JP2001521412A - 経鼻胃チューブ保持器 - Google Patents

経鼻胃チューブ保持器

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Abstract

(57)【要約】 接着性デバイスは、医療チューブ(特に、経鼻胃チューブ)を、改善された可撓性、強度および接着性によって患者に対して保持する。このデバイスは、患者の鼻に取り付けるための鼻パッド部、および経鼻胃チューブに取り付けるためのチューブ取り付け部を含む。実質的に非弾性的な背骨が、狭いかまたはそうでなければ損傷しやすいネック部を横切って拡がっている。このネック部は、鼻パッドをチューブ取り付け部に結合する。背骨は、引張り力および剪断力に対して保持デバイスを強化し、その一方で可撓性を可能にする。同時に、背骨のゆがみは、患者または医療チューブのいずれかに対する保持器の接着に対抗するのに十分な内部の弾性応力を生じさせない。

Description

【発明の詳細な説明】 経鼻胃チューブ保持器 発明の背景 発明の分野 本発明は、一般的には、医療チューブおよび手術用チューブを保持するための デバイスに関し、より詳細には、経鼻胃チューブを患者の鼻に固定するためのデ バイスに関する。関連技術の説明 カテーテルなどの医療用チューブは、流体の送達または抜き取りを行うために 、患者の身体の内部に至る障害のない通路を提供するために必要とされることが 多い。そのようなチューブは、チューブが患者の皮膚または組織に擦り傷および 裂き傷をつけたりすることがないように、患者の身体に固定されることが多い。 経鼻胃適用においては、経鼻胃チューブが患者の鼻孔に挿入され、食道を経て 患者の胃まで延ばされる。そのようなチューブは、ポンプを使用して胃への注入 、すなわち栄 養などの供給を行うために使用することができる。後者の場合、経鼻胃チューブ は、一般に、十分な長さの時間、所定の位置に置かれているが、その間において 、嚥下または他の動きまたは患者の動きによってチューブは患者に対して位置が ずれやすい。チューブが動くことによって、多くの場合、鼻道および食道が刺激 される。 これまで、経鼻胃チューブは、患者の鼻に接着テープを使用して接着されてい る。細長いテープが患者の顔面に多数貼られ、経鼻胃チューブを包み込むように 伸ばされている。しかし、チューブまたは患者が動くことにより生じる応力によ って、テープの断裂および/またはテープの脱離が生じやすく、接着テープの頻 繁な交換が必要となる。 経鼻胃チューブを患者に固定し、患者の胃からのチューブ移動を防止しなけれ ばならない検討課題において、様々なデバイスが提案されている。そのような例 の1つとして、Hillに対して発行された米国特許第3,046,989号におい て開示されるデバイスが挙げられる。Hillの特許は、鼻部分とチューブへの取り 付けに必要なタブとを結合する狭いステム部によって形作られた成型可能なアル ミニウムシートを記載する。アルミニウムの使用はデバイス強度を増大させたが 、アルミニウムはデバイスの可撓性を低下させ、これによって患者を不快にした 。狭いステム部 は、特にねじれ力に対してわずかな可撓性をもたらす一方で、小さい幅のこのス テムは、剪断力および引張り力による断裂を特に受けやすい。 最近、より複雑なデバイスが、経鼻胃チューブを患者の身体に固定するために 開発された。依然として非常に多くの場合、接着テープがそのようなデバイスを 患者に(一般には、患者の鼻に)固定するために使用されている一方で、チュー ブの取り付けは、クランプなどの機械的な手段によって行われている。米国特許 第4,120,304号、同第4,932,943号、および同第4,986, 815号は、クランプ型デバイスを含む経鼻胃カテーテル固定システムの例を開 示する。これらのより複雑な取り付け手段は、同等に、接着テープよりも費用が かかり、多くの場合、さらなる懸念が生じる。例えば、クランプは、経鼻胃チュ ーブを通る流れを圧迫して制限しやすい。あるいは、より堅いチューブ系を使用 して、クランプがチューブを圧迫しないようにすることができる。そのような堅 いチューブ系は、当然、患者にとって快適ではない。 従って、医療チューブ系、特に、経鼻胃チューブを固定するための安価なデバ イスであって、患者にとって快適であり、そして断裂に耐えるデバイスが求めら れている。発明の要約 本発明の1つの面は、鼻端およびチューブ端を含む経鼻胃チューブ保持器を含 む。保持器の鼻端およびチューブ端は、両端間の縦軸を規定する。保持器は鼻端 における鼻パッドを含む。この鼻パッドは、構造層および隣接する接着層を含む 。チューブ端におけるチューブ取り付け部もまた、構造層および隣接する接着層 を含む。鼻パッドまたはチューブ取り付け部のいずれよりも狭い縦方向のネック は、鼻パッドをチューブ取り付け部に結合する。可撓性で実質的に非弾性的な背 骨が、少なくとも、ネックの長さ方向に沿って延びている。 本発明の別の面に従って、一体型の経鼻胃保持器が開示される。この保持器は 、上部部分、下部部分、および上部部分と下部部分とを結合するネック部を有す る。この保持器は、第1の構造層、この第1の構造層に隣接する接着層、および 第1の構造層に隣接する第2の構造層を含む。背骨が、第1の構造層と第2の構 造層との間で固定されている。背骨は、少なくともネック部の長さを広げ、少な くともネック部と同じくらいに狭く、構造層のいずれかの引張り強度よりも大き な引張り強度を有する実質的に非弾性的な可撓性材料を含む。 本発明のさらなる面に従って、医療チューブを患者の身 体に取り付けるための接着性の外部の固定デバイスが開示される。このデバイス は、デバイスを患者に固定するための接着パッドを含む第1の端部分を含む。こ の第1の端部分は、幅および長さがともに1インチよりも大きく、チューブの動 きに抵抗する一方で、デバイスを患者に固定するために十分な接着面積を提供す る。第2の端部分は、デバイスを経鼻胃チューブに固定するための接着パッドを 含む。ネック部は、第1の端部分および第2の端部分よりも狭く、第1の端部分 を第2の端部分に結合する。背骨が、第1の端部分と第2の端部分との両方に固 定されている。背骨は、少なくともネック部の長さ方向に沿って延びている。 本発明の別の面は、上部の端部分を含む経鼻胃チューブ保持器を含む。この上 部の端部分は、保持器を患者の鼻に取り付けるための第1の手段を含む。下部の 端部分は、保持器を経鼻胃チューブに取り付けるための第2の手段を含む。可撓 性で実質的に非弾性的な背骨が、上部の端部分と下部の端部分との間に張り付け られ、その間に延びている。 本発明のさらに別の面は、第1のパッドおよび第2のパッドを含む医療チュー ブ保持器を含む。この保持器は、第1のパッドと第2のパッドとを一緒に結合す るための手段 を含み、その一方で保持器内に実質的に応力を生じさせることなく、第1のパッ ドに対して、第2のパッドが動くことを可能にする。 本発明のさらなる面は、本開示および下記に貼付される請求の範囲を考慮すれ ば明らかである。図面の簡単な説明 本発明のこれらの特徴および他の特徴を、以下に、好ましい態様の図面を参照 して説明する。この好ましい態様は、本発明を例示することを目的とするが、本 発明を限定することを目的としない。 図1は、本発明の態様に従って組み立てられる経鼻胃チューブ保持器の上面図 である。 図2は、図1の線分2−2に沿って得られる経鼻胃チューブ保持器の断面図で ある。 図3は、図2の円3−3における経鼻胃チューブ保持器の部分拡大断面図であ る。 図4は、患者の鼻孔内に挿入された医療チューブと、患者の鼻に接するように 置かれた図1の経鼻胃チューブ保持器および医療チューブとを有する患者の正面 図である。 図5は、患者の鼻および医療チューブを包み込みそれらに接着している図4の 経鼻胃チューブ保持器の正面図であ る。 