JP2001501413A - エコー回路遅延の推定 - Google Patents

エコー回路遅延の推定

Info

Publication number
JP2001501413A
JP2001501413A JP10516447A JP51644798A JP2001501413A JP 2001501413 A JP2001501413 A JP 2001501413A JP 10516447 A JP10516447 A JP 10516447A JP 51644798 A JP51644798 A JP 51644798A JP 2001501413 A JP2001501413 A JP 2001501413A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
taps
tap
predetermined number
echo
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10516447A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4104663B2 (ja
Inventor
マルキ,カリム エル
Original Assignee
テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン filed Critical テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン
Publication of JP2001501413A publication Critical patent/JP2001501413A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4104663B2 publication Critical patent/JP4104663B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B3/00Line transmission systems
    • H04B3/02Details
    • H04B3/20Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other
    • H04B3/23Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B3/00Line transmission systems
    • H04B3/02Details
    • H04B3/20Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other
    • H04B3/23Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers
    • H04B3/238Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers using initial training sequence

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 エコー消去装置(20)と方法であって、エコー経路応答を分析する演算AEPRを行い、その後、適応FIRフィルタ(52)を構成するための演算CRを行う。適応フィルタ(52)の構成により、エコー消去演算中はフィルタ乗算と加算と記憶に関連する2つの特定のタップ終点の間のフィルタタップと係数の範囲だけを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】 エコー回路遅延の推定 背景 本発明は同時出願の米国特許出願一連番号(代理人文書:1410−212) 、Karim EL Malkiの「消音が改善されたエコーキャンセラ(SILENCE-IMPROVED EC HO CANCELLER)」に関するもので、この文書を引例として挙げる。 1. 発明の分野 本発明は音声および音響信号処理に関するもので、特にエコー経路遅延の決定 とエコーキャンセラの演算に関する。 2. 関連技術など 音声およびオーディオサービスの品質に大きな影響を与える「エコー」現象を 除去するために、エコーキャンセラが地上通信および大気通信(すなわち、無線 とマイクロ波)に広く用いられている。本質的にエコーキャンセラは、聴取者が 受信したデータの写しを用いて、送出線に戻すべきエコーをディジタル的に推定 するものである。推定値を計算すると、エコーキャンセラはエコー推定値を送出 信号から差し引いてエコーを消去する。 エコーの問題は例えば電話通信において発生する。多くの場合、通話は終端装 置(TE)とハイブリッドトランス回路の間を1対の一方向2線線路(すなわち 4線)で、次にハイブリッド回路から双方向2線線路で、伝送される。このよう に、2種類の線路の接続はハイブリッドトランスにより行う。ハイブリッドトラ ンスは平均線路インピーダンスを平衡させるので、2つの一方向経路を完全に分 離することはできない。したがってエコー信号が生成される。