JP2001522059A - 高分子光導波路及びその作製方法 - Google Patents
高分子光導波路及びその作製方法Info
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- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/10—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type
- G02B6/12—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type of the integrated circuit kind
- G02B6/122—Basic optical elements, e.g. light-guiding paths
- G02B6/1221—Basic optical elements, e.g. light-guiding paths made from organic materials
Abstract
(57)【要約】
高分子光導波路及びその作製方法が開示される。この高分子光導波路は、高分子の総重量を基準として12〜37重量%のフッ素を含有しており、2以上の−C(=O)−N−C(=O)−作用基または4以上の−N−C(=O)−作用基を有している繰返し単位を含んでいる高分子よりなるコアと、前記コアと隣接しており、前記コア形成用高分子の屈折率よりも小さい屈折率の高分子よりなるクラッドとを含んでいる。 本発明の誘導結合プラズマのエッチング方法によりコア層をエッチングすると、従来の反応性イオンエッチング方法を用いる場合に比べてエッチング速度が少なくとも3倍以上速くなる。これと同時に、エッチング面の均一度及びエッチング垂直度の特性が向上されるので、光導波路の損傷が減少される。これにより、光導波路の光散乱損失が最小化できる。
Description
【0001】 技術分野 本発明は高分子光導波路及びその作製方法に係り、より具体的には、エッチン
グ速度、エッチング面の均一度及び垂直エッチング度を向上させることにより光
導波路の損傷が最小化できる高分子光導波路及びその作製方法に関する。
グ速度、エッチング面の均一度及び垂直エッチング度を向上させることにより光
導波路の損傷が最小化できる高分子光導波路及びその作製方法に関する。
【0002】 背景技術 近赤外線領域を含む光通信波長領域において光損失の低い光学高分子からなる
光導波路には、コアとクラッドとの境界面における光散乱損失を最小化させるこ
とが望まれている。光散乱損失を最小化させるには、光導波路のエッチングに際
しエッチングされた導波路側壁の均一度、エッチングされた導波路側壁の垂直度
、エッチング速度などの特性を適宜制御することが必須である。ところで、かか
る特性はエッチングに際しプラズマの密度及びイオンエネルギーによって直接的
に影響され、相反する条件下に最適化されるため、プラズマの密度及びイオンエ
ネルギーは別々に調節される必要がある。特に、含ハロゲンの高分子からなる光
導波路のエッチングに際しては、エッチング速度を速めてプラズマへの露出を最
小化させることにより光導波路の損傷の減少を図ることが極めて重要であり、そ
の結果、プラズマ密度及びイオンエネルギーを別々に制御することが必須である
。
光導波路には、コアとクラッドとの境界面における光散乱損失を最小化させるこ
とが望まれている。光散乱損失を最小化させるには、光導波路のエッチングに際
しエッチングされた導波路側壁の均一度、エッチングされた導波路側壁の垂直度
、エッチング速度などの特性を適宜制御することが必須である。ところで、かか
る特性はエッチングに際しプラズマの密度及びイオンエネルギーによって直接的
に影響され、相反する条件下に最適化されるため、プラズマの密度及びイオンエ
ネルギーは別々に調節される必要がある。特に、含ハロゲンの高分子からなる光
導波路のエッチングに際しては、エッチング速度を速めてプラズマへの露出を最
小化させることにより光導波路の損傷の減少を図ることが極めて重要であり、そ
の結果、プラズマ密度及びイオンエネルギーを別々に制御することが必須である
