JP2001507590A - 手術器具 - Google Patents

手術器具

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Abstract

(57)【要約】 手術器具は、外管の中で回転するとともに手術刃先を担持する内管を備えており、その手術刃先は、外管の開口を通してドリルバーにさらされる被切除組織のためのドリルバーを含んでいる。この器具は、ドリルバーによって切り取られた組織片が内管を通して吸引される際の効率を増大させ、かつ、ドリルバーが骨のようなより硬い組織と同様に比較的柔らかい組織を効果的に切除することができる数種の構成を含む。例えば、ドリルバーは壁を有する近位シャンクを含んでいる。その壁はその中に、壁の外径に対して実質的に幅を備え、ドリルバーにより切除された組織片をシャンクの内部チャンバへ、次いで内管の通路へ運ぶための窓孔を有している。外管における開口は、窓孔の主要部を露出させるために、軸方向へ充分に延びている。窓孔は大きくかつ外管の開口によって露出しているので、より大きい組織片が吸引のための内管に入ることによる詰まりのおそれが減少する。加えて、ドリルバーは、軸方向へ延びかつ縦溝を横切って傾斜する複数の筋溝を含み、これらの筋溝は軸方向へ間隔の置かれた複数の切欠を切除刃のそれぞれに定める。これらの切欠は切除刃を比較的小さい分節に分ける。これらの分節は、詰まりのおそれをいっそう減少させるために、対応して小さい組織片を(ドリルバーが柔らかい組織を切除するために用いられるときでも)作り出す。加えて、切除刃には正のすくい角が設けられているのが好ましい。このすくい角は、切除刃を、いっそう鋭利にするとともに、比較的柔らかい組織を引き裂いたり裁断したりするよりも効果的に切除するために適切なものにする。

Description

【発明の詳細な説明】 手術器具 この発明は、内視鏡手術器具に関するものであり、特に、例えば関節鏡検査の ための動力式内視鏡手術器具に関するものである。 動力式内視鏡手術器具は一般的には、手術刃先を遠位端で担持している内管が モータによって内側で回転される、静止した外管を含んでいる。この外管の開口 を通して手術刃先にさらされる身体組織は、回転するその刃先によって切除され る。その刃先で切除された組織片と手術部位からの洗浄液とは、この器具の近位 端に与えられた吸引に応じて、内管における内側吸引通路を通して引き出される 。このような手術器具のいくつかは、米国特許公報の第4,203,444号、第4,274,4 14号、第4,834,729号、第4,842,578号、第4,983,179号及び第5,322,505号に記載 されているが、これらはすべて、この発明の譲受人に譲渡されたものであり、ま た参照文献としてこの明細書に組み入れられる。 この手術刃先の形態は一般的には、切除される身体組織の種類の関数である。 例えば、比較的柔らかい組織(軟骨や滑液組織のような)を切除するための器具 では、その刃先は、内管が回転するときに外管の開口の鋭利な縁と協働する内管 の窓部の鋭利な縁によって形成された刃である。身体組織を削り取るた めの「削取器」では、その手術刃先は、近位シャンクが内管に取り付けられてい る、縦溝の付いた堅いドリルバー(burr)である。このドリルバーは、その 縦溝によってドリルバーの周りで円周方向に間隔を置いて配され軸方向へ延びる 一連の傾斜状切除刃を含んでいる。ドリルバーのシャンクにおける長孔は、ドリ ルバーにより切除された骨片と洗浄液とを、施された吸引によって除去するため の内管の内部通路へ運ぶ。 この発明は、内管が外管の内部で回転しかつ、外管の開口を通してさらされる 組織を切除するためのドリルバーを含んだ手術刃先を担持する種類の手術器具を 特徴とする。この発明は、ドリルバーによって切断された組織片が内管を通して 吸引される際の効率を増大させるとともに、ドリルバーが骨のようなより硬い組 織と同様に比較的柔らかい組織を効果的に切除できるようにするいくつかの特徴 をもたらす。 この発明の一般的な1つの観点では、ドリルバーは、ドリルバーにより切除さ れた組織片をシャンクの内部チャンバ内へ運びかつそこから内管の通路内へ運ぶ ための、壁の外径に対して充分な幅を備えた窓孔を有する壁を有している近位シ ャンクを含んでいる。 