JP2001358632A - 輸送手段への衛星マルチメディア配信 - Google Patents
輸送手段への衛星マルチメディア配信Info
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
- H04B7/14—Relay systems
- H04B7/15—Active relay systems
- H04B7/185—Space-based or airborne stations; Stations for satellite systems
- H04B7/18578—Satellite systems for providing broadband data service to individual earth stations
- H04B7/1858—Arrangements for data transmission on the physical system, i.e. for data bit transmission between network components
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 衛星との強調によって種々のデータ形式で輸
送手段による送信および受信を可能とする通信装置およ
び方法を提供する。 【解決手段】 ＧＳＯ衛星コンステレーション（１０）
およびＮＧＳＯコンステレーション（２０）を用いて、
種々の形式の通信信号およびマルチメディア信号を航空
機（３０）に送信することができる。ビデオ信号を復調
器（４６）によって復調し、ルータ（６４）によってＴ
Ｖモニタ（７２、７４）に、そして短期ビデオ記憶部
（７８）に経路選定する。低利得、狭帯域送信／受信機
（１００）がデータを受信し、航空機（３０）の飛行中
常時音声、コンピュータ、および制御通信を行なうこと
ができる。
送手段による送信および受信を可能とする通信装置およ
び方法を提供する。 【解決手段】 ＧＳＯ衛星コンステレーション（１０）
およびＮＧＳＯコンステレーション（２０）を用いて、
種々の形式の通信信号およびマルチメディア信号を航空
機（３０）に送信することができる。ビデオ信号を復調
器（４６）によって復調し、ルータ（６４）によってＴ
Ｖモニタ（７２、７４）に、そして短期ビデオ記憶部
（７８）に経路選定する。低利得、狭帯域送信／受信機
（１００）がデータを受信し、航空機（３０）の飛行中
常時音声、コンピュータ、および制御通信を行なうこと
ができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星通信に関し、
更に特定すれば、衛星と輸送手段（乗物）との間の通信
に関する。
更に特定すれば、衛星と輸送手段（乗物）との間の通信
に関する。
【０００２】
【従来の技術】飛行機の乗客および乗員は、価値が高い
マルチメディア情報の市場の一例である。典型的には、
音声およびデータ・ネットワークならびに娯楽に対する
選択は限られている。現在の航空機へのデータ配信手法
は、帯域幅、世界的な通信範囲、または双方において限
界がある。
マルチメディア情報の市場の一例である。典型的には、
音声およびデータ・ネットワークならびに娯楽に対する
選択は限られている。現在の航空機へのデータ配信手法
は、帯域幅、世界的な通信範囲、または双方において限
界がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この問題に
取り組み、１つの解決策をもたらすものである。
取り組み、１つの解決策をもたらすものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】好適な実施形態は、少な
くとも１つの静止衛星および少なくとも１つの非静止衛
星を含む衛星通信システムにおいて用いられる。かかる
環境では、好適な実施形態は、衛星と航空機のような輸
