JP2001518135A - 多数の表面被覆を有する洗濯用添加剤粒子 - Google Patents

多数の表面被覆を有する洗濯用添加剤粒子

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Abstract

(57)【要約】 多数の被覆を有する洗濯用添加剤粒子、および該粒子を用いる組成物を提供する。洗濯用添加剤粒子は中心コアー粒子を含んでなる。該コアー粒子は多孔質キャリヤーコアー物質、および該キャリヤー物質と混ぜ合わせたガラス質封入物質を含み、このガラス質封入物質は無水、非可塑化ガラス転移温度(Tg)が少なくとも0℃の1種以上の少なくとも部分水溶性のヒドロキシル化合物から誘導される。任意の中間封入物質が、中心コアー粒子上に被覆されていてもよい。この中間封入物質は無水、非可塑化ガラス転移温度(Tg)が少なくとも130℃の炭水化物物質を含んでいてもよい。最終的に、外部被覆物質をコアー粒子または中間封入物質上に被覆して、実質的に非粘着性の表面を有する洗濯用添加剤粒子が提供される。この外部被覆物質は、ワックス、水溶性ポリマー、脂肪化合物、炭水化物、セルロースおよびセルロース誘導体、天然および合成ガム、珪酸塩、硼酸塩、リン酸塩、キチンおよびキトサン、並びにこれらの混合物よりなる群から選択される1種以上の少なくとも部分的に洗浄液に可溶性または分散性の化合物から誘導される。洗濯用添加剤粒子は約80%未満の吸湿値を有する。好ましくは、香料のような洗濯または洗浄用薬剤は多孔質キャリヤーに支持されているかまたは含まれている。

Description

【発明の詳細な説明】 多数の表面被覆を有する洗濯用添加剤粒子 発明の分野 本発明は一般に、多数の表面被覆(multiple surface coatings)を有する洗濯 用添加剤粒子、さらに詳しくは多数の表面被覆を有する香料添加ゼオライト粒子 に関する。 発明の背景 ほとんどの消費者は香料入りの洗濯用製品を求め、そして洗濯した布地も快い 香りがすることを求めるようになってきた。香料添加剤は消費者にとって洗濯用 組成物をさらに感覚的に快いものにし、場合によっては、香料はこれで処理した 布地に快い香りを付与する。しかしながら、水性洗濯浴から布地へ取り込まれる 香料の量がわずかであることもよくある。従って、産業界では、製品に長期持続 性で貯蔵安定性の香りを提供し、その上、洗濯した布地に香りを提供する、洗濯 用製品用の効果的な香料放出系が長い間探し求められてきた。 組成物に混合したまたは組成物上に噴霧した香料を含む洗濯用および他の布地 ケア用組成物は、商業的慣習から周知である。香料は、揮発性化合物を組み合わ せることにより製造されるので、香料が加えられている簡単な溶液および乾燥混 合物から絶えず放出されている。長期間感覚的に快いままであるように、組成物 からの香料の放出を妨げるまたは遅らせる様々な技術が開発されてきた。しかし ながら、現在に至るまで、製品の長期貯蔵後に有意な布地香り効果をもたらす方 法はほとんどない。 さらに、洗濯浴から布地表面に香料を効果的かつ効率的にもたらす方法および 組成物が探し求められ続けている。次の記載から分かるように、香料の布地への 放出と共に、洗濯サイクルを通しての香料の保護を含めた、様々な香料放出法が 開発されてきた。Brock等の1978年6月20日発行米国特許第4,096,0 72号は、脂肪第4アンモニウム塩による、洗濯および乾燥サイクルを通しての 、香料を含めた布地コンディショニング剤の放出法を教示している。Schnoring 等の1983年9月6日発行米国特許第4,402,856号は、特定の温度での みカプセルから香料を拡散しうる外殻物質の配合物を含む、マイクロカプセル化 法を教示している。Youngの1979年5月1日発行米国特許第4,152,27 2号は、香料をワックス状粒子に組み込んで、乾燥組成物の形での貯蔵を通じて 、および洗濯プロセスを通じて、香料を保護することを教示している。香料は乾 燥機内でワックスを通り抜けて布地に確実に拡散する。Walley等の1991年1 1月19日発行米国特許第5,066,419号は、水不溶性非ポリマーキャリヤ ー材料と共に分散され、そして水不溶性で脆い被覆材料で被覆することによって 保護外殻内に封入された香料を教示している。Trinh等の1992年5月10日 発行米国特許第5,094,761号は、少なくともある程度湿った布地に香り付 け効果をもたらす、クレーによって保護された香料/シクロデキストリン複合体 を教示している。 洗濯サイクル中に香料を放出する別の方法には、Whyteの1980年6月24 日発行米国特許第4,209,417号、Whyteの1982年7月13日発行米国 特許第4,339,356号、およびGould等の1971年4月27日発行米国特 許第3,576,760号に記載のように、香料と乳化剤および水溶性ポリマーと を組み合わせ、この混合物を粒子にし、そしてそれらを洗濯用組成物に加えるこ とをが含まれる。しかしながら、この技術分野の業界でかなりの研究がなされて いても、洗濯用製品で処理された布地に初期のおよび持続性の香り効果をもたら す、洗濯用組成物と混合しうる簡単でより効率的かつ効果的な香料放出系の需要 は依然として存在する。 Bares等の1981年7月15日公告UK特許公報第2,066,839号に記 載のように、香料は多孔質キャリヤー物質、例えばポリマー材料に吸着させても よい。香料はクレーまたはゼオライト材料に吸着させ、次に、これを粒状洗浄剤 組成物に混合している。一般に、好ましいゼオライトは、公称細孔サイズが約4 オングストローム単位のタイプAまたは4Aゼオライトである。ゼオライトAま たは4Aでは、香料はゼオライト表面に吸着され、ゼオライト細孔中に実際に吸 収される香料は比較的少量であると、現在は考えられる。香料のゼオライトまた はポリマーキャリヤー上への吸着は、そのままの香料と洗浄剤組成物との混合物 の添加よりもいくらかの改善をもたらすが、当産業界は、布地にもたらされる香 料の強度または量において、並びに処理された布地表面上の香料の香りの持続時 間において、香料の特性を損なうことなく、洗濯用組成物の貯蔵時間の長さを改 善することをなお追求し続けている。 したがって、使用の間および使用後、乾燥布地から、満足な香りを提供し、さ らにまた、長期貯蔵効果があり、かつ製品臭の強さが弱い香料放出系が依然とし て求められている。 背景技術 Ramachandran等の1985年9月3日発行米国特許第4,539,135号には 、香料を保持するクレーまたはゼオライト物質を含む粒状洗濯用配合物が開示さ れている。Taiの1987年12月15日発行米国特許第4,713,193号に は、液状または油状添加剤とゼオライト物質とを含むさらさらした粒状洗浄剤添 加剤が開示されている。ニシヒロ等の1992年8月10日公開日本特許平4[1 992]−218583には、香料とゼオライトとを含む調整放出物質が開示されて いる。Corey等の1981年12月8日発行米国特許第4,304,675号は、 脱臭製品のためのゼオライトを含む組成物およびその製法を教示している。19 87年8月12日発行東ドイツ特許公報第248,508号;1979年9月1 2 日発行東ドイツ特許公報第137,599号;Unilever PLCによる1993年4 月7日発行ヨーロッパ出願公報第535,942号および1993年4月14日 発行公報第536,942号;Garner-Gray等の1994年8月9日発行米国特許 第5,336,665号;1994年12月8日発行WO 94/28107;Kam el等の1993年11月2日発行米国特許第5,258,132号および1993 年7月27日発行米国特許第5,230,822号;Corring等の1992年8月 25日発行米国特許第5,141,664号;並びにSwisherの1957年10月 15日発行米国特許第2,809,895号。 発明の概要 上記の要求は、洗濯用添加剤粒子を提供する本発明によって満たされる。洗濯 用添加剤粒子は、洗濯サイクルにまたは洗濯サイクルを通して、多くの有用な洗 濯および洗浄用薬剤を放出するのに用いうる。本発明の洗濯用添加剤粒子は、多 孔質キャリヤー物質のコアー、およびコアー上の多数の表面または封入被覆を本 質的に含む。本発明の洗濯用添加剤粒子は、香料成分を洗浄液を通して布地表面 へ放出するのに特に有効である。従来の香料放出系では、香料物質の50%以上 が、揮発性香料物質の製品からの拡散、並びに洗浄液中の溶解により「減損」し 、布地表面に引き渡されることは決してない。本発明では、多数の被覆が、ゼオ ライトコアー上またはコアー内にある香料物質を効果的に取り込む。従って、香 料物質は、従来の香料放出系よりも高率で、洗浄液を通して布地表面に引き渡さ れる。 本発明の第1の態様では、洗濯用添加剤粒子を提供する。洗濯用添加剤粒子は 中心コアー粒子を含み、コアー粒子は多孔質キャリヤーコアー物質、およびキャ リヤー物質と混ぜ合わせたガラス質封入物質を含む。ガラス質封入物質は、無水 非可塑化ガラス転移温度(Tg)が少なくとも約0℃の少なくとも部分水溶性(pa rtially water-soluble)のヒドロキシル化合物から誘導される。次に、任意の中 間封入物質を中心コアー粒子上に被覆してもよい。中間封入物質が存在するとき 、これは、無水非可塑化ガラス転移温度(Tg)が少なくとも約130℃の炭水 化物を含む。次に、外部被覆物質をコアー粒子上に、あるいは中間封入物質が存 在するときはこの上に被覆して、洗濯用添加剤粒子を実質的に非粘着性表面にす る。