JP2001501300A - ヒト子宮内膜の生化学的マーカー - Google Patents

ヒト子宮内膜の生化学的マーカー

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Abstract

(57)【要約】 子宮内膜の過形成または腺ガンあるいは増殖期の子宮内膜に関連して、子宮内膜において特異的に産生される数種のタンパク質のいずれかを検出または定量するためのアッセイ方法を提供する。そのようなタンパク質は、2次元ゲル電気泳動およびその後のトリプシン消化物の質量スペクトルの指紋パターンによる配列確認によって同定された。

Description

【発明の詳細な説明】 ヒト子宮内膜の生化学的マーカー 子宮内膜は、子宮腔の粘膜性の内層である。月経周期の期間中、子宮内膜は、 性ホルモンであるエストラジオールおよびプロゲステロンの影響下で最も大きな 変化を受ける身体器官である。エストロゲンが優位な期間において、子宮内膜は 、エストロゲンの作用により増殖し得る子宮内膜が黄体からのプロゲステロンに よって分泌期の子宮内膜に変化するまで増殖する。その後の適切な時期に、月経 期間中に十分に変化した子宮内膜は剥落し、そして新しい周期が始まる。 内因性のエストロゲン産生の増大またはエストロゲンが単独で投与される代替 療法のいずれかによってバランスが崩れたエストロゲンの持続的な刺激は、子宮 内膜過形成およびその後の子宮内膜腺ガンを発症させる危険性の増大と関連する 。組織学的に、これらの病理学的症状は、子宮内膜厚の増大および子宮内膜腺細 胞の不規則な形態によって特徴づけられる。 子宮内膜腺ガンは、命を脅かす症状である。 現在、子宮内膜の状態は、子宮内膜の生検サンプルの組織学的および生化学的 な分析によって評価される。このような分析は時間と費用がかかり、そして女性 を不快にさせる。体液で測定することができ、子宮内膜の状態を反映し、子宮内 膜生検サンプルに対する必要性を不要にする生化学的なマーカーを同定すること が強く望まれている。そのようなマーカーを組織学的サンプルにおいて検出する ことは、他方において、そのようなサンプルの組織学的状態を認識する方法とし ても有利である。 本発明者らは、いくつかのタンパク質が過形成に関連して増大した量で子宮内 膜において産生されること、そしていくつかのタンパク質が腺ガンに関連して増 大した量で産生されることを現在見出している。これらの2群のタンパク質は、 ある程度重複している。本発明は、第1の局面においてそのようなタンパク質に 関し、そしてその診断的使用に関する。 他で特に示さない限り、本明細書中のタンパク質に対する言及は、そのような タンパク質の修飾された形態およびそのようなタンパク質の誘導体(そのグルコ シル化体、リン酸化体、アセチル化体、メチル化体または脂質化体を含むが、こ れらに限定されない)に対する言及を含む。 従って、本発明は、生化学的サンプルを特徴づける方法を提供する。この方法 は、月経周期による変動を除いて、過形成または腺ガンにおいて増大した量で子 宮内膜によって産生されるタンパク質で、正常な子宮内膜および過形成または腺 ガンを有する子宮内膜に由来する子宮内膜生検サンプルの細胞溶解物の2次元ゲ ル電気泳動による比較によって明らかにされるタンパク質の1つまたはそれ以上 を当該サンプルにおいて検出または定量すること、あるいはそのフラグメントも しくは分解産物、またはそれをコードする核酸、またはそれに対する抗体を検出 または定量することを包含する。 本発明は、生化学的サンプルを特徴づける方法を含む。この方法は、過形成ま たは腺ガンにおいて増大した量で子宮内膜によって産生されるタンパク質で、分 子量とpI値との以下の組合せのいずれか: 過形成 腺ガンあるいはそのフラグメントもしくは分解産物、またはそれをコードする核酸、ま たはそれに対する抗体によって特徴づけられるタンパク質の1つまたはそれ以上 を当該サンプルにおいて検出または定量することを包含する。 