好適な実施態様は次の特徴の1以上を含んでいてもよい。 窓孔の幅はシャンクの壁の直径の約2分の1である。窓孔幅は壁の直径の2分 の1よりも大きいのがいっそう好ましい。窓孔の遠位端に隣接して設けられた壁 の一部は、その窓孔へ向 かって近位方向へ傾斜する傾斜面を含んでいる。この傾斜面は、窓孔の側部を定 める壁における軸線方向の一対の平坦面に対して鋭角で方向付けられている。シ ャンクの壁は、その内部チャンバがほぼ円筒状になるように、管状である。 シャンクの大きな窓孔は、大きな組織片でさえも進入させ、それによって詰ま りのおそれを減少させかつこの器具によって支持される流体の流量を増大させる 。前記傾斜面は、いっそう効率のよい吸引のために窓孔内へ組織片を導くのを支 援する斜道である。 ドリルバーは、手術刃先の外面に設けられた複数の縦溝によって円周方向に間 隔の置かれた複数の切除刃を含んでいる。そして、これらの切除刃の少なくとも 1つは、その中に少なくとも1つの切欠を含んでいる。好ましくは、切除刃には 軸線方向に間隔の置かれた複数の切欠が設けられる。より好ましくは、軸線方向 に間隔の置かれた切欠は切除刃のそれぞれに設けられる。これらの切除刃及びこ れらの縦溝は、軸方向へ延びるとともに、ドリルバーの長手軸に対して傾斜して いる。 この発明の別の一般的な観点では、外管における開口は、窓孔の主要部を露出 させるために軸方向へ充分に延びている。 好適な実施態様は次の特徴の1以上を含んでいてもよい。 外管の開口の延出とは、その開口の近位端が、窓孔の近位端に隣接して、また いっそう好ましくは、窓孔の近位端の近位に設けられていることである。軸方向 へ延出した開口は、ドリルバーの一方側部に沿ってドリルバーを組織に触れさせ 、かつド リルバーの他方側部のために外管におけるフードを定める。窓孔の全部でなくと も大部分が外管の開口によつて組織に直接、触れさせられるので、組織片は、も しもその組織片が窓孔に到達する前に内管と外管との間で近位方向へ移動するこ とが要求される場合よりも容易にその窓孔(したがって吸引通路)へ入る。これ により、詰まりのおそれを減少させかつ吸引効率を増大させる。 この発明の別の一般的な観点では、ドリルバーは、軸方向へ延びかつ縦溝を横 切って傾斜する複数の筋溝を含んでおり、これらの筋溝は、切除刃のそれぞれに 軸方向へ間隔の置かれた複数の切欠を定める。 好適な実施態様は次の特徴の1以上を含んでいてもよい。 前記の縦溝と筋溝とは、長手軸に対して互いに逆向きの鋭角に方向付けられて いる。それぞれの縦溝は、第1切除刃の先行面と、その切除刃の1つに隣接する 第2切除刃の随行面とを定める。この先行面は、切除刃のための正のすくい角を 定めるために切除刃の半径に対して方向付けられている。 切除刃に設けられた切欠は、その切除刃を、軸方向へ配された比較的短い分節 に分ける。その結果、切除刃は、切欠がない場合に作られるであろう組織片より も小さい組織片を作り出す。このことは、柔らかい組織を切除するのにドリルバ ーが用いられるときに、より短い切除刃の分節が、ドリルバーの周りで傷つくこ とになるかも知れない長い組織繊維よりもむしろ柔らかい組織を切り刻む傾向に あるため、特に有用である。前記の正 のすくい角は切除刃の鋭利さを増大させ、それによって切除刃が、比較的柔らか い組織を引き裂いたり裁断するよりも切除することを可能にする。 他の特徴及び利点は、以下の詳細な記載、図面及び請求の範囲から明らかにな るであろう。 図1は手術器具の斜視図である。 図2はその手術器具の一部切欠側面図であり、外管の内部に置かれ遠位端でド リルバーを担持する内管を示す。 図3はその手術器具の遠位端の拡大斜視図であり、外管における軸方向へ延出 した開口の内部に配されたドリルバーを示す。 図4はそのドリルバーと内管の遠位端との一部切欠側面図である。 図5は図4のドリルバーの端面図である。 図6はその手術器具の外管の側面図である。 図7は図4の線7−7に沿うドリルバーの横断面図である。 図8は図7の円8−8の内側に位置するドリルバーの1つの切除刃の拡大図で ある。 図9はその手術器具の使用状態を示す。 