JP2001522656A - 柔軟性を有する血液用リザーバ取付用ブラケット - Google Patents

柔軟性を有する血液用リザーバ取付用ブラケット

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JP2001522656A
JP2001522656A JP2000520173A JP2000520173A JP2001522656A JP 2001522656 A JP2001522656 A JP 2001522656A JP 2000520173 A JP2000520173 A JP 2000520173A JP 2000520173 A JP2000520173 A JP 2000520173A JP 2001522656 A JP2001522656 A JP 2001522656A
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ジェイ． リンゼイ，エリン
ダブリュ． ビタラ，ダニエル
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ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 血液用のリザーバ取付用ブラケット（２０）は、異なる寸法を有する血液用リザーバ組立体（３２、９４）を支持する。リザーバ取付用ブラケットは反転可能なリザーバ取付用フレーム（８０）を有していて、前記フレームの一側における取付用ピン（３６）は或る寸法の血液用リザーバ組立体（３２）の取付用穴（９５）のために第一のパターンをなして配列され、他側における取付用ピン（３６）は異なる寸法の第二の血液用リザーバ組立体（９４）の取付用ピン（９６）のために第二のパターンをなして配列されている。あるいは、リザーバ取付用ブラケット（２０）は、異なる寸法の血液用リザーバ組立体上の異なる配列の穴に適して使用するために格納式のピン（１１３）を備えたリザーバ取付用フレーム（８０）を有する。リザーバ取付用ブラケット（２０）は、酸素供給器を複数の位置に配置できる酸素供給器用ホルダ組立体（２８）も有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】 発明の背景 本発明は静脈のリザーバ用ホルダ組立体、さらに特に、両心バイパス手術時に
おける静脈の血液を収容するのに使用するリザーバ取付用ブラケットに関する。 両心バイパスは、患者の血液を心臓および肺周りに分岐させる外科的技術であ
る。血液の流れは、入口である患者の心臓の右心房から導かれ、機械的手段によ
って調整され、次いで患者の大動脈内に再循環される。体外の血液を酸素供給器
、すなわち体外循環時に酸素を血液内に導入する酸素導入装置に通して循環させ
ることによって、酸素が供給された血液を生体内に再循環させることができる。
【０００２】 体外循環法を採用する心臓の処置はさらに広範囲に受け入れられているので、
そのような処置を行うのに必要とされる製品に対する要求が迅速に高まっている
。従って、多数の配列体が、インビトロの酸素処理時に静脈の血液を支持して操
作するために提案された。そのような配列体は、真空影響下で作動して移動可能
な剛体プレートに関連していて折り畳み可能で拡張可能な複数の容器を含む。
【０００３】 一つのそのような静脈リザーバ袋用支持組立体は、コロラド州アルバダ（Ａｒ
ｖａｄａ）にあるコーブ心血管株式会社（Ｃｏｂｅ Ｃａｒｄｉｏｖａｓｃｕｌ
ａｒ，Ｉｎｃ．）から市場で入手可能であって英国特許第２２４５１７６号に開
示されているコーブ閉鎖式静脈用リザーバ袋（Ｃｏｂｅ Ｃｌｏｓｅｄ Ｖｅｎ
ｏｕｓ Ｒｅｓｅｒｖｏｉｒ Ｂａｇ）である。コーブのリザーバ袋用支持組立
体は、支持組立体内に取付けられた静脈リザーバ袋組立体を具備している。静脈
リザーバ袋組立体は静脈リザーバ袋を備えたプレートを有しており、静脈リザー
バ袋はプレートによって担持されている。支持組立体は背面プレートと正面プレ
ートとを有しており、これら二つのプレートは互いに移動可能である。袋組立体
は、前記背面プレートまたは正面プレートの一方を向いているプレートを備えて
取付けられており、それにより、袋は袋のプレートと他方のプレートとの間に位
置するようになる。コーブ閉鎖式静脈用リザーバ袋は、この袋が或る寸法のリザ
ーバ袋を支持することに制限されて、充満されたときに血液用リザーバの機能は
最も有効であるので、非能率的となる。さらに、コーブ閉鎖式静脈用リザーバ袋
は、リザーバ袋付近に別個に取付けられた酸素供給器を必要とする。
【０００４】 他のリザーバ袋用支持装置は、米国特許第４９４３２８８号明細書に開示され
ている。この装置は外側フレームを備えた柔軟性袋を有しており、外側フレーム
は、袋が充満されたときに袋を延伸位置に保持する固定要素と、再注入処理時に
袋を折り畳むことができる移動可能な固定要素とを備えている。従来技術におい
ては、リザーバ袋の外部を支持するための別の支持配列体、例えば米国特許第４
５７３９９２号明細書および同第４４６６８８８号明細書のような支持配列体を
開示している。
【０００５】 従来技術のリザーバ袋用支持装置は比較的柔軟性を有していないことが分かっ
ている。第一に従来技術の装置は、一つの寸法のリザーバ袋のみを支持する。静
脈用リザーバの取扱特性は体積の大きいリザーバによって改良されるので、充満
