JP2001505280A - 分割プランジャを有する流体ポンプ - Google Patents

分割プランジャを有する流体ポンプ

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ジョルジェヴィク,イリジャ
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スタナダイン オートモーティヴ コーポレイション
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Abstract

(57)【要約】 内燃エンジンへ燃料を供給するための燃料ポンプ(10)は、プランジャ孔(46)内において往復動するべく配置された少なくとも一つの複合式ポンププランジャ(43)を採用する。各々の複合式プランジャは、ポンプによって配給される高圧燃料量に接触する少なくとも一つの高圧プランジャ要素(48)と、その高圧プランジャ要素とプランジャ動作部材(50、52)との間に配置され該高圧プランジャ要素に隣接する漏洩排出プランジャ要素(47)とを含む。複合式プランジャの各々のプランジャ要素は、往復動の方向に重ねられ、隣接するプランジャは、向き合う端面を形成する。各々の複合式プランジャにおける要素の少なくとも一方の向き合う端面はある形に形づくられ、隣接する要素の向き合う端面は、非相補的な形状である。隣接するプランジャ要素の向き合う面がこのように構成されていることにより、複合式プランジャは、プランジャ孔内において自己センタリングの態様にて自由に往復させられ、複合式プランジャとプランジャ孔との界面において、より緊密なシールが提供される。

Description

【発明の詳細な説明】 分割プランジャを有する流体ポンプ発明の背景 (1)発明の分野 本発明は、概ね高圧流体パルスを配給するためのポンプに係る。より詳細には 、本発明は、内燃エンジンへ噴射するための高圧ディーゼル燃料を供給するため の改善されたポンプに係る。従って、本発明の概ねの目的は、そのような特徴の 新規で改良された方法及び装置を提供することである。 (2)関連技術の説明 内燃エンジンへ燃料を供給するための燃料ポンプは、この分野においてよく知 られている。この形式の慣用的な燃料ポンプは、例えば、ディーゼルエンジンに おいて採用されている。かかるディーゼルポンプは、典型的には、硬い円筒状の プランジャを複数有する回転ポンプであり、プランジャは、各々対応するポンプ プランジャ孔において放射方向に往復動する。吸込み圧力にある燃料は、プラン ジャ孔へ吸込み通路を通って供給され、吐出し圧力にある燃料は、プランジャの 作動の結果としてプランジャ孔から排出通路を通って排出される。かかる放射方 向に加圧するプランジャを有するポンプの場合、一つ又はそれ以上のカム・リン グが複数の中間部材を介してプランジャを作動するためのカム表面を提供する。 各々の中間部材は、典型的にはカム・リングのうちの一つにある一つ又はそれ以 上のカム表面に沿って案内されるローラーと、プランジャの一つに接触する隣接 シューとから構成される。かくして、カム・リングのカム表面は、ローラーに対 して摺動し、中間部材へ周期的に運動を与え、その運動により、プランジャ孔内 におけるプランジャが対応して動かされることとなる。この形式のポンプは、概 ね有効であるが、一部品からなるプランジャがプランジャ孔内で摺動する間に高 いトルク負荷及び高い摩擦力が発生されるという欠点を有する。 慣用のポンプ・プランジャの、その作動中における望ましくないトルク負荷( 又は側方負荷)及び摩擦力は、部分的には、ポンプ・プランジャの放射方向の往 復動を与えるために、回転するカム・リングを用いることに起因する。特に、困 難なことは、回転するカム・リングのカム表面が放射方向及び接線方向の力成分 の 双方を中間部材を介してポンプ・プランジャへ与えることにより生ずる。