JP2001517754A - 熱交換器のためのバイパス弁 - Google Patents
熱交換器のためのバイパス弁Info
- Publication number
- JP2001517754A JP2001517754A JP2000513045A JP2000513045A JP2001517754A JP 2001517754 A JP2001517754 A JP 2001517754A JP 2000513045 A JP2000513045 A JP 2000513045A JP 2000513045 A JP2000513045 A JP 2000513045A JP 2001517754 A JP2001517754 A JP 2001517754A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- port
- valve
- bypass valve
- heat exchanger
- main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 14
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 3
- 230000003796 beauty Effects 0.000 claims 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 71
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 68
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 24
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 21
- 238000000034 method Methods 0.000 description 17
- 230000008859 change Effects 0.000 description 8
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 4
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 4
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 3
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 2
- 238000013519 translation Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 101150000715 DA18 gene Proteins 0.000 description 1
- 241001055367 Dario Species 0.000 description 1
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 239000010705 motor oil Substances 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 229910001285 shape-memory alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/0412—Cooling or heating; Control of temperature
- F16H57/0413—Controlled cooling or heating of lubricant; Temperature control therefor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M5/00—Heating, cooling, or controlling temperature of lubricant; Lubrication means facilitating engine starting
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D23/00—Control of temperature
- G05D23/01—Control of temperature without auxiliary power
- G05D23/13—Control of temperature without auxiliary power by varying the mixing ratio of two fluids having different temperatures
- G05D23/1306—Control of temperature without auxiliary power by varying the mixing ratio of two fluids having different temperatures for liquids
- G05D23/132—Control of temperature without auxiliary power by varying the mixing ratio of two fluids having different temperatures for liquids with temperature sensing element
- G05D23/1333—Control of temperature without auxiliary power by varying the mixing ratio of two fluids having different temperatures for liquids with temperature sensing element measuring the temperature of incoming fluid
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F2250/00—Arrangements for modifying the flow of the heat exchange media, e.g. flow guiding means; Particular flow patterns
- F28F2250/06—Derivation channels, e.g. bypass
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Temperature-Responsive Valves (AREA)
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Abstract
Description
れないか、あるいは、間欠的にのみ必要とされるような条件下では熱交換回路中
の熱交換器をバイパスさせるバイパス弁に関する。
ンスミッション(変速機)フルイド(流体)等を冷却又は加熱するのに用いられる
。例えばトランスミッションフルイド(「トランスミッションオイル」とも称さ