されたときにリザーバの機能は最も有効である。従って、患者のニーズに応じて
適切な寸法の静脈用リザーバを選択することが重要である。従来技術の装置は、
これら装置が一つの寸法のリザーバのみを支持するので、常に適切なリザーバを
選択するわけではない。さらに、従来技術の装置は可撓性のあるまたは剛固な血
液用リザーバの両方を支持しない。さらに、従来技術の装置は、使用の場所、す
なわち動作領域において血液用リザーバが支持装置に取付けられることを必要と
する。最終的に、従来技術の装置は、酸素供給器を限られた数の位置においてリ
ザーバ袋用支持装置から離して別個に取付けることを必要とする。このような限
定は、従来技術の血液用リザーバ用支持装置が高価であって、取扱が困難であっ
て、動作させるのに不便でかつ複雑であるということに起因している。 発明の要旨 本発明は、血液リザーバ用の改良式取付用ブラケットである。本発明のリザー
バ取付用ブラケットは、このブラケットが、固定されたベースに対して多数の場
所を想定しているという点で柔軟性を有している。ブラケットはベース上に取付
けられていて、多数の寸法の血液用リザーバを採用できる。さらに、血液用リザ
ーバをリザーバ取付用フレームに予め取付けて、次いで、このフレームをリザー
バ取付用ブラケットに固定することができる（このブラケットは酸素供給器を種
々の方向に支持できる）。
【０００６】 本発明のリザーバ取付用ブラケットは直立式のポールに取付けられていて、マ
ウントとリザーバ取付用フレームとを有している。マウントはベース部材とベー
ス部材とこのベース部材から上方に延びていて離間されている一対のフレーム支
持部と前記ベース部材を前記ポールに選択的に連結させるための支持アームとを
有している。リザーバ取付用ブラケットは第一の主表面と対向する第二の主表面
とを有していてこれら主表面の間に対向していて平行な側部エッジを備えている
。前記フレームを前記マウント上に着脱可能に取付けるために、前記リザーバ取
付用フレームの前記側部エッジは、前記マウント上の前記フレーム支持部の対向
する前記溝内に摺動可能に受容されている。
【０００７】 一つの好ましい実施態様においては、マウントはリザーバ懸架側部を有してお
り、前記リザーバ取付用フレームは、前記リザーバ取付用フレームの第一の面が
前記マウントの前記リザーバ懸架側部に面するときに前記第一の血液用リザーバ
組立体を支持するようになっている第一の位置と、前記リザーバ取付用フレーム
の第二の面が前記マウントのリザーバ懸架側部に面するときに前記第二の血液用
リザーバ組立体を支持するようになっている第二の位置との間を移動することが
できる。
【０００８】 前記血液用リザーバ組立体のそれぞれが複数の取付用穴を有しており、前記第
一の血液用リザーバ組立体の穴は第一のパターンをなして配列され、前記第二の
血液用リザーバ組立体の穴は異なる第二のパターンをなして整列されている。一
つの実施態様においては、リザーバ取付用フレームは、前記リザーバ取付用フレ
ームの前記第一の面上に位置していて前記第一の血液用リザーバ組立体の前記取
付用穴のパターンに対応している第一の複数の取付用ピンと、前記リザーバ取付
用フレームの前記第二の面上に位置していて前記第二の血液用リザーバ組立体の
前記取付用穴のパターンに対応している第二の複数の取付用ピンとを具備してい
る。別の実施態様においては、複数の格納式取付用ピンがリザーバ取付用フレー
ムの第一の面に配置されており、前記ピンの第一の組が第一のリザーバ組立体上
の第一のパターンの取付用穴に対応して配置されており、前記ピンの第二の組が
第二のリザーバ組立体上の第二のパターンの取付用穴に対応して配置されている
。 好ましい実施態様の詳細な説明 本発明は、以下の図面を参照してさらに詳細に説明される。これら図面全体に
わたって、同様の構造物は同様の番号により示される。
【０００９】 前述した図面は複数の好ましい実施態様を示しているが、後述するように他の
実施態様を想定することもできる。このような開示内容は本発明の図面による実
施態様の代表物を示しているが、これら代表物に限定されるものではない。 本発明のリザーバ取付用ブラケット２０は図１に示されている。リザーバ取付
用ブラケット２０は直立式ポール２２に取付けられていて、マウント組立体２４
とフレーム組立体２６と酸素供給器用ホルダ組立体２８とを有している。フレー
ム組立体２６は血液用リザーバ組立体３２を支持し、酸素供給器用ホルダ組立体
２８は酸素供給器３０を支持している。
【００１０】 異なる外科医の処置および患者の必要性のために、広範囲の患者用血液の体積
が必要とされている。血液用リザーバは充満時に最も効果的に機能するので、寸
法決めされた種々の血液用リザーバを支持する能力は、リザーバ取付用ブラケッ
ト２０の画期的でかつ有用な特徴である。発明性のあるリザーバ取付用ブラケッ
ト２０は、異なる寸法または形式を有する血液用リザーバを支持するのに使用す
る異なる取付用ピンのパターンを有することができる。図２は、第一の血液用リ
ザーバ組立体を取付用ピン３５上に支持するようになっているフレーム組立体２
６のリザーバ懸架側部（ｒｅｓｅｒｖｏｉｒ ｐｒｅｓｅｎｔａｔｉｏｎ ｓｉ
ｄｅ）（読者からみて左方を向いている）を示している。図３は、第二の大型の
血液用リザーバ組立体を取付用ピン３６上に支持するようになっているリザーバ