前記のタンパク質、フラグメント、分解産物、抗体または核酸は、体液サンプ ルにおいて検出されることが好ましいが、組織学的サンプルまたは細胞学的サン プルなどの他の形態のサンプルにおいても詳しく調べることができる。 本発明は、上記のように定義されたタンパク質、そのフラグメントもしくは分 解産物、またはそれをコードする核酸と特異的に反応し得る免疫学的結合パート ナーを含む。 本発明はまた、そのような免疫学的結合パートナーであるモノクローナル抗体 を産生する細胞株を含む。 本発明はまた、記載される免疫学的結合パートナーを含むそのような分析方法 において使用するためのアッセイキットを含む。 本発明のこの局面は、正常な月経周期中の合成と比較して、子宮内膜腺ガンに おいて合成が増大した子宮内膜タンパク質の検出;正常な月経周期中の合成と比 較して、過形成において合成が増大した子宮内膜タンパク質の検出;および正常 な月経周期中の周期に関連して発現するタンパク質の検出を目的とする研究の結 果から得られる。 本発明の第2の局面は、ヒト子宮内膜の「増殖」期マーカーの発見に関する。 子宮内膜の「分泌」期のタンパク質マーカーは、以前に記されている(US−A −4,489,166を参照のこと)。いくつかの候補タンパク質は参考文献1 に記されていたが、増殖期の類似するマーカーは記されていない。 性ホルモンであるエストラジオールおよびプロゲステロンの影響下で、ヒトの 子宮内膜は、エストロゲン優位期(すなわち、増殖期)、排卵期(すなわち、休 止期)、プロゲステロン優位期(すなわち、分泌期)を伴って周期的に変化し、 最終的に子宮内膜は剥落する(すなわち、月経期)。子宮内膜のこれと同じ周期 的変化が、混合ホルモン代替療法を逐次受けている閉経後の女性で見られる。子 宮内膜の状態を評価することに対する要求は、妊性に対する広範囲の研究のため だけでなく、ホルモン代替療法で使用される非常に多くのエストロゲン/プロゲ ステロンの混合調製物に対する子宮内膜の応答を予測するためにも、この10年 間強くなってきた。体液で測定することができ、子宮内膜の状態を反映し、子宮 内膜生検サンプルに対する必要性を不要にする生化学的マーカーを同定すること は非常に望ましい。多くの研究により、血清胎盤タンパク質14(PP14)( このタンパク質は分泌期の子宮内膜の腺細胞で産生される:参考文献3)が、分 泌期の子宮内膜の信頼できるマーカーであることが示唆されている。血清PP1 4は、ホルモン代替療法を受けている閉経後の女性において子宮内膜の分泌活性 と強く相関することが明らかにされている(参考文献4、5)。類似するマーカ ーは、増殖期の子宮内膜では存在していない。 本発明者らは、いくつかのタンパク質が、分泌期の子宮内膜と比較して、増殖 期の子宮内膜において増大した量で子宮内膜で産生されることを現在見出してい る。 本発明のこのような局面に従って、生化学的サンプルを特徴づける方法が直ち に提供される。この方法は、子宮内膜の増殖期中において増大した量で子宮内膜 によって産生されるタンパク質の1つまたはそれ以上を当該サンプルにおいて検 出または定量することを包含する。このタンパク質は、その増殖期および分泌期 の正常な子宮内膜から得られる子宮内膜生検サンプルの細胞溶解物の2次元ゲル 電気泳動による比較において明らかにされ、そして分子量とpI値との以下の組 合せのいずれか:あるいはそのフラグメントもしくは分解産物、またはそれをコードする核酸、ま たはそれに対する抗体によって特徴づけられる。 そのような方法は、子宮内膜の段階を決定するために好ましい。 本発明の第1の局面の好ましい特徴は、この第2の局面にも適用される。 本発明のこの局面は、子宮内膜の増殖期/分泌期の状態を決定する方法を含む 。この方法は、上記のように定義されたタンパク質のいずれか1つまたはそれ以 上、あるいはその分解産物またはフラグメントをサンプル中で定性的または定量 的に測定することを包含する。前記のタンパク質、分解産物またはフラグメント のいずれかに対する免疫学的結合パートナーあるいはそのような結合パートナー を産生する細胞株もまた含まれる。 上記のタンパク質の配列および特性はヒトのタンパク質に関するが、本発明の アッセイ手順は、他の種から得られるサンプルにおいて実施することができる。 