外部被覆物質は、ワックス、水溶性ポリマー、脂肪化合物、炭水化物、セル ロースおよびセルロース誘導体、天然および合成ガム、珪酸塩、硼酸塩、リン酸 塩、キチンおよびキトサン、並びにこれらの混合物よりなる群から選択される1 種以上の少なくとも部分的に水溶性または分散性の化合物から誘導される。 好ましくは、多孔質キャリヤー物質は、非晶質珪酸塩、結晶質非積層珪酸塩、 積層珪酸塩、炭酸カルシウム、炭酸カルシウム/ナトリウムニ塩、炭酸ナトリウ ム、クレー、ゼオライト、ソーダライト、アルカリ金属リン酸塩、マクロ多孔質 ゼオライト、キチンミクロビーズ、カルボキシアルキルセルロース、カルボキシ アルキルデンブン、シクロデキストリン、多孔質デンプン、およびこれらの混合 物よりなる群から選択され、最も好ましいのは、ゼオライトX、ゼオライトY、 およびこれらの混合物よりなる群から選択されるゼオライトである。 洗濯用添加剤粒子は、多孔質キャリヤーコアー中に含まれるもしくはこれに支 持される洗濯または洗浄用薬剤をさらに含む。洗濯または洗浄用薬剤は、香料、 漂白剤、漂白促進剤、漂白活性剤、漂白触媒、キレート化剤、アンチスカラント (antiscalant)、染料移行防止剤、光漂白剤、酵素、触媒性抗体、増白剤、布地 用直接染料、抗菌剤、抗微生物剤、昆虫忌避剤、汚れ放出ポリマー、布地柔軟剤 、染料固着剤、pHジャンプ系、およびこれらの混合物よりなる群から選択され 、ゼオライト中に含まれる香料物質が好ましい。 好ましいガラス質封入物質はデンプン、加工デンプンまたはデンプン加水分解 生成物であり、好ましい中間封入物質はデキストロース当量(DE)が約7.5 以下の炭水化物物質であり、DEが5以下のマルトデキストリンが最も好ましい 。 外部被覆物質はセルロースまたはセルロース誘導体が好ましく、ヒドロキシプロ ピルメチルセルロースが最も好ましい。洗濯用添加剤粒子の吸湿値は約80%未 満、最も好ましくは約30%未満である。最後に、中間封入物質および/または 外部被覆は、可塑剤、凝集防止剤、およびこれらの混合物よりなる群から選択さ れる成分をさらに含んでいてもよい。 本発明の第2の態様では、洗濯または洗浄用洗浄剤組成物を提供する。洗濯ま たは洗浄用組成物は、組成物の重量に基づいて約0.001〜約50%の上記洗 濯用添加剤粒子、および組成物の重量に基づいて約50〜約99.999%の、 洗浄剤界面活性剤、ビルダー、漂白剤、酵素、汚れ放出ポリマー、染料移行防止 剤、充填剤、およびこれらの混合物よりなる群から選択される洗濯用成分を含む 。好ましくは組成物は少なくとも1種の洗浄剤界面活性剤および少なくとも1種 のビルダーを含む。 従って、本発明の目的は、多数の表面被覆を有する洗濯用添加剤粒子を提供す ることである。本発明の別の目的は、多数の表面被覆を有する洗濯用添加剤粒子 を含む洗濯および洗浄用組成物を提供することである。最後に、本発明の目的は 、改善された布地における香りの効果、長期貯蔵寿命性、および弱い製品臭をも たらすことができる洗濯用添加剤粒子を提供することである。本発明のこれらの および他の目的、特徴および利点は、本技術分野における当業者であれば、以下 の記載および請求の範囲から分かるであろう。 ここに記載の全ての%、比および割合は、断りがなけば重量に基づく。ここに 引用した全ての文献は、参照することによってここに記載されたものとする。 好ましい態様の詳細な説明 本発明は、洗濯用添加剤粒子、並びに洗濯用添加剤粒子を用いる洗濯および洗 浄用組成物に関する。洗濯および洗浄用組成物には、従来の顆粒状洗濯用洗浄剤 、並びに顆粒状漂白剤、自動皿洗い用、硬い表面洗浄用および布地柔軟化用組成 物 が含まれる。本発明の洗濯用添加剤粒子は洗濯用香料放出能力によりすぐれてお り、その上、揮発性香料成分を放出することによる製品臭が極めて少ない。理論 に結び付けることは望まないが、本発明の粒子の多数の被覆が粒子の安定性を高 めると考えられる。 本発明の洗濯用粒子は、ガラス質封入物質で被覆したまたはこれと混ぜ合わせ た多孔質キャリヤーのコアーを含む。任意工程では、コアー粒子を中間封入物質 で被覆してもよい。次に、外部すなわち外側被覆をコアー粒子または中間層上に おいて、最終粒子を形成する。 本発明の洗濯用粒子の吸湿値は約80%未満である。ここで用いる「吸湿値」 とは、次の試験法の下での粒子重量の増加率(%)により判定される、粒子によ る水分捕捉レベルを意味する。本発明の粒子に必要とされる吸湿値は、2gの粒 子(約500ミクロンの大きさの粒子;水分遮断被覆を持たない)を、温度90 °F、相対湿度80%の条件下で4週間、開放容器ペトリ皿内に置くことによっ て測定する。この時間の終わりにおける粒子重量増加率(%)がここで用いる粒 子吸湿値である。本発明の好ましい粒子の吸湿値は約50%未満、より好ましく は約30%未満である。 本発明の洗濯用添加剤粒子は、それ自体が約20〜約80%のガラス質封入物 質である約30〜約97%の中心コアー、約3〜約50%の中間封入物質、およ び約3〜約30%の外部被覆物質を含む。本発明の粒状組成物は、約0〜約90 %、好ましくは約10〜約80%、より好ましくは約25〜約80%の洗濯もし くは洗浄用組成物に有用な薬剤も一般に含む。中心コアー粒子 すでに述べたように、添加剤粒子の中心コアーは、多孔質キャリヤー物質およ びガラス質封入物質の混合物を含む。中心コアーの2成分は様々な方法で混合し うるが、2成分の押し出しが好ましい。中心コアーは約10〜約60%の多孔質 キャリヤーを一般に含み、残部はガラス質封入物質である。多孔質キャリヤー物質 ここで用いる多孔質キャリヤー物質とは、洗濯または洗浄用薬剤のような放出 可能な薬剤を支持することができる(例えば、表面での吸着または細孔への吸収 による)物質を意味する。そのような物質には、非晶質珪酸塩、結晶質非積層珪 酸塩、積層珪酸塩、炭酸カルシウム、炭酸カルシウム/ナトリウム二塩、炭酸ナ トリウム、クレー、ゼオライト、ソーダライト、アルカリ金属リン酸塩、マクロ 多孔質ゼオライト、キチンミクロビーズ、カルボキシアルキルセルロース、カル ボキシアルキルデンプン、シクロデキストリン、多孔質デンプン、およびこれら の混合物よりなる群から選択される多孔質固体が含まれる。 好ましい多孔質キャリヤー物質は、ゼオライトX、ゼオライトY、およびこれ らの混合物である。ここで用いる「ゼオライト」とは、結晶質アルミノ珪酸塩物 質を指す。ゼオライトの構造式は結晶単位格子に基づき、構造の最も小さい単位 は Mm/n[(AlO2)m(SiO2y]・xH2O (式中、nは陽イオンMの原子価であり、xは単位格子当たりの水分子の数であ り、mおよびyは単位格子当たりの四面体の合計数であり、そしてy/mは1〜 100である) で表される。y/mが1〜5であるのが最も好ましい。陽イオンMは第IA族お よび第IIA族元素、例えばナトリウム、カリウム、マグネシウム、およびカルシ ウムである。 ここで有用なゼオライトは、いずれも公称細孔サイズが約8オングストローム 単位、一般に約7.4〜約10オングストローム単位のタイプXゼオライトまた はタイプYゼオライトを含めたホージャサイトタイプのゼオライトである。 本発明の実施において有用なアルミノ珪酸塩ゼオライト物質は商業的に入手し うる。XおよびYタイプのゼオライトの製造法は周知であり、標準テキストで入 手しうる。ここで有用な好ましい合成結晶質アルミノ珪酸塩物質は、タイプXま たはタイプYの名称で入手しうる。 限定するものではなく説明するものであるが、好ましい態様では、結晶質アル ミノ珪酸塩物質はタイプXであり、次のもの: (I) Na86[(AlO2)86(SiO2106]・xH2O、 (II) K86[(AlO2)86(SiO2106]・xH2O、 (III) Ca40Na6[(AlO2)86(SiO2106]・xH2O、 (IV) Sr21Ba22[(AlO2)86(SiO2106]・xH2O、 (式中、xは約0〜約276である) およびこれらの混合物から選択される。式(I)および(II)のゼオライトの公 称細孔サイズまたは開口は8.4オングストローム単位である。式(III)および (IV)のゼオライトの公称細孔サイズまたは開口は8.0オングストローム単位 である。 別の好ましい態様では、結晶質アルミノ珪酸塩物質はタイプYであり、次のも の: (V) Na56[(AlO2)56(SiO2136]・xH2O、 (VI) K56[(AlO2)56(SiO2136]・xH2O、 (式中、xは約0〜約276である) およびこれらの混合物から選択される。式(V)および(VI)のゼオライトの公 称細孔サイズまたは開口は8.0オングストローム単位である。 さらに別の好ましい態様では、「ゼオライトMAP」として公知のゼオライトの 種類も本発明で用いうる。そのようなゼオライトは「Zeolite MAP and Alcalase for Improved Fabric Care」と題する1996年9月16日付け米国特許出願 第08/716,147号に開示かつ記載されている。 本発明で用いるゼオライトは、標準的な粒子サイズ分析技術によって測定した 平均粒子サイズが約0.5〜約120ミクロン、好ましくは約0.5〜約30ミク ロンの粒子の形をしている。 ゼオライト粒子の大きさは、これらが接触する布地に取り込まれることができ る大きさである。いったん布地表面に固着すると(多数の被覆は洗濯プロセスの 間に洗い流される)、ゼオライトは、特に、加熱または湿度条件を加えたときに 、取り込まれた洗濯用薬剤の放出を開始することができる。ガラス質封入物質 本発明のガラス質封入物質は、1種以上の少なくとも部分水溶性のヒドロキシ ル化合物から誘導されるガラス質物質である。ここで有用な少なくとも部分水溶 性のヒドロキシル化合物は、次の種類の物質から選択されるのが好ましい。 