JP2001517605A - 人用ケアフォーム組成物 - Google Patents
人用ケアフォーム組成物Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、水溶性で非重合性の無機塩、特定の界面活性剤系、稠密化剤、及び水を含有する泡放出可能な組成物で、放出時に豊富で安定な泡を提供する組成物に関するものである。
Description
【０００１】 （技術分野） 本発明は水溶性、非重合型無機物塩、選択された界面活性剤系、稠密剤、およ
び水からなる、放出の際に量感がありそして安定な泡を提供する、泡として放出
できる組成物に関するものである。
び水からなる、放出の際に量感がありそして安定な泡を提供する、泡として放出
できる組成物に関するものである。
【０００２】 （発明の背景） シェービングクリーム、ヘアムース、スプレーフォーム、起泡性ローションお
よび起泡性クリームのような化粧品組成物は泡として放出あるいはスプレーされ
、そして人の皮膚あるいは頭髪上に適用されることを意図されている。これらの
製品は本発明中で“残留型起泡性化粧品製品”として述べられている。これらの
残留型起泡性化粧品製品に対して望まれるひとつの一般的な特性は、皮膚および
頭髪への滑らかで緩和な感触を持つ量感のあるそして安定な泡立ちのような消費
者に好まれる特性を持つ泡である。
よび起泡性クリームのような化粧品組成物は泡として放出あるいはスプレーされ
、そして人の皮膚あるいは頭髪上に適用されることを意図されている。これらの
製品は本発明中で“残留型起泡性化粧品製品”として述べられている。これらの
残留型起泡性化粧品製品に対して望まれるひとつの一般的な特性は、皮膚および
頭髪への滑らかで緩和な感触を持つ量感のあるそして安定な泡立ちのような消費
者に好まれる特性を持つ泡である。
【０００３】 頭髪に対する残留型起泡性化粧品組成物は通常“ムース”として表わされてお
り、そしてその語句は本発明中でも用いられるであろう。ヘアムースはヨーロッ
パで１９８０年台始めに生まれている。ヘアムースは基本的にはエアロゾルフォ
ームであるが、しかし非エアロゾルフォームもまた知られている。ヘアムースの
一般的な魅力は、ムースの配合から可能になる適用の容易さおよび調節された製
品の量に大いに帰することができる。ヘアムース組成物は一般的に加圧できるデ
ィスペンサーあるいは弁によって放出されそして使用者の手あるいは特にデザイ
ンされた櫛に適用されそして頭髪全体に拡げられる。別に、ヘアムース組成物は
ノズルを通して放出することによって頭髪へ直接適用されることができる。ヘア
ムースはスタイリング、セット、および整髪の目的のために、あるいはシャンプ
ー、コンディショニング、トリーティング、染髪、およびそれらの組み合わせの
ような他の目的のために配合される。
り、そしてその語句は本発明中でも用いられるであろう。ヘアムースはヨーロッ
パで１９８０年台始めに生まれている。ヘアムースは基本的にはエアロゾルフォ
ームであるが、しかし非エアロゾルフォームもまた知られている。ヘアムースの
一般的な魅力は、ムースの配合から可能になる適用の容易さおよび調節された製
品の量に大いに帰することができる。ヘアムース組成物は一般的に加圧できるデ
ィスペンサーあるいは弁によって放出されそして使用者の手あるいは特にデザイ
ンされた櫛に適用されそして頭髪全体に拡げられる。別に、ヘアムース組成物は
ノズルを通して放出することによって頭髪へ直接適用されることができる。ヘア
ムースはスタイリング、セット、および整髪の目的のために、あるいはシャンプ
ー、コンディショニング、トリーティング、染髪、およびそれらの組み合わせの
ような他の目的のために配合される。
【０００４】 フォーム組成物に関する性能の評価はフォーム製品の目的および概念によって
変わる。例えば、ヘアムースの性能の評価において、一般的に以下の主要な三段
階で見られる特性が考慮される；容器から放出する際の泡の特性、頭髪に適用す
る際の泡の特性、および頭髪への最終の結果の特性。放出に際して考慮される特
性は泡の量および泡の拡がる速度を含む。泡の拡がりが遅いかあるいは遅延され
る時には製品の“滞留”が生じる。頭髪への適用に際して考慮される特性は泡の
安定性および壊れやすさ、非石鹸性、滑らかさ、柔らかさ、クリーミーさ、およ
び粘稠性を含む。頭髪への最終の結果の特性に関して考慮される特性はスタイル
の制御、頭髪の乾燥あるいは湿潤感、除去のしやすさ、光沢、湿潤化、コンディ
ショニング、抗静電気、およびブラシングを含む。
変わる。例えば、ヘアムースの性能の評価において、一般的に以下の主要な三段
階で見られる特性が考慮される；容器から放出する際の泡の特性、頭髪に適用す
る際の泡の特性、および頭髪への最終の結果の特性。放出に際して考慮される特
性は泡の量および泡の拡がる速度を含む。泡の拡がりが遅いかあるいは遅延され
る時には製品の“滞留”が生じる。頭髪への適用に際して考慮される特性は泡の
安定性および壊れやすさ、非石鹸性、滑らかさ、柔らかさ、クリーミーさ、およ
び粘稠性を含む。頭髪への最終の結果の特性に関して考慮される特性はスタイル
の制御、頭髪の乾燥あるいは湿潤感、除去のしやすさ、光沢、湿潤化、コンディ
ショニング、抗静電気、およびブラシングを含む。
【０００５】 典型的には、このようなフォーム製品は比較的多量の表面活性剤あるいは界面
活性剤（０.５％より多い）あるいは重合型物質（例、レジン）と組み合わせた 低いレベルのものを含む。高レベルの電解質あるいは塩の存在下、電解質（ある
いは塩）は、界面活性剤の全体としての溶解度を減少させそして界面活性剤の表
面活性を減少させる、界面活性剤との複合体を形成することができる。比較的多
量の界面活性剤を含む製品においては、特に湿度の高い環境で、これらの組成物
は被覆された、油性の、あるいはべたべたした頭髪あるいは皮膚の感触を残す可
能性がある。更に、重合型あるいはレジン物質の使用は粘稠性の皮膜を残す傾向
がある。 それゆえ粘稠性および油性を減少しそして滑らかな皮膚感触を残す改良された
フォーム組成物に対する必要が存在する。本発明者（等）は水溶性、非重合型無
機物塩の、約０.５％より少ない、少量の選択された界面活性剤系との組み合わ せが、ポリマーあるいは界面活性剤の蓄積を減らした改良された人用ケアフォー
ム組成物を提供するということを見出している。 それゆえ、放出あるいはスプレーされた際に発泡し、量感のあるそして安定し
た発泡、滑らかで緩和な感触を提供し、そして放出に際しての滞留を減少する人
用ケア組成物を提供することが本発明の目的である。
活性剤（０.５％より多い）あるいは重合型物質（例、レジン）と組み合わせた 低いレベルのものを含む。高レベルの電解質あるいは塩の存在下、電解質（ある
いは塩）は、界面活性剤の全体としての溶解度を減少させそして界面活性剤の表
面活性を減少させる、界面活性剤との複合体を形成することができる。比較的多
量の界面活性剤を含む製品においては、特に湿度の高い環境で、これらの組成物
は被覆された、油性の、あるいはべたべたした頭髪あるいは皮膚の感触を残す可
能性がある。更に、重合型あるいはレジン物質の使用は粘稠性の皮膜を残す傾向
がある。 それゆえ粘稠性および油性を減少しそして滑らかな皮膚感触を残す改良された
フォーム組成物に対する必要が存在する。本発明者（等）は水溶性、非重合型無
機物塩の、約０.５％より少ない、少量の選択された界面活性剤系との組み合わ せが、ポリマーあるいは界面活性剤の蓄積を減らした改良された人用ケアフォー
ム組成物を提供するということを見出している。 それゆえ、放出あるいはスプレーされた際に発泡し、量感のあるそして安定し
た発泡、滑らかで緩和な感触を提供し、そして放出に際しての滞留を減少する人
用ケア組成物を提供することが本発明の目的である。
【０００６】 本発明のもうひとつの目的は約０.５％より少ない界面活性剤（類）および水 溶性、非重合型無機物塩を含む、放出あるいはスプレーされた際に発泡しそして
頭髪および皮膚へのポリマーの蓄積を減らした良好な頭髪あるいは皮膚のコンデ
ィショニングを提供する人用ケア組成物を提供することである。 約０.５％より少ない界面活性剤（類）および水溶性、非重合型無機物塩を含 む、放出あるいはスプレーされた際に安定した泡を発生し、ここでその泡が剪断
力のもとで適度になくなりそして頭髪上に展延しやすい、人用ケアムース、脱毛
剤あるいはシェービングクリームを提供することがまた本発明の目的である。 約０.５％より少ない界面活性剤（類）および水溶性、非重合型無機物塩を含 む、ここで泡が組成物をスプレーあるいは放出した際に発生され、清潔な頭髪の
視覚的な感覚を与える、頭髪洗浄用フォーム組成物を提供することがまた本発明
の目的である。 これらのおよび他の目的は以下の詳細な記述により速やかに明らかにされるで
あろう。
頭髪および皮膚へのポリマーの蓄積を減らした良好な頭髪あるいは皮膚のコンデ
ィショニングを提供する人用ケア組成物を提供することである。 約０.５％より少ない界面活性剤（類）および水溶性、非重合型無機物塩を含 む、放出あるいはスプレーされた際に安定した泡を発生し、ここでその泡が剪断
力のもとで適度になくなりそして頭髪上に展延しやすい、人用ケアムース、脱毛
剤あるいはシェービングクリームを提供することがまた本発明の目的である。 約０.５％より少ない界面活性剤（類）および水溶性、非重合型無機物塩を含 む、ここで泡が組成物をスプレーあるいは放出した際に発生され、清潔な頭髪の
視覚的な感覚を与える、頭髪洗浄用フォーム組成物を提供することがまた本発明
の目的である。 これらのおよび他の目的は以下の詳細な記述により速やかに明らかにされるで
あろう。
【０００７】 （発明の要約） 本発明の組成物は以下のものからなる、安定な泡として放出可能な人用ケア組
成物に関するものであり： ａ）水溶性、非重合型無機物塩である、組成物の重量で約０.５％から約５％の 摩擦増強剤； ｂ）以下のものからなる約０.０１％から約０.５％の界面活性剤系： i.）少なくとも約０.００３％の少なくとも一種の陰イオン型界面活性剤； ii.）少なくとも約０.００３％の少なくとも一種の両性界面活性剤；および iii.）以下のものからなる群から選択される式を持つ少なくとも約０.００ ３％の少なくとも一種の非イオン型界面活性剤：
成物に関するものであり： ａ）水溶性、非重合型無機物塩である、組成物の重量で約０.５％から約５％の 摩擦増強剤； ｂ）以下のものからなる約０.０１％から約０.５％の界面活性剤系： i.）少なくとも約０.００３％の少なくとも一種の陰イオン型界面活性剤； ii.）少なくとも約０.００３％の少なくとも一種の両性界面活性剤；および iii.）以下のものからなる群から選択される式を持つ少なくとも約０.００ ３％の少なくとも一種の非イオン型界面活性剤：
【０００８】
【化４】
【０００９】 およびそれらの混合物で、ここでＲは１０‐２４個の炭素原子を含む長鎖アル
キル基あるいはアルキル基の混合物であり；Ｘはフェニル、
キル基あるいはアルキル基の混合物であり；Ｘはフェニル、
【００１０】
【化５】
【００１１】 イオウあるいは無置換であり；Ｙは水素あるいはメチルであり；そしてｎは１
から２０、望ましくは２から１５、そして最も望ましくは２から１０の整数であ
り；Ｘが無置換の時にはＲは直接
から２０、望ましくは２から１５、そして最も望ましくは２から１０の整数であ
り；Ｘが無置換の時にはＲは直接
【００１２】
【化６】
【００１３】 に結合しており、そしてここでＲ1は約８個から約１８個の炭素原子のアルキ ル、アルケニルあるいはモノヒドロキシアルキル基、０から約１０個のエチレン
