JP2001508968A - オーディオ圧縮 - Google Patents

オーディオ圧縮

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JP2001508968A JP53174598A JP53174598A JP2001508968A JP 2001508968 A JP2001508968 A JP 2001508968A JP 53174598 A JP53174598 A JP 53174598A JP 53174598 A JP53174598 A JP 53174598A JP 2001508968 A JP2001508968 A JP 2001508968A
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ドミニク ウエルズ,ニコラス
ジェームズ メイソン,アンドリュー
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    • H04H60/04Studio equipment; Interconnection of studios

Abstract

(57)【要約】 補助データ信号は、信号を復号する間に受信圧縮符号化オーディオ信号から抽出され、その信号を再符号化するのに用いられる復号されたオーディオ信号と交換される。補助データ信号は、例えば、最下位ビットのオーディオ信号と一体化して交換されたり、あるいは、異なる経路を経て進む場合がある。補助データ信号を供給することにより、符号化決定を初めから使用されている符号化決定に整合させて、より透過的復号と再符号化処理を行うことを可能にする;これにより、カスケード復号および再符号化処理から生じる品質劣化の問題を解消することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 オーディオ圧縮 本発明は、圧縮された、すなわち、データ縮小された、あるいはビットレート 縮小された、デジタルオーディオ信号に関する。 本発明は、広範囲のデジタルオーディオ圧縮技術に適用可能である;重要な実 施の形態は、ISO/IEC標準IS 11172−3およびIS 13818 −3に明確に定められている、いわゆる“MPEG オーディオ”符号化である 。 デジタル放送において、特定の作動は、復号されたオーディオ信号においての み行われることが可能である。それに合うように、スタジオ環境における圧縮復 号および再符号化が必要である。もちろん、これらのカスケード復号および再符 号化処理が、品質の劣化を最小にすることが望ましい。ミキシングなどのスタジ オでの作動は、時には、PCM信号をアナログ形式に変換する必要があるけれど も、デジタルPCM信号で行われる。下記の詳細な論議において、本発明は、さ らに、アナログ形式で復号されたアナログ信号を使用することを含んでいること も忘れないでほしいが、焦点を合わせるべき注目点は、PCMフォーマットに復 号されたオーディオ信号を使用していることである。さらに、デジタル放送スタ ジオ環境が、都合の良いことには、本発明を例示していると同時に、本発明は、 圧縮オーディオ信号の別の使用にも適用可能であることも高く評価されるであろ う。 品質の劣化を最小にする、圧縮復号されたオーディオ信号の再符号化を可能に する改良されたデジタルオーディオ信号処理を提供することが、1つの態様にお ける本発明の目的である。 結果的に、本発明は、圧縮符号化オーディオ信号を受信するステップと、符号 化オーディオ信号を圧縮復号するステップと、補助データ信号を抽出するステッ プと、補助データ信号と復号されたオーディオ信号と交換するステップと、補助 データ信号からの情報を利用して、復号されたオーディオ信号を再符号化するス テップとを含むオーディオ信号処理方法の1つの態様を含んでいる。 好ましくは、補助データ信号は、本質的に符号化されたオーディオ信号で構成 されている。 本発明の1つの形式において、補助データ信号は、復号されたオーディオ信号 と同一の信号経路に沿う交換用の復号されたオーディオ信号と結合される。 本発明を、添付の図面に基づき実施の形態により、以下に説明する。 図1は、本発明の実施の形態を利用するデジタル放送スタジオ設備のブロック 図である。 図2は、本発明の第2の実施の形態を示す類似形態のブロック図である。 図3は、パリティシステムが、補助データを搬送するために使用されるとき、 図1のオーディオデコーダ(D1)および挿入ユニット(X)の作動のより詳細 なブロック図である。 図1を参照すると、符号化オーディオビットストリームは、上部左側のデコー ダ(D1)に入り、デコーダは、別の形式のPCM信号が使用される場合もある が、一般にITU−R Rec.647(“AES/EBU”)ビットストリー ムの形の線形PCMオーディオ信号を生ずる。