1. i) 簡単な糖(または単糖類);ii) オリゴ糖(2〜35の単糖類 分子よりなる炭水化物鎖と定義する);iii) 多糖類(少なくとも35の単 糖類分子よりなる炭水化物鎖と定義する);およびiv) 加工デンプンおよ びデンプン加水分解生成物を含めたデンプン;並びにv) i)、ii)、iii) 、およびiv)の水素添加物;のいずれかまたは混合物である炭水化物。 線状および分枝状炭水化物鎖のいずれも用いうる。さらに、化学加工デン プンおよびポリ−/オリゴ−糖も用いうる。一般的な加工には、界面活性剤 に見られるのと同一のアルキル、アリール等の形の疎水性部分を加えて、こ れらの化合物にいくらかの表面活性を付与することが含まれる。好ましい炭 水化物物質は水素添加物、特に、水素添加デンプン加水分解生成物である。 最も好ましいのは、デキストロース当量(DE)が45未満の炭水化物から 誘導される水素添加デンプン加水分解生成物であり、DEが45未満のデン プン加水分解生成物の水素添加によって一般に製造される。適した水素添加 デンプン加水分解生成物の例は、アイオワ州ケオクークのロクエッティ・ア メリカ社からPOLYSORBおよびLYCASINの商標名で、並びにニュージャージー 州フェアローンのロンザ社からHYSTARの商標名で入手しうるものである。 2.全ての天然または合成ガム、例えばアルギン酸エステル、カラジーナン、 寒天、ペクチン酸、およびアラビアゴム、トラガカントゴムおよびカラヤゴ ムのような天然ガム。 3.キチンおよびキトサン。 4.セルロースおよびセルロース誘導体。例えば、i)酢酸セルロースおよび 酢酸フタル酸セルロース(CAP);ii)ヒドロキシプロピルメチルセルロ ース(HPMC);iii)カルボキシメチルセルロース(CMC);iv)全 ての腸用性/水性コーティングおよびこれらの混合物。 5.珪酸塩、リン酸塩および硼酸塩。 6.ポリビニルアルコール(PVA)。 7.ポリエチレングリコール(PEG)。 8.可塑剤。 少なくとも部分水溶性ではなく、かつガラス転移温度(Tg)が約0℃のここ での下限より下のこれらの種類の物質は、必要なより高いTgを有するここで有 用なヒドロキシル化合物と、生成されるガラス質粒子が約80%未満の必要な吸 湿値を有するような量で混合するときにのみここでは有用である。 一般に「Tg」と略記されるガラス転移温度はよく知られており、ガラス質物 質の容易に測定される性質である。この転移は、ガラス質状態の物質の液体状態 への、Tg領域を通して加熱したときの、液化に相当するとして説明される。こ れは溶融、気化または昇華のような相転移ではない[William P.Brennan,"What is a Tg ? A review of the scanning calorimetry of the glass transition" ,Thermal Analysis Application Study #7,Perkin-Elmer Corporation,March 1973参照]。Tgの測定は、示差走査熱量計を使用することによって容易に 行うことができる。 本発明では、ヒドロキシル化合物のTgは、可塑剤(これはヒドロキシル化合 物の測定Tg値に影響を及ぼす)を含有しない無水化合物について得た。ガラス 転移温度についてはP.Peyser,"Glass Transition Temperature of Polymers" ,Polymer Handbook ,Third Edition,J.Brandrup and E.H.Immergut(Wiley- Interscience:1989),pp.VI/209-VI/277にも詳しく記載されている。 本発明で有用なヒドロキシル化合物の少なくとも1種は、少なくとも0℃の無 水非可塑化Tgを有し、そして水分遮断被覆を持たない粒子の場合は、少なくと も約20℃、好ましくは少なくとも約40℃、より好ましくは少なくとも60℃ 、最も好ましくは少なくとも約100℃の無水非可塑化Tgを有する。また、こ れらの化合物の加工温度は低い温度、好ましくは約50〜約200℃、より好ま しくは約60〜約180℃であるのが好ましい。 ヒドロキシル化合物は、デキストロース当量(DE)が約75以下、より好ま しくは約65以下、最も好ましくは約7.5〜約45、またはこれらの炭水化物 の水素添加当量である炭水化物物質であるのが好ましい。ここで用いるように、 「デキストロース当量」および省略した「DE」は、全乾燥物質の百分率として 計算した、存在するデキストロースとして表される還元糖の合計量を指す。この 量は、0〜100の等級で評価し、100は純粋な糖に存在する量である。デキ ストロース当量を測定するための通常の技術は、容積アルカリ銅法である。デキ ストロース当量およびデキストロース当量測定法のいずれも本技術分野、特に食 品およびシロップ工業界において周知である。本発明の第1封入物質の好ましい 炭水化物物質には、サッカロース、水素添加デンプン加水分解生成物、グルコー ス、ラクトース、およびコーンシロップのようなデンプン加水分解生成物が含ま れ、水素添加デンプン加水分解生成物が最も好ましい。中間封入物質 本発明の中間封入物質は中心コアー粒子の任意の被覆を形成しうる。中間被覆 は、香料のような多孔質キャリヤー中に取り込まれた放出性薬剤の放出または漏 れをできるだけ少なくする追加バリヤーを提供することができる。中間相が存在 するとき、これは無水非可塑化ガラス転移温度(Tg)が少なくとも約130℃ 、より好ましくは少なくとも約150℃、最も好ましくは約175℃の炭水化物 物質である。 中間封入物質の炭水化物は、i) 簡単な糖(または単糖類);ii) オリゴ 糖(2〜35の単糖類分子よりなる炭水化物鎖と定義する);iii) 多糖類( 少なくとも35の単糖類分子よりなる炭水化物鎖と定義する);iv) 加工デン プンを含めたデンプン;並びにv) i)、ii)、iii)、およびiv)の水素添加物; のいずれかまたは混合物である。 線状および分枝状炭水化物鎖のいずれも用いうる。さらに、化学加工デンプン およびポリ−/オリゴ−糖も用いうる。一般的な加工には、界面活性剤に見られ るのと同一のアルキル、アリール等の形の疎水性部分を加えて、これらの化合物 にいくらかの表面活性を付与することが含まれる。 中間封入物質の炭水化物のデキストロース当量(DE)は約7.5以下、より 好ましくは約5以下であるのが好ましい。中間封入物質の炭水化物は、上記のよ うなデンプンまたは加工デンプン、マルトデキストリン、または水素添加デンプ ン加水分解生成物が好ましい。適したマルトデキストリンには、グレイン・プロ ダクツ・プロセッシング社から商業的に入手しうるMaltrin M040TMが含まれ、適 したデンプンまたは加工デンプンには、ナショナル・スターチ・ケミカル社およ びアメリカン・メイズ社から各々商業的に入手しうるCapsul EtmおよびAmiogum 23TMが含まれる。 中間封入物質は任意の添加剤成分、例えば可塑剤、凝集防止剤、およびこれら の混合物を含んでいてもよい。任意の可塑剤には、ソルビトール、ポリエチレン グリコール、プロピレングリコール、低分子量炭水化物等が含まれ、ソルビトー ルおよびポリエチレングリコールおよび低分子量ポリオールの混合物が最も好ま しい。可塑剤は約0.01〜約5%の量で用いられる。本発明の凝集防止剤は界 面活性剤が好ましく、中間封入物質の1%未満の少量で含まれる。本発明で用い るのに適した界面活性剤には、インペリアル・ケミカル(ICI)社から商業的 に入手しうるTWEEN 80TMが含まれる。外部被覆物質 外部被覆物質はコアー粒子上を、または中間封入物質が存在するときはこの上 を被覆して、最終粒子の外層となる。外部被覆物質は最終粒子を実質的に非粘着 性の被覆にする。外部被覆は、90°Fで相対湿度80%のような高い湿度条件 で非粘着性表面を有する粒子にする。 外部被覆は1種以上の少なくとも部分的に水溶性または分散性の化合物から誘 導する。すなわち、外部被覆は水性洗濯環境に可溶性であるか、あるいは水性洗 濯環境に分散性である。ここで有用な化合物は次の種類の物質から選択されるの が好ましい。 1.i)簡単な糖(または単糖類):ii)オリゴ糖(2〜35の単糖類分子よ りなる炭水化物鎖と定義する);iii)多糖類(少なくとも35の単糖類分 子よりなる炭水化物鎖と定義する);およびiv)加工デンプンおよびデンプ ン加水分解生成物を含めたデンプン;並びにv) i)、ii)、iii)、およびi v)の水素添加物;のいずれかまたは混合物である炭水化物。 線状および分枝状炭水化物鎖のいずれも用いうる。さらに、化学加工デン プンおよびポリ−/オリゴ−糖も用いうる。一般的な加工には、界面活性剤 に見られるのと同一のアルキル、アリール等の形の疎水性部分を加えて、こ れらの化合物にいくらかの表面活性を付与することが含まれる。 2.全ての天然または合成ガム、例えばアルギン酸エステル、カラジーナン、 寒天、ペクチン酸、およびアラビアゴム、トラガカントゴムおよびカラヤゴ ムのような天然ガム。 3.キチンおよびキトサン。 4.セルロースおよびセルロース誘導体。例えば、i)酢酸セルロースおよび 酢酸フタル酸セルロース(CAP);ii)ヒドロキシプロピルメチルセルロ ース(HPMC);iii)カルボキシメチルセルロース(CMC);iv)全 ての腸用性/水性コーティングおよびこれらの混合物。 5.珪酸塩、リン酸塩および硼酸塩。 6.ポリアクリレート、カプロラクトン、ポリビニルアルコール(PVA)お よびポリエチレングリコール(PEG)を含めた水溶性ポリマー。 7.シリコーンワックス、パラフィンワックスおよびマイクロクリスタリンワ ックスを含めたワックス。 8.可塑剤。 9.