JP2001511407A - 内径を最小化したスリーブをもつ心臓リード - Google Patents

内径を最小化したスリーブをもつ心臓リード

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JP2001511407A
JP2001511407A JP2000504912A JP2000504912A JP2001511407A JP 2001511407 A JP2001511407 A JP 2001511407A JP 2000504912 A JP2000504912 A JP 2000504912A JP 2000504912 A JP2000504912 A JP 2000504912A JP 2001511407 A JP2001511407 A JP 2001511407A
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アール サー フィッシャー,エルマー
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Abstract

(57)【要約】 ヒトの心臓への心内膜固定に適合した集成リード(10)が提供される。集成リード(10)は、心臓刺激器(18)への電気的接続のためのコネクタ(16)を備えた近端(14)を有するリード体(12)を含む。心臓刺激器は、ペースメーカー、電気徐細動器/細動除去器、または検知器であってもよい。リード体の遠端は電極(23)に接続される。リード体は長さが同じ絶縁スリーブ(26)により囲まれた1本以上の非コイル巻導電体ケーブル(25)からなる。各導電体ケーブルは全長にわたる絶縁被覆(29)により覆われた導電素子からなる。導電素子は単芯導線または複芯導線である。従来のリードとは対照的に、発明のリード体はコイル巻導電線を必要としない。直径が1.04mm以下のリード体を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は概括的には心臓刺激リードに関し、さらに詳しくは、非常に細い非コ
イル巻導電体ケーブルを収めているリード体を用いる埋込可能心臓刺激リードに
関する。
【0002】
【従来の技術】
埋込可能心内膜刺激リードの出現以前は、心律動異常に苦しむ患者に永久的ま
たは半永久的な電気生理学的治療を施すための選択肢を外科医及び心臓病専門医
はわずかしかもっていなかった。薬物療法及び矯正手術が不適切であると判定さ
れた場合には、外部の、後には埋込可能となった、パルス発生器とともに用いら
れる心外膜リードが標準の臨床的手法を代表していた。心臓内深くの極めて局所
的な点における電気信号伝搬の混乱からおこる不整脈をもつ多くの患者にとって
、心外膜刺激は事実上妥協的処置でしかなかった。
【0003】 経静脈埋込が可能な心内膜リードの導入は、多くの心律動異常患者に恩恵を与
えた。以前は胸骨正中切開すなわち開胸手術が必要とされ、心内膜起因機能不全
に対して心外膜刺激を頼りにしていた多くの人々に、リード電極をさらに正確に
布置できることによりさらに良好な治療をうけられる可能性だけでなく、美容上
もさらに好ましい結果が得られることが約束される経静脈リードと組み合せられ
た皮下埋込心臓刺激器を与えることができた。心内膜リードにともなう無数の利
点にも関わらず、多くの患者での使用には常にトレードオフがともなっている。
一方で、経静脈埋込可能リードは一般に美容上より好ましい結果及びより正確な
不整脈治療の可能性を患者にもたらす。他方では、心臓血管系に挿入されたいか
なる異物とも同様に、経静脈心臓リードは正常な血流及び、おそらくは、1つ以
上の心臓弁の正常な動作に対する障害となる。患者の心臓血管系の一部の上記部
分的閉塞は、血流量を減少させるだけでなく微小塞栓を形成させることもある。
【0004】 ほとんどの患者では、心内膜リードにともなう医療上の利点が、付随する正常
な血流への障害よりはるかに上回っている。しかし、中には収支計算がはっきり
しない患者もいる。小児患者では、血管が従来の埋込可能リードを入れるには単
に細すぎることが多く、また、こうした若い患者は血流量の減少及び/または弁
機能の低下にうまく順応することがほとんどできないことが多い。同様に、疾病
、傷害、あるいは何か別の機構により生じた閉塞血管及び/または弁膜侵食を示
す患者は、経静脈埋込リードの対象者としてふさわしくはないであろう。上記の
タイプの事例では、おそらく心外膜リードが不整脈患者に対する唯一の実行可能
な解決策であろう。ある与えられた血管の従来の心内膜リードにより妨げられる
血流領域の大きさはリード体の直径の関数である。初期の心内膜リードの構造は
、パルス発生器への接続のためのコネクタを近端に、また心臓に信号を伝達する
ための電極を遠端に含む細長いリード体からなっていた。このリード体は、電極
からコネクタまで達するコイル巻導線を被覆する絶縁スリーブ管からなっていた
。導線は、中心に配置された内腔を残し、これを通してリードを操作するための
スタイレットを挿入できるように、らせん状にコイル巻きされていた。上記構造