送手段との間において、静止衛星からの第１データを搬
送する第１キャリア信号を、輸送手段に受信させること
によって、通信を行なうことができる。第１データは、
輸送手段上に配置したアンテナによって受信される。第
１キャリア信号は、好ましくは、第１復調器によって輸
送手段上で復調され、第１データ信号を発生する。非静
止衛星からの第２データを搬送する第２キャリア信号
は、第２アンテナによって、前述の輸送手段が受信す
る。第２キャリア信号は、好ましくは、第２復調器によ
って輸送手段上で復調され、第２データ信号を発生す
る。輸送手段は、第３データを具体化した（表す）第３
データ信号の信号源を含む。輸送手段から送信する第３
データを搬送する第３キャリア信号は、第３データ信号
に応答して、変調器によって発生される。第１データ
は、輸送手段において、第１利用システムによって利用
される。また、第２データも、輸送手段において、第２
利用システムによって利用される。第１データ信号は第
１利用システムに経路選定（ルーティング）され、第２
データ信号は第２利用システムに経路選定され、第３デ
ータ信号は変調器に経路選定される。好ましくは、経路
選定は、信号ルータによって行われる。
くとも１つの静止衛星および少なくとも１つの非静止衛
星を含む衛星通信システムにおいて用いられる。かかる
環境では、好適な実施形態は、衛星と航空機のような輸
送手段との間において、静止衛星からの第１データを搬
送する第１キャリア信号を、輸送手段に受信させること
によって、通信を行なうことができる。第１データは、
輸送手段上に配置したアンテナによって受信される。第
１キャリア信号は、好ましくは、第１復調器によって輸
送手段上で復調され、第１データ信号を発生する。非静
止衛星からの第２データを搬送する第２キャリア信号
は、第２アンテナによって、前述の輸送手段が受信す
る。第２キャリア信号は、好ましくは、第２復調器によ
って輸送手段上で復調され、第２データ信号を発生す
る。輸送手段は、第３データを具体化した（表す）第３
データ信号の信号源を含む。輸送手段から送信する第３
データを搬送する第３キャリア信号は、第３データ信号
に応答して、変調器によって発生される。第１データ
は、輸送手段において、第１利用システムによって利用
される。また、第２データも、輸送手段において、第２
利用システムによって利用される。第１データ信号は第
１利用システムに経路選定（ルーティング）され、第２
データ信号は第２利用システムに経路選定され、第３デ
ータ信号は変調器に経路選定される。好ましくは、経路
選定は、信号ルータによって行われる。
【０００５】前述の技術を用いることによって、種々の
データ形式でも、従来技術では不可能な程度の精度およ
び経済性で、衛星との強調によって輸送手段による送信
および受信が可能となる。
データ形式でも、従来技術では不可能な程度の精度およ
び経済性で、衛星との強調によって輸送手段による送信
および受信が可能となる。
【０００６】
【発明の実施の形態】図１を参照すると、本発明の好適
な形態は、地球１１の軌道１２を回り、少なくとも１つ
の静止軌道（ＧＳＯ）衛星１４（図２）を含む、ＧＳＯ
衛星コンステレーション（配置）１０を備えている。
な形態は、地球１１の軌道１２を回り、少なくとも１つ
の静止軌道（ＧＳＯ）衛星１４（図２）を含む、ＧＳＯ
衛星コンステレーション（配置）１０を備えている。
【０００７】更に図１を参照すると、好適な実施形態
は、地球１１周囲の軌道２２を利用し、非静止軌道（Ｎ
ＧＳＯ）衛星２４を含むＮＧＳＯ衛星コンステレーショ
ン２０も含む。追加のＮＧＳＯ衛星も設ければ、地球の
広大なセクタ（区域）との通信が可能となり、移動通信
衛星を設けることも可能となる。
は、地球１１周囲の軌道２２を利用し、非静止軌道（Ｎ
ＧＳＯ）衛星２４を含むＮＧＳＯ衛星コンステレーショ
ン２０も含む。追加のＮＧＳＯ衛星も設ければ、地球の
広大なセクタ（区域）との通信が可能となり、移動通信
