JP2001513656A - 使い捨て可能な本体を有する皮下注射器ホルダ - Google Patents

使い捨て可能な本体を有する皮下注射器ホルダ

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Abstract

(57)【要約】 本発明は使い捨て可能なアンプルを受け入れ、軸方向に放出するのに適した皮下注射器ホルダ(10)である。ホルダ(10)は、プランジャ要素(16)と、保持要素(14)と、使い捨て可能な中空の円筒形フレーム(12)部分とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】 使い捨て可能な本体を有する皮下注射器ホルダ 発明の背景 1.発明の分野 本発明は、使い捨て可能な薬物入りアンプルと併用する皮下注射器ホルダに関 する。 2.従来技術の説明 皮下注射器ホルダと併用する使い捨て可能な薬物入りカートリッジ針ユニット は、当技術分野ではよく知られている。その種のカートリッジは、カートリッジ のボア内を摺動可能なフレキシブルピストンを有する近位端が閉じられ、かつ圧 着金属カラーによりカートリッジに固定されたダイアフラムを有する細径の遠位 端が閉じられた円筒形の本体を従来より特徴としている。細径の遠位端には従来 より、スチール針/針ハブユニットおよび針鞘が取り付けられている。この針/ 針ハブユニットには、最低限、皮下注射器に結合された一般的な種類の鋭利な端 部が備えられている。 このようなカートリッジ針ユニットは、針が露出されたとき に、使用者によるカートリッジ針ユニットの取扱いを要せずに注射器ホルダと併 用することができる。にもかかわらず、医療従事者は、使用後のカートリッジ針 ユニットの不注意な取扱いや処理が原因となり、潜在的に感染のおそれのある、 かつ時には生死にかかわるおそれのある偶発的な針刺しを負うことが特に多い。 医療従事者にとっては、肝炎やエイズ等の様々な感染症に汚染された針による刺 傷の重大性は、ひときわ大きい。合衆国においてこの偶発的な針刺しの起こる頻 度は意外に高く、年間およそ百万件と見積もられている。しかしながら、使用済 みの針で偶発的に刺された医療従事者を検査するコストは、医療機関にとって医 療費へのかなり大きな負担となる。したがって、この種のカートリッジに一般的 に結合される針に使用者を晒す必要のない薬物入りカートリッジを提供すること により、医療従事者をさらに保護することが望ましい。 偶発的な針刺し事態に対応し、使用済みの使い捨て可能な薬物入りアンプルを 医療従事者による取扱いを要せずにホルダから取り除くことができる多くの装置 が開発された。 欧州特許庁のケース0485028A1号には、組立の容易な嵌合式皮下注射 器ホルダが記載されている。ホルダの本体は 半円筒形体である。アンプルの放出時には、半円筒形体はその開口側が下向きと なるように位置づけされる。重力の作用によりアンプルは落下する。このホルダ の問題点は、ときにアンプルが何かに捕らえられて落下の軌道が変わることがあ ることである。この軌道の変化が偶発的な針刺しの原因になることがあり、ある いは少なくとも、潜在的に汚染されたガラスが床に飛び散る原因となり得る。 合衆国特許第5028698号は、軸方向に放出する皮下注射器ホルダを記載 している。このホルダは、一対の旋回可能なジョーがホルダの針側端にある。薬 物入りアンプルをホルダから外して重力により処分ユニットに落とすときは、ジ ョーが十分に開いてアンプルがホルダから摺動放出される。このホルダの問題は 必要な部品の量およびホルダ全体の大きさにある。さらには、多層プラスチック はカートリッジの可視性に負の影響を与えるだろう。 アンプルを軸方向に放出することができる、簡素化されかつ改良された構造を 有するホルダを提供することが大いに望ましい。 