JP2001503294A - 内視鏡用の器具 - Google Patents

内視鏡用の器具

Info

Publication number
JP2001503294A
JP2001503294A JP52086898A JP52086898A JP2001503294A JP 2001503294 A JP2001503294 A JP 2001503294A JP 52086898 A JP52086898 A JP 52086898A JP 52086898 A JP52086898 A JP 52086898A JP 2001503294 A JP2001503294 A JP 2001503294A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
probe
cylindrical main
seal
core hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP52086898A
Other languages
English (en)
Inventor
ヴァン・ダー・ウェーゲン・クレメンス
Original Assignee
エス・エス・エイッチ・メディカル リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エス・エス・エイッチ・メディカル リミテッド filed Critical エス・エス・エイッチ・メディカル リミテッド
Publication of JP2001503294A publication Critical patent/JP2001503294A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/32Devices for opening or enlarging the visual field, e.g. of a tube of the body

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 体腔内部の検査に使用される内視鏡のための探り棒。この探り棒は、第1及び第2端部を有した長く延びた筒状主体(1)と、この主体の第1端部(3)又はその近傍を被う膨張可能なシール体(2)を備えている。流体導入手段(50)は、このシール体を膨張させるべくその内部へ流体を導入するものである。前記筒状主体の第2端部(30)を遮蔽するための取外し可能な閉鎖手段も設けてある。筒状主体の芯穴へ流体を導入するための導入手段(32)も備えている。前記の閉鎖手段は、これを貫き該筒状主体の芯穴に沿った視線を確保している。