れる)の場合、トランスミッションフルイドを冷却するために熱交換器が用いら
れる。熱交換器は、通常、トランスミッション(変速機)から離隔した位置に設置
されており、トランスミッションから供給チューブを通して熱いトランスミッシ
ョンオイルを受け取ってそれを冷却し、戻りチューブを通してトランスミッショ
ンへ戻す。しかしながら、例えばエンジン始動時のようにトランスミッションが
冷えているときは、トランスミッションオイルは非常に粘性が高く、熱交換器を
通って容易には流れない。そのような場合は、トランスミッションからオイルが
枯渇し、その結果、トランスミッションを損傷したり、少くともその機能が不安
定になる。又、戻されるオイルの量は十分であるが、周囲温度が低いためにオイ
ルが過冷却される場合も、トランスミッションへの累積的な損傷が生じる(損傷
が累積する)。この場合、例えばオイル中の凝縮水分(高い温度では蒸発したは
ずの水)が堆積することになり、腐食損傷やオイル劣化等を起こす原因となる。
提案されてきた。その1つは、熱交換器へのトランスミッションフルイド(トラ
ンスミッションオイル)(以下、単に「フルイド」又は「オイル」とも称する)
供給導管とトランスミッションへの戻り導管との間に短絡回路(バイパス流体回
路)として機能する細いバイパス導管を用いる方法である。この方法は若干量の
低温流をトランスミッションへ供給し、トランスミッションのオイルが枯渇する
のを防止するが、トランスミッションフルイドが平常作動温度に達したときの熱
交換器の効率を低下させる。なぜなら、平常作動状態においてもトランスミッシ
ョンフルイドの一部が熱交換器に通されずにバイパスされるからである。この問
題は、トランスミッションオイルが熱くなってくるにつれてオイルの粘度が変化
することによって一層悪くなる。なぜなら、低温時のオイル枯渇を防止するのに
十分な流れを供給するに足るだけの太さのバイパスチャンネルは、オイルが加熱
されて粘度が低くなったときには、過度の量のバイパス流を供給することになる
からである。
バイパス導管に遮断弁を設けることが提案されている。オイルが冷たいときは弁
が開いてバイパスチャンネルを開放し、オイルが熱くなるとバイパス導管の弁が
閉じてそれ以上のオイルのバイパスを防止するというものである。通常、この種
の遮断弁には、ある種の温度応答弁、例えばバイメタルストリップ式弁や、ある
いは、オイル温度が所定の限度範囲を超えると膨張又は収縮又は回転してバイパ
スチャンネルを開閉する他の何らかのタイプの装置が用いられる。
ある種の弁の場合、弁が閉じてバイパス流が停止すると、オイルの温度を検出し
て弁を作動させる素子が流路から退去されるか、あるいは、流路に過度に露出さ
れる。前者の場合、弁作動器がオイル温度を正確に検出して必要に応じて弁を開
閉する能力を喪失する。後者の場合、弁作動器が作動温度範囲の両極端の温度に
あるオイルに露呈され、その結果、作動器によっては恒久的な損傷を受けること
になる。
体回路内に圧力ピーク又はスパイク(急上昇)を起こすことである。これは、ト
ランスミッションオイルの冷却には極めて望ましくない現象である。なぜなら、
トランスミッション(変速機)の動作は圧力に敏感であり、圧力スパイクはトラン
スミッションの切り換えに影響するからである。
熱交換器への流体の供給流又は熱交換器からの流体の戻り流をこの弁チャンバー
を通して通流させることによって上述した従来技術の問題の多くを克服する。バ
イパス流もこのチャンバーを通して通流させる。
ャンバーを画定し、該チャンバーと連通する第1、第2及び第3主ポートを有し
、該第1、第2及び第3主ポートのうちの1つを該チャンバーに対面した周縁弁
座を有する弁ポートとしたハウジングと、該弁ポートを開閉するために該弁座に
係合するようになされた可動弁体と、前記チャンバー内に配置されており、前記
弁体を移動させて前記弁ポートを開閉させるために該弁体に連結された温度感応
作動器とから成るバイパス弁が提供される。
を有する出口マニホールドと、該入口マニホールドと出口マニホールドの間に接
続された複数の互いに離隔した熱交換導管とから成る熱交換器において、 内部にチャンバーを画定し、該チャンバーと連通する第1、第2及び第3主ポ
ートを有し、該第1、第2及び第3主ポートのうちの1つを該チャンバーに対面
した周縁弁座を有する弁ポートとしたハウジングと、該弁ポートを開閉するため
に該弁座に係合するようになされた可動弁体と、前記チャンバー内に配置されて
おり、前記弁体を移動させて前記弁ポートを開閉させるために該弁体に連結され
た温度感応作動器とから成るバイパス弁と、 前記弁ポートを前記入口開口と出口開口の一方に接続する手段と、 前記第2主ポート、チャンバー及び第3主ポートを直列に前記入口開口と出口
開口の他方に接続する手段を含むことを特徴とする熱交換器が提供される。
のバイパス弁14を含む熱交換回路10が示されている。本発明は、任意のタイ
プの熱交換器に適用するができるが、図1には代表的な2回通し熱交換器が示さ
れている。この熱交換器12は、第1マニホールド16(入口マニホールドとし
ても、あるいは出口マニホールドとしても用いることができる)と、戻りマニホ
ールド18と、第2マニホールド20(出口マニホールドとしても、あるいは入
口マニホールドとしても用いることができる)と、これらのマニホールドの間に
接続された複数の互いに離隔した熱交換導管22,24から成る。
0を出口マニホールドとした場合、流体は、その入口マニホールド16から導管
22を通って戻りマニホールド18に流入し、戻りマニホールド18で流れ方向
を逆転されて、導管24を通って第2マニホールド20へ戻る。あるいは、第1
マニホールド16を出口マニホールドとし、第2マニホールド20を入口マニホ
ールドとするような態様に戻りマニホールド18で流れ方向を逆転させることも
できる。もちろん、戻りマニホールド18をなくし、第1マニホールド16と第
2マニホールド20を熱交換器の両端に配置して単純な1回通しの熱交換器とす
ることもできる。
ド16に入口開口26を形成し、入口開口26に連通する入口導管28を接続す
る。第2マニホールド20を出口マニホールドとする場合は、その出口マニホー
ルド20に出口開口30を形成し、出口開口30に連通する出口導管32を接続
する。もちろん、長手方向を逆にすれば、出口導管32が入口導管となり、出口
導管32が入口導管となる。導管28,32は、後述するように、バイパス弁1
4の入口ポートと出口ポートに接続される。又、後述するように、バイパス弁1
4のポートには流体供給導管(以下、単に「供給導管」とも称する)34,36
も接続される。
40を有する。熱交換器12がトランスミッションオイル冷却器として用いられ
る場合は、端部管継手38,40は、トランスミッション(変速機)と熱交換回
路10との間にゴムホースを取り付けるためのホースバーブ(抜け止めのための
さかとげ付きホース継手)とすることができるが、熱交換器12へのオイル導管
のタイプに適合する任意の端部管継手38,40を用いることができる。図示の
バイパス弁14は、4本の導管28,32,34,36に接続されているので、
4ポートバイパス弁と称される。
な参照番号で示されている。図2以降の図においても同じである。図2の熱交換
回路42は、2本の導管28と36に連通する単一の導管45を有する、3ポー
