JP2001506556A - 乗り物用シートにおける又は関する改良 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 自動車用シートは、クッション座部（１）と背凭れ部（８）とを有する。該シートの背凭れ部には、安全ベルト（１０）のための案内手段又はリトラクター（１３）が前記シートの背凭れ部の上部近くに設けられている。前記フレームワーク（１２）は、長くなっている実質的に伸びない部材（１４）により補強されて、前記シートの背凭れ部の上部が偶発的に前方へ動かないようにするもので、該部材の一端は、フレームワーク（１２）の上位側に固定され、その他端は、所定位置（１７）に固定されている。前記長くなっている部材は、前記シートの背凭れ部（８）の上部が前方へ動こうとするとき、前記伸びない長くなっている部材（１４）にテンションがかかり、かくして前記長くなっている部材は、前記シートの背凭れ部（８）の上部の前方への動きを阻止するように実質的に作用する。

Description

【発明の詳細な説明】 名称 ”乗り物用シートにおける又は関する改良” 本発明は、乗り物用シートに関し、そして、さらに詳しくは、自動車のようなパ ッセンジャーカーに使用する乗り物用シートに関するものである。 このタイプの自動車においては、事故が起こったとき、シートに着座 している人を該シートに保持しておくために安全ベルトを設けることが提案され ている。このような安全ベルトは、リトラクターと関連している。このリトラク ターは、自動車の床に取り付けられていて、安全ベルトは、シートに着座する人 の肩部に寄ったシートの上部に設けられている案内ループに通されるものである 。また別に、リトラクター機構それ自体がシートの肩部近くの位置のシートの背 凭れ部に取り付けられている場合もある。これらの手段のいずれかが採用され、 事故発生のとき、これにより自動車が減速すると、リトラクター機構がロックし 、かくて、安全ベルトのリトラクターからの引き出しを阻止する。自動車が減速 すると、シートに着座している人は、シートに対し前方へ動くようになり、安全 ベルトで拘束される。しかしながら、非常に強い力が安全ベルトにかかる。この 力は、案内ループ又はリトラクターが配置されている安全ベルトの背凭れ部の上 部に伝わる。 かくて、理解されるべき点は、このタイプの構成において、前記シー トの背凭れ部をかなり頑丈に、又は強固に作り、それにかかる力に耐えることが できるようにすることが既に提案されている。しかしながら、これは、シートの 背凭れ部が極めて重くなり、シートの背凭れ部を作るのに費用がかかりすぎると いう欠点を有している。この特殊のタイプの構造は、ＥＰ−Ａ−０，６４６，４ ９３及びＥＰ−Ａ−４，３３０，０１１に例示されている。 自動車の効率を改善するために、このタイプの自動車シートの全体 の重量を軽くする必要があり、さらにまた、このタイプの自動車シートのコスト を下げる必要がある。したがって、本発明は、強い荷重に耐えることができ、さ らに、比較的軽く、比較的コストがかからない自動車シートを提供しようとする ものである。 この発明によれば、自動車用シートであって、このシートには、クッ ション座部と背凭れとが設けられ、シートの背凭れ部には、該シートの背凭れ部 の上部近くのポイントに安全ベルトの案内手段又は安全ベルトのリトラクター機 構が設けられ、該シートの背凭れ部には、前記案内手段又はリトラクターを支持 するフレームワークが設けられ、このフレームワークは、長くなっている実質的 に伸びない部材により補強されて、前記シートの背凭れ部の意図されない前方へ の動きを阻止するようになっており、前記長くなっている実質的に伸びない部材 の一端は、前記シートの背凭れ部のフレームワークの上位部に固定され、前記長 くなっている部材の他端は、所を得た位置にに固定され、前記長くなっている部 材は、前記シートの背凭れ部の上部が前方へ動こうとするとき、前記伸びない長 くなっている部材にテンションがかかり、かくして前記伸びない長くなっている 部材においては、前記シートの背凭れ部の上部の前方への動きを阻止するように 実質的に作用するようになる構成になっている自動車シートが提供される。 