JP2001508671A - 表面クリーナ/噴霧器/回収ユニット - Google Patents

表面クリーナ/噴霧器/回収ユニット

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Abstract

(57)【要約】 平坦で大きなコンクリートまたはアスファルト表面を選択的に洗浄する高圧高温水を使用しかつ散布された水の大部分を、表面からピックアップされた固形物と一緒に回収できる移動式噴霧器/回収ユニットを備えた遠心動力洗浄システム。散布された水は、動力駆動される回収ロータにより再利用される。移動式噴霧器/回収ユニットは単独ユニットとして機能するか、分離された水が移動式噴霧器/回収ユニットにより再利用されるように、回収水および固形物が処理される再利用タンクを備えた部品支持プラットホームと組み合わせて使用することもできる。移動式噴霧器/回収ユニットのロータリユニオンは、該ロータリユニオンの入口からその排出口まで流れる水が、硬くて耐久性に優れたシール面を一体に押圧することにより形成されるシールを通ってすなわちシールの周囲から漏洩するのを防止する。また、本発明は、例えば、航空機に氷結防止剤を噴霧するときに地上表面に落下する氷結防止剤をピックアップする液体ピックアップ装置として使用することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】 表面クリーナ/噴霧器/回収ユニット 相互参照 1996年7月2日付米国仮特許出願第60/021,062号および係属中の1996年11月 4日付米国特許出願第08/746,025号に基づいて、ここに優先権を主張する。米国 特許出願第08/746,025号は、1993年9月8日付米国特許出願第08/118,139号の分 割出願である1994年11月22日付米国特許出願第08/343,193号(現在放棄)の ファイルラッパーコンティニュエーションである1996年3月14日付米国特許出 願第08/615,797GOUの一部継続出願である。 発明の背景 本発明は、広くは、移動式平坦面処理システムに関し、より詳しくは、コンク リート、アスファルトおよび他の種々の硬表面等の平坦面を浄化する噴霧水を使 用する遠心動力洗浄システム(cyclonic power wash system)に関する。 航空機には、空港エプロンまたは滑走路にある間に、氷結防止剤が噴霧される 。多量の氷結防止剤は平坦面上に落下し、かつ伸縮目地内に集合してここにクラ ックを形成する。この流体(氷結防止剤)を迅速に除去しないと、流体はクラッ クおよび表面の目地を通って流れ、最終的には、河川、湖沼および小川に流入し てしまう。本発明はまた、平坦面並びにクラックおよび平坦面に形成された伸縮 目地から液体を効率的かつ迅速にピックアップできるピックアップシステムすな わち処理システムに関する。 また、本発明は、噴霧された水および廃棄物を優れた方法で表面からピックア ップまたは再利用するための平坦面を処理する移動式システムに関する。 更に、本発明は、噴霧された水を回収および濾過し、次に、濾過した水を、洗 浄に更に使用するシステムにリサイクルする動力洗浄システムに関する。 移動式遠心動力洗浄システムを用いて平坦面を選択的に洗浄する装置および方 法は当該技術分野において良く知られている。移動式遠心動力洗浄システムは、 一般に、高回転速度で水を噴霧して表面を洗浄する。一般的な移動式遠心動力洗 浄システムは、洗浄に使用すべき水を保持する水貯蔵手段と、該水貯蔵手段から 水をポンピングおよび加圧するための水ポンピングシステムと、水を表面上に噴 霧する遠心水噴霧器とを有している。一般的な動力洗浄システムは更に、水を加 熱するシステムを有し、表面の洗浄に高温かつ高圧の水を利用できるようになっ ている。 従来技術の動力洗浄システムに付随する1つの問題は、散布された多量の液体 を回収できないことである。このため、未回収液体中に含有される汚染物質は、 洗浄すべき表面上に残留する。また、液体はシステムから消費されるため作業現 場で利用できる外部供給源から供給しなくてはならない。また、従来技術の機械 は、リサイクルされた液体が次のサイクルに充分有効に使用できるように、回収 された液体をリサイクルすることはできない。従来技術のシステムは、水を連続 的に回収し、濾過しかつ動力洗浄システムによって更に使用すべくリサイクルで きる独立内蔵形システムとして作動することはできない。従って、従来技術のシ ステムは、システムが貯蔵すなわち搬送できる水量(すなわち、貯水手段の容量 )が制限されている。新鮮水を入手できずかつ汚染液を現場で排出できないとき は、システムのオペレータは、汚染水を廃棄しかつ外部供給源からの新しい清浄 水を補給すべく現場を離れなくてはならない。このため、従来技術のシステムは 多量の水を使用する必要がありかつ多量の廃棄物を回収することはできない。ま た、排水システムに有害な液体廃棄物を捨てることに対する環境的な観点からの 異議が増大している。従って、屋外洗浄システムで噴霧された殆どの水を回収し かつ再利用することが要望されている。また、許容できる廃棄を行なうため、回 収された廃棄物を隔絶しかつ保持することも要望されている。 表面がエチレングリコールのような液体で覆われた場合には、これを移動式ユ ニットでリサイクルすることはできず、液体を回収すなわちピックアップして、 他の設備で処理すべく収集することが望まれている。本発明の非常に効率的な真 空システム並びに個々のユニットを結合ユニットとして組み合わせることにより 広い洗浄処理幅(swaths)をカバーできる本発明のシステムの能力から、本発明 は非常に効率的なピックアップシステムとして機能する。 従来技術の問題および制限の解決するという点で、本発明の目的は、散布され たほぼ全ての水を回収する水再利用システムを備えた移動式遠心動力洗浄システ ムを用いて平坦面を洗浄および処理することにある。また、移動式遠心動力洗浄 システムは、動力洗浄システムにより噴霧された水を再利用および濾過しかつ動 力洗浄システムにより使用される水のほぼ100%を戻す能力を有する濾過/リ サイクルシステムと組み合わせることもできる。回収された液体は、廃棄物を除 去および隔絶する処理がなされ、浄化された液体は、システムの連続的使用に利 用できるように貯蔵される。 従来技術の問題および制限を解決すると同時に、平坦面および該平坦面に形成 された割れ目、クラックおよび伸縮目地から液体をピックアップする装置を提供 するという点で、本発明の目的は、広い洗浄処理幅を処理でき従って流失しまた は吸収される前に液体を回収できる、非常に効率的でパワフルな遠心動力ピック アップユニットにより液体をピックアップすることにある。 本発明の移動式遠心動力洗浄システムはまた、動力洗浄システムにより噴霧さ れた水を再利用および濾過しかつ動力洗浄システムにより使用される水のほぼ1 00%を戻す能力を有する濾過/リサイクルシステムと組み合わせることができ る。回収された液体は、廃棄物を除去および隔絶する処理がなされ、浄化された 液体は、システムの連続的使用に利用できるように貯蔵される。 発明の要約 本発明は、平坦面を洗浄する高圧水を使用し、かつ表面から回収された固形物 を含有している散布水の大部分を回収する処理システムに関する。 