JP2001518619A - ラクタートのようなバイオ検体を測定する装置および方法 - Google Patents

ラクタートのようなバイオ検体を測定する装置および方法

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Abstract

(57)【要約】 本開示はオンラインラクタートセンサ装置に関するものである。このセンサ装置は、ラクタートセンサと、検査サンプルを取り出すカテーテルと、ラクタートセンサとカテーテルとの間が流体でつながっている第1の流体フローラインとを含んでいる。センサ装置は、センサ校正源および抗凝固性溶液、センサ校正源および抗凝固性溶液とラクタートセンサとの間が流体でつながっている第2の流体フローラインも含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は一般にバイオ検体を測定する装置および方法に関連するものである。
より詳細にはラクタートを測定する装置および方法に関連するものである。
【0002】 (背景技術) 危篤処置患者に関しては、医者は、患者の生物学的検体の存在および濃度を決
定するために長い間個人検診および臨床検査室の結果に頼った。臨床検査室は、
十分に管理された高品質環境で大量の検査および分析証拠に関して広範囲の自動
化装置を提供する。しかしながら、臨床検査室は、外傷および多臓器機能不全患
者を適切に治療するのに必要な即時の結果を提供できない。
【0003】 即時検査結果に対する臨床的な要求に対処するために、患者の枕元で信頼性の
ある、自動分析器を使用して検査するいくつかの技術が出現している。この種の
検査は、看護時点(POC)診断検査と一般的に称されている。POC診断検査
システムは、電気化学バイオセンサと、光蛍光センサと、凝固に関しての常磁性
粒子検査装置と、化学的および免疫化学的の両方の検査用マイクロマシン装置と
を含んでいる。これらの技術は、多検体化学パネルを急速に実行することを可能
にし、検査装置の校正のような従来の障害に取り組んできた。POC検査は、1
)患者の枕元で行われる生体内の検査、2)手首側で行われるエクッスビボ(e
x vivo)あるいはパラビボ(vivo)の検査、および、3)患者の体内
で行われる生体内の検査として分類できる。POC検査は、労働コストの減少、
血液識別および輸送手段エラーの減少および患者の合併症の減少のような間接的
なコスト効率および節約をもたらす。
【0004】 試験管内あるいは患者の枕元のPOC装置は、一般的には、集中治療室、手術
室、救急処置室(ER)、調停室、一般患者処置室、および外来患者外科および
移動治療室を含む病院のいくつかの部門で使用されている。試験管内のPOCで
は、診断検査は臨床検査室と同様に広範囲の診断検査を提供する。試験管内のP
OCでは、検査装置は一般的には、オンラインで患者に接続されてなく、血液サ
ンプリングのためのオペレータを必要とする。POC診断市場の診断検査の主要
なカテゴリーは、動脈血液ガス、血液化学、血液グルコース、凝固、薬物乱用検
査、ヘモグロビン、ヘマトクリット、伝染病、および治療薬物監視を含んでいる
。他のカテゴリーは、ガンマーカー、心臓マーカー、コレステロール検出、免疫
診断、伝染病検出、ラクタート、および血栓溶解監視を含んでいる。
【0005】 エクッスビボPOC診断は、殆どあるいは血液損失がないオンライン実時間検
査用外部センサを使用する。一般的には、サンプル血液はクローズドシステムを
通って流れ、血液接触を最少にする。エクッスビボPOCシステムは、凝固、誤
り、校正ドリフト、および患者の体内では再校正不能であることを含む、体内セ
ンサに関連した問題点を最少にする。ミネソタ州、ミネアポリス市のオプティカ
ルセンサ社は、手動注射器装置を利用するエクッスビボ血液ガス分析器を現在市
販している。カリフォルニア州のサンディエゴ市のVIAメディカルコーポレー
ションは、比較的大容量の自動サンプリング・分析システムを利用するエクッス
ビボ血液グルコース分析器を市販している。米国特許第5,505,829号は
典型的なエクッスビボPOCシステムを開示している。
【0006】 体POC診断は、最も危篤で不安定な患者の治療にかなりの可能性を提供する
。多数の会社は生体内センサを開発しつつあるけれども、生体センサを一般に市
販し続ける障害がこれまであった。
【0007】 エクッスビボおよび体内のPOC診断は、オンラインシステムであるので、臨
床検査あるいは試験管内POC検査で生じる品質管理および情報統合のエラーを
減らすことができる。品質管理エラーは、一般に、器具エラーあるいは装置故障
でなくオペレータエラーによるものである。典型的なエラーは、不適当な試料量
、不正確な校正、劣化した検査ストリップ、不十分な確認、不十分な器具保守、
検査手順のタイミングの悪さ、および間違った材料の使用を含んでいる。臨床情
報システム統合によって、患者の枕元で収集されたデータは、患者の記録に直接
に入れることができる。これは、患者の管理処理の効率を改善し、検査室の情報
システムおよび臨床情報システムの統合を可能にし、全ての種類の患者情報の“
継ぎ目なし”フローを提供する。
【0008】 (発明の概要) 本発明の1つの態様はオンラインラクタートセンサ装置に関するものである。
このセンサ装置は、ラクタートセンサと、流体サンプルを患者から取り出す第1
のフローラインと、センサ校正流体源とを含んでいる。第1の流体フローライン
は、患者からの流体サンプルをラクタートセンサに送る。第2の流体フローライ
ンは、校正流体源とラクタートセンサとの間が流体でつながっている。
【0009】 本発明の他の態様は、センサとセンサを通り過ぎている流体流を制御するポン
プ装置とを含むセンサ装置に関連している。ポンプ装置はピストンチャンバを規
定するハウジングを含んでいる。ピストンはチャンバ内に往復するように取り付
けられている。このハウジングは、ピストンチャンバへの出入りを与える第1お
よび第2のポートを規定する。第1のポートは第2のポートから軸方向に離隔さ
れている。この装置は、センサとサンプル流体との間が流体でつながっている第
1の流体フローラインおよびハウジングの第2のポートとセンサとの間が流体で
つながっている第2のフローラインも含んでいる。センサ装置はセンサを校正す
るキャリブレート(calibrate)を含む校正流体源をさらに含んでいる
。この校正流体源はハウジングの第1のポートと流体でつながっている。
【0010】 本発明の他の態様は流体制御装置に関するものである。この流体制御装置は、
ピストンチャンバを規定するハウジングを含んでいる。このハウジングは、ピス
トンチャンバへの出入りを与える第1および第2のポートも規定する。第1のポ
ートは第2のポートから軸方向に離隔されている。流体制御装置は、ピストンチ
ャンバ内で軸方向に往復運動されるように配置され、構成されているピストンを
さらに含んでいる。
【0011】 本発明の他の態様は、ラクタートのオンライン測定のための方法に関するもの
である。この方法は、カテーテルのような第1の流体フローによりサンプル流体
を哺乳動物取り出すステップを含む。この方法は、ラクタートセンサを通り過ぎ
て第1の流体フローラインを通ってサンプル流体を送るステップも含む。この方
法はセンサで流体サンプルのラクタート量を測定するステップをさらに含む。
【0012】 本発明のさらにもう一つの態様もラクタートのオンライン測定のための方法に
関するものである。この方法は、カテーテル、ラクタートセンサ、校正流体源、
カテーテルとラクタートセンサとの間に延びる第1のフローラインと、ラクター
トセンサと校正流体源との間に延びる第2のフローラインとを含むセンサ装置を
装備するステップを含んでいる。この方法は、所定の速度で、校正流体源から、
第2のフローラインを通ってセンサを通り、第1のフローラインの中に校正流体
を送るステップもさらに含んでいる。この方法は、校正流体がセンサを通り過ぎ
て流れるときセンサを校正するステップをさらに含んでいる。この方法は、第1
および第2のフローラインの校正流体のフローを逆にし、カテーテルから、第1
のフローラインを通って、センサを通り過ぎて、第2のフローラインの中にサン
プル流体を送るステップをさらに含んでいる。最後に、この方法は、サンプル流
体がラクタートセンサを通り過ぎて流れるときサンプル流体のラクタートの量を
測定するステップを含んでいる。
【0013】 本発明の他の態様は、検体センサと、流体サンプルを患者から取り出すカテー
テルと、カテーテルと検体センサとの間が流体でつながっている第1の流体フロ
ー含む検出装置に関するものである。この装置も、センサ校正流体源と、センサ
校正流体源と検体センサとの間が流体でつながっている第2の流体フローライン
と、100マイクロリットル/分よりも小さい流量で流体サンプルをカテーテル
を通って、センサを通り過ぎて取り出す手段とを含んでいる。
【0014】 本発明の他の態様は、センサと第1および第2のポートを含むマニホールドと
を含むオンライン検出装置に関するものである。このマニホールドは第2のポー
トとセンサとの間が流体でつながっている第1の流路および第2のポートとセン
サとの間が流体でつながっている第2の流路を規定する。この装置は、第1およ
び第2の流路を通るフローを開閉する複数の弾性ダイアフラムも含んでいる。空
気圧バルブアクチュエータによって、弾性ダイアフラムは第1および第2の流路
を通るフローを空気圧で開閉する。サンプルラインは、第1のポートとサンプル
流体との間が流体でつながっていて、校正体ラインは、第2のポートと校正体流
体源との間が流体でつながっている。
【0015】 本発明を特徴付けるこれら特徴およびいろいろな他の特徴は、添付された特許
請求の範囲で詳細に示されている。本発明、その長所およびその使用によって得
られた目的をより十分に理解するために、図面および本発明の図示および説明さ
れた好ましい態様がある添付説明に参照が行われるべきである。
【0016】 (好ましい実施例の詳細な説明) 次に、添付図面に示された本発明の典型的な態様を詳細に参照する。可能であ
る場合は常に、同じあるいは同様な部品を参照するために同じ参照番号が図面全
体に使用される。
【0017】 本発明の態様は、患者のバイオ検体のオンライン監視/測定を行う装置および
方法に関するものである。本発明の1つの特定の態様は、患者のラクタート濃度
のオンライン測定を行う装置および方法に関するものである。
【0018】 ラクタートは、“疲労”している患者の体の全ての組織および臓器によって発
生される小さい分子である。患者の体において酸素に対する需要量が供給量を超
える場合は常に、灌流の状態が起こり、ラクタートが発生される。例えば、患者
が出血している場合、心臓が機能不全の場合、肢を失う危険にある場合、呼吸す
るのに十分な酸素を得てない場合、ラクタートが発生される。したがって、生命
および肢の危機にある多くの臨床状態は、患者に適当に酸素を供給するにもかか
わらず、高い血液ラクタートレベルを発生する。それは酸素供給量および新陳代
謝需要量の問題である。
【0019】 細胞レベルで、ラクタートは、アデノシン三リン酸塩の生命の維持に必要な細
胞エネルギー蓄積量に反比例し、不適当な灌流あるいは細胞損傷から6秒以内に
発生される。したがって、それは、組織レベルの細胞生存能力および全身レベル
の患者生存能力の理想生化学モニタである。
【0020】 臨床的には、高い、上昇する血液ラクタート値が極めて重要であることが知ら
れている。外傷専門医および臨床的証拠は、外傷環境のラクタートを簡単に、安
価で、連続的に監視することがトリアージおよび治療の指示に役立つ時宜を得た
救命情報を提供することによって生命を救命する、という仮説に確証を与える。
例えば、4mMの血液ラクタートレベルを有する救急処置室の患者は次の24時
間内に92%の死亡率を有する。このレベルが6mMである場合、致死率は98
%に上昇する。動物実験において、血液ラクタートレベルは、出血の数分以内に
上昇し始め、逆に、適切な蘇生法でまさに急速に降下し始める。多変量分析にお
いて、血液ラクタートは、(血圧、心摶度数、尿排泄量、塩基不足、血液ガスお
よびスワン・ガンツデータより優れている)ショック度の最高標識であり、出血
量に比例する。血液ラクタートレベルは外傷患者の生き残る可能性と相関関係が
ある。患者の増大するラクタートレベルを制御することができない治療は、求め
られた変更する必要があり、あるいは急速に追加的診断がなされなければならな
い。
【0021】 図1は、患者のラクタートのようなバイオ検体のオンライン監視/測定を行う
のに適しているアセンブリ100を示している。このアセンブリ100は、装置
101のいろいろな構成要素を収容するのに適合された下半分1および上半分5
を有する成形ポリマーシェルを含んでいる。この装置101は、プリント回路サ
ブアセンブリのマニホールド要素と一体にされたバルブのアレイを含んでいる。
この構成要素は、一般に平面であり、一連の5つの構成要素を層状に組み立てら
れる。
【0022】 さらに、図1を参照すると、アセンブリ100は、流体マニホールドプレート
3と、空気圧バルブアクチュエータ4と、プリントフレックス回路サブアセンブ
リ2と、上部シェル5と、下部シェル1と、入出力コネクタ端子27とを含むも
のとして示されている。
【0023】 下部シェル1は、内部構成要素の各々に対する支持体を備えている。内部プロ
フィール13は構成要素スタックの適切な整列を行う。凹部15によって、プリ
ント回路アセンブリ2はシェル11の中にへこませることができる。
【0024】 プリントフレックス回路サブアセンブリ2は、入出力コネクタ端子27、ラク
タートセンササイト12、および温度センサ11間に電気的に接続を行う。導電
トレース14は規定された厚さの絶縁コーティングで印刷されている。このコー
ティングはラクタートセンササイト12の周りにフローチャンバ102を形成す
るためにパターン化される。フローチャンバ102は絶縁コーティングを全然有
しない。絶縁コーティング22と同様にパターン化され、絶縁コーティング22
にわたって塗布された粘着性コーティングは、流体マニホールドプレート3で流
体シールを行い、さらにフローチャンバ102を規定する。
【0025】 次に、図1および図2を参照して、流体マニホールド3は、アセンブリ100
を通る流路を形成する。マニホールドプレート3は、好ましくは、反対方向の上
部面および下部面上の溝9のパターンを有する射出成形ポリマー構造である。こ
れらの溝は、溝9に直交する軸で流体マニホールドプレート3の本体を貫通する
図2の環状通路20によって結合される。溝9および環状通路20の組み合わせ
は2つの機能に役立つ。いくつかは、結合する通路としての機能を果たし、流体
マニホールドプレート3の一方の面から他方の面に流体を向ける。その他のもの
はバルブ構造23の1つの要素を形成するように流体マニホールドプレート3の
上面上で終端する。さらに下記に述べられるように、バルブ構造23はアセンブ
リ100を通る流体フローを制御する。
【0026】 次に、図5を参照すると、外部流体ラインの接続部に適合される3つのポート
が示される。第1のポート60(生理的食塩水とラベル)は患者インフュセート
(infusate)バッグの接続部に適合される。第2のポート62(廃液と
ラベル)は廃液バッグの接続部に適合される。第3のポート64(校正とラベル
)は校正/抗凝固薬バッグの接続部に適合されている。廃液バッグのラインは好
ましくは逆流を防止する検査バルブを含む。校正バッグのラインは、少なくとも
2つの速度で作動できる可逆流体ポンプを含むのが好ましい。
【0027】 図6〜図9は、バルブ、通路、および環状通路によって形成された流路を概略
で示している。バルブ52は、アセンブリ100から患者への流出量を制御する
。バルブ53は、センサラインあるいはシャントのいずれかの中への患者ライン
の流体のフローを制御する。バルブ54は、校正/抗凝固薬バッグ70からアセ
ンブリ100へのフローを制御する。バルブ55は、流体がセンサ12にバイパ
スできるシャントラインを制御する。
【0028】 再び、図1および図2を参照すると、空気圧バルブアクチュエータ4は、LI
Mあるいは射出成形エラストマーのいずれかを備える。このアクチュエータ4は
円筒状チャンバ7のパターンを有する。円筒状チャンバ7の数はこの装置のバル
ブ数に等しい。これらの円筒状チャンバは、空気圧バルブアクチュエータ4を上
部面から下部面まで貫通する。空気圧バルブアクチュエータ4の下部面のチャン
バの終端は、図3〜図4の膜28によって閉じられる。膜28は、圧力補償構造
21によるバルブ構造24と接触状態にされる。膜28は環状シート8を密封す
るように作動する。したがって、真空を加えることによってバルブが作動される
まで、流体フローは防止する。接続する横方向の開口19は、円筒状チャンバ7