放射方 向の力成分は、プランジャの望ましい放射方向の往復動を生成するが、接線方向 の力成分は、本質的に、孔内でプランジャが運動する間においてプランジャを中 心がずれる方向に傾けることとなる。このプランジャの傾きにより、各々のプラ ンジャの両側は、プランジャの運動中においてプランジャ孔にもたれかかること となる。 生成される望ましくない摩擦力を生じ得る更なる要因は、ポンプの作動中にお けるプランジャの変形である。慣用のポンプのプランジャが往復動を行う際、そ れらは、その両端において力を受ける。特に、プランジャの一方の端は、吐き出 されるべき燃料の後方圧力により生成される力を受け、プランジャの反対側の端 は、カム・リング及び中間部材によって与えられる力を受ける。ディーゼルエン ジンのための高圧燃料ポンプにおいて、プランジャ上に働く圧力は、通常作動中 においても容易に138.0MPa(20000psi(1380バール))のオ ーダーとなる。従って、このようなプランジャは、典型的には、プランジャの長 さを一時的に縮め、プランジャの軸に対して横方向にプランジャの太さが増大す る傾向を有する重負荷を受けることとなる。このことは、プランジャが自由に膨 張し得る低圧部分において特にそうである。高圧部分においては、高圧によって 生成される放射方向の力によって直径方向の膨張は低減される。その変形された プランジャがプランジャ孔の壁にかみつき得るので、かかる一時的なプランジャ の変形は、プランジャの運動中における摩擦負荷を増大する。 ポンプ孔内のポンプ・プランジャの運動に影響を及ぼすものとして最後に同様 に考慮すべきことは、ポンプの構成要素の界面、例えば、ポンプ・プランジャと プランジャ孔を郭定する壁との間の界面を通る燃料の漏れである。このことを考 慮することは重要である。なぜならば、プランジャと孔との界面におけるシール は、ポンプの作動中においてポンプ圧力を最大にし且燃料の漏洩排出を最小する ことが出来るように緊密に維持されていなければならないからである。しかしな がら、構成要素の公差は、ポンプの作動中において生ずるポンプ・プランジャの 変形を収容するのに十分なだけゆるくしておかなければならない。従って、ここ で考慮すべきことによって、種々の要素間におけるシールについて得られる質に 限界があることとなる。かくして、燃料の漏洩排出を望ましく最小しながら、公 差が得られなければならない。 総じて、上記の要因により、高圧燃料ポンプにおいては、その作動中において 、尋常でない多大な燃料の漏洩排出が生じたり、プランジャがその往復動におい てプランジャ孔内で自由に移動しなくなるといったことが生ずる。 従って、使用中において、更に理想に近い作動をするポンプ・プランジャの構 成を提供することによって、上記の欠陥を解決する改良された燃料ポンプが必要 とされている。 さらに、この分野において、燃料ポンプの作動中において生ずる燃料の漏洩排 出を低減することによって、上記の欠陥を解決する改良された燃料ポンプが必要 とされている。 また、この分野において、往復動中にプランジャ孔の壁に噛み付かないポンプ ・プランジャの構成を提供することによって、上記の欠陥を解決する改良された 燃料ポンプが必要とされている。発明の概要 従って、本発明の主な目的は、内燃エンジンへ燃料を供給するためのポンプで あって上記の欠陥及び公知のポンプの欠点に関連しない新しく且改良されたポン プを提供することである。 本発明のもう一つのより詳細な目的は、作動中において漏洩排出燃料速度が低 減された新しく且改良された燃料ポンプを提供することにある。 本発明の更にもう一つの目的は、往復動するプランジャが作動中において受け るねじれ負荷及び摩擦力の低減された新しく且改良された燃料ポンプを提供する ことにある。 本発明の更にもう一つの目的は、上記の特徴を有する燃料ポンプであって、構 造及び構成において比較的簡単で、製造が経済的であり、作動において信頼性が 高く、必要な維持及び世話が最小になる新しく且改良された燃料ポンプを提供す ることにある。 