JP2001505323A - 立体画像を見るための装置 - Google Patents

立体画像を見るための装置

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Abstract

(57)【要約】 画像プレート上の、ベクトグラフその他のような写真の立体画像を偏光メガネメガネ無しで見ることのできる自動立体画像を形成するための装置が提供される。本装置は、偏光器あるいは偏光プリズム対のような、2つの個別の偏光線を形成するための偏光システムを含んでいる。偏光システムを通して光を投射し、第1の一組の偏光線と第2の一組の偏光線とを形成するための光源が設けられる。光源は、第1及び第2の各一組の前記偏光線が画像プレート上の写真を通過するように配向される。本装置には、前記第1及び第2の各の一組の偏光線を、写真の立体画像を形成する位置の空間に配向するためのレンズをも含んでいる。かくして、画像プレート上の写真の立体画像を、所定の空間内で偏光メガネを着用することなく見ることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】 立体画像を見るための装置 (発明の分野) 本発明は一般に2次元画像から立体画像を形成すること関し、詳しくは、自動 立体画像化に関する。 (従来技術) 従来の立体画像システムでは偏光を使用して立体画像を創り出している。直交 する偏光線は相互に干渉しないことから、偏光は立体画像化上特に有益である。 これにより、所定の偏光ベクトルの光線を選択的に通す偏光デザインあるいは偏 光画像をそれぞれ表すところの偏光画像対から立体画像を形成することが出来る 。偏光画像対は代表的には、重ね合わせられた右眼用偏向画像及び左眼用偏向画 像とからなり、これらの偏光画像対を一対の偏光フィルタあるいは偏光分析器に 通し、左眼用の偏光画像を左眼で、右眼用の偏光画像を右眼で見ることにより3 次元画像を認知することが出来るようになる。 代表的には、偏光分析器は使用者の装着する偏光メガネ等に組み込まれる。偏 光メガネをかけるのは使用者にとっては望ましいものではなく、立体画像化シス テム、特に大勢で見るための立体画像化システムでは製造費用も嵩んでしまう。 偏光メガネを必要としない立体画像化システムが提案されているが、そうした システムは左右の各偏光画像を特定の決まった位置でしか見ることが出来ず、そ の用途は限定される。そうしたシステムは実質的に静止したままで立体画像を見 ることが要求され、大勢で見るためには不向きである。 従って、偏光メガネが不要であり、広い位置範囲で立体画像を見ることができ るようにする立体画像化装置に対する需要がある。 別に提案された空間(spatial)多重化型の立体画像化システムでは、 2対の立体画像が重ね合わせではなくむしろ連続して配列される。こうした空間 多重型のシステムでは左右それぞれの眼に部分的な画像しか届かず、画像解像度 が低下するという欠点がある。 別に提案された一時(temporally)多重型の立体画像化システムで は立体画像対の各画像が一時的に分離される。この一時多重型システムでは、光 シャッターのような電子工学的装置を使用して、左右それぞれの眼に組み合わせ た画像に同調する偏光が交互に提供される。しかしこのシステムでは画像がチラ つくのに加え、製造費用が大きくしかも複雑である。例えば英国特許出願番号第 GB2296151号には、空間多重画像及び或は一時多重画像を形成する能動 制御式の空間光モジュレータ(SLM)を含む立体画像化システムが開示される 。 (発明が解決しようとする課題) 解決しようとする課題は、画像プレート上の写真、例えばベクトグラフその他 の立体画像を偏光メガネ無しで見ることのできる、自動立体画像を形成するため の装置を提供することである。 解決しようとする他の課題は、大勢で見ることのできる自動立体画像を形成す るための装置を提供することである。 解決しようとする他の課題は、立体画像として見える位置範囲の広い自動立体 画像を形成するための装置を提供することである。 画像の解像度の低下しない自動立体画像を形成するための装置を提供すること である。 (課題を解決するための手段) 本発明によれば、画像プレート上のベクトグラフその他の如き写真の立体画像 を偏光メガネ無しで見ることのできる、自動立体画像を形成するための装置が提 供される。本発明の1様相において、自動立体画像を形成するための装置は、第 1及び第2の別個の2本の偏光線を形成するための偏光要素と、偏光要素を通し て光を投射することにより第1の一組の偏光線及び第2の一組の偏光線を形成す るための光源とを含んでいる。光源は、第1及び第2の各偏光線が画像プレート 上の写真を貫くように画像プレートに関して配向される。装置には、第1及び第 2の各偏光線を写真の立体画像を形成する位置の空間に配向するためのレンズも 含まれる。そうした所定の空間内では画像プレート上の写真の立体画像を偏光メ ガネ無しで見ることができる。更には、形成される立体画像には代表的には空間 多重化を使用する立体画像化システムに固有の解像度の低下が引き起こされるこ ともない。 本発明の別の様相ではレンズをフレネルレンズとすることができる。このレン ズは画像プレートと光源との間に位置決めされる。別態様ではフレネルレンズを 画像プレートの前方に配置し、画像プレートが光源とレンズとの間に位置決めさ れるようにする。 別の様相での本発明は自動立体画像を形成するための装置のレンズの焦点距離 に関する特徴を有している。例えばレンズは、光源と画像プレートとを隔てる距 離がレンズの焦点距離の2倍に概略等しくなるように位置決めされる。別の配列 態様ではレンズと光源tとが、写真の立体画像が画像プレートからレンズの焦点 距離の2倍に概略等しい距離あるいはそれ以上の距離の位置に形成されるように 位置決めされ得る。 本発明の更に別の様相においては偏光要素は第1及び第2の2つの偏光器とす ることができる。更に、光源と画像プレートとをレンズの光学軸線に沿って実質 的に整列させ、前記光学軸線を偏光要素の第1及び第2の各偏光器に分岐させる ことができる。レンズの光学軸線を実質的に横断する平面に沿っての第1の偏光 器の長さは、前記空間内の人間の眼間距離と等しいかあるいはそれ以上であるの が好ましい。