JP2001510646A - 誘電体装荷アンテナ - Google Patents

誘電体装荷アンテナ

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Abstract

(57)【要約】 200MHzよりも高い周波数で使用する誘電体装荷ループアンテナは、相対誘電率が5よりも大きい細長い円筒コア、共に広がる一対のヘリカル・アンテナ素子、基部端からコアを貫通して末端まで延び、そこでアンテナ素子に結合される同軸フィーダ構造物、コア円筒面上に形成され、かつコアの基部端においてフィーダ構造物に接続されるバランを有している。各ヘリカル・アンテナ素子を中間位置で二又に分岐して、基部において、このアンテナ素子が、2つのほぼ平行な分岐導体から成るようにし、また、それらの分岐導体をそれぞれ、コアの周りで、それぞれのリンク導電路に結合して、別の細長い素子の対応する分岐導体と交わらせ、その結果、フィーダ構造物の2つの導体間に導電性ループを形成している。これら2つの導電性ループは、例えば、それらの分岐導体が異なる長さであるという結果として、その電気的な長さが異なっている。好適な一実施例では、コアの周りのリンク導電路は、バランを構成する分割導電性スリーブのリムで形成されている。このスリーブは、長手方向に延びている直径方向において対向する一対の4分の1波長スリットで分けられた2つの部分で形成されており、また、それらのスリットは、それぞれのヘリカル・アンテナ素子の分岐導体間のスペースから、コアの基部端付近の短絡端まで延びている。

Description

【発明の詳細な説明】 誘電体装荷アンテナ 技術分野 本発明は、相対誘電率が5よりも大きい全一材の材料からできている細長い誘 電体コアの表面上または表面付近に三次元アンテナ素子構造物を有する、200 MHzよりも高い周波数で使用する誘電体装荷アンテナに関するものである。 背景技術 このようなアンテナは、4つのヘリカル・アンテナ素子を円筒セラミック・コ アの円筒外面上に金属導体トラックとして形成しているアンテナ素子構造物を有 する4本巻きアンテナを開示している公告英国特許出願第GB2292638A 号から知られている。このコアは、内側金属ライニングを付けた軸通路を有し、 またその通路は、軸方向フィーダ導体を納め、内部導体とライニングが、給電線 と向い合せに、コアの端に形成されたラジアル導体を介して、ヘリカル・アンテ ナに給電線を接続する同軸フィーダ構造物を形成している。アンテナ素子の他端 は、コアの基部端部分を取り巻くメッキしたスリーブの形式で共通仮想接地導体 に接続され、また軸通路のライニングで形成された同軸フィーダの外部導体に接 続される。このスリーブは、フィーダ構造物とともに、トラップを形成して、接 地からヘリカル素子を隔離し、さらに、当該スリーブのリムの周りに導電路を形 成して、ヘリカル素子を相互連絡する。このアンテナは主として、アンテナの真 上、すなわちアンテナの軸上にある放射源、あるいは仰角がそれよりも小さく、 下は当該軸に直角な一平面よりも数度大きい放射源から、円偏波信号を受け取る 全方向性アンテナとして意図されている。従って、このアンテナは、とくに全地 球位置把握システム(GPS)衛星からの信号を受信するのにふさわしいことに なる。このアンテナは、垂直偏波信号または水平偏波信号も受信できるから、ハ ンドヘルド・コードレス電話または移動電話などの他の無線通信装置で使用でき る。 とくに携帯電話用途に適した誘電体装荷アンテナは、二本巻きヘリカル・ルー プアンテナであり、このアンテナでは直径上真向かいの2つのハーフターン・ヘ リカル素子が、上述の導電性スリーブといっしょに、ツイスト・ループを形成し て、全方向の放射パターンを発生させる。ただし、2つの対向するナルは、2つ のヘリカル素子の4端で形成される平面に直角の軸の中央に位置する。このアン テナは、内容が、参照によって本出願の開示内容の一部を成す係属中の英国特許 出願第2309592A号に開示されている。このループアンテナが適宜に移動 電話器に搭載される時には、このようなナルがあると、信号の伝送中に利用者の 頭に向けられる放射のレベルが低下する。このアンテナ利得は、多くの先行する 移動電話器用アンテナよりも優れているが、中心共振周波数の上方でも下方でも 、最大値よりも著しく小さい。本発明の目的は、比較的に広い帯域幅のアンテナ か、または2つの周波数帯で使用できるアンテナを提供することにある。 発明の開示 本発明の第1の面によれば、相対誘電率が5よりも大きい全一材の材料ででき ている細長い誘電体コアと、当該コアの表面上または表面付近において、コア上 で長手方向に相隔たる位置の間に延びている少なくとも一対の横向きに正対する 細長いアンテナ素子、およびこの対の前記素子を相互連絡するためにコアの周り に延びているリンク導体を含む三次元アンテナ素子構造物とから成り、これらの 細長い素子のそれぞれの第1の端が給電接続部に結合され、また第2の端が、リ ンク導体に結合されている200MHzよりも高い周波数で使用する誘電体装荷 ループアンテナが提供されており、このループアンテナでは、前記細長い素子と リンク導体がともに、給電接続部を起点として、給電接続部からコアの長手方向 に離間した位置へ、次にコアの周りに、さらに戻って給電接続部に、それぞれ延 びている少なくとも2つのループ導電路を形成し、またアンテナの使用周波数に おいて、これら2つの導電路の一方の電気的長さは、他方の導電路の電気的長さ よりも長く形成されている。ループ導電路は、電気的長さが異なるから、それら の共振周波数は異なり、例えば、共振周波数を、移動電話システムの送信帯域お よび受信帯域の中心周波数と一致するように選択できる。 リンク導体は、給電接続部と反対側の端付近のコアの外面上において4分の1 波長バランで形成され、また、この給電接続部は、長手方向にコアを貫通してい るフィーダ構造物で提供される。好適な一実施例では、リンク導体を、バラン・ スリーブの互いに隔離された部分で形成して、2つのループ導電路が、それぞれ のスリーブ部分のリムを含むよう構成されている。これらのスリーブ部分は、ス リーブを形成する導電性材料の中で長手方向に延びているスリットにより、互い に隔離されており、またそれぞれの短絡端から関連スリーブ・リムまでの電気的 長さを、使用周波数において、4分の1波長に少なくともほぼ等しくして、2つ のスリーブ部分間の隔離が、これらのスリーブ部分と細長いアンテナ素子との接 続個所で行われるようにしている。 コアのそれぞれの側の周りに、導電性ストリップを一方の細長いアンテナ素子 から他方のアンテナ素子まで延ばすことにより、各リンク導体を形成できる。も う1つの別法として、一方のリンク導体は、このようなやり方で形成でき、また 他方のリンク導体は、上述のスリット付きまたはスリット無しの4分の1波長の バラン・スリーブのリムで形成される。バラン・スリーブを組み込む利点は、こ の場合、アンテナが、フィーダ構造物に結合されたシングルエンド形給電線から 、平衡モードで動作できることにある。 アンテナ素子構造物は、単一対の横方向に対向する細長いアンテナ素子を有し 、それらのアンテナ素子はそれぞれ、アンテナ素子の第1の端と第2の端の間の 場所から、リンク導体のそれぞれの1つまで延びている分割部分を有するように 二又に分かれている。これらの2つのループ導電路の電気的な長さの差は、これ らの分割部分の一方または両方を、異なる電気的な長さの分岐導体として形成す ることで達成される。次に、各分岐導体は、コアの両側の周りに延びているそれ ぞれのリンク導体に接続され、また、これらのリンク導体は、少なくとも細長い 素子の領域では、互いに隔離されている。これらのループ導電路の長さの差は、 異なる長さの分岐導体を作ることによるだけでなく、コアの両側に、異なるやり 方でリンク導体を形成することによっても達成できる。 特に満足すべき動作は、各分岐導体の電気的な長さを、そのそれぞれの導電路 の共振周波数にて約90°(または、(2n+1)λ/4、ここでn=0,1, 2...)になるようにして達成され、ここで、λは該当する波長である。これ らのリンク導体は、使用周波数において低インピーダンスの場所を表し、またそ れぞれ90°長さは、二又に分かれた各素子の二又部分のインピーダンスが比較 的に大きくなるように、電流・電圧変成器の働きをする。従って、これらの導電 路の1つの共振周波数にて、この導電路に、他の導電路(1つ、または複数)か らの隔離と同時に、励振が発生する。従って、各分岐導体は、他の分岐導体が共 振状態にある時にのみ、他の分岐導体の導電路に最小の負荷を加えるという事実 により、2つ以上の区別できる共振を、異なる周波数で達成できることになる。 実際には、2つ以上の互いに隔離された低インピーダンスの導電路が、コアの周 りに形成される。 本発明による好ましいアンテナでは、1つ、または複数のリンク導体とアンテ ナ素子との接続個所でのアンテナ素子用の好都合な低インピーダンス接続点は、 円筒形分割導電性スリーブの形式で環状リンク導体で提供され、このスリーブは 、長手方向にコアを貫通しているフィーダ構造物といっしょに動作して、隔離ト ラップを形成し、ループ導電路の周りを循環する電流を、スリーブのリムに局限 させている。スリーブの基部端をフィーダ構造物に接続して、スリーブの長手方 向の電気的な長さを、アンテナの使用周波数帯内で、少なくとも約n×90°( ここで、nは奇数である)になるようにすることで、スリーブは、細長いアンテ ナ素子に対して、仮想接地を提供する。このスリーブは、長手方向に延びている スリットが、スリーブの導電性材料の切れ目として形成されるという意味で分割 される。従って、上述の分岐導体がスリーブのリムに接続されているそれぞれの 細長いアンテナ素子の場合には、スリットが2つあって、各スリットは、細長い アンテナ素子それぞれ1つの分岐導体間のスペースから、それぞれの短絡端まで 延びていて、それにより、2つの部分円筒スリーブ部分を形成している。これら のスリットはそれぞれ、使用周波数帯において、約4分の1波長(λ/4)の電 気的な長さを有するから、この短絡端のゼロ・インピーダンスは、細長いアンテ ナ素子の分岐導体とスリーブ部分との接続個所において、スリーブ部分間で高イ ンピーダンスに変換される。 各スリットに好ましいλ/4の電気的な長さに対処するために、各スリットを L字形にし、その第1の部分は長手方向に沿って設けられ、また短絡端付近の第 2の部分は、長手方向の部分に直角に沿って設けられている。第2の端部分の1 つを、コアの周りに、ある方向に向け、また他方の第2の部分を、コアの周りに 反対方向に向けるようにすることで、スリーブ部分の一方の電気的な長さを、他 方の電気的な長さに対して大きくすることができる(長手方向の導電路のピンチ ングによって)。このピンチングが、これらのスリーブ部分の短い方に配置され ている場合に、その電気的な長さを大きくして、バランの動作がもっとも効果的 に発生する周波数を、2つのループ導電路の長い方の共振周波数により近づける ようにしている点で、一方のスリーブ部分のリムが、他方のスリーブ部分のリム のとは異なる長手方向の位置にある時に、前述の意義が明らかになってくる。こ うして、細長いアンテナ素子の端が、一般に共通の平面にある場合に、スリーブ がアンテナの一方の側の周りに設ける接続部が、コア上で、スリーブが反対側の 周りに設ける接続部とは異なる長手方向の位置にある限り、全スリーブのリムに は効果的に段が付けられる。このことは、二又に分かれた各アンテナ素子が2つ の分岐導体を有し、かつ一方の分岐導体が他方のものよりも短い場合には、短い 方のものが、スリーブ・リムのうちコアの末端に近い方の部分に接続される一方 で、他方の長い方の分岐導体が、リムのうちコアの末端から遠い方の部分に接続 され、それにより、異なる長さで、かつ異なる共振周波数を有する導電性ループ が生み出されることを意味している。各素子の分岐部分は、互いに平行に、かつ 接近して長く設けられ、スリーブ・リムのそれぞれの段の最下部と最上部のとこ ろ(すなわち、スリットの高インピーダンス端)で終わる。 円筒棒形コアの場合には、それぞれの細長いアンテナ素子をハーフターン・ヘ リカル素子により形成することにより、アンテナの帯域幅を広げ、また物理的な 長さを短くするができる。好ましくは、このヘリカル素子は、この棒の端とリン ク導体とのほぼ中間の位置で二又に分かれる。 本発明の別の面により、200MHzよりも高い周波数で使用する誘電体装荷 ループアンテナは、相対誘電率が5よりも大きい細長い円筒コアと、直径方向に おいて対向する一対の細長いアンテナ素子と環状配置のリンク導体を含むコア外 面上のアンテナ素子構造物を備えている。この細長い素子は、コアの一端の給電 接続部からリンク導体まで延び、好ましくは、細長い素子の端は、細長い素子の 端をコア軸につなぐ半径で形成される線と線の角度差が20°よりも大きくない 限りにおいて、だいたい、コア軸を有する共通の平面内にある。間隔を置いた周 波数で共振を得るために、細長い素子をそれぞれ二又に分岐させて、それぞれ給 電接続部に結合される異なる電気的な長さの2つのループ導電路を定める。 さらにもう1つの面により、本発明には、無線トランシーバ、使用時に利用者 の耳に当てる、当該ユニットの内面から音響エネルギーを方向づける一体イヤホ ン、および上述のアンテナを備えているハンドヘルド無線通信ユニットがある。 共通の平面が当該ユニットの内面にだいたい平行になるように、このアンテナを 取り付けて、アンテナの放射パターンのナルが利用者の頭の方向に現れるように している。 本発明の第4の面により、200MHzよりも高い周波数で使用する誘電体装 荷ループアンテナは、相対誘電率が5よりも大きい全一材の材料でできている細 長い誘電体コアと、当該コアの表面上または表面付近において、コア上で長手方 向に相隔たる位置の間に延びている少なくとも一対の横方向に対向する細長いア ンテナ素子、およびこの対の前記素子を相互連絡するためにコアの周りに延びて いる少なくとも1つのリンク導体を含む三次元アンテナ素子構造物を有し、これ らの細長い素子のそれぞれの第1の端が給電接続部に結合され、また第2の端が 、少なくとも1つの前記リンク導体に結合されており、このループアンテナでは 、前記細長い素子と、1つ、または複数のリンク導体がともに、給電接続部を起 点として、給電接続部からコアの長手方向に隔たった位置へ、次にコアの周りに 、さらに戻って給電接続部に、それぞれ延びている少なくとも2つのループ導電 路を形成し、これら2つの導電路の一方の電気的長さを、他方の導電路の電気的 長さよりも長くし、かつ一方の導電路が、コアの、他方の導電路とは反対の側で 、コアの周りに延びており、また、このループアンテナでは、リンク導体が、コ アを取り巻く導電性スリーブを有し、前記一対の素子の細長い素子のそれぞれの 第2の端で、当該スリーブのリムに接続して、コアのそれぞれの対向する側の周 りで、細長い素子間に、第1のリンク導電路と第2のリンク導電路を設けており 、さらに、このループアンテナでは、このリムに段を付けて、第1のリンク導電 路を、だいたい第1の長手方向の場所で、コアの一方の側の周りに延ばし、また 第 2のリンク導電路を、だいたい別の第2の長手方向の場所で、コアの他方の側の 周りに延ばすようにしている。 図面の簡単な説明 次に、本発明を、例示として、図面を参照して説明する。図面において、 図1は、本発明によるアンテナの透視図である。 図2は、図1のアンテナの部分の等価回路図である。 図3A、図3B、図3Cは、周波数に応じた反射電力を示すグラフである。 図4は、図1のアンテナの放射パターンを示した図である。 図5は、本発明によるアンテナを組み込んだ電話器の透視図である。 図6は、本発明による第1の代替アンテナの透視図である。 図7は、本発明による第2の代替アンテナの透視図である。 図8は、本発明による第3の代替アンテナの透視図である。 図9は、本発明による第4の代替アンテナの透視図である。 発明を実施するための最良の形態 図1に示すように、本発明による好適なアンテナ10は、セラミック・コア1 2の円筒外面上に、長手方向に延びている2つの金属製アンテナ素子10A、1 0Bを有するアンテナ素子構造物を備えている。 コア12は、内側金属ライニング16を有する軸通路14を備え、またその通 路は、誘電体絶縁シース19により包囲された軸内部フィーダ導体18を納めて いる。内部導体18とライニング16は、この場合、コアの末端面12Dの給電 位置でアンテナ素子10A、10Bに給電線を結合するフィーダ構造物を形成し ている。このアンテナ素子構造物はまた、長手方向に延びているそれぞれの素子 10A、10Bの直径上真向かいの端10AE、10BEをフィーダ構造物に連 絡する末端面12D上の金属導体として形成された対応するラジアルアンテナ素 子10AR、10BRを備えている。 この実施例では、長手方向に延びている素子10A、10Bは、平均の長さが 等しく、各素子は、コア12の軸12Aを中心としてハーフターンを実行するヘ リカル素子の形式を取り、また各ヘリカル素子は、横方向では正対し、また長手 方向では同じ空間に広がっている。さらに、各ヘリカル素子は、倍数のハーフタ ーン(例えば、フルターン、または1と2分の1ターン)を実行することもでき る。 アンテナ素子10A、10Bは、それぞれのラジアルアンテナ素子10AR、 10BRを経て、それぞれフィーダ構造物の内部導体18と外部ライニング16 に接続される。 長手方向に延びている素子10A、10Bのそれぞれは、それぞれの対になっ た平行なほぼ4分の1波長の分岐導体10AA、10ABと10BA、10BB で形成された基部分割部分を有する。これらの分岐導体は、各素子10A、10 Bの分割されてない部分10AU、10BUと一般的には同じ方向に広がってお り、この実施例では、分割されてない部分と分割された部分との接続個所は、素 子10A、10Bの末端と基部端とのほぼ中間にある。完全な導体ループを形成 するために、各アンテナ素子分岐導体10AA、10AB、10BA、10BB は、コア12の基部端部分を取り巻く導電性スリーブの形式で、共通仮想接地導 体20のリム(20AR、20RB)に接続される。さらに、このスリーブ20 は、コア12の基部端面12P上のメッキ層22を経て、軸通路14のライニン グ16に接続される。こうして、ヘリカル素子10A、10B(それぞれの分岐 導体も含む)、ラジアル素子10AR、10BR、およびスリーブ20のそれぞ れの部分20RA、20RBのリムで形成された各導電性ループは、コアの末端 でフィーダ構造物により給電され、またこのフィーダ構造物は、アンテナ素子1 0Aと10Bの間にあって、基部端からコアを貫通している。従って、このアン テナは、末端給電式の二本巻きヘリカル構造物を有している。 スリーブ20は、少なくともその上部または末端部について、2つの正対する 部分20A、20Bに分割され、各部分はコア軸12Aのところで、ほぼ180 °に近い角度に対するものであり、長手方向のスリット20Sによって互いに隔 てられ、またこのスリットは、アンテナ素子分岐導体の基部端10AAEと10 ABE、10BAEと10BBEの間のスペースから、短絡端20SEまで延び ている、スリーブ20の導電性材料の切れ目である。 この実施例では、スリット20Sのそれぞれは、コア軸に平行な長手方向の部 分と、コアの周りに延びている尾部を有し、これらの2つの部分は、「L」字形 を成している。下方の尾部は、2つのスリーブ部分20A、20Bの短い方(2 0A)の幅を減らすように、互いに向き合うようにしている。 アンテナ10のどの所定の横断面でも、アンテナ素子10A、10Bは、だい たい、直径上真向かいにあり、またアンテナ素子分岐導体の基部端10AAE、 10ABE、10BAE、10BBEもまた、スリット20Sのように、スリー ブ20のリムと交わる場所で、ほぼ直径上真向かいにある。 アンテナ素子10A、10Bの端10AE、10BE、10AAE、10AB E、10BAE、10BBEはすべて、だいたい、コア12の軸12Aを有する 共通の平面内にあることに注意して欲しい。この効果は、後で説明する。この共 通の平面は、図1の鎖線24で示されている。アンテナ素子構造物への給電接続 部や、フィーダ構造物も、共通の平面24内にある。 図1に示されるこの好適なアンテナでは、導電性スリーブ20は、アンテナ・ コア12の基部を覆い、それにより、フィーダ構造物16、18を取り巻き、ま たコア12の材料が、スリーブ20と、軸通路14の金属ライニング16との間 のスペースを完全に充填している。スリーブ20は、コア12の基部端面12P のメッキ層22を経て、ライニング16に接続された分割円筒を形成し、またス リーブ20とメッキ層22との組み合わせが、バランを形成して、フィーダ構造 物16、18で形成される伝送線路の信号が、アンテナの基部端の不平衡状態と 、スリーブ20の上縁20RA、20RBのほぼ平面内にある軸位置の平衡状態 との間で変換されるように構成されている。この効果を得るためには、比較的に 高い誘電率の基底コア材料がある時に、バランが、アンテナの使用周波数帯にお いて、約λ/4すなわち90°の電気的な長さとなるように、スリーブ部分20 A、20Bの軸方向の長さを設定する。アンテナのコア材料が短縮効果を及ぼし 、また内部導体18を取り巻く環状スペースには、比較的に小さい誘電率の絶縁 誘電体材料19が充填されているから、スリーブ20の末端のフィーダ構造物は 、短い電気的な長さとなっている。その結果、フィーダ構造物16、18の末端 の信号は、少なくともほぼ平衡している。 スリーブ20のさらに他の効果は、アンテナの使用周波数の範囲内の信号では 、スリーブ20のリム部分20RA、20RBが、フィーダ構造物の外部導体1 6で表される接地から、効果的に隔離される点である。このことは、アンテナ素 子10A、10B間で循環する電流を、だいたいリム部分に制限することを意味 している。こうして、スリーブ20は、アンテナの不平衡電流の位相ひずみの影 響を減らす隔離トラップの働きをする。 アンテナのコア12に好ましい材料は、チタン酸ジルコニウムをベースとした 材料である。この材料は、相対誘電率が36であって、様々な温度に対するその 寸法的および電気的な安定度についても留意される。誘電損は無視できる。この コアは、押出しまたはプレスによって製造される。 アンテナ素子10A、10B、10AR、10BRは、コア12の外部円筒面 および末端面か、またはその付近に形成された金属導体トラックであり、各トラ ックは、その作用長さにわたって、少なくともその厚みと同程度の幅である。こ れらのトラックは、最初にコア12の表面を金属層でメッキし、次に、選択的に その金属層を除去して、所要のパターンによるコアを露出させることにより、形 成される。 もう1つの方法としては、この金属材料は、選択的被着により、またはプリン ト技法により付けられる。あらゆる場合に、寸法的に安定したコアの外面に一体 素子としてトラックを形成すると、寸法的に安定したアンテナ素子を備えたアン テナが得られることになる。 長手方向に延びているアンテナ素子10A、10Bは、スリーブ部分20A、 20Bのリム部分20RA、20RBとともに、アンテナの使用周波数範囲内で 2つのループ導電路を形成し、また各ループ導電路が接地から隔離される。従っ て、第1のループ導電路は、コアの末端面12D上の給電接続部から始まって、 ラジアル導体10AR、素子10Aの上部、素子10Aの下部の分岐導体の一方 10AA、コア12の一方の側の周りの延びているスリーブ20のリムの第1の 半円部分20RA、素子10Bの分岐導体の一方10BA、素子10Bの末端部 を通り、最後に、ラジアル導体10BRを通ってフィーダに戻る。他方の導電路 も、フィーダから始まるループを形成している。この場合、導電路は、素子10 AR、素子10Aの末端部、素子10Aの他方の分岐導体10AB、スリーブ2 0のリムの他方の部分20RB(この時、コア12の、リム部分20RAとは反 対の側の周りに延びている)をたどり、次にアンテナ素子10Bの他方の分岐導 体10BBを通って、素子10Bの末端部へ、最後に、ラジアル導体10BRを 通ってフィーダに戻る。 第1の導電路の分岐導体10AA、10BAが第2の導電路の分岐導体10A B、10BBよりも長い結果として、またリム部分20RAが、他方のリム部分 20RBよりも、コアの末端12Dの給電接続部からさらに遠いことにより、上 述の2つの導電路は、物理的および電気的な長さが異なっている。このように、 2つのリム部分20RAと20RBとの間に高さの差があるために、リムは、段 付きの外形を呈し、図1に示される通り、各素子10A、10Bのアンテナ素子 分岐導体が、スリーブ20に対して、リムの段の両側に結合される。ループ導電 路の長さが異なる結果、それらのループ導電路は、異なる共振周波数を持ってい る。 図1のアンテナのアンテナ素子構造物を表す等価回路図が、図2に示されてい る。各アンテナ素子10A、10Bの分割されてない末端部は、それぞれのラジ アル接続部10AR、10BRとともに、少なくともλ/4、あるいは、さらに 一般的に言えば(2n+1)λ/4にほぼ等しい電気的長さの伝送線路区間で表 される。ここで、λは、アンテナ使用帯域の中心波長であり、またn=0,1, 2,3,...である。分岐導体10AA、10AB、10BA、10BBは、 同様な伝送線路区間、すなわち2対の並列接続区間として表され、すべて、アン テナ素子10A、10Bの末端部と、スリーブ20のリム部分20RA、20R Bで表される仮想接地との間に直列に接続される。これらの分岐導体区間は、そ れが長い方のループ導電路に属するか、短い方のループ導電路に属するかどうか により、図で示される通り、λ1/4か、またはλ2/4の電気的な長さを持ち、 長い方のループ導電路は、波長λ1に対応する共振周波数を持ち、また短い方の ループ導電路は、波長λ2に対応する共振周波数を持つ。 アンテナがループ・モードにおいて共振する時に、スリーブ20の隔離効果は 、電流を主としてリム部分20RA、20RBに制限するから、これらのリム部 分 は、最大電流の場所を表している。λ1とλ2の範囲内の波長を持つ信号では、4 分の1波長の分岐導体10AA〜10BBは、電流・電圧変成器の働きをして、 各アンテナ素子が分割される地点に、最大電圧が現れるようにし、また、図2に 示される通り、各分岐導体のインピーダンスが無限に近づくようにする。従って 、一方の導電性ループが共振状態にある時には、他方のループの分岐導体のイン ピーダンスが大きい(ただし、λ1とλ2が、同一のオーダであることを条件とす る)。このことは、一方のループの共振が、他方のループの導体からたいして影 響を受けないことを意味している。それゆえ、2つの共振モード間の隔離度が、 2つの異なる導電路で具現される。 個別のアンテナ素子10A、10Bは、それぞれ、2つの平行する導体(バラ ン接続点(すなわち、スリーブ・リム)から、それらのアンテナ素子に沿った中 間位置の最大電圧点に至る)に分割され、2つの共振路(導電性ループ)を互い に隔離する。このような配置は、図2に示される通りであり、変換線路系か、結 合線路系のいずれかと見なされる。 段付きのスリーブ・リム20RA、20RBは、2つの共振周波数が可能とな るように、コアの両側の周りに、2つの異なる長さのループ導電路を作り出すだ けでなく、スリーブ20で表されるチョーク・バランを2つの平行する共振路に 分割もする。 スリーブ20のそれぞれの長手方向のスリット20Sは、所要の使用周波数範 囲の中心周波数において、4分の1波長の範囲内の電気的な長さを持つように配 置されており、こういう理由から、図1の実施例では、当該スリットがL字形と なっていることに注目すること。他の形状構成から、例えば、スリットにジグザ グ状の道筋を持たせることにより、またはスリットをアンテナの基部縁の周りに 延ばして、コア12の基部端面12P上のメッキ層22に入れることにより、十 分な長さが得られることがわかる。これらの4分の1波長スリット20Sは、2 つのスリーブ部分20A、20Bの上部領域を互いに隔離して、2つの導電ルー プのうち長い方に流れる電流を、リム部分20RAに制限し、また短い方のルー プに流れる電流をリム部分20RBに制限するという効果を持つ。隔離は、短絡 端20SEのゼロ・インピーダンスを、2つのリム部分20RA、20RBのレ ベルにて、スリーブ部分20A、20B間で高インピーダンスに変換することに より、達成される。 図1に示される通り、スリット20Sの尾部を互いに向き合うようにすると、 2つのスリーブ部分20A、20Bの短い方(20A)のリム部分20RAと、 コアの基部端でフィーダ構造物16にスリーブが接続される部分との間の電流路 を制限するという効果が得られる。このような制限は、実際にはインダクタンス を加えることで、スリーブ部分20Aの長手方向のインピーダンスを大きくし、 それにより、このスリーブ部分20Aによるバラン効果がもっとも顕著となる周 波数を低くするようにしている。実際、この周波数は、このスリーブ部分20A のリムを含むループ導電路(この場合、ループ導電路の長い方)の共振周波数と 一致させることができる。 これらのスリットの長さは、アンテナが、間隔を置いた周波数で効率的に動作 する能力に影響を及ぼす。図3A、図3B、図3Cを参照すると、2つのスリー ブ部分20A、20Bの上部領域間の効果的な隔離を進めるのに当該スリットが 短すぎる場合には、図3Aに示される通り、2つの共振周波数の高い方に、比較 的に弱い二次ピークが形成される。最適のスリット長さでは、強力な隔離が得ら れ、図3Bに示される通り、2つの導電性ループによる2つの共振の構造的な組 合せが発生し、そのことから、間隔を置く2つの周波数で強力な共振が発生する ことがわかるが、ただし、これらの周波数は、図3Aに示される2つの共振周波 数よりもさらに接近し合っている。スリットの長さをさらに長くすれば、隔離の 効果が小さくなり、アンテナは、高い方の周波数で一次共振があり、また低い方 の周波数で、さらに弱い二次共振があり、これは、図3Aのものと反対の状況で ある。アンテナを製造する時の許容差に応じて、各アンテナの個別調整を行うこ とができるが、その方法として、最初に、全体の長さが比較的に短いスリットを 形成し、テスト結果により、スリット端20Sにおいて、スリーブ20の導電性 材料を除去する。これは、例えば、研削によるか、またはレーザ除去により行う ことができる。 アンテナ素子10A、10Bの端10AE、10BE、10AAE、10AB E、10BAE、10BBEがすべて、だいたい、共通の平面24(図1)内に あるようにすることを、アンテナ素子構造物を構成するための好ましい基礎とし て、平面24に直角な方向28からアンテナに入射し、平坦な波頭を有する波に より、この構造物の素子分割片に発生する電流の総体が、給電位置(すなわち、 フィーダ構造物16、18が、アンテナ素子構造物に接続される所)において、 合計ゼロになるようにしている。実際には、2つの素子10A、10Bを、平面 24の両側に、均等に配置し、かつそれらの素子に均等に重みを加えて、この平 面を中心としてベクトル的な対称性をもたらす。 ハーフターン・ヘリカル素子10A、10Bを備えたアンテナ素子構造物は、 軸12Aを横断して、かつ平面24に垂直な方向に、その放射パターンにおいて ナルを持つ単純平面ループに類似した機能を有する。それゆえ、この放射パター ンは、図4で示される通り、軸12Aを横断する水平面および垂直面で、ほぼ8 の字の形を取っている。図1の斜視図に関する放射パターンの向きは、図1およ び図4に示されているx軸、y軸、z軸から成る軸系で示される。この放射パタ ーンは、2つのナルすなわちノッチ(このアンテナのそれぞれの側に1つ)を有 し、また、それぞれのナルが、図1に示される線28の中心にある。 図1に示される通り、右側からアンテナを眺めると、電流が流れるスリーブ・ リム部分20RAが、長い方のスリーブ部分20Bで遮蔽されるために、図4に 示される通り、y方向のノッチは、反対方向のノッチよりもいくらか浅くなりが ちである。 このアンテナには、200MHz〜5GHzの周波数での特定の用途がある。 図5に示される通り、アンテナが、セルラー電話器またはコードレス電話器など のハンドヘルド通信ユニット用に特に使用されるように、放射パターンが設定さ れている。放射パターンのナルの1つを利用者の頭の方向に向けるためには、ア ンテナの中心軸12A(図5参照)および平面24(図1参照)が、電話器30 の内面30I、とくにイヤホン32の領域内の内面301と平行になるように、 アンテナが取り付けられている。軸12Aはまた、図に示される通り、電話器3 0の中で長手方向に走っている。スリーブ20の基部に近い方のリム部分20R B(図1)は、アンテナ・コアのうち、電話器30の内面301と同一側にある 。