JP2001506813A - 通信装置のシステム及びそのシステムにおける通信方法 - Google Patents

通信装置のシステム及びそのシステムにおける通信方法

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Abstract

(57)【要約】 通信装置のシステム(BS2)において、メッセージ(308)は送信ユニット(301)から、少なくとも2つの資源ユニット(303)を有する資源グループに送信される。メッセージ(308)の内容は、資源ユニット(303)の1つによって取り扱われることになっている。本発明は、遅延や停滞を起こすことなく、資源ユニット(303)にわたって所望の負荷分散を成し遂げるという課題に解決策を与える。メッセージ(308)は全ての資源ユニット(303)に送信され、それら全てのユニットによってメッセージ(308)の受信を開始するようにさせる。負荷分散器(304)は資源ユニット(303)の1つを選択してメッセージ(308)を処理し、他の資源ユニット(303)はその受信に割り込む。例えば、システムは、移動体通信システムにおける交換機と、トランシーバユニット(301)である送信ユニットと、交換機と通信してX.25リンク(103)を取り扱うX.25ユニット(303)である資源ユニットとに接続された基地局(BS2)であっても良い。トランシーバユニット(301)は、メッセージ(308)をX.25ユニット(303)全てに送信する。負荷分散器(304)によって選択されたX.25ユニット(303)は、メッセージ(308)の内容を交換機に転送する一方、他のX.25ユニット(303)はメッセージ(308)の内容を無視する。

Description

【発明の詳細な説明】 通信装置のシステム及びそのシステムにおける通信方法発明の属する分野 本発明は装置と機器が通信を行って、システム内の資源グループに含まれた数 多くの資源機器にわたる負荷を分散するシステムに関する。また、本発明はこの 種のシステムにおいて用いられる方法を含んでいる。従来の技術 移動体通信システムは、各々が数多くのトランシーバユニットを含み、そのユ ニットがシステム内の移動局との無線通信を扱う基地局を有する。無線を介して 、送受信される情報は、基地局のトランシーバユニットとその基地局が接続され た交換機(スイッチ)との間で通信される。基地局には、数多くの、所謂、X.25 ユニットがあり、そのユニット各々では交換機との通信のために、X.25リンクを 取り扱う。X.25ユニットに対する不均衡な負荷分散のため、いずれかのX.25が過 負荷状態をなるのを避けるために、基地局にはX.25ユニットの負荷分散を行う制 御ユニットが備えられている。トランシーバユニットから交換機に向かう情報は 、メッセージで制御ユニットに送信され、その制御ユニットはX.25ユニットのう ちの1つを選択し、そのメッセージを選択されたX.25ユニットへと転送する。そ の選択されたX.25ユニットは、そのとき、情報を、そのユニットによって扱われ るX.25リンクを介して交換機へと送信する。 上述した方法における問題として、限定された容量しかない制御ユニットにボ トルネックの状態が続き、それが、特に、通信負荷の高いときには時には遅延の 原因となることがある。 米国特許第5,227,775号には基地局と遠隔局とのシステムが説明され ており、そのシステムにおいて数多くの遠隔局から1つの基地局への送信が調整 され、いくつかの遠隔局が同時に1つの入力チャネルで基地局に送信するために 発生する衝突の数を減らしている。その調整は、遠隔局のいずれかがメッセージ を送信する時、他の全ての遠隔局を送信不能状態におく禁止信号を送信する基地 局に基づいている。 米国特許第5,357,559号にはアンブレラセルとマイクロセルとに組織 化されたセルをもったセルラ移動電話システムを開示している。あるアンブレラ セル配下のマイクロセルは、アップリンク方向ではそのアンブレラセルの制御チ ャネルを聴取し、移動局からの呼における信号強度を測定する。たいていの適切 なセル、マイクロセルの1つ或いはアンブレラセルが選択されてその呼を処理す る。 米国特許第4,638,476号は、通信システムにおける資源の動的割り当 ての技術を開示している。その通信システムでは、いくつかのユーザは1つのチ ャネルを共有する。そのチャネルが減衰しているのに対向して、良好な保護を設 けるために、通常は長いチャネルコードがそのチャネルでの送信のために用いら れる。高い送信容量が必要であるときには、やや短めのチャネルコードが使用さ れて、たとえ、減衰に対しての保護が少なくなっても、そのチャネルでより多く の情報を送信することを可能にしている。そのシステムで使用される端末におい て、チャネルコードの選択は、ユニット呼量コントローラによって制御される。 そのコントローラは、その端末におけるバス上の活動度を管理し、その活動度の 度合いに依存してチャネルコードを選択する。 発明の要約 本発明は、送信ユニットから送信されるメッセージの内容がいくつかの資源ユ ニットを含む資源グループにおける資源ユニットによって処理されることになる というシステムにおいて、その資源グループにおける資源ユニットにわたる所望 の負荷分散を達成するという問題に取り組んだものである。 本発明は上記の問題を、メッセージが全ての資源ユニットに送信されるように する方法と構成とを通して解決している。ここで、負荷分散器は少なくとも1つ の資源ユニットを選択し、どの資源ユニットが選択されたのかについての情報を 資源ユニットに伝える。資源ユニットでは、そのメッセージの内容を、その資源 ユニットが選択されたかどうかに依存して異なった方法で処理する。 さらに詳細に言えば、上記の問題はメッセージをシステムの内部通信ネットワ ークを通して資源グループの資源ユニットに送信する送信ユニットによって解決 される。資源ユニット各々はそのメッセージを自分自身に宛てられたものとして 認識し、メッセージ受信を開始する。負荷分散器は資源ユニットの1つを選択し 、資源ユニットに対して送信媒体を介して資源ユニットのどの1つが選択された のかについての情報を含む制御信号を送信する。資源ユニットによるメッセージ の取り扱いは、問題となっている資源ユニットが選択されたかどうかに依存する 。典型的な場合によれば、選択されなかった資源ユニットは送信されたメッセー ジの内容を無視することを選択するが、一方、選択された資源ユニットはメッセ ージの内容を利用して、例えば、通信リンクを介してメッセージの内容の一部を システムの内部ユニットに転送する。 本発明の目的は、システムの資源ユニットにわたる所望の負荷分散を達成する ことにある。 また、別の目的は、負荷増大時にシステムにおける遅延が増す原因になるとい う負荷分散のためにシステムにボトルネックを生じさせることなく、負荷分散を 達成することにある。 さらに別の目的は、負荷分散のためにシステムに決して何らかの遅延をもたす ことのないように負荷分散を達成することにある。 本発明による利点は、次のようなものである。即ち、負荷分散が、その負荷分 散が原因となってシステムにボトルネックを生じさせることなく達成され、それ ゆえに、負荷増大時に負荷分散がシステムの遅延を増大させるというコストとい う犠牲を伴ってなされるという危険性はない。 また本発明の別の利点は、次のようなものである。即ち、情報を処理する資源 ユニットに送信を行うとき、負荷分散が、その負荷分散が原因となる情報の遅延 を生じさせることなく達成される点である。 