の最小全直径は、内腔直径と導線の直径の2倍と及びスリーブ壁体厚の2倍との
和が限度である。初期の双極型に変えられたリード体では、2本のコイル巻導線
がそれぞれの内腔に別々に配置されて収められていた。この場合、最小直径はそ
れぞれの内腔直径と導線直径の2倍とスリーブ壁体厚の2倍との和の関数である
。直径8フレンチ(約2.7mm)(1フレンチ=mmで表わした直径×3)は 珍しくはなかった。
【0005】 後になって、小型化における進歩を代表する同軸構成がリード構造に導入され
た。同軸リードは内腔を定める内部導線、外部導線、これら2本の導線を隔てる
中間絶縁スリーブ、及び外装絶縁スリーブをもつリード体を利用する。同軸双極
リード体の最小直径は、内腔、第1の導線コイル、中間絶縁スリーブ、第2の導
線コイル、及び外装スリーブのそれぞれの直径の和が限度である。この構造の全
直径は普通、約6フレンチ(約2mm)である。同軸双極構造の最近の改善では
、同心状に配された内腔を囲む、入れ子式のそれぞれが絶縁された導線が導入さ
れている。この単軸構造は、サルザー・インターメディクス社(Sulzer
Intermedics,Inc)が製造する、シンライン(Thinline
)(サルザー・インターメディクス社の商標)リードに見ることができる。シン
ライン(商標)リード体の直径は内腔直径とそれぞれの導線の直径と外装スリー
ブ壁体厚の2倍との和の関数である。シンライン(商標)リード構造の導入によ
り、リード体の最小直径はさらに約4.7フレンチ(約1.6mm)まで縮小され
た。
【0006】 小型化における進歩にも関わらず、未だに従来のリード構造にともなう難点が
いくつかある。従来のリード体には、リードを操作するための内部スタイレット
を入れるためにリード体を通して伸びる内腔が必要である。内腔直径がリード体
の全直径のかなりの部分をなし、従ってリード体の達成可能な小型化の限界を表
わすことが多い。同様に従来のリード体には、当然、自身の直径の2倍でリード
体の全直径に寄与するコイル巻導線が収められる。上記理由により、入手可能な
従来型の最も細いリードであっても、あるタイプの患者にとっては経静脈埋込が
成功するにはまだ太すぎる。
【0007】 さらに、同軸リードは“鎖骨下圧挫”として普通知られる現象による構造破損
を受けやすい。鎖骨下圧挫は、リードが(一般的な経静脈挿入部位である)鎖骨
下静脈を介して埋め込まれ、肩甲関節を移動する間に患者の鎖骨に押し付けられ
るときにおこる。この圧力は、リード線コイルをたわませて座屈させることがあ
る。この問題は、患者が鎖骨部に外傷を受けた場合、一層悪化する。
【0008】 本発明は、上記難点の1つ以上を克服するかあるいは最小限に抑えることに向
けられている。
【0009】 発明の開示 本発明の一態様に従えば、集成リードが適供される。本集成リードは、近端、
固定機構、及び第1の電極を有するハウジング管を含む。ハウジング管の基部に
結合された第1の末端、第2の末端、第1の電極と電気的に通じている第1の細
長い非コイル巻導電体ケーブル、及び第1の非コイル巻導電体ケーブルを被覆す
る絶縁スリーブを有するリード体が提供される。心臓刺激器との結合のためにリ
ード体の第2の末端に結合された末端を有するコネクタが含まれる。
【0010】 本発明の別の態様に従えば、集成リードが提供される。本集成リードは、心臓
刺激器と結合するための基部を有するコネクタを含む。第1の非コイル巻導電体
ケーブルがコネクタに結合され、また第1の末端を有する。第1の電極が第1の
非コイル巻導電体ケーブルの第1の末端に結合される。第1の電極は固定機構を
有する。絶縁スリーブが第1の非コイル巻導電体ケーブルを被覆し、近端でコネ
クタにまた遠端で第1の電極に結合される。
【0011】 本発明のまた別の態様に従えば、集成リードが提供される。本集成リードは、
基部、固定機構、及び第1の電極を有するハウジング管を含む。ハウジング管の
基部に結合された第1の末端、第2の末端、及び第1の電極と電気的に通じてい
る第1の細長い非コイル巻導電体ケーブルを有するリード体が提供される。この
リード体はまた、第2の電極、第2の電極と電気的に通じている第2の非コイル
巻導電体ケーブル、並びに第1及び第2の非コイル巻導電体ケーブルを被覆する
絶縁スリーブも含む。心臓刺激器と結合するためのリード体の第2の末端に結合
された末端を有するコネクタが与えられる。集成リードを空間的に操作するため
に、スタイレットがスリーブ内に取外し可能で滑り移動が可能なように配置され
る。
【0012】 本発明のさらに別の態様に従えば、心臓リード用の集成電極が提供される。本
集成電極は、基部、内表面、外表面、長さ方向に延びる内腔、及び内表面から外
表面に通じる開口を有する第1のスリーブ管を含む。導電体ケーブルが内腔に配
置される。この導電体ケーブルは、第2のスリーブ管で囲まれる導電素子を有す
る。この導電素子は、第2のスリーブ管で被覆されておらず、また前記開口から
突き出す遠端を有する。電極が第1のスリーブ管にかぶせて配置され、導電素子
の前記遠端と結合される。
【0013】 本発明のさらにまた別の態様に従えば、細長いスリーブを有する心臓リードに
