JP2001357796A - カラー受像管 - Google Patents

カラー受像管

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JP2001357796A JP2001061325A JP2001061325A JP2001357796A JP 2001357796 A JP2001357796 A JP 2001357796A JP 2001061325 A JP2001061325 A JP 2001061325A JP 2001061325 A JP2001061325 A JP 2001061325A JP 2001357796 A JP2001357796 A JP 2001357796A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 負の非点収差を取り除くとともに、主レンズ
の水平方向径を大きくできる主レンズ部構造を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 集束電極23および最終加速電極24の
うちの集束電極23の内部にのみ、電子ビームの3本の
各々が通過する3個の電子ビーム通過孔30a、30
b、30cがインライン状に形成された垂直電極板28
が設けられており、かつ、最終加速電極24の内部にの
み、集束電極23に向かって延びるインライン面とほぼ
平行に衝立状の水平電極板29が電子ビーム通過孔31
a、31b、31cの上下の少なくともいずれかに設け
られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー受像管装置
に関し、特に、3本の電子ビームを蛍光面に集束させる
ための主レンズを構成する電極に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にカラー受像管装置は、パネルおよ
びこのパネルに一体に接合されたファンネルからなる外
囲器を有し、ファンネルのネック内に配置された電子銃
から放出される3本の電子ビームが、ファンネルの外側
に装着された偏向装置の発生する水平および垂直偏向磁
界により偏向され、水平、垂直走査しながらパネル内面
にシャドウマスクに対向して形成された蛍光体スクリー
ンに射突することにより、カラー画像を表示するように
形成されている。
【0003】このようなカラー受像管装置に用いられる
偏向装置の磁界は、一般に、3本の電子ビームを画面上
で集中させるセルフコンバーゼンス構成をなしており、
このために水平方向磁界はピンクッション状に、垂直偏
向磁界はバレル状に歪んでいる。このため、偏向磁界を
通過する3本の電子ビームは水平方向で発散作用を、そ
して垂直方向では集束作用をそれぞれ受ける。このよう
に水平方向よりも垂直方向に強い集束作用を負の非点収
差という。
【0004】偏向角度が増すのに伴い電子ビーム軌道が
長大化すると、前記のようなセルフコンバーゼンス磁界
のため、特に蛍光体スクリーン面の周辺部において上記
負の非点収差が顕著に現れ、電子ビームスポットが水平
方向に長軸を置く横長扁平状の断面形状となって水平解
像度が低下するといった課題がある。この課題は、近年
のようなパネルのフラット化、偏向角の拡大化により、
ますます顕著になっている。
【0005】そのため、蛍光体スクリーン面上で解像度
の高い画像を描くためには、電子銃によって、水平方向
のスポット径を小さくする必要がある。
【0006】一般にカラー受像管装置におけるスポット
径は、電子銃の主レンズでの球面収差が少ないほど小さ
くすることができる。電子ビームの主レンズへの入射角
度をαとすると、主レンズの中で最も優勢な球面収差が
寄与するスポット径δは、 δ=(M・Csp・α3)/2 と表される。ここで、Mはレンズ倍率、Cspは球面収
差係数である。主レンズのレンズ作用を弱めると、レン
ズ倍率、球面収差が低減される、すなわち主レンズ口径
を実効的に大きくすることで、蛍光体スクリーン上のス
ポット径を小さくすることができる。
