JP2001502944A - 変形抵抗性を有する吸収物品 - Google Patents

変形抵抗性を有する吸収物品

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Abstract

(57)【要約】 本発明は液体透過性カバー層(2)及び液体不透過性カバー層(4)の間に包囲された吸収体(6)を含む、失禁ガード又は衛生ナプキンの如き吸収物品に関し、それによって物品は実質的に細長い形状を有し、二つの端部分(8,10)、及び端部分の間に配置された股部分(12)を有する。端部分(8,10)の少なくとも一つは物品の股部分(12)の剛性より少なくとも15%高い剛性を示す。剛化部分は感圧性接着剤手段を含む層によって構成されてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】 変形抵抗性を有する吸収物品 技術分野: 本発明は液体透過性カバー層と液体不透過性カバー層の間に包囲された吸収体 を含む、失禁ガード又は衛生ナプキンの如き吸収物品に関し、前記物品は実質的 に長方形形状を有し、二つの端部分及びその端部分の間に配置された股部分を有 するものである。 発明の背景: このタイプの吸収物品は比較的軽度の失禁症を有する個人、又は月経がある女 性によって装着されることを意図されており、かかる物品に対して高く望まれる ことは耐液漏出性にすべきと同時に、装着が快適なことである。 しかしながら、かかる吸収物品を使用するとき、一つの問題は使用中形状を維 持することが難しいことがわかった。これに対する最も重要な理由は物品が使用 者が動くときに起こる力によって使用中変形されることである。変形は物品にし わがつくことを意味し、それは使用者に不快感と摩擦感を与えると同時に、漏出 の危険を増大し、物品が使用者の衣服の下での認識を大きくすることを意味する 。 使用中吸収物品の変形が漏出の危険を増大した形で問題を起こすことは長い間 知られている。しかしながら、この問題を解決しようとする従来の試みは使用中 の変形によつて既にしわがついてしまった吸収物品の漏出の危険を最小にするこ とを目標としてきた。 例えば、SE 469621によって、物品の側縁に沿って高く持ち上げられ た液体バリヤーを衛生ナプキン又は失禁ガードの如き吸収物品に与えることが以 前から知られている。しかしながら、高く持ち上げられたバリヤーでの一つの欠 点は物品が変形を受けるときに液体バリヤーがそれらの機能を失う危険にさらさ れることである。なぜならばバリヤー機能のための前提条件はバリヤーフラップ が使用中高く持ち上げられた状態のままであることだからである。 さらに、SE 455668,US 4285343,EP 130848, EP 134086及びUS 4608047によって、吸収体から突出する曲 げやすい側部フラップ又はウイングを衛生ナプキンに与えることが以前から知ら れている。しかしながら、側部フラップでの一つの欠点は物品が変形されるとき 液体が側部フラップの一つの上に漏出することが折りたたみによってしばしば起 こることである。側部フラップは少量の液体しか吸収する能力を持っていないの で、液体が使用者のパンティに流出する危険がある。 側部フラツプでの別の欠点はそれらを下にあるパンティに取り付けるために接 着剤付着部材を通常与えられることである。かかる付着部材は接着剤が使用前に 隣接材料との直接接触を防止することを要求する。これは例えば付着手段上に脱 着可能な保護層を配置することによって、又は物品の特殊な折りたたみによって 達成されてもよい。 スウェーデン特許出願SE 9502747に開示された物品では、側部フラ ップ上での脱着可能な保護層に対する必要性は、自己接着性感圧性接着剤層を有 し、さらに接着層上に配置された本質的に非圧縮性の非接着性カバー層(例えば 薄い不織布)を含む付着部材によって除去されている。それによって、カバー層 はカバー層の平面に対して実質的に垂直に配置された多数の開口又は細孔を有し 、それを通して接着剤層の付着面が露出され、かくして付着手段が織物又は織物 状材料面に対して付着可能である。 別の感圧性接着剤付着手段はEP 393953に開示されている。付着手段 はキャリヤーを含み、その一つの表面はキャリヤーからの方向において突出する 並列した突起又は突出部の間の空間に適用される感圧性接着剤を与えられ、それ によって突起又は突出部が接着剤を越えて広がる。