JP2001515326A - 無線通信システムにおける有効データの伝送方法および伝送装置 - Google Patents

無線通信システムにおける有効データの伝送方法および伝送装置

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JP2001515326A JP2000509241A JP2000509241A JP2001515326A JP 2001515326 A JP2001515326 A JP 2001515326A JP 2000509241 A JP2000509241 A JP 2000509241A JP 2000509241 A JP2000509241 A JP 2000509241A JP 2001515326 A JP2001515326 A JP 2001515326A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、第1のベースステーションの無線サービスエリア内に存在する第1および第2の無線ステーションからまたはそれらの無線ステーションへの通信コネクションの有効データを、CDMA加入者分離方式に従って伝送するための方法および装置に関する。第1および第2の無線ステーションに対し、第1または第2のCDMA符号の割り当てがシグナリングされる。付加的に第1の無線ステーションに対し、第2の無線ステーションへの第2のCDMA符号の割り当てもシグナリングされ、それに基づき第1および第2のCDMA符号が伝送有効データの検出のために第1の無線ステーションにより用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、無線通信システムたとえば移動無線システムにおける有効データの
伝送方法および伝送装置に関する。
【0002】 通信システムでは、メッセージ(たとえば音声、画像情報またはその他のデー
タ)が伝送チャネルを介して伝送され、無線通信システムではこれは電磁波を用
い無線インタフェースを介して行われる。この場合、電磁波の放射は、個々のシ
ステムのために設けられた周波数帯域内に位置する搬送波周波数によって行われ
る。GSM移動無線システム(Global System for Mobile Communication)の場
合、搬送波周波数は900MHzの領域にある。将来の無線通信システムたとえ
ばUMTS(Universal Mobile Telecommunication System)や他の第3世代の システムについては、約200MHzの周波数帯域における周波数が計画されて
いる。
【0003】 ドイツ連邦共和国特許 DE 195 49 158 によれば、CDMA加入者分離(CDMA
Code Division Multiple Access)を利用する無線通信システムが知られており 、この場合、無線インタフェースは付加的に時分割多重加入者分離(TDMA Time
Division Multiple Access)を有している。ベースステーションでは受信側でジ
ョイントデテクション方式が用いられ、多数の加入者のCDMA符号の情報をも
つことで伝送有効データの検出が改善されるようになる。その理由は、1つの無
線サービスエリア内でのセル内干渉をほぼ完全に除去できるからである。ここで
周知であるのは、無線インタフェースを介した1つの通信コネクションに多数の
伝送チャネルを割り当てることができ、各伝送チャネルを個々のCDMA符号に
よって区別できることである。
【0004】 これと比べると移動無線ステーションでは受信側として有効データの検出は、
割り当てられたCDMA符号に基づいて行われるだけである。それというのも、
移動無線ステーションではこれしか先験的に既知でないからである。他の加入者
のCDMA符号はわからず、したがってそれらをジョイントデテクション方式の
場合のように検出に取り込むことはできない。他の移動無線ステーションへ伝送
される通信コネクションの有効データは、公知のDS−CDMA加入者分離(DS
Direct-Sequence)の場合のようにノイズとして扱われる。
【0005】 したがって本発明の課題は、移動無線ステーションの検出能力の改善された方
法および装置を提供することにある。本発明によればこの課題は、請求項1の特
徴部分に記載の方法および請求項12の特徴部分に記載の装置によって解決され
る。従属請求項には本発明の有利な実施形態が示されている。
【0006】 本発明によれば、無線通信システムにおける有効データの伝送方法において、
それぞれ第1のベースステーションの無線サービスエリア内に存在する第1およ
び第2の無線ステーションからのまたはそれらの無線ステーションへの無線通信
コネクションの有効データが、CDMA加入者分離方式に従って伝送される。第
1のベースステーションの無線サービスエリアに、複数のCDMA符号をもつ少
なくとも1つの周波数チャネルが割り当てられる。第1および第2の無線ステー
ションに対し、第1または第2のCDMA符号の割り当てがシグナリングされる
。これに加えて第1の無線ステーションへ、第2の無線ステーションに対する第
2のCDMA符号の割り当てもシグナリングされ、それに応じて第1および第2
のCDMA符号が第1の無線ステーションにより、伝送有効データの検出のため
に用いられる。
【0007】 本発明による上述の方法により第1のの無線ステーションは、第1の無線ステ
ーションへ伝送される有効データの検出のために付加的に、第2のCDMA符号
