JP2001505452A - 改良されたストライキング手段 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明には、空洞とその中にしっかり固定され、水平方向に又は鉛直方向に配置されたた支持手段を含む新規なゴルフパターヘッドが記載され、ここで前記支持手段はボール、ディスク、ロッド、ボールベアリングなどの回転手段用の選択された軸を備えている。集中的に（concentrically）、共軸的に（coaxially）に支持手段の周りに広がる回転駆動する部分を有するパターの打撃面が、ゴルフボールに接触すると、パターヘッドの可動部分の回転運動による前進方向の運動エネルギーの吸収により、当該ゴルフボールを正確な前方への運動軌跡で動かすようにする。

Description

【発明の詳細な説明】 改良されたストライキング手段 この発明は、特に制限されるものではないが、ゴルフパターヘッドなどの打撃 手段の可動打撃面を有する手段により、ゴルフボールなどの突起物（projectile ）の前方への動きの正確性を改善する装置と方法に関するものである。 室内ゲームであれ、室外ゲームであれ、多くのゲームは特別にデザインされた ステッキ又はクラブを用いて、プレイヤーが硬いボールをコースまたはリンクを 越えて飛ばすことを含めて成り立っている。典型的には、そのようなゲームの目 的は最小数のストロークでコースやリンクの周りに当該ボールを前進させること である。クリケット、ゴルフ又はピッチ−アンド−プット（pitch-and-putt）は そのようなゲームの良い例である。説明し易くするため、以下にはゴルフのゲー ムについて説明する。 ゴルフボールそのものは、常夏の木から得られる固まりのミルク状のラテック スから得られる白いゴム物質であるグッタペルカに覆われたゴム物質コアからな っている。現代のゴルフボールは、その表面の凹部があるので弾道は安定する。 ゴルフボールのスペックは国により異なる。英国政府は重さ４５．９３ｇ（１． ６２オンス）、直径４．１１ｃｍ（１．６２インチ）以上のものを薦めている。 典型的なゴルフコースは１８ホールからなる。標準的なコースは約５９００〜 ６４００ｍ（約６５００〜７０００ヤード）であり、各ホールは９０〜５５０ｍ （１００〜６００ヤード）の長さを持つ。各ホールの一方の端にはティとして知 られているスタート地点がある。ティーは典型的には地面の中に囲いを設けられ ている。終端では、カップ又は円筒状の容器（ホールとも呼ばれる）が取り外し ができるポールのトップの旗でマークされている。各ホールでプレーを終えるに は、ゴルフボールを前記カップ／容器／ホールの中にボールを入れてなければな らない。グリーン上の穴は通常、金属及び／又はプラスチックで内張りされてお り、直径１０．８ｃｍ（４．２インチ）、少なくとも１０ｃｍ（４インチ）の深 さである。 ゴルフのラウンドを始めるには、プレーヤーは最初のティーでは、一般に周り の地形よりわずかに高くなったターフのレベルから始める。ここから、各プレイ ヤーは連続的にボールをボールに対して打ち易い状況を提供するために芝生を刈 り、約２７〜９０ｍ（３０〜１００ヤード）の幅で注意深く芝を整えているフェ アウエーの上で飛ばすことを試みる。フェアウエーのどちら側もラフであり、長 い手入れのなされていない草、ブッシュ、木々などで覆われており、時々、砂が 一杯入ったバンカー、ウオーターハザードなどからなっている。これらの障害物 の目的はプレイヤーのストロークの技能と判断力をテストするためである。 ティから離れたフェアウエーの遠い端には、パッティンググリーンとホールの 周りの非常に刈り込まれた領域がある。ゴルフコースの整備員は定期的にパッテ ィンググリーンの刈り込みを行い、メンバーのために整備されたプレー面を提供 することでゴルフ場は大きなプライドが得られる。ゴルフコースの格が上がれば 上がるほど、より多くのスタッフがコースの維持に参加する。町中のゴルフコー スはプライベートなコース又はプロの試合が行われるコースと同じレベルの細心 の注意が払われることはない。パッティンググリーンの芝の長さは場所によりか なり異なり、ボールに異なる影響を与えて、結果としてプレーヤーにも異なる影 響を与える。 