PCM信号は、フェーディングや ミキシング、スイッチングのような設備を提供するスタジオ設備(S)に接続さ れる。この接続は、補助データ信号をPCMオーディオ信号と結合する挿入ユニ ット(X)を通して行われる。その他のオーディオ源は、スタジオ装置に接続さ れる;これらは、PCM信号の形であるが、それらのいくつかまたはすべては、 予め符号化されている場合があり、また局部的に復号されるオーディオ源は、補 助データ信号(例えば、デコーダD2からのPCM信号)を付随する場合がある 。スタジオ装置の出力は、補助データをPCM信号から分離するスプリッタユニ ット(Y)を介してコーダ(C)の入力に印加される。コーダの出力は、符号化 (すなわち、デジタル形式で圧縮された)オーディオ信号である。図1において 、PCM信号経路は、スタジオ装置を経由してデコーダとコーダとを接続する実 線で表わされている。PCM信号が、コーダ(すなわち、補助データ信号が存在 しない)に到着すると、コーダは、独立した再符号化処理を行わなければならな い。これにより、アーチファクトを符号化する形で減損を信号に導入する(予め 符 号化されているが、補助信号を伴わないPCM信号の場合、これらのアーチファ クトは、初期の符号化の結果として既存のものに追加される)。 MPEGオーディオ信号の実施の形態において、信号を搬送する最も重要な情 報は、符号化オーディオフレーム境界の位置である。これらのフレームは、標本 化周波数が48kHzであるとき、これらのフレームの長さは、24msである 。 減損の蓄積は、可能な所で、複合また再符号化をしないことによって完全に排 除可能である。例えば、十分なオリジナル符号化オーディオ信号が、補助データ 信号として、コーダに伝送されると、符号化オーディオ信号は、復号、かつ再符 号化信号に再構成され、または置換されることが可能である。このために、スタ ジオ装置が、透過的にPCM信号を通すことと、スイッチされたり、あるいはミ ックスされたりする符号化ビットストリームが、フレーム整列されるか、あるい はフレーム整列状態にされることとが必要になる。フレーム整列は、ビデオがオ ーディオと関連するテレビジョンなどの適用においてオーディオ/ビジュアルの 同期化(“lip sync”)の問題を起こす可能性がある。 あるいは、補助データ信号が、オリジナル符号化信号のフレーム境界のPCM ビットストリームの位置をコーダに指示すると、符号化データのブロックを形成 したオーディオサンプルのオリジナルグループ(例えば、サブバンドフィルタブ ロック、あるいは同一換算係数を有するサンプルのブロック)が、協調されて、 再符号化信号に等価ブロックを形成する場合、再符号化時に導入される減損を最 小にすることができる。この場合、スタジオ領域内に符号化ビットストリームの フレーム整列を必要としないが、ビットストリーム内に適切なデータブロックの 整列を必要とする。このような整列は、比較的短い遅延の導入によって達成可能 であり、この遅延によりオーディオ/ビデオの同期化には著しい影響を及ぼさな い。さらに、符号化ビットストリームのオーディオ量子化の情報が、コーダ(C )に伝送されると、再符号化時の減損の減少が行われる。 さらなる可能性は、入り符号化ビットストリームのフレーム境界の位置を変え て、同時に、符号化データのオリジナルブロックを保持して、フレームを整列に 近い状態にすることである。比較的に短い遅延は、信号のタイミングを微調整し て、フレーム整列を達成するために用いられる。全入り符号化オーディオ信号が 使用可能な点で、フレームがこのように符号化ビットストリームを整列すると、 オーディオの減損をさらに最小とし、かつ再符号化が、位置を変えられたフレー ム境界で起こる。 フレーム境界が、同一換算係数を有するサンプルのオリジナルブロックを保持 するような方法で位置を変えられる場合、部分復号作動のみが必要とされる。こ の技術は、全復号または再符号化が除去されるので、ビットレート減少デジタル 信号の編集に特に適している。 スタジオが、パケット単位に区切られた基本ストリーム(PES)の形のMP EGオーディオ符号化信号を受信する場合、デコーダのバッファ貯蔵所は、信号 内のプログラムクロック参照(PCR)と、プレゼンテーションタイムスタンプ (PTS)とを使用して、オーディオ信号がローカルクロックと、(適切な場合 )関連ビデオ信号とに正確に合わせられることを確実にするために使用される。 コーダ(C)の再符号化処理によって形成されるブロックを有するスタジオに入 る符号化ビットストリーム内にブロックを整列することを必要とされる信号タイ ミングへの比較的小さな調整は、デコーダ(D1,D2など)のタイミングに若 干の調整を行うか、あるいはPCM信号経路に遅延を導入するかのいずれかによ って行ってよい。 