を用いることができ、これによって第1の無線ステーションにおけるセル内干渉
がほぼ完全に取り除かれ、SN比(SNR, signal-To-Noise-Ratio)が改善されて
受信品質が高められる。
【0008】 本発明の第1の実施形態によれば、有効データが付加的にTDMA加入者分離
方式内で伝送される。この場合、各無線チャネルが複数のタイムスロットに区分
される。この加入者分離方式の利点は、無線ステーションからおよび無線ステー
ションへの有効データの伝送を1つの周波数チャネル内で行うことができること
である。この場合、アップリンク方向に対する所定数のタイムスロットと、ダウ
ンリンク方向に対する所定数のタイムスロットが交互に用いられる。
【0009】 本発明の別の実施形態によれば、第1の無線ステーションにおける有効データ
の検出が、周知のジョイントデテクション方式に従って行われる。この方式にお
れば、有利には第1の無線ステーションの滞在位置における干渉をほぼ完全に除
去することができる。
【0010】 本発明のさらに別の実施形態によれば、第1ないしは第2の無線ステーション
に対するCDMA符号の割り当てをネットワーク側で行って、第1のベースステ
ーションによりシグナリングすることができる。あるいはこれに対する代案とし
て、第1および第2の無線ステーションにより第1または第2のCDMA符号を
選択し、その選択がそれぞれ第1のベースステーションへシグナリングされる。
これにより、それぞれフレキシブルかつダイナミックなCDMA符号の割り当て
を実行することができる。さらに、ネットワーク側で割り当てを行う場合、ベー
スステーションに広がるCDMA符号の割り当てを行うことができ、これにより
種々のCDMA符号を利用するにあたり隣接する無線サービスエリアにおいて、
有利にはセル内干渉が抑えられることで受信品質が高められる。
【0011】 本発明のさらに別の有利な実施形態によれば、第1の無線ステーションに対し
別の無線ステーションへの別のCDMA符号の割り当てもシグナリングされ、こ
れが第1の無線ステーションによって付加的に、そこへ伝送される有効データの
検出のために用いられる。この場合、別の無線ステーションは同じ無線サービス
エリアおよび/またはそれぞれ隣接する無線サービスエリア内に存在し、別の無
線ステーションからまたは別の無線ステーションに対し、それぞれ同じ周波数チ
ャネルおよび/または同じタイムスロットで有効データが伝送される。
【0012】 隣接する無線サービスエリア内における別のCDMA符号の割り当てのシグナ
リングによってシグナリング負荷が高まるけれども、SN比がさらに高まり、ひ
いては受信品質を改善することができる。
【0013】 1つの実施形態によれば、有利には第1の無線ステーションに対し、別の無線
ステーションに対する同時にアクティブなCDMA符号の割り当てだけがシグナ
リングされる。これにより有利には、ジョイントデテクションアルゴリズムによ
る検出にあたり計算能力を節約することができ、このアルゴリズムによればSN
比が高められ、最小の信号処理で最適な受信品質が達成される。
【0014】 第1の無線ステーションに対する割り当てまたは割り当てのシグナリングを、
択一的に個々のCDMA符号の伝送により、またはそれぞれ1つのCDMA符号
に割り当てられた符号識別インデックスの伝送により行うことができる。伝送さ
れたCDMA符号は第1の実施形態によれば、第1の無線ステーションにおける
記憶装置内に記憶され、あるいは第2の実施形態によれば対応するCDMA符号
が第1の無線ステーションにより符号識別インデックスにより求められて、記憶
装置に格納される。第1の無線ステーションにおける記憶装置の実現コストはほ
とんど無視できる程度であるため、このような簡単な措置により有利にはシグナ
リング負荷を著しく低減することができる。
【0015】 本発明の別の実施形態によれば、別の無線ステーションからのまたは別の無線
ステーションへのコネクション確立にあたり、第1の無線ステーションへそれぞ
れ別のCDMA符号の割り当てがシグナリングされる。その際、別の無線ステー
ションからのまたは別の無線ステーションへの通信コネクションの有効データは
、第1の無線ステーションへのシグナリングが行われた後ではじめて伝送される
。これにより有利には、第1の無線ステーションは、同時にアクティブなすべて
のCDMA符号が割り当てられるとただちに、そしてそれらが別の無線ステーシ
ョンによって使われる前に、それらのCDMA符号について常に知ることができ
るようになり、つまりは第1の無線ステーションに対する通信コネクションに対
し同じように維持された高い受信品質が保証される。
【0016】 さらに有利には、別の無線ステーションに対する別の通信コネクションが確立
ないしは解除されたとき、別の通信コネクションに対しいっそう高い伝送キャパ
シティまたはいっそう低い伝送キャパシティが要求されたとき、あるいは別の無
線ステーションが隣接する第2のベースステーションの無線サービスエリアに入
ってコネクションの引き継ぎが要求されたとき、第1の無線ステーションに対し
CDMA符号の割り当て変更がシグナリングされる。これにより第1の無線ステ
ーションに対し、有利には割り当ておよびCDMA符号の使用に関するあらゆる
変更がシグナリングされる。
【0017】 次に、添付の図面を参照しながら本発明の実施例について詳しく説明する。
【0018】 図1は無線通信システムたとえば移動無線システムのブロック図であり、図2