本発明は、次に添付図面を参照してさらに詳細に説明される。 図面の簡単な説明 図1は、移動通信システムの概観図である。 図2は、従来例に従う基地局を示すブロック図である。 図3は、本発明に従う負荷分散がなされた基地局を示すブロック図である。 図4は、図3に従う基地局の一部をより詳細に示すブロック図である。 図5は、HDLCフレームフォーマットを示すブロック図である。 図6Aは、図3及び図4に従う基地局における負荷分散器のプログラム可能な 回路の機能構成を示すブロック図である。 図6Bは、X.25ユニットの選択において用いられるステートマシンの状態遷移 図である。 図6Cは、図3及び図4に従う基地局における負荷分散器の機能を示すフロー チャートである。 図7は、資源グループにおける資源ユニットにわたって本発明に従う特徴的な 負荷分散を行うシステムのブロック図である。 図8は、本発明に従う特徴的な方法を示すフローチャートである。 図9Aは、無視信号を受信する制御入力がある通信回路を有した資源ユニット のブロック図である。 図9Bは、ORゲートの形で歪み手段をもつ資源ユニットのブロック図である 。 図9Cは、排他的ORゲートの形で歪み手段をもつ資源ユニットのブロック図 である。 図10Aは、図9Bに従う資源ユニットにおけるORゲート以降の、無視信号 とビットシーケンスとを示すタイムチャートである。 図10Bは、図9Cに従う資源ユニットにおける排他的ORゲート前後の、無 視信号とビットシーケンスとを示すタイムチャート図ある。 好適な実施形態の詳細な説明 図1は、移動体通信のシステム100の一部を示している。移動体通信システ ム100のユーザは、移動局MS1によって通信を行う。移動体通信システム1 00における基地局BS1〜BS3はシステム100によって役割を受け持って いる領域に対して電波が到達できるようになっている。移動局MS1は無線信号 によって、その移動局が現在位置している領域或いはセルを無線到達範囲として いる基地局BS1と通信を行う。各基地局BS1〜BS3は、数多くのトランシ ーバユニット101、102を有しており、それらのユニットは第1グループと 第2グループとに分割されている。そして、各グループは無線信号の送信と受信 とを行う。 システム100における基地局BS1〜BS3は、交換機(移動サービス交換 センタ)MSC1と接続されている。交換機MSC1は、交換機MSC1に接続 された基地局BS1〜BS3によってカバーされる領域において、呼を移動局M S1に接続したり、或いは、移動局MS1からの呼を接続したりする分担を受け 持っている。音声通信(テレフォニィ)に加えて、移動通信システムはユーザに データ通信のサービスも提供している。基地局BS1〜BS3において、音声通 信のためには第1のグループのトランシーバユニット102の1つが用いられ、 一方、データ通信のために第2のグループのトランシーバユニット101の1つ が用いられる。第2のグループに属しているトランシーバユニット101に送信 されたり、或いは、受信されたりするユーザ情報は、基地局BS1と、基地局B S1に接続された交換機MSC1との間で、所謂、X.25リンク103によって通 信される。以下の説明では、トランシーバという語は、第2のグループのトラン シーバユニット101の1つを意味するものとする。 図2は本発明の技術分野では公知の実施形態に従った基地局BS1のブロック 図を示している。基地局101のトランシーバユニット101(TRX)は第1 のシリアルバス201に接続されている。基地局BS1には、数多くのX.25ユニ ット202があり、その各々は交換機MSC1との通信のためX.25リンク103 の1つを取り扱う。基地局BS1におけるX.25ユニット202は、第2のシリア ルバス203に接続されている。制御ユニット204は両方のバス201,20 3に接続される。 トランシーバユニット101の1つが移動局MS1からユーザ情報を受信する と、そのトランシーバユニットはこのユーザ情報を含むメッセージを第1のバス 201を介して制御ユニット204に送信する。制御ユニット204は、X.25ユ ニット202の1つを選択し、そのメッセージを選択されたX.25ユニット202 に第2のバス203を介して転送する。それから、X.25ユニット202はユーザ 情報を交換機MSC1に、X.25ユニット202によって取り扱われるX.25リンク 103を介してメッセージで転送する。制御ユニット204は、メッセージをサ イクリックに順番にX.25ユニットに分配するという、所謂、ラウンドロビン法を 用いて、異なるX.25ユニット202にわたってその負荷を分配する。 ユーザ情報と、そのユーザ情報を移動局MS1に送信するトランシーバユニッ ト101のアドレスとを有する交換機MSC1からのメッセージは、X.25リンク 103の1つを介して、問題となっているX.25リンク103を扱うX.25ユニット 202によって受信される。その受信メッセージの内容は、X.25ユニット202 によって、第2のバス203を通して制御ユニット204へと送信されるメッセ ージで転送される。そのメッセージの内容から、制御ユニット204はその情報 を取り扱うトランシーバユニット101のアドレスを読出し、そのメッセージを 第1のバス201を介してトランシーバユニット101へと転送する。 上述した解決策に関する問題は、トランシーバユニット101とX.25ユニット 202との間の全てのメッセージは制御ユニット204を通るという道筋を辿る ために、トランシーバユニット101とX.25ユニット202との間の情報の送信 において、遅延が生じることである。その制御ユニットは限られた容量しかない ので、この遅延は通信負荷が増大すると大きくなる。 図3は、本発明に従って負荷分散が成し遂げられる基地局BS2の構成を示す ブロック図を示している。この場合、基地局BS2のトランシーバ301は、基 地局BS2のX.25ユニット303と同じシリアルバス302に接続される。また 、バス302に接続された分離された負荷分散器304がある。X.25ユニット3 03各々は個々の接続305を介して負荷分散器304に接続される。 ユーザ情報と、そのユーザ情報を移動局MS1に送信するトランシーバユニッ ト301のアドレスとを有する交換機MSC1からのメッセージは、X.25リンク 103の1つを介して、問題となっているX.25リンク103を扱うX.25ユニット 303によって受信される。X.25ユニット303は、そのメッセージから、その 情報を扱うことなっているトランシーバユニット301のアドレスを引き出し、 そのユーザ情報をバス302を介してメッセージ307で問題となっているトラ ンシーバユニット301に転送する。 移動局MS1からの、トランシーバユニット301の1つによって受信される ユーザ情報は、トランシーバユニット301によってメッセージ308でバス3 02を介して、全てのX.25ユニット303に共通な1つのアドレスとともに送信 される。従って、各X.25ユニット303は、自分自身に宛てられたものとしてメ ッセージ308を認識し、メッセージ308の受信を開始する。負荷分散器30 4は、バス302の全ての通信状態を監視し、X.25ユニットに共通のアドレスを もったメッセージ308を認識すると、X.25ユニット303の1つを選択して問 題となっているメッセージ308を処理する。そのとき、負荷分散器は制御信号 309を選択されなかったX.25ユニット303に送信し、それらのユニットに問 題となっているメッセージ308の内容を無視するように命じる。