスルフェートは、アルコキシル化アルコールとの硫酸化反応
の生成物である。アルコキシル化アルコールは、一般に、アルキレンオキシド( 好ましくはエチレンオキシド)とアルコールとの反応生成物であると専門家には 理解されており、比較的長鎖のアルコールが本発明の目的に好ましい。一般に、
エトキシル化度が異なる付加生成物の複雑な混合物が、反応条件に依存して、n
モルのエチレンオキシドと1モルのアルコールから生成する。別の態様は、アル
キレンオキシドの混合物、好ましくはエチレンオキシドとプロピレンオキシドの
混合物を使用することからなる。低エトキシル化脂肪アルコール(0.5〜4モル
のEO、好ましくは1〜2モルのEO)が、本発明の目的に最も好ましい。
【0026】 陰イオン界面活性剤は、好ましくは0.2〜39.8重量%、さらに好ましくは
5〜35重量%、最も好ましくは10〜32重量%の量で使用する。しかし、例
えば脂肪アルコールスルフェートの使用が意図されるときには、約45重量%ま
での量を用いることができる。
【0027】 本発明における非イオン界面活性剤は、アルコキシレート、例えばポリグリコ
ールエーテル、脂肪アルコールポリグリコールエーテル、アルキルフェノールポ
リグリコールエーテル、末端キャップしたポリグリコールエーテル、混合エーテ
ルおよびヒドロキシ混合エーテルおよび脂肪酸ポリグリコールエステルである。
また、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブロックポリマーおよび脂肪酸
アルカノールアミドおよび脂肪酸ポリグリコールエーテルを使用することもでき
る。本発明に従って使用することができる非イオン界面活性剤の重要な群は、ポ
リオール界面活性剤、より具体的にはグルコ界面活性剤、例えばアルキルポリグ
リコシドおよび脂肪酸グルカミドである。アルキルポリグルコシドが特に好まし
い。
【0028】 アルキルポリグリコシドは、製造有機化学の関連の方法により糖およびアルコ
ールを反応させることによって得ることができる界面活性剤であり、モノアルキ
ル化されたオリゴマーまたはポリマー糖の混合物がこの製造方法によって生成す
る。好ましいアルキルポリグリコシドはアルキルポリグルコシドであってよく、
1つの特に好ましい態様におけるアルコールは、C8〜C18の分岐または未分岐 アルキル鎖長および1〜10の糖のオリゴマー化度を有する長鎖脂肪アルコール
または長鎖脂肪アルコールの混合物である。
【0029】 1つの特に好ましい態様においては、アルキルポリグリコシドは、0.1〜1 4.9重量%の量で、好ましくは0.5〜8重量%の量で、さらに好ましくは1〜
6重量%の量で使用する。
【0030】 本発明に従って使用することができる双性イオン界面活性剤または両性界面活
性剤には、アルキルベタイン、アルキルアミドベタイン、イミダゾリニウムベタ
インおよびアミノプロピオネート、さらにスルホベタインおよびバイオ界面活性
剤が含まれる。好ましい成分はアルキルアミドベタインである。
【0031】 これらの両性界面活性剤は、好ましくは0.1〜14.9重量%、さらに好まし
くは0.5〜8重量%、最も好ましくは1〜6重量%の量で使用される。
【0032】 本発明の1つの好ましい態様においては、手作業用の食器洗剤は、以下の成分
を界面活性剤混合物として含有する: (a)0.2〜39.8重量%、好ましくは5〜35重量%、さらに好ましくは1
0〜32重量%の陰イオン界面活性剤、好ましくは脂肪アルコールエーテルスル
フェートおよび/または脂肪アルコールスルフェート、 (b)0.1〜14.9重量%、好ましくは0.5〜8重量%、さらに好ましくは 1〜6重量%の非イオン界面活性剤、好ましくはアルキルポリグルコシド、およ
び (c)0.1〜14.9重量%、好ましくは0.5〜8重量%、さらに好ましくは 1〜6重量%のベタイン界面活性剤、好ましくはアルキルアミドベタイン。
【0033】 例えば染料および芳香油のための適当な可溶化剤は、例えばアルカノールアミ
ン、ポリオール、例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、1,2-グ
リセロールおよび他の一価および多価アルコール、ならびにアルキル基に1〜3
個の炭素原子を含むアルキルベンゼンスルホネートである。
【0034】 重要な因子は、特に生成物の透明性である。相分離または成分分離および濁っ
