JP2001520552A - 携帯用殺菌エアフィルタ - Google Patents

携帯用殺菌エアフィルタ

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JP2001520552A JP54461098A JP54461098A JP2001520552A JP 2001520552 A JP2001520552 A JP 2001520552A JP 54461098 A JP54461098 A JP 54461098A JP 54461098 A JP54461098 A JP 54461098A JP 2001520552 A JP2001520552 A JP 2001520552A
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    • A61L2209/14Filtering means

Abstract

(57)【要約】 家庭用及び個人用の軽量で携帯可能な殺菌エアフィルタ(10)が開示される。エアフィルタ(10)は、静電エアフィルタ(28)を収納したキャビネット(12)と、紫外線ランプ(26)と、ランプから放射される紫外線放射をエアフィルタの上流側に集束させる放物面反射鏡(36)または凸レンズ(54)とを含む。反射鏡またはレンズは絶えず発振して、フィルタの上流側を殺菌レベルの放射で体系的に掃引する。フィルタの下流側に隣接して配置されたファン(30,32)はフィルタを介して空気を吸引し、キャビネットの側面壁(16)の排気領域(20)を通して押出す。有利な点は、簡易で軽量な、移動部品をほとんど有しない殺菌エアフィルタであり、製造が安価ですむ。

Description

【発明の詳細な説明】 携帯用殺菌エアフィルタ 技術分野 本発明は、空気中からの浮遊粒子状物質の除去に関し、特に、空気中からの粒 子状物質の濾過による除去と、除去した粒子状物質中の微生物の駆除に関する。 発明の背景 病原微生物、特に、呼吸器疾患を引き起こす微生物の風媒による伝染は、長い 間、深刻な問題と考えられている。健康管理の専門家、及び空中生物学者は今や 、例えば連鎖球菌や結核の抗生物質耐性菌株の進化による問題を強く認知するよ うになった。病気の風媒による伝染はよく理解されていないが、細菌とウィルス の両者によって引き起こされる多くの疾患が、主に宿主から宿主へと空気の流れ によって伝染することは十分に明らかである。また、例えば結核菌などの感染性 の因子が長時間に渡り空気中に浮遊して存続可能であるということも知られてい る。従って結核症の耐性菌株に感染した個々人を隔離することが、せいぜい不完 全な解決法でしかない。というのは空気を処理して耐性細菌を除去し駆除しない 限り、彼らが汚染した空気は、感染していない人たちによって占められる空間に も最終的には必ず循環するからである。この目的のために、殺菌エアフィルタが 発明された。そのようなフィルタの例は、1994年7月19日にダブリュー. イー.ピック(W.E.Pick)に対して発行されその後本出願人に譲渡され た米国特許第5,330,722号に記載されている。この特許に記載された殺 菌空気濾過装置は、微生物を空気中から除去しそれらを駆除するのに非常に有効 であることが証明されているが、記載された空気濾過装置は主として常設の又は 半常設の設備に採用されるものであり、主に家庭用及び/または個人用の使用を 目的とした軽量の携帯用フィルタに採用されるものではない。 現代生活において近年認識されるようになった他の要因は、粉塵状ダニである 。 気密な閉塞性、集中冷暖房システム、ふんだんに敷き詰めた絨毬、最少の外気の 還流を備えた現代的住居は、粉塵状ダニに理想的な繁殖場を提供する。これらの ダニはほぼ微視的で容易に空気によって運ばれる。空中浮遊するダニは当然吸い こまれて、一部の人たちに強いアレルギー反応を引き起こし、すべての人たちの 不快の一因となる。