JP2001524581A - 圧縮成形ろうそく製品 - Google Patents

圧縮成形ろうそく製品

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、密度特性と硬さ特性の優れた組み合わせを有する小ろうそく型ろうそく製品として圧縮成形しうる小球状化ろう組成物を提供する。本発明の容器入り小ろうそくは、標準的綿灯心により1時間当たり約2〜5gの燃焼速度を有すると共に燃焼時に約1〜3cmの火炎高を維持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】技術分野 本発明は、一般に、ろうそく製品から芳香剤を小出しするプロセスに関する。
より特定的には、本発明は、高い芳香剤成分含量を有する圧縮成形ろうそく製品
を製造するプロセスに関する。
【0002】背景技術 ろうそくは、初期文明の頃から知られかつ使用されてきた。典型的なろうそく
は、パラフィンワックスまたはみつろうなどの固体または半固体のろうから形成
され、軸方向に埋め込まれた可燃性繊維灯心を含む。
【0003】 ろうそくの灯心に点火すると、生成された熱で固体ろうが溶け、その結果生じ
た液体が、毛管作用により灯心を遡行し、燃焼する。
【0004】 最近になって、視覚だけでなく嗅覚にも訴えるろうそくが開発された。このタ
イプのろうそくは、通常、ろう本体に芳香油が混和されている。点火されたろう
そくのろうが溶けるにつれ、液化ろうプールから芳香油が放出される。
【0005】 従来の芳香ろうそくはコストや他の面で難点がある。ろうそく用ろうに芳香油
を混和することは、ろうそくの燃焼時に大気中に適度なレベルの芳香が確実に放
出されるような量で達成するのは難しい。さらに、混和された芳香油は、ろう本
体から移行し、時期尚早に揮発する傾向がある。また、芳香油はろう本体を軟化
するので、ろうそく構造において望ましくない剛性損失が生じる。
【0006】 ろうそくは典型的には溶融加工によって製造される。商業規模で製造するため
には、将来的にはろう粉末圧縮技術の利用が経済的に有利であると考えられる。
しかし、ろう粉末の圧縮による優れたろうそく製品の製造は容易には達成できな
い。ろう粉末の圧縮成形は、ろうの融点、粒度分布、芳香剤や着色剤などの添加
剤の数および量などの配合物変数、ならびに圧縮時間および圧縮度などのプロセ
ス変数によって影響を受ける。
【0007】発明の概略開示 改良型粉末圧縮技術を用いて製造し得るろうそく製品の開発には依然として関
心が持たれている。
【0008】 従って、圧縮成形によるろうそくの製造に適合した小球状化(prilled)ろう 組成物を提供することが本発明の目的である。
【0009】 本発明の別の目的は、高い芳香剤成分含量を有すると共に、硬さと優れた燃焼
特性との有益な組み合わせを有する圧縮成形ろうそく製品を提供することである
【0010】 本発明の他の目的および利点は、以下の説明および実施例から明らかになろう
【0011】発明を実施するための最良の態様 本発明の1つ以上の目的は、(a)約55〜65℃の範囲の融点および約0.
