JP2001522455A - 個人用衣装支持システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 使用者の肩の上に配置される支持部分（３０）から延びるケーブル（３１）を有する吊上げ機構（１２）を含む個人用衣装支持システム（１０）。ケーブル（３１）は、支持部分（３０）の一方側でケーブル（３１）に取り付けられた少なくとも１つの釣合錘（３２）を有する。吊上げ機構（１２）は、横方向操作装置（１４）に取り付けられ、そして、この横方向操作装置（１４）により支持される。好ましくは、横方向操作装置（１４）は、複数個のローラ（５１）が取設されたベース（５０）を含む。リンク（１３）は、放射線医学用エプロン（２０）のような個人用衣装品（１１）とケーブル（３１）とを相互接続する。個人用衣装品（２０）を着用する医療従事者により支持システム（１０）を操縦及び移動するために、支持システム（１０）の主マスト（４０）に舵取ハンドル（７０）が滑動可能に取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】発明の名称 個人用衣装支持システム発明の詳細な説明 技術分野 本発明は一般的に、衣装支持システムに関する。更に詳細には、本発明 は、医療従事者が着用する放射線防護服の個人用支持システムに関する。背景技術 医師および他の医療従事者は、Ｘ線撮影装置およびＸ線蛍光透視装置か らやむを得ず放射される迷光放射線から自分を保護するため、鉛エプロンなどの 防護服を頻繁に着用する必要があることが知られている。多くの場合、医師およ び他の医療従事者は、作業日の終日中、迷光放射線に曝され、これが長期に渡る と健康にとって危険である。放射線から自分を保護するため、医療従事者は鉛エ プロンを着用することが習慣となり、これは一度に何時間もかかることが多い。 長期間にわたって、このような鉛エプロンの一定の重みがある状態でいると、背 中に問題が生じ、医師によってはもはや放射線医療を続けて実践することができ ないほどそれは深刻である。 Herrらの米国特許第4,254,341号は、放射線装置が配置された部屋の天 井に固定したトラック・システム中を転がる往復台からばねで鉛エプロンを吊し た放射線防護服を提供することによって、この問題に対応している。Herrらの支 持システムは、エプロンの着用者にかなりの程度の横方向の動きを提供するよう であるが、装置には、医師が作業するかもしれない部屋ごとに別個の装置を取り 付けねばならないという大きな欠点がある。さらに、Herrらは、高さの異なる人 に対応するため、支持システムを調節するかなり煩わしい手段があるという欠点 もある。特に、所与の人の特定の高さに鉛エプロンを配置するため、２本の別々 な縦方向のベルト状ストラップを別々に調節しなければならない。したがって、 Herrらの調節システムは、ストラップを等しい長さになるよう調節しないと、左 右が不均衡になることがある。さらに、Herrらの煩わしい調節手段には、２人の 異なる人が装置を使用する場合に適切な支持を提供するため、調節を２回以上繰 り 返す必要があるという欠点もある。発明の要約 人の肩の上に配置された支持部分から延びる引込み式ケーブルを含む吊 上げ機構を含む、本発明の衣装支持システムの例示的な実施態様で、上記の問題 は解決され、技術的進歩が達成される。引込み式ケーブルは、衣装が引込み式ケ ーブルに取り付けられた時に支持部分より下に延びる引込み式ケーブルの量にほ ぼ関係なく、予め決定された張力を維持する。 本発明の別の実施態様では、衣装支持システムは、放射線防護材料を有 し、人が着用するサイズにされた放射線医学用エプロンを含む。吊上げ機構は、 放射線医学用エプロンの上に配置された支持部分から延びるケーブルを含む。ケ ーブルは、支持部分の一方側でケーブルに取り付けられた少なくとも１つの釣合 錘を有する。リンクは、一方端が放射線医学用エプロンに取り付けられ、他方端 が支持部分の反対側にあるケーブルに取り付けられる。横方向の操作装置が吊上 げ機構に取り付けられ、複数のローラが取り付けられたベースを含む。ローラは 、床と接触するため設けられる。 