付着手段は繊維に対する使用 のために特に好適であり、それによって突起又は突出部は繊維の表面を通して下 に貫通することができ、かくして接着剤は繊維との接触にもたらされ繊維に接着 する。しかしながら、側部フラップ上にかかる感圧性接着剤付着手段を設置する ことによる問題は側部フラップがかなり増大した剛性を得ることである。側部フ ラップは使用中パンティの股部分の外側に付着するように設置されることが多い ので、側部フラップは使用者の大腿部に対して接触するかもしれず、そのため摩 擦感及び不快感を認識するかもしれない。 手を動かす力の少ない老人又は障害者によって装着される失禁ガード又は他の 吸収物品に主に関連するさらなる欠点はまさにパンティ中に物品を置くことにあ る。今日の吸収物品は物品が使用されないとき脱着可能な保護層によって保護さ れる自己接着性接着剤によってパンティに通常付着される。それによる一つの問 題は物品をパンティ中に置くときに物品が別の態様で容易にしわになるか又は変 形されることである。これは接着剤が接着剤との接触にもたらされるかもしれな い。物品を破壊することなく接着剤の接触領域を互いに解放することは難しいの で、かかる物品は使い物にならなくなり、廃棄されなければならないことが多い 。それにもかかわらず、もしかかる変形状態の物品が使用されるなら、漏出の危 険は大きい。 発明の概要: 吸収物品が変形を受け、それによって使用中しわになり、それが不快な摩擦感 を作り、それと同時に漏出の危険が増大するという問題を本発明によって減少す る。 さらに、本発明によって、物品が実際にパンティ中に置かれたときに変形され 、接着剤が接着剤に接触する危険が最小化される。 本発明に従って設計された物品は物品の端部分の少なくとも一つが物品の股部 分より高い剛性を有することを主に特徴とする。剛性は股部分より端部分におい て少なくとも15%高い。物品は端部分で高い剛性を有するので、適合及び形状 安定性は物品の股部分を堅くしたり不快にしたりすることなく改良される。 好ましい例によれば、物品の端部分における剛性は股部分における剛性より約 25%高い。 一つの例によれば、剛化層は吸収体から離れて面する液体不透過性カバー層の 側に付着される。かかる例による利点は剛化層が使用者のパンティへの物品の付 着のために意図された幾つかの種類の付着手段によって完全に又は部分的に構成 されてもよい。剛化層は例えば“PSHM”の如き接着剤によって構成されても よく、それは“感圧性ホットメルト(pressure sensitive hot melt)”を表し 、一般にホットメルト接着剤、テープ、又は同様の接着剤付着手段に言及される 。さらに剛化部分は、端部分において剛化剤として作用すると同時に下にあるパ ンティに対して高い摩擦も示す材料を含む機械的付着システムによって構成され てもよい。 別の例によれば、剛化層は吸収体に面している液体不透過性カバー層の側上に 付着される。この例によれば、剛化層は吸収体の一部を含んでもよく、例えば本 発明の目的のために好適なパルプ繊維又は別の材料からなってもよい。さらに、 高い剛性は物品の股部分より端部分においてより圧縮された吸収体によって得ら れてもよい。 さらに別の例によれば、剛化層は二つの端部分のそれそれに付着される。かか る例による利点は物品が使用中又はパンティにおいて付着中に変形される危険が ほとんど完全に除去されることである。 さらに別の例によれば、剛化層は端部分の吸収体と同じか又はそれより小さい 範囲を有する。これは吸収物品上の最外縁が剛化層を持たず、その結果物品の股 部分と同じ柔軟性を示すことを意味する。それによって、剛化部分が摩擦感とし て知覚される危険が最小化される。 さらに別の例によれば、剛化された端部分が好ましくは0.5mmを越えない 厚さを有する本質的に非圧縮性の非接着性カバー層を含む感圧性接着剤付着手段 からなる。カバー層はカバー層の平面に本質的に垂直に配置された複数の貫通開 口又は孔を有し、接着剤層の付着面上に適用されて付着される。接着剤付着手段 は織物又は織物状受入表面と相互作用するように意図される。 別の有用な感圧性接着剤付着手段はキャリヤーを含み、その一つの側がキャリ ヤーから突出する多数の突起又は突出部の間において接着剤を越えて突出する突 起又は突出部を適用された感圧性接着剤を与えられる。 図面の簡単な説明: 以下において本発明を、添付図面に示された例を参照しながらより詳細に記載 する。 図1は使用中使用者から離れて面することを意図される側から見た本発明によ る失禁ガードを示す。 図2は使用中使用者から離れて面することを意図される側から見た本発明によ る衛生ナプキンを示す。 