JP2001504677A - 回転電気機械用の固定子および固定子の製造方法 - Google Patents

回転電気機械用の固定子および固定子の製造方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、固定子鉄心および巻線を有する固定子と、回転子とを含み、前記固定子鉄心は前記回転子に向かって放射状に内側に延びる固定子歯を備える、高電圧用の回転電気機械のための固定子であって、各固定子歯(3)は、軸方向に接合されて固定子歯板(2)となる多数の歯部片(7)として構成され、多数の固定子歯板は側面で互いに固定されて固定子鉄心の1セクション(1A、1B、1C、1D;31、32、33、34)または完全な固定子鉄心を形成する、固定子に関するものである。本発明はまた、固定子を製造する場合に使用するために該当する方法、およびこの種の固定子を含む回転電気機械にも関する。

Description

【発明の詳細な説明】 回転電気機械用の固定子および固定子の製造方法 本発明は、請求項1の前文に記載の回転電気機械用の固定子、請求項34の前 文に記載の固定子を製造する場合に使用するための方法、ならびに請求項57の 前文に記載の回転電気機械に関する。 本発明に関連する回転電気機械には、同期機械、通常の非同期機械、二重供給 機械、非同期コンバータ・カスケードと外部磁極機械と同期磁束機械のための適 用例、ならびに主として発電用の発電所において発電機として使用するための交 流機械が含まれる。 以下では、主として同期機械について論ずるが、本発明はこの機械に限定され るものではないことに留意されたい。 従来の技術によるほとんどの同期機械は、直流によって主磁束が発生する回転 子中に界磁巻線を有し、また固定子中に交流巻線を有する。大型同期機械の固定 子フレームは、溶接構造の鋼板で組み立てられることが多い。積層鉄心は通常、 エナメル塗装された厚さ0.35〜0.5mmの電気シートから作られる。放射 通風冷却のために、少なくとも中型および大型機械の積層鉄心は、放射通風ダク トを有するスタックに分けられている。さらに大きな機械では、シートは、くさ びとあり継ぎを用いて固定子に取り付けられたセグメントに打ち込まれている。 積層鉄心は圧カフィンガと圧力板によって保持されている。固定子巻線は、積層 鉄心中の通常は矩形または台形の断面を有するスロット中に配置されている。 従来の技術による比較的大きな固定予鉄心の欠点は、このような鉄心の製造と さらに運搬の問題である。フレームを有する完全な固定子鉄心は、工場で製造さ れるのが慣例である。固定子鉄心を設置現場へ運搬できるようにするために、鉄 心を、運搬設備を考慮してできるだけ少ない鉄心セクションに分割する。設置現 場では、鉄心セクションを組み立てて結合させ、組み立てられたいくつかのフレ ーム部片を含む固定子フレームによって確保する。巻線は、現場において、また は一部を工場において取り付けることもできる。特に非常に大型の機械のための 代替方法としては、設置現場において固定子鉄心のより多くの製造ステップを実 施することで、これには鉄心の打込み電気シートの組立て、固定子フレーム中の 鉄心の組立てを含むが、シートの打込みを含まない。 従来の技術による回転電気機械は、通常は30kVが上限として考えられる間 隔6〜30kVの電圧で設計されている。発電機の場合には、これは通常、13 0〜400kVの範囲内に入ることになる電力網のレベルにまで電圧を変換する 変圧器を介して、発電機を電力網に接続しなければならないことを意味する。 これまで、高電圧の特に同期機械、殊に発電機の開発のためにいくつかの試み がなされてきた。この例は、「Electrical World]誌(193 2年10月15日、524−525ページ)、報文「Water−and−Oi l−cooled Turbogenerator TVM−300」(Ele ktrotechnika誌、1970年第1号、6−8ページ)、および米国 特許第4429244号、ソ連特許(SU)第955369号に記載されている 。残念ながらこれらのいずれも満足すべきものではなく、いずれも市販可能な製 品とはならなかった。 しかし、回転電気機械における固定子巻線として(XLPEケーブルなどの) 電力を伝送するために使用されるケーブルと同様の、永久絶縁を伴う高圧絶縁導 電体の使用が可能であることは明らかである。これによって、機械の電圧を、中 間変圧器を全く使用せずに機械を電力網に直接接続できるレベルにまで上昇させ ることができる。このような絶縁導体または絶縁ケーブルは可撓性であり、PC T出願スウェーデン特許(SE)第97/00874号および同第97/008 75号にさらに詳しく記載されている種類のものである。関連する絶縁導体また は絶縁ケーブルの追加説明は、PCT出願スウェーデン特許第97/00901 号、同第97/00902号、および同第97/00903号に見ることができ る。 米国特許第5036165号から、2つの半導体層と1つの中間固体絶縁層と によって囲まれた導電性心線を含むケーブルがすでに公知である。しかしながら 、この公知のケーブルは高電圧での使用を目的とするものでなく、いくつかの理 由で本発明に適用することは不可能または不適当である。主としてこれは、公知 の ケーブルが剛性形式であるという理由、すなわち心線を取り囲む層がケーブルが 可撓性ではないように補強または外装されて、ケーブルを曲げることができない という理由のためである。ケーブルを曲げようとすれば、層の間で破壊が発生し 、これはケーブルが熱膨張を受ける場合も同じである。 本発明の目的は、上記の問題を解決すること、および新しい非常に柔軟な製造 方法が可能になるように固定子が設計される、上記の形式の回転電気機械のため の固定子を提供することである。また、固定子ならびに固定子を含む回転電気機 械のための製造方法を提供することも、本発明の目的である。 本発明の目的は、請求項1の特徴記載部分に示された有利な特性を特徴とする 、請求項1の前文に記載の固定子によって達成される。該当する方法は、請求項 34の特徴記載部分に定義されている。最後に、この目的はまた、固定子に関す る請求項のいずれか1つに記載の固定子を含む、請求項57に記載の回転電気機 械によって達成される。 したがって、各固定子歯が固定予歯板中に軸方向に接合された多数の歯部片に よって構成され、および多数の固定子歯板が側面で互いに固定されて固定子鉄心 すなわち完全な鉄心の部片を形成するという特徴によって、固定子鉄心が複数の 部片で組み立てられ、各部片は場合に応じてただ1つの歯板を含むものから必要 なだけ多くの歯板を含むものまで変わることができる、という大きな利点が達成 される。