から外側に向かい表面25まで延びる。
【0029】 再び、図1を参照すると、入出力コネクタ端子27は、真空ラインおよび遠隔
モニタをアセンブリ100に接続する手段を備えている。入出力コネクタ端子2
7は、図2の表面25の空気圧バルブアクチュエータ4に取り付けられている。
細管(図示せず)は入出力コネクタ端子27上のニップル103に取り付けられ
ている。細管は5つのマイクロプロセッサ制御形ソレノイドバルブに延びる。
【0030】 ソレノイドバルブを開くことは対応する円筒状チャンバ7内に真空勾配を形成
する。この真空によって、図3の膜28は、内側に曲がり(図4)、膜28と環
状シート8との間のシールを破る。
【0031】 再び、図1および図2を参照すると、上部シェル5は好ましくは射出成形ポリ
マーで構成されている。このシェル5は全装置101を含むように下部シェル1
と接続する。突起したプロフィール6は、上部シェル5と下部シェル1との間の
締りばめを可能にする。圧力補償構造は、円筒状チャンバ7およびバルブ構造2
4の位置と対応する位置に置かれている。これらの構造は、円筒状チャンバ7の
中に延び、環状シート8に対して膜28を変位させる(図3〜図4)。
【0032】 圧力補償構造21は、下記の要素を備えている。中心ピン16は、それから放
射状に広がる3つあるいはそれ以上の固定壁17を有する。テーパボス18は圧
力補償構造21の上端に位置する。テーパボス18は、円筒状チャンバ7と上部
シェル5との間のシーリングおよび整列のための面を与える。圧力補償構造21
は、特定の流体背圧に対してバイアス負荷を与える機能を果たす。バルブを砕く
圧力は、チャンバ7の膜28の厚さあるいは中心ピン16の長さを変えることに
よって規定されてもよい。
【0033】 動作中、アセンブリ100は、注入位置の約25cm以内の患者の腕の上に取
り付けられる。リュール(luer)接続はコネクタ10から延びる接着細管を
接続するカテーテルで形成されている。入出力コネクタ27は空気圧バルブアク
チュエータ4のソケットに差し込まれる。これは、プリント回路サブアセンブリ
2の出力および面25に共通な5つの空気圧ポートとの接続を行う。
【0034】 図6は、生理的食塩水で注入されている患者を示している。真空はバルブ51
および52を開くように加えられる。バルブ53、54および55は閉じられる
。流体ポンプ72はオフである。この状態は患者への生理的食塩水の流れを生じ
る。
【0035】 図7において、アセンブリ100には校正/抗凝固薬溶液がどっと流される。
バルブ51および52は開いている。バルブ54および55は開いている。バル
ブ53は閉じられる。ポンプ72は高速で前方に駆動している。これは、装置を
取り除き、アセンブリ100の内部通路を抗凝固薬で被覆する。患者には生理的
食塩水を注入し続ける。
【0036】 図8において、薄めていない血液のサンプルはバルブ54を越える規定点まで
取り出される。バルブ51は閉じられ、バルブ52は開いていて、それによって
生理的食塩水の注入を阻止する。バルブ53および54は開いている。バルブ5
5は閉じられる。ポンプ72は高速度で逆方向に駆動される。これは、バルブ5
4を越える規定点まで血液サンプルを取り出し、一般的には約5〜10秒動作す
る。
【0037】 図9において、患者への注入は再開され、血液サンプルは分析検査される。バ
ルブ51および52は開いていて、生理的食塩水の注入を可能にする。バルブ5
3および55は閉じられる。ポンプ72は低速度で前方に駆動される。これによ
って全ての流れがセンサ12にいきわたる。所定の校正および信号条件付け期間
後、サンプルはディスプレイに記録される。
【0038】 同様なサイクルの血液分析は、5分毎に一度位頻繁に生じるように医療技術者
によってプログラム化されてもよい。
【0039】 バルブ本体を通る流量は、毎分約5マイクロリットル〜数マイクロリットルま
で変えられてもよい。
【0040】 バルブ55によって制御されるバイパス溝によって、高流量がセンサ付近で分
流できる。センサに送る流量はセンサの大きさにより制限される。過剰流および
乱流はセンサを傷つける可能性がある。
【0041】 図10は、本発明の他の実施例であるセンサ装置210を示している。センサ
装置210の1つの一般的態様は、ラクタート、グルコースあるいは他の検体の
オンライン測定のためのエクッスビボ検体センサを提供することにある。製造・
動作効率を促進するために、装置210は、患者から検体センサを通り過ぎて校
正流体源に延びるように構成された単一の遮断されない流路を有することが好ま
しい。語句“単一の遮断されない流路”は、装置がバルブあるいは同様なフロー
制御装置を使用しないで、患者と校正流体源との間のフローを経路選択すること
を意味することを意図している。
【0042】 この装置は好ましくは双方向装置である。用語“双方向”は、フローが単一の
フローラインを通ってセンサを横切って前後に向けられることを意図している。
例えば、フローは、校正流体源から患者の方へ第1の方向に向けることができる
。これによって、センサは校正でき、全流路は抗凝固薬で覆うことができる。セ
ンサの校正および抗凝固薬での流路のコーティング後に、装置におけるフローは
、好ましくは逆にされ、流体サンプルを患者からセンサを横切って校正流体源の
方へ流れさせる。これによって、流体サンプルの検体レベルはセンサによって測
定できる。
【0043】 本発明のいくつかの実施例において、バルブは利用できるが、この装置の双方
向特性は連続流路に沿っての内部バルブに対する必要性を除去する。この装置の
双方向特性は製造コストも減少する。これは使い捨てにできる装置で特に重要で
ある。
【0044】 患者の不快感を最少にするために、本発明の他の一般的な好ましい実施例は流
路を通る比較的低い流量を使用することに関するものである。例えば、100マ
イクロリットル/分よりも小さくあるいは50マイクロリットル/分よりも小さ
い流量が好ましい。このような低い流量によって、サンプル流体を、毛細管床の
ような低流領域から取り出すことができ、それによって患者の不快感をさらに減
少させる。
【0045】 前述の一般的な装置は、患者のラクタートレベルのような検体レベルを監視す
る簡単で、比較的安価な装置を提供する。この装置は最少の部品数であるために
、この装置は理想的には使い捨てに適している。この装置の簡単さはこの装置の
アセンブリおよび動作も容易にする。
【0046】 戻って図10を参照すると、センサ装置210は、一般に、検査流体サンプル
を取り出すカテーテル212と、サンプルのラクタートのような検体を測定する
センサモジュール214と、注射器216とを含んでいる。単一の遮断されない
流路218は注射器216とカテーテル212との間に延びる。流路218は、
カテーテル212とセンサモジュール214との間に延びる第1のフローライン
220、センサモジュール214によって形成される検査チャンバ222、およ
びセンサモジュール214と注射器216との間に延びる第2のフローライン2
23によって形成される。センサ装置210は、注射器ドライバ226、キーボ
ードのような入力装置227、メモリ229、センサモジュール214内の電気
化学センサ234、およびモニタのようなディスプレイ装置230とインタフェ
ースする制御装置あるいはコントローラ224を含んでいる。校正流体源235
は、好ましくは、校正流体を第3のフローライン236を通って注射器216に
供給する。注射器216は、校正流体を校正流体源235から取り出し、第2の
フローライン223に対して校正流体源としての役割を果たす。
【0047】 患者217の毛細管床から血液サンプルを取り出すことができる比較的小さい
直径であることがカテーテル212にとって好ましい。好ましくは、カテーテル
212は、100マイクロリットル/分よりも小さいかあるいは50マイクロリ
ットル/分よりも小さい流量で血液あるいは他の流体サンプルを取り出すことが
できる。もちろん、従来の静脈カテーテルおよび他の種類のカテーテルは患者か
ら検査流体を取り出すためにも利用できる。医学応用において流体サンプルを患
者から取り出す他の技術には頭蓋内圧(ICP)、マイクロ透析療法、電離療法
を含んでいる。
【0048】 第1、第2および第3のフローライン220、223および236は、好まし
くは、従来の医用管によって形成される。好ましい実施例では、フローライン2
20および223は、1/8インチより小さいかあるいは0.1インチあるいは
約0.010インチよりも小さい内径を有する。比較的小さい直径の第1および
第2のフローライン220は、カテーテル212を通って取り出される流体サン
プルと注射器216を通る流路218に分配される校正流体との混合を禁止する
のに役立つ。流体サンプルと校正流体との間に形成された動的境界が、拡散によ
る汚染が最少になるように小さな領域を有するために、混合が禁止される。さら
に、混合は、流路218内で層流状の流れを保持することによっても禁止される
【0049】 非限定例として、校正流体源は、重力により校正流体を第1のフローライン2
36を通って注射器216に供給する従来の静脈注射用(IV)バッグであって
もよい。もちろん、注射器ポンプ、空気圧ポンプおよび蠕動ポンプのような他の
装置も使用されてもよい。注射器216に供給される好ましい校正流体は、所定
の濃度のラクタートセンサのためのラクタートあるいはグルコースセンサのため
のグルコースのような校正体を含んでいる。校正流体は校正体に加えていろいろ
なの他の構成要素を含んでもよい。例えば、クエン酸ナトリウムのような抗凝固
薬が使用されてもよい。好ましい校正流体は、クエン酸ナトリウム、生理的食塩
水およびラクタートの溶液を含む。もちろん、ラクタートは、ラクタートセンサ
がこの装置で使用されているならば、校正体としてだけ使用される。本装置で使
用できる他の種類の校正体はグルコース、カリウム、ナトリウム、カルシウムお
よびリンゲルラクタートを含んでいる。
【0050】 制御装置224は、マイクロコントローラ、機械式コントローラ、電気式コン
トローラ、ハードウェア駆動式コントローラ、ファームウェア駆動式コントロー
ラあるいはソフトウェア駆動式コントローラのような任意の種類のコントローラ
を含んでもよい。同様に、注射器ドライバ226、ディスプレイ装置230、お
よび入力装置227は既製の構成要素を含んでもよい。例えば、コントローラ、
ディスプレイ装置、入力装置、および注射器ドライバを組み込んでいる適当な装
置は、Ivacという名でカリフォルニア州のサンディエゴ市のアラリスコーポ
レーションあるいはMedFusionという名でオハイオ州のヒルリアード市
のメデックスコーポレーションによって販売されている。
【0051】 センサ装置210の電気化学センサ234は、バイオ検体を検出あるいは測定
するワイヤード酵素センサであることが好ましい。例示のワイヤード酵素センサ
は、ここに参照してここに組み込まれる米国特許第5,264,105号、米国
特許第5,356,786号、米国特許第5,262,035号、および米国特
許第5,320,725号に記載されている。
【0052】 図11は、センサモジュール214内に組み込まれてもよい電気化学センサ2
34の1つの実施例の平面図である。センサ234は、4つの離隔された動作電
極240と、対向電極241と、基準電極242とを含んでいる。動作電極、対
向電極、および基準電極240、241、および242は、従来のフレキシブル
回路板244上の別個の導電ラインあるいはトレースとして形成される。動作電
極、対向電極、および基準電極240、241、および242の少なくとも一部
はセンサモジュール214の検査チャンバ222に沿って置かれている。
【0053】 動作電極240は、ラクタートあるいはグルコースのような検体が電気酸化あ
るいは電気還元される。電流は、動作電極240と対向電極241との間に送ら
れる。作動電極240の電位は基準電極242に対して監視される。本来電流は
基準電極242を全然通らないので、その電位は一定のままであり、その開回路
値に等しい。この装置は3電極方式と呼ばれる。
【0054】 電流が小さい場合、2電極方式が使用されてもよい。すなわち、対向電極24
1は動作電極としても使用されてもよく、基準電極242は対向電極の役も務め
てもよい。電流が小さいので、基準電極242を流れる低電流の通過は、基準電
極242の電位に影響を及ぼさない。
【0055】 動作電極、対向電極、および基準電極240、241、および242は、検査
チャンバ222内に置かれている。チャンバ222は、サンプルがチャンバ22
2に提供される場合、サンプルが動作電極、対向電極、および基準電極240、
241、および242の両方と流体で接触しているように構成される。これによ
って、電流は、電極240、241、および242間に流れることができ、検体
の電気分解(電気酸化あるいは電気還元)を行う。
【0056】 動作/対向電極240および241は任意の導電材料によって形成されてもよ
い。典型的な導電材料は、炭素、金、白金、グラファイト、パラジウムおよび酸
化すずを含む。動作電極240は、検出層で被覆されている検査面を有すること
が好ましい。検出層は、好ましくは、レドックス化合物あるいは仲介剤(med
iator)を含んでいる。ここでは、用語レドックス化合物は、酸化および還
元できる化合物を意味するように使用される。典型的なレドックス化合物は、有
機リガンドを有する遷移金属錯体を含む。好ましいレドックス化合物/仲介剤は
、2、2′‐ビピリジンのようなヘテロサイドを含有する窒素を有する1つある
いはそれ以上のリガンドを有するオスミウム遷移金属錯体である。検出層はレド
ックス酵素も含んでもよい。レドックス酵素は、検体の酸化あるいは還元を触発
する。例えば、検体がグルコースである場合、グルコース酸化酵素あるいはグル
コースデヒドロゲナーゼを使用してもよい。さらに、検体がラクタートである場
合、ラクタート酸化酵素あるいはラクタートデヒドロゲナーゼはこの役割を果た
す。一方が示されているような装置では、これらの酵素は、レドックス化合物に
よって検体と電極との間に電子を伝達することによって検体の電気分解を触発す
る。
【0057】 図11に示されたセンサ234に関して、1つの動作電極だけは特定の検体を
監視あるいは検出する必要がある。複数の動作電極は、異なる検体が監視できる
ように備えられている。
【0058】 基準電極242は、動作/対向電極240および241と同様に構成できる。
基準電極242に適している材料は、非導電ベース材料の基板上のAg/AgC
lあるいは銀金属ベース上の塩化銀を含む。
【0059】 電気化学センサ234の使用において、予めに決定された電位は動作電極およ
び基準電極240および242の両端間に印加される。電位が印加され、所望の
検体を含有するサンプル流体が検査チャンバ222にある場合、電流は、動作電
極240、対向電極241および基準電極242間に流れる。電流は、サンプル
流体の検体の電気分解の結果である。この電気化学反応は、レドックス化合物お
よび任意のレドックス酵素によって生じる。所与の電位で発生された電流を測定
することによって、検査サンプルの所与の検体の濃度を決定できる。
【0060】 当業者は、電流測定が、特に、電量技術、電位差技術、電流技術、容積技術お
よび他の電気化学技術を含むいろいろの技術によって得ることができると分かる
【0061】 典型的な非電量技術によって得られた測定は一般に温度依存である。したがっ
て、温度プローブによって発生された温度データはこのような技術に対して信頼
性のある検体データを生成するために使用される。本発明のいくつかの実施例で
は、温度プローブはプリント回路板244上のラインとして形成できる。一方、
温度プローブは、検査チャンバ222の外側あるいは流路218に沿っての代替
位置のチャンバ222内のどこかほかに置かれてもよい。温度プローブは、好ま
しくは、制御装置224とインタフェースする。
【0062】 図12はセンサモジュール214の分解透視図である。図12に示されるよう
に、センサモジュールは、センサハウジング246に接続するように構成された
端子ハウジング247を含んでいる。フレキシブル回路板244および感圧接着
剤245の層は、端子およびセンサハウジング247および246間に置かれて
いる。感圧接着剤245は、センサモジュール214の幅の両端間に延びる細長
いスロット243を規定する。センサハウジング246は、第1のフローライン
220の接続に対して適合された第1のポート237および第2のフローライン
223の接続に対して適合された第2のポート239を含んでいる。
【0063】 さらに図12を参照すると、モジュール214の端子ハウジング247は、複
数のコネクタピン280(図14Aに示されている)を有するコネクタポート2
79を含む出力端部249を含んでいる。コネクタピン280の中の6つは、フ