【0007】特公平2−18540号公報に開示されて
いる従来のカラー受像管用電子銃の主レンズは、図11
に示されるように管軸方向に互いに間隔を隔てて設けら
れた集束電極32、最終加速電極33と、最終加速電極
に接続された遮蔽カップ34で構成されている。集束電
極32と最終加速電極33は、それぞれ前記3本の電子
ビーム8a、8b、8cを取り囲む外周電極35、36
と、外周電極35、36の対向端面から後退された位置
に、電子ビームがほぼ垂直に通過するように配置された
電極板(以下「垂直電極板」という)37、38からな
る。
【0008】垂直電極板37、38の平面図を図12に
示す。垂直電極板37、38の各開孔39a、39b、
39c、40a、40b、40cは、水平方向の径がそ
れぞれの垂直方向の径よりも小さく形成されている。こ
のように主レンズを形成する集束電極32と最終加速電
極33のそれぞれの外周電極35、36の内部に配置さ
れた垂直電極板37、38を後退させることにより、集
束電極内部に最終加速電極の高電位を深く侵入させ、か
つ、最終加速電極内部に集束電極の低電位を深く侵入さ
せ、主レンズ口径を実効的に大きくして、蛍光体スクリ
ーン上のスポット径を縮小している。
【0009】また、水平方向に長径をもつ外周電極のた
めに水平方向よりも垂直方向のレンズ集束作用が強くな
る負の非点収差を、垂直電極板37、38の水平方向の
開孔径Rhを垂直方向の開孔径Rvよりも小さくして、
水平方向の電位の侵入を抑えることで取り除いている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のカラー受像管装置の電子銃では、主レンズ口
径の拡大と非点収差の調整とを同時に行うには限界があ
った。この技術では、主レンズ口径を拡大させるために
垂直電極板を後退させているが、その一方で、非点収差
を調整するために垂直電極板の開孔の水平径を小さくし
ているので、特に水平方向の主レンズ口径を大きくする
には限界がある。
【0011】本発明は、比較的簡単な構成で、非点収差
を容易に調整できるとともに、主レンズ口径を大きくす
ることができるもので、特に水平方向のレンズ口径を大
きくして水平方向の解像度を高めることのできる主レン
ズ部構造を持ったカラー受像管を提供することを目的と
している。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のカラー受像管
は、蛍光体スクリーンが形成された前面パネルとファン
ネルとからなる外囲器と、前記ファンネルのネック部内
に設けられたインライン形電子銃とからなるカラー受像
管において、前記インライン形電子銃が、前記ネック部
の管軸方向に所定の間隔をおいて対向して設けられて主
レンズを形成する集束電極および最終加速電極と、前記
最終加速電極の前記蛍光体スクリーン面側に、底部に電
子ビーム通過孔が少なくとも1つ設けられ、前記底部を
介して前記最終加速電極と接続された遮蔽カップとを有
しており、前記集束電極および前記最終加速電極のうち
の前記集束電極の内部にのみ、前記電子ビームの3本の
各々が通過する3個の電子ビーム通過孔がインライン状
に形成された垂直電極板が設けられており、かつ、前記
最終加速電極の内部にのみ、前記集束電極に向かって延
びるインライン面とほぼ平行に衝立状の水平電極板が前
記電子ビーム通過孔の上下の少なくともいずれかに設け
られていることを特徴とする。
【0013】この構成により、水平方向の主レンズ口径
の拡大効果を損なうことなく、非点収差の補正を行なう
ことができる。したがって、蛍光体スクリーンパネルの
フラット化や偏向角の拡大によって、蛍光体スクリーン
面周辺のスポットの横長歪みが顕著になった場合におい
ても、周辺の水平方向のスポット径を小さくすることに
より横長歪みを低減し、解像度の高いカラー受像管装置
を提供することができる。
【0014】また、前記遮蔽カップの底部に形成された
電子ビーム通過孔が円形であることが好ましい。
【0015】この構成により、電子銃組み立て時に使用