懸架側部を備えたフレーム組立体２６を示している。これら種々の実施態様を示
すための別の手段を想定することもでき、そのような実施態様はここに示されて
いる。
【００１１】 マウント組立体２４は、ベース部材４０と一対のフレーム支持部４２と柱状部
４８と支持アーム５０とから構成されている。ベース部材４０は略Ｙ字形状のブ
ラケットである。フレーム支持部４２はＹ字形状のベース部材４０の外側枝部か
ら上方に延びており、フレーム支持部４２は対面していて平行なチャネル４４を
有している（図４および図５を参照されたい）。チャネル４４はベース部材４０
から鉛直方向上方に延びるよう整列されているのが好ましい。柱状部４８はＹ字
形状のブラケット（ベース部材４０）の底側から上方に延びている。支持アーム
５０は第一の端部５２と第二の端部５４とを有しており、第一の端部５２は柱状
部４８をこの端部５２内に摺動可能であって回転可能に受容するよう寸法決めさ
れたボア５６を有している。ネジ山付きピボット固定部５８が柱状部４８を支持
アーム５０に固定するよう設けられていて、ベース部材４０に関して（柱状部４
８に沿って）支持アーム５０の相対回転作用と鉛直方向位置とを調節することが
できる。支持アーム５０の第二の端部５４は、直立式ポール２２を取り囲むよう
形成されているしゃこ万力６１を有している。ネジ山付きクランプノブ６２をし
ゃこ万力６１上に締め付けることによって、ポールとの界面６４が直立式ポール
２２に接触してリザーバ取付用ブラケット２０を直立式ポール２２に固定できる
（さらに、回転できて鉛直方向に調節できる）。従って、本発明のリザーバ取付
用ブラケット２０をベース構造部（例えば、ポール２２）に取付けることができ
て、しゃこ万力６１またはピボット固定部５８を操作することによって、リザー
バ取付用ブラケット２０をベース構造部に対して種々の方向に向けることを想定
できる。
【００１２】 図５に示されるように、フレーム組立体２６は略長方形状であって、頂部エッ
ジ８２と底部エッジ８４と二つの平行な側部エッジ８６と内部開口８８とを有す
るリザーバ取付用フレーム８０として形成されている。リザーバ取付用フレーム
８０は、登録商標名「デルリン（Ｄｅｌｒｉｎ）」として販売されていてデラウ
ェア州ウィルミントン（ｗｉｌｍｉｎｇｔｏｎ）にあるデュポン社（ｄｕ ｐｏ
ｎｔ ｄｅ Ｎｅｍｏｕｒｓ ＆ Ｃｏｍｐａｎｙ，Ｉｎｃ．）より入手可能な
アセタールプラスチックから形成されている。リザーバ取付用フレーム８０をマ
ウント組立体２４から分離させることができる。これにより、（血液用リザーバ
組立体を取付けるかまたは取り除き、もしくはリザーバ取付用フレーム８０を清
掃するために）リザーバ取付用フレーム８０を、マウント組立体２４のベース部
材４０上の直立式フレーム支持部４２から取外して、フレーム支持部４２内に再
配置することができる。従って、フレーム組立体２６をマウント組立体２４から
分離させて、血液用リザーバをフレーム組立体に取付けることができる。可撓性
を有する様々な寸法の血液用リザーバをリザーバ取付用フレーム８０に取付けて
も良い（次いで、リザーバ取付用フレーム８０をマウント組立体２４のフレーム
支持部４２内に摺動可能に取付けることができる）。リザーバ取付用フレーム８
０の平行な側部エッジ８６をフレーム支持部４２の対向するチャネル４４内に摺
動可能に係合させる。各側部エッジ８６と底部エッジ８４との連結部におけるノ
ッチ付きコーナ８９によって、リザーバ取付用フレーム８０がベース部材４０上
であってチャネル４４内の所定の位置に据え付けられる。
【００１３】 図６に示されるように、各ノッチ付きコーナ８９は凹部９１を特色としており
、これら凹部９１によって、リザーバ取付用フレーム８０がフレーム支持部４２
の対向するチャネル４４内に適切に位置決めされるときに、リザーバ取付用フレ
ーム８０は所定の位置にスナップ係合されうる。移動止め用ボール９７はボア９
７ａ内のボール用プランジャ９８によってベース部材４０内のボア９７ａから突
出している。リザーバ取付用フレーム８０がチャネル４４内に完全に摺動される
ときに、移動止め用ボール９７は凹部９１に係合する。止めネジ用ピン９９によ
って、凹部９１とバネ式プランジャのボール９７とを適切に係合できる。所定の
位置にスナップ係合させることによって、リザーバ取付用フレーム８０は、リザ
ーバ取付用フレーム８０が対向するチャネル４４内に適切に固定されるときに可
聴であって触覚的な信号を使用者に提供することができる。
【００１４】 一つの実施態様においては、マウント組立体２４とチャネル４４とに対してリ
ザーバ取付用フレーム８０の位置を反転することができる。リザーバ取付用フレ
ーム８０の第一の面９０が正面を向くように（リザーバ用懸架側部の方を向いて
（例えば、ポール２２から離すように））取付ける場合には、リザーバ取付用フ
レーム８０は第一の血液用リザーバ、例えば図１および図９における血液用リザ
ーバ組立体３２を支持できる。リザーバ取付用フレーム８０の第二の面９３が正
面を向くように取付ける場合には、リザーバ取付用フレーム８０は第二の血液用
リザーバ組立体、例えば図１０における血液用リザーバ組立体９４を支持できる
。リザーバ取付用フレーム８０の第一の面９０上の取付用ピン３６は、血液用リ
ザーバ組立体３２内の取付用穴９５のパターンに対応して配置されている（図１
