JP2001524056A - 口が開いた容器の内部を電子殺菌するための技術 - Google Patents

口が開いた容器の内部を電子殺菌するための技術

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ナブロ,サミュエル,ブイ.
クレグホーン,デニス,エー.
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エレクトロン プロセッシング システムズ,インコーポレーテッド
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Abstract

(57)【要約】 エネルギー電子を使用することによる容器、カップ、または、ボトルの内面を商業的に殺菌することが、そのような容器の開いた口を介して適度のエネルギーを有する電子を放射することによって実現される。普通なら首開口の内径を通過して容器を照射する電子は、容器の首の上方に配置された適切な電子吸収冷却マスクによって吸収されることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】 口が開いた容器の内部を電子殺菌するための技術 発明の背景 1.発明の分野 本発明は、電子照射処理に関し、より詳細には、エネルギー電子によって容器 を殺菌することに関する。 2.関連技術の説明 電子照射処理によって低い温度で容器を殺菌するほうが望ましいような用途( 医療品、薬品、および、食品を包装する場合)が多く存在する。例えば、ガラス 容器の場合には、過熱蒸気、炎、赤外線が、275〜400℃の温度において使用され る。そのような温度は、熱衝撃のために重大な問題を引き起こす。例えば、ドー ルプロセスおよび加圧しない過熱蒸気を使用するときには、ガラスは216℃まで 温度を上昇させられ、そして、ガラスの大きい熱容量のために、高い温度で消毒 器から出される。中味を詰め込むときの容器温度と冷たい無菌の製品との温度差 が33℃になるまで容器温度を下げなければならないことが知られている。熱を除 去するための時間と費用のために、そのような処理は、商業的に利用するには受 け入れられないものとなる(Von Bockelmann,B.,Ch.48,p.841,“Aseptic Packag ing(無菌包装)”、“Disinfection,Sterilization and Preservation(消毒、殺 菌、および、保存)”,ed:S.B.Block,Lea and Febiger,Phila PA(1991)を参照)。 ポリエステルまたはポリプロピレンのようなブロー成形プラスチックから製造 されたポリマー容器の場合、加熱処理かまたは強力な紫外線照射処理と組み合わ せて、過酸化水素が一般に使用される。 医薬品産業および食品産業において無菌製品包装に使用されるような、容器を 商業的に殺菌するためのエネルギー電子の使用は、適度のエネルギー(例えば、1 00〜300keV)を有する電子が典型的に使用されるガラス容器およ びブロー成形ポリマー容器の壁を透過することができないために、厳しく制限さ れてきた。図1の下側の曲線は、ポリエステル(ρ=1.40g/cc)においてエネル ギーを変化させたときの電子の透過終止点または外挿範囲を示す。片側照射によ れば、いったん側壁を透過した電子は、容器内部のあらゆる領域に到達すること ができなければならず、したがって、それは、10〜20cmの空気経路を有すること もある。標準温度(Berger,M.J.and Seltzer,S.M.,“Stopping Powers and Range s of Electrons(電子の阻止能および範囲)”,NBSIR−82−2550(1983)を参照)お よび標準圧力における空気中での透過率が、図1の上側の曲線で示される。これ によれば、500〜700ミクロンの肉厚と実用的な直径とを備えた典型的なポリマー 容器の場合、“壁を介して”殺菌するためには、電子エネルギーは、300keVより もはるかに大きいものでなければならない。そのようなエネルギー源は、より大 きなエネルギーにおいて生成される透過制動放射線(Radiation Shielding(放射 線遮蔽);ed.J.K.Shultis and R.E.Faw,Prentice Hall PTR,Upper Saddle River ,NJ07458(1996)を参照)のために、放射線を遮蔽するようにうまくインライン使 用するのが難しくなる。 “電子不透過性”という用語は、この明細書においては、その物質における電 子の外挿範囲の少なくとも60%である容器肉厚を表現するのに使用される。 エネルギー電子の深さ−線量曲線に関する知識、すなわち、電子がそれらの範 囲終止点に近づくときにそれらが物質に線量を放射する状態に基づけば、必要と される〜1.6倍の終止点または範囲を電子が備えるように、それらを利用するた めのエネルギーを選択することになる。例えば、図1を参照すると、典型的な30 0mlのガラスジュース壜は、14cmの深さおよび6.5cmの径を有する。ゆえに、150k eVかまたはそれ以上のビームエネルギーが選択される。25cmの深さおよび11cmの 径を有する2000mlのポリエステルジュース容器の場合には、200keVかまたはそれ 以上のビームエネルギーが必要である。 発明の概要 本発明は、口が開いた容器、カップ、あるいは、ボトルの内面を高速でインラ イ ン電子殺菌するための技術に関し、殺菌エネルギーは、中空製品の開いた口から 放射される。 図面の簡単な説明 添付の図面を参照して、以下の詳細な説明から本発明をより良く理解できる。 図1は、空気中およびポリエチレンテレフタレート中の電子透過能力を示すグ ラフである。 図2(A)は、口が開いた容器の殺菌を示す等尺図である。 図2(B)は、口が開いた容器を殺菌するための電子阻止リングの概略図である (平面図)。 図2(C)は、口が開いた容器を殺菌するための2つに分かれた電子阻止マスク 搬送リングの平面図である。 図3は、リアルタイムに線量率を監視するための配置を示す概略図である。 図4は、ボトル:窓:バフルの配置を示す一連の概略図である。 図5は、線量分布データのグラフである。 好ましい実施の形態の説明 本発明は、空の口が開いた容器、カップ、あるいは、ボトルの内面を高速でイ ンライン電子殺菌するための技術に関し、殺菌エネルギーは、中空製品の開いた 口から放射される。ほとんどのブロー成形または予備成形された容器は、400〜5 00gsm(一般にg・m-2と略記されるグラム/平方メーター)程度の肉厚を備えるので 、片側照射によって壁を透過させて内部を照射処理するためには350keVかまたは それ以上の電子エネルギーが必要となる。本発明は、それにとって代わる優れた 方法に関する。すなわち、開口を介して処理される。また、本発明は、たとえ容 器の内部底面において満足できる処理レベルが達成できたとしても、口領域にお ける過度に大きい表面線量の問題も同様に解決するものである。入射アパーチャ ーすなわち口面積(Am)に対する内面の総面積(Aw)の比が18以下であるような容器 (すなわち、比較的に口面積が大きい)において低エネルギー電子を使用した関連 する研究が開示されている(Nablo,S.V. and Cleghorn,D.A.,“DoseDistributions for Containers Electron Sterilized at Energies from150−250keV(150−250keVのエネルギーにおいて容器を電子殺 菌するための線量分布)”,Radiat.,Phy.Chem.42,#4−6,827−831,(1993)を 参照)。しかしながら、この関連研究は、口の開口面積に対する内面の面積の好 ましくない比(すなわち、18以上の比)を有する容器において、そのような技術( すなわち、容器の内面および上部外面を殺菌するために、低エネルギー電子によ って口−首領域を大きなレベルで照射する)を評価することを含んでいない。明 らかに、エネルギー電子の殺菌フルエンスによって内面を“照射”するために、 口面積に放射される線量は、“少なくとも”満足できる表面照射処理レベル×χ となるはずであり、ここで、χは、口開口面積に対する内面の面積の比である。 径が35mmの開口を備えた典型的な2リットルの容器の場合、口面積に対する内 面の面積の比は〜60である。ゆえに、10kGy(1Mrad)が最低限の内面照射処理と して満足できるものであれば、少なくとも600kGy(60Mrad)が、容器のくびれた開 口から放射される。 そのような大きな線量の高分子材料への放射は、溶融変形する“恐れ”がある ことが一般に問題となる。例えば、60メガラドにおいて、エネルギー吸収率は、 60×2.4=144cal/gとなる。0.5cal/g/℃の比熱を有するほとんどの高分子材 料の場合、これは、200〜300℃の温度上昇を意味し、間違いなく、市販のほとん どのポリマーの溶融温度よりもはるかに高い。