本発明のこれら及び更なる目的及び利点は、一つの実施態様において、内燃エ ンジンへ燃料を供給するためのポンプであって、各々のポンププランジャ孔内に て往復動するプランジャとして複合式若しくは分割式ポンプ・プランジャを採用 したポンプを提供することによって達成される。各々の分割式プランジャは、少 なくとも、ポンプによって配給されるべき高圧燃料量に接触した状態となる高圧 プランジャ要素と、高圧プランジャ要素とプランジャ動作部材との間に配置され る漏洩排出プランジャ要素とを含む。各々の複合式プランジャのプランジャ要素 は、往復動する方向において積み重ねられ、隣接するプランジャ要素同志は向き 合う端面を形成する。漏洩排出要素又は高圧要素の少なくとも一方の向き合う端 面は、ある形に形成されており、隣接する要素の向き合う端面の形状は、相補的 になっていない。隣接し合うプランジャ要素の向き合う面が前記の構成になって いることにより、複合式プランジャは、プランジャ孔内において自己センタリン グの態様で自由に往復動させられることとなり、複合式プランジャとプランジャ 孔との界面において、より緊密なシールが提供される。 実際上、本発明の複合式プランジャは、本発明のポンプにおける高圧燃料の漏 洩を低減する。この燃料漏洩の低減は、分離された漏洩排出プランジャ要素が存 在することにより、高圧プランジャ要素の中心のずれた運動がプランジャ動作部 材の運動から分離されることによって達成される。かくして、側方負荷の力成分 は、プランジャ動作部材によって漏洩排出プランジャ要素へ伝達されるが、これ らの力成分は、漏洩排出プランジャ要素から高圧プランジャ要素へは伝達されな い。従って、高圧プランジャ要素は、プランジャ孔内において自己センタリング 往復運動を行う。即ち、プランジャ要素の傾きは、高圧プランジャ要素の往復動 中において除去されなかったとしても大幅に低減される。 更に、本発明の複合式プランジャにおける変形は制限される。このことにより 、同時に本発明のポンプにおけるプランジャの噛み付きが低減若しくは除去され ることとなる。特に、プランジャの変形は、漏洩排出プランジャ要素において大 幅に制限され、従って、高圧プランジャ要素においては、かなり変形が小さくな る。従って、高圧プランジャ要素は、プランジャの自由な動きを抑制することな く、相補的なプランジャ孔にかなり緊密に嵌合するべく拡大することができる。 その結果、プランジャ孔と高圧プランジャ要素との間に更に緊密なシールが形成 され、 複合式プランジャとプランジャ孔との界面における燃料漏洩が大幅に低減される 。 本発明の複合式プランジャについての更なる利点は、高圧プランジャ要素と漏 洩排出プランジャ要素との向き合う端面が、本質的に、高圧プランジャ要素を過 ぎて漏洩してしまった燃料の除去を容易にする漏洩排出燃料の収集室を生成する ことである。かくして、以前のポンプの構成は、プランジャ孔内に漏洩燃料を除 去するための環状溝を採用しなければならなかったが、本発明による燃料ポンプ は、適当な漏洩燃料逃がし路を提供するべくポンプ本体を通ってプランジャ孔へ 延在する廉価な漏洩排出孔を用いるだけでよい。 本発明の多くのその他の利点及び特徴は、以下の本発明の詳細な説明、請求の 範囲及び添付の図面から当業者にとって明らかであろう。図面の説明 本発明の好ましい実施例は、添付の図面を参照しながら説明される。それらに おいて、数字は、その構造を表す。 図1は、本発明の一つの実施例による燃料ポンプの断面立面図である。 図2aは、慣用の燃料ポンプにおける慣用のプランジャの作動の模式図である 。 図2bは、本発明による燃料ポンプ内の複合式プランジャの作動の模式図であ る。 図3は、慣用の燃料ポンプと本発明による燃料ポンプとの漏洩排出燃料量速度 を比較するチャート図である。 図4aは、慣用のプランジャにおいてプランジャの変形を示すグラフ図である 。 図4bは、本発明による複合式プランジャにおける変形を示すグラフ図である 。 図5は、本発明によるもう一つの実施例による燃料ポンプの断面立面図である 。