本発明の処理システムはまた、表面上に堆積した液体を回収して、液体が環境 に吸収されて環境を汚染することを防止するピックアップシステムとしても機能 する。回収されたこれらの液体は、安全に廃棄またはリサイクルされる。本発明 のシステムは、洗浄に使用される水を保持するための貯水手段と、水のポンピン グおよび加圧を行なう水ポンピングシステム、および表面上に水を噴霧するため の遠心噴霧器とを有している。本発明のシステムの改良点は、システムにより噴 霧されたぼ全ての液体をピックアップする動力駆動形回収ロータを設けたことに ある。回収された液体は、次に、濾過され、処理されかつ貯蔵手段内に入れられ て、システムによる洗浄に更に使用される。本発明のシステムには、水を加熱す るための水ヒータを設けるのが好ましい。 本発明のこの態様の他の特徴は、頂部の入口と、該入口の下の着脱可能な傾斜 トラフとを有し、該トラフの底部には水から大きな固形物を濾過するスクリーン 形出口が設けられ、水中にまだ存在する小さな固形物を残しておき、水が連続的 にチャンバを充満しかつ隣接チャンバ内に流入することを可能にして、きれいに なった水を次のチャンバに連続的に導く複数の縦列チャンバを更に有している濾 過タンクの構造にある。 本発明のこの態様の他の特徴は、作業現場に搬送するための、システム部品が 取り付けられた移動式プラットホームにある。 本発明の他の態様は、高回転速度で高圧高温水を噴霧する、動力洗浄システム の遠心水噴霧器にある。この噴霧器の改良点は、水がロータリユニオンを通る漏 洩を防止するシール部材を貫通する中央ボアを通って流れるように、2つの炭化 ケイ素面間(一方の面は静止しており、他方の面は高回転速度で回転できる面) に形成されたロータリユニオンのシールと、ロータリユニオンの周囲からの漏洩 を防止するOリングとにある。 本発明のこの態様の他の特徴は、一端に第1炭化ケイ素シール面が設けられた 、回転できないが摺動可能に取り付けられた円筒状支持部材を有する漏洩防止シ ールを、ロータリユニオンに設ける方法にある。支持部材には中央の貫通ボアが 設けられ、摺動可能な取付け部材は、ハウジングに形成された中央ボアと円筒状 の支持部材の外面との間に界面を形成する。本発明のこの特徴は更に、円筒状支 持部材の他端と下方に押圧されたワッシャとの間に、ハウジングの中央ボアと係 合するOリングをサンドイッチすることにより界面をシールすることを含む。他 の中央ボア内には、円筒状支持部材に隣接する端部に取り付けられた第2炭化ケ イ素シール面を備えたスピンドルが支持される。スピンドルの排出端には中央ボ アが形成されており、これにより、第1シール面と第2シール面とをシール係合 させることによりロータリユニオンを形成する。この方法では、流体すなわちハ ウジングの入口端に流入する水は、部材の中央ボア、Oリング、スピンドルおよ び ロータリユニオンを通って流れ、ロータリユニオンのシールの周囲から漏洩する ことなく、スピンドルの排出端から流出する。 本発明のこの態様の他の特徴は、押圧されたワッシャの軸線方向下方に延びた 内側ボア部分と、円筒状支持部材の他端の軸線方向上方に延びた内側ボア部分と によりOリングの内側ボアを支持することを含む。この構造は、界面に存在する 高圧水により、Oリングが円筒状部材の中央ボア内に押し込まれることを防止す る。 本発明のこの態様の更に別の特徴は、回収ロータに取り付けられたノズルから 出る流体の下向きの力に反応して、シール面と更にシール係合させる上向きの力 をスピンドルに加えることを含む。 図面の簡単な説明 第1図は、本発明の水再利用/濾過リサイクルシステムおよび改良された回収 ロータ/ロータリユニオンを備えた移動式動力洗浄システムを前方から見た斜視 図である。 第2図は、第1図の2−2線方向から見た、水再利用/濾過リサイクルシステ ムを備えた移動式動力洗浄システムを示す後部側面図である。 第3図は、改良された回収ロータが取り付けられた本発明の噴霧器/回収ユニ ットの一実施形態を示す上方から見た後部斜視図である。 第4図は、第3図に示す噴霧器/回収ユニットの実施形態の底面図である。 第5図は、第4図の5−5線に沿う、回収ロータの1つの後退ロッドおよびブ レードを通る断面図である。 第6図は、第4図の6−6線に沿う、回収ロータの1つのスタビライザおよび タブの垂直壁を通る断面図である。 第7図は、本発明の改良されたロータリユニオンの部品の第1副組立体を示す 側断面図である。 第7A図は、第7図に示す改良されたロータリユニオンの一部である第1浮動 炭化ケイ素シール部材を示す拡大部分断面図である。 第7B図は、第7図の7B−7B線方向から見た底面図であり、上方の浮動シ ール支持部材の非回転係合を示すものである。 第7C図は、逆T形円筒状支持部材を示す斜視図である。 第8図は、改良されたロータリユニオンの部品の第2副組立体を示す断面図で ある。 第9図は、本発明の水再利用/濾過リサイクルシステムの水濾過タンクを正面 から見た側断面図である。 第10図は、本発明の水再利用/濾過リサイクルシステムの水濾過タンクの、 第9図の10−10線に沿う側断面図である。 第11図は、本発明の両実施形態に使用される、回収ロータと回転スピンドル との連結を示す拡大図である。 第12図は、回収された水を放出する動力駆動形ポンプを備えた噴霧器/回収 ユニットの他の実施形態を示す平面図である。 第13図は、第12図の13−13線に沿うタンクの側断面図である。 第14図は、第12図の14−14線に沿うタンクの側断面図である。 第15図は、複数の噴霧器/回収ユニットが一体連結され、作業中にユニット として牽引される本発明の一実施形態を示す斜視図である。 好ましい実施形態の詳細な説明 第1図は、水を噴霧し、かつ噴霧された水および回収された水を再利用する機 能をもつ新規な移動式噴霧器/回収ユニット50を有する移動式遠心動力洗浄シ ステム10を示す斜視図である。第2図は、移動式遠心動力洗浄システム10を 示す側面図である。遠心動力洗浄システム10の処理部品を取り付けかつ搬送す るための移動式部品支持プラットホーム70(第1図および第2図)が設けられ ている。第1図および第2図において、部品支持プラットホーム70は、トラッ クのような車両により牽引される形式の平床トレーラである。好ましい実施形態 では、これらの処理部品の部品支持プラットホーム70は、閉貨物セクションを 備えたトラックの床である。本発明の実施形態では、第9図に示すような真空源 300および濾過タンク400が使用される。 移動式噴霧器/回収ユニット50は、可撓性水搬送ホース51および水/廃棄 物戻し導管61により部品支持プラットホーム70に連結される。第1図に示す 実施形態では、ホース51および導管61の長さは、移動式噴霧器/回収ユニッ ト50が表面の一セクションを洗浄している間に、部品支持プラットホーム70 を静止状態に維持できる長さである。この実施形態では、ホース51および導管 61の長さにより定められるセクションの洗浄が完了すると、部品支持プラット ホーム70が新しい位置に移動され、ここから、移動式噴霧器/回収ユニット5 0が他のセクションを処理する。 