5%の最大含油量を有する精製パラフィンワックス約60〜92重量%と、(b
)約65〜96℃の範囲の融点を有するマイクロクリスタリンワックス約2〜2
0重量%と、(c)約3〜20重量%のC14−C20脂肪酸成分と、(d)約0〜
10重量%の芳香剤成分と、(e)約0〜2重量%の着色剤成分とを含む小球状
化ろう組成物を提供することによって達成され、小球状化ろう粒子の約85重量
%以上は、約600〜1,190ミクロンの範囲の粒度分布を有し、小球状化ろ
う組成物は、約0.50〜0.65g/cm3の粉末密度を有する。
【0012】 好ましい小球状化ろう組成物は、約2〜20重量%の芳香剤含量を有する。
【0013】 小球状化ろう粒子は、典型的には、先ず、容器中で固体ろう成分のブレンドを
溶融し、次いで、ノズルを介して溶融ろう材を冷却チャンバ中にスプレーし、微
細分散体を、冷却チャンバ中で分散体が下降するときに球状粒子として固化させ
るか、または空中にスプレーして、粒子を固化させ、回転式冷却ドラムの表面上
に落下させることにより形成する。ろうそく用ろうを小球状化するプロセスは、
米国特許第4,614,625号に記載されており、この特許は参照として本明
細書に組み込むものとする。
【0014】 本発明の小球状化ろう組成物の主要態様は、上記に規定された範囲内の規定粒
度分布である。小球状化ろうプロセス生成物は、粒度分級手順にかけてもよく、
適切な粒度群を選択して、本発明の小球状化ろう組成物用に配合することができ
る。
【0015】 1種以上のC14−C20脂肪酸、芳香剤成分および着色剤成分は、溶融ろうの小
球状化段階の前に添加してもよいし、米国特許第4,614,625号に示され
ているように溶融ろうの小球状化段階の後に添加してもよい。
【0016】 本発明の小球状化ろう組成物の精製パラフィンワックス成分およびマイクロク
リスタリンワックス成分は市販商品である。
【0017】 C14−C20脂肪酸成分も、通常、ステアリン酸、パルミチン酸およびオレイン
酸などの脂肪酸の混合物として市販されている。
【0018】 着色剤は任意成分であり、1種以上の顔料および染料を小球状化ろう組成物の
約0.001〜2重量%の量で含んでいてよい。顔料成分は、鉱油などの液状媒
体中に懸濁された微粉末形態の有機顔料であるのが好ましい。染料成分は、通常
、トルエンまたはキシレンなどの有機溶媒中に溶解する。ろうそくの製造に適し
た種々の顔料および染料が米国特許第4,614,625号に列挙されている。
【0019】 芳香剤成分は、IFF、ファーメニック社(Firmenich Inc.)、タカサゴ社(
Takasago Inc.)、ベルメイ(Belmay)、ノビル社(Noville Inc.)、クエスト 社(Quest Co.)およびギボダン−ルール社(Givaudan-Roure Corp.)などの香 料供給業者から入手可能な1種以上の揮発性有機化合物を含む液体芳香油である
のが好ましい。
【0020】 最も一般的な芳香物質は揮発性精油である。芳香油は、合成物質であってもよ
いし、ベルガモット油、ビターオレンジ油、レモン油、マンダリン油、キャラウ
エー油、セダー葉油、クロウブ葉油、セダー材油、ゼラニウム油、ラベンダー油
、オレンジ油、オリガナム油、プチグレン油(Petitgrain oil)、ホワイトセダ
ー油、パチョリ油、ラバンジン油(Lavandin oil)、ネロリ油、無水ロウズ油な
どの天然油であってもよい。
【0021】 アルデヒド、ケトン、エステル、アルコール、テルペンなどの多様な化学物質
が香料として知られている。芳香油は、比較的単純な組成のものであってもよい
し、天然成分と合成化学成分の複雑な混合物であってもよい。
【0022】 典型的な芳香油は、ビャクダン材油、ジャコウ、パチョリ油などのエキゾチッ
ク成分を含む木材/土類ベースを含んでいてよい。芳香油は、ローズエキスまた
はバイオレットエキスなどのほのかな花の香気を有していてよい。芳香油は、ラ
イム、レモンまたはオレンジなどの所望の果実の香りを提供するように調合する
こともできる。
【0023】 合成タイプの芳香油組成物は、単独のもの、または天然油と組み合わせたもの
が、米国特許第4,314,915号、同第4,411,829号および同第4
,434,306号に記載されており、これらの特許は、参照として本明細書に
組み込むものとする。他の人造液体芳香油としては、ゲラニオール、酢酸ゲラニ
ル、オイゲノール、イソオイゲノール、リナロオール、酢酸リナリル、フェネチ
ルアルコール、メチルエチルケトン、メチルイオノン、酢酸イソボルニルなどが
挙げられる。
【0024】 芳香剤成分は、シトロネラールなどの駆虫薬、またはユーカリ属またはメント
ールなどの治療薬を含む液体調合物であってもよい。
【0025】 別の実施態様において、本発明は、小球状化ろう組成物を圧縮成形して、密度
が約0.8〜0.9g/cm3、ASTM D−2240硬さ値が25℃で約53
0〜795グラム重量のろうそく製品を形成することを含むプロセスを提供し、
このプロセスにおいて、小球状化ろう組成物は、(a)約55〜65℃の範囲の
融点および約0.5%の最大含油量を有する精製パラフィンワックス約60〜9
2重量%と、(b)約65〜96℃の範囲の融点を有するマイクロクリスタリン
ワックス約2〜20重量%と、(c)約3〜20重量%のC14−C20脂肪酸成分
と、(d)約0〜10重量%の芳香剤成分と、(e)約0〜2重量%の着色剤成
分とを含み、小球状化ろう粒子の約85重量%以上は、約600〜1,190ミ
クロンの範囲の平均粒度分布を有し、かつ小球状化ろう組成物は、約0.55〜
0.65g/cm3の粉末密度を有する。
【0026】 ろう粉末圧縮用の装置および手順は、M. Kheidrによる “Powder Compression
Of Candles"〔インターナショナル・グループ社(International Group Inc.)