別の態様では、引込み式ケーブルを、吊上げ機構から延長可能な重量バ ランサーに、または壁から延びたアームまたは天井等の静止装着表面に接続する ことができる。 本発明のさらに別の態様では、１対の肩部分を有する放射線医学用エプ ロンを衣装支持システムと相互接続するため、リンクを設ける。リンクは、放射 線医学用エプロンの一方の肩部分の一部の下に配置されるようなサイズの延長部 を有する第１のＶ字形状肩ブラケットを含む。また、第２のＶ字形状肩ブラケッ トは、放射線医学用エプロンの他方の肩部分の一部の下に配置されるようなサイ ズの延長部を有する。 本発明の一つの目的は、調節を必要とせずにほぼあらゆる身長の人に対 応できる衣装支持システムを提供することである。 本発明の別の目的は、装置の性能を変化させずに、様々な重量を有する 様々な放射線医学用遮蔽体に対応できる衣装支持システムを提供することである 。 本発明のさらに別の目的は、医療機関内の様々な場所に容易に移動でき る衣装支持システムを提供することである。 本発明の他の目的は、使用者が、その個々の快適性および必要に合わせ て望ましい量の支持力を選択できる衣装支持システムを提供することである。 本発明のさらに他の目的は、改良された衣装支持システムを提供するこ とである。図面の簡単な説明 図１は、本発明の好ましい実施態様による衣装支持システムの側面図で ある。 図２は、図１の衣装支持システムの前面図である。 図３は、線３−３に沿って見た図１の衣装支持システムの上断面図であ る。 図４は、図２の断面線４−４に沿って見た、図１および図２の衣装支持 システムの上部分の部分側断面図である。 図５は、吊上げ機構の内部の詳細を明らかにするようマストの一部を除 去した、図１の区域５の等角図である。 図６は、図２の断面線５−５に沿って見た、本発明の一つの態様による 放射線医学用エプロンの肩部分の部分側断面図である。 図７は、本発明の衣装支持システムの吊上げ機構および横方向操作装置 の別の実施態様の部分側断面図を示す。 図８は、舵取りハンドルを含んだ状態の、図１の衣装支持システムの別 の態様の絵画図を示す。詳細な説明 図１および図２を参照する。衣装支持システム１０は、横方向操作装置 １４に取り付けられ、これに支持された吊上げ機構１２を含む。支持システム１ ０は、放射線医学用遮蔽体１１などの衣装品を吊上げ機構１２で支持する手段と して働くリンク１３も含む。この場合、放射線医学用遮蔽体１１は、１対の袖ぐ り２１、ベルト２２、肩部分２５および中に閉じ込めた鉛等のある量の放射線防 護材料２４を有する放射線医学用エプロン２０である。 吊上げ機構１２は、支持部分３０から延びる引込み式ケーブル３１を含 み、支持部分は放射線医学用エプロン２０を着用する人の肩より上のある高さに 配置される。吊上げ機構１２の支持部分３０は、上部マスト部分３９に取り付け られ、これは主マスト４０に取り付けられる。主マスト４０は、放射線医学用エ プロン２０を着用する人がマスト４０に衝突せずに移動できるよう、垂直線５５ から方向５６へと傾斜することが好ましい。図示の好ましい実施態様では、マス トの傾斜角度５７は６．５°であることが好ましいが、０°から６０°の範囲が 予期される。主マスト４０および上部マスト部分３９は、市販されている２イン チ平方のアルミニウム角管から製造することが好ましい。コーナー・ブレース３ ７および３８は、吊上げ機構の構成要素間の接続を強化する手段としても、プー リ３５および３６の支持手段としても働く。引込み式ケーブル３１の一部がプー リ３５および３６上を通過し、見えない端部が摺動式釣合錘ホルダー３３に取り 付けられた状態で、アルミニウム管内に配置される（図５参照）。所望の量の追 加的釣合錘３４を釣合錘ホルダー３３のピン４４上に配置することにより、放射 線医学用エプロン２０を取り付けた場合に、支持部分３０より下に延びるケーブ ルの量または長さとほぼ関係なく、予め決められた張力を引込み式ケーブル３１ で維持することができる。 主マスト４０の端部４２は、横方向操作装置１４に取り付けられ、これ に支持される。横方向操作装置１４によって、吊上げ機構１２は重力に対してほ ぼ垂直の面で移動することができる。