同様に、光学軸線を実質的に横断する平面に沿っての第2の偏光器 の長さも前記空間内の人間の眼間距離と等しいかあるいはそれ以上であるのが好 ましい。そうすることで、前記空間内の人は光学軸線と直交する平面内を移動し つつ立体画像を見ることができるようになる。 第1の偏光器の偏光軸線は第2の偏光器の偏光軸線と直交するのが好ましい。 更には、自動立体画像を形成するための装置には、第1の偏光器と実質的に同一 の平面内を配向される第3及び第4の各偏光器が含まれ得る。これらの第3及び 第4の各偏光器は第1及び第2の各偏光器と類似のものであり、第2の空間位置 に写真の立体画像を形成する。 自動立体画像を形成するための装置は更に、異なる空間内に立体画像を形成す る様式化に偏光要素を移動させるための位置システムをも含み得る。装置は、立 体画像を見る人の位置を追跡するための追跡システムを含むのが好ましい。追跡 システムは、見る人の位置の関数として偏光要素が移動するように位置決めシス テムと作動上連結され得る。 本発明の第2の様相に従えば、第1及び第2の一対の偏光器と、第1の偏光器 を通して光を投射することにより第1の一組の偏光線を形成し、第2の偏光器を 通して光を投射することにより第2の一組の偏光線を形成するための光源と、を 有する偏光システムを含む自動立体画像を形成するための装置が提供される。光 源は画像プレートに関し、前記第1及び第2の各一組の偏光線が画像プレート上 の写真を通過するように配向される。装置は、偏光システム及び両像プレートの 中間に位置決めされた第1のレンズと、第1及び第2の前記各一組の偏光線を写 真の立体画像を形成する位置の空間に配向するための第2のレンズとをも含んで いる。 この第2の様相では、第2のレンズと光源とにより、第2のレンズからの焦点 距離のような短い距離位置に写真の立体画像を形成することが可能である。画像 形成のために必要な距離が短くなることでずっとコンパクトな照明及び偏光シス テムが提供される。 本発明の更に別の様相では、偏光システムは第1の偏光器対と実質的に同一平 面内を配向される第2の偏光体対が含まれる。第2の偏光器対は第2の空間位置 に画像を形成することが可能である。加えて、第1のレンズは複数のマイクロレ ンティクルを含み、各マイクロレンティクルは偏光器対の一方と光学的に整列さ れ得る。各マイクロレンティクルを、相当する偏光器対からマイクロレンティク ルの焦点距離に等しい距離の位置に位置決めするのが好ましい。 本発明の第3の様相では装置は偏光プリズムと、偏光プリズムを通して光を投 射し、第1及び第2の各一組の偏光線を形成する光源と、レンズと、を含んでい る。光源は、前記第1及び第2の各一組の偏光線が画像プレート上の写真を通過 するように配向される。結局、レンズは第1及び第2の各偏光線を写真の立体画 像を形成する位置の空間に配向する。 偏光プリズムは複屈折材料、例えば方解石から構成され得る。複屈折材料は光 源から偏光プリズムを通して投射される光線を第1及び第2の一組の偏光線に分 割する。偏光プリズムは1つ以上のプリズム形態のものとすることができる。例 えば偏光プリズムは、第1の偏光軸線を有する複屈折材料から作製した第1のプ リズムと、第1の偏光軸線と直交する方向に配向された偏光軸線を有する複屈折 材料から作製した第2のプリズムを含み得る。こうした複プリズム配列構成では 偏光プリズムからは、相互に分岐する第1及び第2の各一組の偏光線が発生する 。複プリズム配列構成の1例はWallastonプリズムである。 偏光プリズムは液晶材料をプラスチックプリズム材料に被覆することによって も作製することができる。偏光プリズムは、第1の方向に偏光された第1の一組 の光線を第1の方向に、そして第2の方向に偏光された第2の一組の光線を前記 第1の一組の光線と直交する方向に配向する。偏光プリズムは液晶材料を覆う透 明プレートをも含み得る。 本発明の他の様相では自動立体画像を形成するための装置は、第1の回折格子 と、第1の回折格子を覆う第2の回折格子とを有する偏光システムを含んでいる 。光源が前記第1及び第2の各回折格子を通して光線を投射することにより第1 の一組の偏光線と第2の一組の偏光線とを形成する。光源は画像プレートに関し 、前記第1及び第2の各一組の偏光線が画像プレート上の写真を通過するように 配向され得る。レンズが第1及び第2の各一組の偏光線を、写真の立体画像を形 成する空間に配向する。 本発明の他の様相では、第1の回折格子が、第1の軸線に沿って整列した分子 配向シートから形成した第1の基材を含んでいる。第1の基材の一部には二色性 の染料あるいは着色料が、前記第1の基材の一部が、第1の軸線方向に偏光され た偏光線を吸収するように塗布される。同様に、第2の回折格子が、第1の軸線 と直交する方向で第2の軸線に沿って整列する、分子配向シートから形成した第 2の基材を含み得る。第2の基材の一部には、この第2の基材の前記一部が第2 の軸線方向での偏光線を吸収するように二色性の染料あるいは着色料が塗布され る。かくして、第1の回折格子が第1の一組の偏光線を第1の偏光方向に偏光さ せ、第2の回折格子が第2の一組の偏光線を、第1の偏光方向と直交する第2の 偏光方向に偏光する。 本発明の他の様相では、自動立体像を形成するための装置が、画像プレート上 の写真を通過して光線を投射するための光源と、画像プレート上の写真を通して 投射された光を偏光するための、例えば一対の偏光器のような偏光システムとを 含んでいる。偏光器対は、第1の一組の偏光線を形成するための第1の偏光器と 、第2の一組の偏光線を形成するための第2の偏光器とを含み得る。レンズが、 第1及び第2の各一組の偏光線を写真の立体画像を形成する位置の空間に配向す るべく偏光器対と光学的に整列される。 本発明の他の様相において、偏光システムは複数対の偏光器を含み、各偏光器 が相互に実質的に同一の平面内を配向され得る。 (図面の簡単な説明) 図1は本発明の第1実施例に従う自動立体画像を形成するための装置のダイヤ グラムである。 図2は本発明の第2実施例に従う自動立体画像を形成するための装置のダイヤ グラムである。 図3は本発明の第3実施例に従う自動立体画像を形成するための装置のダイヤ グラムである。 