JP2001509063A - 縦方向に配列した複合リザーバアクセスポート - Google Patents

縦方向に配列した複合リザーバアクセスポート

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Abstract

(57)【要約】 複合リザーバアクセスポート(18)は開放基端流体リザーバ(30)と、末端流体リザーバ(34)とを有する金属ケーシング(28)を具える。複合フォーク部材金属送出ステム(36)は基端流体リザーバ(30)の反対側に、末端流体リザーバ(34)の側で、ケーシング(28)から突出する。末端流体リザーバ(34)はケーシング(28)の頂部(118)内の収容容器(31)内に配置された開放かご形部材(32)内にある。第1流体流通路(162)は収容容器(31)の壁(36)と、かご形部材(32)との間に、基端流体リザーバ(30)から送出ステム(36)まで延在する。第2流体流通路(80)は直接、末端流体リザーバ(34)から送出ステム(36)まで延在する。開放流体リザーバ(30、34)の上のケーシング(28)に配置された、針を貫入し得るコンパウンド隔壁(38)をプラスチック包囲体によって、ケーシング(28)にクランプし、隔壁(38)の周縁を圧縮し、流体リザーバ(30、34)のおのおのをシールする。

Description

【発明の詳細な説明】 縦方向に配列した複合リザーバアクセスポート 発明の背景 1.発明の分野 本発明は移植できるアクセスポート、また特に、複合リザーバ脈管アクセスポ ートに関するものである。 2.背景技術 移植できる脈管アクセスシステムは、患者の身体内の反復治療の遂行を容易に するため、医療分野で広く使用されている。このような脈管アクセスシステムは 一般に、カテーテルの基端に取り付けられた移植可能なアクセスポートを具えて いる。代表的なアクセスポートは、針を貫入できる隔壁によってシールされた流 体リザーバを有していて、針を貫入できないハウジングを具える。また、このア クセスポートはハウジングから突出する送出ステムを有し、この送出ステムは流 体リザーバに連通する流体通路を有している。この送出ステムを使用して、カテ ーテルをハウジングに連結している。 使用中、カテーテル、及びこのカテーテルに取り付けられたアクセスポートの 全体が患者の組織内の適切な位置に移植される。このカテーテルの末端は治療を 行うべき所定の位置に配置される。この脈管アクセスシステムが一旦、移植され ると、移植位置の皮膚に注射器の針を刺すことによって、アクセスポートに、次 に隔壁に、針を接近させ、アクセスポートのリザーバに選択的に針を接近させる ことができる。次にこの注射器を使用してリザーバに医薬、又はその他の流体を 送給し、次に医薬は送出ステムと、カテーテルとを通じて移動し、カテーテルの 末端の患者の身体内に配置される。代わりに、注射器を吸引に使用し、カテーテ ルの末端にある身体の流体を回収することができる。 使用中の多くのアクセスポートには単一の流体リザーバが含まれており、これ を介して、医薬を患者に送給することができる。しかし、このような構造は医者 に甚だしい制約を課すものである。例えば、患者の身体内の別個の位置に、医薬 を送給するのが望ましいことが時々あり、又は患者の身体内に注入する前に、単 一の流体リザーバ内で混合しても、互いに不相溶である複数個の医薬を送給する ことが望ましいことも時々ある。また、患者に医薬を送給し、同時に、検査のた め血液試料を採取したい場合もある。このような複数個の機能は単一のリザーバ のアクセスポートの使用で達成することができない。 この目的のため、これに代わり、複合リザーバアクセスポートが開発されてい る。通常、複合リザーバアクセスポートは内部に形成された1対の別個のリザー バを有するハウジングを具える。各流体リザーバは別個の隔壁プラグによってシ ールされた対応するアクセス孔を有している。隔壁プラグはハウジングに掛合す る包囲体によって、所定位置に取り付けられている。 1対の流体通路を有する送出ステムは、通常、対をなす流体リザーバの間で、 ハウジングの外部から突出している。このため、流体リザーバは比較的大きく離 間し、アクセスポートの全体の寸法が増大する欠点がある。 従来の複合リザーバアクセスポートの他の問題点は、アクセスポートを移植す る方法にある。移植するためには、アクセスポートを収容し、設置する皮下の空 所をまず形成する。これを行うため、アクセスポートを移植しようとする位置の 患者の皮膚を切開する。次にこの切開口から、皮膚の下にアクセスポートを挿入 する。 しかし、アクセスポートの静止後、アクセスポートの送出ステムは常に最後に 皮下の空所内に収容しなければならない。そうしないと、アクセスポートの送出 ステムにカテーテルを連結することができない。大部分の複合リザーバアクセス ポートの送出ステムは、流体リザーバの間にハウジングの縦の側面から突出して いる。このようなアクセスポートを移植するには、移植位置において、少なくと もアクセスポートの長さだけ切開を行わなければならない。このようにして初め て、切開傷口を通じて、アクセスポートを収容し、次に、送出ステムを収容する ことができる。切開傷口の長さが長ければ長い程、アクセスポートを自由に利用 できるようになるまでの、切開傷口の治療期間が長くなり、感染症、又はその他 の余病を発生する傾向が大きくなる。 従来の複合リザーバアクセスポートの付加的な欠点は種々の異なる形式のカテ ーテルに連結することができないことである。通常、カテーテルの内腔内でアク セスポートのステムを摺動させることによって、カテーテルをアクセスポートに 取り付ける。次に、ステムが収容されているカテーテル上にロックスリーブを摺 動させ、送出ステムと、カテーテルとの間を有効にシールする。 従来の複合リザーバアクセスポートは限定された内腔の形態を有する限定され た材料で造られた対応するカテーテルでなければ連結することができない。この ような限定のため、医者は使用されるアクセスポートによるよりも、患者の必要 性に基づく望ましいカテーテルを使用することができない。 発明の目的、及び発明の要約 本発明の目的は改良した複合リザーバ脈管アクセスポートを得るにある。 本発明の他の目的は従来の複合リザーバアクセスポートと同一の流体容量を有 しながら、従来のアクセスポートより寸法が小さいアクセスポートを得るにある 。 本発明の付加的目的は患者の身体内の狭い面積の組織内に移植することができ 、小さな子供や幼児にも使用することができる複合リザーバアクセスポートを得 るにある。 本発明の更に他の目的は患者の皮膚の僅かな切開口から皮下移植することがで きる複合リザーバアクセスポートを得るにある。 最後に、本発明の目的は種々の材料から成る、又は種々の内腔形態を有する複 合内腔カテーテルに、選択的に取り付けることができる複合リザーバアクセスポ ートを得るにある。 本発明の付加的目的、及び利点は次の説明に述べるが、一部は既に説明したと ころから明らかであり、本発明の実施により明らかである。本発明の目的と、利 点は請求の範囲に記載された手段、及びその組合せによって実現し得るものであ る。 上述の目的を達成するため、及び具体化し、広くここに説明したように、本発 明により、移植できる送給システムが得られる。このシステムは移植できる複合 リザーバアクセスポートを有する。このアクセスポートは直立して包囲する側壁 を持つ床部を有するハウジングを具える。 基端流体リザーバはハウジングの基端に形成され、基端アクセス孔を通じてハ ウジングの外部に連通している。同様に、末端流体リザーバはハウジングの末端 に形成され、末端アクセス孔を通じてハウジングの外部に連通している。 更に、ハウジングはハウジングの側壁に形成された第1流体流通路を有する。 この第1流体流通路はハウジングの末端における所定の送出位置と、基端流体リ ザーバとの間に延在している。更に、第2流体流通路は末端流体リザーバと、所 定の送出位置との間に延在している。 自由末端を有する送出ステムは送出位置においてハウジングから突出する。送 出ステムは送出ステムの末端に第1、及び第2の送出フォーク部材を有する。第 1、及び第2の送出フォーク部材のおのおのは外面、及び内面を有する。対向す る内面は送出ステムの末端に溝孔を画成している。 また、送出ステムは第1流体ダクトと、第2流体ダクトとを有する。第1流体 ダクトは送出ステムの第1送出フォーク部材に縦方向に貫通して、第1流体流通 路まで延びる。第2流体ダクトは送出ステムの第2送出フォーク部材に縦方向に 貫通して、第2流体流通路まで延びる。 針を貫入させ得るコンパウンド隔壁は基端アクセス孔と、末端アクセス孔との 上にある。このコンパウンド隔壁は頂面と、底面とを有する隔壁ウェブを具える 。この底面上に1対のプラグを設置するが、これ等プラグはそれぞれ対応する1 個のアクセス孔内に収容されている。対応する1個のプラグに個々に配列された 1対のニードルターゲットドームを隔壁ウェブの頂面上に設置する。 また、アクセスポートは隔壁をハウジングに圧縮し、取り付ける形態のクラン プを有する。このクランプはハウジングの床部を収容する形態の内面を有するシ ューを具える。また、このクランプは貫通して形成された1対の孔を有するキャ ップを具える。このキャップはコンパウンド隔壁と、ハウジングとを収容する形 態であり、ニードルターゲットドームをキャップの孔の中に収容している。従っ て、キャップはシューに掛合し、隔壁をハウジングに圧縮し、ハウジングのアク セス孔をシールする。 また、この流体送給システムは送出ステムに選択的に取り付けられる複合内腔 カテーテルを有する。複合内腔カテーテルはポリウレタン、又はシリコーンで造 ることができ、D字状、又は台形の内腔を有することができる。 最後に、複合内腔カテーテルを送出ステムに取り付けるのにロックスリーブを 使用する。このロックスリーブは基端と、末端と、縦方向に貫通する通路を画成 する内面とを具える。ロックスリーブの内面は複合内腔カテーテルの本体壁の一 部をステムの外面の一部に半径方向内方に圧縮する。このことは、第1、及び第 2の送出フォーク部材のそれぞれの末端を複合内腔カテーテルの対応する1個の 内腔内に個々に収容し、ステムを収容した複合内腔カテーテルをロックスリーブ の通路内に位置させた時、達成される。 本発明流体送給システムは種々の独特の利点を有する。例えば、ハウジングの 末端に送出ステムを位置させることにより、リザーバは送出ステムに対し縦方向 に一線になる。このような形態の場合、移植位置において、皮下の空所内にアク セスポートを縦方向に前進させることができる。