特に、これに関連して、本明細書中のタンパク質に対する言及は、所定のアミノ 酸配列に関して、そのアミノ酸の任意の修飾に関わらず、相同性の程度が少なく とも60%であるタンパク質を含むことを理解しなければならない。従って、相 同性を決定するとき、修飾されたアミノ酸(アミノ酸のリン酸化、アセチル化、 アミド化、メチル化、グルコシル化または脂質化された誘導体など)は、そのよ うな修飾を全く有しないアミノ酸と同じであると見なされる。そのような修飾ア ミノ酸を有するペプチドは、他の種(例えば、マウス、ウサギ、モルモット、ブ タまたはウシなどの他の哺乳類)から得られる同様なタンパク質から誘導、ある いはその全体または主要部分を合成することができる。 相同性の程度は、好都合には、少なくとも65%あるいは少なくとも70%で あり得る。ある種の状況下では、相同性の程度が少なくとも80%または少なく とも90%ほどの大きさであることが好都合である。マーカータンパク質をコー ドする遺伝子(すなわち、マーカー遺伝子)として、実質的に同じアミノ酸配列 をコードする他のDNA配列は、本発明の実施において使用することができる。 このような遺伝子として、他の種に由来する対立遺伝子および相同遺伝子が挙げ られるが、これらに限定されない。 上記のタンパク質またはそのタンパク質から誘導されるペプチドをコードする ヌクレオチド配列を含む核酸フラグメントは、このような核酸フラグメントまた はその一部とストリンジェントなハイブリダイゼイション条件下(例えば、5m Mの1価イオン(0.1×SSC)、中性pHおよび65℃)でハイブリダイズ する核酸フラグメントと同様に本発明の重要な局面である。用語「高度にストリ ンジェントな」は、それがハイブリダイゼイション条件に関連して使用される場 合、当該分野において定義されるような条件で使用される(すなわち、融解温度 Tmよりも5〜10℃低い温度、Sambrook et al、1989、11.45〜11 .49頁を参照のこと)。 用語「核酸」は、DNAまたはRNAのいずれかで存在し、そして一本鎖また は二本鎖のいずれかであり得る高分子量のポリヌクレオチドを意味する。 本発明において用いられるタンパク質のアミノ酸配列が公知になれば、DNA プローブまたはRNAプローブを合成することが可能であり、これらのプローブ を使用して、以下のことを行うことができる: i) 固定化組織または凍結組織の切片上で、前記タンパク質を発現するDN AおよびRNAを、例えば、発色、化学発光または免疫蛍光の技術を使用して直 接検出すること; ii) ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)または他の増幅技術;および iii) 宿主または他の動物(ヒトを含む)のいずれかに由来する遺伝物質 のcDNAライブラリー、ゲノムライブラリーまたは他の集団のいずれかにおい て、遺伝子、同種遺伝子、偽遺伝子または他の関連遺伝子の一部またはすべての 位置を特定すること。 別の局面において、本発明は、関係のある上記のタンパク質またはペプチドあ るいは核酸フラグメントと特異的に結合する結合媒体に関する。特に、本発明は 、関係のあるタンパク質またはペプチドあるいはその抗体結合性フラグメントと 特異的に結合する抗体(すなわち、ポリクローナル抗体、モノクローナル抗体、 キメラ抗体、単鎖抗体フラグメント、FabおよびFab’フラグメント、なら びにFab発現ライブラリー)に関する。 モノクローナル抗体およびポリクローナル抗体はともに、関係のあるペプチド およびタンパク質を検出する1つまたはそれ以上のアッセイに必要な基礎を提供 することにおいて有用であると考えられる。そのようなタンパク質に特異的なエ ピトープに対する抗体は、それによって交差反応を最小限にするために最も有用 である。 関係のある上記タンパク質を同定することに基づいて、アッセイ方法およびキ ットを標準的な方法論に従って作製することができる。従って、そのようなタン パク質は、組織からの抽出または合成のいずれかによって精製された形態で得る ことができる。