しかしながら、低エネルギー電子 の形で放射されるエネルギーの場合、透過の深さは、全ポリマー質量のほんのわ ずかしか加熱しないことを意味し、そのために、加熱された表面領域の伝導冷却 は、内部温度を劇的に減少させる。例えば、典型的なポリエチレンテレフタレー ト容器の首の場合、肉厚は、約2mmまたは2000g・m-2程度であるので、壁に200 g・m-2も透過しない200keVの電子は、ポリマー質量の10%にも影響を与えない 。 我々が実施した実験においては、きわめて大きな線量(例えば、1000kGy)すな わち240cal/gに相当する線量で表面を照射処理するために190keVで容器の上面 部分を照射処理する消毒器を用いて、低エネルギー電子の大きな 線量に対するこのペット(ポリエステル)の許容量が評価された。また、ボトルの 内面上部における内部フィルム線量測定が実施され、許容線量を開口部リップお よび周辺内面に放射するときにこれらの“影”領域において十分な線量レベル( 例えば、10kGyの6Dレベル)を達成することの可能性が評価された。 これらの研究からは、少なくとも実験で使用された照射処理時間(〜5秒)にお いては、きわめて大きなレベルの電子照射処理をこのポリマーに用いるのに大き な問題となることは現れなかった。これらの時間は、暴露時間が一般には約1秒 である200/分かまたはそれ以上で動くインライン消毒器に期待されるものより も長い。 きわめて大きな面積比すなわち面積比が82の大容量容器の研究においては、さ らなる実験が実施された。これらの研究は、ガラス、金属、および、ポリマーか らなる口が開いた容器の消毒および殺菌のいずれの場合にも処理の有効性を証明 した。 この技術の付随的な用途は、一杯に詰まった容器の首−蓋の表面を殺菌するこ とである。例えば、詰める前に加熱かまたはH2O2のような薬品によって、あるい は、詰めるときの熱い液体によって、殺菌されたポリマーボトルまたはガラス壜 は、蓋をする前に、最終的に消毒/殺菌しなければならない場合がある(von Boc kelmann,B.,“Aseptic Packaging(無菌包装)”,CH.48,Disinfection.Sterilizat ion and Preservation( 消毒、殺菌、および、保存) ,4th edition,ed.Seymour S. Block,Lea and Febiger,Philadelphia,(1991)を参照)。この用途においては、例 えば100keVの低エネルギー電子は、首内部、首表面、および、製品表面を照射す る。典型的な用途においては、電子は、容器内にある液体の0.01%にも影響を与 えない。 さらに、本発明は、普通なら首開口の内径を通過して容器を照射する電子を吸 収するための、ボトルの首の上方に配置された電子を吸収する冷却されたマスク を使用することに関する。そのような阻止アパーチャーは、図2(A)、図2(B) 、および、図2(C)に示されるように、典型的には後方散乱を減少させるアルミ ニウムのような原子番号の小さい物質からなる完全に電子を阻止する冷却された プレートから構成されてもよく、あるいは、容器の外面を照射処理(殺菌)するの に十分な電子伝達率が得られるように、穴付きプレートのような部分的に阻止す る吸収体から構成されてもよい。 図2(A)において、電子ヘッドは、わかりやすいように傾けられている。図2 (B)および、図2(C)は説明を要しない。図2(C)の分割された設計は、ボトル を防護遮蔽体内に“挿入”しなくてもよく、また、容器−遮蔽体の割り出しを単 純なものにするのでより簡単な方法である。 このマスクプレート“遮蔽体”を使用すれば、カーテン状ビームの縦対称軸に 沿ってボトルを迅速に通過させることによって、どのような材料のボトルであっ ても室温において効果的に殺菌することができる。 この図2(A)、図2(B)、および、図2(C)に示されるような阻止アパーチャ ーの機能に関していくつかの簡単な試算を行うことは好ましいことである。内面 の面積が〜700cm2である2リットルのブロー成形ボトルを殺菌しなければならな いと仮定しよう。容器の開いた口は、3.5cmの径すなわち〜10cm2の面積を有する 。興味のあるエネルギー、例えば、200keVにおいて1メガラド当たり1μクーロ ン/cm2の電荷フルエンスの値を使用すれば、内面を適切に照射処理するには、 口面積を介して700μクーロンを放射しなければならない。