更に、4線経路に 遅延がある場合は(衛星通信やディジタル符号化で起こり得る)、良い音質を保 つためにエコーを消去しなければならない。 簡単に述べると、エコーキャンセラは一般に適応有限インパルス応答(FIR )ディジタルフィルタと、FIRを制御する消去プロセッサと、減算器と、近端 音声検出器と、非線形プロセッサを用いる。FIRは、受信通信経路で遠端か ら近端に送信されるデータ(連続的にサンプリングされる)の写しを受ける。F IRはエコーの推定値を生成する。消去しなければ、エコーは近端から送出通信 経路で遠端に反射される。適当な時刻に、FIRが生成したエコーの推定値を減 算器により送出通信経路の信号から差し引いてエコーを消去する。エコーの推定 値を生成するとき、消去プロセッサはFIRを制御する。FIRを制御するとき 、消去プロセッサは減算器からの信号出力と、ダブルトークが起こっている(例 えば、遠端と近端の呼者が両方とも話している)という近端音声検出器からの指 示を考慮する。非線形プロセッサは、FIRが消去できないエコーの残りがあれ ば抑圧する。 FIRは多数のタップとこれに対応する数の係数を持つ横形フィルタである。 タップは、サンプリング時間またはサンプリング速度に等しい遅延時間の単位で ある。係数は、エコーの推定値を得るために入力信号に乗算する値である(レジ スタ内に記憶される)。消去プロセッサがフィルタ係数を適応させる(例えば、 修正しまたは更新する)アルゴリズムを実行すると、フィルタ係数はエコー応答 特性の変化より速く最適値(または最適値近く)に集束してエコーを消去する。 例えば、米国特許出願一連番号第08/679,387号、Antoni Fertnerの「 標本化ディジタル通信システムにおける周波数領域の信号の再構築(A FREQUENCY DOMAIN SIGNAL RECONSTRUCTION IN SAMPLED DIGITAL COMMUNICATIONS SYSTEMS) 」、1996年7月8日出願、を参照のこと。同出願は共に譲渡されたものであ り、引例としてここに挙げる。 多くのエコーキャンセラでは、近端音声検出器でダブルトーク条件を検出する ときはこのような適応は行わない。FIRの長さ(タップ数)と係数を更新しな ければならない速度は、サービスの種類と、経路(すなわち線路)の特性と、キ ャンセラからエコー源までの距離に依存する。 従来のエコーキャンセラは一般に全エコー経路応答の推定を行う。一般的なエ コー経路応答は、「純遅延」要素と「末尾遅延」で形成される。純遅延は、信号 がその信号源(例えば、エコーキャンセラ)とハイブリッドの間を往復するのに 要する実際の伝播時間である。「末尾遅延」は、4線線路の終端となってインピ ーダンスマッチングを行うハイブリッド回路の応答である。 全てのエコー経路応答がエコーキャンセラの計算に関係するわけではない。純 遅延要素と末尾遅延の後に来る全ての部分は関係がないので、エコーキャンセラ の適応計算に含める必要はない。 エコーキャンセラの複雑さは用いるフィルタタップの数に関係するので、フィ ルタ動作を最適化するにはフィルタタップの数を減らすことが重要である。エコ ーキャンセラの計算を最小にするため、必要なタップの実際の数を決定できるよ うにエコー経路遅延の推定値を計算する必要がある。したがってエコーキャンセ ラを最適化するには、エコー経路応答のこれらの部分の継続時間を決定する方法 が必要である。 Montagnaの米国特許第4,736,414号は、適応フィルタの係数の探索を 行って、エコー経路応答のピークに対応する最大絶対値を見出す。Montagnaの方 法(図8に示す)では、係数またはフィルタタップの最大値WMAXが見つかると 、WMAXから固定の整数を差し引いて値Wを計算する。ハイブリッド応答がNサ ンプル(すなわちタップ)続き、かつハイブリッド応答がWで開始すると仮定し た場合は、インパルス応答が関係する部分の端はWMAX+N−1である。これか ら区分T2の境界が得られる。エコー消去に必要なエコー経路の部分はここだけ である。これが決定すると、適応フィルタエコーキャンセラはT2の間で演算し 、間隔T1は純遅延としてだけ用いる。 しかし上に述べた方法の問題は、図9に示すようにWMAXがハイブリッド応答 の開始からサンプルの固定した整数値のところにあると仮定することである。こ の仮定が適用できないシステムではエコー経路の計算に誤りが生じるので、フィ ルタが発散して通信が中断する。したがってこの方法を適用する場合は、応用毎 に線路特性の種類に従って校正を行わなければならない。 利用可能なフィルタタップの総数より少ないタップを用いてエコーキャンセラ を演算するという試みも行われている。Galand他の米国特許第4,751,73 0号は、消去フィルタを動作させるのに必要な係数の範囲を決定する方法として 、受信信号と送出信号のエネルギーを測定し、次にエネルギーの比と所定のしき い値を比較してフラグ情報を生成し、これを用いてエコー経路のスイッチを制御 する。Virdeeの米国特許第5,473,686号は適応FIRフィルタの長 さ(すなわちタップの数)を連続的に修正するもので、その方法は、試験的な数 のサンプルを選択し、フィルタを十分の時間動作させてフィルタ内のタップ重み を安定させ、タップ重みを調べてフィルタの端のタップがエコーの推定値に貢献 するかどうか判定し、(必要であれば)フィルタに用いるタップ数を増減する。 