JP2001515809A - 改良形機密保護文書 - Google Patents

改良形機密保護文書

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JP2001515809A JP2000511103A JP2000511103A JP2001515809A JP 2001515809 A JP2001515809 A JP 2001515809A JP 2000511103 A JP2000511103 A JP 2000511103A JP 2000511103 A JP2000511103 A JP 2000511103A JP 2001515809 A JP2001515809 A JP 2001515809A
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クリスティアンセン,ロバート
ダースト,ロバート,ティー.,ジュニア
グリーン,ジョナサン,ディー.
キーパー,レスター,エッチ.,ジュニア
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ネオメディア テクノロジーズ,インク.
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Abstract

(57)【要約】 機密保護文書(12)を作成し、確認するための方法であって、その上の手書きまたは機械印刷の証印、バイオメトリクス情報(指紋および声紋)および取引き経歴を表示する前に、機密保護文書の物理的パラメータを示す、機械が読むことができる記号(28)で、上記機密保護文書(12)が印刷される方法。他の実施形態の場合には、二段階画像形成プロセスまたは透かし模様プロセスが、紫外線コーティング(30)により形成された領域内に、証印を捕捉し、そのビットマップを作成し、上記ビットマップおよび/またはその誘導体を、機械が読むことができる記号にコード化し、その後で、この機械が読むことができる記号が、機密保護文書(12)上に印刷される。機密保護文書(12)の内部確認は、実際の物理的測定および機密保護文書の走査を、機密保護文書上に表示されている機械が読むことができる記号のデータ内容と、比較することによって行われる。機密保護文書の外部確認は、機密保護文書に関するローカルおよび/または遠隔データベース、またはそれを転送したものの内部に常駐する情報内容を、機密保護文書上に表示されている機械が読むことができる記号のデータ内容と比較することによって行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【関連出願への相互参照】
本出願は、1997年11月10日付けで米国特許商標庁に提出された同時係
属仮特許出願第60/065,033号、および1997年9月8日付けで米国
特許商標庁に提出された同時係属仮特許出願第60/60,058,153号に
基づくもので、これら出願の優先権を主張する。
【技術分野】
本発明は、機密保護文書に関し、特に、機密保護文書を生成するために、電磁
波放射特性および機械が読むことができる記号の使用に関する。
【0002】
【背景技術】
主として印刷技術および写真技術の目ざましい進歩、およびすべての個々の手
段へのその利用により、最近偽造文書の作成が非常に増えている。普通の人なら
ば、相当装備のよいパソコンを購入する際の価格よりかなり安い価格で、カラー
・コピー機械、カラー走査機械、またはカラー・レーザ・プリンタを容易に購入
することができる。そのような装置があれば、ユーザは、文書を走査することに
より、デジタル画像を入手することができ、その後で、このデジタル画像を、パ
ソコンの適当なプログラムにより操作することができる。このようなプログラム
は、小切手の振出人の署名を含む、他のすべてのものをもとのままに保持しなが
ら、例えば、支払い金額および小切手の受取人を含む、デジタル画像で修正のた
めに使用することができる。その後で、その小切手が、手形交換所および振出人
の銀行で怪しまれないで処理されるほどの精度で、上記画像をカラー・レーザ・
プリンタで複製することができる。
【0003】 引用によって本明細書の記載に援用する、従来技術の米国特許第4,588,
211号;4,634,148号および4,724,309号は、機械が、署名
、金額、受取人等が位置する場所上に書かれた手書きの証印を走査することがで
きるようにするために、流通性のある法律文書の特定の場所に蛍光物質を塗布す
る方法を開示している。引用によって本明細書の記載に援用する、米国特許第4
,157,784号は、消去しようとした痕跡がある場合には、変化が起こり、
検出することができる特性を持つ印刷用インキ上で使用する保護コーティング、
インキおよび紙を開示している。この特許に開示されているもう一つの方法は、
紙の内部の層に蛍光特性を追加する方法である。はぎ取ろうとするとすると、紙
の一番上のコーティングまたは層が除去され、紫外線で照射するとすぐに検出す
ることができる内部の層の蛍光特性が現われる。
【0004】 上記方法は、流通性のある法律文書の手書きの部分の変造を防止するためのも
のであるが、これら従来技術の方法の他に、またはそれに代わって、比較的簡単
で、コスト・パフォーマンスの高い、変造および偽造に対する高いレベルの保護
を行うことができるように、流通性のある法律文書の情報を、機械が読むことが
できる手段により確認できれば有利である。このような方法は、任意の文書(例
えば、証書、遺言状、契約、出生証明書、為替、ギフト券、パスポート、ラベル
等)、または本物であることを確認するための、機密保護手段から利益を受ける
任意の他の対象物の確認にも適用することができる。
【0005】 小切手を処理するための現在のシステムは、金融機関が、小切手の金額を支払
うべきか、支払いを拒否すべきかを判断する時間的期限を非常に厳格に定めてい
る。金融機関が、この決定を行うための期間(フロート時間)を、もっと長くす
るための立法に対する要望が現在高まっている。しかし、そのような立法は、多
くの人からすでに時代遅れであると考えられている、小切手決済プロセスに対す
る事態をさらに悪化するものと思われる。それ故、金融機関が、小切手決済プロ
セスの全体の期間を今のまま、または短縮しながら、小切手の金額を支払うべき
か、支払いを拒否すべきかを決定するための、追加の時間を持つことができれば
有利である。
【0006】
【発明の説明】
本発明は、機械が読むことができる記号を含む、小切手、為替、トラベラーズ
・チェック、パスポート、出荷ラベル、食券、および電子資金決済を作成し、確
認するための方法を提供する。第一の実施形態の場合には、証印を手書きしたり
、機械で印刷する前に、機密保護文書の物理的パラメータを表わす機械が読むこ
とができる記号が、機密保護文書に印刷される。第二の実施形態の場合には、そ
の上に表示されている、手書きまたは機械印刷の証印、バイオメトリクス・デー
タ(指紋および声紋)、および取引き経歴のような証印が表示される前に、機密
保護の物理的パラメータを表わすものではない情報を表わす、機械が読むことが
できる記号が、機密保護文書に印刷される。第三の実施形態の場合には、二段階
の画像形成または透かし模様プロセスにより、紫外線コーティングにより形成さ
れた小領域内に証印の画像が捕捉され、そのビットマップが作成され、そのビッ
トマップおよび/またはその誘導体を、機械が読むことができる記号にコード化
し、コード化したものを機密保護文書上に印刷する。機密保護文書の本質的な確
認の場合には、機密保護文書の実際の測定および走査と、機密保護文書上に表示
されている、機械が読むことができる記号とが比較される。機密保護文書の外部
確認の場合には、機密保護文書またはその譲渡に関するローカル、および/また
は遠隔データベースに常駐する情報内容が、機密保護文書上に表示されている、
機械が読むことができる記号の内容と比較される。
【0007】 本発明の第四の実施形態の場合には、内部および外部確認により、小切手の形
の機密保護文書を追跡する。この実施形態は、支払う側の銀行が、小切手の金額
を支払うべきかどうかを決定しなければならない時間が長くなるという利点を持
つ。第五の実施形態は、為替の形の機密保護文書を追跡するための方法を提供す
る。この方法は、為替の譲渡に含まれる事実上すべての構成要素により、身元を
内部確認および外部確認ができるという利点を持つ。第六の実施形態は、食券の
形をしている機密保護文書を追跡する方法を提供する。この方法は、食券の譲渡
に含まれる、事実上すべての構成要素の身元を内部確認および外部確認すること
ができるという利点を持ち、それ故、偽の食券を検討する際にコストの高い準備
金を維持するために、政府機関が必要なくなる。第七の実施形態は、電子資金決
済を具体化する機密保護文書を追跡する方法を提供する。この方法は、機密保護
文書の譲渡の際に含まれる、事実上すべての構成要素により、身元を内部確認お
よび外部確認することができるという利点を持つ。
【0008】 それ故、本発明は、機密保護文書の身元を確認する方法を含む。この方法は、
予め定めた波長の電磁放射で照射された場合、予め定めた放射スペクトルおよび
特性を持つ機密保護部分を含む白紙の機密保護文書を作成するステップと;白紙
の機密保護文書に証印を手書きまたは機械印刷するステップと;画像を入手する
ために、機密保護文書を走査するステップと;上記画像から、ビットマップまた
はその誘導体を作成するステップと;予め定めた放射スペクトル、特性、波長、
証印およびそのビットマップまたは誘導体および画像、並びに、機密保護文書を
含む機密保護文書、および取引きに関する追加関連情報を含むデータベースを維
持するステップと;予め定めた放射スペクトル、特性、波長、証印、およびその
ビットマップまたは誘導体を暗号化するステップと;暗号化した予め定めた放射
スペクトル、特性、波長、証印、およびそのビットマップまたは誘導体を圧縮す
るステップと;圧縮した、予め定めた放射スペクトル、特性、波長、証印、およ
びそのビットマップまたは誘導体を、機械が読むことができる記号にコード化す
るステップと;この機械が読むことができる記号を白紙の機密保護文書上に印刷
するステップと;機密保護文書から、放射スペクトル、特性、波長、証印、およ
びそのビットマップまたは誘導体を入手するステップと;放射スペクトル、特性
、波長、証印、およびそのビットマップまたは誘導体を、機械が読むことができ
る記号にデコードし、解凍し、解読する際に、機械が読むことができる記号に含
まれている情報と比較し、それにより、流通のチェーン内の構成要素が、機密保