オキシド残基、および０から約１個のグリセリル残基を含み、そしてＲ2および Ｒ3は約１個から約３個の炭素原子および０から約１個の水酸基を含み；そして ＺはＯに直接結合した窒素、リンあるいはイオウであり；および ｃ）水 ここで組成物は組成物の重量で約０.２％より少ないタンパク質修飾剤を含み、 そしてここで組成物は０.０１％より少ないホルメート、ソルベート、サリチレ ートおよびカルボネートを含む。 本発明は更に人用ケア組成物を使用する方法に関するものである。
オキシド残基、および０から約１個のグリセリル残基を含み、そしてＲ2および Ｒ3は約１個から約３個の炭素原子および０から約１個の水酸基を含み；そして ＺはＯに直接結合した窒素、リンあるいはイオウであり；および ｃ）水 ここで組成物は組成物の重量で約０.２％より少ないタンパク質修飾剤を含み、 そしてここで組成物は０.０１％より少ないホルメート、ソルベート、サリチレ ートおよびカルボネートを含む。 本発明は更に人用ケア組成物を使用する方法に関するものである。
【００１４】 （発明の詳細な記述） 本発明の人用ケア組成物は、ここで述べられた発明の本質的な要素および制限
そしてまたここで述べられた追加のあるいは任意の成分、構成物、あるいは制限
を含み、それらからなり、あるいは本質的にそれらからなることができる。 すべての百分率、分および比率は、他に特定されない限り本発明の人用洗浄組
成物の総重量に基づいている。掲載された成分に関連するすべてのこのような重
量は活性レベルに基づいており、そしてそれゆえ他に特定されない限り購入可能
な物質中に含まれるかもしれない担体あるいは副生成物を含まない。 ここで用いられる“フォーム”という語句は、コロイド状から肉眼で見えるま
でのガスの小滴を形成する液体中のガスあるいは空気の分散物の構造を意味し、
それは密度を下げそして液体によって占められた体積を膨張させる。 ここで用いられる“安定な泡として放出できる”という句によって１.）加圧 されるか；あるいは２.）ここにそれらのすべてが参照文献として引用されるが 、米国特許第５,２７１,５３０号；第５,３３７,９２９号；および第５,４４３,
５６９号中に述べられているＦ２非エアロゾルフォーマーのような空気あるいは
ガス混合装置をつけられるかのどちらかの、包装あるいは容器から放出される時
泡を生成する組成物を意味する。 ここで用いられる“安定な泡”という句は、J. Phys.Chem.,４９巻、９３頁（
１９４５年）中に述べられ、そしてここに参照文献として引用されるMiles、Sch
edlouskyおよびRoss試験によって定義されるように、６０秒間常温に静置された
時約３０％より少ない泡の液化、望ましくは約２５％より少ない泡の液化、そし
て最も望ましくは約２０％より少ない泡の液化を起す泡を意味する。
そしてまたここで述べられた追加のあるいは任意の成分、構成物、あるいは制限
を含み、それらからなり、あるいは本質的にそれらからなることができる。 すべての百分率、分および比率は、他に特定されない限り本発明の人用洗浄組
成物の総重量に基づいている。掲載された成分に関連するすべてのこのような重
量は活性レベルに基づいており、そしてそれゆえ他に特定されない限り購入可能
な物質中に含まれるかもしれない担体あるいは副生成物を含まない。 ここで用いられる“フォーム”という語句は、コロイド状から肉眼で見えるま
でのガスの小滴を形成する液体中のガスあるいは空気の分散物の構造を意味し、
それは密度を下げそして液体によって占められた体積を膨張させる。 ここで用いられる“安定な泡として放出できる”という句によって１.）加圧 されるか；あるいは２.）ここにそれらのすべてが参照文献として引用されるが 、米国特許第５,２７１,５３０号；第５,３３７,９２９号；および第５,４４３,
５６９号中に述べられているＦ２非エアロゾルフォーマーのような空気あるいは
ガス混合装置をつけられるかのどちらかの、包装あるいは容器から放出される時
泡を生成する組成物を意味する。 ここで用いられる“安定な泡”という句は、J. Phys.Chem.,４９巻、９３頁（
１９４５年）中に述べられ、そしてここに参照文献として引用されるMiles、Sch
edlouskyおよびRoss試験によって定義されるように、６０秒間常温に静置された
時約３０％より少ない泡の液化、望ましくは約２５％より少ない泡の液化、そし
て最も望ましくは約２０％より少ない泡の液化を起す泡を意味する。
【００１５】 本発明の組成物は望ましくは０.２％より少ない不溶性、無機塩の複合体を含 む。ここで無機塩の複合体の溶解度が常温および常圧（２５℃、１気圧）におい
て水中で０.５％より低い、ここで用いられる“不溶性、無機塩の複合体”の語 句は、限定はされないが粘土、ベントナイト、セラミック、カオリン、砥石粘土
、ポリ有機シリケート、カオリナイト、モンモリロナイト、アタパルジャイト、
イライト、ベントナイト、ハロイサイト、シリカ、アルミナ、泥およびポリホス
フェートを含む。 ここで用いられる“残留型”の句は、湿ったあるいは乾燥した状態で頭髪に適
用され、そして続く乾燥あるいは整髪の間頭髪上に残されるように意図された組
成物を意味する。本発明の組成物は望ましくは残留型組成物である。 本発明の組成物は約０.２％より少ない、望ましくは約０.１５％より少ない、
より望ましくは約０.１％より少ない化学的タンパク質修飾剤を含む。ここで用 いられる“化学的タンパク質修飾剤”の句は、頭髪中に形成している結合に酸化
的あるいは還元的変化をもたらすような方向で頭髪のタンパク質の化学結合構造
を変化させることが知られているいかなる化学物質をも意味する。限定はされな
いが、化学的タンパク質修飾剤の例はアンモニウムチオグリコレート、ジチオス
レイトール、１,３‐ジチオプロパノール、グリセリルモノチオグリコレート、 パーマンガネート、過酢酸、過酸化水素、チオ硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム
、ナトリウムビサルファイト、ナトリウムパーサルフェート、および水酸化ナト
リウムを含む。 ここで用いられる“水溶性”の語句は、水中で２５℃で物質の重量で０.５％ あるいはそれ以上の濃度で裸眼で充分に透明な溶液を形成する、水中で充分に可
溶性のいかなる物質をも表わす。反対に“水不溶性”の語句は、水中で２５℃で
不溶性物質の重量で約１.０％あるいはそれ以上の濃度で裸眼で充分に透明な溶 液を形成する、水中で充分に可溶性ではないいかなる物質をも表わす。
て水中で０.５％より低い、ここで用いられる“不溶性、無機塩の複合体”の語 句は、限定はされないが粘土、ベントナイト、セラミック、カオリン、砥石粘土
、ポリ有機シリケート、カオリナイト、モンモリロナイト、アタパルジャイト、
イライト、ベントナイト、ハロイサイト、シリカ、アルミナ、泥およびポリホス
フェートを含む。 ここで用いられる“残留型”の句は、湿ったあるいは乾燥した状態で頭髪に適
用され、そして続く乾燥あるいは整髪の間頭髪上に残されるように意図された組
成物を意味する。本発明の組成物は望ましくは残留型組成物である。 本発明の組成物は約０.２％より少ない、望ましくは約０.１５％より少ない、
より望ましくは約０.１％より少ない化学的タンパク質修飾剤を含む。ここで用 いられる“化学的タンパク質修飾剤”の句は、頭髪中に形成している結合に酸化
的あるいは還元的変化をもたらすような方向で頭髪のタンパク質の化学結合構造
を変化させることが知られているいかなる化学物質をも意味する。限定はされな
いが、化学的タンパク質修飾剤の例はアンモニウムチオグリコレート、ジチオス
レイトール、１,３‐ジチオプロパノール、グリセリルモノチオグリコレート、 パーマンガネート、過酢酸、過酸化水素、チオ硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム
、ナトリウムビサルファイト、ナトリウムパーサルフェート、および水酸化ナト
リウムを含む。 ここで用いられる“水溶性”の語句は、水中で２５℃で物質の重量で０.５％ あるいはそれ以上の濃度で裸眼で充分に透明な溶液を形成する、水中で充分に可
溶性のいかなる物質をも表わす。反対に“水不溶性”の語句は、水中で２５℃で
不溶性物質の重量で約１.０％あるいはそれ以上の濃度で裸眼で充分に透明な溶 液を形成する、水中で充分に可溶性ではないいかなる物質をも表わす。
【００１６】 本発明の組成物は望ましくは約８.５から約１２.０（cal/cm3）1/2の間の溶解
度パラメーターを持つ０.２％より少ないポリマーを含む。溶解度パラメーター はPolymer Handbook第３版（John Whiley and Sons、New York）、J. Brandrup およびE. H. Immergut、第VII章、519‐559頁に、凝集エネルギー密度の平方根 として定義され、そして物質の分子間の凝集力を述べている。溶解度パラメータ
ーは直接の測定、他の物理的特性との相関、あるいは間接的な計算によって測定
されてよい。ポリマーの溶解度パラメーターは引用された文献の５２４‐５２６
頁の２.３項に述べられているように置換基関与の間接的計算によって決定され ることができる。 それらの必須のおよび任意の成分を含む、本発明の人用ケア組成物はここで以
下に詳細に述べられる。
度パラメーターを持つ０.２％より少ないポリマーを含む。溶解度パラメーター はPolymer Handbook第３版（John Whiley and Sons、New York）、J. Brandrup およびE. H. Immergut、第VII章、519‐559頁に、凝集エネルギー密度の平方根 として定義され、そして物質の分子間の凝集力を述べている。溶解度パラメータ
ーは直接の測定、他の物理的特性との相関、あるいは間接的な計算によって測定
されてよい。ポリマーの溶解度パラメーターは引用された文献の５２４‐５２６
頁の２.３項に述べられているように置換基関与の間接的計算によって決定され ることができる。 それらの必須のおよび任意の成分を含む、本発明の人用ケア組成物はここで以
下に詳細に述べられる。
【００１７】 （必須の成分） 水溶性、非重合型無機物塩 本発明の人用ケア組成物の必須の成分は水溶性、非重合型無機物塩である摩擦
増強剤である。ここで用いられる“非重合型”の語句によって、繰り返さない残
基の単位（モノマー）からなる分子を含まない本発明の無機物塩が意味される。
理論によって限定はされないが、水溶性、非重合型無機物塩が可溶化されそして
生成した溶液が頭髪に適用される（そして乾燥される）時、水溶性塩は乾燥した
頭髪の表面に沈着し始め、頭髪の全体としての表面摩擦を増加させ、このように
して整髪の量感および豊かさを改良すると信じられている。適当な水溶性、非重
合型無機物塩は、天然あるいは合成された、無水および水和の型の１‐、２‐お
よび３価の無機塩そしてまた有機塩を含む。界面活性剤塩およびポリマー塩自身
は本電解質の定義中には含まれないが、しかし他の塩は含まれる。適当な陰イオ
ン型置換基は、限定はされないが、ハライド、カルボネート、ホスフェート、サ
ルフェート、ナイトレート、シトレート、マレート、グルコネート、ラクテート
、マレエート、サクシネートアセテート、ベンゾエート、フマレートおよび同様
のものを含む。このような陰イオン型置換基の対イオンは金属イオンでありそし
て限定はされないがマグネシウム、カルシウム、ナトリウム、カリウム、あるい
は他の１‐および２価の陽イオンであることができる。本発明の組成物中での使
用のための最も望ましい電解質はナトリウム、カリウムおよびマグネシウムサル
フェート；炭酸水素あるいは硫酸水素ナトリウムおよびカリウム；炭酸ナトリウ
ムおよびカリウム；ナトリウム、カリウム、マグネシウムおよびカルシウム一級
ホスフェートそしてまたナトリウムおよびカリウム二級ホスフェートを含む。こ
れらの塩は頭髪の摩擦を増加するそれらの役割に加えて、稠密化の目的あるいは