つまり、横方向操作装置１４によって衣装 支持システム１０が床５８等の任意の水平面を動き回ることができる。横方向操 作装置１４は、この場合は５個の複数のローラ５１を取り付けたベース５０を含 む。 図３を参照する。ベース５０は概ねＵ字形で、５個のローラが隅および 端位置５２に取り付けられている。ベース５０は、溶接したスチール管から形成 することが好ましく、追加の釣合錘３４を保持するため垂直上方向に延びる１対 のピン５３を含む。支持システム１０を使用する人は、通常、Ｕ字形ベース５０ の中に立ち、傾斜した主マスト４０から背いて方向５６に面する。ローラ５１は 、市販されているスイベル・タイプのキャスター・ホィールであることが好まし いが、静止タイプとスイベル・タイプのキャスター・ホィールの組合せも予期で きる。 図７は、本発明の衣装支持システム１０の吊上げ機構１２および横方向 操作装置１４の別の実施態様の部分断面図を示す。横方向操作装置１４は、天井 または垂直の壁から延びるアームの下面等の静止水平面７４に取り付けられた長 方形のトラック６６を含む。トラックは、人が例えば室内で任意の位置に移動で きるよう、任意の所望の形状または組合せで天井またはアーム構造に取り付けら れることが予期される。長方形の中空のトラックで、中空管の１つの壁に沿って 縦方向に延びるスリットがあるものが市販されている。横方向操作装置は、そこ から延びるスリットを通るピン７９でトラックに配置された往復台も含む。トラ ックと往復台との組合せは、通常、線形ベアリングと呼ばれ、市販されている。 トラックと往復台は横方向操作装置１４を形成し、これによって吊上げ機構１２ が横方向に移動できる。 図７の実施態様の支持部分３０は、旋回部材７５が底から延びる取付機 構６９を含む。取付機構の頂部は横方向操作装置のピン７９に接続される。 図７の実施態様の吊上げ機構１２は、周知の市販されている重量バラン サー６８を含み、引込み式ケーブル３１がそこから延びる。重量バランサーは旋 回部材７６に取り付けられる。この重量バランサーはウィスコンシン州Mayvill のHubbell Workplace SolutionsからECONOLINE（登録商標）ツール・バランサー として市販され、所定の張力範囲は例えば１０から１５ポンドである。荷重また は張力範囲は商業ベースで３〜７ポンドから１６〜２３ポンドまで変化する。こ れらの荷重または張力範囲は、８０ポンド以上の衣装に役立つよう上方向に拡張 することができる。引込み式ケーブル３１はそこから下方向に延在し、リンク１ ３に接続することができる。 図４および図５は、図１および図２の実施態様の選択図、特に吊上げ機 構１２の作業構造を示す。引込み式ケーブル３１は、市販されている１／８イン チのタイプ３０２航空機用ケーブルで、支持部分３０の対向する側にある各端部 にループを形成することが好ましい。ループの一方はリンク１３に取り付けられ 、反対側のループは、主マスト４０内で摺動するよう配置された複数のスチール 板で構成された釣合錘３２に取り付けられる。主マスト４０内を摺動する間に釣 合錘が引っかかるのを防止するため、釣合錘３２の各側にナイロンのローラ４３ を取り付ける。釣合錘ホルダー３３は釣合錘３２に取り付け、摺動可能な状態で 、主マスト４０の一部に切り込んだガイド・スロット４１で受ける。釣合錘ホル ダー３３は、追加の釣合錘３４の口で受けるガイド・ピン４４を含み、支持シス テム１０が押された場合にこれがホルダー３３から落下するのを防止する。引込 み式ケーブル３１の中間部分は、溝付きプーリ３５および３６上を通過し、ケー ブルがリンク１３または釣合錘ホルダー３３の方向のいずれにも比較的自由に動 けるようにする。 支持部分３０の釣合錘３２との反対側には、引込み式ケーブル３１が取 り付けられる。リンク１３は、鎖リンク６０を含み、これは引込み式ケーブル３ １の端ループをエプロン・ハンガー６１と相互接続する。エプロン・ハンガー６ １は、直径１／４インチのステンレス鋼の棒で作成し、鎖リンク６０に取り付け る中心の目の部分と、それぞれ目またはフックで終了する１対の外方向に延びる アーム６５とを含むよう形成することが好ましい。