JP2001358817A - 携帯通信端末装置 - Google Patents

携帯通信端末装置

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JP2001358817A
JP2001358817A JP2000176853A JP2000176853A JP2001358817A JP 2001358817 A JP2001358817 A JP 2001358817A JP 2000176853 A JP2000176853 A JP 2000176853A JP 2000176853 A JP2000176853 A JP 2000176853A JP 2001358817 A JP2001358817 A JP 2001358817A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、入力装置などで複雑な操作を行うこ
となく、連続的に与える振動の回数によって、複数の異
なる機能を制御することのできる携帯通信端末装置を提
供することを目的とする。 【解決手段】振動センサ2によって、携帯通信端末装置
に与えられる振動が感知され、電気信号である振動信号
が振動回数計測部3に送出される。振動回数計測部3で
は、送出された振動信号より携帯通信端末装置に与えら
れた振動の回数を計測するとともに、計測した振動回数
情報をシステム制御部1に送出する。そして、システム
制御部1によって、送出された振動回数情報より、メモ
リ4内の機能割り当てテーブル4aを参照して、その振
動の回数に応じて割り当てられた機能を行うよう装置全
体の制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型電話機やP
HS(Personal Handyphone System)などの携帯通信端
末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯型電話機やPHSなどの携帯
通信端末装置の普及率が高まるとともに、これら携帯通
信端末装置の多機能化及び小型化が進み、その使用にお
ける利便性が向上している。このような携帯通信端末装
置に備えられた多くの機能は、携帯通信端末装置に具備
されたダイヤルボタンやファンクションボタンなどの各
種ボタンや画面スクロール用のキーといった入力装置を
操作することで、容易に使用することができる。
【0003】このように携帯通信端末装置が多機能化さ
れているが、着信した場合に入力装置を操作して通話を
開始することが現状である。そのため、例えば、鞄など
の収納物に収納されているときに着信されたとき、通話
状態にするために入力装置を操作するのに時間を要し、
発信者が発信を中止してしまい、通話をすることができ
ないことがある。このような問題を解決するための携帯
用通信機器が、特開平10−79777号公報によって
開示されている。
【0004】この特開平10−79777号公報におい
て提供される携帯用通信機器は、着信時に振動が与えら
れると、振動感知器によってその振動が検出されて通話
開始/着信制御部に振動関知信号を送出する。そして、
この振動関知信号を受けた通話開始/着信制御部が着信
音量を小さくするとともに、発信元に保留音を送信す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
多機能化された携帯通信端末装置が、更に小型化される
ことによって、この携帯通信端末装置に備えられる入力
装置も小型化されるため、操作しにくくなるという問題
がある。又、多機能化が進んだ結果、限られた数のボタ
ンに対して多様な機能を割り当てる必要あるため、使用
する機能を呼び出すために複雑な操作を強いられるとい
う問題がある。
【0006】このような問題に対して、特開平10−7
9777号公報で提供される携帯用通信機器は、入力装
置を操作せずに、着信音量の調節と発信元への保留音の
送出という着信制御機能を行うことができるが、多様な
機能には対応していない。よって、この特開平10−7
9777号公報で提供される携帯用通信機器は、入力装
置を操作せずに任意の1つの機能を制御するための方法
を有するにすぎない。
【0007】このような問題を鑑みて、本発明は、入力
装置などで複雑な操作を行うことなく、連続的に与える
振動の回数によって、複数の異なる機能を制御すること
のできる携帯通信端末装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の携帯通信端末装置は、無線通信を
行うとともに、複数の異なる種類の機能を有する携帯通
信端末装置において、外部より与えられる振動を感知す
るとともに、振動が与えられるときの連続的に振動した
回数である振動回数を計測し、計測した振動回数に応じ
て、前記各種の機能を動作させることを特徴とする。
【0009】このような携帯通信端末装置において、振
動回数に応じて、例えば、通話開始機能や出力音量拡大
機能や入力音量拡大機能などの複数の機能を割り当てて
記憶しておく。そして、ユーザーによって携帯通信端末
装置に振動が与えられたとき、その振動回数を検知する
とともに、検知された振動回数に割り当てれられた機能
を動作させる。
【0010】このとき、請求項2に記載するように、前
記振動回数が、前記携帯通信端末装置に連続的に与えら
れる振動のうち、振動が開始してから1回の振動の周期
が所定時間より長くなるまでに連続的に与えられる振動
の回数に相当するようにしても構わない。即ち、振動が
与えられたことを検知すると同時に振動回数の計測を開
始し、1回の振動の周期が所定時間より長い振動となる
まで計測を継続する。このようにして計測されたときの
振動の回数を、振動回数とすることができる。
【0011】又、請求項3に記載するように、前記振動
回数が、所定時間内に連続的に前記携帯通信端末装置に
与えられた振動の回数に相当するようにしても構わな
い。即ち、振動が与えられたことを検知するとともに振
動回数の計測を開始し、所定時間が経過するまで計測を
継続する。このようにして計測されたときの振動の回数
を、振動回数とすることができる。
【0012】請求項4に記載の携帯通信端末装置は、無
線通信を行うとともに、複数の異なる種類の機能を有す
る携帯通信端末装置において、外部より当てられる振動
を検知して電気信号に変換する振動センサと、該振動セ
ンサより与えられる電気信号より、振動が与えられると
きの連続的に振動した回数である振動回数を計測する振
動回数計測部と、該振動回数計測部で計測される前記振
動回数に対して、前記各種機能を割り当てて記憶するメ
モリと、前記機能を動作させるために、前記携帯通信端
末装置の各部を制御する制御部と、を有し、前記振動回
数計測部で前記振動回数が計測されたとき、前記制御部
が該振動回数に応じて割り当てられた機能を前記メモリ
より読み出し、この読み出した機能を動作させることを
特徴とする。
【0013】このような携帯通信端末装置において、メ
モリ内に、振動回数に応じて、例えば、通話開始機能や
出力音量拡大機能や入力音量拡大機能などの複数の機能
を割り当てて記憶しておく。そして、ユーザーによって
携帯通信端末装置に振動が与えられたことを振動センサ
で検知すると、その振動回数を振動回数計測部で計測す
る。そして、この計測された振動回数が制御部に与えら