必要なことは、エコー経路遅延を正確に決定し、またエコーキャンセラのFI Rフィルタに用いるタップの適当な数を正確に決定する、方法と装置である。 概要 本発明は、エコー経路応答を分析するための演算AEPRと、その後で適応F IRフィルタを構成するための演算CRを含む、エコー消去装置と方法である。 この適応フィルタの構成により、2つの特定のタップ終点の間のフィルタタップ と係数だけがエコー消去演算中のフィルタの乗算と加算と記憶に関係する。 まず、エコー経路応答を分析するための演算を行って、受信通信経路と送出通 信経路を有する通信システムのエコー経路長さを決める。フィルタの集束の後、 この方法は受信通信経路の信号を伝送し、次にこの信号に関して、フィルタの第 1の所定数のタップの中のどれが所定の値を有するかを決定する。次に、所定の 値より所定数だけ大きい値を有するフィルタの第1のタップを見つける。次に、 見つけたタップより第2の所定数のタップだけ小さいタップ順位を有するフィル タタップを境界タップとして選択する。この境界タップの位置を用いてエコー経 路長さを決定する。 次に、適応FIRフィルタを構成するための演算CRを行って、フィルタの第 1の所定数のタップの中のどれが所定の値を有するかを決定する。次に、所定の 値より所定数だけ大きい値を有するフィルタの第1のタップを見つける。次に見 つけたタップより第2の所定数のタップだけ小さいタップ順位を有するフィルタ タップを構成境界第1タップとして選択する。フィルタの構成境界第2タップを 、構成境界第1タップより第3の所定数のタップだけ大きいタップ順位を有する よう選択する。構成境界第1タップと構成境界第2タップを用いて、エコー消去 演算中にどのタップをフィルタ乗算から除外するか決定する。構成境界第1タッ プより小さい全てのタップはバッファとして働き、エコー消去演算中に信号のサ ンプル値をシフトする。 図面の簡単な説明 本発明の以上のまたは他の目的と特徴と利点は、添付の図に示す好ましい実施 の形態の以下の詳細な説明から明らかになる。各図において、参照文字は同じ部 分を指す。図面は必ずしも寸法通りではなく、本発明の原理を示すことに重点が 置かれている。 図1は、本発明の1つの実施の形態におけるエコーキャンセラの略図である。 図2は、図1のエコーキャンセラを用いる例示の通信システムの略図である。 図3は、一般的なエコー経路インパルス応答の図である。 図4は、図1のエコーキャンセラのコントローラが行う一般的なステップを示 す流れ図である。 図4Aは、図1のエコーキャンセラのエコー経路遅延推定器が行う一般的なス テップを示す流れ図である。 図4Bは、図1のエコーキャンセラのエコー経路遅延推定器が行う詳細なステ ップを示す流れ図である。 図5は、本発明の1つの方法におけるエコー経路遅延などの計算を示す図であ る。 図6は、エコー経路応答を分析する本発明の演算に512タップのディジタル フィルタを用いる例を示す略図である。 図7は、本発明の例示の1つの事例においてフィルタの構成を最適化した後に ディジタルフィルタを用いる例を示す略図である。 図8は、従来の方法におけるエコー経路遅延などの計算を示す図である。 図9は、従来の方法におけるエコー経路遅延などの計算の不正確さを示す図で ある。 図面の詳細な説明 図1は、本発明の1つの実施の形態におけるエコーキャンセラ20を用いる通 信システム18を示す。図の通信システム18は遠端26と近端28を有する。 受信通信経路30は遠端26から近端28に信号を運ぶ。送出通信経路32は近 端28から遠端26に信号を運ぶ。経路30と32は、地上線路(例えば配線) またはマイクロ波チャンネルでよく、または衛星リンケージを含んでよい。 図2は、エコーキャンセラ20を用いる通信システム18’の一例を示す。図 2の例は電話通信システム18’であって、通話は終端装置(TE)40とハイ ブリッドトランス回路41の間を1対の一方向2線線路42Aおよび42Bで( すなわち、4線で)、次にハイブリッド回路41から双方向2線線路43で、伝 送される。エコーキャンセラ20の使用はこの例に限られるものではなく、エコ ーキャンセラ20はディジタルやマイクロ波や衛星の応用にも用いられる。 図1のエコーキャンセラ20は、適応FIRフィルタ52と、消去コントロー ラ54と、近端音声検出器56と、減算器58と、非線形プロセッサ60を含む 。適応FIRフィルタ52は受信通信経路30に接続して信号x(t)を受ける 。FIRフィルタ52はコントローラ54の監視の下に動作する。FIRフィル タ52が生成するエコー推定値は減算器58に入り、減算器58は経路32に出 力する出力信号ya(t)からエコー推定値を差し引いて信号e(t)を出す。 近端音声検出器56は送出通信経路32に接続して近端28に起こる音声を監視 し、また近端音声検出信号を生成して線路64を経てコントローラ54に与える 。信号e(t)はコントローラ54と非線形プロセッサ60に与えられる。コン トローラ54は非線形プロセッサ60の監視動作に接続する。 コントローラ54はエコー経路遅延推定器55を含む。推定器55の機能につ いては後で詳細に説明する。 図2に示すようなハイブリッド回路が終端になる4線線路のインパルス応答は 、図3に示すように同期的関数(sync-like function)を表す形式を有する。