Description

【発明の詳細な説明】 内視鏡用の器具技術分野 本発明は、体腔及び/又はその開目部を拡張することにより、該体腔内部の検 査、もしくは該体腔の中での手術を容易にすべく使用される種々の形状を有した 外科医療具の1種としての拡張内視鏡に関する。特に、本発明は拡張型内視鏡用 の使捨て式の探り棒、に関する。背景技術 一般的に、汎用型の内視鏡には、体腔を拡張しないタイプと拡張するタイプの 2種がある。 非拡張型の内視鏡は比較的簡単な筒状の、普通は光源付き接眼鏡を嵌めこんだ 透明プラスチック製の器具であって、体腔へ挿入して該体腔を検査できるように なっている。そして多くの場合、体腔挿入部分は、1回限りの使用で廃棄される 取外し可能な部品である。 従来公知の拡張型内視鏡は、普通は円弧状断面の剛性かつ長大な葉状部材を2 個以上連接配置してなる筒状体と、各葉状部材をそれぞれ全体として半径方向外 方へ拡張させるための手段とを備えたものであった。 十分な強度を賦与すべく、拡張型内視鏡は普通は金属製である。そのため、使 い捨て部材の使用は不可能で、使用のつど毎回完全に再清浄化し消毒せねばなら なかった。 意識と警戒心のある患者に対して検査を行うことが望ましいか若しくは必要な ことが極めて多く、その場合、その検査が患者に対して少なくとも不快感を、ま た多くの場合相当な苦痛も与える。分離可能な2つの葉状部材を備えるに過ぎな い簡単な拡張型内視鏡を用いる場合には、特に然りである。 さらに、金属製物体の体内開口部挿入と、それに伴う冷感は、多くの患者に対 し心理的な苦痛を与える。そのため婦人のなかには、従来公知の金属製内視鏡の 使用を忌避するあまり、たとえば子宮頚部癌、いわゆる「帯 下(異常なおりもの)」の有無を調べるための定期的な膣検査を怠るという危険を おかす人もいる。 従来公知の簡単な拡張型内視鏡の使用がもたらす不快感を軽減すべく試みられ た結果、2つ以上の葉状部材を備えた内視鏡が提案された。これは、被拡張体腔 の表面と内視鏡との間の圧を下げるが、構造の複雑化が内視鏡製造コストを高く するという別の問題があるほか、金属製であることによる上述の欠点は何ら軽減 されていない。 以上の如き従来公知の拡張型内視鏡が有していた種々の欠点の大部分を解消し たものは、ヴァン・ダー・ウェーゲン・クレメンスによる国際特許出願No.PCT/AU9 4/00111に開示されている。 しかし、この内視鏡は多数の部品を組立てねばならない点が一つの問題である 。そのため、消毒ずみの内視鏡部品を汚染する危険があり、また組立て(セット アップ)に要する時間も長くなる。 したがって本発明の一目的は、組立てが簡単で使用1回限りの使捨て式であり 体腔検査を容易にするような、拡張型内視鏡用の探り棒を提供することにある。発明の開示 一観点からすれば、本発明は、体腔内部の検査に使用される内視鏡のための探 り棒(棒状の探査体)を提供するものであり、この探り棒は、第1及び第2端部 を有した長く延びた筒状主体と、該筒状主体の第1端部又はその近傍を被う膨張 可能なシール体と、該シール体を膨張させるべくその内部へ流体を導入するため の(第1)導入手段と、前記筒状主体の第2端部を遮蔽するための取外し可能な 閉鎖手段と、該筒状主体の芯穴へ流体を導入するための(第2)導入手段を備え ていて、前記の閉鎖手段が、これを貫き該筒状主体の芯穴に沿った視線を確保す る形状であることを特徴とする。 望ましくは、前記の閉鎖手段は、接眼部や手持部その他の外部取付け器具の一 部をなすものとされる。 前記の取外し可能な閉鎖手段は、外科器械挿入用のシール可能なポートを備え ていることが望ましい。 望ましくは、前記の膨張可能なシール体は、例えば空気タイヤのチューブを小 型化した如き実質的に環状の嚢体であり、前記の筒状主体を包囲した形状のもの である。 一実施態様における前記の環状嚢体は、伸長可能に筒状主体へ套嵌されるエラ ストマーで形成したものであることが望ましい。 望ましくは、第一の実施例における環状嚢体は、エラストマーからなる締結手 段により筒状主体に固着してある。 第二の実施態様における前記の環状嚢体は、筒状主体へ紐状の連結手段により 固着してあることが望ましい。 第三の実施態様における前記の環状嚢体は、筒状主体へ接着剤により固着して あることが望ましい。 前記シール体の内部へ流体を導入するための(第1)導入手段は、該シール体 の内部から流体輸送カプリング手段へ達する管であることが望ましい。