発明の概要 本発明によれば、 (a)アンプルを受けるように成形されたフレーム部分と、 (b)ロッドを有するプランジャ要素と、 (c)保持要素と、 を備える使い捨て可能なアンプルを受けるのに適した改良型の皮下注射器ホル ダが提供され、 その改良点は、フレーム部分が、 (a)使い捨て可能な中空のシリンダであり、 (b)その近位端の開口を通して使い捨て可能なアンプルを受けるのに適し、 (c)少なくとも一つの突出する突起をその頭部の内面に有し、少なくとも一 つの突起は保持要素を位置合せしかつこれに摩擦嵌合し、かつ (d)下端に、アンプルの針ハブ周囲に嵌まりかつアンプルを位置づけする寸 法のスロットを有することである。 本発明の別の実施形態においては、 (a)アンプルを受けるように成形されたフレーム部分と、 (b)ロッドを有するプランジャ要素と、 (c)保持要素と、 を備える使い捨て可能なアンプルを受けるのに適した改良型の皮下注射器ホル ダが提供され、 その改良点は、フレーム部分が、 (a)使い捨て可能な中空のシリンダであり、 (b)その近位端の開口を通して使い捨て可能なアンプルを受けるのに適し、 (c)突出する突起を頭部の内面に有し、該突起は保持要素を位置合せしかつ これに摩擦嵌合し、 (d)フレーム部分の上端および下端それぞれの近傍に位置しアンプルを位置 合せさせるための隆起リブを有し、 (e)覗き窓を有し、かつ (f)下端に、アンプルの針ハブ周囲に嵌合する寸法のスロットを有すること である。 本発明の好ましい実施形態によれば、 概ね円筒形の頭部を有し、頭部の内面に突出する突起を有する、使い捨て可能 な円筒形の本体部分またはフレーム部分と、 本体部分の円筒形の頭部内の長手方向軸を中心に回転可能であり、かつ結合さ れるアンプルのリムと係合可能でアンプルを 注射器ホルダの本体部分内に固定する軸方向移動可能な保持要素であって、胴部 と、ハンドル部分と、胴部外面の螺旋溝と、胴部を貫通するボアと、螺旋溝を保 持要素の下面に接続するランプ手段とを備え、胴部が円筒形頭部内で回転しかつ 移動する寸法である保持要素と、 下端にピストン係合手段を有するロッド部分を含むプランジャ要素であって、 ロッド部分およびピストン係合手段が保持要素のボア内に軸方向に摺動可能に受 入れ可能であるプランジャ要素とを備える使い捨て可能なアンプルを受けるのに 適した皮下注射器ホルダであり、 螺旋溝がランプ手段を介して突起に摺動可能にアクセス可能でありかつ突起に 係合であり、それによって突起が保持要素を本体部分に固定し、注射器ホルダの 要素のすべてが相互に協同係合する皮下注射器ホルダが提供される。 本発明の有利な特徴は、射出成形技術等によって容易かつ経済的に大量生産の 可能な、すなわちわずかに三つの機能する部分を含む簡単な構造の注射器ホルダ を提供することにある。 本発明の別の有利な特徴は、本体部分、保持要素およびプランジャ要素を嵌め 合わせて容易に組立可能な注射器ホルダを提 供することにある。 本発明のさらに別の有利な特徴は、使用中にカートリッジアンプルをホルダ内 に固定するのに容易に適し、手動による吸引を可能にする注射器ホルダを提供す ることにある。 他の長所は、好適な実施形態に関する以下の説明を添付図面を参照して読めば 容易に明らかとなろう。 図面の簡単な説明 第1図から第4B図は、本発明の好適な実施形態に関する図である。 第1図は、本発明の好適な注射器ホルダの分解斜視図である。 第2A図および第2B図は、本発明の注射器ホルダの使い捨て可能なフレーム 部分のそれぞれ平面の断面図および側面の一部断面図である。 第3A図、第3B図、および第3C図は、本発明の注射器ホルダの保持要素の それぞれ端面図、平面図、および断面図である。 第4A図および第4B図は、本発明の注射器ホルダのプランジャ要素のそれぞ れ平面図および端面図である。 第5図および第6図は、本発明の別の実施形態に関する図で ある。 第5図は、プランジャ要素を操作可能に挿入した保持要素の斜視図である。 第6図は、使い捨て可能なフレーム部分の斜視図である。 好適な実施形態の説明 本発明は特に皮下注射器ホルダに関して説明するが、液体を使い捨て可能なカ ートリッジから分与するのに適した他のホルダにも応用することができる。 ここでは、「下(の)」および「下向き(の)」とは注射器ホルダおよび結合 された部品の針の(遠位の)端を指していう。