護文書の内部確認することができるようにするステップと;その放射スペクトル
、特性、波長、証印、およびそのビットマップまたは誘導体、および機械が読む
ことができる記号に含まれている情報を、機械が読むことができる記号にデコー
ドし、解凍し、解読する際に、データベースと比較し、それにより、流通のチェ
ーン内の構成要素が、機密保護文書の外部確認することができるようにするステ
ップとを含む。
【0009】
【本発明を実施する最良の形態】
図1は、本発明の、電磁波放射性の機械が読むことができる小領域10を含む
、小切手12の形をしている流通性のある法律文書である。小切手12は、また
、振出人の名前および住所欄14;受取人の名前欄16;数字による金額欄18
;英数字による金額欄20;メモ欄22;小切手番号欄24;および振出人の署
名欄26のような、すべての通常発行小切手上に、通常、表示されている、その
内部に印刷された情報または証印を持つ欄を含む。これらの欄は、さらに、米国
特許第4,588,211号;4,634,148号;5,456,498号;
および4,724,309号が開示している、従来技術の技術を使用することが
できる。要するに、上記の従来技術の特許は、これらの欄の一つまたはそれ以上
に蛍光コーティングを行い、これらの欄に紫外線を照射した場合に、手書きまた
は機械印刷により、蛍光コーティングの上に表示された証印が強調され、それに
より、機械または人間のオペレータが検出および走査することができるようにす
る方法を開示している。
【0010】 図2は、本発明の、電磁波放射性の機械が読むことができる小領域10である
。この機械が読むことができる小領域は、機械が読むことができる記号、または
図1の場合には、予め定めた発光、燐光または蛍光特性を持つコーティングまた
は紫外線(UV)照射対象の小領域30内の直線バーコード28を含む。コーテ
ィング30に関する、機械が読むことができる記号28の塗布順序は、本発明の
範囲にとって重要なものではない。しかし、塗布プロセスの特性によっては、走
査ステップおよび検出ステップ中の順序が重要である場合がある。最も可能性が
高いシナリオの好適な実施形態は、例えば、白紙の小切手12またはストックの
製造中に、石版印刷技術により、コーティングを行い、機械が読むことができる
記号28を、その後のある時点で印刷するという方法である。機械が読むことが
できる記号28は、小切手12を振り出す前に振出人により、および/または振
出人が小切手を使用する前に、小切手印刷会社により印刷される。その後で、小
切手12の表面から、機械が読むことができる記号28を「削り」取るというよ
うな、機械が読むことができる記号28の変造の試みが行われると、コーティン
グ12表面が削り取られるか、凹凸ができるが、これらの変化は、当業者であれ
ば周知の手段により、確認中の検査により明らかになる。例えば、コーティング
12が除去された小領域は、例えば、紫外線を当てた場合、コーティングが均一
の色の薄い背景の比較すると、黒ずんで見える。さらに、機械が読むことができ
る記号28内のあるシーケンスだけが有効であると受け入れられ、そうしたい場
合には、チェックサム、周期冗長検査(CRC)シーケンス、パリティ・シーケ
ンス、および当業者であれば周知の他の等価の手段のような、追加の身元確認方
法が使用されるので、偽造変造を本物に見せかけることがますます困難になる。
これらの方法は、機械が読むことができる記号28への追加、または除去を含む
変造を防止する。
【0011】 図3は、図1および図2の直線バーコード28の代わりの、二次元バーコード
である。二次元ポータブル・データ・ファイル、PDF417のような、二次元
バーコードは、コード語の複数の行からなる。各コード語は、複数の素子または
マークを含むマーク・パターンである。マークは、直線バーコードでのように、
種々の高さを持つことができ、「ドット・コード」を形成するために、比較的低
くすることもできる。しかし、任意のマーク・パターンがコード語を形成できる
わけではなく、各コード語は、例えば、各マークの幅および各マーク・パターン
の幅全体の特徴を支配する、特定の記述規則と一致するマーク・パターンの特定
のグループまたは組に属する。任意の二つの隣接する行内のコード語は、マーク
・パターンの組の、相互に排他的なサブセット内に書き込まれる(しかし、ある
種の実施形態の場合には、サブセットの結合はセット自身をすべて含んでいるわ
けではない)。より詳細に説明すると、マーク・パターンの組の各サブセットは
、それが、そのサブセットに対して、有効なコード語として、ある識別機能基準
を満足させるこれらマーク・パターンだけを含むように定義される。このような
二次元バーコードは、1平方インチから4平方インチの面積に、1キロバイトま
でを記憶することができる。これは約250の英語の単語、1ページまたはスク
リーン・ディスプレイに相当する。情報の単位としては、このような単位は、本
発明の多くの用途によく適している。米国特許第5,504,322号は、上記
二次元バーコードを詳細に開示している。上記米国特許は、引用によって本明細
書の記載に援用する。
【0012】 図4−図6は、本発明の、電磁波放射性の機械が読むことができる小領域10
の別の用途を、それぞれ、為替、パスポートおよび出荷ラベルの形で示す。これ
ら用途は、本発明の潜在的な使用の例示としてのものであって、本発明の多くの
機密保護の利点から利益を受ける用途の小さなサブセットに過ぎない。
【0013】 本発明のある実施形態は、白紙の機械印刷文書またはストックの身元を確認す
るために、機密保護文書上に印刷された機械が読むことができる記号の使用を含
む。コーティングを、予め定めた放射スペクトルに励起させるために必要な光の
波長のようなストックの物理的パラメータおよび特徴;コーティングの放射スペ
クトル、例えば、電磁エネルギー等の予め定めたソースで照射した場合に、放射
する光の波長;製造行程識別またはストック番号;ストックを印刷するために使
用するプリンタの識別および製造および確認段階で、リーダ、スキャナおよびプ
リンタを案内し整合するために、機密保護文書上に表示されるコーティング小領
域の大きさ、位置、サイズおよび特徴のテンプレートまたは識別;上記情報は、
(コーティング内、またはコーティングの外側のような)機密保護文書の任意の
場所に適用することができる。しかし、コーティング内に適用すれば、機械が読
むことができる記号に対する変造をもっと容易に明らかにすることにより、故意
のまたは故意ではない変造をさらに保護する。
【0014】 そうしたい場合には、上記情報を、暗号化し、圧縮し、機械が読むことができ
る記号にコード化することができ、ストックへのコーティングの塗布を行う責任
のあるメーカーまたは石版印刷業者により適用することができる。例えば、上記
情報は、マイクロPDFでコード化することができるが、このマイクロPDFの
場所は、印刷施設の名前、印刷施設の所在場所、印刷機械の識別番号、顧客の名
前、印刷が行われた日付け、および文書に表示されている紫外線照射対象の小領
域の番号を含む紫外線インキが使用されていないので知ることができる。別の方
法としては、ストックのメーカーは、関連情報を、そうしたい場合には、暗号化
し、圧縮し、および機械が読むことができる記号にコード化するサービス事務局
に供給し、ストックに適用するために、ストックのメーカーに上記記号を返送す
ることができる。さらに、機密保護文書の発行機関は、そうしたい場合には、機
械が読むことができる記号にするために、この情報を、暗号化し、圧縮し、コー
ド化し、これらパラメータに対して、種々の異なる数値を含む販売することがで
きるストックの包装の上のような、ある種の方法でこの情報が使用された場合に
は、上記記号をストックに適用することができる。機械が読むことができる記号
は、マイクロPDFの形をとることもできるし、または光学的文字認識(OCR
)技術による走査が必要な英数字表示とすることができる。ストックの身元確認
プロセスについては、「識別プロセス」という小見出しの(C)節のところで後
で詳細に説明する。しかし、それは、本質的に、実際の物理的パラメータと、ス
トックの物理的操作(内部確認)、またはストック上に表示されている機械が読
むことができる記号のデータ内容への、遠隔および/またはローカル・データベ
ース(外部確認)により入手したストックの特性との比較を含む。両者がほぼ同
じものである場合には、身元が確認されたことになる。それ故、(この後、すぐ
に(I)(C)節で説明する実施形態と組み合せることができる)この実施形態
は、機密保護文書の表面上に表示されているか、関連するローカル、および遠隔
データベースの対応する位置に含まれる、追加情報が何であろうとも、ストック
の身元を確認する身元確認の最初の段階である。
【0015】 図7Aおよび図7Bは、本発明の電磁波放射性の、機械が読むことができる小
領域10を使用する、作成および確認への詳細なアプローチのフローチャートで
ある。ステップ40において、コーティングされ、浸漬され、または特定の波長
の電磁放射(紫外線)で照射された場合に、それに応じて、予め定めたまた特定
のスペクトル放射特性(539〜549ナノメートルの範囲内の波長の電磁放射
の放射)を示す材料で処理される機密保護部分を含む、白紙機密保護文書が作成
される。これらの機密保護部分は、また紫外線照射対象の小領域またはコーティ
ングとも呼ばれる。機密保護文書は、為替、ギフト券、パスポート、証券、遺言
状、免許証、包装ラベル、流通性のある法律文書、タイトル、切符、手紙トラベ
ラーズ・チェック、食券、または身元の機密保護確認が役に立つ、任意の他の文
書の形にすることができる。その後で、ユーザは、プリンタに白紙機密保護文書
を挿入し、ステップ44において、ユーザが入力した情報を、紫外線照射対象の
小領域の一番上に印刷するのに適している、機械が読むことができる記号にコー
ドすることができるプログラムをコンピュータ上に呼び出す。文書の身元確認の
ために、ステップ46において、ユーザが入力する情報は、下記のものを含む。 1.バイオメトリクス(例えば、指紋の画像を走査、またはその他の方法で捕
捉し、それを機械が読むことができる記号にコード化する前に、デジタル化する
ことにより入手した指紋)。 2.誕生日、社会保険番号、個人識別番号(PIN)、流通のチェーンのそれ
らの人口統計、署名(例えば、デジタル署名、または引用によって本明細書の記
載に援用する、米国特許第5,138,140号が開示しているような手書きの
署名のデジタル版)、金融機関、受取人、支払い金額、支払い銀行、および機密