図6は、図5の経鼻胃チューブ保持器の側面図である。 好ましい実施態様の詳細な説明 図1は、本発明の態様に従って形作られているチューブ保持器10を図示する 。チューブ保持器10は、患者の顔面に関連して、経鼻胃チューブを保持する意 味において特に有用である。従って、チューブ保持器10を経鼻胃チューブとと もに図示し、説明する。しかし、当業者は、多くの異なるタイプの医療チューブ を患者に保持するための他の適用において使用するために、このようなチューブ 保持器を容易に適合させ得ることを理解しなければならない。例えば、このよう なチューブ保持器は、多くの他のタイプのカテーテルを患者、の皮膚の他の位置 に固定することに利用することができる。 図1の上面図より、除去可能なライナー14を見ることができる。しかし、ラ イナー10は、製造を容易にするために、保持器10の形状と同じ大きさを有し 得る。除去可能なライナー14は、保持器10の残りの部分によって覆われる領 域の下部に拡がっている。ライナー14は、保持器10を患者またはチューブに 取り付ける前に除かれる。 保持器10を使用する前の除去を簡便にするために、ラ イナー14は、望ましくは、保持器の残り部分の下部に拡がる分離切断部19を 有する2つの不連続なライナー部(上部ライナー部16および下部ライナー部1 8)で提供される。ライナー14は、左右の切り込み20、22を保持器10の 側端に含む。これらの切り込みは、保持器10を部分的に横切るように拡がり、 上部ライナー部16を下部ライナー部18から部分的に分離する。これらの切り 込み20、22はさらに、保持器10を使用する前のライナー14の除去を容易 にするだけでなく、患者における保持器10の位置合わせを容易にする。 図示された態様は、上面図から明らかなように対称的であるため、用語「上部 」、用語「下部」、用語「右」、および用語「左」の使用は本質的には任意であ るが、本開示を通して一貫性は保たれている。これらの用語は、参照番号によっ て指示されるように使用されているが、「上部」は、図1の図から認められる保 持器10の辺をいう。 保持器10は、保持器10の上部部分32および下部部分34に関して、保持 器10のネック部30で狭くなっている。示される対称的な態様に関して、上部 部分32は、(上部ライナー部16を下部ライナー部18から分離する切断線1 9と一致する)横軸ついて下部部分34の鏡像である。従って、横軸は、ネック 部30で保持器20を横切 る。上部部分32は、上部左側突出部36および上部右側突出部38を含む。こ れらはともに、保持器10の中心から横方向および縦方向に拡がり、従って、図 1の図から明らかなようにくぼんだ上部縁40を規定する。同様に、下部部分3 4は、下郎左側突出部42および下部右側突出部44を含む。これらはともに、 保持器の中心から横方向および縦方向に拡がり、従って、くぼんだ下部縁46を 規定する。くぼんだ左右の縁48、49も同様に得られ、これは横軸での最小幅 になる。 保持器10の「ネック」または橋梁となる部分30は、上部部分32を下部部 分34に構造的に結合している保持器10のそのような部分として規定される。 その部分において、上部部分32は患者の皮膚に取り付けられるように設計され 、下部部分は医療チューブに取り付けられるように設計されている。図示された 態様のように蝶または砂時計のようなくびれた形状の態様に関して、ネックは、 保持器10の最も狭い部分として規定することができる。その部分において、幅 は、縦軸に直交する方向(すなわち、図1の図から明らかなように横方向)で計 測される。図示された態様の場合のように、最も狭い部分が、範囲よりもむしろ 最小幅の単なる線分に過ぎない場合、ネック部30は、最小幅の線分について中 心を置き、縦方向の長さが保 持器10の全長の少なくとも約5%で、側縁48および49によって囲まれた範 囲を含む。ネック部30の縦方向の長さは、望ましくは、保持器の全長の少なく とも約10%であり、より望ましくは保持器の全長の約20%より大きい。患者 において使用する場合、図4〜図6を参照することによって理解されるように、 ネック部30の少なくとも一部は、一般に、患者の鼻と医療チューブとの間に位 置し、それらのいずれにも結合していない。 縦方向および横方向の対称性はともに美的目的のために望ましいが、図示され た態様の特定の曲率または対称性はいずれも、経鼻胃チューブ保持器10におい て得られる利点を達成するためには必要でないことが理解される。 図1には、縦方向に延びる背骨50の輪郭もまた図示される。背骨50は、患 者において使用されるときに取り付けられたチューブを支えるために役に立つ縦 方向の構造的強度を提供する。背骨50は、上部部分32および下部部分34の 構造的連結を形成し、従って保持器10のネック部30を少なくとも横切るよう に延びている。背骨50は、下部縁46にまで延びていることが望ましい。図示 された態様において、背骨50は、縦軸に沿って保持器10の全長に延びている 。そのような配置は、背骨50を保持器の上部部分32および下部部分34のそ れぞれに固定す ることができる大きな表面積を確保する。背骨50を上部および下部の部分32 に取り付ける手段を、図示された態様の積層体構造の検討と合わせて以下に説明 する。 経鼻胃チューブ保持器10の大きさは、例えば、患者の鼻または医療チューブ に取り付けるための所望の適用に関して適切に選択される。成人患者に関する経 鼻胃適用に関しては、保持器の縦方向の長さは、望ましくは、約2インチ〜5イ ンチの間であり、特に約3インチである。この長さの中で、患者の皮膚との接着 を提供しなければならない上部部分の長さは、少なくとも約0.5インチであり 、望ましくは約1.0インチより大きく、特に約1.5インチである。図示された 対称的な態様において、この下部部分34は同様な大きさを有する。しかし、よ り小さな表面積が、医療チューブに対して強固で十分な接着を呈するために下部 部分34に必要とされることが理解される。 上部部分32の横幅もまた、患者の皮膚との適切な接着が得られるように選択 され、従って、上部部分32の長さおよび使用される接着剤に依存する。幅は、 望ましくは、約1インチ〜3インチの間であり、より望ましくは約1.3インチ 〜1.7インチの間であり、特に約1.5インチである。図示された対称的な態様 に関して、下部部分34は同様な幅を有する。しかし、下部部分の表面積は、医 療チュ ーブに対する十分な接着を提供するために、上部部分32の表面積と同じくらい 大きくする必要はないことが理解される。 可撓性を得るためには、ネック部30は、突出部36、38または42、44 での幅よりも狭くなければならず、一方で、チューブに対する負荷による断裂に 耐えるのに十分に広くなければならない。この大きさは、使用される材料に依存 して大きく変化し得るが、図示された態様のネック部30での幅は、約0.05 インチ〜3インチの間であり、望ましくは約0.10インチ〜2インチの間であ り、特に0.5インチである。しかし、背骨50によって提供されるさらなる支 持体を考慮すれば、この大きさは、強度を提供するためには重要ではない。 同様に、背骨50の幅もまた、使用される材料および残りの層によって提供さ れる支持の度合いに依存して大きく変化し得る。背骨は、患者の鼻または医療チ ューブを包み込むために保持器を曲げることの障害にならないようにネック部3 0よりも狭くしなければならない。同様な理由のために、背骨50は、保持器1 0が取り付けられ得るチューブの直径よりもさらに狭くしなければならない。例 えば、典型的な経鼻胃チューブは、約0.3インチの直径を有し、約0.1インチ で供給されたり、または約0.1インチ であり得る。