抗体は、そのようなタンパク質またはその特徴となるペプチド配 列に対して惹起させることができる。そのような抗体を用いる標準的なアッセイ 形式を本発明に従って利用することができる。 好ましい免疫アッセイは、当該分野で公知な種々のタイプの酵素結合免疫アッ セイ(ELISA)およびイムノブロット技術など含むと考えられる。しかしな がら、有用性はそのようなアッセイに限定されず、有用な態様としてRIAおよ び他の非酵素的な抗体結合アッセイまたは手法が含まれることは容易に理解され る。タンパク質そのものまたはタンパク質配列から誘導されるペプチドは、その ようなタンパク質に対する自己抗体の検出において使用することができる。 上記のタンパク質サンプルはトリプシン消化に供せられ、生成フラグメントの 分子量が質量スペクトル分析によって決定される。これによって、この分野に従 事する当業者に入手可能な確立されたデーターベース中のデータと照合され得る タンパク質の「指紋パターン」が得られる。この手順によって、本発明者らは、 いくつかのタンパク質が他の関連において以前に公知であったと確認することが できた。いくつかの他のタンパク質については照合し得るものが見出せなかった 。このことは、そのようなタンパク質は以前には公知でなかったことを示してい る。 本発明を、以下の説明により、以下の図において図示し、さらに説明する: 図1:1次元目を等電点電気泳動(IEF;pI 3.5〜7)で、2次元目を ドデシル硫酸ナトリウムポリアクリルアミドゲル電気泳動によって分離された[35 S]メチオニン標識子宮内膜タンパク質の2次元ゲル電気泳動の蛍光投影図。 過形成において合成が増大したスポットの位置を示す。 図2:1次元目を非平衡pH勾配ゲル電気泳動(NEPHGE;pI 6.5〜 11)で、2次元目をドデシル硫酸ナトリウムポリアクリルアミドゲル電気泳動 によって分離された[35S]メチオニン標識子宮内膜タンパク質の2次元ゲル電 気泳動の蛍光投影図。過形成において合成が増大したスポットの位置を示す。 図3:1次元目を等電点電気泳動(IEF;pI 3.5〜7)で、2次元目を ドデシル硫酸ナトリウムポリアクリルアミドゲル電気泳動によって分離された[35 S]メチオニン標識子宮内膜タンパク質の2次元ゲル電気泳動の蛍光投影図。 腺ガンにおいて合成が増大したスポットの位置を示す。 図4:1次元目を非平衡pH勾配ゲル電気泳動(NEPHGE;pI 6.5〜 11)で、2次元目をドデシル硫酸ナトリウムポリアクリルアミドゲル電気泳動 によって分離された[35S]メチオニン標識子宮内膜タンパク質の2次元ゲル電 気泳動の蛍光投影図。腺ガンにおいて合成が増大したスポットの位置を示す。 図5:1次元目を等電点電気泳動(IEF;pI 3.5〜7)で、2次元目を ドデシル硫酸ナトリウムポリアクリルアミドゲル電気泳動によって分離された[35 S]メチオニン標識子宮内膜タンパク質の2次元ゲル電気泳動の蛍光投影図。 増殖期の子宮内膜において合成が増大したスポットの位置を示す。 図6:1次元目を非平衡pH勾配ゲル電気泳動(NEPHGE;pI 6.5〜 11)で、2次元目をドデシル硫酸ナトリウムポリアクリルアミドゲル電気泳動 によって分離された[35S]メチオニン標識子宮内膜タンパク質の2次元ゲル電 気泳動の蛍光投影図。増殖期の子宮内膜において合成が増大したスポットの位置 を示す。 図7:I#350のトリプシン消化物の質量スペクトル特性。星印のピークは、 タンパク質同定に特異的なピークではなく、方法論的に非特異的なピークを表す 。 図8:I#687のトリプシン消化物の質量スペクトル特性。星印のピークは、 タンパク質同定に特異的なピークではなく、方法論的に非特異的なピークを表す 。 図9:N#414のトリプシン消化物の質量スペクトル特性。星印のピークは、 タンパク質同定に特異的なピークではなく、方法論的に非特異的なピークを表す 。 図10:I#1035のトリプシン消化物の質量スペクトル特性。星印のピーク は、タンパク質同定に特異的なピークではなく、方法論的に非特異的なピークを 表す。 