。
【0003】 以下、通常の光導波路の作製方法について説明する。
【0004】 まず、基板上に下部クラッド層及びコア層を順次形成する。次に、前記コア層
上にフォトレジスト層を形成し、これを露光及び現像してフォトレジストパター
ンを形成する。このフォトレジストパターンを用いコア層をエッチングしてパタ
ーニングする。次に、前記パターニングされたコア層上に上部クラッド層を形成
することにより完成された光導波路が得られる。
上にフォトレジスト層を形成し、これを露光及び現像してフォトレジストパター
ンを形成する。このフォトレジストパターンを用いコア層をエッチングしてパタ
ーニングする。次に、前記パターニングされたコア層上に上部クラッド層を形成
することにより完成された光導波路が得られる。
【0005】 前記コア層をエッチングする方法としては、工程の安定性、精度性及び量産性
の点で反応性イオンエッチング(RIE)方法が汎用されている。
の点で反応性イオンエッチング(RIE)方法が汎用されている。
【0006】 ところが、この方法によると、エッチング速度が500nm/分以下に極めて
低速なので基板がプラズマに長時間露出されることになり、これにより基板が損
傷される問題があった。このほか、垂直エッチング度が不均一化する問題もある
。そしてエッチング速度を速めるためにプラズマの密度を上げるとイオンエネル
ギーが増加されるが、これはエッチング面の損傷につながる。さらに、エッチン
グ面の損傷を減らすためにプラズマ密度を減少させる場合にはエッチング速度が
さらに低速となり、基板がプラズマに長時間露出されてさらなる膜損傷が起こさ
れる。
低速なので基板がプラズマに長時間露出されることになり、これにより基板が損
傷される問題があった。このほか、垂直エッチング度が不均一化する問題もある
。そしてエッチング速度を速めるためにプラズマの密度を上げるとイオンエネル
ギーが増加されるが、これはエッチング面の損傷につながる。さらに、エッチン
グ面の損傷を減らすためにプラズマ密度を減少させる場合にはエッチング速度が
さらに低速となり、基板がプラズマに長時間露出されてさらなる膜損傷が起こさ
れる。
【0007】 発明の開示 前記問題点を解決するために、本発明の目的は、エッチング速度、エッチング
面の均一度及びエッチング垂直度の特性を向上させることにより光導波路の損傷
が最小化できる高分子光導波路及びその作製方法を提供することである。
面の均一度及びエッチング垂直度の特性を向上させることにより光導波路の損傷
が最小化できる高分子光導波路及びその作製方法を提供することである。
【0008】 前記目的を達成するために、本発明からは、高分子の総重量を基準として12
〜37重量%のフッ素を含有しており、2以上の−C(=O)−N−C(=O)
−作用基または4以上の−N−C(=O)−作用基を有している繰返し単位を含
んでいる高分子からなるコアと、前記コアと隣接されており、前記コア形成用高
分子の屈折率よりも小さい屈折率の高分子からなるクラッドとを含んでいること
を特徴とする高分子光導波路が提供される。
〜37重量%のフッ素を含有しており、2以上の−C(=O)−N−C(=O)
−作用基または4以上の−N−C(=O)−作用基を有している繰返し単位を含
んでいる高分子からなるコアと、前記コアと隣接されており、前記コア形成用高
分子の屈折率よりも小さい屈折率の高分子からなるクラッドとを含んでいること
を特徴とする高分子光導波路が提供される。
【0009】 本発明の他の目的は、基板上に下部クラッド層を形成する段階と、前記下部ク
ラッド層上にコア層を形成する段階と、前記コア層を所定パターンにエッチング
してパターニングする段階と、パターニングされたコア層上に上部クラッド層を
形成する段階とを含む高分子光導波路の作製方法において、前記コア層のエッチ
ングが、ICPパワーが170〜1000W、RFチャックパワーが20〜34
0Wの条件下に誘導結合プラズマ方式によって行なわれ、前記コア層が、高分子
の総重量を基準として12〜37重量%のフッ素を含有しており、2以上の−C
(=O)−N−C(=O)−作用基または4以上の−N−C(=O)−作用基を
