JP2001524042A - 割れ修理の取付け具や方法を含むフロントガラス修理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 フロントガラスの修理装置（２０）は、インジェクター（２４）を保持するための取付け具（２２）を備えており、取付け具は、その滑動する動作中においてフロントガラス(２６)に滑動可能に取付くためのプラスチックの脚部(３４)を有している。吸着カップ機構（３２）により、装置のフロントガラスへの選択的な取付けを可能にする。この吸着カップ機構（３２）は、フロントガラスを横断するフロントガラスの修理装置の滑動を妨害をしないように、そして、吸着カップ（３２）を所望時にフロントガラス（２６）に対して固定することを可能にするように、吸着カップ（３２）を選択的に取り付ける。この取付け具は、フロントガラスの修理装置（２０）を操作する際に使用者の手に収まる表面を有している。

Description

【発明の詳細な説明】 割れ修理の取付け具や方法を含むフロントガラス修理装置 発明の技術分野： 本発明は、フロントガラスの破損を修理する装置や方法に関する。 発明の背景： 車両のフロントガラスは、時々、例えば物がフロントガラスに衝突する ことにより破損される。命中による円窓状の破損（bull's-eye break）は、安全 ガラス（合わせガラス）の外側層が、反転した円錐形状に破損を受けた場合に生 じる。割れがこの円窓状の破損から延びることもある。他の破損形状や割れは、 この円窓状の破損に加えて、あるいは、これに代わって引き起こされ得る。安全 ガラスの内側層は、概して、破損されない。１９８１年９月２９日付で発行され た米国特許第４，２９１，８６６号の開示内容をここでは引用する。この米国特 許は、車両のフロントガラスにおける破損を修理するのに使用可能な装置を示し ている。この米国特許に開示されている装置は、フロントガラスに対してインジ ェクターを固定するために保持する保持装置を備えており、もって、補修材料が 破損跡に注入される。しかしながら、修理したフロントガラスは、非常に値段が かかり、これよりも時間はかかるがフロントガラスの全面交換の方が好ましい。 フロントガラスの修理に関連して種々の問題点が挙げられる。ある分野 の問題点は、フロントガラス修理装置の使用の容易さに関連する。特に、割れの 修理中における装置の場所の移動における容易さが問題である。その他の問題点 は、装置が使用者によってかかえられた場合に関連している。装置をフロントガ ラスに確実に取り付ける能力もまた問題である。 従来技術においては、上記の問題点や、その他の問題点をなお解決する 必要性があった。 発明の概要 本発明は、フロントガラスの修理装置であって、インジェクターを保持 するための保持手段又は取付け具を備えたものにおいて、前記取付け具は、その 滑動する動作中においてフロントガラスに滑動可能に取付くための滑動可能な脚 部を有しているフロントガラスの修理装置に関する。また、本発明は、破損の修 理中にフロントガラスの表面に沿ってフロントガラスの修理装置を滑動するため の方法に関する。 好ましくは、フロントガラスの修理装置は、フロントガラスに取付け具 を取り付けることを可能にする吸着カップを有している。好ましくは、このフロ ントガラスの修理装置は、フロントガラスを横断してフロントガラスの修理装置 の滑動を妨害をしないように、吸着カップを選択的に配置するために使用し、そ して吸着カップを所望時にフロントガラスに対して固定することを可能にする吸 着カップ機構を備えている。 本発明は、また、インジェクターのためのインジェクター保持部と、フ ロントガラスの修理装置を操作する際に使用者の手の表面と係合する表面とを備 えた、手で掴むフロントガラスの修理装置に関する。 