図3は使用中使用者から離れて面することを意図される側から見た本発明によ る別の失禁ガードを示す。 図4は使用中使用者から離れて面することを意図される側から見た本発明によ るさらに別の衛生ナプキンを示す。 好ましい例の詳細な記述: 図1に示された衛生ナプキン1は使用中使用者に面することを意図される失禁 ガード1の表面上に配置された第1液体透過性カバー層2、及び使用中使用者か ら離れて面することを意図される物品の表面上に配置された第2液体不透過性カ バー層4を含む。吸収体6は二つのカバー層2,4の間に包囲される。失禁ガー ド1は砂時計形状であり、二つの端部分8,10及びその端部分8,10の間に 位置される狭い股部分12を有する。股部分12は使用中使用者の太ももの間の 最も狭い領域に位置されることを意図され、排せつされた体液によって最初に湿 潤されることを予期される吸収体の領域である。 カバー層2,4は吸収体6の周囲において吸収体6より大きな失禁ガード1の 平面範囲を有する。カバー層2,4の突出部分3は例えば接着、溶接によって又 は別の方法で吸収体6の周囲に相互に接続される。剛化層14,16は端部分8 ,10で液体不透過性カバー層2に接続される。剛化層14,16は失禁ガード 1の全長の最大1/3でそれぞれの端縁から延び、接着、溶接によって、又は別 の方法で液体不透過性カバー層4に接続される。 液体透過性カバー層2は目的のために好適な如何なる材料からなってもよい。 通常使用される液体透過性カバー材料の例は不織布材料、せん孔されたプラスチ ックフィルム、プラスチック又は織物のスクリム及び液体透過性フォーム層であ る。 液体不透過性カバー層4は多数の異なる材料からなってもよい。最も一般的に は、液体不透過性カバー層4は薄い液体不透過性プラスチツクフィルムによって 構成される。しかしながら、例えばプラスチック被覆、液体不透過性フォーム層 、液体不透過性接着剤などによって液体不透過性にされた不織布材料の如き他の タイプの液体不透過性材料を利用することもできる。 吸収体6は例えばセルロース毛羽パルプの一つ又は幾つかの層によって構成さ れてもよい。それによって、セルロース毛羽パルプは液体含有ゲルの形成中、吸 収中に多量の液体を化学的に結合するタイプの高吸収性ポリマー材料の粒子又は 繊維と混合されてもよい。さらに、追加の構成成分が吸収体6の特性を改良する ために吸収体に含まれてもよい。かかる構成成分の例は結合剤繊維、様々なタイ プの液体分布層又は繊維、形状安定化成分などである。当然、吸収体6は吸収性 不織布材料、吸収性フォーム、又は様々な種類の吸収材料の混合物の如き他のタ イプの吸収材料からなってもよい。 剛化層14,16は失禁ガード1の端部分8,10に失禁ガードの残りの部分 に比較して少なくとも15%の剛性増加を与える目的のために好適ないかなる材 料からなってもよい。好ましくは、失禁ガードの端部分8,10は剛化材料のな い失禁ガードの部分より約25%高い剛性を示す。様々な部分の剛性を測定する ためにASTM法 D 4032.82 CIRCULAR BEND PRO CEDUREが使用され、その方法はEP 0336578に完全に記載されて いる。装置は中央に円形漏斗形状の開口を有する長方形プレートからなる。材料 は円形開口上に置かれ、材料がプレートの底に達するように力を負荷される。そ の力が測定されて材料の剛性の測度を与える。 剛化層14,16は織物表面に対して接着能力を示す接着剤付着手段によって 構成されてもよい。かかる接着剤付着手段はキャリヤーを含んでもよく、その一 つの側はキャリヤーから突出する突起又は突出部の列の間の空間に適用される感 圧性接着剤を与えられ、それによって突起又は突出部は接着剤を越えて突出する 。別の付着手段は感圧性接着剤層を含み、カバー層の平面に対して実質的に垂直 に配置されている複数の貫通開口又は孔を有する本質的に非圧縮性の非接着性カ バー層が接着剤層の付着表面18,20を横切って適用されてそれに付着される ことを特徴とする。カバー層の厚さは物品の端部分8,10における所望の剛性 度によって変化してもよいが、厚さは0.5mmを越えないことが好ましい。し かしながら、例えばホットメルトタイプの他のタイプの剛化接着剤、又はプラス チックフィルム、不織布材料、フォーム材料などの如き他の剛化材料を使用する こともできる。 図2に示された衛生ナプキン201は図1の失禁ガード1とほぼ同じ構成を有 する。