一般 的なエコー経路応答は、純遅延成分PDと末尾遅延成分TDで形成される。純遅 延成分PDは、信号がその信号源(例えば、図2のエコーキャンセラ20)とハ イブリッド(例えば、ハイブリッド41)の間を4線線路で往復するのに要する 実際の伝播時間である。末尾遅延成分TDは、4線線路の終端となってインピー ダンスマッチングを行うハイブリッド回路自身の応答である。純遅延成分PDと 末尾遅延TDの後に来る全ての部分は関係がないので、エコーキャンセラ20の 適応計算に含めてはならない。したがって、本発明のエコーキャンセラ20はこ れらの成分またはエコー経路応答の部分の継続時間を決定して演算を最適化する 方法を与える。 図4は、エコーコントローラ52が行う2つの演算を示す流れ図である。第1 の演算(図4の演算AEPR)はエコー経路応答の分析である。エコー経路応答 演算AEPRはエコーコントローラ52の推定器55が特に行う。第2の演算は 、エコー消去演算中に2つの特定のタップ終点の間のフィルタタップの範囲だけ を用いるという適応FIRフィルタの構成(図4の演算CF)である。 図4Aは、エコーキャンセラ20が集束した後、エコーコントローラ52の推 定器55が行うステップを示す流れ図である。この方法の第1のステップ400 は、フィルタの第1のD個の係数内に含まれる最大絶対値MAXの初期探索であ る。Dの値は小さいのが好ましく、図の例では10を選んだ。この最大値のタッ プ位置を確認し(ステップ402で)、これをHMAX値とする。ステップ404 で、MAXよりK倍大きい絶対値を持つ第1の後続フィルタ係数を探す。K(所 定因子とも呼ぶ)の値は、雑音スパイクを拾わないようにするために少なくとも 4に、しかし20を超えない値に設定しなければならない。ステップ404で得 たフィルタ係数のタップ位置をHFIRSTとする。ステップ406で、インパルス 応答の開始をHFIRST−Dで計算する。このタップを構成境界第1タップとも呼 ぶ。ステップ408で、最大末尾遅延期間に対応する値HYBRIDをHFIRST −Dに加算してHLASTを作成する。これはインパルス応答の終わりを示し、また これを構成境界第2タップとも呼ぶ。好ましくは、最大末尾遅延HYBRIDを 8N−1タップに設定する(Nは整数)。 この方法により、純遅延の量と、図5のインパルス応答の区分T2の位置の推 定を正しく行うことができる。エコー消去のためにFIRフィルタ52の係数を 更新するのは区分T2の時間中である。 図4Bは、図4Aに図示したステップの詳細を示す。図4Bでは次の仮定を行 う。すなわち、適応FIRフィルタ52はすでに集束した。M個のフィルタ係数 を含むベクトルHが存在する(H[0]からH[M−1])。ベクトルHに含ま れるインパルス応答はH[0]で始まりH[M−1]で終わる。Dを小さな値( すなわち、10)に設定する。Kを適当な数(すなわち、4)に設定する。 HYBRIDを(最大末尾遅延−1)=47タップ(例えば、N=6のとき8N −1=47)、すなわち約6msに設定する。 図4Bの流れ図には誤り条件が含まれている。誤り条件は、線路特性が比較的 平らな場合に起こり、アルゴリズムは機能不良になる。この場合はエコー反射の 量は無視できる程度であって、エコーキャンセラ20を作動させてはならなかっ た。 図4Bでは更に、中間結果用とループ計数用に次の変数を用いるとする。 Count1−−第1ループ用のカウンタ Count2−−第2ループ用のカウンタ MAX−−ベクトルH内の第1のD個の係数中に含まれる最大絶対値 HMAX−−ベクトルH内の最大値の位置 abs()関数は変数の絶対値を示す。 エコー経路応答を分析する演算中(図4Aと、詳細な図4Bに示すAEPR演 算)、FIRディジタルフィルタ52は図6に示すように演算する。図6に示す ように、FIRディジタルフィルタ52は512タップのバッファ52−1と、 複数個(M個)の乗算器52−2と、加算器52−3を有する。フィルタバッフ ァ52−1は先入れ先出しバッファで、受信通信経路30の信号x(t)から入 力サンプルを受ける。サンプルはバッファ52−2の512タップを通してシフ トされて要素X(0)乃至X(M−1)を有するベクトルXを構成する。ただし 、AEPR演算ではM=512である。図6の長方形ボックス52−1の中にフ ィルタ係数H(t)の内容を図形で示す。乗算器52−2の1番目はX(0)に H(0)を乗算し、乗算器52−2の2番目はX(1)にH(1)を乗算すると いうように、AEPR演算では全部でM=512個の乗算器を用いる。全ての乗 算器52−2の積を加算器52−3で加算して、フィルタ出力信号を出す。 エコー経路遅延推定アルゴリズムが完了して、上に述べたAEPR演算により ディジタルフィルタ52のどのタップを係数の乗算に用いる必要があるかが決定 すると、図4の演算CFに示しまた後で図7を参照して説明するように、適応F IRフィルタ52を最適状態に構成して動作させることができる。 図7は、本発明の例示の事例における512タップのディジタルフィルタ動作 の最適化を示す。図7の事例では、本発明の方法は次の値を用いてエコー経路計 算を行うと仮定する。すなわち、HFIRST=30、HFIRST−D=20、HLAST =20+(48−1)=67。