トバイパス弁と称されるバイパス弁44を含む。導管28と36の目的について
は後述する。
と連通する3つの第1、第2及び第3主ポート又は開口50,52,54を有す
るハウジング46を備えた4ポートバイパス弁14が示されている。これらの主
ポート50,52,54のうちの1つ、即ち主ポート54は、弁ポートと称され
る。弁ポート54は、2つの下側分岐ポート56,58と連通しており、上記導
管28,36は、それぞれ分岐ポート56,58に接続されている。
弁体の弁座60が、弁ポート54を開閉するためにに係合するようになされてい
る。
ンバー48内に配置されており、弁体62を移動させて弁ポート54を開閉させ
るために該弁体62に連結されている。作動器64は、サーマル作動器又はサー
マル(感熱)モータとも称されるピストン・シリンダータイプであり、シリンダ
ー内にワックスのような感熱材が充填されている。この感熱材が所定温度にまで
加熱されると膨張して作動器を軸方向に突出させ、所定温度より低い温度に冷却
されると収縮して作動器を引込める。このバイパス弁14を自動車のトランスミ
ッションオイル冷却器と連携して使用する場合は、この所定温度は、熱交換回路
10からトランスミッション(変速機)へ戻ってくるオイルの温度が約80゜C となるように定める。
バー48及び弁ポート54の中心軸線に沿って配置されている。作動器64の円
筒体部分は、弁ポート54の中心軸線に沿う中心軸66を構成する。中心軸66
は、弁ポート54を部分的に閉鎖する閉鎖端部分68を有する。弁体62は、図
3及び9に示される常態即ち休止位置にあるときは閉鎖端部分68に近接した位
置に置かれる環状リングの形とされており、作動されたときは図4に示されるよ
うに弁座60に係合して弁ポート54を完全に閉鎖するように中心軸66から側
方へ突出している。弁体即ち環状リング62と閉鎖端部分68とは、弁ポート5
4を開閉するために中心軸線に沿って移動する往復動プラグを構成する。
パーばね又は戻りばね70が、閉鎖端部分68に形成された溝(図示せず)に取
り付けられ、環状リング62が中心軸66から抜け落ちるのを防止するためのス
トッパーとして機能する。中心軸66は内方環状肩部72を有し、その肩部72
と環状リング62の間で中心軸66に装着されたコイルばね74が環状リング6
2をストッパーばね又は戻りばね70に向けて押圧する(即ち偏倚させる)。
を構成する、又はハウジング46を閉鎖する着脱自在の閉鎖部材80に形成され
た軸方向の凹部78(図9参照)に取り付けられた、又はプレス嵌めされたピス
トン76を有する。閉鎖部材80は、O−リングシール82を有しており、ピン
又は止めねじ、又はC形クリンプ又はスナップリングのような他の適当な締着具
によって所定位置に保持される。後述するように、サーマルモータ64は、所定
温度に達すると、軸方向に突出する。ピストン76は位置を固定されているので
、サーマルモータ64の一部を構成する中心軸66が弁ポート54を通って下降
し、戻りばね70を圧縮して弁ポート54を閉鎖する。
退し、戻りばね70が、環状リング62に係合するまで中心軸66を上方へ押し
上げて弁座60から持ち上げ、再び弁ポート54を開放する。弁ポート54が図
3に示されるように開放されると、戻りばね70が弁ポート54を貫通してチャ
ンバー48内へ突出するが、弁ポート54を通しての流体の流れをほとんど阻害
しない。
74と、環状リング62と、戻りばね70とは、バイパス弁14のためのカート
リッジ又はサブアッセンブリ84を構成する。このサブアッセンブリ84をバイ
パス弁14から取り外せば、各導管を、サーマルモータ64やばね70,74に
損傷を与えることなくろう付け等によってハウジング46に取り付けることがで
きる。その後、カートリッジ84を、その閉鎖部材80を弁ポート54に対向さ
せてハウジング46内に装着する。それによって熱交換回路10は使用可能状態
に組み立てられる。
回路10は、導管34,36のどちらか一方を入口導管とし、他方を出口導管と
して作動させることができる。導管34を入口導管とする場合、換言すれば導管
34がトランスミッションから高温のトランスミッションオイルを受け取る構成
とする場合、これを説明の便宜上、順方向流れと称することとする。その場合、
導管36は出口導管とされ、熱交換器12によって冷却された後のトランスミッ
ションオイルをトランスミッションへ戻す。
イド又はオイルを受け取る入口導管とし、導管34を、冷却されたトランスミッ
ションオイルをトランスミッションへ戻す出口導管又は戻り導管とする場合、こ
れを説明の便宜上、逆方向流れと称することとする。
交換回路10が作動温度にまで熱せられているとすると、バイパス弁14は図4
に示されるような状態となる。即ち、熱いトランスミッションオイルが入口導管
34に流入し、ポート52、チャンバー48及び主ポート50を直列に通り、熱
交換器12の入口導管32へ至る。この熱い流体は、熱交換器12内を貫流した
後、出口導管28を通って熱交換器12から流出し、バイパス弁14の分岐ポー
ト56,58を通り、バイパス弁14の出口導管36を通ってトランスミッショ
ンへ戻る。この場合は、バイパス弁14が閉鎖されているので、バイパス流は生
じない。
弁ポート54を開放する。それによって、導管34からチャンバー48を通り、
弁ポート54を通って熱交換器12からの導管36内の流れに合流し、トランス
ミッションへ戻るバイパス流が生じる。
、オイルの粘度が高いので熱交換器12を通ってはほとんど流れず、流れはすべ
てバイパス弁14の入口導管34から出口導管36へバイパスされる。しかしな
がら、オイルが暖まり始めると、熱交換器12を通る流れが増大し始め、オイル
が所望の作動温度に達するまでには、全流れが熱交換器12を通り、弁体62が
弁ポート54を閉鎖してバイパス流を停止する。バイパス弁14又は少くとも弁
体62が開放すると、弁ポート54は出口ポートとなり、他の主ポート52と5
4は、この順方向流れ構成においてはそれぞれ入口ポートと出口ポートになる。
ートとなり、他方の分岐ポート、即ち分岐ポート58が入口ポート56と連通す
る出口ポートとなる。弁ポート54は、バイパス弁14のための出口ポートとな
り、他の主ポート52と50は、バイパス弁14のためのそれぞれ出口ポートと
入口ポートになる。
受け取る入口導管となり、導管34がトランスミッションオイルをトランスミッ
ションへ戻す出口導管となる。この構成においてトランスミッションオイル及び
熱交換回路10が作動温度になると、熱いトランスミッションオイルが入口ポー
トとなる分岐ポート58を通る。バイパス弁14が閉鎖されているので、バイパ
ス流は生じない。従って、熱いトランスミッションオイルは、入口分岐ポート5
8と連通している出口分岐ポート58を通って流れ、熱交換器12の入口導管2
8を通って熱交換器12へ流入する。熱交換器12内を貫流したオイルは、出口
導管32を通って熱交換器12から流出し、バイパス弁14の第2主ポート50
、チャンバー48及び第3主ポート52を直列に通り、出口導管34を通ってト
ランスミッションへ戻る。
14の作動器64が後退して弁体62を弁座から開放して弁ポート54から主ポ
ート52を経て導管34へ流れるバイパス流を創生する。この構成においてもや
はり、オイルが、例えばエンジンの始動時のように非常に低い温度であるときは
