JP2001515966A - 真空スパッタ装置 - Google Patents
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Abstract
Description
常に薄い膜を基板上に堆積することが可能な技法である。その技法には、ほぼ完
全な真空状態のもとでプラズマの中に発生した通例正のイオンの荷電粒子を、タ
ーゲットの材料の原子を放出するためにそのターゲットに投射することが含まれ
る。一般的な動作条件には、せいぜい2,3パスカル(Pa)の圧力の使用が含ま
れる。次に、そのようなターゲットの材料の原子は、原子の経路に印可される適
当な電位で基板上に堆積されて、基板上に薄膜として蓄積する。この技法は、半
導体デバイスの生産に関する超小型電子技術とコンピュータ産業、及び例えばコ
ンピュータのディスクドライブ用の磁気読取りヘッド又は集積回路デバイスのよ
うな他の薄膜デバイスにおいて広く用いられている。
複数のプラズマ発生ガスを流入させることにより発生し、それからDC又はRF
電力を印可することによりガスの原子から電子を取り除いて正のイオンを生じさ
せる。DC電力を用いる場合、プラズマ領域に電子をトラップするために真空チ
ャンバの内部に磁界を加えて、それにより真空チャンバの本体の中で電子とプラ
ズマの中性原子との間における衝突の可能性を増大させて、結果として電離を増
大させるためには好都合である。この技法は、マグネトロン電極において用いら
れる。
に導電性である限り、発生することが可能である。ターゲット電極が誘電材料で
できている場合、磁気の強化を伴って又は伴わずに、RF電力を用いることが可
能である。
堆積する場合、基板上に堆積される薄膜の均一性を改善するために、1つの提案
は、ターゲット電極のターゲット面に実質的に直交する軸を中心として回転する
ように構成された回転可能な磁石装置をターゲットの裏に取付けることであった
。回転可能な磁石装置を、適当な構成の磁界がターゲット電極の面上に広がり、
その磁石装置が回転するにつれてその面上を掃引するように構成する。このよう
な構成において、回転可能な磁石手段は、一般的に円形であるが軸対称でない永
久磁石のアセンブリを含み、その軸を中心としてその磁石手段が回転すると、そ
の磁界はターゲット面上を掃引して、更にスパッタ薄膜の均一性及び/又はター
ゲット利用状況の均一性を改善する目的でプラズマもその上を掃引される。しか
しながら、この構成を用いる場合、固定された磁石を用いるスパッタ装置に比べ
て結果が良好となるが、堆積された薄膜の均一性は、依然として改善の余地があ
る。
気特性を与えるために磁気の配向させる場(magnetic orienting field)を提供
することが必要である。プラズマの湾曲は、このような磁界の適用により惹起さ
れるものであり、その結果として動作の問題につながることに加えて、基板上に
堆積する不均一なスパッタ薄膜の製造につながる可能性がある。
ットのサイズを増大することにより改善されることがわかった。更に、ターゲッ
トと基板間の距離を減少させることにより改善される。
ゲット電極の幾何学的配置とその構成材料は、ターゲット面を横切る磁界の均一
性に影響し得る。従って、ターゲット電極の異なる幾何学的配置、又はその電極
の異なる構成材料に対して異なる磁石装置を提供する必要があり得る。
ましい。更に、真空スパッタ装置のオペレータが、真空スパッタ装置の中のター
ゲット電極のターゲット面をおおう磁界を調節することを可能とすることが望ま
れ、その真空スパッタ装置は、真空チャンバ内のターゲット電極の領域において
プラズマの均一性に影響を及ぼすために回転可能な磁石装置を利用する。基板の
直径に対してより小さい直径のターゲットを用いて、基板上の真空スパッタ薄膜
の堆積の均一性を改善することも望まれる。
ト電極のターゲット面の領域において磁界に影響を及ぼすことを可能とするため
に、真空スパッタ装置の真空チャンバ内にあるターゲット電極の裏に取付けるた
めの改良された回転可能な磁石装置を提供することである。本発明の更なる目的
は、RF又はDCの真空スパッタ条件のもとで動作するスパッタ装置の改良され
た形態を提供することであり、そこでは、オペレータがターゲット電極のターゲ
ット面をおおう磁界を調節して、異なる幾何学的配置及び/又はターゲット電極
