JP2001506951A - 自動車用ステアリングホイール型拘束装置 - Google Patents

自動車用ステアリングホイール型拘束装置

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JP2001506951A JP52832898A JP52832898A JP2001506951A JP 2001506951 A JP2001506951 A JP 2001506951A JP 52832898 A JP52832898 A JP 52832898A JP 52832898 A JP52832898 A JP 52832898A JP 2001506951 A JP2001506951 A JP 2001506951A
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ジンフーバー・ループレヒト
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フォルクスワーゲン・アクチェンゲゼルシャフト
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、ステアリングコラム内に配置された、ケーシングを有するインフレータと、ディフューザと、ステアリングホイールのハブ内に配置されたエアバッグを備えた、自動車用ステアリングホイール型拘束装置に関する。本発明は、オフトオフポジションにある運転者に対しても規定通りの安全作用を発揮することができるように、この拘束装置を形成するという課題を解決する。そのために、インフレータのケーシング(2:16:24)はステアリングコラム(1)のトルク伝達部品として形成され、ステアリングホイール(4)とステアリングコラム下側部分(7;18;31)の間に配置および案内され、入れ子式に伸縮可能にステアリングコラム下側部分に連結されている。この場合、好ましい実施形では、普通の使用位置と衝突位置との間における、ステアリングコラム下側部分(7;18;31)の方へのケーシング(2;16;24)の軸方向摺動が、インフレータに作用する所定の大きさの押圧力によって、摺動を阻止する要素(8;15;33)に打ち勝って生じる。

Description

【発明の詳細な説明】 自動車用ステアリングホイール型拘束装置 本発明は、特に調節可能なステアリングコラムに関連して配置するための、請 求項1の上位概念に記載した自動車用ステアリングホイール型拘束装置に関する 。 ステアリングホイールのハブ内に配置されたエアバッグがステアリングコラム 内に配置されたインフレータに作用連結されているステアリングホイール型拘束 装置は公知である。例えばドイツ連邦共和国実用新案登録第29516625号 公報はステアリング軸(ステアリングコラム)を対象としている。このステアリ ング軸はその縦軸線に沿って延びる中空室を有し、この中空室はステアリングホ イール寄りのステアリング軸の端部に開口し、中空室の任意の位置にガス発生用 充填剤が挿入されている。ステアリング軸はそのステアリングホイール側の端部 に、案内突出部(ディフューザ)を備えている。この案内突出部はステアリング ホイールのハブ内に配置され、ガスの流出開口を備えている。 類似の解決策がヨーロッパ特許出願公開第0615889号公報に記載されて いる。この場合、エアバッグはハブの外側においてステアリングホイールの運転 者側に配置され、ディフューザはステアリング軸内においてインフレータの近く に配置されている。この解決策の場合、インフレータはステアリング軸ガイドの 範囲においてステアリング軸の外側にも配置され、ステアリング軸内部に通じる ガス吹き出し口を備えている。 ヨーロッパ特許出願公開第0721865号公報は、ステアリング軸内のステ アリングホイール側に形成された円筒状の中空室内に配置されるエアバッグモジ ュール装置を対象としている。このエアバッグモジュール装置は中空室内に配置 するために円筒状のケーシングを備え、このケーシングはインフレータ、ディフ ューザおよびエアバッグを収容している。この場合、エアバッグはケーシングの ステアリングホイール側端部に保持されている。インフレータとディフューザに 限定された類似の解決策はドイツ連邦共和国実用新案登録第29516621号 公報にも記載されている。 ドイツ連邦共和国特許出願公開第4418628号公報は、ステアリングホイ ールに一体化されたエアバッグとアクティブ式膝衝突保護装置を備えた乗員拘束 装置を対象としている。ステアリングホイールは環状のステアリングスピンドル に固定され、このステアリングホイールの内部にはインフレータが配置されてい る。