は無線インタフェースのフレーム構造を示す図、図3は無線ブロックの構造を示
す図、図4は無線ステーションにおける受信機のブロック図であり、さらに図5
は別の無線ステーションに対するコネクション確立における信号の流れを示す図
である。
【0019】 図1に示されている無線通信システムはその構造に関して公知のGSM移動無
線ネットワークに対応しており、これは多数の移動交換ステーションMSCから
成り、それは互いにネットワーク化されており、ないしは固定ネットワークPS
TNへのゲートを成している。さらにこの移動交換ステーションMSCは、無線
技術的資源を割り当てるための少なくとも1つの装置RNMとそれぞれ接続され
ている。この装置RNMの各々によってさらに、少なくとも1つのベースステー
ションBTSへのコネクションが実現され、この実施例では第1のベースステー
ションBTS1と第2のベースステーションBTS2へのコネクションが実現さ
れる。これらのベースステーションBTS1とBTS2は無線ステーションであ
って、これらは無線インタフェースを介して他の無線ステーションへの通信コネ
クションを確立することができ、この実施例では移動無線ステーションMS1か
らMS4への通信コネクションを確立することができる。
【0020】 図1には実例として、移動無線ステーションMS1,MS2,MS3と第1の
ベースステーションBTS1との間で有効データとシグナリング情報を伝送する
3つの通信コネクションV1,V2,V3が示されており、個々の通信コネクシ
ョンV1,V2,V3中の有効データを検出するため、各移動無線ステーション
MS1,MS2,MS3にはそれぞれ1つのCDMA符号CC1,CC2ないし
はCC3が割り当てられている。さらに、第4の移動無線ステーションMS4と
第2のベースステーションBTS2との間で有効データとシグナリング情報を伝
送するための第4の通信コネクションV4が示されている。この第4の移動無線
ステーションMS4には、有効データ検出のためのCDMA符号CC4が割り当
てられている。
【0021】 本発明による無線通信システムはこのような構造の機能を利用するが、たとえ
ば有線加入者アクセスネットワーク(Access-Network)など他の無線通信システ
ムにも転用可能であって、そこでも本発明を同じように適用することができる。
【0022】 ベースステーションBTS1,BTS2はそれぞれアンテナ装置と接続されて
おり、これはたとえば3つの個別放射器から成る。個別放射器の各々は、個々の
ベースステーションBTS1またはBTS2がサービスする無線セルの1つのセ
クタに向けて放射する。しかしこれに対する代案として(適応形アンテナのよう
に)もっと多くの個数の個別放射器を使用することもでき、その場合にはSDM
A方式(Space Division Multiple Access)による空間的な加入者分離を利用す
ることもできる。
【0023】 図2には、無線インタフェースのフレーム構造が示されている。TDMAコン
ポーネントによれば広帯域の周波数領域の分割が行われ、実例として帯域幅B=
1.6MHzが複数のタイムスロットtsたとえば8個のタイムスロットts1
からts8に分割されるように構成されている。この周波数領域B内の各タイム
スロットtsによって、1つの周波数チャネルが形成される。有効データ伝送の
ために設けられている周波数チャネル内で、複数のコネクションの情報が無線ブ
ロック内で伝送される。FDMA(Frequency Division Multiple Access)コン
ポーネントによれば、無線通信システムに複数の周波数領域Bが対応づけられて
いる。
【0024】 図3に示されているように、有効データ伝送のためのそれらの無線ブロックは
データシンボルdをもつデータ部分から成り、そこには受信側で既知のミッドア
ンブルmをもつ区間が埋め込まれている。データdはコネクションごとに細分構
造つまり拡散符号(CDMA符号)によって拡散され、その結果、受信側でたと
えばk個のデータチャネルDK1,DK2,DK3,...DKKをこのCDM
Aコンポーネントによって分離することができるようになる。これらのデータチ
ャネルDK1,DK2,DK3,..DKKの各々に、送信側でシンボルごとに
特定のエネルギーEが割り当てられる。
【0025】 Q個のチップによるデータdの個々のシンボルの拡散により、シンボル期間T
s内で持続時間TcのQ個のサブ区間が伝送されるようになる。この場合、Q個
のチップは個々のCDMA符号を成している。ミッドアンブルmは、やはり持続
時間TcであるL個のチップから成る。さらにこのタイムスロットts内には、
順次連続するタイムスロットtsのコネクションにおいてそれぞれ異なる信号伝
播時間を補償するため、持続時間Tgの保護時間guardが設けられている。
【0026】 広帯域の周波数領域B内において、順次連続するタイムスロットtsはフレー
ム構造に従って区分される。したがって8個のタイムスロットtsがまとめられ
て1つのフレーム構造が形成され、その際、フレームの所定のタイムスロットが
有効データ伝送用の1つの周波数チャネルを成し、これは繰り返しコネクション
のグループにより利用される。たとえば移動無線ステーションの周波数同期また
は時間同期のための別の周波数チャネルはどのフレームにも挿入されるわけでは
ないが、まえもって定められた時点でマルチフレーム内に挿入される。これらの
