JP2001514549A - 個人用移動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は縦直線に合わせた２つの車輪を取り付けた細長い平板から成り、前車輪（５）はハンドルにより方向決め可能でり、平板は、前部において、足を固定する為の部材を有する個人用移動装置に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 個人用移動装置 本発明は、子供だけではなく、都市環境での成人を対象とする「片足スケート 」形式の個人用移動装置に関する。 最新技術で設計された片足スケートは、通常、車輪２個及びハンドルを設置し た細長い平板から構成されたものである。 特に、方向制御装置及び該装置が設置された乗り物に関するフランス特許ＦＲ 2731978は知られている。当該発明による方向制御装置は片足スケート、スクー ター等の足置きを有するオープンシャーシ形式の乗り物用である。下部曲線状管 、上部曲線状管、及び２本の支柱から成るハンドルから構成される。下部曲線状 管は３つの直線状部を有し、選択的にハンドルを３つの位置に固定させることが 可能である。 別に、出願番号ＦＲ8318453の特許は、古典的な片足スケートをスポーツや競 技用装置に変えることのできる一連の部材に関する。これらの部材は、基質的に 単純化された極めて低い骨組み、７００ｍｍの車輪、及びねじり動作を使用する サイレントブロックの方向制御システムを取り付けることから成るものである。 これらの装置はレジャーには適合するが、都市での速い移動にはかさばるもの である。本発明の目的は、これらの装置を改善することにあり、この為に、第一 の形態として、縦直線に合わせた２つの車輪を取り付けた細長い平板から成る装 置を提供するが、前車輪はハンドルにより方向決め可能であり、平板は、前部に おいて、足を固定する為の部材を有することを特徴とする。 この固定部材は、応力伝動、装置の安定、及び装置のハンドリングを改善させ る。この固定部材はアーチ形を取っても良い。 好ましい実施例によれば、足固定部材は正面に開口を有する車体から形成する 。 有利な実施例によれば、ハンドルははめ込み式の連結管を介して前車輪に連結 される。 好ましくは、ハンドルは横に折り畳み可能の部材から形成される。 望ましくは、ハンドルは、車輪連結管を中心として対称に、曲線状部材により 左右に延長された部材から成る。 他の形態として、車輪は、軸受けに取れつけられ、１００ミリメートル以下の 直径を有する。 特有の実施例において、後車輪は方向決め可能であり、場合によって前車輪に 連結される。 好ましくは、ハンドルを折り畳み、又は取り外すことが可能となるように、連 結管は低部に関節を有する。 好ましい実施例において、ハンドルの連結管は、走る位置と、装置の持ち運び 取っ手として使える位置との間で移動可能である。 或る形態によって、車体はモノコック構造を有する。 本発明は下記の添付図面を参照として、下記の説明によって理解を及ぼすもの であり、 - 図１は非限定的な走る位置においての本発明の例の縦断面図を示し、 - 図２は当該装置の正面図を示し、 - 図３は該装置の折り畳んだ状態の縦断面図を示す。 図１は本発明の一実施例を示す。熱硬化性プラスチックの車体（１）を支える シャーシから成る。この車体（１）は平板（２）を形成する支持表面を有する。 この平板（２）が、前部において、正面開口（４）で 開口する車体（１）の曲状部から形成された足固定部（３）で延長される。この 正面開口（４）は靴の前部が入れられ、使用者の足で装置を押さえることを可能 とする断面及び奥行を有する。 車体は、前後に、玉軸受けに取り付けられた８０ミリメートル程度の車輪（５ 、６）を支える。 上部に取っ手（１１）を有し、上部にはめ込み式管で延長された、玉軸受けに よって関節した管（７）から成るハンドルによって、前車輪（５）は、車体に対 して方向決め可能である。下部管（８）とはめ込み式管（９、１０）との連結は スリーブ（１３）により固定するジョイントによるものである。はめ込み式管（ ９、１０）の延長は、２本のスリーブ（１０）と（９）との挿入、及び固定手段 （１２）、又は留め金によって固定することにより調整できる。 図２に示すように、取っ手は、使用される時以外に横幅を小さくする為に、折 り畳み式である２本の曲線状棒（１４、１５）で延長された中央棒（１６）から 成る。 図３は、折り畳んだ位置にある装置を示す。ジョイントによって、ハンドルの 上部は折り畳み可能であり、はめ込み式管（９、１０）は持ち運ぶ為の取っ手を 形成する。 実施例の一つの形態において、後車輪は方向決め可能であり、同じ又は反対方 向にピボットするように、ケーブル又はロッドによって前車輪に連結される。 本発明は、上記で非限定的な例として説明されたものである。当然ながら、当 業者であれば、本発明の範囲を超えることなく、或る異なった形態を実施できる であろう。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 縦直線に合わせた２つの車輪を取り付けた細長い平板から成り、前車輪（ ５）はハンドルにより方向決め可能である個人用移動装置において、平板は、前 部において、足を固定する為の部材を有することを特徴とする個人用移動装置。 ２． 請求項１に記載の個人用移動装置において、足固定部材は正面開口（４） を有する車体（１）から形成することを特徴とする個人用移動装置。 ３． 請求項１に記載の個人用移動装置において、足固定部材はアーチ形を有す ることを特徴とする個人用移動装置。 ４． 請求項１又は２に記載の個人用移動装置において、ハンドルははめ込み式 の連結管（９、１０）を介して前車輪（５）に連結されることを特徴とする個人 用移動装置。 ５． 上記の何れかの請求項に記載の個人用移動装置において、ハンドルは横に 折りたたみ可能の部材から形成されることを特徴とする個人用移動装置。 ６． 上記の何れかの請求項に記載の個人用移動装置において、ハンドルは、車 輪連結管を中心として対称に、曲線状部材により左右に延長された部材から成る ことを特徴とする個人用移動装置。 ７． 上記の何れかの請求項に記載の個人用移動装置において、車輪は、軸受け に取れつけられ、１００ミリメートル以下の直径を有することを特徴とする個人 用移動装置。 ８． 上記の何れかの請求項に記載の個人用移動装置において、後車輪は方向決 め可能であり、場合によって前車輪（５）に連結されることを特徴とする個人用 移動装置。 ９． 上記の何れかの請求項に記載の個人用移動装置において、ハンドルを折り たたみ、又は取り外しが可能となるように、連結管は低部に関節を有することを 特徴とする個人用移動装置。 １０． 上記の何れかの請求項に記載の個人用移動装置において、ハンドルの車 輪連結管は、走る位置と、装置の持ち運び取っ手として使える位置との間で移動 可能であることを特徴とする個人用移動装置。