これは、開口の外周 を取り巻く容器リップを介しての700μクーロン/10cm2すなわち70μクーロン/ cm2すなわち約70メガラドのフルエンスであることを意味する。これらのポリマ ーの比熱が典型的には0.5cal/g/℃であるとすれば、70メガラド(すなわち、70 ×2.4=168.0cal/g)は、168÷0.5=336℃だけ、すなわち、ポリマーの熱変形/ 融点よりもはるかに高い温度にまでポリマー表面の温度を上昇させる。ゆえに、 ここで説明する防護装置が必要となる。 これは、マスクプレートに設けられたくぼんだ開口として構成されてもよく、 その開口の中にはボトルの首が挿入され、アパーチャーの外周を取り巻く適切に 設計された開口面積を有し、容器の外面上部を適切に照射することができる。照 射線量を測定して処理の無菌保証水準(SAL)を判定するリアルタイムモニターを 備えたそのような消毒器の幾何学的連続配列が、図3に概略的に示される(Nablo ,S.V.,Kneeland,D.R.and McLaugh1in,W.L.,“Real Time Monitoring of Electro n Processors(電子照射処理のリアルタ イム監視)”,Radiat.Phys.Chem.46,1337−1383(1995)を参照)。 本発明は、以下の特徴を含む。 1.エネルギー電子によって外面を照射するのを制御しながら、それと同時に、 同じ照射源からのエネルギー電子を開いた口から内面に放射することによって、 口が開いた電子不透過性容器の内面および外面上部を電子殺菌する。0.1〜2.0リ ットルの範囲にある消費製品および薬剤容器の場合、典型的には、125〜300keV の範囲の電子エネルギーが使用される。 2.詰め込みラインの蓋付けステーションに入る前に消毒または殺菌を行うため に、すでに中味を(完全にあるいは部分的に)詰め込まれた口が開いた電子不透過 性容器の内面および外面上部を電子殺菌する。 3.容器の開いた口の蓋付け面あるいは封止面の過照射および熱変形を防止する ための適切に冷却された電子吸収防護リング。 4.容器の外面を十分に電子照射するために、容器開口から間隔を置いて防護マ スクまたはリングを配置する。 5.消毒器の主窓に影響を与える電子のアルベドまたは後方散乱を減少させるた めに、マスクに小さい原子番号の材料を使用する。 6.マスクを移動アセンブリに配置し、それによって、マスクの下に容器を連続 的に配置しかつ殺菌の後に容器をマスクから取り去ることができる。 7.電子照射処理ゾーンにあるときには自動的に容器に影をつくり、連続的な処 理のために、殺菌の後に、装填位置に戻すために取り去られるマスクを移動アセ ンブリに配置する。 8.容器をビームに沿って直線運動させ、取り去る前に、容器をそれの開始位置 に戻すアセンブリにマスクを配置する。この方法によれば、それから得られる2 倍の縦方向ストロークは、ビームの必要とされる距離を減少させ、所望の処理能 力を実現できる。 9.小さい原子番号の電子阻止プレートを支持するための大きな原子番号の光子 吸収体を使用し、それによって、容器およびアパーチャーがビームに沿って通過 するときに制動放射線の平行ストリームが得られる。この制動放射線ストリーム は、消毒器によってそれぞれの容器に放射される放射線の線量率(電子 フラックス)およびビームエネルギー(図3参照)を検査するための固定位置リア ルタイム放射線モニターによって利用されてもよく、これによって、既知のコン ベヤ速度から、実際に放射された線量が計算および記録されることが可能である 。 実験結果の検証および解析的なモデル化 容量が2リットルのブロー成形ポリエステルボトルを使用して、エネルギー(消 毒器)を変化させて口から放射される電子によって伝達される内部線量分布の詳 細な研究がなされた。径が35mmの口、10mmの大きいほうの内径、および、270mm の高さを備えたこの容器の場合、電子エネルギーは、27cmの空気経路を介して散 乱電子を輸送するのに十分なものであることが重要である。標準温度および標準 圧力において、空気は、1cmの厚さ当たり約12g/m2の重量があるので、必要な透 過範囲は、325g/m2かまたはそれ以上である。これは、225keVで動作する電子照 射処理装置の場合、約50%の線量透過量となるので、線量のマッピングはこの動 作点を中心にしてなされた。容器の首/肩を防護するために、径が35mmの開口を 備えた防護マスクが、0.2cm(5400g/m2)の厚さで使用された。 