その結果、移植位置における切 開はアクセスポートの長さではなく、その幅を収容する長さだけあれば十分であ る。 更に、単一のコンパウンド隔壁を使用することによって、装置の流体リザーバ を互いに密接して位置させることができ、アクセスポートの寸法を減少させる。 アクセスポートの寸法を最小にすることによって、アクセスポートを大人の腕の 、以前は不便であった移植位置でも移植することができ、小児でも幼児でも使用 することができる。 図面の簡単な説明 上述の、及びその他の本発明の利点と、目的とを一層明らかにするため、添付 図面を参照して、本発明を説明する。これ等の図面は例として、本発明の実施例 を示すに過ぎず、これ等の実施例は本発明を限定するものでない。 図1は患者の脈管システム内に送り込まれたカテーテルの一端を取り付けた複 合リザーバアクセスポートを患者の上腕内に縦方向に移植した斜視図である。 図2は図1に示すアクセスポートの拡大斜視図である。 図3は図2に示すアクセスポートの分解した状態の斜視図である。 図4A、図4B、及び図4Cは図3に示すアクセスポートの送出ステムの製造 工程をそれぞれ示す縦断面図である。 図4Dは図4Cに示す送出ステムの末端から見た端面図である。 図4Eは図4Cに示す送出ステムの基端から見た端面図である。 図4Fは図4Cに示す送出ステムの代わりの実施例の基端から見た端面図であ る。 図5は図2に示すアクセスポートのサブアセンブリの図3の5−5線に沿う断 面図である。 図6は図5に示すアクセスポートのサブアセンブリの6−6線に沿う断面図で ある。 図6Aは基端リザーバからステムまで延びる流体流通路をかご形部材の側壁に 形成した図6に示すアクセスポートのサブアセンブリの代案の実施例の断面図で ある。 図6Bはかご形部材の代わりにC字状スリーブを使用する図6に示すサブアセ ンブリの代わりの実施例の断面図である。 図6Cはケーシングに通して、かご形部材を延在した図6に示すアクセスポー トのサブアセンブリの代わりの実施例の断面図である。 図7は図2に示すアクセスポートのサブアセンブリの7−7線に沿う断面図で ある。 図8は図7に示すコンパウンド隔壁の圧縮状態の斜視図である。 図9は図8に示すコンパウンド隔壁から突出するフォーク部材の9−9線に沿 う断面図である。 図10は図8に示すコンパウンド隔壁の連結ウェブの10−10線に沿う断面 図である。 図11は図8に示すコンパウンド隔壁の11−11線に沿う断面図である。 図12は図7に示す状態に圧縮されているコンパウンド隔壁の材料の流れを示 す線図である。 図13はかご形部材の代わりに、床部の無い環状スリーブを使用している図3 に示すアクセスポートの代案の実施例の断面図である。 図14は3個の独特の内腔カテーテルのうちの1個をロックスリーブによって 図3のアクセスポートに選択的に取り付けた多数カテーテル連結システムの斜視 図である。 図15は図14に示すアクセスポートのステムに取り付けられるようにした選 択カテーテルの断面図である。 図16は図15に示すアクセスポートに取り付けられたカテーテルの断面図で ある。 図示の実施例の詳細な説明 図1において、胸12から腕14を上げている患者10を示す。静脈16は腕 14を経て、胸12内に延びている。本発明の要旨を有する縦に配列された複合 リザーバアクセスポート18の一実施例を腕14の内側に皮下移植している。ま た、このアクセスポート18に結合された細長い柔軟な複合内腔カテーテル20 もアクセスポート18と共に移植されている。カテーテル20は腕14の静脈1 6に入り、患者10の胸12内に延びている。 カテーテル20の基端22を流体連通するよう、アクセスポート18に取り付 ける。カテーテル20の末端24は胸12内の希望する位置まで、静脈16内に 進行している。 注射器23の針を使用して、アクセスポート18内の流体リザーバのいずれか に皮膚を通して医薬を送給する。次に、この医薬はカテーテル20を経て移動し 、最後にカテーテル20の末端24から患者10の身体内に排出される。 代案として、注射器23をアクセスポート18内に収容し、流体試料を吸い出 すようにすることができる。カテーテル20の末端24にある体内の流体をカテ ーテル20内に吸引し、次にこのカテーテル20を通じてアクセスポート18に 、更に注射器23内に吸引する。 図1に示したアクセスポート18の拡大斜視図を図2に示す。図示のアクセス ポート18は基端25と、反対側の末端27とを有する。後に詳細に説明するよ うに、カテーテル20の基端22をロックスリーブ260によって、アクセスポ ート18の末端27に流体連通するように取り付ける。アクセスポート18の内 部構造を一層良く理解するため、アクセスポート18の素子を分解図で示す図3 をここに参照する。 図3に示すように、アクセスポート18は剛強ハウジング26を有し、このハ ウジング26はケーシング28と、頂部が開いたかご形部材32とを有する。ケ ーシング28は基端流体リザーバ30と、対向する末端容器31とを有する。末 端容器31はかご形部材32を収容する形態であり、このかご形部材32は末端 流体リザーバ34を画成する。送出ステム36をハウジング26に連結し、基端 流体リザーバ30と、末端流体リザーバ34との両方に流体結合し得るようにす る。 更に、アクセスポート18はハウジング26に取り付けられたコンパウンド隔 壁38を有し、この隔壁によって基端流体リザーバ30と、末端流体リザーバ3 4とを覆うようにする。コンパウンド隔壁38は針を貫通し得る弾性の材料から 成り、これによりリザーバ30、又は34のいずれかに、針によって選択的に接 近することができる。キャップ42と、シュー44とから成るクランプ40を使 用して、コンパウンド隔壁38をハウジング26に圧縮して取り付ける。 送出ステム36は基端46と、反対側の末端48とを有する。末端48に1対 の隣接するフォーク部材50、52を形成する。図4Aに示すように、送出ステ ム36は、ほぼ円筒形のステム本体54から製作されており、このステム本体は 縦軸線Lと、基端面56と、末端面58と、これ等の面間に延在する取り巻いて いる外面60とを有する。旋盤、又はその他の類似プロセスを使用して、基端4 6と、末端48との間の外面60の周りに環状溝62を形成する。同様に、末端 48をテーパにし、ほぼ截頭円錐形にする。 次に、1対の平行な大きなパイロット孔64、66を基端面56から、或る距 離にわたり、ステム本体54内に穿孔する。同様に、1対の一層小さな平行なパ イロット孔68、70を末端面58から穿孔し、大きなパイロット孔64、66 に遭遇するようにする。大きなパイロット孔64、66が小さなパイロット孔6 8、70に交差することによって、ステム本体54に縦方向に貫通する通路69 、71を形成する。 次に、通常の静電ワイヤ放電加工機(以下、「ワイヤEDM」と略称する)を 使用して、通路69、71の内面を再加工する。そうするためには、ワイヤED MのEDMワイヤ72を各通路69、71に貫通して位置させる。各EDMワイ ヤ72の基端74は基端面56の付近に位置する。同様に、各EDMワイヤ72 の末端76は末端面58の末端に位置する。各EDMワイヤ72を対応するワイ ヤ EDMに取り付け、ワイヤEDMによって各EDMワイヤに高周波交流電流を供 給するが、各EDMワイヤ72が5次元の自由運動を有するようにする。この位 置において、各EDMワイヤ72の基端74はステム本体54の縦軸線Lに垂直 な平面内で、円形の方向に独立して動く。しかし、各EDMワイヤ72の末端7 6はステム本体54の縦軸線Lに垂直な平面内で、D字状の方向に独立して動く ことができる。 各EDMワイヤ72の移動によって、各EDMワイヤ72に接触するステム本 体54の部分を静電的に除去する。図4Bに示すように、各EDMワイヤ72の 移動によって、通路69を第1流体ダクト78に変換し、通路71を第2流体ダ クト80に変換する。流体ダクト78、80は隣接して配置されており、ステム 本体54の基端面56と、末端面58との間に縦方向に延在する。各流体ダクト 78、80は平滑な内面82を有し、この平滑な内面82の断面は基端面56に おける円形から、末端面58におけるD字状まで、徐々に連続的に変化している 。内面82の平滑さは、ここを通って流れる流体内の生きている細胞の損傷を防 止するのを助ける。 図4Dに明示するように、送出ステム36の末端48における流体ダクト78 、80はほぼD字状の横断面を有する。これに反し、図4Eに示すように、流体 ダクト78、80は基端46において、ほぼ円形の横断面を有する。 流体ダクト78、80の横断面の形状はその長さに沿って変化するが、流体ダ クト78、80の横断面の面積は基端面56と末端面58との間の全ての点で相 対的に一定である。この一定の横断面積によって、流体ダクト78、80を通じ て達成し得る流速を最適のものにすることができる。 D字状の横断面が円形の横断面と同一の面積を有することにより、必然的に、 D字状の横断面の最小内径は円形断面の内径より小さいことになる。従って、D 字状横断面に形成されているパイロット孔68、70はパイロット孔64、66 の内径より小さい内径を有するように穿孔されている。パイロット孔64、66 はパイロット孔68、70と同一の小さな内径を有するように形成することがで きるが、大きな内径を有するパイロット孔64、66は円形の横断面区域を形成 する際、EDMワイヤ72によって次に除去する材料の量を最少にする。 図4Cに示すように、流体ダクト78、80を一旦完成し、末端48で流体ダ クト78、80間に溝孔81を切ることによって、フォーク部材50、52を生 ぜしめる。EDMワイヤを使用して、溝孔81を形成することができる。このフ ォーク部材50、52は基端84、末端86、及び両者間に延在する湾曲外面8 8を有するように示されている。 外面88は各フォーク部材50、52の末端に位置するロック突起92を有す るように示されている。各ロック突起92は末端面58から半径方向外方に外側 突条94まで拡開している。また外面88は基端84に形成された傾斜遷移肩部 96を有する。円筒部98は遷移肩部96と、ロック突起92との間に延在して いる。フォーク部材50、52はほぼ平坦な内面90を有する。対向する内面9 0が溝孔81を画成している。各内面90の部分91は末端86において、半径 方向外方に拡開していて、複合内腔カテーテル20への取付けを容易にしている 。 更に、図4Cに示す送出ステム36は末端面103と、対向する基端面104 とを有する円筒胴部102を具えている。フォーク部材50、52の基端84は 円筒胴部102の末端面103に形成されており、従ってフォーク部材50、5 2はこの末端面103から突出している。 図4C、及び図4Eに示すように、胴部102の基端面104は半円形突出端 面105と、隣接する凹端面112とから成る。凹端面112も半円形であり、 突出端面105の末梢部に形成されている。第2流体ダクト80は凹端面112 を貫通している。貫通する第1流体ダクト78を有する円筒ボス106は突出端 面105から突出している。円筒ボス106は円筒側壁108と、僅かに湾曲す る環状端面110とを有する。 図示の実施例では、流体ダクト78、80の基端46は図4Eに示すように円 形横断面を有する。しかし、代案の実施例では、流体ダクト78、80は任意の 希望する横断面の形態を有することができる。例として挙げるだけで、これに限 定されないが、図4Fに示すように、流体ダクト78の基端114と、流体ダク ト80の基端115とはそれぞれD字状横断面を有する。 図4Eのボス106は円形の横断面を有するが、このボス106を種々の代案 の形態に形成することもできる。例として挙げるだけで、これに限定されないが 、 ほぼD字状の横断面を有するボス116を図4Fに示す。 送出ステム36は不銹鋼、又はチタンのような金属で造られる。代案として、 送出ステム36をプラスチック、セラミック、又は複合材料のような他の材料か ら形成することもできる。 図3に戻り、ケーシング28は頂面118、床部120、及び両者間に延在す る環状側壁122から成る。ケーシング28は基端124と、対向する末端12 6との間に縦方向に延びる8の字の形態を有する。代案として、ケーシング28 は円形、又は長方形であってもよい。 ケーシング28の頂面18に隔壁ウェブ凹所129を形成する。隔壁ウェブ凹 所129は水平に配置された座128と、垂直に指向する内側壁130とによっ て部分的に画成されている。内側壁130は座128を包囲しており、座128 と、ケーシング28の頂面118との間に延在している。 ケーシング28の基端124における座128内に沈み孔を形成して、基端流 体リザーバ30にする。図5に明示するように、基端流体リザーバ30のための 基端アクセス孔131と、末端流体リザーバ34のための末端アクセス孔133 とを含む空間を座128が画成している。基端流体リザーバ30は更に、円筒側 壁132と、床部134とによって画成されている。 図3を参照し、ケーシング28の末端126において、座128内に沈み孔を 形成して、円筒側壁136と、床部138とによって画成された末端容器31に する。基端流体リザーバ30と、末端容器31との間に分割壁140が延在する 。 末端容器31の側壁136内にチャネル142を窪みとして設ける。チャネル 142は分割壁140から、ケーシング28の末端126における所定の送出位 置141まで延在する。移送ポート144を分割壁140に貫通し、基端流体リ ザーバ30と、チャネル142との間を流体連通させる。環状送出ポート146 は送出位置141におけるケーシング28の側壁122に貫通しており、末端容 器31と、チャネル142と、ケーシング28の外部との間を流体連通させる。 頂部が開いたかご形部材32は内面150と、外面152とを有する環状スリ ーブ148から成る。スリーブ148は頂部端縁154と、床部156との間に 延在する。頂端縁154はスリーブ148によって包囲される末端アクセス孔1 33を画成する。内面150と、外面152との間に環状入口ポート160を貫 通する。代案として、頂部が開いたかご形部材32はスリーブ148、及び床部 156によって形成された円筒内部でなく、平滑な腕(わん)形の内部部材にす ることができる。 かご形部材32、及びケーシング28は不銹鋼、又はチタンのような金属で造 るが、代わりにプラスチック、セラミック、又は複合材料のような他の材料で造 ることもできる。 図5に示すように、かご形部材32の頂端縁154が座128と同一平面とな り、座128の一部を形成するよう、頂部を開放したかご形部材32を収容する ように末端容器31の形態を定める。頂部端縁154を座128に溶接、又はそ の他の方法で流体密に取り付けて連結する。 かご形部材32の入口ポート160がケーシング28の送出ポート146に一 線になるように、末端容器31内にかご形部材32を配置する。図6に明示する ように、結果として送出ステム36の胴部102は送出ポート146内に収容さ れていると共に、同時に、ボス106はかご形部材32の入口ポート160内に 収容されている。通常のチタン溶接技術、又はその他の取付け方法を使用し、ス テム36の胴部102と、ケーシング28との間を流体が通らないようにシール する。同様の技術を使用して、送出ステム36のボス106と、かご形部材32 との間を流体が通らないようにシールする。 ボス106を互いに補足的に収容できるようにかご形部材32の入口ポート1 60の形態が定められている限り、送出ステム36のそれぞれボス106、及び 胴部102を種々の代わりの形態に形成することができる。同様に、胴部102 を互いに補足的に収容し得るよう、ケーシング28の送出ポート146の形態を 定める必要がある。かご形部材32の入口ポート160と、送出ステム36のボ ス106とが互いに捕捉し合う円形の形態であり、ケーシング28の送出ポート 146と、送出ステム36の胴部102とが互いに捕捉し合う円形の形態であれ ば、ボス106を入口ポート106に対し一線にして取り付け、更に胴部102 を送出ポート146に対し一線にして取り付けるのが最も容易であることがわか った。 上述したようにケーシング28、かご形部材32、及び送出ステム36を相互 に連結した場合、基端流体リザーバ30と、送出ステム36との間、及び末端流 体リザーバ34と、送出ステム36との間に区別した流体連通が得られる。図6 に矢印Aによって示すように、基端流体リザーバ30内の流体は分割壁140の 移送ポート144を通じて流れ、流体流通路162に入り、かご形部材32の周 縁の周りに移動する。流体流通路162はかご形部材32を末端容器31内に挿 入して、初めて完全に形成される。従って、流体流通路162はケーシング28 のチャネル142と、かご形部材32の外面152とによって区画されている。 流体流通路162からの流体は第1流体ダクト78の基端46に入り、次に第1 流体ダクト78の末端48から排出される。 図6に矢印Bによって示すように、末端流体リザーバ34内の流体は第2流体 ダクト80の基端46内に直接入り、ここを通って、その末端48から排出され る。 図6Aは代案の実施例としてのハウジング26Aを示す。図6Aに示すように 、流体流通路162は依然としてケーシング28と、かご形部材32との間に区 画されているが、チャネル142は末端容器31の環状側壁136に凹所として 形成されているのでなく、かご形部材32の外面152に凹所として形成されて 示されている。 図6Bに示す他の代案の実施例のハウジング26Bでは、かご形部材32の代 わりに、内面163、外面165、及び外端縁167を有するC字状スリーブ1 64を使用する。入口ポート160は内面163と、外面165との間に延びて いる。C字状スリーブ164は十分に大きく、移送ポート144、チャネル14 2、及び送出ポート146を覆ってている。この場合、別個の流体連通は基端流 体リザーバ30から第1流体ダクト78まで、及び末端流体リザーバ34と、第 2流体ダクト80との間に可能である。 ハウジング26Bの場合、末端流体リザーバ34はC字状スリーブ164の内 面163と、C字状スリーブ164によって覆われていない末端容器31の部分 とによって画成されている。基端流体リザーバ30と、末端流体リザーバ34と の間の流体連通を防止するため、C字状スリーブ164の外側端縁167の全て の点を末端容器31に対し溶接、又はその他の方法でシールすることが必要であ る。 他の代案の実施例のハウジング26Cを図6Cに示す。ここに示すように、頂 面118から床部120まで、ケーシング28に途切れることなく形成されてい る通路166内に、床部175を有し、頂部を開放したかご形部材169を収容 するように、ケーシング28の形態を定める。このようにして、かご形部材16 9の床部175はケーシング28の床部120と同一平面であるから、かご形部 材169の床部175はケーシング28の外部から見ることができる。かご形部 材169は前に述べた実施例のかご形部材32と同一の素子を有し、かご形部材 32に関し前に述べたのと同じようにケーシング28と相互に作用する関係にあ る。 また、図13は最終的な代案の実施例のハウジング26Dを示す。ここに開示 するように、かご形部材32の代わりに、頂端縁247と、底端縁249とを有 する環状スリーブ246を使用する。スリーブ246も内面248、外面250 、及び両者間に延在する入口ポート160を有する。 かご形部材32に関して上述したのと同様に、スリーブ246を使用する。か ご形部材32と、環状スリーブ246との相違点は、環状スリーブ246が床部 156を有しないことである。その結果、スリーブ246の底端縁249を末端 容器31に溶接し、又はシールする必要があり、これにより、基端流体リザーバ 30と、末端流体リザーバ34との間の流体連通を防止する。 本発明の一実施例では、第2流体ダクト80と、末端流体リザーバ34との間 にシールされた流体連通を行うため流体継手手段を設ける。例として挙げるだけ で、限定されないが、流体継手手段の一実施例は送出ステム36のボス106を 含み、かご形部材32の入口ポート160と組み合わせて、ケーシング28の送 出ポート146を介して、末端流体リザーバ34にボス106を連結する。 このような流体継手手段の代わりの実施例では、図4Fに関して前に説明した ボス106に代わる形態を有し、更に、図6A〜図6C、及び図13に関して前 に説明したハウジングの実施例において、入口ポート160を形成したものに代 わる構造を有することができる。第2流体ダクト80に連通させるのに使用する ケーシング28と、かご形部材32とに分離した通路を形成することができる。 代案として、ボス106をかご形部材32から突出させ、ケーシング28に通し 、送出ステム36内の第2流体ダクト80に連結することができる。 また、本発明は送出ステム36内の第1流体ダクト78に流体連通する基端流 体リザーバ30を設置するため、ケーシング28と、スリーブとの間に流体導管 手段を設ける。例として挙げるだけで、限定するものでないが、このような流体 導管手段の一例には、図3、図5、及び図6に関して前に説明したような末端容 器31の側壁136に、窪みとして形成されたチャネル142と、末端容器31 内に収容されたかご形部材32とによって形成された流体流通路162を設ける 。