および図３を比較されたい）。第二の面９３上の取付用ピン３５は、血液用リザ
ーバ組立体９４内の取付用穴９６からなる異なるパターンに対応するよう配置さ
れている（図２および図１０を比較されたい）。第一の面９０上の取付用ピン３
６は、リザーバ取付用フレーム８０から水平方向に突出していて、図示される位
置における取付用穴９５を通って可撓性を有する血液用リザーバ組立体３２に係
合し、このことによって、血液用リザーバ組立体９２をリザーバ取付用フレーム
８０に摩擦係合させる。同様に、第二の面９３上の取付用ピン３５は、リザーバ
取付用フレーム８０から水平方向に突出していて、図示される位置における取付
用穴９６を通って可撓性を有する血液用リザーバ組立体９４に係合し、このこと
によって、血液用リザーバ組立体９４をリザーバ取付用フレーム８０に摩擦係合
させる。リザーバ取付用ブラケット２０を或る寸法の血液用リザーバ組立体から
他の寸法の血液用リザーバ組立体に変えるために、リザーバ取付用フレーム８０
を取外してチャネル４４内に反転させる必要がある。
【００１５】 リザーバ取付用フレーム８０の底部エッジ８４は凹部領域１００、１０１を特
色としており、これら凹部領域において入口ポート用支持部１０２と出口ポート
用支持部１０３とがリザーバ取付用フレーム８０に取付けられている。右側また
は左側の静脈用入口部と供に、小型および大型の血液用リザーバの両方を使用す
るために、入口ポート用支持部１０２と出口ポート用支持部１０３とを調節する
ことができる。プラスチック製蝶ネジ１０６、１０７（図４）は入口ポート用支
持部１０２と出口ポート用支持部１０３とをリザーバ取付用フレーム８０に固定
しており、複数の穴１０８、１０９を設けて、入口ポート用支持部１０２と出口
ポート用支持部１０３とをリザーバ取付用フレーム８０上の別の位置に固定する
こともできる。入口ポート用支持部１０２と出口ポート用支持部１０３とは、リ
ザーバ取付用フレーム８０のリザーバ用懸架側部に取付けられていて、血液用リ
ザーバ組立体の流れラインを把持および支持してこれらラインを結合させるため
に整列されている。従って、リザーバ取付用フレーム８０をフレーム支持部４２
から取外してリザーバ取付用フレーム８０の向きを反転させるときに、入口ポー
ト用支持部１０２と出口ポート用支持部１０３とをリザーバ取付用フレーム８０
に再び取付ける必要がある。
【００１６】 複数の取付用スロット１１０がリザーバ取付用フレーム８０の頂部エッジ８２
に沿って設けられていて、サンプリング用マニホルド（図示しない）をこれらス
ロット内に保持するために形成されている。サンプリング用マニホルドは、サン
プリング用ポートから動脈および静脈の血液をサンプリングするのに便利なよう
に取外し可能となっている。サンプリング用マニホルドをリザーバ取付用フレー
ム８０に固定するために、固定用ネジ１１１を頂部エッジ８２に沿って設ける。
サンプリング用マニホルドをいずれかの取付用スロット１１０内に挿入させるこ
とにより、リザーバ取付用ブラケット２０をさらに柔軟性があって融通がきくよ
うに使用することができる。
【００１７】 別の実施態様においては、リザーバ取付用フレーム８０は内部開口８８を有し
ていないが、（内部開口８８によって形成される穴を満たすための）背面プレー
トを有している。背面プレートを透明材料、例えば透明なポリカーボネートから
形成して、リザーバ取付用フレーム８０によって支持される血液用リザーバ内の
血液高さをリザーバ取付用フレーム８０の前方または後方から認識できるように
なる。血液用リザーバ周りのいずれの場所からも血液の体積を見えるようにする
ことによって、中実のフレームの実施態様であっても使用者の利便性を高めるこ
とができる。
【００１８】 他の別の実施態様（図７および図８）においては、リザーバ取付用フレーム８
０は複数の格納式取付用ピン１１２を有しており、これら取付用ピン１１２は、
リザーバ取付用フレーム８０を取外して反転させることなしに、可撓性を有する
小型または大型の血液用リザーバ組立体を支持する役目を果たす。リザーバ取付
用フレーム８０の頂部エッジ８２および底部エッジ８４上の外側ピン１１３およ
び中央ピン１１４は固定位置にある（すなわち、常時、突出状態にある）。外側
ピン１１３および中央ピン１１４は大型の血液用リザーバ組立体９２を支持する
よう配置されている。格納式の取付用ピン１１２は小型の血液用リザーバ組立体
９４をリザーバ取付用フレーム８０に固定して、大型の血液用リザーバ組立体９
２がリザーバ取付用フレーム８０に取付けられるときに格納される。格納式の取
付用ピン１１２は、リザーバ取付用フレーム８０内に進入またはリザーバ取付用
フレーム８０から移動して、格納時に大型の血液用リザーバ組立体９２の取付部
分に干渉しない。小型の血液用リザーバ組立体９４がリザーバ取付用フレーム８
０上に取付けられるとき、格納式の取付用ピン１１２は外側に押されて取付位置
を形成する。
【００１９】 図８に示されているように、各格納式の取付用ピン１１２は内部に凹部または
穴１１５を備えて形成されており、これら穴１１５は、リザーバ取付用フレーム
８０内に保持されたバネ１１７によって下方に付勢される移動止め１１６と協動
して、格納式の取付用ピン１１２を所望の位置に固定する。この実施態様におい
ては、リザーバ取付用フレーム８０は内部開口８８を有しており、異なる寸法の