これは、完全な鉄心の形状が概略的に中空円筒として説明できる場合に は、「鉄心セクション」という表現を、この中空円筒の一扇形部分を意味するも のと理解すべきである。原則として、どの部分寸法も製造または運搬の面から予 測、決定することができる。さらに、巻線の少なくとも1回のために巻線内部に 包囲または包含される電界が発生するという特徴は、巻線コイル端領域において 電界がゼロ近くになり、巻線の外側の電界を制御する必要がないという著しい利 点を有する。言い換えれば、電界はこの方法ですでに制御される。これは、鉄心 の内部でもコイル端領域でもこの間の遷移領域においても電界の集中がないこと を意味する。 さらなる有利な特徴によれば、固定子鉄心の多数の鉄心セクションは、1つの 完全な固定子鉄心となるために互いに接合される。こうして、固定子鉄心を構成 すると、ほぼ完全な柔軟性が達成される。例えば、選択されるどの寸法の鉄心セ クションも事前に製造され、それから機械の設置現場に運搬され、ここで鉄心の 最終組立てが行われる。鉄心セクションには、事前製造の時または設置現場にお いて巻線が備えられ、事前製造の場合にはさまざまな鉄心セクションの巻線を後 で接続する必要があり、設置現場における場合には巻線全体を1回の作業で取り 付けることが好ましい。これによって達成される特定の利点は、大きな固定子鉄 心セクションを運搬する必要がないことによる運搬の容易化である。これはまた 、より大きな固定子鉄心を一般にまた特に設置現場において製造することが可能 になる、という利点を有する。 本発明による新しい固定子設計は、直径の大きな固定子、例えば水力発電機の 固定子に特に有利である。 固定子歯は、互いに接着された打抜き電気シートの層で製造されることが好ま しい。問題の電気シートは、ある種のにかわまたは接着剤で貼り付けられたエナ メル塗布のシートであることが好ましい。歯部片は多くの、一般には数100枚 の電気シート層からなる。しかしながら、歯を何か別の材料で作ることも可能で ある。それから歯部片を組み立てて(積み重ねて)、実際の歯を構成するいわゆ る歯板にする。板を形成するために歯部片を互いに接着して、歯部片におけるス ロット中の残留にかわを吹付けによってすべて除去することが好ましい。したが ってスロット中の金属は清浄であるが、このことは後で明らかになるように有利 である。 別の利点は、本発明が設置現場でスクラッチから固定子鉄心を製造することさ え可能にすることである。これは可能なのは、設置現場でシートを作るために打 抜き機械を配置するのが非実用的でないほど、歯部片を作り上げる打抜き鋼シー トが小さいからである。 本発明による固定子の別の重要な特徴は、巻線が、少なくとも1つの電流搬送 導体と、前記導体の周りに設けられた半導体特性を有する第1層と、前記第1層 の周りに設けられた固体絶縁層とからなる絶縁導体によって準備されるという事 実にある。この絶縁導体はケーブル、好ましくは高圧ケーブルであると有利であ る。 電力伝送のために使用されるすでに公知のケーブルと同様な設計の固体絶縁を 有する、高圧ケーブルまたは電力ケーブル(例えばいわゆるXLPEケーブルま たはゴム絶縁ケーブル)と以下呼ばれる高圧絶縁導体を使用することによって、 機械の電圧を、変圧器を通過させることなく電力網に直接接続できるようなレベ ルにまで上げることができる。これは、従来の変圧器を除去することができると いう非常に重要な利点につながる。したがって本発明による解決策は、発電機設 備および回転電気機械を含むその他の設備のための、経済性の意味および空間要 件と重量の点の両方において大きな節約を示す。 回転機械をあらゆる形式の高圧電力網に直接接続する場合に生ずる問題に対処 できるために、本発明による機械は、従来の機械工学および過去数年間に公開さ れた機械工学の両方に関する技術現状からはっきり区別する多くの特徴を有する 。これらの特徴の一部を次に述べる。 好ましい実施態様によれば、絶縁導体またはケーブルは可撓性である。この特 徴は、ケーブルを巻線として使用できるためには重要なことである。連続するた めに、第1半導体層は電流搬送導体とほぼ同じ電位にある。前記導体と絶縁層と を囲むほぼ等電位の面を構成するために、第2半導体層を配置することが好まし い。 外部半導体層を有するケーブルの使用は、巻線の外部層がその全長にわたって 地電位に維持されることを可能にする、という利点を有する。したがって、特許 請求される本発明は、外部半導体層が地電位に接続されるという特徴を有するこ とができる。代替方法として、外部層を導体の長さに沿って適当な個所で中断す ることができ、各中断部分の長さを地電位に直接接続することができる。外部半 導体層を他の所定の電位に接続することも可能である。 接地電位に接続された外部層を有することによる顕著な利点は、電界が外部半 導体の外側のコイル端領域においてゼロ近くになること、およびすでに説明した ように電界を制御する必要がないことである。 別の特徴によれば、少なくとも2つの隣接層がほぼ同じ熱膨張係数を有する。 さらなる利点として、前記3層の各々、すなわち2つの半導体層と1つの絶縁 層を、実質的に接触層全体に沿って隣接層に堅く接続することができる。さらに 別の特に重要な特徴によれば、前記の各層は、絶縁導体またはケーブルが曲げを 受けるときでも互いに接着するように配置されている。 さらに別の特徴として、1つまたは複数の電流搬送導体が、多くの層中に撚ら れた非絶縁ストランドおよび絶縁ストランドの両方を含むことができる。代替方 法として、ストランドを多くの層中に移すこともできる。非絶縁撚りストランド と絶縁撚りストランドの両方、または代りに移されたストランドは、必然的に伴 う追加の損失は少ない。 円形断面を有するケーブルを使用することが好ましい。これらのケーブルは、 曲げが容易でかつ良好な電気的特性を示すという利点を有する。しかしながら、 とりわけすぐれた充てん密度を得るために、別の断面を有するケーブルを使用す ることもできる。最後に、ケーブルは好みによって20〜250mmの間の直径 と80〜3000mm2の間の導電面積を有すると言うことができる。 ある有利な実施態様によれば、固定子は、固定子歯が固定子に取り付けられる と回転子に向かって内側に向いた前方歯部分を含み、また外側に向いたヨーク( 後)部分を含み、前記固定子歯は、各々が隣接固定子歯の該当側に面する2つの 相反する横側面を有し、内側に面する歯部分の横側面は巻線のためのスロットを 備え、ヨーク部分の横側面の少なくとも1つは弾力性のある材料でできたライニ ングを備えていることをさらに特徴とする。 歯部分のヨーク部分の側面に弾力性のある材料でできたライニングを備えるこ とは、巻線スロットへの巻線の取付けを容易にするという著しい利点を有する。 