この命令は、 選択がなされなかったX.25ユニット303各々に対応した個々の接続305を介 して与えられる。選択がなされなかったX.25ユニット303は、その受信に割り 込み、問題となっているメッセージ308の内容を無視する。一方、選択された X.25ユニット303は、メッセージ308のユーザ情報を交換機MSC1に、X. 25ユニット303によって取り扱われたX.25リンク103を介して、メッセージ で転送する。トランシーバユニット301と、X.25ユニット303と、負荷分散 器304以外にも、さらにユニット306がバス302に接続されても良い。 図4は、さらに詳細に、基地局BS2におけるトランシーバユニット301の 1つと負荷分散器304とX.25ユニット303の1つがどのようにシリアルバス 302に接続されているのかを示している。 トランシーバユニット301と、負荷分散器304と、X.25ユニット303と は1つのトランシーバ回路401によってバス302に接続され、例示している 実施形態においては、各トランシーバ回路は、SN75176である。バス302に接 続されたトランシーバ回路401間の信号送信は、その例示した実施形態では、 標準EIA RS-485によって成し遂げられている。トランシーバユニット301とX .25ユニット303との間のメッセージ送信は、公知のハイレベルデータリンク 制御(HDLC)プロトコルに基づいたプロトコルに従って、成し遂げられる。 シリアルバス302を介して、基地局BS2内で内部的に送信されるメッセージ 307〜308は、従って、図5に示すようなフォーマットをもつHDLCフレ ームで構成されている。 HDLCフレーム500は、フラグ501で始まり、終了する。これらのフラ グ501の間には、アドレスフィールド502、制御フィールド503、情報フ ィールド504、フレームチェックシーケンス(FCS)と呼ばれるチェックサ ムフィールド505がある。フラグ501は1つのフレームの始まりと終わりと を定義する。フレーム500のアドレスフィールド502は、バス302に接続 されたユニットの1つで問題となっているフレーム500を受信するものを制御 する。この場合、アドレス“7F(16進)”はX.25ユニット303に対して共 通のアドレスであり、即ち、アドレス“7F”をもつフレーム500は、各X.25 ユニット303によって受信される。X.25リンク103の1つを介して送信され ることになっていたり、或いは、受信された情報は、情報フィールド504で搬 送される。 X.,25ユニット303は、制御回路402に基づいており、その回路はこの例 示する実施形態においては、モトローラ製のMC68360“QUad Integrated Communi cations Controller”である。その制御回路402は、他の構成要素の間に、主 プロセッサ403と4つのシリアル通信コントローラ(SCC)ユニット404 とを有している。SCCユニット404の1つはX.25ユニット303の トランシーバ回路401に接続され、シリアルバス302での通信を処理する。 この最初のSCCユニット404は、HDLC通信回路として機能するよう構成 され、実用上、主プロセッサ403との相互作用なしで、HDLCフレーム50 0(図5を参照)の送受信を処理する。他のSCCユニット404は、交換機M SC1(図1を参照)との通信のために物理的インタフェース405に接続され ており、その各々は、X.25リンク103を取り扱う。その物理的インタフェース 405はデータをITU標準G.703に従って送信し、この例示的な実施形態 では、PE82235、PE82035というフィリップス社製の2つの回路を 用いて実装されている。X.25リンク103でのメッセージ送信は、公知の標準化 された、LAPB(Link Access Procedure-Balanced)と呼ばれるプロトコルに 従ってなされる。LAPBは、HDLCを変形したものである。従って、X.25リ ンク103を取り扱うSCCユニット404はまた、HDLC通信回路として機 能し、HDLCフレーム500を送受信するように構成される。 最初のSCCユニット404がシリアルバス302でHDLCフレーム500 を受信するとき、このHDLCフレーム500の内容は、全HDLCフレーム5 00が受信されるまで、制御回路402に接続されたメモリ407のメッセージ バッファ406に格納され、そして、主プロセッサ403への割り込みが生成さ れる。主プロセッサ403は、メモリ407からメッセージバッファ406の内 容を取り出し、この時点においてX.25リンク103の1つに転送されることにな るユーザ情報があることを見出す。主プロセッサ403は、X.25リンクの1つを 選択し、メモリ407の新しいメッセージバッファ406にユーザ情報を格納す る。それから、主プロセッサ403は選択されたX.25リンク103を取り扱うS CCユニット404に、このすぐ前で言及したメッセージバッファ406の内容 を用いてLAPB/HDLCフレーム500を組み立て、これを選択されたX.25 リンク103で交換機MSC1に送信するよう命令する。 LAPB/HDLCフレーム500がX.25リンク103の1つで受信されると 、そのフレーム500は問題となっているX.25リンク103を取り扱うSCCユ ニット404によって受信される。フレーム500の内容は全フレーム500が 受信されるまで、メモリ407のメッセージバッファ406に格納される。そ れから、割り込みが生成され、主プロセッサ403に送られる。主プロセッサ4 03はメモリ407からメッセージバッファ406の内容を取り出し、トランシ ーバユニット301の1つに転送されることになっているユーザ情報があること を見出す。主プロセッサ403は、メッセージバッファ406の内容から問題と なっているトランシーバユニット301のアドレスを抽出し、このアドレスをト ランシーバユニット301に送信されることになるユーザ情報とともに、メモリ 407の新しいメッセージバッファ406に格納し、最初のSCCユニット40 4に、このすぐ前で言及したメッセージバッファ406の内容を用いてHDLC フレーム500を組み立て、これをシリアルバス302に送信するよう命令する 。 負荷分散器304がX.25ユニット303に命じて、シリアルバス302で受信 されているHDLCフレーム500の内容を無視することが可能になる機構では HDLCで特定される可能性を利用して、少なくとも7つの“1”が並ぶアボー トシーケンスを送信することにより、HDLCフレーム500を送信するユニッ トがこのフレーム500をアボートする。その結果、受信するユニットが問題と なっているフレーム500を無視する、X.25ユニット303に属するトランシー バ回路401の受信器出力408は、一定の制御入力409(“Receiver Outpu t Enable”)に印加されるハイレベルによる高インピーダンス状態に置かれる。 受信器408に対して、所謂、プルアップ抵抗410が接続される。これは、出 力408が高インピーダンス状態にあるとき、受信器出力408に接続された最 初のSCCユニット404がハイレベルを検出することを意味する。負荷分散器 304は前に説明した個々の接続305の1つを介してX.25ユニット303に属 するトランシーバ回路401の制御入力409に接続される。負荷分散器304 がX.25ユニット303に受信中のHDLCフレーム500を無視するよう命令し ようとするとき、負荷分散器304は、8ビットの区間に対応する時間の間、ハ イレベルを上記制御入力409に印加する。