脂肪酸、脂肪アルコールおよび脂肪エステルを含めた長鎖(C10-35)脂 肪化合物。 少なくとも部分的に水溶性ではないまたは分散性ではないこれらの種類の物質 は、ここで有用な化合物と、生成される粒子が約80%未満の必要な吸湿値を有 するような量で混合するときにのみここでは有用である。これらの化合物が低い 温度、好ましくは約50〜約200℃、より好ましくは約60〜約180℃で加 工性であることも好ましい。 ヒドロキシル化合物はセルロースまたはセルロース誘導体物質であるのが好ま しい。最も好ましいのは、METHOCELの商標名でアクアロリ社から商業的に入手し うるヒドロキシプロピルメチルセルロースである。 外部被覆は、可塑剤、凝集防止剤およびこれらの混合物のような任意添加剤成 分を含んでいてもよい。任意の可塑剤には、ソルビトール、ポリエチレングリコ ール、プロピレングリコール、低分子量炭水化物等が含まれ、ソルビトールおよ びポリエチレングリコールおよび低分子量ポリオールの混合物が最も好ましい。 可塑剤は約0.01〜約5%の量で用いる。本発明の凝集防止剤は界面活性剤が 好ましく、外部被覆の1%未満の少量で用いる。本発明で用いるのに適した界面 活性剤には、インペリアル・ケミカル(ICI)社から商業的に入手しうるTW EEN 80TMが含まれる。洗濯および洗浄用薬剤 洗濯および洗浄用薬剤は本発明の粒子に含まれる。これらは上記のような多孔 質キャリヤーに支持されているか、あるいはそれらの中に含まれている。本発明 において有用なこれらの薬剤は、香料、漂白剤、漂白促進剤、漂白活性剤、漂白 触媒、キレート化剤、アンチスカラント(anitscalant)、スレショールド抑制剤( threshold inhibitor)、染料移行防止剤、光漂白剤、酵素、触媒性抗体、増白剤 、布地用直接染料、抗菌剤、抗微生物剤、昆虫忌避剤、汚れ放出ポリマー、布地 柔軟剤、染料固着剤、pHジャンプ系、およびこれらの混合物よりなる群から選 択さる。本発明にとって明らかなように、本発明の粒子に組み込まれるこれらの 薬剤は、粒子を含有する洗濯および洗浄用組成物の残りの配合に用いられるこれ らの薬剤と同じでも異なっていてもよい。例えば、粒子が香料剤を含み、(同じ または異なる)香料が、香料含有粒子と共に、最終組成物に(例えば、噴霧技術 によって)ブレンドされてもよい。これらの薬剤は配合される組成物の種類、例 えば顆粒状洗濯用洗浄剤組成物、顆粒状自動皿洗い用組成物、または硬質表面用 洗浄剤に望ましいように選択される。 本発明において有用な各種薬剤について以下に記す。本発明の洗濯用粒子はも ちろん、他の成分を含有しうる組成物に含有させてもよい。洗濯用添加剤粒子を 含有する組成物は、1種以上の他の洗浄剤添加剤物質、または洗浄性能を助けた りまたは高めたり、洗浄する基体を処理したり、あるいは洗浄剤組成物を感覚的 に調整したり(例えば、香料、着色剤、染料等)する他の物質を必要に応じて含 んでいてもよい。 香料 本発明の好ましい洗濯または洗浄用薬剤は香料物質である。ここで用いるよう に、「香料」という用語は、水性浴および/または接触した布地に後に放出され る香りのある物質を示すのに用いられる。香料は周囲温度ではたいてい液体であ る。アルデヒド、ケトン、アルコールおよびエステルのような物質を含めて、香 料として用いるための広い範囲の化学物質が公知である。より一般的には、各種 化学成分の複合混合物を含む天然の植物性および動物性油並びに滲出物が、香料 として用いられることが知られている。ここにおける香料は、組成が比較的簡単 なものでも、あるいは天然および合成化学成分の非常に複雑な複合混合物よりな るものでもよく、いずれも望ましい香りをもたらすように選択される。一般的な 香料は、例えばビャクダン、ジャコウおよびパッチュリ油のような珍しい物質を 含有する木/土壌質基剤を含んでいてもよい。香料は、穏やかな花の香り、例え ばバラの抽出物、スミレの抽出物等のものでもよい。香料は、ライム、レモンお よびオレンジのような望ましい果物の香りとなるように配合してもよい。快いま たは望ましい香りを出す化学的に適合性の物質を本発明の香りのある組成物に用 いてもよい。 香料には、プロ−フラグランス、例えばアセタールプロ−フラグランス、ケタ ールプロ−フラグランス、エステルプロ−フラグランス(例えば、ジゲラニルス クシネート)、加水分解性無機−有機プローフラグランス、およびこれらの混合 物も含まれる。これらのプロ−フラグランスは、簡単な加水分解の結果として香 料物質を放出してもよく、あるいはpH変化を起こすプロ−フラグランス(例え ば、pH低下)でも、あるいは酵素によって放出可能なプロ−フラグランスでも よい。 ここで有用な好ましい香料剤は次のように定義される。 洗濯プロセスの水性媒質にさらされる本発明の組成物では、香料分子に特有の いくつかのパラメーターが識別および定義に重要である:それらの最大長さおよ び最大幅;断面積;分子体積;および分子表面積。これらの値は、CHEMX(ケミ カルデザイン社)において最適化された標準形状により測定された最低エネルギ ー形態の分子に対するCHEMXプログラムを用い、そして標準原子ファンデルワー ル半径を用いて、個々の香料分子について計算される。パラメーターの定義は次 の通りである: 「最大長さ」:ファンデルワール半径によって増大する分子中の原子間の最大 距離(オングストローム)。 「最大幅」:分子の「最大長さ」の軸に対して垂直な面上の分子の張り出しの ファンデルワール半径によって増大した分子中の原子間の最大距離(オングスト ローム)。 「断面積」:最大長さの軸に対して垂直な面の分子の張り出しによって占めら れる面積(平方オングストローム単位)。 「分子体積」:その最低エネルギー形態の分子が占める容積(立方オングスト ローム単位)。 「分子表面積」:平方オングストロームとしての尺度を有する任意の単位(目 盛り定めの場合、メチルベータナフチルケトン、サリチル酸ベンジル、およびカ ンファーガムの各分子は、各々、128±3、163.5±3、および122.5 ±3単位の表面積を有する。 分子の形はまた取り込まれる場合に重要である。例えば、ゼオライトの溝に含 まれるのに十分に小さい対称完全球状分子は好ましいアプローチ配向を持たず、 どの方向からも取り込まれる。しかしながら、細孔寸法を越える長さを有する分 子の場合、取り込みに好ましい「アプローチ配向」がある。分子体積/表面積比 の計算は、分子の「形状指数」を表すのにここでは用いられる。この値が高いほ ど、分子はより球状である。 本発明では、香料剤は、好ましいゼオライトキャリヤーの細孔に取り込まれる 能力、従って、水性環境を通して好ましいゼオライトキャリヤーから放出するた めの成分としてのそれらの有用性によって分類する。これらの薬剤を体積/表面 積比対断面積でプロットすると、ゼオライトへのそれらの取り込み性によるグル ープでの、薬剤の便利な分類が可能となる。特に、本発明のゼオライトXおよび Yキャリヤーの場合、次式: y=−0.01068x+1.497 (式中、xは断面積、yは体積/表面積比である) で定義されるライン(ここでは「取り込みライン」と呼ぶ)より下になると、薬 剤は取り込まれる。取り込みラインより下になる薬剤はここでは「放出性薬剤」 と呼ぶ:ラインより上の薬剤はここでは「非放出性薬剤」と呼ぶ。 洗濯を通して含まれるため、放出性薬剤は、競合する放出性薬剤に対するキャ リヤーへのそれらの親和力の関数として好ましいゼオライトキャリヤー中に保持 される。親和力は、分子の大きさ、疎水性、官能性、揮発性等に影響され、ゼオ ライトキャリヤー中の放出性薬剤間の相互作用に影響される。これらの相互作用 は取り込まれた放出性薬剤混合物が洗濯液に含まれることにより改善される。特 に、本発明の場合、ゼオライトキャリヤーの寸法と非常にマッチした少なくとも 1つの寸法を有する放出性薬剤の使用が、水性洗濯環境中での他の放出性薬剤の 減少を遅らせる。このように作用する放出性薬剤は「ブロッカー剤」とここでは 呼ばれ、取り込みライン(前に定義した通り)より下になるが、式 y=−0.01325x+1.46 (式中、xは断面積、yは体積/表面積比である) で定義される「ブロッカーライン」より上になるので、ここでは体積/表面積比 対断面積面にあると定義する。 ゼオライトXおよびYをキャリヤーとして用いる本発明の組成物の場合、「取 り込みライン」より下の全ての放出性薬剤は放出され、本発明の組成物から放た れる。好ましい物質は「ブロッカーライン」より下になるものである。ブロッカ ー薬剤および他の放出性薬剤の混合物も好ましい。本発明の洗濯用粒子に有用な 洗濯用香料剤混合物は、洗濯用薬剤混合物の重量に基づいて、約5〜約100% (好ましくは約25〜約100%、より好ましくは約50〜約100%)の放出 性薬剤;および約0.1〜約100%(好ましくは約0.1〜約50%)のブロッ カー薬剤を含むのが好ましい。 香料剤が組成物によって放出される本発明の組成物の場合、消費者によって効 果が感覚的に認知される必要がある。本発明の香料組成物の場合、ここで有用な 最も好ましい香料剤は、10億部当たり10部(「ppb」)以下の認知可能な 限界値(後で詳記するような注意深く調整したGC条件下での臭い検知限界値( 「ODT」)として測定)を有する。10ppb〜1ppmのODTを有する薬剤はあ まり好ましくない。1ppmより上のODTを有する薬剤は避けるのが好ましい。 本発明の洗濯用粒子に有用な洗濯用薬剤香料混合物は、ODTが10ppb〜1ppm の放出性薬剤約0〜約80%、およびODTが10ppb以下の放出性薬剤約20 〜約100%(好ましくは約30〜約100%、より好ましくは約50〜約10 0%)を含む。 