保護文書上に含まれるその他の人間が読むことができる情報、および機械が読む
ことができる情報、および関連するローカルおよび遠隔データベース内に含まれ
る情報の識別のようなインフォメトリクス。
【0016】 そうしたい場合には、ユーザが入力する情報は、当業者であれば周知の多数の
技術の中の任意の技術により、ステップ48において暗号化され、そうしたい場
合には、ステップ49において圧縮され、ステップ50において 機械が読むこ
とができる記号にコード化される。その後で、機械が読むことができる記号は、
ステップ52において、機密保護文書上に印刷される。その後で、ユーザは、ス
テップ54において、手書きまたはパソコンのキーボードへの入力により、機密
保護文書上の残りの小領域に記入し、ステップ56において機密保護文書を発行
する。これにより、本発明の、電磁波放射性の機械が読むことができる小領域1
0を使用するプロセスの機密保護文書作成段階は終了する。上記作成プロセスは
、別の方法で、または追加として、石版印刷業者が、小切手にコーティングした
後であるが、ユーザが小切手を発行する前に、小切手上に情報を印刷するプリン
タにより行うことができる。
【0017】 この時点で、機密保護文書を発行し、配布し、譲渡し、または必要な時まで保
存することができる。例えば、機密保護文書が、小切手、パスポートまたは出荷
ラベルの形をしている場合には、小売商、税関、または出荷会社にそれぞれ転送
することができ、その後で、これら会社等は、機密保護文書について内部確認お
よび/または外部確認を行うことができる。
【0018】 機密保護文書確認段階は、ステップ60において、機密保護文書の機械が読む
ことができる記号、および人間が読むことができる内容の両方を走査するスキャ
ナに、機密保護文書を挿入することからスタートする。その後で、走査された、
機械が読むことができる記号に含まれているデータ内容は、機械が読むことがで
きる記号が、機密保護文書作成段階において、圧縮され、暗号化されている場合
には、ステップ58においてデコードされ、ステップ61において解凍され、ス
テップ62において解読される。その後で、機密保護文書上の人間が読むことが
できる情報で発見された情報内容、および機密保護文書上の機械が読むことがで
きる記号で発見されたデータ内容は、ステップ66において両方を比較すること
により、または人間の介入なしで自動的確認することにより、ステップ66にお
いて確認できるように表示される。比較した結果、機械が読むことができる記号
のデータ内容と、人間が読むことができる情報の情報内容が一致した場合には、
機密保護文書はの機密保護文書確認段階は成功し、終了する。両方が一致しない
場合には、機密保護文書作成段階でエラーが発生したか、またはその後で機密保
護文書の偽造変造が行われたことを示す。さらに、上記比較は、また、アウトバ
ンド・リソースから入手した情報、または物理的文書の検査により入手したので
はなく、ローカルまたは遠隔データベースの問い合わせにより入手した情報を、
考慮にいれることもできる。例えば、文書の上に通常、現われない情報は、指紋
、誕生日、母親の結婚前の名前等のデジタル化した画像である。
【0019】 比較ステップ66は、特に二つのステップ・プロセスを含む。第一ステップに
おいては、紫外線照射対象の小領域に、予め定めた波長の光が照射される。その
後で、紫外線照射対象の小領域の実際のスペクトル放射特性が、一組の予想スペ
クトル放射特性に対して、捕捉され、分析され、また確認される。両方が予め定
めた許容差または許容範囲内にある場合には、紫外線照射対象の小領域は、本物
であると見なされる。一組の予想スペクトル放射特性は、予め比較ステップ66
において、予め定め、固定することができ、特に確認段階のためのローカルまた
は遠隔データベースのようなアウトバンド・リソースを通して送信することもで
きるし、または上記の節(I)(B)で示唆したように、機械が読むことができ
る記号に収容することもできる。このようにして、物理的測定(すなわち、予想
スペクトル放射特性測定)が行われ、結果はデータ素子(すなわち、紫外線照射
対象の小領域から放射される光の予想波長を表わすデジタル数値)となり、デー
タ素子は、物理的変数の変調で表わされる(すなわち、放射光の予想波長は、コ
ード化され、そうしたい場合には、機械が読むことができる記号に暗号化され、
圧縮され、この機械が読むことができる記号は本発明の機密保護文書に適用され
る)。
【0020】 比較の第二のステップは、機密保護文書上の人間が読むことができる情報の情
報内容、およびローカルおよび遠隔リソースおよびデータベースを通して、確認
プロセスが使用できる追加情報に対して、(機械が読むことができる記号から、
デコードされ、そうしたい場合には、暗号化され、また解凍される)機械が読む
ことができる記号のデータ内容の確認を含む。例えば、(米国特許第5,138
,140号に開示されている手段により)振出人の署名をデジタル化することに
より、また、それを機械が読むことができる記号にコード化することにより、金
融機関の各顧客に対するファイル上に記録されている通常の署名カードを、流通
性のある法律文書と合体し、それにより、流通性のある法律文書の身元を確実な
ものにする追加の手段を提供する。
【0021】 図12は、本発明の他の実施形態である。この図の場合には、機密保護文書1
46は、図1に示すように、蛍光性コーティング(「紫外線照射対象の小領域」
)でカバーされた同じラベル欄を含む。しかし、小切手146においては、手書
きまたは印刷証印の他に、一つまたはそれ以上の紫外線照射対象の小領域が、す
でに機械が読むことができる記号148で印刷されている。機械が読むことがで
きる記号148は、紫外線照射対象の小領域内ばかりでなく他の場所にも印刷す
ることができるが、しかし、紫外線照射対象の小領域内に印刷すれば、削り取り
のような変造に対してさらに安全になる。図13A−Cは、図12の小切手14
6のような機密保護文書を、生成し、発行し、確認するための方法のフローチャ
ートである。
【0022】 図13Aのフローチャートの最初のステップは、小切手146、為替、ギフト
券、または変造に対するさらに改善された安全性および身元確認から利益をうる
、任意の文書のような、流通性のある法律文書を含むことができる白紙の機密保
護文書を、ステップ150において作成することである。その後で、ユーザまた
は発行機関は、ステップ152において、手書きまたは機械で機密保護文書を完
成し、ステップ154において、情報を機械が読むことができる記号にコード化
するために、パソコン上で実行することができる発行ハードウェア/ソフトウェ
ア・パッケージを呼び出す。その後で、完成した機密保護文書は、ステップ15
6において、発行ハードウェア/ソフトウェア・パッケージまたはスキャナに挿
入される。上記パッケージまたはスキャナは、紫外線照射対象の小領域内の手書
きまたは印刷した証印を走査し、ステップ158において、紫外線照射対象の小
領域に対する手書きまたは印刷した証印の相対的位置をデジタル的に表示する、
ピクセル座標を含むビットマップを作成する。スキャナは、問題の小領域および
走査対象の証印を形成する紫外線照射対象の小領域により案内される。問題の小
領域を紫外線照射対象の小領域に限定すれば、機密保護文書の表面上の汚れ、チ
リおよびその他の環境的要素および要因、並びに確認プロセスにとって重要でな
い白紙の機密保護文書またはストック内の欠陥による、読み間違いの恐れが少な
くなる。問題の小領域を、紫外線照射対象の小領域に限定することによるもう一
つの利点は、走査対象の小領域が減ることにより、走査プロセス全体の速度が速
くなることである。
【0023】 引用によって本明細書の記載に援用する、R.ドーフの「電気エンジニアリン
グ・ハンドブック」(1993)の329〜345ページに、紫外線照射対象の
小領域のビットマップの画像の生成プロセス、および圧縮および再構成のような
デジタル画像の捕捉および伝送に含まれる他の技術が記載されている。画像形成
プロセスは、本質的に、紫外線照射対象の小領域上に格子を重畳することによる
、紫外線照射対象の小領域の標本化、およびセンサによる格子のボックスまたは
ピクセルからのエネルギー出力の検査を含む。その後で、各ボックスからの出力
は、電気信号に変換される。量子化プロセスにより、各電気信号に一つの番号が
割り当てられる。量子化プロセスの結果は、走査した画像をデジタル的に表わす
ビットマップ、または数のマトリクスである。
【0024】 機械が読むことができる記号にコード化された情報が、ビットマップ自身、ま
たは巡回冗長検査シーケンス(CRC)、チェックサム、または決定ステップ1
60のハッシュ関数のような、そのなんらかの間接表現であるかどうかを判断し
なければならない。ビットマップが、機械が読むことができる記号のベースとし
て使用される場合には、ビットマップは暗号化され、そうしたい場合には、ステ
ップ162、164および166において、それぞれ(図12に機械が読むこと
ができる記号148として示した二次元バーコードのような)機械が読むことが
できる記号にコード化される。しかし、ビットマップが使用されない場合には、
ハッシュ機能、チェックサム、または当業者であれば周知の等価アルゴリズムが
、そうしたい場合には、それぞれステップ168、170および172において
、暗号化され、そうしたい場合には、圧縮され、機械が読むことができる記号に
コード化される識別出力を入手するために、ビットマップに適用される。ステッ
プ174において、機械が読むことができる記号が、機密保護文書上に印刷され
た後で、ステップ176において機密保護文書が発行される。それ故、機械が読
むことができる記号は、予め定めた紫外線照射対象の小領域に対する、手書きま
たは機械印刷の証印の相対的位置により、身元確認および機密保護文書上の上記
証印を確認する「透かし模様」の働きをする。
【0025】 機密保護文書の受取人、またはその身元を内部または外部から確認したいと考
えている人は、ステップ178において、確認ハードウェア/ソフトウェア・パ
ッケージ内に機密保護文書を挿入することにより、機密保護文書上の紫外線照射
対象の小領域を走査する。上記パッケージは、ステップ180において、機械が
読むことができる記号をデコードする。機械が読むことができる記号にコード化
された情報が、ビットマップである場合には、そのビットマップは、それぞれ、
ステップ184、186および188において、そうしたい場合には、解凍され
、そうしたい場合には、解読され、デコードされ、機密保護文書の紫外線照射対