第1図および第2図に示すように、移動式遠心動力洗浄システム10は部品支 持プラットホーム70を有し、該プラットホーム70上には、システム10が洗 浄に使用する水を保持するための液体貯蔵部品20と、該貯蔵部品20からの水 をポンピングおよび加圧するための水ポンピング部品30とが取り付けられてい る。移動式噴霧器/回収ユニット50は、洗浄すべき表面上に水を噴霧し、かつ 該表面から回収した廃棄物と一緒に、噴霧された水を回収する。部品支持プラッ トホーム70および該プラットホームにより支持された部品は、作業現場から作 業現場へと搬送できる。動力洗浄システム10の一部として、水を加熱するため の水加熱部品40を設けることもできる。 他のオプションとして、動力洗浄システム10には化学処理システム90を設 けることができる。処理システム90は動力洗浄システム10を作動させる前に 使用され、除去が困難な泥、グリース、オイル、汚れ等を表面から剥がれ易くす る目的で、洗浄すべき表面に薬剤を使用する。処理システム90は、薬剤をホー ス92を介してスプレーガン93にポンピングする独立動力作動形ポンプ91を 有している。薬剤は、スプレーガン93を介して、洗浄すべき表面に噴霧される 。 動力洗浄システム10の作動中、貯蔵部品20内の水は、ポンピングシステム 30によりポンピングおよび加圧される。ポンピングシステム30は、一般に、 ガソリンエンジン31により駆動される水ポンプであり、エンジン31は発電機 35をも駆動する。次に、水は、熱水を必要とする場合には水加熱部品40にポ ンピングされ、或いは熱水を必要としない場合には直接移動式噴霧器/回収ユニ ット50にポンピングされる。水加熱部品40は、燃料タンク41内に貯蔵され たディーゼル燃料を燃焼させて水を加熱することができる。水は、250°Fの 温度に加熱される。水温が230°Fに低下すると、電気サーモスタットスイッ チ(図示せず)が「オン」になり、255°Fに上昇すると「オフ」になる。 水は、水搬送ホース51およびレバー形オン/オフ弁58を介して移動式噴霧 器/回収ユニット50に導かれる。高圧および/または高温の水が、移動式噴霧 器/回収ユニット50により、洗浄すべき表面上に噴霧される。 第1図に示すように、移動式噴霧器/回収ユニット50は移動式フレーム52 を有し、該フレーム52にはハンドル53が固定されている。ハンドル53はオ ペレータが後ろを歩くことおよび移動式噴霧器/回収ユニット50の移動を制御 することを可能にする。移動式フレーム52の下面には、倒立タブすなわちシュ ラウド73が固定されている。可撓性水搬送ホース51の排出端はロータリユニ オン100に連結されており、フレーム52には内燃機関56等の動力源が取り 付けられている。より詳しく後述するように、エンジン56は回収ロータ59を 駆動する。この動力源は内燃機関56として説明したが、12V電気モータを使 用することもできる。 移動式噴霧器/回収ユニット50の斜視図である第3図には、4つの車輪54 により地面に支持される移動式フレーム52が示されている。フレーム52には ハンドル53が固定されており、該ハンドル53は、オペレータが、後ろを歩く こと、移動式噴霧器/回収ユニット50への水の流れおよび該ユニット50の移 動を制御することを可能にする。移動式フレーム52の下面には、倒立タブすな わちシュラウド73が固定されている。可撓性水搬送ホース51の排出端はロー タリユニオン100に連結されており、該ユニオン100を介して加圧水が放水 ジェット55に導かれる。フレーム52には内燃機関56が取り付けられている 。エンジン56は、シャフトドライブまたはベルト62および滑車69を介して 回収ロータ59を駆動する。倒立タブすなわちシュラウド73には、互いに18 0°隔てた1対の出口導管78が設けられている。各出口導管78は導管63に 連結され、両導管63は廃棄物戻し導管61に一本化されている。カバー57の 下には、第7図、第7A図、第7B図、第7C図および第8図に示すロータリユ ニオン100のようなロータリユニオンが取り付けられている。該ロータリユニ オン100のスピンドルすなわち回転軸170には回収ロータ59が取り付けら れて いる。この動力洗浄システム10は、アスファルトおよびコンクリート床等の平 坦面から泥、グリース、オイル、汚れ等を極めて効率良く洗浄できる。 第4図は移動式噴霧器/回収ユニット50の底面図であり、倒立タブすなわち シュラウド73の内面を示すものである。回収ロータ59は倒立タブすなわちシ ュラウド73の包囲体内で回転できるように取り付けられている。回収ロータ5 9は後退ロッド(swept back rods)65を有し、該後退ロッド65は、好まし い実施形態では、溶接により、ロータリユニオン100の回転スピンドルすなわ ち中空軸170に固定されている。他の構成として、スピンドルすなわち中空軸 170に固定される中央ハブを、回収ロータ59に設けることもできる。より詳 細に後述するように、回転スピンドルすなわち中空軸170は中央ボア161を 有し、かつロータリユニオン100を通って流れる加圧水を受け入れる中空軸と して機能する。回収ロータ59は、ロッド65が後退角を呈するように、矢印R で示す方向に回転する。好ましい実施形態の回収ロータ59は8つの後退ロッド 65を有するが、この個数は厳格ではなく、8つより多い(または少ない)ロッ ドを使用することもできる。互いに180°隔てて配置された水放出ジェット5 5が、2つの後退ロッド65の先端部に固定されている。 各後退ロッド65には、回転方向前方に向かって延びた底リップ67を備えた 湾曲ブレード66が固定されている。ブレード66は後退ロッド65と同様に後 退しており、かつ前方を向いた平湾曲面(flat curved surface)68を有してい る。湾曲ブレード66は、倒立タブすなわちシュラウド73の半径に等しい半径 に沿って形成され、ブレード66の長さは倒立タブすなわちシュラウド73の周 長の約1/8に等しい。かくして、8つのブレード66は、倒立タブすなわちシ ュラウド73の直径に等しい直径をもつフープから作ることができる。ブレード 66の断面が第5図に示されている。リップ67は回転方向前方に延びており、 ブレード66の表面上の水が下縁部から流出することを防止する機能を有する。 回収ロータ59が回転すると、ブレード66は、下に横たわる表面から水および ごみをピックアップするファンブレードとして機能する。水は、遠心力により、 ブレード66の平湾曲表面68に沿って、ブレード66の外端部に向かって流れ る。スタビライザ77が、互いに隣接する各ブレード66の外端部を連結してい る。スタビライザ77は、回収ロータ59の捩れおよび撓みを防止する機能を有 する。 倒立タブすなわちシュラウド73のリム74の断面図である第6図に最も良く 示すように、シュラウド73のリム74にはリップ75が形成されている。ブレ ード66の外端部は、倒立タブすなわちシュラウド73の上面と、シュラウド7 3のリム74と、リップ75とにより形成されたチャンネル76内に延びている 。ブレード66の外端部から流出する水はチャンネル76内に流入し、水の慣性 により回収ロータ59の回転方向に流れ続けようとする。 倒立タブすなわちシュラウド73には、互いに180°隔てた1対の出口導管 78が設けられている。