パッティンググリーンのスムーズな表面は、パットとして知られているボール をかすかに叩くかストロークすることによりホールが良くころがり、ホールに入 るようにデザインされている。パットはゲームで最も難しく、ストロークは最も 技能が要求されるものだとよく言われる。 パットはグリーン上での特別なストロークであり、ゴルフボールをホールに入 れるためには、有能なプレイヤーでも、一般的には少なくとも２回のショットが 必要である。ゴルフ分野で技能的により劣ったプレイヤーはボールをホールに入 れるためにはもっと多くのショットが必要である。 カバーされる距離により、それぞれのクラブでさまざまな長さのショットがな される。ゴルフクラブの標準的なセットは１４個であり、これはトーナメントプ レーが行われる最高の数でもある。クラブは２つのメインのタイプに大きく分け られ、ヘッドが木でできた「ウッド」とヘッドが鍛造スチールででき、通常クロ ムプレート製の「アイアン」からなる。両方のタイプはシャフトは通常、金属で できていて、時にはファイバーグラスからできている。「ウッド」は一般に１か ら５番まであり、「アイアン」は１から９番まである。アイアンのパターは、特 別にその名前のままで呼ばれる。ある条件下で特別に用いられる、サンドウェッ ジ及び／又はピッチングウェッジなどの多くのアイアンがある。 異なるクラブがボールの距離、高さ及び正確性を出すために選ばれる。ボール の弾道を決めるために、クラブのシャフトに対して打撃面には傾斜角が設けられ る。パターは通常、グリーン上またはグリーンに隣接する比較的スムーズでない すぐそばのグラス上でだけで用いられる。 多くの上手なゴルファーとプロゴルファーは多くのパターをコレクションとし て持っている。これは、時に応じて要求が変わり、経験、年齢、身体的能力にも 影響されることによる。パッティンググリーン上で改善され、より正確なストロ ークをするために、本発明がなされた。 改善されパッティングの正確性とコントロールが可能なパターがあればと願う ゴルファーがあるので、多くのパタータイプのクラブ用の特許が記録されている 。最近の従来技術では、パターそのもののボディより、一般的に耐久性があり、 異なる物質（真鍮、スチール又はアルミニウムなどの金属又は例えばグラファイ ト又はセラミック組成からなるその他の比較的硬い物質）でできた打撃面を有す る パターを使用することが開示されている。しかし、従来技術の各サンプルでは、 打撃面は可動部分を含まず、可動部分と関連もしないことに注目すべきである。 ゴルフボールを打っても、いつも、パッチンググリーン上の予想した方向に直 接前進するとは限らないことが解決すべき課題である。この現象は、打撃により ゴルフボールが、バックスピンすることと芝生の干渉とリバンディング及び／又 は滑りにより直線からそれることにより生じる。伝統的な硬いパターヘッドでゴ ルフボールを打つことにより、運動エネルギー（プレイヤーのスウイングにより 得られる）は、ボールが予想ライン上を転がるように、ゼロの抵抗値を持つプレ ー表面上で静止しているゴルフボールの前進時における回転運動に直接変化する 。これは、パターヘッドからゴルフボールへ移動する完全に正しいスポット（「 スイートスポット」と言う）での運動エネルギーの変換とそこで静止しているゴ ルフボールへゼロ抵抗を与えるプレー表面に依存する。プロのプレイヤーに取っ ても、「スイートスポット」を正確に打てることは非常にまれであり、さらに、 芝の表面が、そこで静止しているゴルフボールへ完全にゼロの抵抗を与えること は不可能である。 この発明の目的は、従来技術に関連する困難さに打ち勝つ最大級のエレガント な方法を提供し、進歩性のある新規な方法で打つことでゴルフボールを前進方向 に正確に運動させる装置と方法を提供させることである。 この発明のさらなる目的は、すべてのプレイヤーの技能レベルに応じてステッ キ又はクラブヘッドの操作性を改善することである。 この発明のさらなる目的は、ゴルフボールに対してというより、パターなどの ステッキ又はクラブの前面の打撃面からの直進性を損なう効果を減らすことであ る。 この発明のさらなる目的は、ゴルフボールの制動とリバウンドの減少により、 コース上のボールのバックスピンとすべりを減少させることである。 