洗濯プロセスを通して保持され、その後、乾燥布地のまわりの空気(例えば貯 蔵中の布地のまわりの空間)に放たれる香料も好ましい。これには、香料がゼオ ライト細孔から移動し、その後、布地のまわりの空気中に分配される必要がある 。従って、好ましい香料剤はそれらの揮発性に基づいてさらに識別される。沸点 は揮発性の尺度としてここでは用いられ、300℃より下の沸点を有する物質が 好ましい。本発明の洗濯粒子に有用な洗濯用薬剤香料混合物は、沸点が300℃ よ り下の放出性薬剤を少なくとも約50%(好ましくは少なくとも約60%;より 好ましくは少なくとも約70%)含むのが好ましい。 さらに、ここで好ましい洗濯用粒子は、放出性薬剤の少なくとも約80%、よ り好ましくは少なくとも約90%が約1.0より大きい「ClogP値」を有する組成 物よりなる。ClogP値は次のようにして得られる。ClogP 値の計算 これらの香料成分は、それらのオクタノール/水分配係数Pで特徴づけられる 。香料成分のオクタノール/水分配係数は、オクタノール中のおよび水中の平衡 濃度の比率である。たいていの香料成分の分配係数は大きいので、これらは底1 0に対するそれらの対数の形(logP)にするのがより好都合である。 多くの香料成分のlogPが報告されており、例えば、デイライトケミカルインフ ォメーションシステム社(デイライトCIS社)から入手しうるPomona92デー タベースは原典の列挙と共に多くの値が含まれている。 しかしながら、logP値は、やはりデイライトCIS社から入手しうる「CLO GP」プログラムによって計算するのが最も好都合である。このプログラムはま た、Pomona92データベースで入手しうるとき、実験によるlogP値も挙げている 。「計算したlogP」(ClogP)は、HanschおよびLeoのフラグメント法によって確定 される(参照:Leo,Comprehensive Medicinal Chemistry,Vol.4,C.Hansch ,P.G.Sammens,J.B.TaylorおよびC.A.Ramsden,Eds.,p.295,Pergamon Press,1990)。フラグメント法は各香料成分の化学構造に基づき、原子、原子 結合、および化学結合を考慮するものである。この物理化学的性質の評価に最も 信頼性がありかつ広く用いられているClogP値は、香料成分の選択において、実 験logP値の代わりに用いることができる。香り検出限界の測定 注射器によって注入された物質の正確な体積、正確なスプリット比、および既 知の濃度および鎖長分布の炭化水素基準を用いる炭化水素レスポンスの測定にガ スクロマトグラフを用いる。空気流量を正確に測定し、人の吸入時間を少なくと も0.2分として、試料採取体積を計算する。検出器のどの時点における正確な 濃度も分かるので、吸入体積当たりの質量も、従って、物質の濃度も分かる。物 質の限界値が10ppbより下であるかどうかを測定するために、溶液を逆算した 濃度で香りの嗅ぎ口に放つ。パネリストはGC流出流の香りを嗅ぎ、香りが認め られる保持時間を確認する。パネリスト全体の平均で認知可能な限界値を決定す る。 必要量の分析物をカラムに注入して、検出器における濃度を10ppbにする。 香り検出限界値を測定するための一般的なガスクロマトグラフパラメーターを以 下に挙げる: GC:FID検出器を有する5890シリーズII 7673オートサンプラー カラム:J & WサイエンティフィックDB−1 長さ30m ID 0.25mmフィルム厚さ1μm 方法: スプリット注入:17/1スプリット比 オートサンプラー:1.13ミクロリットル/注入 カラム流量:1.10mL/分 空気流量:345mL/分 内部温度:245℃ 検出器温度:285℃ 温度情報 初期温度:50℃ 温度上昇速度:5℃/分 最終温度:280℃ 最終時間:6分 リーディングアサンプション:香りを嗅ぐ時間は1回当たり0.02分 GC空気は試料希釈剤に加える。香料固着剤 必要に応じて、香料を香料固着剤と組み合わせてもよい。ここで用いられる香 料固着剤物質は、これらが本発明の実施の際に特に適したものとなるいくつかの 基準によって特徴づけられる。分散性で、毒物学的に許容され、皮膚を刺激せず 、香料に不活性で、分解性でありおよび/または再生可能資源から入手でき、そ して比較的無臭である添加物が用いられる。香料固着剤は、香料のより揮発性の 成分の蒸発を遅らせると考えられる。 適した固着剤の例は、ジエチルフタレート、ジャコウ、およびこれらの混合物 よりなる群から選択されるものである。香料固着剤を用いるならば、これは香料 の重量に基づいて、約10〜約50%、好ましくは約20〜約40%よりなる。香料の好ましいゼオライトキャリヤー中への取り込み ここで好ましいキャリヤーとして用いられるタイプXまたはYゼオライトは、 好ましくは約15%未満、より好ましくは約8%未満、最も好ましくは約5%未 満の非放出性水を含有する。そのような物質は、必要に応じて減圧下(約0.0 01〜約20トル)、約150〜約350℃に加熱することによりまず活性化/ 脱水することによって得られる。活性化の後、薬剤をゆっくりとかつ十分に活性 化ゼオライトと混合し、そして、必要に応じて、約2時間以内、60℃に加熱し て、ゼオライト粒子内の吸収平行を促進させる。その後、香料/ゼオライト混合 物を室温に冷却し、易流動性の粉末の形にする。 ゼオライトキャリヤーに取り込まれる洗濯用薬剤の量は、添加された粒子の重 量に基づいて、約20%未満、一般には約18.5%未満であり、ゼオライトの 細孔容積に基づいて制限される。しかしながら、本発明の粒子が、粒子の重量に 基づく洗濯用薬剤のこのレベルを越えてもよいことは認めらるが、洗濯用薬剤の 過剰の量は、放出性薬剤のみが用いられていても、ゼオライト中に取り込まれな い。従って、本発明の粒子は20重量%を越える洗濯用薬剤を含んでいてもよい 。過剰の洗濯用薬剤(並びに存在する非放出性薬剤)はゼオライト細孔に取り込 まれておらず、これらの物質は、水性洗濯液媒質と接触すると、洗濯溶液に直ち に放出されことが予想される。 ガラス質封入物質は、ゼオライト粒子中の香料の含有/保護の機能の他に、多 数の香料入りゼオライト粒子を、全体粒子サイズが200〜1000ミクロン、 好ましくは400〜600ミクロンの凝集体に凝集する好都合な働きもする。こ れは粉だち性を低下させる。さらに、これは、より小さな個々の香料入りゼオラ イトが、一般に粒子サイズが200〜1000μmの顆粒状洗浄剤で満たされた 容器の底にシフトする傾向を少なくする。添加剤洗濯または洗浄用成分 本発明の洗濯または洗浄用組成物中にまたはこれと共に有用な添加剤生物は、 界面活性剤、香料、漂白剤、漂白促進剤、漂白活性剤、漂白触媒、キレート化剤 、アンチスカラント、スレショールド抑制剤、染料移行防止剤、光漂白剤、酵素 、触媒性抗体、増白剤、布地用直接染料、抗菌剤、抗微生物剤、昆虫忌避剤、汚 れ放出ポリマー、布地柔軟剤、染料固着剤、pHジャンプ系、およびこれらの混 合物よりなる群から選択される。本発明では明らかなように、本発明の粒状組成 物に取り込まれる洗濯また洗浄用組成物に有用なこれらの薬剤は、本方法によっ て製造される粒状組成物を含有する洗濯および洗浄用組成物の残りとの配合に用 いられるこれらの薬剤と同じものでも異なるものでもよい。例えば、粒状組成物 は香料薬剤を含み、同じまたは異なる薬剤を香料含有粒状組成物と共に最終組成 物に配合してもよい。これらの薬剤は、配合される組成物の種類、例えば顆粒状 洗 濯用洗浄剤組成物、顆粒状自動皿洗い用組成物、または硬質表面用洗浄剤の必要 に応じて選択される。 洗濯および洗浄用組成物に有用な各種薬剤を以下に記す。粒状組成物を含有す る組成物は、1種以上の他の洗浄剤添加剤物質、あるいは洗浄性能を助けるまた は高めるための、洗浄する基体を処理するための、または洗浄剤組成物を感覚的 に調整するための他の物質を必要に応じて含んでいてもよい。洗浄剤界面活性剤 顆粒および/または凝集体は界面活性剤を上記の量で含む。洗浄剤界面活性剤 は、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、双性界面 活性剤、およびこれらの混合物よりなる群から選択しうる。ここで有用な界面活 性剤の例は、これらに限定されないが、一般的なC11-18アルキルベンゼンスル ホン酸塩(「LAS」)および第1分枝鎖およびランダムC10-20アルキル硫酸 塩(「AS」)、式CH3(CH2x(CHOSO3 -+)CH3およびCH3(C H2y(CHOSO3 -+)CH2CH3(式中、xおよび(y+1)は少なくと も約7、好ましくは約9の整数であり、Mは水可溶性化陽イオン、特にナトリウ ムである)のC10-18第2(2,3)アルキル硫酸塩、オレイル硫酸塩のような 不飽和硫酸塩、C10-18アルキルアルコキシ硫酸塩(「AExS」、特にEO 1 〜7エトキシ硫酸塩)、C10-18アルキルアルコキシカルボン酸塩(特にEO 1 〜5エトキシカルボン酸塩)、C10-18グリセロールエーテル、C10-18アルキル ポリグリコシドおよびそれらの相当する硫酸化ポリグリコシド、並びにC12-18 α−スルホン化脂肪酸エステルである。必要ならば、一般的な非イオンおよび両 性界面活性剤、例えばいわゆるナーローピークトアルキルエトキシレートを含め たC12-18アルキルエトキシレート(「AE」)、およびC6-12アルキルフェノ ールアルコキシレート(特にエトキシレートおよび混合エトキシ/プロポキシ) 、C12-18ベタインおよびスルホベタイン(「スルタイン」)、C10-18アミンオ キ シド等も全体組成物に含めてもよい。C10-18N−アルキルボリヒドロキシ脂肪 酸アミドも用いうる。一般的な例はC12-18N−メチルグルカミドである。