倒立タブすなわちシュラウド73のリム74のセクショ ンは、各出口導管78の出口を形成すべく外方に張り出している。各出口導管7 8は導管63を介して水/廃棄物戻し導管61に連結されている。 倒立タブすなわちシュラウド73のリム74の外方下縁部にはブラシ85が固 定されている。ブラシ85は、洗浄すべき表面に向かって下方に延びており、幾 つかの機能を有している。回収ロータ59は、水および廃棄物を上方に吸引する ファンブレードとして機能し、かつ水および廃棄物を多量の空気と一緒に出口ダ クト78からポンピング作用で送出する。この空気は、リム74の周縁部と洗浄 すべき表面との間の空間に沿って吸引される。ブラシ85は、発生される真空の 度合いを制御する、この空間の部分シールとして機能する。ブラシ85が厚過ぎ ると、空気がこれを通り難くなり、倒立タブすなわちシュラウド73の下には真 空が発生され、この真空は、リム74の周縁部を引っ張って表面と接触させよう と試みる。一方、ブラシ85が薄過ぎすなわち粗過ぎて、空気が妨げられること なく空間を流れることができる場合には、発生される真空は、表面から水および ごみを吸引するのに不充分なものとなる。従って、ブラシ85の疎密度は、本発 明の適正作動にとって重要である。 このブラシの選択に際し、大気が、リム74の下の倒立タブすなわちシュラウ ド73および洗浄すべき表面内に流入可能にするブラシを選択すべきである。ブ ラシ85は、リム74の下縁部と洗浄すべき表面との間の空間の下から倒立タブ すなわちシュラウド73内に流入できる空気の量を制限しかつ制御する弁として 機能する。ブラシ85の第2機能は、石のような固体廃棄物が倒立タブすなわち シュラウド73の下から投げ出されることを防止することである。駆動される回 収ロータ59、および倒立タブすなわちシュラウド73およびブラシ85の内面 形状から、水および廃棄物が、洗浄すべき表面から非常に効率的にピックアップ される。また、遠心力、慣性およびポンピング作用の結果として、水およびごみ が強制的に出口導管78に通され、更に廃棄物戻し導管61に導かれる。 ここで、第4図の11−11線に沿う拡大断面図である第11図を参照すると 、ロータリユニオン100の回転スピンドルすなわち中空軸170、滑車69お よび回収ロータ59の一部が示されている。放水ジェット55が支持された後退 ロッド65は、回転スピンドル150の中央ボア161を通って延びる単一中空 チューブからなる。開口162が、中央ボア161内に配置された中空チューブ 65の部分に形成されている。かくして、加圧水が、中央ボア161から開口1 62を通って中空ロッド65内に流入し、次に、中空ロッド65を通って放水ジ ェット55まで延びている導管を通って流れる。次に、高圧水が、放水ジェット 55から、洗浄すべき表面に放出される。水の導管として機能しない後退ロッド 65は中空または中実に構成することができ、かつ回転スピンドル150の外面 に溶接される。 第11図には滑車169が示されていることに留意されたい。滑車169は本 発明の実施形態には使用されず、後述の実施形態に使用される。従って第11図 には、本発明のいずれの実施形態にも使用できる回転スピンドル150が示され ている。 第3図〜第6図を参照して、回収ユニット50の作動について説明する。下縁 部に沿ってリップ67が設けられた後退ブレード66は、該ブレード66の移動 方向に延びており、空気をブレード66の自由端に向けて移動させるファンブレ ードとして機能する。これにより、ブレード66の下には真空が発生する。この 真空により、洗浄すべき表面から水およびごみが吸引される。回収ロータ59が 回転すると、リップ67は、水がブレードの平坦部に到達し、次に遠心力により ブレードの自由端に向かって移動されるように、水を物理的にすくう機能を有す る。 倒立タブすなわちシュラウド73のリム74は、水および廃棄物を保持しかつ これらを洗浄すべき表面から離れる方向にポンピングすべく協働するリップ75 を有する。出口導管78の端部には導管63が取り付けられており、該導管63 を通って、水および廃棄物が戻し導管61に、次いで濾過タンク400へと搬送 される。 水は、石および他のごみと一緒に導管61を通って濾過タンク400へと流れ 、該濾過タンク400は、一実施形態では、第9図に示すように真空源300に より補助されている。真空源300は、真空ポンプ310と、該ポンプ310を 駆動するガソリン駆動形原動機320とを有している。真空ポンプ310には更 に、ポンプ310に取り付けられるサイレンサ330と、原動機320に取り付 けられる排気マフラ340とを設け、真空源300を低騒音で作動できるように 構成することもできる(すなわち、住宅地域またはその近くで、より静かに作業 できるようにするため)。 次に、水は濾過タンク400に通され、これにより、水は濾過および浄化され て、動力洗浄システム10で再使用できるようになる。第9図に示すように、濾 過タンク400内で処理される水は、取付け手段360を用いて真空源300の 導管350をタンク400の浄化端(すなわち、第9図においてタンク400の 右端)に取り付けることにより、タンク400に吸引される。この低圧は導管6 1および出口導管78に伝達され、これにより、水が出口導管78内に、次いで タンク400内に吸引される。 第9図に示すように、濾過タンク400は、頂部入口410と、タンクの上部 に配置された着脱可能な傾斜トラフ420と、該トラフ420の下端部に配置さ れたスクリーン形通孔出口425と、タンクの下部に配置された複数の縦列チャ ンバ430と、各チャンバ430のドレン432と、スクリーン形通孔出口425 と真空源入口350との間でタンクの中央部に配置されたバッフル433とを有 している。 再利用される水および廃棄物は入口410を通ってタンク400に通され、水 はトラフ420に沿ってスクリーン形出口425へと下方に流れる。大きなごみ および粒子は、水がスクリーン形出口425を通るときに水から除去される。か くして、大きなごみは、タンク400の上部に配置されたトラフ420内に集め られかつ保持される。トラフ420をタンク400から取り出せば、大きいごみ および粒子を容易にトラフ420から排除できる。 次に、水は、複数の縦列チャンバ430に連続的に通される。各チャンバ430 は、高さが順次低くなる一連の隔壁により分離されている。水は各チャンバを連 続的に充満しかつ次に隣接するチャンバに溢流する。これにより、依然として水 中に存在するごみおよび粒子はチャンバ430内に残され、よりきれいになった 水が次のチャンバへと連続的に導かれる。水は、最終チャンバ436に到達する と、充分に浄化され、再利用できるようになる。 濾過された水は、一方向ばね付勢形水逆止弁(図示せず)を通った後に、最終 チャンバ436に設けられた出口435を通って排出され、導管440を通って 重力またはポンプ(図示せず)により貯蔵部品20に搬送される。この濾過水は 動力洗浄システム10により再利用できる。水を出口435から貯蔵部品20に 搬送するのにポンプを使用する場合には、ポンプは、所定の高水量レベル(ポン プオン)と低水量レベル(ポンプオフ)との間の水量レベルを調整するフロート スイッチ(図示せず)により自動的に作動される。