JP2001520086A - 粘着性組織密封材用ディスペンサ - Google Patents

粘着性組織密封材用ディスペンサ

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JP2001520086A
JP2001520086A JP2000516718A JP2000516718A JP2001520086A JP 2001520086 A JP2001520086 A JP 2001520086A JP 2000516718 A JP2000516718 A JP 2000516718A JP 2000516718 A JP2000516718 A JP 2000516718A JP 2001520086 A JP2001520086 A JP 2001520086A
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エフ. ワート,デイビット
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ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/178Syringes
    • A61M5/31Details
    • A61M5/3129Syringe barrels

Abstract

(57)【要約】 乾燥粉末(二材粘着性組織密封材の1成分)を、一端の隔壁と、その隔壁とは反対側の開口端と、可動プラグとを有する容器(例えば薬剤瓶)内に貯蔵するディスペンサ。この粉末はその容器の隔壁端部側に可動プラグにより保持され、この粉末の還元に使用される溶剤が投入される(例えば隔壁を介して)と、このプラグは後方に押されて移動する。組織密封材の第2構成材を、同じように可動プラグを用いて第2容器内に収容する。第1部を還元した後、マニホールドを嵌合して、両方の隔壁を穿孔し、その内容物を送出する。複式注射器本体がこれらの容器を支持し、この本体は、開口端に入って可動プラグを前進させるピストンを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は一般に、使用直前に混合が必要なものを含む、粘着性組織密封材およ
び他の液体調合剤の送出に関する。
【0002】 発明の背景 生体組織の接合あるいは密封にはさまざまな技術が用いられてきた。例えば、
種類の異なる組織を、縫合、ステープル、テープおよび包帯などのさまざまな処
理、材料および方法を用いて機械的に接着あるいは閉鎖してきた。その適用によ
っては、その材料を吸収性材料製にして、組織が治癒するにつれて時間をかけて
これを吸収しながら接着および/または閉鎖することを目的とするものもある。
【0003】 最近利用可能となった追加技術は、組織の接着および/または閉鎖用吸収性粘
着性密封材組成物の適用である。この粘着性組成物は、架橋剤である第1部と、
好ましくはアルブミンなどの血清蛋白であるタンパク質である第2部とを含む2
種類の成分を混合することにより容易に形成することができる。混合物のこれら
の2部を組合わせると、この混合物は当初液体状であるが、続いてこれにより組
織の表面上の生体(vivo)を凝固し、組織を確実に接着する実質的な組成物を形成
する。Barrows他に付与された本願と同一の譲渡人による米国特許第5,
583,114号「粘着性密封材組成物(ADHESIVE SEALANT COMPOSITION)」には
、より徹底した議論が展開されている。
【0004】 この材料の普及に歯止めがかかっている理由として、第1部が再水和されると
、その寿命に限界があるため使用の比較的直前に溶解しなければならないことと
、最終的な密封材の形成までにかかる反応時間が極めて短いことから、組織上に
送出するまで第2部を厳密に分離していなければならないこととを挙げられる。
これらの制約が、開業医が適切に送出して有効な組織密封材を組織表面上に形成
することの複雑さが増す原因となっている。
【0005】 二材組織密封材を送出する周知の手法は、注射器2本、複数成分を収容する複
数の小瓶、両方の注射器を収容して支持する注射器本体および、その2本の注射
器を共通のノズルに接続するマニホールドを具備するキットをユーザに供給する