従って、背骨50の幅は、約0.05インチ〜1インチの間であり 、望ましくは約0.1インチ〜0.5インチの間であり、特に約0.3インチ未満 でなければならない。図示された態様に関しては、背骨50は約0.25インチ の幅を有する。 上記の大きさは、図示された適用に対する単なる例示に過ぎないことが理解さ れる。当業者は、保持器は他の形状および大きさを有し得ることを容易に理解す る。 図2および図3の断面図から最も良く理解されるように、図示された保持器1 0は積層体構造を有する。第1または底部の構造層60が提供される。この層は 、図1の平面図で示される保持器10の輪郭と同じ大きさであることが望ましい 。この底部層60は、患者の鼻または医療チューブに対する接着に必要な大きな 表面積を提供する。底部層60は、軽量で可撓性の構造材料を含むことが望まし い。このような材料は、通気性の発泡体またはテープ織物などのように、水分を 外側に逃すことを可能にする通気能力を有し得る。適切な材料の例は、スパンレ ース処理の(spunlaced)ポリエステル不織布であり、これは、約0.025イン チの公称厚で、MED5707の登録商標のもとでAvery Dennisonから入手する ことができる。 接着層61が構造層60の下に存在し、構造層60と除 去可能なライナー14との間に置かれている。当業者によって理解されているよ うに、接着剤61は、医療品規格の接着剤を含むことが望ましい。そのような接 着剤は、患者の皮膚に刺激を与えることなく、患者の皮膚に対する親和性および 多くの医療チューブのポリマー材料に対する親和性を示す。適切な材料の例は、 非感作性の多孔性アクリル酸コポリマーである。これは、Avery Dennisonから得 られるMED5707テープの一方の面に提供され、図示された底部構造層60 に対して使用されている。 その一方で、接着剤61と接触しているライナー14の表面は、接着層61に 対する大きな親和性を有さず、保持器10が使用のために整えられたとき、容易 に引き剥がされ、接着層61を曝すことができる。例えば、MED5707テー プは、接着剤61に対して可逆的に接着するための一方の面にケイ素放出コーテ ィングによる強化(densified)クラフト紙を備える。 図示された保持器10は、第1の層60の上に第2または上面の層62をさら に含む。図示された態様において、上面層62は底部層60と同じ大きさである が、同じである必要はない。上面層62は、軽量で可撓性の構造材料を含むこと が望ましい。底部層60と同様に、上面層62もまた、発泡体またはテープ織物 などのように、水分を外側 に逃すことを可能にする通気能力を有し得る。さらに、上面層12は、美的理由 のために、すなわち、患者の皮膚と調和させるために肌色であることが望ましい 。適切な材料の例は、図示された底部層60と同じポリエステル材料を含む。ポ リエステル不織布の黄褐色エンボス加工体を、約0.011インチの公称厚で、 MED5717Pの登録商標のもとでAvery Dennisonから入手することができる 。 背骨50は、積層化接着剤によってネック部30(図1)の上方および下方の 底部層60に取り付けられる。図示された態様において、背骨50は、上面およ び底部の層62、60の間に挟まれている。これらの層は、背骨50の全長に沿 って取り付けられることが望ましい。上面層62の底部面の接着剤は上面層62 を底部層60に結合させ、背骨50をそれらの間に固定する。図示された保持器 の上面層62は、下張りされている層の完全性を保護し、背骨を底部層の上方の 所定位置に保ち、水分の外側への飛散を可能にし、美的理由のために患者の皮膚 と視覚的に調和させられる。 図示された態様の背骨50は内部に位置しているが、他の態様においては、背 骨は、1つまたは複数の構造層の外側に位置し得ることが理解される。例えば、 背骨は、構造層の上部または底部に張り付けることができる。背骨はま た、任意の他の適切な手段によって構造層に取り付けることができる(例えば、 背骨は構造層に縫い付けることができる)。 背骨50は、構造層60または構造層60、62よりも大きな引張り強度の材 料を含み、医療チューブによって加えられる縦方向の負荷による破損に対する耐 性を増大させている。図示された態様の層60、62は、約10〜12ポンド/ インチの範囲の引張り強度を有するポリエステル織物を含むため、上面層62お よび底部層60と一緒に使用される背骨材料の引張り強度は、約12ポンド/イ ンチよりも大きくなければならない。縦方向の背骨材料の引張り強度は、望まし くは、約15ポンド/インチよりも大きく、より望ましくは約25ポンド/イン チよりも大きく、特に約40ポンド/インチよりも大きい。 同時に、背骨材料は可撓性であり比較的低い剛性率を有し、その結果、患者に おける通常の使用中での背骨50のゆがみは、保持器10内に実質的な内部応力 を生じさせない。実質的な内部応力は、背骨のゆがみに対する反応で生じる弾性 力のそのような量である。これによって、保持器は患者の皮膚または医療チュー ブのいずれかの少なくとも一部分から持ち上げられる。約500,000p.s.i. 未満の弾性係数を有する材料は、実質的に内部応力を生じさせな いことが明らかにされた。本明細書の説明のために、そのような材料は、実質的 に非弾性的と見なされる。図示された態様の背骨材料は、弾性係数が、望ましく は約200,000p.s.i.未満であり、より望ましくは約150,000p.s.i.未 満であり、特に約100,000p.s.i.未満である。 背骨50が、縦軸に対して直交する方向で実質的に非弾性的で可撓性であるこ とは特に好都合である。特に、背骨50は、縦軸に沿って可撓的に曲がらなけれ ばならない。図示された態様に関して、そのような可撓性は、背骨50が患者の 鼻の端のまわりで曲がることを可能にする。背骨50はまた、縦軸に関してひね りまたはねじれに応答した可撓性であることが望ましく、患者の身体に対するチ ューブのひねり運動に順応する。背骨50はまた、横軸に沿って可撓的に曲がる ことが望ましい。そのような可撓性は、背骨が医療チューブよりも広く、その結 果その広い背骨がチューブを包み込むことができる場合には特に望ましい。 背骨50はまた、その目的とする使用状況での断裂に耐えるのに十分な剪断強 度を呈する。拡大引き裂きまたはElmendorf引き裂きで測定される背骨50の剪 断強度は、望ましくは、少なくとも約0.5ポンド/インチであり、より望まし くは約0.8ポンド/インチより大きく、特に約1.2 ポンド/インチより大きい。 背骨材料として本適用に関して最適であると見出された材料はポリエチレン類 であり、特に高密度ポリエチレン類である。図示された態様の背骨50はスパン ボンド法のオレフィンを含む。これは、E.I.Dupont de Nemours,Inc.から10 73-B TyvekTMの登録商標のもとで入手できる紙様物質である。図示された背骨 50は、上記の所望の強度および弾性を呈するために、厚さが0.001インチ 〜0.020インチの間であり、望ましくは約0.004インチ〜0.012イン チの間であり、特に約0.006インチ〜0.010インチである。「Merge 18024」は、医療チューブでの使用に特に好都合な特殊なタイプの登録商 標TyvekTMであり、0.0073インチの公称厚で入手することができる。 次に、図4〜図6を参照すると、患者70の頭部が、患者の右側の鼻孔74に 挿入された経鼻胃チューブ72とともに示されている。図4において、図示され た態様による経鼻胃保持器10が患者70の前面に置かれ、その後保持器を、患 者の鼻76に、除去可能なライナー14(図1)を剥ぎ取った後に接着する。 本発明の態様に従って、切り込み22または分離切断部19は、患者の鼻76 の頂上に関して位置を合わせること ができ、その結果、保持器10の上部部分32は、患者の鼻76に関して位置を 合わせることができる。