移送ポート144によって基端流体リザーバ30から流体流通路162まで流 体を流す。送出ポート146によって流体流通路162と、送出ステム36との 間に流体を流す。 このような流体導管手段の代案の実施例は図6Aにおけるように、かご形部材 32の外面に、窪みとして形成したチャネル142を有し、又はチャネル142 を閉じるため、末端容器31内に収容されたような図6B、図6C、及び図13 に示す種々の構造を有する。 また、本発明では、流体リザーバ30、34のおのおのと、ハウジング26の 外部との間に分離した流体連通を行わせる送給手段を設ける。例として挙げるだ けで、限定しないが、このような送給手段には、流体継手手段の開示した構造、 及び代案の実施例の構造のおのおのと、流体導管手段の開示された構造、及び代 案の実施例の構造のおのおのとを設ける。 図3、及び図5において、基端アクセス孔131、及び末端アクセス孔133 を覆い、シールするためにコンパウンド隔壁38を使用する。図7、及び図8に 示すように、コンパウンド隔壁38は頂面170、底面172、及び両者間の側 面174を有する平坦隔壁ウェブ168を具える。また、コンパウンド隔壁38 は基端171と、末端173との間に縦方向に延在する。後に一層詳細に説明す るように、ケーシング28の隔壁ウェブ凹所129内にきちんと収容し得るよう 連結ウェブ168の形態を定める。 連結ウェブ168の底面172から円筒基端プラグ176と、円筒末端プラグ 178とを突出させる。図7に明らかなように、基端プラグ176と、末端プラ グ178とのおのおのに底面180を設け、この底面180と、連結ウェブ16 8の底面172との間に環状側壁182を延在させる。 図8において、コンパウンド隔壁38は連結ウェブ168の頂面170からそ れぞれ突出する基端ニードルターゲットドーム184と、末端ニードルターゲッ トドーム186とを具える。基端ニードルターゲットドーム184は基端プラグ 176に対し一線に配列されている。同様に、末端ニードルターゲットドーム1 86は末端プラグ178に対し一線に配列されている。 例えば、基端ニードルターゲットドーム184と、連結ウェブ168と、基端 プラグ176とを通して基端流体リザーバ30内に針を貫通し得るような材料で あって、圧縮可能で、弾性的に変形し得る材料で、コンパウンド隔壁38を造る のが好適である。一実施例では、コンパウンド隔壁38を医療用等級品質のシリ コーンで造る。代案の実施例では、コンパウンド隔壁38を他の医療用等級品質 のエラストーマ、又はゴムで造ることもできる。 図3に戻り、クランプ40を使用して、コンパウンド隔壁38をハウジング2 6に取り付ける。クランプ40はキャップ42と、シュー44とを有する。キャ ップ42は頂面188と、底面190と、両者間に延在する側壁192とを有す るように示す。また、キャップ42も基端198と、対向する末端200とを有 する。 基端198において、キャップ42の頂面188に基端孔202を貫通する。 同様に、末端200において、頂面188に末端孔204を貫通する。コンパウ ンド隔壁38のニードルターゲットドーム184、186をそれぞれ収容し得る ように孔202、204の形態を定める。 ブリッジ206を頂面188上に設置し、基端孔202と、末端孔204との 間にブリッジ206を延在させる。触覚設置突条208をブリッジ206上に直 立させるが、その位置はアクセスポート18を移植した位置における患者10の 皮膚を医療専門家が触診することによって確認できる位置である。このように、 一旦、触覚設置突起208の位置が確認されると、その両側の基端流体リザーバ 30の位置、及び末端流体リザーバ34の位置も自動的に決定される。従って、 この触覚設置突起208によって、基端流体リザーバ30、又は末端流体リザー バ34に、注射器23の針を正確に向けるのを容易にする。 キャップ42の基端198の付近から傾斜ノーズ210を外方に突出する。こ の傾斜ノーズ210によって、患者10の皮膚の中の皮下移植空所内に、アクセ スポート18を容易に挿入することができる。末端200において、キャップ4 2の側壁192にステム溝孔212を突き抜けて設ける。ハウジング26をクラ ンプ40内に配置した時、送出ステム36を収容し得るようにステム溝孔212 の形態を定める。 ステム溝孔212の両側に、キャップ42の側壁192から放射方向にタブ2 14を突出する。タブ214には縫合溝孔216を形成する。この縫合溝孔21 6を使用して、患者10の皮膚内の移植空所にアクセスポート18を縫合する。 キャップ42の内面194は収容室196を画成する。図7に明示するように 、底面190における内面194に、環状取付け溝217を形成する。 キャップ42の基端198に、内面194によって空所218を画成する。こ の空所218は材料コストを最少にするために形成されており、またキャップ4 2について全ての位置で比較的一定の厚さを有するキャップ42を形成するため でもある。キャップ42を医療用等級品質のプラスチックで成型するのがよい。 代案の実施例では、キャップ42を金属、セラミック、又は複合材料から造るこ とができる。材料厚さが比較的一定になるようキャップ42を形成することによ って、成型プラスチック、又はその他の材料の冷却速度の相違から生ずる変形を 最小にする。 頂端縁220、及び底端縁222を有する取付け突条219を具えるシュー4 4を図3に示す。また、取付け突条219は外面226と、内面228とを有す る。底端縁222において、内面228からリップ230を半径方向内方に突出 する。更に、シュー44は基端232と、対向する末端234とを有する。基端 232の外面226から舌片236を突出する。末端234に溝付きステムキャ リエッジ238を位置させる。 本発明の新規な要旨の一つは、コンパウンド隔壁38と、基端アクセス孔13 1、及び末端アクセス孔133を覆い、シールするためのこのコンパウンド隔壁 38の使用との形態である。 単一のコンパウンド隔壁38を使用して、リザーバ30、34の両方を覆い、 シールする。コンパウンド隔壁38は基端流体リザーバ30と、末端流体リザー バ34との間に流体通路が生ずるのを防止すると共に、アクセスポート18の外 部と、リザーバ30、34のいずれかとの間に流体が移送されるのを防止する。 2個の個々の隔壁ではなくて、単一のコンパウンド隔壁38を使用することによ って、ハウジング26内に、互いに密接してリザーバ30、34を位置させるこ とができ、これによりアクセスポート18の全体の寸法を減少させることができ る。 コンパウンド隔壁38をアクセスポート18内に組み込んだ時、コンパウンド 隔壁38が希望する性質を有するように、その形態を定める。例えば、コンパウ ンド隔壁38を通して、針をリザーバ30、34のいずれか一方に通した時、隔 壁38が針の外面の周りを有効にシールし、隔壁38と、針の外面との間に流体 が流れるのを防止する。また、隔壁38がアクセスポート18内に一旦設置され た時、隔壁38が針を保持する所定の力を発揮するよう、隔壁38の形態を定め る。ここに針を保持する力とは貫通する針が抜けることに抵抗しようとする隔壁 38の傾向を言う。 隔壁38のシール有効性、及び針を保持する力は、ハウジング26、及びクラ ンプ40によって隔壁38に加わる半径方向圧縮力の量に一部関係する。一般に 、隔壁38に加わる圧縮力が大きい程、シール有効性、及び針を保持する力が大 きくなる。 しかし、コンパウンド隔壁38に針を挿入した時、隔壁が針をコアリングして しまう程、隔壁38に加わる圧縮力が大きくてはいけない。針を隔壁38に挿入 した時、隔壁38の一部が針の内側に強制的に押圧される程、組み入れた隔壁3 8に加わる応力が非常に大きい場合に、コアリングが発生する。針の内側に強制 的に押圧された隔壁38の部分は隔壁38から離れ、隔壁38を通じて、狭い通 路ができる。コアリングが続くと、最後は隔壁が故障する。 アクセスポート18が皮下に配置された時、針を隔壁38に通す位置に、正確 に針を指向させるのが困難であるのが普通である。従って、アクセスポート18 内に設置した時、コンパウンド隔壁38の露出した区域を横切ってほぼ均一な性 質を有するようコンパウンド隔壁38の形態を定めるのである。即ち、隔壁38 と、針との間の相互作用は、針を隔壁38に通す位置がどのような位置であろう とも、ほぼ類似しているようにすべきである。 コンパウンド隔壁38に関する上述の目的を達成するため、基端プラグ176 は側壁182によって画成された外側周縁を有する。更に、基端流体リザーバ3 0は内側壁130によって画成される内側周縁を有する。基端プラグ176の外 側周縁は基端流体リザーバ30の内側周縁より僅かに大きい。この周縁の寸法の 差は十分に小さく、基端プラグ176の座屈を生ずることなく、基端プラグ17 6を基端流体リザーバ30内に手で収容することができる。この寸法差の結果、 基端プラグ176を基端流体リザーバ30内に収容した時、基端プラグ176の 周縁の周りに半径方向内方に均一な力が加わる。基端プラグ176に加わるこの 半径方向内方の力を図9に矢印R1によって示す。 末端プラグ178が末端流体リザーバ34に対する寸法関係は、基端プラグ1 76が基端流体リザーバ30に対する寸法関係と同一である。従って、図9に示 すように、末端プラグ178を末端流体リザーバ34内に配置した時、末端プラ グ178の周縁の周りの側壁183に半径方向に均一な力R1が加わる。 隔壁ウェブ168も側面174によって画成される外周緑を有する。更に、隔 壁ウェブ凹所129は内側壁130によって画成される内側周縁を有する。隔壁 ウェブ168の外周縁は隔壁ウェブ凹所129の内周縁より大きい。周縁の寸法 の差は十分に小さく、コンパウンド隔壁38に顕著な座屈を生ずることなく、隔 壁ウェブ168を隔壁ウェブ凹所129内に手で収容することができる。その結 果、隔壁ウェブ168を隔壁ウェブ凹所129内に収容した時、隔壁ウェブ凹所 129の内側壁130は隔壁ウェブ168の側面174を半径方向内方に圧縮す る。隔壁ウェブ168に加わる比較的均一な、半径方向内方に指向する力は図1 0に矢印R2によって示す。 図10にも示すように、隔壁ウェブ168は基端シール部240を有し、この 基端シール部240は基端プラグ176の上方に隔壁ウェブ168の区域として 画成されている。また、隔壁ウェブ168は末端シール部242を有し、この末 端シール部は末端プラグ178の上方に位置する隔壁ウェブ168の区域として 画成されている。更に、隔壁ウェブ168も基端シール部240と、末端シール 部242との間の中心部244を有する。 図10に示すように、ハウジング26の内側壁130によって生ずる半径方向 の力R2は基端シール部240、及び末端シール部242の周りに均一でない。 また特に、隔壁ウェブ168の中心部244には、シール部240、242に半 径方向に押圧作用をする半径方向の力は加わらない。このようにして、隔壁ウェ ブ凹所129の内側壁130によってシール部240、242を横切って加わる 応力は均一でない。 隔壁ウェブ168に加わる力に均一性が欠如しているのを正すため、隔壁ウェ ブ168の側面174の高さを隔壁ウェブ凹所129の内側壁130の高さより 僅かに高くする。その結果、コンパウンド隔壁38を隔壁ウェブ凹所129内に 収容した時、側面174は内側壁130の頂面118の上方に突出する。 アクセスポート18の構成部品を組み立てるため、ハウジング26、及びコン パウンド隔壁38をキャップ42の収容室196内に収容する。キャップ42の 基端孔202内に基端ニードルターゲットドーム184があり、キャップ42の 末端孔204内に末端ニードルターゲットドーム186があるように、コンパウ ンド隔壁38を位置させる。次にシュー44をキャップ42の底面190に一線 にする。図7に示すように、シュー44をキャップ42に押圧し、ケーシング2 8の床部120をシュー44のリップ230に着座させ、シュー44の取付け突 条219をキャップ42の取付け溝217内に位置させる。 その結果、コンパウンド隔壁38をハウジング26と、キャップ42との間に 圧縮する。隔壁ウェブ168をハウジング26の座128と、キャップ42の内 面194との間に圧縮する。このため、図11に示すように、軸線方向の圧縮力 Vが隔壁ウェブ168に加わる。 図12において、破線258は垂直圧縮力Vを加える前のコンパウンド隔壁3 8を示し、実線は圧縮力Vを加えた後のコンパウンド隔壁38の生じた形状を示 す。コンパウンド隔壁38を形成している材料の可撓性の結果、圧縮力Vを加え ると、圧縮された材料の一部は基端シール部240、及び末端シール部242に 向け、内方に半径方向に流れる。この材料の流れを矢印Fによって示す。圧縮力 Vを受ける隔壁ウェブ168の部分の厚さが減少し、この材料の流れによって隔 壁38の残りの部分の厚さが増大する。 圧縮力Vは各シール部240、242の周縁の周りに均一に加わる。材料の側 方への流れ(F)の結果、圧縮力Vは水平圧縮力に変換され、この水平圧縮力は 隔壁ウェブ168のシール部240、242の区域のあたりに均一に、分散して いる。 コンパウンド隔壁38に加わるこれ等の力の合力はコンパウンド隔壁38では アクセス孔131、158をシールすることになると共に、隔壁ウェブ168の シール部240、242の周りの比較的均一な圧縮力となり、この圧縮力は設置 された隔壁内に針をシールし、針を保持する希望する性質を生ずる。 コンパウンド隔壁38をキャップ42と、シュー44との間に置いて、キャッ プ42の底面190において、キャップ42と、シュー44とを互いに超音波溶 接し、又は互いに取り付ける。キャップ42をシュー44に取り付けることによ り、コンパウンド隔壁38をハウジング26に押圧維持し、上述の特性をコンパ ウンド隔壁38に与える。キャップ42をシュー44に点溶接して両者間に開放 継目を残すことができる。この開放継目は酸化エチレンのような滅菌ガスを入れ るのに十分大きく、血液が通過するには十分小さい。 本発明の一実施例では、アクセス孔のそれぞれにシール掛合するよう、ハウジ ング26に隔壁38を取り付けるためのクランプ手段を設ける。例として述べる だけで、限定しないが、このようなクランプ手段の一実施例は図3、及び図7に 関し、前に説明したように、キャップ42と、シュー44とを有する。クランプ 手段の代案の実施例を図13に示し、この場合、キャップ42にはノーズ210 が無く、シュー44には舌片236が無い。キャップ44の側壁192は基端1 98において、ほぼ平坦である。他の実施例では、キャップ42と、シュー44 とを連結する突条、及び溝の形態を逆にすることができる。通常の連結構造を使 用して、キャップ42と、シュー44とをスナップ結合することができる。 図14に示すように、本発明はアクセスポート18のような医療装置と、複数 個の、3個の複合内腔カテーテルの中から選択した選択複合内腔カテーテル20 との間を流体密に結合し、機械的に結合するカテーテル連結システム252を有 する。カテーテル連結システム252は上述したような送出ステム36と、ロッ クスリーブ260とを有する。 ロックスリーブ260は基端290と、対向する末端292と、その間の外面 294とを有するように示す。環状押圧リング296を外面294から半径方向 外方に突出して、外面294を包囲する。ロックスリーブ260を把持し、前進 させるのに押圧リング296を使用する。 また、本発明はロックスリーブ260の外面294との摩擦掛合を増大させる ための把持手段を設ける。例として挙げるだけで、限定するものでないが、把持 手段の一実施例は押圧リング296を有する。把持手段の代案の実施例は種々の 断面形態を有する押圧リングを有する。また、把持手段はロックスリーブ260 を選択的に押圧するのに使用するために延在する肩部を有する異なる2個の外径 から成る外面294のような外面を有することができる。 ロックスリーブ260の末端292において、外面294を包囲するように環 状ダイノッチ259を設け、末端292を基端290から視覚で容易に区別でき るインキのような染料を収容し得るように、ノッチ259の形態を定める。この ようにすれば、ロックスリーブ260をいずれの方向に使用すべきかをロックス リーブ260の使用者が確かめるのが容易である。この目的のため、使用するイ ンキは例えば或る量のタングステンを含んでいて、ラジオパク(X線その他の放 射を十分には通さない)であるのが有利である。 図15に示すように、ロックスリーブ260は基端面254と、末端面256 との間に縦方向に延在する通路300を画成する内面298を有する。内面29 8は環状ロックリング302と、このロックリングから基端290に向け、半径 方向外方に傾斜する第1截頭円錐部304と、ロックリング302からロックス リーブ260の末端292に向け、半径方向外方に傾斜する第2截頭円錐部30 6とを有するように示す。基端面254には、第1截頭円錐部304まで延びる 拡大円筒凹所308を窪みとして形成する。また、末端面256には、第2截頭 円錐部306まで延びる円筒凹所310を形成する。 図14において、第1複合内腔カテーテル262、第2複合内腔カテーテル2 64、及び第3複合内腔カテーテル266から選択カテーテル20を選択する。 各複合内腔カテーテル262、264、266は外面270と、内面272とを 有する本体壁268と、隔壁274とを有し、この隔壁274は内面272上の 離間位置276、278間に延在して、本体壁268内に縦方向に延在する2個 の別個の流体流内腔280、282を画成している。 しかし、第1カテーテル262はシリコーンから造られ、第2カテーテルはポ リウレタンから造られている。第3カテーテルはシリコーン、又はポリウレタン で造ることができる。第1カテーテル262、及び第2カテーテル264の各内 腔280、282はほぼD字状の横断面を有する。これに反し、第3カテーテル 266の各内腔280、282は台形の横断面を有する。従って、各カテーテル 262、264、266は材料組成、及び相互に異なる内腔の形態の組合せを有 する。 使用中、送出ステム36のフォーク部材50、52を選択カテーテル20の個 々の内腔280、282内に収容し、選択カテーテル20の基端254を胴部1 02の側壁100に押圧する。この状態において、図16に示すように、隔壁2 74はフォーク部材50、52間の溝孔81内に収容されている。 ロックスリーブ260をフォーク部材50、52上の選択カテーテル20の部 分の上に前進させる。胴部102の側壁100が凹所308内に収容され、ロッ クリング302がロック突起92の付近に位置するように、ロックスリーブ26 0を位置させる。 ロックスリーブ260はフォーク部材50と、内腔282との間、及びフォー ク部材52と、内腔280との間にシールされた流体継手を形成するように機能 する。このことは、送出ステム36の外面88にカテーテル20の本体壁268 を圧縮するロックスリーブ260の内面298によって一部達成されている。ま た特に、ロック突起92の直ぐ近くの位置で、ロックリング302は本体壁26 8を送出ステム36に圧縮している。送出ステム36の外面88と、カテーテル 20の本体壁208との間の相互作用は、これ等の間にシールされた流体連通を 生ぜしめている。 フォーク部材50、52へのロックリング302の半径方向圧縮力は末端48 においてフォーク部材50、52に楔作用を及ぼす。フォーク部材50、52間 の隔壁274を圧縮することによって、各フォーク部材50、52の内面90と 、隔壁274との間にシールされた流体を発生する。 各フォーク部材50、52のD字状の形態は、カテーテルの内腔の横断面の形 態に関係なく、選択されたカテーテル20に関し上述したものとほぼ同じように 、フォーク部材50、52への各カテーテル262、264、266の連結を可 能にする。 本発明は本発明の精神、即ち基本的特徴から逸脱することなく、他の特殊な形 態で実施することができる。上述の実施例は全ての態様において図示したに過ぎ ず、これに限定されるものでない。従って本発明は上述の記載よりも次の請求の 範囲に示されている。全ての変更は請求項に相当する範囲内にあり、本発明の範 囲内にある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリスティアン ケリー ジェイ アメリカ合衆国 アイダホ州 83201 ポ カテッロ サッターフィールド ドライヴ 2390 (72)発明者 イーリアセン ケネス エイ アメリカ合衆国 ユタ州 84088 ウェス ト ジョーダン サウス マックダフ レ イン 9362 (72)発明者 ローゼンブラット メル アメリカ合衆国 コネティカット州 06515 ニュー ヘイヴン バイロン プ レイス 51

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)複数個の分離した流体リザーバを包囲し、針が貫入しないハウジング であって、前記流体リザーバのおのおのが対応するアクセス孔を通じて、前記ハ ウジングの外部に連通しているハウジングと、 (b)針が貫入できる隔壁であって、前記アクセス孔の上にあるコンパウンド隔 壁とを具え、このコンパウンド隔壁は (i)頂面と底面とを有する平坦隔壁ウェブと、 (ii)前記流体リザーバの前記アクセス孔の対応する1個内にそれぞれ収容され、 前記ウェブの前記底面から突出する複数個の分離したプラグとを具え、更に、 (c)前記アクセス孔のおのおのにシールして掛合するよう前記隔壁を前記ハウ ジングに取り付けるクランプ手段を具えることを特徴とするアクセスポート。 2.各前記プラグを前記アクセス孔の対応する1個内に収容した時、前記隔壁ウ ェブを収容する形態に、前記ハウジングに形成された隔壁ウェブ凹所を更に具え る請求項1に記載のアクセスポート。 3.前記ハウジングに頂面を設け、前記分離した流体リザーバがこの頂面を通じ て前記ハウジングの外部に連通しており、前記隔壁ウェブ凹所が、 (a)前記複数個の流体リザーバへの各アクセス孔を画成するよう、前記頂面内 に窪みとして設けた座と、 (b)前記座と前記頂面との間に延びる高さを有し、前記座を包囲している内側 壁とから成る請求項2に記載のアクセスポート。 4.前記隔壁ウェブはその前記頂面と底面との間に延在する高さを有する側面を 有し、前記隔壁ウェブの前記側面の前記高さが前記隔壁ウェブ凹所の前記内側壁 の高さより一層大きい請求項3に記載のアクセスポート。 5.前記隔壁ウェブは前記側面によって画成された外側周縁を有し、前記隔壁ウ ェブ凹所は前記内側壁によって画成された内側周縁を有し、前記隔壁ウェブ凹所 の前記内側周縁より前記隔壁ウェブの前記外側周縁が一層大きく、これにより、 前記隔壁ウェブを前記隔壁ウェブ凹所内に収容した時、前記隔壁ウェブ凹所の前 記内側壁が前記隔壁ウェブの前記側面を半径方向内方に移動させる請求項4に記 載のアクセスポート。 6.各前記プラグは対応する側面によって画成された外側周縁を有し、各前記流 体リザーバは前記対応する内面によって画成された内側周縁を有し、各前記プラ グの前記外側周縁が各対応する流体リザーバの前記内側周縁より一層大きく、こ れにより、前記プラグをそれぞれの前記流体リザーバ内に収容した時、各前記流 体リザーバの前記内面によって前記プラグの対応する1個の前記側面を半径方向 内方に移動させる請求項1に記載のアクセスポート。 7.前記コンパウンド隔壁は前記頂面上に複数個の分離したニードルターゲット ドームを更に具え、各前記ターゲットドームは対応する1個の前記プラグの反対 側に設置されている請求項1に記載のアクセスポート。 8.前記コンパウンド隔壁がシリコーンから成る請求項1に記載のアクセスポー ト。 9.前記アクセス孔は前記ハウジングの頂面に貫通して形成され、前記ハウジン グはその前記頂面の反対側に床部を有し、前記クランプ手段は前記ハウジングの 前記床部を収容する形態のシューを具えた請求項1に記載のアクセスポート。 10.前記クランプ手段は前記コンパウンド隔壁と、前記ハウジングの前記頂面 とを収容して前記シューに掛合する形態のキャップを具え、これにより前記隔壁 を前記ハウジングの前記頂面に圧縮する請求項9に記載のアクセスポート。 11.金属、プラスチック、セラミック、及び複合材料から成る材料の群から選 択した材料で前記ハウジングを造った請求項1に記載のアクセスポート。 12.金属、プラスチック、セラミック、及び複合材料から成る材料の群から選 択した材料で前記キャップを造った請求項10に記載のアクセスポート。 13.(a)床面と、頂面とを有し、複数個の分離した流体リザーバを包囲する ハウジングであって、このハウジングの前記頂面に貫通して形成された対応する アクセス孔を介して各前記流体リザーバがこのハウジングの外部に連通している ハウジングと、 (b)各前記複数個の流体リザーバと、前記ハウジングの外部との間を流体連通 させる送給手段と、 (c)各前記アクセス孔の上にあり、針が貫入し得るコンパウンド隔壁と、 (d)前記ハウジングの前記床部を収容する形態のシューと、 (e)前記コンパウンド隔壁と、前記ハウジングの前記頂面とを収容して前記シ ューに掛合する形態のキャップとを具え、これにより、前記隔壁を前記ハウジン グの前記頂面に圧縮することを特徴とするアクセスポート。 14.前記シューは (a)内面を有する環状突条と、 (b)この環状突条の前記内面から直角に突出する環状リップとを具える請求項 13に記載のアクセスポート。 15.前記キャップはその基端から突出する傾斜ノーズを有する請求項13に記 載のアクセスポート。 16.前記キャップがこのキャップから突出する縫合ループを有する請求項13 に記載のアクセスポート。 17.前記コンパウンド隔壁は (a)頂面と、底面と、両者間に延在する側面とを有する隔壁ウェブと、 (b)前記隔壁ウェブの前記底面から突出し、前記流体リザーバの前記アクセス 孔の対応する1個内に個々に収容されている複数個の分離したプラグとを具える 請求項13に記載のアクセスポート。 18.前記隔壁ウェブの前記頂面上の複数個のニードルターゲットドームを前記 コンパウンド隔壁が更に具える請求項17に記載のアクセスポート。 19.前記キャップがそれに貫通する複数個の孔を具え、これ等孔の対応する1 個内に個々の前記ニードルターゲットドームが収容されている請求項18に記載 のアクセスポート。 20.前記キャップに貫通して形成された各前記複数個の孔の間に、触覚設置突 条を突出させた外面を前記キャップが有する請求項19に記載のアクセスポート 。 21.前記ハウジングの外面に連通する所定の送出位置と、前記流体リザーバの 対応する1個との間に、それぞれ個々に延びている複数個の分離した流体流通路 を前記送給手段が具える請求項13に記載のアクセスポート。 22.前記ハウジングの送出位置から遠方の末端まで突出するステムを更に具え 、このステムの末端から前記流体流通路の対応する1個まで延びる複数個の流体 ダ クトを前記ステムが具える請求項21に記載のアクセスポート。 23.前記キャップがプラスチックから成る請求項13に記載のアクセスポート 。 24.前記ハウジングが金属から成る請求項13に記載のアクセスポート。 25.(a)基端と、末端と、両側にこれ等基端と末端との間に延在する頂面と 床部とを有する細長いハウジングを具え、このハウジングは、 (i)前記ハウジングの前記頂面に貫通して形成された基端アクセス孔を通じて前 記ハウジングの外部に連通するよう前記ハウジングの前記基端に形成された基端 流体リザーバと、 (ii)前記ハウジングの前記頂面に貫通して形成された末端アクセス孔を通じて前 記ハウジングの外部に連通するよう前記ハウジングの前記末端に形成された末端 流体リザーバと、 (iii)前記ハウジングの前記末端の所定の送出位置と、前記基端流体リザーバと の間に前記ハウジングに形成された第1流体流通路と、 (iv)前記所定の送出位置と前記末端流体リザーバとの間に前記ハウジングに形成 された第2流体流通路とを具え、 (b)末端が前記ハウジングから遠方になるよう前記送出位置において前記ハウ ジングから突出する送出ステムを具え、この送出ステムは、 (i)前記送出ステムの前記末端と前記第1流体流通路との間に前記送出ステムを 縦方向に貫通する第1流体ダクトと、 (ii)前記送出ステムの前記末端と前記第2流体流通路との間に前記送出ステムを 縦方向に貫通する第2流体ダクトとを具え、 (c)前記基端アクセス孔と前記末端アクセス孔との上に位置する前記ハウジン グの前記頂面に配置され、針を貫入し得るコンパウンド隔壁と、 (d)前記隔壁を前記ハウジングに圧縮するクランプとを具え、 (i)前記コンパウンド隔壁を前記ハウジングの前記頂面に配置してこのハウジン グの頂面を収容する形態のキャップと、 (ii)前記ハウジングの前記床部を収容し、前記キャップに掛合する形態のシュー とから前記クランプを構成したことを特徴とする複合リザーバアクセスポート。 26.前記クランプはこのクランプの基端から突出する傾斜ノーズを具える請求 項25に記載の複合リザーバアクセスポート。 27.前記クランプはこのクランプから突出する縫合ループを具える請求項25 に記載の複合リザーバアクセスポート。 28.前記キャップはこのキャップに貫通する1対の孔と、これ等1対の孔の間 に前記キャップから突出する触覚設置突条とを具える請求項25に記載の複合リ ザーバアクセスポート。 29.前記クランプをプラスチックで構成した請求項25に記載の複合リザーバ アクセスポート。 30.前記ハウジングは直立する側壁を有する床部を具える請求項25に記載の 複合リザーバアクセスポート。 31.前記第1流体流通路を前記ハウジングの前記側壁に形成した請求項30に 記載の複合リザーバアクセスポート。 32.(a)頂面と、床面と、両者間に延在する側面とを有する隔壁ウェブと、 (b)前記基端アクセス孔と前記末端アクセス孔とに個々に収容され、前記隔壁 ウェブの前記底面から突出する1対の分離したプラグとを前記コンパウンド隔壁 が具える請求項25に記載の複合リザーバアクセスポート。 33.各前記プラグを前記アクセス孔の前記対応する1個に収容した時、前記隔 壁ウェブを収容する形態になるよう前記ハウジングに形成された隔壁ウェブ凹所 を更に具える請求項32に記載のアクセスポート。 34.前記ハウジングに頂面を設け、この頂面を通じて前記アクセス孔が前記ハ ウジングの外部に連通しており、 (a)前記複数個の流体リザーバへの各アクセス孔を画成するよう前記頂面内に 窪みとして設けた座と、 (b)前記座と前記頂面との間に延びる高さを有し、前記座を包囲している内側 壁とを前記隔壁ウェブ凹所が具えている請求項33に記載のアクセスポート。 35.前記隔壁ウェブはその前記頂面と底面との間に延在する高さを有する側面 を有し、この側面の前記高さが前記隔壁ウェブ凹所の前記内側壁の高さより一層 高い請求項34に記載のアクセスポート。 36.前記隔壁は前記隔壁ウェブの前記頂面から突出する1対のニードルターゲ ットドームを更に具える請求項32に記載の複合リザーバアクセスポート。 37.(a)基端と末端とを有するステム胴部と、 (b)このステム胴部の前記基端の一部から突出するボスと、 (c)前記ステム胴部の前記末端から突出して自由末端で終わる第1送出フォー ク部材とを前記送出ステムが具え、前記第1流体ダクトは前記第1送出フォーク 部材と、前記ステム胴部と、前記ボスとを縦方向に貫通しており、前記第1流体 ダクトの一端の横断面は他端の横断面と異なり、更に、 (d)前記ステム胴部の前記末端から前記第1送出フォーク部材に平行に突出し て自由末端で終わる第2送出フォーク部材を前記送出ステムが具え、前記第2流 体ダクトは前記第2送出フォーク部材と、前記ステム胴部とを縦方向に貫通して おり、前記第2流体ダクトの一端の横断面は他端の横断面と異なっている請求項 25に記載のアクセスポート。 38.前記第1フォーク部材の前記自由端における前記第1流体ダクトの端部は ほぼD字状の横断面を有する請求項37に記載のアクセスポート。 39.前記ボスにおける前記第1流体ダクトの端部はほぼ円形横断面を有する請 求項37に記載のアクセスポート。 40.前記ステム胴部の前記基端における前記第2流体ダクトの端部はほぼ円形 の横断面を有する請求項37に記載のアクセスポート。 41.前記第1流体ダクトの横断面がその両端間に平滑に連続的に変化している 請求項37に記載のアクセスポート。 42.各前記送出フォーク部材は外面と内面とを有し、前記送出フォーク部材の 前記内面は平行に対向する関係に配置されて前記送出ステム内に溝孔を画成して いる請求項37に記載のアクセスポート。 43.前記送出ステムは各前記送出フォーク部材の前記外面上に半径方向外方に 突出するロック突起を更に具える請求項42に記載のアクセスポート。 44.前記ボスはほぼ円筒形の形態を有する請求項37に記載のアクセスポート 。 45.移植できる流体送給システムにおいて、 (a)移植できる複合リザーバアクセスポートを具え、この複合リザーバアクセ スポートは (i)基端と末端とを有するハウジングを具え、このハウジングは (A)前記ハウジングの前記基端に形成され、基端アクセス孔を通じて前記ハウ ジングの外部に連通する基端流体リザーバと、 (B)前記ハウジングの前記末端に形成され、末端アクセス孔を通じて前記ハウ ジングの外部に連通する末端流体リザーバと、 (C)前記ハウジングの前記末端における所定の送出位置と、前記基端流体リザ ーバとの間に前記ハウジングに形成された第1流体流通路と、 (D)前記所定の送出位置と、前記末端流体リザーバとの間に前記ハウジングに 形成された第2流体流通路とを具え、 前記複合リザーバアクセスポートは更に (ii)前記送出位置において前記ハウジングから突出し、このハウジングから遠方 の末端を有する送出ステムを具え、この送出ステムは (A)外面と、対向する内面とをそれぞれ有し、前記対向する内面が前記送出ス テムの前記末端に溝孔を画成しており、前記送出ステムの前記末端にある第1、 及び第2の送出フォーク部材と、 (B)前記送出ステムの前記第1送出フォーク部材に縦方向に貫通して前記第1 流体流通路まで延びる第1流体ダクトと、 (C)前記送出ステムの前記第2送出フォーク部材に縦方向に貫通して前記第2 流体流通路まで延びる第2流体ダクトとを具え、 前記複合リザーバアクセスポートは更に (iii)前記基端アクセス孔、及び前記末端アクセス孔の上にあり、針を貫入し得 るコンパウンド隔壁と、 (iv)前記ハウジングに前記隔壁を圧縮する形態のクランプとを具え、このクラン プは (A)前記ハウジングの前記床部を収容する形態のシューと、 (B)前記コンパウンド隔壁、及び前記ハウジングの前記頂面を収容し、前記シ ューに掛合する形態のキャップとを具え、これにより、前記隔壁を前記ハウジン グに圧縮し、更に (b)隔壁によって分離された1対の縦方向に延びる流体流内腔を包囲する本体 壁を具える複合内腔カテーテルと、 (c)基端と、末端と、内面とを有するロックスリーブとを具え、この内面はこ のロックスリーブを縦方向に貫通する通路を画成しており、前記第1、及び第2 の送出フォーク部材のおのおのの前記末端を前記複合内腔カテーテルの前記内腔 の対応する1個内に個々に収容して、内部に収容された前記ステムを有する前記 複合内腔カテーテルを前記ロックスリーブの前記通路内に位置させた時、前記ロ ックスリーブの前記内面は前記複合内腔カテーテルの前記本体壁の一部を前記ス テムの前記外面の一部に半径方向内方に圧縮することを特徴とする移植できる流 体送給システム。 46.前記ハウジングは更に直立する側壁を有する床部を具える請求項45に記 載の移植できる流体送給システム。 47.前記第1流体流通路が前記ハウジングの前記側壁に形成されている請求項 46に記載の移植できる流体送給システム。 48.前記コンパウンド隔壁は (a)頂面、底面、及び両者間に延びる側面を有する平坦隔壁ウェブと、 (b)前記隔壁ウェブの前記底面から突出し、前記基端アクセス孔、及び前記末 端アクセス孔内に個々に収容されている1対の分離したプラグとを具える請求項 45に記載の流体送給システム。 49.前記キャップから突出する触覚設置突条を更に具える請求項45に記載の 移植できる流体送給システム。 50.前記クランプの基端から突出する傾斜ノーズを更に具える請求項45に記 載の移植できる流体送給システム。 51.前記複合内腔カテーテルがシリコーンから成り、各前記内腔の前記内面が ほぼD字状である請求項45に記載の移植できる流体送給システム。 52.前記複合内腔カテーテルがポリウレタンから成り、各前記内腔の前記内面 がほぼD字状である請求項45に記載の移植できる流体送給システム。 53.前記複合内腔カテーテルはシリコーンから成り、各前記内腔の前記内面が ほぼ台形である請求項45に記載の移植できる流体送給システム。 54.前記ロックスリーブの前記内面がほぼ円筒状のロックリングを具える請求 項45に記載の移植できる流体送給システム。 55.前記第1、及び第2の送出フォーク部材のおのおのがその外面から半径方 向に突出するロック突起を有し、各前記送出フォーク部材の前記末端が前記複合 内腔カテーテルの個々の内腔内に、個々に収容されて、前記ステムを収容してい る前記複合内腔カテーテルが前記ロックスリーブの前記通路内に位置している時 、前記ロック突起の付近に設置されるよう前記ロックリングが位置している請求 項54に記載の移植できる流体送給システム。 56.前記ロックスリーブの前記内面は前記ロックリングから外方に、前記ロッ クスリーブの前記基端まで、半径方向に傾斜する截頭円錐形第1部分を更に具え る請求項54に記載の移植できる流体送給システム。 57.前記ロックリングから外方に前記ロックスリーブの前記末端まで半径方向 に傾斜する截頭円錐形第2部分を更に具える請求項54に記載の移植できる流体 送給システム。 58.前記ロックスリーブはこのロックスリーブの前記外面の前記末端に形成さ れたダイノッチを具える請求項45に記載の移植できる流体送給システム。 59.前記ロックスリーブはこのロックスリーブの前記外面との摩擦掛合を増大 させる把持手段を更に具える請求項45に記載の移植できる流体送給システム。 60.前記ロックスリーブの前記外面を包囲して、この外面から半径方向外方に 突出する環状押圧リングを前記把持手段が具える請求項59に記載の移植できる 流体送給システム。 61.複合リザーバアクセスポートのサブアセンブリにおいて、 (a)床部と、この床部から直立する包囲側壁とを有するハウジングを具え、こ のハウジングは (i)前記ハウジングの基端における前記側壁の内部の基端流体リザーバと、 (ii)前記ハウジングの末端における前記側壁の内部の末端流体リザーバと、 (iii)前記ハウジングの前記末端における所定の送出位置での前記ハウジングの 外部と、前記基端流体リザーバとの間に、前記ハウジングの前記側壁に形成され た流体流通路とを具え、 (b)前記ハウジングから遠方に末端があるよう、前記送出位置において前記ハ ウジングから突出する送出ステムを具え、この送出ステムは (i)前記送出ステムの前記末端と、前記流体流通路との間に前記送出ステムに縦 方向に貫通する第1流体ダクトと、 (ii)前記送出ステムの前記末端と、前記末端流体リザーバとの間に、前記送出ス テムに縦方向に貫通する第2流体ダクトとを具えることを特徴とする複合リザー バアクセスポート用サブアセンブリ。 62.前記末端流体リザーバを前記基端流体リザーバから分離する分割壁を更に 具える請求項61に記載のサブアセンブリ。 63.収容した前記送出ステムを前記送出位置に形成した送出ポートを更に具え 、この送出ポートが前記ハウジングの外部と、前記流体流通路との間に延在して いる請求項61に記載のサブアセンブリ。 64.(a)前記送出ポートに対しほぼ一線に、前記流体流通路から前記末端流 体リザーバまで前記ハウジング内に形成された入口ポートと、 (b)前記第2流体ダクトが貫通する前記送出ステムの基端から突出するボスで あって、前記ステムの前記基端を前記送出ポート内に収容した時、前記入口ポー ト内に収容されるボスとを更に具える請求項63に記載のサブアセンブリ。 65.前記ハウジングは更に (a)内面を有する前記ハウジングの前記末端に形成された末端容器と、 (b)前記末端容器内に収容されたスリーブとを具え、このスリーブは (i)前記末端容器の前記内面の第1部分に取り付けられた外面と、 (ii)内面とを具え、このスリーブのこの内面と、前記第1部分を除く前記末端容 器の前記内面の部分とによって前記末端流体リザーバを画成している請求項61 に記載のサブアセンブリ。 66.前記スリーブがほぼC字状である請求項65に記載のサブアセンブリ。 67.前記スリーブが連続リングの形態を有する請求項65に記載のサブアセン ブリ。 68.前記ハウジングが (a)内面を有する前記ハウジングの前記末端に形成された末端容器と、 (b)外面と内面とを有し前記末端容器内に収容されているかご形部材であって 、このかご形部材の前記内面が前記末端流体リザーバを画成している頂部が開い たかご形部材とを具える請求項61に記載のサブアセンブリ。 69.(a)前記ハウジングの外部と、前記末端容器との間に延在し、前記送出 位置に形成された送出ポートと、 (b)この送出ポートにほぼ一線をなし、前記頂部が開いたかご形部材の前記外 面と、前記内面との間に延在する入口ポートと、 (c)前記ステムの前記基端を前記送出ポート内に収容した時、前記入口ポート 内に収容されるボスであって、貫通する前記第2流体ダクトを有する前記送出ス テムの基端から突出するボスとを更に具える請求項68に記載のサブアセンブリ 。 70.前記ハウジングが金属から成る請求項61に記載のサブアセンブリ。 71.前記ハウジングがプラスチックから成る請求項61に記載のサブアセンブ リ。 72.前記ハウジングがセラミックから成る請求項61に記載のサブアセンブリ 。 73.前記送出ステムの前記末端の1対の平行に離間する送出フォーク部材を前 記送出ステムが具える請求項61に記載のサブアセンブリ。 74.前記送出ステムの前記末端における前記第1流体ダクトの横断面がほぼD 字状である請求項61に記載のサブアセンブリ。 75.前記送出ステムの前記基端における前記第1流体ダクトの横断面がほぼ円 形である請求項61に記載のサブアセンブリ。 76.