、オイルの粘度が高いので熱交換器12を通って流れる流れは、あるとしても非
常に少なく、ほとんどすべてがバイパス弁14を通るバイパス流となる。しかし
ながら、トランスミッションオイルが暖まり始めると、若干の流れが熱交換器1
2を通って流れ始め、導管32を通ってチャンバー48へ入り、導管34を通っ
てトランスミッションへ戻る。この流れが、それがない場合よりは速く作動器6
4を暖める。導管34を通ってトランスミッションへ戻るオイルが所定温度に達
すると、作動器64が突出して弁体62を閉鎖してバイパス流を停止する。この
構成では、弁体62が閉鎖されとき起こる圧力ピークが軽減されるか、あるいは
調整される。なぜなら、弁体62はコイルばね74によって所定位置へ押圧され
ているだけで、弁座60に堅く係合しているわけではないので、圧力サージ(急
上昇)があればそれによって弁座60から持ち上げられるからである。換言すれ
ば、コイルばね74が入口導管36,28内の圧力スパイクを吸収することがで
きるので、圧力スパイクがトランスミッションへ逆伝達されてトランスミッショ
ンに悪い影響を及ぼすことがない。
て機能するようになされており、バイパス流と熱交換器12からの流出流とがサ
ーマル作動器64と直接接触して混合することができるので、熱の過渡現象が緩
和され、作動器64がトランスミッションへ戻される混合オイルの温度に直接応
答することができる。又、弁の開閉間の過渡期中、熱いバイパス流と比較的低温
の熱交換器12(オイル冷却器)からの戻り流とが(それらに直接接触する作動
器64によって制御されて)混合し、トランスミッションへ戻されるオイルの温
度の過渡現象を緩和する。
ポートとなり、他の主ポート50と524は、それぞれバイパス弁14のための
入口ポートと出口ポートになる。
チャンバー48内に配置されているので、作動器64が迅速に熱せられ、あるい
は冷却されることである。又、トランスミッションオイルが過熱されたり、急激
な温度上昇を受けたりしたときでも、作動器64は、逆方向流れ構成においては
チャンバー48内で、順方向流れ構成においては分岐ポート56,58内で熱交
換器12からの戻り流に常に露呈されているので、損傷されない。
54を第1主ポートと考えると、導管28,36は、弁ポート54と連通し、バ
イパス弁14が順方向流れで作動されているか、逆方向流れで作動されているか
によって熱交換器12の入口開口又は出口開口の一方に連通する第1流体導管で
あると考えることができる。バイパス弁14の第2主ポート、即ち主ポート50
は、弁ポート54が熱交換器12の入口に接続されているか、出口に接続されて
いるかによって熱交換器12の入口開口又は出口開口の他方に接続される。第2
流体導管、即ち導管34は、第3主ポート、即ちバイパス弁14の主ポート52
と連通する。上記のように、逆方向流れ構成においては、第2流体導管34が導
管32とともに熱交換器12の出口となる。順方向流れ構成においては、第1流
体導管28,36が熱交換器12の出口となり、第2流体導管34が導管32と
ともに熱交換器12の入口となる。
パス弁86が示されている。この実施形態のバイパス弁86は、先の実施形態の
バイパス弁14と類似しているが、バイパス開放状態において熱交換器12屁の
流れを完全に遮断する手段を有する。バイパス弁86においては、着脱自在の閉
鎖部材88に複数の側部ポート90が形成されており、そのうちの1つが主ポー
ト50に連通している。閉鎖部材88には、又、各側部ポート90に連通する軸
方向のポート92が形成されている。軸方向のポート92は、周縁弁座94を有
しており、サーマル作動器又はサーマルモータ64は、第1弁体62が図5に示
されるように開放位置にあるとき、軸方向ポート92の周縁弁座94に係合して
主ポート50への、又は、主ポート50からの逃れを遮断するようになされた第
2弁体を構成する第2環状肩部96有している。
合するように先のバイパス弁14におけるより僅かに低い位置に配置されている
。その点以外は、バイパス弁86の構造及び作動は、バイパス弁14のそれと実
質的に同じである。バイパス弁86は、低温流れ条件下において内部流れ抵抗が
比較的低い大型の熱交換器12が使用される場合に特に有用である。大型の熱交
換器12が使用される場合は、肩部96と弁座94で構成される上側弁素子を用
いて熱交換器12への流れを遮断することが好ましい。さもないと、過度の量の
低温オイルがトランスミッションへ戻され、暖まるのに時間がかかりすぎること
になる。
示す。このカートリッジ98は、着脱自在閉鎖部材88が比較的長いという点を
除いては、先のバイパス弁14のためのカートリッジ84に類似している。
説明する。3ポートバイパス弁44は、主ポート即ち弁ポート100が拡大され
ていることと、この弁ポート100に連通する導管が単一の導管45であるとい
う点を除いては先のバイパス弁14と類似している。図2にみられるように、導
管45は、導管28と36に接続されている。
ミッションから熱いオイルを受け取る。この熱いトランスミッションオイルは、
バイパス弁の弁体62が開放しているときは導管45及び弁ポート100を通っ
上昇し、チャンバー48内を通って主ポート52及び導管34へ至る。弁体62
が閉じているときは、バイパス流は生じない。従って、トランスミッションから
導管36を通って流れてくるオイルは、バイパス弁14の場合と同様に、バイパ
ス弁86へ流入することなく、直接熱交換器12の入口導管28に流入し、熱交
換器12内を貫流したオイルは、出口導管32,34を通ってトランスミッショ
ンへ戻される。
86の入口導管34に流入し、ポート52、チャンバー48及び主ポート50を
直列に通り、熱交換器12の入口導管32を通って熱交換器12に流入する。熱
交換器12からのオイルは、その出口導管28を通って流出し、バイパス弁86
の弁体62が閉鎖している場合はバイパス弁を通ってバイパスされることなく、
直接バイパス弁の出口導管36を通ってトランスミッションへ戻る。バイパス弁
86の弁体62が開放されているときは、導管34からのオイルは、バイパス弁
のチャンバー48を通り、弁ポート100を通って導管45,36を経てトラン
スミッションへ戻る。
、主ポート即ち弁ポート100に連通する単一の導管45を有する3ポートバイ
パス弁102を示す。このバイパス弁102も、図5及び6のバイパス弁86の
場合と同様に、バイパス弁の弁体62が開放しているときは熱交換器12への流
れを遮断するためにポート付きの着脱自在閉鎖部材88を有している。
にはいろいろな改変を加えることができることを理解されたい。第1に、バイパ
ス弁14,44,86,102は、熱交換器12及びバイパス弁と連通する各導
管とは別体の部品として説明したが、熱交換器の入口マニホールド16及び出口
マニホールド20に一体に組み込んでもよく、あるいは、導管18,32を介さ
ず直接入口マニホールド16及び出口マニホールド20に直接結合してもよい。
この場合、弁ポートが第1主ポートとされて熱交換器12の入口開口26及び出
口開口30の一方に接続されるとすると、第2主ポート50、チャンバー48及
び第3主ポート52は、直列に熱交換器12の入口開口26及び出口開口30の
他方に接続することができる。より具体的にいえば、弁ポート54を熱交換器1
2の入口開口26に直接又は導管を介して接続したとすると、第2主ポート50