リザーバ組立体をフレーム支持部４２内に取付けるために、このフレームを反転
させる必要がない。格納式の取付用ピン１１２によって、両方のリザーバ組立体
をリザーバ取付用フレーム８０の同一の側面に取付けることができる。さらに、
リザーバ取付用フレーム８０の第一の面９０または第二の面９３のどちらかは、
マウント組立体２４のリザーバ用懸架側部の方を向いている。
【００２０】 本発明の他の別の実施態様においては、リザーバ取付用フレーム８０は格納式
の取付用ピン１１２を有すると共に、中実のフレームを備えていて内部開口８８
を有していない。その代わり、背面プレートが内部開口８８を覆っている。さら
に、背面プレートを透明の材料、例えば透明なポリカーボネートから形成するの
が好ましく、これにより、支持されているリザーバ用バッグ内における血液の高
さをリザーバ取付用フレーム８０の前方または後方から認識できるようになる。
【００２１】 本発明の全ての実施態様においては、（固定式または格納式の両方の）取付用
ピンはステンレス鋼から形成されている。リザーバ取付用ブラケット２０の他の
構造的構成要素（例えば、マウント組立体２４、フレーム組立体２６、および酸
素供給器用ホルダ組立体２８）はアルミニウムから形成されるのが好ましい。 着脱可能な酸素供給器用ホルダ組立体２８は、マウント組立体２４のベース部
材４０に取外し可能に取付けることができる。複数の取付用開口部１１８がベー
ス部材４０内に設けられている（図４および図５を参照されたい）。各取付用開
口部１１８は、関連付けられた止めネジ１１９をベース部材４０内に有していて
、酸素供給器用ホルダ組立体２８をベース部材４０内の所定の位置に固定するの
を容易にする。
【００２２】 着脱可能な酸素供給器用ホルダ組立体２８は、酸素供給器取付用柱状部１２０
と、酸素供給器用支持アーム１２２と、酸素供給器用ホルダフレーム１２４と、
位置合わせ用ブロック１２６と、対向する円筒形支持部１２８とを有している。
酸素供給器取付用柱状部１２０を、マウント組立体２４のベース部材４０の複数
の取付用開口部１１８の一つに取付けることができる。種々の取付用開口部１１
８によって提供される別の酸素供給器用取付部位は柔軟性を有しており、それに
よりリザーバ取付用ブラケット２０は酸素供給器３０を血液用リザーバ組立体に
対して正面、側面または背面に支持できるようになる。柱状部１２０はこの柱状
部１２０内に少なくとも二つの環状溝１２１を有しており、これら環状溝によっ
て止めネジ１１９用の取付部を提供する。従って、柱状部１２０は、各取付用開
口部１１８に対して二つの鉛直方向位置を有していて、そのような取付用開口部
１１８に対して任意の回転方向に回転させられる。酸素供給器用支持アーム１２
２は酸素供給器取付用柱状部１２０から延びていて、酸素供給器取付用柱状部１
２０に回動可能に連結されており、この連結位置は蝶ネジ１２９によって取付用
柱状部１２０に対して固定されている。従って、酸素供給器を図１から分かるよ
うな水平方向または（酸素供給器用ホルダ組立体２８が図２から図７のように向
いている場合には）鉛直方向に向けることができる。従って、リザーバ取付用ブ
ラケット２０は酸素供給器３０を鉛直方向向きおよび水平方向向きに支持する。
酸素供給器用ホルダフレーム１２４は酸素供給器用支持アーム１２２から延びて
いて、酸素供給器３０を固定している。
【００２３】 酸素供給器３０（図１）はバネ式プランジャ１３２とピン１３４とによって酸
素供給器用ホルダ組立体２８内に固定されている。酸素供給器３０の端部はバネ
式プランジャ１３２に接触して配置されていてバネ式プランジャ１３２に対して
押圧されており、このことによって円筒形支持部１２８の内部においてバネ式プ
ランジャ１３２を圧縮する。バネ式プランジャ１３２を圧縮しつつ、酸素供給器
３０の出口端部１３０は静止状態の位置合わせ用ブロック１２６上に取付けられ
る。次いで、バネ式プランジャ１３２に取付けられているピン１３４を固定位置
まで移動させうる。従って、図１に示されるように、酸素供給器３０は酸素供給
器用ホルダ組立体２８内に安定して固定されている。酸素供給器３０を、血液回
路ならびに外科医に要求されていて酸素供給器の形式および関連装置によって指
示される灌流管理の必要性に適するように位置決めできる。
【００２４】 図９および図１０は血液用リザーバ組立体を詳細に示している。図９は大型の
血液用リザーバ組立体９２を示しており、図１０は小型の血液用リザーバ組立体
９４を示している。両方の血液用リザーバ組立体は、塩化ポリビニル製リザーバ
袋から構成されていて、可撓性を有していて、滅菌状態であって、非発熱性であ
って使い捨て可能である。使用後に再処理および再滅菌することによってリザー
バ組立体の生体適合性と機能的一体性とが損なわれる場合があるので、各血液用
リザーバ組立体は一回のみの使用を想定して形成されている。好ましい実施態様
においては、血液用リザーバ組立体３２は１５００ｍｌの血液用リザーバ袋であ
って、血液用リザーバ組立体９４は７５０ｍｌの血液用リザーバ袋である。
【００２５】 リザーバ取付用ブラケット２０は「硬質シェル（ｈａｒｄｓｈｅｌｌ）」の血
液用リザーバ（図示しない）も採用できる。硬質シェルの配列体においては、フ
レーム組立体２６を硬質シェルのリザーバに置き換えることができ、このリザー
バ自体が、マウント組立体２４の対向するチャネル４４内に摺動するための対向