図4は本発明の第4実施例に従う自動立体画像を形成するための装置のダイヤ グラムである。 図5Aは図1から図4の装置の偏光システムにおける偏光プリズムの第1の配 列を示す側面図である。 図5Bは図1から図4の装置の偏光システムにおける偏光プリズムの第2の配 列を示す側面図である。 図5Cは図5A及び図5Bの偏光プリズムの配列の一部を示す側面図である。 図5Dは図5Aから図5Bの偏光プリズムの配列の側面図である。 図6は図1の装置の光源及び偏光フィルタのダイヤグラムである。 図7は図3の偏光システム及び画像プレートのダイヤグラムである。 図8は図1の装置の画像プレートのダイヤグラムである。 図9は自動立体画像が形成される空間の寸法形状を例示する、図1の装置のレ ンズのダイヤグラムである。 図10は図1から図4の装置で使用するための位置決めシステム及び頭部追跡 システムのダイヤグラムである。 図11は図4の装置の偏光システムのダイヤグラムである。 図12は図1から図4の装置の偏光システムにおける回折格子システムのダイ ヤグラムである。 図13は図12の回折格子システムの回折格子の平面図である。 (実施例) 図1には、画像プレート20上の写真の立体画像を偏光メガネ無しで見ること のできる自動立体画像を形成するための装置10(以下、単に装置10とも称す る)が示される。装置10は、光源あるいは照明体12と、2つの別個の偏光線 を形成するための、例えば第1の偏光フィルタ16及び第2の偏光フィルタ18 のような偏光システム14とを含む。光源12は偏光システムを通して非偏光線 を投射し、第1及び第2の各一組の偏光線を形成する。第1及び第2の各一組の 偏光線は、画像プレート20上に形成された立体画像の各点あるいは各画素を通 過する。装置10は更に、前記第1及び第2の各一組の偏光線を、写真の立体画 像を形成するための以下に説明するような空間に配向するフレネルレンズのよう なレンズ22を含む。かくして、画像プレート20上の写真の立体画像を、前記 空間内で偏光メガネ無しに見ることができる。 図1及び図6に示されるように、光源12は散乱する非偏光線24(図6参照 )を発生させ、発生した非偏光線24は偏光システム14の第1の偏光フィルタ 16及び第2の偏光フィルタ18に衝突する。第1の偏光フィルタ16は、図6 の図面の平面と直交する偏光軸線26を有し、第2の偏光フィルタ18は、図6 の図面の平面内に存在し且つ第1の偏光フィルタ16の偏光軸線26と直交する 偏光軸線28を有する。光源12から発生され第1の偏光フィルタ16に衝突し た非偏光線は、図6に矢印P1で示すような第1の方向に偏光され、逆に、第2 の偏光フィルタ18に衝突した非偏光線は図6で矢印P2で示すような、第1の 方向と直交する第2の方向に偏光される。 第1の偏光フィルタ16及び第2の偏光フィルタ18の各偏光軸線の方向は、 図1あるいは図6に示すものに限定されるものではない。当業者には、これら2 つの各偏光フィルタの偏光軸線を任意の方向に向けることが可能であることを認 識されよう。2つの偏光軸線を相互に直交させるのが最も効果的である。偏光シ ステムは直線偏光システムに限定されるものではなく、円あるいは楕円偏光シス テムも含まれ得る。 光の偏光に基づく偏光立体画像は、所定の偏光ベクトルを選択的に通す偏光設 計形状を各々が提示する一対の偏光画像から全体が構成される。そうした偏光立 体画像あるいは偏光立体写真は画像プレート20上に形成される。偏光立体画像 は、重なり合う右眼用の偏光画像及び左眼用の偏光画像から成る立体画像対を含 んでいる。かくして立体画像対が、第1及び第2の各偏光フィルタ16及び18 により右眼用及び左眼用に偏光され、各偏光画像が左右のそれぞれの眼に届くこ とで3次元画像を認識することができる。画像プレート20上の偏光画像は、画 像の各点あるいは各画素位置での画像密度に応じ、異なる割合で光を偏光するシ ートから作成することができる。詳しく言うと、偏光の割合は画像密度に直接関 係し、高密度部分ではほぼ全ての光線が偏光され、低密度部分では少量の光のみ が偏光される。 図1及び図8に示されるように、画像プレート20は、第1の偏光フィルタ1 6の偏光軸線26と平行な偏光軸線34と、第2の偏光フィルタ18の偏光軸線 28と平行な偏光軸線36とを有する。二色性の染料のような二色性材料が、左 眼用の偏光画像を形成するための第1の偏光基材30に塗布される。同様に、右 眼用の偏光両像を形成するための第2の偏光基材32にも二色性材料が塗布され る。第1及び第2の各偏光基材30及び32は、左眼用及び右眼用の各偏光画像 が立体形成上整列するように光学的に整合される。画像プレート20上に立体画 像を形成する場合最も効果的なのは、左眼用の偏光画像の偏光軸線を右眼用の偏 光画像の偏光軸線と直交させ、それら左眼用の偏光画像の偏光軸線に担持される 2つの画像が相互に立体的に整合される場合である。 第1及び第2の各偏光基材30及び32は、加熱及び引張に際して容易に直線 化されしかも二色性の染料あるいは着色料を吸収する長いチェーンポリマーであ るポリビニルアルコール(今後PVAとも称する)であるのが好ましい。PVA のシートは、斯界に既知の様々な方法に従い引張且つ伸延させることができる。 引張され配向され、染色したPVAシートは二色性を有する。 二色性とは、入射光線の偏光成分の、各偏光成分の振動方向に依存する吸収差 の特性に対して参照される。二色性の染料あるいは着色料とは、配向されるシー ト材料内でその分子が直線的に配置されるようになる染料あるいは着色料に対し て参照される。例えば、PVAシートのような、高分子製の分子配向シートを二 色性の染料で着色するとシートは二色性、即ち、入射光線の異なるベクトル成分 を吸収するようになる。 二色性の染料あるいは着色料は従来既知の様々な方法、例えば米国特許第2, 281,101号に記載されるようなマスキング技法あるいは、米国特許第5, 591,508号に記載されるようなインクジェット印刷技法により、第1及び 第2の各偏光基材30及び32に塗布することができる。 第1及び第2の各偏光基材30及び32は、ここでは左眼用及び右眼用の各画 像を夫々担持するものとして説明されるが、別態様、例えば、画像プレート20 が2つのそうした画像を担持する単一の基材である場合も本発明の範囲に含まれ る。