各端部にループを形成した１ 対の肩ケーブル６２が、エプロン・ハンガー６１のアーム６５に取り付けられ、 そこから吊り下げられる。肩ケーブル６２は、１／１６インチのタイプ３０２航 空機用ケーブルから作成することが好ましい。最後に、リンク１３は１対のＶ字 形状の肩ブラケット６３を含み、これは直径１／４インチのステンレス鋼から形 成し、各端部に目の部分を含むことが好ましい。肩ケーブル６２に取り付けた場 合に、肩ブラケット６３は、延長部６４がほぼ水平方向に吊されるよう平衡をと ることが好ましい。延長部６４は、好ましい実施態様の図１、図２および図６で 示すように、容易に、ほぼあらゆる放射線医学用エプロンの肩部分の下に配置す るか、放射線医学用エプロンの肩部分に縫い込むことができる。 次に図２および図６を参照する。好ましい実施態様による放射線医学用 エプロン２０は、ナイロン布地２８の外表面を含み、これは鉛板などの放射線防 護材料２４を封入し、適切な縫合でこれに結合される。端接合部は、放射線保護 材料２４の端部にあるナイロン結合部２６で縫合することにより、さらに強化さ れる。さらに、Ｖ字形の肩ブラケット６３の各延長部６４の周囲にシート・ベル トのウェブ２７を縫合することにより、肩部分２５の下側を支持する。 好ましい実施態様では、引込み式ケーブル３１の張力が放射線医学用エ プロン２０の重量とほぼ等しくなるよう、追加の釣合錘を追加することができる 。引込み式ケーブル３１を通して放射線医学用エプロン２０を着用する人に作用 する上方向の正味の力があるよう、釣合錘ホルダー３３に追加の釣合錘を加える ことができる。他方で、特定の医師または医療従事者は、放射線医学用エプロン の重量より上方向の力が少なくなるのを好むことがある。本発明は、このような 代替方法のいずれにも対応することができる。また、引込み式ケーブル３１の所 定の張力は、放射線医学用エプロン２０の重量および支持部分３０の反対側に作 用する釣合錘の量の一次関数であるので、異なる身長の人に対応するため支持シ ステム１０を調節するために、ケーブルの量を変更する以外に煩わしい調節をす る必要がない。 図８は、舵取りハンドル７０を含んだ図１の衣装支持システムの別の態 様の絵画図を示す。舵取りハンドルは、主マスト４０に沿って舵取りハンドルの 垂直位置を固定するため、摺動可能なブラケット７１およびねじ付きノブ７３の 助けで主マスト４０に配置される。この摺動可能な配置により、医師が衣装支持 システム１０を簡単に移動させ、方向制御するのを促すよう、ハンドルの垂直高 さを調節できるので便利である。摺動可能なブラケット７１は、移動制限スロッ ト７６を形成したスイベル取付台７２も含む。ピン７７がハンドルの中央部分か ら、移動制限スロット内に延在して、水平姿勢から想像線で描いたような垂直姿 勢へとハンドルの動きを促す。垂直姿勢時に、舵取りハンドルは医師または医療 従事者の腕の動きに邪魔にならない。 当業者には、以上の記述が例示のみを目的とするものであり、本発明の 範囲をいかなる意味でも制限するものではないことが理解される。例えば、ケー ブルの所定の張力を維持するために、モータやセンサ等、他の何らかの手段を使 用する他の吊上げ機構を提供できることが、当業者には理解される。さらに、本 発明の横方向操作装置は、床に接触するローラを有するベースとして描かれてい るが、本発明は本発明の根底をなす概念を変更することなく、特定の部屋の天井 に可動トラックで取り付けられることが、当業者には理解される。さらに、摩擦 ブレーキ等の他の拡張機能を衣装支持システムに組み込み、使用者にとってのシ ステムの快適性をさらに向上させることができる。別の例では、静電気または静 電荷接地チェーン７８をベース５０に取り付けて、静電荷の蓄積をなくすことが できる。いかなる場合も、本発明の範囲は以下で述べる請求の範囲で決定するも のとする。