図11:N#26のトリプシン消化物の質量スペクトル特性。星印のピークは、 タンパク質同定に特異的なピークではなく、方法論的に非特異的なピークを表す 。 図12:N#31+N#32のトリプシン消化物の質量スペクトル特性。星印のピ ークは、タンパク質同定に特異的なピークではなく、方法論的に非特異的なピー クを表す。 子宮内膜の異なる状態において増大した量で発現したタンパク質を同定するた めに、子宮内膜のサンプルを以下のようにして得た。 正常な月経周期のサンプルを参考文献1の記載のようにして得た。子宮内膜生 検サンプルを、子宮内膜の掻爬(n=1)あるいは子宮内膜の異常まはた悪性と は関係なく種々の医学的理由のために子宮摘出(子宮の除去)(n=12)が施 されている閉経前で周期が一定している13名の女性(35〜50才)から採取 した。ホルモンによる避妊は誰も行っていなかった。病理学的状態のサンプルに ついては、子宮内膜生検サンプルを、子宮内膜の掻爬(n=9)あるいは子宮内 膜の異常まはた悪性に関係した医学的理由のために子宮摘出(n=7)が施され ている16名の患者(41〜79才)から採取した。 採取したサンプルを参考文献1に記載されるように処理した。子宮内膜生検サ ンプルのタンパク質を代謝的に35S−メチオニンで20時間標識した。全細胞溶 解物を、2次元ゲル電気泳動(1次元目は等電点に従い、2次元目は分子量に従 ってタンパク質を分離する技術)を行うために処理した。等電点が3.5〜11 の範囲にあり、相対的分子量が10〜300kDaの範囲にあるタンパク質を調 べることが可能であった。電気泳動後、ゲルを固定化し、蛍光投影(フルオログ ラフィー)を行うために処理した。2次元ゲル電気泳動の蛍光投影図を用いて、 それぞれのスポットの強度を定量するコンピューター支援の分析による定量分析 を行い、そして蛍光投影図のパターンを照合した:すなわち、それぞれのスポッ トに対して番号を割り当て、同一のスポットにはすべての蛍光投影図で同じ番号 を与えた。それぞれのスポットの濃さ(合成量)を評価して、子宮内膜の腺ガン または過形成において合成が増大したタンパク質を見出し、そして正常な月経周 期中の周期的な特徴によって月経周期に関連して合成されるタンパク質を見出し た。 そのようにして確認された月経周期関連のタンパク質のいくつかは、アミノ酸 配列分析によって同定された(参考文献2)。選択した月経周期関連のタンパク 質を数枚の2次元ゲルから切り出し、1次元ドデシル硫酸ナトリウムポリアクリ ルアミドゲル電気泳動によって濃縮し、トリプシンによりゲル中で切断した。ト リプシン消化フラグメントを抽出し、逆相高速液体クロマトグラフィーによって 分離した。最後に、選択したトリプシン消化フラグメントの部分的なアミノ末端 アミノ酸配列をそれぞれのタンパク質について決定した。同定のために、トリプ シン消化フラグメントのアミノ酸配列を、データーベースを検索することによっ て以前に報告されていた配列と比較した。 過形成および腺ガンに関連する本発明のタンパク質はその配列を決定し、同様 な方法によって特徴づけをさらに行うことができる。 総数が約1,700個のスポットの中から、14個のスポットが、過形成にお いて合成が増大していたことを見出した。これらのスポットの位置を図1および 図2に示す。約27個のスポットが、腺ガンにおいて合成が増大していた。これ らのスポットの位置を図3および図4に示す。過形成において合成が増大したス ポットの等電点(pI)および分子量(MW)に関して2次元ゲル電気泳動から 得られた情報を表1に示し、腺ガンにおいて合成が増大したスポットを表2に列 挙する。 8個のスポットは、過形成および腺ガンの両方において発現が増大していた。 主観的な評価に基づき、過形成および腺ガンにおいて、それぞれ、合成が増大し た好ましいサブグループのスポットを選択した。過形成において合成が増大した 好ましいサブグループのスポットは、正常な月経周期中の女性および増殖期が一 定でない子宮内膜の女性から得られたサンプルと比較して、過形成における発現 が相対的に最も大きく増大したことを示すスポットとして選択された。