周波数チャネル間の間隔によって、無線通信システムがそれらに利用できるキャ
パシティが決まる。
【0027】 無線インタフェースのパラメータはたとえば以下の通りである: 1つの無線ブロックの持続時間 577μs ミッドアンブルあたりのチップ数 m 243 保護時間 Tg 32μs データ部分あたりのデータシンボル N 33 シンボル区間 Ts 6.46μs シンボルあたりのチップ Q 14 チップ区間 Tc 6/13μs アップリンク方向(MS→BTS)とダウンリンク方向(BTS→MS)にお
いて、パラメータをそれぞれ異なるように設定してもよい。
【0028】 図4には実例として、ジョイント検出受信機における受信経路が詳しく描かれ
ている。この受信機は、ベースステーションとすることもできるし移動無線ステ
ーションとすることもできる無線ステーションに関するものであるが、図4には
実例として、通信コネクションV1のための信号処理についてしか示されていな
い。
【0029】 部分モジュールE1において、送信周波数帯域からローパス領域への受信信号
の変換および実数成分と虚数成分への分解が行われる。部分モジュールE2にお
いてアナログローパスフィルタリングが行われ、さらに部分モジュールE3にお
いて、13/3MHzおよび12bitのワード幅による受信信号の2倍のオー
バーサンプリングが行われる。部分モジュールE4において、13/6MHzの
帯域幅のフィルタによりできるかぎり高い側縁急峻性で、チャネル分離のために
ディジタルローパスフィルタリングが行われる。ついで部分モジュールE4にお
いて、2倍にオーバサンプリングされた信号の2:1削減が行われる。
【0030】 このようにして得られた受信信号eは実質的に2つの部分から成り、すなわち
チャネル推定のための部分emとデータ推定のための部分e1,e2から成る。
部分モジュールE5において、個々のタイムスロット内で伝送されるすべてのデ
ータチャネルについて既知のミッドアンブル基本符号を用いて、すべてのチャネ
ルインパルス応答h(k) の推定が行われる。
【0031】 部分モジュールE6において、CDMA符号c(k) を用いて各データチャネル
に適合されたフィルタのためのパラメータb(k) が求められる。部分モジュール
E7において、データ推定に利用される受信ブロックe1/2への、ミッドアン
ブルm(k) に起因する干渉の除去が行われる。このことはh(k) とm(k) が既知
であることによって可能である。
【0032】 部分モジュールE8において、相互相関行列A*T Aの計算が行われる。A*T
Aは Toeplitz 構造を有しているので、ここでは行列の小さい部分の計算しか必
要なく、したがってこれを全体の大きさへの拡張に利用することができる。部分
モジュールE9においてA*T AからH*T Hへのコレスキー分解が行われ、ここ
でHは上方の三角行列である。A*T AがToeplitz 構造であることから、Hも近
似的にToeplitz 構造をもち、全部を計算する必要がない。この場合、ベクトル sはHの対角線要素の逆数を表し、有利には方程式系の解に利用することができ
る。
【0033】 部分モジュールE10において、b(k) により受信シンボル列e1/2のマッ
チドフィルタリング(matched filter)が行われる。部分モジュールE11によ
り、H*T*z1/2=e1/2のための方程式系の解1が実現され、部分モジュ ールE12により、H*Td1/2=z1/2のための方程式系の解2が実現され
る。部分モジュールE13において、推定されたデータd1/2が復調され、デ
インタリーブされ、さらにヴィタビデコーダにより畳み込み復号される。復号さ
れたデータブロックe(k) E13 は選択的に、第1のデータシンクD1へ供給され るかまたはソースデコーダE14を介して第2のデータシンクD2へ供給される
。ソースデコーディングは、シグナリングチャネルSACCHまたはFACCH
を介して伝送されたデータブロックにおいて必要とされる。
【0034】 本発明によればこの受信機はたとえば第1の移動無線ステーションMS1にも
組み込まれ、この場合、部分モジュールE6において、割り当てられた第1のC
DMA符号CC1のほかに第2の移動無線ステーションMS2に割り当てられた
第2のCDMA符号CC2も用いられる。次に図5を参照しながら、第3の移動
無線ステーションMS3へのCDMA符号の割り当てのシグナリングに関する時
間的な流れの実例について説明する。
【0035】 図5には、第3の移動無線ステーションMS3によって開始されるコネクショ
ン確立と、第1のベースステーションBTS1により実行される第3の移動ステ
ーションMS3へのCDMA符号の割り当てのシグナリングと、第1の移動無線
ステーションMS1へのこの割り当てのシグナリングが行われる信号の流れ図が
描かれている。
【0036】 たとえばCDMA符号など第1のベースステーションBTS1の無線サービス
エリア内の無線リソースの管理は、図1に示されているように、たとえば第1の
ベースステーションBTS1と接続された無線技術的リソース割り当て装置RN
Mによって行われる。このため無線技術的リソース割り当て装置RNMは、隣接
する第2のベースステーションBTS2の無線サービスエリア内のCDMA符号
割り当てに関する情報も利用することができ、隣り合う無線サービスエリア間の
セル間干渉を最小にするための最適な割り当てを実行することができる。
【0037】 ここに示されているシグナリングは、一般的に知られている標準化されたGS