ドレン432は各チャンバに 設けられており、これにより、これらのチャンバ内に残留するごみおよび粒子を 除去できる。 トラフ420の下でかつチャンバ430より幾分上方には複数のバッフル433 が配置されており、該バッフル433は、ごみ、粒子および水が、真空源300 の入口350内に直接吸い込まれることを防止する。これらのバッフル433は 、真空源300および再利用/リサイクルシステム60の適正作動を確保する。 前述のように、ロータリユニオン100は、一般に、移動式フレーム52上の 移動式噴霧器/回収ユニット50の中央部に取り付けられる。ロータリユニオン 100は、高圧かつ高温の水を水ジェット55に導くためのシールおよびカップ リングとして機能する。ロータリユニオン100は、水ジェット55が水を高速 で下方に噴霧できるように、水圧を充分に高く維持するのに使用される。 従来技術のロータリユニオンに付随する問題は、これらの寿命サイクルが短い ことである。従来技術のロータリユニオンの部品は、高圧および高温のため、か なり高速で過度の摩耗を受ける。これらの部品の急速な劣化は、ロータリユニオ ンのシールの漏洩を引き起こし、この結果、移動式噴霧器/回収ユニット50が 適正にまたは効率的に機能しなくなる。 第7図、第7A図、第7B図および第8図は、本発明による改良されたロータ リユニオン100の部品の副組立体を示す。ロータリユニオン100は、高温お よび高圧の水を、移動式噴霧器/回収ユニット50に如何なる漏洩も引き起こす ことなく水ジェット55に導きかつ有効洗浄力を得るのに充分高い水圧を維持す るためのより有効なカップリングである。また、この改良されたロータリユニオ ン100は、その部品が従来技術のロータリユニオンの部品のように急速には摩 耗しないため、より耐久性に優れた設計になっている。高温では、少量の水が、 炭化ケイ素部品の係合面を通って「滲み出る(weep)」ことができる。 改良されたロータリユニオン100は、移動式噴霧器/回収ユニット50の移 動式フレーム52に取り付けられた倒立タブすなわちシュラウド73に対して回 転できないように固定された部品の第1副組立体110と、該第1副組立体110 内に回転可能に取り付けられた部品の第2副組立体150とを有している。第1 副組立体110は固定された第1炭化ケイ素シール面125を形成し、第2副組 立体150は、高速で回転しかつ第1炭化ケイ素シール面125を押圧してロー タリユニオン100の中央ボアを通る水に対するより有効なシールを形成する第 2炭化ケイ素シール面165を形成する。 第7図に示すように、部品の第1副組立体110は、移動式噴霧器/回収ユニ ット50の移動式フレーム52に取り付けられる固定ハウジング130と、入口 140の下でかつ凹部145の上方で、ハウジング130内の円筒状凹部115 内で回転できないように固定された第1浮動炭化ケイ素シール部材120とを有 している。ハウジング130は、移動式噴霧器/回収ユニット50により噴霧さ れる水を受け入れるための、ハウジング130の上部に配置される入口140と 、部品の第2副組立体150を受け入れるための、ハウジング130の下部に配 置される凹部145とを有している。 第7A図は、第1浮動炭化ケイ素シール部材120を示す拡大側面図である。 シール部材120は、逆T形円筒状支持部材121と、該部材121の排出端に 固定された炭化ケイ素部品124と、Oリング128と、入口端部材(平ワッシ ャ126で構成できる)と、鋼ばね127とからなる。ばね127は、ユニット として取り付けられたときに、ワッシャ126、Oリング128および支持部材 121を下方に押圧し、これにより表面125が表面165を押圧する。T形円 筒状部材121、Oリング128およびワッシャ126は中央内部ボア122を 有している。第7B図および第7C図に最も良く示すように、部材121はその 下端部に1対の凹部132を有し、該凹部132はハウジング130の1対のラ グ133と係合して、部材121が凹部115内で回転出来ないが摺動できるよ うにする(或いは、部材121に、ハウジング130の凹部内に嵌合される1対 のラグを形成することもできる)。T形部材121はその他端部に隆起リップ1 23を有し、該隆起リップ123の上端はOリング128の中央ボア122内に 延びかつその内面を支持する。炭化ケイ素部品124はT形部材121の底部に 取り付けられ、下方を向いた第1炭化ケイ素シール面125を形成する。Oリン グ128は円筒状部材121の隆起リップ123上に配置され、Oリング128の 内部ボアは隆起リップ123に当接する。 平ワッシャ126は、Oリング128の頂部上に置かれる。平ワッシャ126 は、座ぐり内側ボア129を有し、該ボア129は、その一部がOリング128 の内側ボア内に延びかつ該ボアの内面に当接してこれを支持する。実際に、Oリ ング128は、一方で、円筒状部材121の隆起リップ123の端部と、他方で 平ワッシャ126の座ぐりボア129の端部との間でサンドイッチされる。ワッ シャ126の垂直縁部131は、第7図に示すように、凹部115の内壁と滑り 係合する。このサンドイッチ配置の特徴により、Oリング128が、高圧かつ高 温の水(この水は、一方ではOリング131と部材121の外径部との界面、お よび他方ではOリングと凹部115の壁との界面に存在する)により円筒状部材 121の内部ボア122内に押し込まれることを防止する。この特徴は、高圧ま たは高温の水により内側ボア内により容易に押し込まれるOリングを備えた従来 技術のロータリユニオンに付随する問題を解決する。このサンドイッチ配置の特 徴は、ロータリユニオンが適正作動する設定位置にOリング128を保持する新 規な方法を与える。この方法により、Oリング128は前記界面を有効にシール し、かつ凹部115と円筒状部材121との界面(滑り嵌め)を介して部材121 を包み込むことにより、高圧水が表面125でロータリユニオンを通ることを防 止する。 第8図は、部品の第2副組立体150を示す。第2副組立体150は、回転ス ピンドルすなわち中空軸170と、炭化ケイ素部品160と、ローラベアリング ユニット180と、軸カラー185と、ばねクリップ保持ワッシャ190と、シ ーリングリング195とからなる。回転スピンドルすなわち中空軸170は中央 ボア161を有し、該ボア内には、ロータリユニオン100を通って流れる水が 受け入れられる。炭化ケイ素部品160は回転スピンドル170の頂部に取り付 けられ、第2炭化ケイ素シール面165を形成する。作動に際し、第2炭化ケイ 素シール面165は第l炭化ケイ素シール面125に対して押し付けられて回転 し、ロータリユニオン100を通る高圧水がシールから漏洩することを防止する 有効シールを形成する。 好ましい実施形態では、シール面は炭化ケイ素であるとして説明したが、シー ル面は、シール面に有効シールを形成するのに充分な柔らかさを有しかつ本発明 が使用される条件下で炭化ケイ素により与えられるシール面に長寿命を与えるの に充分な硬さを有するシール面として使用できる炭化タングステンまたは耐久性 のある他の任意の硬質材料で作ることもできる。炭化ケイ素のシール面を使用す ることにより、シール面の寿命は、3,000psi、250°Fおよび1,500rpmの作動 条件で16,000時間を超える。 