とりわけ就寝の場所において適切な濾過装置を用いれば、粉 塵状ダニは空気中から除去されて駆除され、空中浮遊するダニとの接触を制限し 、個体群の増加を抑制し、体内侵入を制御する。就寝の場所における殺菌エアフ ィルタユニットは粉塵状ダニの制御に寄与できるものである。 従って、本発明の目的は、携帯可能で家庭用及び/または個人用の使用に採用 される軽量の殺菌エアフィルタを提供することである。 本発明の別の目的は、移動部品の数が最少である殺菌エアフィルタを提供する ことである。 本発明の更に別の目的は、構成が単純で製造に費用がかからない軽量の殺菌エ アフィルタを提供することである。 発明の概要 本発明のこれらの及びその他の目的は、濾過される空気と接触する上流側を有 し、少なくとも微生物部分を含む粒子状物質を、濾過される空気流から除去する 濾過材(28)と、該濾過材の前記上流側の近傍に配設されて、少なくとも前記 濾過材の前記上流側部分を紫外線放射にさらさせる、少なくとも1つの紫外線放 射源(26)とを含んでなる殺菌エアフィルタ(10)で、前記濾過材の前記上 流側を紫外線放射の殺菌レベルに体系的にさらさせるために、前記濾過材と前記 紫外線放射源の一方が他方に対して変位可能である殺菌エアフィルタにおいて、 前記濾過材(28)及び前記紫外線放射源(26)は固定して近接した位置に装 着され、前記紫外線放射源によって放射された紫外線放射を集束する手段(36 ,54)が前記紫外線放射源の周囲で発振されて、前記放射が前記濾過材の所定 領域に集束され、また前記濾過材の前記上流側の実質的にすべてが体系的に照射 されることを特徴とする殺菌エアフィルタによって実現される。 本発明による殺菌エアフィルタは、好ましくは、吸気領域と排気領域とを有し 、 排気領域の間に配設された濾過材を備えたキャビネットを含んでなり、よってキ ャビネットを通して吸気された実質的にすべての空気が濾過材を通過する。濾過 材は好ましくは平面状フィルタであり、最も好ましくは、例えば1990年12 月18日発行の米国特許第4,978,372号、及び1989年12月12日 発行の米国特許第4,886,526号の夫々に記載のタイプの静電気が高めら れた平面状フィルタである。空気は好ましくは、濾過材の下流側に隣接して配置 されたファンによって、キャビネットを通って移動させられる。紫外線放射源が 濾過材の上流側に隣接して配置される。紫外線放射源は好ましくは、濾過材の上 流側の近傍に固定して取り付けられた紫外線ランプである。濾過材の実質的に全 表面が、公知の微生物には致死量である放射レベルにさらされることを確実にす るために、紫外線源によって放射された放射を集束する手段を備えて放射が濾過 材の所定領域に集束するようにし、またその紫外線放射を集束する手段が紫外線 源の周囲で発振され、実質的にすべてのフィルタ表面が公知の微生物には致死量 である放射レベルの強度で体系的に照射されるようにすることが好ましい。 紫外線放射の集束は、電球の後ろに配置された放物面反射鏡、または電球の前 面に配置された細長いレンズと協働する反射鏡によって達成され、よって紫外線 源によって放射された実質的にすべての紫外線放射が、フィルタ表面の上流側の 比較的狭い細長い帯域に集束する。反射鏡または細長いレンズ等の放射を集束す る手段は、例えば電気モータによって放射源の軸に平行な軸の周囲で発振し、該 モータは所定の速度でカムシャフトアセンブリを駆動して、濾過材の上流側に所 望の照射をもたらす。モータは好ましくはカムシャフトアセンブリを約2rpm で回転し、これが30秒ごとにフィルタ表面の掃引をもたらすことが明らかにな っているが、もちろん他の発振速度でも同様に効果的でありうる。本発明による 殺菌エアフィルタは非常に僅かな部品しか含まず、その部品は軽量であるので、 容易に操作でき、例えば職場などの、家庭用及び/または個人用の用途に用いら れる殺菌エアフィルタを提供することが可能になる。 図面の簡単な説明 本発明を単に一例として、以下の図面を参照して更に説明する。 図1は、本発明による携帯用殺菌エアフィルタのキャビネットの外観の斜視図 である。 