Mシグナリングに基づくものであり、その際、CDMA符号の割り当ての付加的
なシグナリングを形成できるよう、いくつかのシグナリングメッセージが本発明
による方法のために拡張されている。公知のGSMシグナリングに加えてたとえ
ば、別の移動無線ステーションこの実施例では第3の移動無線ステーションMS
に対するCDMA符号の割り当てをシグナリングするためのシグナリングメッセ
ージ「シグナリング 割り当て」(CDMA-Code-Update)が用いられる。
【0038】 図5の実例の場合、図1に示されているように第1のベースステーションBT
S1の無線サービスエリア内に存在する第3の移動無線ステーションMS3によ
り「コネクション確立試行」(Random Access)が、そのために予約されている 伝送チャネルRACH(Random Access Channel)において開始される。この「 コネクション確立試行」は、第1のベースステーションBTS1により「アクセ
ス受領確認」(Access_Grant)によって確認通知される。「アクセス受領確認 」のシグナリングにはさらにCDMA符号CC3の割り当ても含まれており、こ
れは第3の移動無線ステーションMS3により別のシグナリングデータを検出す
るために使用されるものである。さらにシグナリングメッセージ「アクセス受領
確認」において、他のアクティブなCDMA符号の割り当てを伝送することもで
き、これはたとえば第1の移動無線ステーションMS1に割り当てられた第1の
CDMA符号、第2の移動無線ステーションMS2に割り当てられた第2のCD
MA符号、さらに第3のCDMA符号CC3の使用に対する開始時間を規定する
開始時点t0 などである。
【0039】 第1のベースステーションBTS1を介して、同様にその無線サービスエリア
内に存在し第3の移動無線ステーションMS3と同じ周波数チャネルおよびタイ
ムスロット内で有効データを伝送するすべてのアクティブな移動無線ステーショ
ンに対し、新たに割り当てられた第3のCDMA符号CC3について通知される
。他のアクティブな移動無線ステーションに対する第3のCDMA符号CC3の
割り当てのシグナリングが、「シグナリング 割り当て」(CDMA-CodeUpdate) によって行われる。図5に示されている実例は、第1の移動無線ステーションM
S1への新たな第3のCDMA符号CC3の割り当てのシグナリングに絞られて
いる。これに加えて、第1の移動無線ステーションMS1への「シグナリング
割り当て」と、第3の移動無線ステーションMS3への「アクセス受領確認」の
シグナリングメッセージ中に、第3のCDMA符号CC3の使用の開始時点t0
がそれぞれ伝送される。このシグナリングによって第1の移動無線ステーション
MS1はその開始時点t0 後、割り当てられた固有の第1のCDMA符号CC1
と、無線サービスエリア内でアクティブな他のCDMA符号と、新たに割り当て
られた第3のCDMA符号CC3を用いることで、通信コネクションV1の有効
データの検出を実行することができる。
【0040】 開始時点t0 になると第3の移動無線ステーションMS3に対しても、割り当
てられた第3のCDMA符号CC3をシグナリングチャネルを介して利用するこ
とが許可され、その後、第3の移動ステーションは第1のベースステーションB
TS1に対しシグナリングメッセージ「コネクション確立」(SETUP) によって
、コネクションの確立と、それぞれ異なるCDMA符号により表される要求され
る伝送チャネルの個数Kがシグナリングされる。コネクション確立が可能であれ
ば、それに応じて第3の移動無線ステーションMS3に対し第1のベースステー
ションBTS1から、「確立承認」(SETUP_ACK)、要求した個数Kの新たなC
DMA符号の割り当て、ならびにそれらの新たなCDMA符号の使用に対する開
始時点t1 がシグナリングされる。既述のように、第1のベースステーションB
TS1は第1の移動無線ステーションMS1に対しやはり新たなCDMA符号の
割り当て、第3のCDMA符号の撤去、ならびに規定された開始時点t1 をシグ
ナリングする。開始時点t1 になると、第3の移動無線ステーションMS3は割
り当てられたK個のCDMA符号を用いて、第1のベースステーションBTS1
に対する有効データの伝送を開始することができる。これと同時に第1の移動無
線ステーションMS1は、たとえばジョイントデテクション方式に従って通信コ
ネクションV1における有効データを検出するために、割り当てられた新たなC
DMA符号を利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 無線通信システムたとえば移動無線システムのブロック図である。
【図2】 無線インタフェースのフレーム構造を示す図である。
【図3】 無線ブロックの構造を示す図である。
【図4】 無線ステーションにおける受信機のブロック図である。
【図5】 別の無線ステーションに対するコネクション確立における信号の流れを示す図
である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年3月1日(2000.3.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項7
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項8