する側部エッジまたはトラックを有している。さらに、酸素供給器３０を硬質シ
ェルの血液用リザーバに直接的に取付けて、酸素供給器用ホルダ組立体２８の必
要性を排除することができる。酸素供給器３０を硬質シェルの血液用リザーバに
取付けない場合には、酸素供給器用ホルダ組立体２８が前述した方法によってリ
ザーバホルダ用ブラケット２０に取付けられ、酸素供給器３０がブラケット２０
上に取付けられる。
【００２６】 本発明のリザーバ取付用ブラケットは、従来では利用できなかった転用性と利
用性とを提供する。リザーバ取付用ブラケットは使用するのに単純であって、こ
のブラケットによって、使用者は血液用リザーバを患者から遠方にあるリザーバ
取付用ブラケットの一部分に取付けて、次いで使用するためにリザーバ組立体を
リザーバ取付用ブラケットに迅速かつ容易に取付けることができる。さらに、リ
ザーバ取付用ブラケットは、複数の寸法の血液用リザーバ組立体を、容易にかつ
特別の工具または留め具を必要とすることなしに採用できる。本発明のリザーバ
取付用ブラケットは、小体積および大体積の可撓性を有する血液用リザーバ組立
体、ならびに硬質シェルの血液用リザーバ組立体の両方を支持できる。リザーバ
取付用ブラケットを、単独で動作可能なリザーバ用支持部として使用でき、また
はリザーバ取付用ブラケットを、必要な空間、利便性、または装置に適すること
が要求される場合にはブラケットに固定された酸素供給器用ホルダ組立体と共に
使用することができる。本発明のリザーバ取付用ブラケットは酸素供給器用支持
部内において最大の柔軟性を有するように形成されて、それにより、酸素供給器
を前面、側面、背面、鉛直方向、または水平方向に配置することができる。本発
明のリザーバ取付用ブラケットは、高い能率性を提供して、外科的装置内の血液
用リザーバ組立体と関連構成要素とを迅速に適合させて変更できるのに有効な手
段とを提供する。
【００２７】 本発明は好ましい実施態様を参照して説明されているが、当業者であれば、特
許請求の範囲内の本発明の精神と範囲とから逸脱することなく、部分的および詳
細な変更を行うことができることを認識するであろう。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明のリザーバ取付用ブラケットの斜視図であり、このブラケットに取付け
られたフレキシブル静脈用リザーバと酸素供給器とを示している。
【図２】 本発明のリザーバ取付用ブラケットの斜視図であり、リザーバ懸架側部が第一
の血液用リザーバ組立体を支持する第一の位置におけるリザーバ取付用フレーム
を示している。
【図３】 本発明のリザーバ取付用ブラケットの斜視図であり、リザーバ懸架側部が第二
の大型の血液用リザーバ組立体を支持する第二の位置におけるリザーバ取付用フ
レームを示している。
【図４】 図３に示される本発明のリザーバ取付用ブラケットの頂面図である。
【図５】 本発明のリザーバ取付用ブラケットの分解組立図である。
【図６】 図４の線６−６に沿ってみた、本発明のリザーバ取付用ブラケットのマウント
組立体とリザーバ取付用フレームとの間の界面を示す断面図である。
【図７】 本発明のリザーバ取付用ブラケットの正面図であり、複数の格納式取付用ピン
を有するリザーバ取付用フレームを示している。
【図８】 図７の線８−８に沿ってみた、複数の格納式取付用ピンを有するリザーバ取付
用フレームの断面図である。
【図９】 本発明のリザーバ取付用ブラケット上で使用するようになっている血液用リザ
ーバ組立体の正面図である。
【図１０】 本発明のリザーバ取付用ブラケット上で使用するようになっている第二の小型
の血液用リザーバ組立体の正面図である。
【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成１２年１月２１日（２０００．１．２１）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，ＬＳ，Ｍ Ｗ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ， ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，Ｅ Ｓ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＧＷ，ＨＵ，ＩＤ ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ， ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，Ｍ Ｇ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ， ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ，Ｙ Ｕ，ＺＷ Ｆターム(参考） 4C077 AA11 BB06 DD13 KK25

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 直立式ポール（２２）に取付可能な血液用のリザーバ取付用
    ブラケット（２０）において、 ベース部材（４０）と該ベース部材（４０）から上方に延びていて離間されて
    いる一対のフレーム支持部（４２）と前記ベース部材（４０）を前記ポール（２