の特性に適合させることが可能である。本発明の更なる目的は、基板の直径に対
して最小限にされた直径を有するターゲットを用いて、基板上に堆積される真空
スパッタ薄膜の均一性を改善することである。
タ装置は、 真空のチャンバと、 前記真空のチャンバを真空にするための手段と、 前記真空のチャンバにプラズマ発生ガスを導入するための手段と、 前記真空スパッタ装置の動作において、前記真空チャンバの中でプラズマ放電
からの正イオンの衝突により材料がスパッタされるべきターゲット面を有する、
前記真空チャンバ内のターゲット電極と、 前記ターゲット電極からの材料がスパッタされるべき堆積面を有する基板を支
持して、該堆積面が前記ターゲット電極に面するように配置されるための前記真
空チャンバ内の基板サポート手段と、 前記基板サポート手段に負のバイアスを与えるための手段と、 前記ターゲット電極に負の電位を与えて、前記真空チャンバの中でプラズマを
起こさせるための電源手段と、及び 前記ターゲット面に実質的に直交する軸のまわりに回転するよう配置され、且
つ前記ターゲット面から前記ターゲット電極の反対側上に該ターゲット電極の裏
に配置された回転可能な磁石手段であって、 磁極片手段と、 前記磁極片手段と共に回転可能な実質的に非磁性のキャリア手段であって、内
部に形成されて該非磁性のキャリア手段の面をおおう配列で配置された軸方向に
広がる第1の複数のホールを有する、非磁性のキャリア手段と、 前記非磁性のキャリア手段の中で軸方向に広がるホールの対応する1つにそれ
ぞれ収容された第2の複数の第1の着脱可能な永久磁石であって、該第2の複数
は、第1の複数の値より小さい値を有する、第2の複数の第1の着脱可能な永久
磁石と、及び 前記第2の複数の第1の着脱可能な永久磁石を囲む配列で前記非磁性のキャリ
ア手段上に配置された、第3の複数の第2の永久磁石と を含む、回転可能な磁石手段と を含み、 それによって、前記第1と第2の永久磁石が一緒に、前記回転可能な磁石手段
の回転時に前記ターゲット面上を掃引する、ターゲット電極の該ターゲット面上
に所望の形状及び磁界強度の磁界を発生する。
材料がスパッタされるべきターゲット面を有するターゲット電極の裏に取付けら
れるための回転可能な磁石手段を提供し、その回転可能な磁石手段は、 磁極片手段と、 前記磁極片手段と共に回転可能な実質的に非磁性のキャリア手段であって、内
部に形成されて該非磁性のキャリア手段の面をおおう配列で配置された軸方向に
広がる第1の複数のホールを有する、非磁性のキャリア手段と、 前記非磁性のキャリア手段の中で軸方向に広がるホールの対応する1つにそれ
ぞれ収容された第2の複数の第1の着脱可能な永久磁石であって、該第2の複数
は、第1の複数の値より小さい値を有する、第2の複数の第1の着脱可能な永久
磁石と、及び 前記第2の複数の第1の着脱可能な永久磁石を囲む配列で前記非磁性のキャリ
ア手段に配置された、第3の複数の第2の永久磁石と を含み それによって、前記第1と第2の永久磁石が一緒に、前記回転可能な磁石手段
の回転時に前記ターゲット面上を掃引するターゲット電極の該ターゲット面上に
所望の形状及び磁界強度の磁界を発生する。
含んでもよい。基板サポート手段に負のバイアスを与えるための手段は、RF電
力供給源、又はDC電源でもよい。
ンで軸方向に広がるホールに配置されるのが好ましい。更に、第1の磁石は、少
なくとも1つ、及び好適には少なくとも複数の磁石がターゲットへ向けられた第
1の極性(例えば、北)の極を有すると同時に、それらのうちの少なくとも別の
1つ、及び好適には少なくとも複数の別の磁石がターゲットへ向けられた第2の
極性(例えば、南)の極を有するように軸方向に伸びるホールに配置されるよう
にしてもよい。
第2の極性の極を有することにより、それらのすべてがターゲットへ向けられた
同じ極性の極を有する。便宜上、第2の磁石は、実質的に円形の軌跡(locus) 上に、又は磁極片手段の回転の軸を中心として描かれた複数のほぼ同心の軌跡上
に配置される。この場合、第2の磁石は、軌跡にそって、又は各それぞれの軌跡
に沿って1つずつ規則正しく間隔をおいて配置されてもよい。
いて実質的に円形であり、代案としてそれらは、断面において実質的に正方形、
又は六角形でもよい。
添付図面に関して単なる例示のために説明する。
