JP2001518647A - レーザビームパワー減衰機構を有する光学スキャナシステム - Google Patents

レーザビームパワー減衰機構を有する光学スキャナシステム

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JP2001518647A
JP2001518647A JP2000514457A JP2000514457A JP2001518647A JP 2001518647 A JP2001518647 A JP 2001518647A JP 2000514457 A JP2000514457 A JP 2000514457A JP 2000514457 A JP2000514457 A JP 2000514457A JP 2001518647 A JP2001518647 A JP 2001518647A
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lens
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laser
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ユン・ジョン・リ
ポール・シー・シューバート
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イーストマン コダック カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 走査面(66)に画像を露光するための光学スキャナアッセンブリ(50)。光学スキャナアッセンブリ(50)は、走査面(66)に露光される画像を表すレーザビーム(88)を生成するためのレーザ機構(76)を含む。レーザビーム(88)は、レーザ機構(76)と走査面(66)との間の光路を定める。レーザビーム形状調整システム(78、80)は、レーザビーム(88)を走査面(66)に集束させ、かつレーザビームを形状調整するために光路に沿って配置される。走査及び指向システム(82)は、レーザビーム(88)を走査面(66)に指向させ、かつレーザビーム(88)を画像形式のパターンで走査面(66)全体に渡って走査するために設けられる。単体減衰機構(290)は、レーザビーム(88)のパワーを減衰するために光路に沿って配置され、ここで可変濃度の単体減衰機構(290)は、線形濃度のくさびである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) 本発明は、全体として、光学スキャナアッセンブリ及び該スキャナを組み込む
レーザ画像形成システムに関する。特に、本発明は、医療用画像形成システムに
おける使用に適した、可変濃度減衰器を含む単体レーザビームパワー減衰機構を
有する内部ドラムタイプの光学スキャナアッセンブリに関する。
【0002】 通常、磁気共鳴法(MR)、コンピュータ断層撮影法(CT)又は他のタイプのス
キャナにより生成されるデジタル画像データから写真画像を作成するために、レ
ーザ画像形成システムが使用される。このタイプのシステムは、典型的には、感
光フィルムに画像を露光する連続トーン式レーザ撮像装置と、上記フィルムを現
像するフィルムプロセッサと、上記レーザ撮像装置及びフィルムプロセッサの動
作を調整する画像管理サブシステムとを有するものである。
【0003】 上記デジタル画像データは、走査された画像をあらわす一連のデジタル画像値
である。上記画像管理サブシステム内の画像処理エレクトロニクスは、一連のデ
ジタルレーザ駆動値(すなわち露光量)を生成するために、上記画像データの値を
処理する。該デジタルレーザ駆動値は、レーザスキャナへ入力される。上記レー
ザスキャナは、画像をフィルムに露光すべく、ラスタパターンで感光フィルムを
走査するために、デジタルレーザ駆動値に応答する。
【0004】 医療用画像形成業界で使用される連続トーン画像は、非常に厳密な画質要件を
有している。透明フィルムにプリントするレーザ撮像装置は、ラスタフォーマッ
トで画像を露出させる。ラスタフォーマットのラインの間隔は、1マイクロメー
タよりも良好になるように制御される必要がある。加えて、その画像は、観察者
がいかなる欠陥も見つけることができない程度に、一様に露出させられる必要が
ある。医療用画像形成の場合、観察者は、専門的な画像分析者(例えば放射線医)
である。
【0005】 光学走査アッセンブリは、感光フィルム上の画像の一様な露光を提供するため
に用いられる。光学走査アッセンブリは、フィルム上への画像の一様な露光のた
めに、レーザシステムを独特の光学的な構成(すなわちレンズ及びミラー)と結合
するものである。医療用画像形成業界にて求められる性能レベルを実現すべく利
用される従来の光学走査アッセンブリは、複雑な走査システムに組み込まれる高
価な部品を採用する。かかるシステムは、レーザビームを移動する又は静止した
感光フィルム上へ指向させるために、多くの場合、複雑な複数面を有するミラー
及びレンズの構成を結合する。
【0006】 医療用画像形成用に利用される公知のレーザ撮像装置は、ポリゴンスキャナ又
はガルバノメータスキャナ(galvanometer scanner)を有する。例えば、一般的に
用いられるポリゴンスキャナの構成は、連続したラスタラインを、移動している
感光フィルム上に繰返し露光するポリゴンミラーを有している。光学的な構成は
、レーザビームをフラットな画像ライン上でレーザビームの焦点を合せ、ポリゴ
ンにおける小面との小面との角度のエラーを補正する必要がある。これらの機能
は、通常、高価で精密な反射防止用の下塗りを備えたガラスレンズの結合を用い
て実現されている。上記フィルムは、該フィルムが走査用レーザビームの焦点距
離に置かれたローラ上で一定速度で移動させられる。上記フィルムは、約0.5
%より大きいままの面速度で移動させられる必要がある。フィルムガイド、位置
センサ又はニップローラ(nip roller)に衝撃が与えられることにより引き起こさ
れるような、フィルムの移動における一瞬の乱れ又は摂動は、露光された画像に
おける深刻な「技術的な誤り(glitch)」をもたらし、画像の品質を低下させる可
能性を有する。このような摂動を回避するには、画像形成中のフィルムの経路が
、かかる支障とは無関係にあることが必要である。このようなフィルムの経路は
、しばしば、レーザ画像形成デバイスにおいて、相当な規模のスペースを占める
【0007】 レーザ画像形成に用いられる光学スキャナのまた別の公知例は、デュアル・ガ
ルバノメータ(dual-galvanometer)の構成を備えたガルバノメータ光学走査アッ センブリを有するものである。デュアル・ガルバノメータの構成は、上記ラスタ
ラインを形成するために、レーザビームを繰返し通過させる1つのガルバノメー
タミラーを有し、また、一方、第2の遅く移動するガルバノメータミラーは、ラ
スタラインを写真フィルムのページの下方へ偏向させる。露光中に動作しないよ
うに保持されるフィルムは、通常、両方向において画像領域を平坦にする必要を
回避するために、湾曲したプラテンに保持される。フィルムの動作による問題が
解消される一方、上記フィルムが直ぐに一方向のみに曲げられるため、かかる構
成では、その作用に際して、領域を平坦にする光学構成の使用が必要になる。他
方、ガルバノメータの使用によれば、ポリゴンを基礎とするスキャナのシステム
において見い出される小面と小面とのエラーの問題の抑制がもたらされる。正確
なポリゴンスピナ(polygon spinner)等のガルバノメータは、精密器械であり、 そのため、製造するのに非常にコストがかかる。
【0008】 レーザ画像形成デバイスの既知の欠点を考慮して、スキャナの設計に内在する
エラーを補正するために、高価なミラーおよび光学的な構成に依存しない光学ス
キャナを有することが望ましい。また、並外れた規模のスペースを要さず、上記
フィルム経路からの技術的な誤りの干渉によるスペースの考慮を要しない、レー
ザ撮像装置に使用するための光学スキャナを有することが望ましい。更に、医療
用画像形成業界の画質要件を満たすレーザ撮像装置とともに使用する光学スキャ
ナを有することが望ましい。
【0009】 (発明の概要) 本発明は、レーザ撮像装置において使用するために単体のレーザパワー減衰機
構を有する光学スキャナアッセンブリを提供する。光学スキャナアッセンブリは
、医療用画像形成業界の画質要件を満たす画像を生成することができる。さらに
、本発明に係る光学スキャナの新規の構成は、製造に非常に費用のかかる、また
は複雑なスキャナーおよびレンズシステムの使用を必要としない。
【0010】 1つの典型的な実施の形態において、本発明は、1つの典型的な実施の形態に
おいて、本発明は、走査面上に画像を露光するための光学スキャナアッセンブリ
を含む。光学スキャナアッセンブリは、走査面に露光される画像を表すレーザビ
ームを生成するためのレーザ機構を含む。レーザビームは、レーザビーム機構部
と走査面との間の光路を定める。レーザビーム形状調整システムは、レーザビー
ムを走査面に集束させ形状調整するために、光路に沿って配置される。走査及び