する組み立て治具の形状を円形とすることができ、複雑
な形状とする必要がないので、組み立て治具の加工を容
易にし、電子銃の組み立ても容易になる。
【0016】また、前記遮蔽カップの底部に形成された
電子ビーム通過孔の内、少なくとも1個が非円形である
ことが好ましい。
【0017】この構成により、3本の電子ビームに与え
られる非点収差量を個別に調整することができる。ま
た、非点収差量のバラツキを電子ビーム通過孔の打ち抜
き精度のみによって制限できる。
【0018】また、前記垂直電極板の3個の開孔のうち
中央の開孔の径は、インライン方向において小さく、前
記方向に垂直な方向で大きく形成されていることが好ま
しい。
【0019】この構成により、中央の開孔を通過する電
子ビームにおいて、水平方向に長径をもつ外周電極のた
めに水平方向よりも垂直方向のレンズ集束作用が強い負
の非点収差を取り除くことができる。
【0020】また、前記水平電極板は、3本の電子ビー
ムの中央のビーム付近と両側のビーム付近とで高さが異
なることが好ましい。
【0021】この構成により、3本の電子ビームに与え
られる非点収差量を個別に調整することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0023】図2に示すカラー受像管は、パネル1およ
びこのパネル1に一体に接合された漏斗状のファンネル
2からなる外囲器を有している。パネル1の内面には、
青色、緑色、赤色に発光する三色の蛍光体層からなる蛍
光体スクリーン3が形成され、この蛍光体スクリーン3
に対向して、多数の電子ビーム通過孔の形成されたシャ
ドウマスク4が配置されている。ファンネル2のネック
部5には、電子銃6が配置されている。また、偏向ヨー
ク7は、ファンネル2の径大部とネック部5との境界部
に装着され、電子銃6から放出される電子ビーム8を水
平および垂直方向に偏向する。
【0024】本発明の電子銃の主レンズは、図1に示さ
れるように互いに間隔を隔てて設けられた集束電極2
3、最終加速電極24と、最終加速電極24に接続され
た遮蔽カップ25で構成されている。主レンズを形成す
る集束電極23は、図1および図3に示されるように、
3本の電子ビーム(図示せず)を取り囲む外周電極26
と、垂直電極板28とを有している。垂直電極板28に
は電子ビームが通過する3つの開孔30a、30b、3
0cが形成されている。
【0025】最終加速電極24は、3本の電子ビーム8
a、8b、8cを取り囲む外周電極27のみで構成され
る。図1および図4に示すように、外周電極27のスク
リーン側端面に配設された遮蔽カップ25に電子ビーム
8a、8b、8cが通過する内径Rの3つの開孔31
a、31b、31cが形成され、遮蔽カップ25の開孔
31a、31b、31cの上下に集束電極23に向かっ
て延びる電極板(以下「水平電極板」という)29が一
対配設されている。
【0026】一般に、カラー受像管用電子銃では、集束
電極23に低電位が、最終加速電極24に高電位がそれ
ぞれ印加され、集束電極側に集束レンズ、最終電極側に
発散レンズが形成され、これらの合成電界が主レンズ電
界となる。遮蔽カップ25の開孔31a、31b、31
cの上下に配設される水平電極板29は最終加速電極2
4に電気的に接続され、高電位が加えられているため、
最終加速電極24内部に浸透する低電位が垂直方向のみ
で抑えられ、垂直方向の発散レンズだけが強くなる。し
たがって、水平方向に長軸を持つ外周電極26、27に
より発生する、水平方向よりも強い垂直方向のレンズの
集束作用、つまり負の非点収差を取り除くことができ
る。
【0027】また、従来の主レンズのように最終加速電
極内部に低電位の浸透を妨げる垂直電極板が存在しない
ため、特に水平方向について集束電極の低電位を最終加
速電極内部により深く侵入させることが可能となり、水
平方向の主レンズ口径を拡大できる。
【0028】ここまでは、水平方向よりも垂直方向のレ
ンズ集束作用が強い負の非点収差を取り除くことについ
て説明したが、本発明では、さらに、非点収差を調整し