、動作の原理に影響を及ぼすことなく実質的に逆さまにすることが可能である。
この装置には、ライン4を介して真空ポンプ3により、例えば約10-6Paから
約10-5Paの圧力まで真空にされることが可能な真空チャンバ2が含まれる。
プラズマ発生ガスを、ガスシリンダ(図示せず)等の適切なソースからガス供給
導管5を介して真空チャンバ2に入れることが可能である。真空チャンバ2の内
部に、例えば金でできたターゲット7を、材料がスパッタされるべきターゲット
表面8を上に向けて支持することができるターゲットサポートテーブル6が取り
付けられている。ターゲットサポート6は、ライン11によりアースに接続され
ることにより接続される。このように、負のバイアスのDC電位が、ターゲット
表面8上に生じることが可能である。ターゲット7は電気的に導電性であり、タ
ーゲットサポート6と良好な電気的接触状態にある。代案として、ターゲット7
は誘電材料から作られることも可能である。この後者の場合において、プラズマ
に結合する電力は、容量性である。
支柱13の下方端に保持されている。ターゲット7からスパッタされた材料が堆
積するべき下側の面15を備える基板14が、基板サポートテーブル12の下側
に取り付けられている。一般的に基板14は、例えば約8インチ(200mm)の
直径を有する、半導体ウェハ又はセラミック基板である。
可能な円形の磁極プレート16がある。これの表面上に、例えばアルミニウムか
ら作られた非磁性キャリアプレート17を固定する。図2からわかるように、キ
ャリアプレート17には、キャリアプレート17の回転軸を中心として90度ず
つ間隔をあけられた4つのホール18が、キャリアプレート17を磁極プレート
16に取り付けるためのネジ(図示せず)の通路用に設けられている。さらに、
六角形のぎっしりつまって囲まれた配列で配置された複数のホール19も備えて
おり、ホールの各々は、対応する第1の棒磁石20又は21を収容することが可
能である(図3参照)。図3に示されるように、これらは一番上に北極、即ち磁
石20か、一番上に南極、即ち磁石21のどちらかで配置されることが可能であ
る。好適には、第1の棒磁石20,21を、第1の棒磁石20,21の配列にお
いて少なくとも1つの軸対称の面が存在するようにホール19に配置する。キャ
リアプレートも円周にホール22の一列が設けられ、そのホール各々において(
図3からわかるように)、磁石23の完全に密になった単一のリングが存在する
ように対応する第2の棒磁石23が収容される。図3に示される配列において、
第2の棒磁石23は、それらの北極が上を向いて配置されている。
磁石23に対応する磁石のもう1つのセット又は複数のセットを収容するために
キャリアプレート17にホールのもう1つのリング又は複数のリングを形成する
ことが可能である。
の配列を用いて、ターゲット7のターゲット面8の一面に発生した高密度プラズ
マ(この場合、「マグネトロンリング」ゾーン)の形状24を示す。
配置することにより、及びそれらの数を増加させるか、減少させるかにより、多
種の異なる高密度プラズマゾーンの形状を生じさせることが可能である。その他
のかかる高密度プラズマゾーンの形状の例は、図5においてゾーンの形状25、
26により、図6においてゾーンの形状27により、及び図7に示された形状の
組み合わせ28により与えられる。
って回転可能な垂直シャフト29に坦持されていることがわかるであろう。参照
符号31はシャフトのシールを示しており、参照符号32はもう1つのRF電源
手段を示している。RF電源手段32は、負のバイアスを基板サポートテーブル
12に、従って基板14に与えるために、ライン33を介して基板サポートテー
ブル12に接続され、ライン34を介してアースに接続される。
磁石の別の形状も可能であり、例えば、正方形、又は六角形の断面の棒磁石とす
ることが可能である。この場合、ホール19及び/又は22は、対応する断面で
作られる。
1Paの圧力までライン5を介して抽気される。次に、磁極プレート16とキャ
リアプレート17が約10rpmから約100rpmまでの速度で回転するように、モ
ータ29のスイッチを入れる。これにより、棒磁石20、21、及び23により
発生した磁界が、ターゲット7のターゲット面8上を掃引する。例えば、13.