、1990年〕などの刊行物に記載されており、上記刊行物は、本明細書に参照
として組み込むものとする。圧縮成形は、約6,895〜27,580kPa(
約1,000〜4,000psi)の成形圧、約1〜20秒の圧縮時間および約
15〜25℃のろう温度を含む条件下に行うことができる。
【0027】 本発明の小球状化ろう組成物の粒度分布規格は、最終ろうそく製品における優
れた特性組み合わせを達成するために不可欠である。
【0028】 規定粒度分布により、小球状化ろう組成物が約0.55〜0.65g/cm3 の粉末密度を有することが可能になり、続いて、圧縮成形ろうそく製品が約0.
8〜0.9g/cm3の密度を有することが可能になる。
【0029】 さらに、本発明の小球状化ろう組成物の粒度分布規格は、最終ろうそく製品に
対する他の重要な特性の改良に寄与する。圧縮成形手順により高い粒子溶融度が
もたらされるので、最終ろうそく製品は、望ましい硬さ特性および強さ特性、な
らびに高度の光沢または梨地ろうそく表面仕上げを特徴とする。
【0030】 さらに、本発明は、圧縮成形手順が課される小球状化ろう組成物中に、約0.
1〜5重量%のろう溶融増進型添加剤を混和することを企図している。適当なろ
う溶融増進型添加剤としては、安息香酸ベンジル、フタル酸ジメチル、アジピン
酸ジメチル、酢酸イソボルニル、酢酸セルソルブ(cellusolve acetate)、五酢
酸グルコース、四酢酸ペンタエリトリトール、トリメチル−s−トリオキサンお
よびN−メチルピロリドンが挙げられる。
【0031】 さらに、小球状化組成物添加剤は、本発明に従って圧縮成形されるろうそく製
品の燃焼特性にも有益な作用を及ぼす。
【0032】 有益な作用は改良された灯心毛管現象に由来すると考えられ、その毛管現象は
、燃焼段階中に灯心毛管内に堆積する固体有機残留物に及ぼす添加物による可溶
化作用に起因すると考えられる。
【0033】 他の実施態様において、本発明は、軸方向に配置された灯心を有し、かつ(a
)約55〜65℃の範囲の融点および約0.5%の最大含油量を有する精製パラ
フィンワックス約60〜92重量%と、(b)約65〜96℃の範囲の融点を有
するマイクロクリスタリンワックス約2〜20重量%と、(c)約3〜20重量
%のC14−C20脂肪酸成分と、(d)約0〜10重量%の芳香剤成分と、(e)
約0〜2重量%の着色剤成分とを含む成分の溶融ブレンドである圧縮成形ろうそ
く製品を提供し、このろうそく製品は、約0.8〜0.9g/cm3の密度と、 25℃で約530〜795グラム重量のASTM D−2240硬さ値とを有す る。
【0034】 好ましいろうそく製品は、2〜20重量%の芳香剤含量を有する。
【0035】 本発明の他の実施態様において、ろうそく製品は、ろうそく表面上に約0.2
〜0.9mmの厚さを有する塗布コーティングメジウム(例えば、オーバーディ
ップ)を有していてよい。
【0036】 適当なコーティング組成物は、マイクロクリスタリンワックス、パラフィンワ
ックス、天然ろう、脂肪酸およびアミド、ポリオレフィンならびにセルロースか
らなる群から選択される1種以上の成分を含んでいてよい。
【0037】 本発明のろうそく製品は、密度と硬さの優れた組み合わせを特徴とする。燃焼
性能に関して、本発明のろうそく製品は、灯心の燃焼期間中1〜3cmの灯心火
炎高を有利に維持することができる。
【0038】 別の重要な利点として、本発明のろうそく製品は、燃焼時の望ましくないトン
ネル形成作用を阻止する。灯心燃焼条件下にろうそくマトリックス中に生成する
溶融ろうへこみは、典型的には、約1.7cm以下の軸方向深さを有する。
【0039】 本発明のろうそく製品は、ガラスまたは金属容器内に入った、典型的には、直
径約2.54〜7.62cm(1〜3インチ)、高さ3.81〜8.89cm(