指向システムは、レーザビームを走査面に向けかつレーザビームを画像形式のパ
ターンで走査面全体を走査するために設けられる。可変濃度の単体減衰機構はレ
ーザビームのパワー減衰のために、光路に沿って配置される。ここにおいて、単
体減衰機構は、線形濃度のくさび(linear density wedge)である。
【0011】 レーザビーム形状調整システムは、第1方向についてレーザビームを形状調整
し集束させるために、光路に沿って配置される第1シリンダレンズと、第2方向
についてレーザビームを形状調整し集束させるために、光路に沿って配置される
第2シリンダレンズとを含む。単体減衰機構は、第2シリンダレンズと同じ方向
に向けられた減衰方向を有する。1つの好ましい適用例において、単体減衰機構
は、第2シリンダレンズに隣接して置かれる。第2シリンダレンズは、走査面に
焦点を有し、ここにおいて、単体減衰機構と第2シリンダレンズとの組み合わせ
は、走査面上の焦点に影響を与えない。
【0012】 単体減衰機構は、調整可能である。1つの実施の形態において、光学スキャナ
アッセンブリは、レーザビームのパワー減衰量を調整するために、単体減衰機構
に結合される調整機構部を含む。単体減衰機構を調整するための調整機構部は、
光路に対して垂直な方向における単体減衰機構の位置を調整する。単体減衰機構
を調整するための調整機構部は、スクリュモータを含むことが可能である。
【0013】 単体減衰機構は、非常に奇抜な濃度減衰機構を含んでもよい。単体減衰機構は
、第1端と第2端とを含み、ここで減衰の程度は、第1端から第2端の間で変化
する。1つの実施の形態において、単体減衰機構は、レーザビームがそこを通過
するように光路に対して実質的に垂直に配置され、ここにおいて、レーザビーム
の減衰は、レーザビームが第1端に最も近い位置から第2端に最も近い位置まで
動かされるにつれて、大きくなる。
【0014】 単体減衰機構は、第1面と第2面を有し、ここにおいてレーザビームが第1端
から第2端へ単体減衰機構を通過する際に、単体減衰機構はレーザビームの位置
を変える。
【0015】 単体減衰機構は、主要面(major surface)を有する減衰器の支持基層をさらに 含む。反射率が変化する材料は、主要面を被覆する。支持基層は、ガラスで構成
されることが可能である。反射率が変化する材料は、金属性の材料であってもよ
い。1つの実施の形態において、減衰支持基層は、第1端と第2端とを含む。こ
こにおいて、反射率が変化する材料の反射濃度は、第1端から第2端へ進むにつ
れて増加する。別の実施の形態において、単体減衰機構は、部分的に透過性を有
する。減衰支持基層は、第1端と第2端とを含み、ここにおいて、反射率が変化
する材料の透過特性は、第1端から第2端へ進むにつれて減少する。
【0016】 別の典型的な実施の形態において、本発明は、感光フィルムに画像を露光する
ために内部ドラムタイプのスキャナにおいて使用される光学スキャナアッセンブ
リを含む。光学スキャナアッセンブリは、感光フィルムに露光される画像を表す
レーザビームを生成するためのレーザ機構を含む。レーザビームは、レーザ機構
と感光フィルムとの間の光路を定める。レーザビーム形状調整システムは、レー
ザビームを集束させかつ形状調整するために光路に沿って配置される。走査及び
指向システムは、感光フィルム全体に渡って画像形式のパターンで放射状にレー
ザビームを向けかつ走査するために、設けられる。単体減衰機構は、第1端と第
2端とを有する。ここで、第1端から第2端へ減衰の程度が変化する単体減衰機
構が設けられる。単体減衰機構は、レーザビームのパワー減衰のために光路に沿
って配置される。単体減衰機構は、調整可能であってもよい。
【0017】 また別の典型的な実施の形態において、本発明は、レーザ画像形成システムで
ある。レーザ画像形成システムは、フィルム供給機構部と、フィルム露光機構部
と、フィルム処理機構部と、フィルム受取り領域とを含む。フィルム送りシステ
ムは、フィルム供給機構部と、フィルム露光機構部と、フィルム処理機構部と、
フィルム受取り領域との中で感光フィルムを動かすために設けられる。フィルム
露光機構部は、光学スキャナアッセンブリを含む。光学スキャナアッセンブリは
、そこを通過するレーザビームを減衰させるために単体減衰機構を有する。好ま
しくは、光学スキャナアッセンブリは、内部ドラムタイプのスキャナである。
【0018】 (好ましい実施の形態の詳細な説明) 図1は、医療用画像形成業界で使用するのに適した、光学スキャナアッセンブ
リを含むレーザー画像形成システム30の、本発明に基づく典型的な実施の形態
を図解する正面図である。画像形成システム30は、フィルム供給機構部32と
、フィルム露光アッセンブリ34と、フィルム処理部36と、フィルム受取り領
域38と、フィルム送りシステム40とを含む。フィルム供給機構部32と、フ
ィルム露光アッセンブリ34と、フィルム処理部36と、フィルム送りシステム
40の全ては、画像形成システムハウジング42内に配置される。
【0019】 感光フィルムは、フィルム供給機構部32内に格納される。フィルム送りシス
テム40により、感光フィルムは、フィルム露光アッセンブリ34と、フィルム
処理部36と、フィルム受取り領域38との間で動かされる。フィルム送りシス
テム40は、破線44によって示されるフィルム送りパスに沿ってフィルムの輸
送を補助するローラーシステム(図示せず)を含んでもよい。フィルム送りパス
44に沿ったフィルムの輸送方向は、矢印46によって示される。特にフィルム
供給機構部32は、フィルム送りパス44に沿ってフィルムをフィルム露光アッ
センブリ34に供給するための装置(図示せず)を含む。フィルム露光アッセン
ブリ34は、本発明にしたがって、光学スキャナアッセンブリを用いて感光フィ
ルムに望ましい画像を露光する。感光フィルムへの望ましい画像の露光後、感光
フィルムは、フィルム送りパス44に沿ってフィルム処理部36に移される。フ
ィルム処理部36は、感光フィルムの画像を現像する。フィルムの現像後、感光
フィルムは、フィルム受取り領域38に運ばれる。
【0020】 図2において、光学スキャナアッセンブリを含むフィルム露光アッセンブリ3
4の、本発明に基づく典型的な実施の形態の上斜視図が図示されている。フィル
ム露光アッセンブリ34は、内部ドラムタイプの構成を有する。図示されている
典型的な実施の形態において、フィルム露光アッセンブリ34は、フィルムの露
光のためにドラム54内に取りつけられた、オプティクス並進システム52に機
械的に結合される光学スキャナアッセンブリ50(図3においてもっとよく分か
る)を含む。ドラム54の曲率中心は、ドラムの長手方向の軸に沿って配置され
、破線56で示されている。走査プロセス中、オプティクス並進システム52は
、矢印58によって示される長手方向の軸56に沿って、光学スキャナアッセン
ブリ50を動かすために作動し、走査後、光学スキャナアッセンブリ50を、矢
印60によって示される長手方向の軸56に沿って開始位置に戻す。
【0021】 図3についても説明する。図3にはフィルム露光アッセンブリ34の端面図が
示されている。ドラム54は、ドラム内面64を有するフィルムプラテン62を
含む。感光フィルム66の露光中に、感光フィルム66は、円筒形または部分的
に円筒形であるドラム内面64にもたれて支えられている。
【0022】 一般に、感光フィルム66は、ドラム内面のフィルムプラテンにもたれて支え
られている。光学スキャナアッセンブリ50は、ドラムの長手方向の軸56に沿
って配置されるドラム54の曲率中心から放射状に(68で示される)走査レー
ザビームを放射する。光学スキャナアッセンブリ50は、円筒形ドラムの長手方
向の軸56の回りを回転することによって、ラスタラインで露光される画像を表
す画像データを含むレーザビームを走査する。光学スキャナアッセンブリ56は
、ドラム内面64に配置される感光フィルム66上の画像をラスタラインで走査
する際に、オプティクス並進システム52は、感光フィルムに全画像を露光する
ために、光学スキャナアッセンブリ50を長手方向の軸56に沿って動かす。本
発明に基づく光学スキャナアッセンブリは、本明細書において後により詳細に記
載される。
【0023】 1つの典型的な実施の形態において、ドラム内面上のフィルム露光領域は、横
17インチ(43.2cm)縦14インチ(35.6cm)の感光フィルムを露
光するのに適した横17インチ(43.2cm)縦14インチ(35.6cm)
である。ここで開示されている典型的な実施の形態において、フィルムは、縦方
向に露光される。特に、フィルムの14インチ(35.6cm)端が露光モジュ
ールに供給されてから、その後17インチ(43.2cm)方向に走査されるの
で、走査されたラスタラインは、縦方向に現れる。レーザビームは、感光フィル
ムを横切るように17インチ(43.2cm)露光するために、ドラム内面を横
切って180°走査される。オプティクス並進システムは、感光フィルム上の望
ましい1つ/複数の画像を完全に露光するために、ドラム内面の曲率中心に配置
される長手方向の軸に沿って、光学スキャナアッセンブリを14インチ(35.