弾力性のある材料を用いて、2つの隣接歯板の側面の間に一定の遊びが生ずるの で、スロット開口部は大きくなる。これは、巻線のために利用可能な空間がより 大きくなり、巻線の挿入が容易になるという有利な結果を有することになる。 代替方法として、ライニングを、2つの隣接固定子歯のヨーク部分の横側面の 間に挿入された弾力性のある材料の個別のライニング・エレメントに代えること もできる。 本発明の好ましい実施態様によれば、固定子は、固定子の歯を接線方向に圧縮 するための圧縮手段を具備し、これによって歯の最内端においてプレストレスを 行うことを特徴とする。この特性は、追加の機械的剛性を提供し、歯のぐらつき による振動を防止するという利点をもたらす。 別の有利な特性によれば、固定子は、少なくとも1つの縦軸方向の切込みがそ の最内側に沿って回転子に面して歯板に配置され、前記の歯板および/または隣 接歯板の横方向振動を防止するために、非磁性材料のキー・エレメントを前記切 込み中に入れることを特徴とする。歯板が横方向に振動するという危険性は、主 としてその長さに起因し、この危険性は、圧縮手段によってプレストレスされる 前記キー・エレメントによって排除することができる。キー・エレメントは、歯 の最内端の上記プレストレスを可能にするために剛性が高いものでなければなら ない。ある変形例では、切込みにゴムなどの弾力性のある材料のライニングを備 えることもできる。この目的は、均一な荷重分布を得て、これによって歯のさま ざまな部分の均一なプレストレスを得るために、歯の最内端の剛性を歯/鉄心の ヨーク部分における剛性に合わせることである。これはまた、後で述べるように 熱移動を吸収する能力に関していくつかの利点も有する。 第1実施態様によれば、圧縮手段は完成された固定子鉄心を囲む固定子フレー ムによって得られ、これによって前記フレームは鉄心の歯と鉄心セクションを適 所に保持する。特に有利な特徴として、フレームは少なくとも1つの縦軸方向の 開口部を備え、前記の開口部を縮小することによって固定子鉄心の周りに前記フ レームを締め付けるための少なくとも1つの手段を含む。代替方法として、固定 子は、固定子フレームが少なくとも2つ好ましくは3つのフレーム部片に分割さ れること、縦軸方向の開口部がフレーム部片の間に作られること、およびフレー ム部片を結合し、前記開口部を縮小することによって固定子鉄心の周りに前記フ レームを締め付けるための手段が備えられていることを特徴とする。フレーム部 片を結合してフレームを締め付けるための手段は、これら両方の機能を満たす複 合手段であることが好ましい。結合/締付け手段の数はフレーム部片の数と等し いことが好ましい。 前記締付け手段は、ボルト式継手またはこれと等価の手段であることが好まし い。 さらなる特徴として、固定子フレームは前記締付け手段に関連するスプリング 手段を含み、前記スプリング手段によって、固定子フレームの1つまたは複数の 開口部および巻線スロットは巻線の熱膨張と熱収縮に合わせて自動的に調節され る。ライニングおよび/またはライニング・エレメントおよび固定子フレームに 関連するスプリング手段による組合せ装置は、非常に有利な効果を有する。締付 け手段を使用して固定子フレームを固定子鉄心の周りに締め付けると、ライニン グまたはライニング・エレメントは圧縮され、ケーブルは固定子歯中のスロット の壁と接触する。ケーブルを過熱すると、ケーブルは膨張し、固定子歯は圧縮さ れて離れ、上記のスプリング手段は圧縮されることになる。これは、ケーブルが スロット内部で膨張するときにケーブルが変形するという危険性は、スロット内 のケーブルのために利用可能な空間がスプリング手段の作用に対抗してケーブル の断面に順応するので、避けられるという利点を有する。ゴムであることが好ま しい弾力性のある材料が熱せられると膨張することも考えられる。温度が下がる と、スプリング手段は確実に、固定子フレームと鉄心とを圧縮して元の状態に戻 し、また次いでスロット内のケーブルのために利用可能な空間も縮小させる。こ れは、制御された方式でシステムにおける熱移動を吸収し処理することが可能で あるという利点を有する。これはまたスロット内に巻線を固定することにも役立 つ。 上述のゴムは弾力性のある材料の1つの選択肢であるから、他の例には合成ゴ ム、プラスチック、樹脂材料などがある。 第2実施態様によれば、圧縮手段は、鉄心の周辺に沿って配置されたプレスト レス手段の構造物と、鉄心に圧縮力を分布させるための軸方向に配置されたブラ ケットとを含む。前記プレストレス手段はロッドまたは電線を有することが好ま しい。この実施態様、従来の固定子フレームを除くことができ、これによって固 定子のために必要な空間が縮小されるという特定の利点を有する。好ましい特徴 によれば、固定子はまた、鉄心が支持されるベースも含む。これはまた、熱移動 などへの適合に関する上記の利点も含む。 第3実施態様によれば、鉄心セクションを、樽に使用される形式と同様な自己 支持式の鋼帯または帯筋の形のクランプ・リングによって共に保持することがで きる。 固定子フレームによる第1実施態様も固定子の安定性と剛性に貢献するが、第 2および第3実施態様による圧縮手段は、多少とももっぱらプレストレス手段と して働き、したがって鉄心はそれ自体で十分に剛性のあるものでなければならな い。第3実施態様を前述の2つの実施態様と組み合わせることも可能である。 積層物の一層と隣接歯における他の層との間の接触を避けるために、各歯の間 に電気絶縁物を設けることも可能である。 特に有利な特徴によれば、各歯部片と各歯板は、ガイド手段を両側に備えてお り、ガイド手段は、隣接固定子の歯板の上の該当する形状の該当するガイド手段 に対して固定するように設計されている。この特徴によって、歯部片を互いに整 列させて組み立てることが容易になる。 本発明による製造方法は、固定子の上述の特徴に対応する、特に多くの歯部片 を固定子歯板中に軸方向に接合し、これによって前記の固定子歯を形成するステ ップと、多くの固定子歯板を並べて固定し、これによって固定子鉄心の一部片ま たは完全な固定子鉄心を形成するステップと、巻線であって、前記巻線の少なく とも1回巻線のために、発生した電界を内部に包囲して保持するという巻線を提 供するステップとを含む。特定の利点として、これは固定子鉄心の軸方向に巻線 を挿入することを特徴とする。 特に有利な実施形態では、巻線は固定具中で作成され、巻線を固定具/固定子 のヨーク側から固定具中に配置された取外し可能な滑らかな仮歯中に挿入するこ とができる。仮歯を1つづつ除去しながら永久歯を1つづつ固定具中に取り付け 、これによって巻線は次第にスロット中に降下する。続いてスタック全体を含浸 する。現場で部片は接線方向に加えられるストリップまたは線材もしくは等価の 手段によって圧縮される。 