1.5〜3.5インチ)の小ろうそく(votive)の形態であってよい。本発明の
容器内支持型小ろうそくは、中心に配置された編組綿灯心により1時間当たり約
2〜5グラムの燃焼速度を示しうる。
【0040】 以下の実施例は本発明をさらに説明するものである。構成材料および特定の成
分は、典型的なものとして提示されており、本発明の範囲内であれば、上述の開
示を考慮して種々の変更を推論することが可能である。
【0041】 本発明のろうそく製品の硬さは、ASTM D−2240変法の手順に従って 測定し、デュロメーター 410モデル 0タイプを用いて25℃でグラム重量値
を決定する。
【0042】実施例I この実施例は、本発明による小球状化ろう組成物の調製および圧縮成形ろうそ
くの作製を示すものである。
【0043】 0.5重量%の最大含油量を有するマイクロクリスタリンワックス〔ビクトリ
ー・ライト・ワックス(Victory Lite Wax)、融点80℃〕をステアリン酸(融
点69℃)と混合し、混合物を着色剤〔ピラ・ワックス・イエロー ブラウン(P
yla Wax Yellow Brown)C−619〕および芳香油(IFFバニラ 5447− HAY)とブレンドする。インラインブレンドプロセスを用い、予備ブレンドし
た濃縮混合物に、パラフィンワックス〔バレコ(Bareco)FR−5914、融点
58℃〕を添加する。ろうそく用ろう組成物を攪拌し、成分混合物が均一になる
まで70℃に加熱する。次いで、ろうそく用ろう組成物をクルシュナー(Kursch
ner)ろうスプレードラムのろうレザバーにポンプ輸送し、組成物を68〜70 ℃の温度に維持する。スプレードラムを42m/秒の速度にセットする。スプレ
ー室温を15℃以下に、また相対湿度を約50%に維持する。ろうそく用ろう組
成物を、スプレーマニホルド系を介してスプレードラムのレザバーからくみ上げ
、ろうがドラム表面に接触する前に半固化するように、ドラムから0.3048
メートル(1フィート)上方にスプレーする。ろうをスプレードラム上に集め、
次いで、ドラムから掻き取り、振動コンベアに移して、さらに冷却するためにド
ラム内に導く。小球状化ろうをドラム端部で集め、クルシュナー 2300モデ ル 28ステーション回転式プレスのプレスホッパー中に真空供給する。ばらつ きなくポケットに充填し、かつ適切に圧縮するために、ビーズを約16〜22℃
の温度に維持する。寸法が3.048×5.08cm(1 1/5×2インチ) のろうそくの目標重量は42〜44gである。この重量を厳密にコントロールし
て、ろうそくの密度の変動を最小限にする。この目標重量以下で作製されたろう
そくは、所望の硬さを達成せず、かつ望ましい燃焼特性も提供しない。
【0044】 小球状化ろうそく用ろう組成物は、87重量%のパラフィンワックス(バレコ
FR−5914、融点58℃)と、3重量%のマイクロクリスタリンワックス (ビクトリー・ライト・ワックス、融点80℃)と、7.5重量%のステアリン
酸と、3重量%の芳香油(IFF バニラ 5447−HAY)と、0.001重
量%の染料着色剤(ピラ・ワックス・イエロー ブラウン C−6190)とから
なる。
【0045】 小球状化ろうそく用ろう組成物を、粒度分析するためにスプレードラムから集
める。粒度分析用ASTM法 D 1921−89に従い、受皿(pan)を含めた 16〜35の範囲のスクリーンサイズのワイヤ−クロスふるいスクリーン1式を
組み立て、小球状化ろうそく用ろう組成物試料100gをふるいにかけ、粒子分
布を計算した。スクリーンサイズは、粒度(ミクロン):16=1,190ミク
ロン、18=1,000ミクロン、20=840ミクロン、25=710ミクロ
ン、30=500ミクロンに対応し、受皿中の残留粒子は粒度が500ミクロン
