JP2001509985A - 電気力学的エキサイター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 管状コイル形成部材４に剛に固定されたコイル３を有するモータコイル組立体（３、４）と、該モータコイル組立体に対して同軸に配置された磁石組立体（５、６、７）と、該モータコイル組立体に対して軸方向運動が可能なように前記磁石組立体を支持する手段（１１）とを備え、入力振動エネルギを維持し伝播する能力を持った部材（２）を励起するための電気力学的慣性振動エキサイターであって、前記モータコイル組立体（３、４）を支持し励起される部材２に結合されるようになったキャリヤ（９）を備えることを特徴とする電気力学的慣性振動エキサイター。

Description

【発明の詳細な説明】 電気力学的エキサイター 技術分野 本発明は、例えば１９９６年９月２日にＷＯ97/09842の公開番号で公開された 係属中の国際特許出願に記載されたような形式の共鳴パネル形態の放射器型ラウ ドスピーカーを作動させるのに使用される電気力学的エキサイターに関する。 背景技術 特に、本発明は、例えば１９９６年９月２日にＷＯ097/09859の公開番号で公 開された国際特許出願に記載されたような一般的形式の電気力学的慣性振動型エ キサイターであり、この国際特許出願は、管状コイル形成部材に剛に固定された コイルを有するモータコイル組立体と、該モータコイル組立体に対して同軸に配 置され慣性質量を形成する磁石組立体と、磁石組立体をモータコイル組立体に対 して軸方向運動可能なように支持する弾性手段とを備え、該管状部材が振動部材 、例えば共鳴パネルラウドスピーカーに直接、接着剤により剛に取り付けられる ようになった慣性振動エキサイターを開示している。 本発明は、エキサイターの効率的な構築及び該エキサイターを製造するための 製造技術に関する。 発明の開示 本発明によれば、入力振動エネルギを維持し伝播させる能力をもつ部材を励起 するためのものであって、コイル形成部材に剛に固定されたコイルを有するモー タコイル組立体と、該モータコイル組立体に対して同軸に配置された磁石組立体 と、磁石組立体をモータコイル組立体に対して軸方向の運動が可能なように支持 する手段とからなる電気力学的慣性振動エキサイターは、該モータコイル組立体 を支持し励起される部材に結合されるようになったキャリヤを特徴とする。キャ リヤは、コイル形成部材に直接結合することができる。支持手段は、キャリヤに 結合することができる。磁石組立体を支持するためのカップリング部材を、支持 手段を介してキャリヤに結合することができる。 カップリング部材と磁石組立体は、互いに嵌合するように構成することができ 、該カップリング部材上と磁石組立体上に、カップリング部材と磁石組立体を互 いに固定する手段を設けることができる。この固定手段は、ラッチ手段からなる ようにすることができる。キャリヤと支持部材は一体であってもよい。カップリ ング部材と支持部材は一体であってもよい。支持は弾性的とすることができる。 支持部材はダイヤフラムとして形成することができる。或いは、支持部材は、１ 組の弾性アームにより構成することができる。カップリング部材とキャリヤは環 状とすることができ、アームは、カップリング部材とキャリヤの間で周方向に延 びるように結合することができる。 キャリヤは、共鳴部材に接触し、そこに例えば接着剤や締結装置により固定さ れるように配置するための面を備えることができる。キャリヤは、該共鳴部材に 固定されるように配置されるフランジを一体に設けることができる。フランジは 円盤状とすることができ、エキサイターをフランジの縁により共鳴部材内のキャ ビティ内に支持するように配置することができる。円盤は、キャビティを閉じる ように配置することができる。 コイル形成部材の一端は、キャリヤの凹部内に配置し、取り付けることができ る。コイルは、コイル形成部材の外面上に取り付けることができる。 磁石組立体は、磁石を挟む対向するほぼ円盤状の極片を備え、該極片の一方の 周辺がモータコイル組立体内で該モータコイル組立体に隣接して配置され、他方 の極片の周辺には直立フランジが形成され、該直立フランジがモータコイル組立 体の近傍で該モータコイル組立体を囲むように位置する構成とすることができる 。このフランジは、カップリング部材に嵌合するようにしてもよい。フランジ上 にはリップが形成され、このリップがカップリング部材と嵌合する形状にされて 、カップリング部材には該リップに係合する固定手段を形成することもできる。 環状のコイルキャリヤを閉じるように配置されたダストシールを設けることもで きる。 モータコイル組立体に対して軸方向の運動が可能なように磁石組立体を支持す る手段は、モータコイル組立体に対してボイスコイルを軸方向に案内するように 働く一対の軸法組立に間隔をもった支持部品又は部相から構成することができる 。 支持部品は所望のどのような形状でもよく、例えば、組になった弾性アームから 構成してもよい。各支持部材内の弾性アームのそれぞれの外端は、ポストにより 互いに結合し、その下端が共鳴部材に接触する脚を形成するようにできる。該ア ームの内端は、磁石組立体を支持する環状カップリング部材を支持するように構 成できる。 本発明の他の特徴は、上述した慣性振動エキサイターを備えるラウドスピーカ ーである。 図面の簡単な説明 本発明を、例示的に、添付図面に概略図により示す。図において、 図１は、本発明による慣性電気力学的振動エキサイターの第一の実施形態を断 面で示す側面図、 図２は、図１の実施形態を分解して示す断面図、 図３は、図１の実施形態の詳細を拡大した断面で示す側面図、 図４は、図１の実施形態における支持部品の平面図、 図５は、図４と同様であるが、図１の実施形態に使用するための支持部品の修 正した形態を示す平面図、 図６は、図４と同様であるが、図１に示す種類のエキサイターに使用するため の支持部品のさらに修正した形態を示す平面図、 図７は、励起される共鳴部材内に埋め込まれるようになった慣性電気力学的振 動エキサイターの実施形態を示し、 図８は、図７のエキサイターに使用される図４とぼぼ同じ支持部品の平面図、 図９は、ほぼ図１に示す種類のエキサイターのために修正された支持部品の形 態そ示す斜視図、 図１０は、図９の支持部品を図１１のY-Y線でとった断面で示す側面図、 図１１は、図１０のX-X線でとった断面図である。 発明を実施するための最良の形態 図１から図４までは、ラウドスピーカーを構成するための共鳴部材２、例えば 国際特許出願ＷＯ97／09842に記載されたような一般的形式のパネル形態の部材 内に、例えば撓み波振動を励起させるための、国際特許出願ＷＯ97／09859 号に記載された一般的形式の電気力学的慣性振動エキサイター１を示す。 エキサイター１は、モータコイル組立体３、４及び該モータコイル組立体３、 ４に対して運動できる慣性質量を形成する磁石組立休５、６、７からなり、この エキサイターは、どのような形態でもよいが、励起される共鳴部材２に固定され て、電気信号が与えられたとき、共鳴部材２に撓み波エネルギを与える。 モータコイル組立体３、４は、例えばワイヤから形成され管状コイル形成部材 ４上に巻かれたボイスコイル３を備え、管状コイル形成部材は、下端１７が図１ に示すように環状コイルキャリヤ９内の環状溝１８内に支持され、環状コイルキ ャリヤは、モータコイル組立体を例えば接着等により共鳴部材２の一面に固定す る脚を形成する。別の構成としては、コイルキャリヤは、固定手段例えば締結具 により共鳴部材２に固定することもできる。この締結具は、取り外し可能とする こともできる。すなわち、バヨネットコネクタを設け、その一方の部品を共鳴部 材に固定し、他方をエキサイターと一体に形成することもできる。コイル形成部 材４は、接着剤により溝に固定することができる。 モータコイル組立体３、４は、環状のカップリング部材１２により囲まれてお り、このカップリング部材は、キャリヤに対する該カップリング部材の軸方向の 運動を助けるために環状の波形状が同軸に形成された、例えばゴム状の材料の弾 性環状支持ダイヤフラム１１によりモータコイル組立体キャリヤ９に結合されて いる。キャリヤ９とカップリング部材１２とは、硬質プラスチック材料製であり 、弾性ダイヤフラム１１と同時成形されて一体の支持部品又は支持組立体を形成 する。環状キャリヤ９の内部は、例えば発泡プラスチック材料の円盤１０により 閉じられて、エキサイターの内部を閉じるダストシールを形成する。 磁石組立体５、６、７は、対向する極片６、７により挟まれた円盤状磁石５を 備え、極片の一方７は円盤状で磁石５と同じ大きさであり、他方６はカップ状で 下向きのフランジ８が形成され、該フランジが磁石５と極片７を囲んでボイスコ イル３を受ける環状ギャップ２０を形成する。フランジ８の自由端は外端が外向 きのリップ２２を形成してソケットを構成し、このソケットに、カップリング部 材１２がスピゴット・ソケット継ぎ手のように適度の堅さで受け入れられ、磁石 組立体とモータコイル組立体をしっかりと保持する。カップリング部材１２上の スナップ作動クリップ１３がリップ２２に係合して離れるのを防止する。 カップリング部材１２には、コイルワイヤ又はテール１６によりボイスコイル ３に電気的に接続される電気端子１５（図３を参照）を支持する一対の端子フラ ンジ１４が形成されており、これによってコイルが信号源に接続でき、該信号源 により励起される。 図５は、図１から図４までに述べたエキサイター用の支持部品ないしは組立体 の変形例を示すもので、ここでは、図４の弾性ダイヤフラム１１に代えて、例え ばエポキシ樹脂のようなプラスチック材料を含浸した織布からなる比較的硬いダ イヤフラム２３が使用されている。このダイヤフラム２３は、例えばカップリン グ部材１２とコイルキャリヤ９をダイヤフラム内に射出成形することによりカッ プリング部材１２及びコイルキャリヤ９と一体に形成される。 図６は、図１から図４までに述べたエキサイター用の支持部品ないしは組立体 の変形例を示すもので、ここでは、コイルキャリヤ９とカップリング部材１２及 びこれら２つの部材の間の弾性支持体２８が、スプリング特性を持った環状部材 ２４と一体に形成されており、該環状部材には、そのまわりの一部にわたって延 びるように周方向のスロット２５が形成されて、該部材を、カップリング部材１ ２を構成する外側部分２６と、コイルキャリヤ９を形成する内側部分２７に分割 している。これら内側部分と外側部分は、スロット２５により形成され部材２４ の周方向に延びて外端２９が外側部分２６に結合され内端３０が内側部分２７に 結合された３つのアームの列からなる弾性支持部によって分離され、かつ、結合 されている。したがって、この支持部は、弾性アームの撓みにより作動すること になる。 図７及び図８は、上述したエキサイター１が共鳴パネル状部材２のキャビティ ３１内に埋め込まれる配置を示す。この場合には、キャリヤ９が外向きに延びる 円盤状フランジ３２と一体に形成され、エキサイターは、該フランジによって部 材２の面３４内にある凹部材３３を囲むキャビティ内に取り付けられ、該フラン ジによって該キャビティが閉じられる。 図９から図１１までには、図１から図３までに示す一般的形式のエキサイター であって、図６に示す支持部品ないしは組立体の変形例を使用した構造が示され ている。しかし、この例の場合には、モータコイル組立体３４に対して磁石組立 体５、６、７の案内を一層改善するために、支持部品は、２組の軸方向に間隔を 持った弾性アーム２８から構成される。図９は、磁石組立体が支持部品から外さ れた状態で示されており、極片６のみを見ることができる。また、支持部品は、 図を分かり易くするために、その右側を部分的に切断して示してある。 この支持部品ないしは組立体は、キャリヤ９とカップリング部材１２及び各組 の弾性アーム２８を構成する単一のプラスチック体からなる。カップリング部材 １２は、以下にもっと詳細に述べるように、上部と下部とからなる。 支持部品は、そのベース部に環状キャリヤ９を有し，、この環状キャリヤ９に コイル形成部材４の端１７を受けてこれを位置決めするための環状溝１８が形成 されている。結合用バー３５の列がキャリヤから外向きに延び、その外端が、弾 性部材２（図示せず）に乗るようになった脚６に結合されている。脚３６は、下 方の組の弾性アーム２８の外端２９を支持する。 下方の組の弾性アームの内端３０は、下方環状カップリング部材１２を支持し ており、該下方環状カップリング部材１２は、図１及び図２に示す一般的形式の 磁石組立体の極片のフランジ８を緊密に受けてこれを支持する直立フランジ３７ を有する。 脚３６は、上方に延びるポスト３８を支持しており、このポストは、上方の組 の弾性アーム２８からなる上部支持部材を支持しており、該上方の組の弾性アー ム２８は、極片６のフランジ８を緊密に囲むようになった上方環状カップリング 部材１２を支持する。上方支持部材は、支持ポストの上端がアーム２８の組の外 端を支持し、該アームの内端が上部環状カップリング部材を支持するように、配 置されている。上部環状カップリング部材は、極片６が意図せずに外れるのを防 止するために該極片に係合する締結具を備えることができる。或いは、極片と支 持体は、接着剤で互いに固定することができる。 産業上の利用可能性 このように、本発明は、プラスチック材料の成形体又は共成形体として形成さ れた一体の支持組立体を備える慣性振動エキサイターを製造するための便利な手 法を提供する。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】平成１１年２月１２日（１９９９．２．１２） 【補正内容】 請求の範囲 １．管状コイル形成部材４に剛に固定されたコイル３を有するモータコ イル組立体３、４と、該モータコイル組立体に対しで同軸に配置された磁石組立 体５、６、７と、該モータコイル組立体に対して軸方向運動が可能なように前記 磁石組立体を支持する手段１１と、前記モータコイル組立体３、４を支持し励起 される部材２に結合されるようになったキャリヤ９とを備え、入力振動エネルギ を維持し伝播する能力を持った部材２を励起するための電気力学的慣性振動エキ サイターであって、前記磁石組立休５、６、７に嵌合するカップリング部材１２ を備え、前記支持手段１１、２３、２４が前記キャリヤ９と前記カップリング部 材１２との間に結合されたことを特徴とする電気力学的慣性振動エキサイター。 ２．請求の範囲第１項に記載した慣性振動エキサイターであって、前記 キャリヤ９は前記コイル形成部材４に直結されたことを特徴とする慣性振動エキ サイター。 ３．請求の範囲第１項又は第２項に記載した慣性振動エキサイターであ って、前記カップリング部材と前記磁石組立体には該カップリング部材と前記磁 石組立体とを互いに固定するための手段１３が設けられたことを特徴とする慣性 振動エキサイター。 ４．請求の範囲第３項に記載した慣性振動エキサイターであって、前記 固定手段はラッチ手段１３を備えることを特徴とする慣性振動エキサイター。 ５．請求の範囲各項のいずれか１項に記載した慣性振動エキサイターで あって、前記キャリヤ９及び前記支持手段１１、２３、２４は一体であることを 特徴とする慣性振動エキサイター。 ６．請求の範囲各項のいずれか１項に記載した慣性振動エキサイターで あって、前記カップリング部材１２及び前記支持部材１１、２３、２４は一体で あることを特徴とする慣性振動エキサイター。 ７．請求の範囲各項のいずれか１項に記載した慣性振動エキサイターで あって、前記支持手段１１、２３、２４は弾性的であることを特徴とする慣性振 動エキサイター。 ８．請求の範囲第７項に記載した慣性振動エキサイターであって、前記 支持部材１１、２３はダイヤフラムとして形成されたことを特徴とする慣性振動 エキサイター。 ９．請求の範囲第１項から第７項までのいずれか１項に記載した慣性振 動エキサイターであって、前記支持部材２４は１組の弾性アーム２８を備えるこ とを特徴とする慣性振動エキサイター。 １０．請求の範囲第４項に従属する請求の範囲第９に記載した慣性振動 エキサイターであって、前記カップリング部材１２と前記キャリヤ９は環状であ り、前記アーム２８は前記カップリング部材１２と前記キャリヤ９との間で周方 向に延びるように結合されたことを特徴とする慣性振動エキサイター。 １１．請求の範囲第１０項に記載した慣性振動エキサイターであって、 前記環状キャリヤ９を閉じるダストシール１０を特徴とする慣性振動エキサイタ 。 １２．請求の範囲各項のいずれか１項に記載した慣性振動エキサイター であって、前記キャリヤ９は前記部材２に接触するための面を有することを特徴 とする慣性振動エキサイター。 １３．請求の範囲各項のいずれか１項に記載した慣性振動エキサイター であって、前記コイル形成部材４の軸方向の一端１７は、前記キャリヤ９の凹部 １８内に配置され取り付けられたことを特徴とする慣性振動エキサイター。 １４．請求の範囲各項のいずれか１項に記載した慣性振動エキサイター であって、前記コイル３は前記コイル形成部材４の外面上に取り付けられたこと を特徴とする慣性振動エキサイター。 １５．請求の範囲各項のいずれか１項に記載した慣性振動エキサイター であって、前記磁石組立体５、６、７は、磁石５を挾むように対向するほぼ円盤 状の極片６、７を備え、前記極片の一方７の周が前記モータコイル組立体３、４ 内でこれに隣接して配置され、前記極片の他方６の周に下向きに曲げられたフラ ンジ８が形成され、該フランジが前記モータコイル組立体３、４に隣接してこれ を囲むように位置し、コイル受け入れギャップ２０を形成するようになったこと を特徴とする慣性振動エキサイター。 １６．請求の範囲第１５項に記載した慣性振動エキサイターであって、 前記フランジ８は前記カップリング部材１２に嵌合するようになったことを特徴 とする慣性振動エキサイター。 １７．請求の範囲第１０項に記載した慣性振動エキサイターであって、 前記フランジ８上にリップ２２を有し、このリップが前記カップリング部材１２ に嵌合するようになっており、前記カップリング部材上には固定手段１３が設け られ、該固定手段が前記リップ２２に係合するようになったことを特徴とする慣 性振動エキサイター。 １８．請求の範囲各項のいずれか１項に記載した慣性振動エキサイター であって、前記支持手段２４は、互いに一体に形成ざれ軸方向に間隔をもった一 対の支持部品２８からなることを特徴とする慣性振動エキサイター。 １９．請求の範囲第１８項に記載した慣性振動エキサイターであって、 前記軸方向に間隔をもった一対の支持部品２８は、前記コイルキャリヤ９及び一 つのカップリング部材１２と一体に成形され、前記磁石組立体に係合しこれを支 持するようになったことを特徴とする慣性振動エキサイター。 ２０．請求の範囲第１９項に記載した慣性振動エキサイターであって、 前記支持部品２８は、各々がそれぞれのカップリング部材１２に組み合わされた 組の弾性アーム２８からなることを特徴とする慣性振動エキサイター。 ２１．請求の範囲各項のいずれか１項に記載した慣性振動エキサイター を備えるラウドスピーカー。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，ＬＳ，Ｍ Ｗ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ， ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，Ｅ Ｓ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＧＷ，ＨＵ，ＩＤ ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ， ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，Ｍ Ｇ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ， ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，Ｖ Ｎ，ＹＵ，ＺＷ (72)発明者 ロバーツ マーティン イギリス サフォーク アイピー３ ２キ ュージェイ バリー セント エドマンズ ホーム ファーム レーン 17 (72)発明者 ジャーヴィス エドワード イギリス ケンブリッジシャー ピーイー 17 ３エルエフ ブランティシャム ウッ ド エンド ザ フェアウェイ ５

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．管状コイル形成部材４に剛に固定されたコイル３を有するモータコ イル組立体３、４と、該モータコイル組立体に対しで同軸に配置された磁石組立 体５、６、７と、該モータコイル組立体に対して軸方向運動が可能なように前記 磁石組立体を支持する手段１１とを備え、入力振動エネルギを維持し伝播する能 力を持った部材２を励起するための電気力学的慣性振動エキサイターであって、 前記モータコイル組立体３、４を支持し励起される部材２に結合されるようにな ったキャリヤ９を備えることを特徴とする電気力学的慣性振動エキサイター。 ２．請求の範囲第１項に記載した慣性振動エキサイターであって、前記 キャリヤ９は前記コイル形成部材４に直結されたこどを特徴とする慣性振動エキ サイター。 ３．請求の範囲第１項又は第２項に記載した慣性振動エキサイターであ って、前記支持手段１１、２３、２４は前記キャリヤに結合されたことを特徴と する慣性振動エキサイター。 ４．請求の範囲第３項に記載した慣性振動エキサイターであって、前記 支持部材１１、２３、２４を介して前記キャリヤに結合されたカップリング部材 １２が設けられ、該カップリング部材が前記磁石組立体に固定されるようになっ たことを特徴とする慣性振動エキサイター。 ５．請求の範囲第４項に記載した慣性振動エキサイターであって、前記 カップリング部材１２と前記磁石組立体５、６、７は互いに嵌合するようになっ ており、前記カップリング部材と前記磁石組立体には該カップリング部材と前記 磁石組立体とを互いに固定するための手段１３が設けられたことを特徴とする慣 性振動エキサイター・ ６．請求の範囲第４項に記載した慣性振動エキサイターであって、前記 固定手段はラッチ手段１３を備えることを特徴とする慣性振動エキサイター。 ７．請求の範囲第４項から第６項までのいずれか１項に記載した慣性振 動エキサイターであって、前記キャリヤ９及び前記支持部材１１、２３、２４は 一体であることを特徴とする慣性振動エキサイター。 ８．請求の範囲第４項から第７項までのいずれか１項に記載した慣性振 動エキサイターであって、前記カップリング部材１２及び前記支持部材１１、２ ３、２４は一体であることを特徴とする慣性振動ユ．キサイター。 ９．前記請求の範囲各項のいずれか１項に記載した慣性振動エキサイタ ーであって、前記支持部材１１、２３、２４は弾性的であることを特徴とする慣 性振動エキサイター。 １０．請求の範囲第９項に記載した慣性振動エキサイターであって、前 記支持部材１１、２３はダイヤフラムとして形成されたことを特徴とする慣性振 動エキサイター。 １１．請求の範囲第４項から第７項までのいずれか１項に記載した慣性 振動エキサイターであって、前記支持部材２４は１組の弾性アーム２８を備える ことを特徴とする慣性振動エキサイター。 １２．請求の範囲第４項に従属する請求の範囲第１１に記載した慣性振 動エキサイターであって、前記カップリング部材１２と前記キャリヤ９は環状で あり、前記アーム２８は前記カップリング部材１２と前記キャリヤ９との間で周 方向に延びるように結合されたことを特徴とする慣性振動エキサイター。 １３．請求の範囲第４項から第７項までのいずれか１項に記載した慣性 振動エキサイターであって、前記キャリヤ９は前記部材２に接触するための面を 有することを特徴とする慣性振動エキサイター。 １４．前記請求の範囲各項のいずれか１項に記載した慣性振動エキサイ ターであって、前記コイル形成部材４の軸方向の一端１７は、前記キャリヤ９の 凹部１８内に配置され取り付けられたことを特徴とする慣性振動エキサイター。 １５．前記請求の範囲各項のいずれか１項に記載した慣性振動エキサイ ターであって、前記コイル３は前記コイル形成部材４の外面上に取り付けられた ことを特徴とする慣性振動エキサイター。 １６．前記請求の範囲各項のいずれか１項に記載した慣性振動エキサイ ターであって、前記磁石組立体５、６、７は、磁石５を挟むように対向するほぼ 円盤状の極片６、７を備え、前記極片の一方７の周が前記モータコイル組立体３ 、４内でこれに隣接して配置され、前記極片の他方６の周に下向きに曲げられた フ ランジ８が形成され、該フランジが前記モータコイル組立体３、４に隣接してこ れを囲むように位置し、コイル受け入れギャップ２０を形成するようになったこ とを特徴とする慣性振動エキサイター。 １７．請求の範囲第４項に従属する請求の範囲第１６項に記載した慣性 振動エキサイターであって、前記フランジ８は前記カップリング部材１２に嵌合 するようになったことを特徴とする慣性振動エキサイター。 １８．請求の範囲第５項に従属する請求の範囲第１７項に記載した慣性 振動エキサイターであって、前記フランジ８上にリップ２２を有し、このリップ が前記カップリング部材１２に嵌合するようになっており、前記カップリング部 材上には固定手段１３が設けられ、該固定手段が前記リップ２２に係合するよう になったことを特徴とする慣性振動エキサイター。 １９．請求の範囲第１２項に従属する前記請求の範囲各項のいずれか１ 項に記載した慣性振動エキサイターであって、前記環状キャリヤ９を閉じるダス トシール１０を特徴とする慣性振動エキサイター。 ２０．前記請求の範囲各項のいずれか１項に記載した慣性振動エキサイ ターであって、前記支持部材２４は、互いに一体に形成され軸方向に間隔をもっ た一対の支持部品２８からなることを特徴とする慣性振動エキサイター。 ２１．請求の範囲第２０項に記載した慣性振動エキサイターであって、 前記軸方向に間隔をもった一対の支持部品２８は、前記コイルキャリヤ９及び一 つのカップリング部材１２と一体に成形され、前記磁石組立体に係合しこれを支 持するようになったことを特徴とする慣性振動エキサイター。 ２２．請求の範囲第２１項に記載した慣性振動エキサイターであって、 前記支持部品２８は、各々がそれぞれのカップリング部材１２に組み合わされた 組の弾性アーム２８からなることを特徴とする慣性振動エキサイター。 ２３．前記請求の範囲各項のいずれか１項に記載した慣性振動エキサイ ターを備えるラウドスピーカー。