このカプ リング手段は、前記嚢状体を膨張させるべく、たとえば手動式膨張気嚢(「ふい ご」)などといった遠隔の給気源ないし給ガス源から延びて来ている給気チュー ブ、への接続に適したものである。しかし、これに代え、嚢状体は、適宜の給液 源から水などを導入することにより膨張させるものであってもよい。 前記の筒状主体の材質は、アクリル樹脂など、無色透明のプラスチックを成形 してなる透光性のものが望ましい。 筒状主体の前記第2端部は、再使用可能な手元側器具への取付けに適したもの が望ましい。この手元側器具は、従来公用の光源またはその部分への連結が可能 な従来公知のユニットであってよい。このユニットは、内視鏡探り棒の当該第2 端部を取外し可能に連結し得る差込(スピゴット)様の部分を備えている。 あるいは、手元側器具を探り棒に固着し、該棒ともども廃棄することに してもよい。 前記の筒状主体には、前記のスピゴット様部分に連結したとき該部分の近傍に 位置する1つ以上の面を有するものであり、これらの面が、当該スピゴットを貫 通し又はこれから発している光源の光線方向に直交していることが望ましい。 筒状主体芯穴へ流体を導入するための前記の(第2)導入手段は、前記の取外 し可能な閉鎖手段と一体をなしていることが望ましい。 筒状主体芯穴へ流体を導入するための前記の(第2)導入手段が空気連通接続 手段であり、その一端部においては当該芯穴へ向かって開口し、他端部において は前記の膨張可能シール体用のものと同じ給気源に連結していることが望ましい 。 一実施態様にあっては、前記の取外し可能な閉鎖手段が、筒状主体芯穴の内周 面に気密に当接するスリーブ状部分を有する。 他の実施態様にあっては、前記の取外し可能な閉鎖手段が、筒状主体の外周面 に気密に当接するスリーブ状部分を有する。図面の簡単な説明 上記の如き本発明の数実施例を、以下、添付図面を参照しつつ更に詳しく説明 する。 第1図は、本発明の第1実施例における拡張型内視鏡用探り棒の長手方向断面 図であり、環状嚢体は膨張状態にあり、また取外し可能な閉鎖手段を取除いた状 態で示してある。 第2図は、第1図に示した探り棒の、環状嚢体側の端部を拡大した断面図であ る。 第3図は、第1図に示した探り棒の、環状嚢体の一部分を破断切除した状態の 略示斜視図である。 第4図は、第1図に示した探り棒の長手方向断面図であって、環状嚢体は萎ん だ状態にあり、また取外し可能な閉鎖手段を取付けた状態で示してある。 第5図は、本発明の第2実施例における拡張型内視鏡用探り捧の長手方向断面 図であって、環状嚢体は膨張状態にあり、また取外し可能な閉鎖手段を取除いた 状態で示してある。 第6図は、第5図に示した探り棒の、環状嚢体側の端部を拡大した断面図であ る。 第7図は、本発明の第3実施例における拡張型内視鏡用探り棒の長手方向断面 図であって、環状嚢体は膨張状態にあり、また取外し可能な閉鎖手段を取除いた 状態で示してある。 第8図は、第7図に示した探り棒の、環状嚢体側の端部を拡大した断面図であ る。発明を実施するための最良の形態 第1〜4図は、本発明に係る膣検査用内視鏡のための探り棒(棒状探査体)に ついて、その第1実施例を図示したものである。この探り棒は、長く延びた筒状 主体(1)を備えていて、該体は、その先端(3)を包囲したエラストマー材製の環状 の嚢体(2)を有している。筒状主体(1)の他端(4)は、普通は光源付きのハンドル を備えた手元側の器具(56)又はその部分、に着脱自在に係合する形状とされてい る。 筒状主体(1)は無色透明のプラスチック、例えばアクリル樹脂、の成形品であ る。説明の便宜上、この筒状主体(1)は人体内へ真っ先に進入する先端部分(5)と 、中央部分(6)と、付加延長部分(7)とからなる構成のものとしてある。 リング体(8)は、モールステーパー付き止め金の方式で筒状主体(1)に密嵌され 、前記の先端部分(5)と中央部分(6)とに跨った位置を占めている。環状の嚢体(2 )はラテックスないしは「シリコーンゴム」の如きエラストマーで形成したスリ ーブであって、主体(1)の先端部分(5)の全長をカバーするかたちで該主体に一端 を止着し、且つリング体(8)にも止着してある。粘着テープ(9)は、エラストマー 製スリーブ(嚢体)のリング体包囲部位に気密に取付けられ、第2図のように該 スリーブをリング体(8)との間をシールしてい る。