このインフレータはガス流出口を有する2つのガス流出範囲を有し、一方で ステアリングスピンドルの内部を介してステアリングホイール内に折り畳まれた エアバッグに接続され、他方では、ステアリングスピンドル壁部に形成されたガ ス通過口を介して、膝衝突装置に一体化されたガスクッションに接続されている 。エアバッグとガスクッションを膨らますために、ステアリングスピンドルの内 部に配置された、選択的に作動させることができる別々のインフレータを配置す ることが可能である。 更に、ドイツ連邦共和国特許第3934588号公報は、乗員の膝のための中 空の変形要素を備えた拘束保護装置を対象としている。膝保護のために設けられ たエアバッグは折畳みベロー状に形成されかつインフレータに配置された薄板中 空体に保持され、開口を介してこの薄板中空体に接続されている。この開口は、 インフレータの起動時に先ず最初に薄板中空体を膨らませ、そしてエアバッグを 膨らませるように形成されている。 冒頭に述べたステアリングホイール型拘束装置は、普通の位置に着座する運転 者のための拘束装置である。アウトオフポジションにある運転者のためには、装 置によって提供される安全手段は全く作用しないかあるいは逆に運転者にとって 付加的な危険源になる。 そこで、本発明の課題は、アウトオフポジションにある運転者に対して、規定 通りの安全作用を発揮し得る、請求項1の上位概念に記載した自動車用ステアリ ングホイール型拘束装置を提供することである。 この課題は、請求項1,7,9記載の特徴を有するステアリングホイール型拘 束装置によって解決される。有利な実施形は従属請求項に記載され、特に上記の ステアリングホイール型拘束装置の個々の部品および下位組み立て体に関する。 ステアリングコラム内に配置されたインフレータのケーシングは本発明に従い 、ステアリングコラムのトルク伝達部品として形成され、ステアリングホイール とステアリングコラム下側部分の間に配置および案内され、このステアリングコ ラム下側部分に入れ子式に伸縮可能に連結されている。両ステアリングコラム部 分は普通の使用位置では軸方向に互いに固定されている。しかし、衝突時に、摺 動を阻止する要素に打ち勝つと、ケーシングがステアリングコラム下側部分と相 対的に予め定められた状態で摺動可能である。そのために必要な予め定められた 押圧力は、ステアリングホイールに導入されてケーシングに作用する押圧力によ ってあるいはインフレータ始動後にケーシングに作用するガス圧によって加えら れる。両ステアリングコラム部分の入れ子式伸縮性によって、衝突状況に依存し ないで、ステアリングコラムが、ここでは詳しく説明しない公知の手段によって 、ケーシングのための調節可能なガイドと関連して調節可能である。 縦方向に成形された外周面を備えたケーシングはトルクを伝達するために、縦 方向に成形された内壁を備えたステアリングコラム下側部分内に配置されている 。この場合、成形部は互いに対応している。ケーシングは成形された外周面を有 する連結部を備えていてもよい。この連結部はケーシングの代わりに、ステアリ ングコラム下側部分に入れ子式に伸縮可能に連結されている。縦方向成形部はス プラインまたはセレーションとして形成されている。 ケーシングは好ましくはガイド内に支承されている。このガイド内でケーシン グは回転可能にかつ軸方向にスライド可能に保持され、このガイドにまたはガイ ドとケーシングの間に、ケーシングの摺動を阻止する要素が設けられている。そ の際、ガイドは、ステアリングコラム調節を可能にするために、車体に調節可能 に保持することができる。阻止する要素としては、剪断ピンが役立つ。この剪断 ピンはガイド内に固定され、ケーシング壁に係合している。ガイドがケーシング のためにラジアル軸受を備えていると、剪断ピンはラジアル軸受の内側部分に配 置される。この内側部分はケーシングと共に、外側部分と相対的に回転する。衝 突によって負荷される場合、剪断ピンが剪断され、ケーシングとそれに配置され がステアリングホイールはステアリングコラム下側部分の方に摺動する。 ロックする要素は、場合によっては自主的な解決策では、変形要素であっても よい。この変形要素はガイドとステアリングホイールの間においてケーシングの 周りに形成され、軸方向においてガイドに支持されている。 その際、変形要素は好ましくはステアリングホイールのハブに一体に形成され ている。負荷を受けた場合、ステアリングホイールとケーシングはこの要素を変 形しながら、負荷エネルギー(衝突エネルギー)を低減しながら、ガイドに対し てあるいはガイドと相対的にステアリングコラム下側部分の方に摺動する。ケー シングはこのステアリングコラム部分内に入る。変形要素としてディフューザを 使用することができる。そのために、ディフューザは、ステアリングホイールが 負荷時にディフューザを変形しながらガイドまたはケーシングの方にステアリン グコラム下側部分内に摺動するように、簡単に形成および配置されている。 