図2は、ユニットの前面にあるサービスドアを開放して、紫外線源の好ましい 位置と濾過材を示す、図1のキャビネットの斜視図である。 図3は、図1に示した携帯用殺菌エアフィルタの3−3線に沿った上面図であ る。 図4は、図1に示した携帯用殺菌エアフィルタ内の紫外線源によって放射され た紫外線放射を集束する放物面反射鏡またはレンズを発振する機構の概略立面図 である。 図5a乃至図5cは、図1に示した携帯用殺菌エアフィルタの5−5線に沿っ た断面図で、紫外線放射を携帯用殺菌エアフィルタの濾過材の上流側に集束させ る方法を説明したものである。 図面の2枚目に現れる図6は、紫外線放射を集束させる別の装置を示し、該装 置においてはレンズと反射鏡との組み合わせで放射が濾過材上に集束する。 図7は、本発明による携帯用殺菌エアフィルタに適した配線図である。 発明の詳細な説明 図1は、一般に参照番号10で示す携帯用殺菌エアフィルタの外観の斜視図を 示す。殺菌エアフィルタ10は前面壁14と対向する側面壁16とを有するキャ ビネット12を含む。前面壁14は吸気領域18を含み、該吸気領域は図示した ようなルーバ付きであっても、または粗い連続気泡プラスチック(図示せず)等 で被覆されていてもよい。吸気領域は、濾過される空気がキャビネット内に吸引 されることを可能にする。側面壁16は各々排気領域20を含み、概排気領域は 好ましくは格子で被覆されているが、ルーバ等で被覆されていてもよい。前面壁 14の最上部は制御盤22も含み、該制御盤については図7を参照してより詳細 に説明する。 図2は、サービスドア24を開放した状態の殺菌エアフィルタ10を示す。サ ービスドアは前面壁14の実質的な部分を形成し、利便性良く開放されてフィル タ内部が保守点検できるように、側面壁16に蝶番式に取り付けられる。好まし くは紫外線ランプである紫外線源26は、サービスドア24の中央に装着される 。紫外線ランプ26は、フィルタの殺菌効果を促進し高めるオゾン発生灯であっ てもよい。紫外線ランプ26を装着し、放射される紫外線放射を集束する機構に ついての詳細は、図3乃至6を参照して以下に説明する。エアフィルタ28はサ ービスドア24と排気領域20との間に配置され、その構成と作用もまた以下に 詳細に説明する。電源ケーブル25は紫外線ランプ26と電動モータ38(図3 参照)とに、キャビネット12の最上部にあるコンパートメント(図示せず)内 に収納される適切なバラストと変圧器(図7参照)から、作動用の電流を供給す る。 図3は図1の線分3−3に沿ったキャビネット12の断面図である。図面から 明らかなように、ファンモータ30とファンブレード32とからなるファンが、 キャビネット12の背面壁15に装着される。ファンブレード32は好ましくは 30乃至40°のピッチで設定され、キャビネット12の前面壁14の吸気領域 を介して空気を吸引し、キャビネット12の側面壁16の排気領域20を介して その空気を放出する。ファンブレードのピッチは好ましくは30乃至40°の範 囲であるが、これはこのピッチが最少の騒音発生で空気をキャビネットを通って 移動させるのに最も効果的であるからである。このピッチにおいて、ファンブレ ードは空気を排気領域20を介して横方向に押し出し、その結果生じた真空は、 吸気領域18を介して空気を吸引する。従って空気はエアフィルタ28を通して 吸引される。このエアフィルタは好ましくは当該分野で周知の帯電媒体型の静電 エアフィルタであり、例えば1989年12月12日発行の米国特許第4,88 6,526号に記載されている。エアフィルタ28はフィルタをキャビネット1 2からサービスドア24を通して取り外すことによって保守点検される。エアフ ィルタをキャビネット12から取り外した後、保守点検は、例えば米国特許第4 ,886,526号に記載される当該分野で周知の方法で遂行される。 その特許に記載されたフィルタ28の唯一の強化点は、紫外線放射が吸気領域 18(図1参照)を通してフィルタキャビネットから外に反射しないことを確実 にする幾つかの修正である。