JP2001519478A - カソード防食方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
Description
造体または表面の保護に関する。特に関心がある問題は、地上の貯蔵タンクの底
部のカソード防食である。
すいことは既知である。そのような腐食は金属構造体を破壊し易く、また、現存
する特定の腐食条件によっては、長期間又は短期間のうちに金属構造体の破壊が
起こることがある。多くの場合、例え金属構造体の破壊がまだ起こっていなくて
も短期間のうちに金属構造体に重大な損傷が起こることがある。
含む、腐食の損傷を受ける極めて多くの構造体がある。大概の場合には、そのよ
うな構造体の電解質は溶解した塩及び湿土を持った水から成る。
一般的な方法はおそらくペイント塗装である。しかし、ピンホールや、腐食性の
媒体から基材の金属への湿気の浸透により、ペイントの抵抗力が徐々に減退する
ために、ペイントは地下や浸漬性の条件には十分に効果的であるとは言えない。
それゆえ、ペイント塗装した鋼又は鋼を含む構造体の腐食保護は一般的にカソー
ド防食として既知の別の方法で補足されることが多い。カソード防食はペイント
塗装してない表面にも用いることができる。
気的な手段を用いて、水、土又は化学薬品溶液のような電解質中における構造体
の腐食を防止又は減少させる全ての方法を言う。
電流に対向する電流を利用することによって作用する。対向する電流を発生させ
るには2つの既知のシステムがある、即ち、「犠牲システム」と「外部電流シス
テム」とがある。犠牲システムでは、電流は構造体の金属よりもガルバニック的
により反応性の高い別の金属によって供給される。例えば、アルミニウム、マグ
ネシウム及び亜鉛のような金属は鋼よりもガルバニック的によりアクティブであ
るので鋼構造体を保護するため「犠牲アノード」として用いられる。外部電流シ
ステムでは、消費可能な金属を用いて外部電源から電解質に供給された直流電流
をドレンして、これを保護されるべき構造体へ流す。電流がそこからドレンされ
る部分を「アノード」と呼び、保護された構造体を「カソード」と呼ぶ。カソー
ド防食の犠牲システムと外部電流システムとの両方ともに、アノードとカソード
との間の金属の通路は構造体を保護する電流の流れのために必須である。
学的、物理的、及び電気的)性質、温度、バクテリアの有無、構造体の形状、設
計寿命、建設可能性、及び保守可能性を含む多数の要素によって影響される。カ
ソード防食は、種々の金属性及びポリマーのウェブ、テープ、ワイヤ、リボン、
及びバーを、保護されている金属構造体に適用することによって達成された。例
えば、カイザー(Kaiser)らの米国特許第4,992,337号(199
1)は、マグネシウム、亜鉛、リチウム、及びアルミニウムから成る金属又は合
金を塗布する改良されたアーク・スプレー・プロセスについて記述している。こ
の特許はまた、第7回国際金属スプレー会議議事録(Proceedings
7th International Metal Spraying Con
ference)(1974)の123頁のエッチ・デー・ステッファンズ(H
.D.Steffans)による「スプレー被覆による腐食に対するカソード防
食の電気化学的研究(Electrochemical Studies of
Cathodic Protection Against Corrosi
on by Means of Sprayed Coatings)」と題す
る論文を参照している。これは、亜鉛、アルミニウム、及び亜鉛アルミニウム擬
似合金被覆のアーク・スプレー適用及び腐食試験について記述している。更に又
、米国特許第4,992,337号は、マテリアルズ・パーフォーマンス(Ma
terials Performance)、1987年6月、29頁のピー・
オー・ガートランド(P.O.Gartland)による「海水中のアルミニウ
ム被覆鋼のカソード防食(Cathodic Protection of A
luminum Coated Steel in Seawater)」と題
する論文を参照している。これは、アルミニウム5重量パーセント・マグネシウ
ムによる鋼のアーク・スプレー被覆について検討しているものであり、海水中で
の被覆の性能を要約している。
いたカソード防食については、バニュロ(Bagnulo)(1985)の米国
特許第4,496,444号に記載されている。同様に、ゴセット(Gosse
tt)(1995)の米国特許第5,411,646号は、混合金属酸化物の被
覆を有する編組アノードを用いたカソード防食について記述し、またル・ギアダ
