JP2001359212A - ケーブルの敷設工法およびその工法に使用される連結工具 - Google Patents
ケーブルの敷設工法およびその工法に使用される連結工具Info
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Abstract
路であっても、光ファイバケーブルなどを短時間に敷設
する。 【解決手段】通線ロッド24に係合金具25を連結して
なる押込用連結工具2を既設の管路1の一端から押し込
む一方、通線ロッド34に受取金具35を連結してなる
引抜用連結工具3を既設の管路1の他端から押し込み、
既設の管路1内で押込用連結工具2の係合金具25と、
引抜用連結工具3の受取金具35とを係合させた後、引
抜用連結工具3を引き抜いて、通線ロッド24に直接ま
たは間接的に連結された光ファイバケーブルなどを既設
の管路1にわたって挿通する。
Description
ル、同軸ケーブル、電力ケーブルなどのケーブルを既設
の配管に挿通して敷設する工法およびその工法に使用さ
れる連結工具に関するものである。
て光ファイバケーブルを各家庭に延設することが行われ
ている。この光ファイバケーブルの各家庭への延設に際
しては、予め地中に埋設された共通の光ファイバ通信網
のマンホールから各家庭のハンドホール間に溝を掘り、
溝に管路を敷設した後、管路に光ファイバケーブルを挿
通し、光ファイバ通信網に接続するようにしている。
ールと各家庭のハンドホール間に溝を掘り、溝に管路を
敷設して光ファイバケーブルを挿通させる工法では、建
設コストがかさむという問題があった。
ールとの間に敷設された既設の管路、例えば、電力ケー
ブルを配設した充孔管路の余剰空間を利用して光ファイ
バケーブルを敷設することが提案されている。この場
合、マンホールと各家庭のハンドホール間に敷設された
充孔管路は、必ずしも直線状に延設されているとは限ら
ず、また、100mを越えるような管路長の場合もあ
る。したがって、充孔管路の一端から光ファイバケーブ
ルを直接押し込むだけでは、湾曲部分で停止して、それ
以上押し込むことができなかったり、途中で電力ケーブ
ルや管路との抵抗によって一定長さ以上に押し込むこと
が困難になるという問題があった。
れたもので、既設の管路に湾曲部分があったり、管路長
が大きい場合であっても光ファイバケーブルなどのケー
ブルを短時間に挿通して敷設することのできるケーブル
の敷設工法を提供するものである。
ケーブルなどのケーブルを挿通して敷設するケーブルの
敷設工法に使用され、既設の管路内で確実に連結するこ
とのできる連結工具を提供するものである。
係合金具を連結してなる押込用連結工具を既設の管路の
一端から押し込む一方、通線ロッドに受取金具を連結し
てなる引抜用連結工具を既設の管路の他端から押し込
み、既設の管路内で押込用連結工具の係合金具と引抜用
連結工具の受取金具とを係合させた後、押込用連結工具
または引抜用連結工具を引き抜いて、通線ロッドに直接
または間接的に連結されたケーブルを既設の管路にわた
って挿通することを特徴とするものである。
曲部分などの途中位置まで押込用連結工具を押し込む一
方、既設の管路の他端から引抜用連結工具を押し込み、
押込用連結工具と引抜用連結工具とを遭遇させることに
より、押込用連結工具の係合金具と引抜用連結工具の受
取金具を係合させて連結することができる。この後、押
込用連結工具または引抜用連結工具を引き抜くことによ
り、それら一方の通線ロッドに直接または導綱ロープを
介して間接的に連結されたケーブルを既設の管路にわた
って挿通することができる。
り、管路長が大きい場合であっても、既設の管路にわた
って短時間にケーブルを挿通して敷設することができ
る。
力ケーブルなどが配設されている充孔管路に限らず、何
も配設されていない開孔管路であってもよい他、地中に
埋設された管路に限らず、ビル内に延設されたダクトや
パイプスペースであってもよい。
路に押し込む際、係合金具や受取金具と管路との間、あ
るいは、管路に配設された電力ケーブルなどとの間に発
生する抵抗によっても容易に腰折れしない程度の座屈強
度と湾曲部分の曲率半径に対応して撓むことができる可
撓性を有することが要求される。このような通線ロッド
としては、FRPを塩化ビニル樹脂で被覆したものを挙
げることができる。
ブル、同軸ケーブル、電力ケーブルなどを対象とするこ
とができる。
それぞれ一定間隔で長さが表示されていると、予め把握
されている既設の管路の長さなどから、既設の管路の一
端から押し込んだ押込用連結工具の係合金具または引抜
