【発明の詳細な説明】
鑑賞用熱帯魚水槽の水を浄化するための二成分薬剤
本発明は、特に軟水の場合における鑑賞用熱帯魚水槽の凝集処理により、水を
浄化（清澄化）し、バクテリア、藻類、ウイルス、病原体、寄生体及び重金属を
除去するための二成分薬剤、その使用ならびに凝集処理によって水を浄化する方
法に関する。
以下のタイプの水槽、すなわち、
― 完全な水槽又は陳列用水槽
― 検疫、取扱い、販売目的のための、装備に乏しい簡素な水槽
― 品評会や展示会における維持水槽
で淡水熱帯魚を維持する場合、望ましくない水の濁りに遭遇することがよくある
。
それにより、水の濁りに関しては、以下の原因を識別することができる。
― 緑色の濁り水を生じさせるが、水槽ではまれにしか見られないプランクトン
藻類
― 微分割状ないしコロイド状に発生するミネラル粒子、たとえば新たに導入し
た場合、撹拌した場合又は洗浄した場合に水槽の砂利から生じる微粉、新たに導
入した場合又は底で撹拌した場合に洗い出される底栄養物からの粘土。その結果
、白っぽいミルク状の水の濁りが生じる。
― たとえば新たに設置した水槽の中でバクテリア大量発生の後に起こるプラン
クトン単細胞の大量発生。結果、不透明なミルク状の水の濁りが生じる。
最後に述べた生物学的濁りは、以下の水槽で比較的頻繁に予想される。
― 特に占有密度が高い場合における、ろ過又はフィルタ装置を備えていない非
常に小さな容器、水槽及び／又はボウル
― 大幅な過剰給餌及び／又は不十分なフィルタ能力の平均的な水槽
― たとえば品評会、会議、展示会、貿易ショーなどにおける、設置して間もな
く、まだ活性化した生物学的フィルタ系を備えていない陳列用水槽
記載したすべての種類の濁りに関し、それらが美観的及び生物学的理由から望
ましくなく、通常のフィルタ処理によって短期間で除去することはできないとい
うことが共通する。
たとえば沈降、吸着、死滅又は生物学的分解によるそのような濁りの自然消滅
は原則的に数日から数週間継続する。
池の中で同様に発生する濁りは、従来技術によると、モノマー性及びポリマー
性アルミニウム塩を基材とする凝集剤の添加によって非常に効果的に除去又は軽
減される。
凝集剤、たとえばWO 9626905に記載されているものは、比較的軟質の水の場合
にも、特に生物学的に適合性であることがわかった。特別な生物学的適合性は、
ポリマー性アルミニウム塩、たとえばポリマー性塩化アルミニウム（Ａｌ2(ＯＨ
)5Ｃｌ）と、多塩基性有機カルボン酸、特に酒石酸との組み合わせによって達成
されるものであった。
したがって、まず、これらの池用の生体耐性で非毒性の凝集剤を、熱帯魚を入
れた水槽における前記濁りの浄化に使用することは自明であった。
しかし、驚くべきことに、温水水槽に維持される鑑賞用熱帯魚がアルミニウム
塩によるそのような凝集処理に対して非常に敏感に反応することがわかった。
生体耐性の凝集剤（ポリマー性塩化アルミニウム及び多塩基性カルボン酸を含
有する）を添加した場合でさえ、鑑賞用熱帯魚は、特に軟水中で激しいストレス
反応を示す。
４°dHを超える炭酸硬度の場合、呼吸が強く促進され、魚は非常に落ち着かな
い行動を示した。数時間のうち、魚は回復したと認められたが、鑑賞魚の場合に
そのような顕著なストレス反応を生じさせるそのような水処理は、特に数回繰り
返した場合、魚の体調及び抵抗力の大幅な弱化をまねく。さらには、使用者は、
前記の顕著な副作用のある製品を許容しないであろう。
４°dH未満の炭酸硬度の場合、鑑賞魚のストレス性挙動反応はさらに強く、魚
が完全に回復するまでの時間はさらに長かった(８〜２４時間)。
２°dH以下の炭酸硬度の場合、魚の死亡率の増大が見られたはずである。
鑑賞用熱帯魚はしばしば極軟水原産であり、したがって、水槽の中で軟水（炭
酸硬度＜４°dH）中に維持されるため、濁った水槽の水を浄化するための前記生
体耐性凝集剤のみの使用は、前記理由のために推奨されなかった。
たとえば第四級化アクリルアミドを基材とするアルミニウムを含まない他の凝
集剤は、より不満足な浄化の結果をもたらすか、鑑賞魚に対して有毒な作用を及
ぼすものであった。
したがって、本発明の基礎を成す作業は、最初に記載した水槽中の濁りを除去
するための、軟水中でも非常に良好な魚適合性を特徴とする浄化剤及び浄化法を
開発することであった。
ポリマー性アルミニウムヒドロキシクロリドを単独で、又は多塩基性有機カル
ボン酸と組み合わせて使用して濁った水槽の水を凝集処理する場合に魚毒性又は
可能な有害作用を最小限にするためのわれわれの調査において、驚くべきことに
、凝集助剤として作用する活性物質混合物で先に水を処理しておくと、凝集挙動
及び魚毒性作用が有意に改善されることがわかった。
したがって、本発明の主体は、凝集剤と、凝集助剤の活性物質混合物とからな
る、鑑賞魚水槽の水を浄化、精製するための二成分薬剤ならびに二成分薬剤の所
定の使用による浄化精製法である。
本発明のさらなる主体は、凝集助剤として適した活性物質混合物である。
激しい有毒副作用なしで凝集処理がなおも可能である場合の炭酸硬度の下限が
、ＣＨ２〜４°dH又はアルカリ度０．７１〜１．４１mVal／リットル（生体耐性
凝集剤のみ）からＣＨ０．５°dH又はアルカリ度０．１８mVal／リットル未満ま
で下がる。
原則として水槽の熱帯魚は、＞０．５°dHの炭酸硬度の水の中で維持されるた
め、本発明による、生体耐性凝集剤（ポリマー性Ａｌヒドロキシクロリド＋多塩
基性カルボン酸）と特殊な凝集助剤との組み合わせは、制限なしで水槽に使用す
ることができる。
４°dHを超える炭酸硬度の場合又は１．４３mVal／リットルを超えるアルカリ
度の場合、変更のないポリマー性塩化アルミニウム（多塩基性カルボン酸なしの
）でさえ、本発明の凝集助剤により、鑑賞魚に対する有毒な影響がもはや生じな
い程度に緩和され、したがって、この組み合わせ処理は、制限（すなわち、炭酸
硬度が４°dHを超える）があっても使用することができる。しかし、鑑賞魚に対
するストレス作用は、本発明による、生体耐性凝集剤と凝集助剤との最初に記載
した組み合わせの場合よりも高いものとして分類される。さらには、炭酸硬
度の制限値が高すぎる。
したがって、最初に述べた組み合わせの使用があらゆる場合に好ましい。
本発明による濁った水槽水の処理は、生体耐性凝集剤と、凝集助剤としての活
性物質混合物との組み合わせを使用する。２種の成分の組成を以下に記載する。１．生体耐性凝集剤