好ましい実施例の説明 本発明による燃料ポンプの第一の好ましい実施例は、図1及び図2bを主に参 照して説明される。当業者は、そこに示されているポンプ10をディーゼルエン ジンに使用するための高圧燃料ポンプとして認識できるであろう。図1において 示されているように燃料ポンプ10は、燃料ポンプハウジング12を含み、その 中には、移送ポンプ20と、高圧ポンプ40と、環状カムリング30と、ポンプ 10の作動中に矢印Dの方向へ環状カムリング30を回転させる回転駆動軸14 (点線で示されている)とが収容されている。高圧ポンプ40は、複数の放射方 向に向けられたプランジャ孔46と複数の漏洩排出孔49とを郭定する高圧ポン プ本体42を含む。高圧ポンプ40は、また、複数の複合式プランジャ43を含 んでおり、それらは、対応するポンププランジャ孔46内にその中で往復運動す るべく配置される。更に、高圧ポンプ40は、シュー50及びローラー52を含 む複数の中間部材を含んでおり、それらもポンプ本体42内においてその中で往 復動するべく配置されている。 図1に示されているように、環状カムリング30の回転により、ローラー52 が、環状カムリング30の内側を郭定する第一のカム表面32に沿って摺動させ られる。次いで、これは、シュー50及び複合式プランジャ43へ動きを与え、 高圧ポンプ40の作動の吸入相及び吐出相を交互に提供する。作動の吸人相中に おいて、ある燃料量がポンプチャンバ44内へ装填される。作動の吐出相におい て、この燃料量が、ポンプチャンバ44から高圧にて一つ又はそれ以上の燃料イ ンジェクタヘ接続された共通燃料供給路の如き燃料利用装置へ配給される。孔4 6内の複合式プランジャ43の往復運動は、カムリング30の回転運動に由来す る。通常、このことは、カムリング30の軸に対して接線方向及び放射方向の双 方の力成分が中間部材を介してプランジャ43へ周期的に伝達されることを意味 する。以下に示すように、接線方向の力成分は望ましくなく、本発明の構造によ って除去される。 また、燃料ポンプ10は、往復動する移送プランジャ組立体22を有する移送 ポンプ20を含む。移送プランジャ組立体は、環状カムリング30の回転中にお ける環状カムリング30の外側を郭定する第二のカム表面34と移送プランジャ 22との協働により移送ポンプの作動の吸入相及び移送相を交互に提供するため のものである。移送ポンプ20の作動により、燃料が、加圧するための高圧ポン プ40の吸入口へ配給され、上記のように燃料用装置へ配給される。 図1に見られるように、そして、図2bにおいて非常に明らかになっているよ うに、各々の複合式プランジャ43は、好ましくは、高圧プランジャ要素48及 び漏洩排出プランジャ要素47からなる。高圧プランジャ要素48は、好ましく は実質的に円筒形状であり、その端部の各々において、わずかに丸まった若しく は斜めになった縁を有していて良い。対照的に、漏洩排出プランジャ要素47は 、概ね円筒的な形状であるが、好ましくは、その両端において凸型に形成される 。これらの輪郭には、半球面、回転放物体面、楕円体面、円錐体面、若しくはそ の他の非平面的な立体が含まれる。このような輪郭にすることは、ローラー52 及びシュー50によって要素48へ移送されるはずであった接線方向の力成分の 如何なるものをも除去することを確実にする。かくして、放射方向の力成分のみ が要素48に作用する。 要素47の端部の輪郭を形成することによって、要素47の位置又は向きによ らず、要素47及び48がそれらの各々の向き合う端面の中央領域においてのみ 、好ましくは1点にて互いに接触することを確実にすることで上記の力の伝達が 達成される。要素47の端部は、好ましくは球形であり、要素48の端部は、好 ましくは平面であるが、上記の如き力の伝達が可能な如何なる形状の組合せも用 いることができる。通常は、要素48の中心で力の伝達が確実になされるために 、要素47に向き合う要素48の端面は、要素47の向き合う端面に対して非相 補的でなければならない。 