れると、計測された振動回数に割り当てれられた機能が
メモリより読み出されるとともに、読み出された機能を
動作させる。
【0014】このとき、請求項5に記載するように、前
記振動センサで振動が検知されたとき、前記振動回数計
測部が前記振動回数の計測を開始するとともに、前記振
動センサで検知される1回の振動の周期が所定時間より
長くなったとき、前記振動回数計測部が前記振動回数の
計測を終了し、このとき計測された前記振動回数を前記
制御部に送出するようにしても構わない。
【0015】即ち、振動が与えられたことを振動センサ
が検知すると同時に、振動計測部での振動回数の計測が
開始し、1回の振動の周期が所定時間より長い振動とな
るまで計測が継続される。このようにして計測されたと
きの振動の回数を、振動回数とすることができる。
【0016】又、請求項6に記載するように、前記振動
センサで振動が検知されたとき、前記振動回数計測部が
前記振動回数の計測を開始するとともに、該計測が開始
してから所定時間が経過したとき、前記振動回数計測部
が前記振動回数の計測を終了し、このとき計測された前
記振動回数を前記制御部に送出するようにしても構わな
い。
【0017】即ち、振動が与えられたことを振動センサ
が検知すると同時に、振動計測部での振動回数の計測が
開始し、所定時間が経過するまで計測が継続される。こ
のようにして計測されたときの振動の回数を、振動回数
とすることができる。
【0018】請求項7に記載の携帯通信端末装置は、請
求項5又は請求項6に記載の携帯通信端末装置におい
て、前記所定時間が、任意に設定可能であることを特徴
とする。
【0019】このような携帯通信端末装置において、ユ
ーザーが操作して入力するための入力装置を設け、前記
所定時間を任意に設定できるようにすることで、検出す
る振動の感度を変更することができる。
【0020】請求項8に記載の携帯通信端末装置は、請
求項4〜請求項7のいずれかに記載の携帯通信端末装置
において、前記メモリ内に記憶された前記振動回数に割
り当てられた複数の種類の異なる機能が、任意に設定可
能であることを特徴とする。
【0021】このような携帯通信端末装置において、ユ
ーザーが操作して入力するための入力装置を設け、前記
メモリ内に記憶された前記振動回数に割り当てられた複
数の種類の異なる機能を任意に設定できるようにするこ
とで、ユーザーの好みに応じた機能を設定することがで
きる。
【0022】請求項9に記載の携帯通信端末装置は、請
求項4〜請求項8のいずれかに記載の携帯通信端末装置
において、前記携帯通信端末装置に振動が与えられるこ
とによって前記振動回数に応じた機能を動作させる手段
の使用の禁止又は解除を、切り換えるための切換手段を
有することを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】<携帯通信端末装置の全体構成>
本発明の携帯通信端末装置の全体構成について、図面を
参照して説明する。図1は、本発明の携帯通信端末装置
の内部構成を示すブロック図である。
【0024】図1に示す携帯通信端末装置は、装置全体
を制御するシステム制御部1と、振動を感知する振動セ
ンサ2と、振動センサ2より送出される振動信号より振
動回数を計測する振動回数計測部3と、振動の回数毎に
割り当てられる機能を記憶する機能割り当てテーブル4
aを含むメモリ4とを有する。
【0025】これらの構成ブロックによると、振動セン
サ2によって、携帯通信端末装置に与えられる振動が感
知され、電気信号である振動信号が振動回数計測部3に
送出される。振動回数計測部3では、送出された振動信
号より携帯通信端末装置に連続して与えられた振動の回
数を計測するとともに、計測した振動回数情報をシステ
ム制御部1に送出する。そして、システム制御部1によ
って、送出された振動回数情報より、メモリ4内の機能
割り当てテーブル4aを参照して、その振動の回数に応
じて割り当てられた機能を行うよう装置全体の制御を行
う。尚、この携帯通信端末装置に与えられる振動による
制御動作の詳細については、後述する。
【0026】又、この携帯通信端末装置は、ダイヤルボ
タンやファンクションボタンなどの各種ボタンや画面ス
クロール用のキーといった入力装置5と、入力装置5に
おける操作情報をシステム制御部1に送出する入力装置
制御部6と、液晶ディスプレイやLED(Light Emitti
ng Diode)などの出力装置7と、システム制御部1より
与えられるデータより出力装置7を制御する出力装置制
御部8と、を有する。
【0027】これらの構成ブロックによると、ユーザー
によって入力装置5における各種ボタンなどが操作され
ると、その操作されたボタンやボタンの押し時間などの
操作状態が、操作情報として入力装置制御部6よりシス
テム制御部1に送出される。このように操作情報が送出
されると、例えば、入力装置5内のダイヤルボタンが押
されて発呼先がダイヤルされた後、発呼ボタンが押され
ることによって、ダイヤル先に発呼動作を行うというよ
うに、システム制御部1では、入力装置5における操作
状態に応じたメモリ4内に記憶されている各種機能を行
うように、装置全体を制御する。又、システム制御部1
より出力装置制御部8にデータが与えられると、例え
ば、携帯通信装置の状態を表す文字や絵を液晶ディスプ
レイに表示したり、着信状態を報知するためにLEDを
発光させたりするように、そのデータに応じて出力装置
7が動作するように制御される。
【0028】更に、この携帯通信端末装置は、スピーカ
などの音声出力装置9と、マイクロフォンなどの音声入
力装置10と、システム制御部1より与えられるデータ
より音声出力装置9を制御するとともに音声入力装置1
0より与えられる音声信号をデータに変換してシステム
制御部1に送出する音声制御部11と、発信や着信など
の通信を制御する通信制御部12と、アンテナ14で送
受信される通信信号の変復調を行うための無線インター
フェイス13と、アンテナ14とを有する。
【0029】これらの構成ブロックによると、アンテナ
14で着信信号を受信したとき、この着信信号が、ま
ず、無線インターフェイス13で復調されて通信制御部
12に送出される。通信制御部12では、着信信号より
着信したことを検知し、システム制御部1に着信したこ
とを認識させ、出力装置7であるLEDを動作させた
り、着信音を出力するなどしてユーザーに着信を報知す
るように出力装置制御部8が制御される。このとき、ユ
ーザーによって入力装置5などが操作され通信状態にな
ると、アンテナ14を介して受信する受信信号を無線イ
ンターフェイス14で復調するとともに、通信制御部1
2で復号化してシステム制御部1に送出する。
【0030】そして、システム制御部1より音声信号が
音声制御部11に送出される。そして、音声信号が与え
られた音声制御部11によって音声出力装置9が制御さ
れて、音声が出力される。このとき、音声制御部11
は、入力装置5などが操作されて入力された音量で出力
装置が音声を出力するように、制御動作を行う。又、音
声入力装置10に入力された音声が音声信号に変換され
て音声制御部11に送出されると、音声データとしてシ
ステム制御部1に送出される。そして、この音声データ
が、システム制御部1より通信制御部12に送出されて
符号化された後、無線インターフェイス13で変調され
て、アンテナ14より送信信号として送信される。