それにより、下部部分34は、医療チューブ72に関し て位置が合わせられる。上部ライナー部16(図1)は最初に除くことができ、 保持器10の上部部分32が患者の鼻76に取り付けられる。次いで、下部ライ ナー部18(図1)を除くことができ、保持器10の下部部分34が医療チュー ブ72に取り付けられる。 図5および図6は、図示された態様の経鼻胃チューブ保持器10として患者7 0に取り付けられた経鼻胃チューブ72を示す。保持器10の上部部分32は鼻 パッドとして役に立ち、上部突出部36、38は、患者の鼻76のどちらかの側 面を包み込み、患者の鼻76に接着し、その一方で、くぼんだ上部縁40は鼻7 6の鼻梁に適合する。保持器10の下部部分34はチューブ取り付け部として役 に立ち、下部の突出部42、44は、医療チューブ72を包み込み、医療チュー ブ72に接着する。 従って、保持器10の上部および下部の部分32、34は、それぞれ、患者の 皮膚および医療チューブに対して適する接着のために必要な大きさを有する。上 部部分32と下部部分34との間の狭いネック30は、可撓性により、保持器1 0を曲げることもなく、医療チューブの周りに下 部部分34を包み込むようにすることができる。保持器10を当てた後、ネック 30は、取り付けられたチューブが患者に対して動くことを可能にする。残念な ことに、狭いネック部30は断裂しやすい。 図示するように、背骨50は、保持器の狭いネック部30を横切って延び、チ ューブの取り付けに必要な構造的支持を増大させる。従って、保持器10は、ネ ック30に沿った断裂をあまり受けない。患者70は、処置の期間中、保持器1 0をほとんど変化させることはない。同時に、背骨50は可撓性で実質的に非弾 性的であり、接着点での応力を及ぼすことなく、水平面でのゆがみを可能にする 。従って、チューブ72の横方向の動きが可能になり、その間、チューブ72は 患者70に関して縦方向に維持される。 図示した態様によって前記発明を説明してきたが、他の態様は、本明細書中の 開示を参照すれば当業者には明らかになる。従って、本発明は、図示された態様 を引用することによって限定されることは意図されず、その代わりに、貼付する 請求の範囲を参照することによってのみ規定されるものである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年1月7日(1999.1.7) 【補正内容】 明細書 経鼻胃チューブ保持器 発明の背景 発明の分野 本発明は、一般的には、医療チューブおよび手術用チューブを保持するための デバイスに関し、より詳細には、経鼻胃チューブを患者の鼻に固定するためのデ バイスに関する。関連技術の説明 カテーテルなどの医療用チューブは、流体の送達または抜き取りを行うために 、患者の身体の内部に至る障害のない通路を提供するために必要とされることが 多い。そのようなチューブは、チューブが患者の皮膚または組織に擦り傷および 裂き傷をつけたりすることがないように、患者の身体に固定されることが多い。 経鼻胃適用においては、経鼻胃チューブが患者の鼻孔に挿入され、食道を経て 患者の胃まで延ばされる。そのようなチューブは、ポンプを使用して胃への注入 、すなわち栄 養などの供給を行うために使用することができる。後者の場合、経鼻胃チューブ は、一般に、十分な長さの時間、所定の位置に置かれているが、その間において 、嚥下または他の動きまたは患者の動きによってチューブは患者に対して位置が ずれやすい。チューブが動くことによって、多くの場合、鼻道および食道が刺激 される。 これまで、経鼻胃チューブは、患者の鼻に接着テープを使用して接着されてい る。細長いテープが患者の顔面に多数貼られ、経鼻胃チューブを包み込むように 伸ばされている。しかし、チューブまたは患者が動くことにより生じる応力によ って、テープの断裂および/またはテープの脱離が生じやすく、接着テーブの頻 繁な交換が必要となる。 経鼻胃チューブを患者に固定し、患者の胃からのチューブ移動を防止しなけれ ばならない検討課題において、様々なデバイスが提案されている。そのような例 の1つとして、Hillに対して発行された米国特許第3,046,989号におい て開示されるデバイスが挙げられる。Hillの特許は、鼻部分とチューブへの取り 付けに必要なタブとを結合する狭いステム部によって形作られた成型可能なアル ミニウムシートを記載する。アルミニウムの使用はデバイス強度を増大させたが 、アルミニウムはデバイスの可撓性を低下させ、これによって患者を不快にした 。狭いステム部 は、特にねじれ力に対してわずかな可撓性をもたらす一方で、小さい幅のこのス テムは、剪断力および引張り力による断裂を特に受けやすい。 最近、より複雑なデバイスが、経鼻胃チューブを患者の身体に固定するために 開発された。依然として非常に多くの場合、接着テープがそのようなデバイスを 患者に(一般には、患者の鼻に)固定するために使用されている一方で、チュー ブの取り付けは、クランプなどの機械的な手段によって行われている。米国特許 第4,120,304号、同第4,932,943号、および同第4,986, 815号は、クランプ型デバイスを含む経鼻胃カテーテル固定システムの例を開 示する。これらのより複雑な取り付け手段は、同等に、接着テープよりも費用が かかり、多くの場合、さらなる懸念が生じる。例えば、クランプは、経鼻胃チュ ーブを通る流れを圧迫して制限しやすい。あるいは、より堅いチューブ系を使用 して、クランプがチューブを圧迫しないようにすることができる。そのような堅 いチューブ系は、当然、患者にとって快適ではない。 従って、医療チューブ系、特に、経鼻胃チューブを固定するための安価なデバ イスであって、患者にとって快適であり、そして断裂に耐えるデバイスが求めら れている。発明の要約 本発明の1つの面は、鼻端およびチューブ端を含む経鼻胃チューブ保持器を含 む。保持器の鼻端およびチューブ端は、両端間の縦軸を規定する。保持器は鼻端 における鼻パッドを含む。この鼻パッドは、構造層および隣接する接着層を含む 。チューブ端におけるチューブ取り付け部もまた、構造層および隣接する接着層 を含む。鼻パッドまたはチューブ取り付け部のいずれよりも狭い縦方向のネック は、鼻パッドをチューブ取り付け部に結合する。可撓性で実質的に非弾性的な背 骨が、少なくとも、ネックの長さ方向に沿って延びている。 本発明の別の面に従って、一体型の経鼻胃保持器が開示される。この保持器は 、上部部分、下部部分、および上部部分と下部部分とを結合するネック部を有す る。この保持器は、第1の構造層、この第1の構造層に隣接する接着層、および 第1の構造層に隣接する第2の構造層を含む。背骨が、第1の構造層と第2の構 造層との間で固定されている。背骨は、少なくともネック部の長さを広げ、少な くともネック部と同じくらいに狭く、構造層のいずれかの引張り強度よりも大き な引張り強度を有する実質的に非弾性的な可撓性材料を含む。 本発明のさらなる面に従って、医療チューブを患者の身 体に取り付けるための接着性の外部の固定デバイスが開示される。このデバイス は、デバイスを患者に固定するための接着パッドを含む第1の端部分を含む。こ の第1の端部分は、幅および長さがともに1インチ(2.54センチ)よりも大きく 、チューブの動きに抵抗する一方で、デバイスを患者に固定するために十分な接 着面積を提供する。第2の端部分は、デバイスを経鼻胃チューブに固定するため の接着パッドを含む。ネック部は、第1の端部分および第2の端部分よりも狭く 、第1の端部分を第2の端部分に結合する。背骨が、第1の端部分と第2の端部 分との両方に固定されている。背骨は、少なくともネック部の長さ方向に沿って 延びている。 本発明の別の面は、上部の端部分を含む経鼻胃チューブ保持器を含む。この上 部の端部分は、保持器を患者の鼻に取り付けるための第1の手段を含む。