WO 9,206,154を参照。他の糖誘導界面活性剤にはN−アルコキシボリヒドロ キシ脂肪酸アミド、例えばC10-18N−(3−メトキシプロピル)グルカミドが 含まれる。N−プロピルないしN−ヘキシルC12-18グルカミドは低発泡性のも のに用いることができる。C10-20の一般的なセッケンも用いうる。高発泡性が 望ましいならば、分枝鎖C10-16セッケンを用いうる。陰イオンおよび非イオン 界面活性剤の混合物が特に有用である。他の一般的な有用な界面活性剤は標準的 なテキストに記載されている。 C10-18アルキルアルコキシ硫酸塩(「AExS」;特にEO 1〜7エトキシ 硫酸塩)およびC12-18アルキルエトキシレート(「AE」)は、ここに記載の セルロース含有洗浄剤に最も好ましい。洗浄剤ビルダー 顆粒および凝集体はビルダーを上記の量で含むのが好ましい。そのためには、 無機並びに有機ビルダーを用いることができる。また、結晶質並びに非晶質ビル ダー物質を用いてもよい。ビルダーは、粒状汚れの除去を助けるために、および 水の硬度を無視するために、布地洗濯用組成物に一般に用いられる。 無機またはP含有洗浄剤ビルダーには、これらに限定されないが、ポリリン酸 塩(例えば、トリポリリン酸塩、ピロリン酸塩、およびガラス質ポリマーメター リン酸塩)、ホスホン酸塩、フィチン酸、珪酸塩、炭酸塩(炭酸水素塩およびセ スキ炭酸塩を含む)、硫酸塩、並びにアルミノ珪酸塩のアルカリ金属、アンモニ ウム、およびアルカノールアンモニウム塩が含まれる。しかしながら、ある地域 では非リン酸塩ビルダーが必要とされる。重要なことは、本組成物がクエン酸塩 のようないわゆる「弱い」ビルダー(リン酸塩と比較して)の存在下、あるいは ゼオライトまたは積層珪酸塩ビルダーで生じうるいわゆる「アンダービルド」状 態においても意外に十分に機能することである。 珪酸塩ビルダーの例は、アルカリ金属珪酸塩、特にSiO2:Na2O比が1. 6:1〜3.2:1のもの、および積層珪酸塩、例えば仕P.Rleckの1987年 5月12日発行米国特許第4,664,839号に記載の積層珪酸ナトリウムであ る。NaSKS−6はヘキスト社販売の結晶質積層珪酸塩の商標名である(普通 、「SKS−6」と省略される)。ゼオライトビルダーとは異なり、Na SK S−6珪酸塩ビルダーはアルミニウムを含有しない。Na SKS−6の形態は 積層珪酸塩のδ−Na2SiO5形である。これは、ドイツDE−A−3,417, 649およびDE−A−3,742,043に記載のような方法によって製造する ことができる。SKS−6はここで用いるのに非常に好ましい積層珪酸塩である が、他のそのような積層珪酸塩、例えば一般式NaMSix2x+1・yH2O(式 中、Mはナトリウムまたは水素であり、xは1.9〜4の数、好ましくは2、y は0〜20、好ましくは0である)を有するものもここで用いることができる。 ヘキスト社の様々な他の積層珪酸塩には、α、βおよびγ形としてのNaSKS −5、NaSKS−7およびNaSKS−11がある。上記のように、δ−Na2 SiO5(NaSKS−6形)がここで用いるのに最も好ましい。珪酸マグネシ ウムのような他の珪酸塩も有用であり、これは顆粒状配合物におけるクリスペニ ング剤として、酸素系漂白剤の安定剤として、および発泡調整系の成分として働 く。 炭酸塩ビルダーの例は、1973年11月15日発行ドイツ特許出願第2,3 21,001号に開示されているようなアルカリ土類およびアルカリ金属炭酸塩 である。上記のように、アルミノ珪酸塩ビルダーは本発明における有用なビルダ ーである。アルミノ珪酸塩ビルダーは最も一般的に販売されている重質顆粒状洗 浄剤組成物において非常に重要なものであり、液体洗浄剤配合物における重要な ビルダー成分でもある。アルミノ珪酸塩ビルダーには、実験式: Mz[(zAlO2)y]・xH2O (式中、zおよびyは少なくとも6の整数であり、yに対するzのモル比は1. 0〜約0.5であり、xは約15〜約264の整数である) を有するものが含まれる。 有用なアルミノ珪酸塩イオン交換物質は商業的に入手しうる。これらのアルミ ノ珪酸塩の構造は結晶質でも非晶質でもよく、天然産のアルミノ珪酸塩でも合成 して誘導されたものでもよい。アルミノ珪酸塩イオン交換物質の製造法は、Krum mel等の1976年10月12日発行米国特許第3,985,669号に開示され ている。ここで有用な好ましい合成結晶質アルミノ珪酸塩イオン交換物質は、ゼ オライトA、ゼオライトP(B)、ゼオライトMAP、およびゼオライトXの名 称で入手しうる。特に好ましい態様では、結晶質アルミノ珪酸塩イオン交換物質 は式: Na12[(AlO2)12(SiO212]・xH2O (式中、xは約20〜約30、特に約27である) を有する。この物質はゼオライトAとして知られている。脱水ゼオライト(x= 0〜10)もここで用いうる。アルミノ珪酸塩の粒子サイズは直径約0.1〜1 0ミクロンであるのが好ましい。 本発明の目的に適した有機洗浄剤ビルダーには広範囲のポリカルボン酸塩化合 物が含まれるが、これらに限定されない。ここで用いるように、「ポリカルボン 酸塩」とは、多数のカルボン酸塩基、好ましくは少なくとも3つのカルボン酸塩 を有する化合物を指す。ポリカルボン酸塩ビルダーは一般に酸の形で組成物に加 えることができるが、中和塩の形で加えることもできる。塩の形で用いるとき、 ナトリウム、カリウムおよびリチウムのようなアルカリ金属、またはアルカノー ルアンモニウム塩が好ましい。 ポリカルボン酸塩ビルダーには様々な種類の有用な物質が含まれる。1つの重 要な種類のポリカルボン酸塩ビルダーには、Bergの1964年4月7日発行米国 特許第3,128,287号およびLamberti等の1972年1月18日発行米国特 許第3,635,830号に開示されているようなオキシジスクシネートを含むエ ーテルポリカルボン酸塩が包含される。Bush等の1987年5月5日発行米国特 許第4,663,071号の「TMS/TDS」ビルダーも参照。適したエーテル ポリカルボン酸塩には環状化合物、特に脂環式化合物、例えば米国特許第3,9 23,679号;第3,835,163号;第4,158,635号;第4,120, 874号;および第4,102,903号に記載のものが含まれる。 他の有用な洗浄剤ビルダーには、エーテルヒドロキシポリカルボン酸塩、無水 マレイン酸とエチレンまたはビニルメチルエーテルとのコポリマー、1,3,5− トリヒドロキシベンゼン−2,4,6−トリスルホン酸、およびカルボキシメチル オキシコハク酸、エチレンジアミンテトラ酢酸およびニトリロトリ酢酸のような ポリ酢酸の各種アルカリ金属、アンモニウムおよび置換アンモニウム塩、並びに ポリカルボン酸塩、例えばメリット酸、コハタ酸、オキシジコハク酸、ポリマレ イン酸、ベンゼン1,3,5−トリカルボン酸、カルボキシメチルオキシコハク酸 、およびそれらの可溶性塩が含まれる。 クエン酸塩ビルダー、例えばクエン酸およびそれらの可溶性塩(特にナトリウ ム塩)は、それらが再生資源から入手できることおよび生分解性であるため、重 質液体洗浄剤配合物に特に重要なポリカルボン酸塩ビルダーである。クエン酸塩 はまた、特にゼオライトおよび/または積層珪酸塩ビルダーと組み合わせて、顆 粒状組成物に用いることができる。オキシジコハク酸塩もそのような組成物およ び組み合わせに特に有用である。 また、本発明の洗浄剤組成物に適しているのは、Bushの1986年1月28日 発行米国特許第4,566,984号に開示された3,3−ジカルボキシ−4−オ キサ−1,6−ヘキサン二酸塩および関連化合物である。有用なコハク酸ビルダ ーには、C5-20アルキルおよびアルケニルコハク酸、並びにそれらの塩が含まれ る。この種の特に好ましい化合物はドデセニルコハク酸である。コハク酸ビルダ ーの具体例は、ラウリルコハク酸塩、ミリスチルコハク酸塩、パルミチルコハク 酸塩、2−ドデセニルコハク酸塩(好ましい)、2−ペンタデセニルコハク酸塩 等である。ラウリルコハク酸塩はこのグループの中で好ましいビルダーであり、 1986年11月5日発行ヨーロッパ特許出願第86200690.5/0.20 0.263に記載されている。 他の適したポリカルボン酸塩については、Crutchfield等の1979年3月1 3日発行米国特許第4,144,226号およびDiehlの1967年3月7日発行 米国特許第3,308,067号に開示されている。Diehlの米国特許第3,723 ,322号も参照。 脂肪酸、例えばC12-18モノカルボン酸はまた、組成物に単独で、または上記 ビルダー、特にクエン酸塩および/またはコハク酸塩ビルダーと組み合わせて混 合して、追加のビルダー活性を提供することができる。脂肪酸のそのような使用 は一般に、発泡を減じることになる。配合者はこのことを考慮に入れるべきであ る。 リンに基づくビルダーを使用することができる状況では、特に手による洗濯操 作に用いられるバーの組成では、各種アルカリ金属リン酸塩、例えば周知のトリ ポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウムおよびオルトリン酸ナトリウムを 用いることができる。リン酸塩ビルダー、例えばエタン−1−ヒドロキシ−1, 1−ジホスホン酸塩および他の周知のホスホン酸塩(例えば、米国特許第3,1 59,581号、第3,213,030号、第3,422,021号、第3,400, 148号および第3,422,137号参照)も用いることができる。他の添加剤成分 本発明の組成物は、酵素、酵素安定剤、増白剤、ポリマー分散剤(すなわち、 ポリアクリレート)、キャリヤー、ヒドロトロープ、発泡増進剤または抑制剤、 汚れ放出剤、染料移行防止剤、および処理助剤を含んでいてもよい。