この場合、画像プレート20は連続する一対の画像を担持する連続するフィ ルムを含み得る。 本発明の装置10は、2つの立体画像を担持する別個の要素を重ねる場合、あ るいは各画像を、1つの基材の各表面に1つの画像を形成して、あるいは2つの 画像を単一の基材の同じ表面上に形成して重ねるかを問わず、そうした全ての配 列構成を使用することを意図している。各画像を、近接状態で隣り合う各平面内 に存在する状態下に重ねる必要がないことを理解されたい。 別様には、画像プレート20上の立体画像を電子的手段を使用して形成するこ とができる。そうした画像プレートは現在継続中の米国特許出願(番号不詳号) に記載される。 図1を参照するに、角度θ1を有する第1の一組の偏光線P1が、第1の偏光 フィルタ16により、画像プレート20に形成した立体画像の点あるいは画素X を通る第1の偏光方向に偏光されている。この第1の一組の偏光線に隣り合う、 角度θ2を有する第2の一組の偏光線P2が、第2の偏光フィルタ18により、 画像プレート20に形成した立体画像の点あるいは画素Xを通る第1の偏光方向 に同様に偏光されている。先に議論したように、立体画像の各画素Xは右眼用の 偏光画像と、この右眼用の偏光画像に重ね合わせた左眼用の偏光画像とを含んで いる。 各画素Xは、第1及び第2の各偏光フィルタ16及び18からの直交する偏光 線を受ける。かくして、各画素X位置での左眼用の偏光画像は第2の偏光フィル タ18からの偏光線P2により照明され且つ全コントラスト状態となり、各画素 X位置での右眼用の偏光画像は、第1の偏光フィルタ16からの第1の偏光線P 1により照明され且つ全コントラスト状態となる。 レンズ22が画像プレート20の直前に位置決めされ、レンズ22の光学軸線 OAに向けて錐形状の2つの光線を屈折させる。錐形状の2つの光線を分割する 共通光線が光学軸線OAに沿った点Fを通過する。これは、画像プレート20に 形成された立体画像の各画素に対して言えることである。レンズ22に関して点 Fあるいは点Fよりも遠い位置にいる人にとって、左眼を光学軸線OA上に位置 付けると、左眼LEには左眼用の偏光画像に相当する一組の第2の偏光線P2の みが見える。同様に、右眼を光学軸線OA上に位置付けると、右眼REには右眼 用の偏光画像に相当する一組の第1の偏光線P1のみが見える。従って、画像プ レート20上の立体画像の自動立体画像は、点F位置から始まる空間SV内に形 成され且つこの空間内において見ることができる。 図9に最も良く示されるように、空間SVの横方向限界あるいは直径D、即ち 、その内部で立体画像を見ることのできるところの、レンズ22の光学軸線OA と直交する方向での寸法の限界距離は、見る人の眼間距離となる。立体画像を見 るために空間SVの内部にいる人にとって、左眼は光学軸線OAよりも上方に維 持する必要がある一方、付随的に、右眼は光学軸線OAよりも下方に維持する必 要がある。詳しくは、空間SVの直径Dは以下の式で与えられる。 D=2*IO ここで、IOは特定の観察者の眼間距離である。 光源12及びレンズは光学軸線OAに沿って相互に以下の関係で配向される。 D1=D2=2*f ここで、D1は画像プレート20から点Fまでの距離であり、D2は画像プレ ート20と光源12との間の距離であり、fはレンズ22の焦点距離である。光 源12を画像プレート20に近づけて位置決めする、即ち、仮にD2を小さくす るとD1は相対的に増大し、点Fの位置は光学軸線OA上を画像プレート20か ら離れる方向に移動する。 引き続き図9を参照するに、空間SV内での立体画像を見ることのできる横方 向移動距離を最大化するために、点F位置での錐形状の第2の偏光線が以下の限 界をとるよう、角度θ2の大きさを十分に大きくする必要がある。 h≧IO ここで、hは錐形状の第2の偏光線の限界高さであり、IOは観察者の眼間距 離である。これを実現するために、第2の偏光フィルタ18の長さD4は観察者 の眼間距離よりも大きくあるいは等しくするべきである。同様に、第1の偏光フ ィルタ16の長さD3は、観察者の眼間距離よりも大きくあるいは等しくするべ きである。かくして、錐形状の第1及び第2の各偏光線P1、P2は空間SVの 直径D全体に衝突する。これにより、観察者は空間SV内を光学軸線OAと直交 する方向の平面に沿って移動しつつ立体画像を見ることが出来るようになる。 第1及び第2の各偏光線P1、P2を光学軸線OA及び点Fに向けて屈折させ るためのレンズ22はフレネルレンズであるのが好ましい。レンズ22の位置は 図1及び図9に示す位置に限定されるものではない。レンズは画像プレート20 と光源12との間に位置決めすることもできる。この場合、第1及び第2の各偏 光線P1、P2は画像プレート20を通る前にレンズ22の光学軸線OAに向け て屈折される。 図2には、本発明に従う、自動立体画像を形成するための装置の第2実施例が 例示される。本第2実施例では、偏光システム14は複数対の偏光フィルタを含 んでおり、各偏光フィルタは第1及び第2の各偏光フィルタ16及び18を含ん でいる。第1の偏光フィルタ16の偏光軸線は第2の偏光フィルタ18の偏光軸 線と直交するのが好ましい。 複数対の偏光フィルタにより、観察者は画像プレート20上の立体画像を多数 の視点あるいは空間で見ることが出来るようになる。図1に例示する実施例と同 様に、各偏光フィルタ対はレンズ22と組み合わされ、観察者の左眼に第1の立 体画像を配向する第1の一組の偏光線と、観察者の右眼に第2の立体画像を配向 する第2の一組の偏光線とを形成する。例えば図2を参照するに、第1の空間F 1に、第1の偏光フィルタ対38による自動立体画像が形成され、空間F2には 、第2の偏光フィルタ対39による第2の自動立体画像が形成される。従って、 自動立体画像は各偏光フィルタ対のための、別個の独立した空間位置に形成され る。 図10には偏光フィルタ16及び18をレンズ22の光学軸線OAと直交する 平面内で移動させるための位置決めシステム50の使用状況が例示される。図示 の如く、偏光フィルタはレンズ22に関し、レンズ22が錐形状の第1及び第2 の各一組の偏光線を異なる空間あるいは異なる視点に配向するように移動され得 る。