【0031】又、入力装置5が操作されて発呼動作を行
う際、まず、上述したように、入力装置制御部6より与
えられる操作情報がシステム制御部1で認識され、発呼
動作を行うように制御される。このとき、通信制御部1
2が制御されて、発呼先のダイヤルなどの送信信号が生
成されるとともに、この送信信号が無線インターフェイ
ス13で変調されてアンテナ14より送信される。その
後、通信可能であることを認識させるための信号を受信
すると、通信可能であることを通信制御部12で検知す
るとともに、システム制御部1に認識させる。そして、
通信状態になると、システム制御部1、音声出力装置
9、音声入力装置10、音声制御部11、通信制御部1
2、無線インターフェイス装置13、アンテナ14のそ
れぞれが、上述した通信時における動作を行う。
【0032】尚、通信時において、入力装置5より入力
されたデータを外部に送信するように、入力装置制御部
6からデータ信号がシステム制御部1に与えられると、
このデータ信号を通信制御部12で符号化した後、無線
インターフェイス13で変調して、送信信号としてアン
テナ14より送信する。又、データを含んだ受信信号を
受信し、システム制御部1より出力装置制御部8にデー
タ信号が送出されると、出力装置7にそのデータに応じ
た文字や絵が表示される。
【0033】又、機能割り当てテーブル4aには、振動
回数計測部3で計測された携帯通信端末装置に与えられ
た振動回数に対して行う機能動作が記憶される。即ち、
次の表1のように、例えば、振動回数が1回のときは通
話開始機能を動作させ、振動回数が2回のときは出力音
量拡大機能を動作させ、又、振動回数が3回のときは入
力音量拡大機能を動作させるように、振動回数に対応し
て各機能を記憶する。尚、ここでいう振動回数とは、連
続的に振動させたときに得られる連続振動回数である。
【0034】よって、表1のように機能割り当てテーブ
ル4aに各機能が記憶されているとき、例えば、携帯通
信端末装置が受信信号を受信したときに、ユーザーが携
帯通信端末装置を1回振動させることによって、通話開
始機能を動作させて、通話可能状態とすることができ
る。又、このように通話可能状態となったとき、ユーザ
ーが携帯通信端末装置を2回振動させることによって、
出力音量拡大機能を動作させることによって、音声出力
装置9より出力される音声が大きくなるように音声制御
部11を動作させることができる。又、ユーザーが携帯
通信端末装置を3回振動させることによって、入力音量
拡大機能を動作させることによって、音声入力装置10
に入力される音声が通信相手先で再生されたときに、そ
の音量が大きくなるように音声制御部11を動作させる
ことができる。
【0035】
【表1】
【0036】このようにして振動回数に割り当てられる
機能は、入力装置5をユーザーが操作することによっ
て、出力装置7で表示される機能割り当てテーブル4a
の内容をユーザーが見て確認しながら、他の機能に変更
することが可能である。このようにして変更した割り当
て機能が入力装置5が操作されて入力されると、システ
ム制御部1によって、この変更された割り当て機能と振
動回数とを対応させて機能割り当てテーブル4aに格納
する。尚、この割り当て機能は、携帯通信端末装置が有
する機能であればどのようなものでも良く、ユーザーの
好みに合わせて設定できる。又、機能割り当てテーブル
4aに記憶される振動回数に対する割り当て機能は、機
能割り当てテーブル4aの記憶容量が許す限り、上限は
ない。
【0037】又、このように携帯通信端末装置に振動を
与えて、その振動回数に割り当てられた機能の起動を禁
止したい場合は、ユーザーが入力装置5を操作して、こ
の振動による機能の起動を禁止するように指示すること
ができる。このように、ユーザーによって振動回数に対
する割り当て機能の起動を禁止するように入力装置5が
操作されると、入力装置制御部6を通じて、この割り当
て機能の起動の禁止がシステム制御部1に伝えられ、シ
ステム制御部1は振動回数計測部3に対して、振動回数
の計測を行わないように制御する。これにより、携帯通
信端末装置に与えられた振動の振動回数に割り当てられ
た機能の起動を禁止することができる。
【0038】又、再び、携帯通信端末装置に与えられた
振動の振動回数に割り当てられた機能の起動を行うよう
にする場合は、ユーザーが入力装置5を操作して、この
振動による機能の起動を開始するように指示することが
できる。このように、ユーザーによって振動回数に対す
る割り当て機能の起動を開始するように入力装置5が操
作されると、入力装置制御部6を通じて、この割り当て
機能の起動の開始がシステム制御部1に伝えられ、シス
テム制御部1は振動回数計測部3に対して、振動回数の
計測を行うように制御する。これにより、携帯通信端末
装置に与えられた振動の振動回数に割り当てられた機能
の起動を開始することができる。
【0039】このような携帯通信端末装置は、以下の各
実施形態において、共通の構成である。よって、以下の
各実施形態では、振動を与えて携帯通信端末装置に備え
られた機能を使用するときの動作について、説明する。
【0040】<第1の実施形態>本発明の第1の実施形
態について、図面を参照して説明する。図2は、振動回
数計測部3の内部構成を示すブロック図である。図5
は、各部の動作を示すタイムチャートである。
【0041】図2に示す振動回数計測部3は、振動セン
サ2(図1)より送出される振動信号の最大値又は最小
値を検出したときパルス信号を出力する振動検出部31
と、振動検出部31より与えられる信号によって動作を
行うタイマ32と、振動検出部31より与えられる信号
を計数することによって振動回数を計数するカウンタ3
3とを有する。又、カウンタ33は、タイマ32より制
御信号が与えられ、この制御信号がハイレベル(Hi)
のとき動作を行い、又、制御信号がローレベル(Lo
w)となったとき計数した値をシステム制御部1(図
1)に出力するとともにリセットされる。更に、タイマ
32からの制御信号は、振動検出部31にも送出され
る。
【0042】このように構成される振動回数計測部3
は、ユーザーによって携帯通信端末装置に振動が与えら
れると、振動センサ2より振動が検知されて得られる振
動信号が、振動検出部31に送出される。このとき、例
えば、携帯通信端末装置を「上、下、上、…」のように
振動させたときは、図3(a)のような振動信号が得ら
れ、又、携帯通信端末装置を「下、上、下、…」のよう
に振動させたときは、図3(b)のような振動信号が得
られる。
【0043】そして、振動検出部31に、図3(a)の
ような振動信号が入力された場合、その信号レベルがV
maxとなる最大値を検出するとともに、Hiのパルス信
号を出力する。このように、Hiのパルス信号が出力さ
れると、タイマ32がONとなり、一定時間T(この時
間Tは、メモリ4(図1)内に記憶される)の間、Hi
となる制御信号を振動検出部31及びカウンタ33に送
出する。タイマ32よりHiとなる制御信号が振動検出
部31に与えられると、タイマ32からの制御信号がL
owになるまで、最大値を検出したときのみHiのパル
ス信号をタイマ32及びカウンタ33に出力する。又、
カウンタ33では、タイマ32から与えられる制御信号
がHiの間、2回目以降に振動検出部31で最大値が検
出されたときに発生するパルス信号が与えられると、そ
の送出されるパルス信号が計数される。