象の小領域の上に表示されている証印のビットマップと比較される。しかし、機
械が読むことができる記号にコード化された情報が、ビットマップでない場合に
は、この情報は、ステップに190、192および194おいて、それぞれ、そ
うしたい場合には解凍され、そうしたい場合には解読され、デコードされ、CR
Cシーケンス、チェックサム、ハッシュ機能、または機密保護文書の上に表示さ
れている証印のビットマップから入手した、実質的に同じ情報と比較される。ス
テップ188または194における、この比較の結果に基づいて、数値が等しい
場合には、ステップ198において、機密保護文書の身元、および機密保護文書
が、手書きまたは印刷証印に対する、実質的な変造が行われていないことが表示
され、内部確認が成功する。しかし、ステップ188または194で比較された
数値が等しくない場合には、機密保護文書は、ステップ200において、本物で
ないと表示され、および/または実質的変造を含むと表示される。別の方法とし
ては、または内部確認の他に、確認装置は、機密保護文書を外部的に確認するた
めに、走査した情報を関連ローカルまたは遠隔データベースと比較する。
【0026】 図14は、図13A−Cに示した方法を実行するための、発行ハードウェア・
パッケージ202、および確認ハードウェア・パッケージ204の一実施形態で
ある。白紙の機密保護文書またはストック206は、手書きまたは機械により完
成され、完全な文書208ができる。完成した文書208は、その上に表示され
ている手書きおよび/または機械印刷の証印の画像を捕捉するために、発行スキ
ャナ210内に挿入される。この画像は、当業者であれば周知であり、すでに説
明した技術により、ビットマップおよび/またはその誘導体を作成する際に、発
行コンピュータ212により使用される。ビットマップおよび/またはその誘導
体を、任意に暗号化し、任意に圧縮し、機械が読むことができる記号にコード化
した場合には、発行コンピュータ212は、発行プリンタ214に、発行プリン
タが、ビットマップおよび/またはその誘導体を表わす機械が読むことができる
記号を、発行プリンタに挿入済みの完成した文書上に、印刷することができるよ
うにするために、適当な情報を供給する。その後で、機械が読むことができる記
号を含む、透かし模様入りの文書216を機密保護状態で発行、流通、保管また
は確認することができる。
【0027】 透かし模様入りの文書216を確認するために、この文書は、紫外線照射対象
の小領域を走査する確認スキャナS218内に挿入され、それにより、透かし模
様入りの文書216上に表示されている証印の画像を入手する。ビットマップお
よび/またはその誘導体が、情報画像から作成され、確認コンピュータ220で
、任意に解凍され、任意に解読され、デコードされた機械が読むことができる記
号と比較される。この比較の構成要素が、ほぼ等しい場合には、透かし模様入り
の文書216の確認に成功したことになる。
【0028】 図12は、追加の機械が読むことができる記号149としての、英数字による
金額での、二段階画像形成透かし模様プロセスの他の実施形態である。図15に
示すように、上記および図13A−Cのフローチャートに示す方法により、第一
の機械が読むことができる記号148を適用した後で、他の機械が読むことがで
きる記号149を、他の機械が読むことができる記号149が、第一の機械が読
むことができる記号148、および任意の前の機械が読むことができる記号の存
在を、反映していることを除けば、ほぼ同じ方法で、機密保護文書上の任意のま
たはすべての欄に適用することができる。任意の数の機械が読むことができる記
号149は、ステップ224および226に示すように、任意の一つまたはそれ
以上のコーティングされた欄または紫外線照射対象の小領域に記入を行うために
、(ある欄の中の証印、およびその欄の中にすでに印刷済みの、任意のまたはす
べての前の機械が読むことができる記号を表わす)機密保護文書上に、反復して
置くことができ、それにより、(図の場合には、変造に対する三つのレベルの機
密保護を含む)多重レベルの透かし模様入りの文書228が作成される。この方
法を使用すれば、機密保護のレベルの変数を、必要に応じて、任意の適当な用途
に対して適用することができる。確認段階は、適用され最後の機械が読むことが
できる記号でスタートさせ、適用の逆の順序で進行させなければならない。それ
故、前のステップですでに確認済みの(または、特定のレベルで故意に無視した
)予め定めたシーケンスにより、現在の画像からのいくつかの、またはすべての
機械が読むことができる記号を無視または削除する。何故なら、これらの記号は
、現在の機械が読むことができる記号を発生している際には、この画像の一部で
はなかったからである。それ故、機密保護文書が偽造変造された場合には、それ
を、変造された部分を含む画像と一緒に発生した、機械が読むことができる記号
の以降の、いくつかのまたはすべてのレベルで反映させなければならない。別の
形のこのコンセプトは、適用中の現在の機械が読むことができる記号により表わ
される画像に適用された、すでに適用済みの機械が読むことができる記号の、予
め定めたサブセットを含むことができる。
【0029】 透かし模様プロセスを使用することにより、下記の別の利点が得られる。すな
わち、文書の機密保護部分の画像は、機械が読むことができる記号ですでにコー
ド化されているので、削り取りばかりでなく、証印への追加を含むすべての変造
を、内部および外部確認プロセス中に検出することができる。
【0030】 一方、上記実施形態は、機密保護文書の上で発見した情報を、機密保護文書上
で発見した機械が読むことができる記号と比較(内部確認)することにより、機
密保護文書の身元を確認する方法に焦点を当てている。取引き追跡部分の下記の
実施形態は、遠隔またはローカルな関連データベースと、確認点と比較(外部確
認)することによる機密保護文書の確認、および上記の二段階画像形成または透
かし模様プロセスの他に、自己比較を使用する。図8は、本質的には、支払い銀
行80に、小切手の金額の支払いを拒否すべきか、または支払うべきか、を判断
する時間の長さを延長させる、本発明の電磁波放射性の機械が読むことができる
小領域10の一つの用途を示す。小切手持参人82は、(上記方法で作成された
)機密保護文書または小切手を預金銀行84に提出し、暫定クレジット(支払い
のための預金が不足していること、文書の実質的な変造、または文書内の他の欠
陥を発見した場合には、流通性のある法律文書に最終的に支払いを行う前に、呼
び出すことができるクレジット)が、小切手持参人82に与えられる。その後で
、小切手は、支払い銀行80により分類され、合計される、中間銀行または手形
交換所に送るために他の人に渡される。その後で、小切手は、中間銀行86に送
られ、支払い銀行のエージェントに与えられ、暫定クレジットが入力される。小
切手は、支払い銀行80に送られ、この支払い銀行は、それ自身に対して小切手
の確認((I)節のところで説明した内部確認)し、また実際の支払いファイル
に対して確認することにより本物であると判断する。支払い銀行80が、小切手
の内部確認および外部確認の両方に成功した場合には、小切手に対して支払いが
行われ、すべての暫定クレジットは最終的なものになるか(または、銀行業界の
用語で、確定される)。しかし、小切手の確認に成功しなかった場合には、支払
いが拒否され、適当なメモと一緒に返却され、暫定クレジットが、手形交換所8
6および預金銀行84に呼び出される。
【0031】 手形交換プロセスを規制するユニホーム・コマーシャル・コード§4−213
(1)(d)、§4−301および§4−302の規定により、支払い銀行80
が、(手形決済組合銀行86が提示した小切手の場合のように)、提示された小
切手に対してすでに暫定クレジットを行っていた場合には、もし受領の銀行日の
次の銀行日の午前12時以前に、暫定クレジットが呼び出されない時には、その
小切手に対しての支払いは最終的なものとなる。最終的な支払いが行われると、
支払い銀行80は、その小切手の金額に対して支払い責任を持つことになり、通
常、支払いを拒否することはできない。それ故、支払い銀行80は、限定された
時間内に、自分が小切手の金額を支払うべきか、支払いを拒否するのかを決定し
なければならない。この時間の大部分は、物理的小切手を支払い銀行80に送る
ために使用されるので、決定プロセスには非常に短い時間しか残っていない。
【0032】 小切手が、本発明の電磁波放射性の機械が読むことができる小領域10を含む
場合には、預金銀行84および/または中間銀行86は、(I)節のところです
でに説明した方法により、小切手が本物であることを内部的に確認することがで
きる。別の方法としては、または内部確認の他に、預金銀行84および中間銀行
86は、支払い銀行80に要求することにより、小切手が本物であることを外部
的に確認87することができる。支払い銀行は、中間銀行に、小切手に同じ情報
が表示されていることを外部的に確認するために、振出人の名前、口座番号、小
切手番号、支払い金額等を含む関連情報を供給する。その後で、確認段階の結果
は、前払いファイル88の形をしている物理的小切手の前に、支払い銀行80お
よび/または中間銀行86に転送される。前払いファイル88は、支払い銀行8
0がそうする機会の2〜3日前に、預金銀行84および/または中間銀行86に
よる、物理的小切手の直接検査および走査により入手した、人間が読むことがで
きる情報内容および機械が読むことができるデータ内容のすべてを含む。それ故
、暫定クレジットと調停するためにもっと長い日数を銀行に与える必要はなくな
る。何故なら、小切手が本物であることを確認するための、支払い銀行80によ
る小切手の受領および検査は、もはや必要ないからである。
【0033】 図9は、本発明の電磁波放射性の機械が読むことができる小領域10を含む、
為替、ギフト券等の機密保護通貨相当物を流通させるための方法である。発行機
関100は、電磁波放射性の機械が読むことができる小領域10を含む機密保護
為替104を、現金または顧客現金相当物106との交換により、顧客102に
販売する。発行機関100の他の機能上の責任としては、下記のものがある。 1.機密保護為替104の売買および販売 2.販売売上げへの機密保護為替104の販売に関する情報の調停 3.発行機関の金融機関128への販売売上げの預金 4.顧客102へのサービスの提供 5.機密保護為替104の販売の際に使用する、ハードウェアおよびソフトウェ
アの保守の監督 6.人員および装置発行の機密保護為替104による、サービスの品質の維持 7.(例えば、書式および表示媒体の注文のような)消耗品の注文