位置決めシステム50は、光学的要素を移動するための斯界に既知の装置、 例えば、各偏光フィルタ16及び18を結合しモータ駆動される無端ベルトを含 み得る。位置決めシステム50はまた、光学的要素の位置を決定して制御システ ムにフィードバックを提供する干渉計その他のような位置決めセンサも含み得る 。 偏光システム14が図2の実施例のように多数の偏光フィルタ対を含んでいる 場合、各偏光フィルタ対を別個の位置決め手段に結合し、各偏光フィルタ対を他 の偏光フィルタ対とは別個に移動させることも可能である。 電荷結合素子あるいは赤外線センサのような光学センサ54を含む頭部追跡シ ステム52を使用して観察者の位置を追跡することができる。そうした頭部追跡 システム52はマサチューセッツ州CambridgeのIntersense 社から入手することができる。頭部追跡システム52は、偏光システム14の第 1及び第2の各偏光フィルタ16及び18を観察者の位置の関数として移動させ ることができるよう、位置決めシステム50と作動上連結され得る。光学センサ 54は観察者の位置を決定し、決定した位置情報を頭部追跡システム52に送る 。送られた位置情報を下に頭部追跡システム52が観察者の頭部の位置及び向き を算出し、位置制御信号を位置決めシステムに送る。位置決めシステムは送られ た位置制御信号に応じて第1及び第2の各偏光フィルタ16及び18を相当距離 分移動させる。従って、観察者は装置10に関して自由に移動しつつも尚、画像 プレート20上の立体画像を見ることができる。 本発明に従う自動立体画像を形成するための装置の第3実施例が図3に例示さ れる。本実施例に従う偏光システム14は、複数対の偏光フィルタ16及び18 と、偏光フィルタと画像プレート20との間に介設したマイクロレンティキュラ システム60とを含んでいる。マイクロレンティキュラシステム60は円筒形状 の一連のマイクロレンティクル62を含み、各マイクロレンティクルは偏光器対 の一方と光学的に整列されている。偏光フィルタ16及び18は、相互に直交す る方向に整列された偏光軸線26及び28をそれぞれ含む。 図1及び図2に例示したと同様に、光源12からの散乱する非偏光線が偏光シ ステム14に入射する。偏光システム14からは、錐形状の、直交する第1及び 第2の各一組の偏光線P1及びP2が出現する。 図3及び図7に例示するように、第1の一組の偏光線P1は角度θ1を有し、 第2の一組の偏光線P2は角度θ2を有し、各々が画素Xを通過し、この画素X の位置で右眼用の偏光画像及び左眼用の偏光画像の夫々を共に照明する。角度θ 1及びθ2の値は以下の式で概算される。 θ1=θ2=(W/2)/Φ ここで、Φは焦点距離であり、Wは各円筒形状のマイクロレンティクルの幅寸 法である。 先に議論したようにレンズ22は、錐形状の第1及び第2の各一組の偏光線P 1及びP2を屈折させ、共通する光線がレンズ22の光学軸線OA上の点Fを通 る各錐形状に分割するようにする。かくして、画像プレート20上の立体画像の 自動立体画像が形成され、点F位置から始まる空間の内部で見ることができるよ うになる。 引き続き図3を参照するに、複数対の偏光フィルタ16及び18と、マイクロ レンティキュラシステム60とを含む偏光システム14を使用することにより、 点Fはレンズ22から距離D5の位置に位置付けられるようになる。D5は以下 の式、即ち、 D5=f=(D1)/2で表される。 ここでfはレンズ22の焦点距離であり、D1は図1の実施例におけるレンズ 22から点Fまでの距離である。従って、自動立体画像を見るための更にコンパ クト且つ好都合な装置が提供され得る。本装置は、光源12として平パネル式の 照明パネルを使用することで更にコンパクト化され得る。 図4及び図11には、本発明に従う自動立体画像を形成するための装置の第4 実施例が例示される。偏光システム14は画像プレート20の前方に位置決めさ れ、複数対の偏光フィルタ16及び18と、一連のマイクロレンティクル72を 含むマイクロレンティキュラシステム70とを含んでいる。 本実施例に従えば、光源12は画像プレート20上の立体画像の各画素を非偏 光線で照明する。各画素からは、その一方が右眼用の偏光画像に、他方が左眼用 の偏光画像にそれぞれ相当する直交する第1及び第2の各一組の偏光線P1及び P2が出現する。結局、各対の偏光フィルタ16及び18の内の第1の偏光フィ ルタ16が各画素の右眼用の偏光画像に相当する第1の一組の偏光線P1を通過 させ、逆に、第2の偏光フィルタ18が、各画素の左眼用の偏光画像に相当する 第2の一組の偏光線P2を通過させ且つ第1の一組の偏光線P1はブロックする 。 マイクロレンティキュラシステム70の各マイクロレンティクル72は、偏光 フィルタ16及び18の各一方と光学的に整列される。図11に最も良く例示さ れるように、マイクロレンティクル72は第1の偏光フィルタ16からの、各画 素の右眼用の偏光画像に相当する第1の一組の偏光線P1を観察者の右眼REに 配向し、同様に、第2の偏光フィルタ18からの、各画素の左眼用の偏光画像に 相当する第2の一組の偏光線P2を観察者の左眼LEに配向する。第1及び第2 の各偏光フィルタ16及び18からの画像が交互配列されることから、観察者は 片方の眼で完全な画像を見ることがなくなり、かくして画像の解像度の低下は僅 かとなる。 マイクロレンティキュラシステム70は、非常に数多くのマイクロレンティク ル72を偏光システムを横断して隣り合わせて伸延させることができるよう、例 えば1インチ(約2.54cm)当たり100個といった、極めて微細な狭幅のマ イクロレンティクル72を含むのが好ましい。これによりシステムの解像度の低 下は減少する。 本発明の装置は、偏光システム14に於て様々な偏光要素を使用することを意 図している。例えば、偏光システム14の第1及び第2の各偏光フィルタ16及 び18は、ポラロイドH−シート型偏光器その他のような、ポラロイド社から入 手することのできる合成シート偏光器を含み得る。 あるいは偏光システム14は、複屈折型偏光プリズム列、例えば図5Aに示す ようなマイクロWallastonプリズム列80を含み得る。ここで、“複屈 折”とは、光線が、異なる速度で進む2つの光線成分に分割されることに対して 参照される。