ポリマー性アルミニウム塩、たとえばポリマー性塩化アルミニウムＡｌ2(ＯＨ
)5Ｃｌと、１種以上の多塩基性有機酸との、Ａｌ：有機酸のモル比が０．５：１
〜５０：１、好ましくは２：１〜１０：１である溶液。
以下の多塩基性有機酸が適当であることがわかった。
クエン酸、グリコール酸、酒石酸、マレイン酸、ヒドロキシマレイン酸、ヒド
ロキシ酒石酸、マロン酸、リンゴ酸、乳酸、タルトロン酸、α−ヒドロキシプロ
ピオン酸、糖酸類、たとえばグルコン酸、糖酸、グルクロン酸、ムチン酸又はマ
ンノ糖酸
前記すべての酸のうち、ポリマー性アルミニウムヒドロキシクロリドと組み合
わせたＬ±酒石酸が最高の結果を達成した。２．活性物質凝集助剤
活性物質混合物はいくつかの機能成分からなる。
ａ）凝集助剤の総重量に対して２５〜４０重量％の量の、炭酸硬度キャリヤ、
アルカリ度キャリヤ、好ましくはアルカリ金属の炭酸水素塩。ＮａＨＣＯ3及び
／又はＫＨＣＯ3が好ましく、特に好ましくは、ＮａＨＣＯ3１５〜２５重量％と
ＫＨＣＯ3１０〜１５重量％との混合物である。凝集剤の添加の前に炭酸硬度を
導入すると、出発炭酸硬度を高め、凝集剤を添加したのち、Ａｌ(ＯＨ)3凝集塊
形成の場合に生じる炭酸硬度の弱化を補償することができる。
ｂ）凝集助剤の総重量に対して５０〜６０重量％の量の、マグネシウムイオン
キャリヤ、好ましくはＭｇＳＯ4(Ｈ2Ｏを３０％含む)。Ｍｇ2+イオンの導入が水
槽水中のＭｇ2+含量を増す。Ｍｇ2+イオンは、Ａｌ(ＯＨ)3凝集の場合に凝集塊
形成を簡素化することができる。
ｃ）総含量２〜２０％の場合で、好ましくは遊離カルボキシル基及び／又はス
ルフェート基を有する自然発生バイオポリマー、たとえばアルギン酸及びその可
溶性塩(アルギン酸Ｎａ、Ｍｇ)、アラビアゴム、トラガカントゴム、ペクチン、
キサンタンゴム、カラゲナン、フルセレラン(furcelleran)、イナゴマメゴム(ca
rob)、taraゴム、ガッチゴム、グアールゴム、寒天ゴム、Khaya grandifoliaゴ
ム、カラヤゴム、アラビアン(アラバン)、ゲラン、デンプン、コンニャクマンナ
ン、ガラクトマンナン、フノラン、アセタン(acetan)、ウェラン(welan)、ラム
サン(rhamsan)、accinoglycan、スクレログリカン(scleroglycan)、シゾフィラ
ン、タマリンドゴム、カードラン、プルラン、デキストラン及び選択されたバイ
オポリマーの混合物から選択されるヒドロコロイド。カラゲナンが好ましく、特
に好ましいものは、食品添加物として市販されているカラゲナン／フルセレラン
（furcelleran）混合物である。
研究の場合で非常に有用であることがわかった活性物質混合物は、以下の組成
を有している。
ＮａＨＣＯ3 ２０％
ＫＨＣＯ3 １３％
ＭｇＳＯ4（３０％Ｈ2Ｏ） ５５％
カラゲナン １２％
記載した機能成分の他に、凝集の支援には参与しないと認められるが、さらな
る追加機能を含むさらなる成分、たとえば食塩(ＮａＣｌ)、Ｃａ塩、有機水不純
物の分解を改善するための酵素製剤、着色材を、固形物質混合物に添加すること
ができる。
得られる活性物質混合物は、粉末、錠剤、顆粒、押出し物、凝集塊、カプセル
などの適用形態として使用することができる。
本発明による水槽水からの濁りの凝集では、液状凝集剤を、高い生体耐性及び
凝集助剤としての固形活性物質混合物とともに使用する。
以下、二つの成分の典型的な例を記載する。例１：生体耐性凝集剤
Ａｌ2(ＯＨ)5Ｃｌ ２〜３Ｈ2Ｏの濃縮溶液（約５０％溶液、Ａｌ2Ｏ3２３．
５％）５００mlをＬ±酒石酸１００ｇで希釈して、撹拌しながら脱イオン水との
溶液１リットルにした。得られたわずかに粘ちょうで明澄で長期間
安定性の溶液を、以下に記すようにして、濁った水槽水の浄化に使用した。例２：活性物質混合物、凝集助剤
ＮａＨＣＯ3２０％、ＫＨＣＯ3１３％、ＭｇＳＯ4（３０％水）５５％及びカ
ラゲナン12％を混合し、白色の粉末混合物を、以下に記載するようにして、水槽
水の濁りの浄化に使用した。例３：使用例
プランクトン藻類、ミネラル粒子懸濁物又はプランクトン単細胞によって顕著
ないし非常に強度に濁っている水槽水を次のようにして処理した。
生体耐性凝集剤を添加する１０分〜約６０分前に、水槽水に、活性物質混合物
凝集助剤を１０リットルあたり０．１〜１０ｇ、好ましくは１０リットルあたり
０．５〜２ｇ加えた。
水添加物を混合し、溶解させて約１０〜６０分後、例１で記載した生体耐性凝
集剤を１０リットルあたり０．１〜１０ml、好ましくは１０リットルあたり０．
５〜１．５ml添加することにより、凝集を生じさせた。
添加量は、１リットルあたりＡｌ3+１．０〜１００mg、好ましくは１リットル
あたりＡｌ3+５〜１５mgが被処理水に導入されるように選択した。
本発明の薬剤と、上述した添加の性質と、添加量とを組み合わせると、出発水
の炭酸硬度が非常に低い（≧０．５°dH）場合でも、添加後５〜１０分のうちに
濁り物質の凝集が始まった。約２〜１２時間後、凝集塊及び濁り物質が凝集塊と
して析出するか、フィルタ物質の中に捕捉された。鑑賞魚ならびに他の水生動物
及び植生に不利な影響を及ぼすことなく、水槽水は完全に浄化された。
炭酸硬度０．５°dH又はアルカリ度０．１８mVal／リットルまでのきわめて軟
質の水の中でも、魚、植物及び他の水生生物に対する損傷を認めることなく、す
べての水槽の中で組み合わせ処理を危険なく正常に実施することができた。
藻類、ミネラル粒子、単細胞生物の大量発生又はそれらの組み合わせを浮かす
ことによってもたらされる水槽水の濁りの完全な凝集を達成した。本発明の二成
分薬剤の使用ののち約２〜１２時間後でさえ、水槽水は再び明澄であった。
凝集剤と凝集助剤との組み合わせは以下をもたらす。
― 凝集塊形成の促進
― Ａｌ3+によって生じる炭酸硬度又はアルカリ度の損失の補償
― 水槽水の緩衝能力、ひいてはそのpH安定性を損なうことなく高頻度で繰り返
し使用できる可能性
上述した水槽水の組み合わせ処理はまた、凝集によって高分子粒子、病原体、
バクテリア、ウィルス、寄生体及び重金属を除去し、したがって、目に見える水
の濁りが必ずしも存在しない場合でも、水槽水を浄化するためにうまく使用する
ことができる。
本発明の方法は繰り返し使用しても危険がないため、本発明の薬剤はまた、鑑
賞用熱帯魚水槽の水の予防的浄化のための定期的使用に格別に適している。DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION Two-component drug for purifying water in a tropical fish tank for ornamentation The present invention purifies water (clarification) by coagulation treatment of a tropical fish tank for ornamentation, particularly in the case of soft water, and removes bacteria, It relates to a two-component agent for removing algae, viruses, pathogens, parasites and heavy metals, its use and a method for purifying water by coagulation treatment. When maintaining freshwater tropical fish in aquariums of the following types: a complete aquarium or a display aquarium; a simple, poorly equipped aquarium for quarantine, handling and marketing purposes; and a maintenance aquarium at a trade fair or exhibition. Unwanted water turbidity is often encountered. As a result, the following causes can be identified for water turbidity. -Planktonic algae that produce green turbid water but are rarely found in aquariums-Mineral particles that are generated in finely divided or colloidal form, e.g., when newly introduced, stirred or washed Fines from gravel, clay from bottom nutrients that are washed out when freshly introduced or stirred at the bottom. As a result, whitish milky water turbidity occurs. -For example, a planktonic single cell outbreak that occurs after a bacterial outbreak in a newly installed aquarium. As a result, turbid milky water is produced. The last-mentioned biological turbidity is expected relatively frequently in the following aquariums: -Very small vessels, aquariums and / or bowls without filtration or filtering equipment, especially in high occupancy densities;-an average aquarium with significant overfeeding and / or insufficient filter capacity; Display tanks, shortly after installation, without activated biological filter systems, at conferences, exhibitions, trade shows, etc. Regarding all the types of turbidity listed, for aesthetic and biological reasons It is common that it is undesirable and cannot be removed in a short time by ordinary filtering. The spontaneous elimination of such turbidity, for example by settling, adsorption, death or biological degradation, lasts in principle from days to weeks. The turbidity that also occurs in the pond, according to the prior art, is very effectively eliminated or reduced by the addition of flocculants based on monomeric and polymeric aluminum salts. Flocculants, such as those described in WO 9626905, have also been found to be particularly biologically compatible, even with relatively soft water. Particular biocompatibility was achieved by the combination of a polymeric aluminum salt, such as polymeric aluminum chloride (Al 2 (OH) 5 Cl), with a polybasic organic carboxylic acid, especially tartaric acid. . Therefore, first of all, it was obvious to use these bio-resistant