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，ＬＳ，Ｍ Ｗ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ， ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，Ｅ Ｓ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＧＷ，ＨＵ，ＩＤ ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ， ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，Ｍ Ｇ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ， ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ，Ｙ Ｕ，ＺＷ (72)発明者 ボビー，ビル エー. カナダ エル３アール ３エー９ オンタ リオ ユニオンビレ グリーンツリー ロ ード 32 (72)発明者 ファン、カール カナダ エル４エー １ブイ７ オンタリ オ スタウフビレ ウインレーン ドライ ブ 105 アパートメント ＃302 (72)発明者 ウイットフォード，ウエスレイ ジー. カナダ エヌ０ビー ２ケイ０，オンタリ オ ロックウッド，＃７ハイウエイ，8554 アール．アール．＃４ロックウッド (72)発明者 オンデコ スーザン カナダ エル３ピー ２エッチ７ オンタ リオ マークハム，サー ランセロット 10

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 人の肩の上に配置された支持部分（３０）から延びる引込み式ケーブル （３１）を含む吊上げ機構（１２）を含む衣装支持システム（１０）であって、 前記引込み式ケーブル（３１）が、衣装を前記引込み式ケーブル（３１ ）に取り付けた時に、前記支持部分（３０）から延びる前記引込み式ケーブル（ ３１）の長さの量に殆ど無関係に所定の張力を維持する、 ことを特徴とする衣装支持システム。 ２． 支持システム（１０）が、前記吊上げ機構（１２）に取り付けられて、 それを支持する横方向操作装置（１４）を更に含み、前記横方向操作装置（１４ ）によって前記吊上げ機構（１２）の前記支持部分（３０）を動かせる、 ことを特徴とする請求項１に記載の衣装支持システム（１０）。 ３． 前記横方向操作装置（１４）が、複数のローラ（５１）を取り付けたべ ース（５０）を含む、 ことを特徴とする請求項２に記載の衣装支持システム（１０）。 ４． 前記吊上げ機構（１２）が、前記ベース（５０）に取り付けられた一端 （４２）と、前記支持部分（３０）に取り付けられた上方部分（３９）を有する マスト（４０）を含む、 ことを特徴とする請求項３に記載の衣装支持システム（１０）。 ５． 前記吊上げ機構（１２）が、前記支持部分（３０）の一方側で前記引込 み式ケーブル（３１）に取り付けられた釣合錘ホルダー（３３）を更に含み、前 記釣合錘ホルダー（３３）が前記マスト（４０）上に摺動可能な状態で取り付け られる、 ことを特徴とする請求項４に記載の衣装支持システム（１０）。 ６． 支持システム（１０）が、前記釣合錘ホルダー（３３）に対して前記支 持部分（３０）の反対側で前記引込み式ケーブル（３１）に取り付けられたリン ク（１３）を更に含み、放射線医学用遮蔽体（１１）が前記リンク（１３）に取 り付けられ、放射線防護材料を含み、人の胸をほぼ覆うようなサイズである、こ とを特徴とする請求項５に記載の衣装支持システム（１０）。 ７． 前記放射線医学用遮蔽体（１１）が、１対の肩部分（２５）を備えた放 射線医学用エプロン（２０）であり、前記リンクが、前記放射線医学用エプロン （２０）の前記肩部分（２５）の下部分に配置された延長部（６４）を備えた少 なくとも１つの肩ブラケット（６３）を含む、 ことを特徴とする請求項６に記載の衣装支持システム（１０）。 ８． 前記リンクが、エプロン・ハンガー（６１）および１対の肩ケーブル（ ６２）を更に含み、前記肩ケーブル（６２）がそれぞれ、一方端が前記エプロン ・ハンガー（６１）に取り付けられ、反対端が前記少なくとも１つの肩ブラケッ ト（６３）に取り付けられる、 ことを特徴とする請求項７に記載の衣装支持システム。 ９． 前記横方向操作装置（１４）の前記ベース（５０）が、釣合錘保持ピン （５３）を含む、 ことを特徴とする請求項５に記載の衣装支持システム（１０）。 １０． 支持システム（１０）が、前記吊上げ機構（１２）上に配置された舵取 りハンドル（７０）を更に含む、 ことを特徴とする請求項２に記載の衣装支持システム（１０）。 １１． 前記吊上げ機構（１２）が、前記支持部分（３０）の一方側で前記引込 み式ケーブルに取り付けられた少なくとも１つの釣合錘（３２）を含む、 ことを特徴とする請求項１に記載の衣装支持システム（１０）。 １２． 前記横方向操作装置（１４）が、トラック（６６）と、前記トラック（ ６６）上に配置された往復台（６７）とを含む、 ことを特徴とする請求項１に記載の衣装支持システム（１０）。 １３． 前記吊上げ機構（１２）が、これから延びる前記引込み式ケーブル（３ １）を備えた重量バランサー（６８）を含み、前記支持部分（３０）が、取付機 構（６９）と、前記横方向操作装置（１４）と前記重量バランサー（６８）とを 相互接続する旋回部材（７５）とを含む、 ことを特徴とする請求項１に記載の衣装支持システム（１０）。 １４． 衣装支持システム（１０）であって、 放射線防護材料（２４）を含み、人が着用するサイズである放射線医学 用エプロン（２０）と、 前記放射線医学用エプロン（２０）上に配置された支持部分（３０）か ら延びるケーブル（３１）を含む吊上げ機構（１２）とを備え、前記ケーブル（ ３１）が、前記支持部分（３０）の一方側で前記ケーブル（３１）に取り付けら れた少なくとも１つの釣合錘（３２）を有し、さらに、 一方端が前記放射線医学用エプロン（２０）に取り付けられ、他方端が 、前記支持部分（３０）の他方側で前記ケーブル（３１）に取り付けられたリン ク（１３）と、 前記吊上げ機構（１２）に取り付けられ、複数のローラ（５１）を取り 付けたベース（５０）を含む横方向操作装置（１４）とを備える衣装支持システ ム（１０）。 １５． 前記吊上げ機構（１２）が、前記ベース（５０）に取り付けられた一端 （４２）と、前記支持部分（３０）に取り付けられた上方部分（３９）とを有す るマスト（４０）を含む、 ことを特徴とする請求項１４に記載の衣装支持システム（１０）。 １６． 前記吊上げ機構（１２）が、前記支持部分（３０）の一方側で前記ケー ブル（３１）に取り付けられた釣合錘ホルダー（３３）を更に含み、前記釣合錘 ホルダー（３３）が、摺動可能な状態で前記マスト（４０）に装着され、前記吊 上げ機構（１２）の前記支持部分（３０）がプーリ（３５）を含む、 ことを特徴とする請求項１５に記載の衣装支持システム（１０）。 １７． 前記放射線医学用エプロン（２０）が錘を有する、 ことを特徴とする請求項１４に記載の衣装支持システム（１０）。 １８． 前記放射線医学用エプロン（２０）が肩部分（２５）を含み、前記リン クが、前記放射線医学用エプロン（２０）の前記肩部分（２５）の上部分に配置 された延長部（６４）を備えた少なくとも１つの肩ブラケット（６３）を含み、 さらに、エプロン・ハンガー（６２）および１対の肩ケーブル（６２）を含み、 前記肩ケーブル（６２）はそれぞれ、一方端が前記エプロン・ハンガー（６１） に取り付けられ、反対端が前記少なくとも１つの肩ブラケット（６３）に取り付 けられる、 ことを特徴とする請求項１４に記載の衣装支持システム（１０）。 １９． 請求項１の衣装支持システム（１０）と、１対の肩部分（２５）を有す る放射性医学用エプロン（２０）とを相互接続するリンク（１３）であって、 前記放射線医学用エプロンの前記肩部分（２５）の一方の上部分に配置 されるようなサイズである延長部（６４）を有する第１のＶ字形状肩ブラケット （６３）を含み、さらに、前記放射線医学用エプロンの前記肩部分（２５）の他 方の上部分に配置されるようなサイズである延長部（６４）を有する第２のＶ字 形状肩ブラケット（６３）を含む、 ことを特徴とするリンク（１３）。 ２０． 前記リンクが、１対のアーム（６５）を備えたエプロン・ハンガー（６ １）を更に含み、前記第１のＶ字形状肩ブラケット（６３）と前記第２のＶ字形 状肩ブラケット（６３）とがそれぞれ、前記１対のアーム（６５）の異なる一方 に取り付けられる、 ことを特徴とする請求項１９に記載のリンク。