反射を減少させるために、アルミニウムのフィルタ 枠を、フィルタ28の上流側の外側スクリーンと同様に艶消黒色に塗布する。更 に、繊維状濾過材を、好ましくはガラス混合物にカーボンブラックを添加して得 られる黒色のガラス繊維パッドで形成する。他の着色剤は、紫外線放射にさらさ れた際に、不安定で変色することが証明されている。サービスドア24とフィル タ28(図2参照)との間のキャビネット12の内部も同様に、反射を減少させ るために、好ましくは艶消黒色に塗布する。 1対の支持ブラケット34が、紫外線ランプ26をサービスドア24の中央に 取りつけている。明瞭にするために、底側ブラケット34のみを図3に示す。サ ービスドア24が閉鎖状態にある時、紫外線ランプ26からフィルタ28の上流 側までの距離は好ましくは約2.65インチ(6.73cm)である。濾過材の 上流側は好ましくは約10インチ(25.4cm)の幅で、キャビネットは約1 2インチ(30.48cm)の幅である。これらの寸法が与えられた場合、紫外 線ランプ26からフィルタ28の上流側の両外側縁部までの距離は約5.88イ ンチ(14.94cm)である。単一の紫外線ランプ26ではフィルタの全表面 を殺菌レベルにまで照射するには充分ではない。しかしながら、重量と製造及び 維持経費を維持し、許容できないレベルの照射がキャビネット12から漏れない ことを確実にするために、本ユニットは単一の紫外線ランプ26しか含まないこ とが好ましい。従って、ランプからの放射をフィルタ28の上流側の所定領域に 集束させる機構が望ましい。紫外線放射を集束させるのに好ましい機構は、ラン プ26の周りで発振して、フィルタ28の上流側に渡って集束した放射を体系的 に掃引する放射面反射鏡36である。放物面反射鏡の発振は好ましくは、フライ ホイール40を駆動する、当該分野で周知の24ボルト双子コイル歯車減増モー タ38によって達成される。フライホイール40は次に、フライホイール40に 接続された第1アームと、放物面反射鏡36を支持するシャフトに接続された第 2アームとを有するカムシャフトアセンブリ42を動かす。この放物面反射鏡に ついては図4を参照して更に詳細に説明する。 図4は放物面反射鏡36を発振するための好適な機構の立面図を示す。紫外線 ランプ26は好ましくは固定されて、ランプソケット44に接続される。各ラン プソケット44はU字型ブラケット46によって支持され、該U字型ブラケット は、サービスドア24の内側中央部に装着された各支持用ブラケット34に取り つけられる。各U字型ブラケット46の下に装着されるのはスタブシャフト49 を受容する軸受け48であり、スタブシャフトは、放物面反射鏡36の向かい合 った端部に取り付けられた反射鏡支持ブラケット50を支持する。反射鏡36の 最上端において、スタブシャフト49は反射鏡支持ブラケット50をカムシャフ トアセンブリ42に連結させ、該アセンブリは次に歯車減増モータ38のフライ ホイール40に接続される。歯車減増モータが作動すると、モータはフライホイ ール40を好ましくは毎分約2回転で回転させる。フライホイールの回転によっ て、カムシャフトアセンブリ42は放物面反射鏡36を発振させ、該放物面反射 鏡は図5a−5cから明らかなように、フィルタ28の上流側に渡って集束した 放射を掃引する。 図5a−5cは、図1の5−5線に沿った断面図である。放物面反射鏡は反射 を高めるために、好ましくは明るい研磨された側面を有するアルミニウム合金の 薄板金で形成される。そのような薄板金は、例えばカナダ国、トロントのアイデ ィアル・メタル(Ideal Metal)から入手可能で、アルミナム・ブラ イト(Aluminum Bright)(1100−H24)として特定される 。薄板金は一般には当該分野で周知の技術を用いて、望ましい形状に圧延される 。放物面反射鏡36の焦点距離は好ましくは、エアフィルタの上流側における殺 菌効果が一定であるように、紫外線ランプ26による放射が、エアフィルタ28 の上流側の両縁部に集束したときに最も集光するようになっている。