こうして巻線を固定具中で完全に完成することができ、ここでスロットはヨー クの方に向かって開いており、円滑な側面を有する。組立てに応じて、円滑な最 下の仮歯は除去される。例えば1つのスロット中に10個(10個以上または以 下でもよい)の巻線部分を含むケーブルは、固定具中で支持物に対して約1スロ ット・ピッチだけ下方に圧縮される。これは、ケーブルとほとんど円滑な歯との 間に最下の固有の歯を挿入するための空間を提供する。それから同じ手順を各歯 について繰り返す。仮歯は固定具中にスロットを画定するので、スロットはヨー ク側に向いて開いている円滑な側面を有する。 本発明のさらなる特徴と利点は、残りの従属請求項から明らかになろう。 概要として、本発明は、個々の固定子歯を有する独特の非常に柔軟なシステム を提供し、各固定子歯は個別に製造されて個別エレメントになるという利点を有 する。これは、適当な数の歯から構成された鉄心セクションによる固定子の製造 を容易にする。この結果、製造方法が簡単で、かつ最終作業現場への運搬と設置 が容易な固定子鉄心が得られる。さらにまた本発明は、従来の形式の巻線との接 続と、高圧ケーブルを含む巻線との接続の両方に使用できるという利点を有する 。しかしながら、本発明は第1に高圧ケーブルとの使用を目的としており、本発 明のための典型的な作業領域は36kVから800kVまで、好ましくは72. 5kV〜800kVまでの範囲にある。第2に本発明は36kV以下の電圧を目 的とする。 本発明を、添付の図面に図解された好ましい実施態様を参照して以下に説明す る。添付の図面は次の通りである。 − 図1は、本発明による固定子の概略斜視図である。 − 図2aは、本発明による歯部片の第1変形の概略斜視図である。 − 図2bは、本発明による歯部片の第2変形の概略斜視図である。 − 図3aは、図2aの歯部片を含む歯板の第1変形の概略斜視図である。 − 図3bは、図2bの歯部片を含む歯板の第1変形の概略斜視図である。 − 図4は、本発明による固定子の第1実施態様の概略正面図である。 − 図5は、図4の固定子における詳細正面図である。 − 図6は、固定子の第2実施形態の部分概略斜視図である。 − 図7は、図6の固定子の断面図である。 − 図8は、本発明による製造固定具の概略図である。 − 図9は、本発明によって製造される固定子の第3実施態様の一部の概略図 である。 − 図10は、ケーブルの概略断面図である。 異なる図における該当する図については、同じ参照番号が使用されていること に留意されたい。 図1は、回転電気機械用の固定子とその固定子鉄心1の概略図である。固定子 鉄心は多くのほぼ楔形の固定子歯板2から組み立てられ、巻線用のスロットのあ る前方歯部分4とスロットのないヨーク部分5とを有する固定子歯3を構成する 。前記固定子歯板2は組み立てられて、図1に示す円筒形状になっている。固定 子はさらに、軸方向に延びたスロット中に位置して固定子中の歯の間に放射状に 配置された固定子巻線6を備えている。固定子巻線は、図1において放射状に印 された線として示され、これらの放射状に配置された巻線スロットを巻線と共に 示している。本発明の好ましい実施形態は、空間中に位置する高圧ケーブルを有 する固定子巻線6を備えた固定子を含み、巻線は各固定子歯の間で自転車のチェ ーンのような外形を呈すると説明することができる。 図2a、図2bは、ほぼ楔形の歯部片すなわち部分歯7の2つの変形を示し、 これらは第一構成要素を形成し、前記固定子歯板は多くの前記歯部片によって組 み立てられ、各歯部片7はスロット・ピッチを示し、スロット・ピッチにはピッ チ平面が放射状に配置されたスロット8の中央を通っている。本発明による機械 においては、歯部片7を固定子歯板2に組み立てるときに、通気ダクトを形成す ることもできる。これを行うときには、歯部片7の間にスペーサ・エレメントを 置くことによって通気ダクトと冷却ダクトとを完成することができる。 「固定子歯部片」という表現によって一定の厚さのエレメントを意図している ことを指摘すべきである。固定子鉄心が積層電気シートで作られている場合には 、各固定子歯部片は多くの積層電気シート、一般には数100枚の電気シートか らなる。これは、エレメントに十分な剛性を与えて本発明による必要な取扱いに 耐えるようにするために必要である。したがって、冷却ダクトを準備するときの 、歯部片の適当な寸法すなわち厚さの一例は50〜100mmであるが、運搬限 界によって決定される歯部片の適当な寸法の一例は100〜1000mmになる 。これらの寸法はまた、他の形式の、例えば成形磁粉で作られた固定子鉄心歯部 片についても実現可能である。 図2aに示す歯部片の第1変形によれば、歯部片のヨーク部分の隣接歯に面す る横側面は、直線すなわち平面である。図2bに示す第2変形によれば、各歯部 片7は、歯部片のヨーク部分5隣接歯に面する横側面の1つに凹所の形状をなす 第1ガイド手段9を備えている。各歯部片7はまた、前記の凹所すなわち第1ガ イド手段9中にぴったり合う肩部の形状をなす第2ガイド手段10を備え、第1 ガイド手段9と第2ガイド手段10は対応する外形を有するので、これらは、2 つの歯部片が互いに並んで置かれる場合には、互いにぴったり固定する。図2b は、これらのガイド手段を三角形として示しているが、もちろん他の形状も可能 である。 図3a、図3bは、固定子歯板2の2つの変形をさらに詳しく図示したもので 、固定子歯板2は、それぞれ図2a、図2bに示した2つの変形のいずれか1つ に従った、多数の軸方向に組み立てられた歯部片7によって作られた固定子歯3 を示す第2構成要素を構成する。この組立品のために、各歯部片を他の歯部片に 対して正しい位置に固定させるための、一定の固定具または専用のツールを使用 することができる。ガイド手段9、10が備えられている場合には、これらによ って固定作業は容易になる。この固定の後に接着剤を接触面に供給して、軸方向 の圧縮を行う。 本発明による固定子の第1実施態様を図4、図5に示す。固定子は、鉄心セク ションに組み立てられた多数の固定子歯3(または歯板)からなり、それから鉄 心セクションは固定子フレーム12中に共に組み立てられる。歯の組立ては、歯 板を1つづつ組み立てるときに歯板を保持して案内するのに十分な長さの多数の 円筒状スティックからなる、専用のツールを用いて行うことが好ましい。1つの 鉄心セクションにおける歯の個数は、1からそれ以上に変えることができる。図 示されている固定子は4つの鉄心セクション1A、1B、1C、1Dを含む。 歯のヨーク部分5の横側面の間には、弾力性のある材料のライニング13が備 えられている。