用連結工具の受取金具の現在位置を割り出すことがで
き、この押込用連結工具の係合金具または引抜用連結工
具の受取金具の現在位置に合わせて設定長さだけ引抜用
連結工具または押込用連結工具を押し込むことにより、
押込用連結工具の係合金具と引抜用連結工具の受取金具
とを確実に遭遇させて係合することができる。
作業する場合の見易さを考慮すると、通線ロッドの外周
面の周方向に適宜間隔をおいて複数箇所に、例えば、1
20度の間隔をおいて3カ所に同一長さを表示すること
が好ましい。
の敷設工法に使用される押込用連結工具および引抜用連
結工具であって、前記押込用連結工具は、金具本体およ
び金具本体に一体に設けられた複数個の係合部からなる
係合金具と、先端に連結金具が回転自在に保持された通
線ロッドと、から構成され、通線ロッドの連結金具に係
合金具の金具本体が着脱自在に連結され、また、前記引
抜用連結工具は、軸線方向に間隔をおいて複数個の穴が
形成された金具本体および金具本体の各穴にそれぞれ摺
動自在に挿通され、両端にリングを形成した複数本のワ
イヤからなる受取金具と、先端に連結金具が回転自在に
保持された通線ロッドと、から構成され、通線ロッドの
連結金具に受取金具の金具本体が着脱自在に連結され、
係合金具の係合部と受取金具のワイヤのリングとが係合
可能であることを特徴とするものである。
他端からそれぞれ押し込まれた押込用連結工具の係合金
具の係合部と、引抜用連結工具の受取金具のワイヤのリ
ングとを既設の管路内で短時間に、かつ、確実に係合さ
せることができる。すなわち、係合金具の係合部および
受取金具のワイヤは、それぞれ複数設けられており、ま
た、受取金具のワイヤは、その長さの範囲内であらゆる
方向に散らばるため、係合金具の係合部と受取金具のワ
イヤのリングとの係合する確率が大きくなり、短時間
に、かつ、確実に係合させることができるとともに、両
者の係合は容易に外れることはない。また、湾曲部分の
曲率半径に対応して通線ロッドが撓むことにより、湾曲
部分で詰まることなく通過させることができる。
線ロッドおよび引抜用連結工具の通線ロッドには、それ
ぞれ一定間隔で長さが表示されていると、既設の管路に
押し込んだ押込用連結工具の係合金具および引抜用連結
工具の受取金具の現在位置を把握することができる。
作業する場合の見易さを考慮すると、通線ロッドの外周
面の周方向に適宜間隔をおいて複数箇所に、例えば、1
20度の間隔をおいて3カ所に同一長さを表示すること
が好ましい。
合金具は、円筒状の金具本体と、金具本体の前端面に一
体に設けられた複数本のフックと、からなり、複数本の
フックは、長さが異なるとともにその鉤部を外方に向け
て金具本体の軸線方向の投影面積内に配置されている
と、既設の管路の湾曲部分において、側圧を受けたとし
ても、係合金具の変形を確実に防止することができる。
また、既設の管路として、電力ケーブルなどが配設され
た充孔管路に押し込んだ場合、湾曲部分において、電力
ケーブルなどに側圧を作用させたとしても、電力ケーブ
ルなどを損傷させることもない。
を受けにくいことから、既設の管路として、内面がフラ
ットなGP管に好適に使用することができる。
合金具は、先端部が砲弾状に形成された金具本体と、金
具本体の後端面の外周縁部に一体に設けられた複数本の
フィンと、金具本体の後端部に着脱自在に連結された延
長金具と、から構成され、該延長金具は、フィンの内面
との間に一定間隔を有する外径に形成されるとともに、
フィンの長さよりも大きな長さに形成されていると、既
設の管路内に障害物があっても、容易に乗り越えること
ができる。
込み時に抵抗を受けにくいことから、既設の管路とし
て、内面にリブなどの凹凸部を有するフレキ管に好適に
使用することができる。
受取金具の金具本体の前端に球頭部が設けられ、また、
通線ロッドの先端に一定長さの小径の通線ロッドが連結
され、小径の通線ロッドの先端に連結金具が回転自在に
保持され、小径の通線ロッドの連結金具に受取金具の金
具本体が着脱自在に連結されていると、既設の管路内に
障害物があっても、容易に乗り越えることができるとと
もに、既設の管路の湾曲部分の曲率半径が小さい場合で
あっても、小径の通線ロッドが大きく撓んで湾曲部分の
外方で待機している押込用連結工具の係合金具に遭遇さ
せることができる。
を参照して説明する。
敷設工法の概略が示されている。
各家庭のハンドホールHとの間には、既設の管路1が敷
設されている。そして、既設の管路1にわたって光ファ
イバケーブルを敷設するため、押込用連結工具2と引抜
用連結工具3が用意されている。