緩衝の目的として働くということが認識されている。水溶性、非重合型無機物塩
は望ましくは約０.５％から約５％、より望ましくは約０.７％から約４％、最も
望ましくは約１％から３％の濃度レベルで存在する。
増強剤である。ここで用いられる“非重合型”の語句によって、繰り返さない残
基の単位（モノマー）からなる分子を含まない本発明の無機物塩が意味される。
理論によって限定はされないが、水溶性、非重合型無機物塩が可溶化されそして
生成した溶液が頭髪に適用される（そして乾燥される）時、水溶性塩は乾燥した
頭髪の表面に沈着し始め、頭髪の全体としての表面摩擦を増加させ、このように
して整髪の量感および豊かさを改良すると信じられている。適当な水溶性、非重
合型無機物塩は、天然あるいは合成された、無水および水和の型の１‐、２‐お
よび３価の無機塩そしてまた有機塩を含む。界面活性剤塩およびポリマー塩自身
は本電解質の定義中には含まれないが、しかし他の塩は含まれる。適当な陰イオ
ン型置換基は、限定はされないが、ハライド、カルボネート、ホスフェート、サ
ルフェート、ナイトレート、シトレート、マレート、グルコネート、ラクテート
、マレエート、サクシネートアセテート、ベンゾエート、フマレートおよび同様
のものを含む。このような陰イオン型置換基の対イオンは金属イオンでありそし
て限定はされないがマグネシウム、カルシウム、ナトリウム、カリウム、あるい
は他の１‐および２価の陽イオンであることができる。本発明の組成物中での使
用のための最も望ましい電解質はナトリウム、カリウムおよびマグネシウムサル
フェート；炭酸水素あるいは硫酸水素ナトリウムおよびカリウム；炭酸ナトリウ
ムおよびカリウム；ナトリウム、カリウム、マグネシウムおよびカルシウム一級
ホスフェートそしてまたナトリウムおよびカリウム二級ホスフェートを含む。こ
れらの塩は頭髪の摩擦を増加するそれらの役割に加えて、稠密化の目的あるいは
緩衝の目的として働くということが認識されている。水溶性、非重合型無機物塩
は望ましくは約０.５％から約５％、より望ましくは約０.７％から約４％、最も
望ましくは約１％から３％の濃度レベルで存在する。
【００１８】 界面活性剤系 本発明の人用ケア組成物はまた必須の成分として非イオン型界面活性剤、両性
界面活性剤からなる界面活性剤系、およびポリオキシエチレンアルコールからな
る。望ましくは界面活性剤系の界面活性剤は水溶性界面活性剤である。“水溶性
界面活性剤”によって通常の条件で水に０.２重量パーセントで溶解する時、透 明な溶液を形成する界面活性剤物質が意味される。本発明の目的のために、“透
明な”という語句は形成された溶液が、組成物を通してみる限りにおいて少量の
濁りが存在してもよいけれども、可視光に対して事実上透明であるということを
意味することが意図されている。界面活性剤系は望ましくは約０.５％まで、よ り望ましくは約０.３％まで、最も望ましくは約０.２％までの濃度で存在する。
それに加えて、本発明の界面活性剤系は望ましくは約２：１から約５０：１、よ
り望ましくは約２：１から約２０：１、最も望ましくは約５：１から約１５：１
の界面活性剤系に対する無機物塩の比率で存在する。
界面活性剤からなる界面活性剤系、およびポリオキシエチレンアルコールからな
る。望ましくは界面活性剤系の界面活性剤は水溶性界面活性剤である。“水溶性
界面活性剤”によって通常の条件で水に０.２重量パーセントで溶解する時、透 明な溶液を形成する界面活性剤物質が意味される。本発明の目的のために、“透
明な”という語句は形成された溶液が、組成物を通してみる限りにおいて少量の
濁りが存在してもよいけれども、可視光に対して事実上透明であるということを
意味することが意図されている。界面活性剤系は望ましくは約０.５％まで、よ り望ましくは約０.３％まで、最も望ましくは約０.２％までの濃度で存在する。
それに加えて、本発明の界面活性剤系は望ましくは約２：１から約５０：１、よ
り望ましくは約２：１から約２０：１、最も望ましくは約５：１から約１５：１
の界面活性剤系に対する無機物塩の比率で存在する。
【００１９】 （陰イオン型界面活性剤） 本発明の界面活性剤系の必須の成分は少なくとも一種の陰イオン型界面活性剤
である。適当な陰イオン型界面活性剤は、その全体がここに参照文献として引用
されるが、米国特許第4,472,297号（Bolich Jr.等）中に述べられておりそして 更に“Surfactant Science Series: Anionic Surfactants”、第７巻、Warner M
. Linfield、Marcel Dekker編、New York（1976年）中に述べられている。適当 な陰イオン型界面活性剤の例は、限定はされないが、ナトリウムラウリルサルコ
シネート、ナトリウムラウリルサルフェート、アンモニウムラウリルサルフェー
ト、ナトリウムラウレスサルフェート、アンモニウムラウレスサルフェート、お
よびジナトリウムラウリルスルホサクシネートおよびそれらの混合物を含む。 望ましいクラスの陰イオン型界面活性剤はアルキルグリセリルエーテルスルホ
ネート界面活性剤（またここで“ＡＧＳ”界面活性剤として表わされる）、それ
らの誘導体およびそれらの塩を含む。これらのＡＧＳ界面活性剤はスルホネート
あるいはスルホネート塩基を含むアルキルグリセリルエーテルから由来する。こ
れらの化合物は一般的にまたスルホネート基を含むグリセロールのアルキルモノ
エーテルとして述べられることができる。 これらのＡＧＳ界面活性剤は一般的に以下の構造を形成するものとして述べら
れることができ：
である。適当な陰イオン型界面活性剤は、その全体がここに参照文献として引用
されるが、米国特許第4,472,297号（Bolich Jr.等）中に述べられておりそして 更に“Surfactant Science Series: Anionic Surfactants”、第７巻、Warner M
. Linfield、Marcel Dekker編、New York（1976年）中に述べられている。適当 な陰イオン型界面活性剤の例は、限定はされないが、ナトリウムラウリルサルコ
シネート、ナトリウムラウリルサルフェート、アンモニウムラウリルサルフェー
ト、ナトリウムラウレスサルフェート、アンモニウムラウレスサルフェート、お
よびジナトリウムラウリルスルホサクシネートおよびそれらの混合物を含む。 望ましいクラスの陰イオン型界面活性剤はアルキルグリセリルエーテルスルホ
ネート界面活性剤（またここで“ＡＧＳ”界面活性剤として表わされる）、それ
らの誘導体およびそれらの塩を含む。これらのＡＧＳ界面活性剤はスルホネート
あるいはスルホネート塩基を含むアルキルグリセリルエーテルから由来する。こ
れらの化合物は一般的にまたスルホネート基を含むグリセロールのアルキルモノ
エーテルとして述べられることができる。 これらのＡＧＳ界面活性剤は一般的に以下の構造を形成するものとして述べら
れることができ：
【００２０】
【化７】
【００２１】 ここでＲは約１０個から約１８個の炭素原子、望ましくは約１１個から約１６個
の炭素原子、そして最も望ましくは約１２個から約１４個の炭素原子を持つ飽和
あるいは不飽和直鎖、分岐鎖あるいは環状アルキル基であり、そしてＸはアンモ
ニウム；モノ‐アルキル置換アンモニウム；ジ‐アルキル置換アンモニウム；ト
リ‐アルキル置換アンモニウム；テトラ‐アルキル置換アンモニウム；アルカリ
金属；アルカリ性金属；およびそれらの混合物からなる群から選択される陽イオ
ンである。より望ましくは上の式でＲであるアルキル基は飽和および直鎖である
。 本発明中で有用なＡＧＳ界面活性剤は1961年4月11日にParran等へ発行された 米国特許第2,979,465号;1965年4月20日にEaton等へ発行された米国特許第3,179,
599号;1960年9月14日に公告された英国特許第848,224号;1958年3月5日に公告さ れた英国特許第791,415号;1994年6月21日にSchwartz等へ発行された米国特許第5
,322,643号;および1992年1月28日にFarris等へ発行された米国特許第5,084,212 号中により完全に述べられており、ここにそれらの全体が参照文献としてすべて
引用される。これらの参照文献はまた本発明のＡＧＳ界面活性剤が用いられるこ
とができる様々の洗浄用製品を開示している。上述の陰イオン型界面活性剤のい
ずれかの混合物が本発明の組成物中で用いられることができる。 界面活性剤系の陰イオン型界面活性剤は本発明の組成物中に組成物の重量で少
なくとも約０.００３％、望ましくは少なくとも約０.００７５％、そして最も望
ましくは少なくとも約０.０１％の濃度で存在する。
の炭素原子、そして最も望ましくは約１２個から約１４個の炭素原子を持つ飽和
あるいは不飽和直鎖、分岐鎖あるいは環状アルキル基であり、そしてＸはアンモ
ニウム；モノ‐アルキル置換アンモニウム；ジ‐アルキル置換アンモニウム；ト
リ‐アルキル置換アンモニウム；テトラ‐アルキル置換アンモニウム；アルカリ
金属；アルカリ性金属；およびそれらの混合物からなる群から選択される陽イオ
ンである。より望ましくは上の式でＲであるアルキル基は飽和および直鎖である
。 本発明中で有用なＡＧＳ界面活性剤は1961年4月11日にParran等へ発行された 米国特許第2,979,465号;1965年4月20日にEaton等へ発行された米国特許第3,179,
599号;1960年9月14日に公告された英国特許第848,224号;1958年3月5日に公告さ れた英国特許第791,415号;1994年6月21日にSchwartz等へ発行された米国特許第5
,322,643号;および1992年1月28日にFarris等へ発行された米国特許第5,084,212 号中により完全に述べられており、ここにそれらの全体が参照文献としてすべて
引用される。これらの参照文献はまた本発明のＡＧＳ界面活性剤が用いられるこ
とができる様々の洗浄用製品を開示している。上述の陰イオン型界面活性剤のい
ずれかの混合物が本発明の組成物中で用いられることができる。 界面活性剤系の陰イオン型界面活性剤は本発明の組成物中に組成物の重量で少
なくとも約０.００３％、望ましくは少なくとも約０.００７５％、そして最も望
ましくは少なくとも約０.０１％の濃度で存在する。
【００２２】 （両性界面活性剤） 本発明の界面活性剤のもうひとつの必須の成分は両性界面活性剤である。組成
物中での使用に適当な両性界面活性剤の例は米国特許第4,472,297号(先に参照文
献として引用された);米国特許第5,104,646号(Bolich Jr.等);および米国特許第
5,106,609号(Bolich Jr.等)中に述べられておりそして更にBernard R. Bluestei
n、Clifford L. Hilton、Marcel Dekkerにより編集された“Surfactant Science
Series: Amphoteric Surfactants”、第12巻、New York(1982年)中に述べられ ることができ、そのすべてがここにそれらの全体が参照文献として引用される。
上述の両性界面活性剤の混合物が使用されることができる。本発明の組成物中で
の使用のために望ましい両性界面活性剤はナトリウムラウロアンホアセテート、
およびアンモニウムココイルイセチオネートを含む。 時により両性イオン型界面活性剤として分類されるもうひとつの望ましいクラ
スの両性界面活性剤はベタインである。ここで有用なベタインの例はココアミド
プロピルベタインのような高級アルキルベタインを含む。いかなる両性界面活性
剤の混合物も本発明の組成物中で用いることができる。 界面活性剤系の両性界面活性剤は本発明の組成物中に組成物の重量で少なくと
も約０.００３％、望ましくは少なくとも約０.００７５％、そして最も望ましく