ライニング13は、隣接歯の各対における1つまたは両方の歯の 側面に直接取り付けられた弾力性のある材料のライニングであるか、または歯の 間に挿入された個別のライニング・エレメントにすることができる。弾力性のあ る材料は、2つの隣接歯の間に小さな隙間すなわち遊びを引き起こし、これによ って巻線14用のスロット8の開口部を大きくする。したがって、より大きい空 間が巻線のために利用可能であり、巻線の挿入が容易になる。 歯3のヨーク部分5の外周側と歯を囲む固定子フレーム12との間にも、弾力 性のある材料のライニング15が設けられている。このライニングは、歯または 固定子フレームの内側のいずれかに取り付けられる。 固定子フレームはいくつかのフレームセクションからなることができる。図4 に示す実施形態では、4つのフレームセクション12A、12B、12C、12 Dが概略的に示されている。フレームセクションの個数は鉄心セクションの個数 と一致させる必要はない。フレームセクションの間には、縦軸方向の開口部17 が作られている。締め付け手段としても働き、前記開口部を縮小させることによ って鉄心の周りにフレームを締め付けるのに役立つ手段18によって環状フレー ムを形成するために、フレームセクションを結合する。この組合せ結合締付け手 段18はボルト継手であることが好ましい。 図5の詳細な図解では、固定子フレームは、その全長に沿って延びた軸方向開 口部17を備えている。この開口部を調節し、これによって歯3を共に押圧して ライニング13、15も圧縮するために、フレームはボルト継手18の形の締付 け手段を備えている。ボルト継手を締め付けると、ライニングにおける弾力性の ある材料の作用に抗して締付けが生ずる。継手の締付けはまた結果的に、巻線1 4がスロット8の壁に対して押圧され、巻線中のケーブルは外部半導体層を備え ているので、スロットは巻線に通じ、巻線は例えば接地されている。締付け手段 18に関連してスプリング手段20があり、これによって固定子フレームにおけ る1つまたは複数の開口部と巻線スロットが、巻線の熱膨張収縮に自動的に調節 される。このスプリング手段は,巻線がスロット内の熱膨張を受けるときには圧 縮され、巻線が熱収縮を受けるときには膨張するカップ・スクリングとして構成 されることが好ましい。この配置を通じて巻線はスロットの壁と連続的に接触す ることになり、巻線スロットが前記スプリングのおかげでケーブルの断面に自動 的に順応するので、熱膨張を受けるときに変形する危険性は全くない。 固定子歯の内部に沿って、スロットのエア・ギャップ端、すなわち回転子に面 する内周辺に、歯はスロットの延長としてエア・ギャップにノッチ22を備え、 この中にキー・エレメント23が打ち込まれる。図5には、ただ1つのキー・エ レメントのみが示されている。これらのキー・エレメントは楔の形状をなすこと が好ましいが、他の設計も使用することができる。これらのキーの目的は、歯板 の横振動を防止すること、および一般に固定子鉄心の剛性と安定性を向上するこ とである。楔はグラスファイバ補強エポキシ、プラスチックなどの非磁性材料で 作られ、フレームを締め付けるときに、またはプレストレス構造によってプレス トレスされる。楔は、スプリングとして働くために僅かに弧状の形を有してもよ い。ノッチ22はゴムなどの弾力性のある材料のライニングを備えることもでき る。ライニングの目的は、隣接する固定子歯の間の間隔が巻線の熱膨張収縮によ って変化するときに、前記固定子歯の間に圧縮プレストレスを維持することであ る。 本発明による固定子の第2実施態様を図6、図7に示す。この実施態様では、 従来の固定子フレームを排除した。図示された固定子は6つの鉄心セクションか らなる固定子鉄心を含み、この内4つの鉄心セクション31、32、33、34 だけが図示されている。各セクションは、上述のように歯板の形であることが好 ましい多数の固定子歯35から組み立てられる。しかしながら、これらの歯のヨ ーク部分の放射方向の長さを変.えることができることに注目すべきであり、こ の実施形態では、固定子は歯の外側と周辺に固定子ヨーク36を備え、このヨー ク36は先に説明した実施形態の場合ではなかった。もちろん、個別の固定子ヨ ークを準備するかしないか、および歯のヨーク部分の寸法は場合に応じて選択さ れるべきものである。この実施形態は通常、固定子ヨークも各セクションに分割 されることを必要とする。 巻線付きの鉄心セクションの十分な剛性と安定性を得るために、歯を上述のよ うに楔44を使用して接線方向に圧縮する。歯の間の接触もヨーク(後)端にお いて、直接接触によってまたはスペーサ手段を使用して提供すべきである。歯の ヨーク端と歯のヨーク端に沿って円周状に配置された鉄心のヨーク部分36との 間には、円滑な接触平面37がある。固定子ヨークの外側に配置された鋼ロッド 40または鋼ワイヤによって与えられるプレテンションによって、圧縮力が付与 される。圧縮力は、鉄心の外側ヨーク部分に溶接された軸方向鋼鉄ブラケット4 1を通じて、鉄心に分布する。ワイヤ40中の引張り力は、エア・ギャップにお ける歯部分と歯のヨーク端における歯部分との間の楔44中の接線方向の圧縮力 と釣り合っている。歯35のヨーク端は、荷重容量を増すため、または歯と固定 子鉄心のヨークを一体にするなどの実際的な理由のために、固定子ヨーク36に 接着することができる。代替方法として、表面37に適当な表面処理を行うか、 摩擦を増すために、ある種類のパッドまたはライニングを設けることができる。 この実施態様における歯と固定子ヨークを、ガイド手段を有するか有さない図 9に示す歯などの、ヨーク部分に固定子ヨークを組み込んだ歯の代りに用いられ ることに留意すべきである。 鉄心は、その基礎で鋼鉄フレーム42の上に支えられている。図7では冷却ダ クト43を見ることもできる。 図8は、固定子固定具45を使用して、(固定子歯板の形をなす)固定子歯4 7をどのように固定子鉄心セクションまたは完全な固定子鉄心中に組み立てるか を示すことを目的とする。完成された固定子に対応する湾曲形状を有する固定子 固定具45が配置され、固定子歯板の半分の形状をなす最初の固定具エレメント として、固定歯46を含む。第1固定子歯板2を、この最初の固定具エレメント として開始するために使用することができる。さらに固定子固定具45を配置し て、組立て中に修正ピッチによって、取外し可能に挿入された仮固定子歯47を 保持する。 これらの歯は固定子歯板のような楔形であるが、各仮固定子歯47の間に固定 子巻線6のための空間を残すために、より細くなっている。 固定子は次のように製造される。