後端部に雄ねじ211が形成された略円筒状の金具本体
21と、金具本体21の前端面から前方に向けて突出さ
れた複数個の係合部、すなわち、複数本のフック22
と、雌ねじが形成された連結金具(ナット)231を回
転自在に保持する接続金具23と、接続金具23がかし
め接続された通線ロッド24と、から構成され、接続金
具23の連結金具231に金具本体21の雄ねじ211
が螺合されている。したがって、金具本体21は、接続
金具23を介して通線ロッド24に回転自在に、かつ、
着脱自在に連結されている。
の複数本のフック22によって係合金具25が形成さ
れ、複数本のフック22は、金具本体21の前端面から
の突出長さが異なるとともに、その鉤部22aを外方に
向けて金具本体21の軸線方向の投影面積内に配置され
ている(図3(b)参照)。
後端部に雄ねじ311が形成されるとともに、軸線方向
に間隔をおいて直径方向に貫通する複数個の穴31aが
形成された円筒状の金具本体31と、金具本体31の穴
31aに摺動自在に嵌挿され、両端部にリング321を
形成した複数本のワイヤ32と、雌ねじが形成された連
結金具(ナット)331を回転自在に保持する接続金具
33と、接続金具33がかしめ接続された通線ロッド3
4と、から構成され、接続金具33の連結金具331に
金具本体31の雄ねじ311が螺合されている。したが
って、金具本体31は、接続金具33を介して通線ロッ
ド34に回転自在に、かつ、着脱自在に連結されてい
る。
321を形成した複数本のワイヤ32によって受取金具
35が形成されている。そして、金具本体31の穴31
aは、周方向に90度の間隔をおいて交互に形成されて
おり、各穴31aにそれぞれワイヤ32を挿通した際、
各ワイヤ32の両端部をかしめてリング321が形成さ
れるようになっている。
31の外径よりも大きな外径の球頭部36がネジ結合さ
れている。
塩化ビニル樹脂で被覆したもので、容易に腰折れしない
程度の座屈強度と湾曲部分の曲率半径に対応して撓むこ
とができる可撓性を有している。そして、通線ロッド2
4,34の外周面には、1m間隔で長さが表示されてい
る。この場合、ハンドホールHなどの狭い空間で作業す
る場合の見易さを考慮して、例えば、120度の間隔で
3カ所に長さを表示することが好ましい。
2および引抜用連結工具3を用いて既設の管路1に光フ
ァイバケーブルを敷設する手順について説明する。
としては、例えば、電力ケーブルCが配設された充孔管
路11が利用されている。この充孔管路11は、直径8
0mmのGP管であって、その空隙幅は約21mmであ
る。また、湾曲部分の曲率半径として310mmが許容
されている。
大外径部分である金具本体21の外径および引抜用連結
工具3の最大外径部分である球頭部36の外径は、空隙
幅21mmに対して17mmに設定されている。また、
外径8.5mmの通線ロッド24,34が使用されてい
る。
1の一端から押込用連結工具2を押し込む。この場合、
充孔管路11の長さ、湾曲部分の位置およびその曲率半
径などは、予め把握されており、それに対応して押込用
連結工具2を設定された長さだけ押し込む。この際、押
し込まれた押込用連結工具2の先端位置は、通線ロッド
24に付された長さ表示によって把握することができ
る。
11の他端から引抜用連結工具3を押し込む。この引抜
用連結工具3の押込み長さは、充孔管路11の長さなど
ともに、押込用連結工具2の先端位置から計算すること
ができ、その設定された長さは、通線ロッド35の外周
面に付された長さ表示に基づいて把握することができ
る。したがって、押込用連結工具2の係合金具25と引
抜用連結工具3の受取金具35とは、充孔管路11の設
定位置で遭遇している。
が、通線ロッド24,34に表示された長さに基づいて
それぞれ設定長さだけ充孔管路11に押し込まれると、
引抜用連結工具3を押し引きし、押込用連結工具2を構
成するフック22の鉤部22aに、引抜用連結工具3を
構成するワイヤ32のリング321を係合させる。この
場合、ワイヤ32は、金具本体31に対して摺動自在に
嵌挿されていることから、充孔管路11や電力ケーブル
Cとの摩擦によって、また、充孔管路11の内面に沿っ
て回り込むなどして、その長さ範囲内において、充孔管
路11の空隙部の異なる任意の位置にリング321が散
らばって位置することになる。したがって、引抜用連結
工具3を押し引きすることにより、ワイヤ32のリング
321をフック22の鉤部22aに短時間に係合させ、
押込用連結工具2と引抜用連結工具3とを連結すること
ができる。
連結されたならば、引抜用連結工具2と押込用連結工具