and non-toxic flocculants for ponds for purifying the turbidity in an aquarium containing tropical fish. However, it has surprisingly been found that ornamental tropical fish maintained in a hot water tank are very sensitive to such flocculation treatment with aluminum salts. Even with the addition of bioresistant flocculants (containing polymeric aluminum chloride and polybasic carboxylic acids), ornamental tropical fish exhibit a severe stress response, especially in soft water. At carbonate hardness above 4 ° dH, breathing was strongly promoted and the fish behaved very restlessly. In a few hours, the fish was found to have recovered, but such water treatment, which produces such a pronounced stress response in the case of ornamental fish, can significantly increase the physical condition and resistance of the fish, especially when repeated several times. Cause weakening. Furthermore, users will not tolerate products with the noted side effects. At a carbonate hardness of less than 4 ° dH, the stressed behavioral response of the ornamental fish was even stronger and the time to complete recovery of the fish was even longer (8-24 hours). For carbonate hardness below 2 ° dH, increased fish mortality should have been observed. Ornamental tropical fish are often of very soft water origin and are therefore maintained in soft water (carbonic acid hardness <4 ° dH) in the aquarium, so that only the bioresistant coagulant for purifying the water in the turbid aquarium is used. Use was not recommended for the reasons mentioned above. For example, other aluminum-free flocculants based on quaternized acrylamide have resulted in less satisfactory purification results or have a toxic effect on ornamental fish. The task underlying the present invention was therefore to develop a purifying agent and a purifying method, characterized by very good fish compatibility even in soft water, to remove the turbidity in the aquarium described at the outset. . Our investigation to minimize fish toxicity or possible adverse effects when coagulating turbid aquarium water using polymeric aluminum hydroxychloride alone or in combination with polybasic organic carboxylic acids It has been surprisingly found that prior treatment of water with the active substance mixture acting as flocculation aid significantly improves flocculation behavior and fish toxicity. Accordingly, the subject of the present invention is a two-component agent for purifying and purifying water in an aquarium fish tank, comprising a coagulant and an active substance mixture of a coagulation aid, and a purification and purification method using a predetermined use of the two-component agent. It is. A further subject of the invention is an active substance mixture suitable as a coagulation aid. If the coagulation treatment is still possible without severe toxic side effects, the lower limit of carbonic acid hardness is from CH2-4 dH or alkalinity 0.71-1.41 mVal / liter (only bioresistant coagulant) to CH0.5 dH or alkalinity drops to less than 0.18 mVal / liter. In principle, the tropical fish in the aquarium are kept in water with a carbonate hardness of> 0.5 ° dH, so that a bioresistant flocculant (polymeric Al hydroxychloride + polybasic carboxylic acid) according to the present invention and a special Combinations with coagulation aids can be used in aquariums without restriction. For carbonate hardness above 4 ° dH or alkalinity above 1.43 mVal / l, even the unchanged polymeric aluminum chloride (without polybasic carboxylic acid) is appreciated by the coagulant of the invention. The toxic effects on fish are mitigated to a point where they no longer occur, and thus this combination treatment can be used even with limitations (ie, carbonate hardness greater than 4 ° dH). However, the stress effect on the ornamental fish is classified as higher than in the case of the first described combination of a bioresistant flocculant and a flocculant according to the invention. Furthermore, the limit value of the carbonate hardness is too high. Therefore, the use of the first mentioned combination is preferred in all cases. The treatment of turbid aquarium water according to the invention uses a combination of a bio-resistant flocculant and an active substance mixture as flocculant. The composition of the two components is described below. 1. Biological tolerance coagulant polymeric aluminum salt, for example a polymeric aluminum chloride Al 2 (OH) 5 Cl, with one or more polybasic organic acids, Al: the molar ratio of organic acid is 0.5: 1 to 50 1: a solution, preferably 2: 1 to 10: 1. The following polybasic organic acids have been found to be suitable. Citric acid, glycolic acid, tartaric acid, maleic acid, hydroxymaleic acid, hydroxytartaric acid, malonic acid, malic acid, lactic acid, tartronic acid, α-hydroxypropionic acid, sugar acids such as gluconic acid, sugar acid, glucuronic acid, mucinic acid Or Mannosaccharic acid Of all the above acids, L ± tartaric acid in combination with polymeric aluminum hydroxychloride achieved the best results. 2. Active substance coagulation aid The active substance mixture consists of several functional components. a) Carbonic acid hardness carriers, alkalinity carriers, preferably alkali metal bicarbonates, in an amount of 25 to 40% by weight, based on the total weight of the coagulation aid. NaHCO 3 and / or KHCO 3 are preferred, particularly preferably a mixture of 15 to 25% by weight of NaHCO 3 and 10 to 15% by weight of KHCO 3 . Introducing carbonic acid hardness before adding the flocculant can increase the starting carbonic acid hardness and compensate for the weakening of the carbonic acid hardness that occurs in the formation of Al (OH) 3 agglomerates after the flocculant is added. b) 50 to 60% by weight relative to the total weight of the coalescing aid, a magnesium ion carrier includes preferably MgSO 4 and (H 2 O 30%). The introduction of Mg 2+ ions increases the Mg 2+ content in the aquarium water. Mg 2+ ions can simplify aggregate formation in the case of Al (OH) 3 aggregation. c) Naturally occurring biopolymers having a total content of 2 to 20% and preferably having free carboxyl groups and / or sulfate groups, such as alginic acid and its soluble salts (Na, Mg alginate), acacia, tragacanth, pectin, xanthan Gum, carrageenan, furcelleran, carob bean gum (ca rob), tara gum, gatch gum, guar gum, agar gum, Khaya grandifolia gum, karaya gum, arabian (araban), gellan, starch, konjac mannan, galactomannan, funolane, acetan a hydrocolloid selected from (acetan), welan, rhamsan, accinoglycan, scleroglycan, schizophyllan, tamarind gum, curdlan, pullulan, dextran and a mixture of selected biopolymers. Carrageenan is preferred, particularly preferred is a carrageenan / furcelleran mixture which is commercially available as a food additive. The active substance mixture which has been found to be very useful in the case of research has the following composition: NaHCO 3 20% KHCO 3 13% MgSO 4 (30% H 2 O) 55% Carrageenan 12% In addition to the described functional components, it is recognized that they do not participate in the support of aggregation, but further components including additional additional functions, For example, salt preparations (NaCl), Ca salts, enzyme preparations to improve the decomposition of organic water impurities, coloring agents can be added to the solid substance mixture. The resulting active substance mixtures can be used as application forms such as powders, tablets, granules, extrudates, agglomerates, capsules and the like. In the agglomeration of turbidity from aquarium water according to the present invention, a liquid flocculant is used with a solid bioactive substance mixture as a high biotolerance and flocculation aid. Hereinafter, typical examples of the two components will be described. Example 1: biological tolerance flocculant Al 2 (OH) 5 Cl 2~3H 2 O in concentrated solution (about 50% solution, Al 2 O 3 23. 5% ) 500ml and diluted with L ± tartrate 100 g, stirred While making up to 1 liter of solution with deionized water. The resulting slightly viscous, clear and long-term stable solution was used for purifying turbid aquarium water as described below. Example 2: active substance mixture, coalescing aids NaHCO 3 20%, KHCO 3 13 %, MgSO 4 (30% water) were mixed 55% and 12% carrageenan, a white powder mixture, as described below It was used for