レキシブル回路板244の対応する電極240、241、および242と電気的
に接続している。第7のピン280は、将来の開発で使用するための冗長/拡大
ピンである。使用中、電気コネクタ251は、コネクタポート279内に挿入さ
れ、ピン280に接続されている。フレキシブル電気ケーブル253は、コネク
タ251とコントローラ224との間の接続を行う。ケーブル253によって、
コントローラ224は、動作電極および基準電極240および242の両端間に
電位を印加し、生じる電流を監視できる。コネクタ251は、端子ハウジング2
47の出力端249の周りに耐流体シールを形成する。
【0064】 図13は、組み立てられたセンサモジュール214を示している。組み立てら
れるとき、センサハウジングおよび端子ハウジング246および247は一緒に
接続し、フレキシブル回路板244および粘着性層245はハウジング246お
よび247間で捕獲される。さらに、第1および第2のフローライン220およ
び223は第1および第2のポート237および239内に挿入され、コネクタ
251の弾性スカート255は端子ハウジング247の出力端部249の上に挿
入される。
【0065】 図14Aおよび図14Bを参照すると、センサモジュール214の検査チャン
バあるいはセル222は、センサハウジング246の第1および第2のポート2
37および239間で横方向に延びる。電気化学センサ234の動作/対向電極
240、241、および基準電極242の少なくとも一部は検査チャンバ222
内に置かれている。フレキシブル回路板244によって規定された第1の孔25
3およびセンサハウジング246によって規定された第2の孔255は、検査セ
ル222と第1および第2のフローライン220および223との間が流体でつ
ながっている。
【0066】 検査セル222は、センサモジュール214の端子ハウジングおよびセンサハ
ウジング246および247の間に形成される。検査セル222のための空の空
間は、感圧接着剤245の層に形成された細長いスロット243によって提供さ
れる。ハウジング246および247間に圧縮される接着剤245は検査セル2
22の周りに耐流体シールも与える。紫外線硬化可能接着剤のような他の種類の
接着剤はセンサモジュール214をさらに密封するために使用されてもよい。
【0067】 検査セルを通して流すことは薄い一面の検査流体にとっては好ましい。したが
って、0.1インチよりも小さいかあるいは0.01インチあるいは約0.00
5インチよりも小さい厚さTを有することは検査セル222をとって好ましい。
検査セル222の好ましい長さL1は約0.5インチである。検査セル222の
好ましい厚さ(厚さTおよび長さLに垂直な方向に)は0.05〜0.07イン
チの範囲である。
【0068】 流路218内の混合を禁止するために、流路218全体に層流状フローを保持
することは好ましい。第1および第2のフローライン220および223間の遷
移に層流状フローを保持するのを容易にするために、第1および第2のフローラ
イン220および223の各々とほぼ同じ断面積を有することは検査セル222
にとって好ましい。検査セル222の断面積は、検査セル222を通るフローの
方向に対して通常横方向に整列された平面に沿ってとられることが好ましい。
【0069】 次に、図15を参照すると、端子ハウジング247は、センサハウジング24
6によって規定された対応する凹部256内で接続するかあるいは取り付ける入
力端部255を含んでいる。センサハウジング246の凹部256は、電気化学
センサ234のフレキシブル回路板244を保持するための大きさおよび形状に
される。センサハウジング246の凹部256は、第1および第2の横方向に整
列された壁258および260によって規定される。第1および第2の壁258
および260は、折り畳みエッジ262で横切る。第2の壁260は一般に平面
であるのに対して、第1の壁258は複数の通常平行な凹部264を規定する。
センサハウジング246の第2の孔255は第2の壁260を通して開いている
。前述のように、第2の孔255は、検査チャンバ222と第1および第2のフ
ローライン220および223間が流体でつながっている。
【0070】 図15をさらに参照すると、端子ハウジング247内に収容されるコネクタピ
ン280は、コネクタポート279内に置かれた出力端部284を含む。図16
に示されるように、出力端部284は、中間に置かれた横断部によって入力端部
282に接続されている。入出力端部282および284は、好ましくは、通常
互いに対して平行である。
【0071】 フレキシブル回路板244はセンサハウジング246の凹部256内に取り付
けるように構成される。電極240、241および242を含むフレキシブル回
路板244の下部263は、第2の壁260に対して平坦に整列させるように構
成される。センサモジュール214が組み立てられる場合、フレキシブル回路板
244は、フレキシブル回路板244の上部267がセンサハウジング246の
第1の壁258に対して平坦であるように折り畳みエッジ262に対応する折り
畳みラインA‐Aに沿って折り畳まれる。フレキシブル回路板244の上部26
4は、動作電極および対向電極240および242に接続されているリード26
5を含む。上部264が折り畳まれた配置に置かれ、凹部256内に挿入される
場合、各リード265は、第1の壁258によって規定される対応する凹部26
4の上に直接置かれている。
【0072】 次に、図17を参照すると、端子ハウジング247の入力端部255は、セン
サモジュール214が組み立てられる場合、フレキシブル回路板244の下部2
63に面するように構成された壁270を含んでいる。端子ハウジング247の
入力端部255は、壁270に対して横方向に通常整列された軸方向フランジ2
74をさらに含んでいる。センサモジュール214が組み立てられる場合、軸方
向フランジ274は、センサハウジング246の第1の壁258に面するように
構成された面276を含んでいる。端子ハウジング247の壁270は、軸方向
フランジ274が壁270と交差する領域に隣接して置かれた複数の離隔開口2
78も含んでいる。図17に示されるように、コネクタピン280の入力端部2
82は開口278を通って延びる。
【0073】 組み立てられるとき、端子ハウジング247の入力端部255は、センサハウ
ジング246の凹部256内で接続する。コネクタピン280の入力端部282
は端子ハウジング247の孔278を通って挿入され、(図17に示されるよう
に)軸方向フランジ274の面276に沿って延びる。コネクタピン280の入
力端部282は、フレキシブル回路板244の上部264上に形成されたリード
265と係合する。入力端部282およびフレキシブル回路板244は、端子ハ
ウジング247の軸方向フランジ274とセンサハウジング246の第1の壁2
8との間で圧縮される。このような圧縮によって、フレキシブル回路板244は
、第1の壁258の上部面に沿って形成された平行な凹部264内で変形する。
コネクタピン280の出力端部284および横方向部286は、端子ハウジング
747の出力端249によって規定されたコネクタポート279内に置かれる。
【0074】 流体制御/サンプリング/ポンピング装置はセンサ装置210の流路218を
通る流体フローを制御するために使用できるが、好ましいポンピング装置は流体
を送るピストン状構造を有する。1つの典型的な装置は図18Aおよび図18B
に概略が示されている修正型注射器216である。注射器216はピストンチャ
ンバ292を規定する注射器ハウジング290を含んでいる。注射器ハウジング
292はピストンチャンバ292に出入りできる第1および第2のポート294
および296も規定する。第1のポート294は第2のポート296からの距離
Dを軸方向に離隔されている。第1のポート294は、好ましくは、校正流体を
注射器216に供給する第3のフローライン236に接続されているのに対して
、好ましくは、第2のポート296は第2のフローライン223に接続されてい
る。
【0075】 注射器ハウジング290は閉端部300と対抗する位置にある開端部298を
含む。側壁302は開・閉両端部298および300間に伸びる。第2のポート
296は閉端部300もしくはベースを通って延び、第1のポート294は側壁
302を通って延びる。
【0076】 ピストンチャンバ292は縦軸A‐Aに沿って整列される。第1のポート29
4は縦軸A‐Aに対して半径方向に延びるのに対して、第2のポート296は縦
軸A‐Aに対して軸方向に延びる。
【0077】 側壁302の上部エッジに非常に接近して置かれた第1のポート294が示さ
れる。しかしながら、第1のポート294は側壁302に沿っていろいろな位置
に置かれてもよいことが分かる。さらに、図18Aおよび図18Bに示されるよ
うに、第1のポート294と校正流体源との間に遮断されない流路が備えられて
いる。しかしながら、いくつかの実施例では、検査バルブを第3のフローライン
236に沿って第1のポート294にあるいはどこかに配置し、第3のフローラ
イン236を通る逆流を禁止することが好ましいことがあると分かる。
【0078】 注射器216のピストン228は、注射器ハウジング290のピストンチャン
バ292内で相反運動するために取り付けられる。好ましくは、ピストン228
は、制御装置224によって制御可能である注射器ドライバ226を通って制御
される方法で往復運動される。ピストン228は、好ましくは少なくともピスト
ン228の最大ストローク長ぐらいの長さである長さL2を有する細長いヘッド
304を含んでいる。ピストンの最大ストローク長は、第1のポート294の上
部からピストンがピストンチャンバ292内を貫通する最遠点まで測定される。
【0079】 図18Aおよび図18Bに示されるように、ピストン228は、第1のポート
294が開いていて、校正流体がピストンチャンバ292に入ることができる第
1の位置(図18Aに示される)と、ピストンヘッド304が、校正流体がピス
トンチャンバ292に入ることを禁止するように第1のポート294を遮断する
第2の位置(図18Bに示される)との間で移動可能である。少なくともピスト
ンヘッド304の一部は好ましくは、注射器ハウジング290のピストンヘッド
304と側壁302との間で通常耐流体シールを形成できる通常弾性材料あるい
はエラストマー材料で作られている。
【0080】 使用中、ピストン228は、校正流体が重力によって校正流体源235からピ
ストンチャンバ292に流入するように第1の位置(図18A)に移動される。
校正流体が第1のポート294を通ってピストンチャンバ292に流入するとき
、校正流体は、重力によっても第2のポート296を通ってピストンチャンバ2
92の外側に押し出される。したがって、校正流体源235からのフローによっ
て校正流体は注射器216から流路218を通ってカテーテル212の方へ流れる 。注射器216からの好ましい重力流量は、50〜100マイクロリットル/分
あるいは50マイクロリットル/分未満の範囲である。
【0081】 流路218内の制御された流体の流れを与えるために、ピストン228は、制
御された速度で第2の位置(図18B)の方へ駆動され、それによって校正流体
をピストンチャンバ292から第2のフローライン223に押し込めさせる。一
旦ピストンヘッド304より低いエッジが第1のポート294の下に移動すると
、第1のポート294は、校正流体が第1のポート294を通ってピストンチャ
ンバ292に入ることを禁止されるように効果的に遮断されると同時にピストン
は校正流体を第2のポート296の外へ押し出す。
【0082】 校正流体の所望の体積がピストン226によって強制的に第2のポート296
を通った後、ピストン228は、方向を逆にし、所定の流量の校正流体を、第2
のフローライン223から第2のポート296を通ってピストンチャンバ292
に取り出す。流体サンプルはカテーテル212を通って、センサモジュール21
4の方へ取り出される。ピストン226は、図18Aに示された第1の位置に到
達するまで、後方へ移動する。図18Aの第1の位置に到達すると、前述された
サイクルは繰り返すことができる。
【0083】 センサ装置210の使用中、流路218は最初に空気を取り除く。図18Aの
第1の位置の注射器216のピストン228に関して、校正流体源235からの
校正流体(好ましくは校正体および抗凝固薬を含む)は、第1のポート294を
通りピストンチャンバ292に流入し、ピストンチャンバ292を通って下方の
流路218に流入する。このように、校正流体は、流路218を通して分配され
るので、流体系の内部面が層の新鮮な抗凝固薬で被覆される。少量の校正流体は
カテーテル212を通って患者217の中に注入されてもよい。
【0084】 一旦流路218が校正流体で充満されると、制御装置224は、注射器ドライ
バ226に指令し、5〜100マイクロリットル/分、あるいは50マイクロリ
ットル/分未満のような所定の流量で校正流体を流路218を通って患者217
の方へ流させるように、ピストン228を所定の速度でピストンチャンバ292
の中に押し込む。
【0085】 校正流体は、電気化学センサ234が校正と、流体系の内部面を新しい抗凝固
薬で被覆することの両方ができるのに十分な所定の時間、所定の速度で流路21
8に沿って患者の方へ流れる。ピストン228の単一のストローク長は、好まし
くは、(第1のフローライン220の内部体積)+(検査チャンバ222の内部
体積)+(第2のフローライン223の長さL3の内部体積)に等しい校正流体
の体積を変位させる。
【0086】 一旦所定の体積の校正流体が注射器216から分配されると、制御装置224
は、注射器ドライバ226に指令してピストン228で引き戻し、注射器216
に流体(すなわち、血液)サンプルを患者217から吸引させる。流体サンプル
がカテーテル212を通って、第1のフローライン220に好ましくは50マイ
クロリットル/分未満の速度で取り込まれる。第1のフローライン220から、
流体サンプルは、検査チャンバ222を通って第2のフローライン223に流入
する。サンプル流体が第2のフローライン223の長さL3の終わりに到達する
まで、検査流体は第2のフローライン223に取り込まれる。サンプル流体が第
2のフローライン223の長さL3の終わりに到達した時同時に、ピストン22
8は好ましくは図18Aの第1の位置に到達する。
【0087】 ピストン226が図18Aの第1の位置に到達した時、注射器ドライバ226
はピストン228を停止し、新鮮な校正流体は、第1のポート294を通って注
射器290に流入し始める。新しい校正流体が注射器226に入ると、サンプル
流体は、徐々に逆にフローライン218から患者の中にどっと流れる。一旦流路
218が校正流体で再充満されると、このサイクルを繰り返すことができる。
【0088】 長さL3およびその対応する内部体積を選択する際に、多数の要因を考慮に入
れるべきである。先ず第一に、緩衝領域の十分な長さL4は、ピストンチャンバ
292内の校正流体が汚染されることを禁止するために存在しなければならない
。さらに、長さL3に関連した体積は、電気化学センサ234が検査サンプルの
正確な読み取りを行うことができるのに十分大きくあるべきである。換言すれば
、電気化学センサ234は、正確な読み取りを行うために所定の時間量の間検査
サンプルに触れさせるべきである。したがって、流路218を通る流量に応じて
、細管の長さL3は検査中センサ234を通り過ぎて流れるはずの流体サンプル
を収容するのに十分大きい大きさであるべきである。例えば、電気化学センサ2
34を正確な読み取りを行うために1分間検査サンプルに触れさせるべきであり
、装置を通る流量は50マイクロリットル/分であり、細管の長さL3は少なく
とも50マイクロリットルの体積を与えるべきである。
【0089】 ある種の応用では、制御装置224は、センサ装置210に所定の時間間隔で
流体サンプルを受け取らせるようにプログラム化することができる。例えば、サ
ンプル検査は時間毎あるいは15分毎もしくは5分毎に行うことができる。サン
プリング間の時間中、センサ234を含む全流路218は好ましくは校正流体に
浸される。
【0090】 センサ装置210は使い捨てにできるエクッスビボラクタートモニタとしての
使用に特に適している。ラクタートモニタとして使用される場合、センサ装置2
10は、コントローラ224を介して、時間毎、15分毎、あるいは5分毎のよ
うな所定の間隔でラクタート読み取りを自動的にサンプルできる。現在のラクタ
ート読み取りはディスプレイ装置230上に表示できる。さらに、ラクタート濃
度の増加、ラクタート濃度の減少、およびラクタート濃度変化率のような傾向が
制御装置224に関連するメモリ229に記憶できる。このような情報は、所与