ー(LeGuyader)(1996)の米国特許第5,547,560号は、
アルミニウムベースのガリウム及び/又はカドミウム合金から成る飽和カロメル
電極を用いた、海水中の鋼及び合金のカソード防食について記述している。
が、しかし従来のフォイルの使用は何れも特に利用できるものはない。例えば、
ロビンス(Robbins)の米国特許第5,167,352号は、アルミニウ
ムフォイルの外壁包囲物が事前組立てされたタンク上に設置された二重壁タンク
の構造を記述している。ロビンスのアルミニウムフォイルの使用は自己支持的で
はなく、また、フォイルの物理的強度も設置が完了した後に塗布される樹脂被覆
によって常に高められる。設置後に被覆をかけるという要求は上記技術の適用性
を比較的小さいタンク(直径100フィート未満)に厳しく限定している。何故
ならばタンクをアルミニウムフォイルの包囲物で包むより前に、タンクを製作し
て水圧試験をしなければならないからである。必要とする事柄の順序は、(1)
タンクに水を満たして漏れを調べる、(2)タンクを空にする、(3)タンクの
内部を乾燥して内部の腐食を防止する、(4)アルミフォイルでタンクの底部ま
で包んで包囲物を形成する、(5)包囲物の形成及びタンクの引き揚げの間にフ
ォイルに一時的な物理的支持物を与える、(6)アルミフォイルで被覆し、かぶ
せたところを封止し、タンクを引き揚げ、タンクを基礎の上に位置させ、そして
最終的に(7)フォイル及び被覆ラミネートを損傷しないように十分注意してフ
ォイルの一時的な物理的支持物を取り除く。
。とりわけ、アルミフォイルの全ての重なりを完全に封止しなければならない。
というのはアルミフォイルは二次的な封じ込めとして考えられているからである
。この封止作業は製造の困難性を大きく増大させる。更に、ロビンの技術は腐食
した床の取替えを必要とする現存の地上貯蔵タンクには利用できない。
ヤ及びワイヤメッシュを利用するものである。例えば、クルーン(Kroon)
らの(1994)米国特許第5,340,455号は、水平配置のカソード防食
アノードが膜とタンク底部との間に位置し、そのアノードが電気的に相互接続さ
れたチタニウム被覆ワイヤ又はチタニウムクラッドの銅線、及びそのような線及
びチタニウムバー又はリボンのマトリックス、メイズ、又はグリッドの形になっ
ているものを示している。ワイヤには混合金属酸化物又は貴金属被覆を施してあ
る。バー又はリボンにも被覆してある。好ましいチタニウムの代わりに、アルミ
ニウム、タンタル、ジルコニウム又はニオビウム、及びそれらの合金などの他の
適当な金属を用いてもよい。
ssell)の(1992)米国特許第5,174,871号は、珪酸カルシウ
ム、窒化カルシウム、及び水酸化カルシウム又は水酸化アルミニウムのような水
酸化物を含む高pHバックフィルを用いた地下構造体の腐食保護について記述し
ている。
にも関らず、既知のシステムでは均一な保護が一般的には出来ない。とりわけ、
そのようなシステムは以下の理由で引き続き問題となっている。即ち、 1. 実際の固有抵抗が時間及び、カソード防食システムの設計段階では知ら
れていない操作中のタンク底部によってかけられた圧力により変化するために、
設計の計算は電解質の「想定した」固有抵抗で実行される; 2. アノードの配置間隔は「想定された」固有抵抗によって影響される;そ
して 3. タンクプレート上の、リボン及びワイヤシステムからの電流の分配を正
確に予知する、証明された設計方法は無い。タンクプレート上の、分配されたア
ノードからの電流分布を計算するために用いられる方法の正確さも同じく疑問で
ある。もし「想定した」固有抵抗が正確でなければ、システムの調整は出来なく
なることがある。
000オーム・センチメーターの範囲に亘ることがあり、同一の基礎上であって
も1つの場所と別の場所では固有抵抗が変化するということは通例である。ガル
バニックアノードは、現行の技術によって基礎に埋めこまれた場合、アノードと
構造体との間の大きい電圧低下のために満足に作動しない。外部電流アノードは
そのような高固有抵抗の媒体中で使用することができるが、しかしそれらのアノ
ードは化学反応中に酸素及び塩素ガスを発生するので、これらのガスが構造体の
下に溜まる。酸素及び塩素ガスを窒素のような不活性ガスで完全に排出しなけれ
ば、孔食がタンク底部に起こる。完全な窒素排出もその有効性の証明もいずれも
が実用的でも経済的でもない。
環状スペースには用いるべきではないことを試験は示した。それは、外部電流ア
ノードシステムによって発生した酸素が閉鎖したシステム内に保持され、腐食を
継続させるからである。(参照、ライアルズ・エス・アール(Rials S.