有している繰返し単位を含んでいる高分子からなることを特徴とする高分子光導
波路の作製方法によって成し遂げられる。
ラッド層上にコア層を形成する段階と、前記コア層を所定パターンにエッチング
してパターニングする段階と、パターニングされたコア層上に上部クラッド層を
形成する段階とを含む高分子光導波路の作製方法において、前記コア層のエッチ
ングが、ICPパワーが170〜1000W、RFチャックパワーが20〜34
0Wの条件下に誘導結合プラズマ方式によって行なわれ、前記コア層が、高分子
の総重量を基準として12〜37重量%のフッ素を含有しており、2以上の−C
(=O)−N−C(=O)−作用基または4以上の−N−C(=O)−作用基を
有している繰返し単位を含んでいる高分子からなることを特徴とする高分子光導
波路の作製方法によって成し遂げられる。
【0010】 発明を実施するための最良の態様 本発明に係る高分子光導波路は、コアとこのコアと隣接されているクラッドと
からなり、前記コアが高分子の総重量を基準として12〜37重量%のフッ素を
含有しており、2以上の−C(=O)−N−C(=O)−作用基または4以上の
−N−C(=O)−作用基を有している繰返し単位を含んでいる高分子よりなる
ことにその特徴がある。このとき、クラッドはコア形成用高分子の屈折率よりも
小さい屈折率の高分子よりなる。かかる構成を有する高分子光導波路は近赤外線
領域を含む光通信波長領域における光損失が低く、コアとクラッドとの境界面に
おける光散乱の損失が最小化される。
からなり、前記コアが高分子の総重量を基準として12〜37重量%のフッ素を
含有しており、2以上の−C(=O)−N−C(=O)−作用基または4以上の
−N−C(=O)−作用基を有している繰返し単位を含んでいる高分子よりなる
ことにその特徴がある。このとき、クラッドはコア形成用高分子の屈折率よりも
小さい屈折率の高分子よりなる。かかる構成を有する高分子光導波路は近赤外線
領域を含む光通信波長領域における光損失が低く、コアとクラッドとの境界面に
おける光散乱の損失が最小化される。
【0011】 好ましくは、前記コア形成用高分子は、化学式1または化学式2で表わされる
化合物である。
化合物である。
【0012】 化学式1
【化3】 化学式2
【化4】 式中、n1は10〜500の整数であり、n2は10〜500の整数である。
【0013】 以下、添付した図面に基づき、本発明による高分子光導波路の作製方法につい
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0014】 本発明による高分子光導波路の作製方法は、所定のICPパワー及びRFチャ
ックパワー条件下に、誘導結合プラズマエッチング方法によってコア層をエッチ
ングすることを特徴とする。その結果、通常の高分子光導波路のコア層エッチン
グ方法を用いた場合に比べて少なくとも3倍以上高速のエッチング速度が具現さ
れ、エッチング面の均一度及びエッチング垂直度の特性が向上される。
ックパワー条件下に、誘導結合プラズマエッチング方法によってコア層をエッチ
ングすることを特徴とする。その結果、通常の高分子光導波路のコア層エッチン
グ方法を用いた場合に比べて少なくとも3倍以上高速のエッチング速度が具現さ
れ、エッチング面の均一度及びエッチング垂直度の特性が向上される。
【0015】 誘導結合プラズマエッチング方法とは、非活性ガスの気流中に置かれたコイル
に電流を流して無極放電プラズマを発生させてこのガス中に置かれた物体をエッ
チングする方法を言う。この方法では、プラズマ密度及びイオンエネルギーの制
御が2つのRFパワー供給源から別々になされるので、光導波路の垂直エッチン
グ度、エッチング速度及びエッチング面の均一度が最適化できる。さらに、エッ
チング用ガスとして酸素の1種のみが使用でき、この他にヘリウム、アルゴン、
窒素などの非活性ガスを併用すると、エッチング速度の制御が遥かに容易になる
。
に電流を流して無極放電プラズマを発生させてこのガス中に置かれた物体をエッ
チングする方法を言う。この方法では、プラズマ密度及びイオンエネルギーの制
御が2つのRFパワー供給源から別々になされるので、光導波路の垂直エッチン