【0044】又、振動検出部31に、図3(b)のよう
な振動信号が入力された場合、その信号レベルがVmin
となる最小値を検出するとともに、Hiのパルス信号を
出力する。このように、Hiのパルス信号が出力される
と、タイマ32がONとなり、一定時間Tの間Hiとな
る制御信号を振動検出部31及びカウンタ33に送出す
る。タイマ32よりHiとなる制御信号が振動検出部3
1に与えられると、タイマ32からの制御信号がLow
になるまで、最小値を検出したときのみHiのパルス信
号をタイマ32及びカウンタ33に出力する。又、カウ
ンタ33では、タイマ32から与えられる制御信号がH
iの間、2回目以降に振動検出部31で最小値が検出さ
れたときに発生するパルス信号が与えられると、その送
出されるパルス信号が計数される。
【0045】このように振動回数計測部3が動作を行う
際、タイマ32は、振動検出部31よりHiのパルス信
号が与えられる度に、リセットされて、一定時間Tの間
Hiとなる制御信号を出力する。即ち、タイマ32より
Hiの制御信号が出力されてから、一定時間Tの間に、
振動検出部31よりパルス信号が入力されると、入力さ
れた時間から一定時間Tが経過するまでHiの制御信号
を出力する。
【0046】又、振動検出部31は、例えば、図4のよ
うなブロックで示すような構成とすることで、上述した
動作を行うことができる。図4に示す振動検出部31
は、振動センサ2(図1)より振動信号が入力される最
大値検出部41及び最小値検出部42と、最大値検出部
41及び最小値検出部42からの出力が入力されるとと
もにその出力がタイマ32に入力されるOR回路43
と、最大値検出部41からの出力をタイマ32からの制
御信号に応じてラッチするラッチ回路44と、最小値検
出部42からの出力をタイマ32からの制御信号に応じ
てラッチするラッチ回路45とを有する。
【0047】このように振動検出部31を構成したと
き、振動信号が入力されて最初に最大値が検出されたと
き、まず、最大値検出部41よりHiとなるパルス信号
がOR回路43及びラッチ回路44に出力される。尚、
このとき、最小値検出部42からの出力はLowであ
る。そして、OR回路43を通してパルス信号がタイマ
32に出力されると、タイマ32からの制御信号がHi
となり、ラッチ回路44,45には、それぞれ、最大値
検出部41及び最小値検出部42からの出力がラッチさ
れる。即ち、このとき、ラッチ回路44にはHiの信号
がラッチされるとともに、ラッチ回路45にはLowの
信号がラッチされる。
【0048】そして、このようにHi、Lowの信号を
それぞれラッチしたラッチ回路44,45から、それぞ
れ、最小値検出部42にHiの信号が、最大値検出部4
1にLowの信号が出力され、最大値検出部41がON
となるとともに最小値検出部42がOFFとなる。尚、
ラッチ回路44,45よりLowの信号が出力されると
き、最小値検出部42及び最大値検出部41がONとな
るものとする。よって、タイマ32より出力される制御
信号がLowになるまで、ラッチ回路44,45で、H
i、Lowの信号がラッチされるとともに、このラッチ
された信号がそれぞれ最小値検出部42及び最大値検出
部41に出力されるため、最大値検出部41のみがON
となる。このとき、振動信号の最大値が検出されたとき
のみ、OR回路43を介してタイマ32及びカウンタ3
3にパルス信号が出力される。
【0049】又、振動信号が入力されて最初に最小値が
検出されたとき、まず、最小値検出部42よりHiとな
るパルス信号がOR回路43及びラッチ回路45に出力
される。尚、このとき、最大値検出部41からの出力は
Lowである。そして、OR回路43を通してパルス信
号がタイマ32に出力されると、タイマ32からの制御
信号がHiとなり、ラッチ回路44,45には、それぞ
れ、最大値検出部41及び最小値検出部42からの出力
がラッチされる。即ち、このとき、ラッチ回路44には
Lowの信号がラッチされるとともに、ラッチ回路45
にはHiの信号がラッチされる。
【0050】そして、このようにLow、Hiの信号を
それぞれラッチしたラッチ回路44,45から、それぞ
れ、最小値検出部42にLowの信号が、最大値検出部
41にHiの信号が出力され、最大値検出部41がOF
Fとなるとともに最小値検出部42がONとなる。よっ
て、タイマ32より出力される制御信号がLowになる
まで、ラッチ回路44,45で、Low、Hiの信号が
ラッチされるとともに、このラッチされた信号がそれぞ
れ最小値検出部42及び最大値検出部41に出力される
ため、最小値検出部42のみがONとなる。このとき、
振動信号の最小値が検出されたときのみ、OR回路43
を介してタイマ32及びカウンタ33にパルス信号が出
力される。
【0051】このように構成される振動回数計測部3の
動作について、図5のタイムチャートを参照して説明す
る。携帯通信端末装置に「下、上、下、上、下、上、
下」の振動が与えられ、図5(a)のような振動信号が
信号センサ2より出力されたものとする。このとき、ま
ず、振動検出部31において、振動信号の最小値Vmin1
が検出され、図5(b)のように、パルス信号Paがタ
イマ32に出力される。このときタイマ32よりHiと
なる制御信号が出力される。
【0052】このように、振動検出部31において最初
に最小値が検出されると、上述したように、タイマ32
より制御信号がHiである間、振動検出部31では次の
最小値が検出されるまでパルス信号は発生しない。今、
図5(a)のように、パルス信号Paが発生してから時
間Tが経過するまでに、振動信号の最小値Vmin2が検出
されると、図5(b)のように振動検出部31よりパル
ス信号Pbがタイマ32及びカウンタ33に出力され
る。よって、タイマ32のタイマ時間が再びリセットさ
れた状態となり、図5(c)のように時間Tが経過する
までHiの制御信号が出力されるとともに、カウンタ3
3で振動回数が1回と計数される。
【0053】そして、再び、図5(a)のように、パル
ス信号Pbが発生してから時間Tが経過するまでに、振
動信号の最小値Vmin3が検出されると、図5(b)のよ
うに振動検出部31よりパルス信号Pcがタイマ32及
びカウンタ33に出力される。よって、タイマ32のタ
イマ時間が再びリセットされた状態となり、図5(c)
のように時間Tが経過するまでHiの制御信号が出力さ
れるとともに、カウンタ33で振動回数が2回と計数さ
れる。
【0054】その後、図5(a)のように、パルス信号
Pcが発生してから時間Tが経過するまでに、振動信号
の最小値が検出されなかったとき、タイマ32から出力
される制御信号が図5(c)のようにLowとなり、カ
ウンタ33から計数した振動回数をシステム制御部1
(図1)に出力する。よって、この場合、2回という振
動回数をシステム制御部1に出力する。更に、このと
き、カウンタ33はリセットされる。
【0055】そして、図5(a)のように、再び、振動
検出部31で振動信号の最小値Vmin4が検出されて、図
5(b)のようにパルス信号Pdが出力されると、上述
したように、タイマ32より時間Tが経過するまでHi
の制御信号が図5(c)のように出力される。その後、
図5(a)のように、携帯通信端末装置に与えられる振
動がなくなるため、振動信号が0となると、時間Tが経
過して、図5(c)のようにタイマ32からの制御信号