ガイドがラジアル軸受を備え、ラジアル軸受の内側部分内に衝突時に剪断可能 な錠止ピンが固定され、ケーシングに係合している実施形の場合には、ケーシン グと内側部分はピストンシリンダユニットとして形成可能である。このピストン シリンダユニットではケーシングはピストンの一部であり、連結部を備えている 。連結部によってケーシングはステアリングコラム部分に入れ子式に伸縮可能に 配置されている。この構造では、内側部分はステアリングホイール側で、ケーシ ングに対して、このケーシングに対して半径方向に向いた内側カラーによってシ ールされ、ケーシングはその下端部に形成された、内側部分に対して半径方向に 向いた外側カラーによって内側部分に対してシールされ、内側部分の方に向いた 少なくとも1つのガス吹き出し口を備えている。このガス吹き出し口は内側部分 とケーシングの間に形成されたリング状の中空室に開口している。インフレータ の点火時に、ガスはディフューザを経てエアバッグに流れ、かつ内側部分の方に 向いたガス吹き出し口を経て中空室に流れる、ケーシングをステアリングホイー ルと共にステアリングコラム下側部分の方におよび連結部をこのステアリングコ ラム下側部分の方に押し込む。その際、ケーシング内には、互いに別々に点火可 能な2個のインフレータを配置することができる。このインフレータの一方はエ アバッグを膨らますために役立ち、他方はガイド内でケーシングを摺動させるた めに役立つ。両方のインフレータが別々に起動可能であるので、ピストンシリン ダユニットと協働するインフレータは、運転者がアウトオフポジションにあると きにのみ点火される。 ケーシングは離隔された2個のラジアル軸受によって円筒状のガイド内に配置 され、ピストンシリンダユニットを形成している。この場合、ガイドはステアリ ングホイール側でケーシングに対してシールされ、ケーシングはその下端部でカ ラーによってケーシングに対してシールされ、一方のラジアル軸受が下端部にお いてケーシングとガイドの間でカラーによって形成された中空室内に配置され、 他方のラジアル軸受はステアリングコラム側でこの中空室内に配置されている。 この場合、ケーシングは中空室に通じる少なくとも1個のガス吹き出し口を備え ている。この実施形の場合にも、2個のインフレータをケーシング内に配置する ことができる。このインフレータは互いに別々に制御可能である。 この実施形は好ましくは、ステアリングコラム調節のための装置と組み合わせ られる。この組み合わせは、ガイドがその壁に2つのガス通過口を備え、このガ ス通過口が各々1個の空気圧シリンダに開口している。一方の空気圧シリンダは 、その中に配置されたピストンと協働することができる。このピストンはそのピ ストンロッド上に配置されたロッドを介して、ステアリングコラム固定保持のた めの解錠機構に作用連結されている。車体に保持され、予め定めた位置に固定さ れたガイドの解錠は、インフレータ内で発生し、ガイドからガス通過口を通って シリンダ室内に流れるガスがピストンシリンダユニットを付勢するときに行われ る。他の空気圧シリンダはその中に配置されたピストンと協働して、ステアリン グコラムを下方に揺動させる。このピストンのピストンロッドは車体に支持され ている。 それによって、ステアリングコラムのこの実施形の場合には、ステアリングホ イールのハブ内に配置されたエアバッグを展開させるためおよびステアリングコ ラム下側部分の方にケーシングをステアリングホイールと共に上記のように摺動 させるために、ステアリングコラムは付加的に可能に揺動させられる。従って、 衝突の場合アウトオフポジションにある運転者に対して、他の保護手段が作用す ることになる。そのために、ピストンシリンダユニットを備えた前述の実施形に 対応して、第2のインフレータが配置され、このインフレータは、アウトオフポ ジションにある運転者に基づいて、ステアリングホイールとステアリングコラム が調節可能であるときにのみ点火される。 次に、実施の形態の基づいて本発明を詳しく説明する。 図1は、本発明によるステアリングホイール型拘束装置を部分的に切断して示 す図、 図2は、ステアリングコラムのためのガイド内に形成されたピストンシリンダ ユニットを備えた本発明によるステアリングホイール型拘束装置を示す図、 図3はきわめて組み立てやすいステアリングホイール型拘束装置を示す図、 図4は付加的に揺動可能なステアリングコイルを備えたステアリングホイール 型拘束装置の他の実施の形態を示す図である。 図1は、ステアリングホイール型拘束装置を示している。この拘束装置は、ケ ーシング2を有する、ステアリングコラム1として形成されたインフレータと、 ディフューザ3と、ステアリングホイール5のハブ5内に折り畳んで配置された エアバッグ6を備えている。