したがって図7の事例では、タップ1乃至19と 68乃至512を適応FIRフィルタ52の計算から除外する。すなわち、更新 を必要とする48タップ(タップ20乃至67)の乗算器52−2だけが使用可 能になる。FIRフィルタ52の最初の19タップは入力サンプルx(t)を直 列にシフトするバッファを形成し、これらのサンプルは最終的に乗算を実行する タップ20−67に到着する。 タップ20より下とタップ67より上の区分は雑音と干渉だけを含み、計算の 際に雑音を記憶し伝播してエコー消去手続きを不正確にする。図7の例では、フ ィルタ52の最初の19タップは平らな純遅延特性を実現するバッファとして動 作し、後の445タップは全く考慮しない。図7のように最適化した場合はMは 512ではなくて48であり、したがって演算(例えば、乗算や加算演算)の数 が大幅に減少する。 このように、エコー経路遅延推定アルゴリズムとAEPR演算を終わった後、 エコーキャンセラ20のディジタルフィルタ52を自動的にかつ最適に構成して 、その最適化構成に従って機能させることができる。すなわち、最適に機能する のに必要なタップの範囲と端タップをコントローラ54が確定すると、コントロ ーラ54は乗算に用いるタップの数を削減して必要なタップだけにして、FIR フィルタ52を構成する。条件が変化したりシステムの再最適化が必要になった 場合は、ここに説明した過程を繰り返す。 本発明のエコーキャンセラ20の特定のハードウエアによる実現では、適応F IRフィルタと、コントローラと、近端音声検出器と、減算器と、消音プロセッ サの機能を全て信号プロセッサ(1個または複数個のプロセッサを含んでよい) で行うことができる。または、これらの要素の機能を、1個または複数個の集積 回路(例えばΛSIC)を用いて行ってもよい。このような回路は、必要なディ ジタル濾波およびアルゴリズム制御アプリケーションを論理を用いて行うよう設 計してもよいし、またはDSPデバイスに組み込んでもよい。 本発明のエコーキャンセラ20は、同時出願の米国特許一連番号(代理人文書 :1410−212)、Karim El Malkiの「消音が改善されたエコーキャンセラ 」に開示された消音検出方法に関連して動作させることができる。この文書 を引例として挙げる。 したがって、本発明の方法は計算の資源を効率良く使用すると共に、エコーキ ャンセラの性能を改善する。上の例では後の445個の係数と445個のフィル タタップを除くので、メモリも大幅に節減になる。一般にこの方法はエコーキャ ンセラ全体の計算の複雑さを大幅に減少させ、また一般にエコーキャンセラの性 能を顕著に改善する。 本発明の方法により、エコーを消去する計算がより効率的になる。しかし本発 明の方法により通常の実時問エコー消去自体がなくなるわけではない。ソフトウ エア/ファームウエア(DSP)により実現する場合はデバイスの処理に限界が あるため、通常のエコー消去演算とエコー経路遅延推定計算を同時に行うことが できないことがある。したがって、集束した後でフィルタ係数(ベクトルH)を 記憶し、これらの係数を用いて部分的に、または処理時間がとれるときに、アル ゴリズムを処理してよい。これには多数の完全なエコー消去サイクル(すなわち 、処理する多数の入力サンプルについて)を行う 特に好ましい実施の形態を参照して本発明を図示し説明したが、本発明の精神 と範囲から逸れることなく形式および詳細に関して種々の変更が可能なことは当 業者に明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 独占所有権を請求する本発明の実施の形態を次の通り定義する。 1. エコー消去演算中に適応フィルタのどのタップを使用から除外するかを決 定する方法であって、 (1) フィルタの集束の後、受信通信経路の信号を受けて、前記信号を前記 フィルタと、前記信号を送出通信経路に少なくとも部分的に反射して戻すデバイ スとに与え、次に前記信号に関して、 (2)前記フィルタの第1の所定数のタップの中のどれが所定の値を有するか 決定するステップと、 (3)前記所定の値より所定因子だけ大きい値を有するフィルタの第1のタッ プを決定するステップと、 (4) ステップ(3)で決定されたタップより第2の所定数のタップだけ小 さいタップ順位を有するフィルタタップを構成境界第1タップとして選択するス テップと、 (5) ステップ(3)で決定されたタップより第3の所定数のタップだけ大 きいタップ順位を有するフィルタタップを構成境界第2タップとして選択するス テップと、 (6) 前記構成境界第1タップと構成境界第2タップを用いて、前記エコー 消去演算中にどのタップをフィルタ乗算から除外するか決定するステップと、 を含む、適応フィルタのタップを決定する方法。 2. 前記所定の値は、前記フィルタの前記第1の所定数のタップの最大絶対値 MAXである、請求項1に記載の適応フィルタのタップを決定する方法。 3. ステップ(2)のフィルタの第1の所定数のタップは前記フィルタの始め の連続したタップである、請求項1に記載の適応フィルタのタップを決定する方 法。 4. タップの前記第1の所定数は10である、請求項2に記載の適応フィルタ のタップを決定する方法。 5. 前記所定因子は4より小さくなく、20より大きくない、請求項1に記載 の適応フィルタのタップを決定する方法。 6. 