従って、衛生ナプキン201は第1液体透過性カバー層202と液体不透 過性カバー層204の間に包囲された吸収体206を有する。衛生ナプキン20 1は前端部分208及び後端部分210、及び端部分208,210の間に位置 される股部分212を有する。前端部分208は股部分212及び後端部分21 0より横方向において広い。 カバー層202,204は吸収体206の全周囲にわたって吸収体206より 衛生ナプキン201の平面の範囲が大きい。カバー層202,204の突出部分 203は例えば接着、溶接によって、又は別の方法で吸収体206の周囲で相互 に接続される。 剛化層214は端部分208において液体不透過性カバー層204に接続され る。剛化層214は端部分における吸収体の輪郭に従っているため、カバー層2 02,204によって形成される端部分の突出部分203が柔軟なままである。 剛化層214は例えば接着、溶接によって、又は別の方法で液体不透過性カバー 層204に接続される。 図3ではさらに別の失禁ガード301が示され、それは第1液体透過性カバー 層302、第2液体不透過性カバー層304、カバー層302,304の間に包 囲された吸収体306を含む。前記失禁ガード1と同様に、失禁ガード301の 吸収体306は幅広い端部分308,310及び狭い股部分312を伴って砂時 計形状に形作られている。さらに、失禁ガード301は二つの縦方向の凹形に曲 げられた側縁318,320及び二つの横方向の凸形に曲げられた端縁322, 324を有する。二つのカバー層302,304は吸収体306と同じ形状を有 するが、失禁ガード301の平面においてわずかに大きい範囲を有し、カバー層 302,304の突出部分303において相互に接続される。失禁ガード301 は二つの剛化層314,316を有し、それらは各端縁322,324から離れ た、液体不透過性カバー層304に接続された二つの横方向のストリップによっ て構成される。 図4では別の衛生ナプキン401が示され、それは第1液体透過性カバー層4 02、第2液体不透過性カバー層404、及びカバー層402,404の間に包 囲された吸収体406を含む。 吸収体404は幅広い端部分408,410及び狭い股部分412を伴って砂 時計形状に形作られている。さらに、吸収体406は二つの縦方向の凸形に曲げ られた側縁418,420及び二つの横方向の凹形に曲げられた端縁422,4 24を有する。二つのカバー層402,404は衛生ナプキン401の平面にお いて吸収体406よりわずかに大きい範囲を有し、カバー層402,404の突 出部分403は相互に接続され、吸収体406の周囲で連続縁を形成する。 吸収体406の股部分412において、側部フラップ426,428は各縦方 向側縁418,420から突出している。側部フラップ426,428はカバー 層402,404の部分の外に形成され、各側部フラップ426,428は液体 透過性材料の層及び液体不透過性材料の層からなる。衛生ナプキン401の使用 中、側部フラップ426,428は使用者のパンティの脚縁の周囲で折りたたま れることができるように意図されている。剛化層414,416は端部分408 ,410において液体不透過性カバー層404に接続される。 本発明は記載した例の全ての考えられる組合せも含む。 さらに、本発明は上記例に限定されないが、もちろん請求の範囲内の他の例に も適用可能である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年10月12日(1998.10.12) 【補正内容】 スウェーデン特許出願SE 9502747に開示された物品では、側部フラ ップ上での脱着可能な保護層に対する必要性は、自己接着性感圧性接着剤層を有 し、さらに接着層上に配置された本質的に非圧縮性の非接着性カバー層(例えば 薄い不織布)を含む付着部材によって除去されている。それによって、カバー層 はカバー層の平面に対して実質的に垂直に配置された多数の開口又は細孔を有し 、それを通して接着剤層の付着面が露出され、かくして付着手段が織物又は織物 状材料面に対して付着可能である。 別の感圧性接着剤付着手段はEP 393953に開示されている。付着手段 はキャリヤーを含み、その一つの表面はキャリヤーからの方向において突出する 並列した突起又は突出部の間の空間に適用される感圧性接着剤を与えられ、それ によって突起又は突出部が接着剤を越えて広がる。付着手段は繊維に対する使用 のために特に好適であり、それによって突起又は突出部は繊維の表面を通して下 に貫通することができ、かくして接着剤は繊維との接触にもたらされ繊維に接着 する。