すなわち、 a)完全な固定子鉄心の1セクションまたは完全な固定子鉄心に対応する固定具 45中に、仮固定子歯47の少なくとも1つを取外し可能に挿入し、 b)仮固定子歯47の上に、図8に示す少なくとも1つの巻線スロットの固定子 巻線6を、10本の平行巻線部分を通じて1セクションとして挿入し、 c)固定具から仮固定子歯47を除去し、巻線スロット中の巻線が落下できるよ うにするか、またはこれを下に押し、固定歯46または固定子歯板2における第 1永久巻線スロット中でその正しい位置を取り、 d)固定子歯板2を挿入し、これをこうして形成された第1巻線スロットの上に 固定させ、これを先に固定された固定子歯板2に対して確保し、 e)その後、完全な固定子の1セクションまたは完全な固定子が組み立て終わる まで、a)からd)までのステップを繰り返す。 固定子の他の製造方法によれば、仮固定子歯はすべて次々に固定具中に置かれ 、各仮固定子歯の後に固定子巻線が挿入される。それから、固定具から残りの仮 固定子歯47の最下のものを除去して、巻線スロット中の巻線が落下できるよう にするか、またはこれを下に押し、こうして巻線が固定歯46または次の各固定 子歯板2における隣接巻線スロット中で正しい位置を取ることによって、組立て は実施される。完全な固定子鉄心の1セクションまたは完全な固定子鉄心が作ら れるまでそれが繰り返される。固定歯/第1固定子歯板から挿入された最も近い 仮固定子歯までの距離は、仮固定子歯が除去されて巻線部分が落ちるか適所に押 圧された後に、固定子歯板2が第1巻線スロットの上に固定できるように選択さ れる。上述の製造方法から理解できるように、固定子巻線は、スロットによって 固定具スロット中に置かれるか、または製造されるべきセクションのための固定 具中で完成される。これらの2つの製造方法の組合せも、添付の特許請求の範囲 によって網羅されている。固定子全体は固定具を配置して半回転することによっ て多分製造可能であり、この場合、新しい各固定子歯板は先の固定子歯板にに対 して確保される。1セクションまたは固定子全体のいずれかを組み立てているか には関係なく、各固定子歯板はそのヨーク部分5において、接着または特に準備 された圧力接合によって接合される。 図9には、3つの固定子歯板2が示され、これらの間のスロット中の巻線6と 組み合わされている。第1固定子歯板は、取外し可能に中間固定子巻線6に対し て、さらに固定歯46に対して置かれ、次の各固定子歯板は前の固定子歯板に固 定されている。完全な固定子が1つのユニットとして製造されている場合には、 固定すべき最後の固定子歯板を、固定子の接線方向の膨張の後に挿入する。それ から固定子を再び締め付ける。どの製造方法が使用されるかには関係なく、完成 した固定子鉄心をある形式の圧縮手段によって圧縮する。図9に、第3実施形態 によるこれらの圧縮手段が、樽に使用される形式の多数のクランプ・リングまた は帯筋48として図示されている。圧縮手段はさらに、通常の固定子フレームま たは上述の別の形式の鋼鉄のロッド/ワイヤ配置を含んでもよい。 図9に示す歯板2は、ガイド手段を含む図3bに図示する形式のものである。 もちろんこの代りに、これらを専用のガイド手段のない図3aに図示する形式の ものにすることもできる。同様に、図3aに示すようなガイド手段のない形式で ある図4〜図7に示す歯を、ガイド手段を有する図3bに示す歯の形式と取り替 えることもできる。 最後に、図10に、本発明による固定子の巻線として使用するのに特に適した ケーブルを示す。ケーブル50は、第1半導体層52によって囲まれた少なくと も1本の電流搬送導体51を含む。前記第1層の外側には中実絶縁層53が設け られている。次いで、この絶縁層を囲んで第2半導体層54が設けられている。 電流搬送導体は多数のストランド56を含み、このうち少なくともいくつかは互 いに絶縁されている。3層のケーブル、すなわち2つの半導体層と1つの絶縁層 は、ケーブルが曲げられるときでも互いに接着しているように配置されている。 したがってケーブルは可撓性であり、その特性はケーブルの全寿命にわたって維 持される。図示されたケーブルはまた、ケーブルの機械的保護のための外部層を 全く含まず、またこのようなケーブルには通常設けられる金属遮蔽物を全く含ま ないという点で、従来の高圧ケーブルとは異なっている。 本発明の好ましい実施態様の上記説明は、実施例を図解することのみを意図す るもので、本発明を限定するものではない。もちろん本発明の多くの変更は、下 記の特許請求の範囲の枠内において考えることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,CZ,DE,DE,DK,D K,EE,ES,FI,FI,GB,GE,GH,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW (72)発明者 レイジョン,マッツ スウェーデン.エス―723 35 ヴェステ ロス,ヒュヴラーガタン 5 (72)発明者 ベルグレン,ソレン スウェーデン.エス―724 62 ヴェステ ロス,ヴェッターストルプスガタン 30

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.固定子鉄心および巻線を有する固定子と、回転子とを含み、前記固定子鉄 心が前記回転子に向かって放射状に内側に延びる固定子歯を備える、高電圧 用の回転電気機械用の固定子であって、各固定子歯(3)は、軸方向に接合 されて固定子歯板(2)となる多数の歯圧間(7)として構成され、多数の 固定子歯板が側面で互いに固定されて固定子鉄心の1セクション(1A、1 B、1C、1D;31、32、33、34)または完全な固定子鉄心を形成 し、巻線の少なくとも1回巻線のために巻線(6;14;38)の内部に囲 まれた電界が発生することを特徴とする、固定子。 2.固定子鉄心の多数のセクション(1A、1B、1C、1D;31、32、 33、34)が共に接合されて、完全な固定子鉄心を完成することを特徴と する、請求項1に記載の固定子。 3.前記巻線が絶縁導線(50)によって提供され、この絶縁導線(50)は 、少なくとも1本の電流搬送導体(51)と、前記導体の周りに設けられた 半導体の性質を有する第1層(52)と、前記第1層の周りに設けられた中 実絶縁層(53)と、前記絶縁層の周りに設けられた半導体の性質を有する 第2層(54)とを含むことを特徴とする、前記請求項のいずれか一項に記 載の固定子。 4.固定子巻線がケーブル、好ましくは高圧ケーブルによって提供されること を特徴とする、請求項3に記載の固定子。 5.前記絶縁導体(50)または前記ケーブルが可撓性であることを特徴とす る、請求項3または4に記載の固定子。 6.前記第2層(54)が、前記導体を囲むほぼ等電位表面を構成するように 配置されていることを特徴とする、請求項3から5のいずれか一項に記載の 固定子。 7.