従って、図 5a−5cに示す好ましい実施の形態においては、放物面反射鏡36の焦点距離 は、好ましくは約5.88インチ(14.94cm)である。放物面反射鏡36 が、ビームがフィルタの中央部に向かって掃引するように発振する時(図5b参 照)、放射は濾過材28の上流側での集束度合いが少ないことは明らかであるが 、放射の強度は放射源からの距離に反比例するので、同じ殺菌効果がより広い領 域に渡って達成される。このようにして、図5cに示すように発振が掃引を終了 する時、放射は紫外線ランプからの距離が増加するにつれてより集束し、最終的 に集束はフィルタ媒体の上流面の外側縁部で最も強烈になる。放射面反射鏡36 の発振が、エアフィルタ28の上流側での紫外線の入射角度を連続的に変化させ るという有益な効果を併せ持つということは、当業者には理解されるであろう。 このことはエアフィルタ材内への放射のより深い浸透を促し、細菌、ウィルス、 その 他の空中浮遊の微生物が生存する可能性のある陰の領域を除去するのに役立つ。 図6は、紫外線ランプ26によって放射された紫外線放射を集束する別の装置 を示す。この実施の形態においては、集束型放物面反射鏡ではない反射鏡52が 、凸レンズ54上に紫外線放射を反射させ、該凸レンズが放物面反射鏡36とほ とんど同様の方法で、紫外線放射を集束させる。レンズ54は好ましくは、例え ば米国、ニュージャージー州、マウントアーリントンのサイロ・インダストリー ズ(Cyro Industries)から入手可能なアクリレート(ROP− 4)プラスチックで形成されるプラスチックレンズである。プラスチックは軽く 、破砕防止になっているのでレンズ54用として好ましい。アクリレートプラス チックは紫外線放射の影響に耐性があり、かつ大部分の紫外線放射はアクリレー トプラスチックを通過するので好ましい。レンズ54は好ましくは、紫外線ラン プ26からの放射が、エアフィルタ28の上流側の縁に集束したときに最も集光 するような焦点距離を有するように設計される。従って図5a−5cに示す好ま しい実施の形態において、レンズ54の焦点距離は好ましくは約5.88インチ (14.94cm)である。レンズ54が紫外線ランプ26を、濾過される空気 中に浮遊する粉塵粒子との接触から保護することは明らかであるが、放物面反射 鏡36の形状もまた紫外線ランプ26を、濾過される空気中に浮遊する粉塵粒子 との接触から保護することに注目されたい。空気が反射鏡34の周囲に吸引され るにつれ、反射鏡の形状は紫外線ランプ26の周囲に実質的に静的真空を作り出 し、その真空が、濾過される空気中に浮遊する粉塵粒子が紫外線ランプと接触す るのを妨げ、従ってランプを清浄に保つのに役立つ。 図7は、本発明による殺菌エアフィルタ10を配線するのに適した配線図であ る。三又の電源プラグ54が、一般に120ボルトの交流供給電流を供給する回 線コード56に接続される。回線コード56の接地側導線はアース58に接続さ れ、回線コード56の電源側導線55は回路を過負荷から保護するためのヒュー ズ60によって断続されている。サービスドア24に作動が連動している連動ス イッチ62は、回線コード56の電源側導線55を断続させ、サービスドア24 (図2参照)が開放されているときは常に、その近傍にいる人たちを紫外線放射 にさらされることから保護するために、ユニットは運転停止される。導線63は 回線コード56の電源側導線55を、制御盤22(図1参照)に取りつけられて いる二重速度ファンモータスイッチ64に接続する。二重速度ファンモータスイ ッチ64はファンモータ30の作動を制御し、高電圧電子機器66に電流を供給 する。該高電圧電子機器は、帯電媒体型の静電エアフィルタ28に、当該分野で 周知の方法で電力を供給する。二重速度ファンスイッチ64の各々の極は変圧器 68に電流を供給する導線65に接続される。変圧器68の帰還側導線は、導線 67によって回線コード56の帰還側導線57に接続される。高電圧電子機器6 6は変圧器68によって出力される交流電流を必要とする。