purification of turbidity of aquarium water. Example 3: Usage example Aquarium water that is noticeably or very strongly turbid due to plankton algae, mineral particle suspension or plankton single cells was treated as follows. From 10 minutes to about 60 minutes before adding the bioresistant flocculant, 0.1 to 10 g per 10 liters of the active substance mixture flocculant was added to the aquarium water, preferably 0.5 to 2 g per 10 liters. After about 10 to 60 minutes of mixing and dissolving the water additive, the bioresistant coagulant described in Example 1 is added in an amount of 0.1 to 10 ml per 10 liters, preferably 0.1 to 10 liters. Aggregation was caused by the addition of 5-1.5 ml. Addition amount, per liter of Al 3+ 1.0~100mg, preferably selected such that the Al 3+ 5 to 15 mg per liter is introduced into the water to be treated. The combination of the agent of the present invention, the nature of the addition described above, and the amount of addition makes the turbidity within 5 to 10 minutes after the addition even when the carbonate water hardness of the starting water is very low (≧ 0.5 ° dH). Agglomeration of the substance has begun. After about 2 to 12 hours, agglomerates and turbid matter precipitated out as agglomerates or were trapped in the filter material. The aquarium water was completely purified without adversely affecting the ornamental fish and other aquatic animals and vegetation. Even in extremely soft waters with a carbonate hardness of 0.5 ° dH or an alkalinity of 0.18 mVal / l, there is no risk of damage to fish, plants and other aquatic organisms, and the combination treatment in all aquariums without danger Successfully implemented. Complete flocculation of aquarium water turbidity caused by floating algae, mineral particles, abundance of unicellular organisms or a combination thereof was achieved. The aquarium water was clear again, even after about 2 to 12 hours after use of the two-component drug of the present invention. The combination of a flocculant and a flocculant results in: -Acceleration of agglomerate formation-Compensation for loss of carbonic acid hardness or alkalinity caused by Al3 +-Possibility of repeated use at high frequency without impairing the buffer capacity of aquarium water and consequently its pH stability Combination treatment also removes macromolecular particles, pathogens, bacteria, viruses, parasites and heavy metals by flocculation, and is therefore successfully used to purify aquarium water, even when visible water turbidity is not always present be able to. Because the method of the present invention is not dangerous with repeated use, the agents of the present invention are also particularly suitable for regular use for preventive purification of water in ornamental tropical fish tanks.