は少なくとも約０.０１％の濃度で存在する。
物中での使用に適当な両性界面活性剤の例は米国特許第4,472,297号(先に参照文
献として引用された);米国特許第5,104,646号(Bolich Jr.等);および米国特許第
5,106,609号(Bolich Jr.等)中に述べられておりそして更にBernard R. Bluestei
n、Clifford L. Hilton、Marcel Dekkerにより編集された“Surfactant Science
Series: Amphoteric Surfactants”、第12巻、New York(1982年)中に述べられ ることができ、そのすべてがここにそれらの全体が参照文献として引用される。
上述の両性界面活性剤の混合物が使用されることができる。本発明の組成物中で
の使用のために望ましい両性界面活性剤はナトリウムラウロアンホアセテート、
およびアンモニウムココイルイセチオネートを含む。 時により両性イオン型界面活性剤として分類されるもうひとつの望ましいクラ
スの両性界面活性剤はベタインである。ここで有用なベタインの例はココアミド
プロピルベタインのような高級アルキルベタインを含む。いかなる両性界面活性
剤の混合物も本発明の組成物中で用いることができる。 界面活性剤系の両性界面活性剤は本発明の組成物中に組成物の重量で少なくと
も約０.００３％、望ましくは少なくとも約０.００７５％、そして最も望ましく
は少なくとも約０.０１％の濃度で存在する。
【００２３】 （非イオン型界面活性剤） 本発明の界面活性剤系に対してまた必須のものは非イオン型界面活性剤である
。本発明の組成物中での使用のために適当な非イオン型界面活性剤は以下の群か
ら選択される式を持つもの：
。本発明の組成物中での使用のために適当な非イオン型界面活性剤は以下の群か
ら選択される式を持つもの：
【００２４】
【化８】
【００２５】 およびそれらの混合物であり、ここでＲは１０‐２４個の炭素原子を含む長鎖ア
ルキル基あるいはアルキル基の混合物であり；Ｘはフェニル、
ルキル基あるいはアルキル基の混合物であり；Ｘはフェニル、
【００２６】
【化９】
【００２７】 イオウあるいは無置換であり；Ｙは水素あるいはメチルであり；そしてｎは１か
ら２０、望ましくは２から１５、そして最も望ましくは２から１０の整数であり
；Ｘが無置換の時Ｒは
ら２０、望ましくは２から１５、そして最も望ましくは２から１０の整数であり
；Ｘが無置換の時Ｒは
【００２８】
【化１０】
【００２９】 に直接結合しており、そしてここでＲ1は約８個から約１８個の炭素原子のアル キル、アルケニルあるいはモノヒドロキシアルキル基、０から約１０個のエチレ
ンオキシド残基、そして０から約1個のグリセリル残基、そしてＲ2およびＲ3は 約1個から約３個の炭素原子そして０から約1個の水酸基を含み、例えば、メチル
、エチル、プロピル、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、あるいはヒドロキ
シプロピル基であり；ここでＺはＯ（酸素）に直接結合した窒素、リンあるいは
イオウである。式中の矢印は半極性結合の慣習的表示法である。
ンオキシド残基、そして０から約1個のグリセリル残基、そしてＲ2およびＲ3は 約1個から約３個の炭素原子そして０から約1個の水酸基を含み、例えば、メチル
、エチル、プロピル、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、あるいはヒドロキ
シプロピル基であり；ここでＺはＯ（酸素）に直接結合した窒素、リンあるいは
イオウである。式中の矢印は半極性結合の慣習的表示法である。
【００３０】 本発明中での使用のために適当な非イオン型界面活性剤は米国特許第４,４７ ２,２９７号（先に参照文献として引用された）中に述べられており、そして更 にMartin J. Schick、Marcel Dekkerにより編集された“Surfactant Science Se
ries: Nonionic Surfactants”、第１巻、New York（1966年）中に述べられてお
り、そのすべてがここにその全体が参照文献として引用される。上述のいかなる
非イオン型界面活性剤の混合物も本発明の組成物中で用いることができる。 本発明の組成物中での使用のために望ましいものはポリオキシアルキレンアル
コール界面活性剤、特にアルキルポリエチレングリコールエーテル、アルキルポ
リプロピレングリコールエーテル、アルキルポリエチレングリコールエステル、
およびアルキルポリプロピレングリコールエステルおよびそれらの混合物である
。ここでの使用のための適当な非イオン型界面活性剤の限定されない例はラウレ
ス‐４、セテアレス‐１０、ラウラミンオキシド、ジヒドロキシエチルラウラミ
ンオキシドおよびそれらの混合物を含む。界面活性剤系の非イオン型界面活性剤
は本発明の組成物中に組成物の重量で少なくとも約０.００３％、望ましくは少 なくとも約０.００７５％、そして最も望ましくは少なくとも約０.０１％の濃度
で存在する。 望ましくは、本発明の組成物は約１％より少ない、より望ましくは約０.１％ より少ない、そして最も望ましくは０.０１％より少ない陽イオン型界面活性剤 を含む。
ries: Nonionic Surfactants”、第１巻、New York（1966年）中に述べられてお
り、そのすべてがここにその全体が参照文献として引用される。上述のいかなる
非イオン型界面活性剤の混合物も本発明の組成物中で用いることができる。 本発明の組成物中での使用のために望ましいものはポリオキシアルキレンアル
コール界面活性剤、特にアルキルポリエチレングリコールエーテル、アルキルポ
リプロピレングリコールエーテル、アルキルポリエチレングリコールエステル、
およびアルキルポリプロピレングリコールエステルおよびそれらの混合物である
。ここでの使用のための適当な非イオン型界面活性剤の限定されない例はラウレ
ス‐４、セテアレス‐１０、ラウラミンオキシド、ジヒドロキシエチルラウラミ
ンオキシドおよびそれらの混合物を含む。界面活性剤系の非イオン型界面活性剤
は本発明の組成物中に組成物の重量で少なくとも約０.００３％、望ましくは少 なくとも約０.００７５％、そして最も望ましくは少なくとも約０.０１％の濃度
で存在する。 望ましくは、本発明の組成物は約１％より少ない、より望ましくは約０.１％ より少ない、そして最も望ましくは０.０１％より少ない陽イオン型界面活性剤 を含む。
【００３１】 水 本発明の人用ケア組成物は望ましくは重量で約５０％から約９９％、望ましく
は約７５％から約９８％、より望ましくは約８５％から約９８％の水からなる。
は約７５％から約９８％、より望ましくは約８５％から約９８％の水からなる。
【００３２】 （任意の成分） 親油性物質 本発明の組成物に対してまた有用なものは親油性物質である。“親油性物質”
の句は０.５％より低い、望ましくは約０.３％より低いそして最も望ましくは約
０.１％より低い水中での溶解度を持つ物質として定義される。 本発明中で有用な油は飽和および不飽和脂肪酸からなる天然および合成的に製
造された油の両方のものである。本発明の炭化水素油中に見出される飽和脂肪酸
はアジピン酸、カプリリン酸、カプチン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミ
チン酸、ステアリン酸、およびそれらの混合物からなる群から選択される。本発
明の油中に見出される不飽和脂肪酸はリノレイン酸、リノレン酸、リシノレイン
酸、オレイン酸、エライジン酸、エルシン酸、およびそれらの混合物からなる群
から選択される。ここで用いられる油は典型的に上の脂肪酸の混合物である。植
物のような天然の原料から由来する油は上に述べられた脂肪酸およびモノ‐、ジ
‐およびトリグリセリドの混合物を含む。これらの油はトウゴマ油、あるいはひ
まし油、菜種油、コーン油、カノラ油、ピーナッツ油、アボカド油、大豆油、ヤ
シ核油、ババス核油、ココナツ油、およびそれらの混合物を含む。より詳細な議
論そしてまた適当な脂肪酸誘導体油および炭化水素油の更なる例は米国特許第５
,５９３,６６２号（Deckner等）中に見出すことができ、ここにその全体が参照 文献として引用される。 望ましい親油性物質の例は、限定はされないが、香油、保存剤、油溶性ビタミ
ン、油溶性プロビタミン、および精油およびそれらの混合物、最も望ましくは保
存剤および香油およびそれらの混合物を含む。 本発明中で有用な保存剤の限定されない例は、ベンジルアルコール、およびメ
チルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベンおよびLiquaPar油（イソブチ
ルパラベン、イソプロピルパラベン、およびブチルパラベンの混合物）のような
パラベンである。
の句は０.５％より低い、望ましくは約０.３％より低いそして最も望ましくは約
０.１％より低い水中での溶解度を持つ物質として定義される。 本発明中で有用な油は飽和および不飽和脂肪酸からなる天然および合成的に製
造された油の両方のものである。本発明の炭化水素油中に見出される飽和脂肪酸
はアジピン酸、カプリリン酸、カプチン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミ
チン酸、ステアリン酸、およびそれらの混合物からなる群から選択される。本発
明の油中に見出される不飽和脂肪酸はリノレイン酸、リノレン酸、リシノレイン
酸、オレイン酸、エライジン酸、エルシン酸、およびそれらの混合物からなる群
から選択される。ここで用いられる油は典型的に上の脂肪酸の混合物である。植
物のような天然の原料から由来する油は上に述べられた脂肪酸およびモノ‐、ジ
‐およびトリグリセリドの混合物を含む。これらの油はトウゴマ油、あるいはひ
まし油、菜種油、コーン油、カノラ油、ピーナッツ油、アボカド油、大豆油、ヤ
シ核油、ババス核油、ココナツ油、およびそれらの混合物を含む。より詳細な議
論そしてまた適当な脂肪酸誘導体油および炭化水素油の更なる例は米国特許第５
,５９３,６６２号（Deckner等）中に見出すことができ、ここにその全体が参照 文献として引用される。 望ましい親油性物質の例は、限定はされないが、香油、保存剤、油溶性ビタミ
ン、油溶性プロビタミン、および精油およびそれらの混合物、最も望ましくは保
存剤および香油およびそれらの混合物を含む。 本発明中で有用な保存剤の限定されない例は、ベンジルアルコール、およびメ
チルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベンおよびLiquaPar油（イソブチ
ルパラベン、イソプロピルパラベン、およびブチルパラベンの混合物）のような
パラベンである。
【００３３】 ここで用いられる“香油”という語句はいかなる芳香性の物質あるいは悪臭中
和剤として働くいかなる物質をも意味する。一般的に、このような香油は常温で
の大気圧より大きい蒸気圧によって特徴付けられる。本発明中での使用のために
適当な香料は常温で液体の油であろう。アルデヒド、ケトン、エステルおよび同
様のもののような物質を含む広い種類の化学物質が香料としての用途のために知
られている。より一般的には、様々の化学成分の複雑な混合物からなる天然の植
物および動物油および浸出物が香料としての用途のために知られており、そして
このような物質がここで用いられることができる。本発明の組成物中での使用の
ために適当な香料は米国特許第5,676,584号（Angell等）中に述べられており、 そして更にS. Arctander、Perfume Flavors and Chemicals、第Ｉ巻および第Ｉ Ｉ巻、著者、Montclair. N. J.、およびMerck Index、第１２版、Merck & Co..