グ度、エッチング速度及びエッチング面の均一度が最適化できる。さらに、エッ
チング用ガスとして酸素の1種のみが使用でき、この他にヘリウム、アルゴン、
窒素などの非活性ガスを併用すると、エッチング速度の制御が遥かに容易になる
。
【0016】 本発明に係る光導波路のコア層形成用高分子としては、光通信波長領域におけ
る光損失が低い光学高分子であって、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリエ
ステルイミド、ポリスルホンイミドまたはポリアミドイミドを基本構造として、
フッ素含量が高分子の総重量を基準として12〜37重量%であり、2以上の−
C(=O)−N−C(=O)−作用基または4以上の−N−C(=O)−作用基
を有している繰返し単位を含んでいる高分子を使用することが好ましい。ここで
、フッ素含量が前記範囲外であれば、高分子の光損失特性が不良となるので、好
ましくない。
る光損失が低い光学高分子であって、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリエ
ステルイミド、ポリスルホンイミドまたはポリアミドイミドを基本構造として、
フッ素含量が高分子の総重量を基準として12〜37重量%であり、2以上の−
C(=O)−N−C(=O)−作用基または4以上の−N−C(=O)−作用基
を有している繰返し単位を含んでいる高分子を使用することが好ましい。ここで
、フッ素含量が前記範囲外であれば、高分子の光損失特性が不良となるので、好
ましくない。
【0017】 一方、前記高分子内のフッ素含量に応じて誘導結合プラズマエッチング工程の
最適化条件がやや異なってくる。
最適化条件がやや異なってくる。
【0018】 すなわち、高分子内のフッ素含量が12重量%以上25重量%未満に低濃度の
場合には、ICPパワーは170〜1000W、好ましくは500±150W、
RFチャックパワーは30〜310W、好ましくは180±80Wである。この
条件下に光導波路をエッチングすると、エッチング速度が500nm/分以上、
特に1500nm/分以上であり、水平及び垂直共に均一なエッチング面が得ら
れる。
場合には、ICPパワーは170〜1000W、好ましくは500±150W、
RFチャックパワーは30〜310W、好ましくは180±80Wである。この
条件下に光導波路をエッチングすると、エッチング速度が500nm/分以上、
特に1500nm/分以上であり、水平及び垂直共に均一なエッチング面が得ら
れる。
【0019】 そして高分子内のフッ素含量が25重量%以上37重量%以下の場合には、I
CPパワーは190〜750W、好ましくは440±180W、RFチャックパ
ワーは20〜340W、好ましくは200±60Wである。この条件下に光導波
路をエッチングすると、エッチング速度が500nm/分以上、特に2000n
m/分以上であり、水平及び垂直共に均一なエッチング面が得られる。
CPパワーは190〜750W、好ましくは440±180W、RFチャックパ
ワーは20〜340W、好ましくは200±60Wである。この条件下に光導波
路をエッチングすると、エッチング速度が500nm/分以上、特に2000n
m/分以上であり、水平及び垂直共に均一なエッチング面が得られる。
【0020】 一方、チャンバ圧力及びエッチングガスの流速は高分子内のフッ素含量に寄ら
ずに同一である。チャンバ圧力は2〜20mTorr、エッチングガスの流速は
15〜50sccm、そしてエッチング速度は500nm/分以上に調節するこ
とが好ましい。
ずに同一である。チャンバ圧力は2〜20mTorr、エッチングガスの流速は
15〜50sccm、そしてエッチング速度は500nm/分以上に調節するこ
とが好ましい。
【0021】 図1は、本発明で用いられる誘導結合プラズマエッチング装置の概念図である
。
。
【0022】 これを参照すると、誘導結合プラズマエッチング装置では、2つのRFパワー
供給源、すなわち、RFチャックパワー供給源12及びICPパワー供給源13
が用いられる。
供給源、すなわち、RFチャックパワー供給源12及びICPパワー供給源13
が用いられる。
【0023】 図1から分かるように、RFチャックパワー供給源12は、エッチングされる