、チャンバー48及び第3主ポート52は、直列に熱交換器12の出口開口30
に直接又は導管を介して接続することができ、その場合、第3主ポート52は、
オイルをトランスミッションへ戻す熱交換器12からの出口となる。
して接続したとすると、第2主ポート50、チャンバー48及び第3主ポート5
2は、直列に熱交換器12の入口開口26に直接又は導管を介して接続すること
ができ、その場合、第3主ポート52は、トランスミッションからの熱いオイル
を受け取る熱交換器12の入口となる。
オイル冷却器に使用するためのものとして説明されたが、燃料冷却用熱交換器の
ような他の任意のタイプの熱交換器や、自動車以外の用途にも用いることができ
る。又、本発明のバイパス弁のサーマル作動器には、ワックス式作動器64以外
の他のタイプの作動器を用いることもできる。例えば、バイパス弁86,102
におけるように弁体62を移動させるとともに、熱交換器への流れを遮断するた
めに、バイメタル式作動器又は形状記憶合金を用いた温度応答型作動器を用いる
こともできる。上述した構造に更にいろいろな改変を加えることが可能であるこ
とは当業者には明らかであろう。
本発明の精神又は範囲から逸脱することなく、いろいろな変更及び改変を加える
ことができる。従って、本発明の範囲は、以下の請求項に規定される内容に従っ
て解釈すべきである。
略透視図である。
概略透視図である。
態にあるところを示す。
態にあるところを示す。
型実施形態を示す。
器への流れが閉止されていない状態にあるところを示す。
ある。
ンブリの一部断面による立面図である。
センブリの一部断面による立面図である。
面図であり、3ポートバイパス弁を示す。
ところを示す。
ところを示す。
特許第4,190,198号に開示されている。これらの特許は、内部チャンバ
ーと、内部チャンバーと連通した第1、第2及び第3ポートを有するハウジング
を教示している。これらのポートのうちの1つは、周縁弁座と、その弁座に係合
してバイパス流を遮断する可動弁体を有するバイパス弁ポートである。チャンバ
ー内に温度応答作動器が配置されており、弁ポートを開閉するために弁体に連結
されている。
それが露呈されるオイルの温度に関連して膨張又は収縮し、極端なオイル温度に
露呈されると、損傷されることがあるということである。従って、弁作動器の過
度の移動を吸収し、しかも、各バイパス弁ポートの良好な密封又は閉鎖を可能に
するための手段を設けなければならない。オイルが熱くなったとき弁ポートが良
好に閉鎖するように構成されているとすると、オイルが冷却したとき良好に開放
しないことが多く、従って、やはりバイパス流を通す必要がある。
つ、極端な温度によって惹起される弁作動器の過度の移動を吸収するために戻り
ばねを弁作動器の本体に直接連結することによって上述した従来のバイパス弁を
改良するものである。本発明によれば、別個の、即ち独立したばね押し弁体が弁
ポートを開閉する。
る第1、第2及び第3主ポートを有し、該第1主ポートを、中心軸線を有し、周
縁弁座を有する弁ポートとしたハウジングと、前記チャンバー内に配置されてお
り、前記中心軸線に沿って延設された往復動中心軸を有する温度感応作動器とか
ら成り、前記中心軸は、前記弁ポートを部分的に閉鎖するための閉鎖端部分と、
前記弁座に係合して前記弁ポートを完全に閉鎖するために該閉鎖端部分に近接し
た部位で該中心軸から側方へ延長した環状リングを備えている、熱交換回路のた
めのバイパス弁において、 前記ハウジング内に前記環状リングより下方に戻りばねが配置されており、該
戻りばねは、前記中心軸の閉鎖端部分を押圧し後退させて前記弁ポートを開放す
るために該中心軸に連結されていることを特徴とするバイパス弁が提供される。
を有する出口マニホールドと、該入口マニホールドと出口マニホールドの間に接
続された複数の互いに離隔した熱交換導管とから成る熱交換器において、 内部にチャンバーを画定し、該チャンバーと連通する第1、第2及び第3主ポ
ートを有し、該第1主ポートを、中心軸線を有し、周縁弁座を有する弁ポートと
したハウジングと、前記チャンバー内に配置されており、前記中心軸線に沿って
延設された往復動中心軸を有する温度感応作動器とから成り、前記中心軸は、前
記弁ポートを部分的に閉鎖するための閉鎖端部分と、前記弁座に係合して前記弁
ポートを完全に閉鎖するために該閉鎖端部分に近接した部位で該中心軸から側方
へ延長した環状リングを備えているバイパス弁と、 前記弁ポートを前記入口開口と出口開口の一方に接続する手段と、 前記第2主ポート、チャンバー及び第3主ポートを直列に前記入口開口と出口
開口の他方に接続する手段を含み、 前記バイパス弁のハウジング内に前記環状リングより下方に戻りばねが配置さ
れており、該戻りばねは、前記中心軸の閉鎖端部分を押圧し後退させて前記弁ポ
ートを開放するために該中心軸に連結されていることを特徴とする熱交換器が提
供される。
ろいろな変更及び改変を加えることができる。従って、本発明の範囲は、以下の
請求項に規定される内容に従って解釈すべきである。
Claims (22)
- 【請求項1】 熱交換回路のためのバイパス弁であって、 内部にチャンバーを画定し、該チャンバーと連通する第1、第2及び第3主ポ
ートを有し、該第1、第2及び第3主ポートのうちの1つを該チャンバーに対面
した周縁弁座を有する弁ポートとしたハウジングと、 該弁ポートを開閉するために該弁座に係合するようになされた可動弁体と、 前記チャンバー内に配置されており、前記弁体を移動させて前記弁ポートを開
閉させるために該弁体に連結された温度感応作動器と、 から成るバイパス弁。 - 【請求項2】 前記弁ポートは、中心軸線を有し、前記弁体は、前記弁座に
係合するために該中心軸線に沿って移動するようになされた往復動プラグを含む
ことを特徴とする請求項1に記載のバイパス弁。 - 【請求項3】 前記往復動プラグは、前記中心軸線に沿って延長しており、
前記弁ポートを部分的に閉鎖するための閉鎖端部分を有する中心軸と、前記弁座
に係合するために該閉鎖端部分に近接した部位で該中心軸から側方へ延長した環
状リングを含むことを特徴とする請求項2に記載のバイパス弁。 - 【請求項4】 前記環状リングは、前記中心軸に摺動自在に装着されており
、前記閉鎖端部分は、該環状リングが該中心軸から抜け出るのを防止するための
ストッパーを有しており、該環状リングを該ストッパーの方に向けて押圧するた
めの偏倚手段が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のバイパス弁。 - 【請求項5】 前記中心軸は、内方環状肩部を含み、前記偏倚手段は、該内
方環状肩部と前記環状リングとの間で前記中心軸に装着されたコイルばねである
ことを特徴とする請求項4に記載のバイパス弁。 - 【請求項6】 前記作動器は、所定温度にまで加熱されると軸方向に突出し
、該所定温度より低い温度に冷却されると後退するようになされたサーマルモー
タであり、前記中心軸は該サーマルモータの一部であることを特徴とする請求項
5に記載のバイパス弁。 - 【請求項7】 前記所定温度より低い温度に冷却されたとき前記サーマルモ
ータを後退させるのを助成するための戻りばねが前記ハウジング内に配置され、
該サーマルモータに連結されていることを特徴とする請求項6に記載のバイパス