【0034】 消費者102は、本発明の機密保護通貨相当物を流通させるためのシステムに
加入している、消費者が選択した受取人110からの商品、サービスまたは受取
人の報酬108と引き換えに、機密保護為替104を発行する。受取人110は
、現金受取人の口座の暫定クレジット、またはなんらかの形の預金金融機関の現
金相当物114と引き換えに、預金金融機関112に、機密保護為替104を提
示する。
【0035】 その後で、預金金融機関112は、暫定クレジットまたは他のなんらかの形の
、決済金融機関の現金相当物118と引き換えに、決済金融機関116に機密保
護為替104を提示する。発行機関100により、機密保護為替104の最初の
販売が行われた時、発行機関100は、アウトバンド・リソース(郵便、インタ
ーネット、機密保護モデム等)を通して、中央サービス事務局122に、販売情
報120を送信する。上記情報は、日付け、時刻、金額、消費者識別、一連番号
および機密保護為替取引きの他の識別特性のような、取引きを記述している情報
を含み、サービス事務局122は、販売情報受信を通知する。その後で、サービ
ス事務局122は、送信した販売情報から入手した情報、および決済金融機関1
16に支払うべきでない、拒絶された品目のリスト、およびサービス事務局12
2が追加した追加関連情報を含む、実際の支払いファイル124を送信する。実
際の支払いファイル124の送信中に含まれる情報に基づいて、決済金融機関1
16は、預金金融機関112に支払うべきかどうかを決定する。その後で、決済
金融機関116は、支払ったこれら機密保護為替104のリスト、および支払い
条件を示す追加関連情報を含む支払い品目ファイルを、サービス事務局122に
送信する。
【0036】 サービス事務局122の他の機能的責任としては、下記のもの等がある。 1.発行機関の金融機関128に対するデビット命令の発行。 2.決済金融機関116へのクレジット文書の発行。 3.発行機関100、受取人110および預金銀行112への顧客サポートの供
給。 4.機密保護為替発行に対する品質管理の維持。 5.すべての消耗品の供給。 6.すべての現場ハードウェアおよびソフトウェアの設置と保守。 7.流通プロセスの各ステップの釣合と調停。 8.消費者102に対するオンラインおよび印刷報告書の作成。 9.予め定めた期間内のすべての拒否された機密保護為替104の識別と返送。
【0037】 一定の期間をおいて(毎日)、発行機関100は、消費者102から受け取っ
た消費者現金相当物106と、販売された機密保護為替104とを調停し、発行
機関の金融機関128への機密保護為替104の販売に対する、総売上受領を表
わす発行機関の販売売上げ126を預金する。サービス事務局122から指示が
あった場合には、発行機関の金融機関128は、決済金融機関116に支払いを
行う。決済金融機関116は、決済金融機関現金相当物118を、機密保護為替
104と引き換えに、預金金融機関112に供給する。決済金融機関116が、
支払ったか、支払を拒否した機密保護為替104を、識別および保管するために
、サービス事務局122に送信した時、流通プロセスは終了する。預金金融機関
112は、消費者102に償還請求権を求めることもできるし、不正に支払った
機密保護為替104を損失として、「減価消却」することもできる。
【0038】 決済金融機関116の他の機能的責任としては、下記のもの等がある。 1.預金金融機関112からの、機密保護為替104を伴う現金レターの受領。 2.磁気インキ文字認識(MICR)コードから入手した情報の確認。 3.返送された機密保護為替104の処理。
【0039】 機密保護為替104の追加確認手段としては、受取人110および/または預
金金融機関112および/または決済金融機関116は、サービス事務局122
からの実際の支払いファイル124の情報を、機密保護為替104の物理的検査
および走査により入手した情報と比較することにより、サービス事務局122か
らの機密保護為替104の身元の参照番号130により示したように、外部確認
を要求することができる。別の方法としては、またこの身元確認銀行の他に、受
取人110、預金金融機関112および/または決済金融機関116は、紫外線
照射対象の小領域の身元を確認(ストック確認)し、参照番号132で示すよう
に、機密保護為替104上の、機械が読むことができる記号のデータ内容を、人
間が読むことができる情報内容と比較することによって、節(I)のところで説
明した方法により、機密保護為替104上で、内部確認を行うことができる。
【0040】 図10は、サービス事務局122が、機密保護為替104の流通の際に含まれ
る、他の構成要素に供給するサービスである。より詳細に説明すると、サポート
・サービスは、顧客102に、支払いに関する問い合わせをサービスし、支払っ
たか、支払いを停止した機密保護為替のコピーを要求するために、サービス事務
局122により、発行機関100に供給される。発行機関100は、バッチの流
れの形で、販売情報をサービス事務局122に送信する。サービス事務局122
は、また、リアルタイムで、機密保護為替104の身元を確認(現金化授権サー
ビス問合わせ130)するために、受取人および/または預金金融機関112に
よる要求に応答する。
【0041】 上記機密保護為替104の流通のためのプロセス中に、機密保護為替の販売人
は、発行機関100の重役会の決定により、自分自身の機密保護為替104の発
行機関100になる機会が与えられる。重役会は、発行機関100が機密保護為
替104を発行することを決定した場合には、ローカル免許および債券を求めて
州政府に申請する。債券を郵送し、免許を取得した場合には、発行機関100は
、在庫管理および監査、保管施設要件、または白紙のファイナンシャル・ペーパ
ーの盗難を考慮しないで、それ自身の機密保護為替104をプロモートし、発行
することができる。サービス事務局122は、まだ償還されていない機密保護為
替から、より大きい百分率の長期フロートおよび復帰資金に対して、新しい発行
機関100の販売コスを引き受けるのを助けるために、奨励金の提供を決定する
ことができる。
【0042】 機密保護為替104の販売は、金銭登録機、チェックアウト・ライン、または
顧客サービス・エリアのような適当な場所で行うことができる。このような状況
において、顧客サービス代表は、コンピュータに関連するキーパッドまたは他の
ターミナル入力デバイスにより、一意の識別およびパスワードを入力することが
できる。これに応じて、発行システムは、その中に機密保護為替に割り当てられ
る金額が入力される、機密保護をクリアし、予め権限を与えられた機密保護為替
入力スクリーンにアクセスする。発行した場合、発行システムは、機密保護為替
104、および消費者102が作成したレシートまたは申請書の等価物を発生す
る。
【0043】 図17および図18は、それぞれ、機密保護為替および機密保護ギフト券を発
行する際の、消費者102と発行機関100との間の取引きの、二つの実施形態
の詳細図である。これら実施形態は、特に、下記の特徴を持つ小売店用のもので
ある。 1.機密保護文書を発行するのに、顧客サービス用のデスクまたはエリアを使用
することはできない。 2.レジ係は最小限度の教育しか受けていないし、給与は最低であるが、総売上
高は比較的高い。 3.機密保護文書発行ハードウェア、ソフトウェアおよび手順を、現在の販売位
置に内蔵させることができる。
【0044】 図17は、小売店で購入される任意の他の製品に非常によく似ているディスプ
レイ・エリア内で、最初に顧客により選択され、レジ係のところに持ち込まれる
機密保護為替の発行を示す。一連番号およびストック番号が、従来技術のSKU
およびUPCと一緒に、機械が読むことができるコードで、機密保護為替上に印
刷される。例えば、機密保護為替は、クラムシェル・ラッピングに入れて、表示
ラック内の釘に掛けられる。また、目でみることができる封筒を通して、アクセ
スすることができる密封パッケージ、または切除部分を使用することもできる。
その後で、レジ係は、白紙の機密保護為替を自動的に走査して、ソフトウェアを
呼び出し、キーボードおよびディスプレイまたは当業者であれば周知の他の同等
の入力および承認手段により、金額、ドルによる数値または機密保護為替の額面
を入力するように、レジ係または消費者にプロンプトする。その後で、機密保護
為替を走査することにより入手した発行情報は、(レジ係により取引きの際に、
文書上に記載または印刷することができる)供給された金額と一緒に、記録また
はさらに処理するために、商業中央データベースに送られる。その後で、発行情
報は、時刻、日付けおよび発行場所のような任意の追加情報と一緒に、記録し、
処理し、機密保護為替の印刷に関する、前の記録と照合して確認(外部確認)す
るために、サービス事務局に送られる。確認の結果が満足すべきものである場合
には、身元確認情報が、記録、処理およびレジ係への送信のために、商業中央デ
ータベースに返送される。身元確認情報を受け取った場合には、レジ係は、レジ
係のレジを通して、上記方法により、機械が読むことができるコードにより、サ
ービス事務局から入手した身元確認情報と一緒に、必要な額面を印刷することに
より機密保護為替を使用可能にする。その後で、レジ係は、使用可能な機密保護
為替を、取引きのためにレシートと一緒に、消費者に渡し、機密保護為替の販売
または発行を終了する。
【0045】 図17は、機密保護為替を発行するための他の実施形態である。この実施形態
は、文書を物理的に決済するのではなく、電子手段を通しての金額の決済を行う
。電子資金決済を開始する機密保護為替の発行プロセスは、消費者が、使用可能
な機密保護為替は受け取らないで、取引きのレシートを受け取るだけという点を
除けば、今説明したものとほぼ同じである。それ故、交渉プロセスの際に物理的
文書を譲渡するために、譲渡を行う必要はない。
【0046】 図18は、ギフト券を、そうしたい場合には、予め定めた額面で、消費者が使
用することができすようにして、額面の入力をしなくてもすむようにする点を除
けば、図17の機密保護為替の実施形態とほぼ同じである、機密保護ギフト券の
発行を示す。そうすることはできるが、ギフト券は、通常、電子手段を通しての
資金の決済を含まない。
【0047】 発行システムのハードウェア要件は適度なものであって、通常、下記のものを
含む。 1.パソコン 2.64メガバイトのRAM 3.CD ROMデバイス 4.サービス事務局へ販売情報120を送信するための、ヘイズ互換モデム(5