この発明のさらなる目的は、ゴルフボールのそり（deflection）により発生す るせん断力を吸収することができるパターヘッドを提供することである。 この発明の最初の観点によれば、当該装置は、それに当たるものに動きを伝え るために突起（projectile）と接触するように用いられるステッキ又はクラブを 含み、そのステッキ又はクラブは、少なくとも１つの溝又はチャネル又は空洞（ cavity）をその中に有する少なくとも１つの打撃面と、さらに前記溝又はチャネ ル又は空洞の中に収納された少なくとも１つの回転手段が付随的に関連している か又はそれに取り付けられている（as sociated therewith or attached theret o）少なくとも１つの支持手段と、打撃面の表面と同一平面、又は打撃面の表面 より上の平面（at least a part of which is flush with、or over flush with ，a surface of the striking face）を持つ少なくとも１つの回転手段を含む。 この発明の好ましい実施例では、前記溝又はチャネル又は空洞はパターヘッド の打撃面の境界内に収納されるような(be accommodated within the confines o f striking surface)大きさと形をしている。 この発明のさらに好ましい実施例では、前記回転手段の回転が生じるように軸 を備え，前記支持手段は水平方向に、又は理想的に鉛直方向に、又はその他の方 向に取り付けられる。 この発明のさらに好ましい実施例では、前記支持手段は耐久性があり、耐衝撃 性があるように材料が組み立てられている。 この発明のさらに好ましい実施例では、前記支持手段は前記溝又はチャネル又 は空洞の内面の第１と第２の端の両方にしっかりと取り付けられている。 この発明のさらに好ましい実施例では、複数の支持手段が設けられ、その中の １つの例である水平方向／縦方向に位置する支持手段は互いに平行に配置され、 さらに鉛直方向に位置する支持手段の例では、前記支持手段は隣りの支持手段に 並ぶように配置される。 この発明のさらに好ましい実施例では、前記回転手段は特別に選択された軸の 周りに回転可能に組み立てられた、複数のディスク及び／又はロッド及び／又は ビーズ及び／又はボールベアリング及び／又はその他の手段を含む。 この発明の好ましい実施例では、前記回転手段は耐衝撃性、弾力性があり、そ れらの間に及び／又はそれらの上に最小の間隔を設けるように配置され、理想的 にはそれらの間に及び／又はそれらの上に、公平に（evenly）配置される。 この発明の好ましい実施例では、前記回転手段は同心円状に配置される。 この発明の第２の観点によれば、パターヘッドに位置する少なくとも１つの溝 又はチャネル又は空洞をその中にある少なくとも１つの支持手段を含み、さらに 前記支持手段に関連して(associated with)又は前記支持手段と組合わされて(in tegrated with)、複数の回転手段が配置された可動の打撃面を含むゴルフパター が提供される。 この発明のさらに好ましい実施例では、前記支持手段は水平方向に及び／又は 鉛直方向に、又は前記回転手段の回転が生じるようにいかなる方向にも取り付け られる。 この発明のさらに好ましい実施例では、前記回転手段は特別に選択された軸の 周りに回転可能に組み立てられた、複数のディスク及び／又はロッド及び／又は ビーズ及び／又はボールベアリング及び／又はその他の手段を含む。 この発明の好ましい実施例では、前記回転手段は同心円状に配置される。 この発明の第３の観点によれば、パターなどのステッキ又はクラブの可動の打 撃面と接触した後に、直線的で、予測可能で、正確な軌跡が生じるようなボール などの射出物（projectile）を打つ方法を提供する事であり、前記射出物が回転 手段と接触することでバックスピンを吸収し、前記回転手段が与えられた軸の回 りを回転する。 この発明の好ましい実施例では、前記回転手段は同心円状に配置される。 前述の本発明は、図面と共に実施例のみで説明される。 図１は、一部切断されたシャフトに接続したゴルフパターヘッドの前面の拡大 図である。 図２は、一部切断されたシャフトに接続したゴルフパターヘッドの前面の拡大 図である。 