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項9
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項10
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項11
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】 本発明は、無線通信システムたとえば移動無線システムにおける有効データの
伝送方法および伝送装置に関する。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】 通信システムでは、メッセージ(たとえば音声、画像情報またはその他のデー
タ)が伝送チャネルを介して伝送され、無線通信システムではこれは電磁波を用
い無線インタフェースを介して行われる。この場合、電磁波の放射は、個々のシ
ステムのために設けられた周波数帯域内に位置する搬送波周波数によって行われ
る。GSM移動無線システム(Global System for Mobile Communication)の場
合、搬送波周波数は900MHzの領域にある。将来の無線通信システムたとえ
ばUMTS(Universal Mobile Telecommunication System)や他の第3世代の システムについては、約200MHzの周波数帯域における周波数が計画されて
いる。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】 ドイツ連邦共和国特許 DE 195 49 158 によれば、CDMA加入者分離(CDMA
Code Division Multiple Access)を利用する無線通信システムが知られており 、この場合、無線インタフェースは付加的に時分割多重加入者分離(TDMA Time
Division Multiple Access)を有している。ベースステーションでは受信側でジ
ョイントデテクション方式が用いられ、多数の加入者のCDMA符号の情報をも
つことで伝送有効データの検出が改善されるようになる。その理由は、1つの無
線サービスエリア内でのセル内干渉をほぼ完全に除去できるからである。ここで
周知であるのは、無線インタフェースを介した1つの通信コネクションに多数の
伝送チャネルを割り当てることができ、各伝送チャネルを個々のCDMA符号に
よって区別できることである。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】 これと比べると移動無線ステーションでは受信側として有効データの検出は、
割り当てられたCDMA符号に基づいて行われるだけである。それというのも、
移動無線ステーションではこれしか先験的に既知でないからである。他の加入者
のCDMA符号はわからず、したがってそれらをジョイントデテクション方式の
場合のように検出に取り込むことはできない。他の移動無線ステーションへ伝送
される通信コネクションの有効データは、公知のDS−CDMA加入者分離(DS
Direct-Sequence)の場合のようにノイズとして扱われる。 WO 97/05707 から、セルラ構造の無線システムのベースステーションおよび加
入者ステーションの受信装置における同一チャネルを回避するための方法が知ら
れている。この場合、無線セルにおいて周波数の等しい無線チャネルが利用され
、周知のJD−CDMA方式(JD: Joint Detection)に従って信号伝送が行わ れる。1つの無線セル内で、個々の受信装置においてデコーディングにあたり、
同じ周波数帯域を利用する少なくとも1つの他の無線セルで用いられる拡散符号
が少なくとも部分的に用いられる。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】 したがって本発明の課題は、移動無線ステーションの検出能力の改善された方
法および装置を提供することにある。本発明によればこの課題は、請求項1の特
徴部分に記載の方法および請求項12の特徴部分に記載の装置によって解決され
る。従属請求項には本発明の有利な実施形態が示されている。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】 本発明によれば、無線通信システムにおける有効データの伝送方法において、
それぞれ第1のベースステーションの無線サービスエリア内に存在する第1およ
び第2の無線ステーションからのまたはそれらの無線ステーションへの無線通信
コネクションの有効データが、CDMA加入者分離方式に従って伝送される。第
1のベースステーションの無線サービスエリアに、複数のCDMA符号をもつ少
なくとも1つの周波数チャネルが割り当てられる。第1および第2の無線ステー
ションに対し、第1または第2のCDMA符号の割り当てがシグナリングされる
。これに加えて第1の無線ステーションへ、第2の無線ステーションに対する第
2のCDMA符号の割り当てもシグナリングされ、それに応じて第1および第2
のCDMA符号が第1の無線ステーションにより、伝送有効データの検出のため
に用いられる。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年3月1日(2000.3.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項12