回転スピンドル170の中央部にはローラベアリングユニット180が取り付 けられており、該ローラベアリングユニット180は回転スピンドル170の回 転支持体を形成する。回転スピンドル170の上部には、ローラベアリングユニ ット180を回転スピンドル170に保持および支持するための軸カラー185 も取り付けられている。ローラベアリングユニット180は、1対のローラベア リングカラム182と、軸カラー185に取り付けられるベアリング支持体181 と、2つのベアリングリング182(両ローラベアリングは、スピンドル170 の中央部で互いに上下に取り付けられている)の間に取り付けられるベアリング スペーサ183とからなる。ローラベアリングリング182は、スピンドル170 が回転できるようにする転がり機能を与え、ベアリング支持体181は、回転ス ピンドル170上の所定位置にローラベアリングリング182を保持する。ベア リングスペーサ183は両カラム182を分離して、これらのカラムが独立的に 回転できるようにしている。 ベアリングユニット180の下にはばねクリップ保持ワッシャ190が取り付 けられており、このワッシャ190は、部品の第2副組立体150を部品の第1 副組立体110内に保持する。ワッシャ190は第1副組立体110の下部の凹 部146内に保持され、第2副組立体150を第1副組立体110内に保持する 。 第8図に示すように、回転スピンドルすなわち中空軸170の下端部には、回 収ロータ59と係合しかつこれを取り付けるためのねじ部198が設けられてい る。第11図には、好ましい実施形態で使用された回転スピンドルすなわち中空 軸170が示されている。 2つの後退ロッド65の外周端には、ノズル55が取り付けられている。回収 ロータ59により支持されたノズル55を通って出る高圧水の下向きの力成分に 対する上向きの反力により、第2副組立体150が第1副組立体110に向かっ て上方に移動され、面165をばね127による下向き押圧力に抗して上方に押 し、面125とシール接触させる。作動中、第2炭化ケイ素面165は第1炭化 ケイ素面125に対して回転し、高圧および高温でロータリユニオン100を通 る水に対し、ロータリユニオンのシールを通るすなわちロータリユニオンの周囲 からの漏洩を引き起こすことがないシール関係を両面間に確立する。本発明によ れば、250°Fおよび1,500rpmでの3,000psiの作動圧力は、容易に達成可能で ある。 第12図〜第14図には、移動式噴霧器/回収ユニットの好ましい実施形態で ある第2実施形態250が示されている。この実施形態の移動式噴霧器/回収ユ ニット250は単独ユニットとして使用するか、再利用/リサイクルシステム6 0と組み合わせて使用することもできる。移動/回収ユニット250は、水源お よびユニット250で回収された未処理水の廃棄設備がある状況では、単独ユニ ットとして使用できる。第12図〜第14図に示す実施形態の以下の説明におい て、前述の実施形態の対応部品と同じ部品については、同じ参照番号で示す。 移動式噴霧器/回収ユニット250の平面図である第12図は、4つの車輪5 4により地面に支持される移動式フレーム52を有する。フレーム52にはハン ドル53が固定されており、該ハンドル53は、オペレータが、後ろを歩くこと 、移動式噴霧器/回収ユニット250への水の流れおよび該ユニット250の移 動を制御することを可能にする。移動式フレーム52の下面には、倒立タブすな わちシュラウドの形状を有するシュラウド73が固定されている。可撓性水搬送 ホース51の排出端はロータリユニオン100に連結されており、該ユニオン1 00を介して加圧水が放水ジェット55に導かれる。フレーム52には内燃機関 56またはその均等物(12V電気モータでもよい)が取り付けられている。エ ンジン56は、シャフトドライブまたはベルト62および滑車69を介して回収 ロータ59を駆動する(第11図参照)。倒立タブすなわちシュラウド73には 、互いに180°隔てた1対の出口導管78が設けられている。各出口導管78 は導管63に連結され、両導管63は移動式フレーム52により支持されたタン ク152に連結されている。移動式フレーム52には、容積式ポンプ154が取 り付けられている。この形式のポンプは、移動式噴霧器/回収ユニット250から 水およびごみを排出させる真空システムに比べ非常に効率的である。ポンプ15 4は、導管156を介してタンク152と流体連通している。導管156を介し てポンプ154により受け入れられる水は、導管261を通して排出される。移 動式噴霧器/回収ユニット250が単独ユニットとして使用される場合には、水 は、戻し導管261を介して廃水処理システムまたは他の廃棄設備に排出される 。戻し導管261は液体貯蔵部品20に連結し、ここから適正に廃棄することも できる。 移動式噴霧器/回収ユニット250が再利用/リサイクルシステム60と組み 合わせて使用される場合には、水は戻し導管261を介して濾過タンク400に 戻される。前の実施形態と比べてこの実施形態が優れている点は、濾過タンクに 真空を維持する必要がないことである。第9図に示すようなポンプ310、モー タ320および導管350からなる真空源300は省略できる。この実施形態で は、第9図に示すようにトラフ420の下に配置されるバッフル433も濾過タ ンク400から省略できる。移動式噴霧器/回収ユニット250により支持され た容積式水ポンプ154は、前述の実施形態の真空システム300より非常に効 率的である。ポンプ154は、ベルト155および滑車169により駆動される 。第11図に示すように、滑車169は、ロータリユニオン100の回転スピン ドルすなわち中空軸170に固定されている。前述のように、回転スピンドルす なわち中空軸170は、ベルト62のようなシャフトドライブを介して内燃機関 56により駆動される。或いは、ポンプ154は、これ自体の動力源例えば他の 内燃機関または12V電気モータで駆動できる。この実施形態に使用される回収 ロータ59は、第4図〜第6図および第11図に示されている。 この実施形態に使用されるロータリユニオン100は、前に説明した第7図、 第7A図、第7B図、第7C図および第8図に示されている。 第13図および第14図は、それぞれ、第12図の13−13線および14− 14線に沿う断面図である。回収ロータ59により回収された水およびごみは、 導管63を通って流れ、タンクの端壁157からタンク152内に流入する。導 管63の入口より低いレベルで、タンク152内には着脱可能なスクリーン158 が支持されている。ごみはスクリーン158の上面上に集められ、水はスクリー ンを通過する。スクリーン158は、例えばナット、ボルトまたは釘等の、下流 側のポンプ154を損傷する虞のあるあらゆる大きなごみを除去すべく機能する 。タンク152の一方側には水溜め159が設けられており、該水溜め159か ら導管156を通って水が排出される。前述のように、導管156は、水を排出 する機能を有するポンプ154に連結されている。タンク152は、スクリーン 158へのアクセスを可能にしかつスクリーン158の取出しおよび洗浄を可能 にする着脱可能な頂部200を有している。