さらに、アンテナの相対的向き、その放射パターン、電話器30は、図5に示 さ れる軸系x、y、zを、図1と図2に示される軸系の説明と比較すれば、明らか になる。 1880MHz〜1900MHzの範囲内のDECT帯域について上に説明さ れたアンテナは、相対誘電率が、空気のものよりもかなり高い(例えば、εr= 36)コア材料を用いており、一般に、そのコア直径が約5mmであり、また長 手方向に延びている素子10A、10Bは、その平均の長手方向の広がり(すな わち、中心軸12Aに平行)が約16.25mmである。素子10A、10Bの 幅と、それらの素子の分岐導体は、約0.3mmである。1890MHzでは、 バラン・スリーブ20の長さは、一般に5.6mm以下の範囲にある。空気中で の使用波長λに換算して表すと、これらの大きさは、素子10A、10Bの長手 方向(軸方向)の広がりでは少なくとも約0.102λ、コア直径では少なくと も約0.0315λ、バラン・スリーブでは少なくとも約0.035λ以下、ま たトラック幅では少なくとも約0.00189λである。アンテナ素子10A、 10Bの正確な大きさは、設計の段階において、固有値遅延測定を試みて、試行 錯誤に基づいて誤差を繰返し補正すれば、決定できる。 アンテナの製造中の導電素子の大きさの調整は、上述の英国特許出願第229 2638A号の中で、その図3〜図6を参照して説明されたやり方で実現できる 。このような先の出願の主題の全部が、参照によって本出願に組み入れられる。 移動電話器などのハンドヘルド・パーソナル通信装置では、アンテナの小さい サイズが、アンテナの用途に合っている。導電性バラン・スリーブ20、および /または、コア12の基部端面12P上の導電層22により、アンテナは、特に 確実なやり方で、プリント基板、または他の接地構造物に直接に取り付けること ができる。一般に、このアンテナが端に取り付けるものであれば、基部端面12 Pは、プリント基板の表側の接地面にはんだ付けし、また内部給電導体18は、 はんだ付けのために基板のメッキ貫通孔をじかに通して、裏側の導体トラックに 至らしめることができる。もう1つの方法としては、軸12Aと平行に延びてい るプリント基板の接地面に、スリーブ20を締着するか、またははんだ付けし、 またアンテナ素子10A、10Bを有しているアンテナ末端部を、接地面の縁か ら突出させることができる。アンテナ10は、完全に電話器本体に入れて、また は図5に示される通り一部突出させて、取り付けることが可能である。 本発明による代替アンテナは、図6〜図9に示される。 最初に、図6を参照すると、比較的に単純なアンテナは、図1のスリーブ・バ ランを無しで済ませて、図1のスリーブのリム部分で形成されたリンク導体の代 りに、部分環状の細長いストリップ素子32A、32Bを用い、それらの素子の 一方を、長い方のアンテナ素子分岐導体10AA、10BBの基部端10AAE 、10BBEに接続し、またそれらの素子の他方を、短い方の分岐導体10AB 、10BAの基部端10ABE、10BAEに接続して、異なる長さの導電性ル ープを形成する。図1の実施例に示される通り、アンテナ素子の端は、共通の平 面内にあって、ナルが当該平面に直角である略トロイド形の放射パターンをもた らす。このアンテナは、バランを有しておらず、平衡放射源または平衡負荷に結 合される時に、最適な動作をする。 図7に示される第2の代替アンテナは、異なる長手方向の位置でコア12の周 りに延びている半円の細長いリンク導体32A、32Bと、図6のアンテナと同 じアンテナ素子構造物とを備えているが、ただし、導電性スリーブ・バラン20 を追加しており、このバランは、コア12の基部を取り巻いて、図1のアンテナ のように、フィーダ構造物の外部導体に接続されている。これにより、平衡線路 とシングルエンド線路との変換が可能となるが、リンク導体32A、32B間の 隔離は、もっぱら、相互の分離と、スリーブ20からの分離によって行われる。 図8を参照すると、第3の代替アンテナは、図7に示される第2の代替アンテ ナと同様に構成されているが、ただし、それぞれの細長いヘリカル・アンテナ素 子10A、10Bが、3つの分岐導体10AA、10AB、10AC;10BA 、10BB、10BCから成る分割部分を備えていることにより、追加の導電性 ループが設けられている。前例と同じ様に、それぞれの対の分岐導体は、コア1 2の周りに延びているそれぞれのリンク導体を介して、基部でいっしょに接続さ れるが、ただし、3対の分岐導体があるから、ここでは、それぞれ3つのリンク 導体32A、32B、32Cがある。これらの分岐導体を、異なる長手方向の位 置に設けて、アンテナ素子およびリンク導体で形成される3つの導電性ループが 、それぞれ異なる電気的な長さになるようにし、それにより、3つの共振周波数 が 定められる。図7の実施例のように、導電性バラン・スリーブ20は、切れ目の ない円筒面であって、その基部端は、フィーダ構造物の外部導体に接続されてい る。 図8の実施例から、コアの面積とアンテナ素子の幅に応じて、2つ以上の導電 性ループを提供すれば、所要のアンテナ帯域幅が得られることが示されている。 これらのアンテナ素子の端はなおも、略共通の平面内にある。 図9に示すように、第4の代替構造では、双対導電性ループ・アンテナの2つ の分岐導体の1つに対して、リンク導体として、連続する導電性バラン・スリー ブ20が使用される。従って、対になった長い方のアンテナ素子分岐導体10A A、10BAは、ほぼ直径上真向かいの位置にて、スリーブ20の環状リム20 Rに接続される。対になった短い方のアンテナ素子分岐導体10AB、10BB は、図6〜図8の実施例に示される通り、その細長いリンク導体32Bが、スリ ーブ20から隔離されている。これは、リンク導体間の隔離、バランの存在、さ らに、図7を参照して、上で説明された第2の代替実施例よりも全体の長さが短 い、という利点を兼ね備えている。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年12月18日(1998.12.18) 【補正内容】 プアンテナであり、このアンテナでは直径上真向かいの2つのハーフターン・ヘ リカル素子が、上述の導電性スリーブといっしょに、ツイスト・ループを形成し て、全方向の放射パターンを発生させる。ただし、2つの対向するナルは、2つ のヘリカル素子の4端で形成される平面に直角の軸の中央に位置する。このアン テナは、内容が、参照によって本出願の開示内容の一部を成す係属中の英国特許 出願第9610581.2号に開示されている。