3との連結状態が外れないように、一定の引張力を作用
させた状態で引抜用連結工具3を徐々にハンドホールH
から引き抜き、通線ロッド24を充孔管路11のマンホ
ールM側一端からハンドホールH側他端にわたって挿通
して敷設する。
敷設されたならば、通線ロッド24の一端に光ファイバ
ケーブル(図示せず)を接続し、通線ロッド24を充孔
管路11の一端または他端から引き出せば、充孔管路1
1にわたって光ファイバケーブルを挿通して敷設するこ
とができる。
の管路長が大きい場合であっても、押込用連結工具2と
引抜用連結工具3とでその長さを二分することができる
ことから、これまで以上の長さの管路長に対応すること
ができる。また、充孔管路11に所定の曲率半径の湾曲
部分があったとしても、通線ロッド24,34が撓んで
係合金具25および受取金具35は湾曲部分を乗り越え
ることができる。
1に湾曲部分があったり、管路長が大きい場合であって
も、押込用連結工具2および引抜用連結工具3を利用し
て充孔管路11にわたって短時間に光ファイバケーブル
を挿通して敷設することができる。
マンホールM側一端から押込用連結工具2を押し込むと
ともに、充孔管路11のハンドホールH側他端から引抜
用連結工具3を押し込む場合を説明したが、充孔管路1
1の長さや形状によっては、充孔管路11のマンホール
M側一端から引抜用連結工具3を押し込むとともに、充
孔管路11のハンドホールH側他端から押込用連結工具
2を押し込むようにしてもよい。
用連結工具2の通線ロッド24に光ファイバケーブルを
連結して充孔管路11に挿通する場合を説明したが、押
込用連結工具2を引き抜き、引抜用連結工具3の通線ロ
ッド34に光ファイバケーブルを連結して充孔管路11
に挿通することもできる。
イバケーブルを直接連結する方式に代えて、導綱ロープ
を介して通線ロッド24,34と光ファイバケーブルを
連結してもよい。
(a)に示すように、通線ロッド34の先端に一定長さ
の小径の通線ロッド341を接続し、小径の通線ロッド
341の先端に接続金具33を介して金具本体31を連
結することもできる。このように、通線ロッド34に小
径の通線ロッド341を接続すると、小径の通線ロッド
341の可撓性はさらに大きくなることから、より曲率
半径の小さな湾曲部分に対応することが可能となる(図
5(b)参照)。
工具2の係合金具25としては、内面がフラットな充孔
管路11であるGP管に対応するように、金具本体21
の先端に、鉤部22aを有するフック22を係合部とし
て一体に設けたものを例示したが、このような実施形態
に限定するものではない。
状に形成された金具本体26と、係合部として、金具本
体26の後端面の外周縁部に適宜間隔をおいて、例え
ば、120度の間隔をおいて後方に向けて一体に突出形
成され、先端に向かうにしたがって先細となるフィン2
7と、から係合金具25を構成することもできる。この
場合、金具本体26に雄ねじを形成して接続金具23の
連結金具231に連結することもできるが、係合部であ
るフィン27と、引抜用連結工具3のワイヤ32のリン
グ321との係合が円滑に行われるように、フィン27
の内面との間にワイヤ32の直径以上の隙間を確保する
ことができる外径と、フィン27の長さよりも大きな長
さを有する延長金具28を介在させ、延長金具28の前
後端部に形成された雄ねじ281,282をそれぞれ金
具本体26および接続金具23の連結金具231に連結
することが好ましい。
ケーブルCが配設された既設の充孔管路11に光ファイ
バケーブルを敷設する場合を説明したが、光ファイバケ
ーブルに限らず同軸ケーブルや電気ケーブルなどの他の
ケーブルを敷設する場合にも適用することができるとと
もに、電気ケーブルなどが敷設された充孔管路11に限
らず、新設の何も配設されていない開孔管路に敷設する
こともできる。
と各家庭間の地中に埋設された管路に限らず、ビル内に
敷設されたダクトやパイプスペースに適用することもで
きる。
法によれば、既設の管路の一端から湾曲部分などの途中
位置まで押込用連結工具を押し込む一方、既設の管路の
他端から引抜用連結工具を押し込み、押込用連結工具と
引抜用連結工具とを遭遇させることにより、押込用連結
工具の係合金具と引抜用連結工具の受取金具を係合させ
て連結することができる。この後、押込用連結工具また
は引抜用連結工具を引き抜くことにより、それら一方の
通線ロッドに直接または間接的に連結されたケーブルを
既設の管路にわたって挿通することができる。この結
果、既設の管路に湾曲部分があったり、管路長が大きい
場合であっても、既設の管路にわたって短時間にケーブ
ルを挿通して敷設することができる。
される連結工具によれば、既設の管路の一端および他端
からそれぞれ押し込まれた押込用連結工具の係合金具の
係合部と、引抜用連結工具の受取金具のワイヤのリング
とを既設の管路内で短時間に、かつ、確実に係合させる
ことができる。この場合、既設の管路に湾曲部分が存在
しているとしても、容易に乗り越えることができるとと
もに、管路長が大きくても、押込用連結工具および引抜
用連結工具で二分して対応することができる。
である。
を示す図1のA部の拡大図である。
用連結工具の一実施形態を示す側面図およびその正面図
である。
用連結工具の一実施形態を示す側面図である。
よびその係合金具の背面図である。
の使用状態の説明図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 通線ロッドに係合金具を連結してなる押
込用連結工具を既設の管路の一端から押し込む一方、通
線ロッドに受取金具を連結してなる引抜用連結工具を既
設の管路の他端から押し込み、既設の管路内で押込用連
結工具の係合金具と引抜用連結工具の受取金具とを係合
させた後、押込用連結工具または引抜用連結工具を引き
抜いて、通線ロッドに直接または間接的に連結されたケ
ーブルを既設の管路にわたって挿通することを特徴とす
るケーブルの敷設工法。 - 【請求項2】 前記各通線ロッドには、それぞれ一定間
隔で長さが表示されていることを特徴とする請求項1記
載のケーブルの敷設工法。 - 【請求項3】 請求項1記載のケーブルの敷設工法に使
用される押込用連結工具および引抜用連結工具であっ
て、前記押込用連結工具は、金具本体および金具本体に
一体に設けられた複数個の係合部からなる係合金具と、
先端に連結金具が回転自在に保持された通線ロッドと、
から構成され、通線ロッドの連結金具に係合金具の金具
本体が着脱自在に連結され、また、前記引抜用連結工具
は、軸線方向に間隔をおいて複数個の穴が形成された金
具本体および金具本体の各穴にそれぞれ摺動自在に挿通
され、両端にリングを形成した複数本のワイヤからなる
受取金具と、先端に連結金具が回転自在に保持された通
線ロッドと、から構成され、通線ロッドの連結金具に受
取金具の金具本体が着脱自在に連結され、係合金具の係
合部と受取金具のワイヤのリングとが係合可能であるこ
とを特徴とするケーブルの敷設工法に使用される連結工
具。 - 【請求項4】 前記押込用連結工具の通線ロッドおよび
引抜用連結工具の通線ロッドには、それぞれ一定間隔で
長さが表示されていることを特徴とする請求項3記載の
ケーブルの敷設工法に使用される連結工具。 - 【請求項5】 前記押込用連結工具の係合金具は、円筒
状の金具本体と、金具本体の前端面に一体に設けられた
複数本のフックと、からなり、複数本のフックは、長さ
が異なるとともにその鉤部を外方に向けて金具本体の軸
線方向の投影面積内に配置されていることを特徴とする
請求項3記載のケーブルの敷設工法に使用される連結工
具。 - 【請求項6】 前記押込用連結工具の係合金具は、先端
部が砲弾状に形成された金具本体と、金具本体の後端面
の外周縁部に一体に設けられた複数本のフィンと、金具
本体の後端部に着脱自在に連結された延長金具と、から
構成され、延長金具は、フィンの内面との間に一定間隔
を有する外径に形成されるとともに、フィンの長さより
も大きな長さに形成されていることを特徴とする請求項
3記載のケーブルの敷設工法に使用される連結工具。 - 【請求項7】 前記引抜用連結工具は、受取金具の金具
本体の前端に球頭部が設けられ、また、通線ロッドの先
端に一定長さの小径の通線ロッドが連結され、小径の通
線ロッドの先端に連結金具が回転自在に保持され、小径
の通線ロッドの連結金具に受取金具の金具本体が着脱自
在に連結されていることを特徴とする請求項3記載のケ
ーブルの敷設工法に使用される連結工具。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012510789A (ja) * | 2008-12-02 | 2012-05-10 | スイスコム アーゲー | ケーブル・プッシャーを案内するシステム、方法および装置 |
JP2012147668A (ja) * | 2012-04-17 | 2012-08-02 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 通線方法 |
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