ステアリングコラム1はケーシング2とステアリン グコラム下側部分7とによって形成されている。この場合、ケーシング2はトル クを伝達する部分として形成されている。ケーシングは一方の端部において、ス テアリングコラム下側部分7内に相対回転しないようにかつ入れ子式に伸縮可能 に、すなわち軸線Aに沿って軸方向に摺動可能に配置されている。ケーシングは 他端において、クランプ継手によってハブ4に固定連結されている。ハブ4は一 体に成形されスリーブ状に形成された変形要素8だけ延長し、車体(図示してい ない)に固定連結されホルダーとして形成されたスライドガイド9に接触するよ うに配置されている。ステアリングホイール5と反対のガイドの側において、ケ ーシング2ひいてはステアリングホイール5は、スナップリング10によって運 転者の方に摺動しないように保持すべきである。ケーシング2はその外周に、軸 方向に形成されたスプライン11を備えている。このスプラインはステアリング コラム下側部分7に形成された雌型スプライン11aに対応している。ステアリ ングコラム1とステアリングホイール5はこの構造および上記構造によって、ス ライドガイド9内で回転可能に固定されている。ステアリング下側部分7の方へ のケーシング2の軸方向の摺動は普通の使用位置では、変形要素8とこのような スライドを阻止する要素によって防止される。しかし、この変形要素8は、衝突 時にステアリングを介して運転者によって加えられる押圧力が所定の値を上回る と、エネルギーを吸収しながら変形するように形成されている。この場合、ステ アリングホイール5はケーシング2と一緒に、ステアリングコラム下側部分7の 方に距離xだけ摺動する。その際、ケーシング2はステアリングコラム下側部分 7内で同様に距離xだけ摺動する。この過程は同時に、エアバッグ6を膨らます ために、センサで起動するインフレータによって行われる。 図2には、本発明によるステアリングホイール型拘束装置の他の実施の形態が 示してある。この拘束装置はラジアル軸受13を有するガイド12を備えている 。このラジアル軸受の内側部分14内には、内側部分14内でのインフレータの ケーシング16の軸方向摺動を阻止する要素として、剪断ピン15が設けられて いる。この剪断ピンはケーシング16に係合している。ケーシング16はステア リングコラム下側部分18内の連結部17と共に、トルクを伝達するステアリン グコラム1の部分として、このステアリングコラム下側部分とステアリングホイ ール(図示していない)の間に配置され、ガイド12によって同様に入れ子式に 伸縮可能にステアリングコラム下側部分18内に保持されている。連結部17の 外周面と、ステアリングコラム下側部分18の内壁は、互いに対応するスプライ ン(17a;18a)を備えている。 ケーシング16と内側部分14はピストンシリンダユニットのように形成され 、この場合内側部分14はステアリングホイール側でケーシング16に対してシ ール板19でシールされ、このケーシングはその下端に形成されたカラー20に よって、内側部分14に対してシールされている。ケーシング16はガス吹き出 し口21を有する。このガス吹き出し口は内側部分14とケーシング16の間に 形成された中空室22に開口している。 ケーシング16ひいてはステアリングホイールとステアリングコラム下側部分 18は、図2では回転可能に軸承され、普通の使用位置では剪断ピン15によっ て、軸方向に摺動しない内側部分14に相対回転しないように連結されている。 衝突時に、センサで起動されるインフレータにより、ガスがディフューザ23 を経て、ステアリングホイールのハブ内に配置されたエアバッグ(図示していな い)に流れ、かつガス吹き出し口21を経て中空室22に流れる。中空室22内 に発生するガス圧が予め定めた剪断力を上回ると、剪断ピン15が剪断され、ケ ーシング16がステアリングホイールと共にステアリングコラム下側部分18の 方に乗員から離れるよう摺動する。これにより、特にステアリングホイールの近 くにいる人のために(いわゆるアフトオフポジション問題)、展開するエアバッ グの攻撃性がやわらげられる。 図3に示した実施の形態の場合には、ケーシング16と、ステアリングホイー ル5寄りの当てフランジ16aと、ディフューザ3と、エアバッグ6のクッショ ンが、予備組み立てセットにまとめられている。この個々の要素は、車両の全体 の組み立てから離れて、ステアリングホイール型エアバッグモジュールを生じる ことができるように設計されている。このエアバッグモジュールは技術水準で既 に知られている範囲を越えて、ステアリングコラムの部分も一緒に含んでいる。 この予備組み立てセットはステアリングホイール5だけ拡張可能である。このス テアリングホイールは当てフランジ16aに適合したフランジ基部5aを有し、 エアバッグ6のための収容カップ5bをハブの範囲に形成している。