衛星を設けることも可能となる。
【０００８】好適な実施形態は、従来の商用旅客機３０
のような、従来の輸送手段と共に用いることができる。
図３を参照すると、航空機３０の機内に配置されている
装置は、高利得、広帯域受信回路４０を含む。受信回路
４０は、図示のように接続されたアンテナ４２、低ノイ
ズ増幅器（ＬＮＡ）４４および復調器４６を備えてい
る。ブロードバンド（広帯域）無線キャリア信号は、Ｆ
ＤＭＡ、時分割多元接続（ＴＤＭＡ）、および符号分割
多元接続（ＣＤＭＡ）のような、多チャネル信号を含む
ことができ、ＧＳＯ衛星からアンテナ４２によって受信
される。復調器４６の出力は、導体４８を通じて、遠隔
制御可能なスイッチ５０に伝送される。
のような、従来の輸送手段と共に用いることができる。
図３を参照すると、航空機３０の機内に配置されている
装置は、高利得、広帯域受信回路４０を含む。受信回路
４０は、図示のように接続されたアンテナ４２、低ノイ
ズ増幅器（ＬＮＡ）４４および復調器４６を備えてい
る。ブロードバンド（広帯域）無線キャリア信号は、Ｆ
ＤＭＡ、時分割多元接続（ＴＤＭＡ）、および符号分割
多元接続（ＣＤＭＡ）のような、多チャネル信号を含む
ことができ、ＧＳＯ衛星からアンテナ４２によって受信
される。復調器４６の出力は、導体４８を通じて、遠隔
制御可能なスイッチ５０に伝送される。
【０００９】信号検出器５４は、導体４８上の復調信号
を受信することができ、あるいは導体５２上のキャリア
信号を受信することができる。信号検出器５４は、導体
４８または５２に、所定の振幅の信号があるか否かにつ
いて判定を行なう。十分な振幅の信号がある場合、信号
検出器５４は、導体５８上に信号を供給し、これによっ
て、スイッチ５０は、導体４８からの復調データ信号を
導体６２に切り替える。導体４８または５２上の信号が
所定のスレショルド（閾値）未満の場合、信号検出器５
４は、導体５８上に信号を送り、これによって、スイッ
チ５０に導体４８および導体６２間の経路を開放（オー
プン）させる。
を受信することができ、あるいは導体５２上のキャリア
信号を受信することができる。信号検出器５４は、導体
４８または５２に、所定の振幅の信号があるか否かにつ
いて判定を行なう。十分な振幅の信号がある場合、信号
検出器５４は、導体５８上に信号を供給し、これによっ
て、スイッチ５０は、導体４８からの復調データ信号を
導体６２に切り替える。導体４８または５２上の信号が
所定のスレショルド（閾値）未満の場合、信号検出器５
４は、導体５８上に信号を送り、これによって、スイッ
チ５０に導体４８および導体６２間の経路を開放（オー
プン）させる。
【００１０】導体５８に供給した信号と同様の信号を、
導体５６を通じて制御モジュール６０にも供給する。制
御モジュール６０は、この信号を分析し、信号の特性に
応じてスイッチ５０を開放または閉成（クローズ）す
る。
導体５６を通じて制御モジュール６０にも供給する。制
御モジュール６０は、この信号を分析し、信号の特性に
応じてスイッチ５０を開放または閉成（クローズ）す
る。
【００１１】受信機４０が受信する無線キャリア信号
は、ビデオ信号および高速データ信号を含むことができ
る。ビデオ信号は、導体６２を通じてルータ６４に伝送
され、ルータは、他の導体６６を通じて、このビデオ信
号を従来のビデオ制御部６８に伝送する。更に、ビデオ
信号は、導体７６を通じて、短期記憶部７８に伝送され
る。短期記憶部７８は、当業者には公知である。
は、ビデオ信号および高速データ信号を含むことができ
る。ビデオ信号は、導体６２を通じてルータ６４に伝送
され、ルータは、他の導体６６を通じて、このビデオ信
号を従来のビデオ制御部６８に伝送する。更に、ビデオ
信号は、導体７６を通じて、短期記憶部７８に伝送され
る。短期記憶部７８は、当業者には公知である。
【００１２】ビデオ制御部６８は、ビデオ・データ信号
を、ネットワーク７０を通じて、輸送手段３０内の別々