56MHzの周波数でRF電力を供給する場合、負の電位のバイアスがターゲッ
ト7に与えられ、グロー放電プラズマが、プラズマチャンバ2の中のガスに生じ
る。プラズマからのイオンがターゲット面8に引きつけられて、ターゲットを衝
撃してターゲット7の材料がスパッタリングされる。かかるスパッタされた材料
は、基板15上に堆積させられて、基板上に均一な薄膜を形成することが可能で
ある。
3次元トポロジーを有する磁界を発生するために磁極プレート16上に効果的に
配置され、磁気的にその磁極プレート16と結合される。その結果、ターゲット
面8の前面にある3mmから12mmまでの空間の中の点の軌跡は、その空間におい
て磁束の線がターゲット面8の平面に対して実質的に平行であるが、プラズマの
高密度領域を生じるように設計された適切な2次元のトポロジーの形状を描く。
そのプラズマは、磁極プレート16、及びターゲット7の裏に支持された磁石2
0、21、及び23を備えるキャリアプレート17の回転時に、ターゲット表面
8からの一定の距離で基板15上に均一な厚さの薄膜を生じるように、及びター
ゲットの最適な利用を実現するように計算されたターゲット材料の軸対称のスパ
ッタ断面を生じさせる。
を製作することが可能である。更に、DCマグネトロンスパッタ法、又はRFス
パッタ法を用いてターゲット材料の非常に有効な利用を実現することが可能であ
る。例えば、金属材料、又は非金属材料、磁性材料、又は非磁性材料のような非
常に異なる特性を有するターゲット材料、及び異なる厚みから成るターゲットに
対してターゲットの浸食の断面を容易に「調和させる(tune)」ことが可能であ
る。この柔軟性は、磁極プレート16上の棒磁石20、21、及び23の可変レ
イアウトの利用により、及び/又は棒磁石の異なる強さを利用することにより、
実現され得る。
ートの対応する平面図である。
図1のスパッタ装置のターゲット電極の平面図である。
軌跡の他の形状を示す、図4と類似の図である。
軌跡の他の形状を示す、図4と類似の図である。
軌跡の他の形状を示す、図4と類似の図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 真空スパッタ装置であって、 真空のチャンバ(2)と、 前記真空のチャンバを真空にするための手段(3)と、 真空のチャンバ(2)にプラズマ発生ガスを導入するための手段(5)と、 前記真空スパッタ装置の動作において、真空チャンバ(2)の中でプラズマ放 電からの正イオンの衝撃により材料がスパッタされるべきターゲット面(8)を 有する、真空チャンバ(2)内のターゲット電極(7)と、 ターゲット電極(7)からの材料がスパッタされるべき堆積面(15)を有する 基板(14)を支持して、堆積面(15)がターゲット電極(7)に面するように配 置されるための真空チャンバ(2)内の基板サポート手段(12)と、 基板サポート手段(12)に負のバイアスを与えるための手段(32)と、 ターゲット電極(7)に負の電位を与えて、真空チャンバ(2)の中でプラズマ
を起こさせるための電源手段(10)と、及び ターゲット面(8)に実質的に直交する軸のまわりに回転するよう配置され、 且つターゲット面(8)からターゲット電極(7)の反対側上にターゲット電極(
7)の裏に配置された回転可能な磁石手段であって、 磁極片手段(16)と、 磁極片手段(16)と共に回転可能な実質的に非磁性のキャリア手段(17)であ
って、内部に形成されて非磁性のキャリア手段(17)の面をおおう配列で配置さ
れた軸方向に広がる第1の複数のホール(19)を有する、非磁性のキャリア手段
(17)と、 非磁性のキャリア手段(17)の中で軸方向に広がるホール(19)の対応する1
つにそれぞれ収容された第2の複数の第1の着脱可能な永久磁石(20、21)であ
って、該第2の複数は、前記第1の複数の値より小さい値を有する、第2の複数
の第1の着脱可能な永久磁石(20、21)と、及び 第2の複数の第1の着脱可能な永久磁石(20、21)を囲む配列で非磁性のキャ