下部の 端部分は、保持器を経鼻胃チューブに取り付けるための第2の手段を含む。可撓 性で実質的に非弾性的な背骨が、上部の端部分と下部の端部分との間に張り付け られ、その間に延びている。 本発明のさらに別の面は、第1のパッドおよび第2のパッドを含む医療チュー ブ保持器を含む。この保持器は、第1のパッドと第2のパッドとを一緒に結合す るための手段 を含み、その一方で保持器内に実質的に応力を生じさせることなく、第1のパッ ドに対して、第2のパッドが動くことを可能にする。 本発明のさらなる面は、本開示および下記に貼付される請求の範囲を考慮すれ ば明らかである。図面の簡単な説明 本発明のこれらの特徴および他の特徴を、以下に、好ましい態様の図面を参照 して説明する。この好ましい態様は、本発明を例示することを目的とするが、本 発明を限定することを目的としない。 図1は、本発明の態様に従って組み立てられる経鼻胃チューブ保持器の上面図 である。 図2は、図1の線分2−2に沿って得られる経鼻胃チューブ保持器の断面図で ある。 図3は、図2の円3−3における経鼻胃チューブ保持器の部分拡大断面図であ る。 図4は、患者の鼻孔内に挿入された医療チューブと、患者の鼻に接するように 置かれた図1の経鼻胃チューブ保持器および医療チューブとを有する患者の正面 図である。 図5は、患者の鼻および医療チューブを包み込みそれらに接着している図4の 経鼻胃チューブ保持器の正面図であ る。 図6は、図5の経鼻胃チューブ保持器の側面図である。 好ましい実施態様の詳細な説明 図1は、本発明の態様に従って形作られているチューブ保持器10を図示する 。チューブ保持器10は、患者の顔面に関連して、経鼻胃チューブを保持する意 味において特に有用である。従って、チューブ保持器10を経鼻胃チューブとと もに図示し、説明する。しかし、当業者は、多くの異なるタイプの医療チューブ を患者に保持するための他の適用において使用するために、このようなチューブ 保持器を容易に適合させ得ることを理解しなければならない。例えば、このよう なチューブ保持器は、多くの他のタイプのカテーテルを患者の皮膚の他の位置に 固定することに利用することができる。 図1の上面図より、除去可能なライナー14を見ることができる。しかし、ラ イナー10は、製造を容易にするために、保持器10の形状と同じ大きさを有し 得る。除去可能なライナー14は、保持器10の残りの部分によって覆われる領 域の下部に拡がっている。ライナー14は、保持器10を患者またはチューブに 取り付ける前に除かれる。 保持器10を使用する前の除去を簡便にするために、ラ イナー14は、望ましくは、保持器の残り部分の下部に拡がる分離切断部19を 有する2つの不連続なライナー部(上部ライナー部16および下部ライナー部1 8)で提供される。ライナー14は、左右の切り込み20、22を保持器10の 側端に含む。これらの切り込みは、保持器10を部分的に横切るように拡がり、 上部ライナー部16を下部ライナー部18から部分的に分離する。これらの切り 込み20、22はさらに、保持器10を使用する前のライナー14の除去を容易 にするだけでなく、患者における保持器10の位置合わせを容易にする。 図示された態様は、上面図から明らかなように対称的であるため、用語「上部 」、用語「下部」、用語「右」、および用語「左」の使用は本質的には任意であ るが、本開示を通して一貫性は保たれている。これらの用語は、参照番号によっ て指示されるように使用されているが、「上部」は、図1の図から認められる保 持器10の辺をいう。 保持器10は、保持器10の上部部分32および下部部分34に関して、保持 器10のネック部30で狭くなっている。示される対称的な態様に関して、上部 部分32は、(上部ライナー部16を下部ライナー部18から分離する切断線1 9と一致する)横軸ついて下部部分34の鏡像である。従って、横軸は、ネック 部30で保持器20を横切 る。上部部分32は、上部左側突出部36および上部右側突出部38を含む。こ れらはともに、保持器10の中心から横方向および縦方向に拡がり、従って、図 1の図から明らかなようにくぼんだ上部縁40を規定する。同様に、下部部分3 4は、下部左側突出部42および下部右側突出部44を含む。これらはともに、 保持器の中心から横方向および縦方向に拡がり、従って、くぼんだ下部縁46を 規定する。くぼんだ左右の縁48、49も同様に得られ、これは横軸での最小幅 になる。 保持器10の「ネック」または橋梁となる部分30は、上部部分32を下部部 分34に構造的に結合している保持器10のそのような部分として規定される。 その部分において、上部部分32は患者の皮膚に取り付けられるように設計され 、下部部分は医療チューブに取り付けられるように設計されている。図示された 態様のように蝶または砂時計のようなくびれた形状の態様に関して、ネックは、 保持器10の最も狭い部分として規定することができる。その部分において、幅 は、縦軸に直交する方向(すなわち、図1の図から明らかなように横方向)で計 測される。図示された態様の場合のように、最も狭い部分が、範囲よりもむしろ 最小幅の単なる線分に過ぎない場合、ネック部30は、最小幅の線分について中 心を置き、縦方向の長さが保 持器10の全長の少なくとも約5%で、側縁48および49によって囲まれた範 囲を含む。ネック部30の縦方向の長さは、望ましくは、保持器の全長の少なく とも約10%であり、より望ましくは保持器の全長の約20%より大きい。患者 において使用する場合、図4〜図6を参照することによって理解されるように、 ネック部30の少なくとも一部は、一般に、患者の鼻と医療チューブとの間に位 置し、それらのいずれにも結合していない。 縦方向および横方向の対称性はともに美的目的のために望ましいが、図示され た態様の特定の曲率または対称性はいずれも、経鼻胃チューブ保持器10におい て得られる利点を達成するためには必要でないことが理解される。 図1には、縦方向に延びる背骨50の輪郭もまた図示される。背骨50は、患 者において使用されるときに取り付けられたチューブを支えるために役に立つ縦 方向の構造的強度を提供する。背骨50は、上部部分32および下部部分34の 構造的連結を形成し、従って保持器10のネック部30を少なくとも横切るよう に延びている。背骨50は、下部縁46にまで延びていることが望ましい。図示 された態様において、背骨50は、縦軸に沿って保持器10の全長に延びている 。そのような配置は、背骨50を保持器の上部部分32および下部部分34のそ れぞれに固定す ることができる大きな表面積を確保する。背骨50を上部および下部の部分32 に取り付ける手段を、図示された態様の積層体構造の検討と合わせて以下に説明 する。 経鼻胃チューブ保持器10の大きさは、例えば、患者の鼻または医療チューブ に取り付けるための所望の適用に関して適切に選択される。成人患者に関する経 鼻胃適用に関しては、保持器の縦方向の長さは、望ましくは、約2インチ(5.08 センチ)〜5インチ(12.7センチ)の間であり、特に約3インチ(7.62センチ) である。この長さの中で、患者の皮膚との接着を提供しなければならない上部部 分の長さは、少なくとも約0.5インチ(1.27センチ)であり、望ましくは約1. 0インチ(2.54センチ)より大きく、特に約1.5インチ(3.81センチ)である 。図示された対称的な態様において、この下部部分34は同様な大きさを有する 。しかし、より小さな表面積が、医療チューブに対して強固で十分な接着を呈す るために下部部分34に必要とされることが理解される。 上部部分32の横幅もまた、患者の皮膚との適切な接着が得られるように選択 され、従って、上部部分32の長さおよび使用される接着剤に依存する。