がLowとなる。よって、このとき、カウンタ33では
振動が計数されない。
【0056】尚、図5では、振動検出部31において最
初に振動信号の最小値を検出した場合の動作について述
べたが、振動検出部31において最初に振動信号の最大
値を検出した場合も、パルス信号の発生が最大値を検出
したときであること以外は同様である。
【0057】上記のようにして、振動回数計測部3で、
携帯通信端末装置に与えられる振動回数を計数したと
き、システム制御部1は、メモリ4(図1)内の機能割
り当てテーブル4a(図1)に格納された、その振動回
数に割り当てられた機能を読み出し、その機能動作を行
うように装置全体を制御する。
【0058】尚、振動回数を計測するための一定時間T
は、入力装置5(図1)をユーザーが操作することで、
その設定を変更することができる。即ち、入力装置5を
ユーザーが操作して、設定変更機能を呼び出し、一定時
間Tの値をユーザーが設定すると、新たに設定された時
間Tがメモリ4内に記憶される。そして、次回、ユーザ
ーが携帯通信端末装置に振動を与えて各機能動作を行わ
せるとき、タイマ32は、制御信号を新たに設定された
時間Tの間Hiとなるように動作する。よって、携帯通
信端末装置に与えられる振動のタイミングに対する感度
の設定を変更することができる。
【0059】又、振動検出部31について、図4に示す
ような構成としたが、例えば、振動信号の変化量を測定
することによって、振動信号が最大又は最小となること
を検出し、タイマ32及びカウンタ33にパルスを送出
するような構成など、他の構成としても構わない。この
例に挙げた構成によると、振動信号が振動検出部31に
入力されて、振動信号の変化量の絶対値が所定値より大
きくなったときトリガがかかるようにして、それ以降、
奇数回目毎に振動信号の変化量が0となるときにパルス
信号を出力するようにすればよい。
【0060】即ち、振動検出部31に振動信号が入力さ
れたとき、まず、その変化量の絶対値が所定値が大きく
なったことで、振動信号の入力を検知してトリガがかか
る。そして、1回目に振動信号の変化量が0となったと
き、パルス信号をタイマ32に出力して、タイマ32を
ONとする。次に、タイマ32がONした後、時間Tが
経過するまでに、3回目に振動信号の変化量が0となっ
たとき、パルス信号をタイマ32及びカウンタ33に出
力する。又、タイマ32より出力される制御信号がHi
からLowに切り替わったとき、振動検出部31のトリ
ガをOFFとし、0となる振動信号の変化量の検出動作
を停止し、再び、振動信号の変化量の絶対値が所定値よ
り大きくなるか否かの検知を行う。
【0061】<第2の実施形態>本発明の第2の実施形
態について、図面を参照して説明する。図6は、各部の
動作を示すタイムチャートである。尚、本実施形態にお
ける振動回数計測部2の構成は、第1の実施形態と同
様、図2のような構成となるので、その詳細な説明は第
1の実施形態を参照するものとして、省略する。ただ
し、タイマ32の動作は、第1の実施形態のものと異な
る。
【0062】本実施形態では、第1の実施形態と異な
り、タイマ32から出力される制御信号がHiとなって
から時間Tが経過するまでに、振動検出部31よりパル
ス信号が与えられても、リセットされて再び時間Tの
間、制御信号をHiとすることがなく、1回目に制御信
号がHiとされると、必ず、時間Tが経過後にLowと
なる。このようなタイマ32が備えられたときの振動回
数計測部3の動作について、図6のタイムチャートを参
照して説明する。
【0063】携帯通信端末装置に「下、上、下、上、
下、上、下」の振動が与えられ、図6(a)のような振
動信号が信号センサ2より出力されたものとする。この
とき、まず、振動検出部31において、振動信号の最小
値Vmin1が検出され、図6(b)のように、パルス信号
Paがタイマ32に出力される。このときタイマ32よ
りHiとなる制御信号が出力される。
【0064】このように、振動検出部31において最初
に最小値が検出されると、第1の実施形態と同様、タイ
マ32より制御信号がHiである間、振動検出部31で
は次の最小値が検出されるまでパルス信号は発生しな
い。今、図6(a)のように、パルス信号Paが発生し
てから時間Tが経過するまでに、振動信号の最小値Vmi
n2が検出されると、図6(b)のように振動検出部31
よりパルス信号Pbがカウンタ33に出力される。よっ
て、カウンタ33で振動回数が1回と計数される。そし
て、再び、図6(a)のように、パルス信号Paが発生
してから時間Tが経過するまでに、振動信号の最小値V
min3が検出されると、図6(b)のように振動検出部3
1よりパルス信号Pcがカウンタ33に出力される。よ
って、カウンタ33で振動回数が2回と計数される。
【0065】その後、図6(a)のように、パルス信号
Paが発生してから時間Tが経過すると、タイマ32か
ら出力される制御信号が図6(c)のようにLowとな
り、カウンタ33から計数した振動回数をシステム制御
部1(図1)に出力する。よって、この場合、2回とい
う振動回数をシステム制御部1に出力する。更に、この
とき、カウンタ33はリセットされる。
【0066】そして、図6(a)のように、再び、振動
検出部31で振動信号の最小値Vmin4が検出されて、図
6(b)のようにパルス信号Pdが出力されると、タイ
マ32より時間Tが経過するまでHiの制御信号が図6
(c)のように出力される。その後、図6(a)のよう
に、携帯通信端末装置に与えられる振動がなくなるた
め、振動信号が0となると、時間Tが経過して、図6
(c)のようにタイマ32からの制御信号がLowとな
る。よって、このとき、カウンタ33では振動が計数さ
れない。
【0067】尚、図6では、振動検出部31において最
初に振動信号の最小値を検出した場合の動作について述
べたが、振動検出部31において最初に振動信号の最大
値を検出した場合も、パルス信号の発生が最大値を検出
したときであること以外は同様である。
【0068】上記のようにして、振動回数計測部3で、
携帯通信端末装置に与えられる振動回数を計数したと
き、システム制御部1は、メモリ4(図1)内の機能割
り当てテーブル4a(図1)に格納された、その振動回
数に割り当てられた機能を読み出し、その機能動作を行
うように装置全体を制御する。
【0069】又、振動回数を計測するための一定時間T
は、第1の実施形態と同様、入力装置5(図1)をユー
ザーが操作することで、その設定を変更することができ
る。即ち、入力装置5をユーザーが操作して、設定変更
機能を呼び出し、一定時間Tの値をユーザーが設定する
と、新たに設定された時間Tがメモリ4内に記憶され
る。そして、次回、ユーザーが携帯通信端末装置に振動
を与えて各機能動作を行わせるとき、タイマ32は、制
御信号を新たに設定された時間Tの間Hiとなるように
動作する。よって、携帯通信端末装置に与えられる振動
のタイミングに対する感度の設定を変更することができ
る。
【0070】更に、振動検出部31の構成についても、
第1の実施形態と同様、図4のような構成としても構わ
ないし、例えば、振動の変化量より振動回数を検出する
ような構成といった他の構成としても構わない。
【0071】<第3の実施形態>本発明の第3の実施形
態について、図面を参照して説明する。図7は、振動回
数計測部3の内部構成を示すブロック図である。図9
