JP2001519273A - 電子的に制御可能のブレーキブースター - Google Patents
電子的に制御可能のブレーキブースターInfo
- Publication number
- JP2001519273A JP2001519273A JP2000514808A JP2000514808A JP2001519273A JP 2001519273 A JP2001519273 A JP 2001519273A JP 2000514808 A JP2000514808 A JP 2000514808A JP 2000514808 A JP2000514808 A JP 2000514808A JP 2001519273 A JP2001519273 A JP 2001519273A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- value
- current
- holding position
- pressure
- control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T13/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
- B60T13/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
- B60T13/66—Electrical control in fluid-pressure brake systems
- B60T13/72—Electrical control in fluid-pressure brake systems in vacuum systems or vacuum booster units
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/321—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration deceleration
- B60T8/3255—Systems in which the braking action is dependent on brake pedal data
- B60T8/3275—Systems with a braking assistant function, i.e. automatic full braking initiation in dependence of brake pedal velocity
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/34—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
- B60T8/48—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition connecting the brake actuator to an alternative or additional source of fluid pressure, e.g. traction control systems
- B60T8/4809—Traction control, stability control, using both the wheel brakes and other automatic braking systems
- B60T8/4827—Traction control, stability control, using both the wheel brakes and other automatic braking systems in hydraulic brake systems
- B60T8/4845—Traction control, stability control, using both the wheel brakes and other automatic braking systems in hydraulic brake systems using a booster or a master cylinder for traction control
- B60T8/4854—Traction control, stability control, using both the wheel brakes and other automatic braking systems in hydraulic brake systems using a booster or a master cylinder for traction control pneumatic boosters
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Braking Systems And Boosters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
この発明は、可動壁により互いに区画された負圧室および圧力室と、電磁制御装置を利用して制御可能であり、かつ圧力室と負圧室との間の、ある圧力差により調整可能である制御弁配列とを備えた、電子的に制御可能のブレーキブースターに係り、前記制御弁配列が保持位置を離れることなく、この制御弁配列が電磁制御装置を通って流れる電流に依存して、前記電流がより高い値とより低い値との間の領域にある保持位置と、前記電流が前記のより高い値よりも大きい第1圧力変化位置と、前記電流が前記のより低い値よりも低い第2圧力変化位置とを占め、制御弁配列の変化時に保持位置から第1または第2圧力変化位置へ、または第1または第2圧力変化位置から保持位置への変化時に、それぞれの変化が実際に起る電流値が検出され、かつこの検出された電流値が保持位置を規定する電流のより高い値およびもしくはより低い値を確定するために将来的に対応する制御弁配列の変化のために考慮されること、を特徴とする。
Description
【0001】 本発明は電子的に制御可能なブレーキブースターに関する。特に本発明は、可
動壁により互いに区画された負圧室および圧力室と、電磁制御装置を利用して制
御可能であり、かつ圧力室と負圧室との間の、ある圧力差により調整可能である
制御弁配列とを備えた電子的に制御可能のブレーキブースターに係り、前記制御
弁配列が保持位置を離れることなく、前記制御弁配列が電磁制御装置を通って流
れる電流に依存して、前記電流がより高い値とより低い値との間の領域にある保
持位置と、前記電流が前記のより高い値よりも大きい第1圧力変化位置と、前記
電流が前記のより低い値よりも低い第2圧力変化位置とを有する。
動壁により互いに区画された負圧室および圧力室と、電磁制御装置を利用して制
御可能であり、かつ圧力室と負圧室との間の、ある圧力差により調整可能である
制御弁配列とを備えた電子的に制御可能のブレーキブースターに係り、前記制御
弁配列が保持位置を離れることなく、前記制御弁配列が電磁制御装置を通って流
れる電流に依存して、前記電流がより高い値とより低い値との間の領域にある保
持位置と、前記電流が前記のより高い値よりも大きい第1圧力変化位置と、前記
電流が前記のより低い値よりも低い第2圧力変化位置とを有する。
【0002】 ドイツ連邦共和国特許第19527493号公報から、制御電流を印加可能の
ソレノイドコイルと、前記ソレノイドコイルに組込まれたアンカーとを有する電
磁制御装置が知られており、前記アンカーがソレノイドコイルを通って流れる制
御電流とアンカーを反対方向に予緊張するばね配列とに依存する運動を実行する
ために具備されている。その場合1つの保持位置は、アンカーがソレノイドコイ