弁。 - 【請求項8】 前記戻りばねは、前記中心軸に連結され、前記環状リングよ
り下方に前記弁ポート内に配置されていることを特徴とする請求項7に記載のバ
イパス弁。 - 【請求項9】 前記戻りばねは、前記ストッパーを構成することを特徴とす
る請求項8に記載のバイパス弁。 - 【請求項10】 前記ハウジングは、前記弁ポートに対置して配置された着
脱自在の閉鎖部材を含み、前記サーマルモータは、該閉鎖部材に連結されたピス
トンを有しており、該閉鎖部材と、コイルばねと、環状リングと、戻りばねとで
該バイパス弁のためのサブアッセンブリを構成していることを特徴とする請求項
7、8又は9に記載のバイパス弁。 - 【請求項11】 前記弁ポートは、出口ポートであり、他の2つの主ポート
は、それぞれ入口ポートと出口ポートであることを特徴とする請求項4、5又は
6に記載のバイパス弁。 - 【請求項12】 前記弁ポートは、入口ポートであり、他の2つの主ポート
は、それぞれ入口ポートと出口ポートであることを特徴とする請求項4、5又は
6に記載のバイパス弁。 - 【請求項13】 前記ハウジングは、更に、前記弁ポートに連通した第1及
び第2分岐ポートを含むことを特徴とする請求項4、5又は6に記載のバイパス
弁。 - 【請求項14】 前記分岐ポートのうちの一方の分岐ポートは、入口ポート
であり、他方の分岐ポートは、該入口ポートと連通した出口ポートであり、前記
弁ポートは、該バイパス弁のための入口ポートであり、他の2つの主ポートは、
それぞれ該バイパス弁のための入口ポートと出口ポートであることを特徴とする
請求項13に記載のバイパス弁。 - 【請求項15】 前記分岐ポートのうちの一方の分岐ポートは、入口ポート
であり、他方の分岐ポートは、該入口ポートと連通した出口ポートであり、前記
弁ポートは、該バイパス弁のための出口ポートであり、他の2つの主ポートは、
それぞれ該バイパス弁のための入口ポートと出口ポートであることを特徴とする
請求項13に記載のバイパス弁。 - 【請求項16】 前記ハウジングは、前記弁ポートに対置して配置された着
脱自在の閉鎖部材を含み、前記サーマルモータは、該閉鎖部材に連結されたピス
トンを有していることを特徴とする請求項6に記載のバイパス弁。 - 【請求項17】 前記着脱自在の閉鎖部材は、側部ポートと、該側部ポート
と連通した軸方向ポートを有し、該側部ポートは、前記主ポートのうちの1つと
連通するように配置されており、該軸方向ポートは、周縁弁座を有しており、前
記サーマルモータは、該軸方向ポートの周縁弁座に係合して前記1つの主ポート
を閉鎖するようになされた第2弁体を構成する環状肩部を有していることを特徴
とする請求項16に記載のバイパス弁。 - 【請求項18】 入口開口を有する入口マニホールド、及び、出口開口を有
する出口マニホールドと、 該入口マニホールドと出口マニホールドの間に接続された複数の互いに離隔し
た熱交換導管と、 内部にチャンバーを画定し、該チャンバーと連通する第1、第2及び第3主ポ
ートを有し、該第1、第2及び第3主ポートのうちの1つを該チャンバーに対面
した周縁弁座を有する弁ポートとしたハウジングと、該弁ポートを開閉するため
に該弁座に係合するようになされた可動弁体と、前記チャンバー内に配置されて
おり、前記弁体を移動させて前記弁ポートを開閉させるために該弁体に連結され
た温度感応作動器とから成るバイパス弁と、 前記弁ポートを前記入口開口と出口開口の一方に接続する手段と、 前記第2主ポート、チャンバー及び第3主ポートを直列に前記入口開口と出口
開口の他方に接続する手段と、 から成る熱交換器。 - 【請求項19】 前記弁ポートは、前記熱交換器の入口開口と連通するよう
に接続されており、前記第2主ポートと、前記チャンバーと、前記第3主ポート
は、直列に前記熱交換器の出口開口と連通するように接続されており、該第3主
ポートは該熱交換器の出口となることを特徴とする請求項18に記載の熱交換器
。 - 【請求項20】 前記弁ポートは、前記熱交換器の出口開口と連通するよう
に接続されており、前記第2主ポートと、前記チャンバーと、前記第3主ポート
は、直列に前記熱交換器の入口開口と連通するように接続されており、該第3主
ポートは該熱交換器の入口となることを特徴とする請求項18に記載の熱交換器
。 - 【請求項21】 前記弁ポートを前記入口開口と出口開口の一方に接続する
前記手段、及び、前記第2主ポート、チャンバー及び第3主ポートを直列に前記
入口開口と出口開口の他方に接続する前記手段は、導管であることを特徴とする
請求項18、19又は20に記載の熱交換器。 - 【請求項22】 前記弁ポートを前記入口開口と出口開口の一方に接続する
前記手段、及び、前記第2主ポート、チャンバー及び第3主ポートを直列に前記
入口開口と出口開口の他方に接続する前記手段は、該各ポートと各開口を直接接
続する接続部であることを特徴とする請求項18、19又は20に記載の熱交換
器。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CA002216451A CA2216451C (en) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | By-pass valves for heat exchangers |
CA2,216,451 | 1997-09-24 | ||
PCT/CA1998/000885 WO1999015767A1 (en) | 1997-09-24 | 1998-09-18 | By-pass valves for heat exchangers |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001517754A true JP2001517754A (ja) | 2001-10-09 |
JP3381188B2 JP3381188B2 (ja) | 2003-02-24 |
Family
ID=4161520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000513045A Expired - Fee Related JP3381188B2 (ja) | 1997-09-24 | 1998-09-18 | 熱交換器のためのバイパス弁 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1017928B1 (ja) |
JP (1) | JP3381188B2 (ja) |
KR (1) | KR100353917B1 (ja) |
AT (1) | ATE231583T1 (ja) |
AU (1) | AU729028B2 (ja) |
CA (1) | CA2216451C (ja) |
DE (1) | DE69810947T2 (ja) |
ES (1) | ES2199459T3 (ja) |
WO (1) | WO1999015767A1 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8342418B2 (en) | 2009-05-29 | 2013-01-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Thermo-valve |