図1の配列において、補助データは、スタジオ装置を通るPCM信号と同一経 路をとり、オーディオに最小の効果を生ずる方法でPCMオーデイオと結合され る。補助データは、オーディオとともに経路を定められ、経路が透過的でない場 合(例えば、フェーディングまたはミキシングのため)、補助信号の修正は、コ ーダで検出され、オーディオの再符号化は、補助信号とは関係なく行われる。経 路が透過的な場合、上述のように、変更されていない補助信号は、オリジナル符 号化信号による再符号化PCM信号の置換、またはできるだけ厳密なオリジナル 信号ブロックの再生を促進する。図1の破線は、補助データが通る経路を示して いる。 信号および関連補助データのあらゆる修正は、補助データの適切な試験によっ て検出される。例えば、補助データは、それぞれの符号化オーディオフレームの 補助データと関連する誤り検出巡回冗長検査ビットを付随する。 予め符号化されなかったオーディオ信号は、いずれの補助データも付随しない し、コーダ(C)によって符号化されるとき、最初の符号化によって導入される 符号化アーチファクトにより減損される。予め符号化されているが、補助データ が使用不可能な信号は、コーダ(C)によって再符号化されるとき、補助の符号 化アーチファクトにより減損される。 説明しているように、補助データ信号は、多くの方法のいずれかの方法で復号 されたオーディオ信号と交換されているが、理解しやすいように、これを満たす 好ましい方法は、図3に関して記述されている。 図3を参照すると、デコーダD1は、圧縮符号化オーディオ信号を受信し、そ れをインタープリタしてサンプル値および符号化情報を得る、例えば、MPEG −2オーディオの場合、ビットアロケーションと、換算係数と、ヘッダ情報のよ うに配列されているビットストリームインタープリタ10を含む。この情報から 、復号されたサンプルは、サンプル再構成要素12によって構成される。ここで は、16ビットサンプルを生ずる場合を示しているが、別のサンプルサイズを使 用してもよい(例えば、8ビット以下あるいは8ビット以上;一般に高品質を必 要とするスタジオアプリケーションサンプルには、20ビット、あるいは24ビ ットを使用してもよい)。符号化に関する情報は、補助データ信号を生ずるため に、この情報を確定フォーマットのデータストリームに結合するフレームフォー マッティング要素14に通過させる。図示されていないが、データ付加源があり 、この付加データは符号化情報と共にフォーマットされて搬送される。補助デー タのフォーマッティングは別として、デコーダの機能は全く従来のものでよいこ とは注目すべきことである。補助データの精密な配列は、重要なことではなく、 必要な情報が抽出されるあらゆる都合のよいフォーマットが選択可能である。 復号されたデータストリームは、16ビットデータとして、最下位ビットを放 棄する挿入ユニット(X)に通され、残りのビット(この場合上位の15)をパ リティ計算機20に通過させる。このパリティ計算の結果が、パリティエンコー ダ22の補助データストリームから符号化される単一データビットと結合され、 ワードのパリティが補助データ信号のデータビットを、1は奇数、0は偶数(ま たは逆も同じ)に符号化する16ビットのワイドなデータワードを再形成する。 結果として生ずる(この場合16ビット)データワードが表わされ、“本当の” オーディオサンプルであるかのように、あらゆる所望のシステムにしたがってシ リアルに伝送される。このように、データ信号を自動的に伝送すると、補助デー タ信号と復号されたオーディオ信号との交換が自動的に行われる。 パリティ符号化を使用することは、必須なことではない;例えば、送られるデ ータは、オーディオデータの最下位ビットとして簡単に送られることが可能であ る。 単一のスプリッタユニットYが、相補的装置を必要とすることは高く評価され るであろう。パリティ符号化の実施の形態において、サンプルデータは、スプリ ッタY(または、最下位ビットが部分的に変更可能である−これは、最下位ビッ トがオーディオ情報を伝えないので、ほとんど相違を生じない)と、全データワ ードに作動するパリティ検査装置の出力として提供される補助データとによって 変化しないまま簡単に通過させられる。補助データは、復号された信号を記録す るのに用いられる、例えば、類似の量子化レベルを使用して、コーダに供給され る。 補助データ信号は、上述の実施の形態のように、復号されたオーディオデータ と直接交換される必要はないが、図2に関して今から記述するように独立した経 路上で伝達される場合もある。 