前記第2層(54)が所定の電位に接続されていることを特徴とする、請 求項3から6のいずれか一項に記載の固定子。 8.前記所定の電位が地電位であることを特徴とする、請求項7に記載の固定 子。 9.少なくとも2つの隣接層がほぼ同じ熱膨張係数を有することを特徴とする 、請求項3から8のいずれか一項に記載の固定子。 10.前記3層(52、53、54)の各々が結合表面全体にほぼ沿って隣接層 に堅く結合されていることを特徴とする、請求項3から9のいずれか一項に 記載の固定子。 11.前記層(52、53、54)が、絶縁導体またはケーブルが曲げ力を受け るときでも互いに接着するように配置されていることを特徴とする、請求項 3から10のいずれか一項に記載の固定子。 12.固定子巻線(6)が、各固定子歯板(2)の間に挿入された後に、一緒に 固定されて固定子鉄心の一部を形成するか、または完全な固定子鉄心を形成 するように配置されていることを特徴とする、前記請求項のいずれか一項に 記載の固定子。 13.固定子歯(3)が、固定子中に取り付けられたときに回転子に向かって内 側に面する前方歯部分(4)と、外側に面するヨーク部分(5)とを含み、 前記固定子歯が2つの相反する横側面を有し、各々の側面は隣接固定子歯の 対応する側に面しており、内側に面する歯部分(4)の横側面が巻線用のス ロット(8)を備え、ヨーク部分(5)の横側面の少なくとも1つが弾力性 のある材料でできたライニング(13)を備えていることを特徴とする、前 記請求項のいずれか一項に記載の固定子。 14.固定子歯が、固定子中に取り付けられたときに回転子に向かって内側に面 する前方歯部分(4)と、外側に面するヨーク部分(5)とを含み、前記固 定子歯が2つの相反する横側面を有し、各々の側面は隣接固定子歯の対応す る側に面しており、内側に面する歯部分の横側面が巻線用のスロット(8) を備え、さらに、弾力性のある材料の個別のライニング・エレメント(13 )を含み、ライニング・エレメント(13)は2つの隣接固定子歯のヨーク 部分(5)の横側面の間に挿入されていることを特徴とする、前記請求項の いずれか一項に記載の固定子。 15.少なくとも1つの縦軸方向のノッチ(22)が歯(3、35)中にその最 も内側に沿って回転子に面して配置されており、非磁性材料のキー・エレメ ント(23、24)が、前記歯および/または隣接歯の横振動を防ぐために 、前記ノッチ中に配置されていることを特徴とする、前記請求項のいずれか 一項に記載の固定子。 16.ノッチ(22)が弾力性のある材料のライニングを備えることを特徴とす る、請求項15に記載の固定子。 17.固定子の歯(3、35)を接線方向に圧縮するための圧縮手段(12、4 0、41、48)を含み、これによって歯の最内端にプレストレスを付与す ることを特徴とする、前記請求項のいずれか一項に記載の固定子。 18.圧縮手段が固定子フレーム(12)を含むことを特徴とする、請求項17 に記載の固定子。 19.完全な固定子鉄心の固定子鉄心セクション(1A、1B、1C、1D)が 、前記鉄心を囲む環状固定子フレーム(12)によって適所に保持されてい ることを特徴とする、前記請求項のいずれか一項に記載の固定子。 20.固定子鉄心セクションが、前記歯(3)のヨーク部分(5)の外側に弾力 性のある材料のライニング(15)を備え、ライニングが固定子フレーム( 12)と接触していることを特徴とする、請求項18または19に記載の固 定子。 21.固定子フレーム(12)が、その内側に面する表面に弾力性のある材料の ライニング(15)を備え、ライニングが前記歯(3)のヨーク部分(5) の外側と接触していることを特徴とする、請求項18から20のいずれか一 項に記載の固定子。 22.固定子フレーム(12)が少なくとも1つの縦軸方向の開口部(17)を 備え、前記固定子フレームが、前記開口部を縮小することによって固定子鉄 心(1)の周りに前記フレームを締め付ける少なくとも1つの手段(18) を含むことを特徴とする、請求項18から21のいずれか一項に記載の固定 子。 23.固定子フレーム(12)が少なくとも2つのフレームセクション(12A 、12B、12C、12D)に分割され、縦軸方向の開口部(17)がフレ ームセクションの間に作られ、フレームセクションを結合して、前記開口部 を 縮小することによって固定子鉄心(1)の周りに前記フレームを締め付ける 手段(18)が備えられていることを特徴とする、請求項18から22のい ずれか一項に記載の固定子。 24.前記固定子を締め付ける前記手段(17)がボルト継手を含み、前記ボル ト継手がライニング(13、15)および/またはライニング・エレメント の作用に対抗して働くことを特徴とする、請求項22または23に記載の固 定子。 25.固定子フレーム(12)がさらに前記締付け手段(18)に関連するスプ リング手段(20)を含み、前記スプリング手段によって、固定子フレーム における1つまたは複数の開口部(17)と巻線スロット(8)が巻線の熱 膨張収縮に合わせて自動的に調節されることを特徴とする、請求項22から 24のいずれか一項に記載の固定子。 26.スプリング手段(20)がカップ・スプリングを含むことを特徴とする、 請求項25に記載の固定子。 27.圧縮手段が、鉄心(30)の周囲に沿って配置されたプレストレス手段( 40)と鉄心に圧縮力を分布させるための軸方向に配置されたブラケット( 41)とからなる構造を含むことを特徴とする、請求項17のいずれかに記 載の固定子。 28.プレストレス手段(40)がロッドまたはワイヤ(40)を含むことを特 徴とする、請求項27に記載の固定子。 29.歯(3)のヨーク部分(5)の外側が前記ヨークに沿って配置された固定 子ヨーク部分(36)と接触しており、摩擦手段(37)がヨーク部分の前 記外側と前記固定子ヨーク部分との間の接触面に設けられていることを特徴 とする、請求項27または28に記載の固定子。 30.圧縮手段が、固定子鉄心の周辺に取り付けられた少なくとも1つのクラン プ・リング(48)を含むことを特徴とする、請求項17から28のいずれ か一項に記載の固定子。 31.鉄心を支持する基礎(42)をさらに含むことを特徴とする、請求項27 から30のいずれか一項に記載の固定子。 32.弾力性のある材料がゴムであることを特徴とする、請求項13から31の いずれか一項に記載の固定子。 33.各歯部片(7)が、したがって各固定子歯板(2)が、両側面にガイド手 段(9、10)を備え、ガイド手段は、隣接固定子歯板(2)の上の対応す る形状の対応するガイド手段に対して固定されるように設計されていること を特徴とする、前記請求項のいずれか一項に記載の固定子。 34.