回線コード56の電 源側導線55も同様にランプ/発振モータスイッチ70に接続され、該スイッチ は濾過材への紫外線放射が、必要に応じて、ファンと静電フィルタの作動とは別 々に制御されることを可能にする。スイッチ70は任意のものであるが、紫外線 ユニットを、サービスドア24を開放したり回線コード56を取り外したりせず に制御可能であるので、ある方が好ましい。ファン/フィルタと紫外線ランプ発 振機の別々の操作は、ファンが運転停止した後も1,2分間、濾過材28の照射 が継続することを可能にし、フィルタが保守点検される以前に、濾過材28に付 着するいかなる微生物をも確実に駆除することを保証する。この特徴は、フィル タが、抗生物質耐性の微生物が存在することが知られている環境において用いら れる場合には重要である。 バラスト74は導線72によってランプ/発振モータスイッチ70に接続され 、同様に導線73によって回線コード56の帰還側導線57に接続される。バラ スト74は120ボルトの交流供給電流を、紫外線ランプ26を駆動するのに適 した電圧に変換する。またランプ/発振モータスイッチ70には変圧器76が導 線75によって接続され、該変圧器は回線コード56の帰還側導線57にも接続 されている。変圧器76は二重コイル歯車減増モータ38を駆動する24ボルト の交流電流を出力する。変圧器68、バラスト74、及び変圧器76は好ましく は、キャビネット12内のフィルタ28の上側かつ制御盤22(図2参照)の後 ろに配置されたコンパートメント(図示せず)の底面壁に取り付けられる。この 配線図が単に例示的なものにすぎず、他の配線もまた同様に良好に機能すること は、当業者には理解されるであろう。 殺菌エアフィルタの効率を、米国特許第5,330,772号に記載されてい るように、外気を充填した70立方フィートの試験室内で試験した。試験におい ては、寒天を収容したペトリ皿を試験室内の空気にさらし、試験室内に取りつけ た殺菌エアフィルタの起動に先立って、室内の空気中に浮遊する細菌の対照試料 を採集した。試験時の室内の温度は65°Fで相対湿度は50%であった。対照 試料を採集した後、殺菌エアフィルタを5分間作動させた。フィルタを通る空気 流は毎分約250立方フィートであった。5分間の作動の後、寒天を収容した同 一のペトリ皿を、対照試料用に用いた同様の手順で、室内の空気にさらし、両方 のペトリ皿を、濾過の前後の細菌含有粒子数を判定するために培養した。対照試 料には約65の細菌含有粒子が採集された。5分間作動の後に採集された試験試 料には細菌含有粒子は収集されなかった。培養方法が空中浮遊の細菌の存在を検 査可能である限り、試験室は完全にそのような細菌を除去されている。従って、 殺菌エアフィルタは少なくとも空中に浮遊する微生物部分を除去し駆除する点に おいては、非常に効果的であることが明らかである。 産業上の利用可能性 家庭用及び/又は個人用の簡易で軽量な殺菌エアフィルタが提供される。フィ ルタは少なくとも濾過される空気中に浮遊する微生物部分を除去し、濾過材の上 流側に殺菌レベルで体系的に集束した紫外線放射で、これらの微生物を駆除する 。 このようなエアフィルタは細菌、粉塵状ダニ等の微小な昆虫、その他を含む微生 物に対して効果があることが知られている。従って本発明の殺菌エアフィルタは 個々人の快適性と安全性に寄与し、手ごろな価格で製造可能な家庭用/個人用の 携帯可能なユニットを提供する。 上述の好ましい実施の形態の構成は、単に例示的なものに過ぎない。 以上、携帯用静電エアフィルタについて説明してきたが、本発明は携帯可能な 応用や、静電気を高めた濾過材にのみ限定されるものではない。本発明はエアハ ンドリング機構の常設の装置、又は広い壁、天井吊り下げ型濾過装置に応用可能 である。また受動濾過材を伴った使用にも適応する。 変更、修正、及び改変は当業者には自明のことであろう。本発明の範囲は、添 付の請求項の範囲によってのみ限定される。