前記第2の所定数は前記第1の所定数に等しい、請求項1に記載の適応フ ィルタのタップを決定する方法。 7. 前記第2の所定数と第1の所定数は10である、請求項6に記載の適応フ ィルタのタップを決定する方法。 8. 前記第3の所定数は8N−1、ただしNは整数、に実質的に等しい、請求 項1に記載の適応フィルタのタップを決定する方法。 9. 前記構成境界第1タップより小さい全てのタップはエコー消去演算中はフ ィルタ乗算から除外される、請求項1に記載の適応フィルタのタップを決定する 方法。 10.前記構成境界第1タップより小さい全てのタップは、エコー消去演算中は 前記信号のサンプル値をシフトするバッファとして動作する、請求項9に記載の 適応フィルタのタップを決定する方法。 11.前記構成境界第2タップより大きい全てのタップはエコー消去演算中は使 用から除外される、請求項1に記載の適応フィルタのタップを決定する方法。 12.受信通信経路と送出通信経路を有し、また適応FIRフィルタを有する、 通信システムのエコー経路長さを決定する方法であって、 (1) フィルタの集束の後、受信通信経路の信号を伝送して、前記信号を前 記フィルタと、前記信号を送出通信経路に少なくとも部分的に反射して戻すデバ イスとに与え、次に前記信号に関して、 (2)前記フィルタの第1の所定数のタップの中のどれが所定の値を有するか 決定するステップと、 (3)前記所定の値より所定因子だけ大きい値を有するフィルタの第1のタッ プを決定するステップと、 (4) ステップ(3)で決定されたタップより第2の所定数のタップだけ小 さいタップ順位を有するフィルタタップを境界タップとして選択するステップと 、 (5) 前記境界タップの位置を用いて前記エコー経路長さを決定するステッ プと、 を含む、通信システムのエコー経路長さを決定する方法。 13.前記所定の値は、前記フィルタの前記第1の所定数のタップの最大絶対値 MAXである、請求項12に記載の通信システムのエコー経路長さを決定する方 法。 14.ステップ(2)のフィルタの第1の所定数のタップは前記フィルタの始め の連続したタップである、請求項12に記載の通信システムのエコー経路長さを 決定する方法。 15.タップの前記第1の所定数は10である、請求項12に記載の通信システ ムのエコー経路長さを決定する方法。 16.前記所定因子は4より小さくなく、20より大きくない、請求項12に記 載の通信システムのエコー経路長さを決定する方法。 17.前記第2の所定数は前記第1の所定数に等しい、請求項12に記載の通信 システムのエコー経路長さを決定する方法。 18.前記第2の所定数と第1の所定数は10である、請求項17に記載の通信 システムのエコー経路長さを決定する方法。 19.エコーキャンセラであって、 通信経路の入力信号を受け、また複数個のタップを有する、適応フィルタと、 コントローラであって、前記フィルタが前記入力信号を受けると以下の動作、 すなわち、 (1)前記フィルタの第1の所定数のタップの中のどれが所定の値を有するか 決定するステップと、 (2)前記所定の値より所定因子だけ大きい値を有するフィルタの第1のタッ プを決定するステップと、 (3) ステップ(2)で決定されたタップより第2の所定数のタップだけ小 さいタップ順位を有するフィルタタップを構成境界第1タップとして選択するス テップと、 (4) ステップ(2)で決定されたタップより第3の所定数のタップだけ大 きいタップ順位を有するフィルタタップを構成境界第2タップとして選択するス テップと、 (5) 前記構成境界第1タップと構成境界第2タップを用いて、前記エコー 消去演算中はどのタップをフィルタ乗算から除外するか決定するステップと、 を行うコントローラと、 を備えるエコーキャンセラ。 を含む、適応フィルタのタップを決定する方法。 20.前記所定の値は、前記フィルタの前記第1の所定数のタップの最大絶対値 MAXである、請求項19に記載のエコーキャンセラ。 21.ステップ(2)のフィルタの第1の所定数のタップは前記フィルタの始め の連続したタップである、請求項19に記載のエコーキャンセラ。 22.タップの前記第1の所定数は10である、請求項21に記載のエコーキャ ンセラ。 23.前記所定因子は4より小さくなく、20より大きくない、請求項19に記 載のエコーキャンセラ。 24.前記第2の所定数は前記第1の所定数に等しい、請求項19に記載のエコ ーキャンセラ。 25.前記第2の所定数と第1の所定数は10である、請求項24に記載のエコ ーキャンセラ。 26.前記第3の所定数は48に実質的に等しい、請求項19に記載のエコーキ ャンセラ。
JP51644798A 1996-10-01 1997-09-29 エコー回路遅延の推定 Expired - Fee Related JP4104663B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/725,655 1996-10-01
US08/725,655 US5920548A (en) 1996-10-01 1996-10-01 Echo path delay estimation
PCT/SE1997/001638 WO1998015067A1 (en) 1996-10-01 1997-09-29 Echo path delay estimation