固定子鉄心(1、30)および巻線(6、14、38)を有する固定子と 、回転子とを含み、前記固定子鉄心(1、30)が前記回転子に向かって放 射状に内側に延びる固定子歯(3、35)を備える、高電圧用の回転電気機 械のための固定子を製造するのに使用する方法であって、 多数の歯部片(7)を固定子歯板(2)中に軸方向に接合し、これによっ て前記固定子歯(3)を形成すること、 多数の固定子歯板(2)を並べて固定し、これによって固定子鉄心の1セ クション(1A、1B、1C、1D;31、32、33、34)または完全 な固定子鉄心を形成すること、および 巻線(6;14;38)を設け、発生した電界がこの巻線の内部に少なく とも1回巻線のために囲まれるようにすること を含むことを特徴とする方法。 35.完全な固定子鉄心を完成するために固定子鉄心の多数のセクション(1A 、1B、1C、1D;31、32、33、34)を共に接合することを特徴 とする、請求項34に記載の方法。 36.請求項3から11のいずれか一項に記載の巻線を提供することを特徴とす る、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。 37.a)例えば固定子歯板(2)または固定歯(46)の形状の最初の固定具 エレメントを製造固定具(45)中に取外し可能に置くこと、 b)少なくとも1つの仮固定子歯(47)を固定具(45)中に取外し可能 に挿入すること、 c)固定子巻線(6)を、固定具エレメント(2、46)に最も近い所に位 置する1つまたは複数の仮固定子歯(47)の上に挿入すること、 d)固定具エレメント(2、46)に最も近い所に位置する仮固定子歯(4 7)を製造固定具(45)から除去して、仮固定子歯(47)の上にある 固定子巻線(6)が落ちるか、下方に押されて、固定具エレメント(2、 46)における第1巻線スロット中で正しい位置をとることができるよう にすること、 e)固定子歯(3)を製造固定具(45)中に挿入し、固定子巻線(6)の 上に固定すること、 f)a)からe)までのステップを、固定子鉄心の1セクションまたは完全 な固定子鉄心が製造されるまで繰り返すこと を特徴とする、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。 38.各固定子歯板(2)を、ステップd)の後にそのヨーク部分(5)におい て事前に固定された固定子歯板(2)に接着することを特徴とする、請求項 37に記載の方法。 39.各固定子歯板(2)を、固定子鉄心の1セクションまたは完全な固定子鉄 心が製造された後に、そのヨーク部分(5)において事前に固定された固定 子歯板(2)に接着することを特徴とする、請求項37に記載の方法。 40.固定子の製造中に、固定具(45)を、固定子の軸対称軸に対応する水平 軸の周りに回転させることを特徴とする、請求項37から39のいずれか一 項に記載の方法。 41.固定子巻線(6)を接合して、目的とする数の極または位相を規定するこ とを特徴とする、請求項37から40のいずれか一項に記載の方法。 42.隣接固定子歯の対応する側に面する固定子歯(3)の2つの対向する横側 面の少なくとも1つのヨーク部分(5)に、弾力性のある材料のライニング (13)を、好ましくは固定子歯の取付けの前に設けることを特徴とする、 前記請求項のいずれか一項に記載の方法。 43.2つの隣接固定子歯(3)のヨーク部分(5)の側面間に、固定子歯の取 付けの前または後に、弾力性のある材料のライニング(13)を挿入するこ とを特徴とする、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。 44.回転子に面する歯(3、35)の前端の歯板(2)の間において、非磁性 材料のキー・エレメント(23、44)を、固定子歯板中に挿入の目的で設 けられたノッチ(22)中に挿入することを特徴とする、前記請求項のいず れか一項に記載の方法。 45.ノッチの内部に弾力性のある材料のライニングを設けることを特徴とする 、請求項44に記載の方法。 46.固定子の歯(3、35)を接線方向に圧縮するための圧縮手段(12、4 0、41、48)を適用し、これによって歯の最内端にプレストレスを与え ることを特徴とする、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。 47.固定子歯のヨーク部分(5)の外側に、弾力性のある材料のライニング( 15)を設けることを特徴とする、前記請求項のいずれか一項に記載の方法 。 48.固定子歯(3)のヨーク部分(5)の外側と接触する、固定子フレーム( 12)の内側に向く表面に、弾力性のある材料のライニング(15)を設け ることを特徴とする、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。 49.固定子鉄心セクション(1A、1B、1C、ID)を固定子フレーム内部 の完全な固定子鉄心に組み立てることを特徴とする、前記請求項のいずれか 一項に記載の方法。 50.前記圧縮手段を構成する固定子フレーム(12)を締め付け、固定子鉄心 を囲み、これによって弾力性のある材料(13、15)を圧縮し、巻線(1 4)をスロット(8)の壁に対して押圧することを特徴とする、請求項47 から49のいずれか一項に記載の方法。 51.歯(35)のヨーク部分の外側と前記ヨーク部分の前記外側に沿って周辺 に配置された固定子ヨーク部分(36)との間の接触面に、摩擦手段(37 )を設けることを特徴とする、請求項34から46のいずれか一項に記載の 方法。 52.前記圧縮手段を構成する構造によって、圧縮の下で鉄心セクションを共に 固定し、前記圧縮手段が、鉄心(30)の周囲に沿って配置されたプレスト レス手段(40)と、鉄心に圧縮力を分布するための軸方向に配置されたブ ラケット(41)とを含むことを特徴とする、請求項46または51に記載 の方法。 53.鉄心の周囲に前記圧縮手段を構成する少なくとも1つのクランプ・リング (48)を適用することによって、鉄心セクションを圧縮の下で共に固定す ることを特徴とする、請求項46から52のいずれか一項に記載の方法。 54.固定子鉄心の軸方向に巻線(6、14、38)を挿入することを特徴とす る、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。 55.回転電気機械の設置現場において固定子を製造することを特徴とする、前 記請求項のいずれか一項に記載の方法。 56.請求項34から55のいずれか一項に記載の方法によって製造されること を特徴とする、回転電気機械用の固定子。 57.請求項1から33のいずれか一項、または請求項56に記載の回転子と固 定子とを含む、高電圧用の回転電気機械。
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