リア手段(17)上に配置された、第3の複数の第2の永久磁石(23)と を含む、回転可能な磁石手段と を含み、 それによって、前記第1と第2の永久磁石(20、21、23)が一緒に、前記回転
可能な磁石手段の回転時にターゲット面(8)上を掃引するターゲット電極(7)
のターゲット面(8)上に所望の形状及び磁界強度の磁界(24;25、26;27;28 )を発生する、真空スパッタ装置。 - 【請求項2】 電源手段(10)、及び負のバイアスを基板サポート手段(12)に与えるための
手段(33)が、それぞれRF電源である、請求項1の真空スパッタ装置。 - 【請求項3】 電源手段(10)、及び負のバイアスを基板サポート手段(12)に与えるための
手段(33)が、それぞれDCマグネトロン電源である、請求項1の真空スパッタ
装置。 - 【請求項4】 第1の磁石(20、21)が、軸対称の少なくとも1つの平面を有するパターンで
軸方向に広がるホール(19)に配置されている、請求項1から4の何れか1つに
よる真空スパッタ装置。 - 【請求項5】 第1の磁石(20、21)が、それら(20)の少なくとも複数がターゲット(7) に向けられた北極を有し、一方それら(21)の少なくとも他の複数がターゲット
(7)に向けられた南極を有するように軸方向に広がるホール(19)に配置され ている、請求項4の真空スパッタ装置。 - 【請求項6】 第2の磁石(23)のすべてがターゲット(7)に向けられた北極を有するか、 又は第2の磁石(23)のすべてがターゲット(7)に向けられた南極を有する、 請求項1から5の何れか1つによる真空スパッタ装置。
- 【請求項7】 第2の磁石(23)が、磁極片手段(6)の回転軸を中心として描かれた実質的 に円形の軌跡上に配置される、請求項1から6の何れか1つによる真空スパッタ
装置。 - 【請求項8】 第2の磁石(23)が、実質的に円形の軌跡に沿って規則正しく1つずつ間隔を
おいて配置される、請求項7の真空スパッタ装置。 - 【請求項9】 第1の磁石(20、21)が、それぞれ実質的に円形の断面から成る、請求項1か
ら8の何れか1つによる真空スパッタ装置。 - 【請求項10】 第2の磁石(23)が、それぞれ実質的に円形の断面から成る、請求項1から9
の何れか1つによる真空スパッタ装置。 - 【請求項11】 真空スパッタリングで使用され、真空スパッタ条件の下で材料がスパッタされ
るべきターゲット面を有するターゲット電極の裏に取付けられるための回転可能
な磁石手段であって、 磁極片手段(16)と、 磁極片手段(16)と共に回転可能な実質的に非磁性のキャリア手段(17)であ
って、内部に形成されて非磁性のキャリア手段(17)の面をおおう配列で配置さ
れた軸方向に広がる第1の複数のホール(19)を有する、非磁性のキャリア手段
(17)と、 非磁性のキャリア手段(17)の中で軸方向に広がるホール(19)の対応する1
つにそれぞれ収容された第2の複数の第1の着脱可能な永久磁石(20、21)であ
って、該第2の複数は、前記第1の複数の値より小さい値を有する、第2の複数
の第1の着脱可能な永久磁石(20、21)と、及び 第2の複数の第1の着脱可能な永久磁石(20、21)を囲む配列で非磁性のキャ
リア手段(17)上に配置された、第3の複数の第2の永久磁石(23)と を含み それによって、前記第1と第2の永久磁石(20、21、23)が一緒に、前記回転
可能な磁石手段の回転時にターゲット面(8)上を掃引するターゲット電極(7)
のターゲット面(8)上に所望の形状及び磁界強度の磁界(24;25、26;27;28 )を発生する、回転可能な磁石手段。
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Publications (2)
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