図1〜3によれば、手術器具10は、内管14が内部で回転可能に置かれた静 止した外管12を含んでいる。内管14の遠位端には、縦溝の付けられたドリル バー(burr)18と近位シャンク19とを含む手術刃先16が取り付けられ ている。 ドリルバー18は、外管12の遠位端における開口20を通して組織に当てられ る。以下でいっそう詳しく検討するように、ドリルバー18の構造は、ドリルバ ー18を、骨組織とより柔らかい組織(軟骨や滑液組織のような)との両方を切 除するのに適したものにする。 簡単に言うと、ドリルバー18は、軸方向へ延出する複数の鋭利な傾斜状切除 刃22を含んでいる。これらの切除刃22は、ドリルバー18の外面に設けられ 対応して軸方向へ延出する傾斜状縦溝24によって、周方向へ互いに間隔が置か れている。ドリルバー18は、管状であるシャンク19が遠位方向へ延出した中 実のものであり、テーパ状首部25によってシャンク19に接続されている。シ ャンク19の外壁28における大きい窓孔26は、組織片と洗浄用流体とをチャ ンバ30へ導入するために、シャンク19における円筒状内部チャンバ30に通 じている。 内管14はチャンバ30に通じる吸引通路15を含んでいる。使用の際に内管 14が回転すると、ドリルバー18に触れた組織は回転する切除刃22によって 切除され、その組織片と洗浄用流体とは窓孔26を通してチャンバ30へ運ばれ る。手術器具10の近位端32で吸引通路15に吸引が施されると、組織片と洗 浄用流体とは、身体から取り除くための内管14を通して近位に輸送される。一 方、手術器具10は、さらに切除をするためにその位置に残る。 外管12は、近位端32でハブ34に一体に取り付けられて いる。ハブ34は、内管14の近位端が取り付けられた基部36を回転可能に収 納している。基部36は、たわみやすい締め具38によってハブ34の内部に保 持されている。通路15の近位は、基部36の吸引部40で終わっている。この 構成は、例えば前記の米国特許公報第5,322,505号に記載されている。 使用の際に、手術器具10の近位端32はハンドピース90(図9に示す)に 挿入される。ハンドピース90は、内管14のための駆動軸になる基部36の近 位端37に係合するためのモータ92を含んでいる。モータ92が回ると、内管 14(及びドリルバー18)が外管12内で回転する(このようなハンドピース の1つの例は、この発明の譲受人に譲渡されかつ参照文献としてこの明細書に組 み入れられる米国特許公報第4,705,038号に記載されている)。締め具38はハ ンドピース90に対して液密シールをもたらす。以下で説明するように、ハンド ピース90は、内管14から組織片と洗浄流体とを引き出すために、外部の真空 源96から吸引部40へ吸引をもたらす。 手術器具10は使い捨てのものであるのが好ましく、つまり、同器具は1回( または2〜3回)の使用の後に廃棄されるように作られるのが好ましい。記載さ れる目的のために、外管12はステンレス鋼から作られ、内管14はそれよりも 柔らかいリン青銅(例えば合金 A UNS 51000)から製造される。ハ ブ34と基部36とはプラスチックである。例えば手術器具10が圧熱滅菌可能 かつ再使用可能なものである場合は、代わりに他の材料が用いられてもよい。 手術刃先16は図3〜図5に詳細に示されている。ドリルバー8の切除刃22 は、本質的に、骨のような比較的硬い組織を切除するように構成されかつ配され ているが、以下で検討するように、ドリルバー18の形態によって、切除刃22 がより柔らかい組織も同じく効果的に切除できるようになる。ドリルバー18と シャンク19とは、ステンレス鋼(例えばS45500の種類)の単一部材から 作られた一体型ユニットを備えており、少なくともロックウェル硬さ45まで硬 化されている。切除刃22は、ドリルバー18の外面に(切削加工などにより) 形成された、軸方向へ延びる一組の縦溝24によって定められている。縦溝24 は、手術刃先16及び内管14の長手軸17に対してある鋭角A(例えば30度 )だけ傾斜している。その結果、切除刃22も、軸方向へ延びており、かつ長手 軸17に対して鋭角Aだけ傾斜している。合計12の切除刃22は、ドリルバー 18の周縁の周りに配されており、縦溝24によって周方向に互いに等間隔に置 かれている。 