図2を参照すると、PCMオーディオ信号は、スタジオ装置(S)を経由して デコーダ(D1)からコーダ(C)に、スタジオ装置を通る同一経路をとる。し かし、このブロック図において、補助データ信号は、PCMオーディオと結合さ れないが、別々に経路を定められる。この配列は、補助データがPCMオーディ オと結合されないという利点があり、結果として、信号に可聴な変更を起こす危 険性がない。このことは、例えば、スタジオ装置が、オーディオサンプルワード 長によって限定解像度のみを有する場合には、重要なことである。さらに、補助 データは、フェーディングあるいはミキシングによって修正されない。不利な点 は、スタジオ装置(S)を通過するPCMオーディオとの時間調整をさせるため に、補助信号を遅らせる必要があり、また正確な補助データが関連するPCM信 号と共にコーダ(C)に常に表示されるように、スイッチングが補助データ経路 に必要であることである。図1のブロック図のように、コーダが、スタジオ装置 (S)を通る経路が、透過的でない場合、時々補助信号を独立して再符号化する ために必要である。これが起こるのを確実にする1つの方法は、独立した再符号 化が必要なとき、コーダに補助信号の経路を定めるスイッチ(R)が、そのよう な全ての信号を抑制することである。別の方法は、非透過処理の検出可能なスタ ジオ装置(S)を通過するオーディオに従属補助データ信号を加えることである 。これは、例えば、周知の擬似ランダム2進シーケンス(prbs)、あるいはオ ーディオデータの若干またはすべてについて巡回冗長検査データの形式である。 図2において、補助データ経路に必要とされる遅延(T)は、一定であり、適 当な試験によって決定される。しかし、PES形式の入りMPEGオーディオ符 号化ビットストリームは、予め述べられているように、PTSを含み、PCMオ ーディオ信号は、入りPTSを含み、あるいは入りPTSから抽出される時間情 報(例えば、ITU−R Rec.647信号の時間符号)を搬送することが可 能である。補助信号が、同一情報、あるいはPTS自体を含む場合、遅延(T) の初期設定と、遅延の量の結果として伴う検証とは自動的に行われる。 補助データを含むことが可能な信号の実施の形態は: 1.デコーダ(D1,D2など)への入力の符号化オーディオ信号。これは、オ ーディオ関連データおよびPTSばかりでなく、スタジオ領域からの出力で符号 化信号にコピーされるのに必要であるプログラム関連データ(PAD)および誤 り保護などの特定の補助情報をも含んでいる。状況しだいであるが、このような 信号は、再符号化PCM信号の代わりにオリジナル符号化信号を用いること、ま たは上述のように、オリジナル符号化信号内のブロックに近似するオーディオデ ータのブロックでPCM信号を再符号化することをコーダ(C)に可能にする。 符号化オーディオ信号をコーダに伝達して、オーディオの最小の追加減損で再符 号化するための広範囲なオプションを提供する。 2.デコーダへの入力の符号化オーディオサンプルは、量子化オーディオサンプ ル(この量子化オーディオサンプルはPCMオーディオ信号から全く同一に再生 可能である)を差し引く。これは、符号化信号の様々な成分へのビットのアロケ ーションについての情報(時には、“ビットアロケーションデータ”として知ら れている)と、換算係数と、ブロック長(これが関速する符号化構成における) と、PTSと、用いられている符号化システムに関連するその他のあらゆるデー タと共に、オリジナル符号化信号のフレーム境界の位置が、PCM信号の線形オ ーディオサンプルに関して示される信号であり、またはフレーム内のデータのブ ロック位置が導き出される信号である。 3.上記“2”に記述されている信号と類似の信号であるが、記述されている情 報の部分集合を含んでいる(例えば、まさにフレームの境界の位置)。 補助データ信号が、PCMオーディオで転送される方法は、: 1.ITU−R Rec.647ビットストリームの補助サンプルビットにおい て。48kHzのスタジオ標準の標本化周波数で、384kbit/sの全ビッ トレートが、“X”と“Y”の両サブフレームの補助サンプルビットにおいて使 用可能である。この方法は、装置の異なるアイテム間の補助データを伝達するの に理想的であるが、スタジオ装置がこれらの補助サンプルビットを処理する方法 に関して若干の不確実性がある。例えば、スタジオ装置が、PCMオーディオを 有する出力にこれらのビットの経路を定められない場合があり、あるいは、PC Mオーディオと同一量だけこれらのビットを遅らせない場合がある。いずれにせ よ、スタジオ装置、またはその回りの環境の若干の修正は、必要な場合がある。 2.ITU−R Rec.647ビットストリームのPCMオーディオサンプル ワードの最下位ビットにおいて。