このループアンテナが適宜に移 動電話器に搭載される時には、このようなナルがあると、信号の伝送中に利用者 の頭に向けられる放射のレベルが低下する。このアンテナ利得は、多くの先行す る移動電話器用アンテナよりも優れているが、中心共振周波数の上方でも下方で も、最大値よりも著しく小さい。本発明の目的は、比較的に広い帯域幅のアンテ ナか、または2つの周波数帯で使用できるアンテナを提供することにある。 発明の開示 本発明の第1の面によれば、相対誘電率が5よりも大きい全一材の材料ででき ている細長い誘電体コアと、当該コアの表面上または表面付近において、コア上 で長手方向に相隔たる位置の間に延びている少なくとも一対の横向きに正対する 細長いアンテナ素子、および上記対の細長い素子を相互連絡するためにコアの周 りに延びているリンク導体を含む三次元アンテナ素子構造物とを有し、これらの 上記対の細長い素子のそれぞれの第1の端が給電接続部に結合され、また第2の 端が、リンク導体に結合されている200MHzよりも高い周波数で使用する誘 電体装荷ループアンテナが提供されており、このループアンテナでは、前記細長 い素子とリンク導体がともに、給電接続部を起点として、給電接続部からコアの 長手方向に離間した位置へ、次にコアの周りに、さらに戻って給電接続部に、そ れぞれ延びている少なくとも2つのループ導電路を形成し、またアンテナの使用 周波数において、これら2つの導電路の一方の電気的長さは、他方の導電路の電 気的長さよりも長く形成されている。ループ導電路は、電気的長さが異なるから 、それらの共振周波数は異なり、例えば、共振周波数を、移動電話システムの送 信帯域および受信帯域の中心周波数と一致するように選択できる。 リンク導体は、給電接続部と反対側の端付近のコアの外面上において4分の1 請求の範囲 1.相対誘電率が5よりも大きい全一材の材料で形成されている細長い誘電体コ アと、当該コアの表面上または表面付近において、コア上で長手方向に離間した 位置の間に延びている少なくとも一対の横向きに正対する細長いアンテナ素子、 上記対の細長い前記素子を相互連絡するためにコアの周りに延びているリンク導 体を含む三次元アンテナ素子構造物とを有し、上記対の細長い素子のそれぞれの 第1の端が給電接続部に結合され、また第2の端が、リンク導体に結合されてい る200MHzよりも高い周波数で使用する誘電体装荷ループアンテナであって 、 前記細長い素子とリンク導体がともに、給電接続部を起点として、給電接続邪 からコアの長手方向に隔たった位置へ、次にコアの周りに、さらに戻っで紺電接 続部に、それぞれ延びている少なくとも2つのループ導電路を形成し、かつアン テナの使用周波数において、これら2つの導電路の一方の電気的長さを、他方の 導電路の電気的長さよりも長くしているアンテナ。 2.単一対の横方向に対向する細長いアンテナ素子を有し、また、前記第1の端 と第2の端の間の場所から、第2の端まで延びている分割部分を持つように、そ れらの2対の素子をそれぞれ二又に分ける請求項1記載のアンテナ。 3.アンテナ素子の少なくとも1つの分割部分が、具なる電気的な長さの分岐導 体を含むことを特徴とする請求項2記載のアンテナ。 4.各分岐導体の電気的な長さが、それぞれのループ導電路の共振周波数におい て、90°の範囲内にある請求項3記載のアンテナ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW 【要約の続き】 の1波長スリットで分けられた2つの部分で形成されて おり、また、それらのスリットは、それぞれのヘリカル ・アンテナ素子の分岐導体間のスペースから、コアの基 部端付近の短絡端まで延びている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.相対誘電率が5よりも大きい全一材の材料で形成されている細長い誘電体コ アと、当該コアの表面上または表面付近において、コア上で長手方向に離間した 位置の間に延びている少なくとも一対の横向きに正対する細長いアンテナ素子、 この対の前記素子を相互連絡するためにコアの周りに延びているリンク導体を含 む三次元アンテナ素子構造物とを有し、これらの細長い素子のそれぞれの第1の 端が給電接続部に結合され、また第2の端が、リンク導体に結合されている20 0MHzよりも高い周波数で使用する誘電体装荷ループアンテナであって、 前記細長い素子とリンク導体がともに、給電接続部を起点として、給電接続部 からコアの長手方向に隔たった位置へ、次にコアの周りに、さらに戻って給電接 続部に、それぞれ延びている少なくとも2つのループ導電路を形成し、かつアン テナの使用周波数において、これら2つの導電路の一方の電気的長さを、他方の 導電路の電気的長さよりも長くしているアンテナ。 2.単一対の横方向に対向する細長いアンテナ素子を有し、また、前記第1の端 と第2の端の間の場所から、第2の端まで延びている分割部分を持つように、そ れらの2対の素子をそれぞれ二又に分ける請求項1記載のアンテナ。 3.アンテナ素子の少なくとも1つの分割部分が、異なる電気的な長さの分岐導 体を含むことを特徴とする請求項2記載のアンテナ。 4.各分岐導体の電気的な長さが、それぞれのループ導電路の共振周波数におい て、90°の範囲内にある請求項3記載のアンテナ。 5.それぞれのループ導電路では、そのそれぞれの共振周波数にて、分割部分と 、それぞれのリンク導体で形成される全体の電気的な長さが、180°の範囲内 にある請求項2ないし4のいずれかに記載のアンテナ。 6.アンテナの使用周波数にて、最大電圧に対応する場所で、前記対の各素子が 二又に分けられる請求項2ないし5のいずれかに記載のアンテナ。 7.複数の部分環状のリンク導体がコアの周りに延び、それぞれの前記細長いア ンテナ素子が、給電接続部とリンク導体との間に延びている以上の請求項のいず れかに記載のアンテナ。 8.細長いアンテナ素子の第1の端と第2の端が、一般に、共通の平面内にある と共に、リンク導体が、略、第1の長手方向の場所でコアの一方の側の周りに延 びている第1のリンク導電路と、略別の長手方向の場所でコアの他方の側の周り に延びている第2のリンク導電路を定める請求項7記載のアンテナ。 9.導電性スリーブと、コアの末端から基部端まで長手方向にコアを貫通するフ ィーダ構造物とを有し、フィーダ構造物が、コアの末端に給電接続部を備え、か つ当該スリーブに対して接地接続を成すためにコアの基部端にて導電性スリーブ に結合されている以上の請求項のいずれかに記載のアンテナ。 10.