Wallastonプリズムは方解石のような複屈折材料製の2つ のプリズムで構成される。第1のプリズム82は図5Aの平面内に存在する光学 軸線84を有し、第2のプリズム86は前記光学軸線84と直交する光学軸線8 8を有する。図5Aの平面内に存在する入射光90の成分(即ち、光学軸線84 に配向される偏光ベクトルを有し光学軸線と平行な成分)P2は、第2のプリズ ム86内よりも早く第1のプリズム82内を進む。従って、図5Aでの前記偏光 線成分P2は、点Aの位置で第1のプリズム82から第2のプリズム86に入る に際し、プリズムの界面91の位置で点線92で表す直交方向に屈折される。他 方、図5Aでの入射光90の、図面の平面と直交する偏光方向を有する偏光線成 分(即ち光学軸線84と直交する成分)P1は第2のプリズム86内よりもゆっ くりと第1のプリズム82内を進む。かくして、偏光線成分P1は点Aの位置で 第1のプリズム82から第2のプリズム86に入るに際し、点線92で表す直交 方向から離れる方向に屈折される。かくしてWallastonプリズムは、入 射する非偏光線90を、分岐し、直交する2つの偏光線成分P1及びP2に変換 する。 図5AのマイクロWallastonプリズム列80を単一のWallast onプリズムと代替することもできるが、マイクロWallastonプリズム 列80を使用するのが好ましい。なぜなら、本装置のための十分な長さを有する 単一のWallastonプリズムは所望されざる程に嵩張るからである。マイ クロWallastonプリズム列80は多数のマイクロWallastonプ リズムを含み、構造的にはフレネルレンズと類似のものであり得る。 図5BにはWallastonプリズムの別態様の偏光プリズム100が例示 される。偏光プリズム100はプラスチックプリズム列102と、このプラスチ ックプリズム列102を覆う透明カバープレート104とを含んでいる。液晶材 料106が透明カバープレート104とプラスチックプリズム列102との間の 空間を充填する。 液晶材料の分子はプラスチックプリズム列102の光学軸線108と平行に配 向されるのが好ましい。前記分子は、透明カバープレート104及びプラスチッ クプリズム列102の隣り合う表面をバフ研磨あるいはラビング処理するなどの 既知の様々な従来技法に従い配向することができる。 液晶材料は2つの屈折率n0及びneを有する複屈折材料として機能する。プラ スチックプリズム列102を含むプラスチック材料は複屈折性を有し得るが必ず しもそうでなくて良い。プラスチック材料の屈折率は液晶材料の2つの屈折率の 間の値を有するべきである。プラスチック材料の屈折率npは以下の式で与えら れるのが好ましい。 np=(n0+ne)/2) これにより、偏光プリズム100はマイクロWallastonプリズム列8 0と同じように機能し、非偏光線90を、分岐し、直交する2つの偏光線成分P 1及びP2に分割する。 偏光プリズム100の従来のプリズムに勝る利益は、方解石のような高価な複 屈折材料が不要な点である。偏光プリズム100を使用することにより、液晶材 料の2つの屈折率n0及びneの値が方解石のそれと類似して0.2だけ異なる複 屈折性を入手することができる。 図5Dに例示するように、偏光プリズム100あるいはマイクロWallas tonプリズム列80は、光源12からの錐形状の2つの非偏光線を使用して照 明することができる。第1の非偏光線の錐形状は角度θ1と、2つの偏光線11 2及び114とにより確定され、第2の非偏光線の錐形状は角度θ2と、2つの 偏光線110及び112とにより確定される。 プラスチックプリズム列102の形状は、表面109に関する角度αにより確 定される。角度θ1及び角度θ2そして角度αの関数として、直交する2つの偏 光線の錐形状が創出される。図5Dでの、創出される錐形状の第1の偏光線P1 は、偏光線116、118そして120により確定され、錐形状の第2の偏光線 P2は偏光線116、122及び124により確定される。図5Dに例示するよ うに錐形状の各偏光線は、第1の偏光線P1及び第2の偏光線P2を含む共通光 線116を共有している。 例えば、角度α=60°、屈折率n0=1.4、ne=1.6、プラスチック材 料の屈折率np=1.5であり、直交する2つの錐形状の偏光線は以下のθ1及 びθ2の値に対してプラスチックプリズム列102から創出される。 θ1=θ2≦3° 図5Cには偏光プリズム100あるいはマイクロWallastonプリズム 列80のような2つの偏光プリズム130及び132が示される。各プリズムの 側部134位置には所望されざる散乱あるいは内部反射が生じ得る。例えば、偏 光プリズム130の点E及び点F間の内側表面136を通過する光線135が、 偏光プリズム130の側面134で反射される。偏光プリズム132の点E及び 点F間にマスク140を取り付けることにより所望されざる反射を除去すること ができる。マスクを取り付けることにより“ブランク”スポットが生じることで 全体の明るさの低下を引き起こし得るが、単位長さあたりの偏光プリズム数を増 やすことでその影響を低減させることができる。明るさの低下は、1インチ(約 2.54cm)当たりの偏光プリズム数が50〜200である偏光システムでは問 題にならない。 本発明の装置のために望ましい偏光を生じさせるための別態様では偏光システ ム14に回折格子を使用する。図12及び図13を参照するに、線GHに沿って 位置決めした2つの回折格子に非偏向光線150が入射角度iで入射される。線 GH位置の回折格子が直交方向の偏光線P1を屈折角度rιだけ回折させ、平行 方向の偏光線P2を屈折角度riiだけ回折させる。かくして、分岐し直交する2 つの偏光線P1及びP2が回折格子から出現する。 回折は、直交方向の偏光線P1及び平行方向の偏光線P2の各一方のための、 相互に重ねた2つの回折格子により実現され得る。図13には直交方向の偏光線 P2を形成するための回折格子200が示される。回折格子200は間隔dιを 有し、図13の平面と直交する軸線202を有する、引張したPVAその他のよ うな分子配向型シートを使用して作成することができる。次いで、交互する(陰 付きで示す)部分204に二色性の染料を塗布してこれらの領域を前記軸線方向 に 偏光化し、前記軸線方向の偏光線が吸収されるようにする。偏光化された部分2 04は、矢印206で示すような前記軸線202方向と直交する方向に偏光され た偏光線を通過させる。即ち、前記平行方向の偏光線P2は回折格子200の偏 光化された部分204によっては回折されない。他方、前記直交方向の偏光線P 1は前記偏光化された部分204によって完全に吸収され、かくして、回折され る。 前記平行方向の偏光線P2のための第2の回折格子(図示せず)もまた、先の 第1の回折格子200の軸線と直交する軸線を有する引張したPVAその他のよ うな分子配向型シートを使用して作成することができる。この第2の回折格子の 間隔diiは、例えば、回折角度riiが回折角度rιよりも大きくなるよう、第1 の回折格子の間隔d未満であるのが好ましい。これにより、2つの回折格子を重 ね合わせることで図12に示すような、分岐し直交する2つの偏光線が創出され るようになる。 以上、本発明を実施例を参照して説明したが、本発明の内で種々の変更をなし 得ることを理解されたい。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 自動立体画像形成のための装置であって、 第1の偏光器と、 第2の偏光器と、 第1の偏光器を通して光を投射することにより第1の一組の偏光線を形成し、 第2の偏光器を通して光を投射することにより第2の一組の偏光線を形成するた めの光源にして、前記第1の一組の偏光線及び第2の一組の偏光線が画像プレー ト上の、重ね合わされた左眼用画像及び右眼用画像を含んでいる写真を通過する ように前記画像プレートに関して配向される光源と、 前記第1の一組の偏光線及び第2の一組の偏光線を、前記写真の立体画像を形 成する位置の空間に配向するためのレンズと、 を含む、自動立体画像形成のための装置。 2. レンズがフレネルレンズである請求の範囲1の装置。 3. レンズが画像プレートと光源との間に位置決めされる請求の範囲1の装置 。 4. 画像プレートがレンズと光源との間に位置決めされる請求の範囲1の装置 。 5. 光源と画像プレートとの間の距離がレンズの焦点距離の約2倍に等しい請 求の範囲1の装置。 6. 光源が、写真の立体画像がレンズの焦点距離の約2倍以上でありあるいは 2倍に等しい距離の位置に形成されるように画像プレートに関して位置決めされ る請求の範囲1の装置。 7. 光源と画像プレートとがレンズの光学軸線に沿って実質的に整列され、前 記光学軸線が第1の偏光器及び第2の偏光器を分離する請求の範囲1の装置。 8. 光学軸線を実質的に横断する平面に沿っての第1の偏光器の長さが、空間 内の観察者の眼間距離以上でありあるいは等しくそれにより、観察者が、前記光 学軸線と直交する平面内を移動しつつ立体画像を見ることができる請求の範囲7 の装置。 9. 光学軸線を実質的に横断する平面に沿っての第2の偏光器の長さが、空間 内の観察者の眼間距離以上でありあるいは等しくそれにより、観察者が、前記光 学軸線と直交する平面内を移動しつつ立体画像を見ることができる請求の範囲8 の装置。 10. 第1の偏光器の偏光軸線が第2の偏光器の偏光軸線と直交する方向に配 向される請求の範囲1の装置。 11. 第1の偏光器と実質的に同一平面内の第3の偏光器及び第4の偏光器を 更に含み、第3の偏光器及び第4の偏光器が画像プレート及びレンズを通る偏光 線を形成しそれにより、写真の立体画像が第2の空間位置に形成される請求の範 囲10の装置。 12. 第3の偏光器の偏光軸線が第4の偏光器の偏光軸線と直交する方向に配 向される請求の範囲11の装置。 13. レンズの光学軸線と直交する方向の平面内を第1の偏光器及び第2の偏 光器を移動させるための位置手段を更に含みそれにより、レンズが第1及び第2 の各一組の偏光線を異なる空間に配向する請求の範囲1の装置。 14. 観察者の位置を追跡するための追跡システムを更に含み、該追跡システ ムが、第1及び第2の各偏光器が観察者の位置の関数として移動するように位置 手段と作動上連結される請求の範囲13の装置。 15. 画像プレートがベクトグラフを含んでいる請求の範囲1の装置。 16. 画像プレートが、 第1の偏光軸線を有する第1の層と、 第1の層に重なる第2の層にして、第1の偏光軸線と直交する方向に配向され た第2の偏光軸線を有する第2の層と、 第1の層に塗布されることにより該第1の層における写真の第1部分を形成し 、第2の層に塗布されることにより該第2の層における写真の第2部分を形成す る二色性材料と、 を含み、 前記第1の層及び第2の層が、前記第1部分及び第2部分を結合して写真を形 成する状態に光学的に整列される請求の範囲1の装置。 17. 自動立体画像形成のための装置であって、 第1の偏光器及び第2の偏光器を含む偏光器対と、 第1の偏光器を通して光を投射することにより第1の一組の偏光線を形成し、 第2の偏光器を通して光を投射することにより第2の一組の偏光線を形成する光 源にして、前記第1及び第2の各一組の偏光線が画像プレート上の、重ね合わさ れた左眼用画像及び右眼用画像を含んでいる写真を通過するように画像プレート に関して配向される光源と、 偏光器対と画像プレートとの中間に位置決めされた第1のレンズと、 第1及び第2の各一組の偏光線を、写真の立体画像が形成される空間に配向す るための第2のレンズと、 を含んでいる自動立体画像形成のための装置。 18. 第2のレンズがフレネルレンズである請求の範囲17の装置。 19. 第2のレンズが画像プレートと光源との間に位置決めされる請求の範囲 17の装置。 20. 画像プレートが第2のレンズと光源との間に位置決めされる請求の範囲 17の装置。 21. 第2のレンズと光源とが、写真の立体画像が画像プレートから、第2の レンズの焦点距離以上でありあるいは等しいある距離の位置に形成されるよう、 画像プレートに関して位置決めされる請求の範囲17の装置。 22. 光学軸線を実質的に横断する平面に沿った第1の偏光器の長さが、空間 内の観察者の眼間距離以上でありあるいは等しくそれにより、観察者が前記光学 軸線と直交する平面内を移動しつつ立体画像を見ることができる請求の範囲17 の装置。 23. 