物体が置かれるチャック10にRF1 パワーを印加し、ICPパワー供給源1 3は、RFコイル14内にRF2 パワーを印加する。
物体が置かれるチャック10にRF1 パワーを印加し、ICPパワー供給源1 3は、RFコイル14内にRF2 パワーを印加する。
【0024】 一方、ICPパワー供給源13からRFコイルに電圧を印加すると、電流の流
れに従って磁場が誘導される。こうして誘導された磁場はプラズマ内において電
子の運動を変える。電子は直線運動及び螺旋運動を起こし、これにより電子、原
子、イオン間の衝突の可能性が高くなる。電子間の衝突によってプラズマ濃度が
上がり、このプラズマ内にはイオン、ラジカル(中性原子)及び電子の数が増加
する。
れに従って磁場が誘導される。こうして誘導された磁場はプラズマ内において電
子の運動を変える。電子は直線運動及び螺旋運動を起こし、これにより電子、原
子、イオン間の衝突の可能性が高くなる。電子間の衝突によってプラズマ濃度が
上がり、このプラズマ内にはイオン、ラジカル(中性原子)及び電子の数が増加
する。
【0025】 以下、本発明の好適な一実施例による高分子光導波路のエッチング工程につい
て説明する。
て説明する。
【0026】 化学式1で表わされるポリイミド(フッ素含量:25重量%)よりなる光導波
路を誘導結合プラズマエッチング方法を用いエッチングした。このとき、エッチ
ングガスとしては酸素が使用された。次に、RFチャックパワー、ICPパワー
、チャンバ圧力、エッチングガスの流速の変化による光導波路のエッチング特性
の変化を観察したところ、RFチャックパワー及びICPパワーの光導波路のエ
ッチング特性への影響力は極めて大であるのに対し、チャンバ圧力及び流速の光
導波路のエッチング特性への影響力は僅かであった。
路を誘導結合プラズマエッチング方法を用いエッチングした。このとき、エッチ
ングガスとしては酸素が使用された。次に、RFチャックパワー、ICPパワー
、チャンバ圧力、エッチングガスの流速の変化による光導波路のエッチング特性
の変化を観察したところ、RFチャックパワー及びICPパワーの光導波路のエ
ッチング特性への影響力は極めて大であるのに対し、チャンバ圧力及び流速の光
導波路のエッチング特性への影響力は僅かであった。
【0027】 化学式1
【化5】 式中、n1は50〜300の整数である。
【0028】 まず、ICPパワーによる光導波路のエッチング特性の変化を調べるため、R
Fチャックパワーを150W、チャンバ圧力を5mTorr、酸素の流速を40
sccmに一定に保ちながらICPパワーを変化させた。ICPパワーの変化に
よるエッチング速度(▼)及びイオンエネルギー(DC−バイアス、○)変化を
調べて図2に示した。
Fチャックパワーを150W、チャンバ圧力を5mTorr、酸素の流速を40
sccmに一定に保ちながらICPパワーを変化させた。ICPパワーの変化に
よるエッチング速度(▼)及びイオンエネルギー(DC−バイアス、○)変化を
調べて図2に示した。
【0029】 図2を参照すると、ICPパワーが0から750Wまで増加したとき、エッチ
ング速度は450nm/分から2160nm/分に線形的に増加した。これに対
し、DC-バイアスは551Vから220Vに減少された。
ング速度は450nm/分から2160nm/分に線形的に増加した。これに対
し、DC-バイアスは551Vから220Vに減少された。
【0030】 各条件下におけるエッチングされた高分子光導波路の状態をみると、ICPパ
ワーが500Wであるときに、エッチング面の均一度及び垂直エッチング度に優
れた光導波路が得られた。第二、RFチャックパワーによる光導波路のエッチン
グ特性の変化を調べるために、ICPパワーを500W、チャンバ圧力を5mT
orr、酸素の流速を40sccmに一定に保ちながらRFチャックパワーを変
化させた。RFチャックパワーの変化によるエッチング速度(▼)及びイオンエ
ネルギー(DC−バイアス、○)の変化を調べて図3に示した。
ワーが500Wであるときに、エッチング面の均一度及び垂直エッチング度に優
れた光導波路が得られた。第二、RFチャックパワーによる光導波路のエッチン