ルを通る保持電流からなる調整量として規定されている。このソレノイドコイル
を通って流れる保持電流は、アンカーが保持位置を離れることなく、より高い値
またはより低い値に変化可能である。
ソレノイドコイルと、前記ソレノイドコイルに組込まれたアンカーとを有する電
磁制御装置が知られており、前記アンカーがソレノイドコイルを通って流れる制
御電流とアンカーを反対方向に予緊張するばね配列とに依存する運動を実行する
ために具備されている。その場合1つの保持位置は、アンカーがソレノイドコイ
ルを通る保持電流からなる調整量として規定されている。このソレノイドコイル
を通って流れる保持電流は、アンカーが保持位置を離れることなく、より高い値
またはより低い値に変化可能である。
【0003】 さらに、より高いならびにより低い電流値は、アンカーを制御する磁力および
ばね力に及ぼす障害影響がアンカーを保持位置と異なる制御位置に持込むように
配分される。
ばね力に及ぼす障害影響がアンカーを保持位置と異なる制御位置に持込むように
配分される。
【0004】 そのために、より高い電流値は、保持位置においてアンカーの位置に関連する
量が決定され、制御電流が所定の電流パルス分その間に段階的に上昇され、かつ
制御電流が電磁制御装置のソレノイドコイルへ、保持位置においてアンカーの位
置に関連する量が所定の値分第2制御位置の方向へ変化されるまで、調整量とし
て出力される方法で決定される。
量が決定され、制御電流が所定の電流パルス分その間に段階的に上昇され、かつ
制御電流が電磁制御装置のソレノイドコイルへ、保持位置においてアンカーの位
置に関連する量が所定の値分第2制御位置の方向へ変化されるまで、調整量とし
て出力される方法で決定される。
【0005】 より低い電流値は、保持位置においてアンカーの位置に関連する量が決定され
、制御電流が所定の電流パルス分段階的にその間に低減され、かつ制御電流が電
磁制御装置のソレノイドコイルへ、保持位置においてアンカーの位置に関連する
量が所定の値分第1制御位置の方向に変化されるまで、調整量として出力される
方法で決定される。
、制御電流が所定の電流パルス分段階的にその間に低減され、かつ制御電流が電
磁制御装置のソレノイドコイルへ、保持位置においてアンカーの位置に関連する
量が所定の値分第1制御位置の方向に変化されるまで、調整量として出力される
方法で決定される。
【0006】 さらに、この文書から、保持電流のために電流の算術平均値が選択される場合
、制御弁配列が確実に保持位置へ持込可能であることが知られている。
、制御弁配列が確実に保持位置へ持込可能であることが知られている。
【0007】 確かにドイツ連邦共和国特許第19527493号公報で扱われた“動作点の
学習”は、基準電流が下限および上限のためにそれぞれ走行開始する際イグニッ
ションのスイッチ投入時にまたは走行中に規則的な時間間隔で学習および記憶さ
れることに限られている。
学習”は、基準電流が下限および上限のためにそれぞれ走行開始する際イグニッ
ションのスイッチ投入時にまたは走行中に規則的な時間間隔で学習および記憶さ
れることに限られている。
【0008】 制御弁配列の駆動時に、この方法で学習された電流が、十分な制御挙動を達成
するため、第1調整量の設定に使用される。
するため、第1調整量の設定に使用される。
【0009】 さらに、この場合にそれぞれの駆動要望に応じて異なる値が調整される、ブレ
ーキブースターの可動壁に作用する圧力差が定量的に考慮されない。すなわち可
動壁で調整された圧力差は、直接的に弁体、弁座ならびに弁部材に作用し、これ
が下限および上限のための電流の変位に導く。
ーキブースターの可動壁に作用する圧力差が定量的に考慮されない。すなわち可
動壁で調整された圧力差は、直接的に弁体、弁座ならびに弁部材に作用し、これ
が下限および上限のための電流の変位に導く。
【0010】 つまりこの発明は、制御弁配列をその保持位置に保持するために必要である上
限および下限の電流値の変位により生ずる問題を扱う。
限および下限の電流値の変位により生ずる問題を扱う。
【0011】 本発明の目的は、この欠点を除去し、制御挙動をさらに改善することである。
【0012】 解決するために、この発明は、ここで保持位置から第1または第2圧力変化位
置へ制御弁配列の変化時にまたは第1または第2圧力変化位置から保持位置へ変
化時にそれぞれの変化時に実際に起る電流値が検出され、かつこの検出された電
流値が保持位置を規定する電流のより高い値およびもしくはより低い値を確定す
るために将来的に対応する制御弁配列の変化のために考慮されることを提案して
いる。
置へ制御弁配列の変化時にまたは第1または第2圧力変化位置から保持位置へ変
化時にそれぞれの変化時に実際に起る電流値が検出され、かつこの検出された電
流値が保持位置を規定する電流のより高い値およびもしくはより低い値を確定す
るために将来的に対応する制御弁配列の変化のために考慮されることを提案して
いる。
【0013】 この発明の好ましい一実施態様において、第1圧力変化位置が圧力上昇位置で
あり、かつ第2圧力変化位置が圧力減少位置である。しかし、制御弁配列の形成
もしくは負圧もしくは圧力室との前記制御弁配列の連結に依存して逆の形成も可
能である。
あり、かつ第2圧力変化位置が圧力減少位置である。しかし、制御弁配列の形成
もしくは負圧もしくは圧力室との前記制御弁配列の連結に依存して逆の形成も可
能である。
【0014】 この発明の一実施態様において、それぞれ検出された電流値(I)が保持位置
を規定する電流のより高い値(IAUFBAU)およびもしくはより低い値(IABBAU )を確定するために制御弁配列の将来の変化のために保持位置から第1または第
2圧力変化位置へ、または将来の変化時に第1または第2圧力変化位置から保持
位置へ現在進行中の制御過程中に考慮される。
を規定する電流のより高い値(IAUFBAU)およびもしくはより低い値(IABBAU )を確定するために制御弁配列の将来の変化のために保持位置から第1または第
2圧力変化位置へ、または将来の変化時に第1または第2圧力変化位置から保持
位置へ現在進行中の制御過程中に考慮される。
【0015】 それに対する選択肢として、それぞれ検出された電流値が保持位置を規定する
電流のより高い値およびもしくはより低い値を確定するために制御弁配列の将来
の変化のために保持位置から第1または第2圧力変化位置へ、または将来の変化
時に第1または第2圧力変化位置から保持位置へ現在進行中の制御過程の終了後
、将来の制御過程で考慮することもできる。
電流のより高い値およびもしくはより低い値を確定するために制御弁配列の将来
の変化のために保持位置から第1または第2圧力変化位置へ、または将来の変化
時に第1または第2圧力変化位置から保持位置へ現在進行中の制御過程の終了後
、将来の制御過程で考慮することもできる。
【0016】 別の一実施態様において、それぞれ検出された電流値が保持位置を規定する電
流のより高い値およびもしくはより低い値を確定するために平均値の電流値を形
成するためさらに検出された電流値により数値決定された平均値形成の枠内で考
慮される。
流のより高い値およびもしくはより低い値を確定するために平均値の電流値を形
成するためさらに検出された電流値により数値決定された平均値形成の枠内で考
慮される。
【0017】 さらに、それぞれ検出された電流値が保持位置を規定する電流のより高い値お
よびもしくはより低い値を確定するために平均値の電流値を形成するためさらに
検出された電流値によりスライド式の平均値形成の枠内で考慮される場合、好ま
しいとすることができる。
よびもしくはより低い値を確定するために平均値の電流値を形成するためさらに
検出された電流値によりスライド式の平均値形成の枠内で考慮される場合、好ま
しいとすることができる。
【0018】 制御する場合の過度の偏差を排除し、かつそれにもかかわらず緩慢な変化(摩
擦、摩耗、温度影響などに基づく)を検出および考慮するため、それぞれの値が
所定の許容差域内にあるかどうか、または保持位置を規定する電流のより高い値
およびもしくはより低い値を確定するためにそれぞれ検出された電流値が平均値
の電流値を形成するために考慮される前に、目下の変化傾向と一致しているかど
うかが検査される場合に好ましい。
擦、摩耗、温度影響などに基づく)を検出および考慮するため、それぞれの値が
所定の許容差域内にあるかどうか、または保持位置を規定する電流のより高い値
およびもしくはより低い値を確定するためにそれぞれ検出された電流値が平均値
の電流値を形成するために考慮される前に、目下の変化傾向と一致しているかど
うかが検査される場合に好ましい。
【0019】 この発明のさらなる性質、長所、特徴および変形可能性が目下優先されたこの
発明の一実施態様の次の記述を利用して図面を参照し説明される。
発明の一実施態様の次の記述を利用して図面を参照し説明される。
【0020】 図1に概略的を示した車両ブレーキ装置において、ブレーキペダル1は、制御
要素を介してブレーキ圧力供給ユニット2を制御するために利用される。ブレー
キ圧力供給ユニット2はブレーキシリンダ25を有し、その中でプランジャ28
が圧力室29を制限する。圧力室29は貯蔵容器27からブレーキ液を供給され
る。圧力室29からブレーキ管3が車両のホイールブレーキ4へ通ずる。
要素を介してブレーキ圧力供給ユニット2を制御するために利用される。ブレー
キ圧力供給ユニット2はブレーキシリンダ25を有し、その中でプランジャ28
が圧力室29を制限する。圧力室29は貯蔵容器27からブレーキ液を供給され
る。圧力室29からブレーキ管3が車両のホイールブレーキ4へ通ずる。
【0021】 ブレーキ管3内にはアンチロックおよび/またはトラクションコントロール装
置ABS/TCがブレーキ圧力供給ユニット2とホイールブレーキ4との間に配
設されている。アンチロックおよび/またはトラクションコントロール装置AB
S/TCは公知の方法で特に、ホイールブレーキ4内の圧力を調整するために、
電子制御装置ECUにより駆動されるバルブおよびポンプ配列を含む。これは、
センサ41を利用して検出され、かつ電子制御装置ECUに供給される、ホイー
ルブレーキ4に組込まれた車両ホイールの1つの回転挙動に依存して行われる。
置ABS/TCがブレーキ圧力供給ユニット2とホイールブレーキ4との間に配
設されている。アンチロックおよび/またはトラクションコントロール装置AB
S/TCは公知の方法で特に、ホイールブレーキ4内の圧力を調整するために、
電子制御装置ECUにより駆動されるバルブおよびポンプ配列を含む。これは、
センサ41を利用して検出され、かつ電子制御装置ECUに供給される、ホイー
ルブレーキ4に組込まれた車両ホイールの1つの回転挙動に依存して行われる。
【0022】 ブレーキ圧力供給ユニット2は、運転手によりブレーキペダル1を介して案内
された制御力を増幅するためのブレーキブースター21を有する。可動壁22は
ブレーキブースター21を負圧室23と圧力室24とに区画する。負圧を発生す
るために、負圧室は詳しく図示しない負圧源Vacに接続されている。オットー
エンジンを搭載した車両の場合、そのために吸気管内で原理に限定されて発生さ
れた真空が提供される。それに対し、ディーゼルエンジンまたは電気モータによ
り駆動される車両の場合、負圧源Vacとして付加的な真空ポンプが必要である
。ブレーキペダル1を操作する場合、ブレーキブースターは公知の方法で、圧力
室24が大気圧を供給され、可動壁22に圧力差が作用し、この圧力差がブレー
キペダル1に案内された制御力をアシストすることにより機能する。非操作状態
においてこの負圧室23と圧力室24とが相互に結合され、かつそれにより圧力
調整されるため、可動壁22に圧力差が作用しない。
された制御力を増幅するためのブレーキブースター21を有する。可動壁22は
ブレーキブースター21を負圧室23と圧力室24とに区画する。負圧を発生す
るために、負圧室は詳しく図示しない負圧源Vacに接続されている。オットー
エンジンを搭載した車両の場合、そのために吸気管内で原理に限定されて発生さ
れた真空が提供される。それに対し、ディーゼルエンジンまたは電気モータによ
り駆動される車両の場合、負圧源Vacとして付加的な真空ポンプが必要である
。ブレーキペダル1を操作する場合、ブレーキブースターは公知の方法で、圧力
室24が大気圧を供給され、可動壁22に圧力差が作用し、この圧力差がブレー
キペダル1に案内された制御力をアシストすることにより機能する。非操作状態
においてこの負圧室23と圧力室24とが相互に結合され、かつそれにより圧力
調整されるため、可動壁22に圧力差が作用しない。
【0023】 ブレーキブースター21はソレノイド配列26を介して電子的にも制御可能で
ある。ブレーキブースター21の電子的な制御可能性は、制動過程を自動的に、
つまりブレーキペダル1の操作に依存せずに実行することが可能になる。これは
、たとえばトラクションコントロール、走行力学制御または距離制御に利用する
ことができる。センサ装置11は、たとえばペダル行程、ペダル力またはペダル
制御速度のような、ブレーキペダル1の制御に関係する量を評価する電子制御装
置ECUで検出するため、たとえば特定のペダル制御速度の超過が基準として利
用される緊急状況においても制動を遂行するために具備されている。
ある。ブレーキブースター21の電子的な制御可能性は、制動過程を自動的に、
つまりブレーキペダル1の操作に依存せずに実行することが可能になる。これは
、たとえばトラクションコントロール、走行力学制御または距離制御に利用する
ことができる。センサ装置11は、たとえばペダル行程、ペダル力またはペダル
制御速度のような、ブレーキペダル1の制御に関係する量を評価する電子制御装
置ECUで検出するため、たとえば特定のペダル制御速度の超過が基準として利
用される緊急状況においても制動を遂行するために具備されている。
【0024】 そのためソレノイド配列26は、ブレーキブースター21をさまざまな制御位
置(I.、II.、III.)に持込むため、ここに詳しく図示しない制御弁を作動す
る。 − 圧力室24と負圧室23の連結が遮断され、かつ大気と圧力室24の連結が 開放され、その結果、可動壁22で圧力差が増成もしくは上昇される、第1のい
わゆる“上昇位置”(I.) − または圧力室24と負圧室23の連結が遮断され、かつ大気と圧力室24の 連結が遮断され、その結果、可動壁22に作用する圧力差が維持される、第2の
いわゆる“保持位置”(II.)へ − または圧力室24と負圧室23の連結が開放され、かつ大気と圧力室24の 連結が遮断され、その結果、圧力調整過程を介して可動壁22に作用する圧力差
が減少される、いわゆる“減少位置”(III.)へ。
置(I.、II.、III.)に持込むため、ここに詳しく図示しない制御弁を作動す
る。 − 圧力室24と負圧室23の連結が遮断され、かつ大気と圧力室24の連結が 開放され、その結果、可動壁22で圧力差が増成もしくは上昇される、第1のい
わゆる“上昇位置”(I.) − または圧力室24と負圧室23の連結が遮断され、かつ大気と圧力室24の 連結が遮断され、その結果、可動壁22に作用する圧力差が維持される、第2の
いわゆる“保持位置”(II.)へ − または圧力室24と負圧室23の連結が開放され、かつ大気と圧力室24の 連結が遮断され、その結果、圧力調整過程を介して可動壁22に作用する圧力差
が減少される、いわゆる“減少位置”(III.)へ。
【0025】 可動壁22で圧力差を調整する目的で制御弁をさまざまな制御位置(I.、II .、III.)に持込むため、電子制御装置ECUがソレノイド配列26を制御電 流ISOLLを流し、この制御電流ISOLLの変化がたとえばパルス幅変調により行わ
れる。その場合、ソレノイド配列26のアンカー上に磁力がかけられ、この磁力
がアンカーの位置決めを生ぜしめ、それに従って次に制御位置(I.、II.、III
.)が生じる。
れる。その場合、ソレノイド配列26のアンカー上に磁力がかけられ、この磁力
がアンカーの位置決めを生ぜしめ、それに従って次に制御位置(I.、II.、III
.)が生じる。
【0026】 ブレーキシリンダ25の圧力室29内で発生され、かつブレーキ管3内に案内
されたブレーキ圧力pISTは、センサ31を利用して検出され、ブレーキ圧力pI ST を所望の圧力値および/または圧力推移pSOLLに依存してソレノイド配列26
を流れる制御電流ISOLLの調整により制御するため、電子制御装置ECUに転送
される。
されたブレーキ圧力pISTは、センサ31を利用して検出され、ブレーキ圧力pI ST を所望の圧力値および/または圧力推移pSOLLに依存してソレノイド配列26
を流れる制御電流ISOLLの調整により制御するため、電子制御装置ECUに転送
される。
【0027】 閉じられた制御回路内の電子的に制御可能のブレーキブースター21の操作は
図2に示した。その場合、制御区間、ブレーキ圧力供給ユニット2から出る制御
量、ブレーキシリンダ25内で作られたブレーキ圧力pISTが連続的に検出され 、かつ案内量、所望の圧力値/推移pSOLLと比較される。この比較の結果が制御
装置Rに供給される制御誤差xdであり、この制御装置Rは電子制御装置ECU
の構成要素とすることができる。制御装置Rから出る調整量はソレノイド配列2
6を流れる制御電流ISOLLである。障害量zは主に、たとえば摩擦損失、許容差
、温度変動または特にブレーキブースター21の負圧室23内の圧力成分の変動
が含まれる外部の反応力の変動により引起される影響である。
図2に示した。その場合、制御区間、ブレーキ圧力供給ユニット2から出る制御
量、ブレーキシリンダ25内で作られたブレーキ圧力pISTが連続的に検出され 、かつ案内量、所望の圧力値/推移pSOLLと比較される。この比較の結果が制御
装置Rに供給される制御誤差xdであり、この制御装置Rは電子制御装置ECU
の構成要素とすることができる。制御装置Rから出る調整量はソレノイド配列2
6を流れる制御電流ISOLLである。障害量zは主に、たとえば摩擦損失、許容差
、温度変動または特にブレーキブースター21の負圧室23内の圧力成分の変動
が含まれる外部の反応力の変動により引起される影響である。
【0028】 図3による線図において横座標に行程と、縦座標にソレノイド配列26のアン
カーにかけられた、制御電流ISOLLの依存性で生じる磁力とを記載する。この場
合は磁力と制御電流との間に比例関係が成立するように形成された作動領域に関
係する理想化された概略表示である。さらに、電子的に制御可能のブレーキブー
スター21の制御曲線が記載されている。この制御曲線は合計で3つの分岐を有
する。垂直の分岐の場合、特定のアンカー位置x0に電流領域IABBAU<ISOLL <IAUFBAUが割当てられ、位置x0は正確に保持位置(II.)に相当する。左へ 垂直の分岐に接続される傾斜した分岐は、電流ISOLL>IAUFBAUに該当し、かつ
上昇位置(I.)にあり、それに対し垂直の分岐から右へ出る傾斜した分岐は電流
ISOLL<IABBAUに該当し、かつ減少位置(III.)を特徴づける。
カーにかけられた、制御電流ISOLLの依存性で生じる磁力とを記載する。この場
合は磁力と制御電流との間に比例関係が成立するように形成された作動領域に関
係する理想化された概略表示である。さらに、電子的に制御可能のブレーキブー
スター21の制御曲線が記載されている。この制御曲線は合計で3つの分岐を有
する。垂直の分岐の場合、特定のアンカー位置x0に電流領域IABBAU<ISOLL <IAUFBAUが割当てられ、位置x0は正確に保持位置(II.)に相当する。左へ 垂直の分岐に接続される傾斜した分岐は、電流ISOLL>IAUFBAUに該当し、かつ
上昇位置(I.)にあり、それに対し垂直の分岐から右へ出る傾斜した分岐は電流
ISOLL<IABBAUに該当し、かつ減少位置(III.)を特徴づける。
【0029】 すでに述べた摩擦、許容差、反応力などにより引起こされた障害影響に制限さ
れて、制御特性曲線が傾斜した分枝の領域でばらつきが取りつき、これが動作点
IABBAUおよびIAUFBAUの変位をもたらす。保持位置(II.)との関連でこの問題
に抗するため、好ましくはIHALTのために、算術平均値として電流IABBAUおよ びIAUFBAUが生じる電流が調整される。これと、特に動作点を決定する電流IAB BAU およびIAUFBAUを学習するための方法はドイツ連邦共和国特許第19527 493号公報により知られている。
れて、制御特性曲線が傾斜した分枝の領域でばらつきが取りつき、これが動作点
IABBAUおよびIAUFBAUの変位をもたらす。保持位置(II.)との関連でこの問題
に抗するため、好ましくはIHALTのために、算術平均値として電流IABBAUおよ びIAUFBAUが生じる電流が調整される。これと、特に動作点を決定する電流IAB BAU およびIAUFBAUを学習するための方法はドイツ連邦共和国特許第19527 493号公報により知られている。
【0030】 欠点として、ドイツ連邦共和国特許第19527493号公報で扱われた方法
は、電流IABBAUおよびIAUFBAUを単にそれぞれ走行開始時にイグニッションの スイッチ投入時または走行中に規則的な時間間隔で、電子的に制御可能のブレー
キブースター21のための駆動要望がない場合に、学習および記憶することに限
られている。次いで電子的に制御可能のブレーキブースター21のための駆動要
望がある場合、この方法で学習された電流値が保持位置(II.)から減少位置(I
II.)へそれぞれ移行する際ならびに保持位置(II.)から上昇位置(I.)へそれ
ぞれ移行する際、十分な制御挙動を達成するため第1調整量の設定に使用される
。前記障害影響によりここで電子的に制御可能のブレーキブースター21のため
の駆動要望が求められる持続時間中に、動作点IABBAUおよびIAUFBAUの変位が 引起される場合、緩慢な制御挙動がそれぞれ保持位置(II.)から減少位置(III
.)もしくは上昇位置(I.)へ移行する際に生じることがあり、それにより電子 的に制御可能のブレーキブースター21の出力挙動が全体的に悪化する。これは
、電子的に制御可能のブレーキブースター21のための駆動要望が比較的長い持
続時間で出される場合、特に当てはまり、トラクションコントロール、走行力学
制御または距離制御の実行時に十分その場合になることがある。
は、電流IABBAUおよびIAUFBAUを単にそれぞれ走行開始時にイグニッションの スイッチ投入時または走行中に規則的な時間間隔で、電子的に制御可能のブレー
キブースター21のための駆動要望がない場合に、学習および記憶することに限
られている。次いで電子的に制御可能のブレーキブースター21のための駆動要
望がある場合、この方法で学習された電流値が保持位置(II.)から減少位置(I
II.)へそれぞれ移行する際ならびに保持位置(II.)から上昇位置(I.)へそれ
ぞれ移行する際、十分な制御挙動を達成するため第1調整量の設定に使用される
。前記障害影響によりここで電子的に制御可能のブレーキブースター21のため
の駆動要望が求められる持続時間中に、動作点IABBAUおよびIAUFBAUの変位が 引起される場合、緩慢な制御挙動がそれぞれ保持位置(II.)から減少位置(III
.)もしくは上昇位置(I.)へ移行する際に生じることがあり、それにより電子 的に制御可能のブレーキブースター21の出力挙動が全体的に悪化する。これは
、電子的に制御可能のブレーキブースター21のための駆動要望が比較的長い持
続時間で出される場合、特に当てはまり、トラクションコントロール、走行力学
制御または距離制御の実行時に十分その場合になることがある。
【0031】 従って電子的に制御可能のブレーキブースターの性能挙動を改善するため、こ
の欠点の除去が望まれている。
の欠点の除去が望まれている。
【0032】 本発明に基づく方法は、まず第一に、制御中に保持位置(II.)から出発して 上昇位置(I.)が、および/または保持位置(II.)から出発して減少位置(III
.)が占められる各々の周期において、これらの電流値に依存して次の周期また は次の制御のための保持位置(II.)を規定するより高いおよび/またはより低 い電流値IAUFBAU、NEU、IABBAU、NEUを決定するため、保持位置(II.)から上昇
位置(I.)へ移行するために実際上の基準となる電流値IAUFBAU、ISTおよび/ま
たは保持位置(II.)から減少位置(III.)へ移行するために実際上の基準とな る電流値IABBAU、ISTが検出されることに基づく。
.)が占められる各々の周期において、これらの電流値に依存して次の周期また は次の制御のための保持位置(II.)を規定するより高いおよび/またはより低 い電流値IAUFBAU、NEU、IABBAU、NEUを決定するため、保持位置(II.)から上昇
位置(I.)へ移行するために実際上の基準となる電流値IAUFBAU、ISTおよび/ま
たは保持位置(II.)から減少位置(III.)へ移行するために実際上の基準とな る電流値IABBAU、ISTが検出されることに基づく。
【0033】 曖昧さを避けるため、ここで概念“制御”のもとに、駆動要望のための時間間
隔が電子的に制御可能のブレーキブースター21のために存在し、かつ概念“周
期”のもとに、ある“制御”内の可動壁22で圧力差の調整を目的としてそれぞ
れ上昇位置、保持位置または減少位置(I.、II.、III.)の調整が理解されてい ることを、この箇所で注記しておく。
隔が電子的に制御可能のブレーキブースター21のために存在し、かつ概念“周
期”のもとに、ある“制御”内の可動壁22で圧力差の調整を目的としてそれぞ
れ上昇位置、保持位置または減少位置(I.、II.、III.)の調整が理解されてい ることを、この箇所で注記しておく。
【0034】 長所および形成可能性が以下に一実施例を利用して説明される。そのため図4
に流れ図を具体的に示した。
に流れ図を具体的に示した。
【0035】 図4による流れ図は周期的に進行されるであろう。その場合NAUFBAUは制御中
に保持位置(II.)から上昇位置(I.)への移行数を検出するカウンタを意味し 、かつNABBAUは制御中に保持位置(II.)から減少位置(III.)への移行数を検
出するカウンタを意味する。SAUFBAUにより、制御中に保持位置(II.)から上 昇位置(I.)へ移行するための基準となる電流値IAUFBAUが合計される変数を表
している。それに従って、SABBAUで制御中に保持位置(II.)から減少位置(II
I.)へ移行するための基準となる電流値IABBAUが合計される。制御が非作動で ありもしくは終了される場合、初期化もしくは再初期化は、カウンタNAUFBAUお
よびNABBAUがリセットされ、かつ合計変数SAUFBAUおよびSABBAUが再びゼロに
設定される方法で行われる。
に保持位置(II.)から上昇位置(I.)への移行数を検出するカウンタを意味し 、かつNABBAUは制御中に保持位置(II.)から減少位置(III.)への移行数を検
出するカウンタを意味する。SAUFBAUにより、制御中に保持位置(II.)から上 昇位置(I.)へ移行するための基準となる電流値IAUFBAUが合計される変数を表
している。それに従って、SABBAUで制御中に保持位置(II.)から減少位置(II
I.)へ移行するための基準となる電流値IABBAUが合計される。制御が非作動で ありもしくは終了される場合、初期化もしくは再初期化は、カウンタNAUFBAUお
よびNABBAUがリセットされ、かつ合計変数SAUFBAUおよびSABBAUが再びゼロに
設定される方法で行われる。
【0036】 制御が能動的である場合、まず第一に、この現在の周期が保持位置(II.)か ら上昇位置(I.)への移行であるかどうか、または保持位置(II.)から減少位 置(III.)への移行であるかどうかが区別される。この両者がその場合でないと
き、進行が中断され、かつ次の周期により継続される。
き、進行が中断され、かつ次の周期により継続される。
【0037】 保持位置(II.)から上昇位置(I.)への移行であるかどうか、または保持位 置(II.)から減少位置(III.)への移行であるかどうかを区別するため、制御 偏差xdが評価される。制御偏差が負(xd<0)である場合、つまりブレーキ圧
pISTが所望の目標値pSOLLより小さい場合、保持位置(II.)から上昇位置(I.
)への移行がある。逆に制御偏差が正(xd>0)である場合、つまりブレーキ 圧pISTが所望の目標値pSOLLより大きい場合、保持位置(II.)から減少位置(
III.)への移行がある。
pISTが所望の目標値pSOLLより小さい場合、保持位置(II.)から上昇位置(I.
)への移行がある。逆に制御偏差が正(xd>0)である場合、つまりブレーキ 圧pISTが所望の目標値pSOLLより大きい場合、保持位置(II.)から減少位置(
III.)への移行がある。
【0038】 保持位置(II.)から上昇位置(I.)へ移行する場合、カウンタNAUFBAUが増 加され、かつ保持位置(II.)から上昇位置(I.)へ移行するための実際上の基 準となる、あらかじめ検出された電流値IAUFBAU、ISTが合計変数SAUFBAUに加算
される。それに続き合計変数SAUFBAUがカウンタNAUFBAUにより割られ、かつそ
の結果が新たに保持位置(II.)を規定するより高い電流値IAUFBAU、NEUとして 記憶される。
される。それに続き合計変数SAUFBAUがカウンタNAUFBAUにより割られ、かつそ
の結果が新たに保持位置(II.)を規定するより高い電流値IAUFBAU、NEUとして 記憶される。
【0039】 保持位置(II.)から減少位置(III.)への移行時も類似的に処理される。こ こでカウンタNABBAUが増加され、かつ保持位置(II.)から減少位置(III.)へ
移行するための実際上の基準となる電流値IABBAN、ISTが変数SABBAUで合計され
る。次にカウンタNABBAUで合計変数SABBAUを割った結果が新たに保持位置(II
.)を規定するより低い電流値IABBAU、NEUとして記憶される。
移行するための実際上の基準となる電流値IABBAN、ISTが変数SABBAUで合計され
る。次にカウンタNABBAUで合計変数SABBAUを割った結果が新たに保持位置(II
.)を規定するより低い電流値IABBAU、NEUとして記憶される。
【0040】 このように決定された新たな保持位置(II.)を規定するより高いもしくはよ り低い電流値IAUFBAU,NEU、IABBAU,NEUの継続処理はさまざまな方法で行うこ とができる。
【0041】 第1に現在の周期の中で算出された新たに保持位置(II.)を規定するより高 い電流値IAUFBAU、NEUがすでに保持位置(II.)から上昇位置(I.)への移行が 行われる次の周期で、もしくは現在の周期の中で新たに保持位置(II.)を規定 するより低い電流値IABBAU、NEUがすでに保持位置(II.)から減少位置(III.)
への移行が行われるその次に続く周期で第1の調整量として設定することができ
る。この方法により、連続的にかつそれにより非常に動的に動作点IAUFBAUもし
くはIABBAUの障害影響に制限された変位への適合が達成される。
への移行が行われるその次に続く周期で第1の調整量として設定することができ
る。この方法により、連続的にかつそれにより非常に動的に動作点IAUFBAUもし
くはIABBAUの障害影響に制限された変位への適合が達成される。
【0042】 第2に保持位置(II.)から上昇位置(I.)へ移行するために実際上の基準と なる電流値IAUFBAU、ISTもしくは保持位置(II.)から減少位置(III.)へ移行 するために実際上の基準となる電流値IABBAU、ISTが制御へ入った後、まず初め に所定の学習段階のために、初めにこの学習段階に続き新たに保持位置(II.) を規定するより高いもしくはより低い電流値IAUFBAU、NEU、IABBAU、NEUを第1 の調整量として設定するため観察することができる。その場合、次に制御の初め
に学習段階で決定された新たな保持位置(II.)を規定するより高いもしくはよ り低い電流値IAUFBAU、NEU、IABBAU、NEUを制御の終了まで第1の調整量として 変化させずに維持するか、または制御中に複数の学習段階を連続的に終了させ、
かつその場合に決定された新たなより高いもしくはより低い電流値IAUFBAU、NEU 、IABBAU、NEUをそれぞれ第1の調整量として設定する可能性がある。第1に挙 げた方法に比べ、ここでたしかに動作点IAUFBAUもしくはIABBAUの障害影響に 制限された変位に幾分少ない動的な適合が行われるが、しかし保持位置(II.) から上昇位置(I.)へ移行するために実際上の基準となる電流値IAUFBAU、ISTも
しくは保持位置(II.)から減少位置(III.)へ移行するために実際上の基準と なる電流値IABBAU、ISTの検出時に可能な不正確さが補償される。
に学習段階で決定された新たな保持位置(II.)を規定するより高いもしくはよ り低い電流値IAUFBAU、NEU、IABBAU、NEUを制御の終了まで第1の調整量として 変化させずに維持するか、または制御中に複数の学習段階を連続的に終了させ、
かつその場合に決定された新たなより高いもしくはより低い電流値IAUFBAU、NEU 、IABBAU、NEUをそれぞれ第1の調整量として設定する可能性がある。第1に挙 げた方法に比べ、ここでたしかに動作点IAUFBAUもしくはIABBAUの障害影響に 制限された変位に幾分少ない動的な適合が行われるが、しかし保持位置(II.) から上昇位置(I.)へ移行するために実際上の基準となる電流値IAUFBAU、ISTも
しくは保持位置(II.)から減少位置(III.)へ移行するために実際上の基準と なる電流値IABBAU、ISTの検出時に可能な不正確さが補償される。
【0043】 図4による流れ図で、保持位置(II.)から上昇位置(I.)への移行数にわた り、もしくは保持位置(II.)から減少位置(III.)への移行数にわたり学習段 階の持続時間を決定する可能性を示した。その場合カウンタNAUFBAUもしくはN ABBAU は予め決定可能の限度値NLIMITと比較される。カウンタNAUFBAUもしくは
NABBAUがこの限度値を超える場合、学習段階が終了したとみなされ、進行が中 断され、かつ次の周期で継続される。
NABBAUがこの限度値を超える場合、学習段階が終了したとみなされ、進行が中 断され、かつ次の周期で継続される。
【0044】 第3に、制御が非作動でありもしくは終了される場合、制御中(最後に)決定
された新たなより高いもしくはより低い電流値IAUFBAU、NEU、IABBAU、NEUが先 行の制御/群中(最後に)決定された新たなより高いもしくはより低い電流値/
群IAUFBAU、NEU、IABBAU、NEUにより、次の制御のためにより高いもしくはより 低い電流値IAUFBAU、INIT、IABBAU、INITを初期化値として決定するため、数値 決定されることを考慮することができる。このように決定された初期化値は、次
に後続の制御の第1の周期で調整される。
された新たなより高いもしくはより低い電流値IAUFBAU、NEU、IABBAU、NEUが先 行の制御/群中(最後に)決定された新たなより高いもしくはより低い電流値/
群IAUFBAU、NEU、IABBAU、NEUにより、次の制御のためにより高いもしくはより 低い電流値IAUFBAU、INIT、IABBAU、INITを初期化値として決定するため、数値 決定されることを考慮することができる。このように決定された初期化値は、次
に後続の制御の第1の周期で調整される。
【0045】 その場合、この数値決定はたとえば微分方程式の形式で先行する制御のより高
いもしくはより低い電流値IAUFBAU,NEU、IABBAU,NEUの特定数にわたり行うこ とができる。たとえばこの数値決定が10の先行する制御にわたり行われ、簡単
に平均値形成が実施される場合、より高いもしくはより低い電流値IAUFBAU,NEU 、IABBAU,NEUは先行する制御からそれぞれ係数1/10で数値決定される。
いもしくはより低い電流値IAUFBAU,NEU、IABBAU,NEUの特定数にわたり行うこ とができる。たとえばこの数値決定が10の先行する制御にわたり行われ、簡単
に平均値形成が実施される場合、より高いもしくはより低い電流値IAUFBAU,NEU 、IABBAU,NEUは先行する制御からそれぞれ係数1/10で数値決定される。
【0046】 IAUFBAU、INIT=1/10*[IAUFBAU,NEU(n)+IAUFBAU,NEU(n−1)+.
..+IAUFBAU,NEU(n−9)]もしくは IABBAU、INIT=1/10*[IABBAU,NEU(n)+IABBAU,NEU(n−1)+... +IABBAU,NEU(n−9)]
..+IAUFBAU,NEU(n−9)]もしくは IABBAU、INIT=1/10*[IABBAU,NEU(n)+IABBAU,NEU(n−1)+... +IABBAU,NEU(n−9)]
【0047】 しかしまた、この数値決定をさまざまな係数で行うことを考慮することができ
る。たとえば、より高いもしくはより低い電流値IAUFBAU,NEU、IABBAU,NEUが 直前の制御から係数9/10により、かつより高いもしくはより低い電流値IAU FBAU,NEU 、IABBAU,NEUが最後の制御から係数1/10により数値決定される方 法で、2つの先行する制御にわたり数値決定される場合である。
る。たとえば、より高いもしくはより低い電流値IAUFBAU,NEU、IABBAU,NEUが 直前の制御から係数9/10により、かつより高いもしくはより低い電流値IAU FBAU,NEU 、IABBAU,NEUが最後の制御から係数1/10により数値決定される方 法で、2つの先行する制御にわたり数値決定される場合である。
【0048】 IAUFBAU、INIT=1/10*IAUFBAU,NEU(n)+9/10*IAUFBAU,NEU(n −1)もしくは IABBAU、INIT=1/10*IABBAU,NEU(n)+9/10*IABBAU,NEU(n−1
)
)
【0049】 直前の制御からより高いもしくはより低い電流値IAUFBAU,NEU、IABBAU,NEU が、最後の制御からより高いもしくはより低い電流値IAUFBAU,NEU、IABBAU,NE U よりも大きく数値決定されることにより、1回の“逸脱値”がより高いもしく はより低い初期化値IAUFBAU、INIT、IABBAU、INITの決定を否定的に損わず、つ まりより高いもしくはより低い初期化値IAUFBAU、INIT、IABBAU、INITの重大な ジャンプ状の変化が避けられる長所がある。
【0050】 この数値決定を第1の10制御中に同一の数値決定係数、つまり1/10で行
い、かつその次に2制御に及ぶ数値決定に種々の数値決定係数で、つまりたとえ
ば9/10および1/10で移行することが、実際上特に好ましいことが証明さ
れた。
い、かつその次に2制御に及ぶ数値決定に種々の数値決定係数で、つまりたとえ
ば9/10および1/10で移行することが、実際上特に好ましいことが証明さ
れた。
【0051】 この箇所で、この関連性において提案された数値決定が当然類似の方法でそれ
ぞれ新たに保持位置(II.)を規定するより高いもしくはより低い電流値IAUFBA U、NEU 、IABBAU、NEUの決定時にも適用可能であることを指摘しておく。
ぞれ新たに保持位置(II.)を規定するより高いもしくはより低い電流値IAUFBA U、NEU 、IABBAU、NEUの決定時にも適用可能であることを指摘しておく。
【0052】 最後に、本発明に基づく電子的に制御可能のブレーキブースターの操作時に生
じる以下の長所を再度挙げることにする。
じる以下の長所を再度挙げることにする。
【0053】 一方で、動作点IAUFBAUもしくはIABBAUの最適の決定により、より短い応答 時間がそれぞれ保持位置(II.)から上昇位置(I.)もしくは減少位置(III.) への移行時に生じ、それにより電子的に制御可能のブレーキブースターの出力挙
動が全体的に著しく大きくならない規模で改善される。
動が全体的に著しく大きくならない規模で改善される。
【0054】 他方、学習可能性により動作点IAUFBAUもしくはIABBAUの変位が自動的に検 出および修正されるため、長時間効果の負の影響が除去される。これは特に電子
制御装置ECUまたはブレーキブースター21の交換が行われる場合でも、それ
に続いて修正された動作点IAUFBAUもしくはIABBAUが自動的に調整されるので 重要である。
制御装置ECUまたはブレーキブースター21の交換が行われる場合でも、それ
に続いて修正された動作点IAUFBAUもしくはIABBAUが自動的に調整されるので 重要である。
【0055】 さらに、本発明に基づく電子的に制御可能のブレーキブースターの操作が騒音
発生および精度に関し特に快適に進行することも自体当然のことである。
発生および精度に関し特に快適に進行することも自体当然のことである。
【図1】 概略的に電子的に制御可能のブレーキブースターを備えた車両ブレーキ装置を
示す。
示す。
【図2】 概略的に電子的に制御可能のブレーキブースターを操作するための簡単な制御
回路を示す。
回路を示す。
【図3】 概略的に電子的に制御可能のブレーキブースターの制御曲線を説明するための
線図を示す。
線図を示す。
【図4】 概略的に本発明に基づく電子的に制御可能のブレーキブースターの操作を説明
するための流れ図を示す。
するための流れ図を示す。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年4月6日(2000.4.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゴドレウスキー,グレゴール ドイツ連邦共和国、デー 56170 ベンド ルフ、エーリク‐レーガー‐シュトラーセ 9 (72)発明者 マーク,ローレンツ ドイツ連邦共和国、デー 70197 シュト ゥットガルト、グンテンベルクシュトラー セ 88/1 Fターム(参考) 3D046 BB00 BB28 BB29 CC02 HH00 HH02 HH16 HH36 JJ03 JJ21 LL02 LL10 3D048 BB00 CC26 EE14 HH09 HH18 HH66 HH74 RR01 RR06 RR11 RR25 RR29 RR35
Claims (7)
- 【請求項1】 − 可動壁(22)により互いに区画された負圧室(23) および圧力室(24)と、 − 電磁制御装置(26)を利用して制御可能であり、かつ圧力室と負圧室との 間の圧力差が調整可能である制御弁配列とを備え、 − この制御弁配列が電磁制御装置(26)を通って流れる電流(I)に依存し て − − 制御弁配列が保持位置を離れることなく、この電流がより高い値(IAUFB AU )とより低い値(IABBAU)との間の領域にある保持位置と、 − − 電流がより高い値(IAUFBAU)より大きい第1圧力変化位置と、 − − 電流がより低い値(IABBAU)より低い第2圧力変化位置とを占め、 − 制御弁配列の変化時に保持位置から第1または第2圧力変化位置へ、または 第1または第2圧力変化位置から保持位置へ変化時に、それぞれの変化が実際に
起る電流値(I)が検出され、 − この検出された電流値(I)が保持位置を規定する電流のより高い値(IAUF BAU )およびもしくはより低い値(IABBAU)を確定するために将来的に対応する
制御弁配列の変化のために考慮されることを特徴とする電子的に制御可能なブレ
ーキブースター。 - 【請求項2】 − 第1圧力変化位置が圧力上昇位置であり、 かつ − 第2圧力変化位置が圧力減少位置であることを特徴とする請求項1による電 子的に制御可能なブレーキブースター。
- 【請求項3】 − それぞれ検出された電流値(I)が保持位置を規定する 電流のより高い値(IAUFBAU)およびもしくはより低い値(IABBAU)を確定す るために保持位置から第1または第2圧力変化位置への制御弁配列の将来の変化
のために、または第1または第2圧力変化位置から保持位置への変化時に現在進
行中の制御過程中に考慮されることを特徴とする請求項1または2による電子的
に制御可能なブレーキブースター。 - 【請求項4】 − それぞれ検出された電流値(I)が保持位置を規定する 電流のより高い値(IAUFBAU)およびもしくはより低い値(IABBAU)を確定す るために保持位置から第1または第2圧力変化位置への制御弁配列の将来の変化
のために、または第1または第2圧力変化位置から保持位置への変化時に現在進
行中の制御過程の終了後、将来の制御過程において考慮されることを特徴とする
請求項1、2または3による電子的に制御可能なブレーキブースター。 - 【請求項5】 − それぞれ検出された電流値(I)が保持位置を規定する 電流のより高い値(IAUFBAU)およびもしくはより低い値(IABBAU)を確定す るためにさらに検出された電流値により数値決定された平均値形成の枠内で平均
値の電流値を形成するために考慮されることを特徴とする請求項1、2、3また
は4による電子的に制御可能なブレーキブースター。 - 【請求項6】 − それぞれ検出された電流値(I)が保持位置を規定する 電流のより高い値(IAUFBAU)およびもしくはより低い値(IABBAU)を確定す るためにさらに検出された電流値によりスライド式の平均値形成の枠内で平均値
の電流値を形成するために考慮されることを特徴とする請求項1、2、3または
4に記載の電子的に制御可能なブレーキブースタ。 - 【請求項7】 − それぞれの値が所定の許容差域内にあるかどうか、また は保持位置を規定する電流のより高い値(IAUFBAU)およびもしくはより低い値
(IABBAU)を確定するためにそれぞれ検出された電流値(I)が平均値の電流 値の形成に考慮される前に、現在の変化傾向と一致しているかどうかが検査され
ることを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6に記載の電子的に制御可
能なブレーキブースター。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19744054.1 | 1997-10-06 | ||
DE19744054A DE19744054C1 (de) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | Elektronisch steuerbarer Bremskraftverstärker |
PCT/EP1998/006223 WO1999017972A1 (de) | 1997-10-06 | 1998-09-30 | Elektronisch steuerbarer bremskraftverstärker |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001519273A true JP2001519273A (ja) | 2001-10-23 |
Family
ID=7844708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000514808A Pending JP2001519273A (ja) | 1997-10-06 | 1998-09-30 | 電子的に制御可能のブレーキブースター |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6185498B1 (ja) |
EP (1) | EP1021328B1 (ja) |
JP (1) | JP2001519273A (ja) |
KR (1) | KR20010030952A (ja) |
BR (1) | BR9813847A (ja) |
DE (2) | DE19744054C1 (ja) |
ES (1) | ES2172221T3 (ja) |
WO (1) | WO1999017972A1 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19744053C1 (de) * | 1997-10-06 | 1998-10-22 | Lucas Ind Plc | Bremskraftverstärker |
DE19750383C1 (de) * | 1997-11-13 | 1998-12-24 | Lucas Ind Plc | Pneumatischer Bremskraftverstärker mit verringerter Ansprechkraft |
DE19858649C1 (de) * | 1998-12-18 | 2000-06-15 | Lucas Ind Plc | Elektronisch steuerbarer Bremskraftverstärker |
JP3700523B2 (ja) * | 2000-02-25 | 2005-09-28 | 株式会社日立製作所 | 倍力装置の制御装置 |
JP3861609B2 (ja) * | 2001-02-28 | 2006-12-20 | 株式会社日立製作所 | ブレーキ倍力装置の制御装置 |
CN101370695B (zh) * | 2006-01-20 | 2012-06-20 | 大陆-特韦斯贸易合伙股份公司及两合公司 | 真空制动力放大器及其运行方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4324205A1 (de) * | 1993-07-19 | 1995-01-26 | Teves Gmbh Alfred | Bremsanlage für Kraftfahrzeuge |
DE4430461A1 (de) | 1994-08-27 | 1996-02-29 | Teves Gmbh Alfred | Verfahren zur Steuerung des Bremsdrucks in Abhängigkeit von der Pedalbetätigungsgeschwindigkeit |
DE19527493A1 (de) * | 1995-07-27 | 1997-01-30 | Lucas Ind Plc | Elektromagnetische Betätigungseinrichtung |
DE19611360C2 (de) * | 1996-03-22 | 1998-01-29 | Daimler Benz Ag | Einrichtung zur Betätigung der Bremsanlage eines Straßenfahrzeuges |
US5969443A (en) | 1996-07-15 | 1999-10-19 | Lucas Industries Public Limited Company | Electromagnetic actuating device |
-
1997
- 1997-10-06 DE DE19744054A patent/DE19744054C1/de not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-09-30 DE DE59802667T patent/DE59802667D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1998-09-30 EP EP98951482A patent/EP1021328B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1998-09-30 WO PCT/EP1998/006223 patent/WO1999017972A1/de not_active Application Discontinuation
- 1998-09-30 KR KR1020007003698A patent/KR20010030952A/ko not_active Application Discontinuation
- 1998-09-30 ES ES98951482T patent/ES2172221T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1998-09-30 BR BR9813847-2A patent/BR9813847A/pt not_active Application Discontinuation
- 1998-09-30 JP JP2000514808A patent/JP2001519273A/ja active Pending
-
2000
- 2000-03-31 US US09/540,277 patent/US6185498B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ES2172221T3 (es) | 2002-09-16 |
DE59802667D1 (de) | 2002-02-21 |
WO1999017972A1 (de) | 1999-04-15 |
BR9813847A (pt) | 2000-10-03 |
KR20010030952A (ko) | 2001-04-16 |
EP1021328B1 (de) | 2002-01-16 |
EP1021328A1 (de) | 2000-07-26 |
DE19744054C1 (de) | 1998-10-22 |
US6185498B1 (en) | 2001-02-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4850656A (en) | Anti-slip control device for drive wheels of automotive vehicle | |
JP4792801B2 (ja) | 車両の速度制御装置 | |
US4971164A (en) | Controller for reducing acceleration slippage of a driven wheel | |
US6120414A (en) | Negative pressure control apparatus for brake booster | |
JPH0692751B2 (ja) | 加速スリツプ制御装置 | |
JPH0686187B2 (ja) | 定速走行制御装置 | |
JP2001519273A (ja) | 電子的に制御可能のブレーキブースター | |
US6186601B1 (en) | Vehicle brake system of a motor vehicle | |
EP2048050A1 (en) | Brake control apparatus and process | |
JPH106966A (ja) | ブレーキ装置の操作装置 | |
CN107010025B (zh) | 车辆用停车控制装置 | |
US20180201244A1 (en) | Vehicle brake control device | |
US20060145533A1 (en) | Method and device for controlling at least one wheel-brake unit of a vehicle | |
US4854411A (en) | Device for determining whether a motor vehicle is on an uphill road upon starting of the vehicle | |
JP4682641B2 (ja) | 車両のトラクション制御装置 | |
JP2001519270A (ja) | 電子制御可能なブレーキブースタ | |
US6367893B1 (en) | Brake booster pressure control apparatus | |
JP2002054758A (ja) | 電磁弁制御装置 | |
CN103381804A (zh) | 制动控制装置 | |
US6568182B2 (en) | Electronically controllable brake booster | |
US5836660A (en) | Method for determining a triggering threshold value for an automatic brake application | |
JP4092456B2 (ja) | 制動制御装置 | |
JP3777771B2 (ja) | 制動力制御装置 | |
JP2001519271A (ja) | 電子制御可能なブレーキブースタ | |
JP2001519274A (ja) | 電子的に制御可能なブレーキブースター |