切除刃22は、ドリルバー18と首部25との間で、略半球形遠位先端44か ら連接部45まで延びている。遠位先端44では、切除刃22は、長手軸17を 横切って方向付けられ、かつ遠位先端44の中心からドリルバー18の円周部ま で放射状に延びている。先端44の少し近位では、切除刃22は、らせん状にカ ーブしており、かつ、前記のように、ドリルバー18の周縁に沿って傾斜角Aで 軸方向へ延びている。 ドリルバー18には、軸方向へ延びる複数の筋溝50が、切 除刃22及び縦溝24を横切って形成されている。筋溝50は長手軸17に対し て鋭角Bだけ傾いている。筋溝の角Bは縦溝の角Aに等しくて方向が反対である のが好ましく、したがって、この実施態様では筋溝50は長手軸17に対してマ イナス30度の方向を向いている。筋溝50は、切除刃22に軸方向へ間隔の置 かれた一連の鋭利なV形切欠52を定める。切欠52は、切除刃22の中へ向け て比較的深く切られており、例えば縦溝24の深さの80%である。切欠52は 、それぞれの切除刃22を切断し、軸方向に間隔の置かれたより短い一連の分節 23に分けている。軸方向に間隔の置かれたそれぞれの分節23は切欠52の縁 によって作られた鋭利な横断状切除面53を含んでいる。より短い分節23は、 窓孔26、チャンバ30または通路15に詰まることなく手術部位からいっそう 容易な吸引を行うために、対応して、より小さい組織片を作り出す。 例えば、骨組織がドリルバー18によって切除されるとき、切除刃分節23に よって作られた骨片は、切欠52が存在しない場合のものよりも小さく、それに よって骨片が窓孔26とチャンバ30とを通っていっそう容易に吸引通路15へ 入るようになる。加えて、ドリルバー18がより柔らかい組織に使用されるとき 、切欠52の鋭利な縁53により、(切除刃22に作られるように、より長い細 片が切欠52によって妨げられないというよりは)切除刃分節23が組織を小片 に細かく切除するようになる。その結果、切除された組織が巻き付いてドリルバ ー18に捕らえられるようになる傾向は減少し、そして、よ り小さい組織片がシャンクの窓孔26とチャンバ30とを通って吸引通路15へ 容易に運ばれる。 詰まりのおそれは、比較的大きい寸法の窓孔26と円筒状形態のチャンバ30 とによって、いっそう少なくなる。すなわち、骨片を内管の吸引通路へ運ぶため のシャンクにおける長くて細い長孔(例えば幅が0.075インチ)を含む従来 のドリルバーは異なり、窓孔26は、充分な幅を有するとともに、さらに大きい 円筒状チャンバ30の中へ開いている。窓孔26の幅Wは、壁28の直径の少な くとも2分の1であるのが好ましく、2分の1より大きいのがいっそう好ましい 。例えば、窓孔26は約0.135インチの幅Wを有し、一方、壁28の外径は 約0.22インチである。窓孔26は長さが約0.210インチであり、したが って従来のドリルバーのシャンクに見られた長孔よりも長円の程度がきわめて小 さい。チャンバ30は、0.140〜0.150インチの直径を有し、窓孔26 からシャンク19の近位端60まで近位方向へ延びている。したがって、チャン バ30は、窓孔26を通って運ばれたさらに大きい組織片を容易に受け入れる。 図3及び図4に示すように、窓孔26の側部は、壁28の外面から窪んだ共通 の平面にあって長手軸17に平行な、軸方向へ延びる一対の平坦面62・64に よって定められている。平坦な傾斜面66は、窓孔26の遠位端で壁28に形成 されている。傾斜面66は、首部25から窓孔26に向かって近位方向へ傾斜し 、窓孔26の遠位端で面62・64によって定められ た平面に連なる。傾斜面66と面62・64の平面とが作る角度Cは、約30度 のように浅いのが好ましい。その結果、傾斜面66は、ドリルバー18によって 切除された組織片を首部25越しに窓孔26へ案内する斜道として機能する。 図3及び図6によれば、外管の開口20は、窓孔26を実質的にすべて露出さ せるために軸方向へ充分に延びている。したがつて、ドリルバーのシャンクにお ける組織流入用開口(すなわち長孔)の大部分が外管によって覆われている典型 的な削取器具とは異なり、窓孔26は開口20によって実質的に全長が露出され ている。