未満である。所望の粒度分布の例は以下の通りである:
【0046】 ふるいサイズ(ミクロン) パーセント 表A 表B 16(1,190) 8.8 11.7 18(1,000) 8.7 12.9 20(840) 10.8 12.7 25(710) 31.8 33.4 30(600) 35.7 26.7 35(500) 1.6 1.0 受皿(<500) 2.6 1.6
【0047】 本発明のろうそく製品を作製するためには、粒度分布が約600〜1,190
ミクロンの範囲の小球状化ろう粒子約85重量%以上を有し、かつ粉末密度が約
0.60g/cm3の小球状化ろうそく用ろう組成物を選択する。
【0048】実施例II この実施例は、本発明による圧縮成形ろうそく製品の作製を示すものである。
【0049】 実施例Iの小球状化ろうそく用ろうをスプレードラムからクルシュナー230
0モデル 28ステーション回転式プレスの充填ホッパーに移す。ホッパーの下 を通るプレスキャビティを、完成ろうそく高の1.42倍の深さまで小球状化ろ
う組成物(20℃)で充填する。小球状化ろうで充填されたキャビティは圧縮段
階まで回転シーケンスを継続し、圧縮段階で、小球状化ろうを約2秒間上端から
下端まで部分ないし完全圧縮する。キャビティは抜出し段階まで回転シーケンス
を継続し、抜出し段階で、圧縮成形ろうそくを上方に押し上げてキャビティーか
ら抜き出す。次いで、圧縮成形ろうそくをクルシュナー芯入れ機(wicking mac
hine)に移し、そこで、灯心を圧縮成形ろうそく中に挿入する。灯心は、ペーパ
ーワイヤと編組した綿糸〔スタビロ(Stabilo)4灯心、テクニカル・ブレイデ ィング社(Technical Braiding GMB)、ドイツ〕からなる。スタビロ灯心は、ス
タビロ3、スタビロ4、スタビロ5、スタビロ6、スタビロ7、スタビロ8およ
びスタビロ10として識別される種々のサイズで製造されている。
【0050】 次いで、灯心が挿入された圧縮成形ろうそくをクルシュナーオーバーディップ
機に移す。圧縮成形ろうそくを、92℃に加熱された精製パラフィンワックス〔
バレコ FR−5914、融点70℃〕を含有する第1のオーバーディップタン クに1〜2秒間浸漬する。次いで、圧縮成形ろうそくを、芳香付けろうブレンド
(バレコ FR−5914、融点70℃、およびIFF 5447−HAY)なら
びに非抑制剤(uninhibitor)を含有する第2のタンクに1〜2秒間浸漬する。
【0051】 第2の浸漬手順後、圧縮成形物を1〜2秒間水(20℃)に浸漬する。次いで
、圧縮成形ろうそくの底を100℃の型押加熱プレートと接触平坦化する。
【0052】 圧縮ろうそく製品を、ASTM法 D−2240に従って硬さについてテスト する。試料を、(A)圧縮ろうそく表面の破断に要するグラム重量、および(B
)ろうそく表面を通してろうそく圧縮体への侵入に要するグラム重量についてテ
ストする。試料は、インラインプロセス条件と完成ろうそく特性との相関関係を
調べるためにオーバーディッププロセスの前と後に集める。圧縮ろうそくの上端
、中間部および下端における全硬さについてろうそくをテストする。試料は1セ
ット当たり平均30本のろうそくを表す。
【0053】 硬さ試験:ゴム工業用ASTM D−2240硬さ測定法を改変して、ろうそ くの硬さを決定する。デュロメーター 410モデル 0タイプを用いて圧縮ろう
そくの硬さを測定する。測定は、ろうそくのそれぞれ上端および下端から0.3
175cm(1/8インチ)のところと、底で行う。試験中に2種の読み取りを
記録する。第1の読み取りは、ろうそく表面の破断に要するグラム重量、第2の
読み取りはろうそくへの侵入に要するグラム重量である。