光学軸線を実質的に横断する平面に沿った第2の偏光器の長さが、空間 内の観察者の眼間距離以上でありあるいは等しくそれにより、観察者が前記光学 軸線と直交する方向の平面内を移動しつつ立体画像を見ることができる請求の範 囲22の装置。 24. 第1の偏光器対と同じ平面内に配向される第2の偏光器対を更に含んで いる請求の範囲17の装置。 25. 第1のレンズが複数のマイクロレンティクルを含み、各マイクロレンテ ィクルが偏光器対の一方と光学的に整列される請求の範囲24の装置。 26. 複数のマイクロレンティクルの各1つが、相当する偏光器対から、マイ クロレンティクルの焦点距離と概略等しいある距離の位置に位置決めされる請求 の範囲25の装置。 27. 光源が、平プレート型の照明器を含んでいる請求の範囲17の装置。 28. 第1の偏光器の偏光軸線が、第2の偏光器の偏光軸線と直交する方向に 配向される請求の範囲17の装置。 29. 自動立体画像形成のための装置であって、 偏光プリズムと、 偏光プリズムを通して光を投射することにより第1の一組の偏光線及び第2の 一組の偏光線を形成するための光源にして、第1の一組の偏光線及び第2の一組 の偏光線が画像プレート上の写真を通過するように画像プレートに関して配向さ れ、前記写真が、重ね合わされた左眼用画像及び右眼用画像を含んでいる光源と 第1の一組の偏光線及び第2の一組の偏光線を、前記写真の立体画像が形成さ れる位置の空間に配向するためのレンズと、 を含んでいる自動立体画像形成のための装置。 30. 偏光プリズムがWallastonプリズムである請求の範囲29の装 置。 31. 偏光プリズムがマイクロ偏光プリズム列を含んでいる請求の範囲29の 装置。 32. 偏光プリズムが複屈折材料から構成されそれにより、偏光プリズムを通 して光源から投射される複数の光線が、第1の一組の偏光線及び第2の一組の偏 光線に分割される請求の範囲29の装置。 33. 複屈折材料が方解石である請求の範囲32の装置。 34. 偏光プリズムが、 第1の偏光軸線を有する複屈折材料から構成される第1のプリズムと、 第1の偏光軸線と直交する方向に配向された第2の偏光軸線を有する複屈折材 料から構成された第2のプリズムと、 を含みそれにより、 偏光プリズムが、第1の偏光軸線と平行な第1の一組の偏光線と、第2の偏光 軸線と平行な第2の一組の偏光線とを通過させる請求の範囲29の装置。 35. 第1の一組の偏光線が第2の一組の偏光線から分岐される請求の範囲3 4の装置。 36. 偏光プリズムが、 プラスチック材料製のプリズムと、 該プリズムを覆う液晶材料と、 を含みそれにより、 偏光プリズムが、第1の一組の偏光線を第1の方向において通過させ、第2の 一組の偏光線を前記第1の一組の偏光線と直交する方向において通過させる請求 の範囲29の装置。 37. 液晶材料を覆う透明プレートを更に含んでいる請求の範囲36の装置。 38. 自動立体画像形成のための装置であって、 第1の回折格子と、 該第1の回折格子を覆う第2の回折格子と、 第1の回折格子を通して光を投射することにより第1の一組の偏光線を形成し 、第2の回折格子を通して光を通すことにより第2の一組の偏光線を形成するた めの光源にして、第1の一組の偏光線及び第2の一組の偏光線が画像プレート上 の、重ね合わされた左眼用画像及び右眼用画像を含んでいる写真を通過するよう に画像プレートに関して配向される光源と、 第1の一組の偏光線及び第2の一組の偏光線を、前記写真の立体画像が形成さ れる位置の空間に配向するためのレンズと、 を含んでいる自動立体画像形成のための装置。 39. 第1の回折格子が第1の一組の偏光線を第1の偏光方向に偏光させ、第 2の回折格子が第2の一組の偏光線を前記第1の偏光方向と直交する方向の第2 の偏光方向に偏光させる請求の範囲38の装置。 40. 第1の回折格子が、 第1の軸線に沿って整列された第1の分子配向シートから形成した第1の基材 と、該第1の基材の一部に塗布される二色性の染料にして、該二色性の染料を塗 布した部分が前記第1の軸線方向での偏光線を吸収する二色性の染料と、 を含んでいる請求の範囲38の装置。 41. 第2の回折格子が、第1の軸線と直交する方向の第2の軸線に沿って整 列された第2の分子配向シートから形成した第2の基材と、該第2の基材の一部 に塗布される二色性の染料にして、該二色性の染料を塗布した部分が前記第2の 軸線方向での偏光線を吸収する二色性の染料と、 を含んでいる請求の範囲40の装置。 42. 自動立体画像形成のための装置であって、 画像プレート上の、重ね合わされた左眼用画像及び右眼用画像を含む写真を通 して光を投射するための光源と、 画像プレート上の前記写真を通して投射された光を偏光させるための偏光器対 にして、第1の偏光器及び第2の偏光器を含み、第1の偏光器が第1の一組の偏 光線を形成し、第2の偏光器が第2の一組の偏光線を形成する偏光器対と、 第1の一組の偏光線及び第2の一組の偏光線を、前記写真の立体画像が形成さ れる位置の空間に配向するための、前記偏光器対と光学的に整列されたレンズと 、 を含んでいる自動立体画像形成のための装置。 43. 画像プレートが光源と偏光器対との間に位置決めされる請求の範囲42 の装置。 44. 複数対の偏光器を更に含み、各偏光器が偏光器対と実質的に同一平面内 を配向される請求の範囲42の装置。 45. レンズが複数のマイクロレンティクルを含み、各マイクロレンティクル が偏光器対の一方と光学的に整列される請求の範囲44の装置。 46. 第1の偏光器の偏光軸線が第2の偏光器の偏光軸線と直交する請求の範 囲42の装置。 47. 自動立体画像形成のための装置であって、 第1の偏光器と、 第2の偏光器と、 第1の偏光器を通して光を投射することにより第1の一組の偏光線を形成し、 第2の偏光器を通して光を投射することにより第2の一組の偏光線を形成するた めの光源にして、第1の一組の偏光線及び第2の一組の偏光線が画像プレート上 の、重ね合わされた左眼用画像及び右眼用画像を含む画素を通るように画像プレ ートに関して配向された光源と、 第1の一組の偏光線及び第2の一組の偏光線を、画素の立体画像が形成される 位置の空間に配向するためのレンズと、 を含んでいる自動立体画像形成のための装置。
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