開口20が大きさの増えた窓孔26に組み合わされているので、内管の 通路15へ吸引された洗浄流体と組織片とのための流路を著しく改善し、それに よって、切断された組織片が内管14を通って吸引される際の効率を劇的に増加 させる。 いっそう具体的に言えば、外管の開口20の増加した軸方向への延出は、開口 20の縁部70と長手軸17とが作る角度を減少させることによりもたらされる 。縁部70は、平坦であり、長手軸17に対して比較的浅い角度D、例えば約1 5度、で方向付けられている開口20のための入口面を定める。その結果、開口 20は、典型的な削取器具における外管の開口よりも実質的に長い(そのような 開口の縁部は長手軸に対して25度のような比較的大きい角度で一般に方向付け られている)。その結果、外管の開口20は、その近位端72が窓孔26の近位 端27に隣接して、かつ好ましくはその近位方向に位置するように、 「後方に置かれて」いる(図3)。換言すれば、開口20の近位端72は、外管 12の遠位先端のすぐ後方(0.8インチだけのような)に位置している。 外管12の遠位先端において、開口20の縁部70は、遠位横断端74に連な っている。端74は、鋭利でなく、好ましくは、ドリルバー18の遠位先端44 の少し近位に位置している。したがって、所望により、ドリルバーの遠位先端4 4は、端をぴたっと寄せた切除に用いることができる。開口20が軸方向へ延出 することにより、ドリルバー18の一方側部のためのフード13として機能する 外管12の遠位部分が定められる。換言すれば、ドリルバー18の切除動作から 隣接組織を保護するために、また、外科医が切除を所望する組織にドリルバー1 8の他方側部(及び遠位先端44)を当てるために、フード13はドリルバー1 8の一方側部を部分的に囲んでいる。 図7及び図8によれば、切除刃22は、ドリルバー18が柔らかい組織を骨の ようなより硬い組織と同様に効果的に切除することができるように構成されてい る。この構成の1つの外観−切除刃22の切除動作を断ち切る切欠52−はすで に検討されている。別の特徴は、切除刃22のいわゆる「すくい角」が、従来の ドリルバーにおけるように大きく負であるのではなく、中立からわずかに正にな るように作られていることである。 切除刃のすくい角は、切除刃の先行面(すなわち、ドリルバー回転の際に最初 に組織に突き当たる面)とドリルバーの半径とで作られる角によって定められる 。それぞれの切除刃22 は、1つの縦溝24からの先行面80と隣りの縦溝24からの随行面82とによ り定められる。先行面80は切除刃22の半径84との間に角Eを定める。(半 径84は、長手軸17上にあるドリルバー18の中心からドリルバー18の周縁 で切除刃22を通って延びる直線によって形成されている。)図8に示すように 、角Eはわずかに負であり(すなわち、半径84の下方にあり)、例えば5〜1 0度である。その結果、図8に示す切除刃22はわずかに負のすくい角を有して いる。 しかし、縦溝24は、半径84上あるいは半径84の下方に位置する先行面8 0’を定めるように製造する際に、さらにアンダカットされるのが好ましい。こ の場合、面80’によって定められた角E’は0からわずかに正(例えば2〜3 度)までの値であり、その結果、切除刃22は中立からわずかに正までのすくい 角を有している。切除刃22がこのような構成を有して作られているとき、切除 刃22は、それが負のすくい角を有している場合よりも鋭利である。したがって 、この方法で切除刃22を構成すれば、比較的柔らかい組織を効果的に切除する (引き裂きあるいはは裁断するよりも)のに適した切除刃22が提供される。 手術刃先16は次のように、半球形先端を有する円筒状のステンレス鋼ブラン クから製造される。まず、シャンク19と首部25(図3)とが同ブランクの近 位端で機械加工され、またチャンバ30に穴明けがされる。次いで、同ブランク は、必要なロックウェル硬さまで硬化させるために熱処理に付される。 そして、前記の中立からわずかに正までの所望のすくい角の箇所で切除刃22を 定めるために、12の縦溝24が研削により機械加工される。次に、同ブランク が再び研削機に取り付けられて、切除刃22における切欠52を定めるために、 6つの筋溝50が研削される。 