Inc. Rahway、N. J.中に開示されており、そのすべてがここにそれらの全体が参
照文献として引用される。 ビタミンＡ、ビタミンＤ、ビタミンＥ、ビタミンＫ、およびユビキノンのよう
な油溶性ビタミンの限定されない例は米国特許第５,４８９,３０３号（Saski等 ）中に見出すことができ、ここにその全体が参照文献として引用される。 本発明の親油性物質はまた精油を含む。適当な精油の例は米国特許第５,６６ ５,６８９号（Durbut）中に見出すことができ、ここにその全体が参照文献とし て引用される。 上の親油性物質の混合物もまた用いられてよい。本発明の親油性物質は望まし
くは約０.０５％から約０.５％、望ましくは約０.０５％から約０.３％、最も望
ましくは約０.０５％から約０.２％の濃度レベルで存在する。 理論によって限定されないが、本発明の組成物はここで用いられる時、親油性
物質の平均した、均一のそして安定な分布を提供する。ここで用いられる“安定
な”という語句は、本発明の組成物中に組みこまれた時、親油性物質が４５℃で
少なくとも1週間、望ましくは1ヶ月そして最も望ましくは３ヶ月貯蔵された時綿
状に固まったり相分離したりせずに、本発明の組成物全体に均一にそして均等に
分布あるいは分散されるということを意味する。
和剤として働くいかなる物質をも意味する。一般的に、このような香油は常温で
の大気圧より大きい蒸気圧によって特徴付けられる。本発明中での使用のために
適当な香料は常温で液体の油であろう。アルデヒド、ケトン、エステルおよび同
様のもののような物質を含む広い種類の化学物質が香料としての用途のために知
られている。より一般的には、様々の化学成分の複雑な混合物からなる天然の植
物および動物油および浸出物が香料としての用途のために知られており、そして
このような物質がここで用いられることができる。本発明の組成物中での使用の
ために適当な香料は米国特許第5,676,584号（Angell等）中に述べられており、 そして更にS. Arctander、Perfume Flavors and Chemicals、第Ｉ巻および第Ｉ Ｉ巻、著者、Montclair. N. J.、およびMerck Index、第１２版、Merck & Co..
Inc. Rahway、N. J.中に開示されており、そのすべてがここにそれらの全体が参
照文献として引用される。 ビタミンＡ、ビタミンＤ、ビタミンＥ、ビタミンＫ、およびユビキノンのよう
な油溶性ビタミンの限定されない例は米国特許第５,４８９,３０３号（Saski等 ）中に見出すことができ、ここにその全体が参照文献として引用される。 本発明の親油性物質はまた精油を含む。適当な精油の例は米国特許第５,６６ ５,６８９号（Durbut）中に見出すことができ、ここにその全体が参照文献とし て引用される。 上の親油性物質の混合物もまた用いられてよい。本発明の親油性物質は望まし
くは約０.０５％から約０.５％、望ましくは約０.０５％から約０.３％、最も望
ましくは約０.０５％から約０.２％の濃度レベルで存在する。 理論によって限定されないが、本発明の組成物はここで用いられる時、親油性
物質の平均した、均一のそして安定な分布を提供する。ここで用いられる“安定
な”という語句は、本発明の組成物中に組みこまれた時、親油性物質が４５℃で
少なくとも1週間、望ましくは1ヶ月そして最も望ましくは３ヶ月貯蔵された時綿
状に固まったり相分離したりせずに、本発明の組成物全体に均一にそして均等に
分布あるいは分散されるということを意味する。
【００３４】 追加の摩擦増強剤 本発明の人用ケア組成物は望ましくは比較的少量の通常の摩擦増強剤を含む。
ここで用いられる“摩擦増強剤”という語句は以下に記述されるＫＥＳ‐ＳＥ摩
擦試験法により測定された時、水で処理された頭髪に対して、有意に頭髪の摩擦
を増加する傾向のある薬剤を意味する。上で記述された水溶性、非重合型無機物
以外のこのような摩擦増強剤の例は、限定はされないが、天然ポリマーおよびポ
リビニルピロリドン／酢酸ビニル、ポリクォータニウム‐１１、ポリクォータニ
ウム‐４、ポリビニルメタアクリレート／メタアクリレートコポリマーのブチル
エステルのような合成ポリマーおよびレジン；ベントナイト、セラミック、カオ
リン、砥石粘土、ポリ有機シリケート、カオリナイト、モンモリロナイト、アタ
パルジャイト、イライト、ベントナイト、ハロイサイト、シリカ、アルミナ、泥
のような無機粘土；炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、シュウ酸カルシウム、
ポリホスフェートのような水不溶性無機物；おがくず；植物ポリサッカライド；
および甲殻類の殻を含む。望ましくは追加の摩擦増強剤は組成物の重量で約２％
より低い、より望ましくは約１.５％の濃度レベルで存在する。
ここで用いられる“摩擦増強剤”という語句は以下に記述されるＫＥＳ‐ＳＥ摩
擦試験法により測定された時、水で処理された頭髪に対して、有意に頭髪の摩擦
を増加する傾向のある薬剤を意味する。上で記述された水溶性、非重合型無機物
以外のこのような摩擦増強剤の例は、限定はされないが、天然ポリマーおよびポ
リビニルピロリドン／酢酸ビニル、ポリクォータニウム‐１１、ポリクォータニ
ウム‐４、ポリビニルメタアクリレート／メタアクリレートコポリマーのブチル
エステルのような合成ポリマーおよびレジン；ベントナイト、セラミック、カオ
リン、砥石粘土、ポリ有機シリケート、カオリナイト、モンモリロナイト、アタ
パルジャイト、イライト、ベントナイト、ハロイサイト、シリカ、アルミナ、泥
のような無機粘土；炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、シュウ酸カルシウム、
ポリホスフェートのような水不溶性無機物；おがくず；植物ポリサッカライド；
および甲殻類の殻を含む。望ましくは追加の摩擦増強剤は組成物の重量で約２％
より低い、より望ましくは約１.５％の濃度レベルで存在する。
【００３５】 頭髪摩擦指数試験 本発明の人用ケア組成物は望ましくはＫＥＳ‐ＳＥ摩擦試験法により測定され
た時少なくとも約１.０７、望ましくは１.１０、最も望ましくは１.１５の頭髪 摩擦指数を持つ。 ＫＥＳ‐ＳＥ摩擦試験法は平らなヘアピースの表面の摩擦力を評価する。これ
は摩擦装置、ＫＥＳ‐ＳＥモデル（Kato Tech Ltd.、京都、日本）の使用により
なされる。補正、装置の操作および装置の点検に対する特定の指示は製造元によ
り提供され、そして当業界で一般によく知られている。頭髪摩擦指数は以下のよ
うにして決定される。 多孔度＝Ｃを持つ、２５ｍｍの直径の円形のガラスのフリットが検知器のプロ
ーブに付けられる。フリットを持つプローブが０.０１グラムの精度で計られる 。ガラスのフリットを持つプローブの重量は約２２グラムである。コントロール
群は８グラムの頭髪からなる４個のヘアピースからなるように用意される。それ
ぞれのヘアピースは次いで水で処理される。コントロール群のヘアピースの水処
理は1分間あたり１.５立方フィートの流速で流れる水道水を用いて前もって濡ら
し、シャンプーし、そして洗い流すことからなる。温水（＝４０℃）が処理の過
程を通して用いられる。ヘアピースは水吸収性、不織紙物質で拭って乾燥される
。ヘアピース1グラムあたり約０.1グラムの水がそれぞれのヘアピースに均一に 適用されそして頭髪中に揉み込まれる。ヘアピースは温風（＝５５℃）送風機を
用いて乾燥され、そして約４分間もつれを除くために櫛を通される。処理された
ヘアピースが乾燥された後、ヘアピースは２時間より短くなくそして４時間より
長くなく２１℃の一定の温度環境および４０％ＲＨの一定の湿度の一定の湿度含
量で平衡にされる。プローブは水で処理されたそれぞれのヘアピースの長さに沿
ってヘアピースの根元からヘアピースの先端まで縦に引かれる。プローブ（およ
びフリット）はアルコールあるいは他の非残留性溶媒を用いて各測定前に洗浄お
よび乾燥され、そしてゼロがシステムの完璧性を試験するため補正される。ＫＥ
Ｓ‐ＳＥ装置の電位差計からの電圧の読み出しはそれぞれのヘアピースに対して
（製造元により）前もって設定された間隔で記録される。電圧の読み出しは次い
で方程式１.１を用いて摩擦値に変換される：
た時少なくとも約１.０７、望ましくは１.１０、最も望ましくは１.１５の頭髪 摩擦指数を持つ。 ＫＥＳ‐ＳＥ摩擦試験法は平らなヘアピースの表面の摩擦力を評価する。これ
は摩擦装置、ＫＥＳ‐ＳＥモデル（Kato Tech Ltd.、京都、日本）の使用により
なされる。補正、装置の操作および装置の点検に対する特定の指示は製造元によ
り提供され、そして当業界で一般によく知られている。頭髪摩擦指数は以下のよ
うにして決定される。 多孔度＝Ｃを持つ、２５ｍｍの直径の円形のガラスのフリットが検知器のプロ
ーブに付けられる。フリットを持つプローブが０.０１グラムの精度で計られる 。ガラスのフリットを持つプローブの重量は約２２グラムである。コントロール
群は８グラムの頭髪からなる４個のヘアピースからなるように用意される。それ
ぞれのヘアピースは次いで水で処理される。コントロール群のヘアピースの水処
理は1分間あたり１.５立方フィートの流速で流れる水道水を用いて前もって濡ら
し、シャンプーし、そして洗い流すことからなる。温水（＝４０℃）が処理の過
程を通して用いられる。ヘアピースは水吸収性、不織紙物質で拭って乾燥される
。ヘアピース1グラムあたり約０.1グラムの水がそれぞれのヘアピースに均一に 適用されそして頭髪中に揉み込まれる。ヘアピースは温風（＝５５℃）送風機を
用いて乾燥され、そして約４分間もつれを除くために櫛を通される。処理された
ヘアピースが乾燥された後、ヘアピースは２時間より短くなくそして４時間より
長くなく２１℃の一定の温度環境および４０％ＲＨの一定の湿度の一定の湿度含
量で平衡にされる。プローブは水で処理されたそれぞれのヘアピースの長さに沿
ってヘアピースの根元からヘアピースの先端まで縦に引かれる。プローブ（およ
びフリット）はアルコールあるいは他の非残留性溶媒を用いて各測定前に洗浄お
よび乾燥され、そしてゼロがシステムの完璧性を試験するため補正される。ＫＥ
Ｓ‐ＳＥ装置の電位差計からの電圧の読み出しはそれぞれのヘアピースに対して
（製造元により）前もって設定された間隔で記録される。電圧の読み出しは次い
で方程式１.１を用いて摩擦値に変換される：
【００３６】 摩擦＝［電圧×５］／［プローブの重量（ｇ）］ 方程式１.１ 摩擦値はコントロール群のそれぞれのヘアピースに対して決定される。 次いで、摩擦データが試験群に対して集められる。試験群は検体で処理された
８グラムの頭髪からなる４個のヘアピースからなる。試験群のヘアピースのそれ
ぞれは上で記述されたように前もって濡らし、シャンプーし、そして洗い流され
る。ヘアピース1グラムあたり約０.１グラムの検体が次いでそれぞれのヘアピー
スに均一に適用されそして頭髪中に揉み込まれる。ヘアピースは温風（＝５５℃
）送風機を用いて乾燥され、そして約４分間もつれを除くために櫛を通され、そ
して次いでヘアピースは２時間より短くなくそして４時間より長くなく２１℃の
一定の温度環境および４０％ＲＨの一定の湿度の一定の湿度含量で平衡にされる