エアバッグ 6のためのカバー5cとして、別個のキャップが設けられておらず、周囲発泡体 5dと材料一体的に一緒に成形された皮状蓋が設けられている。この皮状蓋はス テアリングホイール本体の一体構成部品である(基礎材料はマグネシウム、アル ミニウムまたは合成樹脂である)。形状安定性のあるコア5eの成形体は好まし くは収容カップ5bの外周壁を形成している。この概念により、コア5eのため および予備組み立てセット全体のために、異なる車両について同じ構造の装置を 設けることができる。周囲発泡体5dだけが、車両特有のデザイン特徴を有する ことができる。 図4に示した実施の形態では、インフレータのケーシング24が、互いに離隔 された2個のラジアル軸受25,26によってガイド27に支持されている。ケ ーシング24とガイド27はピストンシリンダユニットを形成している。この場 合、ガイド27はステアリングホイール側が蓋28によってケーシング24に対 してシールされ、ケーシング24がその下端に形成されたカラー29によってガ イド27に対してシールされている。ケーシング24は縦方向に延びるスプライ ン30を備えた連結部24aと共に、内側スプライン31aを備えたステアリン グコラム下側部分31内に入れ子式に伸縮可能に配置されている。ラジアル軸受 25はカラー29に設けられ、スナップリング32によってケーシング24のカ ラー29に固定されている。このラジアル軸受25の外側部分25aはガイド2 7内にスライド可能に配置され、軸方向の摺動を阻止する要素としての剪断ピン 33によって固定されている。上側のラジアル軸受26はスナップリング34に よってケーシング24の蓋28に対して固定されている。この場合、ラジアル軸 受26の外側部分26aはガイド27内にスライド可能に配置されている。ケー シング24はそれとガイド27の間に形成された中空室35に通じるガス吹き出 し口24aを備えている。 ガイド27には2個の空気圧シリンダ36,37が配置され、ガス通過口38 ,39を介して中空室35に接続されている。空気圧シリンダ36内にはピスト ン40が配置され、このピストンはピストンロッド41によって車体に動かぬよ うに支持されている。この場合、車体に対するステアリングコラムの予め定める ことができる位置は、ステアリングコラム固定保持部42(詳しく示していない )によって車体上で設定されている。空気圧シリンダ37はピストン43を備え ている。このピストンはロッド44に連結されている。このロッドはステアリン グコラム固定保持部42のための解錠機構45に連結されている。更に、インフ レータは上記の実施の形態に対応して、ディフューザ46を介して、ステアリン グホイールのハブ内に配置されたエアバッグに作用連結されている。 衝突時に、インフレータが起動し、発生したガスがディフューザ46を経てエ アバッグに流れ、かつガス吹き出し口24aを経て中空室35に流れ、そして一 部がそこからガス通過口38,39を通って空気圧シリンダ36,37内に流れ る。その際、予め定めたガス圧を上回ると、剪断ピン33が剪断され、ケーシン グ24がステアリングホイール(図示していない)と共にステアリングコラム下 側部分31の方に摺動し、連結部24aがこのステアリングコラム下側部分内に 入れ子式に入る。同時に、空気圧シリンダ37内のピストン43を付勢すること により、ロッド44が操作され、ステアリングコラム固定保持部42が外れ、同 時にガイド27ひいてはステアリングコラムが空気圧シリンダ36の付勢によっ て下方に押圧される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年3月3日(1999.3.3) 【補正内容】 請求の範囲 1.ステアリングコラム(1)内に配置された、ケーシング(2;16;24) を有するインフレータと、ディフューザ(3;23;46)と、ステアリング ホイール(5)のハブ(4)内に配置されたエアバッグ(6)を備え、少なく ともインフレータのケーシング(2;16;24)がステアリングコラム(1 )のトルク伝達部品として形成され、ステアリングホイール(5)とステアリ ングコラム下側部分(7;18;31)の間に配置および案内され、少なくと も間接的にこのステアリングコラム下側部分と相対的に入れ子式に伸縮可能で ある、自動車用ステアリングホイール型拘束装置において、普通の使用位置と 衝突位置の間におけるステアリングコラム下側部分(7;18;31)の方へ のケーシング(2;16;24)の軸方向の摺動が、インフレータに作用する 所定の大きさの押圧力によって摺動を阻止する要素(8;15:33)に打ち 勝って行われ、摺動を阻止する用度がディフューザ(3)によって形成され、 このディフューザ(3)がステアリングホイール(5)のハブ(4)に少なく とも間接的に固定連結されていることを特徴とする自動車用ステアリングホイ ール型拘束装置。 