幅は、 望ましくは、約1インチ(2.54センチ)〜3インチ(7.62センチ)の間であり、 より望ましくは約1.3インチ(3.30センチ)〜 1.7インチ(4.32センチ)の間であり、特に約1.5インチ(3.81センチ)であ る。図示された対称的な態様に関して、下部部分34は同様な幅を有する。しか し、下部部分の表面積は、医療チューブに対する十分な接着を提供するために、 上部部分32の表面積と同じくらい大きくする必要はないことが理解される。 可撓性を得るためには、ネック部30は、突出部36、38または42、44 での幅よりも狭くなければならず、一方で、チューブに対する負荷による断裂に 耐えるのに十分に広くなければならない。この大きさは、使用される材料に依存 して大きく変化し得るが、図示された態様のネック部30での幅は、約0.05 インチ(0.127センチ)〜3インチ(7.62センチ)の間であり、望ましくは約0. 10インチ(0.254センチ)〜2インチ(5.08センチ)の間であり、特に0.5イ ンチ(1.27センチ)である。しかし、背骨50によって提供されるさらなる支持 体を考慮すれば、この大きさは、強度を提供するためには重要ではない。 同様に、背骨50の幅もまた、使用される材料および残りの層によって提供さ れる支持の度合いに依存して大きく変化し得る。背骨は、患者の鼻または医療チ ューブを包み込むために保持器を曲げることの障害にならないようにネック部3 0よりも狭くしなければならない。同様な理由の ために、背骨50は、保持器10が取り付けられ得るチューブの直径よりもさら に狭くしなければならない。例えば、典型的な経鼻胃チューブは、約0.3イン チの直径を有し、約0.1インチ(0.254センチ)で供給されたり、または約0. 1インチであり得る。従って、背骨50の幅は、約0.05インチ(0.127センチ )〜1インチ(2.54センチ)の間であり、望ましくは約0.1インチ(0.254セン チ)〜0.5インチ(1.27センチ)の間であり、特に約0.3インチ(0.762セン チ)未満でなければならない。図示された態様に関しては、背骨50は約0.2 5インチ(0.635センチ)の幅を有する。 上記の大きさは、図示された適用に対する単なる例示に過ぎないことが理解さ れる。当業者は、保持器は他の形状および大きさを有し得ることを容易に理解す る。 図2および図3の断面図から最も良く理解されるように、図示された保持器1 0は積層体構造を有する。第1または底部の構造層60が提供される。この層は 、図1の平面図で示される保持器10の輪郭と同じ大きさであることが望ましい 。この底部層60は、患者の鼻または医療チューブに対する接着に必要な大きな 表面積を提供する。底部層60は、軽量で可撓性の構造材料を含むことが望まし い。このような材料は、通気性の発泡体またはテープ織物 などのように、水分を外側に逃すことを可能にする通気能力を有し得る。適切な 材料の例は、スパンレース処理の(spunlaced)ポリエステル不織布であり、こ れは、約0.025インチ(0.0635センチ)の公称厚で、MED5707の登録 商標のもとでAvery Dennisonから入手することができる。 接着層61が構造層60の下に存在し、構造層60と除去可能なライナー14 との間に置かれている。当業者によって理解されているように、接着剤61は、 医療品規格の接着剤を含むことが望ましい。そのような接着剤は、患者の皮膚に 刺激を与えることなく、患者の皮膚に対する親和性および多くの医療チューブの ポリマー材料に対する親和性を示す。適切な材料の例は、非感作性の多孔性アク リル酸コポリマーである。これは、Avery Dennisonから得られるMED5707 テープの一方の面に提供され、図示された底部構造層60に対して使用されてい る。 その一方で、接着剤61と接触しているライナー14の表面は、接着層61に 対する大きな親和性を有さず、保持器10が使用のために整えられたとき、容易 に引き剥がされ、接着層61を曝すことができる。例えば、MED5707テー プは、接着剤61に対して可逆的に接着するための一方の面にケイ素放出コーテ ィングによる強化(densif ied)クラフト紙を備える。 図示された保持器10は、第1の層60の上に第2または上面の層62をさら に含む。図示された態様において、上面層62は底部層60と同じ大きさである が、同じである必要はない。上面層62は、軽量で可撓性の構造材料を含むこと が望ましい。底部層60と同様に、上面層62もまた、発泡体またはテープ織物 などのように、水分を外側に逃すことを可能にする通気能力を有し得る。さらに 、上面層12は、美的理由のために、すなわち、患者の皮膚と調和させるために 肌色であることが望ましい。適切な材料の例は、図示された底部層60と同じポ リエステル材料を含む。ポリエステル不織布の黄褐色エンボス加工体を、約0. 011インチ(0.02794センチ)の公称厚で、MED5717Pの登録商標のも とでAvery Dennisonから入手することができる。 背骨50は、積層化接着剤によってネック部30(図1)の上方および下方の 底部層60に取り付けられる。図示された態様において、背骨50は、上面およ び底部の層62、60の間に挟まれている。これらの層は、背骨50の全長に沿 って取り付けられることが望ましい。上面層62の底部面の接着剤は上面層62 を底部層60に結合させ、背骨50をそれらの間に固定する。図示された保持器 の上面層62は、下張りされている層の完全性を保護し、背骨を底部層の上方の 所定位置に保ち、水分の外側への飛散を可能にし、美的理由のために患者の皮膚 と視覚的に調和させられる。 図示された態様の背骨50は内部に位置しているが、他の態様においては、背 骨は、1つまたは複数の構造層の外側に位置し得ることが理解される。例えば、 背骨は、構造層の上部または底部に張り付けることができる。背骨はまた、任意 の他の適切な手段によって構造層に取り付けることができる(例えば、背骨は構 造層に縫い付けることができる)。 背骨50は、構造層60または構造層60、62よりも大きな引張り強度の材 料を含み、医療チューブによって加えられる縦方向の負荷による破損に対する耐 性を増大させている。図示された態様の層60、62は、約10〜12ポンド/ インチ(178.55〜214.26キログラム/メートル)の範囲の引張り強度を有するポ リエステル織物を含むため、上面層62および底部層60と一緒に使用される背 骨材料の引張り強度は、約12ポンド/インチ(214.26キログラム/メートル) よりも大きくなければならない。縦方向の背骨材料の引張り強度は、望ましくは 、約15ポンド/インチ(267.82キログラム/メートル)よりも大きく、 より望ましくは約25ポンド/インチ(446.37キログラム/メートル)よりも大 きく、特に約40ポンド/インチ(712.4キログラム/メートル)よりも大きい 。 同時に、背骨材料は可撓性であり比較的低い剛性率を有し、その結果、患者に おける通常の使用中での背骨50のゆがみは、保持器10内に実質的な内部応力 を生じさせない。実質的な内部応力は、背骨のゆがみに対する反応で生じる弾性 力のそのような量である。これによって、保持器は患者の皮膚または医療チュー ブのいずれかの少なくとも一部分から持ち上げられる。約500,000p.s.i.( 72.5pa)未満の弾性係数を有する材料は、実質的に内部応力を生じさせないこと が明らかにされた。本明細書の説明のために、そのような材料は、実質的に非弾 性的と見なされる。図示された態様の背骨材料は、弾性係数が、望ましくは約2 00,000p.s.i.(29.0pa)未満であり、より望ましくは約150,000p.s.i .(21.75pa)未満であり、特に約100,000p.s.i.(14.5pa)未満である。 背骨50が、縦軸に対して直交する方向で実質的に非弾性的で可撓性であるこ とは特に好都合である。