好ましくは、長くなっている部材が前記シートの背凭れ部の下位側後 方に位置するポイントを強制的に通るようにされている。 便宜的には前記シートのクッション座部から後方へ延びた支持手段が 設けられていて、前記長くなっている部材を案内し、前記長くなっている部材の 下方端が前記シートのクッション座部を支持する手段に連結されている。 前記長くなっている部材の下方端が前記シートをスライド可能に支持 するキャリッジに固定されていると有利である。 好ましくは、前記ワイヤーの下方端が前記シートを支持する手段に取 り付けられたクランプ手段に挿通されており、前記クランプ手段は、係合、離脱 自由であって、前記シートの背凭れ部は、リクライナー機構により前記シートの クッション座部に連結し、前記シートの背凭れ部の調節が行えるようになってい る。 弾性手段が設けられていて、前記クランプ手段がリリーズされたとき 、前記ワイヤーのテンションを維持するようになっていることが便宜的である。 前記支持手段が前記リクライナー機構に連結し、該機構から後方へ延 びていることが有利である。 前記シートの背凭れ部内のフレームワークが関節でつながり、さらに そのような関節部と関連した別の支持手段が設けられて、前記長くなっている部 材に係合するようになっていることが好ましい。 この発明をさらに容易に理解されるようにするために、そして、発明 のさらなる特徴が認識されるために、この発明を添付の図面を参照しながら実施 例により記載するもので、図面において： 図１は、従来構造のシートの側面図、 図２は、本発明によるシートの図で、図解を明確にするために、該シ ートの一部を省いて示してあり、 図３は、この発明の第２の実施例を示す図２に相当する図であり、そ して、 図４は、この発明の第３の実施例を示す図２及び図３に相当する図で ある。 添付の図面の図１を先ず参照すると、乗り物用シートは、乗り物の床 ４にあるスライド自在のキャリッジ３のような適当な装着手段に取り付けられた 脚部２に支持されたクッション座部１を備えている。スライドするキャリッジ３ によりシートは、前後方向へ調節できるようになっている。 リクライナー機構５は、連結アーム６によりクッション座部１に連結 され、連結アーム７によりシートの背凭れ部８に連結されている。このリクライ ナー機構により、クッション座部１に対するシートの背凭れ部８の傾斜角度が調 節される。 シートの背凭れ部８の上端部には、ヘッドレスト９が設けられており 、シートベトルト１０もまたリトラクターに巻きつけられていて、このリトラク ターは、シート着座者の肩部寄りのシートの背凭れ部８の上部に配置されている 。 図１に示したようなシートを使用するとき、事故発生においては、大 きな力が矢印１１に示す方向に向けてシートベルト１０に作用する。この力は、 シート着座者がシートに対し前側へ動き、ついで車両が減速し、これに伴いシー トも減速する結果生じるものである。 以下に記載するこの発明の実施例においては、ケーブル又はワイヤー のような形の伸びない長い部材を用いて、事故の場合に有効である必要な補強を 行えるようにしてある。これは、シートの背もたれ部に設けるフレームワークを 図１に図解したシートに設けてあるフレームワークよりも遥かに軽くすることが できるものである。後続の図面においては、図１に示したシートの部材に対応す る図示のシートの部材には、同じ符号を付し、詳しい説明は省略す る。 添付の図面の図２をまず参照すると、シートの背凭れ部８には、イン ナーフレームワーク１２が設けられていて、これは、リクライナー機構５の連結 アーム７からシートの背凭れ部の上部部分へ延びている。フレームワーク１２は 、安全ベルト１０が巻き付けられているリトラクター機構１３を支持している。 リトラクター機構１３は、シートの背凭れ部の上部近くに位置している。 ワイヤー又はケーブ１４の構造の伸びない長い部材が設けられている 。前記ワイヤー又はケーブルの一端は、シートの背凭れ部の上部にあるリトラク ター機構１３に近接のポイントでシートの背凭れ部８のインナーフレームワーク １２に固定されている。