ことである。ユーザは、その注射器を小瓶の隔壁に穿孔し、注射器バレルに溶液
を吸上げて充填する。小瓶内の成分が粉末形態である場合、ユーザはまず溶剤を
注入して、還元後の溶液を吸上げる。注射器の針を除去し、注射器バレルおよび
プランジャを注射器本体内で支持し、注射器ノズルをマニホールド内に収容する
【0006】 別の手法が、Eiblに付与された米国特許第4,735,616号に開示さ
れている。乾燥粉末が2バレル式注射器の両方のバレル内に供給されており、ど
ちらの場合も、粉末を摺動プラグの片側に、溶剤をもう一方の側に入れてある。
ユーザが注射器プランジャを押出して、プラグがある地点までバレルに沿って摺
動すると各バレルに膨らみができ、これが側路となって溶剤が粉末に到達するこ
とができる。
【0007】 これら従来技術によるディスペンサにおいて、2本の注射器を共通ノズルに接
続するマニホールドの通路は一般に、例えばRedlに付与された米国特許第4
,631,05号のように円形の断面を有する細い管路である。
【0008】 薬剤瓶を用いる注射器もあり、例えばCannonに付与された米国特許第3
,767,085号には、歯科で使用する複数の組成物を混合する2薬剤瓶式注
射器が示されている。
【0009】 発明の要約 本発明は、例えば、組織表面に適用する直前まで複数成分を分離しておく必要
のある二材密封材あるいは他の二材組成物を迅速かつ容易に準備して送出するこ
とに適した改良型ディスペンサを提供する。
【0010】 第1の態様において、本発明は、乾燥粉末(二材粘着性組織密封材のうちの1
成分)を、一端に隔壁を有し、隔壁とは反対の端部が開口端であり、これらの間
に可動プラグを有する容器(例えば薬剤瓶)内に貯蔵するディスペンサを特徴と
する。この粉末は、可動プラグにより容器の隔壁端部側に保持されており、粉末
還元用溶剤が投入される(例えば隔壁を介して)と、この粉末は移動して後方に
ずれる。組織密封材の第2部は、やはり可動プラグを利用して第2容器内に収容
される。第1部を還元した後、マニホールドを両方の隔壁を穿孔して嵌合し、収
容物を送出する。複式注射器本体がこれらの容器を支持し、この本体は、開口端
に入って可動プラグを前進させる複数のピストンを有する。
【0011】 第1の態様の好適具体例に、後述する特徴の1つ以上を備えることができる。
【0012】 第1構成材を、水相溶性あるいは水溶性の架橋剤の乾燥粉末にしてもよい。
【0013】 この粉末を溶解する水溶液を、第1隔壁を介して投入(例えば穿孔器あるいは
注射器による第2隔壁を介した注入により)してよい。
【0014】 可動プラグを、プラグと隔壁との間の空間が乾燥粉末の収容に実質的に必要最
小限となる位置に位置付けることにより、その空間内の空気量を低減し、結果的
に隔壁からの液体注入により発生する圧力上昇量を低減してよい。この可動プラ
グは、液体の注入に伴って、隔壁とは反対方向に移動して圧力上昇を抑えること
ができる。
【0015】 第2薬剤瓶内に貯蔵する第2構成材は溶液であってもよい。
【0016】 第2構成材を、水性緩衝剤に溶解し、第1構成材の溶液と反応して粘着性組織
密封材を提供することができるタンパク質にしてもよい。
【0017】 第2の態様において、本発明は、二材ディスペンサ用に改良されたマニホール
ドを特徴とする。各々が一端に隔壁を有し、その隔壁とは反対側が開口端であり
、可動プラグも有する2つの容器(例えば薬剤瓶)を複式注射器本体内において
支持する。この本体は、容器の開口端に入って可動プラグを前進させる形状を備
えたピストンを具備する。マニホールドは、容器の隔壁端部を収容するキャビテ
ィを有し、穿孔器(例えば中空針)を支持するディスクを各キャビティの底部に
装着して、容器の隔壁が空隙内に設置されると穿孔器によりそれを穿孔するよう
になっている。各ディスクを、キャビティの底部から距離をおいて支持して、デ
ィスクとキャビティ底部に隣接する壁とにより規定される隔壁を形成する。容器
から流出した液体は、穿孔器の内腔内を通過して隣接する隔壁に入り、隔壁を出
ると、ノズルまで延在する管路に従って進む。ディスクが穿孔器を支持して隔壁
を形成する配置構造により、効率良くかつ比較的安価にて、薬剤瓶穿孔器を共通