6Kbps) 5.レーザ・プリンタ(印刷規格の品質を維持するために、サービス事務局12
2の承認をうるために、特定のメーカーおよびモデル番号が必要な場合がある。
) 6.サービス事務局122により供給される白紙の機密保護為替ストック 7.(身元をさらに保証するために、印刷の品質を保証し、および特殊インキが
確実に使用されるようにするための、サービス事務局122により供給すること
ができる)カートリッジ・トナー
【0048】 発行システムのソフトウェア要件は、販売、発行ロジック、印刷ルーチン、お
よび無線通信機能を収容するための、顧客の設置場所モジュールを含む。さらに
、ソフトウェアおよびハードウェアは、下記の特徴を含むことができる。 1.機密保護レベルを制御し、また常に発行システムへのアクセスおよび入力の
レベルを保護するための、パスワードおよび顧客サービスを表わす識別。 2.発行機関100および発行システムの位置に対して一意の、一連の昇順の連
続機密保護為替連続番号を記憶する機能。 3.発行する各機密保護為替104の金額および数量を表示する、機密保護為替
104の発行を制御するためのディスプレイ。 4.(金融用紙に対する連邦規制およびガイドラインが適用される)発行機関の
ロゴ、磁気インキ文字認識(MICR)コードおよび(サービス事務局122が
供給する仕様による)機械が読むことができる記号により、カスタム化された用
紙の面を印刷するための印刷ルーチン。 5.(主として、インターネットを通して)サービス事務局に送信される、販売
情報ファイルを発生する機能を含む無線通信機能。バックアップ・モードとして
、他のインターネット・アクセス・プロバイダを、発行機関100からサービス
事務局122への電話線を通して、サービス事務局122にアクセスするための
、補助チャネルとして使用することができる。
【0049】 発行システムを始動するために、発行機関100は、ローカル・アクセスを持
つインターネット・アクセス・プロバイダ(例えば、MCI、MSNまたはAT
&Tワールドネット)にアクセスするために設計されたソフトウェアを受信する
。このソフトウェアにより、発行機関100は、インターネット・アクセス・プ
ロバイダ(IAP)に口座を設定することができる。口座が設定され、ソフトウ
ェアが、発行システムをインターネットにログすると、ソフトウェアは、発行機
関100からの追加入力を必要としないサービス事務局122に対応するウエブ
サイトへ、自分自身を委託する。ソフトウェアは、ソフトウェアがサービス事務
局122が供給する機密保護コードにより、サービス事務局ウエブサイト上にロ
グした場合には、販売情報ファイルを、発行システムから、サービス事務局12
2に転送する。この転送が完了すると、サービス事務局122は、販売情報ファ
イルが受信されたことを確認し、正式な受信通知を、発行機関100により読ま
れる発行システムに送り返す。同時に、サービス事務局122のところの、イン
ターネット・メール・サーバは、そうしたい場合には、(例えば、総売上、売上
の純利益、販売数量等のような)機密保護為替ビジネスの金融報告文書作成状態
を、発行機関100に送信する。
【0050】 本発明の機密保護為替を流通させるための方法の将来の拡張に備えて、「多数
対1」モードでの動作が行われる。同様に、インターネットを制御している現在
の技術を使用して、性能をほとんど劣化させないで、多数の当事者は同時にホス
ト・コンピュータと通信することができる。それ故、インターネットを使用して
、サービス事務局122は、追加電話線およびサポート人員の増加を制限しなが
ら、サービス事務局122にアクセスする発行機関100の数を劇的に増大する
ことができる。
【0051】 図9に、本発明の流通方法を示すが、この流通方法を使用することにより、サ
ービス事務局122が、消費者サービス要求、一般的な問合わせ、支払いの停止
、報告等を収容するために、発行機関100に返送する通信を供給することがで
きる、「1対多数」モードで動作することができる。発行機関100は電子メー
ルにより、発行システムのソフトウェアを修正することができ、そのため、品質
を犠牲にしないで、世界中で、顧客サービスおよびサポートを効率的に、また経
済的に行うことができる。
【0052】 発行機関100が、サービス事務局122が発生した内部手順に従って、一日
に少なくとも一回受信する消費者現金等価物106により、販売レシートを調停
することが予想される。調停を手動で行う場合には、発行機関100は、すべて
の消費者の申込書式を合計し、この合計から全部の販売、全部の無効なものおよ
び手数料(集めた消費者の現金等価物)の概要が記載されている日毎の清算書式
(DSF)を作成しなければならない。DSFの合計は、現金の合計、またはそ
の特定の日に売り手の金融機関に預金する発行機関の販売売上げと、等しいもの
でなければならない。(発行システムにより)、調停が自動的に行われる場合に
は、発行機関100は、単に、発行システムに対する毎日の販売情報の要約の出
力と、売り手の金融機関128に預金する発行機関の販売売上げ126と調停し
さえすればよい。
【0053】 発行システムは、発行し、キャンセルした(無効な)機密保護為替104、お
よび進行中の差引勘定に関する包括的な情報を維持する他に、受信した消費者現
金等価物106に関する、詳細な売上情報を記録しなければならない。この情報
は、視覚的ディスプレイおよび印刷コピーの両方により利用することができる。
毎日の合計は、経歴の追跡および統計上の追跡を行うために、適当なデータベー
ス内に公式記録に記録される。ソフトウェアは、国際通過の換算のための機能を
、将来アップグレードすることができるように設計される。
【0054】 本発明の他の実施形態は、食券への適用を含む。食券は、通常、食券のために
資金をサービスし、供給する口座に準備資金を郵送しなければならない、政府機
関により管理されている機関により発行される。これらの準備資金は、食券の予
想される詐欺の償却を補填するために使用され、維持するのに非常にコストが掛
かる。しかし、機密保護文書を供給するするための方法を、食券と一緒に使用し
た場合には、情報のコストの掛かる準備資金をかなり減らすことができるし、ま
たは完全にゼロにすることができる。詐欺の償却をかなり減らすことができれば
、さらに、経費を節約することができる。
【0055】 図11は、機密保護食券134を流通させるための通常の配布方法を示す。こ
の方法は、機密保護為替のところですでに説明したものとほぼ類似の内部確認方
法、および外部確認方法を使用する。政府の認可を受けている発行機関136は
、機密保護食券134を、予め定めた一組の選択可能要件に基づいて、消費者1
02に送付し、配布情報142をサービス事務局122に転送する。その後で、
消費者102は、機密保護消費者食券134を、通常、食品のような必需品の形
をしている、受取人現金等価物108と引き換えに、受取人110に提示する。
交換の前に、受取人110は、機密保護食券自身132の身元を確認することが
でき、および/またはその身元130の確認を要求することができる(外部確認
)。その後で、受取人110は、機密保護食券134を、通常、現在の口座への
現金またはクレジットの形をしている、償還機関現金等価物140と引き換えに
、政府であってもよい償還機関138、認可をうけている私的機関または政府発
行機関136に転送する。償還機関138は、受取人110がしたように、機密
保護食券の確認に対して同じオプションを持つ。機密保護食券134が償還され
た場合には、償還機関138は、支払い情報142をサービス事務局122に送
る。償還機関138は、償還された機密保護食券134を、政府発行機関136
または保管機能を供給する他の機関に転送する。政府発行機関136は、その受
け入れに対する先行条件として、機密保護食券134に対して内部確認を行うこ
とができる。
【0056】 本発明の電磁波放射性の機械が読むことができる小領域の他の実施形態は、流
通性のある法律文書上に埋設されている、「一時停止電子資金決済(EFT)」
を生成する。EFTという用語は、小切手、手形、または口座を借方に記入する
か、貸方に記入するために、金融機関に注文し、命令しまたは認可を与える目的
で、電子ターミナル、またはコンピュータからの類似の紙の文書による取引き以
外の、資金の譲渡を示す一般的な用語である。この用語は、販売時点決済、自動
窓口機(ATM)決済、自動手形交換所(ACH)を通して行われた認可前の借
方および貸方、認可前の電話による支払いの決済、小切手確認および保証および
小切手切捨ておよび無線決済を含むが、それらに限定されない。この用語は、電
子ターミナルにおける、小切手、手形または類似の紙の文書によって行われた支
払いは含まない。ACH決済は、通常、(例えば、チェックフリー(登録商標)
およびクイッケン(登録商標)のような)多数の一般に使用されている通過管理
ソフトウェア・パッケージにより使用される。上記決済は、比較的安価であり、
一日か二日でクリアする。現在、詐欺に対する機密保護は、全面的に、連邦銀行
システムを通しての決済を確認する根元的システムにより行われる。
【0057】 1978年11月、議会は、消費者クレジット保護法(15 USC §16
93)へのタイトルIXとして、電子資金決済法を制定した。1979年、連邦
準備制度理事会により発行された法規Eは、条例(12 CFR 205部)を
実行し、実行するためのものであった。この条例の目的および根本的理由は、資
金を決済するために電子システムを使用すれば、消費者にとって実質的な利益が
あるという議会による答申によったものである。この条例の目的は、電子資金決
済システムの参加者の権利、債務および支払い能力を確立する基本的枠組みを供
給することである。しかし、この条例の主な目的は、個々の消費者に対する権利
を供給することであったし、条例Eは、主としてこの目的を達成するためのもの
である。根元的な目標は、集金プロセスに含まれる時間およびコストをゼロにす
るか、または有意に減らすために、紙の媒体の流れおよび取引きを減らすことで
ある。
【0058】 上記条例によれば、電子資金決済の受取人は、決済するための資金の存在また
は十分あることが確認されるまで、決済を最終的に承認することはできない。E
FT身元確認コードまたは一時停止EFTを、通常の小切内に埋設するために、
本発明の電磁波放射性の機械が読むことができる小領域を使用することにより、
決済を行うためにすでにとっておいた資金のEFTおよび利用度の確認を、かな
り速く行うことができる。EFT身元確認コードは、本質的には、マクロ身元確
認コード(MAC)またはデータ暗号化規格(CDES)キーを含む。例えば、
図16に示すように、消費者102は、その後で、それを預金銀行112に提示
する受取人110に対する、一時停止EFT230が表示されている小切手を発
行する。その後で、預金銀行112は、それを区分けし、一時停止EFT230
を抽出し、物理的文書が放棄される時点で、(サービス事務局122に対する要
求を通して、内部的に132、および外部的に130)一時停止EFTの身元を
確認する。その後で、一時停止EFTは、ある口座から他の口座に資金を振り込
むために、FEDNETに直接提出される。上記の用語については、引用によっ
て本明細書の記載に援用する、1997年2月の、特別号「電子マネー」、IE
EEスペクトルに詳細に記載されている。
【0059】 上記の実施形態のもう一つの利点は、このプロセスの自動的な副産物である、
機密保護文書の流通を追跡する、支持ドキュメンテーション(例えば、前払いフ
ァイル88、支払い項目ファイル125、支払い情報142)も、復帰権回復の
ための記録保管要求を満足することである。州の法律によると、支払いシステム
の資金の百分率(例えば、85%)は、(通常、州により3〜7年)の予め定め
た期間の間の、残りの集金されなかった、または支払われなかったものに対して
、発行構成要素に復帰またはもとへ戻すことができる。さらに、内部確認および
外部確認としてすでに説明した、上記機密保護文書の確認への二層アプローチは
、販売時点(POS)および機密保護文書の流通の他の各時点で確認できるばか
りでなく、協調して、また機密保護文書自が変更された正確な方法で、偽造変造
することがほぼ不可能な、遠隔データベース(例えば、前払いファイル88、支
払い項目ファイル125、支払い情報142)を供給する。それ故、外部確認プ
ロセスおよび/または外部確認プロセスにより、食い違いが発見された場合には
、機密保護文書は、偽造と表示される。
【0060】 上記の「機密保護文書作成」節および「取引き追跡」節に記載した、身元確認
方法を使用する他の実施形態は、図19に示すように、上記文書を流通性のある
法律文書、トラベラーズ・チェックまたはクレジット・カードとして追跡する移
動署名カードである。上記文書は、偽造の可能性を本質的にゼロにするために、
ユーザの署名の、人間が読むことができる表現を持つ必要もないし、また実際持
つべきでもない。それを資格のないユーザがアクセスすることができない、予め
署名した署名カードと比較することによって、署名カードの保管場所から遠く離
れた場所での、ユーザの署名が本物であるかどうかの判断から利益を得る任意の
文書を、この実施形態と一緒に有利に使用することができる。上記文書には、通
常、口座を開設する時、または当業者であれば周知の同じ環境の下で、署名カー
ド上にサインしたユーザの署名の、任意にコード化され、圧縮されたビットマッ
プを含む、機械が読むことができるコードが印刷される。文書またはカード上の
ユーザの署名を確認するために、商人は、文書またはカードを走査し、関連ハー
ドウェアおよびソフトウェアは、ユーザの前にサインした署名の画像を、文書ま
たはカード上のコード化したビットマップから供給する。その後で、商人は、文
書またはカードを使用しようとしている人の手書きの署名を、ビットマップから
入手した視覚的画像と目で見て比較し、両者がほぼ類似している場合には、身元
確認は成功する。それ故、通常の署名カード上の情報は、文書またはカードと一
緒に移動して、物理的な署名カードにアクセスしなくても、署名分析を行うこと
ができる。また、そのため、消費者は、従来技術の署名ブロックを含むクレジッ
ト・カードの場合のように、潜在的な偽造者が目でみることができない状態で、
署名カードだけに通常含まれている情報を持ち運ぶことができる。
【0061】 最善の方法で実行した実施形態により、本発明を図示し、説明してきたが、当
業者であれば、本発明の精神および範囲から逸脱しないで、上記および種々の他
の形態およびその詳細な点のの変更、除去および追加を行うことができることを
理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の、電磁波放射性の機械が読むことができる小領域を含む、流通性のあ
る法律文書である。
【図2】 直線バーコードを含む、本発明の、電磁波放射性の機械が読むことができる小
領域の分解図である。
【図3】 二次元バーコードを含む、本発明の、電磁波放射性の機械が読むことができる
小領域の分解図である。
【図4】 本発明の、電磁波放射性の機械が読むことができる小領域を含む為替である。
【図5】 本発明の、電磁波放射性の機械が読むことができる小領域を含むパスポートで
ある。
【図6】 本発明の、電磁波放射性の機械が読むことができる小領域を含む出荷ラベルで
ある。
【図7A】 本発明の、電磁波放射性の機械が読むことができる小領域を使用する、機密保
護文書を作成し、確認するための方法のブロック図である。
【図7B】 本発明の、電磁波放射性の機械が読むことができる小領域を使用する、機密保
護文書を作成し、確認するための方法のブロック図である。
【図8】 本発明の、電磁波放射性の機械が読むことができる小領域を使用する、小切手
の金額を支払うべきか、支払いを拒否すべきかを決定するために必要な、金融機
関へ情報を送るための方法のブロック図である。
【図9】 本発明の、電磁波放射性の機械が読むことができる小領域を使用する、機密保
護通貨相当物を流通させるための方法のブロック図である。
【図10】 図9のサービス事務局が提供する顧客サポー・サービスのブロック図である。
【図11】 本発明の電磁波放射性の機械が読むことができる小領域を使用する食券を配布
するための方法のブロック図である。
【図12】 さらに、透かし模様を含む、本発明の電磁波放射性の機械が読むことができる
小領域を含む流通性のある法律文書である。
【図13A】 本発明の二段階の画像形成プロセスまたは透かし模様プロセスのフローチャー
トである。
【図13B】 本発明の二段階の画像形成プロセスまたは透かし模様プロセスのフローチャー
トである。
【図13C】 本発明の二段階の画像形成プロセスまたは透かし模様プロセスのフローチャー
トである。
【図14】 図13A−Cの二段階の画像形成プロセスまたは透かし模様プロセスを実行す
るための、発行および確認ハードウェア・パッケージのブロック図である。
【図15】 図13A−Cの二段階の画像形成プロセスまたは透かし模様プロセスの反復実
行のブロック図である。
【図16】 本発明の電磁波放射性の機械が読むことができる小領域を使用する機密保護疑
惑EFTを配布するための方法のブロック図である。
【図17】 機密保護の為替を発行するための方法のフローチャートである。
【図18】 機密保護ギフト券を発行するための方法のフローチャートである。
【図19】 本発明の、旅行署名カード実施形態を含むクレジット・カードおよび為替であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/08 G07D 7/06 G07D 7/06 G06K 19/00 F G07F 7/12 G07F 7/08 C (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,V N,YU,ZW (72)発明者 グリーン,ジョナサン,ディー. アメリカ合衆国.22203 ヴァージニア, アーリントン,ジェファーソン ディヴィ ス ハイウェイ 2001,スイート 504 (72)発明者 キーパー,レスター,エッチ.,ジュニア アメリカ合衆国.60621 イリノイズ,オ ーク ブルック,ミッドウェスト ロード 2001,スイート 303 【要約の続き】 示されている機械が読むことができる記号のデータ内容 と比較することによって行われる。

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機密保護文書であって、 a)基板と、 b)前記基板の少なくとも一部の上にコーティングされた紫外線照射対象の小
    領域と、 c)前記基板上に印刷された、文書の物理的特徴を示すデータによりコード化
    されている、機械が読むことができる証印とを含む機密保護文書。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の前記機密保護文書において、前記証印が、
    紫外線照射対象の小領域の特徴によりコード化されている機密保護文書。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の機密保護文書において、前記紫外線照射対
    象の小領域の物理的特徴が、前記コーティングを、予め定めた放射スペクトルに
    励起するのに必要な光の波長を含む機密保護文書。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の機密保護文書において、前記紫外線照射対
    象の小領域の物理的特徴が、電磁エネルギーの予め定めたソースにより照射され
    たときに放射する光の波長を含む機密保護文書。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の機密保護文書において、前記機械が読むこ
    とができる証印が、紫外線照射対象の小領域上に実質的に印刷されたバーコード
    記号である機密保護文書。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の機密保護文書において、さらに、ギフト券
    として使用するのに適している情報で満たされた複数のフィールドを含む機密保
    護文書。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載の機密保護文書において、さらに、為替とし
    て使用するのに適している情報で満たされた複数のフィールドを含む機密保護文
    書。
  8. 【請求項8】 請求項2に記載の機密保護文書において、さらに、小切手と
    して使用するのに適している情報で満たされた複数のフィールドを含む機密保護
    文書。
  9. 【請求項9】 請求項2に記載の機密保護文書において、さらに、食券とし
    て使用するのに適している情報で満たされた複数のフィールドを含む機密保護文
    書。
  10. 【請求項10】 請求項2に記載の機密保護文書において、さらに、前記文
    書により実行される取引きに関する情報、紫外線照射対象の小領域のほぼ重畳し
    ている、人間が読むことができる情報を含む複数のデータ・フィールドを含む機
    密保護文書。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の機密保護文書において、さらに、前記
    文書により実行される取引きに関する人間が読むことができる情報の、少なくと
    も一部によりコード化された機械が読むことができる証印を含む機密保護文書。
  12. 【請求項12】 請求項2に記載の機密保護文書において、さらに、前記文
    書のユーザに特有な情報でコード化された、第二の機械が読むことができる証印
    を含むデータ・フィールドを含む機密保護文書。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の機密保護文書において、前記文書のユ
    ーザに特有な前記情報が、ユーザのバイオメトリクス情報を含む機密保護文書。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載の機密保護文書において、前記文書のユ
    ーザに特有な前記情報が、前記ユーザの情報の情報を含む機密保護文書。
  15. 【請求項15】 機密保護文書を作成するための方法であって、 a)前記基板の少なくとも一部上に、紫外線照射対象の小領域をコーティング
    するステップと、 機械が読むことができる記号を、前記文書の物理的特徴を示すデータでコード
    化するステップと、 前記基板上に前記機械が読むことができる証印を印刷するステップとを含む方
    法。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の方法において、前記証印が、前記紫外
    線照射対象の小領域の物理的特徴によりコード化される方法。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の方法において、前記紫外線照射対象の
    小領域が、前記コーティングを予め定めた放射スペクトルに励起させるために必
    要な光の波長を含む方法。
  18. 【請求項18】 請求項16に記載の方法において、前記紫外線照射対象の
    小領域の物理的特徴が、電磁エネルギーの予め定めたソースにより照射されたと
    きに放射する光の波長を含む方法。
  19. 【請求項19】 請求項16に記載の方法において、前記機械が読むことが
    できる証印が、紫外線照射対象の小領域上に実質的に印刷されたバーコード記号
    である方法。
  20. 【請求項20】 請求項16に記載の方法において、前記機械が読むことが
    できる記号が、コーティング・ステップとほぼ同時にコード化され、印刷される
    方法。
  21. 【請求項21】 請求項16に記載の方法において、前記機械が読むことが
    できる記号が、第二プロセスによるコーティング・ステップと、実質的に時間を
    ずらしてコード化され、印刷される方法。
  22. 【請求項22】 請求項16に記載の方法において、さらに、前記文書上に
    、前記文書により実行される取引きに関する情報、紫外線照射対象の小領域のほ
    ぼ重畳している、人間が読むことができる情報を含む複数のデータ・フィールド
    を含む方法。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載の方法において、前記文書が、さらに、
    前記文書により実行される取引きに関する、人間が読むことができる情報の、少
    なくとも一部によりコード化された、機械が読むことができる証印を含む方法。
  24. 【請求項24】 請求項16に記載の方法において、さらに、前記文書上に
    、前記文書のユーザに特有な情報でコード化された、第二の機械が読むことがで
    きる証印を含むデータ・フィールドを印刷するステップを含む方法。
  25. 【請求項25】 請求項16に記載の方法において、文書のユーザに特有な
    前記情報が、ユーザのバイオメトリクス情報を含む方法。
  26. 【請求項26】 請求項16に記載の方法において、前記文書のユーザに特
    有な前記情報が、ユーザのインフォメトリクス情報を含む方法。
  27. 【請求項27】 基板と、前記基板の少なくとも一部上にコーティングされ
    た、紫外線照射対象の小領域と、前記基板上に印刷された、前記文書の物理的特
    徴を示すデータでコード化されている、機械が読むことができる証印とを含む機
    密保護文書を確認するための方法であって、 a)前記文書の物理的特徴を測定するステップと、 b)前記機械が読むことができる証印を走査するステップと、 c)前記文書の物理的特徴を示すデータをデコードするステップと、 d)前記測定した物理的特徴を前記デコードした物理的特徴と比較するステッ
    プと、 (e)前記比較ステップにより、予め指定した許容範囲にあることが分かった
    場合に、前記文書の確認を表示するステップとを含む方法。
  28. 【請求項28】 請求項27に記載の方法において、前記証印が、前記紫外
    線照射対象の小領域の物理的特徴によりコード化され、前記文書の物理的特徴の
    測定ステップが、前記紫外線照射対象の小領域の物理的特徴の測定ステップを含
    む方法。
  29. 【請求項29】 請求項28に記載の方法において、前記紫外線照射対象の
    小領域の前記物理的特徴が、前記コーティングを、予め定めた放射スペクトルに
    励起するのに必要な光の波長を含む方法。
  30. 【請求項30】 請求項28に記載の方法において、前記紫外線照射対象の
    小領域の前記物理的特徴が、電磁エネルギーの予め定めたソースにより照射され
    たときに放射する光の波長を含む方法。
  31. 【請求項31】 請求項28に記載の方法において、前記機械が読むことが
    できる証印が、前記紫外線照射対象の小領域上に実質的に印刷されたバーコード
    記号であり、前記機械が読むことができる証印を走査するステップが、バーコー
    ド走査デバイスで、前記バーコード記号を走査するステップを含む方法。
  32. 【請求項32】 請求項28に記載の方法において、前記機密保護文書が、
    さらに、その上に印刷された、前記文書により実行される取引きに関する情報、
    および紫外線照射対象の小領域にほぼ重畳する、人間が読むことができる情報を
    含む複数のデータ・フィールドを含み、前記文書が、さらに、前記人間が読むこ
    とができる情報の、少なくとも一部によりコード化された機械が読むことができ
    る証印を含み、さらに、人間が読むことができる情報をデコードするために、前
    記機械が読むことができる証印を走査するステップと、前記文書上の前記人間が
    読むことができる情報を、前記証印からデコードした前記人間が読むことができ
    る情報と比較するステップとを含む方法。
  33. 【請求項33】 請求項28に記載の方法において、前記文書が、さらに、
    前記文書上に印刷された、前記文書のユーザに特有の情報でコード化された、第
    二の機械が読むことができる証印を含むデータ・フィールドを含み、さらに、前
    記文書のユーザに特有な前記情報をデコードするために、前記第二の機械が読む
    ことができる証印を走査するステップと、 前記文書のユーザから入手した情報を、前記証印からデコードした、前記文書
    のユーザに特有な前記情報と比較するステップとを含む方法。
  34. 【請求項34】 透かし模様入りの機密保護文書を作成するための方法であ
    って、 a)基板の少なくとも一部上に、紫外線照射対象の小領域をコーティングする
    ステップと、 b)ユーザにより文書を実行するステップであって、前記ユーザが前記紫外線
    照射対象の小領域の少なくとも一部の上に情報を入力するステップと、 c)前記紫外線照射対象の小領域の少なくとも一部の上に、ユーザが入力した
    前記情報の画像を入手するために、前記文書上の前記紫外線照射対象の小領域に
    より形成された領域を光学的に走査するステップと、 d)前記走査した画像の表現を、機械が読むことができる記号にコード化する
    ステップと、 e)前記文書上に、前記機械が読むことができる記号を印刷するステップとを
    含む方法。
  35. 【請求項35】 請求項34に記載の方法において、前記ユーザが入力した
    前記情報が、情報ユーザの署名である方法。
  36. 【請求項36】 請求項34に記載の方法において、前記ユーザが入力した
    前記情報が、前記文書が使用される取引きに対応する方法。
  37. 【請求項37】 請求項36に記載の方法において、前記文書が使用される
    取引きに対応する、前記ユーザが入力した前記情報が、支払い金額である方法。
  38. 【請求項38】 請求項34に記載の方法において、前記走査した画像の表
    現が、前記走査した画像の相対的位置を、デジタル的に表わすピクセル座標を含
    むビットマップである方法。
  39. 【請求項39】 請求項34に記載の方法において、前記走査した画像の前
    記表現が、チェックサムである方法。
  40. 【請求項40】 透かし模様入りの機密保護文書を確認するための方法であ
    って、前記機密保護文書が、基板と、前記基板の少なくとも一部上にコーティン
    グされた、その少なくとも一部の上にユーザが入力した情報を持つ、紫外線照射
    対象の小領域と、その上に印刷された、前記紫外線照射対象の小領域の、少なく
    とも一部上に入力された情報の画像の表現でコード化されている、機械が読むこ
    とができる記号とを含み、 a)前記紫外線照射対象の小領域の少なくとも一部上に、ユーザが入力した前
    記情報の画像を入手するために、前記文書の、前記紫外線照射対象の小領域によ
    り形成された、前記領域を走査するステップと、 b)前記機械が読むことができる記号を走査するステップと、 c)前記ユーザが入力した前記情報の予想した表現を決定するために、前記走
    査した機械が読むことができる記号をデコードするステップと、 d)前記予想した表現を、前記光学的に走査した画像と比較するステップと、 e)前記比較ステップの結果が、予め指定した許容範囲内にある場合には、前
    記文書が確認されたことを表示するステップとを含む方法。
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