2.ステアリングコラム(1)内に配置された、ケーシング(2;16;24) を有するインフレータと、ディフューザ(3;23;46)と、ステアリング ホイール(5)のハブ(4)内に配置されたエアバッグ(6)を備え、少なく ともインフレータのケーシング(2;16;24)がステアリングコラム(1 )のトルク伝達部品として形成され、ステアリングホイール(5)とステアリ ングコラム下側部分(7;18;31)の間に配置および案内され、少なくと も間接的にこのステアリングコラム下側部分と相対的に入れ子式に伸縮可能で ある、自動車用ステアリングホイール型拘束装置において、普通の使用位置と 衝突位置の間におけるステアリングコラム下側部分(7;18:31)の方へ のケーシング(2;16;24)の軸方向の摺動が、インフレータに作用する 所定の大きさの押圧力によって摺動を阻止する要素(8;15;33)に打ち 勝って行われ、インフレータのケーシング(2;16;24)が車体に配置さ れたガイド(9;12;27)内に回転可能にかつ軸方向にスライド可能に保 持され、要素((8;15;33)がガイド(9;12;27)に配置され、 ガイド(12)がラジアル軸受(13)を備え、このラジアル軸受の内側部分 (14)内に剪断ピン(15)が摺動を阻止する要素として配置され、この要 素がインフレータのケーシング(16)に係合していることを特徴とする自動 車用ステアリングホイール型拘束装置。 3.ステアリングホイール型拘束装置が請求項4〜8または10〜12のいずれ か一つに従って形成されていることを特徴とする請求項1または2記載のステ アリングホイール型拘束装置。 4.ステアリングコラム(19内に配置された、ケーシング(16;24)を有 するインフレータと、ディフューザ(23;46)と、ステアリングホイール (5)のハブ(4)内に配置されたエアバッグ(6)を備えた、自動車用ステ アリングホイール型拘束装置において、調節装置が設けられ、この調節装置に より、インフレータからエアバッグにガスを充填する際に、点火されたガスに 内在するエネルギーを利用しながら、ステアリングコラム(2;7;18;3 1)またはステアリングホイール(5)の少なくとも1つの要素が基本位置か ら所定の安全位置に移動可能であることを特徴とする自動車用ステアリングホ イール型拘束装置。 5.インフレータのケーシング(16)が車体に配置されかつ内側部分(14) を有するラジアル軸受(13)を備えたガイド(12)内に回転可能にかつ軸 方向にスライド可能に保持され、調節装置を形成するために、ケーシング(1 6)と内側部分(14)がピストンシリンダユニットを形成し、内側部分(1 4)がステアリングホイール側でケーシング(16)に対してシールされ、ケ ーシング(16)の下端に形成されたカラー(20)が内側部分(14)に対 してシールされ、ケーシング(16)が内側部分(14)に通じるガス吹き出 し口(21)を備えていることを特徴とする請求項4記載のステアリングホイ ール型拘束装置。 6.インフレータのケーシング(24)が車体に配置された備えたガイド(27 )内に回転可能にかつ軸方向にスライド可能に保持され、調節装置を形成する ために、ケーシング(24)とガイド(27)がピストンシリンダユニットを 形成し、ケーシング(24)が離隔された2個のラジアル軸受(25;26) によって円筒状のガイド(27)に支持され、ガイド(27)がステアリング ホイール側でケーシング(24)に対してシールされ、ケーシング(24)が その下端に形成されたカラー(29)によってガイド(27)に対してシール され、ケーシング(24)がガイド(27)に通じる少なくとも1つのガス吹 き出し口(24b)を備えていることを特徴とする請求項4記載のステアリン グホイール型拘束装置。 7.ガイド(27)が2つのガス吹き出し口(38;39)を備え、このガス吹 き出し口が各々1個の空気圧シリンダ(36;37)に開口し、一方の空気圧 シリンダがその中に配置されピストンロッド(41)によって車体に支持され たピストン(40)と協働して、ステアリングコラムを下方に揺動させる働き をし、他方の空気圧シリンダがピストン(43)およびそのピストンロッドに 設けられたロッド(44)協働して、ステアリングコラム固定保持部(42) のための解錠機構(45)に作用連結されていることを特徴とする請求項6記 載のステアリングホイール型拘束装置。 8.ケーシング(16;24)が互いに分離された点火可能な2個のインフレー タを収容し、一方のインフレータがディフューザ(23;46)を介してエア バッグに接続され、他方のインフレータがガス吹き出し口(21;24a)を 介してピストンシリンダユニットと協働し、インフレータが一緒にまたは互い に別々に制御されることを特徴とする請求項4〜7のいずれか一つに記載のス テアリングホイール型拘束装置。 9.ステアリングホイール型拘束装置が請求項1または2およびまたは請求項4 〜14のいずれか一つに従って形成されていることを特徴とする請求項4〜8 のいずれか一つに記載のステアリングホイール型拘束装置。 10.ケーシング(16)を有するインフレータと、ディフューザ(3)と、エア バッグ(6)と、ステアリングホイール(5)を配置するために形成された当 てフランジ(16a)とを備え、ケーシング(16)と当てフランジ(16a )とディフューザ(3)とエアバッグ(6)が下位構造体にまとめられている 、ステアリングホイール型拘束装置のための予備組み立てセットにおいて、予 備組み立てセットがステアリングホイール本体を備えたステアリングホイール (5)を付加的に備え、このステアリングホイール本体がステアリングホイー ルハブ(4)の範囲に、エアバッグ(6)のための収容カップ(5b)を備え 、この収容カップの側方の壁とエアバッグ(6)を覆う蓋の底(5c)が、ス テアリングホイール本体によって材料一体的に形成され、ステアリングホイー ル本体がフランジ基部(5a)を備え、このフランジ基部の輪郭が当てフラン ジ(16a)に適合していることを特徴とする予備組み立てセット。 11.ステアリングホイール本体が形状安定性のあるコア(5e)を備え、このコ アが衝突をやわらげる周囲発泡体(5d)によって取り囲まれていることを特 徴とする請求項10記載の予備組み立てセット。 12.エアバッグカバー(5c)が周囲発泡体(5d)によって形成されているこ とを特徴とする請求項11記載の予備組み立てセット。 13.予備組み立てセットが請求項1〜9のいずれか一つに記載に従って形成され ていることを特徴とする請求項10〜12のいずれか一つに記載の予備組み立 てセット。 14.ステアリングホイール型拘束装置が請求項10〜13のいずれか一つに記載 の予備組み立てセットを使用して製作されていることを特徴とする自動車用ス テアリングホイール型拘束装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ステアリングコラム内に配置された、ケーシングを有するインフレータと、 ディフューザと、ステアリングホイールのハブ内に配置されたエアバッグを備 えた、自動車用ステアリングホイール型拘束装置において、少なくともインフ レータのケーシング(2;16;24)がステアリングコラム(1)のトルク 伝達部品として形成され、ステアリングホイール(4)とステアリングコラム 下側部分(7;18;31)の間に配置および案内され、少なくとも間接的に このステアリングコラム下側部分と相対的に入れ子式に伸縮可能であることを 特徴とする自動車用ステアリングホイール型拘束装置。 2.特に請求項1記載の拘束装置で使用するためのインフレータ用ケーシングに おいて、ケーシング(2)またはこのケーシングに設けられた連結部(17; 24a)が、縦方向に成形された内壁(11a;18a;31a)を備えたス テアリングコラム下側部分(7;18;31)に係合するために縦方向に成形 された外周面(11;17a;30)を備えていることを特徴とするインフレ ータ用ケーシング。 3.普通の使用位置と衝突位置の間における、ステアリングコラム下側部分(7 ;18;31)の方へのケーシング(2;16;24)の軸方向の摺動が、イ ンフレータに作用する所定の大きさの押圧力によって摺動を阻止する要素(8 ;15:33)に打ち勝って行われることを特徴とする請求項1または2記載 のステアリングホイール型拘束装置。 4.インフレータのケーシング(2;16;24)が車体に配置されたガイド( 9;12;27)内に回転可能にかつ軸方向にスライド可能に保持され、要素 ((8;15;33)がガイド(9;12;27)に配置されていることを特 徴とする請求項1または2記載のステアリングホイール型拘束装置。 5.要素(8)がステアリングホイール(5)とガイド(9)の間に配置された 変形要素であることを特徴とする請求項4記載のステアリングホイール型拘束 装置。 6.変形要素(8)がステアリングホイール(5)のハブ(4)に一体に連結さ れていることを特徴とする請求項4記載のステアリングホイール型拘束装置。 7.ステアリングコラム内に配置された、ケーシングを有するインフレータと、 ディフューザと、ステアリングホイールのハブ内に配置されたエアバッグを備 えた、特に請求項1または5記載の自動車用ステアリングホイール型拘束装置 において、ディフューザ(3)が同時に変形要素として形成され、ステアリン グホイール(5)のハブ(4)に少なくとも間接的に固定連結されていること を特徴とする自動車用ステアリングホイール型拘束装置。 8.ガイド(12)がラジアル軸受(13)を備え、このラジアル軸受の内側部 分(14)内に剪断ピン(15)が阻止要素として配置され、この剪断ピンが インフレータのケーシング(16)に係合していることを特徴とする請求項4 記載のステアリングホイール型拘束装置。 9.ステアリングコラム内に配置された、ケーシングを有するインフレータと、 ディフューザと、ステアリングホイールのハブ内に配置されたエアバッグを備 えた、特に請求項1または7記載の自動車用ステアリングホイール型拘束装置 において、調節装置が設けられ、この調節装置により、インフレータからエア バッグにガスを充填する際に、点火されたガスに内在するエネルギーを利用し ながら、ステアリングコラム(2;7:18;31)またはステアリングホイ ール(5)の少なくとも1つの要素が基本位置から所定の安全位置に移動可能 であることを特徴とする自動車用ステアリングホイール型拘束装置。 10.調節装置を形成するために、ケーシング(16)と内側部分(14)がピス トンシリンダユニットを形成し、内側部分(14)がステアリングホイール側 でケーシング(16)に対してシールされ、ケーシング(16)の下端に形成 されたカラー(20)が内側部分(14)に対してシールされ、ケーシング( 16)が内側部分(14)に通じるガス吹き出し口(21)を備えていること を特徴とする請求項9記載のステアリングホイール型拘束装置。 11.調節装置を形成するために、ケーシング(24)とガイド(27)がピスト ンシリンダユニットを形成し、ケーシング(24)が離隔された2個のラジア ル軸受(25;26)によって円筒状のガイド(27)に支持され、ガイド( 27)がステアリングホイール側でケーシング(24)に対してシールされ、 ケーシング(24)がその下端に形成されたカラー(29)によってガイド( 27)に対してシールされ、ケーシング(24)がガイド(27)に通じる少 なくとも1つのガス吹き出し口(24b)を備えていることを特徴とする請求 項9記載のステアリングホイール型拘束装置。 12.ガイド(27)が2つのガス吹き出し口(38;39)を備え、このガス吹 き出し口が各々1個の空気圧シリンダ(36;37)に開口し、一方の空気圧 シリンダがその中に配置されピストンロッド(41)によって車体に支持され たピストン(40)と協働して、ステアリングコラムを下方に揺動させる働き をし、他方の空気圧シリンダがピストン(43)およびそのピストンロッドに 設けられたロッド(44)協働して、ステアリングコラム固定保持部(42) のための解錠機構(45)に作用連結されていることを特徴とする請求項11 記載のステアリングホイール型拘束装置。 13.ケーシング(16;24)が互いに分離された点火可能な2個のインフレー タを収容し、一方のインフレータがディフューザ(23;46)を介してエア バッグに接続され、他方のインフレータがガス吹き出し口(21;24a)を 介してピストンシリンダユニットと協働し、インフレータが一緒にまたは互い に別々に制御されることを特徴とする請求項9〜12のいずれか一つに記載の ステアリングホイール型拘束装置。 14.ステアリングホイール(5)を固定するために装備された当てフランジを備 えていることを特徴とする請求項2記載のケーシング。 15.当てフランジが材料一体的に連結されていることを特徴とする請求項14記 載のケーシング。 16.ディフューザ(3)が材料一体的に連結されているかあるいは固定手段を介 して連結されていることを特徴とする請求項2記載のケーシング。 17.要素であるケーシング、当てフランジ、ディフューザおよびエアバッグが下 位組み立て体にまとめられていることを特徴とする、特に請求項1,2,14 ,15または16記載の少なくとも一つに記載のステアリングホイール型拘束 装置用予備組み立てセット。 18.ステアリングハブの範囲に収容カップが設けられ、この収容カップと、エア バッグを覆う蓋の底が、ステアリングホイール本体によって材料一体的に形成 されていることを特徴とする、請求項17記載の予備組み立てセットを使用し たステアリングホイール型拘束装置。 19.フランジ基部を備え、このフランジ基部の輪郭が当てフランジに適合してい ることを特徴とする、請求項18記載のステアリングホイール型拘束装置にお いて使用するためのステアリングホイール本体。 20.形状安定性のあるコアを備え、このコアが衝突をやわらげる周囲発泡体によ って取り囲まれていることを特徴とする請求項19記載のステアリングホイー ル本体。 21.エアバッグカバーが周囲発泡体によって形成されていることを特徴とする請 求項20記載のステアリングホイール本体。
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