の日の特定の患者に対するラクタート履歴ラインあるいは平均ラクタート読み取
りのようなデータを医者に提供するために使用できる。
【0091】 サンプリング間隔、サンプリング体積およびこの装置を通る所望の流量のよう
な情報は入力装置を介してコントローラに提供できることが分かる。さらに、メ
モリに記憶された情報は入力装置を介してアクセスできる。さらに、この装置内
のフローは、注射器によって追い出された体積を監視する技術、タイミング装置
、あるいは流路218に沿っていろいろな位置に置かれたセンサの使用によって
監視および制御できる。
【0092】 図19は、本発明の原理に従って構成された好ましいポンピング装置320の
分解透視図である。このポンピング装置320は図10に示された装置210の
ようなセンサ装置で使用するために適合している。
【0093】 ポンピング装置320は、上部ポンプハウジング324と、下部ポンプハウジ
ング326と、上部ポンプハウジングおよび下部ポンプハウジング324および
326間に置かれたマニホールド328とを含むハウジング322を含んでいる
。軸方向口径あるいはピストンチャンバ330はハウジング322を通って軸方
向に延びる。下部ポンプハウジング326は、ピストンチャンバ330と流体で
つながっている端部ポート334を規定するベース332を含んでいる。マニホ
ールド328は、ピストンチャンバ330とも流体でつながっている側面ポート
336を規定する。図19に示されるように、細長い弾性下部シール338は、
マニホールド328と下部ポンプハウジング326との間に置かれている。同様
に、細長い、弾性上部シール340は、上部ポンプハウジング324とマニホー
ルド328との間に置かれている。ポンピング装置320は、ピストンチャンバ
330内に逆方向に取り付けられるように構成される細長い円筒状ピストン部材
342およびピストン部材342の端部に接続するように構成された駆動ノブ3
44も含んでいる。ピストン部材342はステンレススチールのような材料で作
られてもよい。
【0094】 図20は、組み立てられるときのポンピング装置320を示している。図20
に示されるように、上部ポンプハウジングおよび下部ポンプハウジングは主にマ
ニホールド328に係合する。上部シール340は、上部ポンプハウジング32
4内に挿入され、マニホールド328の第1のネック部346(図19に示され
ている)の上にも挿入される。同様に、下部シール338は、下部ポンプハウジ
ング326内に挿入され、マニホールド328の第2のネック部348(図19
に示されている)の上にも挿入される。ピストン部材342は、ハウジング32
2のピストンチャンバ330内に逆方向に取り付けられ、上部シールおよび下部
シール340および338を通って延びる。下部シール338は、マニホールド
328の下の位置でピストン部材342の周りに一般に耐流体シールを形成する
のに対して、下部シール340は、マニホールド328の上の位置でピストン部
材342の周りに通常耐流体シールを形成する。ノブ344はピストン部材34
2の端部に固定される。
【0095】 使用中、ポンピング装置320は図18Aおよび図18Bに示された修正型注
射器と同様に作動する。例えば、側面ポート336は、校正流体のような流体源
に接続できるのに対して、端部ポート334は、サンプル流体と流体でつながっ
ている流路に接続できる。ピストン部材342をピストンチャンバ330の中に
押し込むことによって、ピストンチャンバ330内の流体は強制的に端部334
から押し出される。ピストン部材342の端部が側面ポート336を越えて延び
る限り、ピストン部材342それ自体は流体が側面ポート336を通ってピスト
ン部材330から強制的に押し出されることを防止する。ピストン部材342が
ピストンチャンバ330から外側の方向に引っ張られると、流体は端部ポート3
34を通るピストンチャンバ330に取り込まれる。ピストン部材324の端部
が側面ポート336を通り過ぎて移動する場合、流体は側面ポートを通ってピス
トンチャンバ330に入ることができる。
【0096】 前述の説明に関して、本発明の範囲を逸脱しない限り、変更が、細部に、特に
使用される構造材料および部品の形状、サイズおよび配置の問題で行われてもよ
いことに理解すべきである。例えば、本発明のいろいろの態様は、医療環境に限
定されなくて、産業環境、製造環境あるいは農業環境の検体の測定のような他の
環境にも応用できる。明細書および示された態様は、上記の特許請求の範囲の広
義の意味によって示されている本発明の真の範囲および精神に対して、例として
のみ役立つとみなされるべきであることを意図している。
【図面の簡単な説明】
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成し、本発明のいくつかの態様お
よび説明とともに示している添付図面は本発明の原理を説明するのに役立つ。図
面の簡単な説明は下記のとおりである。
【図1】 本発明によるセンサモジュールの実施例の分解透視図である。
【図2】 本発明による図1に示されたセンサモジュールのサブアセンブリの分解透視図
である。
【図3】 本発明による閉じた位置のセンサモジュールのバルブアセンブリの概略断面図
である。
【図4】 開いた位置のバルブアセンブリを示す図3と同様な概略断面図である。
【図5】 図1および図2と同様であり、センサの機能面を示すセンサモジュールの分解
透視図である。
【図6】 いろいろな動作モードのセンサモジュールを示す概略図である。
【図7】 いろいろな動作モードのセンサモジュールを示す概略図である。
【図8】 いろいろな動作モードのセンサモジュールを示す概略図である。
【図9】 いろいろな動作モードのセンサモジュールを示す概略図である。
【図10】 本発明の原理に従って構成されたセンサ装置の実施例の概略図である。
【図11】 図10の装置と併用するのに適しているセンサの実施例の平面図である。
【図12】 本発明の原理に従って構成されたセンサモジュールの実施例の分解透視図であ
る。
【図13】 組み立てられたときの図12のセンサモジュールの透視図である。
【図14A】 図13のセンサモジュールを通って縦方向に切断される断面図である。
【図14B】 図14Aの一部の拡大図である。
【図15】 図12のセンサモジュールの他の分解透視図である。
【図16】 図12のセンサモジュールで使用されたコネクタピンの透視図である。
【図17】 図12のセンサモジュールの端子ハウジングの入力端の透視図である。
【図18A】 図10の装置と併用するのに適したポンプ装置の実施例の概略図で、ポンプ装
置が引っ込められた位置に示されている。
【図18B】 引き出された位置の図18Aのポンプ装置を概略的に示している。
【図19】 本発明の原理により構成された好ましいポンプ装置の分解図である。
【図20】 図19のポンプ装置の組み立てられた透視図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年3月24日(2000.3.24)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 ラクタートのようなバイオ検体を測定する装置および方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は一般にバイオ検体を測定する装置および方法に関連するものである。
より詳細にはラクタートを測定する装置および方法に関連するものである。
【0002】 (背景技術) 危篤処置患者に関しては、医者は、患者の生物学的検体の存在および濃度を決
定するために長い間個人検診および臨床検査室の結果に頼った。臨床検査室は、
十分に管理された高品質環境で大量の検査および分析証拠に関して広範囲の自動
化装置を提供する。しかしながら、臨床検査室は、外傷および多臓器機能不全患
者を適切に治療するのに必要な即時の結果を提供できない。
【0003】 即時検査結果に対する臨床的な要求に対処するために、患者の枕元で信頼性の
ある、自動分析器を使用して検査するいくつかの技術が出現している。この種の
検査は、看護時点(POC)診断検査と一般的に称されている。POC診断検査
システムは、電気化学バイオセンサと、光蛍光センサと、凝固に関しての常磁性
粒子検査装置と、化学的および免疫化学的の両方の検査用マイクロマシン装置と
を含んでいる。これらの技術は、多検体化学パネルを急速に実行することを可能
にし、検査装置の校正のような従来の障害に取り組んできた。POC検査は、1
)患者の枕元で行われる生体内の検査、2)手首側で行われるエクッスビボ(e
x vivo)あるいはパラビボ(vivo)の検査、および、3)患者の体内
で行われる生体内の検査として分類できる。POC検査は、労働コストの減少、
血液識別および輸送手段エラーの減少および患者の合併症の減少のような間接的
なコスト効率および節約をもたらす。
【0004】 試験管内あるいは患者の枕元のPOC装置は、一般的には、集中治療室、手術
室、救急処置室(ER)、調停室、一般患者処置室、および外来患者外科および
移動治療室を含む病院のいくつかの部門で使用されている。試験管内のPOCで
は、診断検査は臨床検査室と同様に広範囲の診断検査を提供する。試験管内のP
OCでは、検査装置は一般的には、オンラインで患者に接続されてなく、血液サ
ンプリングのためのオペレータを必要とする。POC診断市場の診断検査の主要
なカテゴリーは、動脈血液ガス、血液化学、血液グルコース、凝固、薬物乱用検
査、ヘモグロビン、ヘマトクリット、伝染病、および治療薬物監視を含んでいる
。他のカテゴリーは、ガンマーカー、心臓マーカー、コレステロール検出、免疫
診断、伝染病検出、ラクタート、および血栓溶解監視を含んでいる。
【0005】 エクッスビボPOC診断は、殆どあるいは血液損失がないオンライン実時間検
査用外部センサを使用する。一般的には、サンプル血液はクローズドシステムを
通って流れ、血液接触を最少にする。エクッスビボPOCシステムは、凝固、誤
り、校正ドリフト、および患者の体内では再校正不能であることを含む、体内セ
ンサに関連した問題点を最少にする。ミネソタ州、ミネアポリス市のオプティカ
ルセンサ社は、手動注射器装置を利用するエクッスビボ血液ガス分析器を現在市
販している。カリフォルニア州のサンディエゴ市のVIAメディカルコーポレー
ションは、比較的大容量の自動サンプリング・分析システムを利用するエクッス
ビボ血液グルコース分析器を市販している。米国特許第5,505,829号は
典型的なエクッスビボPOCシステムを開示している。
【0006】 体POC診断は、最も危篤で不安定な患者の治療にかなりの可能性を提供する
。多数の会社は生体内センサを開発しつつあるけれども、生体センサを一般に市
販し続ける障害がこれまであった。
【0007】 エクッスビボおよび体内のPOC診断は、オンラインシステムであるので、臨
床検査あるいは試験管内POC検査で生じる品質管理および情報統合のエラーを
減らすことができる。品質管理エラーは、一般に、器具エラーあるいは装置故障
でなくオペレータエラーによるものである。典型的なエラーは、不適当な試料量
、不正確な校正、劣化した検査ストリップ、不十分な確認、不十分な器具保守、
検査手順のタイミングの悪さ、および間違った材料の使用を含んでいる。臨床情
報システム統合によって、患者の枕元で収集されたデータは、患者の記録に直接
に入れることができる。これは、患者の管理処理の効率を改善し、検査室の情報
システムおよび臨床情報システムの統合を可能にし、全ての種類の患者情報の“
継ぎ目なし”フローを提供する。
【0008】 (発明の概要) 本発明の1つの態様はオンラインラクタートセンサ装置に関するものである。
このセンサ装置は、ラクタートセンサと、流体サンプルを患者から取り出す第1
のフローラインと、センサ校正流体源とを含んでいる。第1の流体フローライン
は、患者からの流体サンプルをラクタートセンサに送る。第2の流体フローライ
ンは、校正流体源とラクタートセンサとの間が流体でつながっている。
【0009】 本発明の他の態様は、センサとセンサを通り過ぎている流体流を制御するポン
プ装置とを含むセンサ装置に関連している。ポンプ装置はピストンチャンバを規
定するハウジングを含んでいる。ピストンはチャンバ内に往復するように取り付
けられている。このハウジングは、ピストンチャンバへの出入りを与える第1お
よび第2のポートを規定する。第1のポートは第2のポートから軸方向に離隔さ
れている。この装置は、センサとサンプル流体との間が流体でつながっている第
1の流体フローラインおよびハウジングの第2のポートとセンサとの間が流体で
つながっている第2のフローラインも含んでいる。センサ装置はセンサを校正す
るキャリブレート(calibrate)を含む校正流体源をさらに含んでいる
。この校正流体源はハウジングの第1のポートと流体でつながっている。
【0010】 本発明の他の態様は流体制御装置に関するものである。この流体制御装置は、
ピストンチャンバを規定するハウジングを含んでいる。このハウジングは、ピス
トンチャンバへの出入りを与える第1および第2のポートも規定する。第1のポ
ートは第2のポートから軸方向に離隔されている。流体制御装置は、ピストンチ
ャンバ内で軸方向に往復運動されるように配置され、構成されているピストンを
さらに含んでいる。
【0011】 本発明の他の態様は、ラクタートのオンライン測定のための方法に関するもの
である。この方法は、カテーテルのような第1の流体フローによりサンプル流体
を哺乳動物取り出すステップを含む。この方法は、ラクタートセンサを通り過ぎ
て第1の流体フローラインを通ってサンプル流体を送るステップも含む。この方
法はセンサで流体サンプルのラクタート量を測定するステップをさらに含む。
【0012】 本発明のさらにもう一つの態様もラクタートのオンライン測定のための方法に
関するものである。この方法は、カテーテル、ラクタートセンサ、校正流体源、
カテーテルとラクタートセンサとの間に延びる第1のフローラインと、ラクター
トセンサと校正流体源との間に延びる第2のフローラインとを含むセンサ装置を
装備するステップを含んでいる。この方法は、所定の速度で、校正流体源から、
第2のフローラインを通ってセンサを通り、第1のフローラインの中に校正流体
を送るステップもさらに含んでいる。この方法は、校正流体がセンサを通り過ぎ
て流れるときセンサを校正するステップをさらに含んでいる。この方法は、第1
および第2のフローラインの校正流体のフローを逆にし、カテーテルから、第1
のフローラインを通って、センサを通り過ぎて、第2のフローラインの中にサン
プル流体を送るステップをさらに含んでいる。最後に、この方法は、サンプル流
体がラクタートセンサを通り過ぎて流れるときサンプル流体のラクタートの量を
測定するステップを含んでいる。
【0013】 本発明の他の態様は、検体センサと、流体サンプルを患者から取り出すカテー
テルと、カテーテルと検体センサとの間が流体でつながっている第1の流体フロ
ー含む検出装置に関するものである。この装置も、センサ校正流体源と、センサ
校正流体源と検体センサとの間が流体でつながっている第2の流体フローライン
と、100マイクロリットル/分よりも小さい流量で流体サンプルをカテーテル
を通って、センサを通り過ぎて取り出す手段とを含んでいる。
【0014】 本発明の他の態様は、センサと第1および第2のポートを含むマニホールドと
を含むオンライン検出装置に関するものである。このマニホールドは第2のポー
トとセンサとの間が流体でつながっている第1の流路および第2のポートとセン
サとの間が流体でつながっている第2の流路を規定する。この装置は、第1およ
び第2の流路を通るフローを開閉する複数の弾性ダイアフラムも含んでいる。空
気圧バルブアクチュエータによって、弾性ダイアフラムは第1および第2の流路
を通るフローを空気圧で開閉する。サンプルラインは、第1のポートとサンプル
流体との間が流体でつながっていて、校正体ラインは、第2のポートと校正体流
体源との間が流体でつながっている。
【0015】 本発明を特徴付けるこれら特徴およびいろいろな他の特徴は、添付された特許
請求の範囲で詳細に示されている。本発明、その長所およびその使用によって得
られた目的をより十分に理解するために、図面および本発明の図示および説明さ
れた好ましい態様がある添付説明に参照が行われるべきである。
【0016】 (好ましい実施例の詳細な説明) 次に、添付図面に示された本発明の典型的な態様を詳細に参照する。可能であ
る場合は常に、同じあるいは同様な部品を参照するために同じ参照番号が図面全
体に使用される。
【0017】 本発明の態様は、患者のバイオ検体のオンライン監視/測定を行う装置および
方法に関するものである。本発明の1つの特定の態様は、患者のラクタート濃度
のオンライン測定を行う装置および方法に関するものである。