【0054】 表 平均硬さ 主ばね 817グラム重量 底: 中間: 上端:試料 侵入 破断 侵入 破断 侵入 破断 A(非浸漬) 614.9 687.5 618.6 687.9 677.2 730.5 B(非浸漬) 665.8 750.4 683.9 766.8 716.7 753.7 C(浸漬) 720.8 755.9 715.4 763.8 726.6 746.1 D(浸漬) 729.0 765.2 730.7 776.7 729.0 765.2
【0055】工業適応性 本発明の組成物は、改良型ろうそく加工および性能に適応する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パッツェン、 キース、 ジー. アメリカ合衆国 53182 ウィスコンシン 州 ユニオン グローヴ ハイ ストリー ト 1126 (72)発明者 マティアス、 ブラドリー、 イー. カナダ国 エヌ3ティー 5エル7 オン タリオ州 ブラントフォード ロビンソン ロード 370

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)約55〜65℃の範囲の融点および約0.5%の最大
    含油量を有する精製パラフィンワックス約60〜92重量%と、(b)約65〜
    96℃の範囲の融点を有するマイクロクリスタリンワックス約2〜20重量%と
    、(c)約3〜20重量%のC14−C20脂肪酸成分と、(d)約0〜20重量%
    の芳香剤成分と、(e)約0〜2重量%の着色剤成分とを含む小球状化ろう組成
    物であって、約0.55〜0.65g/cm3の粉末密度を有し、かつ小球状化 ろう粒子の約85重量%以上が約600〜1,190ミクロンの範囲の粒度分布
    を有することを特徴とする、小球状化ろう組成物。
  2. 【請求項2】 約2〜20重量%の芳香剤成分含量を有することを特徴とす
    る、請求項1に記載のろう組成物。
  3. 【請求項3】 脂肪酸成分がステアリン酸を含むことを特徴とする、請求項
    1に記載のろう組成物。
  4. 【請求項4】 芳香剤成分が芳香油調合物を含むことを特徴とする、請求項
    1に記載のろう組成物。
  5. 【請求項5】 芳香剤成分が駆虫薬調合物を含むことを特徴とする、請求項
    1に記載のろう組成物。
  6. 【請求項6】 芳香剤成分が治療薬調合物を含むことを特徴とする、請求項
    1に記載のろう組成物。
  7. 【請求項7】 圧縮成形条件下に小球状化ろう粒子のろう溶融を増進する約
    0.1〜5重量%の添加物含量を有することを特徴とする、請求項1に記載のろ
    う組成物。
  8. 【請求項8】 小球状化ろう組成物を圧縮成形して、約0.8〜0.9g/
    cm3の密度と、25℃で約530〜795のASTM−2240硬さ値とを有 するろうそく製品を形成することを含むプロセスであって、小球状化ろう組成物
    が、(a)約55〜65℃の範囲の融点および約0.5%の最大含油量を有する
    精製パラフィンワックス約60〜92重量%と、(b)約65〜96℃の範囲の
    融点を有するマイクロクリスタリンワックス約3〜12重量%と、(c)約3〜
    20重量%のC14−C20脂肪酸成分と、(d)約0〜20重量%の芳香剤成分と
    、(e)約0〜2重量%の着色剤成分とを含む成分のブレンドであり、小球状化 ろう粒子の約85重量%以上が約600〜1,190ミクロンの範囲の平均粒度
    分布を有し、かつ小球状化ろう組成物が約0.55〜0.65g/cm3の粉末 密度を有することを特徴とする、プロセス。
  9. 【請求項9】 約6,895〜27,580kPa(約1,000〜4,0
    00psi)の成形圧、約1〜20秒の圧縮時間、および約15〜25℃のろう