頂部200は開口151を有し、該 開口151を通ってタンク152の内部が大気と連通している。バッフル149 が上向きの角度で開口151内に延びており、水がほとばしり出るのを防止する 。 第15図には他の実施形態が示されており、該実施形態では、複数のすなわち 一連の移動式噴霧器/回収ユニット250(第12図〜第14図に示した形式の ものが好ましい)が結合ユニット178として連結されている。この結合ユニッ ト178は独立ユニットとして使用するか、部品支持プラットホームとしても機 能できる自走式車両の後に牽引されるようにしてもよい。結合ユニット178は また、自走式車両のオペレータが結合ユニット178の視認および制御を行なえ るようにする前方に延びた油圧制御形ブームアーム上に取り付けることもできる 。結合ユニット178はまた、自走式車両によりまたは自走式車両の下に支持す ることもでき、この場合には結合ユニット178は自走式車両と一緒に操縦され る。 結合ユニット178の一端が自走式部品支持プラットホームに連結される実施 形態では、一連の移動式噴霧器/回収ユニット250の他端にハンドル153が 連結されている。第1オペレータが自走式部品支持プラットホームすなわち車両 70を運転し、第2オペレータがハンドル153を介して一連の移動式噴霧器2 50を制御する。この実施形態では、一連の移動式噴霧器/回収ユニット250が 牽引車両70の走行方向に対して或る角度をなすように、第2オペレータがユニ ット250の後端部を制御することができる。この実施形態では、一連のユニッ トの後端部を制御するオペレータは、一連の噴霧器250のオーバーラップを変 化できるように、牽引車両70の走行方向に対する噴霧器250の角度を変化で きる。洗浄すべき表面の一部が特に汚れているところに遭遇したときは、オーバ ーラップを増大させ、表面のこの領域を反復処理することができる。これにより 、もちろん洗浄処理幅は減少するが、表面をシングルパス(一回通過)で均一に 洗浄できる。もちろん、特にきれいな表面領域に遭遇したときは、オーバーラッ プを減少させかつ洗浄処理幅を増大させることができる。この実施形態は、オペ レータの人数が少くてよく、かつ処理すべき表面領域の状態に対応して調節でき るという長所を有する。このシステムの経済性および洗浄能力は非常に高い。 第15図に示す実施形態では、複数の移動式ユニット250が一体に連結され て、結合ユニット178を形成する。第15図には4つの移動式ユニット250 が一体連結されたものが示されているが、より少数または多数のユニットを結合 ユニット178として連結できることは理解されよう。2つのユニット250を 連結する連結機構177は、長手方向に延びる第1リンク171および第2リン ク172からなり、両リンクは、各端部に設けられたボールジョイントを介して 隣接ユニット250の移動式フレーム52に連結されている。また、横方向リン ク173の両端部が、ボールジョイントを介して隣接ユニット250の移動式フ レーム52に連結されている。この連結機構177は、互いに隣接する一連の移 動式噴霧器/回収ユニット250の長手方向整合を維持すると同時に、これらの ユニット250間の相対運動を可能にする。連結機構177は、例えば、1つの 移動式噴霧器/回収ユニット250を上昇面に沿って移動させると同時に、隣接 ユニットを下降面に沿って移動させることができる。連結機構177はまた、一 方の移動式噴霧器/回収ユニット250が、これに隣接するユニット250に対 して、結合ユニットの長手方向軸線の回りで回転することを可能にする。 第15図に示す結合ユニット178は、その前端連結部材175が、ボール形 連結具を介してトラック等の自走式車両に連結され、結合ユニットが牽引車両に 対して旋回できるようになっている。ハンドル153は、最後の移動式噴霧器/ 回収ユニット250の移動式ベース52に固定されている。オペレータは、ハン ドル153を介して結合ユニット178を制御する。この実施形態では、牽引車 両70を運転する第1オペレータおよび結合ユニット178を制御する第2オペ レータが、単一の移動式噴霧器/回収ユニット250を使用する場合よりもかな り広い表面積を処理することができる。第2オペレータは、結合ユニット178 を、移動方向に対して傾斜したラインに沿って配置し、これにより結合ユニット が装置の通過で処理できる洗浄処理幅を決定することができる。洗浄処理幅は、 他の領域よりもごみ量が多い領域では狭くすることができる。第1オペレータお よび第2オペレータは、スピ一力およびヘッドホンを介して音声で連絡でき、牽 引車両70の運転者はビデオシステムを介して結合ユニット178を視認できる 。 第15図に示す結合ユニット178では、最初の2つのユニットの廃棄物戻し 導管61が結合され、かつ最後の2つのユニットの廃棄物戻し導管61が結合さ れる。これにより、2つの廃棄物戻し導管61のみが牽引車両70に連結される 。 上記全ての実施形態は、本発明の機構により、表面上に堆積されていない液体 で覆われた表面を処理する液体ピックアップ機構としても使用できる。このよう な用途の一例は、航空機が、厳しい気象条件下での氷結を防止すべく噴霧されて いる間に表面上に落下する氷結防止剤を洗浄することである。この処理には、エ チレングリコール、メチルアルコールおよびエチルアルコール等の氷結防止剤が 使用される。これらの氷結防止剤は、特に、これらが河川、小川および湖沼に流 入する場合に環境に有害である。航空機が置かれているコンクリート表面上に氷 結防止剤が落下するとき、氷結防止剤は隣接表面をずぶぬれにしかつ溜まりを形 成する。この表面液の幾分かはトラックにより支持された既存の真空システムに より回収できる。しかしながら、氷結防止剤は、比較的短時間に、表面のクラッ ク、割れ目および伸縮目地を充満してこれらに流入する。慣用的な真空表面クリ ーナでは、クラック、割れ目および伸縮目地から氷結防止剤を回収することはで きない。クラック、割れ目および伸縮目地に流入した氷結防止剤は下水溝および 雨水渠に流入し、これらから最終的に河川、小川および湖沼に流入する。 上記理由から、氷結防止剤はできる限り迅速に回収することが重要である。慣 用的な真空ピックアップシステムの洗浄処理幅は、約8フィートという比較的狭 いものであり、また比較的遅い速度で前進する。本発明の各モジュラは、周縁部 に沿って延びるブラシシールが表面と係合するように、モジュラの下の表面に対 して支持される。ブラシシールは本発明の真空ピックアップカを比較的狭い領域 に集中させるが、真空は非常に強力かつ有効である。8〜12個のモジュラユニ ットからなる結合ユニットは、20〜30フィートという非常に広い幅を処理す るのに使用でき、かつ氷結防止剤が雨水渠に流入する前に迅速に氷結防止剤を回 収する。 回収された氷結防止剤は再利用できるが、この方法は遠隔現場で経済的に行な うことはできない。従って、回収された氷結防止剤は、固定された処理設備に集 めるべく輸送しなければならない。本発明を液体ピックアップ機構として使用す る場合には、本発明の再利用システムは使用されない。回収された氷結防止剤は 、例えば、液体貯蔵部品20、固定貯蔵タンク、またはトラックまたは他の車両 により支持されたタンク内に収集できる。また、本発明は、薬品がこぼれた場合 のような他の状況に使用して汚染を防止することができる。 本件出願の時点で出願人の知るところの本発明の好ましい実施形態および最良 の形態についての上記説明は、例示および説明のためのものである。本発明は、 本願で説明した正確な形態に限定されるものではなく、上記教示により種々の変 更および修正が可能である。本発明の実施形態は、本発明の原理を最も良く説明 するために選択されたものであり、従って、当業者ならば、本発明を種々の実施 形態で使用できかつ特定用途に適した種々の変更が可能である。本発明の範囲は 請求の範囲の記載から定めるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 マーリー ケンパー ジュニア アメリカ合衆国 アリゾナ州 85254 ス コッツデイル ノース フィフティセカン ド ストリート 18001 (72)発明者 グレイヴス ネルソン ディー アメリカ合衆国 アリゾナ州 85020 フ ェニックス ノース セカンド ストリー ト 9617