図３は、本発明の好ましい実施例を図示する、可動の打撃面が縦方向に（long itudinally）配列され／広がった（threaded）球が覗いている（exposing）一部 切断されたシャフトに接続したゴルフパターヘッドの前面の拡大図である。 図４は、本発明の好ましい実施例を図示する、可動の打撃面が縦方向に配列さ れ／広がったディスクが覗いている一部切断されたシャフトに接続したゴルフパ ターヘッドの前面の拡大図である。 図５は、本発明の好ましい実施例を図示する、縦方向に配列され／広がった球 の側断面図である。 図６は、本発明の好ましい実施例を図示する、縦方向に配列され／広がったデ ィスクの側断面図である。 図７は、本発明の好ましい実施例を図示する、縦方向に配列され／広がったシ リンダーロッドを含む可動の打撃面が覗いているゴルフパターヘッドの前面の拡 大図である。 図８は、本発明の好ましい実施例を図示する、可動の打撃面が水平方向に配列 され／広がったシリンダーロッドが覗いているゴルフパターヘッドの前面の拡大 図である。 図９ＡからＣは、ゴルフボールの打撃によりゴルフボールが前方へ移動し、パ ターヘッドの可動の打撃面による回転運動による運動エネルギーが吸収される様 子を示す図である。 一部切断されたシャフトに接続したゴルフパターヘッドの前面図を示す図１を 参照すると、打撃面２のヒール部分３Ａ、打撃面２のつま先部分３Ｂ、打撃面２ の外周面（outer perimeter）４及び空洞（cavity）／溝／チャネル５がある。 ゴルフパターヘッド１に関連して又は組合わされて（Associated or integral w ith）パターハンドル６Ａのストレートシャフト６Ａにはアングルシャフト部分 ６Ｂに接続したジョイント７が設けられている。 一部切断されたアングルシャフトを持つゴルフパターヘッドの前面の拡大図で ある図２を参照すると、打撃面２のヒール部分３Ａ、つま先部分３Ｂ、打撃面２ の外周面４、空洞／溝／チャネル５及びパターヘッド１に関連して又は取り付け られたアングルシャフトハンドル８がある。この発明はパターのいろいろな構成 に関連し、この発明の要旨は可動打撃面の新規な特徴点とさらにパターヘッド１ の中心に関連して又は取り付けられたストレートシャフト６Ａがあること、従っ て、パターの構成によれば、パターヘッド１のトップ面４Ｂに沿っていることが 当業者には分かるであろう。 可動の打撃面が縦方向に配列され／広がった球が覗いているゴルフパターヘッ ドの前面の拡大図である本発明の好ましい実施例を図示する図３を参照すれば、 ストレートシャフトハンドル６Ａ、打撃面２の外周ケーシング４、外周面４の曲 面のある底面９、外周ケーシング４の内面４Ａに両端１２Ａ、１２Ｂがしっかり 固定されたシャフト１１の回りに広がった複数の球１０が示されている。 可動の打撃面が縦方向に配列され／広がったディスクが覗いているゴルフパタ ーヘッドの前面の拡大図である本発明の好ましい実施例を図示する図４を参照す れば、内面４Ａにしっかり固定されたシャフト１１，打撃面２の外周面４、位置 １２Ａ、１２Ｂ、１３Ａ、１３Ｂで溝／空洞／チャネル５の内面４Ａにしっかり 固定されたシャフト１１が示されている。デイスク１４はシャフト１１の回りに 共軸的（coaxial）に広がっている。 縦方向に配列され／広がった球の側断面図である本発明の好ましい実施例を図 示する図５を参照すると、溝／空洞／チャネル５の背面１５、位置１２Ａ、１２ Ｂを介して周面（perimeter）４の内面４Ａにしっかり取り付けられたシャフト １１の回りに集中的かつ共軸的に（concentrically and coaxially）広がってい る球１０が示されている。さらに空洞／溝チャネル５の背面スペース１６内には 球１０の回転に十分なスペースである。 水平方向に配列され／広がったディスクの側断面図である本発明の好ましい実 施例を図示する図６を参照すると、溝／空洞／チャネル５の背面スペース１６と 位置１２Ａと１２Ｂを介して打撃面４の内面４Ａにしっかり取り付けられたシャ フト１１の回りに共軸的に広がっている複数のディスク１４が示されている。図 ６に示す本発明の好ましい実施例では、２列のディスクが示されるが、当業者に は本発明の一つの実施例により前記列の数又はそこに取り付けられた回転手段の 数が限定されるものでないことは良く分かるであろう。 