他方エラストマー製の締付け部材(ゴムバンド)(24)は、筒状主体の前記先 端(3)の近傍へ前記スリーブを止着しシールしている。さらに該スリーブは、リ ング体(8)を含んだ領域において筒状主体の上で折返して二重にし、該スリーブ (の後端)に一体形成してあるビード部(15)により位置を固定してある。このよ うに折返したスリーブが前記の環状嚢体となっているのである。ビード部(15)は 、パーティー用のゴム風船、コンドーム或いは外科医の手袋、等々のエラストマ ー製品において開口部に形成してある公知のビード部と同様のものである。 リング体(8)の周壁肉部を軸線方向に縦貫した穴(50)は、筒状主体(1)の中央部 分(6)の外面に一体形成された溝(10)と同一線上にある。穴(50)の一端は環状嚢 体(2)の内部に位置した個所(11)において開口し、第1エヤーチューブ(12)等の 気体導管を装着するに適したものとしてある。(本発明器具を)製作の際、該チ ューブ(12)は溝(10)へ弾発的に嵌め込んでもよく、或いは接着剤で取付けてもよ い。エヤーチューブ(12)の一端(先端)は穴(50)の内部で終止して、該チューブ の他端側と環状嚢体(2)の内部とは相互に連通させているが、該他端側は、自由 端に給気ニップル(ないしコネクタ)(52)を有したフレキシブルチューブ(51)へ 接続すべきものである。ニップル(52)は、嚢体(2)内部へ空気を圧入するための 手動式「ふいご」(53)等の給気手段に着脱自在に連結してある。 接眼具(41)とスリーブ部(31)とを備えたキャップ(30)のかたちの閉鎖部材は、 筒状主体(1)の自由端(4)に気密係合するもである。すなわちキャップ(30)を主体 (1)(の自由端)に被せると、スリーブ部(31)の内周面(54)が該主体の外周面(29 )に密接することになる。キャップ(30)の開口部(32)はフレキシブルチューブ(43 )へ接続すべきものであり、該チューブの他端も、前記第1チューブ(51)に取付 けた「ふいご」(53)等の給気手段に接続してある。「ふいご」(53)の付属品とし てのクリップ(55)は、フレキシブルチューブ(51)及び/又は(43)を自由自在に絞 り止めるためのものである。キャップ(30)には、外科器械を貫挿して探り棒の中 へ入れるためのシール可能な挿 入ポート(57)も設けてある。そのような外科器械を使用しないときは、プラグ( 図示せず)を用いて該ポート(57)を気密に封止しておく。 中央部分(6)は、先端部分(5)および付加部分(7)よりも外径大かつ肉厚も大で ある。そして中央部分(6)から延長した付加部分(7)の肉厚は他の両部分(5,6)よ りも薄く、その自由端(4)はテーパー付きとしてある。環状の凹部(14)は、付加 部分(7)の先方基端の近傍に位置した握り(中央部分)(6)の個所に設けてある。 付加部分(7)はスピゴットが有する差込み口への挿入に適したものとしてあり、 このスピゴットは、前述のように普通は光源とハンドルとを備えた再使用型手元 側器具(56)の一部分をなしている。前記環状凹部(14)は、付加部分(7)を内挿し たスピゴットの自由端を当該部分ともどもガタツキなく収容できる寸法にしてあ る。筒状主体(1)をそのような手元側器具に固定するに役立つリブ、突起又はそ の他の係止手段(図示せず)を凹部(14)の内部に形成してあってもよい。凹部(1 4)の底面(16)は平滑に研磨してあることが望ましく、この面に隣接したコーナー 部分は該面に対して垂直である。これは、使用に際し、手元側器具(56)からスピ ゴット自由端を貫いて投射される光線が筒状主体(1)の周壁肉部の中を(軸線方 向に)効率よく進行するように配慮したものである。 筒状主体(1)の先方側自由端(3)の環状「かど」縁部分は研磨により丸み付けし て、膣への挿入を容易にしなければならない。 上述の探り棒は、工場などにおいて滅菌状態下で組立てればよく、成形品であ る筒状主体(1)には嚢体(2)、エヤーチューブ(51)及びニップル(52)を取付けねば ならない。 この探り棒の使用に関しては、臨床医が検査のときに使えるよう滅菌状態で梱 包したものを提供できる。そして上述の再使用型手元側器具(56)に探り棒を取付 ければ、内視鏡として使用可能な状態にセットアップできるであろう。そのため には探り棒の付加部分(7)を、当該器具(56)の一部分としてのピゴットの中へ挿 入すればよい。