窓孔26は、放電機(EDM)によってシャンク壁28を切断して作られる。 EDMの切断ワイヤがまず、選択された鋭角で傾斜面66を切断し、次いで軸1 7に平行に近位方向へ進み、最後に窓孔26の近位端を定めるために垂直な切断 が行われる。 再び図4によれば、器具10を組み立てる際に、ドリルバーのシャンク19の 近位端60が、シャンク19を受け入れるために大きくされた内管14の遠位端 14aの中に挿入される。シャンク19の近位端60は内管14の遠位端14a の中でかしめられて固定される。この目的のために、シャンク19には円周方向 へ延びる一対の筋溝61が設けられる。これに代わってシャンク19を内管14 に取り付ける他の技術としては、スポット溶接、レーザ溶接あるいは電子ビーム 溶接、ロウ付けまたは接着があげられる。 組み立てられた内管14は、基部36がハブ34内に据えられるまで、ハブ3 4を通して外管12の中に挿入される(図2)。外管12と内管14との間に隙 間を設けるために、内管14の外径は外管12の内径よりかなり小さくされてい る。しかし、内管14の遠位端14aの外径は、その遠位端14aが側面荷重に 対してドリルバー18のためのベアリングとして機 能するために、外管12の内径よりわずかだけ小さい。その遠位端14aとほぼ 同じ外径を有する熱収縮されたプラスチック製スリーブ(図示略)が、外管12 に対する近位ベアリング面をもたらすために、近位端の近傍で内管14の周りに 設けられている。 図9によれば、使用時に手術器具10はハンドピース90の遠位端の中に挿入 される。前記のように、ハンドピース90は、内管14を回転させるために基部 36の近位端37に係合するモータ92を含んでいる。ハンドピース90は、器 具10の吸引部40(図2)に取り付けられて真空源96からの吸引を行う真空 用取付部94も含んでいる。 手術器具10の遠位端は、刺し傷100を通して患者の膝蓋骨の下方の膝関節 102に導入される。第2の刺し傷106を通して関節102に導入された内視 鏡104は、手術部位へ照明(光源108からの)をもたらすとともに、手術部 位の画像をテレビカメラ110へ伝送する。その画像は外科医が観察するための テレビスクリーン112へカメラ110によって伝えられる。これに代わって、 外科医は内視鏡104の接眼レンズを使って画像を観察してもよく、また画像を 記録してもよい。 関節102は、流体源118から第3の刺し傷116を通して導入された流体 で膨張する。この流体は、手術部位を洗浄するとともに、ドリルバー18により 切除された組織片を真空源96による吸引によって窓孔26を通してチャンバ3 0の中へ、次いで管の通路15へ引き出すための媒体をもたらす。 外科医は、組織120(例えば、骨の切片あるいは、滑膜組織や軟骨のような いっそう柔らかい組織の切片)にドリルバー18(外管の開口20によって露出 している)を当てがうために、器具10の遠位端を操作する。次いで、外科医は モータ92を駆動させて内管14と手術刃先16とを回転させる。モータ92は 電源114から操作用の電圧と電流を受ける。外科医は、電源114によりモー タ92に加えられた操作用の電圧と電流の大きさ及び極性を調節するフットスイ ッチ114a・114bを使って、回転の速度と方向(手術刃先16のような削 取器が通常、一方向だけで操作されるとしても、単一方向または揺動方向)を調 節する。モータ92は、例えば100rpm〜5000rpmのような広範囲な 速度にわたって内管14を回転させることができ、また、25オンス・インチを 超えるトルクを伝えることができる。 骨組織120を削り取る際、ドリルバー18の切除刃22は刃が回転して骨を 削り取る。一方、より柔らかい組織120を切除するとき、中立からわずかに正 方向へ向いたすくい角によって増大した鋭利さにより、切除刃22がドリルバー 18の回転時に組織を効果的に切除する(引き裂いたり切り分けるよりも)こと が可能になる。削取/切除動作の侵襲性は、回転速度と外科医により組織120 に加えられた圧力との関数である。外科医は、テレビスクリーン112で手術部 位を観察しながら、器具10を一方側部から他方側部へかつ軸方向へ徐々に動か して組織120を切除する。 