て有効な非点収差を主レンズに与えることも可能であ
り、また、水平方向の主レンズ口径をより拡大すること
もできる。
【0029】図5は、3次元シミュレーションにより求
めた、水平電極板の高さ(管軸方向の長さ)hに対する
水平方向の主レンズ口径、および垂直方向よりも水平方
向のレンズ集束作用が強い非点収差(これを正の非点収
差という)量の関係を示す。高さhを高くしていくと、
垂直方向よりも水平方向に強い集束レンズ作用が増すと
同時に、水平方向の主レンズ口径をさらに拡大すること
ができることがわかる。
【0030】前述したように、セルフコンバーゼンス磁
界によって、特に蛍光体スクリーン面の周辺部では蛍光
体スクリーン面上の電子ビームスポットが水平方向に長
軸を置く横長扁平状に歪む傾向にあるので、負の非点収
差を取り除くだけでなく、敢えて正の非点収差を主レン
ズに与えることが周辺部の水平スポット径の縮小化に有
効である。
【0031】つまり、本発明では、水平電極板29の高
さhを調整することによって、主レンズに与える正の非
点収差を増すとともに水平方向の主レンズ口径をさらに
拡大し、これにより、蛍光体スクリーン面の解像度をさ
らに高めることができる。
【0032】また、本発明によると、従来の電子銃のよ
うに最終加速電極内部に垂直電極板が存在しないので、
水平電極板高さhが垂直電極板の位置による制限を受け
ることがない。従って、垂直方向よりも水平方向に強い
集束レンズ作用を主レンズに持たせるのに非常に適して
おり、水平電極板の高さhを自由に変化させて、水平ス
ポット径の縮小化および解像度の向上を容易に図れる。
【0033】以下、具体例を示す。図3に示すように、
集束電極23の水平開孔径Dh=19.2〔mm〕、垂
直開孔径Dv=8.2〔mm〕、垂直電極板28の3つ
の開孔30a、30b、30cの垂直径Vc=Vs=
8.0〔mm〕、センター開孔30bの水平径hc=
4.7〔mm〕、サイド開孔30a、30cの水平径h
si=2.35〔mm〕、hso=4.0〔mm〕、垂
直電極板28の後退量L=5.0〔mm〕である。図4
に示すように、遮蔽カップ25の3個の開孔31a、3
1b、31cの直径R=4.8〔mm〕、遮蔽カップ2
5に配設される電極板29の幅w=6.5〔mm〕、す
べての開孔の離心距離S=5.5〔mm〕である。
【0034】このとき、電極板29の高さhを0〔m
m〕として、非点収差量を0〔V〕とすると、実効的な
主レンズの水平径をφ9.6〔mm〕という大きな口径
にすることができる。さらに、電極板29の高さhを
5.0〔mm〕として、非点収差量を1700〔V〕と
すると、実効的な主レンズの水平径をφ10.6〔m
m〕とさらに大きくすることができる。
【0035】以上の実施の形態では、遮蔽カップ25の
3つの開孔形状をすべて円形としたが、図6、図7、図
8、図9に示すように、遮蔽カップのセンター孔31
b、或いはサイド孔31a、31cの開孔形状を非円形
とすることで3本の電子ビームに与えられる非点収差量
を個別に調整することができる。また、非点収差量の調
整を孔形状で行なうため、非点収差のバラツキを開孔の
打ち抜き精度のみで制限でき、バラツキを低減できると
いった利点もある。
【0036】また、遮蔽カップ25の底部に形成する開
孔を、上記の実施の形態のように3本の電子ビームにそ
れぞれ対応させて3つ形成するのではなく、共通する1
つの開孔とすることもできる。
【0037】また、図10に示したように、水平電極板
29の高さを中央部と両端部で変えることで3本の電子
ビームに与えられる非点収差量を個別に調整することも
可能である。
【0038】また、最終加速電極24と遮蔽カップ25
を別部材として説明したが、これを一体物として形成し
てもよい。
【0039】以上説明した発明は、主レンズを形成する
電子銃を用いたカラー受像管装置に適用することができ
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、比
較的簡単な構造で、負の非点収差を取り除くと同時に、
主レンズ口径を大きく、特に水平方向のレンズ口径を大
きくして蛍光体スクリーン面上のスポット径を小さくで
きる。そのうえ、正の非点収差を主レンズに与えること
が容易であるため、さらに水平方向のレンズ口径を大き
くしてスポット径をさらに小さくすることができ、カラ
ー受像管のフォーカス特性を格段に改善できる効果があ
る。
【0041】さらに、本発明では、最終加速電極内部に
電極板が無いため、電子銃組立て時に最終加速電極、集
束電極に対し同径、同軸の治具を用いて外周電極だけで
位置規制を行うことが可能となって、電極板を治具で規
制しなくて済むため、フォーカス特性を著しく劣化させ
る電極板の変形を無くし、電子銃の組立精度を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の主レンズ付近の断面図
【図2】カラー受像管の断面図
【図3】本発明の集束電極の平面図
【図4】本発明の最終加速電極の平面図
【図5】水平電極板の高さhと水平方向の主レンズ口
径、正の非点収差量との関係を示すグラフ
【図6】本発明の遮蔽カップ底面の電子ビーム通過孔の
形状を示す図
【図7】本発明の遮蔽カップ底面の電子ビーム通過孔の
形状を示す図
【図8】本発明の遮蔽カップ底面の電子ビーム通過孔の
形状を示す図
【図9】本発明の遮蔽カップ底面の電子ビーム通過孔の
形状を示す図
【図10】本発明の水平電極板の他の実施の形態を示す
【図11】従来の電子銃の主レンズ部の断面図
【図12】従来の集束電極の平面図
【符号の説明】
1 パネル 2 ファンネル 3 蛍光体スクリーン 4 シャドウマスク 5 ネック部 6 電子銃 8、8a、8b、8c 電子ビ−ム 17 主レンズ 23 集束電極 24 最終加速電極 25 遮蔽カップ 26、27 外周電極 28 垂直電極板 29 水平電極板 30a、30b、30c、31a、31b、31c 電
子ビーム通過孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛍光体スクリーンが形成された前面パネ
    ルとファンネルとからなる外囲器と、前記ファンネルの
    ネック部内に設けられたインライン形電子銃とからなる
    カラー受像管において、 前記インライン形電子銃が、 前記ネック部の管軸方向に所定の間隔をおいて対向して
    設けられて主レンズを形成する集束電極および最終加速
    電極と、 前記最終加速電極の前記蛍光体スクリーン面側に、底部
    に電子ビーム通過孔が少なくとも1つ設けられ、前記底
    部を介して前記最終加速電極と接続された遮蔽カップと
    を有しており、 前記集束電極および前記最終加速電極のうちの前記集束
    電極の内部にのみ、前記電子ビームの3本の各々が通過
    する3個の電子ビーム通過孔がインライン状に形成され
    た垂直電極板が設けられており、かつ、 前記最終加速電極の内部にのみ、前記集束電極に向かっ
    て延びるインライン面とほぼ平行に衝立状の水平電極板
    が前記電子ビーム通過孔の上下の少なくともいずれかに
    設けられていることを特徴とするカラー受像管。
  2. 【請求項2】 前記遮蔽カップの底部に形成された電子
    ビーム通過孔が3個であってかつ円形であることを特徴
    とする請求項1記載のカラー受像管。
  3. 【請求項3】 前記遮蔽カップの底部に形成された電子
    ビーム通過孔の内、少なくとも1個が非円形であること
    を特徴とする請求項1記載のカラー受像管。
  4. 【請求項4】 前記垂直電極板の3個の開孔のうち中央
    の開孔の径は、インライン方向において小さく、前記方
    向に垂直な方向で大きく形成されていることを特徴とす
    る請求項1〜3記載のカラー受像管。
  5. 【請求項5】 前記水平電極板は、3本の電子ビームの
    中央のビーム付近と両側ビーム付近とで高さが異なるこ
    とを特徴とする請求項1〜4記載のカラー受像管。
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