6cm)動かす。
【0024】 感光フィルムは、レーザビーム光に感光する感光フィルムであってもよい。1
つの典型的な実施の形態において、フィルムは、乾燥銀もしくはその他の感熱材
料の感光乳剤で覆われたポリマーまたは紙ベースを有するフォトサーモグラフィ
ックフィルム(photothermographic film)である。本発明に基づいて光学スキャ ナアッセンブリとともに医療用画像処理において使用するのに適した1つの既知
のフィルムは、ミネソタ州オークデール(Oakdale, Minnesota)のイメーションコ
ーポレイション(Imation Corp.)製造のドライビューイメージングフィルム(Dryv
iew Imaging Film)(DVBまたはDVC)という商品名で市販されている。
【0025】 光学スキャナアッセンブリと、光学スキャナアッセンブリの構成部品と、光学
スキャナアッセンブリの操作は、以下のパラグラフにおいて詳細に記載される。
【0026】 光学スキャナアッセンブリ 1.レーザビーム形状調整及び指向システム 本発明に基づく光学スキャナアッセンブリは、レーザビーム形状調整及び指向
システムを含む。図4において、本発明に基づくレーザビーム形状調整及び指向
システムの典型的な実施の形態のブロック図が70と示されている。図4におい
て図示されているように、レーザビーム形状調整及び指向システムは、コントロ
ーラ72と、レーザドライバ74と、レーザアッセンブリ76と、第1光学機構
部78と、第2光学機構部80と、感光フィルム66に対して光学的な位置に位
置決めされる走査及び指向システム82とを含む。コントローラ72は、感光フ
ィルム66に露光される画像を示す画像信号84をレーザドライバ74に出力す
る。さらにコントローラ72は、走査及び指向システム82に対して85で示さ
れる制御信号を出入力する。レーザドライバ74は、画像信号84に反応して出
力ドライバ信号86をレーザアッセンブリ76に出力する。出力ドライバ信号8
6に反応して、レーザアッセンブリ76は、感光フィルム66に露光される画像
を表すレーザビームを放射する(生成する)。第1光学機構部78と、第2光学
機構部80と、走査及び指向システム82はいっしょに作用して、感光フィルム
66に望ましい1つまたは複数の画像を露光するためのレーザビーム88を形状
調整し、集束させ、指向させる。
【0027】 第1光学機構部と第2光学機構部は、2つの別々の方向についてレーザビーム
を形状調整し、それらのビームが一般的に互いに直交する。第1光学機構部78
は、フィルム66において第1方向についてレーザビーム88を集束させるため
に、(第2方向ではなく)第1方向についてレーザビーム88を形状調整するよ
うに作用するレンズシステムを含む。第2光学機構部80は、感光フィルム66
において第2方向についてレーザビーム88を集束させるために、(第1方向で
なく)第2方向についてレーザビーム88を形状調整するように作用するレンズ
システムを含む。走査及び指向システム82は、スキャナとミラーのシステムを
含む。このシステムは、フィルム66の望ましい位置にレーザビーム88を指向
させ、フィルム66に望ましい画像を露光するためにフィルム面全体に渡ってラ
スタパターンでレーザビーム88を走査する。
【0028】 図5において、本発明に基づく光学スキャナアッセンブリのレーザビーム形状
調整及び指向システムの1つの典型的な実施の形態の斜視図が一般的に図示され
ている。図5において図示されているように、レーザビームの形状調整及び指向
システム70は、レーザダイオード132と、レーザコリメータ134と、レン
ズL1と、レンズL2と、折りたたみ式ミラーM1と、スキャナモータ138と
スキャナミラーM2とを含むスキャナアッセンブリ136と、フレキシブルレン
ズL3と、フィードバックセンサ140と、吸収面142と、吸収面144とを
含む。図5において図示されているように、レーザダイオード132とレーザコ
リメータ134は、レーザアッセンブリ76を含む。第1光学機構部78は、レ
ンズL1とレンズL3を含む。第2光学機構部80は、レンズL2を含む。走査
及び指向システム82は、折りたたみ式ミラーM1と、スキャナモータ138と
スキャナミラーM2とを含むスキャナアッセンブリ136とを含む。
【0029】 レーザダイオード132と、レーザコリメータ134と、レンズL1と、レン
ズL2と、折りたたみ式ミラーM1と、スキャナミラーM2と、フレキシブルレ
ンズL3とは、レーザダイオード132と感光フィルムとの間で、レーザビーム
88を形状調整し、集束させ、指向させるために、(レーザビーム88によって
定められるパスに沿って)光学的に整列した位置にある。図示された特定の実施
の形態において、レンズL1は、レンズL2とレーザコリメータ134との間で
光学的に位置決めされている。レンズL2は、レンズL1と折りたたみ式ミラー
M1との間で光学的に位置決めされている。折りたたみ式ミラーM1は、レンズ
L2とスキャナミラーM2との間で光学的に位置決めされている。スキャナミラ
ーM2は、折りたたみ式ミラーM1とレンズL3との間で光学的に位置決めされ
ている。レンズL3は、スキャナミラーM2とフィルム66との間で光学的に位
置決めされている。上記のレーザビーム形状調整及び指向システム70の構成要
素は、本発明の範囲内で別の配列であってもよく、例えばレンズL2がコリメー
タ134とレンズL1との間の光学的に整列した位置にあり、レンズL1がレン
ズL2と折りたたみ式ミラーM1との間の光学的に整列した位置にあってもよい
【0030】 要約すれば、レーザダイオード132は、レーザドライバ104(図4におい
て図示されている)に電気的に接続される。レーザダイオード132は、レーザ
コリメータ134を介してレーザビーム88を放射し、それにより視準レーザビ
ーム88は、フィルムに露光される画像を表す均一な形状の(画像形式のパター
ンに調整された)光源になる。1つの好ましい実施の形態において、視準レーザ
ビーム88は、一般に楕円形である。
【0031】 レーザビーム88は、レンズL1を透過し、レンズL2を透過し、スキャナミ
ラーM2に入射するように折りたたみ式ミラーM1で反射する。1つの好ましい
実施の形態において、スキャナミラーM2は、スキャナモータ138のアダプタ
ー137によってシャフトに取り付けられる両面ミラーである。1つの好ましい
実施の形態において、スキャナモータ138は、DCブラシレスモータである。
【0032】 スキャナモータ138が作動すると、スキャナミラーM2は回転し、レーザビ
ーム88は、ほぼ円錐形の形状で放射状に外部に反射し、ラスタパターンでフィ
ルム66に露光するためのフレキシブルレンズL3を透過する。スキャナミラー
M2の両面は、フィルム66を露光するために、フレキシブルレンズL3を通る
ようにレーザビーム88を向けるために使用される。1つの実施の形態において
、レーザビーム88とモータ軸は、名目上84°となる角度をなす。
【0033】 1つの典型的な実施の形態において、レンズL1と、レンズL2と、フレキシ
ブルレンズL3は、シリンダレンズであり、特に平凸の光学的構成を有するシリ
ンダレンズである。平凸のシリンダレンズは、平坦な面(つまり平面)と、凸ま
たは湾曲した反対側の面とを有するレンズである。レンズL1は、レンズL2を
向いた凸面を有する。レンズL2は、折りたたみ式ミラーM1を向いた凸面を有
する。フレキシブルレンズL3は、フィルム66を向いた凸面を有する。レンズ
L1とレンズL2は、集束方向が互いに垂直になるように配置され、例えばレン
ズL1は、クロス走査(cross-scan)方向についてレーザビーム88を形状調整し
、レンズL2は、イン走査(in-scan)方向についてレーザビーム88を形状調整 する。これらのレンズのそれぞれとそれらの方向の効果は本明細書において後に
詳細に記載される。
【0034】 本発明に関して、レンズL1と、レンズL2と、フレキシブルレンズL3とを
含む光学的構成要素の全ては、光軸に対して垂直な位置から傾いている。そのた
め、反射ビームの全て(レーザビームの反射成分)は、反射ビームから散乱光を
除くために吸収面に捨てられるかまたは別な方法で使用されるように、制御され
ることが可能である。反射ビームを制御することによって、レンズL1と、レン
ズL2と、フレキシブルレンズL3は、高価な反射防止膜を必要としない。
【0035】 特に、レンズL1とレンズL2は、レーザビーム88によって定められる光路
に対して傾いている。特に、レンズL1とレンズL2は、それぞれそこを通って
伸びる長手方向の軸と横方向の軸を含む。レンズL1とレンズL2の横方向の軸
は、互いに垂直であり、かつ光路に対して垂直である。レンズL1とレンズL2
の長手方向の軸は、光路に対して垂直ではなく、つまりある角度をなしているか
または「傾いており」、それぞれ横方向の軸について回転している。本明細書に
おいて後に記載されるように、レンズL2における傾斜は、(走査面について)
望ましい位置にレーザビーム88を集束させる助けとなるように使用されてもよ
い。さらに、傾斜したレンズL1からの反射ビームは、フィードバック信号14
7をフィードバックセンサ140に与える。レンズフィードバックシステムの動
作も本明細書において後に記載される。レンズL2も傾いていることにより、反
射ビーム146が示されているように、レンズL2の表面で反射するレーザビー
ム88の一部は、吸収面142に捨てられ、それにより好ましくない迷光や擬似
フィルム露光が生じない。
【0036】 フレキシブルレンズL3は、レーザビームによって定められる光軸に対して垂
直な位置から傾いている。そのため、148で示されているレーザビーム88の
一部は、フレキシブルレンズL3で反射し、直接光学モジュールに反射して戻る
のではなく、別の吸収面144に捨てられる。同様に、フレキシブルレンズL3
を通るレーザビーム88の光軸は、フィルムの位置に対して垂直ではなく、その
ため、フィルムからの反射ビーム147も光の散乱を避けるために吸収面149
に捨てられる。1つの実施の形態において、フレキシブルレンズL3とフィルム
とに垂直な軸に対するレーザビーム88の入射角は、名目上6°である。
【0037】 図6において、クロス走査方向に形状調整するビームを説明するオプティカル
ダイアグラムが図示されている。図示されている典型的な実施の形態において、
レンズL1とフレキシブルレンズL3は、クロス走査方向について共同でレーザ
ビーム88をフィルム66に集束させる。特に、レーザアッセンブリ76は、1
52で示されている、感光フィルム66に作成される画像を示す視準レーザビー
ム88を放射する。レーザビーム88がレンズL1(153)を透過する際に、
レンズL1は、回転ミラーM2(156)の位置にレーザビーム88を集束させ
るように作用する。そのため、ミラーM2は、レンズL1から距離f1の位置に
配置される。ここでf1は、レンズL1の焦点距離を示す。レンズL1とミラー
M2との間で、レーザビーム88が154で示されるレンズL2を透過する。レ
ンズL2の方向のために(L2は、その集束方向が一般にレンズL1の集束方向
に対して垂直であるように配置されるシリンダレンズである)、レンズL2は、
クロス走査方向についてレーザビーム88の形状に影響を与えない。さらに、折
りたたみ式ミラーM1(155)は、レーザビーム88をスキャナミラーM2に
向けるように作用する。
【0038】 スキャナミラーM2は、フィルム66の表面を横切るようにラスタパターンで
レーザビーム88を走査するために回転する。フレキシブルレンズL3は、スキ
ャナミラーM2とフィルム66との中間に(ほぼ中間点に)配置される。特に、
フレキシブルレンズL3は、フレキシブルレンズL3の焦点距離の2倍(2f3
)の距離に配置され、フィルム66も、フレキシブルレンズL3からフレキシブ
ルレンズL3の焦点距離の2倍(2f3)の距離に配置される。そのため、ミラ
ーM2と感光フィルム66は、フレキシブルレンズL3の共役点に配置される。
【0039】 図7で、クロス走査方向について、スキャナミラーM2と、フレキシブルレン
ズL3と、フィルム66との関係の1つの典型的な実施の形態を示す拡大オプテ
ィカルダイアグラムが示されている。本発明に基づく新規の光学的構成は、スキ
ャナミラーM2とフィルム(または走査される)平面66との間にフレキシブル
レンズL3を配置することを含んでいて、揺らぎ補正用の手段または機構として
作用してもよい。2枚の面間に関するミラーの方向誤差がたとえ小さくても、フ