特に、背骨50は、縦軸に沿って可撓的に曲がらなけれ ばならない。図示された態様に関して、そのような可撓性は、背骨50が患者の 鼻の端のまわりで曲がることを可能にする。背骨 50はまた、縦軸に関してひねりまたはねじれに応答した可撓性であることが望 ましく、患者の身体に対するチューブのひねり運動に順応する。背骨50はまた 、横軸に沿って可撓的に曲がることが望ましい。そのような可撓性は、背骨が医 療チューブよりも広く、その結果その広い背骨がチューブを包み込むことができ る場合には特に望ましい。 背骨50はまた、その目的とする使用状況での断裂に耐えるのに十分な剪断強 度を呈する。拡大引き裂きまたはElmendorf引き裂きで測定される背骨50の剪 断強度は、望ましくは、少なくとも約0.5ポンド/インチ(8.93キログラム/ メートル)であり、より望ましくは約0.8ポンド/インチ(14.28キログラム/ メートル)より大きく、特に約1.2ポンド/インチ(21.43キログラム/メート ル)より大きい。 背骨材料として本適用に関して最適であると見出された材料はポリエチレン類 であり、特に高密度ポリエチレン類である。図示された態様の背骨50はスパン ボンド法のオレフィンを含む。これは、E.I.Dupont de Nemours,Inc.から10 73-B TyvekTMの登録商標のもとで入手できる紙様物質である。図示された背骨 50は、上記の所望の強度および弾性を呈するために、厚さが0.001インチ (0.00254センチ)〜0.020インチ(0.0508センチ)の間であ り、望ましくは約0.004インチ(0.0102センチ)〜0.012インチ(0.0305 センチ)の間であり、特に約0.006インチ(0.0152センチ)〜0.010インチ (0.0254センチ)である。「Merge 18024」は、医療チューブでの使 用に特に好都合な特殊なタイプの登録商標TyvekTMであり、0.0073インチ( 0.0185センチ)の公称厚で入手することができる。 次に、図4〜図6を参照すると、患者70の頭部が、患者の右側の鼻孔74に 挿入された経鼻胃チューブ72とともに示されている。図4において、図示され た態様による経鼻胃保持器10が患者70の前面に置かれ、その後保持器を、患 者の鼻76に、除去可能なライナー14(図1)を剥ぎ取った後に接着する。 本発明の態様に従って、切り込み22または分離切断部19は、患者の鼻76 の頂上に関して位置を合わせることができ、その結果、保持器10の上部部分3 2は、患者の鼻76に関して位置を合わせることができる。それにより、下部部 分34は、医療チューブ72に関して位置が合わせられる。上部ライナー部16 (図1)は最初に除くことができ、保持器10の上部部分32が患者の鼻76に 取り付けられる。次いで、下部ライナー部18(図1)を除くことができ、保持 器10の下部部分34が医療チューブ 72に取り付けられる。 図5および図6は、図示された態様の経鼻胃チューブ保持器10として患者7 0に取り付けられた経鼻胃チューブ72を示す。保持器10の上部部分32は鼻 パッドとして役に立ち、上部突出部36、38は、患者の鼻76のどちらかの側 面を包み込み、患者の鼻76に接着し、その一方で、くぼんだ上部縁40は鼻7 6の鼻梁に適合する。保持器10の下部部分34はチューブ取り付け部として役 に立ち、下部の突出部42、44は、医療チューブ72を包み込み、医療チュー ブ72に接着する。 従って、保持器10の上部および下部の部分32、34は、それぞれ、患者の 皮膚および医療チューブに対して適する接着のために必要な大きさを有する。上 部部分32と下部部分34との間の狭いネック30は、可撓性により、保持器1 0を曲げることもなく、医療チューブの周りに下部部分34を包み込むようにす ることができる。保持器10を当てた後、ネック30は、取り付けられたチュー ブが患者に対して動くことを可能にする。残念なことに、狭いネック部30は断 裂しやすい。 図示するように、背骨50は、保持器の狭いネック部30を横切って延び、チ ューブの取り付けに必要な構造的支持を増大させる。従って、保持器10は、ネ ック30に沿 った断裂をあまり受けない。患者70は、処置の期間中、保持器10をほとんど 変化させることはない。同時に、背骨50は可撓性で実質的に非弾性的であり、 接着点での応力を及ぼすことなく、水平面でのゆがみを可能にする。従って、チ ューブ72の横方向の動きが可能になり、その間、チューブ72は患者70に関 して縦方向に維持される。 図示した態様によって前記発明を説明してきたが、他の態様は、本明細書中の 開示を参照すれば当業者には明らかになる。従って、本発明は、図示された態様 を引用することによって限定されることは意図されず、その代わりに、貼付する 請求の範囲を参照することによってのみ規定されるものである。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年3月24日(1999.3.24) 【補正内容】 請求の範囲 1. 鼻端およびチューブ端を有し、それらの間で縦軸が規定される経鼻胃チュ ーブ保持器であって、 構造層および隣接する接着層を含む、該保持器の該鼻端における鼻パッド; 構造層および隣接する接着層を含む、該保持器の該チューブ端におけるチュー ブ取り付け部; 該鼻パッドを該チューブ取り付け部に結合する縦方向のネック(ただし、該ネ ックは、縦軸に直交する大きさにおいて、該鼻パッドおよび該チューブ取り付け 部のそれぞれよりも狭い);および 少なくとも該ネックの長さを広げる可撓性で実質的に非弾性的な背骨を含み、 縦軸に沿って互いに間隔を置いて配置されたネック上に少なくとも二つの位置で 接着されている経鼻胃チューブ保持器。 2. 前記背骨は少なくとも約25ポンド/インチ(446.37キログラム/メート ル)の縦方向の引張り強度を呈する、請求項1に記載の経鼻胃チューブ保持器。 3. 前記背骨は少なくとも約40ポンド/インチ(714.20キログラム/メート ル)の縦方向の引張り強度を呈する、請求項2に記載の経鼻胃チューブ保持器。 4. 前記背骨は約150,000p.s.i.(21.75pa)未満の弾性係数を有する、 請求項1に記載の経鼻胃チューブ保持器。 5. 前記背骨は約100,000p.s.i.(14.5pa)未満の弾性係数を有する、 請求項4に記載の経鼻胃チューブ保持器。 6. 前記背骨は、前記ネックに直交する方向において、少なくとも約0.8ポ ンド/インチ(14.28キログラム/メートル)未満の剪断強度を呈する、請求項 1に記載の経鼻胃チューブ保持器。 7. 前記背骨は、前記ネックに直交する方向において、少なくとも約1.2ポ ンド/インチ(21.43キログラム/メートル)未満の剪断強度を呈する、請求項 6に記載の経鼻胃チューブ保持器。 8. 前記鼻パッドの前記構造層および接着層は、前記チューブ取り付け部の前 記構造層および接着層に関して前記ネックを横切って連続しており、一体化した 構造層および一体化した接着層を形成する、請求項1に記載の経鼻胃チューブ保 持器。 9. 各接着層に隣接し、それらと直接接触している除去可能なライナーをさら に含む、請求項1に記載の経鼻胃チューブ保持器。 10. 各接着層に隣接する第2の構造層をさらに含み、各構造層は該第2の構 造層および前記接着層の間に置かれている、請求項1に記載の経鼻胃チューブ保 持器。 11. 前記背骨は、前記第2の構造層と、前記鼻パッドおよびチューブ取り付 け部のそれぞれの前記構造層との問に置かれている、請求項10に記載の経鼻胃 チューブ保持器。 12. 前記背骨は、縦軸に沿って、保持器の長さと同じ大きさである、請求項 1に記載の経鼻胃チューブ保持器。 13. 前記背骨は前記ネックよりも狭い、請求項1に記載の経鼻胃チューブ保 持器。 14. 