そのあと、手動式「ふいご」(53)を第1及び第2の両フレキシブ ルチューブに取付ける。この取付け操作の 際、臨床医は、筒状主体(1)の握り部(6)を手で掴むことにより当該探り捧を保持 することもできよう。 典型的な実施例にあっては、手元側器具(56)に装着した状態において探り棒は 、その設計の如何にもよるが約120mm〜200mmの長さである。これは滅菌状態の本 体先端部分(5)と手元側器具(56)の最先端非滅菌部分との間の距離として十分な ものである。 セットアップ後、組立て済み内視鏡はその嚢体を萎ませた状態で膣に挿人する ことなる。しかし筒状本体(1)の先端部分(5)は、嚢体(2)が膣口のすぐ内側に位 置するよう、その最先端側の部分のみを人体膣内に入れるのである。次いで手動 式「ふいご」を用いて嚢体に空気を送り込み膨張させるが、それは膣口をシール するためである。 そのあと、キャップ(30)を筒状本体(1)の(手元側)自由端(4)に嵌着し該端を シールする。そして膣内周壁を拡張させるべく該主体(1)を通して空気を圧入す ることで、当該内視鏡使用者は接眼具(41)を通して膣内をチェックでき、要すれ ば子宮頚部のところに位置決めすることもできる。このように人体膣内部の検査 ができるのは、接眼具(41)を備えたキャップ(30)がこれを貫き筒状主体(1)の芯 穴(13)を通る視線を確保しているからである。子宮頚部から検査用試料片を採取 する必要があれば、該頚部のところに位置決めしてある主体(1)の最先端(3)を該 頚部へ押し付けたあとで、キャップ(30)を手元側端部(4)から取り外す。そのの ち医用「へら」を主体(1)に挿通して細胞組織を必要量だけ掻き取ればよい。 探り棒の芯穴(13)は、検査及び/又は外科的処置の際における鉗子や吸引チュ ーブ等の医療具を挿通できる直径としてある。 以上のような検査作業が終われば、嚢体(2)の空気を抜いて探り棒を膣から取 出す。次いで、この探り棒は手元側器具(56)から取り外し廃棄してもよい。つま り探り棒は使用1回限りの使い捨て式のものである。本発明の上述の実施例に係 るもの(探り棒)は内張り(ライナー)との併用も可能ではあるが、それは使捨 て式であるからライナーを探り棒の芯穴に密着さ せない状態とする限りにおいてのみ普通のように利用できる、ということに留意 すべきである。 付加部分(7)を手元側器具のスピゴットの差込み口(の一方の端部へ)挿入し て取外し可能に装着するが、この状態においては自由端(4)がこの差込み口の他 端から突出することが望ましい。これは使用の際に人体の組織や体液を筒状本体 (1)の芯穴を通じて抜き取る場合に、手元側器具(56)の汚損をできるだけ防止せ んがためである。 他の種々の実施例においては、各構成部分の具体的な形状等は本発明の範囲か ら逸脱することなく変更できる。例えば、環状嚢体(2)は上述の実施例のものと おおむね類似したものとし、その素材である伸長可能なスリーブ状体の取付けと シールに関しては異なった手段を採用してもよい。すなわち第5〜6図に示した 第2の実施例にあっては、第1実施例中の弾性材製の締結部材(24)に代え撚り糸 (36)を用いている。その場合にも、嚢体の材料であるスリーブはリング状体(8) を越えるところにまで折り返して二重とすることは第1実施例と同様である。 第7〜8図に示した第3の実施例にあっては、環状嚢体をラテックス等の材料 で形成してあり、その締結材としては弾性材製の締結部材(9)や撚り糸(36)の代 わりに接着剤(にかわ)(37)を止着手段として用いてある。この例でも、嚢体の 材料としてのスリーブはリング状体(8)を越えるところまで折り返し二重とする ことは第1〜2の各実施例と同様である。 第1実施例では、アクリル等のプラスチック成形品である前記の筒状主体(1) は実質的に剛直なものである。しかし、図示は省略するが他の実施例として、も っと柔軟な、ただし体腔への挿入が可能なプラスチックを用いて主体(1)を成形 してもよい。 さらに他の、図示しない実施例にあっては、キャップ(30)にスリーブを設け、 筒状主体(1)の中へ該スリーブをスライド挿入して係止する構成としてある。 更に他の、図示を省略した実施例においては、手元側器具(56)とキャッ プ(30)とを一体のものとし、主体(1)の付加部分(7)へ一挙に取付けるようにして ある。