図面の簡単な説明 図１は、本発明によるフロントガラス修理装置の第１の実施例の斜視図 であり； 図２は、図１のフロントガラス修理装置の取付け具の正面図であり； 図３は、図２の取付け具の背面図であり； 図４は、図２の取付け具の右側面図であり； 図５は、図２の取付け具の左側面図であり； 図６は、図２の取付け具の上面図であり； 図７は、図２の取付け具の底面図であり； 図８は、破線で内部の特徴を示した、図１のフロントガラス修理装置の 右側面図であり； 図９は、その一部を断面で示した、図１のフロントガラス修理装置の取 付け具の本体部の上面図であり； 図１０は、図９の本体部の断面側面図であり； 図１１は、図９の本体部の底面図であり； 図１２は、図１のフロントガラス修理装置の吸引カップ機構のクランク のレバー部分を、クランクの他の部分から９０度曲げたものを示しており； 図１３は、吸引カップ機構の吸引カップを示しており； 図１４は、吸引カップ機構のスペーサを示しており； 図１５は、吸引カップ機構の取付けプレートを示しており； 図１６は、図１のフロントガラス修理装置の、その吸引カップが配置さ れ、かつ、クランクがオーバーセンタ位置での状態を示しており；そして 図１７は、調整可能な脚部を備えた、本発明になるフロントガラス修理 装置の第２の実施例の右側面図である。 発明の詳細な説明 まず、図１〜１６を参照して、フロントガラス修理装置２０の第１の実 施例が示されている。装置２０は、フロントガラスの修理に使用するインジェク ター２４を保持する保持装置である、取付け具２２を備えている。取付け具２２ は、図１に示すように、インジェクター２４をフロントガラス２６内の破損領域 ２８に近接した位置に保持する。インジェクター２４は、例えば紫外線硬化可塑 性樹脂等の補修材料を注入するために使用される。図１において、破損領域２８ は、延長された割れ２９を含んでいる。 取付け具２２によれば、例えば、樹脂を注入している最中に使用者がインジェ クター２４を破損領域２８に沿って、例えば図１の矢印Ａの方向に移動しなけれ ばならない場合等、使用者は、インジェクター２４を適切に配置することが出来 る。フロントガラスの中心から端部へ延びる端割れ（エッジクラック）のような 長い割れの修理には、滑動可能な（スライダブル）な移動が有益である。フロン トガラス２６の表面３０に取付け具２２を滑動（スライド）しながら取り付ける ようにするため、取付け具２２には複数の滑動可能な支持脚部３４が設けられて いる。また、取付け具２２は、任意に、取付け具２２とインジェクター２４とを 破損領域２８に近接して選択的に固定するための取付け機構を備えることも出来 る。この取付け機構は、好ましくは、フロントガラス２６の表面３０に取付け具 ２２を選択的に取り付ける吸引カップ機構３２を備えている。 支持脚部３４によれば、フロントガラス２６の表面３０に沿った取付け 具２２の円滑な滑動が可能になる。さらに、この支持脚部３４は、滑動しながら 噛み合っている間にスクラッチ（かき傷）やその他の損傷をフロントガラス２６ に与えない。フロントガラスを案内として使用して、使用者は、インジェクター ２４によって樹脂を注入塗布しながら、割れ２９に沿って取付け具２２を滑べら せることが出来る。この支持脚部３４の好ましい構造としては、フロントガラス ２６に取り付く外表面をプラスチックとする。好適な実施例では、３つのプラス チックの脚部３４ａ、３４ｂ、３４ｃが、フロントガラス２６上に取付け具２２ を支持するために設けられている。 取付け具２２は、上面４２を有する本体部４０と、対向する側面４４、 ４６と、鼻部あるいは正面部４８と、正面部４８とは反対の方向に延びた基部５ ０とを含んでいる。本体部４０は、対向する側面４４、４６を形成する２つのサ イドレール５２、５４を含んでいる。正面の突起（ボス）５６は、インジェクタ ーの取付け領域を形成している。図１〜１６に示される実施例では、ネジ溝切ら れた開口５８がインジェクター２４を受容している。例えば、スロットとバイオ ネット（bayonets）（図１７を参照）など、インジェクターを取付け具に取り付 けるためのその他の取付け構造も可能である。 さらに、本体部４０は、インジェクター２４と吸引カップ機構３２との 間に配置されるネック領域６４を形成している。ネック領域６４には、使用者が その親指と少なくとも他の１本の指で取付け具２２を掴むための、２つの把持面 ３６、３８が形成されている。上部後方の傾斜部分６６は、使用者の手の掌に収 まる上面４２部分を形成している。ネック領域６４における把持面３６、３８は 、通常、取付け具２２が水平な表面上に置かれた場合には垂直であり、上部後方 の傾斜部分は基部５０に向かって傾斜している。