グ特性の変化を調べるために、ICPパワーを500W、チャンバ圧力を5mT
orr、酸素の流速を40sccmに一定に保ちながらRFチャックパワーを変
化させた。RFチャックパワーの変化によるエッチング速度(▼)及びイオンエ
ネルギー(DC−バイアス、○)の変化を調べて図3に示した。
【0031】 図3を参照すると、RFチャックパワーが0から50W、150W、250W
及び350Wに増加したとき、エッチング速度は30nm/分から1060、1
500、1735及び1950nm/分に増加された。
及び350Wに増加したとき、エッチング速度は30nm/分から1060、1
500、1735及び1950nm/分に増加された。
【0032】 そして、DC-バイアスは0Vから500Vに線形増加した。
【0033】 各条件下におけるエッチングされた高分子光導波路の状態をみると、RFチャ
ックパワーが150W以上の時にエッチング面の均一度及び垂直エッチング度に
優れた光導波路が得られた。
ックパワーが150W以上の時にエッチング面の均一度及び垂直エッチング度に
優れた光導波路が得られた。
【0034】 以下、本発明の好適な他の実施例による高分子光導波路のエッチング工程につ
いて説明する。
いて説明する。
【0035】 化学式2で表わされるポリイミド(フッ素含量:37重量%)からなる光導波
路を誘導結合プラズマエッチング方法を用いエッチングした。このとき、エッチ
ングガスとしては酸素を使用した。次に、RFチャックパワー、ICPパワー、
チャンバ圧力、エッチングガスの流速の変化による光導波路のエッチング特性の
変化を調べてみた。その結果、RFチャックパワー及びICPパワーの光導波路
エッチング特性への影響が極めて大であったし、チャンバ圧力及び流速の光導波
路のエッチング特性への影響力は僅かであった。
路を誘導結合プラズマエッチング方法を用いエッチングした。このとき、エッチ
ングガスとしては酸素を使用した。次に、RFチャックパワー、ICPパワー、
チャンバ圧力、エッチングガスの流速の変化による光導波路のエッチング特性の
変化を調べてみた。その結果、RFチャックパワー及びICPパワーの光導波路
エッチング特性への影響が極めて大であったし、チャンバ圧力及び流速の光導波
路のエッチング特性への影響力は僅かであった。
【0036】 化学式2
【化6】 ここで、n2 は40〜200の整数である。
【0037】 まず、ICPパワーによる光導波路のエッチング特性の変化を調べるために、
RFチャックパワーを150W、エッチングチャンバ内のエッチングガス圧力を
5mTorr、酸素の流速を40sccmに一定に保ちながらICPパワーを変
化させた。ICPパワーの変化によるエッチング速度(▼)及びイオンエネルギ
ー(DC−バイアス、○)の変化を調べて図4に示した。
RFチャックパワーを150W、エッチングチャンバ内のエッチングガス圧力を
5mTorr、酸素の流速を40sccmに一定に保ちながらICPパワーを変
化させた。ICPパワーの変化によるエッチング速度(▼)及びイオンエネルギ
ー(DC−バイアス、○)の変化を調べて図4に示した。
【0038】 図4を参照すると、ICPパワーが0から750Wに増加したとき、エッチン
グ速度は540nm/分から2030nm/分に線形増加された。これに対し、
DC-バイアスは550Vから220Vに減少された。
グ速度は540nm/分から2030nm/分に線形増加された。これに対し、
DC-バイアスは550Vから220Vに減少された。
【0039】 各条件下におけるエッチングされた高分子光導波路の状態をみると、ICPパ
ワーが500Wの時にエッチング面の均一度及び垂直エッチング度に優れた光導
波路が得られた。
ワーが500Wの時にエッチング面の均一度及び垂直エッチング度に優れた光導
波路が得られた。
【0040】 以上の結果から明らかなように、ICPパワーが増加するとエッチング速度は
増加するのに対し、イオンエネルギーは減少される。また、イオンエネルギーが
極めて大の場合には光導波路のエッチング特性が不良であったが、これは大のイ
オンエネルギーによって光導波路が損傷されるからである。
増加するのに対し、イオンエネルギーは減少される。また、イオンエネルギーが