(a)基端に基端流体リザーバを形成し、末端に末端容器を形成したケー シングと、 (b)前記末端容器内に収容され、外面が前記末端容器の前記内面の一部に掛合 するスリーブと、 (c)前記ケーシングから遠方に自由末端があるよう前記ケーシングの前記末端 における所定の送出位置において前記ケーシングから突出する送出ステムとを具 え、この送出ステムは (i)前記ステムの前記末端から前記ケーシングまで縦方向に延在する第1流体ダ クトと、 (ii)前記ステムの前記末端から前記末端容器まで縦方向に延在する第2流体ダク トとを具え、更に (d)前記基端流体リザーバを前記送出ステムの前記第1流体ダクトに流体連通 させるため、前記ケーシングと、前記スリーブとの間の流体導管手段を具えるこ とを特徴とする複合リザーバアクセスポート用サブアセンブリ。 77.前記スリーブがほぼC字状である請求項76に記載のサブアセンブリ。 78.前記スリーブが連続する円筒形リングを具える請求項76に記載のサブア センブリ。 79.前記末端流体リザーバを画成する内面を有する頂部が開いたかご形部材を 形成するよう、前記スリーブに取り付けられたベースを更に具える請求項78に 記載のサブアセンブリ。 80.前記流体導管手段は (a)前記末端容器の内面に窪みとして形成され、前記ケーシングの前記末端か ら前記分割壁まで延びるチャネルと、 (b)前記ケーシングに貫通して、前記ケーシングの前記末端から前記チャネル まで延びる送出ポートと、 (c)前記分割壁に貫通して、前記基端流体リザーバから前記チャネルまで延び る移送ポートとを具える請求項76に記載のサブアセンブリ。 81.前記流体導管手段は (a)前記スリーブの前記外面に窪みとして形成され、前記ケーシングの前記末 端から前記分割壁まで延びるチャネルと、 (b)前記ケーシングに貫通して、前記ケーシングの前記末端から前記チャネル まで延びる送出ポートと、 (c)前記分割壁に貫通して前記基端流体リザーバから前記チャネルまで延びる 移送ポートとを具える請求項76に記載のサブアセンブリ。 82.(a)前記送出ポートにほぼ一線に、前記スリーブに形成された入口ポー トと、 (b)前記ステムの前記基端が前記送出ポート内に収容された時、前記入口ポー ト内に収容されるボスであって、このボスに貫通する前記第2流体ダクトを有し 、前記送出ステムの前記基端から突出するボスとを更に具える請求項80に記載 のサブアセンブリ。 83.前記送出ステムが前記送出ステムの前記末端に形成された1対の送出フォ ーク部材を更に具える請求項76に記載のサブアセンブリ。 84.前記ケーシングが金属で構成されている請求項76に記載のサブアセンブ リ。 85.前記スリーブが金属で構成されている請求項76に記載のサブアセンブリ 。 86.(a)基端に形成された基端流体リザーバと、末端に形成された末端容器 とを有するケーシングと、 (b)前記末端容器の内面の所定の部分に掛合する外面を有するかご形部材であ って、前記末端容器内に収容された末端流体リザーバを画成する頂部が開いたか ご形部材と、 (c)前記かご形部材と前記末端容器との間に設置された流体流通路であって、 前記基端流体リザーバから前記ケーシングの前記末端における所定の送出位置の 前記ケーシングの外部まで延在する流体流通路と、 (d)前記ケーシングから遠方に末端があるよう、前記送出位置において前記ケ ーシングから突出する送出ステムとを具え、この送出ステムは (i)前記送出ステムの前記末端と前記流体流通路との間に前記送出ステムに縦方 向に貫通する第1流体ダクトと、 (ii)前記送出ステムの前記末端と前記末端流体リザーバとの間に、前記送出ステ ムに縦方向に貫通する第2流体ダクトとを具えることを特徴とする複合リザーバ アクセスポート用サブアセンブリ。 87.直立して包囲する側壁を有する床部を前記ケーシングが具える請求項86 に記載のサブアセンブリ。 88.前記ケーシングの前記側壁に前記流体流通路が形成されている請求項86 に記載のサブアセンブリ。 89.前記流体流通路は前記頂部が開いたかご形部材の前記外面に窪みとして形 成されたチャネルを具える請求項86に記載のサブアセンブリ。 90.前記かご形部材は (a)外側周縁を有するベースと、 (b)前記ベースの前記外側周縁から直角に突出する円筒スリーブとを具える請 求項86に記載のサブアセンブリ。 91.(a)前記ケーシングの前記外部と前記末端容器との間に延在し、前記送 出位置にある送出ポートと、 (b)前記送出ポートにほぼ一線に、前記かご形部材に形成された入口ポートと 、(c)前記送出ステムの前記基端から突出するボスであって、このボスに貫通 する前記第2流体ダクトを有し、前記ステムの基端を前記送出ポート内に収容し た時、前記入口ポート内に収容されるボスとを更に具える請求項86に記載のサ ブアセンブリ。 92.前記ステムの前記末端に形成された1対の送出フォーク部材を更に具え、 前記第1流体ダクト、及び前記第2流体ダクトは前記送出フォーク部材の対応す る1個内に個々に配置された請求項86に記載のサブアセンブリ。 93.前記送出フォーク部材のおのおのが外面、及び内面を有し、この内面が前 記送出ステム内に溝孔を画成している請求項86に記載のサブアセンブリ。 94.各送出フォーク部材の各外面上に半径方向外方に突出するロック突起を前 記送出ステムが更に具える請求項92に記載のサブアセンブリ。 95.前記送出ステムが金属で構成されている請求項93に記載のサブアセンブ リ。 96.前記送出ステムは (a)基端と末端との間に延在する外面と、 (b)前記送出ステムの前記末端における前記第1流体ダクトの横断面がほぼD 字状であり、前記送出ステムの前記基端における前記第1流体ダクトの横断面が ほぼ円形である前記第1流体ダクトを画成する内面とを具える請求項86に記載 のサブアセンブリ。 97.前記送出ステムの前記基端と前記送出ステムの前記末端との間で、前記第 1流体ダクトの前記横断面の形状が平滑に連続的に変化している請求項96に記 載の送出ステム。 98.貫通する前記第2流体ダクトを有し、前記ステムの前記基端から突出する ボスを更に具える請求項96に記載の送出ステム。 99.前記ボスがほぼ円筒状の形態を有する請求項98に記載の送出ステム。 100.前記ステムの前記末端において、前記第1流体ダクトと前記第2流体ダ クトとの間に縦方向に延在する溝孔を更に具える請求項96に記載の送出ステム 。 101.前記ステムの前記末端において前記ステムの前記外面上に半径方向外方 に突出するロック突起を更に具える請求項96に記載の送出ステム。 102.前記送出ステムが金属から成る請求項96に記載の送出ステム。 103.(a)末端容器と、頂部が開いた基端流体リザーバと、この基端流体リ ザーバに対し前記末端容器の反対側にある所定の送出位置と前記基端流体リザー バとの間に延びる流体流通路とを、針が貫入し得るケーシングに形成する工程と 、 (b)頂部が開いたかご形部材を前記末端容器内に位置決めし、これにより頂部 が開いた末端流体リザーバを前記かご形部材内に画成する工程と、 (c)縦方向に貫通する第1、及び第2の流体ダクトを包囲する送出ステムを製 造する工程と、 (d)前記第1流体ダクトが前記流体流通路に連通し、前記第2流体ダクトが前 記末端流体リザーバに連通するよう、前記所定の送出位置において前記送出ステ ムの基端を前記ケーシングに取り付ける工程と、 (e)針が貫入し得るコンパウンド隔壁によって前記末端流体リザーバの頂部、 及び前記基端流体リザーバの頂部を覆う工程と、 (f)前記コンパウンド隔壁を前記ケーシングにクランプして、前記基端流体リ ザーバと前記末端流体リザーバとの間の流体連通を妨げる工程とから成ることを 特徴とする複合リザーバアクセスポートの製造方法。 104.前記位置決め工程が (a)前記かご形部材を前記末端容器に挿入する工程と、 (b)前記かご形部材の頂端縁を前記ケーシングに溶着する工程とから成る請求 項103に記載の方法。 105.前記送出ステムを製造する工程が (a)末端面と、基端面と、両者間に延在する包囲外面とを有するステム本体を 設ける工程と、 (b)前記末端面から前記基端面まで前記ステム本体に貫通するパイロット通路 を形成する工程と、 (c)前記パイロット通路を通じて放電加工機(EDM)のワイヤを配置する工 程と、 (d)前記放電加工機のワイヤによって前記パイロット通路に隣接する前記ステ ム本体の一部を除去することにより、前記パイロット通路を拡大し、これにより 流体ダクトの両端の横断面が相違する流体ダクトを形成する工程とから成る請求 項104に記載の方法。 106.前記放電加工機のワイヤを配置する工程の後、前記ステム本体の前記末 端面の外部に位置する末端を前記放電加工機のワイヤが具え、前記パイロット通 路を拡大する工程が前記ステムの前記末端における前記流体ダクト内にほぼD字 状の横断面を生ずるよう、前記放電加工機のワイヤの前記末端を動かす工程を含 む請求項105に記載の方法。 107.前記放電加工機のワイヤを配置する工程の後、前記ステム本体の前記基 端面の外部に位置する基端を前記放電加工機のワイヤが具え、前記パイロット通 路を拡大する工程が前記ステムの前記基端における前記流体ダクト内にほぼ円形 の横断面を生ずるよう、前記放電加工機のワイヤの前記基端を動かす工程を含む 請求項105に記載の方法。 108.前記パイロット通路を形成する工程が (a)前記ステムの前記基端面に第1パイロット孔を穿孔する工程と、 (b)前記パイロット孔に交差するよう十分な距離にわたり前記ステムの前記末 端面に第2パイロット孔を穿孔する工程とを含む請求項105に記載の方法。 109.前記第1パイロット孔の直径が前記第2パイロット孔の直径より一層大 きい請求項108に記載の方法。 110.(a)前記ステム本体の前記基端と前記末端との間の位置で前記ステム 本体の前記外面に包囲する溝を切る工程と、 (b)前記末端において前記ステム本体をテーパにし、これによりこのステム本 体の前記末端から前記溝に向け半径方向外方に拡開し、前記送出ステムを包囲す る突起を形成する工程とを更に具える請求項105に記載の方法。 111.前記ステム本体の前記末端面から前記ステム本体内に縦方向に延在する 溝孔を形成し、これにより前記ステム本体の前記末端において前記溝孔の両側に 1対のフォーク部材を形成する工程を更に具える請求項105に記載の方法。 112.前記コンパウンド隔壁が隔壁ウェブと、その同一側から突出する1対の 隔壁プラグとを具え、前記覆う工程が対応する前記基端流体リザーバと、前記末 端流体リザーバとに個々の前記隔壁プラグをそれぞれ挿入する工程を具える請求 項104に記載の方法。 113.(a)キャップと、シューとの間で前記隔壁を前記ハウジングに圧縮す る工程と、 (b)前記キャップを前記シューに取り付ける工程とを前記クランプする工程が 具える請求項104に記載の方法。
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