おいて個々に絶縁された導電体ケーブルを電極と相互接続する方法が提供される
。本方法は、細長いスリーブに開口を形成する工程及び導電体ケーブルの一端を
電極に結合する工程を含む。導電体ケーブルのもう一端は前記開口を通して引き
出される。電極は滑り嵌めされてスリーブの開口近くにかぶせられ、この電極は
スリーブに確実に固定される。
【0014】 本発明の上記及びその他の利点は、以下の詳細な説明を読み、図面を参照する
ことにより明らかになるであろう。
【0015】 発明を実施する最良の形態 以下に説明する図面において、同じ要素が1枚より多い図に表われる場合は一
般に同じ参照数字が繰り返される。ここで図面、特に図1及び2を参照すると、
ヒトの心臓への心内膜または心外膜固定に適合した典型的な集成リード10が示
されている。図1は集成リード10の図を示し、図2は図1の断面2−2でとら
れた断面図を示す。この集成リード10は、心臓刺激器18との電気的接続のた
めのコネクタ16を近端14に備えたリード体12を含む。心臓刺激器18はペ
ースメーカー、電気徐細動器/細動除去器、あるいは検知器であってもよい。リ
ード体12の近端14は、クリンプ留め、あるいはレーザまたはスポット溶接の
ような従来の手段によりコネクタ16に結合することができる。リード体12の
遠端20は円環電極21及び別の電極23を有する円環電極21とは離れて配さ
れたハウジング管22を含む。以下でさらに論じるように、埋込中の集成リード
10の空間的操作は集成リード10内に柔軟なスタイレット24を進ませること
により達成される。
【0016】 リード体12は同じ長さの絶縁スリーブ26に囲まれた導電体ケーブル25A
及び25Bからなる。単極用途には導電体ケーブルは25Aまたは25Bの1本
だけでよく、多極用途にはそのようなケーブルが数本必要である。導電体ケーブ
ル25A及び25Bのそれぞれは、全長にわたる絶縁被覆29で覆われた導電素
子27からなる。この導電素子27は単芯導線であってもよく、また図に示され
るように複数本の単導線28からなる複芯導線であってもよい。導線28の精確
な本数及び配置は設計上の配慮事項である。図の実施の形態において、それぞれ
の導電素子27は19本の金属単導線28からなり、総合直径は約0.127m mである。絶縁被覆29の壁体厚は約0.0508mmであり、それぞれの導電 体ケーブル25Aまたは25Bの総直径は約0.229mmすなわち0.69フレ
ンチになる。スタイレット24の直径は約0.406mmであり、スリーブ26 の壁体厚は約0.152mmである。リード対12の総直径は約1.04mmすな
わち約3.12フレンチである。
【0017】 ここで、従来のシンライン(商標)リード体30の断面を示す図3も参照する
ことにより、リード体12と従来のシンライン(商標)リード体との間の差が理
解できる。従来のリード体30は、同心で配置された内腔36を定める、コイル
巻され入れ子にされた導線32及び34からなる。導線32及び34はともにそ
れぞれが絶縁され、外装絶縁スリーブ38に囲まれる。スタイレット40が内腔
36に同心で配置される。リード体30の総直径は、スリーブ38の壁体厚の2
倍と導線32及び34並びに同心で配置された内腔36をあわせた直径との和で
ある。
【0018】 図3に示されるリード体30のような従来のリード体とは対照的に、導電体ケ
ーブル25A及び25Bはコイル巻されていない、すなわち同心で配置されるス
タイレットを入れるために同心で配置された内腔の周りにらせん巻されていない
。代わりに、非コイル巻導電体ケーブル25A及び25B及びスタイレット24
はスリーブ26内に概ね平行に並べて配置される。従って、導電体ケーブル25
A及び25B、スタイレット24,並びにスリーブ26は、総直径が非常に小さ
いリード体12を得るために、スタイレット24並びに導電体ケーブル25A及
び25Bを稠密にパッキングできる直径をもって製造される。単極構造では、リ
ード体12の最小直径はスタイレット24の直径とスリーブ26の壁体厚の2倍
とケーブルの内の1本、25Aまたは25Bの直径との和でほぼ与えられる。多
極構造では、リード体12の直径とスタイレット24並びにケーブル25A及び
25Bとの関係はより複雑である。
【0019】 定数として扱ってよいスリーブ26の壁体厚を除く、ケーブル25A及び25
Bの直径並びにスタイレット24の直径とリード体12の全直径との間の関係は
経験的に図4のグラフで示される。グラフのx軸は、ある与えられたリード体の
導電体ケーブル(例えば25A)の本数である。y軸は、cmで表わしたケーブ
ル25A及び25B並びにスタイレット24の総直径である。変数dはスタイ
レット24の直径を表わし、変数dはケーブル25A及び25Bのそれぞれの
直径を表わす。データ点は全て、dを1cmに等しいとおいて導かれ、図式的
に得られたスタイレット24並びにケーブル25A及び/または25Bの総合直
径を定める。dを1cmとしたのはグラフを簡単にするためである。明らかに
、ケーブル25A及び25Bの実直径は1.0cmより数桁小さいであろう。し かし、同業者にとってグラフに示された関係が関与する測定値の特定の単位に優
ることは当然であろう。
【0020】 グラフはdとdの値の異なる組合せについて3つの事例を示している。こ
れらの事例は、スタイレット24並びにケーブル25A及び/または25Bのあ
り得る組合せのいくつかについて略図で表わした表の形態で並べてある。第1の
事例−事例1では、dがdに等しい。当然のように、事例1についてのグラ
フでは、直径1.0cmのケーブル25Aと直径1.0cmのスタイレット24に
ついて、x座標は1であり、スタイレット24とケーブル25Aの組合せの直径
であるy座標は2.0cmである。2本のケーブル、25A及び25Bについて は、x座標は2であり、総直径は約2.3cmである。第3の事例−事例3では 、dが2dに等しい。3本のケーブル、25A,25B,及びここでは25
Cについては、x座標は3であり、組合せの直径は約3.2cmである。
【0021】 図4は、小径の単極、双極、あるいは多極リード体をつくるために、ケーブル
本数及び直径の相異なる多くの組合せを、スタイレット直径とともに選択できる
ことを示している。スタイレットとともに非コイル巻ケーブルを稠密パッキング
できることにより、融通性のあるリード体設計が可能になる。ケーブル25A及
び25Bの本数に関わらず、リード体12の真の最小直径は幾何学的に正確な最
小値より若干大きく、よってスタイレット24はケーブル25A及び25B並び
にスリーブ26内部に対して、はまり込んで動かなくなることなしに長さ方向に
移動するに十分なクリアランスをとれるであろう。
【0022】 図2を再び参照すると、導電素子27は、例えばMP35N合金のような生体
適合性導電材料でつくられることが好ましい。MP35N合金は一般に、コバル
ト、クロム、ニッケル、及びモリブデンの組合せからなる。MP35N合金の特
性についてのさらなる詳細は、米国特許第3,356,542号及び第3,562,
024号を参照することにより知ることができる。リード体12は心臓血管系の
不規則な通路及び形状に容易にならうことができなければならない。従って導電
素子27は、リード体12が容易にまた弾性的に曲がることができるだけの十分
高い柔軟性をもたなければならない。導電素子27は通常製造時に冷間加工され
る。導電素子27が数本の単導線28からなる場合には、スリーブ29で被覆す
る前に、複数本の単導線28を一つにまとめておくために必ず軽く縒りを入れて
おくことが推奨される。しかし、先に行われた冷間加工によりこれらの単導線2
8が縒りに逆らい、弾力で互いに離れてしまう傾向をもつことがある。この点に
ついては、被覆29を施す前に、複数本の単導線28が広がらないようにヒート
セットすることができる。適当な種々のヒートセット手順がある。可能な手順の
1つには、アルゴンのような不活性雰囲気における、600°F(約316℃)
で約1時間の焼戻しが含まれる。完成品の導電素子27が、米国ミネソタ州ウェ
イゼイタ(Wayzata)のザイレム社(Xylem Company)から
入手できる。
【0023】 絶縁スリーブ29は、スタイレット24に対して摩擦係数の小さい外表面を与
える一方で、導電素子27に対して生体適合性電気的絶縁を与えるように設計さ
れる。被覆29は、例えばETFE(フルオロポリマー樹脂)のような生体適合
性ポリマー材、あるいは同様の生体適合性ポリマー材でつくられることが好まし
い。
【0024】 絶縁スリーブ26は、集成リード10の埋込中にスタイレット24を抑えてお
くための柔軟構造体として一義的に機能する。スリーブ26がなければ、長さ方
向にスタイレット24に加えられた力は集成リード10を進ませるよりむしろ、
単にスタイレット24を曲げてしまうであろう。スリーブ26は、例えばポリウ
レタンまたはポリエチレンのような生体適合性ポリマー材、あるいは同様の材料
でつくられると有利である。スリーブ26に選んだ材料がある程度軟質で粘着性
があると、スタイレット24はスリーブ26の内表面に張りついて動かなくなる
ことがある。この点に関しては、スリーブ26に用いられる材料のショアー硬度
が好ましくは約55D以上であるべきことが推奨される。
【0025】 スタイレットは通常の円筒形状でよく、例えばステンレス鋼またはチタンのよ
うなスタイレットに普通用いられる材料、あるいは同様の材料でつくることがで
きる。あるいは、半円または弓形の断面をもつスタイレット24もつくることが
できる。図5は図2に示したタイプの断面図である。弓形の断面をもつ、ここで
は24’で表示されるスタイレットが与えられている。ある与えられた寸法の導
電体ケーブル25Aまたは25Bに対して、この非円筒形断面によりスリーブ2
6の直径を図2に示した実施の形態で可能な直径よりも小さくすることができる
。特定の幾何学的形状に関わらず、スタイレット24をスリーブ29の作成に用
いられる材料と同じ材料で被覆して、ケーブル25A及び25Bだけでなくスリ
ーブ26の内表面との摩擦を小さくすることができる。
【0026】 電極ハウジング22,第1の管電極23,及び第2のすなわち円環電極21の
詳細構造は、図1及び6を参照して理解できる。図6は、図1の断面6−6でと
られた断面図である。電極ハウジング22の管電極23は、管電極部材23の末
端近くにあるわずかに飛びだした円環肩44を定める基部側に伸びた縮径部42
を有する。スリーブ26の遠端は縮径部42の外側に確実に固定され、肩44に
突き当たる。管電極23の末端には開口46が含まれる。
【0027】 クリンプスラッグ管48が管電極23の内部に配置される。ケーブル25Aの
遠端50Aはクリンプスラッグ48の基部に巻き付けられ、固定機構すなわちら
せん金具52がクリンプスラッグ48の末端の周りに巻き付けられる。らせん金
具52の末端は開口46から突き出して心内膜組織に能動的に固定される。遠端
50A及びらせん金具52は、図に示されるように管電極23の縮径部42をク
リンプすることにより確実に固定される。クリンプする前に、導電素子27(図
2参照)をむき出しにして電極23への電流路を与えるために、遠端50Aから
絶縁被覆29(図2参照)のほとんどを取り除かなければならない。クリンピン
グに頼って遠端50A及びらせん金具52を確実に固定するだけでなく、スラッ
グ48が溶接可能な材料でつくられている場合はスポットまたはレーザ溶接を用
いて取付機構を追加することができる。スラッグ48はスラッグ48の基部から
スラッグ48の末端まで伸びる中ぐり穴54を含む。以下でより十分に説明され
るように、中ぐり穴54は埋込中にスタイレット24を受け入れるように設計さ
れる。
【0028】 図6をさらに参照すると、第1の円環電極21が電極ハウジング22の基部側
でスリーブ26にかぶせて配置される。2個の円環部材56及び58がスリーブ
26と第1の円環電極21との間に配置される。導電体ケーブル25Bと円環電
極21との間の電気的接続を確立するために、導電体ケーブル25Bは、スリー
ブ26の円環電極21がかぶせられている部分にある、スリーブ26の開口59
を通して引き出される。ケーブル25Bの遠端50Bは、裸の導電体素子27を
むき出しにするために被覆29(図2参照)をはぎ取られる。裸の導電素子27
は円環部材58の外面と円環電極21の内面との間に挟み込まれる。円環電極を
取り付ける前に、裸の導電素子27はレーザまたはスポット溶接により円環部材
58に確実に固定される。導電素子27が円環部材58に確実に固定された後、
円環電極21が位置につけられて、スエージ加工される。スエージ加工は円環電
極21の直径を縮め、円環電極21と導電素子27及び/または円環部材58と
の間の物理的接触を確実にするための役に立つ。円環部材56及び58は排除し
てもよく、この場合電極21は締り嵌めによりスリーブ26に確実に固定される
【0029】 ケーブル25Bと開口59との間の嵌合許容差及びスリーブ26の柔軟度に依
存して、体液の開口59通過が抑えられる。開口59を介した体液の侵入を防止
するためにバリアを付加することが望ましければ、図7に示されるように、スリ
ーブ26内部の円環電極21近くに配置されるシールリング60をリード体12
に付けることができる。ケーブル25Bはシールリング60及びスリーブ26の
双方を通して引き出され、上述したようにして電極21に取り付けられる。生体
適合性接着剤のポケット61がケーブル25Bの周りに配置されて、シールリン
グ60にかぶさる開口59を封止する。この接着剤は、例えばキャスケム社(C
asChem,Inc.)から供給される2液型接着剤であるポリシン/ボライ
ト(Polycin/Vorite)のような接着剤、あるいは同様の接着剤な
どの、多種多様な接着剤のいずれであってもよい。
【0030】 図6及び7に示される相互接続構造は、上述した非コイル巻ケーブル25Bだ
けでなく、シンライン(商標)のようなそれぞれが絶縁されたコイル巻ケーブル
を電極21に接続するためにも用いることができる。用いられるケーブルのタイ
プに関わらず、図6及び7に描かれた相互接続構造は、従来の同軸双極リードで
それぞれが絶縁されたケーブルを近接して配置された円環電極に結合するための
従来構造に優る利点を示す。従来のリード及び相互接続構造が図8に示される。
リード62は、内部絶縁スリーブ64で隔てられた、内側コイル巻ケーブル63
A及び外側コイル巻ケーブル63Bを含む。内部スリーブ64の電極66近くの
周りに内部リング65が配置される。外装スリーブ67が外側コイル巻ケーブル
63Bを囲む。外側ケーブル63Bと電極66との間の接続を確立するために、
外装スリーブ67を通して突き出す金属製接続タブ68が与えられて、その一端
は電極66に接続され、またもう一端はリング65と外側コイル巻ケーブル63
Bとの間に配置される。図8に示される集成相互接続構造は時間がかかり、コス
トもかさむ。図6及び7に示される相互接続構造は接続タブ68及び内部スリー
ブ64を排除し、組立がより簡単でより容易な構造を与える。
【0031】 ケーブル25Aまたは25Bのいずれか1本を電極ハウジング22に確実に固
定するために用い得る構造は無数にある。図9は図6と同様の透視図であり、代
わりとなるそのような構造の一例を示す。この実施の形態において、導電体ケー
ブル25Aの円環電極21への取付は図6に関して上述した方法及び構造により
達成できる。
【0032】 もう1本のケーブル25Bを確実に固定するには、別の構造が与えられる。半
管式プラグ69が管電極23内部に配置される。プラグ69の中央部70には管
電極23の内表面に締り嵌めされる大きさの円筒面が含まれる。プラグ69の末
端には縮径円筒先端71が含まれる。固定機構すなわちらせん金具52が、先端
71の外側に巻き付けられる。らせん金具52の末端は開口46から突き出して
心内膜組織に能動的に固定される。プラグ69は、上で説明した中ぐり穴54を
含む。
【0033】 図9に示されるように、プラグ69の基部の上側には切欠き72が含まれ、そ
の構造及び機能は、ここでは22’で表示される電極ハウジングから取り外され
たプラグ69の分解図である図10もここで参照することにより理解できる。切
欠き72の水平面73はプラットフォームを提供し、導電体ケーブル25Bの遠
端50Bをその上に確実に固定させる。遠端50Bは水平面73上に蛇行様形態
で配置される。導電素子27をむき出しにするために絶縁被覆29(図2参照)
のほとんどが遠端50Bから除去されなければならない。蛇行様配置の特定の形
状は裁量事項である。しかし、遠端50Bで比較的半径の大きい第1の曲げ74
を与えるには、応力が集中する可能性を下げるために注意が払われなければなら
ない。
【0034】 ケーブル25Bの遠端50Bをプラグ69に確実に固定するために、クリンプ
ブロック75が与えられる。クリンプブロック75は切欠き72に対応する形状
寸法でつくられ、切欠き72の間で遠端50Bの上にきつく押し付けられると、
図10に示されるように、遠端50Bを所定の場所に保持するためのクリンプ部
材としてはたらく。クリンプブロック75は、管電極23の縮径部42の内表面
に締り嵌めされるような形状寸法につくられる。摩擦に頼ってケーブル25Bを
電極ハウジング22に確実に固定するだけでなく、プラグ69が溶接可能な材料
でつくられている場合は、導電素子27を水平面73にスポットまたはレーザ溶
接して取付機構を追加することもできる。
【0035】 単極構成の集成リード10では、電極21及び23のいずれか一方を取り外す
か、あるいは導電体ケーブル25Aまたは25Bのいずれかを単に接続しないで
おくことができる。多極集成リード10をつくるためには、上述したタイプのケ
ーブル及び電極が複数組み込まれる。
【0036】 固定機構すなわちらせん金具52は、電極ハウジング22を心内膜組織に確実
に固定するための受動的固定機構で置き換えることができる。図11は図9と同
様の透視図であり、受動的に固定される外側に突き出した1本以上の角76を含
む、ここでは22’’で表示される、電極ハウジングの実施の形態を示す。角7
6の数及び配置は設計上の裁量事項である。角76は、例えばシリコーンゴム、
ポリウレタン、ポリエチレン、ポリイミドのような非金属生体適合性材料、ある
いは同様の材料でつくることができる。
【0037】 らせん金具52,電極21及び23,並びに円環部材58及び60は、例えば
酸化イリジウム被覆チタンのような、様々な生体適合性導電材料でつくることが
できる。用い得るその他の材料には、MP35N,ステンレス鋼、約90%の白
金と10%のイリジウムからなる白金−イリジウム合金、またはその他何らかの
生体適合性導電材料が含まれる。らせん金具52はユニオン・カーバイド(Un
ion Carbide)から供給されるパリレン(Parylen)C(登録
商標)のような絶縁性ポリマーの薄い被覆で被覆されることが好ましい。一般に
は、プラグ69及びクリンプブロック75は、らせん金具52と同じタイプの材
料でつくられるか、あるいは例えば、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリイミド
のような非金属生体適合性材料、または同様の材料からなる。プラグ69が金属
材料からなる場合は、らせん金具52をスポットまたはレーザ溶接により先端6
4に確実に固定することができる。しかし、ケーブル25Bの遠端50Bと管電
極23との間には電流路が確立されなければならない。プラグ69が金属材料で
つくられる場合は、電流路はプラグ69自体により与えられる。この場合クリン
プブロック75は導電材料からなる必要はなく、代わりに、ポリウレタン、ポリ
エチレン、ポリイミドのような様々な生体適合性非導電材料または同様の材料か
らつくることができる。しかしプラグ69が非導電性材料からつくられる場合に
は、導電素子27から管電極23への必要な電流路を確立するために、クリンプ
ブロック75はらせん金具52と同じタイプの材料でつくられなければならない
【0038】 集成リード10の埋込手順は、図1及び6を参照することにより理解できる。
【0039】 スタイレット24がリード体12に挿入され、図6に示される位置まで長さ方向
に進められる。電極ハウジング22は、鎖骨下静脈または内頸静脈の内の1本の
ような、心臓に通じる主静脈の1つに挿入される。初めの経静脈挿入に続いて、
電極ハウジング22が心内膜76への所望固定点に到達するまで、スタイレット
24の操作により電極ハウジング22が進められる。能動固定が用いられる場合
には、次に外科医がリード体12またはコネクタ16をひねり、らせん金具52
を心内膜76にかみ合わせる。そうでない場合は、外科医がリード体12をひね
る必要はない。次いでスタイレット24が引き抜かれ、コネクタ16が心臓刺激
器18に接続される。初めの布置に満足できない場合には、上記手順を逆順で行
い、必要な回数だけ繰り返すことができる。
【0040】 上記したように、スリーブ26は集成リード10の埋込中にスタイレット24
の曲がりを抑えるはたらきをする。スタイレットは集成リード10の埋込後に取
り外されるから、この要件は一時的なものである。従って、スリーブ26を埋込
後に除去できれば、患者の心臓血管系に配置される構造の全直径をかなり縮めら
れる。図12は図6と同じ断面による断面図であり、ここでは26’で表示され
る溶解性スリーブを組み入れた、ここでは10’で表示される集成リードの別の
実施の形態を示す。スリーブ26’は埋込後に溶解するから、電極ハウジング2
2に電極21を確実に固定するための構造を与える必要がある。このため、円環
フィッティング78が与えられる。電極21並びに円環部材56及び58は円環
フィッティング78の周りでスエージ加工され、ケーブル25Bは上述した方法
と同じ方法で電極21に接続される。円環フィッティング78には、その上にス
リーブ26’がかぶせられて配置される縮径基部80が与えられる。円環フィッ
ティング78と電極ハウジング22との間の物理的接続は、近端が円環フィッテ
ィング78の縮径末端部84にかぶせて配置され、遠端が図6で上述したスリー
ブ26と同じ方法で電極ハウジング22に結合された別のスリーブ82により行
われる。スリーブ82は図6で上述したスリーブ26と同じ材料でつくることが
できる。
【0041】 集成リード10’の埋込手順は上に開示した手順と同じであろう。しかし、ス
リーブ26’は埋込後数週間で体内で溶解するであろう。例えば、ポリ乳酸樹脂
、ポリグリコール酸樹脂、ポリビニルアルコール、または同様の材料のような様
々な体内吸収が可能な生体適合性材料をスリーブ26’の作成に用いることがで
きる。そのような材料で構成されたスリーブ26’は埋込後数週間で溶解し、患
者の心臓血管系にはコネクタ(図1参照)と円環フィッティング78との間に配
置されたケーブル25A及び25Bのみが残ることが期待される。円環フィッテ
ィング78は図9で上述したプラグ69の作成に用いられた材料と同じタイプの
材料でつくることができる。
【0042】 図13は図6と同じ母断面でとられた、ここでは10’’で表示される集成リ
ードの別の実施の形態の部分断面図である。この実施の形態においては、心内膜
76への所望の固定点までの特定の経路がスタイレット24を用いて先に確立さ
れている。このためには、初めにスタイレット24が心内膜76近くの所望の位
置まで経静脈埋込される。プラグ48の末端には開口86が与えられ、よって、
ここでは22’’’で表示されている電極ハウジングを、次いでスタイレット2
4の近端にかぶせて滑らせて、スタイレット24に沿って先に確立された心内膜
固定部位まで進ませることができる。次に、スタイレット24が所定の位置にあ
るままか、あるいはスタイレット24を引き抜いた後に、らせん金具52を上述
したようにして心内膜に確実に固定することができる。らせん金具52が心内膜
76に確実に固定された後に、まだ所定の位置にあれば、スタイレット24が取
り出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従う集成リードの典型的な実施の形態の図である
【図2】 図1の断面2−2でとられた断面図である
【図3】 従来のシンライン(商標)リード体の断面図である
【図4】 本発明に従うリード体の様々な実施の形態の直径を示すグラフである
【図5】 本発明に従う別のスタイレット構造の図2と同様の断面図である
【図6】 図1の断面6−6でとられた断面図である
【図7】 本発明に従う別のケーブル−電極相互接続構造の図6と同様の断面図である
【図8】 従来の同軸双極リードの断面図である
【図9】 本発明に従う電極ハウジングの別の実施の形態の図6と同様の断面図である
【図10】 本発明に従う図9に描かれた電極ハウジングの一部を分解した図である
【図11】 本発明に従う図9に示された電極ハウジングの別の実施の形態の図6と同様の
断面図である
【図12】 本発明に従う溶解性スリーブを組み込んだ修正リードの別の実施の形態の図6
と同様の断面図である
【図13】 本発明に従うスタイレットにかぶさって滑るように構成された電極ハウジング
の別の実施の形態を示す図6と同様の断面図である
【符号の説明】
10 集成リード 12 リード体 16 コネクタ 18 心臓刺激器 23 電極 25 導電体ケーブル 26 絶縁スリーブ 29 絶縁被覆
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フィッシャー,エルマー アール サー アメリカ合衆国 テキサス州 77566 レ イク ジャクソン オーク アイランド ドライヴ 1915 (72)発明者 マーシェック,ジェイムズ イー アメリカ合衆国 ヴァージニア州 24018 ローノーク モネット ドライヴ 5930 Fターム(参考) 4C053 CC02

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集成リード(10)において: 近端及び遠端を有するリード体(12); 前記遠端で前記リード体に結合された第1の電極(23); 前記第1の電極(23)及び前記リード体の前記近端に電気的に通じている第
    1の細長い導電体ケーブル(25); 前記第1の導電体ケーブル(25)を収めている絶縁性スリーブ(26);及
    び 心臓刺激器との結合のために前記リード体の前記近端に結合されたコネクタ(
    16); を含み: 前記細長い導電体ケーブル(25)が、実質的にコイルに巻かれておらず、前
    記電極と前記コネクタとの間を実質的に線状で伸びていることを特徴とする集成
    リード。
  2. 【請求項2】 前記絶縁性スリーブ(26)が内径を有する内腔を形成し、
    前記内径は前記導電体ケーブル及び取外しが可能なスタイレット(24)をとも
    に収容するに十分であって、前記内径が前記スタイレットの外径と前記導電体ケ
    ーブルの直径の2倍との和より小さいことを特徴とする請求項1に記載の集成リ
    ード。
  3. 【請求項3】 前記絶縁性スリーブ(26)が内壁を有する内腔を形成し、
    前記内腔は取外しが可能なスタイレット(24)の受け入れに適合されており、
    前記スタイレットが前記内腔に挿入された時に前記ケーブル及び前記スタイレッ
    トがともに実質的に前記絶縁性スリーブの全長に沿って前記壁に接触しているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の集成リード。
  4. 【請求項4】 少なくとも2本のケーブル(25A,25B)をさらに含み
    、前記ケーブルの全てが前記壁に接触していることを特徴とする請求項3に記載
    の集成リード。
  5. 【請求項5】 複数本のケーブルをさらに含み、それぞれのケーブルがそれ
    ぞれの上に絶縁性被覆(29)を有しており、前記絶縁性スリーブ(26)が内
    壁を有する内腔を形成し、前記内腔は取外しが可能なスタイレット(24)の受
    け入れに適合されていて、前記スタイレットが前記内腔に受け入れられた時に前
    記スタイレットが前記ケーブルの前記絶縁性被覆のそれぞれ及び前記内壁との線
    接触により支持されることを特徴とする請求項1に記載の集成リード。
  6. 【請求項6】 少なくとも1本のケーブルがその上に絶縁性被覆(29)を
    有することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の集成リード。
  7. 【請求項7】 それぞれのケーブルが絶縁性被覆(29)を有することを特
    徴とする請求項6に記載の集成リード。
  8. 【請求項8】 前記絶縁性被覆がETFE(フルオロポリマー樹脂)である
    ことを特徴とする請求項6または7のいずれかに記載の集成リード。
  9. 【請求項9】 前記スリーブが体内溶解性材料(26’)からなることを特
    徴とする請求項1から8のいずれかに記載の集成リード。
  10. 【請求項10】 前記体内溶解性材料がポリ乳酸樹脂、ポリグリコール酸樹
    脂、及びポリビニルアルコールからなる群から選ばれることを特徴とする請求項
    9に記載の集成リード。
  11. 【請求項11】 第2のケーブル(25B)を円環電極(21)に確実に固
    定するための円環フィッティング(78)を含み、前記スリーブが溶解したとき
    に前記円環フィッティングが前記電極を支持することを特徴とする請求項9に記
    載の集成リード。
  12. 【請求項12】 前記スタイレット(24)が概ね弓形の断面を有すること
    を特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の集成リード。
  13. 【請求項13】 前記リード体(12)が4.7フレンチ(約1.6mm)よ
    り小さい直径を有することを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載の集
    成リード。
  14. 【請求項14】 前記リード体が約3.12フレンチ(約1.04mm)以下
    の直径を有することを特徴とする請求項13に記載の集成リード。
  15. 【請求項15】 円環電極(21),及び前記リード体の内部で前記電極(
    21)の近くに配置されたシールリング(60)を含み、前記シールリング(6
    0)は導電体ケーブルの遠端が引き出される前記リード体の開口と実質的に整合
    される通路を有し、前記開口は前記開口内に配置された前記遠端を確実に固定す
    るための接着剤を有することを特徴とする請求項1から14のいずれかに記載の
    集成リード。
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