極めて大の場合には光導波路のエッチング特性が不良であったが、これは大のイ
オンエネルギーによって光導波路が損傷されるからである。
【0041】 第二、RFチャックパワーによる光導波路のエッチング特性の変化を調べるた
めに、ICPパワーを500W、エッチングチャンバ内のエッチングガスの圧力
を5mTorr、酸素の流速を40sccmに一定に保ちながらRFチャックパ
ワーを変化させた。RFチャックパワーの変化によるエッチング速度(▼)及び
イオンエネルギー(DC−バイアス、○)の変化を調べて図5に示した。
めに、ICPパワーを500W、エッチングチャンバ内のエッチングガスの圧力
を5mTorr、酸素の流速を40sccmに一定に保ちながらRFチャックパ
ワーを変化させた。RFチャックパワーの変化によるエッチング速度(▼)及び
イオンエネルギー(DC−バイアス、○)の変化を調べて図5に示した。
【0042】 図5を参照すると、RFチャックパワーが0から50W、150W、250W
及び350Wに増加したとき、エッチング速度は30nm/分から980、15
30、1620及び1870nm/分に増加された。
及び350Wに増加したとき、エッチング速度は30nm/分から980、15
30、1620及び1870nm/分に増加された。
【0043】 そして、DC-バイアスは0Vから500Vに線形増加した。
【0044】 各条件下におけるエッチングされた高分子光導波路の状態をみると、RFチャ
ックパワーが150W以上の時にエッチング面の均一度及び垂直エッチング度に
優れた光導波路が得られる。
ックパワーが150W以上の時にエッチング面の均一度及び垂直エッチング度に
優れた光導波路が得られる。
【0045】 以上の結果から、化学式1または化学式2で表わされる高分子光導波路では、
ICPパワーが500W、RFチャックパワーが150−300Wの条件下に分
当たり1500-2000nmのエッチング速度が得られた。このとき、光導波 路の損傷が極めて少なく、エッチング面の均一度も非常に良好であった。
ICPパワーが500W、RFチャックパワーが150−300Wの条件下に分
当たり1500-2000nmのエッチング速度が得られた。このとき、光導波 路の損傷が極めて少なく、エッチング面の均一度も非常に良好であった。
【0046】 <産業上利用可能性> 以上述べたように、本発明の誘導結合プラズマのエッチング方法によりコア層
をエッチングすると、従来の反応性イオンエッチング方法を用いる場合に比べて
エッチング速度が少なくとも3倍以上速くなる。これと同時に、エッチング面の
均一度及びエッチング垂直度の特性が向上されるので、光導波路の損傷が減少さ
れる。これにより、光導波路の光散乱損失が最小化できる。
をエッチングすると、従来の反応性イオンエッチング方法を用いる場合に比べて
エッチング速度が少なくとも3倍以上速くなる。これと同時に、エッチング面の
均一度及びエッチング垂直度の特性が向上されるので、光導波路の損傷が減少さ
れる。これにより、光導波路の光散乱損失が最小化できる。
【0047】 さらに、本発明に係る高分子光導波路の作製方法は、高分子光導波路の量産に
適している。
適している。
【0048】 本発明は前記実施例に限定されることなく、各種の変形が可能である。
【図1】 本発明で用いられる誘導結合プラズマエッチング装置の概念図である。
【図2】 本発明の好適な一実施例による高分子のICPパワーによるエッチング速度及
びイオンエネルギーの変化を示す図である。
びイオンエネルギーの変化を示す図である。
【図3】 本発明の好適な一実施例による高分子のRFチャックパワーによるエッチング
速度及びイオンエネルギーの変化を示す図である。
速度及びイオンエネルギーの変化を示す図である。
【図4】 本発明の好適な一実施例による高分子のICPパワーによるエッチング速度 及びイオンエネルギーの変化を示す図である。