本発明の複合式プランジャ43は、プランジャ要素48がプランジャ孔46内 で理想に近い自己センタリングする態様で自由に往復動することを可能にする。 図2bの下半分に示されているように要素48は、プランジャ孔46内において 往復運動する間、孔46を郭定する壁から等間隔のままとなる。かくして、要素 47は、往復動中において或る程度傾きを経,験するが、要素48の運動に悪影 響を及ぼすことはない。要素48の運動は、関連技術におけるものよりもはるか に理想的な運動に近いので、要素48は、要素47よりも大きな直径を有してい てよく、要素48と孔46との間に密なシールを生成することができる。例えば 、要素48と孔46の壁との間の公称の(即ち、無負荷時の)隙間は、望ましく は、わずか約2.54及び3.175ミクロン(0.100及び0.125mi ls)の間であるが、要素47と孔の46の壁との間の隙間は、好ましくは、5 .08及び6.35ミクロン(0.20及び0.25mils)の間である。こ の結果 形成される、より緊密なシールは、ポンプチャンバ44から要素48と孔46と の間の界面を通して放射方向外側への漏洩燃料の流れを最小にする。 本発明と比較して、図2aは、慣用のプランジャ孔46’内で往復動している 慣用のプランジャ43’の傾けられた状態を例示している。図2aの下半分に示 されているように、このことにより、プランジャ43’と孔46’の壁との間の 界面は、非対称になる。それらの間の過度に大きな摩擦力を引き起こすことに加 えて、プランジャ43’の傾きにより、漏洩燃料が通りぬけることとなる大きな 界面通路が生成される。本発明における界面は、均一であり且小さいので、燃料 がそこを通り抜けてしまう傾向は、大幅に低減される。プランジャ43’と孔4 6’の壁との間に漏れる如何なる燃料やオイルをも除去するために、漏洩排出環 41’及び協働する漏洩排出孔49’が設けられる。 図2bにおいてより良く示されているように、本発明による要素47及び48 の向き合う面は、要素48を過ぎて漏洩してしまった燃料を集めることのできる 収集室51を必然的に形成する。収集室51が図1及び2bの如く、簡単な漏洩 排出孔49に並ぶと、収集室51に収集された燃料は、漏洩排出孔49に流体的 に接続された低圧燃料帰還路へ行くことができる。かくして、本発明は、関連技 術とは異なり、漏洩排出環状部分を用いる必要がない。この漏洩燃料は、漏洩プ ランジャ47を動作する要素、例えば、カムリング30、ローラー52及びシュ ー50が使用中において潤滑のためのオイルに曝されることになるので望ましい 。上記の如く過剰燃料を漏洩排出できるようにすることは、オイルの汚染及びそ れにより生ずるカムローラーの損傷を防ぐ。 要素47の表面上には、好ましくは、環状溝45が配置され、要素47は、ポ ンプ10の組立中において、要素48から容易に区別される。溝45は、本発明 の実施において、要素47及び48が異なった形状及び寸法を有するが、人間の 目からは、様相が実質的には類似しているので、望ましい。溝45は、ポンプ組 立中においで、要素47及び48が、正しい順序及び向きに孔46内へ挿入され ることを確実にする。 図3は、慣用のプランジャを用いた典型的なポンプについての燃料の漏洩排出 量速度と本発明のポンプにおける燃料の漏洩排出量速度との比較を示したもので ある。示されているデータは、約2000rpmでディーゼルエンジンを運転し ながら、20MPaから140Mpa(200Barから1400Bar(290 0psiから20300psi))までの種々の燃料供給圧で燃料漏洩速度を測定 することによって得られた。当業者は、100MPa((1000Bar(145 00psi))の圧力がディーゼルエンジンに用いられる共同燃料噴射システムに おいて典型的であることを認識できるであろう。図3に示されているように、本 発明のポンプにおいて測定された燃料漏洩速度は、慣用のポンプにおいて測定さ れたものの概ね半分であった。従って、本発明の燃料漏洩排出速度は、慣用の燃 料ポンプのものよりも著しく低減される。 