把持面３６、３８は、図示のよ うな互いに或る角度になっている。平行面や湾曲面もまた可能である。この本体 部４０は、アルミニウムなどの金属で作られることが好ましい。 吸引カップ機構３２は、クランク１００を回転可能に取り付けることが 出来る、取付け具２２の本体部４０の２つの取付け台（プラットフォーム）７０ 、７２を含んでいる。クランク１００は弾力のある吸引カップ１３０を本体部４ ０に取り付けている。このクランク１００は、使用中において、オフセット部１ ０４を回転して吸引カップ１３０をフロントガラス２６に近づけ又は隔てるよう に移動するレバー部１０２を含んでいる。端部１０６、１０８は、クランク１０ ０の回転軸を形成している。オフセット部１０４は、レバー部１０２の面する方 向から９０度ずれている。端部１０６、１０８は、本体部４０の取付け台（プラ ットフォーム）７０、７２内の溝７４、７６内に取り付けられている。本体部４ ０のチャンバー（室）７８内には、吸引カップ１３０のポスト（支柱）部１３２ が受容されている。吸引カップ１３０のカップ部分１３４が、フロントガラス２ ６に取り付くために、ポスト（支柱）部１３２から下方に向かって延びている。 保護用のキャップ１１０をクランク１００のレバー部１０２の開放端に取り付け てもよい。右利きの使用者は、クランク１００が側面44に沿っていることを好む であろう。クランク１００は切換が可能であり、左利きの使用者には、側面４４ に代わって側面４６から飛び出している。 さらに、本体部４０のサイドレール５２、５４は、入口窓部（アクセス ウィンドウ）８０、８２を形成しており、これにより、吸引カップ１３０をフロ ントガラス２６から外そうとした場合、使用者は、吸引カップ１３０のカップ部 分１３４の外側端部がフロントガラス２６から離れていることを覗き見ることが 出来る。クランク１００のオフセット部１０４は、吸引カップ１３０のポスト( 支柱)部１３２を通る穴１３８内に回転可能に配置されており、吸引カップ１３ ０をクランク１００に取り付けている。取付け台（プラットフォーム）７０、７ ２は、それぞれ、２本のネジ１４０、スペーサ１４２、そして取付け板１４４を 受容している。各取付け板１４４は、スペーサ１４２の一方を端部１０６、１０ ８と各取付け板１４４との間に追い込むために配置されている。スペーサ１４２ は、例えばナイロン等、クランク１００の端部１０６、１０８の回転を可能にす る材料から形成されている。スペーサ１４２は、クランク１００の端部１０６、 １０８に対する摩耗パッドとして機能する。 ピン１２２は、本体部４０の開口部８４内に配置され、クランク１００ のレバー部１０２の停止部（ストップ）として機能する。このピン１２２は、好 ましくは、開口部８４内に圧入される。 滑動可能な脚部３４ａ、３４ｂ、３４ｃ（集合的に３４）は、本体部４ ０に取り付けられ、これらの脚部がフロントガラス２６の表面３０に取り付いた 時に、本体部４０をフロントガラス２６から離す。吸引カップ３２は、好ましく は、脚部だけがフロントガラスに取り付くように、表面３０から引き離すことが 出来る。これにより、取付け具２２を滑らせてフロントガラスに沿って移動する ことが可能になる。脚部３４は、フロントガラスの面に沿って容易に滑る材料で 製造されることが好ましい。特に、フロントガラスに対する滑り摩擦係数が低い 材料が好ましい。例えば、デルリン（Ｄｅｌｒｉｎ）のようなアセチル樹脂が使 用できる。 脚部３４は、リベット形状１４８（図８を参照）に構成して本体部４０ に都合よく取り付けることが出来る。リベット状部１４８の軸１５０は、本体部 ４０の開口部内に受容されている。頭部１５２が本体部４０より突出しており、 丸い形状を有している。リベット状部１４８は、本体部４０内に押圧して挿入さ れ、これらが擦り減りあるいは損傷した場合には、必要に応じて交換することが 出来る。 図８と図１６を参照し、インジェクター２４は、取付け具２２のネジ溝 が切られた開口部５８とネジで噛み合うための、外ネジ溝９２を備えた胴体部９ ０を備えている。胴体部９０内の内ネジ溝と噛み合う外ネジ溝を備えたプランジ ャー９４が、胴体部９０に対して相対的に移動する。