の場所に位置する個々のビデオ・モニタ７２、７４に供
給する。前述の技術を用いることにより、ライブ・ビデ
オおよび記憶してあったビデオの映像を、輸送手段３０
内の乗客が利用できるようにすることができる。
を、ネットワーク７０を通じて、輸送手段３０内の別々
の場所に位置する個々のビデオ・モニタ７２、７４に供
給する。前述の技術を用いることにより、ライブ・ビデ
オおよび記憶してあったビデオの映像を、輸送手段３０
内の乗客が利用できるようにすることができる。
【００１３】更に図３を参照すると、輸送手段３０は、
低利得、狭帯域送信／受信機１００も含む。送信／受信
機１００は、図示のように接続された、アンテナ１０
２、低ノイズ増幅器１０４、および復調器１０６を備え
ている。アンテナ１０２は、衛星２４（図２）のような
狭帯域ＮＧＳＯ衛星からのＦＤＭＡ、ＴＤＭＡ、および
ＣＤＭＡのようなマルチ・チャネル信号を含む、狭帯域
キャリア信号を受信する。復調データ信号は、導体１０
８を通じて、制御モジュール６０に伝送され、更に導体
１１０を通じてルータ６４に伝送される。
低利得、狭帯域送信／受信機１００も含む。送信／受信
機１００は、図示のように接続された、アンテナ１０
２、低ノイズ増幅器１０４、および復調器１０６を備え
ている。アンテナ１０２は、衛星２４（図２）のような
狭帯域ＮＧＳＯ衛星からのＦＤＭＡ、ＴＤＭＡ、および
ＣＤＭＡのようなマルチ・チャネル信号を含む、狭帯域
キャリア信号を受信する。復調データ信号は、導体１０
８を通じて、制御モジュール６０に伝送され、更に導体
１１０を通じてルータ６４に伝送される。
【００１４】バス１１０上のデータ信号は、移動電話デ
ータを含むこともできる。移動電話データは、ルータ６
４によって、バス１１２を通じて電話ハンドセット（ｔ
ｅｌｅｐｈｏｎｅ ｈａｎｄ ｓｅｔ）１１６に、およ
びバス１１４を通じて電話ハンドセット１１８に経路選
定される。電話ハンドセットは、輸送手段３０内の別々
の位置にあってもよい。
ータを含むこともできる。移動電話データは、ルータ６
４によって、バス１１２を通じて電話ハンドセット（ｔ
ｅｌｅｐｈｏｎｅ ｈａｎｄ ｓｅｔ）１１６に、およ
びバス１１４を通じて電話ハンドセット１１８に経路選
定される。電話ハンドセットは、輸送手段３０内の別々
の位置にあってもよい。
【００１５】また、バス１１０上のデータは、インター
ネット上でＴＣＰ／ＩＰプロトコルにしたがって伝送さ
れるパケットのような、コンピュータ・データを含むこ
とができる。このデータは、ルータ６４によって、バス
１２０を通じて固定または可搬（ポータブル）コンピュ
ータ１２４に、および別のバス１２２を通じて別の固定
または可搬コンピュータ１２６に経路選定される。これ
らのコンピュータは、輸送手段３０内の別々の場所にい
る乗客が利用することができる。
ネット上でＴＣＰ／ＩＰプロトコルにしたがって伝送さ
れるパケットのような、コンピュータ・データを含むこ
とができる。このデータは、ルータ６４によって、バス
１２０を通じて固定または可搬（ポータブル）コンピュ
ータ１２４に、および別のバス１２２を通じて別の固定
または可搬コンピュータ１２６に経路選定される。これ
らのコンピュータは、輸送手段３０内の別々の場所にい
る乗客が利用することができる。
【００１６】電話による通話は、ハンドセット１１６、
１１８を利用することによって、輸送手段３０内で行な
うことができる。航空機３０に搭乗している乗客３０
は、ハンドセットに向かって発話することによって音声
データを発生し、これがルータ６４によってバス１３２
を通じて変調器１３４に経路選定され、狭帯域衛星によ
る受信に適した態様のデータを搬送する無線キャリア信
号を発生する。キャリア信号は、従来の電力増幅器１３
６（ＰＡ）によって増幅され、次いでアンテナ１０２か
ら、図１および図２に示す狭帯域衛星の１つに伝達（送
信）される。
１１８を利用することによって、輸送手段３０内で行な
うことができる。航空機３０に搭乗している乗客３０
は、ハンドセットに向かって発話することによって音声
データを発生し、これがルータ６４によってバス１３２
を通じて変調器１３４に経路選定され、狭帯域衛星によ
る受信に適した態様のデータを搬送する無線キャリア信
号を発生する。キャリア信号は、従来の電力増幅器１３
６（ＰＡ）によって増幅され、次いでアンテナ１０２か
ら、図１および図２に示す狭帯域衛星の１つに伝達（送
信）される。
【００１７】コンピュータ・データは、コンピュータ１
２４および１２６を利用することによって、輸送手段３
０から送出することができる。例えば、メッセージをコ
ンピュータ１２４にタイプ入力することができ、その結
果得られたコンピュータ・データを、バス１２２を通じ
て伝送し、ルータ６４によってバス１３２を通じて変調
器１３４に経路選定することができる。変調器は、信号
をＴＣＰ／ＩＰプロトコルに合わせ、次いで、狭帯域衛
星による受信に適した態様でデータを搬送するキャリア
信号を発生する。変調キャリア信号は、増幅され、次い
でアンテナ１０２によって図１および図２に示す狭帯域
衛星の１つに伝送される。
２４および１２６を利用することによって、輸送手段３
０から送出することができる。例えば、メッセージをコ
ンピュータ１２４にタイプ入力することができ、その結
果得られたコンピュータ・データを、バス１２２を通じ
て伝送し、ルータ６４によってバス１３２を通じて変調
器１３４に経路選定することができる。変調器は、信号
をＴＣＰ／ＩＰプロトコルに合わせ、次いで、狭帯域衛
星による受信に適した態様でデータを搬送するキャリア
信号を発生する。変調キャリア信号は、増幅され、次い
でアンテナ１０２によって図１および図２に示す狭帯域
衛星の１つに伝送される。
【００１８】また、輸送手段３０に搭乗している乗客
は、クレジット・カードのトランザクションも実行する
ことができる。例えば、クレジット・カード・リーダを
ハンドセット１１６、１１８と連動させれば、輸送手段
３０から伝送されたデータを、狭帯域衛星の１つに入力
することができる。信号は、地球に中継され、クレジッ
ト・カード番号が検証される。クレジット・カード番号
を受け入れるかまたは拒絶するかを示す回答が、アンテ
ナ１０２および復調器１０６を介して、返送信号によっ
て制御部６０に送られ、制御部６０は、バス６３を通じ
てプログラミング信号をルータ６４に伝送する。バス６
３からの信号に応答して、ルータ６４は、クレジット・
カード番号が提示されたハンドセットによる、電話メッ
セージの利用を許可または禁止する。同様の動作モード
によって、クレジット・カード番号の受け入れに基づい
て、コンピュータ１２４、１２６の一方による信号の受
信を許可または禁止することも可能である。
は、クレジット・カードのトランザクションも実行する
ことができる。例えば、クレジット・カード・リーダを
ハンドセット１１６、１１８と連動させれば、輸送手段
３０から伝送されたデータを、狭帯域衛星の１つに入力
することができる。信号は、地球に中継され、クレジッ
ト・カード番号が検証される。クレジット・カード番号
を受け入れるかまたは拒絶するかを示す回答が、アンテ
ナ１０２および復調器１０６を介して、返送信号によっ
て制御部６０に送られ、制御部６０は、バス６３を通じ
てプログラミング信号をルータ６４に伝送する。バス６
３からの信号に応答して、ルータ６４は、クレジット・
カード番号が提示されたハンドセットによる、電話メッ
セージの利用を許可または禁止する。同様の動作モード
によって、クレジット・カード番号の受け入れに基づい
て、コンピュータ１２４、１２６の一方による信号の受
信を許可または禁止することも可能である。
【００１９】ルータ６４は、図３に示す種々のバスおよ
び導体上のデータを交換するようにプログラムすること
も可能である。このプログラミングは、アンテナ１０２
によって受信し、復調器１０６およびバス１０８を介し
て制御モジュール６０に伝送することができる。モジュ
ール６０は、公知の方法で、ルータ６４をプログラムす
る。
び導体上のデータを交換するようにプログラムすること
も可能である。このプログラミングは、アンテナ１０２
によって受信し、復調器１０６およびバス１０８を介し
て制御モジュール６０に伝送することができる。モジュ
ール６０は、公知の方法で、ルータ６４をプログラムす
る。
【００２０】図４は、衛星１４および１５のようなＧＳ
Ｏ衛星によって伝送される種々のデータ・チャネルの周
波数分配の好適な形態を示す。例えば、かかる衛星によ
って伝達される無線キャリア信号は、ビデオ・チャネル
１５０〜１５３、および高速データ・チャネル１５６を
含むことができる。
Ｏ衛星によって伝送される種々のデータ・チャネルの周
波数分配の好適な形態を示す。例えば、かかる衛星によ
って伝達される無線キャリア信号は、ビデオ・チャネル
１５０〜１５３、および高速データ・チャネル１５６を
含むことができる。
【００２１】図５は、狭帯域衛星に対する周波数分配の
好適な形態を示す。例えば、かかる衛星は、音声チャネ
ル１６０〜１６５に分割され、更にデータ・チャネル１
７０〜１７３を含む、無線キャリア信号を伝送すること
ができる。
好適な形態を示す。例えば、かかる衛星は、音声チャネ
ル１６０〜１６５に分割され、更にデータ・チャネル１
７０〜１７３を含む、無線キャリア信号を伝送すること
ができる。
【００２２】図４および図５に示す種々のチャネルに関
して、その各々は、周波数分割多元接続符号化によって
伝達することができる。あるいは、符号分割多元接続ま
たは時分割多元接続も使用可能である。
して、その各々は、周波数分割多元接続符号化によって
伝達することができる。あるいは、符号分割多元接続ま
たは時分割多元接続も使用可能である。
【００２３】図６は、衛星から輸送手段３０への伝送ま
たはその逆の伝送に、様々な種類のデータが利用可能な
典型的な時間期間を示す。時間Ｔ１〜Ｔ２では、高速デ
ータをＧＳＯ衛星１４から受信することができ、時間期
間Ｔ３〜Ｔ４では、高速データもＧＳＯ衛星１５から受
信することができる。時間期間Ｔ２〜Ｔ３には、衛星１
４からも衛星１５からもデータを受信することはできな
い。しかしながら、時間期間Ｔ１〜Ｔ４の飛行全体を通
じて、ＮＧＳＯ衛星からデータを受信することができ
る。その結果、移動電話データのような音声データは、
図６における一番上の線に示すように、時間Ｔ１〜Ｔ４
において受信することができる。時間期間Ｔ２〜Ｔ３を
除いて、ＧＳＯ衛星から高速データを受信することがで
きるので、図６の２番目の線に示すような時間期間で
は、狭帯域衛星からの低レート・データのみが用いられ
る。図６の３番目の線に示すように、高レート・データ
は、時間期間Ｔ１〜Ｔ２およびＴ３〜Ｔ４において、輸
送手段３０によって受信される。図６の４番目の線に示
すように、ライブ・ビデオ信号は、時間期間Ｔ１〜Ｔ２
ではＧＳＯ衛星１４から、そして時間期間Ｔ３〜Ｔ４で
はＧＳＯ衛星１５から受信することができる。時間期間
Ｔ１〜Ｔ２およびＴ３〜Ｔ４において、ライブ・ビデオ
が衛星１４からも１５からも得られない場合、ビデオ制
御部６８（図３）は、短期記憶部７８からＴＶモニタ７
２、７４にビデオ信号を供給することができる。
たはその逆の伝送に、様々な種類のデータが利用可能な
典型的な時間期間を示す。時間Ｔ１〜Ｔ２では、高速デ
ータをＧＳＯ衛星１４から受信することができ、時間期
間Ｔ３〜Ｔ４では、高速データもＧＳＯ衛星１５から受
信することができる。時間期間Ｔ２〜Ｔ３には、衛星１
４からも衛星１５からもデータを受信することはできな
い。しかしながら、時間期間Ｔ１〜Ｔ４の飛行全体を通
じて、ＮＧＳＯ衛星からデータを受信することができ
る。その結果、移動電話データのような音声データは、
図６における一番上の線に示すように、時間Ｔ１〜Ｔ４
において受信することができる。時間期間Ｔ２〜Ｔ３を
除いて、ＧＳＯ衛星から高速データを受信することがで
きるので、図６の２番目の線に示すような時間期間で
は、狭帯域衛星からの低レート・データのみが用いられ
る。図６の３番目の線に示すように、高レート・データ
は、時間期間Ｔ１〜Ｔ２およびＴ３〜Ｔ４において、輸
送手段３０によって受信される。図６の４番目の線に示
すように、ライブ・ビデオ信号は、時間期間Ｔ１〜Ｔ２
ではＧＳＯ衛星１４から、そして時間期間Ｔ３〜Ｔ４で
はＧＳＯ衛星１５から受信することができる。時間期間
Ｔ１〜Ｔ２およびＴ３〜Ｔ４において、ライブ・ビデオ
が衛星１４からも１５からも得られない場合、ビデオ制
御部６８（図３）は、短期記憶部７８からＴＶモニタ７
２、７４にビデオ信号を供給することができる。
【００２４】尚、以上の説明は、好適な実施形態につい
て行なったものであり、特許請求の範囲に規定した本発
明の真の精神および範囲から逸脱することなく、変形お
よび変更が可能であることは、当業者には理解されるで
あろう。
て行なったものであり、特許請求の範囲に規定した本発
明の真の精神および範囲から逸脱することなく、変形お
よび変更が可能であることは、当業者には理解されるで
あろう。
【図１】衛星の静止コンステレーションの好適な形態、
および地球軌道を回る衛星の非静止コンステレーション
の好適な形態の断片的概略図である。
および地球軌道を回る衛星の非静止コンステレーション
の好適な形態の断片的概略図である。
【図２】図１に示したコンステレーションにおける衛星
の一部を、航空機の一例と共に示す、概略断片図であ
る。
の一部を、航空機の一例と共に示す、概略断片図であ
る。
【図３】図２に示した航空機上に配置した装置の好適な
形態の概略ブロック図である。
形態の概略ブロック図である。
【図４】周波数分割多元接続（ＦＤＭＡ）を用いた場合
の、図１および図２に示した静止衛星の１つによって送
信するデータ・チャネルに対する周波数分配の好適な形
態を示す概略図である。
の、図１および図２に示した静止衛星の１つによって送
信するデータ・チャネルに対する周波数分配の好適な形
態を示す概略図である。
【図５】ＦＤＭＡを用いた場合の、図１および図２に示
す非静止衛星の１つによって送信するデータ・チャネル
に対する周波数分配の好適な形態を示す概略図である。
す非静止衛星の１つによって送信するデータ・チャネル
に対する周波数分配の好適な形態を示す概略図である。
【図６】図２に示す航空機の飛行中における種々の部分
において、航空機が利用するデータの形式を示すタイム
・シーケンス図である。
において、航空機が利用するデータの形式を示すタイム
・シーケンス図である。
１０ 静止軌道衛星コンステレーション １１ 地球 １２ 軌道 １４ 静止衛星（ＧＳＯ） ２０ 非静止軌道衛星コンステレーション ２４ 非静止軌道衛星 ３０ 商用旅客機 ４０ 高利得、広帯域受信回路 ４２ アンテナ ４４ 低ノイズ増幅器 ４６ 復調器 ５０ スイッチ ５４ 信号検出器 ６０ 制御モジュール ６４ ルータ ６８ ビデオ制御部 ７８ 短期記憶部
Claims (10)
- 【請求項１】 少なくとも１つの静止広帯域衛星および
少なくとも１つの狭帯域衛星を備える衛星通信システム
において、輸送手段上に配置し、前記衛星と前記輸送手
段との間の通信を行なうのに適合する通信装置であっ
て、 前記広帯域静止衛星から、第１データを搬送する第１キ
ャリア信号を受信するように構成された第１アンテナ
と、 前記第１アンテナに接続され、前記第１キャリア信号を
復調して第１データ信号を発生するように構成された第
１復調器と、 前記狭帯域衛星から、第２データを搬送する第２キャリ
ア信号を受信するように構成された第２アンテナと、 前記第２アンテナに接続され、前記第２キャリア信号を
復調して第２データ信号を発生する第２復調器と、 第３データを表す第３データ信号の信号源と、 前記第３データ信号に応答して、前記第２アンテナによ
る送信のために、前記第３データを搬送する第３キャリ
ア信号を発生する変調器と、 前記第１データを利用するように構成された第１利用シ
ステムと、 前記第２データを利用するように構成された第２利用シ
ステムと、 前記第１データ信号を前記第１利用システムに経路選定
し、前記第２データ信号を前記第２利用システムに経路
選定し、前記第３データ信号を前記変調器に経路選定す
るように接続されたルータと、 の組み合わせを備えた通信装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の装置において、前記第２
アンテナが狭帯域アンテナから成る装置。 - 【請求項３】 請求項１記載の装置において、前記輸送
手段が航空機から成る装置。 - 【請求項４】 請求項１記載の装置であって、更に、前
記第１復調器を前記ルータに結合するように配置したス
イッチを備える装置。 - 【請求項５】 請求項４記載の装置であって、更に、前
記第１キャリア信号および前記第１データ信号の一方が
所定の信号レベルよりも高いことに応答して、前記スイ
ッチに、前記第１データ信号を前記ルータに結合させる
信号検出器を備える装置。 - 【請求項６】 請求項５記載の装置において、前記信号
検出器が、前記第１キャリア信号および前記第１データ
信号の一方が所定の信号レベルよりも低いことに応答し
て、前記スイッチが前記第１データ信号を前記ルータに
結合するのを禁止する、装置。 - 【請求項７】 請求項１記載の装置において、前記第２
データが、第２制御データおよび第２通信データから成
り、前記第２利用システムが、前記輸送手段内の第１位
置にある第１利用ステーションと、前記輸送手段内の第
２位置にある第２利用ステーションとを備え、前記装置
が、更に、前記制御データに応答して前記ルータをプロ
グラムし、前記第２通信データの前記第１および第２利
用ステーションの少なくとも一方に対する通信を選択的
に禁止する制御モジュールを備える、装置。 - 【請求項８】 少なくとも１つの静止衛星および少なく
とも１つの非静止衛星を備える衛星通信システムにおい
て、前記衛星と輸送手段との間で通信を行なう方法であ
って、 前記輸送手段において、前記静止衛星から第１データを
搬送する第１キャリア信号を受信するステップと、 前記第１キャリア信号を復調して第１データ信号を発生
するステップと、 前記輸送手段において、前記非静止衛星から第２データ
を搬送する第２キャリア信号を受信するステップと、 前記第２キャリア信号を復調して第２データ信号を発生
するステップと、 前記輸送手段において、第３データを表す第３データ信
号を発生するステップと、 前記第３データ信号を変調し、前記輸送手段からの送信
のために、前記第３データを搬送する第３キャリア信号
を発生するステップと、 前記輸送手段内の第１サイトにおいて前記第１データを
利用するステップと、 前記輸送手段内の第２サイトにおいて前記第２データを
利用するステップと、 前記第１データ信号を前記第１サイトに経路選定するス
テップと、 前記第２データ信号を前記第２サイトに経路選定するス
テップと、 前記第３データ信号を経路選定し、前記変調を可能にす
るステップと、 の組み合わせを含む方法。 - 【請求項９】 請求項８記載の方法であって、更に、前
記第１キャリア信号または前記第１データ信号の一方
が、所定の信号レベルよりも高いことを検出し、該検出
に応答して、前記第１データ信号の送信を可能にするス
テップを含む方法。 - 【請求項１０】 請求項９記載の方法であって、更に、
前記第１キャリア信号および前記第１データ信号の一方
が、所定の信号レベルよりも低いことを検出し、該検出
に応答して、前記第１データ信号の送信を禁止するステ
ップを含む方法。
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2001
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