た外観は、通常は望ましくない。
【0035】 特に、高い界面活性剤混合物の場合に、アジピン酸、コハク酸およびグルタル
酸のNa塩の組成物(例えば SokalanR DSCの名称で市販されている組成物)を配合
物に添加したときに、特別の利点が得られる。このような組成物を、0.1〜8 重量%の量で、好ましくは1〜6重量%の量で、さらに好ましくは2.5〜5重 量%の量で使用するのが特に好ましいことがわかった。
【0036】 本発明の洗剤の別の好ましい成分は、溶媒、例えば1またはそれ以上の低分子
量アルコール、例えばエタノールである。これらは、香料および染料の導入に役
立ち、液体結晶相の生成を防止し、透明生成物の生成を助ける。本発明によれば
、溶媒は、0〜12重量%、好ましくは3〜10重量%、さらに好ましくは5〜
8重量%の量で存在していてよい。
【0037】 上記した成分に加えて、手作業用の食器洗剤において普通に使用される他の成
分、例えば脱泡剤(シリコーン油、パラフィン油または鉱油など)、構造剤、香料
、染料、腐食抑制剤、防腐剤、または手作業用の食器洗剤において普通に使用さ
れる同様の成分が、5重量%までの量で存在することができる。
【0038】 (実施例) 実施例1 本発明の手作業用食器洗剤の抗細菌活性を、例示の目的で、以下の配合物を用
いて説明する(実施例1および2の表において、単位%は重量%である)。示した
pH値はクエン酸で調整した。基本配合 : 31.5重量%のC12-14脂肪アルコールエーテルスルフェート(1.3EO) 3.0重量%のC8-16アルキルポリグルコシド dp1.4 5.0重量%のココアミドプロピルベタイン 3.5重量%のジカルボン酸混合物(SokalanR-DSC-Na) x重量%のエタノール y重量%の活性物質 100重量%までの水
【0039】
【表1】
【0040】 実施例2 本発明の手作業用食器洗剤の抗細菌活性を、以下の基本配合に基づく配合物8
および9(ヘルペスウイルスに対して完全に有効)によってさらに例示する。両配
合物は、少量の染料および香料をさらに含有していた。これらの両方を、クエン
酸でpH5.2に調整した。基本配合 : 31.5重量%のC12-14脂肪アルコールエーテルスルフェート(1.3EO) 5.0重量%のC8-16アルキルポリグルコシド dp1.4 3.0重量%のココアミドプロピルベタイン 3.5重量%のジカルボン酸混合物(SokalanR-DSC-Na) 6.5重量%のエタノール y重量%の活性物質 100.0重量%までの水
【0041】
【表2】
【0042】 試験方法は、滅菌剤のウイルスに対する有効性試験に関するウイルス疾患の制
御のためのドイツ協会および連邦健康省のガイドライン[Richtlinie des Bundes
gesundheitsamtes (BGA) und der Deutschen Vereinigung zur Bekaempfung der
Viruskrankheiten (DVV) zur Pruefung von chemischen Desinfektionsmitteln
auf Wirksamkeit gegen Viren]、1.9.1982版 (Bundesgesundheitsblatt 1982,
25, No.12, 397-398)に基づき、これに以下の変更を加えた: (1)規定された試験ウイルスを、単純ヘルペスウイルスHV342株によって
置換した[ガイドラインに記載されているベロ(vero)細胞において培養]; (2)試験を、上記のように30〜40℃の温度で行い、室温では行わなかった
;および (3)ガイドラインとは対照的に、試験混合物をウシ胎児血清によってさらにチ
ャレンジしなかった。 接触時間は、表に示した試験濃度で15分間であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダグマール・ツァイカ ドイツ連邦共和国デー−40822メットマン、 メッツカウゼナー・シュトラーセ14番 (72)発明者 ハンス・アンドレー ドイツ連邦共和国デー−42799ライヒリン ゲン、アム・フッフシャング16番 (72)発明者 ミヒャエル・ハインツェル ドイツ連邦共和国デー−40822メットマン、 ノルトシュトラーセ47番 (72)発明者 ノルベルト・シュテルター ドイツ連邦共和国デー−40789モンハイム、 マリー−キューリー−シュトラーセ8番 Fターム(参考) 4H003 AB31 AC05 AD04 BA12 DA17 EB04 EB07 EB08 EB20 ED02 ED28 FA34

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陰イオン界面活性剤および/または非イオン界面活性剤およ
    び/またはベタイン界面活性剤からなる界面活性剤混合物を含有する抗細菌性の
    手作業用食器洗剤であって、抗細菌活性を有する1またはそれ以上のカルボン酸
    および/またはカルボン酸塩を含有することを特徴とする洗剤。
  2. 【請求項2】 pH値が4〜6であることを特徴とする請求項1に記載の洗
    剤。
  3. 【請求項3】 界面活性剤混合物が陰イオンおよび非イオン界面活性剤を含
    有することを特徴とする請求項1または2に記載の洗剤。
  4. 【請求項4】 ベタイン界面活性剤をさらに含有することを特徴とする請求
    項3に記載の洗剤。
  5. 【請求項5】 アルキルポリグリコシド、好ましくはアルキルポリグルコシ
    ドを、非イオン界面活性剤として含有することを特徴とする請求項3または4に
    記載の洗剤。
  6. 【請求項6】 0.1〜8重量%のカルボン酸および/またはカルボン酸塩 を含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の洗剤。
  7. 【請求項7】 安息香酸、乳酸、サリチル酸、ソルビン酸またはこれらの混
    合物および/またはこれら酸のナトリウム、カリウム、マグネシウムまたはカル
    シウム塩を、カルボン酸/カルボン酸塩として含有することを特徴とする請求項
    1〜6のいずれかに記載の洗剤。
  8. 【請求項8】 カルボン酸および/またはカルボン酸塩およびイミダゾリジ
    ニル尿素の組合わせを、抗細菌成分として含有することを特徴とする請求項1〜
    7のいずれかに記載の洗剤。
  9. 【請求項9】 活性物質の組合わせが、0.05〜2重量%のカルボン酸お よび/またはカルボン酸塩と0.05〜2重量%のイミダゾリジニル尿素を含有 することを特徴とする請求項8に記載の洗剤。
  10. 【請求項10】 0.4〜50重量%の界面活性剤混合物を含有することを 特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の洗剤。
  11. 【請求項11】 以下の成分: (a)0.2〜39.8重量%の陰イオン界面活性剤、好ましくは脂肪アルコール
    エーテルスルフェートおよび/または脂肪アルコールスルフェート、 (b)0.1〜14.9重量%の非イオン界面活性剤、好ましくはアルキルポリグ
    ルコシド、および (c)0.1〜14.9重量%のベタイン界面活性剤、好ましくはアルキルアミド
    ベタイン、 を含有することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の洗剤。
  12. 【請求項12】 1またはそれ以上のジカルボン酸および/またはジカルボ
    ン酸塩を、個々にまたは混合して、0.1〜8重量%の量で追加の成分として含 有することを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の洗剤。
  13. 【請求項13】 溶媒、例えば1またはそれ以上の低分子量アルコール、例
    えばエタノールを、12重量%まで、好ましくは3〜10重量%の量で含有する
    ことを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の洗剤。
  14. 【請求項14】 手作業用食器洗剤において普通に使用される他の成分、例
    えばUV安定剤、脱泡剤、溶媒、構造剤、香料、染料、腐食抑制剤、防腐剤など
    を含有することを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の洗剤。
  15. 【請求項15】 手作業用食器洗剤における抗細菌成分としての、1または
    それ以上のカルボン酸および/またはカルボン酸塩の使用。
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