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項13
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項14
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項15
【補正方法】変更
【補正内容】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ディーター エンマー ドイツ連邦共和国 ゲルメリング ゲシ ュ.−ショル−リング 10 (72)発明者 ユルゲン マイヤー ドイツ連邦共和国 シファーシュタット ムッターシュタッター シュトラーセ 82 アー (72)発明者 ヨハネス シュレー ドイツ連邦共和国 カイザースラウテルン ヴァハテルシュトラーセ 6 (72)発明者 トビアス ヴェーバー ドイツ連邦共和国 オッターバッハ コン ラート−アデナウアー−シュトラーセ 34 Fターム(参考) 5K022 EE01 EE14 EE33 5K067 AA03 AA05 AA24 BB04 CC10 EE02 EE10

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のベースステーション(BTS1)と、該第1のベース
    ステーション(BTS1)の無線サービスエリア内にそれぞれ存在する少なくと
    も第1の無線ステーション(MS1)および第2の無線ステーション(MS2)
    を有する無線通信システム内で有効データを伝送する方法において、 第1のベースステーション(BTS1)の無線サービスエリアに、複数のCD
    MA符号(CC1,CC2,CC3...)をもつ少なくとも1つの無線チャネ
    ルを割り当て、 通信コネクション(V1,V2)の有効データを、CDMA加入者分離方式に
    従い第1の無線ステーション(MS1)および第2の無線ステーション(MS2
    )から、またはそれらの無線ステーションへ伝送し、 個々の有効データの検出のため、前記第1の無線ステーション(MS1)に第
    1のCDMA符号(CC1)の割り当てをシグナリングし、前記第2の無線ステ
    ーション(MS2)に第2のCDMA符号(CC2)の割り当てをシグナリング
    し、 前記第1の無線ステーション(MS1)に対し、第2の無線ステーション(M
    S2)に対する第2のCDMA符号(CC2)の割り当てを付加的にシグナリン
    グし、 前記第1の無線ステーション(MS1)へ伝送される有効データの検出のため
    、該第1の無線ステーション(MS1)が前記の第1のCDMA符号(CC1)
    と第2のCDMA符号を用いることを特徴とする、 無線通信システム内で有効データを伝送する方法。
  2. 【請求項2】 有効データを付加的にTDMA加入者分離方式において伝送
    し、1つの周波数チャネルを複数のタイムスロット(ts1...)に区分する
    、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 伝送される有効データの検出を、ジョイントデテクション方
    式に従い前記第1の無線ステーション(MS1)において行う、請求項1または
    2記載の方法。
  4. 【請求項4】 ネットワーク側で、前記第1の無線ステーション(MS1)
    に対し第1のCDMA符号(CC1)を、前記第2の無線ステーション(MS2
    )に対し第2のCDMA符号(CC2)を割り当て、前記第1のベースステーシ
    ョン(BTS1)によりシグナリングする、請求項1から3のいずれか1項記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 前記第1の無線ステーション(MS1)は第1のCDMA符
    号(CC1)を選択し、前記第2の無線ステーション(MS2)は第2のCDM
    A符号(CC2)を選択し、その選択をそれぞれ第1のベースステーション(B
    TS1)へシグナリングする、請求項1から3のいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記第1の無線ステーション(MS1)に対し、同じおよび
    /またはそれぞれ隣り合う無線サービスエリア内に存在する別の無線ステーショ
    ン(MS3...)への別のCDMA符号(CC3...)の割り当てをシグナ
    リングし、前記別の無線ステーションからまたは前記別の無線ステーションへ、
    同じ周波数チャネルおよび/または同じタイムスロット内でそれぞれ有効データ
    を伝送し、 前記第1の無線ステーション(MS1)は、付加的に伝送有効データの検出の
    ため前記別のCDMA符号(CC3...)を用いる、 請求項1から5のいずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記第1の無線ステーション(MS1)に対し、別の無線ス
    テーション(MS3...)に対する同時にアクティブな別のCDMA符号(C
    C3...)の割り当てだけをシグナリングする、請求項1から6のいずれか1
    項記載の方法。
  8. 【請求項8】 割り当てまたは割り当てのシグナリングを、前記第1の無線
    ステーション(MS1)への個々のCDMA符号(CC1,CC2,CC3..
    .)の伝送により行い、 それらのCDMA符号(CC1,CC2,CC3...)を、前記第1の無線
    ステーション(MS1)の記憶装置に格納する、 請求項1から7のいずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 割り当てまたは割り当てのシグナリングを、それぞれ1つの
    CDMA符号(CC1,CC2,CC3...)に対応づけられた符号識別イン
    デックス(c1,c2,c3...)を前記第1の無線ステーション(MS1)
    へ伝送することにより行い、 該第1の無線ステーション(MS1)は前記符号識別インデックス(c1,c
    2,c3...)に基づき、該第1の無線ステーション(MS1)の記憶装置に
    記憶されている対応するCDMA符号(CC1,CC2,CC3...)を求め
    る、請求項1から7のいずれか1項記載の方法。
  10. 【請求項10】 別の無線ステーション(MS3...)からのまたは別の
    無線ステーション(MS3...)へのコネクション確立にあたり、それぞれ別
    のCDMA符号(CC3...)の割り当てを前記第1の無線ステーション(M
    S1)へシグナリングし、 前記別の無線ステーション(MS3...)からのまたは前記別の無線ステー
    ション(MS3...)への別の通信コネクション(V3...)の有効データ
    を、前記第1の無線ステーション(MS1)へ別のCDMA符号(CC3...
    )をシグナリングしてからはじめて伝送する、 請求項1から9のいずれか1項記載の方法。
  11. 【請求項11】 別の無線ステーション(MS3...)への別の通信コネ
    クション(V3...)が確立または解除されたとき、別の通信コネクション(
    V3...)に対しいっそう高い伝送キャパシティまたはいっそう低い伝送キャ
    パシティが要求されたとき、または隣接する無線サービスエリアに別の無線ステ
    ーション(MS3...)が入って第2のベースステーション(BTS2)に対
    しコネクションの引き渡しが要求されたとき、前記第1の無線ステーション(M
    S1)に対し別のCDMA符号(CC3...)の割り当てまたは解放をシグナ
    リングする、請求項1から10のいずれか1項記載の方法。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の方法を実施するための装置において、 第1のベースステーション(BTS1)と、該第1のベースステーション(B
    TS1)の無線サービスエリア内にそれぞれ存在する少なくとも第1の無線ステ
    ーション(MS1)および第2の無線ステーション(MS2)が設けられている
    ことを特徴とする装置。
  13. 【請求項13】 前記第1のベースステーション(BTS1)の無線サービ
    スエリア内および/または隣接する第2のベースステーション(BTS2)の無
    線サービスエリア内に、別の無線ステーション(MS3...)が存在している
    、請求項12記載の装置。
  14. 【請求項14】 各無線ステーション(MS1,MS2,MS3...)内
    に、CDMA符号(CC1,CC2,CC3...)を記憶する記憶装置が設け
    られている、請求項12または13記載の装置。
  15. 【請求項15】 無線通信システムは移動無線システムとして構成されてお
    り、前記第1のベースステーション(BTS1)は基地局として、前記無線ステ
    ーション(MS1,MS2,MS3...)はそれぞれ移動無線局として構成さ
    れている、請求項12から14のいずれか1項記載の装置。
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