逆に、「上(の)」および「上向 き(の)」とはホルダの近位の端を指していう。 第1図に関し、符号10により示す本発明の好適な注射器ホルダは、従来の薬 物入りアンプル(図示せず)と併用するためのものであり、アンプルのボア内で 摺動可能なフレキシブルピストンを有する上端が閉じられており、かつ圧着金属 カラーによりアンプルに固定されたゴム製ダイアフラムにより下の小径端が閉じ られている。小径端には従来から針/針ハブユニットおよび針鞘が取り付けられ ている。典型的なこの種のアンプル ている。 好適な実施形態においては、注射器ホルダは全部で三つの要素、すなわち、概 ね半円筒形の本体または中空のフレーム部分12と、保持要素14と、プランジ ャ要素16とにより構成される。 第2A図および第2B図に関して、使い捨て可能な本体部分はアンプルを本体 の近位端を通して装填するのに適した概ね円筒形の中空ユニットである。 本体の下端にスロット18があり、スロットはホルダと併用されるアンプル/ 針/針ハブ/針鞘ユニットの針ハブ周囲に嵌合する寸法となっている。 本体の上端(頭)はアンプルを開口20を通して本体内に置くことができる寸 法となっている。開口20はまた保持要素14をも受ける。 本体の頭部分の内面には突起24が設けられており、その目的については以下 に詳細を述べる。 この突起は半球形が好ましく、かつ本体と一体成形することにより、突起また はボス要素を本体に追加成形し封止する必要 をなくするのが好都合である。 ホルダには覗き窓26を設けることもでき、とりわけ注射器ホルダを吸引注射 器として使用する場合および本体が透明性の劣る材料製である場合に設けること が望ましい。本体部分にはまた、本体部分の上端または下端に接して位置する隆 起リブ28または28’をそれぞれ備えることもでき、それによって注射器ホル ダ本体内のアンプルをピストン係合手段40の先端に位置合せさせる助けとなる 。 第3A図、第3B図、および第3C図に示すアンプル保持要素は、一対のハン ドル32と、胴部34とから成り、胴部34は第4A図および第4B図に示すプ ランジャ要素16の少なくとも軸37、好ましくは軸および先頭部分39をとも に摺動可能に受ける寸法の比較的小径のボア36を有する。保持要素14のこの 胴部には、ピストン係合手段40を受ける寸法であり、かつプランジャの軸部分 より僅かに径の大きな、僅かに拡大したボア部分36’がある。保持要素14の 外面周囲の一部には螺旋溝38が延在している。螺旋溝38の横断面は半円形で あり、その幅と奥行きは、保持要素が適切に、すなわち摺動可能に本体に挿入さ れるとき、本体12の近位部分の内面にある半 球形の突起24を摺動可能に受ける程度である。 プランジャ要素は一体射出成形可能な構造であることが好ましい。しかし、ロ ッドを保持要素のボアを通して挿入した後に、ピストン係合手段40および/ま たは起動ボタン41をロッドに取り付けてもよい。 保持要素の胴部には、螺旋溝38の遠位部分と保持要素の遠位表面とを接続す るランプ手段42が設けられている。螺旋溝38は半球形の突起24にランプ手 段42を介して摺動可能にアクセス可能であり、かつ保持要素を本体部分に留め 付けるように突起に係合可能であり、したがって注射器ホルダのすべての要素が 相互に協同的に係合する。 本発明の特に好適な実施形態においては、保持要素14にフィンガ44および ボア36の内径に溝46が設けられ、ロッド37の遠位部分にフィン48が設け られ、かつロッド37の遠位部分にはアンダカット手段46’が設けられている 。ボアを通して挿入されたときは、フィンが溝を通って進み、ロッドの先がフィ ンガを曲げることができる。フィンガはアンダカット手段に係合してプランジャ 要素を保持要素に捕らえることができる。フィンは望ましいアンプルと係合可能 なより大きい頭部 の径の働きをし、一方より小さいロッド径は吸引の抵抗力を減少しかつ、たとえ ば高温滅菌中に起こり得るフィンガの望ましくない弛みを最小限にとどめる。キ ーイング手段51は、プランジャ要素の遠位部分をボア内に挿入時に、フィンが 溝に整列するように設けることができる。