。試験群のヘアピースのそれぞれに対する摩擦値は次いで上で記述された摩擦測
定法および方程式１.１を用いて決定される。 摩擦指数はコントロール群の４個のヘアピースの平均摩擦の読み取りと試験群
の４個のヘアピースの平均の読み取りを方程式１.２を用いて比較することによ り決定される。
８グラムの頭髪からなる４個のヘアピースからなる。試験群のヘアピースのそれ
ぞれは上で記述されたように前もって濡らし、シャンプーし、そして洗い流され
る。ヘアピース1グラムあたり約０.１グラムの検体が次いでそれぞれのヘアピー
スに均一に適用されそして頭髪中に揉み込まれる。ヘアピースは温風（＝５５℃
）送風機を用いて乾燥され、そして約４分間もつれを除くために櫛を通され、そ
して次いでヘアピースは２時間より短くなくそして４時間より長くなく２１℃の
一定の温度環境および４０％ＲＨの一定の湿度の一定の湿度含量で平衡にされる
。試験群のヘアピースのそれぞれに対する摩擦値は次いで上で記述された摩擦測
定法および方程式１.１を用いて決定される。 摩擦指数はコントロール群の４個のヘアピースの平均摩擦の読み取りと試験群
の４個のヘアピースの平均の読み取りを方程式１.２を用いて比較することによ り決定される。
【００３７】 摩擦指数＝摩擦平均（試験群）／摩擦平均（コントロール群） 方程式１.２ 統計的有意差は２つのサンプルのＴ‐検定を用いるコントロール群の４個のヘア
ピースの平均および分散と試験群の４個のヘアピースの平均および分散を比較す
ることにより９０％の信頼レベル（ｐ≦０.１０）で決定される。開示された摩 擦試験法のより詳細な議論は“Methods for the Measurement of the Mechanica
l Properties of Tissue Paper”、R. S. Ampuski、Int. Paper Phys. Conf.、1
9‐30頁(1991年)中に見出される。
ピースの平均および分散と試験群の４個のヘアピースの平均および分散を比較す
ることにより９０％の信頼レベル（ｐ≦０.１０）で決定される。開示された摩 擦試験法のより詳細な議論は“Methods for the Measurement of the Mechanica
l Properties of Tissue Paper”、R. S. Ampuski、Int. Paper Phys. Conf.、1
9‐30頁(1991年)中に見出される。
【００３８】 稠密化剤 本発明の人用ケア組成物はまた稠密剤あるいは稠密化剤からなってもよい。こ
のような稠密化剤は典型的には陽イオン型、非イオン型、陰イオン型および両性
ポリマーからなる。稠密化剤は望ましくは組成物の重量で約２％より低い、より
望ましくは約０.０５％から約１.５％のレベルで存在する。 ここで稠密化剤としての使用のために適当なポリマーは、水相に可溶あるいは
コロイド状に分散可能ないかなるポリマーをも含む（もし水が水相中の唯一の溶
媒であるなら、ポリマーは水に可溶あるいは分散可能でなければならず；もしエ
タノールのような任意の共溶媒が存在するなら、ポリマーは合わせた溶媒系に可
溶あるいは分散可能であるべきである）。溶解性／分散性は温度および気圧の通
常の条件（２５℃、1気圧）において決定される。本発明の組成物中での使用の ためのポリマーは陽イオン型、陰イオン型、非イオン型および両性レジンを含む
。本発明中で有用な重合型稠密剤は、ここに参照文献として引用されるが、米国
特許第5,100,658号(Bolich, Jr.等)中に述べられている。 望ましい稠密化ポリマーの限定されない例はUcare Polymer LRの商品名のポリ
クォータニウム‐１０（ヒドロキシエチルセルロースヒドロキシプロピルトリメ
チルアンモニウムクロライドエーテル）、グアガム、ロクストビーンガム、カラ
ゲナンおよびキサンタンガム、ナトリウムアルギネート、ナトリウムカラゲナン
、アカシア、ガティおよびトラガントの植物抽出物、プロピレングリコールアル
ギネート、およびカルボキシメチルセルロースを含む天然および誘導化されたポ
リサッカライドおよびそれらの混合物を含む。
のような稠密化剤は典型的には陽イオン型、非イオン型、陰イオン型および両性
ポリマーからなる。稠密化剤は望ましくは組成物の重量で約２％より低い、より
望ましくは約０.０５％から約１.５％のレベルで存在する。 ここで稠密化剤としての使用のために適当なポリマーは、水相に可溶あるいは
コロイド状に分散可能ないかなるポリマーをも含む（もし水が水相中の唯一の溶
媒であるなら、ポリマーは水に可溶あるいは分散可能でなければならず；もしエ
タノールのような任意の共溶媒が存在するなら、ポリマーは合わせた溶媒系に可
溶あるいは分散可能であるべきである）。溶解性／分散性は温度および気圧の通
常の条件（２５℃、1気圧）において決定される。本発明の組成物中での使用の ためのポリマーは陽イオン型、陰イオン型、非イオン型および両性レジンを含む
。本発明中で有用な重合型稠密剤は、ここに参照文献として引用されるが、米国
特許第5,100,658号(Bolich, Jr.等)中に述べられている。 望ましい稠密化ポリマーの限定されない例はUcare Polymer LRの商品名のポリ
クォータニウム‐１０（ヒドロキシエチルセルロースヒドロキシプロピルトリメ
チルアンモニウムクロライドエーテル）、グアガム、ロクストビーンガム、カラ
ゲナンおよびキサンタンガム、ナトリウムアルギネート、ナトリウムカラゲナン
、アカシア、ガティおよびトラガントの植物抽出物、プロピレングリコールアル
ギネート、およびカルボキシメチルセルロースを含む天然および誘導化されたポ
リサッカライドおよびそれらの混合物を含む。
【００３９】 噴射剤 本発明中で使用される時噴射剤は残りの成分、包装、および製品が使用のため
にどのようにデザインされているか（正置あるいは逆さに置く）のような変化す
るものによって選択される。 本発明のフォーム組成物中に含まれる時、噴射剤は望ましくは全組成物の０‐
６０％、より望ましくは０‐３０％のレベルで含まれる。噴射剤が用いられない
場合、フォーム組成物は通常空気あるいはガス混合装置を持つ包装に入れて供給
される。 本発明中で有用な噴射剤の限定されない例は以下のものである：ジフロロエタ
ン１５２ａ（DuPontにより供給される）のようなフロロ炭化水素、ジメチルエー
テル、およびプロパン、イソ‐ブタン、ｎ‐ブタンのような炭化水素、およびＬ
ＰＧ（液化石油ガス）のような炭化水素の混合物そしてまた空気、窒素、アルゴ
ンおよび同様のもの。
にどのようにデザインされているか（正置あるいは逆さに置く）のような変化す
るものによって選択される。 本発明のフォーム組成物中に含まれる時、噴射剤は望ましくは全組成物の０‐
６０％、より望ましくは０‐３０％のレベルで含まれる。噴射剤が用いられない
場合、フォーム組成物は通常空気あるいはガス混合装置を持つ包装に入れて供給
される。 本発明中で有用な噴射剤の限定されない例は以下のものである：ジフロロエタ
ン１５２ａ（DuPontにより供給される）のようなフロロ炭化水素、ジメチルエー
テル、およびプロパン、イソ‐ブタン、ｎ‐ブタンのような炭化水素、およびＬ
ＰＧ（液化石油ガス）のような炭化水素の混合物そしてまた空気、窒素、アルゴ
ンおよび同様のもの。
【００４０】 薬剤活性剤 本発明の組成物、特に局所用スキンケア組成物は安全で効果的な量の薬剤活性
剤からなることができる。ここで用いられる“安全で効果的な量”という句は処
置される状態を顕著にあるいは有効に変化させるために充分多く、しかし確実な
医学的な判定の範囲内で重大な副作用を避けるために充分少ない（妥当な利点／
危険度の比で）活性剤の量を意味する。安全で効果的な薬剤活性剤の量は、特定
の活性物、皮膚を通して活性物を浸透させる組成物の能力、適用される組成物の
量、処置される特定の状態、処置される患者の年齢および身体の状態、症状の重
篤度、処置の期間、同時に行われている治療の性質、および同様の要素によって
変化するであろう。 本発明の組成物中で用いられることのできる薬剤活性剤は望ましくは組成物の
重量で約０.１％から約２０％、より望ましくは約０.１％から約１０％、そして
最も望ましくは約０.１％から約５％からなる。薬剤活性剤の混合物もまた用い られてよい。 有用な薬剤活性剤は、抗にきび活性剤、鎮痛活性剤、鎮痒活性剤、麻酔活性剤
、抗菌活性剤、日光遮断活性剤、日焼け剤、皮膚漂白活性剤、抗フケ活性剤、制
汗活性剤、消臭活性剤およびそれらの混合物を含む。 本発明中で有用な薬剤活性剤の限定されない例は、ここにその全体が参照文献
として引用されるが、米国特許第5,622,694号(Torgerson等)中に見出すことがで
きる。
剤からなることができる。ここで用いられる“安全で効果的な量”という句は処
置される状態を顕著にあるいは有効に変化させるために充分多く、しかし確実な
医学的な判定の範囲内で重大な副作用を避けるために充分少ない（妥当な利点／
危険度の比で）活性剤の量を意味する。安全で効果的な薬剤活性剤の量は、特定
の活性物、皮膚を通して活性物を浸透させる組成物の能力、適用される組成物の
量、処置される特定の状態、処置される患者の年齢および身体の状態、症状の重
篤度、処置の期間、同時に行われている治療の性質、および同様の要素によって
変化するであろう。 本発明の組成物中で用いられることのできる薬剤活性剤は望ましくは組成物の
重量で約０.１％から約２０％、より望ましくは約０.１％から約１０％、そして
最も望ましくは約０.１％から約５％からなる。薬剤活性剤の混合物もまた用い られてよい。 有用な薬剤活性剤は、抗にきび活性剤、鎮痛活性剤、鎮痒活性剤、麻酔活性剤
、抗菌活性剤、日光遮断活性剤、日焼け剤、皮膚漂白活性剤、抗フケ活性剤、制
汗活性剤、消臭活性剤およびそれらの混合物を含む。 本発明中で有用な薬剤活性剤の限定されない例は、ここにその全体が参照文献
として引用されるが、米国特許第5,622,694号(Torgerson等)中に見出すことがで
きる。
【００４１】 他の有用な活性剤は制汗活性剤を含む。ここでの使用のために適当なものは制
汗活性を持ついかなる化合物、組成物、あるいはそれらの混合物からなるもので
ある。収斂剤の金属塩はここでの使用のために望ましい制汗物質であり、特にア
ルミニウム、ジルコニウムおよび亜鉛の無機および有機塩そしてまたそれらの混
合物である。特に望ましいものは、アルミニウムハライド、アルミニウムヒドロ
キシハライド、ジルコニルオキシドハライド、ジルコニルヒドロキシハライド、
およびそれらの混合物のようなアルミニウムおよびジルコニウム塩である。 それに加えて、静菌剤の型での消臭活性剤が本組成物中に取り入れられてよい
。適当な消臭静菌剤は２,２’‐メチレンビス（３,４,６‐トリクロロフェノー ル）、２,４,４’‐トリクロロ‐２’‐ヒドロキシ（ジフェニルエーテル）、フ
ェノールスルホネート亜鉛、２,２’‐チオビス（４,６‐ジクロロフェノール）
、ｐ‐クロロ‐ｍ‐キシレノール、ジクロロ‐ｍ‐キシレノールおよび同様のも
のを含む。最も望ましいものは２,４,４’‐トリクロロ‐２’‐ヒドロキシ（ジ
フェニルエーテル）であり、それは総称的にトリクロサンとして知られておりそ