JP2015212574A (ja) * | 2014-04-30 | 2015-11-26 | 現代自動車株式会社Hyundaimotor Company | 車両用バルブ |
CN106151473A (zh) * | 2015-05-11 | 2016-11-23 | 浙江三花汽车零部件有限公司 | 调温器 |
CN106286787A (zh) * | 2015-05-11 | 2017-01-04 | 浙江三花汽车零部件有限公司 | 调温器 |
CN111376858A (zh) * | 2018-12-27 | 2020-07-07 | 株式会社久保田 | 作业车 |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19943294A1 (de) * | 1999-09-10 | 2001-03-15 | Mahle Filtersysteme Gmbh | Strömungseinrichtung innerhalb eines Ölkreislaufes eines Verbrennungsmotors |
GB2444271B (en) * | 2006-11-29 | 2011-05-18 | Ford Global Tech Llc | A thermostat for an engine cooling system |
US8991719B2 (en) | 2009-07-09 | 2015-03-31 | Dana Canada Corporation | Low pressure drop thermal by-pass valve |
CN103016674B (zh) * | 2011-09-26 | 2015-12-09 | 重庆超力高科技股份有限公司 | 有侧置式一体化温度控制阀与侧流管组合的热交换器 |
US9267390B2 (en) | 2012-03-22 | 2016-02-23 | Honeywell International Inc. | Bi-metallic actuator for selectively controlling air flow between plena in a gas turbine engine |
KR101776834B1 (ko) | 2012-08-07 | 2017-09-08 | 쯔지앙 산후아 오토모티브 컴포넌츠 컴퍼니 리미티드 | 온도 조절기 및 온도 조절기 부품 |
KR101682506B1 (ko) | 2012-08-07 | 2016-12-05 | 쯔지앙 산후아 오토모티브 컴포넌츠 컴퍼니 리미티드 | 온도조절장치 |
CN103573958B (zh) * | 2012-08-07 | 2016-04-20 | 浙江三花汽车零部件有限公司 | 一种用于换热回路的调温器组件 |
KR101478513B1 (ko) * | 2013-04-11 | 2015-01-02 | 전혜영 | 작동유체용 온도조절장치 |
CN106662236B (zh) | 2014-09-05 | 2019-02-01 | 株式会社科伦斯 | 变速器油旁通总成 |
DE102014014513A1 (de) * | 2014-10-06 | 2016-04-07 | Murrplastik Produktionstechnik Gmbh | Vorrichtung zum Durchleiten von Kühlflüssigkeit |
CN107614950B (zh) * | 2015-05-29 | 2019-05-17 | 达纳加拿大公司 | 旁通阀 |
CN106402427B (zh) * | 2015-07-31 | 2019-01-04 | 新乡航空工业(集团)有限公司 | 一种恒温活门 |
CN105065651B (zh) * | 2015-08-24 | 2017-10-20 | 东风富士汤姆森调温器有限公司 | 一种通过冷却介质控制变速箱油温度的调温系统 |
CN107448641B (zh) | 2016-05-31 | 2019-08-23 | 浙江三花汽车零部件有限公司 | 调温阀 |
KR101723566B1 (ko) * | 2016-07-25 | 2017-04-05 | 인지컨트롤스 주식회사 | 오일 필터장치용 서머스탯 밸브 |
DE102017219939A1 (de) * | 2017-11-09 | 2019-05-09 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Kühlkreislauf für eine Antriebseinheit eines Kraftfahrzeuges |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4027643A (en) * | 1975-08-14 | 1977-06-07 | Feenan Patrick J | Oil cooler control |
US4190198A (en) * | 1978-04-12 | 1980-02-26 | Lockhart Industries, Inc. | Oil cooler bypass valve actuating means |
US4537346A (en) * | 1983-10-17 | 1985-08-27 | Standard-Thomson Corporation | Fail-safe oil flow control apparatus |
US5746170A (en) * | 1995-11-16 | 1998-05-05 | Ginko Bussan Co., Ltd. | Engine oil block for use in routing oil to an oil cooler |
DE29619609U1 (de) * | 1996-11-12 | 1997-01-16 | Behr Thermot-Tronik Gmbh & Co., 70806 Kornwestheim | Thermostatventil |
-
1997
- 1997-09-24 CA CA002216451A patent/CA2216451C/en not_active Expired - Lifetime
-
1998
- 1998-09-18 DE DE69810947T patent/DE69810947T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1998-09-18 KR KR1020007003668A patent/KR100353917B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1998-09-18 EP EP98943608A patent/EP1017928B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-09-18 ES ES98943608T patent/ES2199459T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1998-09-18 WO PCT/CA1998/000885 patent/WO1999015767A1/en active IP Right Grant