のノズルに接続するマニホールドを製造方法を得られる。
【0018】 第2の態様の好適具体例に、後述する特徴の1つ以上を備えることができる。
【0019】 各ディスクを、キャビティを取囲む壁部にシールして(例えばディスクに弾性
シール部材を配して)、そのディスクとキャビティ底部とにより、隣接する隔壁
を規定してもよい。
【0020】 管路および穿孔器内腔をそれぞれ、横方向に間隔を置いて離れた位置において
隔壁と連通させて、穿孔器内腔から管路への流れの方向が、穿孔器内腔内のほぼ
縦方向の流路から隔壁内のほぼ横方向へ、さらに管路内のほぼ縦方向の流路へと
変化するようにしてもよい。
【0021】 ディスクを、支柱によりキャビティ底部から距離をおいて支持してよい。
【0022】 第1容器には、第1構成材を乾燥粉末の形態である量を収容し、水性溶剤の投
入により使用前に必ず溶解が起こるようにしてよい。
【0023】 第2容器には、溶解した第1構成材と反応して粘着性組織密封材を提供可能で
ある水性緩衝剤内のタンパク質をある量だけ含有してよい。
【0024】 第3の態様において、本発明は、ディスペンサ内に乾燥粉末形態で貯蔵され、
溶剤の投入により還元される成分の送出方法を特徴とする。一端に隔壁を有し、
隔壁とは反対側が開口端であり、その間に可動プラグを有する薬剤瓶を提供する
。乾燥粉末をその隔壁と可動プラグとの間に貯蔵する。注射器で隔壁を穿孔し溶
剤を薬剤瓶内に注入して、溶剤を容器内部に投入する。この薬剤瓶を注射器本体
およびマニホールド内に装着すると、マニホールドにより、穿孔器から出口ノズ
ルまでの流路が開通する。
【0025】 第3の態様の好適具体例に、後述する特徴の1つ以上を備えることができる。
【0026】 注射器本体およびマニホールド内への薬剤瓶の装着は、隔壁を介する溶剤の注
入前あるいは注入後のどちらでもよい。
【0027】 第1可動プラグを、プラグと隔壁との間の空間が乾燥粉末の収容に実質的に必
要最小限となる位置に位置付けることにより、その空間内の空気量を低減し、第
1隔壁を穿孔して液体を注入することにより起こる圧力上昇を低減してよい。こ
の可動プラグは、液体の注入に伴って、隔壁とは反対方向に移動して圧力上昇を
抑えることができる。
【0028】 ディスペンサに第2薬剤瓶を具備してよい。この第2薬剤瓶は、一端に第2隔
壁を有し、その隔壁とは反対側が開口端であり、内部に配置される第2可動プラ
グを有して、第2構成材を収容する。注射器本体およびマニホールドの寸法およ
び形状を、この第1および第2薬剤瓶を収容できるようにしてよい。
【0029】 第2構成材を、水性緩衝剤に溶解し、第1構成材と反応して粘着性組織密封材
を提供することができるタンパク質にしてよい。
【0030】 第1構成材の乾燥粉末を、第2構成材と反応して粘着性組織密封材を提供でき
る水相溶性あるいは水溶性の架橋剤にしてよい。
【0031】 本発明は、粘着性組織密封材の取扱いに特に適した、使用が大幅に簡素化され
簡易化されたディスペンサを提供する。その製造も単純で比較的安価である。優
れた性能を提供し、乾燥粉末から還元された溶液の混合に特に優れている。
【0032】 本発明の他の特徴および利点は後述の説明および図面と請求の範囲とから明白
になるであろう。
【0033】 注射器本体およびマニホールド内への薬剤瓶の装着は、隔壁を介する溶剤の注
入前あるいは注入後のどちらでもよい。
【0034】 第1可動プラグを、プラグと隔壁との間の空間が乾燥粉末の収容に実質的に必
要最小限となる位置に位置付けることにより、その空間内の空気量を低減し、第
1隔壁を穿孔して液体を注入することにより起こる圧力上昇を低減してよい。こ
の可動プラグは、液体の注入に伴って、隔壁とは反対方向に移動して圧力上昇を
抑えることができる。
【0035】 ディスペンサに第2薬剤瓶具備してよい。この第2薬剤瓶は、一端に第2隔壁
を、その隔壁とは反対側に開口端を、および内部に配置される第2可動プラグを
有して、第2構成材を収容する。注射器本体およびマニホールドの寸法および形
状を、この第1および第2薬剤瓶を収容できるようにしてよい。
【0036】 第2構成材を、水性緩衝剤に溶解し、第1構成材と反応して粘着性組織密封材
を提供することができるタンパク質にしてよい。
【0037】 第1構成材の乾燥粉末を、第2構成材と反応して粘着性組織密封材を提供でき
る水相溶性あるいは水溶性の架橋剤にしてよい。
【0038】 本発明は、粘着性組織密封材の取扱いに特に適した、使用が大幅に簡素化され
簡易化されたディスペンサを提供する。その製造も単純で比較的安価である。優
れた性能を提供し、乾燥粉末から還元された溶液の混合に特に優れている。
【0039】 本発明の他の特徴および利点は後述の説明および図面と、請求の範囲とから明
白になるであろう。
【0040】 詳細な説明 図1A〜図1Dを参照すると、本発明によるディスペンサキット20の複数の
構成要素を示す側面図が例示されている。このディスペンサキット20は、第1
薬剤瓶22、第2薬剤瓶24、第1および第2薬剤瓶を収容し支持するように適
合された複式注射器本体26、注射器28、およびマニホールド(ノズル本体)
30を具備する。第1薬剤瓶22は、第1薬剤瓶本体34の一端に第1隔壁32
を有し、その第1薬剤瓶本体の反対側を開口端36とする。第1薬剤瓶22内に
第1可動プラグが配置され、ある量の第1構成材40を、第1隔壁と第1可動プ
ラグとの間に収容することができるようになっている。好適実施態様において、
第1構成材40は、ある量の水相溶性あるいは水溶性多官能架橋剤の乾燥粉末で
ある。便宜良いことに、第1薬剤瓶本体32が開口端36近傍に隆起部42を有
するため、第1薬剤瓶を複式注射器26内に保持することができる。
【0041】 第1可動プラグ38を、プラグと隔壁との間の空間が乾燥粉末の収容に実質的
に必要最小限となる位置に位置付けることにより、その空間内の空気量を低減す
る。粉末と共に封入される空気量が減少することにより、粉末を溶解するために
薬剤瓶内に溶剤を注入する際に、プラグが隔壁から離れる方向に移動して圧力の
上昇を抑えると同時に、薬剤瓶内に起こる圧力上昇を抑制できるという利点が得
られる。圧力の上昇が望ましくない理由は、溶剤の薬剤瓶内への注入が難しくな
り、次に薬剤瓶をマニホールド30の差込部で穿孔することも難しくなるという
点にある。高圧な状態で穿孔すると、第1構成材がマニホールドおよびノズル内
に急激に流入する結果となる。
【0042】 第2薬剤瓶24は、第2薬剤瓶本体46の一端に第2隔壁44を有し、その第
2薬剤瓶本体の反対側の端部を開口端48とする。第2薬剤瓶24内に第2可動
プラグ50が配置され、ある量の第2構成材52を第2隔壁44と第2可動プラ
グとの間に収容できるようになっている。好適実施態様において、第2構成材5
2は水性緩衝剤内のある量のタンパク質である。便宜良いことに、第2薬剤瓶本
体46が開口端48近傍に隆起部56を有するため、第2薬剤瓶を複式注射器2
6内に保持することができる。
【0043】 複式注射器本体26は、第1および第2薬剤瓶22および24を収容し支持す
るように適合された2本のシリンダ58および60を有する基部57を具備する
。複式ピストン62が提供されており、これらは、薬剤瓶22および24の開口
端36および48に入り、第1および第2可動プラグ38および50に接触して
これらを前進させるように適合されている。フランジ64を設けて、開業医が注
入中に複式注射器本体26を従来の注射器と同じ方法で把持できるようにする。
1対のラッチ機構66(この図では片方のみ図示)を設けて、複式注射器本体2
6をマニホールド30に装着する。
【0044】 注射器28は便宜の良いことに従来型であり、本体68と、一端にノズルある
いは針70と、もう一方の端部にピストン72とを有する。保護キャップ74を
設けて、キットを使用するまで針70を無菌状態に保持する。第1隔壁32を穿
孔して注射器28内に収容されている水溶液76を第1薬剤瓶22に注入できる
ように、針70を適合する。好適実施態様において、溶剤76は、水相溶性ある
いは水溶性多官能架橋剤の乾燥粉末を溶解するための、ピロゲンを含有しない無
菌水である。
【0045】 第1構成材40が溶剤76と混合された後、マニホールド30が第1および第
2隔壁32および44上に嵌合してこれらを穿孔するように、マニホールド30
を適合する。1対のレセプタクル80(この図において片方のみ図示)を設けて
、ラッチ機構66を収容して複式注射器本体26をマニホールド30に装着する
。任意に、キット20に、ノズル78上に嵌合するように適合した静的混合機お
よび/または送出先端部を具備してもよい。
【0046】 次に図2を参照すると、複式注射器本体26の基部57の側面図が単独で例示
されている。ラッチ機構66は、上述のようにそれぞれ突起部82を有してレセ
プタクル80と相互作用できるようになっていることに留意されたい。図3を参
照すると、図2の基部57の底面図が例示されている。この図から、シリンダ5
8および60が、第1および第2薬剤瓶22および24(図1A〜図1Dに図示
)を収容できる寸法に製造された内部穿孔穴84および86をそれぞれ有するこ
とがわかる。さらに、第1および第2薬剤瓶22および24の隆起部42および
56とそれぞれ相互作用して、これらの薬剤瓶を穴84および86内に保持する
ための4つの先細り状の蛇腹突起88が、それぞれのシリンダ58および60の
壁部から内側へ突出していることもわかる。
【0047】 図4を参照すると、図3の4−4線で切取られた基部57の断面図が例示され
ている。この図から、複式ピストン62と相互作用してこれらを穴84および8
6内に保持するための4つの先細り状の保持子90が、それぞれのシリンダ58
および60の壁部から内側へ突出していることがわかる。これに関する詳細は後
述する。図5において、図3の5−5線によって切取られた基部57の断面を図
示して、基部の特徴がより簡単に把握できるようにしている。
【0048】 図6および図7を参照すると、複式ピストン62の図が例示されている。1対
のつき棒92および94が、つまみプレート96から延出する。各つき棒92お
よび94は、複式ピストン62を穴84および86内に保持するため、図4およ
び図5に関連して説明した先細り状の保持子90と相互作用するように適合され
た外周上の隆起部97および98を有する。自由端部100および102は、つ
まみプレート96に開業医の手の圧力がかかると可動プラグ38および50(図
1A〜図1Dに図示)に接触してこれらを前進させ、薬剤瓶22および24内の
流体を加圧するようになっている。
【0049】 図8を参照すると、マニホールド30の側面図が単独で例示されている。この
マニホールド30は、薬剤瓶を基部57内に挿入して、ラッチ機構66がレセプ
タクル80と錠止してマニホールドをその基部に装着する際に、薬剤瓶22およ
び24の隔壁32および44を備えた端部を取囲む寸法および形状に製造された
バレル104および106を具備する。
【0050】 図9を参照すると、図8に示したマニホールド30の底面図が例示されている
。この図から、ノズル78が、開口部108および110を有して、薬剤瓶22
および24内の複数の成分を別個の溶液として送出することができるようにして
いることがわかる。別のノズル構成要素(図示せず)をノズル78上に設置して
、開口部108および110から流出する2本の液体流を収容し、その混合の促
進を促進することもできる。
【0051】 図10を参照すると、図9における10−10線で切取った断面図が例示され
ている。バレル104および106が円筒形の中空内部(キャビティ)をそれぞ
れ有して、薬剤瓶22および24を収容できるようにしていることがわかる。1
対の穿孔器116および118を設けて、マニホールド30が基部57上に搭載
されると、隔壁32および44を穿孔するようになっている。穿孔器を搭載ディ
スク120および122上に適宜設置する。これらのディスクの縁部はシリンダ
104および106の壁部にシールされており、これを、溶媒接合、超音波溶接
、あるいは壁部104および106に接してディスク120および122を摩擦
嵌合により定位置に保持する、搭載ディスク120および122の縁部沿いの弾
性部材(例えば溝内のO環)を持たせることにより、適宜実施してよい。薬剤瓶
22および24の成分は、各穿孔器の中空中央穴を介して隔壁124および12
6に、および開口部108および110に続く通路(あるいは管路)128およ
び130内に移動可能である。いくつかの支柱132をキャビティ112および
114の底部と適宜一体成型してディスク120および122を正しい位置に位
置合わせし、隔壁124および126を設ける。
【0052】 この送出キットを容易に滅菌することができる。薬剤瓶を無菌充填し、組み立
てられたキットは最終的に滅菌する(例えば酸化エチレンガスにより)ことがで
きる。
【0053】 本発明による他の実施態様も後述の請求の範囲内とする。例えば、本発明の幾
つかの実施態様によっては、粘着性組織密封材以外の材料を送出してもよく、乾
燥粉末を溶解する溶剤が非水溶性であってもよく、さらに溶剤(水溶性であるな
しに関らず)を薬剤瓶内に注射器の隔壁穿孔以外の方法(例えば注射器プランジ
ャを外側に移動して真空状態を作ることにより溶剤を引き入れる)により薬剤瓶
内へ投入してもよい。2本以上のバレルおよび薬剤瓶(例えば3本)を注射器本
体およびマニホールドに嵌合することも可能である。複式ピストン62ではなく
、1本ずつのピストンを使用することもできる。
【0054】 この送出キットを容易に滅菌することができる。薬剤瓶を無菌充填し、組み立
てられたキットは最終的に滅菌する(例えば酸化エチレンガスにより)ことがで
きる。
【0055】 本発明による他の実施態様も後述の請求の範囲内とする。例えば、本発明の幾
つかの実施態様によっては、粘着性組織密封材以外の材料を送出してもよく、乾
燥粉末を溶解する溶剤が非水溶性であってもよく、さらに溶剤(水溶性であるな
しに関らず)を薬剤瓶内に注射器の隔壁穿孔以外の方法(例えば注射器プランジ
ャを外側に移動して真空状態を作ることにより溶剤を引き入れる)により薬剤瓶
内へ投入してもよい。2本以上のバレルおよび薬剤瓶(例えば3本)を注射器本
体およびマニホールドに嵌合することも可能である。複式ピストン62ではなく
、1本ずつのピストンを使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1A、図1B、図1Cおよび図1D】 本発明による好適実施態様の構
成要素を示す側面図である。
【図2】 複式注射器本体の基部を示す側面図である。
【図3】 図2の基部を示す底面図である。
【図4】 図3の4−4線で切取った断面図である。
【図5】 図3の5−5線で切取った断面図である。
【図6】 複式ピストンの斜視図である。
【図7】 図6に示した複式ピストンの側面図である。
【図8】 マニホールドの側面図である。
【図9】 図9に示したマニホールドの底面図である。
【図10】 図9の10−10線で切取った断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B05C 17/005 A61L 25/00 A (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,UZ,VN,YU,ZW Fターム(参考) 4C060 BB05 BB30 CC02 CC03 CC11 MM24 4C081 AB11 AC03 AC04 AC09 BA14 BB04 CC05 CD111 CD172 DA12 DA15 DC12 EA05 4F042 FA23 FA29 FA30 FA36 【要約の続き】

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘着性組織密封材の第1および第2構成材を同時に送出する
    ディスペンサであって、少なくとも該第1構成材が、使用前に溶剤の投入により
    溶解される乾燥粉末として該ディスペンサ内に貯蔵され、 (a)一端の第1隔壁と、該第1隔壁の反対側の開口端と、内部に配置される第
    1可動プラグとを具備し、ある量の前記第1構成材を該第1隔壁と該第1可動プ
    ラグとの間に貯蔵される乾燥粉末の形態で収容する第1容器と、 (b)一端の第2隔壁と、該第2隔壁の反対側の開口端と、内部に配置される第
    2可動プラグとを具備し、ある量の前記第2構成材を収容する第2容器と、 (c)前記第1および第2容器を収容して支持する寸法および形状を備えており
    、それら容器の前記開口端に入って前記第1および第2可動プラグを前進させる
    寸法および形状を備えた複数のピストンを有する複式注射器本体と、 (d)前記第1および第2隔壁上に嵌合してこれらを穿孔するとともに、前記第
    1および第2構成材を第1および第2流路を介してノズルに送る寸法および形状
    を備え、該第1および第2構成材が該ノズルから送出されて合体して前記粘着性
    組織密封材を形成するようになっているマニホールドと、 の組合わせを具備するディスペンサ。
  2. 【請求項2】 使用前に、前記第1可動プラグが、該プラグと前記隔壁との
    間の空間を前記乾燥粉末の収容に実質的に必要最小限とする位置に配置され、そ
    れにより、その空間内の空気量を低減するようになっている請求項1に記載のデ
    ィスペンサ。
  3. 【請求項3】 前記ノズルが、前記第1および第2構成材を、該ノズルから
    送出されるまでの間、分離された状態で保持する寸法および形状を備える請求項
    1に記載のディスペンサ。
  4. 【請求項4】 前記第2容器に貯蔵される前記第2構成材が液体を含む請求
    項1に記載のディスペンサ。
  5. 【請求項5】 前記第2構成材が、水性緩衝剤内のタンパク質であり、前記
    第1構成材の溶液と反応して前記粘着性組織密封材を提供することができる請求
    項4に記載のディスペンサ。
  6. 【請求項6】 前記第1構成材を形成する前記乾燥粉末が、水相溶性あるい
    は水溶性の架橋剤である請求項5に記載のディスペンサ。
  7. 【請求項7】 前記液体溶剤を前記穿孔器以外の手段により前記第1隔壁を
    介して前記第1容器内に投入する手段を組込んでなる請求項1に記載のディスペ
    ンサ。
  8. 【請求項8】 液体溶剤を前記第1容器内に前記第1隔壁を介して注入でき
    る寸法および形状を備える注射器を組込んでなる請求項1に記載のディスペンサ
  9. 【請求項9】 前記注射器に前記液体溶剤が予め装填されている請求項8に
    記載のディスペンサ。
  10. 【請求項10】 前記第1および第2容器が薬剤瓶である請求項1に記載の
    容器。
  11. 【請求項11】 前記複数のピストンが接続されて複式ピストンを形成する
    請求項1に記載のディスペンサ。
  12. 【請求項12】 キットとして組合わされる請求項8に記載の複数の構成要
    素。
  13. 【請求項13】 二材組成物の第1および第2構成材を同時に送出するディ
    スペンサであって、 (a)一端の第1隔壁と、該第1隔壁の反対側の開口端と、内部に配置される第
    1可動プラグとを具備し、ある量の前記第1構成材を収容する第1容器と、 (b)一端の第2隔壁と、該第2隔壁の反対側の開口端と、内部に配置される第
    2可動プラグとを具備し、ある量の前記第2構成材を収容する第2容器と、 (c)前記第1および第2容器を収容して支持する寸法および形状を備えており
    、それら容器の前記開口端に入って前記第1および第2可動プラグを前進させる
    寸法および形状を備えた複数のピストンを有する複式注射器本体と、 (d)前記第1および第2隔壁上に嵌合する寸法および形状を備えており、前記
    第1および第2容器が収容される第1および第2キャビティを有するマニホール
    ドと、 (e)前記第1および第2隔壁を穿孔するために前記マニホールド内に設置され
    る第1および第2穿孔器であって、各穿孔器が、キャビティの底部に隣接して支
    持されるディスクを貫通して該ディスクに支持され、各ディスクが、該キャビテ
    ィ底部の上方に離間支持されて、ディスクおよび該キャビティの隣接壁により各
    々が形成される第1および第2隔壁を形成し、前記第1および第2構成材を該第
    1および第2隔壁に送るようになっている第1および第2穿孔器と、 (f)前記第1および第2構成材を前記第1および第2隔壁からノズルへ送るた
    めの前記マニホールド内の第1および第2管路であって、該第1および第2構成
    材が該ノズルから送出されて合体して前記粘着性組織密封材を形成するようにな
    っている第1および第2管路と、 の組合わせを具備するディスペンサ。
  14. 【請求項14】 各ディスクが、前記キャビティの周囲壁部に対してシール
    されている請求項13に記載のディスペンサ。
  15. 【請求項15】 前記ディスクと前記周囲壁部との間の前記シールが、該デ
    ィスク上の弾性シール部材により提供される請求項14に記載のディスペンサ。
  16. 【請求項16】 前記キャビティの前記壁部が円筒形であり、前記ディスク
    の外周が円形である請求項14に記載のディスペンサ。
  17. 【請求項17】 前記第1および第2管路の一方と前記第1および第2穿孔
    器の一方とが、横方向に離間した位置において対応の前記隔壁と連通し、それに
    より、前記穿孔器の内腔から前記管路への流れの方向が、該穿孔器内腔内を通る
    ほぼ縦方向の流路から、前記隔壁内のほぼ横方向へ、さらに該管路内のほぼ縦方
    向の流路へと変化するようになっている請求項14に記載のディスペンサ。
  18. 【請求項18】 各ディスクが、前記キャビティの前記底部から複数の支柱
    により支持されている請求項14に記載のディスペンサ。
  19. 【請求項19】 前記第1容器が、ある量の前記第1構成材を乾燥粉末の形
    態で収容し、それにより、該第1構成材が水性溶剤の投入により使用前に必ず溶
    解されるようになっており、前記第2構成材が水性緩衝剤内のタンパク質であり
    、該第1構成材が該第2構成材と反応して粘着性組織密封材を提供できるように
    なっている請求項13に記載のディスペンサ。
  20. 【請求項20】 前記第1および第2容器が薬剤瓶である請求項13に記載
    のディスペンサ。
  21. 【請求項21】 溶剤の投入により使用前に溶解される乾燥粉末としてディ
    スペンサ内に貯蔵されている第1構成材を送出する方法であって、 (a)一端の第1隔壁と、該第1隔壁の反対側の開口端と、内部に配置される第
    1可動プラグとを具備し、該第1隔壁と該第1可動プラグとの間に貯蔵される該
    乾燥粉末を収容する第1薬剤瓶を用意するステップと、 (b)前記第1隔壁を注射器で穿孔して前記溶剤を前記第1薬剤瓶内に注入する
    ことにより、該溶剤を前記第1薬剤瓶内に投入して前記乾燥粉末を溶解し、以て
    該第1構成材の溶液を形成するステップと、 (c)前記第1薬剤瓶を、該薬剤瓶の前記開口端に入って前記第1可動プラグに
    接触してこれを前進させるようになっているピストンを有する注射器本体内に組
    込むステップと、 (d)前記第1隔壁上に嵌合してこれを穿孔するとともに、前記第1構成材の前
    記溶液を流路を介して、該第1構成材が送出されるノズルへ送るような寸法およ
    び形状を備えるノズル本体を用意するステップと、 を具備する方法。
  22. 【請求項22】 ステップ(b)がステップ(c)の後に実施される請求項
    21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 使用前に、前記第1可動プラグが、該プラグと前記隔壁と
    の間の空間を前記乾燥粉末の収容に実質的に必要最小限とする位置に配置され、
    それにより、その空間内の空気量を低減するとともに、前記第1隔壁を穿孔して
    前記溶剤を投入するときの前記薬剤瓶内の圧力上昇を低減する請求項21に記載
    の方法。
  24. 【請求項24】 一端の第2隔壁と、該第2隔壁の反対側の開口端と、内部
    に配置される第2可動プラグとを具備して、第2構成材を収容する第2薬剤瓶を
    用意するステップをさらに具備し、前記注射器本体およびノズル本体が前記第1
    および第2薬剤瓶を収容できる寸法および形状を備える請求項21に記載の方法
  25. 【請求項25】 前記第2構成材が、水性緩衝剤内のタンパク質であり、前
    記第1構成材と反応して粘着性組織密封材を提供できる請求項24に記載の方法
  26. 【請求項26】 前記第1構成材の前記乾燥粉末が、前記第2構成材と反応
    して前記粘着性組織密封材を提供できる水相溶性または水溶性の架橋剤を含む請
    求項25に記載の方法。
  27. 【請求項27】 第1および第2容器が無菌充填され、前記キットが最終的
    に滅菌される請求項12に記載のキット。
  28. 【請求項28】 前記第1および第2容器が無菌充填され、前記ディスペン
    サが最終的に滅菌される請求項13に記載のディスペンサ。
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