そして該キャップ(30)を該器具から取外し又は該器具上で開放することに より、自由端(4)を通して主体(1)の芯穴(13)及び膣にアクセスできるようにして ある。 以上、主として膣検査の場合について説明したが、本発明の内視鏡は検査対象 の体腔に適合すべく各部のサイズと形状を改変することにより、他の種々の体腔 、例えば直腸の内部検査、あるいは獣医による動物体腔の検査、にも利用できる ことは明らかであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 体腔内部の検査に使用される内視鏡のための探り棒であって、第1及び第2 端部を有し長く延びた筒状主体と、該筒状主体の第1端部又はその近傍を被う膨 張可能なシール体と、該シール体を膨張させるべくその内部へ流体を導入するた めの導入手段と、前記筒状主体の第2端部を遮蔽するための取外し可能な閉鎖手 段と、該筒状主体の芯穴へ流体を導入するための導入手段を備えていて、前記の 閉鎖手段が、これを貫き該筒状主体の芯穴に沿った視線を確保する形状であるこ とを特徴とする探り棒。 2. 前記の閉鎖手段が、接眼部や手持部その他の外部取付け器具の一部をなして いる請求項1に記載の探り棒。 3. 前記の取外し可能な閉鎖手段が、外科医療具挿入用のシール可能なポートを 備えている請求項1に記載の探り棒。 4. 前記の膨張可能なシール体が実質的に環状の嚢体である請求項1に記載の探 り棒。 5. 前記の環状嚢体が、仲長可能に筒状主体へ套嵌されるエラストマー製のもの である請求項4に記載の探り棒。 6. 前記の環状嚢体が、エラストマーからなる締結手段により筒状主体に固着さ れている請求項5に記載の探り棒。 7. 前記の環状嚢体が、紐状の締結連結手段により筒状主体に固着されている請 求項5に記載の探り棒。 8. 前記の環状嚢体が、接着剤により筒状主体に固着されている請求項5に記載 の探り棒。 9. 前記シール体の内部へ流体を導入するための導入手段が、該シール体の内部 から流体輸送カプリング手段へ達する管である請求項1に記載の探り棒。 10.前記のカプリング手段が、前記嚢状体を膨張させるべく遠隔の給気源から延 びて来ている給気チューブ、への接続に適したものである請求項9に記載の探り 棒。 11.前記の筒状主体が透光性である請求項1に記載の探り棒。 12.前記の筒状主体が、無色透明のプラスチック成形品である請求項11に記載の 探り棒。 13.筒状主体の前記第2端部が、再使用可能な手元側器具へ取外し可能に装着ず るに適したものである請求項1に記載の探り棒。 14.前記の手元側器具が光源を備えている請求項11に記載の探り棒。 15.前記の手元側器具が、筒状主体の前記第2端部に取外し可能に連結し得るス ピゴット状部分を備えている請求項14に記載の探り棒。 16.前記の筒状主体が、前記スピゴット状部分に連結したとき該部分の近傍に位 置する1つ以上の面を有し、これらの面が、当該スピゴットを貫通し又はこれか ら発している光源の方向に直交している請求項15に記載の探り棒。 17.前記の面を研磨して透光性を高めてある請求項15に記載の探り棒。 18.筒状主体の芯穴へ流体を導入するための前記の導入手段が、前記の取外し可 能な閉鎖手段と一体をなしている請求項1に記載の探り棒。 20.筒状主体の芯穴へ流体を導入するための前記の導入手段が、該芯穴の一端部 において当該芯穴へ向かい開口している空気連通接続手段である請求項1に記載 の探り棒。 21.前記の取外し可能な閉鎖手段が、筒状主体の外面に気密に当接するスリーブ 状部分を有する請求項1に記載の探り棒。 22.前記の取外し可能な閉鎖手段が、筒状主体の芯穴内周面に気密に当接するス リーブ状部分を有する請求項1に記載の探り棒。
JP52086898A 1996-11-01 1997-10-31 内視鏡用の器具 Pending JP2001503294A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AUPO3403A AUPO340396A0 (en) 1996-11-01 1996-11-01 Speculum device
AU3403 1996-11-01
PCT/AU1997/000732 WO1998019590A1 (en) 1996-11-01 1997-10-31 Speculum device