前記ワイヤーは、下方へ下がってポイント１５で支承さ れ、このポイントは、支持体１６によりリクライナー機構５のピボット軸から離 れている。前記ワイヤーの下端は、アンカーポイント１７でシートのキャリッジ ３に固定されている。 事故が発生し、安全ベルト１０に、したがって、リトラクター機構１ ３に対し強い力がほぼ矢印１１の方向に作用すると、シートの背凭れ部８の上部 は、前方へ動くようになることが理解される。しかしながら、シートの背凭れ部 の上部のこの前方への動きで、ワイヤー又はケーブル１４へテンションがかかる 。ワイヤー又はケーブル１４は、実質的には伸びないから、ワイヤー又はケーブ ル１４は、シートの背凭れ部の上部が前方へ動くのを有効に阻止する。 理解すべき点は、図２に示した実施例において、ワイヤーの下端部１ ７がシートを支持するキャリッジ３に固定されている点である。これによって前 記ワイヤの下端部の理想的なアンカーポイントが作られるもので、これは、この 特定の部材がシートを支持するために比較的頑丈に作られなければなら ないからである。代替実施例においては、ワイヤー１４の下端側を支持体１６の ポイント１５に固定することもできる。 したがって、前記ワイヤーの一端がシートの背凭れ部の上部に固定さ れ、前記ワイヤーの下方端が乗り物シートを支持するキャリッジのようなかなり 強固な部材に装着されている前記ワイヤーを支持体１８で一方にそらさせるよう になっている構成を用いることが好ましい。 図２に示した実施例は、満足できる態様で動作するけれども、この形 式の実施例にあっては、リクライナー機構を使用するシートの背凭れ部の相対位 置の調節ができない。 そこで図３を参照すると、発明のこの実施例においては、図２に示し たシートがモディファイされ、ワイヤー１４の下方端が支持体１６を過ぎてから 案内１８を介してクランプ機構１９に挿通されるようになっている。ワイヤー１ ４の端部は、スプリング又は他の弾性部材２０に連結され、該弾性部材は、シー トを支持するキャリッジ３に装着の固定部２１に連結されている。 したがって、図３の実施例においては、シートの背凭れ部の位置が調 節可能になる。クランプ機構１９は、リリーズできるようになっており、リクラ イナー機構６を作動させてシートの背凭れ部の傾き角度が調節できる。この操作 が行われている間は、スプリング２０によりワイヤー１４にテンションがかかっ ているが、シートの背凭れ部が前側へピボット回動すると、ワイヤーは、クラン プ機構１９と案内１８との内部を通り引っ張られ、シートの背凭れ部が後側へピ ボット回動すると、ワイヤーは、クランプ機構１９と案内１８との内部を通り引 き戻される。 シートの背凭れ部の調節が終われば、クランプ１９が、該クランプ機 構内を通るワイヤー１４の部分をしっかりグリップするために係合し、かく てキャリッジ３に前記ワイヤーの部分を確実に固定させる。このように、このよ うな実施例においてもまた、シートベルト１０に力が作用したとき、シートの背 凭れ部８の上部が前方へ動くことをワイヤー１４が阻止するものである。 図４は、シートのさらなる実施例を示し、この例においては、シート の背凭れ部の内部に補強フレーム１２が設けられていて、その上部部分２２がピ ボット軸２３を回転中心として前方へピボット回動できるようになっている。ワ イヤー１４がピボット軸２３に関連している、支持体１６にほぼ相当する支持体 ２４を通るもので、この支持体は前記ピボット軸からワイヤーがそれるようにし ている。かくして、前記支持体の手段が前記ワイヤーをそらせ、前記ワイヤーが 前記ピボット軸から離れたポイントを通るように案内されるようになっている。 この発明は、３つの特定の実施例について記載されているが、認識さ れたいことは、以下の請求の範囲に規定された発明の範囲から逸脱することなし に、多くのモディフィケーションがなされることである。特に、記載された実施 例においては、リトラクター機構がシートの上部に設けられている。この発明の 代替実施例においては、リトラクター機構それ自体をシートのベース近くに配置 することができ、ベルト案内のためにベルト案内をシートの上部近くに設けるこ とができる。