ロッドには、プランジャロッドを後部 位置に保持しかつカートリッジの放出を助ける半径方向リブ50、およびフィン ガの望ましくない弛みを最小限にする働きをする制止手段52を設けることがで きる。 先に注記したように、注射器ホルダの各部品は容易に組立可能である。たとえ ば、プランジャ要素16は保持要素14のボアを通して「一方向」または「挿入 のみ」方式で挿入することができる。その結果得られる保持要素/プランジャ要 素の組立部品は、次いで本体部分12の近位端の開口内に挿入することができる 。保持要素を回転させることによってランプ手段が本体部分内面の半球形突起に 係合する。次いで保持要素を本体内に押圧すると、半球形突起がランプ手段を経 て滑動して螺旋溝にアクセスできる。それによって注射器ホルダのすべての要素 が、相互に協同関係に集められる。各部品を嵌合するだけで容易に組立可能なた った三つの機能部分からなる注射器ホルダを 提供するのが本発明のとりわけて有利な特徴である。それによって、コストがか かりかつ望ましくない部品同士の接着、機械的取付、および/または熱溶接、音 波溶接または溶剤溶接の段階が回避される。 保持要素を一方向または他方向にほぼ半回転させることにより、保持要素は前 方の完全係合位置か、または後方の完全後退位置に移動させることができる。 使用時には、アンプル/針/針ハブ/針鞘ユニットが本体近位端の開口20内 に挿入される。次いで、突起24がランプ手段42を経て螺旋溝38内に係合す るまで保持要素が開口に挿入される。 保持要素を反対方向に半回転させると、保持要素のショルダがアンプルのリム に当接し、アンプルがホルダ内の所定位置に固定される。次いでプランジャがア ンプルのピストンに係合される。その係合を達成する一つの手段はプランジャロ ッドを回転させ、ピストン係合手段40の端のねじを切った穴をピストンのねじ を切ったポストに係合させることである。あるいは螺旋溝38の両端近傍に位置 する一対の隆起リブ54を保持要素に設けることもでき、その隆起リブ54は保 持要素を完全係合 位置または完全後退位置にロックする役目をする。 第5図は、プランジャ要素16がホルダ要素32内に挿入された様子を示す。 プランジャには軸37、頭部39、ピストン係合手段40および起動ボタン41 がある。 保持要素14には、一対のハンドル32と、プランジャの軸および頭部を摺動 可能に受ける寸法である比較的小径のボアを有する胴部34とがある。また保持 要素は、第6図に示す使い捨て可能なフレーム部分を取外し可能に取り付けるこ とができる表面50も備える。 第6図に関し、使い捨て可能なフレーム部分12は、近位端20にアンプル装 填用の開口を有する概ね中空のユニットにより構成される。開口はホルダ要素の 表面に摩擦嵌合する寸法にもなっている。 フレーム部分の頭部には、その内面に突起24が設けられ、それによってフレ ーム部分がホルダ要素に取外し可能に摩擦取付けされる。 本明細書に記載した注射器ホルダの各要素は金属またはプラスチックを始めと する適当な材料により製造することができるが、これらはプラスチック製とする のに適している。特に、本 体部分12、保持要素14およびプランジャ要素16は知られている精密射出成 形技術により製造することができる。各要素をプラスチック製とするときは、適 切なプラスチック材料としては高密度ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリ スチレン、 またはポリエチレン等のアセタール樹脂、その他がある。とりわけ本体部分はア ンプルが操作中に見えるように透明な材料で製造することが有利である。プラス チック材料は射出成形可能なものが好ましい。すでに注記した通り、本発明の特 に有利な特徴は、注射器ホルダの各部品、すなわち本体、保持要素およびプラン ジャ要素が、知られている精密射出成形技術によって容易かつ経済的に大量生産 できる点にある。ホルダを高温滅菌プロセスで使用する場合は、プラスチック材 料は滅菌温度による変形に十分に耐え得ることが好ましい。 本発明の各要素における僅かな変更は本発明の精神から逸脱することなく可能 であることが理解されよう。たとえば、ピストン係合手段は本明細書ではアンプ ルピストンのねじを切ったポストに嵌まるねじを切った要素であると記載してあ る。プランジャをピストンに係合するその手段は好ましい手段であるが、 当業界でよく知られている他のピストン係合手段、たとえば、多数の引込可能な 爪またはフック、固定爪、拡張可能なチャック、弾性の把持フィンガ、銛(harp oon)、あるいは差込継手でもその目的に適う。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バーグストレツサー,ウイリアム・エイ アメリカ合衆国、ニユー・ヨーク・14873、 プラツツバーグ、アームストロング・ロー ド・9087 (72)発明者 ダイアズ,ジヨージ・イー アメリカ合衆国、ニユー・ヨーク・14626、 ロチエスター、ウツドミル・ドライブ・ 130

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)アンプルを受けるように成形されたフレーム部分と、 (b)ロッドを有するプランジャ要素と、 (c)保持要素と を備える使い捨て可能なアンプルを受けるのに適した皮下注射器ホルダにおけ る改良であって、 フレーム部分が、 (a)使い捨て可能な中空のシリンダであり、 (b)その近位端の開口を通して使い捨て可能なアンプルを受けるのに適し、 (c)少なくとも一つの突出する突起を頭部の内面に有し、該突起は保持要素 を位置決めしかつこれに摩擦嵌合し、かつ (d)下端に、アンプルの針ハブ周囲に嵌まりかつアンプルを位置合せする寸 法のスロットを有する 皮下注射器ホルダにおける改良。 2.(a)アンプルを受けるように成形されたフレーム部分と、 (b)ロッドを有するプランジャ要素と、 (c)保持要素と、 を備える使い捨て可能なアンプルを受けるのに適した皮下注射器ホルダにおけ る改良であって、 フレーム部分が、 (a)使い捨て可能な中空のシリンダであり、 (b)その近位端の開口を通して使い捨て可能なアンプルを受けるのに適し、 (c)突出する突起を頭部の内面に有し、該突起は保持要素を位置決めしかつ これに摩擦嵌合し、 (d)下端に、アンプルの針ハブ周囲に嵌合する寸法のスロットを有し、 (e)フレーム部分の上端および下端それぞれの近傍に位置しアンプルを位置 合せさせるための隆起リブを有し、 (f)覗き窓を有する 皮下注射器ホルダにおける改良。 3.(a)アンプルを受けるように成形され、かつ概ね円筒形の頭部を有し、前 記頭部はその内面に突出する突起を有する使い捨て可能な円筒形中空のフレーム 部分と、 (b)前記フレーム部分の円筒形の頭部内の長手方向軸を中心に回転可能であ り、かつ結合されるアンプルと係合可能でア ンプルを注射器ホルダのフレーム部分内に固定する軸方向移動可能な保持要素で あって、胴部と、ハンドル部分と、前記胴部外面の螺旋溝と、胴部を貫通するボ アと、前記螺旋溝を前記保持要素の遠位端面に接続する前記螺旋溝への前記突起 のアクセスを可能にするランプ手段とを備え、前記胴部が前記円筒形頭部内で回 転しかつ移動する寸法である保持要素と、 (c)結合されるアンプルのピストンを係合する手段を遠位端のロッド部分に 有するプランジャ要素であって、前記ロッド部分およびピストンを係合する手段 が前記保持要素の前記ボア内に軸方向に摺動可能に受入れ可能であるプランジャ 要素とを備える使い捨て可能なアンプルを受けるのに適した皮下注射ホルダであ って、 前記螺旋溝が前記ランプ手段を経て前記突起に摺動可能にアクセス可能であり かつ前記突起に係合可能であり、それによって前記突起が保持要素を前記フレー ム部分に固定し、注射器ホルダの要素のすべてが相互に協同係合する皮下注射器 ホルダ。 4.前記フレーム部分、前記保持要素および前記プランジャ要素がプラスチック 製である請求の範囲第1項に記載の注射器ホルダ。
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