しかしながら、側部フラップ上にかかる感圧性接着剤付着手段を設置する ことによる問題は側部フラップがかなり増大した剛性を得ることである。側部フ ラップは使用中パンティの股部分の外側に付着するように設置されることが多い ので、側部フラップは使用者の大腿部に対して接触するかもしれず、そのため摩 擦感及び不快感を認識するかもしれない。 US 4690680及びEP 607986は通常の固定接着剤を適用した 吸収物品を開示する。 US 4886513は補強部材を有する吸収物品を開示する。 手を動かす力の少ない老人又は障害者によって装着される失禁ガード又は他の 吸収物品に主に関連するさらなる欠点はまさにパンティ中に物品を置くことにあ る。今日の吸収物品は物品が使用されないとき脱着可能な保護層によって保護さ れる自己接着性接着剤によってパンティに通常付着される。それによる一つの問 題は物品をパンティ中に置くときに物品が別の態様で容易にしわになるか又は変 形されることである。これは接着剤が接着剤との接触にもたらされるかもしれな い。物品を破壊することなく接着剤の接触領域を互いに解放することは難しいの で、かかる物品は使い物にならなくなり、廃棄されなければならないことが多い 。それにもかかわらず、もしかかる変形状態の物品が使用されるなら、漏出の危 険は大きい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 液体透過性カバー層(2)及び液体不透過性カバー層(4)の間に包囲さ れた吸収体(6)を含む、失禁ガード又は衛生ナプキンの如き吸収物品であって 、前記物品が実質的に細長い形状を有し、二つの端部分(8,10)、及びその 端部分の間に配置された股部分(12)を有する場合において、前記物品の端部 分(8,10)の少なくとも一つが前記物品の股部分(12)における剛性より 少なくとも15%高い剛性(ASTM D 4032−82に従って測定)を示 すことを特徴とする吸収物品。 2. 前記物品の端部分(8,10)の少なくとも一つが前記物品の股部分(1 2)における剛性より少なくとも25%高い剛性を示すことを特徴とする請求の 範囲1記載の吸収物品。 3. 剛化層(14,16)が端部分(8,10)の少なくとも一つで液体不透 過性カバー層(4)に付着され、それによって端部分(8,10)が前記物品の 股部分(12)より高い剛性を示すことを特徴とする請求の範囲1又は2記載の 吸収物品。 4. 剛化層(14,16)が吸収体(6)から離れて面する液体不透過性カバ ー層(4)の側上に付着されていることを特徴とする請求の範囲3記載の吸収物 品。 5. 剛化層(14,16)が吸収体(6)に面する液体不透過性カバー層(4 )の側上に付着されていることを特徴とする請求の範囲3記載の吸収物品。 6. 剛化層(14,16)が各端部分(8,10)に付着されていることを特 徴とする請求の範囲1〜5のいずれか記載の吸収物品。 7. 剛化層(14,16)が端部分(8,10)において吸収体(6)と同じ か又はそれより小さい範囲(extension)を有することを特徴とする請求の範囲 1〜6のいずれか記載の吸収物品。 8. 剛化された端部分(8,10)が感圧性接着剤付着手段を含むことを特徴 とする請求の範囲1〜7のいずれか記載の吸収物品。 9. 感圧性接着剤付着手段がカバー層の平面に実質的に垂直に配置された、複 数の貫通開口又は孔を有する本質的に非圧縮性の非接着性カバー層を含み、それ は接着剤層(18,20)の付着表面を横切って適用されて付着され、それによ って付着手段が織物(textile)又は織物状受入表面と相互作用するように意図 されることを特徴とする請求の範囲8記載の吸収物品。 10.本質的に非圧縮性の非接着性カバー層の厚さが0.5mmより小さいこと 及びカバー層における二つの隣接する開口又は孔の相互距離が3mmより小さい ことを特徴とする請求の範囲9記載の吸収物品。 11.感圧性接着剤付着手段がキャリヤー(carrier)を含み、その一つの側に 感圧性接着剤を与えられていることを特徴とする請求の範囲8記載の吸収物品。 12.感圧性接着剤がキャリヤーから突出する複数の突起(spines)又は突出部( protuberances)の間の空間に適用され、それによって突起又は突出部が接着剤 を越えて広がることを特徴とする請求の範囲11記載の吸収物品。
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