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】平成１１年１月４日（１９９９．１．４） 【補正内容】 前記シートの背凭れ部をかなり頑丈に、又は強固に作り、それにかか る力に耐えることができるようにすることが既に提案されている。しかしながら 、これは、シートの背凭れ部が極めて重くなり、シートの背凭れ部を作るのに費 用がかかりすぎるという欠点を有している。この特殊のタイプの構造は、ＥＰ− Ａ−０，６４６，４９３及びＥＰ−Ａ−４，３３０，０１１に例示されている。 自動車の効率を改善するために、このタイプの自動車シートの全体の 重量を軽くする必要があり、さらにまた、このタイプの自動車シートのコストを 下げる必要がある。したがって、本発明は、強い荷重に耐えることができ、さら に、比較的軽く、比較的コストがかからない自動車シートを提供しようとするも のである。 この発明によれば、自動車用シートであって、このシートには、クッ ション座部と背凭れとが設けられ、シートの背凭れ部には、該シートの背凭れ部 の上部近くのポイントに安全ベルトの案内手段又は安全ベルトのリトラクター機 構が設けられ、該シートの背凭れ部には、前記案内手段又はリトラクターを支持 するフレームワークが設けられ、このフレームワークは、長くなっている実質的 に伸びない部材により補強されて、前記シートの背凭れ部の意図されない前方へ の動きを阻止するようになっており、前記長くなっている実質的に伸びない部材 の一端は、前記シートの背凭れ部のフレームワークの上位部に固定され、この構 成において、支持手段が前記シートのクッション座部から後方へ延びて、前記長 くなっている部材を案内し、これを拘束して前記シートの背凭れ部の下位の部分 後方に位置するポイントに通し、前記長くなっている部材の下方の端部は、前記 シートのクッション座部を支持する手段に固定され、かくして前記長くなってい る部材は、前記シートの背凭れ部の上部が前方へ動こうとするとき、前記伸びな い長くなっている部材にテンションがかかり、かくして前記伸びない長くなって いる部材は、前記シートの背凭れ部の上部の前方への動きを阻止するように実質 的に作用するようになる構成になっている自 動車シートが提供される。 前記長くなっている部材の下方端が前記シートをスライド可能に支持 するキャリッジに固定されていると有利である。 好ましくは、前記ワイヤーの下方端が前記シートを支持する手段に取 り付けられたクランプ手段に挿通されて折り、前記クランプ手段は、係合、離脱 自由であって、前記シートの背凭れ部は、リクライナー機構により前記シートの クッション座部に連結し、前記シートの背凭れ部の調節が行えるようになってい る。 弾性手段が設けられていて、前記クランプ手段がリリーズされたとき 、前記ワイヤーのテンションを維持するようになっていることが便宜的である。 前記支持手段が前記リクライナー機構に連結し、該機構から後方へ延 びていることが有利である。 前記シートの背凭れ部内のフレームワークが関節でつながり、さらに そのような関節部と関連した別の支持手段が設けられて、前記長くなっている部 材に係合するようになっていることが好ましい。 この発明をさらに容易に理解されるようにするために、そして、発明 のさらなる特徴が認識されるために、この発明を添付の図面を参照しながら実施 例により記載するもので、図面において： 請求の範囲 １． 自動車用シートであって、このシートには、クッション座部と背凭れと が設けられ、シートの背凭れ部には、該シートの背凭れ部の上部近くのポイント に安全ベルトの案内手段又は安全ベルトのリトラクター機構が設けられ、該シー トの背凭れ部には、前記案内手段又はリトラクターを支持するフレームワークが 設けられ、このフレームワークは、長くなっている実質的に伸びない部材により 補強されて、前記シートの背凭れ部の意図されない前方への動きを阻止するよう になっており、前記長くなっている実質的に伸びない部材の一端は、前記シート の背凭れ部のフレームワークの上位部に固定され、この構成において、支持手段 が前記シートのクッション座部から後方へ延びて、前記長くなっている部材を案 内し、これを拘束して前記シートの背凭れ部の下位の部分後方に位置するポイン トに通し、前記長くなっている部材の下方の端部は、前記シートのクッション座 部を支持する手段に固定され、かくして前記長くなっている部材は、前記シート の背凭れ部の上部が前方へ動こうとするとき、前記伸びない長くなっている部材 にテンションがかかり、かくして前記伸びない長くなっている部材は、前記シー トの背凭れ部の上部の前方への動きを阻止するように実質的に作用するようにな る構成になっているもの。 ２．前記長くなっている部材の下方端が前記シートをスライド可能に支持するキ ャリッジに固定されている請求項１によるシート。 ３． 前記ワイヤーの下方端が前記シートを支持する手段に取り付けられた クランプ手段に挿通されており、前記クランプ手段は、係合、離脱自由であって 、前記シートの背凭れ部は、リクライナー機構により前記シートのクッション座 部に連結し、前記シートの背凭れ部の調節が行えるようになっている請求項１に よるシート。 ４． 弾性手段が設けられていて、前記クランプ手段がリリーズされたと き、前記ワイヤーのテンションを維持するようになっている請求項３によるシー ト。 ５． 前記支持手段が前記リクライナー機構に連結し、該機構から後方へ延 びている先行請求項のいずれか一つによるシート。 ６． 前記シートの背凭れ部内のフレームワークが関節でつながり、さらに そのような関節部と関連した別の支持手段が設けられて、前記長くなっている部 材に係合するようになっている先行請求項のいずれか一つによるシート。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 自動車用シートであって、このシートには、クッション座部と背凭れ とが設けられ、シートの背凭れ部には、該シートの背凭れ部の上部近くのポイン トに安全ベルトの案内手段又は安全ベルトのリトラクター機構が設けられ、該シ ートの背凭れ部には、前記案内手段又はリトラクターを支持するフレームワーク が設けられ、このフレームワークは、長くなっている実質的に伸びない部材によ り捕強されて、前記シートの背凭れ部の意図されない前方への動きを阻止するよ うになっており、前記長くなっている実質的に伸びない部材の一端は、前記シー トの背凭れ部のフレームワークの上位部に固定され、前記長くなっている部材の 他端は、所を得た位置にに固定され、前記長くなっている部材は、前記シートの 背凭れ部の上部が前方へ動こうとするとき、前記伸びない長くなっている部材に テンションがかかり、かくして前記伸びない長くなっている部材においては、前 記シートの背凭れ部の上部の前方への動きを阻止するように実質的に作用するよ うになる構成になっているもの。 ２． 長くなっている部材が前記シートの背凭れ部の下位側後方に位置する ポイントを強制的に通るようにされている請求項１によるシート。 ３． 前記シートのクッション座部から後方へ延びた支持手段が設けられて いて、前記長くなっている部材を案内し、前記長くなっている部材の下方端が前 記シートのクッション座部を支持する手段に連結されている請求項２によるシー ト。 ４． 前記長くなっている部材の下方端が前記シートをスライド可能に支持 するキャリッジに固定されている請求項３によるシート。 ５． 前記ワイヤーの下方端が前記シートを支持する手段に取り付けられた クランプ手段に挿通されており、前記クランプ手段は、係合、離脱自由であ って、前記シートの背凭れ部は、リクライナー機構により前記シートのクッショ ン座部に連結し、前記シートの背凭れ部の調節が行えるようになっている請求項 ３によるシート。 ６． 弾性手段が設けられていて、前記クランプ手段がリリーズされたとき 、前記ワイヤーのテンションを維持するようになっている請求項５によるシート 。 ７． 前記支持手段が前記リクライナー機構に連結し、該機構から後方へ延 びている請求項３から請求項６のいずれか一つによるシート。 ８． 前記シートの背凭れ部内のフレームワークが関節でつながり、さらに そのような関節部と関連した別の支持手段が設けられて、前記長くなっている部 材に係合するようになっている請求項３から請求項７のいずれか一つによるシー ト。