ィルム面でのビームの揺らぎによりフィルム66に露光される画像において欠陥
が生じるほどかなり重大であることがわかるであろう。例えば、スキャナミラー
とフィルムとの距離が137mmで、光学的な方向誤差が10arcsecであると仮
定すると、フィルムでの揺らぎは6.6μmである。
【0040】 図7において図示されているように、矢印162によってビーム揺らぎが示さ
れている。複数の項目がビーム揺らぎの一因となり得る。例えば、ミラーの方向
誤差によるビーム揺らぎに加えて、スキャナモータ138のシャフトは、(おそ
らくベアリング公差により)揺らぐことがあり得る。それは、フィルム面66に
おける全般的なビームの揺らぎの一因である。
【0041】 フレキシブルレンズL3を含む新規の光学的構成は、揺らぎ補正用の手段また
は機構として使用される。レーザビーム88は、クロス走査方向に狭い、スキャ
ナミラーM2上の線に集束される。そのビームは、フレキシブルレンズL3を通
ってフィルム66で再び像となる(164で示されている)。以前に記載されて
いるように、レーザビーム88は、矢印162で示されているように揺らぐこと
があり得る。そのため、ミラーM2とフィルム66との間のレーザビーム88の
光路は、破線166で示されているように、フレキシブルレンズL3によって調
整される。フレキシブルレンズL3は、位置ずれしたレーザービーム166を1
64で示された、フィルム172の望ましい位置に再度向けるために作用する。
平凸のフレキシブルレンズL3により、レーザビーム88が揺らぎ効果のために
位置が変わったとしても、フレキシブルレンズL3は、レーザビーム88をフィ
ルム66の望ましい位置164に再び向ける。これにより、フレキシブルレンズ
L3は、ビーム揺らぎを補正する。
【0042】 図8において、本発明に基づくイン走査方向における新規のレンズ構成の動作
を図解するオプティカルダイアグラムは、通常170で図示されている。(17
2における)視準レーザビーム88は、レーザアッセンブリ76から放射され、
(174における)レンズL1を通って、(176における)レンズL2に到達
する。イン走査方向について、レンズL1は、レーザビーム88の形状に影響を
与えない。レンズL2は、イン走査方向についてレーザビーム88をフィルム6
6に集束させるように作用する。そのため、レンズL2とフィルム66との距離
は、レンズL2の焦点距離f2に等しい。
【0043】 レンズL2とフィルム66との間において、レーザビーム88は、(178に
おける)ミラーM1によって(180における)回転スキャナミラーM2に向け
られる。回転スキャナミラーM2は、回転の際に走査線184に沿ってフィルム
面66を横切るようにレーザビーム88を向ける。図8において、レーザビーム
88は、第1位置186と、第1位置186に対して相対的に回転した第2位置
188とが図示されている。回転スキャナミラーM2がイン走査方向にレーザビ
ーム88を走査する際に、レーザビーム88は、(182における)フレキシブ
ルレンズL3を通過する。フレキシブルレンズL3は、イン走査方向についてレ
ーザビーム88の形状に影響を与えない。
【0044】 1つの典型的な実施の形態において、レーザアッセンブリ76のコリメータ1
34から放出するレーザビーム88は、楕円形であり、クロス走査方向、イン走
査方向それぞれにおいて直径のほぼ1/e2の1.1mm、4.0mmである。 クロス走査方向について、レーザビーム88は、f1=95.6mmであるL1
によってスキャナミラーM2の表面に集束する。スキャナミラーM2の表面にあ
る画像は、焦点距離f3が34.1mmに等しいフレキシブルレンズL3によっ
てフィルム66で画像形成される。イン走査方向について、焦点距離f2が19
2mmであるシリンダレンズ(cylindrical lens)レンズL2は、視準レーザビー
ム88を直接フィルム面66に集束させる。1つの好ましい実施の形態において
、フィルム66における名目上のレーザビームの大きさは、クロス走査方向にお
いて60μm FWHM(半値全幅)で、イン走査方向において40μm FWH
Mである。
【0045】 2.レンズL1とL2 図9でレンズL1とL2の光学的構成は、斜視図において200で示されてい
る。1つの好ましい実施の形態において、レンズL1とレンズL2は、平凸のシ
リンダレンズであり、大きさと形において似ていてもよく、1つの実施の形態で
は一般的に剛体である。図9において図示され、ここに記載されているように、
レンズL1とレンズL2の集束方向は、一般に互いに対して垂直な方向に向けら
れている。それにより、レンズL1は、クロス走査方向についてレーザビーム8
8の形状に影響を与え、レンズL2は、イン走査方向についてレーザビーム88
の形状に影響を与える。
【0046】 レンズL1とレンズL2は、レーザビーム88によって定められるような光軸
(または光路)に対して垂直である位置から傾けられているか、または角度をつ
けられている。レンズL1とレンズL2を傾けることによって、反射ビーム14
6と反射ビーム147として示されているレーザビーム88の反射成分は、制御
されることが可能である。図示されている典型的な実施の形態において、光の散
乱を避けるために、反射ビーム146は、吸収面142に向けられ集められる。
反射ビーム147の制御により、レンズL1はビームスプリッタとして作用する
。その代わりとして、反射ビーム147は、光吸収面に向けられることも可能で
ある。反射ビーム147で表される、L1の両面(平坦な面または平面と、凸面
と)からの反射ビームは、フィードバックセンサ140に向けられる。フィード
バックセンサ140は、レーザビーム88を示すフィードバック信号を出力する
。レンズL1をビームスプリッタとして使用することは、本明細書において後に
詳細に記載される。
【0047】 図9aについて説明する。レンズL1またはレンズL2の典型的な実施の形態
を図解する斜視図が、レンズL1とL2の方向と、レーザビーム88によって定
められる光路に対するレンズL1またはL2の傾斜とを説明するために図示され
ている。特に、レンズL1は、長手方向の軸202aと、横方向の軸203aと
、垂直方向の軸204aとを含む。同様に、レンズL2は、長手方向の軸202
bと、横方向の軸203bと、垂直方向の軸204bとを含む。作動中、横方向
の軸203aと横方向の軸203bは、レーザビーム88によって定められる光
路に対して垂直である。横方向の軸203aと203bが静止したままであると
き、横方向の軸203aについてレンズL1が回転することによって、さらに横
方向の軸203bについてレンズL2が回転することによって、レンズL1とレ
ンズL2は、光路88に対して傾けられているか、または角度をつけられている
。それにより、長手方向の軸203aは光路88に対して垂直ではなく、長手方
向の軸203bは光路88に対して垂直ではない。
【0048】 レンズL2の傾斜には、2つの目的がある。反射光を吸収面142に捨てる(
向ける)ことに加えて、レンズL2の角度を変えることによってレンズL2の焦
点距離を調整することが可能である。L2は、その横方向の軸について回転する
ことが可能である。レンズL2をその横方向の軸について回転させるための機構
が設けられている。特に、光学スキャナアッセンブリ50の製造と組み立て時に
、レンズL2は、レーザビーム88のイン走査方向に対して平行である軸(その
横方向の軸)について回転する(傾く)ことによって、レンズL2の焦点距離を
フィルム66に合わせるように調整/較正するために、その焦点距離を変えるこ
とができる。1つの実施の形態において、10°から40°へのレンズL2の回
転角度調整により、ほぼ15%焦点距離が変化する。
【0049】 図10において、傾斜角に対するレンズL2の焦点距離について、1つの典型
的な実施の形態の代表的なプロットが示されている。この実施の形態において、
レンズL2は、150mmレンズである。レンズL2の傾斜角を調整することに
よって(その横方向の軸についてレンズL2を回転させることによって、ここで
、傾斜角は、レンズL2の長手方向の軸と、レンズL2の長手方向の軸が光路に
対して垂直である位置との角度で定義される)、レンズL2の焦点距離は、イン
走査方向についてフィルム66に集束させるために、調整または「調節」される
。従来の光学システムにおいて、L2と類似のレンズについての焦点距離の変化
に対する補正または調整の方法は、その光軸に沿ってレンズの位置をずらすこと
である。そのような方法は、レンズの変位と調整を調節することを考慮するため
に、光学スキャナアッセンブリにおいて物理的スペースをもっと必要とする。本
発明に基づく新規の技術は、簡単な平凸シリンダレンズを使用する。この方法に
おいて、焦点は、レンズの傾斜角を変えることによって調整または「調節」され
る。レンズL2の横方向の軸は、静止したままである。この技術は、光学スキャ
ナアッセンブリの複雑さを緩和するために有効であり、光学スキャナアッセンブ
リをコンパクトな大きさに保つ。光軸に沿ってレンズの変位または調整するため
に、光学スキャナアッセンブリ内にさらなるスペースを必要とはしない。
【0050】 レンズL1とレンズL2は、回折限界という光学的特性を有する。当業者には
よく知られているように、レンズL1とレンズL2は、回折限界という光学的特
性を有するので、それらは、レーザビームを走査面に集束させるために使用され
ることが可能である。ここにおいて、予想される集束スポットの大きさ(と位置
)は、レンズの物理的特性に基づいて計算されることが可能な走査面全体に渡っ
て得られる。ここで使用されているように、用語「回折限界」は、光学系の特性
として定義されることが可能である。それによって、光学系が生み出す画質を回
折効果だけで決定する。用語「回折限界レンズ」は、残存波面エラーが作用して
いるエネルギー波長の1/4より実質的に小さいポイントに収差が補正されてい
るレンズとして定義されることが可能である。フォトニクスディクショナリ(Pho tonics Dictionary),第41版 、1995年(ローリン出版(Laurin Publishing
),1995年)参照。
【0051】 シリンダレンズL1とシリンダレンズL2は、同様に作成されることが可能で
ある。図11において、シリンダレンズの断面図は、一般に210で示される。
シリンダレンズ210は、シリンダレンズL1および/またはシリンダレンズL
2に類似していてもよい。シリンダレンズ210は、平凸の光学的形状を有する
シリンダレンズである。好ましくは、シリンダレンズは、概して剛体である。こ
のように、シリンダレンズ210は、一般的に平らな(または平面の)第1面2
12と、一般的に湾曲した(または凸面の)第2面214とを有する。1つの典
型的な実施の形態において、シリンダレンズ210は、第1基層216と第2基
層218とを含み、それらは異なる材料で作成される。第1基層216は、ガラ
スで作成/形成されてもよく、第2基層218は、感光性樹脂で作成/形成され
てもよい。その代わりとして、シリンダレンズ210は、ガラスのような固体の
単体で成形された材料で作成されてもよいことがわかるであろう。1つの実施の
形態において、シリンダレンズ210(L2)では、第1基層216が、長さ2
5mm、幅25mmであり、第2基層218が、長さ15mm、幅7.5mmで
ある。
【0052】 シリンダレンズ210は、独特の成形プロセスを用いて作成/形成されること
が可能である。1つの典型的な実施の形態において、シリンダレンズ210は、
図13、14、15において図示されているプロセスステップを用いて形成され
てもよい。図13に関して、設けられたモールド220は、上面222を有する
。その上面222は、シリンダレンズの第2曲面214の望ましい曲率に応じて
曲げられている(例えば、凹面は凸面レンズを形成する)。1つの典型的な実施
の形態において、モールド220は、ガラスで構成されてもよく、ここで、湾曲
した上面272は、磨かれるか、またはダイアモンドカットされて望ましい形状
になる。モールドの湾曲した上面222には、224で示されるノンスティック
コーティング(non-stick coating)が設けられる。1つの典型的な実施の形態に おいて、ある適切な実施の形態において、適切なノンスティックコーティングは
、フロリダ州ゲインズヴィル(Gainesville, Florida)にあるPCR社(PCR,Inc.)
から市販されているシランコーティング(Silane coating)である。コンピュータ
制御ディスペンサ226は、シリンダレンズの第2基層218を形成するUV硬
化感光性樹脂228を分配するために設けられてもよい。ディスペンサ226は
、UV硬化感光性樹脂を分離した滴の形で、ノンスティックコーティング224
を含むモールド220のアッセンブリに分配するように作用する。1つの典型的
な実施の形態において、UV硬化感光性樹脂は、ペンシルバニア州フォートワシ
ントン(Fort Washington, Pennsylvania)にあるサマーズラボラトリー製のJ− 91である。ディスペンサ226は、1インチ(2.54cm)あたり大体7滴
を分配し、その1つの滴は大体1.5mgの重さを有する。
【0053】 図14に関して、第1基層216はチャージされたモールド220の上に配置
され、それにより第1基層216とモールドの湾曲面222との間にUV硬化感
光性樹脂228をはさむ。図15に関して、UV光源230は、シリンダレンズ
アッセンブリ210を硬化するために設けられる。UV光源230は、感光性樹
脂の第1基層216を第2基層218上で硬化させるために必要とされる時間、
レンズとモールドアッセンブリの上に配置される。硬化後、シリンダレンズ21
0は、モールド220から取り外される。ノンスティックコーティング224に
より、シリンダレンズは、モールド220から容易に取り外される。
【0054】 3.レーザフィードバック制御システム レンズL1の新規の光学的な構成は、レンズL1が、レーザフィードバック制
御システムにおける「ビームスプリッタ」として採用されることを効果的に可能
とする。前述したように、レンズL1の傾斜は、レーザビーム88の反射ビーム
147が、光センサ140に指向させられることを可能とするもので、その結果
、それは、レーザアッセンブリ76をモニタしたり、安定させたりするためのフ
ィードバックシステムにおいて使用されてもよい(図9及び9a参照)。上記レン
ズL1の横方向の軸は、レーザビーム88により規定された光路に対して垂直な
状態を維持するが、長手方向の軸は、横方向の軸まわりに回転させられる。その
結果、長手方向の軸が光路に対して垂直でなくなり、これにより、反射ビーム1
47を光センサ140に指向させる。図16では、全体として、240で、ブロ
ック図が示され、レーザフィードバック制御システムにおけるビームスプリッタ
としてのレンズL1が示される。図16に示されるように、また、前述した動作
と同様に、レーザアッセンブリ76は、レンズL1を通じて伝送されるレーザビ
ーム88を出射(発生)する。レーザビーム88の一部は、レンズL1の表面から
反射される。上記レーザビーム88の一部は、反射ビーム147として前述され
たものである。レンズL1の新規の傾斜した構成によって、反射ビーム147は
、光センサ140の活性領域に指向させられる。1つの実施の形態では、レーザ
ビームの90%がレンズC1を通じて伝送され、また、レーザビームの10%が
、反射ビーム147として、光センサ140へ反射される。
【0055】 光センサ140は、反射ビーム147のパワーをあらわすレーザドライバ74
への出力信号242を提供するために、反射ビーム147へ応答する。フィード
バック信号242及び画像信号84に応答して、レーザドライバ74は、レーザ
アッセンブリ76に対する変調出力信号86を提供する。
【0056】 図17では、レーザフィードバック制御システムにおけるレンズL1の使用状
態の平面図が244で示される。図17に示されるように、シリンダレンズL1
は、上面246及び底面248を有する。上記反射ビーム147は、254で示
されるシリンダレンズの上面246(凸面)の反射および252で示される底面2
48(フラットなつまり平らな面)の反射からなる。これに応じて、上記光センサ
140が、上面246および底面248からの反射ビーム252、254を受け
るのに十分に大きい活性領域250を有する。
【0057】 レーザアッセンブリ76は、レンズL1を通じて伝送されるレーザビーム88
の形で、照射光ビームを出射する。上記反射ビーム247は、レンズL1から反
射されて、光センサ140へ指向させられる反射成分(フィードバック信号)をあ
らわしている。より詳しくは、第1反射成分252は、シリンダレンズの底面2
48から、また、第2反射成分254は、シリンダレンズの上面246から、光
センサ140の活性領域250上へ反射される。
【0058】 図18では、レンズフィードバック制御システムの側面が、256で示される
。クロス走査方向では、底面248からの反射ビーム252は、光センサ140
(活性領域250)上へ直接に反射される。上面からの反射ビーム252は、集束
性を有する。この構成では、焦点位置が反射側にある。なお、上面246が凸形
をなすため、上面246からの反射ビーム252は、それが光センサ140上に
入射する前に、ほぼ中ほどで、焦点位置255に達する。
【0059】 4.フレキシブルレンズL3 図19では、フレキシブルレンズL3が、全体として斜視図で示される。図示
される実施の形態では、フレキシブルレンズL3は、平凸の光学的な形状を有す
るシリンダレンズである。このフレキシブルレンズL3は、該レンズL3が光学
スキャナアッセンブリ60による要求に応じて所望の湾曲を有するように容易に
形状付けられることを可能とする、全体的にフレキシブルな材料からなる。上記
フレキシブルレンズL3は、ガイド上に巻き付けられるのに十分に柔軟である。
フレキシブルレンズL3は、180°の弧形以上に均一に湾曲させられるが可能
であり、これによって、回折限界の光学的な特性を維持し示すことにより、フレ
キシブルレンズL3は、医療用に適したレーザ画像形成システムに用いられるこ
とが可能となる。
【0060】 図20に関して、フレキシブルレンズL3は、比較的薄い、リボン状のレンズ
である。このフレキシブルレンズL3は、長い(数インチの)正のシリンダレンズ
を最も簡単に製作するのに適したフレキシブルな回折限界レンズであり、該シリ
ンダレンズは、図示された180°の弧形のような自由な形状になるように、簡
単に曲げられることが可能である。特に、フレキシブルレンズL3は、1次元の
レーザ走査システムにおいて採用されてもよい。該レーザ走査システムでは、図
1に示されるレーザ画像形成システムのように、光ビームが、相当な間隔(数イ ンチ)にわたって走査される。図21から分かるように、フレキシブルレンズL 3は、180°の弧形以上に湾曲させられることが可能であり、これにより、フ
レキシブルレンズL3は、レンズに支障をもたらすことなく、つまり、レンズの
光学特性にダメージを与えることなく、所望の光学特性を得るために若しくはス
ペースの制限からフレキシブルレンズの使用を必要とする多くの場合において使
用されることが可能となる。フレキシブルレンズL3は、回折限界の光学特性を
あらわし維持しながら、180°の弧形以上に「曲げられる」又は「折り曲げら
れる」ことが可能である。当業者によく知られるように、回折限界の光学特性を
維持することにより、本発明によるフレキシブルレンズが、レーザビームの焦点
を走査面上で合せるために用いられる場合に、レンズの物理的特性に基づき算出
され得る予測可能な焦点のサイズ(及び位置)が、走査面にわたって実現される。
ここで用いられるように、用語「回折限界」は、光学システムの特性として定義
されるもので、これにより、回折の効果のみが、上記光学システムがもたらす画
像の品質を決定する。また、用語「回折限界レンズ」は、残存波面エラーが、作
用するエネルギーの波長の4分の1よりも実質的に小さいポイントへ補正された
収差を備えたレンズとして定義される。フォトニクスディクショナリ,第41版 ,1995年(1995年,ローリン(Laurin)出版)参照。
【0061】 よく知られた従来の走査システムは、しばしば、感光フィルム上の画像を生成
するための、フィールド平坦化レンズ(field-flattening lens)の一部として、 正確な円環又は正確な円柱形のレンズの使用を必要とする。かかるレンズは複雑
で、高価で、また、製造が困難である。これらのレンズは、典型的に、自由な形
状に簡単に曲げられるのに適していないガラスで作られている。本発明による新
規のフレキシブルレンズL3は、長い正のシリンダレンズレンズを最も簡単に製
作するのに適しており、任意の形状になるように簡単に曲げられる。更に、ここ
で説明する組立の方法は、フレキシブルレンズを所望の適用に必要な形状に曲げ
るための簡単なガイドを使用することになる簡単且つ独特の成型及び硬化システ
ム(cast and cure system)を用いて、かかるレンズの組立を可能とする。フレキ
シブルレンズL3を組み立てる代替えの方法としては、プラスチックを材料に用
いてレンズを射出成形することが認められる。しかしながら、ここに説明される
タイプの長い回折限界シリンダレンズを作ることは、射出成形の工程を用いて全
く異なるものであることがまた認められる。
【0062】 図22では、フレキシブルシリンダレンズの断面図が、全体として260で示
される。フレキシブルシリンダレンズ260は、光学スキャナアッセンブリに使
用されるフレキシブルレンズL3に類似するものであってもよい。また、図23
に関して、フレキシブルシリンダレンズ260の長手方向に沿った断面図が示さ
れる。1つの実施の形態では、フレキシブルシリンダレンズ260が、多層レン
ズである。該フレキシブルシリンダレンズ260は、第1光学基層262、第2
の構造用のつまり支持基層264、及び、第3光学基層266を有している。図
示された実施の形態では、第1基層262が、感光性樹脂(photopolymer)から形
成される。第2基層264は、好ましくは薄くフレキシブルな、重合体のつまり
プラスチックの基層である。1つの実施の形態では、上記第2支持基層264が
、ポリエステル又はポリカーボネートで形成されてもよいことが認められている
。加えて、上記第3基層266は、また、感光性樹脂で形成されてもよい。
【0063】 1つの実施の形態では、上記フレキシブルシリンダレンズ260は、233ミ
リメータ長であり、3ミリメータ高さの口径で、33.4ミリメータの焦点距離
を有している。上記第1基層262及び第3基層266に用いられる感光性樹脂
は、商品名J−91で、サマーズ・ラボラトリーズ(Summers Laboratories)から
商業的に入手可能である。上記第2基層264は、15ミリメータ×251ミリ
メータの基層のサイズを有する、.015センチメータ(.006インチ)の薄い
ポリカーボネートの層で形成される。
【0064】 図24−27では、フレキシブルシリンダレンズ260を形成する1つの好適
な実施の形態が示される。図24では、第3基層266の所望の形状に対応する
湾曲した上面272を有するシリンダモールド270が示される。1つの好適な
実施の形態では、モールドがガラス製で、湾曲した上面272が所望の形状に研
がれている。代わりとして、非ガラス製のモールドが、所望の形状にダイヤモン
ドで旋削されてもよい。上記シリンダモールド270は、湾曲した上面272上
に被覆されたノンスティック・コーティング274を有する。ノンスティック・
コーティング274により、感光性樹脂が、モールドの上面272に貼り付くこ
とを許容しない。1つの好適な実施の形態において、ノンスティック・コーティ
ング274は、ピー・シー・アール,インコーポレイティッド(PCR,Inc.)から商
業的に入手可能なシランコーティングである。
【0065】 モールドの上面272上に感光性樹脂を分配するために、ディスペンサ276
が提供される。好ましくは、ディスペンサ276は、分離した小滴の形で、感光
性樹脂材料を分配することができる、コンピュータ制御のディスペンサである。
【0066】 278で示される感光性樹脂の分離した小滴を上面272上に分配するように
ディスペンサ276を運転することにより、上記シリンダモールド270がチャ
ージされる。分離した小滴278は、次の基層がモールド270の上に配置され
た場合に、不足又は過剰なく、層状に集まるようにサイズ設定され、間隔を置か
れる。1つの実施の形態では、小滴が、6ミリグラムの小滴の重さを有し、2ミ
リメータにつき1滴の割合で分配される。
【0067】 図25に関して、フレキシブルプラスチックで形成される第2基層264が、
小滴278を覆うように配置され、チャージされたシリンダモールド270上に
置かれる。図26では、UV光源280が用意される。光源280は、感光性樹
脂278及びモールドアッセンブリ282を硬化させるのに必要な期間、最終的
なアッセンブリ282上に配置されている。この段階で、モールドアッセンブリ
282の完全な硬化は必要でない。このステップでの硬化の成果は、レンズがモ
ールド270から引き離されることの回避であることが認められている。レンズ
の引き離れは、全フレキシブルシリンダレンズ260が、1度に成型及び硬化が
行なわれた場合に生じ得る。
【0068】 図27に関して、UV光源280が取り除かれ、モールド270が再度チャー
ジされる。ディスペンサ276は、基層262を形成すべく、チャージされた基
層264上に分離した感光性樹脂を分配するように制御される。
【0069】 図28に関して、上側のモールド基層284が、成形物上に、分配された小滴
を覆って配置される。図29に関して、全モールドアッセンブリが、UV光源2
80の下で、モールドアッセンブリの完全な硬化に必要とされる期間、配置され
る。
【0070】 図30に関して、上側のモールド基層284は、可撓性を有するのに十分に薄
く、また、シランコーティング等のノンスティック・コーティングが施されてい
る。従って、上側のモールド基層284は、、仕上ったフレキシブルシリンダレ
ンズ260の取外しに際して、硬化後の成形物から容易に「はじき出され("popp
ed"off)」得る。図29に関して、例えば成形されたアッセンブリに圧力を加え るように、成形されたアッセンブリからのフレキシブルレンズ260の取出しを
助けるために、外的手段286が用いられてよい。
【0071】 5.減衰器システム 図32では、本発明に係るレーザビーム形状調整(shaping)及び指向システム 100の実施の形態が示されており、これは、更に、減衰器290を有してもよ
い。1つの実施の形態では、上記減衰器290が、レンズL1とレンズL2との
間に配置される。減衰器290は、単一の構造物で成る可変濃度減衰器(variabl
e density attenuator)である。減衰器290は、更に、レーザビーム88の形 状を調整するために、また、特に、スキャナのミラーM2に伝送されるレーザビ
ーム88のパワーを制御し調整するために機能してもよい。減衰器290は、レ
ーザ装置とL2との間に、また、図示される形態では、L2に隣接して配置され
る。単体からなる減衰手段は、L2の長手方向の軸に垂直に方向付けられる濃度
勾配(density gradient)を有している。可変濃度減衰器290とL2との独特の
結合は、感光フィルム上の焦点にレーザビームを焦点調節する上で、全く変化を
もたらさない。
【0072】 従来の光学走査システムに用いられる公知の減衰器は、交差した偏光減衰器を
用いる。かかる減衰器は、交差したフィルタ部分を通過するレーザビームを減衰
させるために交差させられる2つの偏光フィルタを有する。
【0073】 図33では、本発明にかかる新規の減衰器の1つの実施の形態の平面図が、符
号290で示されている。減衰器290は、可変濃度減衰器であり、ここでは、
レーザビームの大きさが、減衰矢印296で指示されるように、第1端292か
ら第2端294まで変化する(つまり増加する)。図34では、図33の線34−
34に沿った、減衰器290の長手方向の縦断面図が示されている。減衰器29
0は、変化する反射コーティング300を備えた減衰器の基層298を有する。
1つの実施の形態では、上記減衰器の基層298が、ガラスで形成されるととも
に、減衰器のコーティング300は、金属性のコーティングであり、その厚さは
、第1端292と第2端294との間で増加する。
【0074】 上記減衰器290は単体の減衰器であり、そのため、通過するレーザビームを
減衰させるために、2つの分離した交差偏光子又はレンズを要しない。更に、可
変濃度の単体減衰器290は、線形濃度のくさび(linear density wedge)である
。そのため、減衰手段290の光学濃度は、減衰器290を横切る距離に比例し
て増加する。
【0075】 作用に関して、減衰器の上面302は、(ミラーのように)反射性を有し、吸収
しない。従って、第2端294へ近付くように移動して、第1端292から遠の
くほど、減衰器290は、より反射的に(且つ透過性が少なく)なる。図35では
、1つの形態の減衰器290の光学濃度に対する減衰器290に長手方向に沿っ
た距離又は位置(濃度勾配方向の矢印296により指示される)のプロットをあら
わすグラフが示されている。図示されるように、減衰の大きさをあらわす光学濃
度は、減衰器290に沿って方向296に移動するのに比例して増加する("濃度
勾配"と呼ばれる)。
【0076】 図36では、レーザビーム88の位置における減衰器290の効果が示される
(イン走査方向で)。上記減衰器290の濃度勾配は、方向矢印296によって指
示される。減衰器の濃度勾配は、第2シリンダレンズの長手方向の軸に垂直に方
向付けられる。310で指示されるように、レーザビーム88のガウス強度特性
図は、レーザビーム88が減衰器290を通過する際に、減衰器290によって
単にシフトさせられる。レンズL2が、平凸のシリンダレンズであるため、減衰
器290によるレーザビーム88のシフトは、フィルム66上のレーザビーム8
8の焦点調整に影響することはないことが認められている。この独特の光学的な
構成は、可変濃度減衰器290とL2との結合に備えるものであり、かかる結合
は、ドラムの内面に配置される感光フィルムにおける焦点に、全く変化をもたら
さない。
【0077】 図37では、レーザビーム88の減衰器290を通過する前の側部306にお
ける強度及び位置をあらわすグラフが示されている。図37に示されるように、
レーザビーム88は、軸312に関して中央に位置決めされる。図38では、レ
ーザビーム88が、減衰器290を通過した後の位置308で示されている。こ
れより、レーザビーム88の形状が変化せずに、中央軸312に関してシフトさ
れるのみであることが注目される。本発明に係る光学スキャナアッセンブリの1
つの実施の形態では、減衰器290は、レーザビーム88を100ミクロンだけ
シフトさせる。
【0078】 図39では、減衰器290を用いるレーザビーム88の調整用の1つの実施の
形態が示される。図39に示されるように、減衰器290は、光学スキャナアッ
センブリ50の製造工程の間、レーザビーム88の調整のために位置決めされる
。減衰器290の位置の調整は、コントローラ72に接続されたモータ316を
用いて実現される。モータ316は、コントローラ72に対して電気的に接続さ
れる(319で指示)とともに、機械的な接続320で指示されるように、減衰器
290に対して機械的に接続されている。モータ316は、減衰器290を所望
の距離だけ移動させるに際して、コントローラ72に応答する。1つの実施の形
態では、モータ316は、光学スキャナアッセンブリ50に機械的に接続された
スクリュモータである。
【0079】 図40では、本発明にかかる光学スキャナアッセンブリの1つの実施の形態を
あらわす斜視図が示される。光学スキャナアッセンブリ330は、前述した光学
スキャナアッセンブリ50に類似したものでもよく、レーザビーム形状調整及び
指向システム100を有している。特に、光学スキャナアッセンブリ330は、
光学スキャナハウジング332内に含まれるレーザビーム形状調整及び指向シス
テム100を有する。光学スキャナハウジングは、レーザ画像形成プロセスの一
部として、フィルム露光アッセンブリ34内に配置されてもよく、また、オプテ
ィクス並進システム52に機械的に接続されている。
【0080】 光学スキャナハウジング332は、ガイド336を備えたフレキシブルレンズ
ホルダ336、光学モジュールベース338、及び、レーザドライバ基板密閉体
340を有している。スキャナモータ138は、光学モジュールベース338内
に位置決めされる。フレキシブルレンズL3は、フレキシブルレンズホルダ33
4内に配置される。特に、フレキシブルレンズL3は、該フレキシブルレンズL
3に対して所望の湾曲(図示される180°の弧形)を与えるレンズガイド336
内に差し込まれる。レーザドライバ74は、レーザドライバ基板密閉体340内
に配置される。加えて、スキャナの速度センサ342及び走査開始検出子346
が、光学スキャナハウジング332へ接続されている。
【0081】 図41では、光学スキャナ330の他の斜視図が示されている。図41に示さ
れるように、光学スキャナハウジング332は、レンズL2用ホルダ350、減
衰器フィルタ用ホルダ352、及び、レンズL1用ホルダ354を有している。
これにより、レンズL2は、レンズL2用ホルダ350を用いて、光学モジュー
ルベース338へ取り付けられ、また、減衰器290は、減衰器フィルタ用ホル
ダ352を用いて、光学モジュールベース338へ取り付けられ、更に、レンズ
L1は、レンズL1用ホルダ354を用いて、光学モジュールベース338に取
り付けられる。図示されるように、モータ316は、減衰器352の位置を調整
するためのリニア作動装置(例えば、スクリュモータ)である。ホルダ350、3
52及び354は、レンズL1、減衰器290及びレンズL2を、図示されるレ
ーザビーム88により規定される光路に沿った光学的な位置関係に保つ。
【0082】 本発明に係る光学スキャナアッセンブリは、医療用画像形成の用途に適したレ
ーザ画像形成システムに用いられてもよい。かかるシステムの作用は、次の段落
で記述される。図1に関して、画像形成システム30は、医療用画像形成システ
ムであってもよい。感光フィルムは、フィルム供給機構部32内に保管される。
フィルム送りシステム40により、感光フィルムは、フィルム露光アッセンブリ
34、フィルム処理部36、及び、フィルム受入れ領域38の間で移動可能とな
る。上記フィルム供給機構部32は、フィルム送り経路44に沿って、フィルム
の一片を、本発明に係る光学スキャナアッセンブリを用いて感光フィルム上に所
望の画像を露光させるためのフィルム露光アッセンブリ34へ送り込む。感光フ
ィルム上での所望の画像の露光後、感光フィルムは、フィルム経路44に沿って
、フィルム処理部36へ移動させられる。フィルム処理部36は、(加熱によっ て)感光フィルム上の画像を現像する。フィルム現像後、感光フィルムは冷却さ れ、フィルム受入れ領域38へ送られ、そこで、レーザ撮像装置のオペレータに
より回収されてもよい。
【0083】 図42に関して、フィルム露光モジュール内に配置された、本発明に係る光学
スキャナアッセンブリの動作の1つの実施の形態をあらわすブロック図が示され
ている。また、図2及び3に関しても、写真フィルム66の一片が、フィルムプ
ラテン62上に位置決めされると、光学スキャナアッセンブリ50を用いて、所
望の画像がフィルム66上に露光されてもよい。
【0084】 デジタル画像データ350は、352で示されるように、コントローラ72に
入力される。デジタル画像データは、磁気共鳴法(MR)、コンピュータ断層撮影
法、若しくは、前述したような、他のタイプのスキャナにより生成されてもよい
。デジタル画像データは、走査された画像をあらわす一連のデジタル画像値であ
る。デジタル画像データ350を受け取った後、コントローラ72は、一連のデ
ジタルレーザ駆動値(すなわち露光値)を生成すべく、デジタル画像データを処理
する。生成されたデジタルレーザ駆動値は、画像信号84として示されるように
、レーザドライバ74へ入力される。デジタルレーザ駆動値(画像信号)84は、
感光フィルム66上に露光される画像をあらわすもので、それ自体、画像信号8
4として前述されている。
【0085】 画像信号84及び光センサ140からのフィードバック信号242に基づいて
、レーザドライバ74は、感光フィルム66上に露光される画像をあらわすレー
ザビームを生じるために、対応するレーザドライバ変調出力ドライバ信号86を
、レーザアッセンブリ76へ提供する。前述したように、レーザビーム88が光
学スキャナアッセンブリのレーザビーム形状調整及び指向システムを通過するこ
とは、感光フィルム66上での所望の画像の露光のために、第1光学機構部78
、減衰器290、第2光学機構部80、及び、走査及び指向システム82を通過
することを含む。
【0086】 前述したように、第1光学機構部78(レンズL1及びフレキシブルレンズL 3を含む)及び第2光学機構部80(レンズL2を含む)は、レーザビームを、互 いに直交する2つの別の方向に形状調整するように機能する。第1光学機構部7
8は、前述したように、第1方向にてレーザビーム88をフィルム66上で焦点
調整するために、レーザビーム88の輪郭を第1方向にて形状調整するように機
能する(但し、第2方向ではない)。同様に、第2光学機構部80は、第2方向に
てレーザビーム88を感光フィルム66上で焦点調整するために、レーザビーム
88を第2方向にて形状調整するように機能する(但し、第1方向ではない)。更
に、第1光学機構部78は、フィードバック信号147を光センサ140へ供給
する。光センサ140は、レーザビーム88をあわらすフィードバック信号24
2をレーザドライバ74へ与える。フィードバック信号242及び画像信号84
に基づいて、レーザドライバ74は、変調信号86をレーザアッセンブリ76へ
供給する。減衰器290は、更に、前述したように、走査及び指向システム82
へ送られるレーザビーム88のパワーを制御し調整するように、レーザビーム8
8を形状調整する。
【0087】 走査及び指向システム82は、レーザビーム88をフィルム66上の所望の位
置へ指向させるとともに、フィルム66上に所望の画像を露光させるべく、レー
ザビーム88をラスタパターンでフィルム66を横断して走査させるためのスキ
ャナ及びミラーシステムを有している。コントローラ72は、制御信号358を
走査及び指向システム82へ供給し、また、検出器346からの例えば走査開始
信号等の制御信号360、又は、スキャナ速度センサ342からの速度信号を、
走査及び指向システム82から受信する。同様に、オプティクス並進システム5
2は、コントローラ72から制御信号362を受信し、また、対応する制御信号
364をコントローラ72へ供給する。前述したように、走査及び指向システム
82内で、レーザビーム88は、それがスキャナミラーM2に入射するように、
折畳み式のミラーM1により反射される。1つの好適な実施の形態では、スキャ
ナミラーM2が、スキャナモータ138のアダプタ137を通じるシャフト上に
取り付けられる両面ミラーである。
【0088】 制御信号358によって示される、スキャナモータ138の動作のもとで、ス
キャナミラーM2が回転させられるとともに、レーザビーム88が半径方向外方
へ反射され、画像形式のラスタパターンでフィルムを露光させるために、フレキ
シブルレンズL3を透過させられる。スキャナミラーM2の両側部が、フィルム
66を露光させるべく、フレキシブルレンズL3を通じて、レーザビーム88を
指向させるために用いられる。
【0089】 1つの好適な実施の形態では、走査及び指向システム82が二重走査システム
である。特に、画像ラインは、感光フィルム66上で、同じデータを用いて、2
度操作される。二重走査は、1度の走査における画像の鮮明さを改良するように
認められており、走査線を通常の観察条件のもとで見えなくする。画像ラインに
おける2本の走査線は、スキャナの1回転の間に、ミラーM2の両面により走査
される。この技術は、スキャナミラーのポインティングエラーによるバンディン
グを抑制する。走査及び指向システム82は、感光フィルム66上で、ラスタパ
ターンで画像を走査するに際して、オプティクス並進システム52が、全画像が
フィルム66上で露光されるように、ドラム54の長手方向の軸56に沿って、
光学スキャナアッセンブリ50を移動させる。1つの好適な実施の形態では、オ
プティクス並進システムが、画像がフィルム66上に活発に露光され得るように
、コントローラ72を介して、光学スキャナアッセンブリと共働する。そのため
、上記オプティクス並進システムは、各走査線の位置において、光学スキャナア
ッセンブリ50を停止させることなく、また、オプティクス並進システムは、光
学スキャナアッセンブリ50によるフィルム66上での走査線の走査の間に静止
位置にある(当業者により知られる"連続走査動作(continuous scanning operati
on)"と呼ばれる)。上記オプティクス並進システム52は、感光フィルム66上 での画像走査線の走査の間、光学スキャナアッセンブリ50を一様に移動させる
。この実施の形態では、画像走査線が、ドラム56の長手方向の軸に垂直に走る
ことはないが、ドラム54の長手方向の軸56に大体垂直である走査ラインによ
り形成される画像をもたらす。
【0090】 光学スキャナアッセンブリ50によるフィルム66上での所望の画像の露光の
完了後、該光学スキャナアッセンブリ50は、オプティクス並進システム52に
より開始位置に移動させられ、フィルムの別の一片上での他の画像の露光に備え
る。露光済みの感光フィルム66は、フィルム送りシステム40を用いて、露光
モジュール34から、前述したような感光フィルムの熱処理用のフィルム処理部
36へ送られる。
【0091】 本発明の典型的な実施の形態が記載されているが、当業者は、ここに開示され
ている発明の実施と明細書の検討により、さらなる利点および修正例を容易に考
え出すであろう。例えば、本発明に係る走査アッセンブリは、フィルムデジタル
処理化のようなその他のレーザ走査の適用例において使用されることが可能であ
る。したがって、本明細書と実例は、典型的な例としてのみ考慮されるべきであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るレーザ画像形成装置の正面図である。
【図2】 本発明に係るレーザ画像形成装置に使用される光学スキャナアッ
センブリを有する例示的なフィルム露光アッセンブリの斜視図である。
【図3】 図2に示されたフィルム露光アッセンブリの一端部を示す図であ
る。
【図4】 本発明に係る光学スキャナアッセンブリのレーザビーム形状調整
及び指向システムを示すブロック図である。
【図5】 本発明に係る光学スキャナアッセンブリのレーザビーム形状調整
及び指向システムの1つの実施の形態の斜視図である。
【図6】 図5に示された光学スキャナレーザビーム形状調整及び指向シス
テムの1つの実施の形態を示すクロス走査方向におけるオプティカルダイアグラ
ムである。
【図7】 図5に示された光学スキャナアッセンブリのレーザビーム形状調
整及び指向システムの1つの実施の形態を示すクロス走査方向におけるオプティ
カルダイアグラムである。
【図8】 図5に示された光学スキャナアッセンブリのレーザビーム形状調
整及び指向システムの1つの実施の形態を示すイン走査方向におけるオプティカ
ルダイアグラムである。
【図9】 本発明の実施の形態に係る光学スキャナアッセンブリに使用され
るのに適した光学的な構成を示す。
【図9a】 レンズL1及びレンズL2の向きを示す斜視図である。
【図10】 図9の1つの実施の形態に係るレンズに関した、傾斜角に対す
る焦点距離を示すグラフである。
【図11】 図9に示された1つの実施の形態に係るレンズの縦断面図であ
る。
【図12】 図9に示された1つの実施の形態に係るレンズの長手方向に沿
った縦断面図である。
【図13】 製造プロセスにおける、図9に示されたレンズを形成するステ
ップを示す斜視図である。
【図14】 製造プロセスにおける、図9に示されたレンズを形成する別の
ステップを示す斜視図である。
【図15】 製造プロセスにおける、図9に示されたレンズを形成するまた
別のステップを示す斜視図である。
【図16】 本発明の1つの実施の形態に係る光学スキャナシステムに使用
されるレーザビームフィードバック制御システムを示すブロック図である。
【図17】 本発明の1つの実施の形態に係るレーザフィードバック制御シ
ステムにおけるビームスプリッタとしてのレンズの使用状態を示す平面図である
【図18】 本発明の1つの実施の形態に係るレーザフィードバック制御シ
ステムにおけるビームスプリッタとしてのレンズの使用状態を示す側面図である
【図19】 1つの実施の形態に係るフレキシブルシリンダレンズの上方か
らの斜視図である。
【図20】 湾曲した位置における図19に示されたフレキシブルシリンダ
レンズの端部を示す。
【図21】 また別の実施の形態に係る、曲げられた又は湾曲した状態にあ
る図19に示されたフレキシブルシリンダレンズの端部を示す。
【図22】 図19に示された1つの実施の形態に係るフレキシブルシリン
ダレンズの縦断面図である。
【図23】 図19に示された1つの実施の形態に係るフレキシブルシリン
ダレンズの長手方向に沿った縦断面を示す。
【図24】 1つの実施の形態に係る製造プロセスにおける、図19に示さ
れたレンズを形成するステップを示す斜視図である。
【図25】 1つの実施の形態に係る製造プロセスにおける、図19に示さ
れたレンズを形成する別のステップを示す斜視図である。
【図26】 1つの実施の形態に係る製造プロセスにおける、図19に示さ
れたレンズを形成するまた別のステップを示す斜視図である。
【図27】 1つの実施の形態に係る製造プロセスにおける、図19に示さ
れたレンズを形成する更に別のステップを示す斜視図である。
【図28】 1つの実施の形態に係る製造プロセスにおける、図19に示さ
れたレンズを形成するまた更に別のステップを示す斜視図である。
【図29】 1つの実施の形態に係る製造プロセスにおける、図19に示さ
れたレンズを形成するまた更に別のステップを示す斜視図である。
【図30】 1つの実施の形態に係る製造プロセスにおける、図19に示さ
れたレンズを形成するまた更に別のステップを示す斜視図である。
【図31】 1つの実施の形態に係る製造プロセスにおける、図19に示さ
れたレンズを形成するまた更に別のステップを示す斜視図である。
【図32】 本発明の1つの実施の形態に係る、光学スキャナアッセンブリ
とともに使用される減衰器の斜視図である。
【図33】 図32に示された減衰器の平面図である。
【図34】 本発明の1つの実施の形態に係る、図33の線34−34に沿
ってとられた長手方向に沿った縦断面を示す。
【図35】 図33に示された1つの実施の形態に係る減衰器に関した、距
離に対する光学濃度のグラフである。
【図36】 本発明の1つの実施の形態に係る、上記減衰器を通過したレー
ザビームの結果をあらわすオプティカルダイアグラムである。
【図37】 1つの実施の形態に係る、図36に示された減衰器を通過する
前の、中心軸に関係したレーザビームの強度を示すグラフである。
【図38】 1つの実施の形態に係る、図36に示された減衰器を通過する
後の、中心軸に関係するレーザビームの強度を示すグラフである。
【図39】 本発明の1つの実施の形態に係る、減衰器の調整用のモータ制
御システムを示すブロック図である。
【図40】 本発明の1つの実施の形態に係る、レーザ撮像装置に使用され
る光学スキャナアッセンブリを示す第1の斜視図である。
【図41】 図40に示された光学スキャナアッセンブリを示す後方からの
斜視図である。
【図42】 本発明の1つの実施の形態に係る光学スキャナアッセンブリの
動作を示すブロック図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C362 AA33 AA40 AA43 AA47 AA48 AA54 BA82 BA85 DA03 2H045 AG09 BA02 CB24 CB31 CB42 CB63 DA41 5C051 AA02 CA07 DA01 DB02 DB22 DB24 DB30 DC07 DE05 DE30 EA02 FA04 5C072 DA02 DA19 HA02 HA12 HB06 HB10 VA01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査面(66)に画像を露光するための光学スキャナアッセ
    ンブリ(50)であって、該光学スキャナアッセンブリ(50)は、 走査面(66)に露光される画像を表すレーザビーム(88)を生成するため
    のレーザ機構(76)を含み、ここで、レーザビーム(88)は、レーザ機構(
    76)と走査面(66)との間の光路を定め、 レーザビーム(88)を走査面(66)に集束させかつ形状調整するために、
    光路に沿って配置されるレーザビーム形状調整システム(78、80)と、 レーザビーム(88)を走査面(66)に指向させ、かつレーザビーム(88
    )を走査面(66)全体に渡って画像形式のパターンで走査するための走査及び
    指向システム(82)と、 レーザビーム(88)のパワー減衰のために光路に沿って配置される可変濃度
    の単体減衰機構(290)とを含み、ここにおいて、単体減衰機構(290)は
    、線形濃度のくさびである光学スキャナアッセンブリ(50)。
  2. 【請求項2】 レーザビーム形状調整システム(78、80)は、 第1方向についてレーザビーム(88)を形状調整しかつ集束させるために光
    路に沿って配置される第1シリンダレンズ(L1)と、 第2方向についてレーザビーム(88)を形状調整しかつ集束させるために光
    路に沿って配置される第2シリンダレンズ(L2)とを有し、 ここで第2シリンダレンズ(L2)は、そこを通って伸びる長手方向の軸(2
    02b)を有し、単体減衰機構(290)は、第2シリンダレンズの長手方向の
    軸(202b)に対して垂直に向いている濃度勾配を有する請求項1に記載の光
    学スキャナアッセンブリ(50)。
  3. 【請求項3】 単体減衰機構(290)は、レーザ機構(76)と、第2シ
    リンダレンズ(L2)との間に配置される請求項2に記載の光学スキャナアッセ
    ンブリ(50)。
  4. 【請求項4】 第2シリンダレンズ(L2)は、走査面(66)に焦点を有
    し、単体減衰機構(290)と第2シリンダレンズ(L2)の組み合わせは、走
    査面(66)における焦点の大きさ、形状、位置を保つように作動する請求項2
    に記載の光学スキャナアッセンブリ(50)。
  5. 【請求項5】 レーザビーム(88)のパワー減衰量を調整するための単体
    減衰機構(290)に接続される調整機構(316)をさらに含む請求項1−4
    のいずれか1つに記載の光学スキャナアッセンブリ(50)。
  6. 【請求項6】 単体減衰機構(290)を調整するための調整機構(316
    )は、光路に対して垂直な方向における単体減衰機構(290)の位置を調整す
    る請求項5に記載の光学スキャナアッセンブリ(50)。
  7. 【請求項7】 単体減衰機構(290)は、第1端(292)と、第2端(
    294)とを有し、ここにおいて減衰の程度が第1端(292)と第2端(29
    4)との間で変化する請求項1−6のいずれか1つに記載の光学スキャナアッセ
    ンブリ(50)。
  8. 【請求項8】 単体減衰機構(290)は、レーザビーム(88)が通過す
    る光路に対して実質的に垂直に配置され、レーザビーム(88)の減衰は、レー
    ザビーム(88)が第1端(292)に最も近い位置から第2端(294)に最
    も近い位置まで動かされるにつれて、大きくなる請求項7に記載の光学スキャナ
    アッセンブリ(50)。
  9. 【請求項9】 単体減衰機構(290)は、第1面(306)と第2面(3
    08)を含み、単体減衰機構(290)は、レーザビーム(88)が第1面(3
    06)から第2面(308)へ単体減衰機構を通過する際に、レーザビーム(8
    8)の位置を変える請求項7に記載の光学スキャナアッセンブリ(50)。
  10. 【請求項10】 単体減衰機構(290)は、 主要面を有する減衰器支持基層(298)と、 主要面を覆う、反射率が変化する材料(300)とをさらに含み、ここにおい
    て単体減衰機構(290)は、部分的に透過性を有し、減衰器支持基層(298
    )は、第1面(292)と、第2面(294)とを含み、反射率が変化する材料
    (300)の透過特性は、第1面(292)から第2面(294)に進むにつれ
    て減少する請求項1−9のいずれか1つに記載の光学スキャナアッセンブリ(5
    0)。
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