前記構造層はポリエステルを含む、請求項1に記載の経鼻胃チューブ保 持器。 15. 前記構造層はスパンレース処理不織布を含む、請求項14に記載の経鼻 胃チューブ保持器。 16. 前記構造層は高密度ポリエチレンを含む、請求項1に記載の経鼻胃チュ ーブ保持器。 17. 背骨が鼻パッドとチューブ取り付け部分との間に固定され、該保持器の 縦方向のネック部と少なくとも同じくらい狭く、鼻パッドおよびチューブ取り付 け部分の引張り強度よりも大きな引張り強度を有する非弾性的な可撓性材料を含 む背骨を備える、請求項1に記載の経鼻胃保持 器。 18. 鼻パッドおよびチューブ取り付け部分のそれぞれは、保持器の縦方向に くぼんだ端を規定する右側突出部および左側突出部を含む、請求項17に記載の 経鼻胃保持器。 19. 前記背骨は約100,000p.s.i.(14.5pa)未満の弾性係数を有する 、請求項17に記載の経鼻胃保持器。 20. 医療チューブを患者の身体に接着するための接着性の外部の固定用デバ イスを製造する方法であって; 該デバイスを患者に固定するための接着パッドを含み、幅および長さはともに 約1インチ(2.54センチ)よりも大きい第1の端部を提供し; 該デバイスを経鼻胃チューブに固定するための接着パッドを含む第2の端部を 提供し; 該第1の端部および該第2の端部よりも狭く、該第1の端部を該第2の端部に 結合するネック部を提供し;および 該第1の端部と該第2の端部との両方に固定され、該ネック部の長さを拡げる 背骨を提供する方法。 21. 前記背骨は可撓性材料を含む、請求項21に記載のデバイス。 22. 前記背骨は実質的に非弾性的な材料を含む、請求項21に記載のデバイ ス。 23. 前記背骨は約150,000p.s.i.(21.75pa)未満の弾性係数を有する 、請求項23に記載のデバイス。 24. 前記デバイスは、構造材料の2つ層を含み、前記背骨は該2つの層の間 に挟まれている、請求項21に記載のデバイス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZW 【要約の続き】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 鼻端およびチューブ端を有し、それらの間で縦軸が規定される経鼻胃チュ ーブ保持器であって、 構造層および隣接する接着層を含む、該保持器の該鼻端における鼻パッド; 構造層および隣接する接着層を含む、該保持器の該チューブ端におけるチュー ブ取り付け部; 該鼻パッドを該チューブ取り付け部に結合する縦方向のネック(ただし、該ネ ックは、縦軸に直交する大きさにおいて、該鼻パッドおよび該チューブ取り付け 部のそれぞれよりも狭い);および 少なくとも該ネックの長さを広げる可撓性で実質的に非弾性的な背骨 を含む保持器。 2. 前記背骨は少なくとも約25ポンド/インチの縦方向の引張り強度を呈す る、請求項1に記載の経鼻胃チューブ保持器。 3. 前記背骨は少なくとも約40ポンド/インチの縦方向の引張り強度を呈す る、請求項2に記載の経鼻胃チューブ保持器。 4. 前記背骨は約150,000p.s.i.未満の弾性係数を有する、請求項1に 記載の経鼻胃チューブ保持器。 5. 前記背骨は約100,000p.s.i.未満の弾性係数を有する、請求項4に 記載の経鼻胃チューブ保持器。 6. 前記背骨は、前記ネックに直交する方向において、少なくとも約0.8p.s .i.未満の剪断強度を呈する、請求項1に記載の経鼻胃チューブ保持器。 7. 前記背骨は、前記ネックに直交する方向において、少なくとも約1.2p.s .i.未満の剪断強度を呈する、請求項6に記載の経鼻胃チューブ保持器。 8. 前記鼻パッドの前記構造層および接着層は、前記チューブ取り付け部の前 記構造層および接着層に関して前記ネックを横切って連続しており、一体化した 構造層および一体化した接着層を形成する、請求項1に記載の経鼻胃チューブ保 持器。 9. 各接着層に隣接し、それらと直接接触している除去可能なライナーをさら に含む、請求項1に記載の経鼻胃チューブ保持器。 10. 各接着層に隣接する第2の構造層をさらに含み、各構造層は該第2の構 造層および前記接着層の間に置かれている、請求項1に記載の経鼻胃チューブ保 持器。 11. 前記背骨は、前記第2の構造層と、前記鼻パッドおよびチューブ取り付 け部のそれぞれの前記構造層との間に置かれている、請求項10に記載の経鼻胃 チューブ保持 器。 12. 前記背骨は、縦軸に沿って、保持器の長さと同じ大きさである、請求項 1に記載の経鼻胃チューブ保持器。 13. 前記背骨は前記ネックよりも狭い、請求項1に記載の経鼻胃チューブ保 持器。 14. 前記構造層はポリエステルを含む、請求項1に記載の経鼻胃チューブ保 持器。 15. 前記構造層はスパンレース処理不織布を含む、請求項14に記載の経鼻 胃チューブ保持器。 16. 前記構造層は高密度ポリエチレンを含む、請求項1に記載の経鼻胃チュ ーブ保持器。 17. 上部部分、下部部分、および該上部部分を該下部部分に結合するネック 部を有する経鼻胃保持器であって、 第1の構造層; 該第1の構造層に隣接する接着層; 該第1の構造層に隣接する第2の構造層;および 該第1の構造層と該第2の構造層との間に固定され、該保持器のネック部と少 なくとも同じくらい狭く、少なくとも該ネック部の長さを拡がり、該第1および 第2の構造層の引張り強度よりも大きな引張り強度を有する実質的に非弾性的な 可撓性材料を含む背骨 を含む保持器。 18. 前記ネック部は前記上部部分および前記下部部分のそれぞれよりも相対 的に狭い、請求項17に記載の経鼻胃保持器。 19. 前記上部部分および前記下部部分のそれぞれは、保持器の縦方向にくぼ んだ端を規定する右側突出部および左側突出部を含む、請求項17に記載の経鼻 胃保持器。 20. 前記背骨は約100,000p.s.i.未満の弾性係数を有する、請求項1 7に記載の経鼻胃保持器。 21. 医療チューブを患者の身体に接着するための接着性の外部の固定用デバ イスであって、 該デバイスを患者に固定するための接着パッドを含み、幅および長さはともに 約1インチよりも大きい第1の端部; 該デバイスを経鼻胃チューブに固定するための接着パッドを含む第2の端部: 該第1の端部および該第2の端部よりも狭く、該第1の端部を該第2の端部に 結合するネック部;および 該第1の端部と該第2の端部との両方に固定され、該ネック部の長さを拡げる 背骨 を含むデバイス。 22. 前記背骨は可撓性材料を含む、請求項21に記載のデバイス。 23. 前記背骨は実質的に非弾性的な材料を含む、請求項21に記載のデバイス 。 24. 前記背骨は約150,000p.s.i.未満の弾性係数を有する、請求項2 3に記載のデバイス。 25. 前記デバイスは、構造材料の2つ層を含み、前記背骨は該2つの層の間 に挟まれている、請求項21に記載のデバイス。 26. 経鼻胃チューブ保持器であって、 該保持器を患者の鼻に接着するための第1の手段を含む上部端部; 該保持器を経鼻胃チューブに接着するための第2の手段を含む下部端部;およ び 該上部端部および該下部端部の間に張り付けられ、その間に拡がる可撓性で実 質的に非弾性的な背骨 を含む経鼻胃チューブ保持器。 27. 前記保持器を患者の鼻に接着するための第1の手段は医療品規格接着剤 の層を含む、請求項26に記載の経鼻胃チューブ保持器。 28. 医療チューブ保持器であって、 患者の皮膚に接着するための第1のパッド; 医療チューブに接着するための第2のパッド;および 該保持器における実質的な内部応力を生じさせることな く、該第1のパッドに対して該第2のパッドの動きを可能にしながら、該第1お よび第2のパッドを一緒に結合するための手段 を含む医療チューブ保持器。
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