ビットは、アクティブオーディオに挿入される ことが可能であり、または追加ビットでもよい。スタジオ装置の解像度しだいで 、これらは、補助サンプルビット(Rec.647信号が24ビットオーディオ サンプルワードを運ぶように構成されている場合、これらは、l.s.bである )と同一でもよいし、または20ビットオーディオサンプルワードを指定される サブフレームの部分内の最下位ビット(これらは、24ビットサンプルワードの 20最上位ビットを運ぶ同一ビットである)でもよい。図3に関して例示されて いる実施の形態に示されるように、データは、16ビットオーディオの最下位ビ ットとして搬送されることが可能である。オーディオサンプルワードのl.s. b.の補助データを運ぶことにより、スタジオ装置内の経路指定の問題を解消し 、補助データ信号が聞こえないことを確実にするため処理が行われる。スタジオ 装置は、少なくとも20ビットのオーディオサンプルワードに透過的である必要 がある。必要な場合、補助データ信号の聴度は、スクランブルにより減少される ことが可能である(例えば、擬似ランダム2進シーケンスのモジュロ−2余りに よって、または自己同期調整スクランブラを使用することによって)。あるいは、、 適当な長さにオーディオサンプルワードを切り捨てることによって一掃される (すなわち、補助データを除外すること)。 3.ITU−R Rec.647ビットストリームのユーザデータビットにおい て。“X”と“Y”の両サブフレームからユーザデータビットを採ることにより 、チャネルに96kbit/sのみのビットレートを供給する。多くのアプリケ ーションでは、これは、完全符号化オーディオ信号を搬送するには十分でない。 フレーム境界の位置に信号を送ったり、または符号化オーディオから抽出される その他の情報を搬送したりするのには十分であろう。この方式を用いると、スタ ジオ装置がユーザデータを処理する方法に関して不確実性がある。 4.信号の可聴成分のオーディオスペクトルより高い周波数のオーディオスペク トルの上方部において。この用途のために、PCMオーディオ信号は、低周波を 通過させ、符号化補助データ信号が、可聴信号によって占有される通過帯域に加 算される。これを行うのに特に精巧な222は、スタジオ領域がMPEGオーデ ィオ符号化信号を受信するとき、図1の挿入ユニット(X)に相互合成フィルタ バンクを有するMPEG分析サブバンドフィルタバンクを使用してきた。48k Hzのサンプリング周波数で、オーディオ通過帯域は、ほとんど24kHzにま で拡大する。MPEGオーディオ符号化において、この通過帯域は、それぞれが 750Hzのバンド幅を有する32の等間隔サブバンドに分割される。上方の5 つのサブバンドを使用しないで、オーディオを、効果的に20.25KHzの低 周波を通過させる。補助データは、上方のサブバンドに挿入され、図1に示され るスプリッタ(Y)で別のMPEG分析フィルタバンクによって抽出されるPC Mオーディオ信号のスペクトルの上方部で搬送される。このことがコーダ自体の 分析フィルタバンクで生じるとき、コーダ(C)に印加されるPCM信号は、補 助データを一掃するためにさらにフィルタリングする必要はない。 5.補助信号が、オーディオに加算される低レベルの擬似ランダム2進シーケン ス(prbs)である場合がある。このprbsは、オーディオフレーム境界で 何らかの方法で同期され、可能な場所で追加データで変調される場合がある。さ らに、最終伝送、またはモニタリング前に、データからのprbsを減ずること が可能である。 特定の情況のもとに、部分復号および再符号化を行うことが適当であることを 説明してきた、、添付の請求の範囲において、復号および再符号化の言葉は、そ れぞれに部分復号および部分再符号化を含むように考慮されるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 メイソン,アンドリュー ジェームズ イギリス国 アールエイチ2 8ディーピ ー スレイ レイゲイト メドー ウェイ 1 (72)発明者 フレッチャー,ジョン アンドリュー イギリス国 アールエイチ2 7エルユー スレイ レイゲイト ホーリー ロード 39 (72)発明者 マクパーランド,アンドリュー ケビン イギリス国 アールエイチ6 8エイチピ ー スレイ ホーレイ キングスレイ ロ ード 3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.圧縮符号化オーディオ信号を受信すると共に、復号されたオーディオ信号を 生成するために圧縮符号化オーディオ信号を圧縮復号するステップを備えたオー ディオ信号処理の方法であって、圧縮符号化オーディオ信号に関連する補助デー タ信号を抽出するステップと、前記補助データ信号を前記復号されたオーディオ 信号と交換し、前記補助データ信号からの情報を利用して前記復号されたオーデ ィオ信号を再符号化するステップとを含むことを特徴とするオーディオ信号処理 方法。 