同様に、 腺ガンにおいて合成が増大した好ましいサブグループのスポットは、正常な月経 周期中の女性および増殖期が一定でない子宮内膜の女性から得られたサンプルと 比較して、腺ガンにおける発現が相対的に最も大きく増大したことを示すスポッ トとして選択された。過形成において合成が増大した7個のスポットの好ましい サブグループを表3に示し、腺ガンにおいて合成が増大した12個のスポットの 好ましいサブグループを表4に示す。 表1 過形成において合成が増大した子宮内膜タンパク質 表2 腺ガンにおいて合成が増大した子宮内膜タンパク質表3 過形成において合成が増大した好ましい子宮内膜タンパク質表4 腺ガンにおいて合成が増大した好ましい子宮内膜タンパク質 総数が約1,700個のスポットのうち、135個が月経周期に関連して発現 していた。この135個のスポットは、以下のように最大の発現を示した:増殖 性の子宮内膜における61個のスポット、休止期の子宮内膜における29個のス ポット、分泌期の子宮内膜における41個のスポット、および後期の分泌期/月 経期の子宮内膜における4個のスポット。増殖期の子宮内膜において合成が増大 したことを示すこれらのスポットの好ましいサブグループの等電点(pI)およ び分子量(MW)に関して2次元ゲル電気泳動から得られた情報を表5に示し、 その位置を図5および図6に示す。 表5 月経周期に関連して発現する子宮内膜タンパク質 増殖期の子宮内膜における最大の発現 上記の表1〜表5に示される同定の基礎となるタンパク質を例示するゲルの蛍 光投影図を図1〜図6に示す。 上記のタンパク質は、参考文献2に記載される部分的なアミノ酸配列分析、あ るいはさらに高感度の質量スペクトルによるペプチドマッピングによってさらに 特徴づけることができる。例として、本発明者らは、以前に付けられた名称、デ ーターベース登録番号およびアミノ酸配列が表6に示されるタンパク質を同定し た。さらなるタンパク質のトリプシン消化物の質量スペクトルの特徴を図7〜図 13に示すが、これらは公知のタンパク質のいずれとも一致していなかった。こ のようなタンパク質は公知技術によってその配列を決定することができ、そして それらは本質的に本発明の範囲内である。 表6 ID:タンパク質またはヌクレオチドのデーターベース(例えば、SwissProt、P rotein Identificaion Resource(PIR)またはEMBL)での登録識別番号 目的のタンパク質は、子宮内膜の組織または他のタンパク質供給源から、2次 元ゲル電気泳動によって、あるいはクロマトグラフィー技術を使用することによ って単離することができる。目的のタンパク質に対するポリクローナル抗体また はモノクローナル抗体を惹起させることができ、そしてそのような抗体に基づい て免疫アッセイを組み立てることができる。そのようなタンパク質の特徴的なフ ラグメントである合成ペプチドは、同じ目的のために使用することができる。ア ッセイは、2つ以上のそのようなタンパク質に基づいて一度に測定することがで きる。 参考文献1:Byrjalsen et al.,Hum Reprod 1995;10:13-18 参考文献2:Byrjalsen et al.,Hum Reprod 1995;10:2760-2766 参考文献3:Julkunen et al.,Endocrinology 1986;118:1782-1786 参考文献4:Byrjalsen et al.,Obstet Gynecol・1992;79:523-528 参考文献5:Byrjalsen et al.,Hum Reprod 1992;7:1042-1047