    ２）に選択的に連結させるためのアーム（５０）とを有するマウント（２４）を
    具備し、前記フレーム支持部（４２）は、対向して対面していて平行な直立式溝
    （４４）を該フレーム支持部（４２）内に有しており、 さらに、 第一の主表面（９０）と、対向する第二の主表面（９３）とを有していてこれ
    ら主表面の間に対向していて平行な側部エッジ（８６）を備えたリザーバ取付用
    フレーム（８０）を具備し、前記フレーム（８０）を前記マウント（２４）上に
    着脱可能に取付けることができるようにするために、前記リザーバ取付用フレー
    ム（８０）の前記側部エッジ（８６）は、前記マウント（２４）上の前記フレー
    ム支持部（４２）の対向する前記溝（４４）内に摺動可能に受容されるリザーバ
    取付用ブラケット。
  2. 【請求項２】 第一の血液用リザーバ組立体（９４）または該第一の血液用
    リザーバ組立体（９４）とは寸法の異なる第二の血液用リザーバ組立体（９２）
    のどちらかを支持するために前記リザーバ取付用フレーム（８０）上に位置する
    支持手段をさらに具備する請求項１に記載のリザーバ取付用ブラケット。
  3. 【請求項３】 前記マウント（２４）がリザーバ懸架側部を有しており、前
    記リザーバ取付用フレーム（８０）は、前記リザーバ取付用フレーム（８０）の
    第一の面（９０）が前記マウント（２４）の前記リザーバ懸架側部に面するとき
    に前記第一の血液用リザーバ組立体（３２）を支持するようになっている第一の
    位置と、前記リザーバ取付用フレーム（８０）の第二の面（９３）が前記マウン
    ト（２４）のリザーバ懸架側部に面するときに前記第二の血液用リザーバ組立体
    （９４）を支持するようになっている第二の位置との間を移動することができる
    請求項２に記載のリザーバ取付用ブラケット。
  4. 【請求項４】 前記血液用リザーバ組立体（３２、９４）のそれぞれが複数
    の取付用穴（９５、９６）を有しており、前記第一の血液用リザーバ組立体（３
    ２）の穴（９５）は第一のパターンをなして配列され、前記第二の血液用リザー
    バ組立体（９４）の穴（９６）は異なる第二のパターンをなして整列され、前記
    支持手段が、 前記リザーバ取付用フレーム（８０）の前記第一の面（９０）上に位置してい
    て前記第一の血液用リザーバ組立体（３２）の前記取付用穴（９５）のパターン
    に対応している複数の第一の取付用ピン（３６）と、 前記リザーバ取付用フレーム（８０）の前記第二の面（９３）上に位置してい
    て前記第二の血液用リザーバ組立体（９４）の前記取付用穴（９６）のパターン
    に対応している複数の第二の取付用ピン（３５）とを具備している請求項３に記
    載のリザーバ取付用ブラケット。
  5. 【請求項５】 前記血液用リザーバ組立体（３２、９４）のそれぞれが複数
    の取付用穴（９５、９６）を有しており、前記第一の血液用リザーバ組立体（３
    ２）の穴（９５）は第一のパターンをなして配列され、前記第二の血液用リザー
    バ組立体（９４）の穴（９６）は異なる第二のパターンをなして整列され、前記
    支持手段が、 前記リザーバ取付用フレームの前記第一の面に配置されていて前記第二の血液
    用リザーバ組立体（９４）上の前記取付用穴（９６）からなる第二のパターンに
    対応している複数の格納式取付用ピン（１１２）と、 前記第二の血液用リザーバ組立体（３２）上の取付用穴（９５）からなる第一
    のパターンに対応するよう配置される第二の複数の取付用ピン（１１３、１１４
    ）とを具備する請求項３に記載のリザーバ取付用ブラケット。
  6. 【請求項６】 前記マウント（２４）に固定された酸素供給器用ホルダ組立
    体（２８）を具備する請求項１から５に記載のリザーバ取付用ブラケット。
  7. 【請求項７】 前記酸素供給器用ホルダ組立体（２８）が、 前記マウント（２４）の前記ベース部材（４０）に取付ける酸素供給器取付用
    柱状部（１２０）と、 前記取付用柱状部（１２０）から延びる酸素供給器用支持アーム（１２２）と
    を具備する請求項６に記載のリザーバ取付用ブラケット。
  8. 【請求項８】 前記酸素供給器取付用柱状部（１２０）が前記マウント（２
    ４）の前記ベース部材（４０）から取外し可能であって、前記マウント（２４）
    の前記ベース部材（４０）上の複数の取付部位（１１８）において取付可能であ
    る請求項７に記載のリザーバ取付用ブラケット。
  9. 【請求項９】 前記酸素供給器用支持アーム（１２２）は前記取付用柱状部
    （１２０）に回動可能に連結される請求項７もしくは８に記載のリザーバ取付用
    ブラケット。
  10. 【請求項１０】 支持部材（２２）によって血液用リザーバ（３２、９４）
    を支持する取付用ブラケット組立体（２０）において、 前記取付用ブラケット組立体（２０）が取外し可能なリザーバ取付用フレーム
    （８０）を有し、該フレーム（８０）が、第一の血液用リザーバ（３２）を支持
    する第一の位置と、前記第一の血液用リザーバ（３２）とは異なる寸法の第二の
    血液用リザーバ（９４）を支持する別の第二の位置との間において、前記取付用