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001501413A true JP2001501413A (ja) 2001-01-30
JP4104663B2 JP4104663B2 (ja) 2008-06-18

Family

ID=24915458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51644798A Expired - Fee Related JP4104663B2 (ja) 1996-10-01 1997-09-29 エコー回路遅延の推定

Country Status (10)

Country Link
US (1) US5920548A (ja)
EP (1) EP0929945B1 (ja)
JP (1) JP4104663B2 (ja)
KR (1) KR100338656B1 (ja)
CN (1) CN1118956C (ja)
AU (1) AU723088B2 (ja)
BR (1) BR9712190A (ja)
CA (1) CA2267410C (ja)
DE (1) DE69734932T2 (ja)
WO (1) WO1998015067A1 (ja)

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE59914920D1 (de) * 1998-01-15 2009-01-15 Siemens Schweiz Ag Verfahren zum bereitstellen von einrichtungen zur echounterdrückung in kommunikationsverbindungen mit automaten
DE19815942A1 (de) * 1998-04-09 1999-10-14 Cit Alcatel Vielkanal-Echocanceller mit Compander
DE19850272A1 (de) * 1998-10-31 2000-05-04 Alcatel Sa Verfahren zur Verbesserung der Echounterdrückung in einem Telekommunikaionssystem
DE19850271A1 (de) * 1998-10-31 2000-05-04 Alcatel Sa Verfahren zur Bestimmung eines Echokopplungsfaktors und der Echolaufzeit in einem bidirektionalen Telekommunikationssystem
US6678254B1 (en) * 1999-05-03 2004-01-13 Nortel Networks Limited Method and communication device for optimizing echo cancellation
SE516143C2 (sv) * 1999-05-10 2001-11-26 Ericsson Telefon Ab L M Skattning av ren fördröjning
JP3552967B2 (ja) * 1999-11-15 2004-08-11 沖電気工業株式会社 エコーキャンセラ装置
FR2811492A1 (fr) * 2000-07-05 2002-01-11 St Microelectronics Sa Cirtcuit d'emission et de reception comportant un annuleur d'echo
US6768796B2 (en) * 2001-02-05 2004-07-27 3Com Corporation System and method for echo cancellation
SE525053C2 (sv) * 2002-04-26 2004-11-16 Global Ip Sound Europ Ab Ekosläckning
US20030219113A1 (en) * 2002-05-21 2003-11-27 Bershad Neil J. Echo canceller with double-talk and channel impulse response adaptation
US7215765B2 (en) * 2002-06-24 2007-05-08 Freescale Semiconductor, Inc. Method and apparatus for pure delay estimation in a communication system
US7388954B2 (en) 2002-06-24 2008-06-17 Freescale Semiconductor, Inc. Method and apparatus for tone indication
US7242762B2 (en) 2002-06-24 2007-07-10 Freescale Semiconductor, Inc. Monitoring and control of an adaptive filter in a communication system
US7386142B2 (en) * 2004-05-27 2008-06-10 Starkey Laboratories, Inc. Method and apparatus for a hearing assistance system with adaptive bulk delay
US7561616B2 (en) * 2004-06-03 2009-07-14 Fujitsu Limited System and method for equalizing high-speed data transmission
US7596220B2 (en) * 2004-12-30 2009-09-29 Alcatel Lucent Echo cancellation using adaptive IIR and FIR filters
US7536007B2 (en) * 2004-12-30 2009-05-19 Alcatel Lucent Echo cancellation using adaptive IIR and FIR filters
WO2008051570A1 (en) * 2006-10-23 2008-05-02 Starkey Laboratories, Inc. Entrainment avoidance with an auto regressive filter
US8571244B2 (en) 2008-03-25 2013-10-29 Starkey Laboratories, Inc. Apparatus and method for dynamic detection and attenuation of periodic acoustic feedback
US9654885B2 (en) 2010-04-13 2017-05-16 Starkey Laboratories, Inc. Methods and apparatus for allocating feedback cancellation resources for hearing assistance devices
US8942398B2 (en) 2010-04-13 2015-01-27 Starkey Laboratories, Inc. Methods and apparatus for early audio feedback cancellation for hearing assistance devices
US8917891B2 (en) 2010-04-13 2014-12-23 Starkey Laboratories, Inc. Methods and apparatus for allocating feedback cancellation resources for hearing assistance devices
KR101975251B1 (ko) * 2012-07-09 2019-05-07 삼성전자주식회사 오디오 신호 처리 시스템 및 이의 에코 신호 제거 방법
CN102780511B (zh) * 2012-07-30 2014-10-08 华为技术有限公司 回声抵消器、数据传输系统和回声抵消的方法
US9530428B2 (en) * 2013-05-14 2016-12-27 Mitsubishi Electric Corporation Echo cancellation device
US10177810B2 (en) * 2016-09-02 2019-01-08 Marvell World Trade Ltd. Systems and methods for echo or interference cancellation power-saving management in a communication system
US11316707B2 (en) 2020-03-13 2022-04-26 Texas Instruments Incorporated Low power methods for signal processing blocks in ethernet PHY
US11374601B2 (en) * 2020-03-13 2022-06-28 Texas Instruments Incorporated Interleaving ADC error correction methods for Ethernet PHY