してIrgasan DP-300登録ＴＭの商標でCiba-Geigy Corporationから入手可能であ
る。トリクロサンが用いられる時にはそれは組成物の重量で約０.０５％から約 ０.９％、望ましくは約０.１％から約０.５％の範囲で存在するであろう。他の 型の静菌剤はナトリウムＮ‐ラウロイルサルコシン、ナトリウムＮ‐パルミトイ
ルサルコシン、ラウロイルサルコシン、Ｎ‐ミリストイルグリシン、カリウムＮ
‐ラウロイルサルコシンおよびアルミニウムクロロヒドロキシラクテート（Rehe
is Chemical CompanyによりChloracelの商標で販売されている）を含む。
汗活性を持ついかなる化合物、組成物、あるいはそれらの混合物からなるもので
ある。収斂剤の金属塩はここでの使用のために望ましい制汗物質であり、特にア
ルミニウム、ジルコニウムおよび亜鉛の無機および有機塩そしてまたそれらの混
合物である。特に望ましいものは、アルミニウムハライド、アルミニウムヒドロ
キシハライド、ジルコニルオキシドハライド、ジルコニルヒドロキシハライド、
およびそれらの混合物のようなアルミニウムおよびジルコニウム塩である。 それに加えて、静菌剤の型での消臭活性剤が本組成物中に取り入れられてよい
。適当な消臭静菌剤は２,２’‐メチレンビス（３,４,６‐トリクロロフェノー ル）、２,４,４’‐トリクロロ‐２’‐ヒドロキシ（ジフェニルエーテル）、フ
ェノールスルホネート亜鉛、２,２’‐チオビス（４,６‐ジクロロフェノール）
、ｐ‐クロロ‐ｍ‐キシレノール、ジクロロ‐ｍ‐キシレノールおよび同様のも
のを含む。最も望ましいものは２,４,４’‐トリクロロ‐２’‐ヒドロキシ（ジ
フェニルエーテル）であり、それは総称的にトリクロサンとして知られておりそ
してIrgasan DP-300登録ＴＭの商標でCiba-Geigy Corporationから入手可能であ
る。トリクロサンが用いられる時にはそれは組成物の重量で約０.０５％から約 ０.９％、望ましくは約０.１％から約０.５％の範囲で存在するであろう。他の 型の静菌剤はナトリウムＮ‐ラウロイルサルコシン、ナトリウムＮ‐パルミトイ
ルサルコシン、ラウロイルサルコシン、Ｎ‐ミリストイルグリシン、カリウムＮ
‐ラウロイルサルコシンおよびアルミニウムクロロヒドロキシラクテート（Rehe
is Chemical CompanyによりChloracelの商標で販売されている）を含む。
【００４２】 他の任意の成分 本発明の人用ケア組成物は更に、任意の成分がここに述べられた必須の成分と
物理的および化学的に相溶性であり、あるいは製品の安定性、外観あるいは性能
を著しく損なわない限りにおいては、シャンプー、コンディショニング、整髪お
よび他の人用洗浄組成物中での使用のために知られている一種あるいはそれ以上
の任意の成分からなってよい。このような任意の成分の濃度は典型的に人用ケア
組成物の重量で約０.００１％から約５％、あるいはより望ましくは人用ケア組 成物の重量で約０.０１％から約３％の範囲である。 任意の成分はＤＭＤＭヒダントイン（ジメチロールジメチルヒダントイン）、
Dowicil 200（１‐シス‐３‐クロロアリル‐３‐５‐７‐トリアザ）、Kathon
CG（メチルクロロ‐イソチアゾリノンおよびメチルイソチアゾリノンの混合物）
、イミダゾリジニル尿素、安息香酸ナトリウム、フェノキシエタノール、ＥＤＴ
Ａおよびその塩；静電防止剤；ポリクォータニウム‐１０のような陽イオン型コ
ンディショニングポリマー；染料；有機溶媒あるいは稀釈剤；保湿油（ポリイソ
ブチレン、鉱油、ペトロラタムおよびイソセチルステアリルステアレートのよう
なもの）；真珠光沢剤；起泡剤；殺シラミ剤；ｐＨ調節剤；タンパク質；抗酸化
剤；キレート化剤および金属イオン補足剤；着色剤；皮膚感覚剤；収斂剤；皮膚
潤滑剤；皮膚癒合剤および同様のもののような水溶性保存剤を含み；これらの成
分の限定されない例はパンテノールおよび誘導体（例えば、エチルパンテノール
）、パントテン酸およびその誘導体；フィタントリオール；メンチルラクテート
、アメリカマンサク蒸留物；アラントイン；ビサバロール；グリシルリジン酸ジ
カリウムおよび同様のもの；懸濁剤；他の植物および植物性抽出液；水溶性ビタ
ミン；および粘度調節剤を含む。この任意の成分のリストは独占的なものとして
意図されてはおらず、そして他の任意の成分も用いられることができる。 本発明の人用ケア組成物は清潔な頭髪および頭皮の外観を提供する手段として
も有用であるということがまた見出されている。頭皮により生成される皮脂およ
び油は頭髪を汚れた、固まった、そして油っぽい外観にする可能性がある。理論
によって限定されないが、本発明の人用ケア組成物は皮脂および他の汚れ物質を
再び拡げ、改良された頭皮の湿潤化と共により清潔に見える頭髪の視覚的な感覚
を提供するために充分な量の界面活性剤および無機物を供給する。 本発明の組成物は本来、シェービングクリーム、ムース、脱毛剤および同様の
もののような人用ケア組成物としての使用のために意図されているが。当業界は
本発明の組成物の硬い表面の洗浄剤（例えば、浴室および床洗浄剤）のような分
野あるいはフォーム組成物が有用であるような他のいかなる分野での使用もまた
見出されるであろうということを速やかに認識するであろう。
物理的および化学的に相溶性であり、あるいは製品の安定性、外観あるいは性能
を著しく損なわない限りにおいては、シャンプー、コンディショニング、整髪お
よび他の人用洗浄組成物中での使用のために知られている一種あるいはそれ以上
の任意の成分からなってよい。このような任意の成分の濃度は典型的に人用ケア
組成物の重量で約０.００１％から約５％、あるいはより望ましくは人用ケア組 成物の重量で約０.０１％から約３％の範囲である。 任意の成分はＤＭＤＭヒダントイン（ジメチロールジメチルヒダントイン）、
Dowicil 200（１‐シス‐３‐クロロアリル‐３‐５‐７‐トリアザ）、Kathon
CG（メチルクロロ‐イソチアゾリノンおよびメチルイソチアゾリノンの混合物）
、イミダゾリジニル尿素、安息香酸ナトリウム、フェノキシエタノール、ＥＤＴ
Ａおよびその塩；静電防止剤；ポリクォータニウム‐１０のような陽イオン型コ
ンディショニングポリマー；染料；有機溶媒あるいは稀釈剤；保湿油（ポリイソ
ブチレン、鉱油、ペトロラタムおよびイソセチルステアリルステアレートのよう
なもの）；真珠光沢剤；起泡剤；殺シラミ剤；ｐＨ調節剤；タンパク質；抗酸化
剤；キレート化剤および金属イオン補足剤；着色剤；皮膚感覚剤；収斂剤；皮膚
潤滑剤；皮膚癒合剤および同様のもののような水溶性保存剤を含み；これらの成
分の限定されない例はパンテノールおよび誘導体（例えば、エチルパンテノール
）、パントテン酸およびその誘導体；フィタントリオール；メンチルラクテート
、アメリカマンサク蒸留物；アラントイン；ビサバロール；グリシルリジン酸ジ
カリウムおよび同様のもの；懸濁剤；他の植物および植物性抽出液；水溶性ビタ
ミン；および粘度調節剤を含む。この任意の成分のリストは独占的なものとして
意図されてはおらず、そして他の任意の成分も用いられることができる。 本発明の人用ケア組成物は清潔な頭髪および頭皮の外観を提供する手段として
も有用であるということがまた見出されている。頭皮により生成される皮脂およ
び油は頭髪を汚れた、固まった、そして油っぽい外観にする可能性がある。理論
によって限定されないが、本発明の人用ケア組成物は皮脂および他の汚れ物質を
再び拡げ、改良された頭皮の湿潤化と共により清潔に見える頭髪の視覚的な感覚
を提供するために充分な量の界面活性剤および無機物を供給する。 本発明の組成物は本来、シェービングクリーム、ムース、脱毛剤および同様の
もののような人用ケア組成物としての使用のために意図されているが。当業界は
本発明の組成物の硬い表面の洗浄剤（例えば、浴室および床洗浄剤）のような分
野あるいはフォーム組成物が有用であるような他のいかなる分野での使用もまた
見出されるであろうということを速やかに認識するであろう。
【００４３】 （製造の方法） 本発明の人用ケアフォーム組成物は一般にすべての成分を一緒に低剪断力混合
法を用いて単純に混合することによって製造されることができる。稠密化剤を用
いる組成物においては、他の成分および組成物の水溶性塩の添加の前に稠密化剤
を最初に水中に可溶化することが有益である。
法を用いて単純に混合することによって製造されることができる。稠密化剤を用
いる組成物においては、他の成分および組成物の水溶性塩の添加の前に稠密化剤
を最初に水中に可溶化することが有益である。
【００４４】 （使用の方法） 本発明の人用ケアフォーム組成物は頭髪あるいは皮膚への人用ケア製品の適用
のための従来の方法で用いられる。頭髪あるいは皮膚を処理するための組成物の
効果的な量が望ましくは水で濡らされた頭髪あるいは皮膚に適用され、そして次
いで組成物を頭髪あるいは皮膚上に乾燥するために残すかあるいは温風乾燥装置
あるいは加熱した用具を用いる乾燥過程に付される。このような効果的な量は一
般に約０.５gから約５０g、望ましくは約１gから約２０gの範囲である。頭髪あ るいは皮膚への適用は、典型的に頭髪あるいは皮膚を組成物に接触させることお
よび頭髪中あるいは皮膚上に、あるいは特に効果が最も望まれるところに組成物
を作用させることを含む。 頭髪あるいは皮膚を処理する方法は以下の過程からなり： ａ）頭髪あるいは皮膚を水で濡らす、ｂ）効果的な量の人用ケア組成物を頭髪あ
るいは皮膚へ適用する、およびｃ）組成物を頭髪あるいは皮膚で自然に乾燥する
かあるいは温風装置で乾燥するかで、頭髪あるいは皮膚上で乾燥させる。 その親水性の性質を考慮すれば、本発明の人用ケア組成物は水によって容易に
そして速やかに除かれる。
のための従来の方法で用いられる。頭髪あるいは皮膚を処理するための組成物の
効果的な量が望ましくは水で濡らされた頭髪あるいは皮膚に適用され、そして次
いで組成物を頭髪あるいは皮膚上に乾燥するために残すかあるいは温風乾燥装置
あるいは加熱した用具を用いる乾燥過程に付される。このような効果的な量は一
般に約０.５gから約５０g、望ましくは約１gから約２０gの範囲である。頭髪あ るいは皮膚への適用は、典型的に頭髪あるいは皮膚を組成物に接触させることお
よび頭髪中あるいは皮膚上に、あるいは特に効果が最も望まれるところに組成物
を作用させることを含む。 頭髪あるいは皮膚を処理する方法は以下の過程からなり： ａ）頭髪あるいは皮膚を水で濡らす、ｂ）効果的な量の人用ケア組成物を頭髪あ
るいは皮膚へ適用する、およびｃ）組成物を頭髪あるいは皮膚で自然に乾燥する
かあるいは温風装置で乾燥するかで、頭髪あるいは皮膚上で乾燥させる。 その親水性の性質を考慮すれば、本発明の人用ケア組成物は水によって容易に
そして速やかに除かれる。
【００４５】 （実施例） 実施例１‐４に例示された人用ケアフォーム組成物は本発明の人用ケア組成物
の特定の態様を例示するが、しかしそれらに限定しようとするものではない。他
の変法が本発明の精神および範囲から離れることなく、熟練した技術者によって
行われることができる。本発明の人用ケア組成物のこれらの例示された態様は改
良された人用ケアおよびコンディショニングを提供する。 すべての例示された組成物は従来の配合および混合の技術によって調製される