R.)及びキーファー・ジェイ・エッチ(Kiefer J.H.)、コノコ・
インコーポ(Conoco Inc,)、地上貯蔵タンク底部の腐食防止方法の
評価、材料性能、腐食技術者の国家協会(Evaluation Of Cor
rosion Prevention Method For Above g
round Storage Tank Bottoms,Materials
Performance,National Association of
Corrosion Engineers)、1993年1月)。
土中に埋めこまれた後のアノード及びアノード接続部の潜在的損傷である。構造
体の沈下を防止するためには、周囲の土は一般に密にすることを要し、そして密
にする方法は潜在的にアノード及びアノードの接続部を損傷させることがある。
密にする方法はまた、電気的固有抵抗に影響を及ぼすことがあり、そのため、カ
ソード防食システムの設計に用いられた電気的固有抵抗とは異なることがある。
の構築に関連する困難さのために、石油化学の保持タンクのような構造体を保護
するときに特に顕著になる。それゆえ、改良されたカソード防食システムの必要
性はまだ存在する。
より構造体にカソード防食を行う装置、組成物及び方法に関する。このように保
護されることが考えられる構造体は地上の貯蔵タンクのような特に極めて大きい
構造体を含むものである。
化し、またシートの製造を容易にするために、少なくとも85%のアルミニウム
と他の合金元素例えばマグネシウム(0.05乃至6%)、亜鉛(0.1乃至8
%)、インジウム(0.005乃至0.03%)及び錫(0.05乃至0.2%
)とを加えたシートから成る。好ましい実施形態の別の様態では、アノード層は
少なくとも2つの重なるシートから成る。
の詳細な説明、並びに添付の図面から明らかとなるであろう。図面中、同様の数
字は同様の構成要素を表す。
SALSASM(Sacrificial Aluminum Sheet A node)と呼ぶことがある。図1A及び図1Bに示したそのようなシステムの
好ましい実施形態では、2つ又はそれ以上のアルミニウム・シート10の層がタ
ンク20の底部22の下に位置している。アルミニウム・シート10はプラスチ
ック・ライナー又は其の他の比較的不透過性の湿気バリア35を含む砂30の層
の上に乗っている。
食させるか又はその腐食を増進させる電解質を含む媒体をいう。腐食性媒体は川
砂、シリカ砂、原土、粘土、破砕岩、砂利及び充填したタンクの重量を支えるよ
うに工作されたものなどのような基礎媒体を含む。砂は最も一般的な基礎媒体の
1つであるので、種々の図面で腐食性媒体を示すのに用いられる。
に配置され、そのため腐食を受ける金属性の表面または他の構成要素を持った構
造体をいう。考えられる構造体は石油化学用貯蔵タンク、貯水タンク、商業的、
工業的及び住宅用の建物、及び橋を含む。特別に含まれるのは、単一の底部を持
った地上貯蔵タンク、及び腐食した床、及び/又は多重の底部を持った現存の地
上貯蔵タンクである。
腐食性の媒体との双方から構造的に実質的に分離できるガルバニック的にアクテ
ィブな媒体を言う。この定義は極めて広く、例えばフォイル、シート又はプレー
ト、又はその組立体から成る層が例え構造体にボルト止め又は溶接してあっても
、この定義に含まれる。実施形態では1つ又はそれ以上のそのようなアノード層
を持っており、そしてそのような層が接触して配置されるが、その場合、重なり
、食い違い状の配置、重なり部への封止物、また重なり部への機械的な締め具は
いずれも有ることもあるし、無いこともある。考えられているアノード層の更に
別の例には、金属又は金属性の組成物が上に載ったプラスチック・シート又は他
のバリア、アルミニウム処理したプラスチック・シート、亜鉛被覆した鋼シート
がある。そのようなアノード層では、付着は、ペイント塗装、蒸着、溶射、ホッ
ト・デイップメッキ、電着、機械的メッキ、プラズマ塗装を含む適当な方法によ
り発生しうる。好ましい実施形態のアノード層の少なくとも1つを、その層が保
護している構造体よりもガルバニック的によりアクティブである金属で製作する
ことが考えられている。アルミニウムはアノード層に好んで用いられる。何故な
らば大概のタンク底部は主として鋼から成っていて、アルミニウムは鋼よりもガ
ルバニック的によりアクティブであるからである。他の金属(この用語は本書で
は合金を含むものとする)は鉄及び鉄を含む金属と接触したときアルミニウムよ
りもガルバニック的によりアクティブであることがあるが、アルミニウムは低い
コスト、軽い重量、及び可鍛性というような追加の利点がある。
媒体かの何れかから構造的に実質的に分離出来ない層を含まないことに留意する
ことが重要である。それゆえ、例えば、本書で考慮されているアノード層は、保
護されている構造体の底部上に直接スプレー塗装されるアルミニウム・ペイント
を含まない。そのようなペイントを使用するとおそらく構造体に強力に接着し、
そのため構造体から構造的に実質的に分離できないものとなるであろう。これに
対して、「アノード層」の用語は、詰めた砂の基礎の上表面と相互混合するアル
ミニウム・ペイントを含む。何故ならばアノード層は砂の残りの部分からなお実
質的に分離できるからである。
は48インチの幅と0.020インチの厚さであり、そして最低約85%のアル
ミニウム成分を持ったアルミニウム合金3003、3004、3005、310
5、5005、5010、7006、7011、7075及び7178(AST
MB−209)から成っている。しかし、シートの他の数、シート寸法、及びシ
ート組成を利用してもよいことを承知するべきである。
。更にまた、シートは多くの場合平坦でかつ滑らかであるべきであるが、そのよ
うなシートは地震が起こり易い地帯では摩擦を増大させるために、ある程度の凹
凸、エンボス、その他の表面パターンを含むことも考えられる。幅及び長さに関
しては、シートはアルミニウムの供給業者が提供している現在の基準から相当に
大きく変化することもある。
部22のプレートの下の基礎の上に置かれることが好ましい。最も低いアノード
層10Aのシートは基礎の上に直接載せられ、そして土の側にポリマー被覆(エ
ポキシ及びアクリル)又はプラスチック・ラミネート(テドラー(Tedlar
)TMのような)のような工場でつけられた湿気バリア10Pを有してもよい。
アノード層10Aの頂部側にはどの型の被覆もしないことが好ましい。このシス
テムの性能には湿気バリア10Pは必要ではないが、しかし、それは極めて低い
コストのものであり、またアノードの寿命を延ばすことが期待されるために含ま
れる。全てのそのような湿気バリア10Pは任意選択とすることが考えられる。
で両側を生地のままにしておく。アノード層10Bのシートはアノード層10A
のシートの上に直接配置するべきであり、そしてアノード層10Aのシートとタ
ンク・プレートとの双方に直接金属対金属の接触をさせるべきである。
々の可能な配置を示す。
れている。
たパターンで配置してある。
り部分はねじ10Fで機械的に締めてある。
ることが出来ることに留意することが重要である。例えば、アノード層10Aの
アルミニウム・シート10は図1Eに示したように配置することが出来、またア
ノード層10Bのアルミニウム・シート10は図1Dに示したように配置するこ
とが出来る。
食性の媒体の頂部領域の100%をカバーするように設置される。しかし、もし
構造体の部分的なカソード防食が受け入れ可能であれば、アノード層を腐食性の
媒体の頂部部分の100%未満をカバーするように設置することができる。
バリア35とから成る基礎の上に配置されている。上に論じたように、最も低い
アノード層10Aのシートの各々は、好ましくは約0.020インチの厚さとし
、そして好ましくは被覆した側を下に、裸の/被覆無しの側を上にして設置する
。2つ又はそれ以上のアルミニウムシートのアノード層10B、10Cもまた約
0.020インチの厚さであるが、両側が生地のままになっているもの(何れの
側にも電気的絶縁材料をつけていないもの)を、好ましくは約24インチの重な
りで、食い違い状のパターンで最も低いアノード層10Aの頂部に設置する。最
終的なアノード層であるシート10Cはタンクの底部22と接触している。この
ようにして基礎の大部分又は全ての部分がアルミニウムシートに覆われ、そして
タンクの底部22の大部分又は全ての部分がアルミニウムシートと接触する。
けタンク・プレートの縁を超えて延びるべきである。所望であれば、任意選択の
耐候性かしめ化合物36をタンク・プレートの縁の風雨に曝される側の隅部及び
アルミニウム・シートに適用して、図1Cに示すようにアノード層とタンクの床
プレートの界面領域内に雨水が入るのを防止する。
。ここでは、タンク130はシェル131と、以前に設置された、概ね腐食した
床132とを持っている。誘電体バリア(通常は40乃至80ミルの厚さのポリ
エチレンシート又は継ぎ目のない被覆)134を腐食した床132の頂部に載せ
、そして好ましくは約4乃至約6インチの厚さの砂の層136を誘電体バリア1
34の上に載せる。次いでアルミニウムシート140の1つ又はそれ以上の層を
砂136の頂部に載せ、そして最後に新しいタンク底150をアルミニウムシー
ト140の上に載せる。これらのアルミニウムシート140の配置は図1D、図
1E及び図1Fに示したアルミニウムシート10と実質的に同じ方法であってよ
い。このシステムは約1インチの砂が誘電体バリアの頂部に載せられる、以前よ
り既知のシステムに代わるものである。混合金属酸化物のアノード(リボン、グ
リッド又はコイル)から成る従来のカソード防食システムを砂の上に載せ、次に
約5インチの砂の後続の層をアノードの上に載せる。
、タンク底部の外側端に向かって腐食性が比較的低くなる自然の電位を持つ。腐
食性の電位のこの変化を補償するためには、タンクの底部の周辺のカソード防食
電流よりも、タンクの中心部により多くのカソード防食電流を与えるようにカソ
ード防食システムを設計するべきである。そしてこれは周辺よりも中心部により
質量の多いアノードを設けることによって達成できる。そのように部分的に異な
ったアノード量を与えるためには、少なくとも100フィートのフットプリント
直径を持った、大型の石油化学の貯蔵タンク用のSALSASMシステムが、タ
ンクの中心から測定した半径距離25フィート以内では3つのアノード層、25
乃至40フィート以内では2つのアノード層、そして40フィート乃至50フィ
ート以内では1つのアノード層から成るのが有利である。別の実施形態では、層
の数ではなくシートの厚さを変えることができる。アノードの質量をそのように
変化させる設計に影響するパラメータの幾つかにはタンクの寸法、アノードシー
トの厚さ、基礎の土、降雨量及びそのタンクからの排水、及びタンクの設計寿命
がある。
に大きい利点を持っている。とりわけ、アルミニウムシートは湿気に対して本質
的に不浸透性であるので、シートの重なり部分には可能性があるが、そこを除け
ば構造体への地面の湿気の移動を防止する。シートの重なり部分における有機質
シーラント10Sはまた、重なりを通って地面の湿気の移動するのを防止するた
めに用いることもできる。しかし、例えそのようなシーラント10Sが無くても
、アルミニウムシートの重なりにかけられた床プレートの圧力がシートの重なり
部分の湿気の移動を防止する。
と100%まで直接接触させて、基礎の固有抵抗とは無関係に均一な保護を与え
ることができることである。アルミニウムとタンクプレートとの接触の度合いは
、タンクが充填されているときはタンク底部にかかる大きな重量のために、タン
クの床プレートの重なりの継ぎ目でのアルミニウムの順応性によって特に強めら
れる。
に製作して圧力試験をする必要がないことである。それどころか、タンク床をア
ノードシートの頂部に直接製作したり、或いは又、アノードの設置及びタンク床
の製作を順番に行うこともできる。
被覆の適用をすることが、必要ではないが、できるという点でも有利である。有
機質被覆は大概の他の既知のカソード防食システム用の構造体に必要であるが、
構造体の構成要素を溶接するとき及び内部カソード防食システムの付属品を床上
に溶接するとき損傷を受けることがある。第1の問題は構造体の端部を裸のまま
にしておくことによって緩和することができる。しかし、被覆した表面が少ない
電流を必要とするのに対して、裸の表面はより多くのカソード防食電流を必要と
し、また既知のカソード防食システムによってこうした追加のカソード防食の要
件を満たすことは困難である。第2の問題は、内部床アノードを締めつける取付
け具を溶接する場合の有機質被覆の損傷に関するものである。床下のそのような
損傷は一般に補修できない。炭化した被覆はカソードとして作用して、もし十分
なカソード防食電流が得られないときは基礎側から床の腐食を促進する。
もまた、−1.2ボルト(銅−硫酸銅の参照電極で測定)より低いカソード防食
電圧では基板金属からカソードがはがれることがあるという点で問題がある。安
全性の理由で、可燃性の流体を入れたタンクは完全に接地し、かつ雷発生時に電
気火花の発生を避けるためノズルでの電気絶縁を取り除くべきである。そのよう
な場合には、接地システムは従来のカソード防食システムからは大量の電流を引
くので、腐食保護にはそのような電流のわずかな部分しか利用できなくなる。1
つの可能な解決法は整流器からの電流出力を増大させることであるが、しかし、
整流器からの電流出力を増大させると、アノードに近い構造体の被覆された領域
が過度のカソード防食電圧のためにカソードはがれに曝される。はがれた被覆は
一般にカソード防食電流から基材金属をシールドし、それによってカソード防食
が十分に行えなくなる。この種の問題は、SALSASMシステムでは構造体が
有機質被覆を必要としないという理由と、アノードシートが被覆してない構造体
と直接接触するという理由との両方のために除去される。
たシステムと比較して特別の利点を持っている。亜鉛は湿気がある場合140°
F乃至250°Fの温度でその極性を逆転するために、亜鉛アノードシステムは
140°F未満の温度に作動を制限される。亜鉛はその極性が逆転すると鋼の腐
食を促進するために、約250°Fの温度で作動する、熱せられた炭化水素(残
滓)を入れたタンクの保護には用いることが出来ない。アルミニウムはそのよう
な逆極性を持っていないので、1200°Fまでの全ての温度で用いることがで
きる。また、外部電流アノードシステムは熱せられた構造体の下では使用しては
ならない。何故ならば、より高い温度で必要とされる高い電流出力もまたより多
量の酸素を発生させるからである。構造体の孔食も酸素の存在量が増えるに連れ
て増大する。ここでも、SALSASMシステムは、外部電流アノードシステム
と比較した場合、より良い選択である。何故ならばSALSASMシステムによ
って発生される酸素は取るに足りないからである。
無関係であることによって、他のシステムと比較して幾つかの利点を持っている
。例えば、他のシステムは地面の湿気が構造体に達するのを防止しないことがあ
るが、SALSASMシステムのアノードシートは完全に水不浸透性とすること
ができる。同様に、他のシステムの設計は、構造体の下では土の固有抵抗は均一
であること、またタンクの鋼の領域全ては等しい電流密度を受ける、という想定
に基づいている。SALSASMシステムでは、これらの考慮は重要ではない。
何故ならば電流の流れは土の固有抵抗とは無関係であるからである。アノード接
続部の焼け切れ、電流の減衰、及び電気的接地もまた、SALSASMシステム
には重要ではない。同様に、SALSASMシステムでは参照電極は設置される
必要がなく、また好ましくは設置しない。
持つ。例えば、外部電流システムはタンク・リング壁の鉄筋を損傷することがあ
る迷走電流を発生させるが、そのような問題はSALSASMシステムでは存在
しない。他の利点はエンジニアリングと建設に関する。例えば、SALSASM システムのエンジニアリングの時間は1乃至2時間に低減されるが、これは他の
システムより低い。SALSASMシステムはまた設置に熟練労働力を必要とせ
ず、そのようなシステムはタンク・プレートをプロジェクトサイトへ出荷するス
ケジュールを改善する助けとなる。何故ならば構造体の塗装作業が減少するから
である。更に、適当なアルミニウム・シートは容易に入手できるか、又は短いリ
ードタイムを持つ。電気ケーブル、試験場などを必要としない。更になお、アノ
ードの設置及び床の建設を逐次的というよりは寧ろ同時進行できる。これによっ
て建設期間が2−3週間節約される。
ASMシステムは自動的に作動でき、そして床プレートがアルミニウムシート上
に載せられると直ぐに床プレートを保護する。カソード防食のための始動手続き
又は一時的保護をする必要がない。また更に、構造体の全表面を基礎土から隔離
するために、試験場を必要としない。
行った。しかし、当業者にとっては本書の発明性の概念から逸脱することなく、
既に記述したものの他にさらに多くの改変ができることが明らかな筈である。そ
れゆえ、発明の主題事項は添付の請求の範囲の精神によるものの他は制限される
べきでない。
。
式図である。
。
れた新しいタンク底部の模式図である。
Claims (24)
- 【請求項1】 媒体から腐食を受ける構造体の外部金属表面にカソード防食
を与える方法であって、 金属表面のアノード層よりもガルバニック的によりアクティブであるアノード
層を設け、 媒体と構造体との間にアノード層を配置し、そして アノード層が構造体の金属表面に接触するように金属表面を位置させる ことから成る方法。 - 【請求項2】 構造体が金属の底部を持った地上貯蔵タンクから成る、請求
項1に記載の方法。 - 【請求項3】 土、砂、粘土、及び砂利の少なくとも1つを含む基礎を、ア
ノード層の下に設けることから更に成る、請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 アノード層が複数の重なったシートから成る、請求項1に記
載の方法。 - 【請求項5】 アノード層がフォイル、シート、及びプレートの少なくとも
1つから成る、請求項1に記載の方法。 - 【請求項6】 構造体が媒体を並置する中心部分と周辺部分とを持ち、 アノード層が、中心部分を並置している、x単位のカソード防食電流を作り出
すためのアノードシートから成り、そして アノード層が、周辺部分を並置している、y単位のカソード防食電流を作り出
すためのアノードシートから成るもので、xがyよりも大きい請求項1に記載の
方法。 - 【請求項7】 アノード被覆が腐食媒体側面を持ち、更にアノード層の腐食
媒体側面に耐腐食被覆を設けることから成る、請求項1に記載の方法。 - 【請求項8】 更に構造体と直接接触してアノード層を配置することから成
る、請求項1に記載の方法。 - 【請求項9】 更にアノード層を媒体から構造体への電解質の移動に対する
バリアとして利用することから成る、請求項1に記載の方法。 - 【請求項10】 構造体が荷重支持構成要素を持ち、そして更にアノード層
上に構造体を製作することから成る、請求項1に記載の方法。 - 【請求項11】 アノード層が重なり部分から成る、請求項1に記載の方法
。 - 【請求項12】 重なり部分が重なりを画定し、そして更に重なりを封止す
ることから成る、請求項11に記載の方法。 - 【請求項13】 重なり部分が重なりを画定し、そして更に重なりを機械的
に締めつけることから成る、請求項11に記載の方法。 - 【請求項14】 アノード層に電気伝導性の被覆を与えることから更に成る
、請求項1に記載の方法。 - 【請求項15】 アルミニウム、亜鉛及びマグネシウムの少なくとも1つか
ら選択された金属から主に成る、複数の少なくとも部分的に重なるシートとして
アノード層を設けることから更に成る、請求項1に記載の方法。 - 【請求項16】 アノード層が主にアルミニウムから成り、またインジウム
、マグネシウム、錫、及び亜鉛の合金元素の1つ以上から更に成る、請求項15
に記載の方法。 - 【請求項17】 アノード層が主に亜鉛から成る、請求項15に記載の方法
。 - 【請求項18】 アノード層が主にマグネシウムから成る、請求項15に記
載の方法。 - 【請求項19】 アノード層に、アノード層と構造体との間の摩擦を改善す
る表面形状を与えることから更に成る、請求項15に記載の方法。 - 【請求項20】 アノード層に、アノードシート相互間の摩擦を改善する表
面形状を与えることから更に成る、請求項19に記載の方法。 - 【請求項21】 アノード層に、相接しかつ重なる多重のシートとフォイル
とを設けることから更に成る、請求項15に記載の方法。 - 【請求項22】 構造体が二重底のタンクから成る、請求項1から21のい
ずれか一項に記載の方法。 - 【請求項23】 構造体がタンクの流体と接触する床プレートを持ったタン
クを含み、そして床プレートの下にアノード層を配置することから更に成る、請
求項1から21のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項24】 タンクの底面の少なくとも一部分を基礎の中へ下げること
から更に成る、請求項1から21のいずれか一項に記載の方法。
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