可動の打撃面が縦方向に配列され／広がったロッドを含む可動面が覗いている ゴルフパターヘッドの前面の拡大図である本発明の好ましい実施例を図示する図 ７を参照すると、外周面４の溝／空洞／チャネル５内に共軸的に広がり、点１８ Ａ、１８Ｂにしっかり取り付けられたシャフト１１の回りに広がったシリンダー ロッド１７が示されている。 可動の打撃面が水平方向に配列され／広がったシリンダーロッドが覗いている ゴルフパターの前面の拡大図である本発明の好ましい実施例を図示する図８を参 照すると、複数のロッド／シリンダー１９が示されている。アタッチメント点１ ２Ａと１２Ｂにより外周面４の内面４Ａにロッド／シリンダー１９が広がるよう に取り付けられている。 ゴルフボールを打ち、該ゴルフボールを前方へ移動させ、さらにパターヘッド の可動の打撃面による回転運動による運動エネルギーの吸収の様子を示し、一連 の事象を図示する図９ＡからＣを参照すれば、ゴルフボール２０と点１８Ａ、１ ８Ｂにより外周面４の内面４Ａにしっかり取り付けられたシャフト１１の回りに 共軸的に設けられた複数の球１０からなるゴルフパターの打撃面２が示されてい る。ゴルフボール２０を背面２０Ａから打つ当該パターヘッドのＸからＸ１の方 向への動きにより、当該ゴルフボールがＹ方向（図９Ｃ）に沿う前方への動きと 矢印２２Ａ−Ｄで示す回転／方向運動の中で打撃球２１Ａ−Ｄの回転運動を生じ る。 この発明の図１−９に示された前述の実施例は、この発明の範囲を限定するも のではなく、この発明を例示した特別の実施例を示すものであり、パターの可動 の打撃面がゴルフボールに向けられている手段を図示しており、集中的に（conc entrically）に，共軸的に広がる回転手段が、ゴルフボールに接触すると、当該 ゴルフボールを正確な前方への運動軌跡で動かす表面を提供する。 前述の本発明とゴルフボールの打撃方法は、パッティンググリーン上でゴルフ ボールの正確に前方への動きを与える、基本的にバックスピンを吸収し、回転手 段の回転運動のエネルギーをパターの打撃面に与える新規で進歩性のある手段を 表すものである。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】平成１０年１１月１２日（１９９８．１１．１２） 【補正内容】 （１）請求の範囲を別紙の通り補正する。 （２）明細書第４頁第１５行目（文末尾が「不可能である。」）と第１６行目（ 文頭が「この発明の目的は、」）の間の行に次の文を挿入する。 明細書 「日本の特開平３−１４９０６５号（１９８９年１１月２日に出願の特願平１− １２８７１８２号、鈴木ケイジ）にローラタイプのパターが記載された従来技術 が開示されている。クラブシャフトは回転可能にそこに取り付けられ、パッティ ング中にクラブシャフトの角度をつけ易いクラブヘッドのローラを備えている。 ここに述べられている長所は、すべての場合においてクラブヘッドが目標のボー ルに直角に接触し、クラブヘッドが地面に接触すると、クラブヘッドは単にその 地面の上を転がるだけである。ここに開示されていることは、本発明の対象では ない１つまたそれ以上の地面に対応させたローラを有する既知のゴルフパターを 開示しているに過ぎない。さらに前記日本の特許出願に開示されたゴルフクラブ は伝統的なゴルフパターのデザインの使用や採用を容易にするものではない。」 （３）明細書第５頁第４行目（文頭が「この発明の最初の観点によれば、」）か ら第１８行目（文末尾が「又はその他の方向に取り付けられる。」）を削除して 、次の文を挿入する。 「この発明の最初の観点によれば、当該装置は、それに当たるものに動きを伝え るように突起と接触するように用いられるステッキ又はクラブを含み、そのステ ッキ又はクラブは打撃面を規定するクラブヘッドを有し、その打撃面は少なくと も１つの溝、チャネル又は空洞（cavity）をその中に形成し、各々は少なくとも １つの回転要素を有する少なくとも１つの支持手段を収納し、その回転要素又は 各々の回転要素は、クラブヘッドの打撃面と同一平面、又は打撃面の表面より上 の射出体の打撃面を有することを特徴とする。 