スリーブの電気的な長さが、アンテナの使用周波数にて、少なくともほぼ n.90°(ここで、nは奇数の整数である)に等しい請求項9記載のアンテナ 。 11.細長いアンテナ素子が、スリーブの末端リムに結合され、またそのリムが 、リンク導体の少なくとも1つを形成する請求項9または10記載のアンテナ。 12.アンテナ素子の分割部分のそれぞれが分岐導体を有し、それらの分岐導体 の一方が、スリーブの第1の部分の末端リムに接続されて、コアの一方の側の周 りにリンク導電路を形成し、かつ、それらの分岐導体の他方が、スリーブの第2 の部分の末端リムに接続されて、コアの他方の側の周りにリンク導電路を形成し て、スリーブの第1の部分と第2の部分が、スリーブの導電性材料の中の一対の 長手方向に延びているスリットにより、少なくとも前記部分の長手方向の部分に わたり、互いに分離されていることを特徴とする請求項11と、請求項2から7 のいずれかに記載のアンテナ。 13.各スリットが短絡端を有し、それにより、その電気的な長さが、前記使用 周波数において、少なくともほぼ1波長の4分の1に等しい請求項12記戟のア ンテナ。 14.各スリットが、略L字形であることを特徴とする請求項13記載のアンテ ナ。 15.スリットの短絡端の部分が、コアの周りに反対の方向に向けられる請求項 14記載のアンテナ。 16.スリーブの第1の部分の末端リムが、ある長手方向の場所でコアの周りに 延び、またスリーブの第2の部分の末端リムが、別の長手方向の場所でコアの他 の側の周りに延びている請求項12から15のいずれかに記載のアンテナ。 17.コアの基部端に近い方の末端リムを有する前記スリーブ部分により形成さ れる長手方向の導電路を狭くするために、スリットの短絡端の部分を、互いに向 き合わせる請求項15と請求項16に記載のアンテナ。 18.コアが略円筒形であり、また、それぞれの前記細長いアンテナ素子がヘリ カル素子であって、コアの周りにP回(ここで、Pは整数である)のハーフター ンを実行し、それぞれの分割部分が、当該素子の分割されてない部分とほぼ同じ ヘリカル導電路をたどる2つの平行なヘリカル分岐導体を有するようにさらに当 該アンテナ素子を二又に分けている請求項2から17のいずれかに記載のアンテ ナ。 19.コアの基部端から末端までコアの中心軸を貫通する同軸フィーダ構造物で あって、コア基部端でフィーダ構造物の外部導体に接続された長手方向に切込み のある導電性スリーブであって、かつ細長いアンテナ素子の分岐導体に接続され た末端リムを有する導電性スリーブによりリンク導体が形成されており、細長い アンテナ素子がそれぞれ、内部および外部のフィーダ構造物導体に結合されるコ ア末端の前記給電接続部を備えている同軸フィーダ構造物をさらに有する請求項 18記載のアンテナ。 20.スリーブの平均の軸方向電気的な長さが、使用周波数範囲の中心周波数に おいて、少なくともほぼ90°に等しい請求項19記載のアンテナ。 21.200MHzよりも高い周波数で使用する誘電体装荷ループアンテナであ って、相対誘電率が5よりも大きい細長い円筒コアと、直径方向において対向す る一対の細長いアンテナ素子と環状配置のリンク導体を含むコア外面上のアンテ ナ素子構造物とを備えており、 この細長い素子が、コアの一端の給電接続部からリンク導体まで延び、給電接 続部に結合されている、異なる電気共振周波数を有する異なる長さの2つのルー プ導電路をリンク導体との組合せで定め、細長い素子をそれぞれ二又に分岐させ るアンテナ。 22.リンク導体が、細長い素子の二又分岐部分に隔離仮想接地を提供するよう に形成され、また、それぞれの細長い素子の二又分岐が、二又分岐部分の電気的 な長さが、ループのそれぞれの共振周波数で、電圧・電流変換を発生させるよう に適切に位置決めされている請求項21記載のアンテナ。 23.細長い素子の端が、略、コア軸を有する共通の平面内にある請求項21ま たは22記載のアンテナ。 24.トランシーバ、使用時に利用者の耳に当てる、ユニットの内面から音響エ ネルギーを方向づける一体イヤホン、および以上の請求項に記載のアンテナを備 えているハンドヘルド無線通信ユニットであって、細長いアンテナ素子の第1の 端と第2の端が、略共通の平面内にあり、また、放射パターンのナルが利用者の 頭の方向に現れるように共通の平面が当該ユニットの内面と、略平行になるよう に、このアンテナを取り付けているハンドヘルド無線通信ユニット。 25.相対誘電率が5よりも大きい全一材の材料でできている細長い誘電体コア と、当該コアの表面上または表面付近において、コア上で長手方向に離間した位 置の間に延びている少なくとも一対の幅方向において対向する細長いアンテナ素 子、およびこの対の前記素子を相互連絡するためにコアの周りに延びている少な くとも1つのリンク導体を含む三次元アンテナ素子構造物とを有し、 これらの細長い素子のそれぞれの第1の端が給電接続部に結合され、また第2 の端が、少なくとも1つの前記リンク導体に結合されている、200MHzより も高い周波数で使用する誘電体装荷ループアンテナであって、前記細長い素子と 1つ、または複数リンク導体がともに、給電接続部を起点として、給電接続部か らコアの長手方向に隔たった位置へ、次にコアの周りに、さらに戻って給電接続 部に、それぞれ延びている少なくとも2つのループ導電路を形成し、これら2つ の導電路の一方の電気的長さを、他方の導電路の電気的長さよりも長くし、かつ 一方の導電路が、コアの、他方の導電路とは反対の側で、コアの周りに延びてい ることと、リンク導体が、コアを取り巻く導電性スリーブを有し、前記対の細長 い素子のそれぞれの第2の端を、当該スリーブのリムに接続して、コアのそれぞ れの対向する側の周りで、細長い素子間に、第1のリンク導電路と第2のリンク 導電路を設けていることと、第1のリンク導電路は、略第1の長手方向の場所で 、コアの一方側へ延ばし、また第2のリンク導電路は、略別の第2の長手方向の 場所で、コアの他方の側の周りに延びるように上記リムに段を付けているアンテ ナ。 26.細長い素子の第1の端と第2の端が、略、共通の平面内にある請求項25 記載のアンテナ。 27.コアの末端から基部端まで長手方向にコアを貫通するフィーダ構造物であ って、コアの末端に給電接続部を備え、かつコアの基部端にて導電性スリーブに 結合されて当該スリーブに対して接地接続を成すフィーダ構造物を含み、導電性 スリーブの電気的な長さが、アンテナの使用周波数にて、少なくともほぼn.9 0°に等しく、上記nは奇数の整数である請求項26記載のアンテナ。
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