【0018】 ラクタートは、“疲労”している患者の体の全ての組織および臓器によって発
生される小さい分子である。患者の体において酸素に対する需要量が供給量を超
える場合は常に、灌流の状態が起こり、ラクタートが発生される。例えば、患者
が出血している場合、心臓が機能不全の場合、肢を失う危険にある場合、呼吸す
るのに十分な酸素を得てない場合、ラクタートが発生される。したがって、生命
および肢の危機にある多くの臨床状態は、患者に適当に酸素を供給するにもかか
わらず、高い血液ラクタートレベルを発生する。それは酸素供給量および新陳代
謝需要量の問題である。
【0019】 細胞レベルで、ラクタートは、アデノシン三リン酸塩の生命の維持に必要な細
胞エネルギー蓄積量に反比例し、不適当な灌流あるいは細胞損傷から6秒以内に
発生される。したがって、それは、組織レベルの細胞生存能力および全身レベル
の患者生存能力の理想生化学モニタである。
【0020】 臨床的には、高い、上昇する血液ラクタート値が極めて重要であることが知ら
れている。外傷専門医および臨床的証拠は、外傷環境のラクタートを簡単に、安
価で、連続的に監視することがトリアージおよび治療の指示に役立つ時宜を得た
救命情報を提供することによって生命を救命する、という仮説に確証を与える。
例えば、4mMの血液ラクタートレベルを有する救急処置室の患者は次の24時
間内に92%の死亡率を有する。このレベルが6mMである場合、致死率は98
%に上昇する。動物実験において、血液ラクタートレベルは、出血の数分以内に
上昇し始め、逆に、適切な蘇生法でまさに急速に降下し始める。多変量分析にお
いて、血液ラクタートは、(血圧、心摶度数、尿排泄量、塩基不足、血液ガスお
よびスワン・ガンツデータより優れている)ショック度の最高標識であり、出血
量に比例する。血液ラクタートレベルは外傷患者の生き残る可能性と相関関係が
ある。患者の増大するラクタートレベルを制御することができない治療は、求め
られた変更する必要があり、あるいは急速に追加的診断がなされなければならな
い。
【0021】 図1は、患者のラクタートのようなバイオ検体のオンライン監視/測定を行う
のに適しているアセンブリ100を示している。このアセンブリ100は、装置
101のいろいろな構成要素を収容するのに適合された下半分1および上半分5
を有する成形ポリマーシェルを含んでいる。この装置101は、プリント回路サ
ブアセンブリのマニホールド要素と一体にされたバルブのアレイを含んでいる。
この構成要素は、一般に平面であり、一連の5つの構成要素を層状に組み立てら
れる。
【0022】 さらに、図1を参照すると、アセンブリ100は、流体マニホールドプレート
3と、空気圧バルブアクチュエータ4と、プリントフレックス回路サブアセンブ
リ2と、上部シェル5と、下部シェル1と、入出力コネクタ端子27とを含むも
のとして示されている。
【0023】 下部シェル1は、内部構成要素の各々に対する支持体を備えている。内部プロ
フィール13は構成要素スタックの適切な整列を行う。凹部15によって、プリ
ント回路アセンブリ2はシェル11の中にへこませることができる。
【0024】 プリントフレックス回路サブアセンブリ2は、入出力コネクタ端子27、ラク
タートセンササイト12、および温度センサ11間に電気的に接続を行う。導電
トレース14は規定された厚さの絶縁コーティングで印刷されている。このコー
ティングはラクタートセンササイト12の周りにフローチャンバ102を形成す
るためにパターン化される。フローチャンバ102は絶縁コーティングを全然有
しない。絶縁コーティング22と同様にパターン化され、絶縁コーティング22
にわたって塗布された粘着性コーティングは、流体マニホールドプレート3で流
体シールを行い、さらにフローチャンバ102を規定する。
【0025】 次に、図1および図2を参照して、流体マニホールド3は、アセンブリ100
を通る流路を形成する。マニホールドプレート3は、好ましくは、反対方向の上
部面および下部面上の溝9のパターンを有する射出成形ポリマー構造である。こ
れらの溝は、溝9に直交する軸で流体マニホールドプレート3の本体を貫通する
図2の環状通路20によって結合される。溝9および環状通路20の組み合わせ
は2つの機能に役立つ。いくつかは、結合する通路としての機能を果たし、流体
マニホールドプレート3の一方の面から他方の面に流体を向ける。その他のもの
はバルブ構造23の1つの要素を形成するように流体マニホールドプレート3の
上面上で終端する。さらに下記に述べられるように、バルブ構造23はアセンブ
リ100を通る流体フローを制御する。
【0026】 次に、図5を参照すると、外部流体ラインの接続部に適合される3つのポート
が示される。第1のポート60(生理的食塩水とラベル)は患者インフュセート
(infusate)バッグの接続部に適合される。第2のポート62(廃液と
ラベル)は廃液バッグの接続部に適合される。第3のポート64(校正とラベル
)は校正/抗凝固薬バッグの接続部に適合されている。廃液バッグのラインは好
ましくは逆流を防止する検査バルブを含む。校正バッグのラインは、少なくとも
2つの速度で作動できる可逆流体ポンプを含むのが好ましい。
【0027】 図6〜図9は、バルブ、通路、および環状通路によって形成された流路を概略
で示している。バルブ52は、アセンブリ100から患者への流出量を制御する
。バルブ53は、センサラインあるいはシャントのいずれかの中への患者ライン
の流体のフローを制御する。バルブ54は、校正/抗凝固薬バッグ70からアセ
ンブリ100へのフローを制御する。バルブ55は、流体がセンサ12にバイパ
スできるシャントラインを制御する。
【0028】 再び、図1および図2を参照すると、空気圧バルブアクチュエータ4は、LI
Mあるいは射出成形エラストマーのいずれかを備える。このアクチュエータ4は
円筒状チャンバ7のパターンを有する。円筒状チャンバ7の数はこの装置のバル
ブ数に等しい。これらの円筒状チャンバは、空気圧バルブアクチュエータ4を上
部面から下部面まで貫通する。空気圧バルブアクチュエータ4の下部面のチャン
バの終端は、図3〜図4の膜28によって閉じられる。膜28は、圧力補償構造
21によるバルブ構造24と接触状態にされる。膜28は環状シート8を密封す
るように作動する。したがって、真空を加えることによってバルブが作動される
まで、流体フローは防止する。接続する横方向の開口19は、円筒状チャンバ7
から外側に向かい表面25まで延びる。
【0029】 再び、図1を参照すると、入出力コネクタ端子27は、真空ラインおよび遠隔
モニタをアセンブリ100に接続する手段を備えている。入出力コネクタ端子2
7は、図2の表面25の空気圧バルブアクチュエータ4に取り付けられている。
細管(図示せず)は入出力コネクタ端子27上のニップル103に取り付けられ
ている。細管は5つのマイクロプロセッサ制御形ソレノイドバルブに延びる。
【0030】 ソレノイドバルブを開くことは対応する円筒状チャンバ7内に真空勾配を形成
する。この真空によって、図3の膜28は、内側に曲がり(図4)、膜28と環
状シート8との間のシールを破る。
【0031】 再び、図1および図2を参照すると、上部シェル5は好ましくは射出成形ポリ
マーで構成されている。このシェル5は全装置101を含むように下部シェル1
と接続する。突起したプロフィール6は、上部シェル5と下部シェル1との間の
締りばめを可能にする。圧力補償構造は、円筒状チャンバ7およびバルブ構造2
4の位置と対応する位置に置かれている。これらの構造は、円筒状チャンバ7の
中に延び、環状シート8に対して膜28を変位させる(図3〜図4)。
【0032】 圧力補償構造21は、下記の要素を備えている。中心ピン16は、それから放
射状に広がる3つあるいはそれ以上の固定壁17を有する。テーパボス18は圧
力補償構造21の上端に位置する。テーパボス18は、円筒状チャンバ7と上部
シェル5との間のシーリングおよび整列のための面を与える。圧力補償構造21
は、特定の流体背圧に対してバイアス負荷を与える機能を果たす。バルブを砕く
圧力は、チャンバ7の膜28の厚さあるいは中心ピン16の長さを変えることに
よって規定されてもよい。
【0033】 動作中、アセンブリ100は、注入位置の約25cm以内の患者の腕の上に取
り付けられる。リュール(luer)接続はコネクタ10から延びる接着細管を
接続するカテーテルで形成されている。入出力コネクタ27は空気圧バルブアク
チュエータ4のソケットに差し込まれる。これは、プリント回路サブアセンブリ
2の出力および面25に共通な5つの空気圧ポートとの接続を行う。
【0034】 図6は、生理的食塩水で注入されている患者を示している。真空はバルブ51
および52を開くように加えられる。バルブ53、54および55は閉じられる
。流体ポンプ72はオフである。この状態は患者への生理的食塩水の流れを生じ
る。
【0035】 図7において、アセンブリ100には校正/抗凝固薬溶液がどっと流される。
バルブ51および52は開いている。バルブ54および55は開いている。バル
ブ53は閉じられる。ポンプ72は高速で前方に駆動している。これは、装置を
取り除き、アセンブリ100の内部通路を抗凝固薬で被覆する。患者には生理的
食塩水を注入し続ける。
【0036】 図8において、薄めていない血液のサンプルはバルブ54を越える規定点まで
取り出される。バルブ51は閉じられ、バルブ52は開いていて、それによって
生理的食塩水の注入を阻止する。バルブ53および54は開いている。バルブ5
5は閉じられる。ポンプ72は高速度で逆方向に駆動される。これは、バルブ5
4を越える規定点まで血液サンプルを取り出し、一般的には約5〜10秒動作す
る。
【0037】 図9において、患者への注入は再開され、血液サンプルは分析検査される。バ
ルブ51および52は開いていて、生理的食塩水の注入を可能にする。バルブ5
3および55は閉じられる。ポンプ72は低速度で前方に駆動される。これによ
って全ての流れがセンサ12にいきわたる。所定の校正および信号条件付け期間
後、サンプルはディスプレイに記録される。
【0038】 同様なサイクルの血液分析は、5分毎に一度位頻繁に生じるように医療技術者
によってプログラム化されてもよい。
【0039】 バルブ本体を通る流量は、毎分約5マイクロリットル〜数マイクロリットルま
で変えられてもよい。
【0040】 バルブ55によって制御されるバイパス溝によって、高流量がセンサ付近で分
流できる。センサに送る流量はセンサの大きさにより制限される。過剰流および
乱流はセンサを傷つける可能性がある。
【0041】 図10は、本発明の他の実施例であるセンサ装置210を示している。センサ
装置210の1つの一般的態様は、ラクタート、グルコースあるいは他の検体の
オンライン測定のためのエクッスビボ検体センサを提供することにある。製造・
動作効率を促進するために、装置210は、患者から検体センサを通り過ぎて校
正流体源に延びるように構成された単一の遮断されない流路を有することが好ま
しい。語句“単一の遮断されない流路”は、装置がバルブあるいは同様なフロー
制御装置を使用しないで、患者と校正流体源との間のフローを経路選択すること
を意味することを意図している。
【0042】 この装置は好ましくは双方向装置である。用語“双方向”は、フローが単一の
フローラインを通ってセンサを横切って前後に向けられることを意図している。
例えば、フローは、校正流体源から患者の方へ第1の方向に向けることができる
。これによって、センサは校正でき、全流路は抗凝固薬で覆うことができる。セ
ンサの校正および抗凝固薬での流路のコーティング後に、装置におけるフローは
、好ましくは逆にされ、流体サンプルを患者からセンサを横切って校正流体源の
方へ流れさせる。これによって、流体サンプルの検体レベルはセンサによって測
定できる。
【0043】 本発明のいくつかの実施例において、バルブは利用できるが、この装置の双方
向特性は連続流路に沿っての内部バルブに対する必要性を除去する。この装置の
双方向特性は製造コストも減少する。これは使い捨てにできる装置で特に重要で
ある。
【0044】 患者の不快感を最少にするために、本発明の他の一般的な好ましい実施例は流
路を通る比較的低い流量を使用することに関するものである。例えば、100マ
イクロリットル/分よりも小さくあるいは50マイクロリットル/分よりも小さ
い流量が好ましい。このような低い流量によって、サンプル流体を、毛細管床の
ような低流領域から取り出すことができ、それによって患者の不快感をさらに減
少させる。
【0045】 前述の一般的な装置は、患者のラクタートレベルのような検体レベルを監視す
る簡単で、比較的安価な装置を提供する。この装置は最少の部品数であるために
、この装置は理想的には使い捨てに適している。この装置の簡単さはこの装置の
アセンブリおよび動作も容易にする。
【0046】 戻って図10を参照すると、センサ装置210は、一般に、検査流体サンプル
を取り出すカテーテル212と、サンプルのラクタートのような検体を測定する
センサモジュール214と、注射器216とを含んでいる。単一の遮断されない
流路218は注射器216とカテーテル212との間に延びる。流路218は、
カテーテル212とセンサモジュール214との間に延びる第1のフローライン
220、センサモジュール214によって形成される検査チャンバ222、およ
びセンサモジュール214と注射器216との間に延びる第2のフローライン2
23によって形成される。センサ装置210は、注射器ドライバ226、キーボ
ードのような入力装置227、メモリ229、センサモジュール214内の電気
化学センサ234、およびモニタのようなディスプレイ装置230とインタフェ
ースする制御装置あるいはコントローラ224を含んでいる。校正流体源235
は、好ましくは、校正流体を第3のフローライン236を通って注射器216に
供給する。注射器216は、校正流体を校正流体源235から取り出し、第2の
フローライン223に対して校正流体源としての役割を果たす。
【0047】 患者217の毛細管床から血液サンプルを取り出すことができる比較的小さい
直径であることがカテーテル212にとって好ましい。好ましくは、カテーテル
212は、100マイクロリットル/分よりも小さいかあるいは50マイクロリ
ットル/分よりも小さい流量で血液あるいは他の流体サンプルを取り出すことが
できる。もちろん、従来の静脈カテーテルおよび他の種類のカテーテルは患者か
ら検査流体を取り出すためにも利用できる。医学応用において流体サンプルを患
者から取り出す他の技術には頭蓋内圧(ICP)、マイクロ透析療法、電離療法
を含んでいる。
【0048】 第1、第2および第3のフローライン220、223および236は、好まし
くは、従来の医用管によって形成される。好ましい実施例では、フローライン2
20および223は、1/8インチより小さいかあるいは0.1インチあるいは
約0.010インチよりも小さい内径を有する。比較的小さい直径の第1および
第2のフローライン220は、カテーテル212を通って取り出される流体サン
プルと注射器216を通る流路218に分配される校正流体との混合を禁止する
のに役立つ。流体サンプルと校正流体との間に形成された動的境界が、拡散によ
る汚染が最少になるように小さな領域を有するために、混合が禁止される。さら
に、混合は、流路218内で層流状の流れを保持することによっても禁止される
【0049】 非限定例として、校正流体源は、重力により校正流体を第1のフローライン2
36を通って注射器216に供給する従来の静脈注射用(IV)バッグであって
もよい。もちろん、注射器ポンプ、空気圧ポンプおよび蠕動ポンプのような他の
装置も使用されてもよい。注射器216に供給される好ましい校正流体は、所定
の濃度のラクタートセンサのためのラクタートあるいはグルコースセンサのため
のグルコースのような校正体を含んでいる。校正流体は校正体に加えていろいろ
なの他の構成要素を含んでもよい。例えば、クエン酸ナトリウムのような抗凝固
薬が使用されてもよい。好ましい校正流体は、クエン酸ナトリウム、生理的食塩
水およびラクタートの溶液を含む。もちろん、ラクタートは、ラクタートセンサ
がこの装置で使用されているならば、校正体としてだけ使用される。本装置で使
用できる他の種類の校正体はグルコース、カリウム、ナトリウム、カルシウムお
よびリンゲルラクタートを含んでいる。
【0050】 制御装置224は、マイクロコントローラ、機械式コントローラ、電気式コン
トローラ、ハードウェア駆動式コントローラ、ファームウェア駆動式コントロー
ラあるいはソフトウェア駆動式コントローラのような任意の種類のコントローラ
を含んでもよい。同様に、注射器ドライバ226、ディスプレイ装置230、お
よび入力装置227は既製の構成要素を含んでもよい。例えば、コントローラ、
ディスプレイ装置、入力装置、および注射器ドライバを組み込んでいる適当な装
置は、Ivacという名でカリフォルニア州のサンディエゴ市のアラリスコーポ
レーションあるいはMedFusionという名でオハイオ州のヒルリアード市
のメデックスコーポレーションによって販売されている。
【0051】 センサ装置210の電気化学センサ234は、バイオ検体を検出あるいは測定
するワイヤード酵素センサであることが好ましい。例示のワイヤード酵素センサ
は、ここに参照してここに組み込まれる米国特許第5,264,105号、米国
特許第5,356,786号、米国特許第5,262,035号、および米国特
許第5,320,725号に記載されている。
【0052】 図11は、センサモジュール214内に組み込まれてもよい電気化学センサ2
34の1つの実施例の平面図である。センサ234は、4つの離隔された動作電
極240と、対向電極241と、基準電極242とを含んでいる。動作電極、対
向電極、および基準電極240、241、および242は、従来のフレキシブル
回路板244上の別個の導電ラインあるいはトレースとして形成される。動作電
極、対向電極、および基準電極240、241、および242の少なくとも一部
はセンサモジュール214の検査チャンバ222に沿って置かれている。
【0053】 動作電極240は、ラクタートあるいはグルコースのような検体が電気酸化あ
るいは電気還元される。電流は、動作電極240と対向電極241との間に送ら
れる。作動電極240の電位は基準電極242に対して監視される。本来電流は
基準電極242を全然通らないので、その電位は一定のままであり、その開回路
値に等しい。この装置は3電極方式と呼ばれる。
【0054】 電流が小さい場合、2電極方式が使用されてもよい。すなわち、対向電極24
1は動作電極としても使用されてもよく、基準電極242は対向電極の役も務め
てもよい。電流が小さいので、基準電極242を流れる低電流の通過は、基準電
極242の電位に影響を及ぼさない。
【0055】 動作電極、対向電極、および基準電極240、241、および242は、検査
チャンバ222内に置かれている。チャンバ222は、サンプルがチャンバ22
2に提供される場合、サンプルが動作電極、対向電極、および基準電極240、
241、および242の両方と流体で接触しているように構成される。これによ
って、電流は、電極240、241、および242間に流れることができ、検体
の電気分解(電気酸化あるいは電気還元)を行う。
【0056】 動作/対向電極240および241は任意の導電材料によって形成されてもよ
い。典型的な導電材料は、炭素、金、白金、グラファイト、パラジウムおよび酸
化すずを含む。動作電極240は、検出層で被覆されている検査面を有すること
が好ましい。検出層は、好ましくは、レドックス化合物あるいは仲介剤(med
iator)を含んでいる。ここでは、用語レドックス化合物は、酸化および還
元できる化合物を意味するように使用される。典型的なレドックス化合物は、有
機リガンドを有する遷移金属錯体を含む。好ましいレドックス化合物/仲介剤は
、2、2′‐ビピリジンのようなヘテロサイドを含有する窒素を有する1つある
いはそれ以上のリガンドを有するオスミウム遷移金属錯体である。検出層はレド
ックス酵素も含んでもよい。レドックス酵素は、検体の酸化あるいは還元を触発
する。例えば、検体がグルコースである場合、グルコース酸化酵素あるいはグル
コースデヒドロゲナーゼを使用してもよい。さらに、検体がラクタートである場
合、ラクタート酸化酵素あるいはラクタートデヒドロゲナーゼはこの役割を果た
す。一方が示されているような装置では、これらの酵素は、レドックス化合物に
よって検体と電極との間に電子を伝達することによって検体の電気分解を触発す
る。
【0056】 図11に示されたセンサ234に関して、1つの動作電極だけは特定の検体を
監視あるいは検出する必要がある。複数の動作電極は、異なる検体が監視できる
ように備えられている。
【0057】 基準電極242は、動作/対向電極240および241と同様に構成できる。
基準電極242に適している材料は、非導電ベース材料の基板上のAg/AgC
lあるいは銀金属ベース上の塩化銀を含む。
【0058】 電気化学センサ234の使用において、予めに決定された電位は動作電極およ
び基準電極240および242の両端間に印加される。電位が印加され、所望の
検体を含有するサンプル流体が検査チャンバ222にある場合、電流は、動作電
極240、対向電極241および基準電極242間に流れる。電流は、サンプル
流体の検体の電気分解の結果である。この電気化学反応は、レドックス化合物お
よび任意のレドックス酵素によって生じる。所与の電位で発生された電流を測定
することによって、検査サンプルの所与の検体の濃度を決定できる。
【0059】 当業者は、電流測定が、特に、電量技術、電位差技術、電流技術、容積技術お
よび他の電気化学技術を含むいろいろの技術によって得ることができると分かる
【0060】 典型的な非電量技術によって得られた測定は一般に温度依存である。したがっ
て、温度プローブによって発生された温度データはこのような技術に対して信頼
性のある検体データを生成するために使用される。本発明のいくつかの実施例で
は、温度プローブはプリント回路板244上のラインとして形成できる。一方、
温度プローブは、検査チャンバ222の外側あるいは流路218に沿っての代替
位置のチャンバ222内のどこかほかに置かれてもよい。温度プローブは、好ま
しくは、制御装置224とインタフェースする。
【0061】 図12はセンサモジュール214の分解透視図である。図12に示されるよう
に、センサモジュールは、センサハウジング246に接続するように構成された
端子ハウジング247を含んでいる。フレキシブル回路板244および感圧接着
剤245の層は、端子およびセンサハウジング247および246間に置かれて
いる。感圧接着剤245は、センサモジュール214の幅の両端間に延びる細長
いスロット243を規定する。センサハウジング246は、第1のフローライン
220の接続に対して適合された第1のポート237および第2のフローライン
223の接続に対して適合された第2のポート239を含んでいる。
【0062】 さらに図12を参照すると、モジュール214の端子ハウジング247は、複
数のコネクタピン280(図14Aに示されている)を有するコネクタポート2
79を含む出力端部249を含んでいる。コネクタピン280の中の6つは、フ
レキシブル回路板244の対応する電極240、241、および242と電気的
に接続している。第7のピン280は、将来の開発で使用するための冗長/拡大
ピンである。使用中、電気コネクタ251は、コネクタポート279内に挿入さ
れ、ピン280に接続されている。フレキシブル電気ケーブル253は、コネク
タ251とコントローラ224との間の接続を行う。ケーブル253によって、
コントローラ224は、動作電極および基準電極240および242の両端間に
電位を印加し、生じる電流を監視できる。コネクタ251は、端子ハウジング2
47の出力端249の周りに耐流体シールを形成する。
【0063】 図13は、組み立てられたセンサモジュール214を示している。組み立てら
れるとき、センサハウジングおよび端子ハウジング246および247は一緒に
接続し、フレキシブル回路板244および粘着性層245はハウジング246お
よび247間で捕獲される。さらに、第1および第2のフローライン220およ
び223は第1および第2のポート237および239内に挿入され、コネクタ
251の弾性スカート255は端子ハウジング247の出力端部249の上に挿
入される。
【0064】 図14Aおよび図14Bを参照すると、センサモジュール214の検査チャン
バあるいはセル222は、センサハウジング246の第1および第2のポート2
37および239間で横方向に延びる。電気化学センサ234の動作/対向電極
240、241、および基準電極242の少なくとも一部は検査チャンバ222
内に置かれている。フレキシブル回路板244によって規定された第1の孔25
3およびセンサハウジング246によって規定された第2の孔255は、検査セ
ル222と第1および第2のフローライン220および223との間が流体でつ
ながっている。
【0065】 検査セル222は、センサモジュール214の端子ハウジングおよびセンサハ
ウジング246および247の間に形成される。検査セル222のための空の空
間は、感圧接着剤245の層に形成された細長いスロット243によって提供さ
れる。ハウジング246および247間に圧縮される接着剤245は検査セル2
22の周りに耐流体シールも与える。紫外線硬化可能接着剤のような他の種類の
接着剤はセンサモジュール214をさらに密封するために使用されてもよい。
【0066】 検査セルを通して流すことは薄い一面の検査流体にとっては好ましい。したが
って、0.1インチよりも小さいかあるいは0.01インチあるいは約0.00
5インチよりも小さい厚さTを有することは検査セル222をとって好ましい。
検査セル222の好ましい長さL1は約0.5インチである。検査セル222の
好ましい厚さ(厚さTおよび長さLに垂直な方向に)は0.05〜0.07イン
チの範囲である。
【0067】 流路218内の混合を禁止するために、流路218全体に層流状フローを保持
することは好ましい。第1および第2のフローライン220および223間の遷
移に層流状フローを保持するのを容易にするために、第1および第2のフローラ
イン220および223の各々とほぼ同じ断面積を有することは検査セル222
にとって好ましい。検査セル222の断面積は、検査セル222を通るフローの
方向に対して通常横方向に整列された平面に沿ってとられることが好ましい。
【0068】 次に、図15を参照すると、端子ハウジング247は、センサハウジング24
6によって規定された対応する凹部256内で接続するかあるいは取り付ける入
力端部255を含んでいる。センサハウジング246の凹部256は、電気化学
センサ234のフレキシブル回路板244を保持するための大きさおよび形状に
される。センサハウジング246の凹部256は、第1および第2の横方向に整
列された壁258および260によって規定される。第1および第2の壁258
および260は、折り畳みエッジ262で横切る。第2の壁260は一般に平面
であるのに対して、第1の壁258は複数の通常平行な凹部264を規定する。
センサハウジング246の第2の孔255は第2の壁260を通して開いている
。前述のように、第2の孔255は、検査チャンバ222と第1および第2のフ
ローライン220および223間が流体でつながっている。
【0069】 図15をさらに参照すると、端子ハウジング247内に収容されるコネクタピ
ン280は、コネクタポート279内に置かれた出力端部284を含む。図16
に示されるように、出力端部284は、中間に置かれた横断部によって入力端部
282に接続されている。入出力端部282および284は、好ましくは、通常
互いに対して平行である。
【0070】 フレキシブル回路板244はセンサハウジング246の凹部256内に取り付
けるように構成される。電極240、241および242を含むフレキシブル回
路板244の下部263は、第2の壁260に対して平坦に整列させるように構
成される。センサモジュール214が組み立てられる場合、フレキシブル回路板
244は、フレキシブル回路板244の上部267がセンサハウジング246の
第1の壁258に対して平坦であるように折り畳みエッジ262に対応する折り
畳みラインA‐Aに沿って折り畳まれる。フレキシブル回路板244の上部26
4は、動作電極および対向電極240および242に接続されているリード26
5を含む。上部264が折り畳まれた配置に置かれ、凹部256内に挿入される
場合、各リード265は、第1の壁258によって規定される対応する凹部26
4の上に直接置かれている。
【0071】 次に、図17を参照すると、端子ハウジング247の入力端部255は、セン
サモジュール214が組み立てられる場合、フレキシブル回路板244の下部2
63に面するように構成された壁270を含んでいる。端子ハウジング247の
入力端部255は、壁270に対して横方向に通常整列された軸方向フランジ2
74をさらに含んでいる。センサモジュール214が組み立てられる場合、軸方
向フランジ274は、センサハウジング246の第1の壁258に面するように
構成された面276を含んでいる。端子ハウジング247の壁270は、軸方向
フランジ274が壁270と交差する領域に隣接して置かれた複数の離隔開口2
78も含んでいる。図17に示されるように、コネクタピン280の入力端部2
82は開口278を通って延びる。
【0072】 組み立てられるとき、端子ハウジング247の入力端部255は、センサハウ
ジング246の凹部256内で接続する。コネクタピン280の入力端部282
は端子ハウジング247の孔278を通って挿入され、(図17に示されるよう
に)軸方向フランジ274の面276に沿って延びる。コネクタピン280の入
力端部282は、フレキシブル回路板244の上部264上に形成されたリード
265と係合する。入力端部282およびフレキシブル回路板244は、端子ハ
ウジング247の軸方向フランジ274とセンサハウジング246の第1の壁2
8との間で圧縮される。このような圧縮によって、フレキシブル回路板244は
、第1の壁258の上部面に沿って形成された平行な凹部264内で変形する。
コネクタピン280の出力端部284および横方向部286は、端子ハウジング
747の出力端249によって規定されたコネクタポート279内に置かれる。
【0073】 流体制御/サンプリング/ポンピング装置はセンサ装置210の流路218を
通る流体フローを制御するために使用できるが、好ましいポンピング装置は流体
を送るピストン状構造を有する。1つの典型的な装置は図18Aおよび図18B
に概略が示されている修正型注射器216である。注射器216はピストンチャ
ンバ292を規定する注射器ハウジング290を含んでいる。注射器ハウジング
292はピストンチャンバ292に出入りできる第1および第2のポート294
および296も規定する。第1のポート294は第2のポート296からの距離 Dを軸方向に離隔されている。第1のポート294は、好ましくは、校正流体を
注射器216に供給する第3のフローライン236に接続されているのに対して
、好ましくは、第2のポート296は第2のフローライン223に接続されてい
る。
【0074】 注射器ハウジング290は閉端部300と対抗する位置にある開端部298を
含む。側壁302は開・閉両端部298および300間に伸びる。第2のポート
296は閉端部300もしくはベースを通って延び、第1のポート294は側壁
302を通って延びる。
【0075】 ピストンチャンバ292は縦軸A‐Aに沿って整列される。第1のポート29
4は縦軸A‐Aに対して半径方向に延びるのに対して、第2のポート296は縦
軸A‐Aに対して軸方向に延びる。
【0076】 側壁302の上部エッジに非常に接近して置かれた第1のポート294が示さ
れる。しかしながら、第1のポート294は側壁302に沿っていろいろな位置
に置かれてもよいことが分かる。さらに、図18Aおよび図18Bに示されるよ
うに、第1のポート294と校正流体源との間に遮断されない流路が備えられて
いる。しかしながら、いくつかの実施例では、検査バルブを第3のフローライン
236に沿って第1のポート294にあるいはどこかに配置し、第3のフローラ
イン236を通る逆流を禁止することが好ましいことがあると分かる。
【0077】 注射器216のピストン228は、注射器ハウジング290のピストンチャン
バ292内で相反運動するために取り付けられる。好ましくは、ピストン228
は、制御装置224によって制御可能である注射器ドライバ226を通って制御
される方法で往復運動される。ピストン228は、好ましくは少なくともピスト
ン228の最大ストローク長ぐらいの長さである長さL2を有する細長いヘッド
304を含んでいる。ピストンの最大ストローク長は、第1のポート294の上
部からピストンがピストンチャンバ292内を貫通する最遠点まで測定される。
【0078】 図18Aおよび図18Bに示されるように、ピストン228は、第1のポート
294が開いていて、校正流体がピストンチャンバ292に入ることができる第
1の位置(図18Aに示される)と、ピストンヘッド304が、校正流体がピス
トンチャンバ292に入ることを禁止するように第1のポート294を遮断する
第2の位置(図18Bに示される)との間で移動可能である。少なくともピスト
ンヘッド304の一部は好ましくは、注射器ハウジング290のピストンヘッド
304と側壁302との間で通常耐流体シールを形成できる通常弾性材料あるい
はエラストマー材料で作られている。
【0079】 使用中、ピストン228は、校正流体が重力によって校正流体源235からピ
ストンチャンバ292に流入するように第1の位置(図18A)に移動される。
校正流体が第1のポート294を通ってピストンチャンバ292に流入するとき
、校正流体は、重力によっても第2のポート296を通ってピストンチャンバ2
92の外側に押し出される。したがって、校正流体源235からのフローによっ
て校正流体は注射器216から流路218を通ってカテーテル212の方へ流れる 。注射器216からの好ましい重力流量は、50〜100マイクロリットル/分
あるいは50マイクロリットル/分未満の範囲である。
【0080】 流路218内の制御された流体の流れを与えるために、ピストン228は、制
御された速度で第2の位置(図18B)の方へ駆動され、それによって校正流体
をピストンチャンバ292から第2のフローライン223に押し込めさせる。一
旦ピストンヘッド304より低いエッジが第1のポート294の下に移動すると
、第1のポート294は、校正流体が第1のポート294を通ってピストンチャ
ンバ292に入ることを禁止されるように効果的に遮断されると同時にピストン
は校正流体を第2のポート296の外へ押し出す。
【0081】 校正流体の所望の体積がピストン226によって強制的に第2のポート296
を通った後、ピストン228は、方向を逆にし、所定の流量の校正流体を、第2
のフローライン223から第2のポート296を通ってピストンチャンバ292
に取り出す。流体サンプルはカテーテル212を通って、センサモジュール21
4の方へ取り出される。ピストン226は、図18Aに示された第1の位置に到
達するまで、後方へ移動する。図18Aの第1の位置に到達すると、前述された
サイクルは繰り返すことができる。
【0082】 センサ装置210の使用中、流路218は最初に空気を取り除く。図18Aの
第1の位置の注射器216のピストン228に関して、校正流体源235からの
校正流体(好ましくは校正体および抗凝固薬を含む)は、第1のポート294を
通りピストンチャンバ292に流入し、ピストンチャンバ292を通って下方の
流路218に流入する。このように、校正流体は、流路218を通して分配され
るので、流体系の内部面が層の新鮮な抗凝固薬で被覆される。少量の校正流体は
カテーテル212を通って患者217の中に注入されてもよい。
【0083】 一旦流路218が校正流体で充満されると、制御装置224は、注射器ドライ
バ226に指令し、5〜100マイクロリットル/分、あるいは50マイクロリ
ットル/分未満のような所定の流量で校正流体を流路218を通って患者217
の方へ流させるように、ピストン228を所定の速度でピストンチャンバ292
の中に押し込む。
【0084】 校正流体は、電気化学センサ234が校正と、流体系の内部面を新しい抗凝固
薬で被覆することの両方ができるのに十分な所定の時間、所定の速度で流路21
8に沿って患者の方へ流れる。ピストン228の単一のストローク長は、好まし
くは、(第1のフローライン220の内部体積)+(検査チャンバ222の内部
体積)+(第2のフローライン223の長さL3の内部体積)に等しい校正流体
の体積を変位させる。
【0085】 一旦所定の体積の校正流体が注射器216から分配されると、制御装置224
は、注射器ドライバ226に指令してピストン228で引き戻し、注射器216
に流体(すなわち、血液)サンプルを患者217から吸引させる。流体サンプル
がカテーテル212を通って、第1のフローライン220に好ましくは50マイ
クロリットル/分未満の速度で取り込まれる。第1のフローライン220から、
流体サンプルは、検査チャンバ222を通って第2のフローライン223に流入
する。サンプル流体が第2のフローライン223の長さL3の終わりに到達する
まで、検査流体は第2のフローライン223に取り込まれる。サンプル流体が第
2のフローライン223の長さL3の終わりに到達した時同時に、ピストン22
8は好ましくは図18Aの第1の位置に到達する。
【0086】 ピストン226が図18Aの第1の位置に到達した時、注射器ドライバ226
はピストン228を停止し、新鮮な校正流体は、第1のポート294を通って注
射器290に流入し始める。新しい校正流体が注射器226に入ると、サンプル
流体は、徐々に逆にフローライン218から患者の中にどっと流れる。一旦流路
218が校正流体で再充満されると、このサイクルを繰り返すことができる。
【0087】 長さL3およびその対応する内部体積を選択する際に、多数の要因を考慮に入
れるべきである。先ず第一に、緩衝領域の十分な長さL4は、ピストンチャンバ
292内の校正流体が汚染されることを禁止するために存在しなければならない
。さらに、長さL3に関連した体積は、電気化学センサ234が検査サンプルの
正確な読み取りを行うことができるのに十分大きくあるべきである。換言すれば
、電気化学センサ234は、正確な読み取りを行うために所定の時間量の間検査
サンプルに触れさせるべきである。したがって、流路218を通る流量に応じて
、細管の長さL3は検査中センサ234を通り過ぎて流れるはずの流体サンプル
を収容するのに十分大きい大きさであるべきである。例えば、電気化学センサ2
34を正確な読み取りを行うために1分間検査サンプルに触れさせるべきであり
、装置を通る流量は50マイクロリットル/分であり、細管の長さL3は少なく
とも50マイクロリットルの体積を与えるべきである。
【0088】 ある種の応用では、制御装置224は、センサ装置210に所定の時間間隔で
流体サンプルを受け取らせるようにプログラム化することができる。例えば、サ
ンプル検査は時間毎あるいは15分毎もしくは5分毎に行うことができる。サン
プリング間の時間中、センサ234を含む全流路218は好ましくは校正流体に
浸される。
【0089】 センサ装置210は使い捨てにできるエクッスビボラクタートモニタとしての
使用に特に適している。ラクタートモニタとして使用される場合、センサ装置2
10は、コントローラ224を介して、時間毎、15分毎、あるいは5分毎のよ
うな所定の間隔でラクタート読み取りを自動的にサンプルできる。現在のラクタ
ート読み取りはディスプレイ装置230上に表示できる。さらに、ラクタート濃
度の増加、ラクタート濃度の減少、およびラクタート濃度変化率のような傾向が
制御装置224に関連するメモリ229に記憶できる。このような情報は、所与
の日の特定の患者に対するラクタート履歴ラインあるいは平均ラクタート読み取
りのようなデータを医者に提供するために使用できる。
【0090】 サンプリング間隔、サンプリング体積およびこの装置を通る所望の流量のよう
な情報は入力装置を介してコントローラに提供できることが分かる。さらに、メ
モリに記憶された情報は入力装置を介してアクセスできる。さらに、この装置内
のフローは、注射器によって追い出された体積を監視する技術、タイミング装置
、あるいは流路218に沿っていろいろな位置に置かれたセンサの使用によって
監視および制御できる。
【0091】 図19は、本発明の原理に従って構成された好ましいポンピング装置320の
分解透視図である。このポンピング装置320は図10に示された装置210の
ようなセンサ装置で使用するために適合している。
【0092】 ポンピング装置320は、上部ポンプハウジング324と、下部ポンプハウジ
ング326と、上部ポンプハウジングおよび下部ポンプハウジング324および
326間に置かれたマニホールド328とを含むハウジング322を含んでいる
。軸方向口径あるいはピストンチャンバ330はハウジング322を通って軸方
向に延びる。下部ポンプハウジング326は、ピストンチャンバ330と流体で
つながっている端部ポート334を規定するベース332を含んでいる。マニホ
ールド328は、ピストンチャンバ330とも流体でつながっている側面ポート
336を規定する。図19に示されるように、細長い弾性下部シール338は、
マニホールド328と下部ポンプハウジング326との間に置かれている。同様
に、細長い、弾性上部シール340は、上部ポンプハウジング324とマニホー
ルド328との間に置かれている。ポンピング装置320は、ピストンチャンバ
330内に逆方向に取り付けられるように構成される細長い円筒状ピストン部材
342およびピストン部材342の端部に接続するように構成された駆動ノブ3
44も含んでいる。ピストン部材342はステンレススチールのような材料で作
られてもよい。
【0093】 図20は、組み立てられるときのポンピング装置320を示している。図20
に示されるように、上部ポンプハウジングおよび下部ポンプハウジングは主にマ
ニホールド328に係合する。上部シール340は、上部ポンプハウジング32
4内に挿入され、マニホールド328の第1のネック部346(図19に示され
ている)の上にも挿入される。同様に、下部シール338は、下部ポンプハウジ
ング326内に挿入され、マニホールド328の第2のネック部348(図19
に示されている)の上にも挿入される。ピストン部材342は、ハウジング32
2のピストンチャンバ330内に逆方向に取り付けられ、上部シールおよび下部
シール340および338を通って延びる。下部シール338は、マニホールド
328の下の位置でピストン部材342の周りに一般に耐流体シールを形成する
のに対して、下部シール340は、マニホールド328の上の位置でピストン部
材342の周りに通常耐流体シールを形成する。ノブ344はピストン部材34
2の端部に固定される。
【0094】 使用中、ポンピング装置320は図18Aおよび図18Bに示された修正型注
射器と同様に作動する。例えば、側面ポート336は、校正流体のような流体源
に接続できるのに対して、端部ポート334は、サンプル流体と流体でつながっ
ている流路に接続できる。ピストン部材342をピストンチャンバ330の中に
押し込むことによって、ピストンチャンバ330内の流体は強制的に端部334
から押し出される。ピストン部材342の端部が側面ポート336を越えて延び
る限り、ピストン部材342それ自体は流体が側面ポート336を通ってピスト
ン部材330から強制的に押し出されることを防止する。ピストン部材342が
ピストンチャンバ330から外側の方向に引っ張られると、流体は端部ポート3
34を通るピストンチャンバ330に取り込まれる。ピストン部材324の端部
が側面ポート336を通り過ぎて移動する場合、流体は側面ポートを通ってピス
トンチャンバ330に入ることができる。
【0095】 前述の説明に関して、本発明の範囲を逸脱しない限り、変更が、細部に、特に
使用される構造材料および部品の形状、サイズおよび配置の問題で行われてもよ
いことに理解すべきである。例えば、本発明のいろいろの態様は、医療環境に限
定されなくて、産業環境、製造環境あるいは農業環境の検体の測定のような他の
環境にも応用できる。明細書および示された態様は、上記の特許請求の範囲の広
義の意味によって示されている本発明の真の範囲および精神に対して、例として
のみ役立つとみなされるべきであることを意図している。
【図面の簡単な説明】 本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成し、本発明のいくつかの態様お
よび説明とともに示している添付図面は本発明の原理を説明するのに役立つ。図
面の簡単な説明は下記のとおりである。
【図1】 本発明によるセンサモジュールの実施例の分解透視図である。
【図2】 本発明による図1に示されたセンサモジュールのサブアセンブリの分解透視図
である。
【図3】 本発明による閉じた位置のセンサモジュールのバルブアセンブリの概略断面図
である。
【図4】 開いた位置のバルブアセンブリを示す図3と同様な概略断面図である。
【図5】 図1および図2と同様であり、センサの機能面を示すセンサモジュールの分解
透視図である。
【図6】〜
【図9】 いろいろな動作モードのセンサモジュールを示す概略図である。
【図10】 本発明の原理に従って構成されたセンサ装置の実施例の概略図である。
【図11】 図10の装置と併用するのに適しているセンサの実施例の平面図である。
【図12】 本発明の原理に従って構成されたセンサモジュールの実施例の分解透視図であ
る。
【図13】 組み立てられたときの図12のセンサモジュールの透視図である。
【図14A】 図13のセンサモジュールを通って縦方向に切断される断面図である。
【図14B】 図14Aの一部の拡大図である。
【図15】 図12のセンサモジュールの他の分解透視図である。
【図16】 図12のセンサモジュールで使用されたコネクタピンの透視図である。
【図17】 図12のセンサモジュールの端子ハウジングの入力端の透視図である。
【図18A】 図10の装置と併用するのに適したポンプ装置の実施例の概略図で、ポンプ装
置が引っ込められた位置に示されている。
【図18B】 引き出された位置の図18Aのポンプ装置を概略的に示している。
【図19】 本発明の原理により構成された好ましいポンプ装置の分解図である。
【図20】 図19のポンプ装置の組み立てられた透視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U Z,VN,YU,ZW (72)発明者 エリック・エー・ペパー アメリカ合衆国 68506 ネブラスカ、リ ンカーン、サウス・サーティサード・スト リート 1725 (72)発明者 ヘニング・サクスルンド アメリカ合衆国 94523 カリフォルニア、 プレズント・ヒル、ローリング・グリー ン・サークル 64 Fターム(参考) 2G045 AA13 AA25 BB34 CA25 CB17 DA30 DA80 FA37 FB05 HA06 HA14 JA02 JA07 JA08 JA10

Claims (63)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オンラインラクタートセンサ装置であって、 ラクタートセンサと、 患者から流体サンプルを得て、かつ前記流体サンプルを前記
    ラクタートセンサに送る第1の流体フローラインと、 センサ校正流体源と、 前記センサ校正流体源と前記ラクタートセンサとの間が流体
    でつながっている第2の流体フローラインとを備えていることを特徴とするオン
    ラインラクタートセンサ装置。
  2. 【請求項2】 前記ラクタートセンサが電気化学センサであることを特徴と
    する請求項1のセンサ装置。
  3. 【請求項3】 前記ラクタートセンサがフレキシブル回路を含むことを特徴
    とする請求項2のセンサ装置。
  4. 【請求項4】 前記ラクタートセンサが、レドックス化合物およびレドック
    ス酵素を含む検出層で被覆された電極を含むことを特徴とする請求項1のセンサ
    装置。
  5. 【請求項5】 前記レドックス酵素がラクタートオキシダーゼを含むことを
    特徴とする請求項4のセンサ装置。
  6. 【請求項6】 前記レドックス酵素がラクタートデヒドロゲナーゼを含むこ
    とを特徴とする請求項4のセンサ装置。
  7. 【請求項7】 前記第1および第2の流体フローラインが前記患者と前記セ
    ンサ校正流体源との間に延びるバルブレス流路の少なくとも一部を形成すること
    を特徴とする請求項1のセンサ装置。
  8. 【請求項8】 前記第1および第2のフローラインと流体でつながっている
    検査チャンバを規定するセンサハウジングをさらに含み、前記センサの少なくと
    も一部が前記検査チャンバ内に置かれていることを特徴とする請求項1のセンサ
    装置。
  9. 【請求項9】 前記検査チャンバが0.1インチよりも小さい深さを有する
    ことを特徴とする請求項1のセンサ装置。
  10. 【請求項10】前記検査チャンバが0.05〜0.07インチの範囲の幅を
    有することを特徴とする請求項1のセンサ装置。
  11. 【請求項11】前記第1のフローラインが0.1インチよりも小さい内径を
    有することを特徴とする請求項1のセンサ装置。
  12. 【請求項12】前記センサ校正流体をセンサ校正流体源から前記ラクタート
    センサの方へ押す圧力源と、前記流体サンプルを前記患者から前記ラクタートセ
    ンサの方へ取り出す真空源とをさらに含むことを特徴とする請求項1のセンサ装
    置。
  13. 【請求項13】前記圧力源および前記真空源の両方が注射器によって装備さ
    れていることを特徴とする請求項12のセンサ装置。
  14. 【請求項14】前記注射器がピストンチャンバを規定し、かつ前記チャンバ
    内で相反運動のために取り付けられたピストンを含み、前記チャンバが、第1の
    ポートを規定する側壁および第2のポートを規定するベースによって形成され、
    前記第1のポートが、前記チャンバと前記センサ校正流体源との間が流体でつな
    がっていて、かつ前記第2のポートが、前記チャンバと前記第2の流体フローラ
    インとの間が流体でつながっていることを特徴とする請求項13のセンサ装置。
  15. 【請求項15】前記第1のポートが前記側壁の上部の最も近くに置かれたこ
    とを特徴とする請求項14のセンサ装置。
  16. 【請求項16】前記ピストンが、センサ校正流体が前記第1のポートを通っ
    て前記チャンバに入ることを禁止されるように前記ピストンが前記第1のポート
    を閉鎖する第1の位置と、前記第1のポートが開いていて、かつセンサ校正流体
    が前記第1のポートを通って前記チャンバに入ることができる第2の位置との間
    で移動可能であることを特徴とする請求項14のセンサ装置。
  17. 【請求項17】前記ピストンが前記第1のポートを閉鎖するブロッキング部
    分を含み、前記ブロッキング部分が少なくとも前記ピストンの最大ストローク長
    と同じぐらいの長さを有することを特徴とする請求項14のセンサ装置。
  18. 【請求項18】前記ピストンが、センサ校正流体を前記第2のポートを通っ
    て前記チャンバから押し出すように構成され、かつ前記センサ校正流体が前記ピ
    ストンによって前記第2のポートを通って押しやられる場合、前記ピストンが、
    前記第1のポートをカバーすることを特徴とする請求項14のセンサ装置。
  19. 【請求項19】50マイクロリットル/分よりも小さい流量で前記第1のフ
    ローラインを通って、かつ前記ラクタートセンサを通り過ぎて前記血液サンプル
    を取り出す手段をさらに含むことを特徴とする請求項1のセンサ装置。
  20. 【請求項20】前記校正流体が抗凝固薬も含むことを特徴とする請求項1の
    センサ装置。
  21. 【請求項21】校正体(calibrant)がラクタートを含むことを特
    徴とする請求項1のセンサ装置。
  22. 【請求項22】流体サンプルを予めセットされた回数に自動的に取り出し、
    かつラクタートのための前記サンプルを検査する手段をさらに含むことを特徴と
    する請求項1のセンサ装置。
  23. 【請求項23】前記流体サンプルが所定の時間間隔で取り出されることを特
    徴とする請求項22のセンサ装置。
  24. 【請求項24】前記ラクタートセンサによって発生されたラクタート読みを
    コントローラに関連するメモリに記憶されていることを特徴とする請求項22の
    センサ装置。
  25. 【請求項25】センサ装置であって、 センサと、 縦軸およびチャンバ内に取り付けられたピストンを有するピ
    ストンチャンバを規定する注射器ハウジングを含む注射器であって、前記ピスト
    ンが前記縦軸に沿って前記チャンバ内に相互移動可能であり、前記注射器ハウジ
    ングが前記ピストンチャンバへの出入りを与える前記第1および第2のポートを
    規定し、前記第1のポートが通常前記縦軸に沿って延びる方向に前記第2のポー
    トから離隔されていることと、 前記センサとサンプル流体との間が流体でつながっているい
    る第1の流体フローラインと、 前記注射器ハウジングの前記第2のポートと前記センサとの
    間が流体でつながっている第2の流体フローラインと、 前記センサを校正する校正体を含む校正体溶液源とを備え、
    前記校正溶液源が前記注射器ハウジングの前記第1のポートと流体でつながって
    いることを特徴とするセンサ装置。
  26. 【請求項26】前記第1および第2の流体フローラインが、前記サンプル流
    体から前記センサを通り過ぎて前記注射器の前記第2のポートに延びるバルブレ
    ス流路の少なくとも一部を形成することを特徴とする請求項25のセンサ装置。
  27. 【請求項27】前記ピストンが前記注射器ハウジングに対して第1の方向に
    移動された場合には、校正溶液が、無理矢理前記2のポートを出て、前記第2の
    フローラインに入り、かつ前記センサを通り過ぎて進み、それによって前記セン
    サが校正でき、かつ前記ピストンが前記注射器ハウジングに対して第2の方向に
    移動された場合には、サンプル流体が前記医学装置を通って前記第1のフローラ
    インの中におよび前記センサを通り過ぎて取り出され、それによって前記サンプ
    ル流体が前記センサによって検査できることを特徴とする請求項26のセンサ装
    置。
  28. 【請求項28】前記注射器ハウジングが第2の端部から反対側に置かれた第
    1の端部と、前記第1および第2の端部間に延びる側壁とを含み、前記第1のポ
    ートが前記側壁によって規定され、かつ前記第2のポートが前記ハウジングの前
    記第1および第2の端部の中の1つによって規定されていることを特徴とする請
    求項25のセンサ装置。
  29. 【請求項29】前記第1のポートが前記縦軸に対して半径方向に延び、かつ
    前記第2のポートが前記縦軸に対して軸方向に延びることを特徴とする請求項2
    8のセンサ装置。
  30. 【請求項30】前記ピストンが、校正溶液が前記第1のポートを通って前記
    チャンバに入ることを禁止されるように前記ピストンが前記第1のポートを閉鎖
    する第1の位置と、前記第1のポートが開いていて、かつ校正溶液が前記第1の
    ポートを通って前記チャンバに入ることができる第2の位置との間で移動可能で
    あることを特徴とする請求項25のセンサ装置。
  31. 【請求項31】前記ピストンが前記第1のポートを閉鎖するブロッキング部
    分を含み、前記ブロッキング部分が少なくとも前記ピストンの最大ストローク長
    と同じぐらいの長さを有することを特徴とする請求項25のセンサ装置。
  32. 【請求項32】前記ピストンが、校正溶液を前記第2のポートを通って前記
    チャンバから押し出すように構成され、かつ前記校正溶液が前記ピストンによっ
    て前記第2のポートを通って押しやられる場合、前記ピストンが前記第1のポー
    トをカバーすることを特徴とする請求項25のセンサ装置。
  33. 【請求項33】前記センサがラクタートセンサであることを特徴とする請求
    項25のセンサ装置。
  34. 【請求項34】前記ラクタートセンサが電気化学センサであることを特徴と
    する請求項33りセンサ装置。
  35. 【請求項35】前記第1のフローラインがカテーテルに結合されていること
    を特徴とする請求項25のセンサ装置。
  36. 【請求項36】前記校正体溶液が抗凝固薬を含むことを特徴とする請求項2
    5のセンサ装置。
  37. 【請求項37】前記校正溶液がラクタートを含むことを特徴とする請求項2
    5のセンサ装置。
  38. 【請求項38】流体制御装置であって、 縦軸を有するピストンチャンバを規定するハウジングであっ
    て、前記ハウジングが前記ピストンチャンバへの出入りを与える第1および第2
    のポートを規定し、前記第1のポートが通常前記縦軸に沿って一方向に前記第2
    のポートから離隔されていることと、 前記ピストンチャンバ内に取り付けられ、前記縦軸に沿って
    相互移動可能であるピストンとを備えていることを特徴とする流体制御装置。
  39. 【請求項39】前記ハウジングが第2の端部から反対側に置かれた第1の端
    部と、前記第1および第2の端部間に延びる側壁とを含み、前記第1のポートが
    前記側壁によって規定され、かつ前記第2のポートが前記ハウジングの前記第1
    および第2の端部の中の1つによって規定されることを特徴とする請求項38の
    流体制御装置。
  40. 【請求項40】前記第1のポートが前記縦軸に対して半径方向に延び、かつ
    前記第2のポートが前記縦軸に対して軸方向に延びることを特徴とする請求項3
    9の流体制御装置。
  41. 【請求項41】前記ピストンが、流体が前記第1のポートを通って前記チャ
    ンバに入ることを禁止されるように前記ピストンが前記第1のポートを閉鎖する
    第1の位置と、前記第1のポートが開いていて、かつ流体が前記第1のポートを
    通って前記チャンバに入ることができる第2の位置との間で移動可能であること
    を特徴とする請求項38の流体制御装置。
  42. 【請求項42】前記ピストンが前記第1のポートを閉鎖するブロッキング部
    分を含み、前記ブロッキング部分が少なくとも前記ピストンの最大ストローク長
    と同じぐらいの長さを有することを特徴とする請求項38の流体制御装置。
  43. 【請求項43】前記ピストンが、流体を前記第2のポートを通って前記チャ
    ンバから押し出すように構成され、かつ前記流体が前記ピストンによって前記第
    2のポートを通って押しやられる場合、前記ピストンが前記第1のポートをカバ
    ーすることを特徴とする請求項38のセンサ装置。
  44. 【請求項44】ラクタートのオンライン測定のための方法であって、 第1の流体フローラインを通ってサンプル流体を取り出し、 前記第1の流体フローラインを通ってラクタートセンサを通
    り過ぎて前記サンプル流体を送り、 前記流体サンプルのラクタートの量を前記ラクタートセンサ
    で測定することとを含むことを特徴とするラクタートのオンライン測定のための
    方法。
  45. 【請求項45】前記サンプル流体が100マイクロリットル/分よりも小さ
    い流量で取り出されることを特徴とする請求項44の方法。
  46. 【請求項46】ラクタートのオンライン測定のための方法であって、 カテーテルと、ラクタートセンサと、校正流体源と、前記カ
    テーテルと前記ラクタートセンサとの間に延びる第1のフローラインと、前記ラ
    クタートセンサと前記校正流体源との間に延びる第2のフローラインとを含むセ
    ンサ装置を装備し、 前記校正流体源から、前記第2のフローラインを通って、前
    記ラクタートセンサを通り過ぎて、かつ前記第1のフローラインの中に所定の速
    度前記校正流体を送り、 前記校正流体が前記ラクタートセンサを通り過ぎて流れると
    き前記ラクタートセンサを校正し、 前記第1および第2のフローラインの前記校正流体の流れを
    逆にし、かつ前記カテーテルから、前記第1のフローラインを通って、前記セン
    サを通り過ぎて、かつ前記第2のフローラインの中にサンプル流体を送り、 前記サンプル流体が前記ラクタートセンサを通り過ぎて流れ
    るとき前記サンプル流体のラクタートの量を測定することとを含むことを特徴と
    するラクタートのオンライン測定のための方法。
  47. 【請求項47】前記サンプル流体が100マイクロリットル/分よりも小さ
    い流量で取り出されることを特徴とする請求項46の方法。
  48. 【請求項48】前記サンプル流体が哺乳動物から取り出された血液を含むこ
    とを特徴とする請求項46の方法。
  49. 【請求項49】前記血液が前記哺乳動物の毛細管床から取り出されることを
    特徴とする請求項48の方法。
  50. 【請求項50】前記校正流体が抗凝固薬を含むことを特徴とする請求項48
    の方法。
  51. 【請求項51】血液サンプルが取り出され、かつ所定の時間間隔でラクター
    トのために測定されることを特徴とする請求項46の方法。
  52. 【請求項52】前記ラクタートセンサが、前記血液サンプルが取り出され、
    かつラクタートのために測定される前記所定の時間間隔間に校正流体に浸される
    ことを特徴とする請求項51の方法。
  53. 【請求項53】オンラインセンサ装置であって、 検体センサと、 流体サンプルを患者から取り出すカテーテルと、 前記カテーテルと前記検体センサとの間が流体でつながって
    いる第1の流体フローと、 センサ校正流体源と、 前記センサ校正流体源と前記検体センサとの間が流体でつな
    がっている第2の流体フローと、 前記カテーテルを通って、かつ前記センサを通り過ぎて流体
    サンプルを100マイクロリットル/分よりも小さい流量で取り出す手段とを備
    えていることを特徴とするオンラインセンサ装置。
  54. 【請求項54】オンライン検出装置であって、 センサと、 第1のポートおよび第2のポートとを含むマニホールドであ
    って、前記マニホールドが、前記第1のポートと前記センサとの間が流体でつな
    がっている第1の流路および前記第2のポートと前記センサとの間が流体でつな
    がっている第2の流路とを規定することと、 前記第1および第2の流路を開閉する複数の弾性ダイアフラ
    ムと、 前記弾性ダイアフラムに前記第1および第2の流路を通るフ
    ローを空気圧で開閉させる空気圧バルブアクチュエータと、 前記第1のポートとサンプル流体との間が流体でつながって
    いるサンプルラインと、 前記第2のポートと前記校正体流体源との間が流体でつなが
    っている校正体ラインとを備えていることを特徴とするオンライン検出装置。
  55. 【請求項55】前記マニホールドが、向かい合っている第1および第2の側面
    を含み、前記第1の側面が前記第1および第2の流路を通る流れを開閉するよう
    に前記ダイアフラムと協働する複数のバルブシートを含むことを特徴とする請求
    項54のオンライン装置。
  56. 【請求項56】前記空気圧バルブアクチュエータが、アクチュエータプレー
    トを通って横方向に延びる複数のチャンバを規定するアクチュエータプレートを
    含み、前記ダイアフラムが前記チャンバに関して密閉関係で配置され、かつ前記
    チャンバとバルブシートの間に位置決めされていることを特徴とする請求項55
    のオンライン装置。
  57. 【請求項57】前記アクチュエータプレートが空気圧を前記チャンバに供給
    する手段を含むことを特徴とする請求項56のオンライン装置。
  58. 【請求項58】前記チャンバ内に置かれ、前記ダイアフラムを前記バルブシ
    ートの方へ片寄らせる圧力補償部材をさらに含むことを特徴とする請求項57の
    オンライン装置。
  59. 【請求項59】前記圧力補償部材が、前記マニホールドおよび前記空気圧バ
    ルブアクチュエータを囲むハウジングの内部側面上に形成されることを特徴とす
    る請求項58のオンライン装置。
  60. 【請求項60】前記センサが前記マニホールドの前記第2の側面に隣接する
    前記ハウジング内に置かれたプリント回路板上に形成されることを特徴とする請
    求項59のオンライン装置。
  61. 【請求項61】前記マニホールドが、第3のポートを含み、前記第3のポー
    トと前記第1のポートとの間が流体でつながっている第3の流路を規定し、かつ
    前記装置が前記第3のポートと流体でつながっているインフュセイト(infu
    sate)ラインをさらに含むことを特徴とする請求項54のオンライン装置。
  62. 【請求項62】前記マニホールドが、第4のポートを含み、前記センサと前
    記第4のポートとの間が流体でつながっている第4の流路を規定し、かつ前記装
    置が前記第4のポートと流体でつながっている廃液ラインをさらに含むことを特
    徴とする請求項61のオンライン装置。
  63. 【請求項63】センサモジュールであって、 マニホールドであって、前記マニホールドが、前記マニホー
    ルドを通って延びる複数の流路を規定し、前記マニホールドが第2の側面から反
    対側に置かれた第1の側面を含み、かつ前記マニホールドが、前記第1の側面を
    形成し、かつ前記流路の少なくともいくつに沿って置かれたバルブシートを含む
    ことと、 前記マニホールドの第2の側面に隣接して置かれたプリント
    回路板であって、前記プリント回路板が前記流路の少なくとも1つに沿って置か
    れたセンサを含むことと、 前記マニホールドの前記第1の側面に隣接して置かれた空気
    圧アクチュエータプレートであって、前記アクチュエータプレートが前記マニホ
    ールドのバルブシートに対して一般に整列して置かれたチャンバを規定すること
    と、 前記バルブシートと協働し、前記流路の少なくともいくつを
    通って流体の流れを開閉するダイアフラムであって、各ダイアフラムが対応する
    チャンバに対して密閉関係で配置されることと、 空気圧作動圧を前記チャンバに供給し、前記ダイアフラムに
    前記流路の中の少なくともいくつかを通る流体を開閉させる手段とからなること
    を特徴とするセンサモジュール。
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