そのとき、トランシーバユニット4 01の受信器出力408は8ビット区間の間、ハイレベルとなり、これは、トラ ンシーバ回路401に接続された最初のSCCユニット404によって、8つの “1”が続くシーケンスとして読み出され、次に問題となっているHDLCフ レーム500をアボートしたトランシーバユニット301として、最初のSCC ユニット404によって解釈される。最初のSCCユニット404はHDLCフ レーム500がアボートされたとき、割り込みを生成しないように構成されてい る。それ故に、制御回路402の主プロセッサ403はアボートされたHDLC フレーム500に決して気づくことはなく、従って、かなりの数のHDLCフレ ーム500がアボートされるかもしれないという事実にも係らず、主プロセッサ 403に余分の負荷は発生しない。 負荷分散器304はプログラム可能な回路411に基づいており、これはこの 実施形態例では、負荷分散器304に属するトランシーバ回路401の受信器出 力408に接続されたAMD社製MACH220である。さらに、プログラム可 能な回路411の出力412は、上述した個々の接続305を介して、X.25ユニ ット303の各々に属するトランシーバ回路401の上述した制御入力409に 接続される。このようにして、負荷分散器304は、上述のしたように、X.25ユ ニット303各々に対して、X.25ユニットのいずれか1つによってシリアルバス 302で受信されたHDLCフレーム500を無視するよう命令することができ る。 上述のように、各X.25ユニット303は3つのX.25リンク103を取り扱う。 もし、X.25リンク103のいずれかがエラー状態のために故障状態にあるなら、 X.25ユニットの伝送容量が小さくなる。このため、各X.25ユニット303は、負 荷分散器304に対して、どのくらいのX.25リンク103が任意の時刻において 、故障状態にあるのかを通知する。このことは、各X.25ユニット303に属する 制御回路402の3つの出力413から、負荷分散器304に属するプログラム 可能な回路411の入力414へと向かう別々の接続415によってなされる。 接続415は、本発明にはそれほど重要なものではないので、ここでは詳細には 説明しない。これらは図3にも示されていない。 図6Aは、プログラム可能な回路411を機能ブロックに機能的に分割した図 を示している。機能ブロックであるHDLCフレーム検出器601は、負荷分散 がなされることになるHDLCフレーム500(図4〜5を参照)を認識する。 新しいHDLCフレーム500、これにはX.25ユニット303に共通なアドレス “7F”がラベルされているのであるが、が検出されるとき、機能ブロックであ るX.25ユニット選択器に対する信号が生成される。後者の機能ブロックは、図6 Bに図示されているステートマシン604を有している。ステートマシン604 の各状態605はX.25リンク103の1つを表現し、その状態は閉じた円の中で 接続されている。状態605の各々は、その状態に対応したX.25リンク103が 正常に動作中かどうかについて、また、X.25ユニット303のどの1つが問題と なっているリンク103を扱っているかの情報についてと関係している。X.25ユ ニットセレクタ602がHDLCフレーム検出器601から上述の信号を受信す るとき、セレクタ602はステートマシン604の状態を正常に動作しているX. 25リンク103の1つに対応する次の状態605へと進める。前述した状態60 5に対応するX.25リンク103を扱うX.25ユニット303が選択される。X.25ユ ニットセレクタ602は、図6Aにおいて制御信号発生器と呼ばれる機能ブロッ ク603に命令して、選択されていなかった全てのX.25ユニット303に命じて 問題となっているHDLCフレーム500を無視させる。通常、制御信号発生器 603は上述した個々の接続305を介して全てのX.25ユニット303に対して ローレベルを印加する。制御信号発生器603はX.25ユニットセレクタ602か らの命令を受信してX.25ユニット303の1つにHDLCフレーム500を無視 するように命令するとき、このことは上述したように8ビットの区間に対応する 時間の間、ハイレベルをX.25ユニット303に印加することによってなされる。 その後、制御信号発生器603は再び、ローレベルをX.25ユニット303に印加 する。 負荷分散器304の機能についての補足的な説明が図6Cのフローチャートに 与えられている。負荷分散器304がバス302に接続され、起動されるとき、 上述したステートマシン604はステップ611によって開始される。ステップ 612では、バス302は、HDLCフレーム500の始まりが検出されるまで 、即ち、HDLCフラグ501(図5参照)が見出されるまで、監視される。ス テップ613では、HDLCフレーム500のアドレスフィールド502の内容 が解析され、問題となっているフレーム500にX.25ユニット303に共通にア ドレス“7F”とラベルされているかどうかを判断する。もし、フレーム500 が共 通のアドレスをもっていないなら(結果はNO)、ステップ612に戻り、負荷 分散器は次のHDLCフレーム500の始まりを探索する。これに対して、フレ ーム500が全てのX.25ユニット303に対して宛てられているなら(結果はY ES)、ステップ614では、X.25ユニット303の1つが選択されて問題とな っているHDLCフレーム500を取り扱う。その選択は、図6Bに関連して説 明した方法でなされる。ステップ615では、無視信号(高レベル)が選択され なかった全てのX.25ユニット303に対して起動される。負荷分散器304はそ のとき、8ビット区間に対応する時間の間、ステップ616で待ち合わせ、その 後、ステップ617でその無視信号の動作を取りやめる(ローレベル)。そして 、ステップ612に戻り、負荷分散器304は新しいHDLCフレーム500を 探索する。 図3〜図4において負荷分散器304として言及されているユニットは基地局 BS2における管理と制御に関して数多くの付加的な機能を実行し、また、図4 に示されているものに加えて、かなり多くの数の回路を有している。しかしなが ら、これらの機能は、本発明を説明するときにはさほど重要ではないので、ここ ではこれ以上詳細に説明はしない。同様にして、各トランシーバユニット301 はシリアルバス302と制御回路402とに接続されるトランシーバユニット4 01に加えて、かなり数多くの回路(例えば、送信機/受信機)を有している。 しかし、本発明を説明するときには、トランシーバユニット301によって実行 される機能としては、シリアルバス302にHDLCフレーム500を送受信す ることだけであるので、トランシーバユニット301についてもまたこれ以上詳 細に説明はしない。 図7は、一般的な形で表現された本発明に従うシステム700を図示したもの である。システム700は、少なくとも1つの送信ユニット701、少なくとも 2つの資源ユニット702を有する少なくとも1つの資源グループ708、負荷 分散器703を有しており、これら全てはシステム内部通信ネットワーク704 に接続されている。システムはまた、負荷分散器703から資源グループ708 の少なくとも資源ユニット702へ制御信号を送信することを意図された送信手 段705を有している。 送信ユニット701は、メッセージ706を資源グループ708の資源ユニッ ト702に送信する。システム内部通信ネットワーク704はメッセージ706 をシリアルに送信ユニット701と資源ユニット702との間で送信するために 構成されている。