- 1998-09-18 AU AU91496/98A patent/AU729028B2/en not_active Ceased
- 1998-09-18 AT AT98943608T patent/ATE231583T1/de not_active IP Right Cessation
- 1998-09-18 JP JP2000513045A patent/JP3381188B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8342418B2 (en) | 2009-05-29 | 2013-01-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Thermo-valve |
JP2015212574A (ja) * | 2014-04-30 | 2015-11-26 | 現代自動車株式会社Hyundaimotor Company | 車両用バルブ |
CN106151473A (zh) * | 2015-05-11 | 2016-11-23 | 浙江三花汽车零部件有限公司 | 调温器 |
CN106286787A (zh) * | 2015-05-11 | 2017-01-04 | 浙江三花汽车零部件有限公司 | 调温器 |
CN106151473B (zh) * | 2015-05-11 | 2018-09-04 | 浙江三花汽车零部件有限公司 | 调温器 |
CN111376858A (zh) * | 2018-12-27 | 2020-07-07 | 株式会社久保田 | 作业车 |
JP2020105963A (ja) * | 2018-12-27 | 2020-07-09 | 株式会社クボタ | 作業車 |
JP7051673B2 (ja) | 2018-12-27 | 2022-04-11 | 株式会社クボタ | 作業車 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU9149698A (en) | 1999-04-12 |
DE69810947D1 (de) | 2003-02-27 |
ATE231583T1 (de) | 2003-02-15 |
AU729028B2 (en) | 2001-01-25 |
EP1017928A1 (en) | 2000-07-12 |
CA2216451C (en) | 2004-06-22 |
CA2216451A1 (en) | 1999-03-24 |
DE69810947T2 (de) | 2003-10-30 |
KR100353917B1 (ko) | 2002-09-28 |
WO1999015767A1 (en) | 1999-04-01 |
ES2199459T3 (es) | 2004-02-16 |
JP3381188B2 (ja) | 2003-02-24 |
KR20010030940A (ko) | 2001-04-16 |
EP1017928B1 (en) | 2003-01-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001517754A (ja) | 熱交換器のためのバイパス弁 | |
US6253837B1 (en) | By-pass values for heat exchanger | |
US7735546B2 (en) | Heat exchanger bypass valve having temperature insensitive pressure bypass function | |
US9982956B2 (en) | Heat exchanger with integrated thermal bypass valve | |
US7854256B2 (en) | Plug bypass valves and heat exchangers | |
CA2766276C (en) | Low pressure drop thermal by-pass valve | |
US8978992B2 (en) | Cooler bypass apparatus and installation kit | |
US7487826B2 (en) | Plug bypass valves and heat exchangers | |
US10619530B2 (en) | Thermal management unit for vehicle powertrain | |
EP3250876A1 (en) | Thermal management unit for vehicle powertrain | |
US6843210B2 (en) | Thermostatic valve and method for controlling a coolant circuit | |
GB2444271A (en) | Thermostat for an engine cooling system | |
US5042447A (en) | Thermostatically controlled fuel heater and cooler | |
US11248519B2 (en) | Active warm-up system and method | |
US5036825A (en) | Compact high efficiency fuel heater with integral thermostatic control | |
WO2011032156A2 (en) | Cooler bypass apparatus and installation kit | |
GB2378240A (en) | An engine cooling system having an auxiliary heat exchanger | |
JPS5915663A (ja) | エンジン吸気系の加熱制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081220 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091220 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091220 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101220 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111220 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121220 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121220 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131220 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |