JP2001500046A - 哺乳動物の体腔内への製品の挿入用の柔軟なアプリケーター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は哺乳動物の体腔内への製品の挿入用の柔軟なアプリケーターに関する。アプリケーターは挿入可能な製品を含有するのに適切な細長い、中空の構造部材並びに該構造部材内を滑動可能な細長い排出部材を有する。構造部材は相対する内面及び外面を有し、その長さ寸法はその幅及び高さの寸法よりも実質的に大きい。更に構造部材は構造部材の横方向の柔軟性を増加させるようになっている複数の柔軟性増加要素を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 哺乳動物の体腔内への製品の挿入用の柔軟なアプリケーター発明の分野 本発明は哺乳動物の体腔内への製品の挿入用の柔軟な装置に関する。該挿入装 置はなかでも、その横方向の柔軟性を増加させる複数の柔軟性増加要素を有する 細長い中空の構造部材を有する。発明の背景 タンポンアプリケーターのような中空の挿入装置は概括的に２種の基礎的物質 、プラスチック及び厚紙のうちの１種から構成されている。厚紙のアプリケータ ーは概括的にプラスチックのアプリケーターよりも硬いが、どちらの物質もアプ リケーターが挿入される体腔にその形態が容易に適合しない。アプリケーターを 膣のような体腔に、より密接に適合可能にさせる試みはPaul等の米国特許第５， １５８，５３５号及び同第５，２６７，９５３号並びにFox等の米国特許第５， ４３７，６２８号明細書に記載されたもののようなタンポンアプリケーターを含 んでいた。不幸なことにはこの方法は２種の主要な領域、第１はすべての使用者 が同じ体型をもたないこと、及び第２はこれらの湾曲した装置の使用が使用時に 使用者にアプリケーターを注意して配置することを要求すること、の欠点を有す る。これはしばしば視覚的な調節が乏しい狭いトイレ内で実施しなければならな い。 多数の異なる体型に適合させるための、先行技術の劣った性能を考慮して、必 要とされるものは、体腔内への製品の挿入を可能にするのに十分に硬く、そして 更に個々の使用者の固有な体型に適合するのに十分な 柔軟性を保持するアプリケーター装置である。発明の要約 本発明は哺乳動物の体腔内へ製品を挿入するための柔軟なアプリケーターに関 する。アプリケーターは挿入可能な製品を含有するのに適切な細長い中空の構造 部材並びに構造部材内で滑動可能な細長い排出部材を有する。構造部材は相対す る内面及び外面を有し、その長さ寸法はその幅及び高さの寸法より実質的に大き い。更に構造部材は構造部材の横方向の柔軟性を増加させるようなっている複数 の柔軟性増加要素を有する。 本発明の柔軟なアプリケーターは女性の生理用、あるいは予防的組成物及び／ 又は医薬品の膣又は直腸内投与用のタンポンアプリケーターとして使用すること ができる。 本発明はまた柔軟なアプリケーターの形成方法に関する。この方法において、 柔軟性増加要素を外面を有する構造部材に形成し、柔軟性物質の１枚の層を構造 部材の外面上に重ね、そして構造部材を、挿入可能な製品を含有するのに適切な 細長い中空の部材に形成する。中空の部材は相対する挿入用及び握り用末端を有 する。 柔軟な物質は（ｉ）構造部材の外面に積層物質を適用すること及び（ii）積層 物質に柔軟性物質を適用すること、により構造部材の外面に積層させることがで きる。図面の簡単な説明 図１は柔軟性増加要素として比較的狭い溝を使用している本発明のタンポンア プリケーターを形成するのに有用な２個の抜き板の平面図である。 図２は本発明のタンポンアプリケーターを形成するのに有用な抜き板 の部分破断平面図である。 図３は本発明のタンポンアプリケーターの側面立面図である。 図４は図３の線４−４に沿って採られた横断面図である。 図５は湾曲された本発明のタンポンアプリケーターの遠近図である。 図６は図５のタンポンアプリケーターの一部の部分切り取り破断図である。 図７〜９は柔軟性増加要素としてそれぞれ溝、スリット及び切り取りを使用し ている本発明のタンポンアプリケーターを形成するのに有用な代替的態様の抜き 板の平面図である。 図１０は柔軟性増加要素として折り目（folds）を使用している本発明のタン ポンアプリケーターの代替的態様の部分切り取り側面立面図である。好ましい態様の詳細な説明 本発明の好ましい態様、すなわち月経用タンポン１２の膣内挿入用のタンポン アプリケーター１０が図３に示されている。タンポンアプリケーター１０は外側 バレル１４及びそこからタンポン１２を突き出すためにバレル１４内で滑動可能 なプランジャー１６を含んでなる。バレル１４は細長い中空の構造部材である。 それは相対する内面及び外面、その幅及び高さの寸法より実質的に大きい長さ寸 法並びに相対する挿入用末端１８及び握り用末端２０を有する。バレル１４はま たその横方向の柔軟性を増強するようになっているその中に形成された複数の柔 軟性増加要素（溝２２として示されている）を有する。プランジャー１６もまた バレル１４と同様な方法でその横方向の柔軟性を増加するようにその構造物に柔 軟性増加要素（図示されていない）を取り入れることができる。 バレル１４はまた末端を実質的に閉鎖させるように挿入用先端１８に形成され た複数の花弁２４を有することができる。挿入用先端１８の閉鎖は制限されるこ となく、ドーム形、円錐形、楕円形、等を含むどんな形態をも採ることができる 。 握り用末端２０は使用者が使用時にバレルを更にしっかりと握る補助をする特 徴部品を有することができる。これらの特徴部品は大きな穴２６として示されて いるがそれらはまた持ち上がった構造物、くぼみ又は溝、摩擦増強コーティング 、等を含むことができる。 好ましい態様においてはバレル１４はまたその外面に柔軟な物質２８を配置さ せる。この柔軟な物質２８は接着剤３０のような中間層によりバレルに取り付け て積層品を形成することができるか又はバレル１４の外面に直接被覆させること ができる。バレル１４に柔軟な物質２８を取り付ける他の方法は当該技術分野の 通常の技術者の一人により容易に認められるであろう。図１〜７及び図９におけ るような本発明のある種の態様においては、それに柔軟な物質２８を適用する前 にバレル１４又はバレル形成物質の外面上に貼合わせ用接着剤３０を適用するこ とが適当かも知れない。他の態様においては被覆及び／又は積層の、より通常の 方法を使用することができる。 場合によっては第２の柔軟な物質２９を接着剤３１のような第２の中間層によ りバレル１４の内面上に配置することができる。この第２の柔軟な物質２９は孔 のあけられた柔軟性増加要素の縁２１、２３上にタンポン１２が引っ掛かる機会 を減少もしくは排除する補助になる可能性がある。 本発明の操作に有用な柔軟性増加要素は制限されることなく、スリッ ト、溝、切り取り、等のような孔あけ（構造部材の厚さ全体に至らないか又はこ の部材を形成している積層品の１枚もしくは数枚の層に及ぶ孔あけを含む）；折 り目、刻み目、等を含む。好ましくは柔軟性増加要素はバレル１４の長さに沿っ て配置される。それらはこの長さに沿って整列されても、又は実質的にたがいち がいの交互の形態で配列されてもよい。柔軟性増加要素が長さに沿って整列され る場合はアプリケーター１０は概括的に主としてその中心軸を通る一平面上で柔 軟性を有するであろう。それらがたがいちがい（図８及び９に示されるように） である場合はアプリケーターは概括的に一枚より多い平面で柔軟性を有するであ ろう。 バレル１４を形成している構造部材がその外面上に配置された好ましい柔軟な 物質２８を有する場合は柔軟性増加要素は、長さがそれらの直径よりも実質的に 短い、短い管のような分離したユニットへの構造部材の分離をもたらす可能性が ある。次に外面の柔軟物質２８及び場合によっては内面の柔軟物質２９によりこ れらのセグメントは一緒に保持されて、柔軟なバレル１４として維持するであろ う。柔軟性増加要素はまた縦の断面において見ると複数のスリットをもたらすよ うな連続的な螺旋状のスリットによりもたらされる可能性がある。再度この種類 の柔軟性増加要素は少なくとも外面の柔軟物質２８の使用により利益を受けて、 バレル１４として構造物質を一緒に保持するであろう。 柔軟性増加要素は好ましくは構造部材の縦の圧縮力を実質的に維持するように なっている。従って使用者は体腔内へのその挿入時に挿入装置特にバレル１４の 調節を維持することができる。 特に好ましい態様においてはバレル１４の柔軟性増加要素は縁２１、 ２３を有する孔あけ物である。これらの孔あけ物は主軸及び副軸を有する可能性 がある。好ましくは柔軟性増加要素の主軸はアプリケーターの長さに実質的に垂 直に配置されている。孔あけ物の縁２１、２３はバレル１４が弛緩してストレス を受けていない状態の時には、隣接するか（例えば図８に示されたスリット２２ Ａ）又は離れていてもよい（例えば図３に示される溝２２及び図９に示される切 り抜き２２Ｂ）。バレル１４が縦軸に垂直な成分を有する力を受けている時には 柔軟性増加要素はバレル１４を図５に示されるような湾曲された配置に曲げさせ る。湾曲した配置においてはスリット２２Ａの縁２１Ａ、２３Ａが分離され、一 方、溝２２の縁２１、２３は図６に示されるように概括的に閉鎖するであろう。 本考察はバレル１４の柔軟性増加要素に焦点を当てているがプランジャー１６の 柔軟性増加要素（図示されていない）にも応用可能である。 図１０に示された代替的態様においては、バレル１４の柔軟性増加要素は折り 目２２Ｃを含んでなる。この態様においては折り目２２Ｃはバレル１４の外面か ら実質的に内側方向に向けられている。折り目２２Ｃのこの内側方向性が外面を 実質的に平滑に維持させる。この態様においてはタンポン１２はより小さい直径 を有するか、あるいは折り目２２Ｃにより輪形の空間を占拠させるように、バレ ル１４がより大きい直径を有するであろう。 バレル１４は通常の技術をもつ当業者に一般的に知られた構造物質から製造す ることができる。これらの物質は制限されることなく、プラスチックのシート、 射出成形可能又は吹き込み成形可能プラスチックのような成形可能プラスチック 、１９９３年１月１５日に出願された共同指定出願の、Dabi等の米国特許出願第 ０８／００６，０１３号明細書（引 用により本明細書中に取り入れられている）に公表されたもののような生分解性 プラスチック、並びに厚紙を含む。構造物質として使用される厚紙は単一層の厚 紙物質でもよいし、あるいは種々の層に関する複数の利点を提供するために積層 させた複数の層であってもよい。管状の要素の形成のために有用な厚紙素材は制 限されることなく、板紙、厚紙、コップ素材、紙等を含む。 構造物質は好ましくは、通常のプラスチックで被覆された又はプラスチックを 積層させた厚紙アプリケーターと同様な美観を提供するために概括的に前記で考 察された柔軟物質２８をその上に配置した。この柔軟物質２８は好ましくは、伸 縮し、柔軟性増加要素において構造物質により支持されていない実質的に連続的 な層である。柔軟性物質２８はプラスチックフィルム、エラストマーフィルム、 被覆された紙、等にすることができる。有用なプラスチックは制限されることな く、ポリエチレン及びポリプロピレンのようなポリオレフィン、テレフタル酸ポ リエチレン、ポリカプロラクトン、ポリビニルアルコール、エチレン−酢酸ビニ ル・コポリマー、セロファンのようなポリエステル、等を含む。有用なエラスト マーは制限されることなく、天然ゴム、スチレン−ブタジエン・コポリマー、イ ソブチレン−イソプレン・コポリマー、ポリクロロプレン系（Neopren、duPont の商品名）、ポリウレタン、ポリスルフィドゴム、アクリル酸エチル及びアクリ ル酸−低級アルカノールエステルの共重合化を含んでなるポリアクリラート・エ ラストマー、ニトリルゴム、ブチルゴム、ポリスルフィドゴム、ポリイソプレン 、ＥＤＰＭゴムのようなエチレン−プロピレン三元共重合体、シリコーンゴム、 等を含む。有用な被覆紙は蝋紙、プラスチック被覆紙、シリコーン被覆紙等を含 む。 好ましい構造物質は厚紙及び積層厚紙を含む。これらのプラスチック積層厚紙 物質は接着剤層、中間層、等のような追加的な層を含むことができる。 タンポンアプリケーターに有用なバレル１４のための典型的な寸法は約５ない し８ｃｍの長さ、約８ないし１６ｍｍの直径及び約０．４ないし０．６ｍｍの厚 さを含む。好ましくはプランジャー１６の直径は図３に示されるようにバレル１ ４内にプランジャー１６の顕微鏡状の配置を可能にするためにバレル１４の直径 より小さい。 挿入装置は通常の当業者に最近知られている幾つかの方法で形成することがで きる。管状の構造部材は連続的螺旋状に巻かれた管として形成され次に切断され て管状の要素を形成することができる。他方、個々の管状要素又はより短い管を 厚紙の長方形のシート（又は抜き板）から形成することができる。これらの抜き 板は図２に示されたような方法で中心軸Ｘの回りに巻いて、図４に示されたよう に縦のシーム３２で固定することができる。これは引用により本明細書中に取り 入れられているHinzmannの米国特許第４，７５５，１６４号明細書に、より詳細 に示されている。代替的にはそれらはWhiteheadの米国特許第４，５０８，５３ １号明細書に公表されたように包旋状に（convolutely）巻くことができる。よ り短い管を切り出して、連続的な螺旋状に巻いた管に類似の少数の管状要素を形 成することができる。 使用時には使用者はそれが包装されている可能性があるあらゆる保護包装から タンポンアプリケーター１０を単に取り出し、握り用末端２０を持ってアプリケ ーターの挿入用先端１８を膣内に挿入する。アプリケーター１０の挿入後、排出 部材１６をバレル１４中に押し込んでタンポ ン１２をバレル１４から膣内に押し出す。次にアプリケーター１０を膣から引き 抜き、廃棄することができる。 前記の詳細な説明は挿入装置すなわちタンポンアプリケーターの好ましい態様 に関するが、通常の技術をもつ当業者は、同様な装置が殺精子剤のような予防的 組成物及び／又は殺カビ剤のような医薬品の膣内又は直腸内投与のために使用す ることができることを容易に認めるであろう。これらの組成物及び／又は医薬品 は固体、クリーム、発泡剤、ゲル剤等の形態にすることができる。 前記の明細及び態様は本明細書に公表された本発明の完全で制約されない理解 を補助するために提示されている。本発明の多数の変法及び態様がその精神及び 範囲から逸脱せずに展開できるので、本発明は以後に付記される請求の範囲に示 されている。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ， ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，Ｌ Ｓ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ， ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，Ｅ Ｅ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ， ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，Ｍ Ｎ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ， ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 哺乳動物の体腔内への製品の挿入用の柔軟なアプリケーターであって、 ａ） 挿入可能な製品を含有するのに適切な細長い中空の構造部材であって、相 対する内面及び外面、幅及び高さの両寸法よりも実質的に大きい長さ寸法、相対 する挿入用及び握り用末端並びに構造部材の横方向の柔軟性を増加させるように なっている複数の柔軟性増加要素を有する構造部材並びに ｂ） 構造部材内で滑動可能な細長い排出部材、 を含んでなる柔軟なアプリケーター。 ２． 柔軟性増加要素が構造部材の縦の圧縮力を実質的に維持するようになって いる請求の範囲１記載の柔軟なアプリケーター。 ３． 構造部材の外面上に配置された１枚の柔軟な物質の層を更に含んでなる請 求の範囲１記載の柔軟なアプリケーター。 ４． 柔軟な物質の層が柔軟性増加要素の領域において構造部材により支持され ていない請求の範囲３記載の柔軟なアプリケーター。 ５． 柔軟な物質の層がポリマー性の層である請求の範囲３記載の柔軟なアプリ ケーター。 ６． ポリマー性の層がフィルムである請求の範囲５記載の柔軟なアプリケータ ー。 ７． 柔軟な物質の層がエラストマーを含んでなる請求の範囲３記載の柔軟なア プリケーター。 ８． 柔軟性増加要素が構造部材の長さに沿って配置されている請求の範囲１記 載の柔軟なアプリケーター。 ９． 柔軟性増加要素が縁を有する孔あけ物を含んでなる請求の範囲１記載の柔 軟なアプリケーター。 １０． 縁が実質的に隣接している請求の範囲９記載の柔軟なアプリケーター。 １１． 縁が離れて配置されている請求の範囲９記載の柔軟なアプリケーター。 １２． 柔軟性増加要素が折り目を含んでなる請求の範囲１記載の柔軟なアプリ ケーター。 １３． 折り目が実質的に内側に向けられそれにより構造部材の外面が実質的に 平滑である請求の範囲１２記載の柔軟なアプリケーター。 １４． 挿入用先端が実質的に閉鎖されている請求の範囲１記載の柔軟なアプリ ケーター。 １５． 握り用末端が少なくとも１種類の握り強化特徴物を有する請求の範囲１ 記載の柔軟なアプリケーター。 １６． 柔軟性増加要素が主軸及び副軸を有し、主軸がアプリケーターの長さに 実質的に垂直に配置されている請求の範囲１記載の柔軟なアプリケーター。 １７． 柔軟性増加要素が実質的にアプリケーターの長さに沿って配列されてい る請求の範囲１記載の柔軟なアプリケーター。 １８． 柔軟性増加要素がアプリケーターの長さに沿って実質的にたがいちがい で交互の形態で配置されている請求の範囲１記載の柔軟なアプリケーター。 １９． 細長い排出部材が柔軟性増加要素を含んでなる請求の範囲１記載の柔軟 なアプリケーター。 ２０． 細長い中空の構造部材が実質的に円筒形の管を含んでなる請求の範囲１ 記載の柔軟なアプリケーター。 ２１． 構造部材の内面上に配置された柔軟な物質の層を更に含んでなる請求の 範囲１記載の柔軟なアプリケーター。 ２２． 哺乳動物の体腔内への製品の挿入用の柔軟なアプリケーターであって、 ａ） 挿入可能な製品を含有するのに適切な細長い中空の構造部材であって、相 対する内面及び外面、幅及び高さの両寸法よりも実質的に大きい長さ寸法、相対 する挿入用及び握り用末端並びに構造部材の横方向の柔軟性を増加させるための 手段を有する構造部材及び ｂ） 構造部材内で滑動可能な細長い排出部材、 を含んでなる柔軟なアプリケーター。 ２３． 構造部材の外面上に配置された１枚の柔軟な物質の層を更に含んでなる 請求の範囲２２記載の柔軟なアプリケーター。 ２４． 柔軟な物質の層が柔軟性増加手段の領域において構造部材により支持さ れていない請求の範囲２３記載の柔軟なアプリケーター。 ２５． 柔軟性増加手段が構造部材の長さに沿って配置されている請求の範囲２ ２記載の柔軟なアプリケーター。 ２６． 挿入用先端が実質的に閉鎖されている請求の範囲２２記載の柔軟なアプ リケーター。 ２７． 握り用末端が少なくとも１種類の握り強化特徴物を有する請求の範囲２ ２記載の柔軟なアプリケーター。 ２８． 細長い排出部材が細長い排出部材の横方向の柔軟性を増加させるための 手段を含んでなる請求の範囲２２記載の柔軟なアプリケーター。 ２９． 哺乳動物の体腔内へ製品を挿入するのに有用な柔軟なアプリケーターを 形成する方法であって、 ａ） 外面を有する構造部材中に柔軟性を増加させる要素を形成すること、 ｂ） 構造部材の外面上に柔軟な物質の層を重ねること、及び ｃ） 構造部材を、挿入可能な製品を含有するのに適切な細長い中空の部材に形 成し、中空の部材が幅及び高さの寸法より実質的に大きい長さ寸法並びに相対す る挿入用及び握り用末端を有すること を含んでなる方法。 ３０． 柔軟な物質の層を重ねる段階が（ｉ）構造部材の外面に積層物質を適用 すること及び（ii）積層物質に柔軟な物質の層を適用すること、を含んでなる請 求の範囲２９記載の方法。 ３１． 柔軟性増加要素を形成する段階が構造部材に孔をあけることを含んでな る請求の範囲２９記載の方法。 ３２． 構造部材に孔をあける段階が構造部材にスリットをあけることを含んで なる請求の範囲３１記載の方法。 ３３． 細長い中空の部材を形成する段階が円筒形の管を形成することを含んで なる請求の範囲２９記載の方法。 ３４． 管が包旋状に（convolutely）巻かれた管である請求の範囲３３記載の 方法。 ３５． 管が螺旋状に（spirally）巻かれた管である請求の範囲３３記載の方法 。 ３６． 管が縦に継ぎ合わせた管である請求の範囲３３記載の方法。 ３７． 中空の部材の挿入用先端を実質的に閉鎖する段階を更に含んで なる請求の範囲２９記載の方法。 ３８． 中空の部材の握り用末端に少なくとも１種類の握り増加特徴物を形成す る段階を更に含んでなる請求の範囲２９記載の方法。 ３９． 哺乳動物の体腔内への製品の挿入に有用な柔軟なアプリケーターを形成 する方法であって、 ａ） 外面を有する構造部材中に柔軟性増加要素を形成すること及び ｂ） 構造部材を、挿入可能な製品を含有するのに適切な細長い中空の部材に形 成し、中空の部材が幅及び高さの寸法より実質的に大きい長さ寸法並びに相対す る挿入用及び握り用末端を有すること を含んでなる方法。