メッセージのうちの少なくとも1つの選択されたメッセージ7 06に関して、資源グループ708の全ての資源ユニット702は、夫々、自分 自身に宛てられたように選択されたメッセージ706を登録し、全ての資源ユニ ット702が選択されたメッセージ706の受信を開始するように構成されてい る。負荷分散器703は、選択されたメッセージ706を登録し、その選択され たメッセージ706に関してラウンドロビンのような所定の規則に従って少なく とも1つの資源ユニット702を選択するように構成されている。負荷分散器7 03は、その選択についての情報を含む制御信号709を資源グループ708の 資源ユニット702に対して発信すると、その制御信号は負荷分散器703と資 源ユニット702との間で上述した送信手段705を介して送信される。資源ユ ニット702は、制御信号709に依存して、選択されたメッセージ706に関 連して、所定の動作を実行するように構成される。 図8は、フローチャートによって、図7に従うシステム700における本発明 の負荷分散の方法を図示している。 ステップ800において、メッセージ706が送信ユニットから送られる。ス テップ801において、メッセージ706は、資源グループ708の各資源ユニ ット702によって、その資源ユニットに宛てられたものとして登録され、従っ て、ステップ802では全ての資源ユニット702はメッセージ706の受信を 開始する。負荷分散器703はステップ803でメッセージ706を登録し、ス テップ804でこのメッセージに関して、少なくとも1つの資源ユニット702 を選択する。ステップ805では、負荷分散器は資源グループ708の資源ユニ ット702に対して、少なくともどの1つの資源ユニット702が選択されたの かを指し示す。ステップ806では、資源ユニット702は、メッセージ706 に関連して、また、少なくともどの1つの資源ユニット702が選択されたのか という上述した指示に依存して、所定の動作を実行する。 もちろん、図7の資源ユニット702は異なるタイプの通信リンク、例えば、 X.25、或いは、システム外部ユニットとの通信のためのフレーム遅延などを取り 扱うことができる。しかしながら、資源ユニット702は、同様に、通信リンク 以外の他のタイプの資源を取り扱うこともできる。この一例はシステム700に あり、そのシステムにおいて、数多くの資源ユニット702に複写され、その性 能を向上するようにしたデータベースを、資源ユニット702は取り扱う。 資源ユニット702によって選択されたメッセージ706に関連して実行され る上述の所定の動作は、その資源ユニットによって取り扱われる資源のタイプに よって決定される。通常、資源のタイプに係りなく、選択されなかった資源ユニ ット702は、選択されたメッセージ706の内容を無視する。選択された資源 ユニット702においてとられる動作は、例えば、図3に従う実施形態における ように、メッセージの内容を転送するという部分を含んでも良い。複写されたデ ータベースの例では、選択されたメッセージ706は探索照会を含み、その探索 照会では、選択された資源ユニット702は尋ねられた質問に対する答えを見出 し、送信ユニット701にメッセージでその答えを返答する。 図7における負荷分散器703は、資源ユニットの選択時、問題となっている システム700に最も適した原理が何であるかに依存して、異なる原理を用いる ことができる。通常、負荷分散器703はただ資源グループ708の資源ユニッ ト702を選択して、選択されたメッセージ706の内容を取り扱う。しかし、 もちろん、負荷分散器703は、システム700においてもし望まれるなら、1 つ以上の資源ユニット702を選択できる。 単純な負荷分散の原理は、ラウンドロビン法に従って、順番に、資源ユニット 702を選択することである。可能性のある負荷分散の別の例は、もし、異なる 資源ユニット702が全て同一ではなく、異なる容量を有している場合、より重 い負荷をより大きな容量をもつ資源ユニット702に対して分配することである 。図4に関連して説明した実施形態では、上述した2つの負荷分散の原理を組み 合わせて用いている。X.25リンク103の全てが正常に動作しているなら、その 負荷は純粋なラウントロビン法に従って分配される。X.25リンク103のいずれ かが故障しているなら、その負荷は、他のX.25ユニット303に相対的な各X.25 ユニット303の送信容量に比例して、X.25ユニット303に分配される。負荷 分散原理の別の例は、メッセージ706と資源ユニット702とを優先度レベル に分割し、高い優先度を有したメッセージ706の内容を取り扱ういくつかの資 源ユニット702を保存しておく一方、残りの資源ユニット702が低い優先度 のメッセージ706の内容を扱うために残されるようにすることである。 負荷分散に用いられる原理に依存して、メッセージの内容を理解する負荷分散 器703の必要性は、単に新しいメッセージ706を認識するという程度から、 問題となっているメッセージ706を取り扱う資源ユニット702の選択時にそ の選択されたメッセージ706の1つ以上のフィールドを利用するという程度ま で変化する。図4で示された実施形態において用いられる負荷分散器304は、 HDLCフラグ501と全てのX.25ユニット303に共通したアドレス“7F” を認識しているので、負荷分散器304では問題となっているHDLCフレーム 500をとり扱うX.25ユニット303の1つを選択することであることが示唆さ れている。 資源ユニット702の1つ選択するとき、通常は、以前に選択されたメッセー ジ706に関連してなされた選択についての知識が用いられる。図4に示される 実施形態では、負荷分散器304は、X.25ユニット303の選択時にステートマ シン604(図6B参照)を用いるので、資源ユニット702の以前になされた 選択についての知識を用いている。しかしながら、選択されたメッセージ706 の内容を取り扱う資源ユニット702の選択は,、以前に資源ユニット702の 選択がどのようになされたのかを考慮することなく、問題となっているメッセー ジ706の内容のみに基づいてなされるという負荷分散の原理を用いることも可 能である。 ある場合には、送信ユニット701は同じ資源ユニット702で全てが取り扱 われることになるメッセージ706のシーケンスを送信しなければならないこと もある。そのような場合を取り扱う1つの方法は、そのシーケンスの各メッセー ジに関して、そのメッセージシーケンスを識別するデータを含ませ、負荷分散器 703にそのシーケンスにおける全メッセージ706に関し、同じ資源ユニット 702を選択させることである。この場合を取り扱う別の方法は、そのシーケン スにおける最初のメッセージに関し,負荷分散器703に資源ユニット702の 1つを選択させることである。この選択された資源ユニット702は、資源ユニ ットのユニークなアドレスを有した送信ユニット701に返答メッセージを送信 し、それから、送信ユニット701はこのユニークなアドレスを用いて、直接に 選択された資源ユニット702に対して、そのシーケンスにおける続くメッセー ジ全ての宛て先を作成する。 システム700では、異なるタイプの通信ネットワーク704を用いても良い 。通信ネットワーク704は、選択されたメッセージ706を送信する可能性を 備え、資源グループ708における全ての資源ユニット702が選択されたメッ セージ706の受信を開始するようにしなければならない。さらにその上、負荷 分散器703はまた、選択されたメッセージ706を登録できるようにしなけれ ばならず、そのメッセージに対して、資源ユニット702の1つが選択されねば ならない。図4において用いられるプロトコルに基づくHDLCを用いたシリア ルバスRS−485の代わりに、本発明に関連して用いられる通信ネットワーク の他のタイプの例は、所謂、イーサネットまたトークンリングタイプのネットワ ークである。 図3に示されているように、送信手段705は個々別々の接続から構成される もので良い。しかしながら、他のタイプの送信手段703を用いることもできる 。例えば、もし、システム内部通信ネットワーク704が広域バンドバスで構成 されているなら、その広域バンドバスにおける1周波数バンドをリザーブして、 制御信号709を資源ユニット702に送信するようにしても良い。 負荷分散器703は、資源ユニット702のいずれかが選択されたメッセージ 706全体を受信する前に、制御信号709によって、資源ユニット702のど の1つが選択されたのかについて資源ユニット702に通知するように構成され ることが好ましい。 一例によれば、負荷分散器703からの制御信号709は無視信号710を有 しており、その無視信号は選択されなかった資源ユニット702に送信され、明 瞭にそれらのユニットに選択がなされなかったことを通知する、無視信号710 の1つを受信する各資源ユニット702は、選択されたメッセージ706の受信 に割り込み、メッセージ706の内容を無視するように構成されている。 また別の一例によれば、負荷分散器703からの制御信号709はまた処理信 号711を有しており、その処理信号は選択された資源ユニット702に送信さ れ、明瞭にそのユニットに選択がされたことを通知する、選択されたメッセージ 706全てが受信されたとき、処理信号711を受信した資源ユニット702は 、選択されたメッセージ706の内容を用いる。選択されたメッセージ706全 てを受信後、処理信号711を受信しなかった資源ユニット702は、選択され たメッセージ706の内容を無視する。 資源ユニット702のいずれかが選択されたメッセージ706全てを受信する 前に、どの資源ユニット702が選択されたのかについて、全ての資源ユニット 702に対して負荷分散器703が通知を行うための時間があることを確認する ことが困難であるなら、負荷分散器703からの制御信号709の受信を待ち合 わせ、資源ユニット702は資源ユニット702が選択されたか否かを明瞭に伝 えるように構成しても良い。負荷分散器は、上述した処理信号711を選択され た資源ユニット702に発信し、選択されなかった資源ユニット702には上述 の無視信号710を発信する。資源ユニット702が処理信号711を受信する 場合、資源ユニット702は選択されたメッセージ706の内容を利用する。資 源ユニット702が無視信号710の1つを受信する場合、資源ユニット702 は選択されたメッセージ706の内容を無視する。 選択されなかった資源ユニット702がどのようにして選択されたメッセージ 706の内容を無視するのかについては、いくつかの異なる解決法がある。その 解決法のいくつかは、図9A−9Cに示されている。 図9Aはシステム内部通信ネットワーク704への物理的接続を取り扱う回路 904を備えた資源ユニット901を示している。メッセージ受信を管理する通 信回路905は接続回路904に接続されている。通信回路905は特別に開発 されたものであり、これにより、選択されたメッセージを無視するように明瞭に 命令され、制御入力909が備えられることが可能になる。上述した無視信号7 10の1つが制御入力909で受信されるとき、通信回路905は選択されたメ ッセージ706の受信に割り込み、資源ユニット901は選択されたメッセージ 706の内容を無視する。 図9Bは接続回路904とこの場合には標準通信回路906とが備えられた資 源ユニット902を示している。この場合、通信回路906はHDLCに基づく プロトコルに従ってメッセージ受信を処理する。接続回路904は、ORゲート 907の第1の入力に接続される。通信回路906はORゲート907の出力に 接続される。ORゲート907は歪み手段として機能する。その歪み手段は上述 した無視信号710の1つがORゲート907へともう1つの入力910で受信 されたときに起動される。 図10Aは無視信号710のタイムチャートを示し、この図にはTによって時 刻が示されている。その図は、無視信号710がどのようにできているのかを示 し、この場合には、少なくとも7ビット区間に対応した時間間隔T1の間、ハイ レベルとなっていることで示されている。図10Aはまた、選択されたメッセー ジ706に関連して通信回路906によって受信されたビットシーケンス100 1を示している。無視信号710がアクティブである時間間隔T1の間、通信回 路906は少なくとも7つの“1”が並んだシーケンスを読出し、これは、通信 回路906によってアボートシーケンス1001として認識される。それから、 通信回路906は選択されたメッセージ706の受信に割り込み、資源ユニット 902は選択されたメッセージ906の内容を無視する。 図9Cは、資源ユニット901を示し、これはORゲート907が排他的OR ゲート908で置換されている点で、図9Bにおける資源ユニット902とは異 なっている。前に説明した無視信号710の1つは、この場合、ゲート908へ の第2の入力911によって受信される。 図10Bは、無視信号710がどのようにできているのかを示し、この場合に は、わずか数ビットの区間を有する時間間隔T2の間、ハイレベルとなっている ことで示されている。図10Bはまた、排他的ORゲート908によって受信さ れる、接続回路904からのビットシーケンス1003と、選択されたメッセー ジ706に関連してゲート908から通信回路906へと発信されたビットシー ケンス1004とを図示している。無視信号710がアクティブである時間間隔 T2の間、ゲート908は通信回路906にビットシーケンス1006を発信す る。このシーケンスは、ゲート908によって受信される、接続回路904から の対応ビット1005と比較して、逆転したものとなっている。通信回路906 は選択されたメッセージ706全てを受信したとき、通信回路906は通信回路 906によって受信したビットシーケンス1004を、チェックサムに対してチ ェックし、そのメッセージが歪められていないことをチェックする。このチェッ クにおいて、通信回路906は、選択されたメッセージ906が歪んでいること を発見し、従って、資源ユニット906は選択されたメッセージ906の内容を 無視する。 送信ユニット701と資源ユニット702との間でのメッセージ送信に用いら れるプロトコルに係らず、資源ユニット702には図9Aに従って、実施化して も良い。もし、プロトコルに基づくHDLC或いはHDLCにアボートシーケン スに対応したシーケンスを有するプロトコルが、メッセージを送信するときに用 いられるなら、その資源ユニットはまた、図9Bに示される原理に従って、実施 化されても良い。メッセージ送信に用いられるプロトコルに従ったメッセージが 、歪められたメッセージの検出のためのチェックサムを有しているなら、資源ユ ニット702はまた、図9Cに示される原理に従って実施化されても良い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/30 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZW 【要約の続き】 (308)をX.25ユニット(303)全てに送信する。 負荷分散器(304)によって選択されたX.25ユニット (303)は、メッセージ(308)の内容を交換機に 転送する一方、他のX.25ユニット(303)はメッセー ジ(308)の内容を無視する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. メッセージ(706、308)を送信するために構成された少なくとも1 つの送信ユニット(701、301)と、 前記メッセージ(706、308)を受信するために構成された少なくと も2つの資源ユニット(702、303)を有する少なくとも1つの資源グルー プ(708)と、 前記資源グループ(708)における前記送信ユニット(701、301 )と前記資源ユニット(702、303)とが接続され、前記送信ユニット(7 01、301)と前記資源ユニット(702、303)との間において、シリア ルに前記メッセージ(706、308)を送信するように構成されたシステム内 部通信ネットワーク(704、302)と、 前記システム内部通信ネットワーク(704、302)に接続された負荷 分散器(703、304)とを有した通信ユニット(701,702、301、 302)のシステム(700、BS2)であって、 前記資源グループ(708)において前記負荷分散器(703、304) から前記資源ユニット(702、303)に制御信号(709、309)を送信 する送信手段(705、305)を有し、 前記メッセージ(706、308)の少なくとも1つの選択されたメッセ ージ(706、308)に関し、各資源ユニット(702、303)は、前記選 択されたメッセージ(706、308)を自分自身に宛てられたものとして登録 し、前記選択されたメッセージ(706、308)の受信を開始するように構成 され、 前記負荷分散器(703、304)は、前記選択されたメッセージ(70 6、308)を登録し、前記メッセージ(706、308)のために所定の規則 に従って、前記資源ユニット(702、303)の少なくとも1つを選択するよ うに構成され、 前記負荷分散器(703、304)はまた、前記選択についての情報を含 む制御信号(709、309)を前記資源グループ(708)の前記資源ユニッ ト(702、303)に送信するように構成され、前記制御信号(709、30 9)は前記負荷分散器(703、304)から前記資源ユニット(702、30 3)に前記送信手段(705、305)を介して送信され、 前記資源グループにおける前記資源ユニット(702、303)各々は、 前記制御信号(709、309)に依存して、前記選択されたメッセージ(70 6、308)に関連して所定の動作を実行するように構成されていることを特徴 とするシステム。 2. 前記負荷分散器(703、304)は前記資源ユニット(702、30 3)の唯1つを選択するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載 のシステム。 3. 前記選択がされなかった資源ユニット(702、303)は前記選択さ れたメッセージ(706、308)の内容を無視するように構成されていること を特徴とする請求項1或いは2に記載のシステム。 4. 前記負荷分散器(703、304)は、前記資源ユニット(702、3 03)の少なくともどの1つが選択されたのかについて、前記資源ユニット(7 02、303)のいずれかが前記選択されたメッセージ(706、308)全て を受信する前に、前記制御信号(709、309)を介して、前記資源ユニット (702、303)に伝えるよう構成されていることを特徴とする請求項1乃至 3のいずれかに記載のシステム。 5. 前記制御信号(709、309)は、選択されていない資源ユニット (702、303)に対する無視信号(710、309)を有し、前記資源ユニ ット(702、303)各々は前記選択されたメッセージ(706、308)の 受信に割り込み、前記メッセージ(706、308)の内容を無視するように取 り決められた前記無視信号(710、310)の1つを受信することを特徴とす る請求項4に記載のシステム。 6. 前記制御信号(709)は前記選択された資源ユニット(702)に対 する処理信号(711)を有し、 前記資源ユニット(702)の各々は、前記選択されたメッセージ(7 06)全てを受信後、前記資源ユニット(702)が前記処理信号(711)を 受信した場合には前記選択されたメッセージ(706)の内容を使用するが、前 記処理信号を受信しなかった場合には前記選択されたメッセージ(706)の内 容を無視するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載のシステム 。 7. 前記負荷分散器(703)からの前記制御信号(709)は、選択され なかった前記資源ユニット(702)に対する信号(710)と、前記選択され た資源ユニット(702)に対する処理信号(711)との両方を無視し、 前記資源ユニット(702)の各々は、前記処理信号(711)を受信 する場合には前記選択されたメッセージ(706)の内容を使用するが、前記無 視信号(710)の1つを受信する場合には前記選択されたメッセージ(706 )の内容を無視するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のい ずれかに記載のシステム。 8. 前記メッセージの送信と受信とは一定のプロトコルに従って発生し、前 記資源ユニット(902、903、303)にはメッセージ受信の管理のための 手段(906、404)が備えられており、 前記資源ユニットの少なくとも1つ(303)は、前記負荷分散器(7 03、304)からの前記制御信号が前記資源ユニット(902、903、30 3)は選択されていないことを示しているとき、前記選択されたメッセージを歪 め、前記プロトコルに従った前記歪められたメッセージの内容が無視されるよう に構成された歪機器(907、908)を含み、前記メッセージ受信の管理のた めの手段(906、404)は前記選択されたメッセージ(706、308)の 内容が無視されるべきであることを検出し、前記資源ユニット(902、903 、303)は前記メッセージの内容を無視することを特徴とする請求項1乃至5 のいずれか1項に記載のシステム(700、BS2)。 9. 前記プロトコルは、アボード手順を含み、前記歪機器(907)は前記 選択されたメッセージ(706、308)を歪め、前記メッセージ受信の管理の ための手段(906、404)が前記アボート手順(1002)を登録し、前記 選択されたメッセージ(706、308)の受信に割り込むように構成されてい ることを特徴とする請求項8に記載のシステム(700、BS2)。 10. 前記プロトコルにおけるメッセージは、歪められたメッセージの検出の ためのチェックサム(505)を含み、前記歪機器(908)は前記選択された メッセージ(706、308)を歪め、前記メッセージ受信の管理のための手段 (906)が、前記選択されたメッセージ(706)のチェックサム(505) をチェックするとき、前記メッセージが歪められたことを発見するように構成さ れていることを特徴とする請求項8に記載のシステム(700)。 11. 前記送信手段(705、305)は、前記負荷分散器(703、304 )と各資源ユニット(702、303)との間の個々の接続(305)を含むこ とを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1つに記載のシステム(700、B S2)。 