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 濾過される空気と接触する上流側を有し、少なくとも微生物部分を含む粒 子状物質を、濾過される空気流から除去する濾過材(28)と、該濾過材の前記 上流側の近傍に配設されて、少なくとも前記濾過材の前記上流側部分を紫外線放 射にさらさせる、少なくとも1つの紫外線放射源(26)とを含んでなる殺菌エ アフィルタ(10)で、前記濾過材の前記上流側を紫外線放射の殺菌レベルに体 系的にさらさせるために、前記濾過材と前記紫外線放射源の一方が他方に対して 変位可能である殺菌エアフィルタにおいて、 前記濾過材(28)及び前記紫外線放射源(26)は固定して近接した位置に 装着され、前記紫外線放射源によって放射された紫外線放射を集束する手段(3 6,54)が、前記紫外線放射源の周囲で発振されて、前記放射が前記濾過材の 所定領域に集束され、また前記濾過材の前記上流側の実質的にすべてが体系的に 照射されることを特徴とする殺菌エアフィルタ。 2. 前記紫外線放射源によって放射された前記紫外線放射を集束する前記手段 は、前記紫外線放射を前記濾過材上の細長い狭域に集束する放物面反射鏡(36 )を含んでなることを特徴とする請求項1に記載の殺菌エアフィルタ。 3. 前記紫外線放射を集束する前記手段は、前記紫外線放射を前記濾過材上の 細長い帯域に集束する反射鏡(52)及び細長いレンズ(54)であることを特 徴とする請求項1に記載の殺菌エアフィルタ。 4. 前記反射鏡(36,52)を発振する前記手段は、前記濾過材の前記上流 側が集束した紫外線放射に体系的にさらされるように、前記反射鏡を軸の周囲に 発振させる歯車減増モータ及びカムアセンブリであることを特徴とする請求項2 または請求項3に記載の殺菌エアフィルタ。 5. 前記濾過材は、繊維状濾過材であることを特徴とする先行する請求項のい ずれかに記載の殺菌エアフィルタ。 6. 前記繊維状濾過材は、空気濾過用に適したひだ付き紙材であることを特徴 とする請求項5に記載の殺菌エアフィルタ。 7. 前記繊維状濾過材は、空気濾過用に適したガラス繊維材であることを特徴 とする請求項5に記載の殺菌エアフィルタ。 8. 前記繊維状濾過材は静電気が高められ、前記フィルタの前記繊維が静電界 によって分極化し、濾過される空気中に浮遊する粒子状物質を捕捉する点におい て濾過材の効率を増加させることを特徴とする請求項5、請求項6または請求項 7に記載の殺菌エアフィルタ。 9. 前記繊維状濾過材は、前記濾過材の前記上流側からの紫外線放射の反射を 最少に抑えるために、カーボンブラックに含浸されることを特徴とする請求項8 に記載の殺菌エアフィルタ。 10. 前記放射源は、紫外線ランプであることを特徴とする先行する請求項の いずれかに記載の殺菌エアフィルタ。 11. 前記濾過材(28)と、前記紫外線放射源(26)と、前記紫外線放射 源によって放射される紫外線放射を集束させる手段(36,54)とは、少なく とも1つの吸気領域(18)と少なくとも1つの排気領域(20)とを有するキ ャビネット(12)内に取り付けられることを特徴とする先行する請求項のいず れかに記載の殺菌エアフィルタ。 12. 前記少なくとも1つの吸気領域は、空気を進入させるルーバ付きの前面 パネルを有する保守点検用ドア(24)を含んでなることを特徴とする請求項1 1に記載の殺菌エアフィルタ。 13. 前記少なくとも1つの排気領域は、前記キャビネットの各側壁にある格 子を含んでなることを特徴とする請求項11に記載の殺菌エアフィルタ。 14. 前記濾過材の前記上流側は、前記濾過材を取り囲む枠と、前記枠に取り 付けられた前記繊維状濾過材を被覆する帯電スクリーンとを含み、前記枠、前記 帯電スクリーン、及び前記濾過材の前記キャビネット上流側の内部を艶消黒色に 塗布して、前記紫外線放射の反射を最少に抑えることを特徴とする請求項11、 請求項12または請求項13に記載の殺菌エアフィルタ。
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