【図5】 本発明の好適な一実施例による高分子のRFチャックパワーによるエッチン グ速度及びイオンエネルギーの変化を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),AU,CA,C N,JP (72)発明者 ジャン、 ウー ヒュク 大韓民国 449−900 キュンキ−ド ヨン ギン−シティ キヘウン−エウブ クガル −リ 396 ハンヤン アパートメント 103−702 (72)発明者 ハン、 クワン スー 大韓民国 135−270 ソウル カンナム− グ ドゴク−ドン ヨクサム ラッキー アパートメント 103−1307 (72)発明者 リー、 テー ヒュン 大韓民国 463−010 キュンキ−ド スン ナム−シティ ブンダン−グ ジォンジャ −ドン サンロク マウル ウースン ア パートメント 315−1202 Fターム(参考) 2H047 PA21 PA24 PA28 QA05 4J043 PA02 PC146 QB15 QB26 QB31 RA35 SA06 SA43 SA54 SB01 TA22 TB01 UA131 UA132 UA672 UB062 UB121 UB401 VA021 VA022 VA041 VA062 ZA41 ZA51 ZB21 ZB47 5F004 AA01 AA03 AA05 BA20 BB13 BB18 CA02 CA03 DA22 DA23 DA25 DA26 DB25 EB08
Claims (9)
- 【請求項1】 高分子の総重量を基準として12〜37重量%のフッ素を含
有しており、2以上の−C(=O)−N−C(=O)−作用基または4以上の−
N−C(=O)−作用基を有している繰返し単位を含んでいる高分子からなるコ
アと、 前記コアと隣接されており、前記コア形成用高分子の屈折率よりも小さい屈折
率の高分子からなるクラッドとを含んでいることを特徴とする高分子光導波路。 - 【請求項2】 前記コア形成用高分子が化学式1または化学式2で表わされ
る化合物であることを特徴とする請求項1に記載の高分子光導波路。 化学式1 【化1】 化学式2 【化2】 式中、n1は10〜500の整数であり、n2は10〜500の整数である。 - 【請求項3】 基板上に下部クラッド層を形成する段階と、 前記下部クラッド層上にコア層を形成する段階と、 前記コア層を所定パターンにエッチングしてパターニングする段階と、 パタニングされたコア層上に上部クラッド層を形成する段階とを含む高分子光
導波路の作製方法において、 前記コア層のエッチングが、ICPパワーが170〜1000W、RFチャッ
クパワーが20〜340Wの条件下に誘導結合プラズマ方式によって行なわれ、 前記コア層が、高分子の総重量を基準として12〜37重量%のフッ素を含有
しており、−C(=O)−N−C(=O)−作用基または4以上の−N−C(=
O)−作用基を有している繰返し単位を含んでいる高分子からなることを特徴と
する高分子光導波路の作製方法。 - 【請求項4】 前記コア層形成用高分子のフッ素含量が12重量%以上25
重量%未満であるとき、ICPパワーが190〜750Wであり、RFチャック
パワーが20〜340Wであることを特徴とする請求項3に記載の高分子光導波
路の作製方法。 - 【請求項5】 前記コア層形成用高分子のフッ素含量が25重量%以上37
重量%以下であるとき、ICPパワーが170〜1000Wであり、RFチャッ
クパワーが30〜310Wであることを特徴とする、請求項3に記載の高分子光
導波路の作製方法。 - 【請求項6】 前記誘導結合プラズマによるエッチング時に、チャンバ圧力
が2〜20mTorrに維持されることを特徴とする請求項3に記載の高分子光
導波路の作製方法。 - 【請求項7】 前記誘導結合プラズマによるエッチング時に、エッチングガ
スの流速が15〜50sccmに維持されることを特徴とする請求項3に記載の
高分子光導波路の作製方法。 - 【請求項8】 前記誘導結合プラズマによるエッチング時に、エッチングガ
スがアルゴン、ヘリウム、窒素及び酸素よりなる群から選ばれた少なくともいず
れか1種であることを特徴とする請求項3に記載の高分子光導波路の作製方法。 - 【請求項9】 前記誘導結合プラズマによるエッチング時に、エッチング速
度が500nm/分以上であることを特徴とする請求項3に記載の高分子光導波
路の作製方法。
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