12. 前記システム内部通信ネットワーク(704、302)はバストポロジ に基づいていることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1つに記載のシス テム(700、BS2)。 13. 前記資源ユニット(702、303)の各々は、少なくとも1つのシス テム外部ユニット(MSC1)との通信のために少なくとも1つの通信リンクを 処理し、前記選択された資源ユニット(702、303)は、前記選択されたユ ニット(702、303)によって処理される通信リンクの1つ(103)で、 前記システム外部ユニット(MSC1)に対して、前記選択されたメッセージ( 706、308)の内容の少なくとも一部を送信することを特徴とする請求項1 乃 至12のいずれか1つに記載のシステム(700、BS2)。 14. 前記通信リンクは、前記システム外部ユニット(MSC1)との通信の ためのX.25リンクであることを特徴とする請求項13に記載のシステム(70 0、BS2)。 15. 少なくとも1つの送信ユニット(701)と、少なくとも2つの資源ユ ニット(702)を有する少なくとも1つの資源グループ(708)と、前記送 信ユニット(701)と前記資源グループ(708)における前記資源ユニット (702)とが接続され前記送信ユニット(701)から前記資源ユニット(7 02)にメッセージを送信することが意図されたシステム内部通信ネットワーク (704)と、前記通信ネットワーク(704)に接続された負荷分散器(70 3)とを有した、ユニット(701、702)と通信を行うシステム(700) において、前記送信ユニットからメッセージ(706)を送信する工程を有した 負荷分散の方法であって、 前記資源ユニット(702)に宛てられたメッセージとして、各資源ユ ニット(702)による前記メッセージ(706)の登録を行う登録工程(80 1)と、 前記資源グループ(708)の全ての資源ユニット(702)における メッセージ受信を開始する開始工程(802)と、 前記負荷分散器(703)によって前記メッセージ(706)を登録す る登録工程(803)と、 所定の規則に従って、前記負荷分散器(703)において、前記メッセ ージに対する少なくとも1つの資源ユニット(702)の選択を行う選択工程( 804)と、 前記負荷分散器(703)から前記資源ユニット(702)に、前記資 源ユニット(702)の少なくともどの1つが選択されたのかを指示する指示工 程(805)と、 前記メッセージ(706)に関連して、前記指示に依存して、前記資源 ユニット(702)における所定の動作を実行する実行工程(806)とを有す ることを特徴とする負荷分散の方法。 16. 前記資源ユニットの唯1つ(702)が選択されることを特徴とする請 求項15に記載の負荷分散の方法。 17. 前記資源ユニット(702)の選択のための前記規則は、前記資源ユ ニット(702)を順番にサイクリックに選択することを含んでいることを特徴 とする請求項15或いは16に記載の負荷分散の方法。 18.前記選択がなされなかった資源ユニット(702)は前記メッセージ(7 06)の内容を無視することを特徴とする請求項15乃至17のいずれか1項に 記載の負荷分散の方法。 19. 前記指示工程(805)を実行して、前記資源ユニット(702)のい ずれか1つが前記全てのメッセージ(706)を受信する前に、前記資源ユニッ ト(702)に対して、どの資源ユニット(702)が選択されたのかを伝える ことを特徴とする請求項15乃至18に記載の負荷分散の方法。 20. どの資源ユニット(702)が選択されたのかを前記資源ユニット(7 02)に対して示す前記指示工程(805)における指示を無視信号(710) の形で前記選択されなかった資源ユニット(702)に伝えることにより、前記 無視信号の1つを受信した資源ユニット(702)において、前記所定の動作が 実行され、 前記無視信号は、 前記メッセージ(706)の受信への割り込みと、 前記メッセージ(706)の内容の無視とを含むことを特徴と する請求項19に記載の負荷分散の方法。 21. 少なくとも1つのどの資源ユニット(702)が選択されたのかを前記 資源ユニット(702)に対して示す前記指示工程(805)における指示は、 前記選択された資源ユニット(702)に対して処理信号(711)の形で与え られ、前記資源ユニット(702)は前記メッセージ(706)の内容を用いて 前記処理信号(711)を受信する一方、他の資源ユニット(702)は前記メ ッセージ(706)全てが受信されたとき、前記メッセージ(706)の内容を 無視することを決定することを特徴とする請求項19に記載の負荷分散の方法。 22. 少なくとも1つのどの資源ユニット(702)が選択されたのかを前記 資源ユニット(702)に対して示す前記指示工程(805)における指示は、 前記選択された資源ユニット(702)に対する処理信号(711)の形と、前 記選択されなかった資源ユニット(702)に対する無視信号(710)の形と で与えられ、前記資源ユニット(702)は前記メッセージ(706)の内容を 用いて前記処理信号(711)を受信する一方、前記無視信号(710)を受信 する資源ユニット(702)は前記メッセージ(706)の内容を無視すること を特徴とする請求項15乃至18のいずれか1項に記載の負荷分散の方法。 23. メッセージの送信と受信とは一定のプロトコルに従って実行され、前記 選択されなかった少なくとも1つの資源ユニット(702)はメッセージの歪み によって前記メッセージ(706)の内容を無視するようにされ、前記プロトコ ルに従って、前記歪められたメッセージの内容が無視されるようにし、前記歪め られたメッセージを検出後、前記資源ユニット(702)は前記メッセージ(7 06)の内容を無視することを特徴とする請求項15乃至20のいずれか1項に 記載の負荷分散の方法。 24. 前記用いられるプロトコルはアボート手順(1002)を有し、前記選 択がなされなかった少なくとも1つの資源ユニット(902)は、前記メッセー ジ(706)の歪みによって前記メッセージ(706)の内容を無視するように され、前記資源ユニット(902)が前記アボート手順(1002)を検出し、 前記メッセージ(706)の受信に割り込むことを特徴とする請求項23に記載 の負荷分散の方法。 25. 前記プロトコルにおけるメッセージは、歪められたメッセージを検出す るためのチェックサム(505)を含み、選択がなされなかった前記資源ユニッ ト(903)の少なくとも1つは前記メッセージ(706)の歪みによって前記 メッセージ(706)の内容を無視するようにされ、前記メッセージ(706) のチェックサム(505)をチェックするとき、前記資源ユニット(903)は 前記メッセージが歪められたことを検出することを特徴とする請求項23に記載 の負荷分散の方法。 26. 前記選択された資源ユニット(702、303)において実行される前 記所定の動作は、前記選択された資源ユニット(702、303)によって処理 される外部通信リンク(103)で、システム外部ユニット(MSC1)に対し て、前記メッセージ(706、308)の内容の少なくとも一部を送信すること 含むことを特徴とする請求項15乃至25のいずれか1つに記載の負荷分散の方 法。
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