使用中には、液体樹脂が胴 体部９０内に充填される。インジェクター２４の弾性の先端部９６がフロントガ ラス２６の表面に密閉可能に取り付く。プランジャー９４の移動により、圧力が 、先端から破損領域に排出される胴体部９０内の樹脂に加えられる。 フロントガラス修理装置２０は、樹脂を破損領域２８に注入塗布しなが ら、破損領域２８に沿って移動することが出来る。滑動可能な脚部３４によって 、フロントガラス修理装置２０はフロントガラス２６の表面に沿って都合よく移 動することが出来る。もしもフロントガラス２６の表面３０にフロントガラス修 理 装置２０を確実に取りつけようとする場合には、使用者は、クランク１００のレ バー部１０２を、ピン１２２から離して回転することにより吸着カップ機構を作 動して、吸着カップ３０をフロントガラス２６の表面３０に取り付ける。それか ら、クランク１００のレバー部はピン１２２に向かって回転して戻し、吸着カッ プ１３０のポスト（支柱）部１３２を表面３０から離れて引っ張り、吸着カップ １３０の端部１３６をフロントガラスに取り付けておいたままで吸着カップ１３ ０とフロントガラス２６の表面３０との間の吸込み又は真空を低く抑えている。 クランク１００は、図１６に示すようなオーバーセンター（中央を越えた）位置 に置くことが出来る。吸引カップ１３０に加わる低く抑えた吸引力は、もしも使 用者がレバー部１０２を、オフセット部１０４が上死点をまさに越えるように配 置した場合、クランク１００をオーバーセンター（中央を越えた）位置に引っ張 る。しかしながら、レバー部１０２が回転してフロントガラス２６に接触するの を、ピン１２２が防止する。 フロントガラス修理装置２０は、もしも吸着カップが、水を基礎とした 潤滑性のゲルのように、吸着カップをフロントガラス上に滑りながら取り付ける ことが出来る材料によって潤滑されている場合、フロントガラスの表面に取り付 けられた吸着カップ１３０により、滑動可能な構造物として使用することが出来 る。その替わりとして、より好ましくは、フロントガラス修理装置２０は、吸着 力が与えられない場合には、滑動可能な構造物として使用することが出来、脚部 だけによるフロントガラスとの取り付けが生じる。もしも必要ならば、装置をフ ロントガラスに確実に取りつけるために吸着カップを作動することが出来、その 場合には、滑動は出来ない。かかる選択的な取り付け、あるいは、一時的な配置 は、例えばフロントガラスを使用者が、割れを広げる棒等によりフロントガラス を更に手で扱かう必要がある場合、部分毎に破損領域を補修するために既に樹脂 が充填された破損領域部分に、あるいは、問題の場所に修正フィルムを付着する 必要がある時に有用である。吸着カップは、吸着カップ１３０の覗き端部１３６ により、フロントガラス２６から離して開放して低く抑えた真空を取り除く。吸 着カップ１３０は、カップ部１３４には引っ張り下げる吸引力が働かないことか ら、通常の引っ込んだ位置に戻る。レバーアーム１０２を平行な位置にして吸着 カップ１３０がその引き込まれた最も高い位置にするためには、クランク１００ の何らかの調整が必要となるであろう。 必要であれば、種々の代替のインジェクターも、この取り付け具２２に より使用することが出来る。図１〜１６に示したシステムは、ネジ止めにより取 り付け具22に取り付けられるインジェクターを使用している。代わりに、引用に よりその開示内容が合併される、現在は米国特許第５，５６５，２１７号である 米国特許出願第０８／４０５，１４１号に示されたような他の取り付け構造によ って、インジェクターを取り付けることも可能である。 さて、図１７を参照し、調整可能な脚部２３４を備えた取付け具２２４ を有するフロントガラス修理装置２２０の他の実施例が示されている。調整可能 な脚部２３４は、インジェクター２３６の回転や調整が都合悪く不可能である場 合に有用である。代わりに、この調整可能な脚部２３４は、調整可能なインジェ クターとの組み合わせによって調整するために使用される。この調整可能な脚部 ２３４は、本体部２４０にネジにより取り付けられる。ノブ２４４の回転により 脚部２３４のネジが切られた軸部が回転し、脚部２３４と本体部２４０に対する 相対的な位置を調整する。