は、各部の動作を示すタイムチャートである。尚、図7
の振動回数計測部内に設けられた部分において、図2の
振動回数計測部内に設けられた部分と同一の目的で使用
される部分については、同一の符号を付して、その詳細
な説明については省略する。
【0072】図7に示す振動回数計測部3は、振動セン
サ2(図1)より送出される振動信号の信号レベルが閾
値VTHより高いことを検出したとき又は閾値−VTHより
低いことを検出したときにHiとなる信号を出力する振
動検出部71と、振動検出部71より与えられる信号に
よって動作を行うタイマ32と、振動検出部71より与
えられる信号を計数することによって振動回数を計数す
るカウンタ33とを有する。又、タイマ32からの制御
信号は、振動検出部71及びカウンタ33に送出され
る。
【0073】このように構成される振動回数計測部3
は、ユーザーによって携帯通信端末装置に振動が与えら
れると、振動センサ2より振動が検知されて得られる振
動信号が、振動検出部71に送出される。このとき、例
えば、携帯通信端末装置を「上、下、上、…」のように
振動させたときは、図3(a)のような振動信号が得ら
れ、又、携帯通信端末装置を「下、上、下、…」のよう
に振動させたときは、図3(b)のような振動信号が得
られる。
【0074】そして、振動検出部71に、図3(a)の
ような振動信号が入力された場合、その信号レベルが閾
値VTHより高くなると、出力信号がLowからHiとな
る。そして、振動信号が最大値Vmaxとなった後、閾値
VTHより低くなると、出力信号がLowに切り替わる。
尚、振動検出部71の出力信号がLowからHiに成る
と、タイマ32がONとなり、一定時間T(この時間T
は、メモリ4(図1)内に記憶される)の間、Hiとな
る制御信号を振動検出部71及びカウンタ33に送出す
る。
【0075】タイマ32よりHiとなる制御信号が振動
検出部71に与えられると、タイマ32からの制御信号
がLowになるまで、振動検出部71からタイマ32及
びカウンタ33への出力信号が、振動信号の信号レベル
が閾値VTHより高くなったときのみHiに切り替わる。
又、カウンタ33では、タイマ32から与えられる制御
信号がHiの間、2回目以降に振動検出部71で信号レ
ベルが閾値VTHより高くなったことを検出されたときに
出力信号がHiに切り替わる度に、計数動作が行われ
る。
【0076】又、振動検出部71に、図3(b)のよう
な振動信号が入力された場合、その信号レベルが閾値−
VTHより低くなると、出力信号がLowからHiとな
る。そして、振動信号が最大値Vminとなった後、閾値
−VTHより高くなると、出力信号がLowに切り替わ
る。尚、振動検出部71の出力信号がLowからHiに
成ると、タイマ32がONとなり、一定時間Tの間、H
iとなる制御信号を振動検出部71及びカウンタ33に
送出する。
【0077】タイマ32よりHiとなる制御信号が振動
検出部71に与えられると、タイマ32からの制御信号
がLowになるまで、振動検出部71からタイマ32及
びカウンタ33への出力信号が、振動信号の信号レベル
が閾値−VTHより低くなったときのみHiに切り替わ
る。又、カウンタ33では、タイマ32から与えられる
制御信号がHiの間、2回目以降に振動検出部71で信
号レベルが閾値−VTHより低くなったことを検出された
ときに出力信号がHiに切り替わる度に、計数動作が行
われる。
【0078】このように振動回数計測部3が動作を行う
際、タイマ32は、振動検出部71からの出力信号がH
iに切り替わる度に、リセットされて、一定時間Tの間
Hiとなる制御信号を出力する。即ち、タイマ32より
Hiの制御信号が出力されてから、一定時間Tの間に、
振動検出部71からの出力信号がHiに切り替わると、
入力された時間から一定時間Tが経過するまでHiの制
御信号を出力する。
【0079】又、振動検出部71は、例えば、図8のよ
うなブロックで示すような構成とすることで、上述した
動作を行うことができる。図8に示す振動検出部71
は、振動センサ2(図1)より振動信号が入力されるコ
ンパレータ81,82と、コンパレータ81,82から
の出力が入力されるとともにその出力がタイマ32に入
力されるOR回路83と、コンパレータ81からの出力
をタイマ32からの制御信号に応じてラッチするラッチ
回路84と、コンパレータ82からの出力をタイマ32
からの制御信号に応じてラッチするラッチ回路85とを
有する。
【0080】このように振動検出部71を構成したと
き、振動信号が入力されて最初に閾値VTHより高くなる
ことが検出されたとき、まず、コンパレータ81よりH
iとなる信号がOR回路83及びラッチ回路84に出力
される。尚、このとき、コンパレータ82からの出力は
Lowである。そして、OR回路83を通してHiとな
る信号がタイマ32に出力されると、タイマ32からの
制御信号がHiとなり、ラッチ回路84,85には、そ
れぞれ、コンパレータ81,82からの出力がラッチさ
れる。即ち、このとき、ラッチ回路84にはHiの信号
がラッチされるとともに、ラッチ回路85にはLowの
信号がラッチされる。
【0081】そして、このようにHi、Lowの信号を
それぞれラッチしたラッチ回路84,85から、それぞ
れ、コンパレータ82にHiの信号が、コンパレータ8
1にLowの信号が出力され、コンパレータ81がON
となるとともにコンパレータ82がOFFとなる。尚、
ラッチ回路84,85よりLowの信号が出力されると
き、コンパレータ82,81がONとなるものとする。
よって、タイマ32より出力される制御信号がLowに
なるまで、ラッチ回路84,85で、Hi、Lowの信
号がラッチされるとともに、このラッチされた信号がそ
れぞれコンパレータ82,81に出力されるため、コン
パレータ81のみがONとなる。このとき、振動信号が
閾値VTHより高いことが検出されたときのみ、OR回路
83を介してタイマ32及びカウンタ33に出力される
信号がHiとなる。
【0082】又、振動信号が入力されて最初に閾値−V
THより低くなることが検出されたとき、まず、コンパレ
ータ82よりHiとなる信号がOR回路83及びラッチ
回路85に出力される。尚、このとき、コンパレータ8
1からの出力はLowである。そして、OR回路83を
通してHiとなる信号がタイマ32に出力されると、タ
イマ32からの制御信号がHiとなり、ラッチ回路8
4,85には、それぞれ、コンパレータ81,82から
の出力がラッチされる。即ち、このとき、ラッチ回路8
4にはLowの信号がラッチされるとともに、ラッチ回
路85にはHiの信号がラッチされる。
【0083】そして、このようにLow、Hiの信号を
それぞれラッチしたラッチ回路84,85から、それぞ
れ、コンパレータ82にLowの信号が、コンパレータ
81にHiの信号が出力され、コンパレータ81がOF
Fとなるとともにコンパレータ82がONとなる。よっ
て、タイマ32より出力される制御信号がLowになる
まで、ラッチ回路84,85で、Low、Hiの信号が
ラッチされるとともに、このラッチされた信号がそれぞ
れコンパレータ82,81に出力されるため、コンパレ
ータ82のみがONとなる。このとき、振動信号が閾値
−VTHより低いことが検出されたときのみ、OR回路8
3を介してタイマ32及びカウンタ33に出力される信
号がHiとなる。
【0084】このように構成される振動回数計測部3の
動作について、図9のタイムチャートを参照して説明す
る。携帯通信端末装置に「下、上、下、上、下、上、
下」の振動が与えられ、図9(a)のような振動信号が
信号センサ2より出力されたものとする。このとき、ま
ず、振動検出部71において、振動信号が閾値−VTHよ
り低くなると、図9(b)のように、タイマ32に出力
される出力信号がHiに切り替わる。このときタイマ3
2よりHiとなる制御信号が出力される。そして、図9
(a)のように、振動信号が最小値となった後、閾値−
VTHより高くなると、図9(b)のように、振動検出部
71の出力信号はLowになる。尚、振動検出部71の
出力信号において、Hiとなる期間の信号をパルス信号
と呼ぶ。
【0085】このように、振動検出部71において最初
に閾値−VTHより低くなる信号レベルが検出され、パル
ス信号P1が発生されると、上述したように、タイマ3
2より制御信号がHiである間、振動検出部71の出力
信号のレベルが閾値−VTHに基づいて切り替わる。今、
図9(a)のように、パルス信号P1が発生してから時
間Tが経過するまでに、振動信号が閾値−VTHより低く
なると、図9(b)のように振動検出部71よりパルス
信号P2がタイマ32及びカウンタ33に出力される。
よって、タイマ32のタイマ時間が再びリセットされた
状態となり、図9(c)のように時間Tが経過するまで
Hiの制御信号が出力されるとともに、カウンタ33で
振動回数が1回と計数される。
【0086】そして、再び、図9(a)のように、パル
ス信号P2が発生してから時間Tが経過するまでに、振
動信号が閾値−VTHより低くなると、図9(b)のよう
に振動検出部71よりパルス信号P3がタイマ32及び
カウンタ33に出力される。よって、タイマ32のタイ
マ時間が再びリセットされた状態となり、図9(c)の
ように時間Tが経過するまでHiの制御信号が出力され
るとともに、カウンタ33で振動回数が2回と計数され
る。
【0087】その後、図9(a)のように、パルス信号
P3が発生してから時間Tが経過するまでに、振動信号
が閾値−VTHより低くならなかったとき、タイマ32か
ら出力される制御信号が図9(c)のようにLowとな
り、カウンタ33から計数した振動回数をシステム制御
部1(図1)に出力する。よって、この場合、2回とい
う振動回数をシステム制御部1に出力する。更に、この
とき、カウンタ33はリセットされる。
【0088】尚、図9では、振動検出部71において最
初に振動信号が閾値−VTHより低くなったことを検出し
た場合の動作について述べたが、振動検出部71におい
て最初に振動信号が閾値VTHより高くなったことを検出
した場合も、パルス信号の発生が振動信号が閾値VTHよ
り高くなったときであること以外は同様である。
【0089】上記のようにして、振動回数計測部3で、
携帯通信端末装置に与えられる振動回数を計数したと
き、システム制御部1は、メモリ4(図1)内の機能割
り当てテーブル4a(図1)に格納された、その振動回
数に割り当てられた機能を読み出し、その機能動作を行
うように装置全体を制御する。
【0090】尚、振動回数を計測するための一定時間T
及び閾値±VTHは、入力装置5(図1)をユーザーが操
作することで、その設定を変更することができる。即
ち、入力装置5をユーザーが操作して、設定変更機能を
呼び出し、一定時間T及び閾値±VTHの値をそれぞれユ
ーザーが設定すると、新たに設定された時間T及び閾値
±VTHがメモリ4内に記憶される。そして、次回、ユー
ザーが携帯通信端末装置に振動を与えて各機能動作を行
わせるとき、振動検出部71は、振動信号と新たに設定
された閾値±VTHとを比較して出力信号のレベルの切換
を行うとともに、タイマ32は、制御信号を新たに設定
された時間Tの間Hiとなるように動作する。よって、
携帯通信端末装置に与えられる振動のタイミングに対す
る感度の設定を変更することができる。
【0091】又、振動検出部71の構成についても、図
8のような構成と限定されるものでなく、他の構成とし
ても構わない。
【0092】<第4の実施形態>本発明の第4の実施形
態について、図面を参照して説明する。図10は、各部
の動作を示すタイムチャートである。尚、本実施形態に
おける振動回数計測部2の構成は、第3の実施形態と同
様、図7のような構成となるので、その詳細な説明は第
3の実施形態を参照するものとして、省略する。ただ
し、タイマ32の動作は、第3の実施形態のものと異な
る。
【0093】本実施形態では、第3の実施形態と異な
り、タイマ32から出力される制御信号がHiとなって
から時間Tが経過するまでに、振動検出部71からの出
力信号がHiに切り替わっても、リセットされて再び時
間Tの間、制御信号をHiとすることがなく、1回目に
制御信号がHiとされると、必ず、時間Tが経過後にL
owとなる。このようなタイマ32が備えられたときの
振動回数計測部3の動作について、図10のタイムチャ
ートを参照して説明する。
【0094】携帯通信端末装置に「下、上、下、上、
下、上、下」の振動が与えられ、図10(a)のような
振動信号が信号センサ2より出力されたものとする。こ
のとき、まず、振動検出部71において、振動信号が閾
値−VTHより低くなると、図10(b)のように、タイ
マ32に出力される出力信号がHiに切り替わる。この
ときタイマ32よりHiとなる制御信号が出力される。
そして、図10(a)のように、振動信号が最小値とな
った後、閾値−VTHより高くなると、図10(b)のよ
うに、振動検出部71の出力信号はLowになる。尚、
振動検出部71の出力信号において、Hiとなる期間の
信号をパルス信号と呼ぶ。
【0095】このように、振動検出部71において最初
に閾値−VTHより低くなる信号レベルが検出され、パル
ス信号P1が発生されると、上述したように、タイマ3
2より制御信号がHiである間、振動検出部71の出力
信号のレベルが閾値−VTHに基づいて切り替わる。今、
図10(a)のように、パルス信号P1が発生してから
時間Tが経過するまでに、振動信号が閾値−VTHより低
くなると、図10(b)のように振動検出部71よりパ
ルス信号P2がカウンタ33に出力される。よって、カ
ウンタ33で振動回数が1回と計数される。
【0096】そして、再び、図10(a)のように、パ
ルス信号P1が発生してから時間Tが経過するまでに、
振動信号が閾値−VTHより低くなると、図10(b)の
ように振動検出部71よりパルス信号P3がカウンタ3
3に出力される。よって、カウンタ33で振動回数が2
回と計数される。
【0097】その後、パルス信号P1が発生してから時
間Tが経過したときに、タイマ32から出力される制御
信号が図10(c)のようにLowとなる。このとき、
図10(a)のように、パルス信号P3が発生してから
は、振動信号が閾値−VTHより低くなることがないの
で、振動検出部71からのパルス信号の出力がない。よ
って、カウンタ33から計数した振動回数をシステム制
御部1(図1)に出力する。よって、この場合、2回と
いう振動回数をシステム制御部1に出力する。更に、こ
のとき、カウンタ33はリセットされる。
【0098】尚、図10では、振動検出部71において
最初に振動信号が閾値−VTHより低くなったことを検出
した場合の動作について述べたが、振動検出部71にお
いて最初に振動信号が閾値VTHより高くなったことを検
出した場合も、パルス信号の発生が振動信号が閾値VTH
より高くなったときであること以外は同様である。
【0099】上記のようにして、振動回数計測部3で、
携帯通信端末装置に与えられる振動回数を計数したと
き、システム制御部1は、メモリ4(図1)内の機能割
り当てテーブル4a(図1)に格納された、その振動回
数に割り当てられた機能を読み出し、その機能動作を行
うように装置全体を制御する。
【0100】尚、振動回数を計測するための一定時間T
及び閾値±VTHは、第3の実施形態と同様、入力装置5
(図1)をユーザーが操作することで、その設定を変更
することができる。即ち、入力装置5をユーザーが操作
して、設定変更機能を呼び出し、一定時間T及び閾値±
VTHの値をそれぞれユーザーが設定すると、新たに設定
された時間T及び閾値±VTHがメモリ4内に記憶され
る。そして、次回、ユーザーが携帯通信端末装置に振動
を与えて各機能動作を行わせるとき、振動検出部71
は、振動信号と新たに設定された閾値±VTHとを比較し
て出力信号のレベルの切換を行うとともに、タイマ32
は、制御信号を新たに設定された時間Tの間Hiとなる
ように動作する。よって、携帯通信端末装置に与えられ
る振動のタイミングに対する感度の設定を変更すること
ができる。
【0101】又、振動検出部71の構成についても、第
3の実施形態と同様の図8のような構成と限定されるも
のでなく、他の構成としても構わない。
【0102】
【発明の効果】本発明によると、携帯通信端末装置に与
える振動の回数に応じて、携帯通信端末装置が有する複
数種類の機能を動作させることができる。よって、携帯
通信端末装置に備えられたボタンやキーなどで複雑な操
作を行わずに、各種機能を容易に動作させることができ
る。又、この振動回数に割り当てる携帯通信端末装置の
機能をユーザーが任意に設定することを可能とすること
で、そのユーザーが頻繁に使用する機能などを割り当て
るなどして、ユーザーの好みに応じた設定にすることが
できる。又、前記携帯通信端末装置に振動が与えられる
ことによって、前記振動回数に応じた機能を動作させる
手段の使用の禁止又は解除の切換を可能とすることで、
ユーザーの意図しない振動の発生による誤動作を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯通信端末装置の内部構成を示すブ
ロック図。
【図2】図1の携帯通信端末装置内に設けられた振動回
数計測部の内部構成の一例を示すブロック図。
【図3】振動信号の状態を示す図。
【図4】図2の振動回数計測部内に設けられた振動検出
部の内部構成の一例を示すブロック図。
【図5】第1の実施形態における振動回数計測部内の各
部の動作を示すタイムチャート。
【図6】第2の実施形態における振動回数計測部内の各
部の動作を示すタイムチャート。
【図7】図1の携帯通信端末装置内に設けられた振動回
数計測部の内部構成の一例を示すブロック図。
【図8】図7の振動回数計測部内に設けられた振動検出
部の内部構成の一例を示すブロック図。
【図9】第3の実施形態における振動回数計測部内の各
部の動作を示すタイムチャート。
【図10】第4の実施形態における振動回数計測部内の
各部の動作を示すタイムチャート。
【符号の説明】
1 システム制御部 2 振動センサ 3 振動回数計測部 4 メモリ 5 入力装置 6 入力装置制御部 7 出力装置 8 出力装置制御部 9 音声出力装置 10 音声入力装置 11 音声制御部 12 通信制御部 13 無線インターフェイス 14 アンテナ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信を行うとともに、複数の異なる
    種類の機能を有する携帯通信端末装置において、 外部より与えられる振動を感知するとともに、振動が与
    えられるときの連続的に振動した回数である振動回数を
    計測し、 計測した振動回数に応じて、前記各種機能を動作させる
    ことを特徴とする携帯通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記振動回数は、前記携帯通信端末装置
    に連続的に与えられる振動のうち、振動が開始してから
    1回の振動の周期が所定時間より長くなるまでに連続的
    に与えられる振動の回数に相当することを特徴とする請
    求項1に記載の携帯通信端末装置。
  3. 【請求項3】 前記振動回数は、所定時間内に連続的に
    前記携帯通信端末装置に与えられた振動の回数に相当す
    ることを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末装
    置。
  4. 【請求項4】 無線通信を行うとともに、複数の異なる
    種類の機能を有する携帯通信端末装置において、 外部より当てられる振動を検知して電気信号に変換する
    振動センサと、 該振動センサより与えられる電気信号より、振動が与え
    られるときの連続的に振動した回数である振動回数を計
    測する振動回数計測部と、 該振動回数計測部で計測される前記振動回数に対して、
    前記各種機能を割り当てて記憶するメモリと、 前記機能を動作させるために、前記携帯通信端末装置の
    各部を制御する制御部と、を有し、 前記振動回数計測部で前記振動回数が計測されたとき、
    前記制御部が該振動回数に応じて割り当てられた機能を
    前記メモリより読み出し、この読み出した機能を動作さ
    せることを特徴とする携帯通信端末装置。
  5. 【請求項5】 前記振動センサで振動が検知されたと
    き、前記振動回数計測部が前記振動回数の計測を開始す
    るとともに、 前記振動センサで検知される1回の振動の周期が所定時
    間より長くなったとき、前記振動回数計測部が前記振動
    回数の計測を終了し、このとき計測された前記振動回数
    を前記制御部に送出することを特徴とする請求項4に記
    載の携帯通信端末装置。
  6. 【請求項6】 前記振動センサで振動が検知されたと
    き、前記振動回数計測部が前記振動回数の計測を開始す
    るとともに、 該計測が開始してから所定時間が経過したとき、前記振
    動回数計測部が前記振動回数の計測を終了し、このとき
    計測された前記振動回数を前記制御部に送出することを
    特徴とする請求項4に記載の携帯通信端末装置。
  7. 【請求項7】 前記所定時間が、任意に設定可能である
    ことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の携帯通
    信端末装置。
  8. 【請求項8】 前記メモリ内に記憶された前記振動回数
    に割り当てられた複数の種類の異なる機能が、任意に設
    定可能であることを特徴とする請求項4〜請求項7のい
    ずれかに記載の携帯通信端末装置。
  9. 【請求項9】 前記携帯通信端末装置に振動が与えられ
    ることによって前記振動回数に応じた機能を動作させる
    手段の使用の禁止又は解除を、切り換えるための切換手
    段を有することを特徴とする請求項4〜請求項8のいず
    れかに記載の携帯通信端末装置。
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