この発明の好ましい実施例では、前記溝、チャネル又は空洞はパターヘッドの 打撃面の境界内に収納されるような（be accomodated within the confines of striking surface）大きさと形を有し、前記溝、チャネル又は空洞は実質的に前 記打撃面を除き、閉じている。 その支持手段または各々の支持手段は少なくとも１つの回転手段の回転が生じ るように選択された軸（axis）を提供するように適切に配置した軸（axle）を含 むことが有利である。 この発明の一つの形態では、前記支持手段または各々の支持手段は、前記回転 要素又は各々の回転要素の回転が生じるように鉛直方向の軸（axis）を配置して いる。」 別紙 請求の範囲 １． 射出体（projectile）（２０）に動きを伝えるように射出物と接触するよ うに用いられ、打撃面（２）を規定するクラブヘッド（１）を有するステッキ又 はクラブを含む装置において、当該打撃面は（２）は、少なくとも１つの溝、チ ャネル又は空洞（cavity）をその中に有し、各々は、少なくとも１つの回転要素 （１０，１４，１７，１９）を有する少なくとも１つの支持手段（１１）を収納 し、その要素又は各々の要素（１０，１４，１７，１９）はクラブヘッド（１） の打撃面（２）と同一平面、又は打撃面の表面より上の射出体打撃面（a projec tile striking surface which is flush or over-flush with the striking fac e of the club head）を持つことを特徴とする装置。 ２． 前記溝又はチャネル又は空洞はパターヘッド（１）の打撃面（２）を規定 して収納するような大きさと形を持ち、前記溝又はチャネル又は空洞（５）は前 記打撃面（２）以外は実質的に閉じられている請求項１記載の装置。 ３． その支持手段または各々の支持手段（１１）は少なくとも１つの回転要素 （１０，１４，１７，１９）の回転が生じるように選択された軸（axis）を提供 するように配置した軸（axle）を含む請求項１又は２記載の装置。 ４． 前記支持手段（１１）は、少なくとも１つの回転要素（１０，１４，１７ ，１９）の回転が生じるように鉛直方向の軸（axis）を配置している請求項３記 載の装置。 ５． その支持手段または各々の支持手段は、打撃面（２）の外周面（perimete r）（４）にしっかり取り付けられた軸（axle）を含む先行する請求項のいずれ かに記載の装置。 ６． その支持手段または各々の支持手段は、前記溝、チャネル又は空洞（cavi ty）（５）の内面（４ａ）にしっかり取り付けられている請求項５記載の装置。 ７． その支持手段または各々の支持手段は並列配置されている先行する請求項 のいずれかに記載の装置。 ８． その支持手段または各々の支持手段は各隣接する支持手段に並列配置され ている先行する請求項のいずれかに記載の装置。 ９． その回転手段または各々の回転手段は、ディスク、ロッド、ビーズ、ボー ルベアリング又は回転可能に組み立てられたその他の適切な手段を含む先行する 請求項のいずれかに記載の装置。 １０． その回転手段または各々の回転手段は、弾力性があり、耐衝撃性の物質 でできた先行する請求項のいずれかに記載の装置。 １１． 前記回転手段は、それらの間に最小スペースを設けられる先行する請求 項のいずれかに記載の装置。 １２． 打撃面に形成された溝、チャネル又は空洞内に保持された少なくとも１ つの回転要素（１０，１４，１７，１９）を含む面（２）である、パターなどの ステッキ又はクラブの打撃面（２）を射出体（projectile）に向けてアドレスし 、 その回転要素又は各要素に回転を生じさせるように、その要素又は各要素（１ ０，１４，１７，１９）の打撃面を射出体と接触させ、 射出体に接触する前記要素又は各々の要素が、射出体との接触によりバックス ピンを吸収し、直線的で、予測可能で、正確な軌跡を生じさせる、 ことを含む先行する請求項のいずれかに記載の装置を用いて、直線的で、予測可 能で、正確な軌跡が生じるようなボール（２０）などの射出体を打つ方法。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，Ｓ Ｄ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ， ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，Ｆ Ｉ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ， ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，Ｍ Ｗ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ， ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 射出物（projectile）に動きを伝えるように射出物と接触するように用い られるステッキ又はクラブを含む装置であって、そのステッキ又はクラブは、少 なくとも１つの溝又はチャネル又は空洞（cavity）をその中に有する少なくとも １つの打撃面と、さらに前記溝又はチャネル又は空洞の中に収納された少なくと も１つの回転手段が付随的に関連しているか又はそれに取り付けられている（as ociated therewith or attached thereto）少なくとも１つの支持手段と、打撃 面の表面と同一平面、又は打撃面の表面より上の平面（at least a part of whi ch is flush with、or over flush with，a surface of the striking face）を 持つ少なくとも１つの回転手段を含む装置。 ２． 前記溝又はチャネル又は空洞はパターヘッドの打撃面の境界内に収納され るような大きさと形をしている請求項１記載の装置。 ３． 前記回転手段の回転が生じるように選択された軸を提供するように、前記 支持手段は水平方向に、又は理想的に鉛直方向に適切に配置される請求項１又は ２記載の装置。 ４． 前記回転手段の回転が生じるように軸を提供するように、前記支持手段は 水平方向に、又は鉛直方向に配置される請求項１又は２記載の装置。 ５． 前記支持手段は耐久性があり、耐衝撃性があるように材料が組み立てられ ている先行する請求項記載の装置。 ６． 前記支持手段は前記溝又はチャネル又は空洞の内面の第１と第２の端の両 方にしっかりと取り付けられている先行する請求項記載の装置。 ７． 前記支持手段は前記溝又はチャネル又は空洞の内面にしっかりと取り付け られている先行する請求項記載の装置。 ８． 複数の支持手段が設けられる先行する請求項記載の装置。 ９． 前記支持手段は互いに並行になるように適切に配置される請求項８記載の 装置。 １０． 前記支持手段は、隣接する支持手段が並ぶように配置されるように水平 方向又は縦方向に配置される請求項８記載の装置。 １１． 前記回転手段は、複数のディスク及び／又はロッド及び／又はビーズ及 び／又はボールベアリング及び／又は回転可能に組み立てられたその他の手段を 含む先行する請求項記載の装置。 １２． 前記回転手段は特別に選択された軸の周りに配置される先行する請求項 記載の装置。 １３． 前記回転手段は耐衝撃性、弾力性がある先行する請求項記載の装置。 １４． 前記回転手段は、それらの間に及び／又はそれらの上に最小スペースが あるように配置される先行する請求項記載の装置。 １５． 前記回転手段は、それらの間に及び／又はそれらの上に、公平に（even ly）配置される先行する請求項記載の装置。 １６． 前記回転手段は同心円状に配置される先行する請求項記載の装置。 １７． 前記ステッキ又はクラブは先行する請求項による打撃面を含むパターヘ ッドを含む先行する請求項の装置。 １８． ａ）射出体（projectile)を前記打撃面を備えた溝又はチャネル又は空 洞が収納された少なくとも１つの回転手段を含むパターなどのステッキ又はクラ ブの可動の打撃面と接触させ、そして ｂ）前記射出体（projectile）との適切な接触により、前記回転手段を回転さ せ、それにより ｃ）前記回転手段が、接触することでバックスピンを吸収し、直線的で、予測 可能で、正確な軌跡が生じることを含む 先行する請求項により、装置を用いて、直線的で、予測可能で、正確な軌跡が 生じるようなボールなどの射出体（projectile）を打つ方法。