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.液体貯蔵部品と、処理すべき表面から液体を回収する回収ユニットとを有す る形式の移動式平坦面処理システムであって、前記回収ユニットが、移動式フ レームと、該フレームにより支持されたシュラウドとを有し、該シュラウドが ほぼディスク状の頂部を備え、該頂部は、この周囲から下方に延びたスカート と、ディスク状頂部の中央部に支持された軸とを有する移動式平坦面処理シス テムにおいて、 前記回収ユニットにより支持された動力駆動装置を有し、該動力駆動装置は 、これから前記軸に所与の方向の回転を伝達するシャフトドライブであり、 前記ディスク状頂部の下の位置で前記軸に固定された回収ロータを有し、該 回収ロータは複数の湾曲ブレードを備え、該ブレードは前記軸に固定されかつ 該軸から放射状に延びており、前記湾曲ブレードは、前記所与の回転方向から 離れる方向に湾曲しかつ前記スカートに隣接する位置に終端するほぼ垂直な湾 曲面を備え、 前記スカートに形成された少なくとも1つの出口開口と、 該出口開口から液体貯蔵部品まで延びている導管とを更に有することを特徴 とする移動式平坦面処理システム。 2.前記貯蔵部品は、平坦面を洗浄するのに使用される水を保持する機能を有し 、 前記液体貯蔵部品からの水をポンピングおよび加圧するための水ポンピング 部品と、 入口および出口を備えた再利用システムとを有し、該再利用システムは、回 収ユニットから前記入口を介して水および固形物を受け入れ、前記再利用シス テムは、固形物から水分を分離しかつ浄化された水を再利用するため前記出口 を介して前記液体貯蔵部品に搬送し、 前記回収ユニットは、加圧水を処理すべき表面上に噴霧する水噴霧器ユニッ トとして機能し、 前記軸は中空であり、 前記回収ロータには少なくとも1つの水ジェットが固定され、 前記導管は、前記スカートに形成された出口開口から前記再利用システムの 入口まで、および前記再利用システムの出口から前記液体貯蔵部品まで延びて おり、 前記水ポンピング部品から前記水ポンピング部品へと、更に前記中空軸の内 部へと延びている可撓性水搬送ホースと、 前記中空軸の内部から前記水ジェットまで延びている導管とを更に有し、該 導管を通って、水が前記中空軸の内部から水ジェットへと流れかつ洗浄すべき 表面上に噴霧されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の移動式平坦面 処理システム。 3.前記回収ロータは、隣接ブレードの先端部の間に延びているスタビライザを 有することを特徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載の移動式平坦面 処理システム。 4.前記キャリジにより支持された容積式ポンプと、 該容積式ポンプを駆動すべく、前記動力駆動装置を容積式ポンプに連結する ポンプ駆動装置と、 前記キャリジにより支持されたタンクとを有し、 前記スカートに形成された前記出口開口から延びている前記導管は、前記タ ンクに導かれておりかつ該タンクの出口として機能し、 前記容積式ポンプは、前記出口導管を通して前記タンクの内容物をポンピン グする機能を有することを特徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載の 移動式平坦面処理システム。 5.前記ブレードのほぼ垂直な湾曲面は、ブレードの下縁部に沿う前記所与の方 向に延びているリップを有していることを特徴とする請求の範囲第1項または 第2項に記載の移動式平坦面処理システム。 6.前記下方に延びたスカートは、その下縁部から前記シュラウドの中心に向か って延びているほぼ水平なリップを有していることを特徴とする請求の範囲第 1項または第2項に記載の移動式平坦面処理システム。 7.前記ブレードのほぼ垂直な湾曲面は、ブレードの下縁部に沿う前記所与の方 向に延びているリップを有していることを特徴とする請求の範囲第3項に記載 の移動式平坦面処理システム。 8.前記下方に延びたスカートは、その下縁部から前記シュラウドの中心に向か って延びているほぼ水平なリップを有していることを特徴とする請求の範囲第 3項に記載の移動式平坦面処理システム。 9.前記複数の回収ユニットは、前後方向に一体連結されて、結合ユニットを形 成することを特徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載の移動式平坦面 処理システム。 10.前記回収ユニットを前後方向に一体連結する手段は、1つの回収ユニットが 上昇面を移動すると同時に、隣接ユニットが下降面を移動することを可能にし かつ1つの回収ユニットが隣接ユニットに対して回転することを可能にするこ とを特徴とする請求の範囲第9項に記載の移動式平坦面処理システム。 11.前記ブレードのほぼ垂直な湾曲面は、ブレードの下縁部に沿う前記所与の方 向に延びているリップを有していることを特徴とする請求の範囲第9項に記載 の移動式平坦面処理システム。 12.前記下方に延びたスカートは、その下縁部から前記シュラウドの中心に向か って延びているほぼ水平なリップを有していることを特徴とする請求の範囲第 9項に記載の移動式平坦面処理システム。 13.前記下方に延びたスカートは、その下縁部から前記シュラウドの中心に向か って延びているほぼ水平なリップを有していることを特徴とする請求の範囲第 11項に記載の移動式平坦面処理システム。 14.自走式ユニットを有し、 前記液体貯蔵部品は前記自走式ユニットにより支持され、 前記結合ユニットを前記自走式ユニットに連結する連結手段を更に有するこ とを特徴とする請求の範囲第9項に記載の移動式平坦面処理システム。 15.前記スカートの自由縁に固定されかつ自由縁から下方に延びているブラシシ ールを更に有し、 前記シュラウドは、ブラシシールが前記処理すべき表面とシール係合するよ うに前記移動式フレームにより支持されていることを特徴とする請求の範囲第 1項または第2項に記載の移動式平坦面処理システム。
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