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001503294A true JP2001503294A (ja) 2001-03-13

Family

ID=3797713

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52086898A Pending JP2001503294A (ja) 1996-11-01 1997-10-31 内視鏡用の器具

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6258024B1 (ja)
EP (1) EP0998213A1 (ja)
JP (1) JP2001503294A (ja)
KR (1) KR20000052998A (ja)
AU (1) AUPO340396A0 (ja)
CA (1) CA2270420A1 (ja)
IL (1) IL129670A0 (ja)
WO (1) WO1998019590A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016052526A (ja) * 2006-05-18 2016-04-14 スマート・メディカル・システムズ・リミテッド 補助内視鏡アセンブリ

Families Citing this family (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7198598B2 (en) * 1996-03-22 2007-04-03 Warsaw Orthopedic, Inc. Devices and methods for percutaneous surgery
US6679833B2 (en) * 1996-03-22 2004-01-20 Sdgi Holdings, Inc. Devices and methods for percutaneous surgery
US20040176763A1 (en) * 1996-03-22 2004-09-09 Foley Kevin T. Methods for percutaneous surgery
US6423080B1 (en) * 1997-02-13 2002-07-23 Scimed Life Systems, Inc. Percutaneous and hiatal devices and methods for use in minimally invasive pelvic surgery
EP1073363B1 (en) 1998-04-23 2004-10-06 Boston Scientific Limited Medical body access device
AUPP662698A0 (en) * 1998-10-20 1998-11-12 Superior Spec Holdings Limited Examination device
US20020013601A1 (en) * 2000-01-28 2002-01-31 Nobles Anthony A. Cavity enlarger method and apparatus
US7985247B2 (en) 2000-08-01 2011-07-26 Zimmer Spine, Inc. Methods and apparatuses for treating the spine through an access device
US7056321B2 (en) 2000-08-01 2006-06-06 Endius, Incorporated Method of securing vertebrae
US6702740B2 (en) * 2001-02-23 2004-03-09 Karen Herold Bartholin gland speculum
TW591268B (en) * 2001-03-27 2004-06-11 Sanyo Electric Co Active matrix type display device
AUPS036202A0 (en) * 2002-02-06 2002-02-28 Ssh Medical Limited Vaginal speculum with sealing element
AU2003202307B2 (en) * 2002-02-06 2007-05-24 Ssh Australia Pty Limited Vaginal speculum with sealing element
US6725568B2 (en) * 2002-10-01 2004-04-27 Edward A. Gronka Ear canal dryer and method of use thereof
ES2273066T3 (es) * 2003-01-03 2007-05-01 Jurgen Kress Elemento de proteccion higienica para endoscopio.
US6869398B2 (en) * 2003-01-06 2005-03-22 Theodore G. Obenchain Four-blade surgical speculum
EP1588733B1 (en) * 2003-01-30 2012-03-14 Sumitomo Bakelite Co., Ltd. Endoscope-equipped puncture balloon
US8142352B2 (en) 2006-04-03 2012-03-27 Welch Allyn, Inc. Vaginal speculum assembly having portable illuminator
JP5116985B2 (ja) * 2006-04-13 2013-01-09 富士フイルム株式会社 内視鏡
US20080234750A1 (en) * 2007-01-31 2008-09-25 Woods Richard W Anterior vertebral plate with taper lock screw
US20090062691A1 (en) * 2007-08-29 2009-03-05 Quaternion Investments Llc Specimen Collecting
US20090062690A1 (en) * 2007-08-29 2009-03-05 Quaternion Investments Llc Specimen Collecting
US20100168784A1 (en) * 2008-12-16 2010-07-01 Terri Lynne Behrman Pustilnik Laparoscopic Vaginal Cuff Occluder
US8696561B2 (en) * 2010-04-01 2014-04-15 Tamatha Britt Fenster LEEP safety guard
US9017249B2 (en) * 2012-03-26 2015-04-28 Covidien Lp Surgical access assembly and method of use therefor
US20160015913A1 (en) * 2014-07-18 2016-01-21 Mark Neuman Cervical inspection device and method for cervical inspection
GB2545703B (en) * 2015-12-22 2019-01-09 Univ Sheffield Apparatus and methods for determining force applied to the tip of a probe
EP3445223A4 (en) * 2016-04-23 2019-12-18 Pacific Endoscopic Imaging Pty Ltd DEVICE FOR EXAMINING A BODY CAVE
AU2019100614A4 (en) * 2019-06-06 2019-07-11 Pacific Endoscopic Imaging Pty Ltd A device for examining a body cavity
US10660670B1 (en) 2019-09-13 2020-05-26 Gynekare, Llc Cervical dilator and method of dilation
CN112120664A (zh) * 2020-09-22 2020-12-25 刘庆伟 一体化红外线热扫描肛肠镜
CN112936223B (zh) * 2021-01-25 2022-11-29 上海大学 一种气动柔性执行器