顆粒状組成物 本発明の洗濯および洗浄用組成物は低密度(550g/リットルより下)およ び高密度(少なくとも550g/リットル)いずれの顆粒状組成物にも用いるこ とができる。顆粒状組成物は一般に、洗濯液pHが約7.5〜約11.5、より好 ましくは約9.5〜約10.5となるようにしてある。低密度組成物は、標準噴霧 −乾燥プロセスによって製造することができる。様々な手段および装置を高密度 組成物の製造に用いることができる。この分野における一般的な商業慣行では、 噴霧−乾燥塔を用いて、密度が約500g/リットル未満の組成物を製造する。 従って、噴霧−乾燥を全体プロセスの一部として用いるならば、得られる噴霧− 乾燥粒子は、上記の手段および装置を用いてさらに高い密度にしなければならな い。あるいは、配合者は商業的に入手しうる混合、高密度化、および顆粒化装置 を用いることによって噴霧−乾燥を省略してもよい。ここで使用するのに適した そのような装置を以下に記すが、これらに限定されるものではない。 様々な手段および装置が、本発明の高密度(すなわち、約550g/リットル より上、好ましくは約650g/リットルより上)、高溶解性、易流動性顆粒状 洗浄剤組成物の製造に用いうる。この分野における一般的な商業慣行では、噴霧 −乾燥塔を用いて、しばしば約500g/リットル未満の密度を有する顆粒状洗 濯用洗浄剤を製造する。この方法では、最終洗浄剤組成物中の各種熱安定性成分 の水性スラリーを、一般的な技術を用い、約175〜約225℃で噴霧−乾燥塔 に通すことによって、均質顆粒にする。しかしながら、噴霧−乾燥を全体プロセ スの一部として用いるならば、現在のコンパクト低用量洗浄剤製品に必要とされ るレベルの密度(すなわち、>650g/リットル)を得るには、以下に記載の ような追加工程を用いなければならない。 例えば、塔からの噴霧−乾燥された顆粒は、水または非イオン界面活性剤のよ うな液体を顆粒の細孔に加えることおよび/またはこれらを1つ以上の高速ミキ サー/高密度化装置にかけることによってさらに高密度化することができる。こ のプロセスに適した高速ミキサー/高密度化装置は、混合/切断ブレードを取り 際、洗浄剤組成物の成分をドラムに導入し、軸/ブレードアセンブリーを100 〜2500rpmの速度で回転して、完全な混合/高密度化を行う。Jacobs等の1 992年9月22日発行米国特許第5,149,455号を参照。高速ミキサー/ 高密度化装置内の好ましい滞留時間は約1〜60秒である。他のそのような装置 には、「Shugi Granulator」および「Drais K-TTP 80」の商標名で販売されてい る装置が含まれる。 噴霧−乾燥顆粒の密度をさらに高めるのに用いうる別の処理工程には、粒子内 多孔度がより低い粒子が得られるように、穏やかな速度のミキサー/高密度化装 置内で噴霧−乾燥顆粒を粉砕および凝集または変形することが含まれる。商標名 e」ミキサー/高密度化装置で販売されているような装置がこの処理工程に適し ている。そのような装置は40〜160rpmで一般に操作される。洗浄剤成分の 穏やかな速度のミキサー/高密度化装置内の滞留時間は約0.1〜12分である 。他の有用な装置には、商標名「Drais K-T 160」で入手しうる装置が含まれる 。 理工程は、単独で用いて、あるいは続いて上記高速ミキサー/高密度化装置(例 のタイプの顆粒製造装置には、G.L.Hellerの1942年12月29日発行米国 特許第2,306,898号に開示されている装置である。 高速ミキサー/高密度化装置の後に低速ミキサー/高密度化装置を用いるのが さらに適しているかもしれないが、逆の順序も本発明では考えられる。ミキサー /高密度化装置中の滞留時間、装置の操作温度、顆粒の温度および/または組成 、液体結合剤および流動助剤のような添加剤成分の使用を含めた各種パラメータ ーを用いて、本発明の噴霧−乾燥顆粒の密度を最適なものにすることができる。 例えば、Appel等の1992年7月28日発行米国特許第5,133,924号( 高密度化の前に顆粒を変形可能状態にする);Delwel等の1987年1月20日 発行米国特許第4,637,891号(噴霧−乾燥顆粒を液体結合剤およびアルミ ノ珪酸塩と共に顆粒化する);Kruse等の1988年2月23日発行米国特許第 4,726,908号(噴霧−乾燥顆粒を液体結合剤およびアルミノ珪酸塩と共に 顆粒化する);およびBortolotti等の1992年11月3日発行米国特許第5, 160,657号(高密度化顆粒を液体結合剤およびアルミノ珪酸塩で被覆する )を参照。 特に熱敏感性または高揮発性洗浄剤成分を最終洗浄剤組成物に混合する場合、 噴霧乾燥塔を含まないプロセスが好ましい。配合者は、連続またはバッチ式のい ずれかにおいて、出発成分を商業的に入手しうる混合/高密度化装置に直接供給 することによって噴霧−乾燥工程を省略することができる。特に好ましい1つの 態様には、界面活性剤ペーストおよび無水ビルダー物質を高速ミキサー/高密度 まれる。CaPeci等の1994年11月22日発行米国特許第5,366,652号 およびCaPeci等の1996年1月23日発行米国特許第5,486,303号参照 。任意に、そのようなプロセスにおける出発洗浄剤成分の液体/固体比を、より さらさらかつぱりぱりした高密度凝集体が得られるように選択してもよい。 必要に応じて、本方法は、さらなる凝集または堆積のためにミキサー/高密度 化装置へ戻すプロセスによって生成される小さめの粒子の1つ以上の再循環流を 含んでいてもよい。このプロセスによって生成される大きめの粒子は、粉砕装置 へ送り、そして混合/高密度化装置へ戻すことができる。これらの追加再循環プ ロセス工程は出発洗浄剤成分の堆積凝集を容易にし、所望の粒子サイズ(400 〜700ミクロン)および密度(>550g/リットル)の均一な分布を有する 最終組成物が得られる。Capeci等の1996年5月14日発行米国特許第5,5 16,448号およびCaPeci等の1996年2月6日発行米国特許第5,489, 392号参照。噴霧−乾燥塔の使用を必要としない他の適したプロセスは、Boll ier等の1989年5月9日発行米国特許第4,828,721号;Beerse等の1 992年4月28日発行米国特許第5,108,646号;およびJolicoeur等の 1993年1月12日発行米国特許第5,178,798号に記載されている。 さらに別の態様では、本発明の高密度洗浄剤組成物は流動床ミキサーを用いて 製造することができる。この方法では、最終組成物の各種成分を水性スラリー中 で一緒にし(一般に、固体含有率80%)、そして流動床に噴霧して、最終洗浄 ge CBミキサー/高密度化装置または「Flexomix 160」ミキサー/高密度化装置 を用いてスラリーを混合する工程が必要に応じて含まれていてもよい。商標名「 Escher Wyss」で入手しうるタイプの流動床または移動床はそのようなプロセス で用いることができる。 ここで用いうる別の適したプロセスには、陰イオン界面活性剤、アルカリ性無 機物質(例えば、炭酸ナトリウム)および任意に他の洗浄剤成分の液体酸先駆体 を高速ミキサー/高密度化装置(滞留時間5〜30秒)に供給して、部分的にま たは全体的に中和された陰イオン界面活性剤塩および他の出発洗浄剤成分を含有 する凝集体を形成することが含まれる。必要に応じて、高速ミキサー/高密度化 装置の内容物をさらなる凝集のために穏やかな速度のミキサー/高密度化装置 l等の1992年11月17日発行米国特許第5,164,108号参照。 必要に応じて、本発明の高密度洗浄剤組成物は、ここに記載の方法の1つまた は組み合わせによって製造した、一般的なまたは高密度化噴霧−乾燥洗浄剤顆粒 を、様々な割合(例えば、顆粒対凝集体60:40)でブレンドすることによっ て製造してもよい。追加添加剤成分、例えば酵素、香料、増白剤等を、ここに記 載の方法によって製造した凝集体、顆粒またはこれらの混合物に噴霧しても、あ るいはこれらと混合してもよい。顆粒状の漂白組成物は、貯蔵安定性を最良なも のにするために、水分含有率が(例えば自由水約7%未満に)一般に限定される 。香料の布地表面への付着 布地の洗濯および香料のそれへの付着法は、布地を、少なくとも約100ppm の上記の一般的な洗浄剤成分、並びに少なくとも約0.1ppmの上記洗濯用添加剤 粒子を含む水性洗濯液と接触させることを含む。上記水性液は約500〜約20 ,000ppmの一般的な洗浄剤成分、および約10〜約200ppmの洗濯用添加剤 粒子を含むのが好ましい。 洗濯用添加剤粒子はあらゆる状況下で作用するが、貯蔵、乾燥またはアイロン がけの際に布地に香りの効果をもたらすのに特に有用である。この方法は、布地 を、香料入りゼオライト粒子を布地に取り込まれるように、少なくとも約100 ppmの一般的な洗浄剤成分および少なくとも約1ppmの洗濯用添加剤粒子を含有す る水性液と接触させ、ライン乾燥した布地を湿度が少なくとも20%の周囲条件 下で貯蔵し、布地を一般的な自動乾燥機中で乾燥するか、あるいは一般的なアイ ロンがけ(蒸気を用いるかまたは予め湿らせておくのが好ましい)によって低温 加熱(約50℃より下)でライン乾燥したまたは機械乾燥した布地を加熱するこ とを含む。 次の例は本発明のパラメーターおよび本発明で用いられる組成物を説明するも のであり、本発明を限定するものではない。全ての%、部および比は断りがなけ れば重量に基づく。 実施例I 本発明の洗濯用添加剤粒子を次の方法により製造する。75%固体炭水化物物 質(水素添加デンプン加水分解生成物−ロクエッティ・アメリカ社からのPOLYSO RB RA-1000)および残部の水の溶液を、撹拌混合容器内で、1.5重量%のTi O2粉末(ケール・マックギー・ケミカル社から商標名Tronoxで販売されている )と予備混合して、炭水化物封入液体溶液を形成する。炭水化物液をLuwaTMWipe d Film Evaporator(「WFE」)中で水分含有率約2.0%に乾燥する。その後、 炭水化物液、および16重量%の香料(「PLZ」)を添加したゼオライトXを1 :1の重量比で12バレルWerner & PfleidererTMZSK 30 2軸押し出し機(「TSE 」)に、ダイプレートを圧縮することなく投入して、凝集体を形成する。TSEの バレル1〜4を80℃、バレル5および6を90℃、バレル7および8を130 ℃、バレル9および10を135℃、そしてバレル11および12を130℃で 維持する。炭水化物液を160℃でTSEにバレル7で供給し、PLZをバレル11で 加え、炭水化物液と均質に混合し、その後、排出温度145℃、速度500g/ 分の押し出し物としてTSEから排出する。生成物を室温で冷却して、易流動性の 粒子を形成し、これをフィッツミルTM(フィッツパトリック社から商業的に入手 しうる)中で粉砕し、ふるい分けにより150〜1180ミクロンの大きさの粒 子を得る。この大きさの粒子を次に、グレイン・プロセッシング社から商業的に 入手しうる22.5%のMaltrin 040TM(デキストロース当量5)、J.T.Baker 社から商業的に入手しうる1.0%のD−ソルビトールTM、1.0%のポリエチレ ングリコール(ユニオン・カーバイド社から商業的に入手しうるカルボワックスTM PEG 600)、および0.5%の界面活性剤(インペリアル・ケミカル社 から商業的に入手しうるTWEEN 80TM)を含有する水性混合物を加えたWurster流 動床コーターに送る。被覆された粒子を乾燥すると、洗濯用添加剤組成物として 用いるのに適した粒状組成物が得られる。 形成された粒子は意外にも「そのままの製品臭(Neat Product Odor)」(「 NPO」)がすぐれており、統計学的に有意な数の評価する人々によって観察さ れたベース製品からの検知可能な香りは極めて少ない。このことは、キャリヤー 粒子から追い出される香料がわずかであることの有力な証明である。実施例II 本発明により製造したいくつかの洗浄剤組成物を以下に例示する。これらは、 実施例Iで製造した香料粒子を含む。 1. チバ−ガイギー社から購入 2. ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホン酸 3. ジエチレントリアミンペンタ酢酸 4. 実施例Iから 5. Gosselink等の1995年5月16日発行米国特許第5,415,807号 により製造した 6. ノボ・ノルディスクA/S社から購入 7. ジェネンコール社から購入 8. ノナノイルオキシベンゼンスルホン酸塩 9. テトラアセチルエチレンジアミン実施例III 本発明による次の洗浄剤組成物は機械および手による洗濯に適している。ベー ス顆粒は一般的な噴霧乾燥プロセスによって製造され、この方法では、出発成分 をスラリーにし、そして熱空気(200〜400℃)の向流のある噴霧乾燥塔に 通して、多孔質顆粒を形成する。残り添加剤洗浄剤成分は噴霧するか、または加 えて乾燥する。1. C12-14ジメチルヒドロキシエチル第4アンモニウム化合物 2. ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホン酸 3. ジエチレントリアミンペンタ酢酸 4. チバ−ガイギー社から購入 5. ノボ・ノルディスクA/S社から購入 6. Gosselink等の1995年5月16日発行米国特許第5,415,807号 により製造した 7. 実施例1から実施例IV 本発明による次の洗浄剤組成物は、手で洗うのに特に適した洗濯用バーの形を している。 ココナッツ脂肪アルキル硫酸塩 30.0 トリポリリン酸ナトリウム 5.0 ピロリン酸四ナトリウム 5.0 炭酸ナトリウム 20.0 硫酸ナトリウム 5.0 炭酸カルシウム 5.0 Na1.90.1Ca(CO3)2 15.0 アルミノ珪酸塩 2.0 ココナッツ脂肪アルコール 2.0 香料粒子1 1.0 噴霧香料 1.0 その他(水等) 残部 合計 100.0 1. 実施例1から このように述べてきたが、本発明の詳細は本技術分野における当業者には明ら かであり、本発明の範囲を逸脱することなく様々な変更をしてもよく、本発明は 、明細書の記載に限定されない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V N,YU,ZW (72)発明者 マイケル、ジュード、レブランク アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 ラビーン、ストリート、ナンバー1、2216

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 洗濯用添加剤粒子であって、 i) 中心コアー粒子(該コアー粒子は、多孔質キャリヤーコアー物質、およ び該キャリヤー物質と混ぜ合わせたガラス質封入物質を含み、該ガラス質封 入物質は、無水、非可塑化ガラス転移温度(Tg)が少なくとも0℃の1種 以上の少なくとも部分水溶性のヒドロキシル化合物から誘導される); ii) 必要に応じて、中心コアー粒子上に被覆した中間封入物質(該中間封入 物質は無水、非可塑化ガラス転移温度(Tg)が少なくとも130℃の炭水 化物物質を含む);および iii) コアー粒子上に、または、中間封入物質が存在するときは中間封入物 質の上に、被覆して、洗濯用添加剤粒子の表面を実質的に非粘着性にする外 部被覆物質(該外部被覆物質は、ワックス、水溶性ポリマー、脂肪化合物、 炭水化物、セルロースおよびセルロース誘導体、天然および合成ガム、珪酸 塩、硼酸塩、リン酸塩、キチンおよびキトサン、並びにこれらの混合物より なる群から選択される1種以上の少なくとも部分的に洗浄液に可溶性または 分散性の化合物から誘導される); を含んでなり、80%未満の吸湿値を有する、洗濯用添加剤粒子。 2. 洗濯または洗浄用洗浄剤組成物であって、 A)i) 中心コアー粒子(該コアー粒子は多孔質キャリヤーコアー物質、お よび該キャリヤー物質と混ぜ合わせたガラス質封入物質を含み、該ガラス 質封入物質は、無水、非可塑化ガラス転移温度(Tg)が少なくとも0℃ の1種以上の少なくとも部分水溶性のヒドロキシル化合物から誘導される ); ii) 中心コアー粒子上に被覆した中間封入物質(該中間封入物質は無水、 非可塑化ガラス転移温度(Tg)が少なくとも130℃の炭水化物物質を 含む);および iii) 中間封入物質の上に被覆して、洗濯用添加剤粒子の表面を実質的に 非粘着性にする外部被覆物質(該外部被覆物質は、ワックス、水溶性ポリ マー、脂肪化合物、炭水化物、セルロースおよびセルロース誘導体、天然 および合成ガム、珪酸塩、硼酸塩、リン酸塩、キチンおよびキトサン、並 びにこれらの混合物よりなる群から選択される1種以上の少なくとも部分 的に洗浄液に可溶性または分散性の化合物から誘導される); を含み、80%未満の吸湿値を有する洗濯用添加剤粒子を、組成物の0.0 01〜50重量%;並びに B) 洗浄剤界面活性剤、ビルダー、漂白剤、酵素、汚れ放出ポリマー、染料 移行防止剤、充填材、およびこれらの混合物よりなる群から選択される洗濯 用成分を、組成物の50〜99.999重量%、 含んでなる、洗濯および洗浄用洗浄剤組成物。 3. 多孔質キャリヤー物質がゼオライトであり、このゼオライトがゼオライト X、ゼオライトY、およびこれらの混合物よりなる群から選択される、請求項 1〜2のいずれか一項に記載の洗濯用添加剤粒子。 4. 洗濯用添加剤粒子が、多孔質キャリヤー物質中に含まれるまたはこれに支 持される洗濯または洗浄用薬剤をさらに含み、該洗濯または洗浄用薬剤が、香 料、漂白剤、漂白促進剤、漂白活性剤、漂白触媒、キレート化剤、アンチスカ ラント、スレショールド抑制剤、洗浄移行防止剤、光漂白剤、酵素、触媒性抗 体、増白剤、布地用直接染料、抗菌剤、抗微生物剤、昆虫忌避剤、汚れ放出ポ リマー、布地柔軟剤、染料固着剤、pHジャンプ系、およびこれらの混合物よ りなる群から選択され、好ましくは香料である、請求項1〜3のいずれか一項 に記載の洗濯用添加剤粒子。 5. ガラス質封入物質が、デンプン、加工デンプンまたはデンプン加水分解生 成物である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の洗濯用添加剤粒子。 6. 中間封入物質が、デキストロース当量(DE)が7.5以下の炭水化物物 質、好ましくはマルトデキストリンである、請求項1〜5のいずれか一項に記 載の洗濯用添加剤粒子。 7. 外部被覆物質が、セルロースまたはセルロース誘導体、好ましくはヒドロ キシプロピルメチルセルロースである、請求項1〜6のいずれか一項に記載の 洗濯用添加剤粒子。 8. 洗濯用添加剤粒子の吸湿値が30%未満である、請求項1〜7のいずれか 一項に記載の洗濯用添加剤粒子。 9. 中間封入物質および外部被覆が、可塑剤、凝集防止剤、およびこれらの混 合物よりなる群から選択される成分をさらに含む、請求項1〜8のいずれか一 項に記載の洗濯用添加剤粒子。 10. 少なくとも1種の洗浄剤界面活性剤および少なくとも1種のビルダーを さらに含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の洗濯または洗浄用洗浄剤組 成物。
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