    ブラケット組立体（２０）に対して移動することができる取付用ブラケット組立
    体（２０）。
  11. 【請求項１１】 前記マウント（２４）がリザーバ懸架側部を有しており、
    取外し可能な前記リザーバ取付用フレーム（８０）は、前記リザーバ取付用フレ
    ーム（８０）の第一の面（９０）が前記マウント（２４）の前記リザーバ懸架側
    部に面するときに前記第一の血液用リザーバ組立体（３２）を支持するようにな
    っている第一の位置と、前記リザーバ取付用フレーム（８０）の第二の面（９３
    ）が前記マウント（２４）のリザーバ懸架側部に面するときに前記第二の血液用
    リザーバ組立体（９４）を支持するようになっている第二の位置との間を移動す
    ることができる請求項１０に記載の取付用ブラケット組立体（２０）。
  12. 【請求項１２】 前記血液用リザーバ組立体（３２、９４）のそれぞれが複
    数の取付用穴（９５、９６）を有しており、前記第一の血液用リザーバ組立体（
    ３２）の穴（９５）は第一のパターンをなして配列され、前記第二の血液用リザ
    ーバ組立体（９４）の穴（９６）は異なる第二のパターンをなして整列され、前
    記リザーバ取付用フレーム（８０）が、 前記リザーバ取付用フレーム（８０）の前記第一の面（９０）上に位置してい
    て前記第一の血液用リザーバ組立体（３２）の前記取付用穴（９５）のパターン
    に対応している複数の第一の取付用ピン（３６）と、 前記リザーバ取付用フレーム（８０）の前記第二の面（９３）上に位置してい
    て前記第二の血液用リザーバ組立体（９４）の前記取付用穴（９６）のパターン
    に対応している複数の第二の取付用ピン（３５）とをさらに具備している請求項
    １０に記載の取付用ブラケット組立体（２０）。
  13. 【請求項１３】 前記血液用リザーバ組立体（３２、９４）のそれぞれが複
    数の取付用穴（９５、９６）を有しており、前記第一の血液用リザーバ組立体（
    ３２）の穴（９５）は第一のパターンをなして配列され、前記第二の血液用リザ
    ーバ組立体（９４）の穴（９６）は異なる第二のパターンをなして整列され、前
    記リザーバ取付用フレーム（８０）が、 前記リザーバ取付用フレームの第一の面に配置されていて前記第二の血液用リ
    ザーバ組立体（９４）上の前記取付用穴（９６）からなる第二のパターンに対応
    している複数の格納式取付用ピン（１１２）と、 前記第一の血液用リザーバ組立体（３２）上の取付用穴（９５）からなる第一
    のパターンに対応するよう配置される第二の複数の取付用ピン（１１３、１１４
    ）とをさらに具備する請求項１１に記載の取付用ブラケット組立体（２０）。
  14. 【請求項１４】 前記リザーバ取付用フレーム（８０）を取外し可能に保持
    するマウント（２４）と、 前記マウント（２４）に固定される酸素供給器用ホルダ組立体（２８）とをさ
    らに具備する請求項１０から１３のいずれか一項に記載の取付用ブラケット組立
    体（２０）。
  15. 【請求項１５】 前記酸素供給器用ホルダ組立体（２８）が、 前記マウントに取付ける酸素供給器取付用柱状部（１２０）と、 前記取付用柱状部（１２０）から延びる酸素供給器用支持アーム（１２２）と
    を具備する請求項１４に記載の取付用ブラケット組立体（２０）。
  16. 【請求項１６】 前記酸素供給器取付用柱状部（１２０）が前記マウント（
    ２４）から取外し可能であって前記マウント（２４）上の複数の取付部位（１１
    ８）において前記マウント（２４）に取付可能である請求項１５に記載の取付用
    ブラケット組立体（２０）。
  17. 【請求項１７】 前記酸素供給器（１２２）が前記取付用柱状部（１２０）
    に回動可能に連結されている請求項１５または１６に記載の取付用ブラケット組
    立体（２０）。
  18. 【請求項１８】 前記マウント（２０）が、ベース部材（４０）と、該ベー
    ス部材（４０）から上方に延びていて離間されている一対のフレーム支持部（４
    ２）とを有しており、前記フレーム支持部（４２）は該フレーム支持部（４２）
    内に、対向していて対面していて平行な直立式溝（４４）を有している請求項１
    ４から１７のいずれか一項に記載の取付用ブラケット組立体（２０）。
  19. 【請求項１９】 取外し可能な前記リザーバ取付用フレーム（８０）が第一
    の主要面（９０）と対向する第二の主要面（９３）とを有していて、これら主要
    面の間に対向していて平行な側部エッジ（８６）を備えており、前記リザーバ取
    付用フレーム（８０）の前記側部エッジ（８６）は前記マウント（２４）上のフ
    レーム支持部（４２）の対向する前記溝（４４）内において摺動可能に受容され
    ていて、前記フレーム（８０）を前記マウント（２４）上に着脱可能に取付ける
    ことができる請求項１８に記載の取付用ブラケット組立体（２０）。
JP2000520173A 1997-11-07 1998-03-20 柔軟性を有する血液用リザーバ取付用ブラケット Withdrawn JP2001522656A (ja)

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