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 33/68 C12N 5/00 B (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 フェイ、ステフェン・ジョン デンマーク国、ディーケー―8000・アール フス・シー、ベスターバング、7番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 生物学的サンプルを特徴づける方法であって、月経周期による変化を除い て、過形成または腺ガンにおいて増大した量で子宮内膜によって産生されるタン パク質で、正常な子宮内膜および過形成または腺ガンを有する子宮内膜から得ら れる子宮内膜生検サンプルの細胞溶解物の2次元ゲル電気泳動による比較によっ て明らかにされるタンパク質の1つまたはそれ以上を該サンプル中で検出または 定量すること、あるいはそのフラグメントもしくは分解産物、またはそれをコー ドする核酸、またはそれに対する抗体を検出または定量することを包含する方法 。 2. 生物学的サンプルを特徴づける方法であって、過形成または腺ガンにおい て増大した量で子宮内膜によって産生されるタンパク質で、分子量とpIとの以 下の組合せのいずれか: 過形成 腺ガンあるいはそのフラグメントもしくは分解産物、またはそれをコードする核酸また はそれに対する抗体によって特徴づけられるタンパク質の1つまたはそれ以上を 該サンプル中で検出または定量することを包含する方法。 3. 前記タンパク質、フラグメント分解産物、抗体または核酸は体液サンプル で検出される、請求項1または2に記載の方法。 4. 請求項1または2で定義されるタンパク質、またはそのフラグメントもし くは分解産物、またはそれをコードする核酸と特異的に反応し得る免疫学的結合 パートナー。 5. 請求項4に記載の免疫学的結合パートナーであるモノクローナル抗体を産 生する細胞株。 6. 請求項4に記載の免疫学的結合パートナーを含む、請求項1または2に記 載の方法において使用するためのアッセイキット。 7. 生物学的サンプルを特徴づける方法であって、子宮内膜の増殖期中におい て増大した量で子宮内膜によって産生されるタンパク質で、その増殖期および分 泌期の正常な子宮内膜から得られる子宮内膜生検サンプルの細胞溶解物の2次元 ゲル電気泳動による比較によって明らかにされ、そして分子量とpIとの以下の 組合せのいずれか: あるいはそのフラグメントもしくは分解産物、またはそれをコードする核酸また はそれに対する抗体によって特徴づけられるタンパク質の1つまたはそれ以上を 該サンプル中で検出または定量することを包含する方法。 8. 子宮内膜の段階を検出するための請求項7に記載の方法。 9. 前記タンパク質、フラグメント、分解産物、抗体または核酸は体液サンプ ルで検出される、請求項7または8に記載の方法。 10. 請求項7で定義されるタンパク質、またはそのフラグメントもしくは分 解産物、またはそれをコードする核酸と特異的に反応し得る免疫学的結合パート ナー。 11. 請求項10に記載の免疫学的結合パートナーであるモノクローナル抗体 を産生する細胞株。 12. 請求項10に記載の免疫学的結合パートナーを含む、請求項7または8 に記載の方法において使用するためのアッセイキット。 13. 過形成または腺ガンにおいて増大した量で子宮内膜によって産生される タンパク質で、月経周期による変動を除いて、正常な子宮内膜および過形成また は腺ガンを有する子宮内膜から得られる子宮内膜生検サンプルの細胞溶解物の2 次元ゲル電気泳動による比較によって明らかにされ、そして分子量とpIとの以 下の組合せのいずれかによって特徴づけられるタンパク質: 過形成 腺ガン14. 子宮内膜の増殖期中において増大した量で子宮内膜によって産生される タンパク質で、その増殖期または分泌期の正常な子宮内膜から得られる子宮内膜 生検サンプルの細胞溶解物の2次元ゲル電気泳動による比較によって明らかにさ れ、そして分子量とpIとの以下の組合せのいずれかによって特徴づけられるタ ンパク質:15. 以下の特性および図7〜図12に示されるそれぞれのトリプシン消化物 の質量スペクトルによって特徴づけられる、請求項13または14に記載のタン パク質: 16. 請求項1、2または7のいずれか1つで定義されるタンパク質あるいは そのフラグメントの使用であって、該タンパク質に対する自己抗体を検出するた めの方法。
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