好ましくは、脚部２３４の少なくとも先端部２３５は 、フロントガラスに対して滑り易い材質である。好ましくは、脚部２３４は、デ ルリン（Ｄｅｌｒｉｎ）のようなプラスチックから作られる。 図１７の実施例にとっては、インジェクター２３６は調整不可能に取り 付けられたンジェクターである。インジェクター２３６は、２つの対向するバイ オネット（bayonet）２５０と、米国特許第５，５６５，２１７号に記述された ような弾性フォーム（発泡体）リング２５２とにより取り付いている。弾性フォ ームリング２５２は、それぞれバイオネット２５０を溝２５６内に偏らせて（バ イアスして）いる。インジェクター２３６を取り付け、あるいは、外すために、 インジェクター２３６は、その長手方向の軸の周りに回転させて、バイオネット ２５０を、垂直方向のスロット２５４と一直線に並ばせる。 取り付け具２２、２２４によれば、使用者がより小さなインジェクター ２４、２３６を可動な方法で、単にインジェクターを扱うよりもより容易に使用 することを可能とする。約５．０インチの長さで、約２．０インチの幅で、約１ ． ５インチの高さの寸法の取り付け具は、利用者の手に丁度収まり、フロントガラ スを横断して滑らせながら都合よく操作することが出来る。ネック領域６４にお ける垂直側面４４、４６の対向する把持面３６、３８と、上部後方の傾斜部分６ ６とが、使用者が手に取って便利で確実な操作をするための面を形成している。 取り付け具２２、２２４は、突出したレバーや部品を頭部（頂部）４２や種々の 側面に沿って最小にして、適切な把持面とそして利用者の手に適合する適切な寸 法を提供している。 本発明の多くの特徴や利点が、本発明の詳細な構造や機能と共に、以上 の記載によって明らかにされたが、その開示内容は説明のためだけであり、そし て、多くの変更が、詳細には、特に各部の形状、寸法、そして配置に関して、添 付の特許請求の範囲が表現する用語の広範でかつ一般的な意味により示される全 ての範囲にわたる本発明の原理内において、なされ得るであろうことが理解され る。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】平成１０年９月２１日（１９９８．９．２１） 【補正内容】 特許請求の範囲 １． フロントガラス修理装置は： 正面端部と、前記正面端部から延びた対向する側面と、前記側面から延 びた上面と、前記対向側面から延びた対面する底面とを備えた取付け具； 上記正面端部が形成するインジェクター保持部；そして 前記底面から伸びて、フロントガラスと滑りながら取り付けられるよう な形状にされて準備された複数の滑動的な支持脚部とを備え、そこでは、３本の 支持脚部が設けられ、これら３本の支持脚部の１本が前記取付け具の正面端部に 近接して取り付けられ、そして、残りの２本の支持脚部は前記取付け具の後部に 近接して取り付けられており、そして、これら３本の支持脚部の各々が、前記フ ロントガラスに取付き可能な端部を備えており、各端部は凸状に丸い形状を有し 、各端部は潤滑性のプラスチックから形成され、もって、前記取付け具が前記フ ロントガラスを横断して滑動可能である。 ２． 請求項１のフロントガラス修理装置は、さらに、前記インジェクター保 持部に取り付けられたインジェクターを備えている。 ３． 請求項１のフロントガラス修理装置は、さらに、前記取付け具に取り付 けられた可動な吸引カップを備えている。 ４． 請求項３のフロントガラス修理装置は、さらに、前記取付け具に対して 前記吸引カップを移動するための回転可能なクランクを備えている。 ５． 請求項１のフロントガラス修理装置において、前記支持脚部の一つが調 整可能である。 ６． 請求項１のフロントガラス修理装置において、前記対向側面の各々は入 口窓部を形成しており、そして、さらに、前記取付け具に取り付けられた可動な 吸引カップを備え、前記入口窓部により、前記フロントガラス修理装置の側方か ら前記吸引カップへの立ち入りを可能にしている。 ７． フロントガラス修理装置は： 正面端部と、前記正面端部から延びた対向する側面と、前記側面から延 びた上面と、前記対向側面から延びた対面する底面とを備えた取付け具； 上記正面端部が形成するインジェクター保持部；そして 前記底面から伸びた複数の支持脚部とを備えており、そこでは、前記対 向側面により、それぞれ、利用者の親指と他の指によって掴まれるような寸法の 垂直の取付け面が形成されており、そして、前記取付け具の後部は、下方に傾斜 されて利用者の掌にかみ合うような寸法の上面を有している。 ８． フロントガラス修理方法は： フロントガラスの表面に沿ってフロントガラス修理装置を滑らせ； 前記フロントガラスの表面に沿って前記フロントガラス修理装置を滑ら せながら液体樹脂を前記フロントガラスの破損領域に注入・塗布し；そして 前記フロントガラス修理装置の滑動が停止した後、前記フロントガラス の表面に、前記フロントガラス修理装置から延びた吸着カップを取り付ける。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，Ｓ Ｄ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ， ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，Ｆ Ｉ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ， ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，Ｍ Ｗ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ， ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． フロントガラス修理装置は： 正面端部と、前記正面端部から延びた対向する側面と、前記側面から延 びた上面と、前記対向側面から延びた対面する底面とを備えた取付け具； 上記正面端部が形成するインジェクター保持部；そして 前記底面から伸びて、フロントガラスと滑りながら取り付けられるよう な形状にされて準備された複数の滑動的な支持脚部とを備えている。 ２． 請求項１のフロントガラス修理装置は、さらに、前記インジェクター保 持部に取り付けられたインジェクターを備えている。 ３． 請求項１のフロントガラス修理装置は、さらに、前記取付け具に取り付 けられた可動な吸引カップを備えている。 ４． 請求項３のフロントガラス修理装置は、さらに、前記取付け具に対して 前記吸引カップを移動するための回転可能なクランクを備えている。 ５． 請求項１のフロントガラス修理装置において、前記支持脚部の一つが調 整可能である。 ６． 請求項１のフロントガラス修理装置において、３つの支持脚部が設けら れ、これら３つの支持脚部の１つが前記取付け具の正面端部に近接して取り付け られ、そして、残りの２つの支持脚部は前記取付け具の後部に近接して取り付け られている。 ７． 請求項１のフロントガラス修理装置において、前記対向側面の各々が入 口窓部を形成し、そして、前記取付け具に取り付けられた可動な吸引カップを備 え、前記入口窓部は、前記フロントガラス修理装置の側方から前記吸引カップを 見ることを許可している。 ８． 請求項１のフロントガラス修理装置において、前記支持脚部はプラスチ ックを備えている。 ９． フロントガラス修理装置は： 正面端部と、前記正面端部から延びた対向する側面と、前記側面から延 びた上面と、前記対向側面から延びた対面する底面とを備えた取付け具； 上記正面端部が形成するインジェクター保持部；そして 前記底面から伸びて、フロントガラスと滑りながら取り付けられるよう な形状にされて準備された複数の滑動的な支持脚部とを備えており、そこでは、 前記対向側面により、それぞれ、利用者の親指と他の指によって掴まれるような 寸法の垂直の取付け面が形成されており、そして、前記取付け具の後部は、下方 に傾斜されて利用者の掌に収まるような寸法の上面を有している。 １０． フロントガラス修理方法は： フロントガラスの表面に沿ってフロントガラス修理装置を滑らせ； 前記フロントガラスの表面に沿って前記フロントガラス修理装置を滑ら せながら液体樹脂を前記フロントガラスの破損領域に注入・塗布し；そして 前記フロントガラス修理装置の滑動が停止した後、前記フロントガラス の表面に、前記フロントガラス修理装置から延びた吸着カップを取り付ける。