図4a及び4bは、慣用のプランジャ43’と複合式プランジャ43において 生ずるプランジャの変形を示す。図4aに示されているように、プランジャ43 ’は、シュー50’に接触する端近傍(図4aの上半分)においてプランジャを 放射方向に大きく膨張させる圧縮力を受ける。この放射方向の膨張は、ディーゼ ルエンジンの通常作動中において典型的には約1.016ミクロン(0.04m i1)である。また、図4aに示されているように、かかる放射方向の膨張によ り、プランジャ43’は、その上半分(即ち、プランジャ43’のシュー側の端 )において圧力ポンプ本体42’と接触することで孔46’の壁に一時的に噛み 付くこととなる。この噛み付きは、43’の運動中にプランジャの傾きがない場 合にあってさえ生ずる。 対照的に、図4bは、複合式プランジャ43のディーゼルエンジンにおける正 常作動中においてプランジャに生ずる変形を示したものである。重要なことに、 プランジャ43に生ずる放射方向の膨張のほとんどは、要素47(即ち、複合式 プランジャ43のシュー側の端)において生ずる。要素47の典型的な放射方向 の膨張は、約1.031ミクロン(0.04059mi1)であるのに対し、要 素48の膨張は、約0.204ミクロン(0.00803mil)にすぎない。 図4bに示されているように、かかる放射方向の膨張は、依然として、複合式プ ランジャ43とポンプ本体42との間に適当な隙間を提供している。従って、プ ランジャ要素48の直径がより大きくても、ポンプ本体42からの隙間が維持さ れる。かくして、図4bにおいて、複合式プランジャ43は、通常の作動中にお いて幾分かの放射方向の膨張をするが、孔46内を自由に移動できるということ を示されている。 本発明の更なる好ましい実施例が図5に示されている。当業者は、図5のポン プ60がディーゼル燃料インジェクタに使用するためのユニットポンプ若しくは サブマージドポンプの形式の燃料ポンプであると理解するであろう。そこに示さ れているように、ポンプ60は、低圧燃料孔49とポンププランジャ孔46を郭 定するポンプ本体42を含んでいる。ポンプ本体42内には高圧プランジャ要素 48と漏洩排出プランジャ要素47とが配置されている。また、ポンプ60には 、シュー50とローラー52とを含む中間部材が設けられている。燃料ポンプ6 0の種々の要素が燃料ポンプ10のものと全体的に同じ態様で作動することが自 然に理解されるであろう。特に、ローラー52は、シュー50とプランジャ要素 47及び48を駆動し、或る量の燃料が望ましい周期的な態様にて燃料利用装置 へ選択的に配給される。 また、図5のポンプ60は、ボール逆止弁54のような逆止弁を含んでいる。 ポンプ60において、ボール逆止弁54は、ポンプ60の吐出相が終了した後に プランジャ要素47及び48が分離しないようにしながら、その吐出相中におい て、収集室51へ漏洩した燃料及び/又はオイルを制限することなく排出できる よう機能する。このことは、ボール逆止弁54が閉じられ、プランジャ48がば ね55の影響下において下方へ駆動されたときにプランジャ47及び48の間に 生成された真空により達成される。 本発明の種々の変更が可能であることは、理解されるべきである。例えば、プ ランジャ47及び48は、種々の断面を有するよう形成できるであろう。本発明 のその他の実施例では、二つ以上のプランジャ要素から形成される複合式プラン ジャが考えられ、これらの一つ若しくはそれ以上は、各々のプランジャ要素を互 いに区別するために、その長さに沿って一つ若しくはそれ以上の環状溝を含んで いて良い。通常、本発明のプランジャ要素の各々は、一つ若しくはもう一つの形 状に形づくられた端を有し得る。しかしながら、プランジャ要素の二つの隣接す る端面は、隣接する要素を互いにしっかりと係合させる相補的な会合表面を有し ていないことが望ましい。最後に、上記の如く、ここで議論された本発明の原理 は、広範囲の公知及び通常使用されている形式の高圧燃料ポンプに容易に適合で きるものである。 本発明は、現在最も実用的で好ましい実施例に関連して議論されたが、本発明 は、開示された実施例に制限されず、請求の範囲の概念及び範囲に含まれる種々 の変更及び等価な構成を包含すると理解されるべきある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.回転駆動軸と、少なくとも一つの往復動するポンププランジャにして各々対 応するプランジャ孔を郭定する囲繞壁内に配置されたポンププランジャを有する 高圧ポンプと、前記駆動軸によって駆動され前記ポンププランジャを往復動させ て或る吸入量の燃料を受容するためのプランジャ作動吸入相及び高圧にて燃料利 用装置へ燃料を配給するためのプランジャ作動吐出相とを交互に提供するプラン ジャ動作手段と、前記高圧ポンプの前記プランジャ孔へ燃料を移送するための燃 料移送ポンプとを有する形式の燃料ポンプにおける改良であって、 前記ポンププランジャの各々が、複合式ポンププランジャ(43)にして該複 合式ポンププランジャの往復動の方向に重ねられた少なくとも二つの別々のプラ ンジャ要素(47、48)を含む複合式ポンププランジャを含んでいることを含 む改良。 2.請求の範囲第1項のポンプであって、前記別々のプランジャ要素が概ね円筒 状に形成され、前記別々のプランジャ要素の少なくとも一つがその少なくとも一 方の端において前記プランジャ要素の向き合う面と該プランジャ要素を囲繞する 前記孔(46)の壁との間において環状収集室(51)が形成されるように或る 形に形成されているポンプ。 3.請求の範囲第2項のポンプであって、各々の複合式ポンププランジャが二つ の別々のプランジャ要素(47、48)から構成され、前記プランジャ要素の一 方のみがその円筒状表面の周りに中央に配置された環状窪み(45)を郭定する 手段を含んでいるポンプ。 4.請求の範囲第2項のポンプであって、 更に、前記ポンププランジャ孔の各々に結び付けられた漏洩燃料帰還路(49 )を郭定する手段を含み、 前記複合式ポンププランジャの各々の前記プランジャ要素の間に形成された前 記収集室が環状燃料漏洩排出収集室を郭定し、 前記燃料漏洩排出収集室が前記漏洩燃料帰還路と協働して前記燃料漏洩排出収 集室へ漏れた燃料を除去する ポンプ。 5.請求の範囲第1項のポンプであって、 前記プランジャ動作手段が、 前記駆動軸により駆動される回転可能な環状部材(30)と、 前記複合式プランジャの各々と前記環状部材との間に置かれるローラー組立体 (50、52)とを含み、 前記環状部材と、前記ローラー組立体と、前記複合式プランジャとが互いに協 働することにより前記環状部材の回転が前記ローラー組立体を介して前記複合式 プランジャへ動作力を与えるポンプ。 6.高圧ポンプであって、少なくとも一つのポンププランジャ孔を郭定するポン プ本体と、前記ポンププランジャの各々の中にその中で往復動するべく可動的に 配置されたポンププランジャと、前記ポンププランジャを往復動し高圧ポンプ作 動の吸入相及び吐出相を交互に提供するためのポンププランジャ・アクチュエー タとを有し、ポンプ作動の前記吸入相において燃料を受容し、前記吐出相におい て燃料利用装置へ高圧にて燃料を配給する高圧ポンプにおける改良であって、 前記ポンププランジャの各々が、複合式ポンププランジャ(43)にして該複 合式ポンププランジャの往復動の方向に重ねられた少なくとも二つの別々のプラ ンジャ要素(47、48)を含む複合式ポンププランジャを含んでいることを含 む改良。 7.請求の範囲第6項のポンプであって、前記別々のプランジャ要素が概ね円筒 状に形成され、前記別々のプランジャ要素の少なくとも一つがその少なくとも一 方の端において凸型に形づくられているポンプ。 8.請求の範囲第7項のポンプであって、 各々の複合式ポンププランジャが二つの別々のプランジャ要素から構成され、 前記プランジャ要素の一方が前記ポンププランジャ・アクチュエータに接触した 漏洩排出プランジャ要素であり、 前記漏洩排出プランジャ要素がその両端において形づくられているポンプ。 