10g/m2の厚さのFWT−810(Far West Technology,Goleta,CA)ラジオクロミック フィルム線量計を用いて、内面線量の測定がなされ、フィルムは、0°および90 °の位置で容器内に配列され、ここで、0°は、方向を描写した図4に示すよう に、細長い電子ビームの縦対称軸を表している。 内面および外面の線量測定が同じように実施され、この場合にのみ、外面の線 量レベルを調整するために、防護マスクとボトルの口がある平面との間の間隙を 変化させることができた。これらのスプリットボトルの望ましい面、例えば、底 面を中心にした72°のセクターに配置されたフィルム線量計によって、内面の詳 細な線量測定を実施することができる。 これらの結果を解析的に調査するために、TIGERモンテカルロコードが、実験 のシミュレーションに使用された(Halbleib,J.A.,Kensek,P.P.,Melhorn,T.A.,Va ldez,DG.D.,Seltzer,S.and Berger,M.J.,ITS version 3.0:The Integrated TIGE R Series of Coupled Electro n/Photon Monte Carlo Transport Codes(結合電子/光子モンテカルロ輸送コー ドの総合TIGERシリーズ),SAN 91−1634,NTIS,USDOC,525 Port Royal Road,Sprin gfield,VA 2216)。 容器へのビーム入射状態を再現するために、窓のある平面とチタン窓箔から12 mmだけ離れた平面とにおける線量分布が測定された。そして、これらが、コード によって展開されたモデル化線量分布と比較され、実験研究で使用された240kV の動作電圧において良好な一致が得られた。 電子輸送の計算においては、輪郭を有する首のあるボトルが、35mm×25mmの 長さの首、最上部から100mm下の平面において110mmの径にまで大きくなる円錐部 分、および、最上部から270mm下の平面において平坦な底面を有する均一な円筒 形の容器を備えた単純な円筒:円錐:円筒の配列によって近似された。満足できる 線量分布を得るために非常に多くの事例が解析され、そのそれぞれが何万という 散乱現象を含んでいたので、そのような複雑な構造においてそのような表面線量 を計算するための単純化された壁の幾何学的な配列を認めることに理解を示され たい。 内壁線量の計算の場合、測定に使用されたFWT−810フィルムを再現するために 、ボトルに裏打ちされた線量計を10ミクロンの厚さの環と仮定した。これは、8 ×2cmの垂直区画および方位角に基づいて36区画(すなわち、10°)に分割された 。壁線量計算は、首の入射平面に放射される任意の1000kGyの表面線量を基準と し、まず最初に、36の方位角セクターに対して、そして、残りの7×36すなわち2 52の区画に対してなされた。 底面に沿った線量分布は、それを覆う10ミクロンの線量計円板を仮定して計算 され、それぞれが36(すなわち、10°)の方位角小区画を備えた3つの放射状区画 に分割された。 図5は、実験によって決定されたボトルの(口平面から90〜260mmの)下部円筒 部分の線量分布とモンテカルロ予測との間の一致の程度を示す。 曲線1は、仮定した2500kGyの表面線量におけるボトルのこれらのデータを示 す。曲線2は、1000kGyの表面(口平面)線量を基準としたコンピュータシミュレ ーションからの結果を示す。曲線3は、仮定した2500kGyの表面線量の0. 75に正規化した実験データを示す。 この図は、ボトル輪郭がモンテカルロモデルのために仮定された完全な円錐形 状から劇的にずれる90〜120mmの区画を除けば、予測された線量の落ち込みの勾 配と測定されたものとの間の優れた一致を示している。 実際のブロー成形容器の場合、壁は、90mmの平面から首の基部まで膨らみ、円 錐モデルではうまく再現されなかった。そのために、90mmの平面から120mmの高 さまでの領域は、いわゆる円錐部分の上側部分によって効果的に“遮蔽”される 。 モデルは、そのような限られた形状によって提供される内部電子線量分布を認 識するための優れた洞察力を提供する。実験研究とモデルとの間の決定的な差異 は、明らかに、口開口平面における実験による線量測定での乏しい精度から生じ る。光学的な密度飽和が発生することがあり、その結果として、線量測定におけ る誤差がきわめて大きくなるかもしれないこれらのきわめて大きな線量レベルに おいてフィルムを減感するために、箔濾過技術を使用する必要がある。 このように、いくつかの例としての実施の形態によって本発明の原理を説明し たが、特定の用語が使用されたとしても、それらは、包括的かつ記述的な意味に 使用され、限定するために使用されたものではないことを理解すべきであり、本 発明の範囲は請求の範囲に規定される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年3月4日(1999.3.4) 【補正内容】 請求の範囲(補正) 1.内面および上部外面を有する口が開いた電子不透過性容器を電子殺菌する方 法であって、 100keVのオーダーのエネルギーを有する電子ビームを生成する段階と、 少なくとも1つの口が開いた容器を、前記内面が前記電子ビームを受け取るよ うな向きに前記ビームを通して搬送する段階と、 を含む前記方法。 2.少なくとも1つの口が開いた容器を前記ビームを通して搬送するときに、前 記容器の外面上部が、部分的に遮蔽され、そのために、それによって受け取られ る線量が減少する請求項1に記載の方法。 3.それと同時に、同一放射線源からのエネルギー電子を前記容器の外面上部に 放射し、かつ、その最中に、外面照射量を調整する段階をさらに備えた請求項1 に記載の方法。 4.前記容器は、中味を部分的にまたは完全に詰め込まれ、それによって、前記 中味と前記開いた口との間の頭隙を規定し、前記電子殺菌は、前記頭隙を消毒あ るいは殺菌する請求項3に記載の方法。 5.容器の内面に塗布または噴霧された電子重合可能な機能皮膜を硬化させる方 法であって、 100keVのオーダーのエネルギーを有する電子ビームを生成する段階と、 少なくとも1つの口が開いた容器を、前記内面が前記電子ビームを受け取るよ うな向きに前記ビームを通して搬送する段階と、 を含む方法。 6.前記皮膜がグラフト可能な機能皮膜である請求項5に記載の方法。 7.内面および上部外面を有する口が開いた電子不透過性容器を電子殺菌するた めの装置であって、 100keVのオーダーのエネルギーを有する電子ビームを生成する手段と、 少なくとも1つの口が開いた容器を、前記内面が前記電子ビームを受け取るよ うな向きに前記ビームを通して搬送する手段と、 を組み合わせて備えた装置。 8.前記容器の外面上部を部分的に遮蔽し、それによって受け取られる線量を減 少させるための手段を含む請求項7に記載の装置。 9.前記開いた口が、蓋付け面または封止面を有し、部分的に遮蔽するための前 記手段が、前記容器の前記開いた口の前記蓋付け面または封止面の過照射および 熱変形を防止するために、電子吸収防護リングを有する請求項8に記載の装置。 10.部分的に遮蔽するための前記手段が、容器の外面に十分な電子照射量を与え るために、容器開口から間隔を置いて配置されたマスクまたはリングを有する請 求項8に記載の装置。 11.部分的に遮蔽するための前記手段が、消毒器の主窓に影響を与える、電子の アルベドまたは後方散乱を減少させるための手段を有するマスクを含む請求項8 に記載の装置。 12.部分的に遮蔽するための前記手段が、マスクの下に容器を連続的に配置し、 かつ殺菌の後に容器をそれから取り去ることができるように、移動アセンブリに 配置されたマスクを含む請求項8に記載の装置。 13.部分的に遮蔽するための前記手段が、電子照射処理ゾーンにあるときに は自動的に容器に影をつくり、連続的な処理のために、殺菌の後に、装填位置に 戻すために取り去られる、移動アセンブリに配置されたマスクを含む請求項8に 記載の装置。 14.部分的に遮蔽するための前記手段が、アセンブリに配置されたマスクを含み 、前記アセンブリは、ビームに沿って容器を直線運動させ、取り去る前に、容器 をそれの開始位置に戻し、その結果、それから得られる2倍の縦方向ストローク は、ビームの必要とされる距離を減少させ、所望の処理能力を実現できる請求項 8に記載の装置。 15.部分的に遮蔽するための前記手段が、光子吸収体によって支持された電子阻 止プレートを含み、それによって、容器およびアパーチャーがビームに沿って通 過するときに、制動放射線の平行ストリームを得ることができる請求項8に記載 の装置。 16.前記制動放射線ストリームを使用して、消毒器によってそれぞれの容器に放 射される放射線の線量率およびビームエネルギーを検査するために、固定位置リ アルタイム放射線モニターを備えた請求項7に記載の装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.口が開いた電子不透過性容器を電子殺菌する方法であって、 100keVのオーダーのエネルギーを有する電子ビームを生成する段階と、 少なくとも1つの口が開いた容器を、前記開いた口が前記電子ビームを受け取 るような向きに前記ビームを通して搬送する段階と、 を含む方法。 2.少なくとも1つの口が開いた容器を前記ビームを通して搬送するときに、前 記容器の外面上部が、部分的に遮蔽され、そのために、それによって受け取られ る線量が減少する請求項1に記載の方法。 3.口が開いた電子不透過性容器の内面と上部外面とを電子殺菌する方法であっ て、 開いた口を介してエネルギー電子を前記容器の内面に放射する段階と、 それと同時に、同一放射線源からのエネルギー電子を前記容器の外面上部に放 射し、かつ、その最中に、外面照射量を調整する段階と、 を含む方法。 4.前記容器は、すでに中味を(完全にまたは部分的に)詰め込まれており、前記 電子殺菌は、詰め込みラインの蓋付けステーションに入る前に、前記容器および それの頭隙を消毒あるいは殺菌する請求項3に記載の方法。 5.容器の内面に塗布または噴霧された電子重合可能な機能皮膜を硬化させる方 法であって、 100keVのオーダーのエネルギーを有する電子ビームを生成する段階と、 少なくとも1つの口が開いた容器を、前記開いた口が前記電子ビームを受け取 るような向きに前記ビームを通して搬送する段階と、 を含む方法。 6.容器の内面に塗布された重合およびグラフト可能な例えば気体遮断防臭スカ ルピングなどの機能皮膜を硬化させる方法であって、 100keVのオーダーのエネルギーを有する電子ビームを生成する段階と、 少なくとも1つの口が開いた容器を、前記開いた口が前記電子ビームを受け取 るような向きに前記ビームを通して搬送する段階と、 を含む方法。 7.口が開いた電子不透過性容器を電子殺菌するための装置であって、 100keVのオーダーのエネルギーを有する電子ビームを生成する手段と、 少なくとも1つの口が開いた容器を、前記開いた口が前記電子ビームを受け取 るような向きに前記ビームを通して搬送する手段と、 を含む装置。 8.前記容器の外面上部を部分的に遮蔽し、それによって受け取られる線量を減 少させるための手段を含む請求項7に記載の装置。 9.部分的に遮蔽するための前記手段が、前記容器の開いた口の蓋付け面または 封止面の過照射および熱変形を防止するために、適切に冷却された電子吸収防護 リングを有する請求項8に記載の装置。 10.部分的に遮蔽するための前記手段が、容器の外面に、あるいは、蓋、キャッ プ、または、装備品などの容器付属品の外面に十分な電子照射量を与えるために 、容器開口から間隔を置いて配置されたマスクまたはリングを有する請求項8に 記載の装置。 11.部分的に遮蔽するための前記手段が、消毒器の主窓に影響を与える、電子の アルベドまたは後方散乱を減少させるために、小さい原子番号の物質を含むマス クを含む請求項8に記載の装置。 12.部分的に遮蔽するための前記手段が、マスクの下に容器を連続的に配置し、 かつ殺菌の後に容器をそれから取り去ることができるように、移動アセンブリに 配置されたマスクを含む請求項8に記載の装置。 13.部分的に遮蔽するための前記手段が、電子照射処理ゾーンにあるときには自 動的に容器に影をつくり、連続的な処理のために、殺菌の後に、装填位置に戻す ために取り去られる、移動アセンブリに配置されたマスクを含む請求項8に記載 の装置。 14.部分的に遮蔽するための前記手段が、アセンブリに配置されたマスクを含み 、前記アセンブリは、ビームに沿って容器を直線運動させ、取り去る前に、容器 をそれの開始位置に戻し、その結果、それから得られる2倍の縦方向ストローク は、ビームの必要とされる距離を減少させ、所望の処理能力を実現できる請求項 8に記載の装置。 15.部分的に遮蔽するための前記手段が、大きな原子番号の光子吸収体によって 支持された小さい原子番号の電子阻止プレートを含み、それによって、容器およ びアパーチャーがビームに沿って通過するときに、制動放射線の平行ストリーム を得ることができる請求項8に記載の装置。 16.前記制動放射線ストリームを使用して、消毒器によってそれぞれの容器に放 射される放射線の線量率(電子フラックス)およびビームエネルギーを検査するた めに、固定位置リアルタイム放射線モニターを備えた請求項7に記載の装置。
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