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4061878A (en) * 1976-05-10 1977-12-06 Universite De Sherbrooke Method and apparatus for speech detection of PCM multiplexed voice channels
US4394767A (en) * 1981-07-07 1983-07-19 General Datacomm Industries, Inc. Data transmission over long distance circuits
FR2517905B1 (fr) * 1981-12-09 1985-11-29 Telecommunications Sa Dispositif d'initialisation pour annuleur d'echo et son application aux echos lointains
DE3376943D1 (en) * 1983-06-30 1988-07-07 Ibm Starting-up method for an echo canceller filter, and communication system using this method
IT1208769B (it) * 1983-10-12 1989-07-10 Cselt Centro Studi Lab Telecom Teristiche varianti nel tempo procedimento e dispositivo per la cancellazione numerica dell eco generato in collegamenti con carat
IT1178913B (it) * 1984-03-26 1987-09-16 Cselt Centro Studi Lab Telecom Sistema per la trassmissione bidire zionale con cancellazione d eco
US4645883A (en) * 1984-05-09 1987-02-24 Communications Satellite Corporation Double talk and line noise detector for a echo canceller
US4712235A (en) * 1984-11-19 1987-12-08 International Business Machines Corporation Method and apparatus for improved control and time sharing of an echo canceller
US4894820A (en) * 1987-03-24 1990-01-16 Oki Electric Industry Co., Ltd. Double-talk detection in an echo canceller
US4897832A (en) * 1988-01-18 1990-01-30 Oki Electric Industry Co., Ltd. Digital speech interpolation system and speech detector
US4965822A (en) * 1989-04-10 1990-10-23 Videotelecom Corp. Full duplex speakerphone
US5058111A (en) * 1989-06-19 1991-10-15 Oki Electric Industry Co., Ltd. Subscriber line interface circuit in a switching system
JPH04369932A (ja) * 1991-06-19 1992-12-22 Hitachi Ltd エコーキャンセラ、および、それを用いた伝送装置
JP2853455B2 (ja) * 1992-05-15 1999-02-03 ケイディディ株式会社 エコーキャンセラ
KR100266575B1 (ko) * 1993-06-07 2000-09-15 구자홍 에치디티브이급영상시스템용디버깅장치
JP3281136B2 (ja) * 1993-09-17 2002-05-13 富士通株式会社 エコーキャンセラ
FR2713417B1 (fr) * 1993-12-02 1996-02-02 Europ Agence Spatiale Procédé de réglage adaptatif d'un suppresseur d'écho.
US5473686A (en) * 1994-02-01 1995-12-05 Tandy Corporation Echo cancellation apparatus
JP3419130B2 (ja) * 1995-02-03 2003-06-23 Kddi株式会社 エコーキャンセラ装置
DE10226866A1 (de) * 2002-06-17 2004-01-08 Hilti Ag Bohrständer für eine transportable Kernbohrmaschine

Also Published As

Publication number Publication date
US5920548A (en) 1999-07-06
CA2267410C (en) 2004-02-03
BR9712190A (pt) 1999-08-31
CN1118956C (zh) 2003-08-20
CN1239609A (zh) 1999-12-22
DE69734932T2 (de) 2006-08-17
KR100338656B1 (ko) 2002-05-30
WO1998015067A1 (en) 1998-04-09
EP0929945B1 (en) 2005-12-21
KR20000048836A (ko) 2000-07-25
EP0929945A1 (en) 1999-07-21
DE69734932D1 (de) 2006-01-26
CA2267410A1 (en) 1998-04-09
JP4104663B2 (ja) 2008-06-18
AU4579097A (en) 1998-04-24
AU723088B2 (en) 2000-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001501413A (ja) エコー回路遅延の推定
EP0736235B1 (en) Method for determining the location of echo in an echo canceller
US6768796B2 (en) System and method for echo cancellation
US8335319B2 (en) Double talk detection method based on spectral acoustic properties
US20040264610A1 (en) Interference cancelling method and system for multisensor antenna
CN100593287C (zh) 回音消除方法、回音消除器和系统设备
US6466666B1 (en) Method and apparatus for echo estimation and suppression
JPH0618331B2 (ja) 経時変化特性を有する配線において発生するエコ−をディジタル消去するための装置
JP3417159B2 (ja) エコーキャンセラ装置
JPH09247055A (ja) エコーキャンセラとその動作方法
US6834108B1 (en) Method for improving acoustic noise attenuation in hand-free devices
JP2002503924A (ja) ハンズフリー装置の音響的側音減衰を改善する方法
US6625279B1 (en) Apparatus and method of estimating echo path delay
JP4663323B2 (ja) スパース・チャンネルのためのエコー・キャンセラ
US20060198511A1 (en) Fast echo canceller reconvergence after TDM slips and echo level changes
KR19990080327A (ko) 계층적 구조의 적응반향 제거장치
EP1232645B1 (en) Echo canceller
JP3303524B2 (ja) エコーキャンセラ学習方法
JP3304609B2 (ja) エコーキャンセラ学習方法
JP3152815B2 (ja) 音響反響除去装置
US7917562B2 (en) Method and system for estimating and applying a step size value for LMS echo cancellers
JPH07303061A (ja) エコーキャンセラおよびエコーパス推定方法
EP1341365A1 (en) Method and arrangement for processing a speech signal
JPH0746160A (ja) 音響反響除去装置
JPH07303062A (ja) エコーキャンセラおよびエコーパス推定方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040910

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070904

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070827

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080311

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110404

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120404

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120404

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130404

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130404

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140404

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees