JP2001500587A - 自動掛止式のナイフ型蝶番 - Google Patents
自動掛止式のナイフ型蝶番Info
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- E05D11/10—Devices for preventing movement between relatively-movable hinge parts
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Abstract
(57)【要約】
フレーム5に対して回転開閉自在なドア3に取り付けられる蝶番であって、ドア3とフレーム5にそれぞれ取り付けられるドア側ウイング13とフレーム側ウイング21とを有し、これらウイング13、21を開閉位置に回転自在に連結するピボット43と、ドア側ウイング13とほぼ平行に間隔をあけて取り付けられる、第1末端部55と第2末端部57を有し、スプリング機能を持たせるためこれら第1末端部55、第2末端部57間に湾曲部61を設けた、掛止指53であって下記のもの、即ち、上記第1末端部55に形成され、上記ドア側ウイング13に形成される、受止部65に重ねて取り付けられる、逆湾曲部63と、上記ドア側ウイング13に対し上記掛止指53を安定させるため上記受止部65から離して取り付けられるドア側ウイング13に形成された切込69に挿入される逆湾曲部63から間隔をあけて上記掛止指53に形成されるタブ67とを有するものと、(上記逆湾曲部63の挿入と上記タブ67の上記切込69への挿入という両者の係合はドア側ウイング13に設けられた掛止指53に十分なロック力を付与する)、上記フレーム側ウイング21に向けて突出し、上記ドア3が開位置にあるとき上記フレーム側ウイング21から間隔をあくように形成される球部73を有する、上記掛止指53の上記逆湾曲部63と、上記球部73の反対側の上記フレーム側ウイング21に形成され、ドア3が閉位置に回転するときドア側ウイング13から離れるように掛止指53の第2末端部57を強制して上記球部73に係合させることができる、カム面77と、該カム面77に隣接するカム面77中に形成されるポケット81であって、上記掛止指53の第2末端部57の球部73がドア3が閉位置に近づくとドア側ウイング13に向けて上記ポケット81内に弾力的にパチンとはまり込み、該ポケット81と共同してドア3を閉位置に解放可能に保持するものと、を有する蝶番。
Description
【発明の詳細な説明】
自動掛止式のナイフ型蝶番
発明の背景
技術の分野
本発明はキャビネットドアのようなドアをキャビネットのようなフレームに取
り付ける蝶番に関する。より具体的には、キャビネットの収容能力の障害になら
ない低い体形の従来のものより小さいウイング(平板)が使える、キャビネット
の前面から完全に隠れて見えないナイフ型の蝶番に関する。
従来技術
多くのキャビネットはドアの蝶番が前面から見えないように設計することが要
求されている。このタイプの蝶番は現に存在していて「ナイフ型蝶番」と呼ばれ
る。これらナイフ型蝶番はドアとフレームに取り付けられるドア側ウイングとフ
レーム側ウイング、これらウイングをドアが開閉できるように連結するピボット
、およびドア側ウイングの第1部分すなわち固定端と第2部分すなわち可動端と
から間隔をあけて対向する位置に取り付けられる掛止指、この掛止指の反対側に
くるウイングが、ドアが閉位置に近づくとドアが閉じる方向に回転してドアがド
ア側ウイング上にしっかりと座すと、掛止指の第2部分すなわち可動端がドアか
ら離れる方向に押し出すように、この掛止指の上記第2部分すなわち可動端に係
合する1または2以上のカム面を有するものとなっている。このタイプの蝶番は
、上記カム面と共同で掛止指から力を受けドアをやわらかく閉位置に保持する。
こうしたナイフ型蝶番の1例が米国特許第3203031号に記載されている。そこ
ではドアが閉位置に近づくとドアを自動的に閉鎖し、閉鎖後はドアを閉位置に開
移動可能に保持する機構を備えた自動閉鎖/掛止式蝶番が記載されている。この
蝶番はリベットで金属製トーションスプリングとプラスチックローラとを定位置
に保持する。残念ながらこの方式の蝶番は部品数が多く組み立て作業に手間がか
かるため、製造コストが高くなるという欠点がある。
もう一つのナイフ型蝶番として米国特許第5060344号がある。これはドア部分
と弾性スプリング機構とを一体成型したもので、上記と類似の開閉掛止装置を提
供する。この蝶番は組み立て費がそれほどかからない長所をもつが、ドア側ウイ
ングの材料の性質上堅牢になり得ないという短所がある。またこのドア側ウイン
グは一体型の弾性スプリング機構を支持しなければならないため非常に長くなら
ざるを得ず、これはドア側ウイング上に蝶番を張り出させることになり、したが
って大きなドアのキャビネットにしか使えないという短所もある。ドア閉鎖の最
終段階でドアを閉めるのに引き寄せる力を十分に持たせるため、ドア側ウイング
と一体型の掛止指は背丈の高い形状にする必要もある。この高い形状はキャビネ
ットの内部に突出してキャビネット内部に物を積み上げる仕事の邪魔になる。
掛止指を薄型にしようとする努力はさまざま行われているが、次の2問題があ
るため失敗に終わっている。第1は指に使われるプラスチックがキャビネットド
アを十分な力で閉鎖できるようにする必要上、大型になる傾向があるという問題
である。第2は掛止指は、その幅や正面の大きさを小さくすると不安定になると
いう問題である。キャビネットドアを開閉するときには小型の蝶番に無理な力が
かかるから、構造を堅牢にして使用に耐えるものにしなければならない。掛止指
の幅を狭くすればするほど使用中にドアが揺れてしまうおそれがある。指の安定
のために加えられる金属製ブラケットは製造や組立のコストを増加させるばかり
で小型化にはなっていかない。
このように全体として簡素で製造や組立のコストもそれほどかからない、品質
を落とさないキャビネット部品、より小型のナイフ型蝶番に対する需要がある。
発明の概要
本発明は上記の従来技術の欠点をすべて克服する小型のナイフ型蝶番に関する
。蝶番というものは大きなキャビネットにも小さいものにも共に使えるようにド
ア側ウイングもフレーム側ウイングも全体が小さいものが要求されている。本願
発明の掛止指は、キャビネットの収容能力を低下させないようキャビネット内部
に突出しないタイプの薄型にされている。掛止指はドア側ウイングと一体化せず
に独立させてあり、掛止に強固な力を付与し、かつ、ドアを開閉するとき安定性
を
付与する特殊な構成にして、ドア側ウイングに取り付けている。本発明はキャビ
ネットのようなフレームからドアが開閉するタイプのフレームとドアとに取り付
ける蝶番に関し、ドアとフレームにそれぞれ取り付けられるドア側ウイングとフ
レーム側ウイングとを有し、これらウイングを開閉位置に回転自在に連結するピ
ボットと、ドア側ウイングとほぼ平行に間隔をあけて取り付けられる、第1末端
部と第2末端部を有し、スプリング機能を持たせるためこれら第1末端部、第2
末端部間に湾曲部を設けた、掛止指であって下記のもの、即ち、上記第1末端部
に形成され、上記ドア側ウイングに形成される、受止部に重ねて取り付けられる
、逆湾曲部と、上記ドア側ウイングに対し上記掛止指を安定させるため上記受止
部から離して取り付けられるドア側ウイングに形成された切込に挿入される逆湾
曲部から間隔をあけて上記掛止指に形成されるタブとを有するものと、(上記逆
湾曲部の挿入と上記タブの上記切込への挿入という両者の係合はドア側ウイング
に設けられた掛止指に十分なロック力を付与する)、上記フレーム側ウイン1に
向けて突出し、上記ドアが開位置にあるとき上記フレーム側ウイングから間隔を
あくように形成される球部を有する、上記掛止指の上記逆湾曲部と、上記球部の
反対側の上記フレーム側ウイングに形成され、ドアが閉位置に回転するときドア
側ウイングから離れるように指の第2末端部を強制して上記球部に係合させるこ
とができる、カム面と、該カム面に隣接するカム面中に形成されたポケットであ
って、上記掛止指の第2末端部の球部がドアが閉位置に近づくとドア側ウイング
に向けて上記ポケット内に弾力的にパチンとはまり込み、該ポケットと協同して
ドアを閉位置に解放可能に保持するものと、以上を有することを特徴とするフレ
ームに対しドアが開閉回転するように取り付けられる蝶番に関する。
したがって本発明の第1の目的は、薄型のナイフ型蝶番で大小いずれのキャビ
ネットにも適用可能なものを提供することである。他の目的として、開閉時にド
アが揺動しないように掛止指が安定されている、掛止指がドア側ウイングと一体
化されておらず、製造や組立の費用が比較的安い、一般のドアに比し小さいキャ
ビネットドアに使用できる従来技術の蝶番よりドア側ウイングを小さく構成する
ことが可能な、ナイフ型蝶番を提供することである。図面の簡単な説明
図1はキャビネットに取り付けた本発明に係るキャビネット用蝶番の斜視図で
ある。
図2は図1の2−2線切断の断面図である。
図3はドアを閉じたときの図1のキャビネット用蝶番の斜視図である。
図4は図3の蝶番を下方から見た図である。
図5はキャビネットドアの内側から見たときの蝶番のドア側ウイングの側面図
である。
図6はドア側ウイングの平面図である。
図7はキャビネットフレームの内側寄りのエッジ面から見たときの蝶番のフレ
ーム側ウイングの側面図である。
図8はフレーム側ウイングの底面図である。
図9はキャビネットのドアの外側から見たときの蝶番のドア側ウイングの側面
図である。破線は掛止指を示す。
好ましい実施例の説明
図1は、本発明にかかるキャビネットフレーム5のような基のフレームと蝶番
で連結されたキャビネットドア3間に取り付けられるナイフ型蝶番1の好ましい
実施例を示す斜視図である。キャビネットフレーム5の正面材7はナイフ型蝶番
1の取り付け部を受けるため上記キャビネットフレーム5の外面9の端部にノリ
、ネジ、クギ、その他の公知の締結具で取り付けられている。
キャビネットドア3は通常、図3、図4に示したキャビネットフレーム5に対
する閉位置から、水平に開いて図2に示す開位置になる直立のドアとなっている
。もっともキャビネットドア3は上下に開くタイプにされていてもよく、ナイフ
型蝶番1はこのタイプにも同様に適用可能である。
図1〜4に示すように、ナイフ型蝶番1は好ましくは金属を押型で大略長方形
に構成したもので、ドア側ウイング13を有し、キャビネットドア3の内面19
に該ドア側ウイング13を固定するネジを通す2つのスロット15及び1つの穴
17を穿設したものとされる。
フレーム側ウイング21も同様に金属を押型で大略長方形に構成し、キャビネ
ットフレーム5の正面材7に該フレーム側ウイング21を固定するネジが通るだ
けの1個のスロット25及び1個の穴27を穿設したものとされる。一対の突起
29がフレーム側ウイング21の外端に形成され、キャビネットフレーム5の正
面材7にフレーム側ウイング21を安定させている。本発明のもう一つの実施例
では、図1および図2に(点線で)示すように、同様の金属製フレーム側ウイン
グ21のフラップ形式の取付用補助板31が、フレーム側ウイング21に補助的
な安定支持を与えるため上記キャビネットフレームの正面材7の縁部に設けても
よい。キャビネットドア3を開けると、図1、図2に示すように、ドア側ウイン
グ13とフレーム側ウイング21とで90度以上の内角を形成する。一方、キャ
ビネットドア3を閉めると、キャビネットフレーム5とドア側ウイング3とは図
3、図4に示すように90度へと戻る。
ドア側ウイング13と一体形成され、その下半分から前方へ突出するのは、ド
ア側ウイング13面ならびにフレーム側ウイング21面に対し直角に設けられる
第1の耳33で、ナイフ型蝶番1が垂直の開き戸に正しく取り付けられるときは
水平になる。穴37がこの第1の耳33の先端部に穿設される。第2の耳39は
フレーム側ウイング21の下半分からフレーム側ウイング21面に対し直角にフ
レーム側ウイング21と一体に前方へ突出して形成され、キャビネットドア3が
キャビネットフレーム5に沿って開くとき、この第2の耳が水平39になるよう
にされている。ドア側ウイング13とフレーム側ウイング21が正面材7とドア
側ウイング13の内面にそれぞれ取り付けられると、穴37と穴41を揃えてリ
ベット43が挿入されて各部が開閉自在になるように、第2の耳39の先端部に
穴41が穿設される。
図2、図4に示すように、凹部45がキャビネットドア3の内面19から穿設
され、ドアが開くとキャビネットドア3の縁部49から見えるようにされている
。ドア側ウイング13とフレーム側ウイング21の第1、第2の耳33、39は
、
この凹部45内にリベット43と共に納まる。蝶番1全体は、ドア3がキャビネ
ットフレーム5上を覆うように閉まると、キャビネットドア3の前面から隠され
て、蝶番1の僅かな部分しかドア3の縁部49から見えないようにされる。蝶番
1はドア3を閉位置に解除可能に保持する自動掛止装置51を備えている。この
自動掛止装置51こそ従来技術に比して利点があるものである。ドア3が開け閉
めされるとき、第1、第2の耳33,39は、従来のナイフ型蝶番同様に、鋏の
ように互いに重なったり開いたりする。
図2、図4及び図9に示すように、自動掛止装置51は、ドア側ウイング13
から好ましくは僅か、例えば1.3cm、離れ、ドア側ウイング13とほぼ平行に
、それに対向する掛止指53とされる。指53には第1の末端部55と第2の末
端部57とがあり、約180°に湾曲する湾曲部61が第1末端部55、第2末
端部57間に形成されて、後に詳述するように第2末端部57にバネ作用を付与
している。
第1末端部55に逆湾曲部63が形成され、ドア側ウイング13に形成された
受止部65にこの逆湾曲部63が係合される。タブ67が掛止指53の湾曲部6
1、逆湾曲部63間に外方に突出形成され、ドア側ウイング13の受止部65の
反対側にに穿設した切込69に嵌合される。掛止指53は好ましくはJ字形に構
成され、バネの作用をする伸長部分が湾曲部61、第2末端部57間に形成され
る。この伸長部があるためドア側ウイング13に近接して存在することができ、
キャビネット内に収容される物品の邪魔にならない。掛止指53は好ましくは射
出成型のプラスチック製にされるのがよい。
受止部65上に逆湾曲部63を係止しタブ67を切込69に挿入すればドア側
ウイング13の掛止指53に十分なロック力を提供する。さらに受止部65に係
止される逆湾曲部63と、切込69に係止されるタブ67の双方は、掛止指53
に対する側方からの力をそらせキャビネットドア3が開閉するときにかかる揺動
を抑制する。
図2、図4、図8に示すように第2末端部57には球部73が形成されて、好
ましくは第2の耳39に形成されるカム面75に当接させられる。カム面75に
はキャビネットドア3が開位置から閉位置へと動くとき球部73が当接する第1
のランプ面77が形成され、この開閉の動きは球部73をドア3から離れる方向
に強制し、掛止指53に力をかける。第2の耳39に形成される鋭角部79は、
第1ランプ面77に対しほぼ垂直をなす第2のカム面ないしポケット81から第
1ランプ面77を区分している。キャビネットドア3は正面材7の面より僅かに
、例えば4mmほど、外方に向けられていて、ドア3を上記正面材7に閉位置にく
るように第2の指先77が第2のランプ面77に当接する。球部73とポケット
81とのこの共同動作は、球部73の付勢に抗してドア3を引っ張らない限り、
キャビネットドア3を閉位置に保持する。
掛止指53をプラスチック製に、ドア側ウイング13を金属製にすることで、
より小型に掛止指53を形成してもドア3を閉めるときに掛止指53にかかる力
に十分耐えられるようにされている。
第2末端部57にはドア側ウイング13に向けて突出する柱85が形成される
。柱85は掛止指53にストッパーとして作用し、第2末端部57がドア側ウイ
ング13に衝突して蝶番1の動きを妨害しないようにされている。
─────────────────────────────────────────────────────
【要約の続き】
レーム側ウイング21に向けて突出し、上記ドア3が開
位置にあるとき上記フレーム側ウイング21から間隔を
あくように形成される球部73を有する、上記掛止指5
3の上記逆湾曲部63と、上記球部73の反対側の上記
フレーム側ウイング21に形成され、ドア3が閉位置に
回転するときドア側ウイング13から離れるように掛止
指53の第2末端部57を強制して上記球部73に係合
させることができる、カム面77と、該カム面77に隣
接するカム面77中に形成されるポケット81であっ
て、上記掛止指53の第2末端部57の球部73がドア
3が閉位置に近づくとドア側ウイング13に向けて上記
ポケット81内に弾力的にパチンとはまり込み、該ポケ
ット81と共同してドア3を閉位置に解放可能に保持す
るものと、を有する蝶番。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.a)ドア3とフレーム7とにそれぞれ取り付けられるドア側ウイング13と フレーム側ウイング21と、 b)上記両方のウイング13、21をドア3の開閉回転できるように結合す るピボット43と、 c)上記ドア側ウイング13に近接してほぼ平行に取り付けられる、第1末 端部55及び第2末端部57のある、スプリング作用を付与するようこれら第 1末端部55と第2末端部57との中間に湾曲部61を設けた、掛止指53で あって下記のものを有するものと、即ち、 i)上記第1末端部55に形成され、上記ドア側ウイング13に形成され る、受止部65に重ねて取り付けられる、逆湾曲部63と、 ii)上記ドア側ウイング13に対し上記掛止指53を安定させるため上 記受止部65から離して取り付けられるドア側ウイング13に形成された切込 69に挿入される逆湾曲部63から間隔をあけて上記掛止指53に形成される タブ67と、(上記逆湾曲部63の挿入と上記タブ67の上記切込69への挿 入という両者の係合はドア側ウイング13に設けられた掛止指53に十分なロ ック力を付与する) d)上記フレーム側ウイング21に向けて突出し、上記ドア3が開位置にあ るとき上記フレーム側ウイング21から間隔をあくように形成される球部73 を有する、上記掛止指53の上記逆湾曲部63と、 e)上記球部73の反対側の上記フレーム側ウイング21に形成され、ドア 3が閉位置に回転するときドア側ウイング13から離れるように掛止指53の 第2末端部57を強制して上記球部73に係合させることができる、カム面7 7と、 f)該カム面77に隣接するカム面77中に形成されたポケット81であっ て、上記掛止指53の第2末端部57の球部73がドア3が閉位置に近づくと ドア側ウイング13に向けて上記ポケット81内に弾力的にパチンとはまり込 み、該ポケット81と協同してドア3を閉位置に解放可能に保持するものと、 以上を有することを特徴とするフレーム5に対しドア3が開閉回転するよう に取り付けられる蝶番。 2.上記の掛止指53がプラスチック製で上記ドア側ウイング13と独立してい ることを特徴とする請求項1に記載の蝶番。 3.上記の掛止指53の第2末端部63から突出し、第2末端部63と一体に形 成されるポスト85であって、上記ドア側ウイング13に向けての上記掛止指 53の動作を制限するドア側ウイング13に係合するものをさらに有する請求 項1に記載の蝶番。 4.上記フレーム側ウイング21にさらに安定的な支持を与えるためフレーム5 に対する場の提供としてフレーム側ウイング21の外縁からその端部まわりに フラップを張設したことを特徴とする請求項1に記載の蝶番。 5.a)ドア3の内壁に取り付けられるドア側ウイング13と、 b)フレーム5の正面の縁端に取り付けられる正面材7に取り付けられるフ レーム側ウイング21と、 c)互いに並列するようにドア側ウイング13とフレーム側ウイング21そ れぞれの面に対し垂直に設けられた、ドア側ウイング13とフレーム側ウイン グ21それぞれの下端から前方に突出する一体に形成される第1及び第2の耳 33、39と、 d)ドア3が開閉されるとき上記の耳33、39が一般のナイフ型蝶番方式 に鋏のように重複したり離れたりするように、ドア3の開閉動作可能にピボッ トで連結されている上記第1、第2の耳33、39と、 e)上記ドア側ウイング13に近接してほぼ平行に取り付けられる、第1末 端部55ならびに第2末端部57及び、スプリング作用を持たせるようにこれ ら第1末端部55、第2末端部57間に設けた湾曲部61とがある、掛止指5 3であって下記のものを有するものと、即ち、 i)上記第1末端部55に形成され、上記ドア側ウイング13に形成され る、受止部65に重ねて取り付けられる、逆湾曲部63と、 ii)上記ドア側ウイング13に対し上記掛止指53を安定させるため上 記受止部65から離して取り付けられるドア側ウイング13に形成された切込 69に挿入される逆湾曲部63から間隔をあけて上記掛止指53に形成される タブ67と、(上記逆湾曲部63の挿入と上記タブ67の上記切込69への挿 入という両者の係合はドア側ウイング13に設けられた掛止指53に十分なロ ック力を付与する) f)上記フレーム側ウイング21に向けて突出し、上記ドア3が開位置にあ るとき上記フレーム側ウイング21から間隔をあくように形成される球部73 を有する、上記掛止指53の上記逆湾曲部63と、 g)上記球部73の反対側の上記第2耳39に形成され、ドア3が閉位置に 回転するときドア側ウイング13から離れるように掛止指53の第2末端部5 7を強制して上記球部73に係合させることができる、カム面77と、 h)該カム面77に隣接するカム面77中に形成されたポケット81であっ て、上記掛止指53の第2末端部57の球部73がドア3が閉位置に近づくと ドア側ウイング13に向けて上記ポケット81内に弾力的にパチンとはまり込 み、該ポケット81と共同してドア3を閉位置に解放可能に保持するものと、 以上を有することを特徴とするフレームに対しドアが開閉回転するように取 り付けられる蝶番。 6.上記掛止指53がプラスチック製で上記ドア側ウイング21とは独立のもの に構成されていることを特徴とする請求項5に記載の蝶番。 7.上記の掛止指53の第2末端部63から突出し、第2末端部63と一体に形 成される柱85であって、上記ドア側ウイング13に向けての上記掛止指53 の動作を制限するドア側ウイング13に係合するものをさらに有する請求項5 に記載の蝶番。 8.上記フレーム側ウイング21にさらに安定的な支持を与えるため、フレーム 5に対する場の提供として上記フレーム側ウイング21の外縁からその端部ま わりにフラップを張設したことを特徴とする請求項5に記載の蝶番。
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