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2236842A (en) * 1939-07-13 1941-04-01 William N Allyn Endoscopic instrument
US3709214A (en) * 1971-10-27 1973-01-09 J Robertson Gas obturating method
US5104377A (en) * 1989-08-10 1992-04-14 C. R. Bard, Inc. Uterine access device with automatic cervical adjustment
US5263962A (en) * 1990-11-21 1993-11-23 Johnson Medical Development Corp. Balloon catheter and method of using the same
US5368598A (en) * 1991-04-19 1994-11-29 Hasson; Harrith M. Method of manipulating an uterus using a bendable manipulator
DK0693898T3 (da) * 1993-03-15 2001-01-22 S S H Medical Ltd Dilatationsspekulum
US5855549A (en) * 1993-08-18 1999-01-05 Vista Medical Technologies, Inc. Method of using an optical female urethroscope
US5624399A (en) * 1995-09-29 1997-04-29 Ackrad Laboratories, Inc. Catheter having an intracervical/intrauterine balloon made from polyurethane
US5921917A (en) * 1997-10-20 1999-07-13 Clarus Medical Systems, Inc. Hand-held viewing system with removable sheath

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016052526A (ja) * 2006-05-18 2016-04-14 スマート・メディカル・システムズ・リミテッド 補助内視鏡アセンブリ

Also Published As

Publication number Publication date
EP0998213A4 (en) 2000-05-10
CA2270420A1 (en) 1998-05-14
AUPO340396A0 (en) 1996-11-28
EP0998213A1 (en) 2000-05-10
KR20000052998A (ko) 2000-08-25
WO1998019590A1 (en) 1998-05-14
IL129670A0 (en) 2000-02-29
US6258024B1 (en) 2001-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001503294A (ja) 内視鏡用の器具
US5722983A (en) Dilating speculum
US5743852A (en) Speculums
US5716329A (en) Disposable expandable speculum
JP6399927B2 (ja) 要素を取り出すためのバッグおよびアプライヤを使用する空洞に含まれる要素を取り出すための装置
US20060079924A1 (en) Apparatus for accessing a body cavity and methods of making same
US20070225744A1 (en) Cavity enlarger method and apparatus
US20040193108A1 (en) Access catheter apparatus for use in minimally invasive surgery and diagnostic procedures in the uterus and fallopian tubes
JPH0126287B2 (ja)
MX2015000647A (es) Sobretubo endoscopico para insercion de orificio natural del cuerpo.
WO1993007800A1 (en) A speculum
BR112017012242B1 (pt) Módulo de sucção ginecológico e aparelho para uso médico
US6626826B1 (en) Examination device
WO2020096666A2 (en) Vaginal speculum and cervical screening kit
AU729047B2 (en) Speculum device
AU673420B2 (en) Dilating speculum
AU741936B2 (en) Examination device
CN212996498U (zh) 一次性含耦合剂的超声保护套及适用超声检测的润滑装置
WO2016203280A1 (en) Examination device
JP6312465B2 (ja) ループ型内視鏡用組織切除器具
JPH07289499A (ja) カバー式内視鏡
AU2785992A (en) A speculum