ドリルバー18により切除された組織片は、切除刃22の比較的短い分節23 によって破壊されあるいは切り刻まれ、かつ、縦溝付きのドリルバー18の回転 と窓孔26の中へ引き入れられた洗浄流体とによって近位方向へ駆り立てられる 。組織片は、首部25と傾斜面66とを通り越して、洗浄流体とともに窓孔26 及びチャンバ30へ入る。傾斜面66は、組織片を窓孔26の中へ案内しさらに 詰まるおそれを減らす斜道として機能する。組織片と洗浄流体は次いで、内管の 通路15へ引き入れられ、内管14を通して近位へ移送され、吸引部40で手術 器具10から出る。 窓孔26は寸法が大きく、またそれが外管の開口20で手術部位へほぼ完全に 露出しているので、器具10によって支持された組織片と洗浄流体との流速は、 ドリルバーの組み込まれた従来の器具に対して30%ほど増加する。これにより 、器具10が組織片によって詰まるようになるおそれが実質的に減る。切除刃2 2の切欠構造により、組織片が比較的小さくなり、さらに詰まるおそれが減少す る。加えて、切除刃22のすくい角により、ドリルバー18が、柔らかい組織で あっても窓孔26を通ってチャンバ30の中へ容易に運ばれる小片に効果的に切 除することが可能になる。 内管14の遠位端14aは、内管14とドリルバー18が外管12の内面から 離れて回転するのを維持するためにベアリングとして機能する。遠位端14aが 切除刃22のすぐ近位に位置しているので、遠位端14aは、外科医がドリルバ ーを骨の ような硬い組織120に向けるときに比較的大きな側面荷重が加わるとしても、 ドリルバー18のための近位支持部をもたらす。これにより、ドリルバー18が 外管12の内面に接触するのを防止し、それによって手術刃先16の磨耗を減ら すとともに鋼片の「落下」を防止する。リン青銅材料からなる内管14のすぐれ たベアリング特性もまた、落下の減少に寄与し、かつ、外管12の内面を柔らか い貴金属(銀のような)で被覆する必要がなく、食い付きのおそれを減らす(ド リルバーが通常操作される例えば5000rpmのような高速度回転においても )のに役立つ。 使用後に手術器具10は、再使用されるのであれば洗浄される。窓孔26は寸 法が大きく、また外管の開口20により露出しているので、窓孔26(及び、し たがってチャンバ30)への洗浄のためのアクセスは、内管14を外管12から 取り外すことなく、容易になる。 他の実施態様は以下の請求の範囲に含まれる。 例えば、流体の流速をよりいっそう増大させるためにシャンク19に付加的な 窓孔が設けられてもよい。窓孔26の形状と外管の開口の寸法とは加減すること ができる。 ドリルバーには、所望により、切除刃22、縦溝24及び筋溝50をより多く あるいはより少なく設けてもよい。一般に、切除刃22の数はドリルバー18の 直径と切除動作の所望の侵襲性との関数である。所望により、ドリルバー18の 直径に応じて、図3及び図4に示されたものよりも多いあるいは少ない 筋溝が設けられてもよい。切欠52はそれぞれの切除刃22に設けられる必要は ない。 手術刃先16は、所望により、他の「ドリルバー」形状を有していてもよい。 例えば、テーパ状、楕円形及び円形のドリルバーが含まれる。 手術の用途に従って、他の切除刃形態が可能である。特に、切除刃22は、図 3〜図5に示されたものよりも程度が大きいあるいは小さいらせん状であっても よい。切除刃22はまた、長手軸40(筋溝50でもよい)に対する他の傾斜角 を定めてもよい。切除刃22のすくい角は、切除すべき組織の種類に応じて変え てもよい。 ドリルバー18の遠位先端44は他の方法で構成されてもよい。例えば、先端 44は、端をぴたっと寄せた切除動作が起きないように、鈍くされていてもよい 。これに代えて、先端44は、端をぴたっと寄せた切除がいっそう侵襲的となる ように構成されてもよい。また、先端44は半球形である必要はない。代わりの 可能な形状としては、正方形、円錐形、凸状及び凹状が含まれる。 器具10の使用が膝の手術に関して説明されてきたが、器具10が他の内視鏡 処置及び関節鏡処置に用いられてもよい、ということは理解されるであろう。 さらに他の実施態様は以下の請求の範囲に含まれる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZW 【要約の続き】 る。