    温度を含む条件下に圧縮成形を行うことを特徴とする、請求項6に記載のプロセ
    ス。
  10. 【請求項10】 軸方向に配置された灯心を有し、かつ(a)約55〜65
    ℃の範囲の融点および約0.5%の最大含油量を有する精製パラフィンワックス
    約60〜92重量%と、(b)約65〜96℃の範囲の融点を有するマイクロク
    リスタリンワックス約2〜20重量%と、(c)約3〜20重量%のC14−C20 脂肪酸成分と、(d)約0〜20重量%の芳香剤成分と、(e)約0〜2重量% の着色剤成分とを含む成分の溶融ブレンドである圧縮成形ろうそく製品であって
    、約0.80〜0.90g/cm3の密度と、25℃で約530〜795グラム 重量のASTM D−2240硬さ値とを有することを特徴とする、圧縮成形ろ うそく製品。
  11. 【請求項11】 約2〜20重量%の芳香剤成分含量を有することを特徴と
    する、請求項10に記載のろうそく製品。
  12. 【請求項12】 脂肪酸成分がステアリン酸を含むことを特徴とする、請求
    項10に記載のろうそく製品。
  13. 【請求項13】 芳香剤成分が芳香油調合物を含むことを特徴とする、請求
    項10に記載のろうそく製品。
  14. 【請求項14】 芳香剤成分が駆虫薬調合物を含むことを特徴とする、請求
    項10に記載のろうそく製品。
  15. 【請求項15】 芳香剤成分が治療薬調合物を含むことを特徴とする、請求
    項10に記載のろうそく製品。
  16. 【請求項16】 ろうそく表面上に約0.2〜0.9mmの厚さを有する塗
    布コーティング用メジウムをさらに有することを特徴とする、請求項10に記載
    のろうそく製品。
  17. 【請求項17】 灯心燃焼条件下に、約1.7cm以下の軸方向深さを有す
    る溶融ろうくぼみを生成することを特徴とする、請求項10に記載のろうそく製
    品。
  18. 【請求項18】 灯心燃焼条件下に、燃焼時に約1〜3cmの火炎高を維持
    することを特徴とする、請求項10に記載のろうそく製品。
  19. 【請求項19】 軸方向に配置された灯心を有し、かつ(a)約55〜65
    ℃の範囲の融点および約0.5%の最大含油量を有する精製パラフィンワックス
    約60〜92重量%と、(b)約65〜96℃の範囲の融点を有するマイクロク
    リスタリンワックス約2〜20重量%と、(c)約3〜20重量%のC14−C20 脂肪酸成分と、(d)約0〜20重量%の芳香剤成分と、(e)約0〜2重量% の着色剤成分とを含む成分のブレンドである圧縮成形ろうそく製品であって、約
    0.80〜0.90g/cm3の密度と、25℃で約530〜795グラム重量 のASTM D−2240硬さ値とを有し、灯心燃焼条件下に、約1.7cm以 下の軸方向深さを有する溶融くぼみを生成し、燃焼時に約1〜3cmの火炎高を
    維持することを特徴とする、圧縮成形ろうそく製品。
  20. 【請求項20】 ろうそくが、ガラスまたは金属容器入り小ろうそくである
    ことを特徴とする、請求項19に記載のろうそく製品。
  21. 【請求項21】 ろうそくが、直径約2.54〜7.62cm(1〜3イン
    チ)、高さ3.81〜8.89cm(1.5〜3.5インチ)の、容器内支持型
    小ろうそくの形態であることを特徴とする、請求項19に記載のろうそく製品。
  22. 【請求項22】 ろうそくが、編組綿灯心により1時間当たり約2〜5gの
    燃焼速度を示す、容器内支持型小ろうそくであることを特徴とする、請求項19
    に記載のろうそく製品。
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