9.請求の範囲第2項又は第8項のポンプであって、前記複合式プランジャの各 々の前記プランジャ要素の全てが実質的に同じ公称直径を有しているポンプ。 10.請求の範囲第8項のポンプであって、 前記複合式ポンププランジャの各々が第一及び第二のプランジャ要素(47、 48)を含み、 前記第一の要素が少なくとも一つの或る形に形づくられた端を有し、前記ポン プの作動中に前記ポンププランジャ・アクチュエータ(30、50、52)に接 触し、 前記第一のプランジャ要素の公称直径が前記第二のプランジャ要素の公称直径 よりも小さい ポンプ。 11.請求の範囲第8項のポンプであって、 前記複合式ポンププランジャの各々が第一及び第二のプランジャ要素(47、 48)を含み、 前記第一のプランジャ要素が少なくとも一つの凸型に形づくられた端を有し、 前記ポンプの作動中に前記ポンププランジャ・アクチュエータ(30、50、5 2)に接触し、 前記第一及び第二のプランジャ要素が実質的に等しい長さを有しているポンプ 。 12.請求の範囲第8項のポンプであって、 前記複合式ポンププランジャの各々が二つのプランジャ要素から構成され、 前記プランジャ要素の双方がその一方の端において或る形に形づくられ、 双方の前記プランジャ要素の前記或る形に形づくられた端が前記ポンププラン ジャ・アクチュエータに会合する ポンプ。 13.請求の範囲第8項のポンプであって、 更に、前記ポンププランジャ孔(46)の各々に結び付けられた漏洩燃料帰還 路(49)を郭定する手段を含み、 前記複合式ポンププランジャの各々の前記プランジャ要素の間の界面が環状燃 料漏洩排出収集室(51)を郭定し、 前記燃料漏洩収集室が前記漏洩燃料帰還路と協働して前記燃料漏洩排出収集室 へ漏れた燃料を除去する ポンプ。 14.請求の範囲第6項のポンプであって、 各々の複合式ポンププランジャが二つの別々のプランジャ要素から構成され、 前記プランジャ要素の一方がその表面の周りに配置された環状窪み(45)を 含んでいるポンプ。 15.請求の範囲第6項のポンプであって、前記プランジャ動作手段が、 駆動軸により駆動される回転可能な環状部材(30)と、 前記複合式プランジャの各々と前記環状部材との間に置かれるローラー組立体 (50、52)とを含み、前記環状部材と、前記ローラー組立体と、前記複合式 プランジャとが互いに協働することにより前記環状部材の回転が前記ローラー組 立体を介して前記複合式プランジャへ放射方向の動作力を与えるポンプ。 16.請求の範囲第8項のポンプであって、前記プランジャ・アクチュエータが 、 前記駆動軸により駆動される回転可能な環状部材(30)と、 前記複合式プランジャの各々と前記環状部材との間に置かれるローラー組立体 (50、52)とを含み、前記環状部材と、前記ローラー組立体と、前記複合式 プランジャとが互いに協働することにより前記環状部材の回転が前記第二のプラ ンジャ要素へ放射方向の動作力のみを与えるポンプ。 17.少なくとも一つのプランジャ孔を郭定するポンプ本体を有し、前記プラン ジャ孔がプランジャを受容して該プランジャが前記プランジャ孔の中で往復運動 する形式の高圧燃料ポンプに用いられるプランジャであって、 二つの別々の実質的に円筒状のプランジャ要素(47、48)にして同軸に配 列され向き合う端面を有するプランジャの複合体を含み、前記向き合う面の少な くとも一方が凸型に形づくられ、前記向き合う面の他方が形状において相補的に なっていないプランジャ。 18.請求の範囲第17項のプランジャであって、前記プランジャ要素の公称直 径が等しくないプランジャ。 19.請求の範囲第17項のプランジャであって、 前記プランジャ要素の各々の向き合う面が中央領域を有し、 前記向き合う面がその前記中央領域においてのみ互いに接触できるようになっ ているプランジャ。
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