2.前記補助データ信号が、前記符号化オーディオ信号のすべて、又は一部を含 むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 3.前記補助データ信号が、前記符号化オーディオ信号からのオーディオ関連デ ータを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。 4.前記データ信号が、前記符号化オーディオ信号からの時間情報を含むことを 特徴とする請求項3に記載の方法。 5.前記補助データ信号が、さらに、前記符号化オーディオ信号からのプログラ ム関連データなどの補助情報を含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。 6.オーディオ信号処理の方法であって、圧縮符号化オーディオ信号を受信する と共に、復号されたオーディオ信号を生成するために圧縮符号化オーディオ信号 を圧縮復号するステップを有するオーディオ信号処理の方法であって、前記圧縮 符号化オーディオ信号のために使用される分析と量子化とを表示する補助データ 信号を抽出するステップと、前記補助データ信号と前記復号されたオーディオ信 号と交換し、符号化したオーディオ信号と同一の分析と量子化とを用いて再符号 化オーディオ信号を生成するために、前記補助データ信号からの情報を利用して 前記復号されたオーディオ信号を再符号化するステップとを含むことを特徴とす るオーディオ信号処理方法。 7.前記分析が、サブバンドフィルタバンクの適用を含むことを特徴とする請求 項6に記載の方法。 8.前記補助データ信号が、サブバンドへの周波数分析と、前記符号化オーディ オ信号周波数のために使用されるそれぞれのサブバンド内の量子化方法とを表示 することを特徴とする請求項7に記載の方法。 9.前記符号化オーディオ信号が、MPEGオーディオ符号化信号であることを 特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。 10.前記補助データ信号が、前記符号化オーディオ信号のオーディオフレーム 境界の位置、周波数サブバンド、前記符号化オーディオ信号のそれぞれのオーデ ィオフレーム内の前記サブバンドの換算係数、前記符号化オーディオ信号の各オ ーディオフレームのビットアロケーションデータの1つ以上に関する情報を含む ことを特徴とする請求項9に記載の方法。 11.前記補助データ信号が、前記復号されたオーディオ信号と共通の信号経路 に沿う交換用の前記復号されたオーディオ信号と結合されることを特徴とする請 求項1から10のいずれか一項に記載の方法。 12.前記補助データ信号が、前記復号されたオーディオ信号経路に沿って前記 補助データ信号の透過交換を確実にするために、再符号化処理において前記補助 データ信号の使用前に、完全性検査を可能にするようにフォーマットされている ことを特徴とする請求項11に記載の方法。 13.前記補助データ信号が、デジタル復号されたオーディオ信号の最下位ビッ トで搬送されることを特徴とする請求項11に記載の方法。 14.前記補助データ信号が、認められたデジタルインターフェースフォーマッ トのユーザデータビットとして搬送されることを特徴とする請求項11に記載の 方法, 15.前記補助データ信号が、オーディオスペクトルの上方部分で搬送されるこ とを特徴とする請求項11に記載の方法。 16.前記補助データ信号が、圧縮符号化に用いられないサブバンドと関連する より高い周波数で搬送されることを特徴とする請求項15に記載の方法。 17.MPEGオーディオ符号化が使用され、前記MPEG分析サブバンドフィ ルタ配列とその相互関係にあるものとに類似するフィルタ配列が、前記補助デー タ信号を前記復号されたオーディオ信号に挿入するのに使用されることを特徴と 求項16に記載の方法。 18.前記補助データ信号が、独立した経路で前記復号されたオーディオ信号に 搬送されることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。 19.知覚可能な情報を使用して前記補助データ信号の再符号化を防止する前記 復号化されたオーディオ信号を処理する場合に、前記補助データ信号経路が、デ ィスエーブル状態になることを特徴とする請求項18に記載の方法。 20.テルテール自動表示器が、前記復号されたオーディオ信号に付加され、そ のような処理を表示することを特徴とする請求項19に記載の方法。
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