これらの切欠は切除刃を比較的小さい分節に分け る。これらの分節は、詰まりのおそれをいっそう減少さ せるために、対応して小さい組織片を(ドリルバーが柔 らかい組織を切除するために用いられるときでも)作り 出す。加えて、切除刃には正のすくい角が設けられてい るのが好ましい。このすくい角は、切除刃を、いっそう 鋭利にするとともに、比較的柔らかい組織を引き裂いた り裁断したりするよりも効果的に切除するために適切な ものにする。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.遠位端に開口を有する外管と、 この外管の内部に回転のために配され、遠位端と近位端との間に内部通路を 有する内管と、 内管の遠位に取り付けられた近位シャンク及びこのシャンクの遠位に配され かつ外管の開口の内側に位置する縦溝付きの組織切除用ドリルバーを含んでいる 手術刃先とを備え、 シャンクが、前記通路に連通する内部チャンバを定める壁を含み、この壁が 、ドリルバーによって切除された組織片をチャンバ内へ次いで前記通路内へ運ぶ ために、チャンバに連なる窓孔を含み、この窓孔が、前記壁の外径に対して実質 的な幅を有している手術器具。 2.窓孔の幅が、前記壁の外径の約2分の1である請求項1に記載の手術器具。 3.窓孔の幅が、前記壁の外径の2分の1よりも大きい請求項1に記載の手術器 具。 4.窓孔の遠位端に隣接して配された前記壁の一部が、その窓孔へ向かって近位 方向へ傾斜する傾斜面を含んでいる先行請求項のいずれか1つに記載の手術器具 。 5.前記壁が、前記開口の側部を定めるとともに平面内に置かれる一対の軸方向 面を定め、傾斜面がその平面に対して鋭角で方向付けられている請求項4に記載 の手術器具。 6.内部チャンバがほぼ円筒状になるようにシャンクの前記壁が管状である先行 請求項のいずれか1つに記載の手術器具。 7.外管の開口が、外管の遠位端における遠位端とドリルバーの近位に設けられ た近位端との間で軸方向へ延びており、それによって、ドリルバーを外管の一方 側部に沿って露出させるとともに、ドリルバーの他方側部のためのフードをもた らす外管の一部を定める先行請求項のいずれか1つに記載の手術器具。 8.外管の開口が、前記窓孔の主要部を露出させるために、軸方向へ充分に延び ている先行請求項のいずれか1つに記載の手術器具。 9.外管の開口は、その開口の近位端が前記窓孔の近位端に隣接して設けられる ように、軸方向へ延びている請求項7に記載の手術器具。 10.外管の開口は、その開口の近位端が前記窓孔の近位端の近位に設けられる ように、軸方向へ延びている請求項9に記載の手術器具。 11.ドリルバーが、内管の回転の際に外管における前記開口によってドリルバ ーにさらされる被切除組織のための手術刃先の外面に設けられた複数の縦溝によ って周方向に間隔の置かれた複数の切除刃を含んでいる先行請求項のいずれか1 つに記載の手術器具。 12.切除刃の少なくとも1つが、少なくとも1つの切欠をその中に含んでいる 請求項11に記載の手術器具。 13.切除刃が、軸方向へ間隔の置かれた複数の切欠をその中に含んでいる請求 項11に記載の手術器具。 14.切除刃のそれぞれが、軸方向へ間隔の置かれた複数の切欠をその中に含ん でいる請求項11に記載の手術器具。 15.切除刃及び縦溝が、軸方向へ延びるとともに、ドリルバーの長手軸に対し て傾斜している請求項11に記載の手術器具。 16.ドリルバーが、軸方向へ延びかつ縦溝を横断するように傾斜した複数の筋 溝をさらに備え、これらの筋溝が、軸方向へ間隔の置かれた複数の切欠を切除刃 のそれぞれに定めている請求項15に記載の手術器具。 17.縦溝及び筋溝が、前記長手軸に対して互いに逆向きの鋭角で方向付けられ ている請求項16に記載の手術器具。 18.縦溝のそれぞれが、第1切除刃の先行面と、隣接する第2切除刃の随行面 とを定めている請求項11に記載の手術器具。 19.先行面が、切除刃のための正のすくい角を定めるために切除刃の半径に対 して方向付けられている請求項18に記載の手術器具。
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