ことができる。成分量は重量パーセントとして掲載されそして稀釈剤、充填剤等
のような少量物質は除外される。それゆえ掲載された配合は掲載された成分およ
びこのような成分に関連するいかなる少量成分をも含む。 実施例１‐４は本発明の組成物を放出あるいはスプレーすることによって生成
されるフォーム組成物である。組成物は従来の技術を用いてそれぞれの欄の成分
を組み合わせそして混合することによって形成される。約０.５gから約５０gの 人用ケアフォーム組成物が頭髪および／または皮膚に適用される。
の特定の態様を例示するが、しかしそれらに限定しようとするものではない。他
の変法が本発明の精神および範囲から離れることなく、熟練した技術者によって
行われることができる。本発明の人用ケア組成物のこれらの例示された態様は改
良された人用ケアおよびコンディショニングを提供する。 すべての例示された組成物は従来の配合および混合の技術によって調製される
ことができる。成分量は重量パーセントとして掲載されそして稀釈剤、充填剤等
のような少量物質は除外される。それゆえ掲載された配合は掲載された成分およ
びこのような成分に関連するいかなる少量成分をも含む。 実施例１‐４は本発明の組成物を放出あるいはスプレーすることによって生成
されるフォーム組成物である。組成物は従来の技術を用いてそれぞれの欄の成分
を組み合わせそして混合することによって形成される。約０.５gから約５０gの 人用ケアフォーム組成物が頭髪および／または皮膚に適用される。
【００４６】
【表１】 実施例 １ 泡組成物 ％ Ｗ／Ｗ ポリクオータニウム-10 (U-Care Polymer LR-400, 0.25 Amerchol, Edison, NJ) 硫酸ナトリウム 1.0 ＥＤＴＡ四ナトリウム 0.13 ＤＭＤＭヒダントイン (Glydant,)Lonza Inc, Fairlawn, NJ) 0.20 コカミドプロピルベタイン (Tegobetaine-F-B, Goldschmidt, 0.015 Hopewell, VA) ラウレス-4 (Brij 30, ICI Surfactants, Wilmington, DE) 0.004 ラウロイルサルコシネートナトリウム (Hamposil L-30, 0.07 Hampshire Chem. Corp., Lexington, MA) 香料 0.05 クエン酸 0.1 水 100 となる量
【００４７】
【表２】 実施例 ２ 泡組成物 ％ Ｗ／Ｗ ポリクオータニウム-10 (U-Care Polymer LR-400, Amerchol, 0.25 Edison, NJ) 硫酸ナトリウム 1.0 ＥＤＴＡ四ナトリウム 0.13 クオータニウム-15 (Dowicil, 200, Dow chemical, Midland, MI) 0.0135 コカミドプロピルベタイン (Tegobetaine-F-B, Goldschmidt, 0.015 Hopewell, VA) ラウレス-4 (Brij 30, ICI Surfactants, Wilmington, DE) 0.004 ラウロイルサルコシネートナトリウム (Hamposil L-30, 0.07 Hampshire Chem. Corp., Lexington, MA) 香料 0.05 クエン酸 0.1 水 100 となる量
【００４８】
【表３】 実施例 ３ 泡組成物 ％ Ｗ／Ｗ ポリクオータニウム-10 (U-Care Polymer LR-400, Amerchol, 0.25 Edison, NJ) 塩化ナトリウム 1.5 ＥＤＴＡ四ナトリウム 0.13 クオータニウム-15 (Dowicil, 200, Dow chemical, Midland, MI) 0.135 コカミドプロピルベタイン (Tegobetaine-F-B, Goldschmidt, 0.015 Hopewell, VA) ラウレス-4 (Brij 30, ICI Surfactants, Wilmington, DE) 0.004 ラウロイルサルコシネートナトリウム (Hamposil L-30, 0.07 Hampshire Chem. Corp., Lexington, MA) 香料 0.05 クエン酸 0.1 水 100 となる量
【００４９】
【表４】 実施例 ４ 泡組成物 ％ Ｗ／Ｗ ポリクオータニウム-10 (U-Care Polymer LR-400, Amerchol, 0.25 Edison, NJ) 塩化ナトリウム 1.5 ＥＤＴＡ四ナトリウム 0.13 ＤＭＤＭヒダントイン (Glydant,)Lonza Inc, Fairlawn, NJ) 0.20 コカミドプロピルベタイン (Tegobetaine-F-B, Goldschmidt, 0.015 Hopewell, VA) ラウレス-4 (Brij 30, ICI Surfactants, Wilmington, DE) 0.004 アンモニウムココイルイセチオネート (Jordapon ACI-30, 0.15 PPG Spesialty Chemicals, Gurnee, IL) 香料 0.05 クエン酸 0.1 水 100 となる量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 ＯＮＥ ＰＲＯＣＴＥＲ ＆ ＧＡＮＢＬ Ｅ ＰＬＡＺＡ，ＣＩＮＣＩＮＮＡＴＩ, ＯＨＩＯ，ＵＮＩＴＥＤ ＳＴＡＴＥＳ ＯＦ ＡＭＥＲＩＣＡ (72)発明者 ワルシング，ダナ ハンス アメリカ合衆国ケンタッキー州、モーニン グ、ヴュー、パーカーズ、グローブ 15344 Ｆターム(参考） 4C083 AB051 AB352 AC151 AC302 AC471 AC481 AC531 AC532 AC692 AC711 AC712 AC781 AC782 AC791 AC852 AD132 AD611 BB04 BB05 BB07 CC02 CC31 DD08 EE01
Claims (19)
- 【請求項１】 安定な泡として放出できる以下のものからなる人用ケア組成
物で： ａ）水溶性、非重合型無機物塩である、組成物の重量で０.５％から５％の摩擦 増強剤； ｂ）以下のものからなる０.０１％から０.５％の界面活性剤系： i.）少なくとも０.００３％の少なくとも一種の陰イオン型界面活性剤； ii.）少なくとも０.００３％の少なくとも一種の両性界面活性剤；および iii.）以下のものからなる群から選択される式を持つ少なくとも０.００３ ％の少なくとも一種の非イオン型界面活性剤： 【化１】 およびそれらの混合物で、ここでＲは１０‐２４個の炭素原子を含む長鎖アルキ
ル基あるいはアルキル基の混合物であり；Ｘはフェニル、 【化２】 イオウあるいは無置換であり；Ｙは水素あるいはメチルであり；そしてｎは２か
ら６の整数であり；Ｘが無置換の時にはＲは直接 【化３】 に結合しており、そしてここでＲ1は８個から１８個の炭素原子のアルキル、ア ルケニルあるいはモノヒドロキシアルキル基、０から１０個のエチレンオキシド
残基、および０から１個のグリセリル残基を含み、そしてＲ2およびＲ3は１個か
ら３個の炭素原子および０から１個の水酸基を含み；そしてＺはＯに直接結合し
た窒素、リンあるいはイオウであり；および ｃ）水 ここで組成物は組成物の重量で約０.２％より少ないタンパク質修飾剤を含み、 そしてここで組成物は０.０１％より少ないホルメート、ソルベート、サリチレ ートおよびカルボネートを含む。 - 【請求項２】 更に親油性物質を含有する請求項１による組成物。
- 【請求項３】 親油性物質が組成物中に均一にそして安定に分散している請
求項２による組成物。 - 【請求項４】 親油性物質が香油、保存剤、油溶性ビタミン、油溶性プロビ
タミン、精油およびそれらの混合物からなる群から選択される請求項１による組
成物。 - 【請求項５】 保存剤がベンジルアルコール、メチルパラベン、プロピルパ
ラベン、ブチルパラベン、イソブチルパラベン、イソプロピルパラベン、および
それらの混合物からなる群から選択される請求項４による組成物。 - 【請求項６】 更に、ＤＭＤＭヒダントイン、１‐シス‐３‐クロロアリル
‐３‐５‐７‐トリアザ，メチルクロロ‐イソチアゾリノン、メチルイソチアゾ
リノン、イミダゾリジニル尿素、安息香酸ナトリウム、脂肪族アルコールｑｕａ
ｔｓ、フェノキシエタノール、ＥＤＴＡおよびその塩、およびそれらの混合物か
らなる群から選択される水溶性保存剤を含有する請求項５による組成物。 - 【請求項７】 香油がガラキソライド、パラ‐３級‐ブシナール、ベンジル
アセテート、ヘキシル桂皮アルデヒド、フェニルエチルアルコール、シトロネロ
ール、ゲラニオール、およびジヒドロイソジャスモネートからなる群から選択さ
れる請求項４による組成物。 - 【請求項８】 陰イオン型界面活性剤がサルフェート、スルホネート、タウ
リン、サルコシネート、およびイセチオネートおよびそれらの混合物からなる群
から選択される請求項１による組成物。 - 【請求項９】 陰イオン型界面活性剤がサルコシネート、イセチオネートお
よびそれらの混合物からなる群から選択される請求項８による組成物。 - 【請求項１０】 両性界面活性剤がアルキルベタイン、アルキルアンホアセ
テートおよびアルキルアミノプロピオネートおよびそれらの混合物からなる群か
ら選択される請求項１による組成物。 - 【請求項１１】 両性界面活性剤がアルキルベタイン、アルキルアンホアセ
テートおよびそれらの混合物である請求項１０による組成物。 - 【請求項１２】 非イオン型界面活性剤がアルキルポリエチレングリコール
エーテル、アルキルポリプロピレングリコールエーテル、アルキルポリエチレン
グリコールエステル、およびアルキルポリプロピレングリコールエステルおよび
それらの混合物からなる群から選択される請求項１による組成物。 - 【請求項１３】 アルキルポリエチレングリコールエーテルがラウレス‐４
である請求項１２による組成物。 - 【請求項１４】 水溶性非重合型無機物塩がサルフェート、クロライド、グ
ルコネート、ラクテート、アセテート、シトレートのナトリウム、カリウム、カ
ルシウムおよびマグネシウム塩およびそれらの混合物からなる群から選択される
請求項１による組成物。 - 【請求項１５】 水溶性非重合型無機物塩の濃度が総組成物の重量で約０. ７％から約４％である請求項１による組成物。
- 【請求項１６】 更に薬剤活性剤を含有する請求項１による組成物。
- 【請求項１７】 薬剤活性剤が抗にきび活性剤、鎮痛活性剤、鎮痒活性剤、
麻酔活性剤、抗菌活性剤、日光遮断活性剤、日焼け剤、皮膚漂白活性剤、抗フケ
活性剤、制汗活性剤、消臭活性剤およびそれらの混合物からなる群から選択され
る請求項１６による組成物。 - 【請求項１８】 請求項１による組成物の安全で効果的な量を投与すること
によって頭髪を処置する方法。 - 【請求項１９】 請求項１による組成物の安全で効果的な量を投与すること
によって清潔な頭髪の視覚的感覚を提供する方法。
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-
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